JP2003091469A - ビッド情報を格納するためにジョブチケットサービスを使用する装置 - Google Patents

ビッド情報を格納するためにジョブチケットサービスを使用する装置

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JP2003091469A JP2002147989A JP2002147989A JP2003091469A JP 2003091469 A JP2003091469 A JP 2003091469A JP 2002147989 A JP2002147989 A JP 2002147989A JP 2002147989 A JP2002147989 A JP 2002147989A JP 2003091469 A JP2003091469 A JP 2003091469A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワークにおいてサービス
に対するビッド情報を格納する。 【解決手段】 コンピュータネットワークに連結され、
クライアントとプロセッサとに連結されるサービスバス
(41)と、該サービスバスに連結され、クライアント
のジョブ要求に関連するジョブチケット(61)を格納
することができるジョブチケットサービス(60)と、
前記サービスバスに連結され、前記ジョブ要求の通知を
登録することができるビディングサービス(90)とを
具備し、前記プロセッサのうちの1つまたは複数は、前
記ジョブ要求を完了するビッドを提出し、該ビッドはビ
ッド情報を含み、前記ジョブチケットサービスは、前記
ジョブチケットとともに落札ビッド情報(98)を格納
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本技術分野は、ネットワーク
環境におけるサービスの統合および制御である。 【0002】 【従来の技術】コンピュータベースのネットワークで
は、1つまたは複数の動作ユニットによってサービスが
提供される場合がある。ネットワークのユーザは、特定
のタスクを生成し、それらタスクを、動作ユニットのう
ちの1つに割当てられたネットワーク内に送信すること
ができる。たとえば、コンピュータ端末のユーザは、端
末にインストールされたプリンタドライバを使用して印
刷注文を生成することができる。プリンタドライバは、
印刷要求を制御するために使用される。他の例では、コ
ンピュータ端末のユーザは、印刷注文を生成しその印刷
注文をコンピュータネットワークに送信することによっ
て、印刷注文が印刷サービスによって完了されるように
することができる。印刷注文は、会社案内と関連してよ
い。印刷注文は、用紙タイプ、フォントサイズ、レイア
ウト、グラフィクス、色および他の要件等、一意の要件
を含んでよい。ユーザは、Kinkos等の特定の印刷
サービスが会社案内を作成するよう指定することができ
る。代替的に、コンピュータネットワークは、ユーザに
印刷サービスを提案するプログラムを含むことができ
る。 【0003】印刷ジョブを制御するために、ユーザのコ
ンピュータ端末は、ジョブチケットを生成することがで
きる。ジョブチケットは、上に列挙した要件等の要件
と、ジョブステータスを、コンピュータネットワークを
通して追跡することを可能にする特定ジョブの識別と、
を含む。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ジョブチケットを使用
することにより、印刷および同様のサービスが、サービ
スの完了に最も適したリソース(すなわち、動作ユニッ
ト)に割付けられることが可能になる。不都合なこと
に、現コンピュータシステムでは、インターネット等の
ネットワーク化されたコンピュータシステムに存在する
多種多様のサービスに対するアクセスが可能ではない。
さらに、現システムでは、ユーザが現存のリソースにつ
いて幾分かの知識を有することが必要であり、ユーザが
サービスと通信するための適用可能なプログラミングを
有することが必要である場合がある。さらに、現システ
ムでは、ジョブ要求がいくつかのプロセッサ間で分割さ
れることが可能でない。その結果、ジョブ要求の完了
は、必要以上に時間がかかる可能性があり、最も効率的
で最低コストの方法で完了されない可能性がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】ジョブチケットの使用に
関するこれらおよび他の問題を解決するために、方法お
よび装置は、クライアントが電子サービスを使用してジ
ョブ属性およびプロセスを管理することができるように
する。サービスは、ネットワーク上の複数のユーザによ
るジョブチケットのアクセスおよび変更を可能にするジ
ョブチケットサービスを含む。本方法および装置は、ネ
ットワークアクセス可能ジョブチケットを使用して特定
のジョブまたは内容に関連する。ジョブチケットは、ル
ーチンおよびデータを備えた、XMLオブジェクト等の
オブジェクトであってよい。内容はネットワークに格納
されてよく、複数のジョブチケットによってアクセスさ
れてよい。ジョブチケットの格納および管理は、ユーザ
に対して透過的である。ジョブチケットは、ネットワー
クの共通の場所に格納される。ジョブチケットは、ネッ
トワークの同じ場所にあり続け、ユーザは、指定された
プロセスを完了するために要求される、ジョブチケット
のその部分のみにアクセスする。ジョブチケットとジョ
ブファイルとにアクセスすることが許可されるように指
定されたユーザにアクセスを制限するために、セキュリ
ティ対策が追加されてよい。ジョブチケットは、ジョブ
チケットを発信元のジョブチケットサービスに関連付け
るサービスIDを含んでよい。このように、ジョブチケ
ットのすべてまたは一部を取得するユーザは、発信元ジ
ョブチケットサービス(およびオリジナルかまたは変更
されたジョブチケット)に参照し返すことにより、いか
なる変更をも検証し、アクセスされているジョブチケッ
トが最新のものであることを確実にする。また、ジョブ
チケットは、ジョブチケットに特定のジョブを参照させ
るジョブIDも含む。 【0006】サービスセンタは、通信ネットワークを通
してフロントエンドサービスに連結される。フロントエ
ンドサービスによって、ユーザは、サービスまたはジョ
ブ要求を生成することができる。通信ネットワークは、
たとえばインターネットまたはローカルエリアネットワ
ークであってよい。 【0007】サービスセンタは、ジョブストア、ジョブ
チケットサービスおよびワークフローコントローラが連
結されるサービスバスを含む。また、サービスセンタに
は、ジョブチケットにおいて定義されるプロセスおよび
タスクを完了するために制御されてよい1つまたは複数
のプロセッサが連結される。 【0008】ジョブチケットサービスは、ジョブチケッ
トを生成し格納することができる。ジョブストアには、
ジョブ内容(たとえば、PDFファイル)が格納され
る。この構造により、ユーザは、ジョブ内容の格納を管
理すること、あるいはいずれのジョブストアがジョブ内
容を保持するかを知ることを必要としない。ジョブチケ
ットサービスは、ジョブチケットへのアクセスを制御
し、また、ジョブチケットの使用により、ジョブストア
かまたはネットワークの他の場所のジョブ内容へのアク
セスを制御する。ジョブチケットサービスは、ジョブチ
ケットへの参照を生成してよく、その参照を使用してジ
ョブチケットへのアクセスを制御してよい。 【0009】サービスセンタを使用することにより、ユ
ーザは、サービスセンタに連結される多種多様のサービ
ス(プロセッサ)にアクセスすることができる。サービ
スセンタは、プロセッサ間で仲裁する(arbitrate)こと
により、ユーザのジョブ要求で指定されるタスクを完了
するためのプロセッサの最適な選択を確定することがで
きる。サービスセンタは、選択されたサービスによって
タスク完了を可能にするために要求される必要なインタ
フェースとプログラム変換とを処理する。このように、
ユーザは、プロセッサの動作要件に関するいかなる知識
も有する必要がない。 【0010】サービスセンタに連結されたプロセッサか
らビッド情報を受取るために、ビディング(bidding)
サービスを使用することができる。プロセッサは、サー
ビスセンタにおけるジョブチケット通知の登録(postin
g)に応じてビッドを提出する。一実施形態では、ジョブ
チケット通知は、サービスセンタに格納される別個のオ
ブジェクト機能である。他の実施形態では、ジョブチケ
ット自体が通知機能を提供する。ワークフローコントロ
ーラは、ジョブ要求を受取った後にジョブチケット通知
を登録(post)する場合がある。ビディングサービスがビ
ッドを受取る場合もワークフローコントローラがビッド
を受取る場合も、ビッドの評価および選択プロセスは同
じであってよい。 【0011】ワークフローコントローラによって登録さ
れるジョブチケット通知は、ジョブ要求を完了するため
に完了されなければならない特定のタスクまたはブラン
チを含んでよい。ジョブチケット通知は、プロセッサが
ブランチの完了に対してビッド(bid)することができる
ために十分詳細に、特定のブランチとそれらの相互関係
との記述を含むことができる。 【0012】ビディングサービスは、設定基準に基づい
てプロセッサからのビッドを選択してよい。たとえば、
ジョブ要求は、最低性能要件(たとえば、最大コストお
よび完了デッドライン)を指定することができる。ビデ
ィングサービスは、最低性能要件を満足しないいかなる
ビッドも拒絶してよい。ワークフローコントローラが複
数のブランチを確立した場合、かかるブランチの各々
は、最低性能要件を有することができる。ブランチ特定
の性能要件は、ジョブチケットに対する全性能要件に基
づいてワークワークフローコントローラによって確立さ
れることができる。 【0013】 【発明の実施の形態】図1は、ジョブチケットサービス
の従来技術によるアプリケーションを示すブロック図で
ある。ジョブチケットは、しばしば印刷規格、ジョブ定
義フォーマット(job definition format(JDF))と
関連する。JDFは、www.hp_opensour
ce.comで入手可能なJDF Specifica
tion Draft Spiral 4.0に詳細に
述べられており、その開示内容はすべて引用をもって本
明細書内に包含されたものとする。図1において、ユー
ザ1は、ジョブ要求を生成し、そのジョブ要求を、ポー
タル(portal)4を介してプロセッサ5に送信する。ジョ
ブ要求は、ジョブチケットデータファイル2と内容ファ
イル3とを含んでよい。ユーザ1は、ネットワークコン
ピュータシステムにおけるコンピュータ端末であってよ
く、プロセッサ5は、ネットワークプリンタであってよ
い。ジョブ要求は、ドキュメントを印刷することを含ん
でよい。ドキュメントは、印刷されるテキストおよび画
像のデジタル表現である内容3によって表されてよい。
印刷ドキュメントの意図されたフォーマットは、単に、
プリンタがいかにドキュメントを印刷するかを指定する
デジタルファイルである、ジョブチケットファイル2に
述べられていてよい。たとえば、ジョブチケットファイ
ル2は、ドキュメントが背合せページに印刷されること
を要求してよい。 【0014】特定のアプリケーションでは、ジョブチケ
ットファイル2の機能は、プリンタドライバによって実
行されてよい。プリンタドライバは、ドキュメントの印
刷に関連する制御データを符号化し、その制御データと
内容3とをプリンタ(すなわち、プロセッサ5)に送信
する。プリンタは、制御データと内容3とにアクセスす
ることによってドキュメントを印刷する。 【0015】図1に示すアプリケーションは、ドキュメ
ントを印刷するためには正常に機能するが、多くの欠点
を有する。特に、ドキュメントを製作するために複数の
プロセッサが関連する場合、かかるプロセッサの各々
は、ジョブチケットファイル2に対するアクセスを要求
する。このアクセスは、セキュリティ、変更制御および
ワークフロー制御に関連する問題をもたらす。たとえ
ば、ジョブチケットファイル2へのアクセスを要求して
いる各プロセッサは、先のプロセッサがジョブチケット
ファイル2の使用を完了するまで処理を待ち続けなけれ
ばならない場合がある。このため、従来技術によるアプ
リケーションでは、ジョブ要求を完了するために望まし
くない遅延がもたらされる可能性がある。 【0016】また、ジョブチケットサービスの従来技術
によるアプリケーションでは、ユーザが、プロセッサの
能力および可用性を含む、プロセッサに関することを何
も、あるいはプロセッサが存在するか否かさえも知らな
い可能性があるため、問題が起こる。したがって、ユー
ザは、特定のプロセッサに接続するためにいずれのポー
タルを使用すべきかを知らない可能性がある。 【0017】これらおよび他の問題は、ジョブチケット
サービスを使用してジョブチケットおよび関連する内容
へのアクセスを制御する方法および装置によって解決さ
れる。ジョブチケットサービスは、ジョブチケットの複
数のユーザ間でジョブチケットへのアクセスを仲裁(arb
itrate)し、セキュリティ機能を組込むことによってジ
ョブチケットへのアクセスを制限し、1つのプロセッサ
またはユーザによって行われる変更がジョブチケットお
よび内容に反映されることを確実にする機構を含む。実
際には、装置は、ジョブ要求としてのクライアントから
の入力データを、ジョブ要求を完了するためにタスクま
たはプロセスを実行するプロセッサ等の出力サービスと
連結する汎用データベースを含む。データベースは、拡
張可能であるという点で、およびクライアントが実行さ
れる個々のプロセスあるいはプロセッサの内部プログラ
ミング要件に関するいかなる知識も有する必要がないと
いう点で、汎用XMLデータベースの特徴を有すること
ができる。このため、クライアントは、ジョブ要求を完
了するために適当な1つまたは複数のプロセッサが割当
てられることを保証するサービスセンタに対し、ジョブ
要求を提出することができる。 【0018】本装置および方法を詳細に説明する前に、
ジョブチケットについて概説する。図2は、ジョブチケ
ットにおいて定義される、パンフレットを印刷するため
のプロセスを示すノード−ツリー図(または単にノード
ツリー)10である。パンフレットは、商業印刷で印刷
されてよく、パンフレットを印刷するためのプレートを
生成するためにデジタル内容を使用してよい。ノードツ
リー10内では、ノードは、製品、プロセスまたはプロ
セス群を指定する。各ノードは、リソースを変更、消費
または作成してよい。各ノードは、さらにネスト化され
たノードすなわちサブノードを含んでよい。ノードおよ
びサブノードの配置はツリーになぞらえることができ、
各ノードおよびサブノードをブランチと呼ぶことができ
る。パンフレットノード11は、パンフレットの特徴お
よびパラメータを定義する。カバーノード12は、パン
フレットカバーを製作するためのパラメータを定義す
る。内部ページノード13は、内部ページを製作するた
めのパラメータを含む。内部ページノード13は、デジ
タルプレート作成のためのサブノード14を含むいくつ
かのサブノードを有するように示されている。デジタル
プレート作成サブノード14自体は、2つの追加のサブ
ノード、すなわちリッピングサブノード16とプレート
作成サブノード18とを含む。 【0019】図2に示すノードおよびサブノードの各々
は、入力リソースと少なくとも1つの出力リソースとが
関連付けられている。リソースは、パラメータまたは論
理エンティティによって記述されてよい。リソースは、
コンポーネント、処理リソースまたは消耗品等の物理エ
ンティティであってよい。コンポーネントリソースは、
印刷されたシート等、ノードまたはサブノードの出力で
あってよい。処理リソースは、プロセス中に使用される
が、プロセスによって消費されない。消耗リソースは、
プロセスによって部分的にかまたは全体的に消費され得
る。消耗リソースの例には、インク、プレートおよび接
着剤が含まれる。他のリソースは、デジタルファイルか
または物理的物体の表現であってよい。たとえば、リッ
ピングサブノード16は、入力リソースとして、実行リ
スト、媒体、RIPパラメータおよびレイアウトを含ん
でよい。実行リストリソースは、ページがその中で発生
するファイルを含むページと、いずれのページが使用さ
れるかと、を記述する。媒体リソースは、プレートを作
成するために使用される媒体を記述し、媒体の寸法を記
述することが必要とされる。RIPパラメータリソース
は、リッピングプロセスの装置特定パラメータのすべて
を記述する。レイアウトリソースは、プレートに対す
る、最終的にはプレスシートに対するソースページの配
置を記述する。出力リソースとして、リッピングサブノ
ード16は、リッピングされた平面を提供してよい。他
のリソースには、プロセスの詳細とともに、プロセスに
よって使用される他の非物理的コンピュータファイルを
定義するパラメータリソースが含まれる。 【0020】図2に示すノードツリー10は、ドキュメ
ントの印刷に適用することが意図されている。しかしな
がら、ノード−ツリー図は、印刷以外の他のサービスの
ためのジョブチケットを表すために使用されてよい。た
とえば、ジョブチケットは、データ処理、画像処理、デ
ータベースの生成および保守、電子出版、電子メールお
よびあらゆる電子商取引サービスに使用されてよい。さ
らに、ジョブチケットを使用して、異なる電子商取引サ
ービスが互いに対話することができる。 【0021】図3は、クライアントが提出したタスクを
制御するためにサービスセンタとジョブチケットサービ
スとを組込んだデジタルイメージングワークフロー(dig
italimaging workflow(DIW))ネットワーク20の
ブロック図である。サービスセンタは、単一ポータルと
して動作してよく、クライアントはそれを通して、電子
メールと、電子商取引およびオンラインショッピング
と、電子印刷と、データベース探索およびデータベース
構成、入力(population)および保守を含むデータサービ
スと、を含む1つまたは複数の電子サービスに接続す
る。サービスセンタ等の単一ポータルを使用することに
より、クライアントは、上に述べたような多種多様な電
子サービスから、それらに関するいかなる事前の知識を
も有する必要なく選択を行うことができる。 【0022】サービスセンタは、ジョブ要求の形態で情
報を受取り、その情報を使用して、タスクおよびリソー
スを指定するジョブチケットを生成するコンポーネント
を含んでよい。ジョブチケットは、ジョブチケットサー
ビスに格納されてよく、ジョブチケットが利用可能な時
を指示する通知が登録されてよい。サービスセンタに連
結されたプロセッサは、ジョブチケットの完了時にビッ
ドしてよく、サービスセンタは、ビッドを評価するビデ
ィングサービスを有してよい。サービスセンタは、クラ
イアントが提供する基準に基づくかまたは業界標準基準
を含む標準基準のセットに基づいてジョブチケットに割
当てる1つまたは複数のプロセッサを選択してよい。サ
ービスセンタは、ジョブチケットへかまたはジョブチケ
ットの一部(ブランチ)へのアクセスを制御する機構を
提供してよい。その機構には、ブランチロッキングと、
公開鍵暗号化かまたは同様のプロセスを使用する権限付
与サーバおよび認証サーバと、が含まれる。 【0023】サービスセンタは、上述した機能を実行す
るために要求される処理能力およびデータ記憶を提供す
る、サーバ、コンピュータ、中央処理装置、通信インタ
フェースおよびメモリ装置等のハードウェアコンポーネ
ントを有してよい。 【0024】DIWネットワーク20は、クライアント
31がサービスまたはジョブ要求32を生成し提出する
ことができるようにするフロントエンドサービス30を
含む(図7参照)。実施形態では、フロントエンドサー
ビス30は、インターネットェブブラウザであってよ
い。代替的に、フロントエンドサービス30は、ウェブ
アプリケーションまたはポートモニタであってよい。ジ
ョブ要求32は、ジョブがいかに実行されるかに関する
詳細な情報を含んでよく、ジョブ定義フォーマット規格
にしたがってフォーマットされてよい。代替的に、ジョ
ブ要求32は、他のコンポーネントによってジョブ定義
を決定的にするために使用される基本的な情報、すなわ
ちワークフローのみを有してよい。最後に、ジョブ要求
32は、処理される内容またはジョブを含んでよい。内
容は、1つまたは複数のデジタルファイル、テキストフ
ァイルおよび他のファイルとすることができる。フロン
トエンドサービス30は、たとえばインターネットまた
はローカルエリアネットワークであってよい通信ネット
ワーク35に連結される。通信ネットワーク35には、
1つまたは複数のプロセッサ80iを通信ネットワーク
35にリンクするサービスセンタ40が連結される。プ
ロセッサ80iの各々は、ジョブチケットに関する情報
を含むジョブ要求32に関連する情報を格納するために
使用されてよいキャッシュ81iを含んでよい。実施形
態では、サービスセンタ40は、データ記憶および制御
機能を含むインターネットェブサイトであってよい。他
の実施形態では、サービスセンタ40は、ローカルエリ
アネットワークにおけるノードである。 【0025】サービスセンタ40は、サービスセンタ4
0に連結されたエンティティ間の通信の広い周波数域を
可能にする。特に、サービスセンタ40は、異なる電子
サービスが、特定のプロトコルと汎用プロトコル(たと
えば、TCP/IP)とを使用することによりプログラ
ムによって互いに対話することを可能にする。このプロ
グラムによる対話により、ネットワークに連結されてい
る、異なるサービスおよびプロセスが、データおよびフ
ァイルを交換し、データおよびファイルを変更すること
ができる。プログラムによる対話は、サービスセンタ4
0に連結されたエンティティ間におけるリモートプロシ
ージャコール(RPC)を使用することによって完了さ
れてよい。プログラムによる対話を提供する他の方法に
は、CORBA、UDDIおよびe−speakがあ
る。 【0026】図4は、サービスセンタ40の図である。
サービスセンタ40は、図3の通信ネットワーク35お
よびプロセッサ80iと通信するサービスバス41を有
する。サービスバス41には、ジョブストア50と、ジ
ョブチケットサービス60と、ワークフローコントロー
ラ70と、オプションのビディングサービス90と、権
限付与サーバ92と、認証サーバ94と、が連結されて
いる。ジョブストア50は、1つまたは複数のジョブ内
容ファイル51iを格納してよい。ジョブチケットサー
ビス60は、1つまたは複数のジョブチケット61i
制御してよい。ワークフローコントローラ70は、1つ
または複数のエージェント71iを使用してサービスバ
ス41上のプロセスを制御してよい。 【0027】ジョブストア50、ジョブチケットサービ
ス60およびワークフローコントローラ70は、クライ
アント31から情報を受入れその情報を使用してプロセ
ッサ80iの動作を制御するように機能する。プロセッ
サ80iは、サービスセンタ40によって確定されるよ
うに特定のタスクまたはプロセスを実行する。 【0028】ジョブストア50は、サービスバス41上
のノードであってよく、ジョブストア50がその機能を
実行することを可能にするプログラミングを含んでよ
い。ジョブストア50は、1つまたは複数の大型ファイ
ルの形式であってよい内容51を格納するために使用さ
れてよい。サービスバス41に連結されるサービスまた
はプロセスを使用してドキュメントを印刷する状況で
は、ジョブストア50は、たとえば1つまたは複数のP
DFファイルにドキュメント内容を格納してよい。内容
51は、グラフィクスとテキストとを含んでよい。特定
のドキュメントの内容51は、いくつかのファイルを有
してよい。たとえば、パンフレットは、カバー用の別個
のファイルと内部ページ用の他のファイルとを有してよ
い。内部ページ用のテキストは1つのファイルにあって
よく、画像はさらに他のファイルにあってよい。また、
内容51は、サービスバス41上の他のリソースまたは
エンティティへのリンクを含んでよい。ジョブストア5
0は、ユーザ(クライアント31またはプロセッサ8
0)がジョブ内容51に対して要求される大容量記憶域
を提供する必要がないように、内容51の大容量記憶域
を提供する。ジョブストア50の大容量記憶能力を使用
することにより、内容51を、ネットワーク20におい
て存続するように作成することができ、ユーザがいつで
もアクセス可能であるようにすることができる。また、
ジョブストア50は、ユーザ(クライアント31または
プロセッサ80)が内容51を管理する必要がないよう
に、内容を管理し制御する。管理機能は、内容51の構
成保持またはバージョン制御、内容51へのアクセス制
御および内容51の記憶域における保持を含む。 【0029】ジョブチケットサービス60は、ジョブチ
ケット61を保持する。ジョブチケットサービス60
は、ジョブチケット61へのアクセスを制御し、ジョブ
チケット61の構成を管理してよい。たとえば、ジョブ
チケットサービス60は、複数のユーザ間でジョブチケ
ット61を回すのではなく、ユーザ(クライアント31
およびプロセッサ80)がジョブチケット61の部分部
またはブランチにアクセスすることができるようにして
よい。ジョブチケット部分へのアクセスは、アプリケー
ションプログラミングインタフェース、スクリプタブル
インタフェースまたは同様の機能を使用することによっ
て実現されてよい。上述したように、ジョブチケット6
1は、内容51(たとえば、ドキュメントのグラフィカ
ルおよびテキストファイル)を含まないが、ジョブスト
ア50に格納される内容51(たとえば、PDFファイ
ル)に関連する。ユーザは、ジョブ内容の記憶を管理す
ること、またはいずれのジョブストア50がジョブ内容
を保持するかを知ることを必要としない。代りに、ジョ
ブチケットサービス60が、ジョブチケット61におけ
る参照を渡す。これにより、複数のクライアント31お
よびプロセッサ80iが内容51にアクセスすることが
できる。さらに、内容51は、複数のジョブチケット6
1に関連してよい。ジョブチケットサービス60につい
て、およびジョブチケットサービス60とサービスバス
41に連結される他のエンティティとの相互関係とにつ
いては、後に詳細に説明する。 【0030】いくつかのジョブチケット61は、複数の
プロセッサ80により、連続して、オーバラップしてま
たは同時にアクセスされることが可能である。多重アク
セス処理により、ジョブチケット61を使用する問題が
発生する可能性がある。たとえば、第1のプロセッサ
が、ジョブチケット61(あるいはその一部またはブラ
ンチ)を取得し、ワークフローで指定されるプロセスを
実行する場合があり、それによってブランチが変更され
る場合がある。かかる変更は、たとえば、ブランチを完
了したものと示すこと、入力リソースを使い尽くすこ
と、または新たな出力リソースを生成すること、である
可能性がある。第2のプロセッサは、そのブランチを取
得しようと試みることができるが、第1のプロセッサが
そのブランチを変更したことを知らない(not “know”)
可能性がある。代替的に、2つのプロセッサが同じブラ
ンチに対して競合した場合、デッドロック状況が発生す
る可能性がある。 【0031】上記問題に対する1つの解決法は、プロセ
ッサ80がジョブチケット61を取得すると必ずジョブ
チケット61をロックする、というものでもよい。不都
合なことに、ジョブチケット61をロックすることで、
並行または並列処理を妨げる可能性があり、ジョブ要求
32の完了が遅くなる可能性がある。 【0032】図4に示すジョブチケットサービス60
は、ブランチレベルでジョブチケット61をロックする
能力を有することにより、これらおよび他の問題を解決
する。ブランチロッキングは、いくつかの方法のうちの
1つによって達成されてよい。ワークフローコントロー
ラ70は、ロックされるブランチで識別されるタスクを
実行するために1つまたは複数の特定のプロセッサ80
iを割当ててよい。1つのプロセッサ80のみがブラン
チにアクセスする権限が付与される場合、ブランチロッ
キングは必要とならない可能性がある。複数のプロセッ
サ80が同じブランチにアクセスする権限が付与される
場合、権限付与されたプロセッサ80iのうちの1つが
実際にブランチを取得した時、ジョブチケットサービス
60はブランチをロックしてよい。 【0033】ワークフローコントローラ70がブランチ
にプロセッサ80iを割当てなかった(すなわち、いか
なるプロセッサ80も常にブランチにアクセスすること
ができる)場合、ジョブチケットサービス60は、プロ
セッサ80がブランチを取得した時にブランチをロック
してよい。 【0034】ジョブチケットサービス60は、各ブラン
チに対してロック/アンロックフラグを設定することに
よってブランチをロックしてよい。そして、ジョブチケ
ット61にアクセスしているプロセッサ80iは、ロッ
ク/アンロックフラグステータスを検討することによ
り、ブランチにアクセスすることができるか否かを判断
することができる。環境によっては、ジョブチケットサ
ービス60は、アンロックされているブランチのみに対
するアクセスを許可してよい。ブランチによって定義さ
れるタスクを完了したプロセッサ80は、ブランチを変
更するためにブランチをアンロックする必要があってよ
い。 【0035】ワークフローコントローラ70は、ジョブ
チケットサービス60に格納されるジョブチケット61
を作成するために使用されてよい。ワークフローコント
ローラ70は、クライアント31によって提出されるジ
ョブ要求32を検討してよく、その後、ジョブチケット
テンプレートを使用してジョブチケット61を用意して
よい。そして、ワークフローコントローラ70は、ジョ
ブチケット61を、格納および処理するためにジョブチ
ケットサービス60に送出してよい。 【0036】また、ワークフローコントローラ70は、
プロセッサ80i間におけるタスクの完了も制御する。
実施形態では、ワークフローコントローラ70は、いず
れのプロセッサ80iが、特定のジョブチケット61に
リスト化されたプロセスを開始するために必要かつ利用
可能なリソースを有するかを判断する。そして、ワーク
フローコントローラ70は、ジョブチケット61によっ
て参照されるタスクを完了するために適当なプロセッサ
80iを指定する。たとえば、ジョブチケット611がカ
ラー印刷を要求する場合、ワークフローコントローラ7
0は、プロセッサ803のみが、ジョブチケット611
指定されるジョブを開始する能力を備えたカラープリン
タであると確定する場合がある。ワークフローコントロ
ーラ70が、いずれのプロセッサ80iに特定のジョブ
チケット61を割当てるべきかを判断するこの実施形態
は、特に、ネットワーク35がローカルエリアネットワ
ークでありすべてのプロセッサ80iがローカルエリア
ネットワーク35に直接連結されている場合に適当であ
る可能性がある。 【0037】代替的に、ワークフローコントローラ70
は、インターネット接続されたプロセッサ80iからビ
ッド情報を受取ってよく、そのビッド情報を使用してジ
ョブ要求32を完了するプロセッサ80iを選択してよ
い。 【0038】また、ワークフローコントローラ70は、
種々のノードと、入力および出力リソースと、ジョブ要
求を完了するために使用されるノードツリーの他の機能
と、を指定するため使用されてもよい。すなわち、ワー
クフローコントローラ70は、図2に示すノードツリー
10等、構成概念(construct)すなわちワークフローを
作成するために使用されてよい。これらのタスクを達成
するために、ワークフローコントローラ70は、ジョブ
要求32に含まれる制御データに基づき、ジョブ定義フ
ァイルを書く1つまたは複数のエージェント71を含ん
でよい。代替的に、ノードを作成し、プロセッサ80i
および他のエンティティに対するタスクのフローを制御
するために、別個の管理情報システム(図示せず)が使
用されてよい。さらに他の実施形態では、ジョブ定義
は、ジョブ要求32を発したクライアント31によって
書かれてよい。 【0039】再び図2のノードツリー10を参照する
と、個々のノードの多くの出力リソースが、他のノード
に対する入力リソースとしての役割を果たす。これら他
のノードは、すべての入力リソースが完了し利用可能と
なるまで実行を開始することができない可能性があり、
それは、ノードが明確なシーケンスで実行する必要のあ
る可能性があることを意味する。たとえば、プレートを
作成するプロセスは、印刷プロセスによって要求される
出力リソースとしてプレスプレートを製作する。ノード
ツリー10の階層構成では、ノードツリー10の高い方
で発生するノードは、高位のより抽象的な動作を表し、
低位レベルのノードは、より詳細な特定のプロセスを表
す。さらに、ノードツリー10の最上位に近いノード
は、製品を含むコンポーネントまたはアセンブリに関す
る意味のみを表してよく、より低レベルのノードは、特
定のプロセスを実行するための詳細な命令をプロセッサ
80に提供してよい。 【0040】2つのノードツリーが類似していない可能
性があるため、ワークフローコントローラ70は、完了
されるプロセスと、プロセスが完了される順序と、プロ
セスを完了するプロセッサ80iと、を確定してよい。
ワークフローコントローラ70は、エージェント71を
使用して、たとえば、プロセスを完了するプロセッサの
制御能力、プロセッサ間の移送距離、プロセッサの負荷
能力およびジョブ要求における時間制約等の要素を考慮
して、実際のワークフローを確定してよい。エージェン
ト71は、プロセッサ80iによる後続するリソースの
生産および消費を伴う逐次処理と、複数のプロセッサ8
0による同時のリソースの消費および生産を伴うオーバ
ラップ処理と、プロセッサ80間のリソースの共有を伴
う並列処理と、リソースを展開するための往復処理方式
を伴う反復処理と、を使用してプロセス全体を定義して
よい。 【0041】プロセッサ80iのうちのいずれを特定の
ジョブ要求を完了するために割当てるべきか確定する
際、ワークフローコントローラ70は、サービスセンタ
40に連結されているプロセッサ80iをポーリングし
てよい。上述したように、プロセッサ80iは、サービ
スバス41に直接連結されてよく、あるいは、たとえば
インターネット等の他の通信バスを通して間接的に連結
されてよい。ポーリングは、ジョブチケット61がジョ
ブチケットサービス60によって作成される度に発生し
てよい。代替的に、ポーリングおよび対応する情報収集
は、定期的に発生してよく、ワークフローコントローラ
70は、プロセッサ80に関連する情報を格納してよ
い。 【0042】ポーリングに対する代替例として、サービ
スセンタ40に連結されたプロセッサ80iがジョブチ
ケットサービス60を監視してよい。ジョブチケットサ
ービス60は、掲示板方式で、たとえば処理に利用可能
なジョブチケットに関する通知を定期的に登録(post)し
てよい。そして、プロセッサ80は、ジョブチケット通
知で定義されるタスクおよびプロセスに対しビッドを提
出してよい。ワークフローコントローラ70かまたは別
個のオプションのビディングサービス90は、ビッドを
検討し、ジョブチケット通知で定義されるタスクおよび
プロセスを完了するために、いずれの単一のプロセッサ
80またはプロセッサ80iの組合せが最も適している
かを確定してよい。 【0043】サービスセンタ40は、セキュリティを提
供するいくつかの機能とジョブチケット61に対するア
クセスを制御するいくつかの機能とを有してよい。上述
したように、ジョブチケットサービス60は、ブランチ
ロッキングの提供を含んでよい。さらに、プロセッサ8
0に対し権限付与および認証を行い、ジョブ要求32の
完了中に権限および認証を維持するために、サーバが使
用されてよい。認証サーバ94は、プロセッサ80から
認証情報を受取り、権限付与サーバ92は、その情報を
権限チェック機能に対して使用する。プロセッサ80の
権限またはアクセス権は、ジョブチケット61の一部と
して保持されてよい。サーバ92および94は、ハード
ウェア機器であってよいが、同じハードウェアプラット
フォームに存在する必要はなく、緊密に連結される必要
はない。代替的に、サーバ92および94の機能は、た
とえばワークフローコントローラ70等、サービスセン
タ40のコンポーネントのうちの1つに格納されたプロ
グラミングにおいて実行されてよい。上述した機能を使
用して、サービスセンタ40は、プロセッサ80に関す
る信頼された認証情報を権限付与サーバ92に提供して
よく、その後権限付与サーバ92は、その権限チェック
機能を実行する。 【0044】ジョブチケット61は、業界標準公開鍵暗
号化メッセージダイジェスト(MD)署名によって署名
されてよく、公開鍵暗号化システムによって保護されて
よい。このため、公開鍵を有するいかなるユーザも、認
証サーバ94と通信する必要なくジョブチケット61を
検証することができる。これら機能により、分散サーバ
アプリケーション間の通信が低減する。また、それら機
能により、サービスセンタ40と通信することなく、セ
キュリティを維持しながら、ジョブチケット61が1つ
のプロセッサ80から他のプロセッサ80に渡されるこ
とが可能となる。 【0045】代替実施形態では、ジョブチケット61
は、サービスセンタ40インフラストラクチャ内の制御
されたアクセスを可能にする、認証/アクセスデータを
保持する。リソースは、パスワードおよび他の機構によ
って保護されてよい。ジョブチケット61へのアクセス
は、同様に保護されてよい。さらに、アクセス権限を有
するプロセッサ80iは、かかるアクセス権限が、ジョ
ブチケットにおいてプロセッサをリスト化することによ
って発動されるようにしてよい。リスト化は、たとえ
ば、プロセッサ80iのネットワークアドレスを記録す
ることによって行われてよい。ネットワークアドレス
は、ジョブチケット61に記録されたビッド情報に組込
まれてよい。 【0046】上記説明はワークフローコントローラ70
による展開に言及しているが、ワークフロー全体を展開
してジョブ要求32を完了するように、ネットワーク2
0の他のコンポーネントが使用されてよい。たとえば、
ワークフロー全体を展開するように、ジョブチケットサ
ービス60が使用されてよい。 【0047】上述したように、サービスセンタ40に連
結されたプロセッサ80iからビッド情報を受取るため
に、ビディングサービス90が使用されてよい。プロセ
ッサ80iは、サービスセンタ40におけるジョブチケ
ット通知の登録(posting)に応答してビッドを提出す
る。実施形態では、ジョブチケット通知は、サービスセ
ンタ40に格納される別個のオブジェクトである。他の
実施形態では、ジョブチケット61自体が通知機能を提
供する。ワークフローコントローラ70は、ジョブ要求
32の受取り後にジョブチケット通知を登録してよい。
ビディングサービス90がビッドを受取る場合でもワー
クフローコントローラ70がビッドを受取る場合でも、
ビッド評価および選択プロセスは同じであってよい。 【0048】ワークフローコントローラ70によって登
録されるジョブチケット通知は、ジョブ要求32(図7
参照)を完了するために完了されなければならない特定
のタスクまたはプロセス(ブランチ)を含んでよい。単
純なジョブ要求32はブランチを1つだけ有してよい。
図2に示すジョブ要求等のより複雑なジョブ要求32
(すなわち、パンフレットを印刷する)は、多くのブラ
ンチを有してよい。さらに、いくつかのブランチは、特
定の順序でのみ完了することができるように相互に関係
付けられてよく、他のブランチは、並列にかまたはオー
バラップして完了することができる。この相互関係は、
しばしば、1つのブランチが1つまたは複数の他のブラ
ンチの入力リソースである出力リソースをもたらす結果
であってよい。ジョブチケット通知は、プロセッサ80
iがブランチの完了に対してビッドすることができるた
めに十分詳細に、特定のブランチとそれらの相互関係と
の記述を含んでよい。ジョブチケット通知は、サービス
センタ40において、プロセッサ80iがビッドを送出
することができる指定された時間にわたって存続してよ
い。その時間は、設定値(たとえば、1時間)であって
よく、あるいは、ジョブ要求32で指定される完了デッ
ドラインに基づいてもよい。 【0049】ビディングサービス90は、設定基準に基
づいてプロセッサ80iからビッド91を選択してよ
い。たとえば、ジョブ要求32は、最低性能要件(たと
えば、最大コストおよび完了デッドライン)を指定して
よい。ビディングサービス90は、最低性能要件を満足
しなかったいかなるビッドをも拒絶してよい。ワークフ
ローコントローラ70が複数のブランチを確立した場
合、かかるブランチの各々は、最低性能要件を有してよ
い。ブランチ特定の性能要件は、ジョブチケット61に
対する全性能要件に基づいてワークフローコントローラ
70によって確立されてよい。特定のブランチに対して
ビッドするプロセッサ80は、最低性能要件を満たさな
かった場合ビディングサービス90によって拒絶されて
よい。 【0050】クライアント31がいかなる最低性能要件
も指定しない場合、ビディングサービス90は、基準の
標準セット(たとえば、業界標準)を適用してよい。さ
らに、ビッドは、出力リソースをもたらすいかなる要件
をも満たさなければならない。このように、間違って作
成されたか、そうでなくとも拒絶される可能性のあるビ
ッドを排除することができる。たとえば、パンフレット
の内部ページを印刷するためのビッドは、1年完了日を
指示するかもしれない。かかるビッドは、クライアント
31からいかなる性能要件も指定されていない場合であ
っても拒絶されてよい。 【0051】性能要件を提出することに加えて、クライ
アント31は、ビッドを評価する評価アルゴリズムを指
定してよい。たとえば、クライアント31は、コストが
他のあらゆる性能要件の2倍に重み付けされるように指
定してよい。 【0052】クライアント指定の評価アルゴリズムが無
い場合、ビディングサービス90は、ワークフローの各
ブランチに対してビッドをランク付けするために標準評
価アルゴリズムを適用してよい。評価アルゴリズムは、
重み付け基準を適用してよく、あるいはデフォルトルー
ルを適用してよい。たとえば、ビッドは最大スコアに基
づいてランク付けされてよく、その場合、最大より低い
コスト推定に対しおよび最大より少ない完了時間に対し
ポイントが与えられる。評価アルゴリズムが適用される
と、ビディングサービス90は、各ブランチに対しビッ
ドをランク付けする。1つのプロセッサ80のみが当該
プロセスに耐える場合、そのプロセッサ80は、自動的
に選択されブランチに割当てられてよい。複数のプロセ
ッサ80 iが生き残る場合、ビディングサービス90
は、ワークフローコントローラ70に対してかかるプロ
セッサ80iのリストを提供してよく、その後ワークフ
ローコントローラ70は、ブランチに割当てられるプロ
セッサ80を選択する。代替的に、そのリストがクライ
アント31に提供されてよく、クライアント31が、ワ
ークフローで定義されるタスクを完了するプロセッサ8
を選択してよい。 【0053】ワークフローコントローラ70は、落札(w
inning)ビッドを対応するブランチと関連付けてよく、
ジョブチケット61とともにビッド情報を格納してよ
い。格納されたビッド情報は、権限付与サーバ92と認
証サーバ94とに対してジョブチケットブランチかまた
はジョブチケット61全体へのアクセスを許可すること
を可能にする識別情報を含んでよい。ビッド情報がジョ
ブチケット61とともに格納されるため、プロセッサ8
0は、ジョブチケットサービス60と直接通信する必要
なくアクセス権限が付与されたブランチにアクセスする
ことができる。この機能により、ジョブチケット61
は、1つのプロセッサ80から他のプロセッサ80に渡
されることが可能になり、それによって処理時間と効率
とが向上する。 【0054】実施形態では、ワークフローコントローラ
70は、ジョブチケット61の制御データにアクセスす
ることにより、いずれのプロセッサ80iがジョブチケ
ットにおいて識別された特定のタスクに割当てられるべ
きであるかを確定する。また、ワークフローコントロー
ラ70は、いずれのプロセッサ80iが制御データで指
定される基準を満たすことができるかを指定してよく、
フロントエンドサービス30を通してかかるプロセッサ
80iのリストをクライアントに提供してよい。そし
て、クライアント31は、リストからプロセッサ80i
を選択してよい。 【0055】一実施形態では、ジョブチケットサービス
は、たとえばCD−ROM等の機械読取り可能媒体に記
録されるプログラミング命令のシーケンスを有してよ
い。コンピュータは、プログラミング命令を読出してプ
ロセスを実行することにより、ジョブチケットを使用し
てビッド情報を格納することを含む、ジョブチケットサ
ービスの機能を提供することができる。 【0056】図5Aは、例示的なジョブチケット61を
示す。ジョブチケット61は、2つの部分を含んでよ
い。第1の部分は、フレームワーク62とオプションの
クライアントエクステンション64とを含む。フレーム
ワーク62は、ジョブチケット61において定義される
タスクを制御するために必要な情報、ファイルおよびプ
ログラミングを含む。クライアントエクステンション6
4は、特定のクライアント(マシン)とマシンのユーザ
とに関連する情報を含んでよい。第2の部分は、権限の
ないアクセスからジョブチケット61を保護するセキュ
リティモジュール67を含む。 【0057】フレームワーク62は、ジョブ識別(I
D)63と、サービスID65と、タスク部68と、制
御データ部69と、を含んでよい。ジョブID63は、
特定のジョブすなわちジョブストア50に格納される内
容51への参照を含む。また、ジョブID63は、内容
51を格納するために使用される特定のジョブストア5
0への参照を含む。ジョブチケット61への参照を取得
するエンティティは、ジョブID63を使用して対応す
る内容51にアクセスすることができる。このため、図
3に示すネットワーク20は、複数のジョブストア50
を含んでよく、ジョブID63は、ジョブチケット61
を特定のジョブストア50に相関させるために使用され
てよい。サービスID65は、ジョブチケット61を格
納する特定のジョブチケットサービス60を識別する。
たとえば、ネットワーク20は、複数のジョブチケット
サービス60(図3には図示せず)を含んでよい。サー
ビスID65は、ジョブチケット61を適当なジョブチ
ケットサービス60に相関させるために使用される。 【0058】タスク部68は、ブランチ定義と、ブラン
チの完了を制御するために必要な他の情報と、を含んで
よい。タスク部68は、各ブランチまたはノードツリー
のノードがタスク部の1つまたは複数のブランチ66i
によって表されるように構成されてよい。この実施形態
では、ノードツリーの各ノード(たとえば、図2のノー
ドツリー10)には、記述95、リソース96、ロック
/アンロックフラグ97およびセキュリティ機能99を
関連付けることができる。このように、ジョブチケット
61は、階層データベース構造を反映する。 【0059】制御データ部69は、ジョブチケット61
によって指定されるタスクを完了するための特定の命
令、パラメータおよび基準を含む。制御データ部69内
の制御データもまた、ノードツリーの各ノードに関連付
けられてよい。 【0060】セキュリティモジュール67は、特定のジ
ョブチケットへのアクセスを制御する。セキュリティモ
ジュール67は、たとえば公開/秘密鍵インフラストラ
クチャを含む標準暗号化およびアクセス技術を使用して
実現されてよい。 【0061】クライアントエクステンション64は、ユ
ーザ年齢、クレジットカード番号および郵便番号等、
「カスタム」情報を含んでよい。クライアントエクステ
ンション64に提供される情報は、公開鍵署名または同
様の機能を使用することによって保護されてよい。この
ため、すべてのクライアントエクステンション情報は、
自動的にメッセージダイジェストプロトコル(Message D
igest Protocol(MDP))に含まれ、ジョブチケット
61の署名に影響する。上述したジョブチケットアーキ
テクチャによって、IPスプーフィング、時間制御され
たセッション、ジョブチケット変更、変動する権限付与
レベルおよびクライアント依存の永久的データ格納を含
む多くのインターネット関連のセキュリティ問題が対処
される。 【0062】図5Aに示すジョブチケット61は、ジョ
ブストア50における特定の内容51を参照するために
使用されてよい。代替的に、特定の内容51を参照する
ために複数のジョブチケット61が使用されてよく、あ
るいは、複数の内容51を参照するために1つのジョブ
チケット61が使用されてよい。このため、たとえば、
1つのジョブチケット61が、各々が異なる内容51を
有する同様のドキュメントに対して完了される繰返し型
の印刷タスクを指定してよい。 【0063】図3に示すネットワーク20と、図5Aに
示す対応するジョブチケットとを使用して、クライアン
ト31は、多くの異なる電子サービスを要求し完了する
ことができる。たとえば、クライアント31は、電子メ
ールアプリケーションとしてネットワーク20を使用し
てよい。 【0064】図5Bは、タスク部68を詳細に示す。タ
スク部68は、そのブランチの処理に関連する情報を含
む1つまたは複数のブランチ記述子66を含んでよい。
記述セグメント95は、各ブランチに対して完了される
タスクを定義してよい。代替的に、記述セグメント95
は、ブランチ記述を含むファイルに対するリンクまたは
ハンドルを提供してよい。リソースセグメント96は、
ブランチに対して定義されるタスクに関連する入力およ
び出力リソースをリスト化する。ロック/アンロックフ
ラグセグメント97は、フラグが、ブランチをロックお
よびアンロックするように設定されるようにする。ビッ
ド情報セグメント98は、たとえばビディングサービス
90によって収集されるビッド情報を含む。ビッド情報
98は、ブランチへのアクセス権限が付与されたプロセ
ッサのIPアドレス等の詳細な情報と、推定された性能
情報(たとえば、推定されたコスト、引渡し時間)と、
他の情報と、を含んでよい。代替的に、ビッド情報98
は、詳細なビッド情報を含む他のファイルへのリンクを
含んでよい。セキュリティセグメント99は、権限付与
されたセキュリティレベルを示してよく、公開/秘密鍵
インフラストラクチャの一部として使用されてよい。 【0065】図5Cは、制御データ部69の実施形態を
示す。制御データ部69は、インターネットプロトコル
(IP)アドレス等のマシンアドレスであってよいクラ
イアントアドレスを含む。チケット61のアクティブス
テータスを終了させるために、満了日/時セグメントが
使用されてよい。チケットは、終了すると、ジョブチケ
ットサービスから削除されてよく、対応する内容51は
参照されなくてよい。すなわち、内容は、ジョブチケッ
ト61によってもはや参照されなくてよい。この機能
は、陳腐化したデータを排除し他のジョブ要求32のた
めにリソースを解放する助けとなる。最後に、制御デー
タ部69は、たとえば、引渡しのコスト、保証、必要な
資材、量に基づく値引きおよび他の要件等、特定の性能
要件を含んでよい。 【0066】XMLオブジェクトとしてのジョブチケッ
トを使用することにより、クライアントは、データベー
スを定義し、ジョブチケットサービス60およびジョブ
ストア50を通してデータを格納することができる。デ
ータベースは、コンタクトリスト、アドレスおよび他の
パーソナルデータを保持するために使用されてよい。ま
た、データベースは、他のあらゆる汎用データを格納す
るために使用されてもよい。そして、データベースは、
プロセッサ80iによって提供される種々の電子サービ
スとともに使用することができる。たとえば、電子メー
ルサービスを提供する電子メールプロセッサ80は、電
子メールメッセージを送信し、電子ファイルを転送し、
またはチャットルームを確立するパーソナルコンタクト
リストとともに使用されてよい。電子メールプロセッサ
80は、所定の間隔でコンタクトリストにアクセスする
ことにより、電子メールアドレスの選択されたグループ
に電子メールメッセージを送信してよい。さらに、サー
ビスセンタ40が、通信ネットワーク35に連結された
プロセッサ80に単一ポータルを提供するため、クライ
アント31は、データベース構造のいかなる知識もまた
はプロセッサ80の処理要件も有する必要がない。 【0067】電子メールサービスに対する汎用XMLデ
ータベースの特定のアプリケーションにおいて、クライ
アント31は、汎用データベースとして、電子メールコ
ンタクトのリストを確立してよい。そして、コンタクト
データベースは、内容ファイル51としてジョブストア
50に格納されてよい。対応するジョブチケット61
は、ジョブチケットサービス60に格納されてよい。ジ
ョブチケット61は、サービスセンタ40を通して電子
メールを送受信するために必要な制御データを含む。さ
らに、ジョブチケット61は、内容ファイル51のデー
タに対するポインタとしての役割を果たす。特に、ジョ
ブチケット61は、内容ファイル51に格納される他の
データに関連するXMLデータを格納してよい。 【0068】代替的に、ジョブチケット61は、コンタ
クトデータを格納してよい。この代替例では、ジョブチ
ケット61が、コンタクトデータを含むように拡張する
ことができる語彙を含み、コンタクトデータの各コンタ
クトのプロパティを含むようにその語彙をさらに拡張す
ることができる、という事実を利用する。たとえば、ジ
ョブチケット61は、コンタクトがビジネスコンタクト
またはパーソナルコンタクトであるということを指定し
てよい。また、コンタクトデータベース内のコンタクト
が携帯電話、固定電話、ファクシミリ機および電子メー
ルアドレスを使用するか否か等の他のプロパティが含ま
れてもよい。 【0069】また、ジョブチケット61の使用により、
コンタクトデータベースの解析、探索および更新が可能
になる。たとえば、クライアント31は、コンタクトデ
ータベースにおいて、ファーストネームがジョーである
すべての人の電話番号を探索したい場合がある。この探
索機能はジョブチケット61に含まれ、この機能によっ
て、ジョブチケットサービス60が、コンタクトデータ
ベースにおいてファーストネームがジョーであるすべて
のエントリの電話番号のリストをクライアントに提供す
ることができる。すなわち、コンタクトデータベース
は、ジョーのプロパティを有するエントリを含み、ジョ
ブチケットサービスは、コンタクトデータベースにおい
てこのプロパティを探索することができ、クライアント
31にそれらのエントリのリストを返すことができる。 【0070】また、ジョブチケット61のプロパティ機
能により、ジョブチケットサービス60は、クライアン
ト31によって望まれる特定のタスクを制御するか、ま
たはクライアントに対し所望のタスクを完了することが
できないということを知らせることも可能である。コン
タクトデータベースの実施例において、クライアント3
1は、コンタクトリストにおける特定の郵便番号を有す
るすべてのエントリに対し、ファクシミリ送信を行いた
い場合がある。ジョブチケットサービス60は、郵便番
号を捜しながら、プロパティによりコンタクトデータベ
ースを探索することができる。また、ジョブチケットサ
ービス60は、コンタクトデータベースを探索すること
により、ファクシミリ機を有していないエントリがある
か否かを判断することができる。ファクシミリ機を有し
ていないエントリに対し、ジョブチケットサービス60
は、ファクシミリ送信が不可能であったことをクライア
ント31に通知するメッセージを、クライアント31に
返信するために作成することができる。この機能を使用
することにより、クライアント31は、ファクシミリ送
信の目当ての受信者に関して何も知っている必要はな
い。 【0071】電子メールサービスの実施例に戻ると、ク
ライアント31において、インターネットを使用して電
子メールメッセージをコンタクトデータベースの1つま
たは複数のコンタクトに送信するために、電子メールア
プリケーションが起動されてよい。しかしながら、クラ
イアント31は、いずれのインターネットサービスプロ
バイダにも加入する必要はない。代りに、サービスセン
タ40が、電子メールメッセージを送信するというクラ
イアントのニーズに、いずれのプロセッサ80が最も適
しているかを判断する。すなわち、サービスセンタ40
は、選択された宛先アドレスに電子メールメッセージを
送信するために電子メールサービスプロバイダ(プロセ
ッサ80)を選択してよい。さらに、サービスセンタ4
0は、コンタクトデータベースに維持される情報(すな
わち、ジョブストア50内の内容51)に基づいて、宛
先アドレスのユーザによっていずれの配信オプションが
望まれるかを判断してよい。たとえば、宛先アドレスユ
ーザは、すべての電子メールメッセージが電子メールボ
ックスに送信されること、または電子メールメッセージ
が送信された時に警報が与えられることを望む場合があ
る。これらの配信機能は、コンタクトデータベースに格
納されてよい。代替的に、配信機能は、ジョブストア5
0内の別個のデータベース(内容ファイル51)に格納
されてよく、サービスセンタは、電子メールメッセージ
の配信方法を確定する時にこの別個のデータベースから
情報を検索してよい。特に、別個のデータベースは、種
々のユーザを、ユーザのインターネットアドレスととも
に含んでよい。サービスセンタ40は、送信される電子
メールに備わるインターネットアドレスを別個のデータ
ベースのインターネットアドレスと比較することによ
り、当該アドレスの所望の配信オプションを確定するこ
とができる。配信オプションを確定するこのプロセス
は、電子メールメッセージを発したクライアント31に
対して透過的である。クライアントが知る必要があるの
は、コンタクト情報(たとえば、インターネットアドレ
ス)のみである。 【0072】クライアント31は、ジョブチケットサー
ビス60を使用して、電子メールサービスに関連する多
数の性能機能を指定してよい。たとえば、クライアント
31は、サービスセンタが指定された数の配信試行を行
うよう望み、配信が行われない場合は、クライアント3
1に対し電子メールメッセージの非配信を示す戻りメッ
セージを送信するよう望む場合がある。 【0073】上述したように、ジョブチケット61は、
サービスセンタ40の他のコンポーネントとともに、X
MLデータベース等、永続的な汎用オブジェクト指向デ
ータ構造を作成するために使用されてよい。この目的の
ためのジョブチケット61の使用の実施例を図5Dに示
す。ジョブチケット61は、XMLデータベースかまた
は他の何らかの汎用データベースの形式であってよい、
コンタクトリスト84を含む。コンタクトリスト84
は、ビジネス85およびパーソナル86使用のためのエ
ントリを有する構造を含んでよい。ビジネス85および
パーソナル86コンタクト構造は、示すように、個人8
7のエントリを含んでよい。上述したように、エントリ
87の各々は、特定のプロパティを有してよい。さらに
または代替的に、エントリ87の各々は、個人に関する
さらなる情報およびプロパティを提供する他のデータベ
ースへのリンクを含んでよい。 【0074】XMLデータベースとしてのジョブチケッ
ト61の使用を、電子メールおよびメッセージサービス
に関連して説明したが、ジョブチケット61はそのよう
に限定されない。データベースに格納されることが可能
であるあらゆるデータに対し、ジョブチケット61を使
用してアクセスおよび制御を行ってよい。 【0075】上述したおよび図5Aないし図5Dに示す
機能は、特定のノードまたはブランチに関連するすべて
のデータがそのノードまたはブランチとともに配置され
る、ジョブチケット61の他の実施形態において同様に
行われてよい。図2に示すノードツリー10の例を使用
することにより、各ノード(ブランチ)は、リソース、
権限付与されたプロセッサ80i、ロック/アンロック
フラグ、ビッド情報、ブランチ記述および他の情報等の
詳細な情報および特徴を有してよい。 【0076】図6は、ジョブチケットサービス60の機
能を示す図である。ジョブチケットサービス60の主な
機能は、ジョブチケット61iを格納すること(73)
と、クライアント31等のユーザとプロセッサ80i
に対しジョブチケット61iに対するアクセスを提供す
ること(75)と、である。これら格納およびアクセス
機能を達成するために、ジョブチケットサービス60
は、ジョブチケット参照72とジョブリソース参照74
とを作成してよい。また、ジョブチケットサービス60
は、ジョブ内容アクセス76を制御し、プロセスがプロ
セッサ80iによって完了され報告されるとジョブチケ
ット61iを更新し(77)、ジョブチケット61iを完
了し、特定のジョブチケット61に対してすべてのプロ
セスが完了した時に報告し(78)、クライアント31
がジョブチケット61において指定されるタスクの完了
を承認するのを可能にする承認プロセス79を提供す
る。 【0077】ジョブチケット参照72は、対応するジョ
ブチケット61iに対する特定の参照を含む。ジョブチ
ケット参照72は、ジョブチケットサービス60によ
り、1つまたは複数のプロセッサ80iとクライアント
31iとがジョブチケット61にアクセスすることを可
能にするために使用されてもよい。すなわち、ジョブチ
ケットサービス60は、ジョブチケット61をプロセッ
サ80に渡す代りに、ジョブチケット参照72を渡す。
ジョブチケット参照72を用いて、プロセッサ80は、
1つまたは複数のプロセスを完了することができるよう
にジョブチケット61のすべてかまたは一部にアクセス
してよい。従来のジョブチケットサービスと異なり、ジ
ョブチケットサービス60は、ジョブチケットを記憶域
に保持し73、ユーザ(クライアント31iおよびプロ
セッサ80i)に対し単にジョブチケット61へのアク
セスを許可する。この機能により、複数のプロセッサ8
0が、ジョブチケット61に関連する特定のジョブ要求
32に対し同時にプロセスを完了することができる。 【0078】また、ジョブチケットサービス60は、リ
ソース参照74を作成してよく、ジョブチケット参照7
2と同様の方法で、プロセッサ80およびクライアント
31に対してリソース参照74を提供してよい。図2と
ともに上述したように、リソースは、物理的装置および
資材を含んでよく、デジタルファイルを含んでよい。リ
ソース参照74を使用することにより、ジョブチケット
61に含まれるデータを簡略化することができる。 【0079】代替的に、リソース参照74に含まれる情
報は、ジョブチケット61に含まれてよく、あるいは、
クライアント31およびプロセッサ80によってアクセ
スされる他のファイルに含まれてよい。 【0080】図7は、ジョブチケットサービス60の選
択された機能の動作を示す図である。図7に示すよう
に、ジョブチケットサービス60は、図2に示され上述
したもの等のプログラミングオブジェクトであってよ
い、ジョブチケット611を含む。ジョブチケット611
は、クライアント311によってジョブチケットサービ
ス60に提供されるように示されている。クライアント
311は、ジョブチケット611を表すデジタル情報をジ
ョブチケットサービス60に送信することができるネッ
トワークコンピュータまたは同様の装置であってよい。
ジョブチケット611がジョブチケットサービス60に
到達することを確実にするために、ジョブチケット61
1は、図5Aに示すサービスID65等、ジョブチケッ
トサービス60に対する参照を含んでよい。サービスI
D65は、ジョブチケットサービス60のネットワーク
アドレスを含んでよい。たとえば、サービスID65
は、ジョブチケットサービス60がインターネットェブ
サイトである場合、ユニバーサルリソースロケータ(U
RL)を含んでよい。 【0081】図7にはまた、クライアント312とプロ
セッサ801〜80Nとを示す。プロセッサ801〜80N
は、ネットワークプリンタ等のネットワークリソース
と、インターネットェブサイト等の電子商取引エンティ
ティと、サービスバス41を使用してジョブチケットサ
ービス60に連結されるローカル印刷ショップ等の「従
来型の(brick and mortar)」エンテ
ィティと、を含んでよい。 【0082】クライアント31は、ジョブ要求32(内
容51およびジョブチケットデータ)を生成する。フロ
ントエンドサービス30(図7には図示せず)とサービ
スバス41とを使用して、クライアント311は、ジョ
ブチケットサービス60にジョブチケットデータを送信
しジョブストア50に内容51(図7には図示せず)を
送信する。ジョブチケットサービス60は、ジョブチケ
ットデータをワークフローコントローラ70に渡し、ワ
ークフローコントローラ70はジョブチケット61を作
成する。内容511とジョブチケット611とは、ジョブ
ID63によって関連付けられる。ジョブID63はま
た、ジョブストア50の識別と、内容511が格納され
るジョブストア50内の位置と、も含む。代替実施形態
では、内容511は、クライアント311において格納さ
れてよく、その後、サービスバス41とフロントエンド
サービス30とを通して他のユーザによってアクセスさ
れてよい。 【0083】ジョブチケット611は、ジョブ要求32
を終了するために完了されなければならないプロセスを
指定する。上述したように、図2は、内部ページとカバ
ーとを含むパンフレットを印刷するために要求されるプ
ロセスを示す。かかるジョブ要求を完了するためかまた
は最も費用効率のよいおよび/またはタイムリな方法で
ジョブ要求を完了するために、複数のプロセッサ80i
が要求されてよい。ワークフローコントローラ70(図
7には図示せず)は、プロセッサ80i〜80Nのいずれ
が特定のプロセスを完了すべきか、および必要な場合は
かかるプロセスが完了されるべき順序を確定することが
できる。ワークフローコントローラ70は、種々のプロ
セッサ80iをポーリングすることにより、ジョブ要求
を完了するためにいずれを使用することができるかを確
定してよい。そして、ワークフローコントローラ70
は、選択されたプロセッサ80iに対し、ジョブ要求が
ジョブチケットサービス60内で登録されたことを通知
してよい。 【0084】受取った各ジョブチケット61iに対し、
ジョブチケットサービス60は、ジョブチケット61i
に対する参照72iを作成する。プロセッサ801は、1
つまたは複数のプロセスを完了するためにジョブチケッ
ト61に対するアクセスを要求してよい。これに応じ
て、ジョブチケットサービス60は、プロセッサ801
に対しジョブチケット参照721を提供する。そして、
ジョブチケット参照721は、ジョブチケット611に対
するインデクスとして使用される。また、ジョブチケッ
ト参照721は、プロセッサ802等の他のプロセッサ
と、クライアント312等の他のクライアントと、に対
して提供されてもよい。そして、プロセッサ802とク
ライアント312とは、プロセッサ801がジョブチケッ
ト611にアクセスする時と同時にジョブチケット611
にアクセスしてよい。この同時アクセスにより、異なる
プロセスが同時に完了することができる。図2に示す実
施例では、プロセッサ801は、内部ページに対するい
くつかまたはすべてのプロセスを完了してよく、プロセ
ッサ802は、カバーに対するプロセスを完了してよ
い。 【0085】図8は、ジョブチケットサービス60の制
御機能のアプリケーション例を示すブロック図である。
ジョブチケット611は、ジョブチケットID63によ
ってジョブ内容511への参照を付与され、ジョブチケ
ット611とジョブ内容511とに関連する情報は、サー
ビスバス41を介して渡される。プロセッサ80iは、
サービスバス41を使用して、ジョブ内容511とジョ
ブチケット611とにアクセスすることができる。例示
する実施例では、ジョブチケット611は、図2におい
て概略したプロセスを使用してパンフレットを印刷する
ためにジョブ要求32を参照する。プロセッサ80
1は、ワークフロープロセッサ70により、パンフレッ
トの内部ページを製作するよう指定され、プロセッサ8
2は、パンフレットカバーを製作するように指定され
る。プロセッサ801は、ジョブチケットアクセス要求
をジョブチケットサービス60に渡す。アクセス要求
は、プロセッサ801がジョブチケット611と対応する
内容511またはジョブとにアクセスすることができる
ようにするセキュリティ情報を含んでよい。これに応じ
て、ジョブチケットサービス60は、プロセッサ801
がジョブチケット611にアクセスするために使用する
ジョブチケット参照621を提供する。プロセッサ801
は、ジョブチケット611の情報を使用して、ジョブス
トア50に格納されている内容511にアクセスしてよ
い。プロセッサ801は、内部ページのみを作成するた
め、ジョブチケット611に含まれるすべての情報にア
クセスする必要はない。さらに、ジョブチケット611
がジョブチケットサービス60に残っているため、プロ
セッサ802等の他のエンティティがジョブチケットに
アクセスし続けることができる。 【0086】プロセッサ801は、種々のプロセスを完
了すると、内容511とジョブチケット611とを更新し
てよい。このため、ジョブチケット611は、ジョブ要
求32の最新ステータスを反映してよい。ステータス報
告は、ノードツリー10のノードが完了する時、暫定デ
ッドラインが完了する時、プロセスを完了するために他
のプロセッサが使用されてよい時、およびすべての処理
が完了する時を示してよい。ステータス報告は、たとえ
ば、ワークフローコントローラ70によって使用される
デジタルファイルに含まれてよい。また、ステータス報
告は、コンピュータ表示画面上のポップアップウィンド
ウ等、人間が可読なフォーマットで含まれてもよい。プ
ロセッサ801は、ジョブチケット参照721を受取って
よく、ジョブチケット参照721をジョブチケットサー
ビス60に戻して、すべてのスケジュールされたプロセ
スを完了してよい。また、プロセッサ801は、ジョブ
チケット参照721のコピーをプロセッサ802に送信す
ることにより、プロセッサ802がジョブチケット611
と内容511とにアクセスしパンフレットカバーを製作
することができるようにしてよい。 【0087】図9は、ジョブチケットサービス60の動
作100を示すフローチャートである。動作100は、
図2に示す内部ページノードを完了することに基づく。
動作100は、少なくとも部分的に、ワークフローコン
トローラ70かまたはある等価の装置の制御の下で行わ
れてよい。動作100は、ジョブ要求32(ジョブチケ
ットデータおよび内容)がサービスセンタ40に渡さ
れ、ジョブチケットサービス60が作成されたと仮定す
る。動作100は、スタートブロック101で開始す
る。プロセッサの検討および割当てブロック105で
は、ワークフローコントローラ70は、いずれのプロセ
ッサ80iがジョブを完了することができそのために利
用可能であるかを判断する。ワークフローコントローラ
70かまたはオプションのビディングサービス90は、
ポーリング機能またはビディング機能を使用してその判
断を行ってよい。複数のプロセッサ80iが利用可能で
ありジョブチケット61の要件を満足させることができ
る場合、ワークフローコントローラ70は、ジョブに1
つの特定のプロセッサ80を割当ててよい。代替的に、
ワークフローコントローラ70は、クライアント31に
プロセッサ80iのリストを提供し、クライアント31
が1つまたは複数のプロセッサ80iを選択することが
できるようにしてよい。 【0088】ジョブチケット要求のブロック110で
は、ジョブチケット61へのアクセス権限が付与された
プロセッサ80が、サービスバス41を使用してアクセ
ス要求をジョブチケットサービス60に送信する。ブロ
ック115において、ジョブチケットサービスは、プロ
セッサ80がジョブチケット61にアクセスしてよいこ
とを検証する。アクセスは、たとえば、パスワード、識
別、公開鍵/秘密鍵セキュリティシステムによって制御
されてよい。ブロック115において、プロセッサ80
がアクセスを拒絶された場合、ブロック120におい
て、プロセッサおよび/またはクライアント31に対し
エラー信号が送信されてよい。 【0089】ブロック115において、アクセス権限が
付与された場合、ジョブチケットサービス60はブロッ
ク125においてプロセッサ80に対し、ジョブチケッ
ト61に対応するジョブチケット参照72のコピーを提
供する。ジョブチケット参照72により、プロセッサ8
0は、いかなる時にもジョブチケットにアクセスするこ
とができる。いかなる時にもジョブチケット61にアク
セスすることにより、プロセッサ80は、他のプロセッ
サ80を含む他のエンティティによりジョブチケット6
1に対する変更がなされる度にジョブチケット61の更
新されたバージョンを見ることができる。 【0090】ブロック130において、ジョブストア5
0が、ジョブチケット61によって参照されるジョブ内
容51へのアクセスを提供する。内容51のうちプロセ
ッサ80によって必要とされる可能性のある部分のみ
が、ジョブストア50によって提供されてよい。たとえ
ば、プロセッサ80がパンフレットの内部ページを生成
するのみである場合、ジョブストア50は、パンフレッ
トカバーを製作するために必要な内容へのアクセスを提
供しなくてよい。プロセッサ80は、ジョブチケット参
照72と内容51とを受取った後、入力リソースを使用
して1つまたは複数のタスクを実行することにより、暫
定的かまたは最終的な出力リソースをもたらしてよい。
ノードツリー10における各ノードの完了により、プロ
セッサ80は、ブロック135において、ジョブチケッ
トサービス60に入力を提供することによってジョブチ
ケット61の変更を可能にしてよい。プロセッサ80
は、すべての必要なプロセスを完了すると、ブロック1
40において、ジョブチケットサービス60に対して、
ジョブチケット61に対するあらゆる最終的な変更とと
もに、最終的なステータス報告を提供してよい。 【0091】ブロック145において、ジョブチケット
サービス60とワークフローコントローラ70とは、い
ずれかの追加のタスクが要求されている可能性があるか
否かを判断する。追加のタスクが要求される場合、ワー
クフローコントローラ70は、適当なプロセス80が割
当てられることを確実にし、動作はブロック110に戻
る。追加のプロセスが要求されていない場合、動作はブ
ロック150に移動して終了する。 【0092】図10は、ワークフローを展開しプロセッ
サをワークフローに割当てるルーチン105を示すフロ
ーチャートである。プロセスは、ブロック200で開始
する。ブロック205において、サービスセンタ40
は、ジョブ要求32を受取る。ジョブ要求32は、性能
要件、リソースおよび他のパラメータを指定してよく、
内容51かまたは内容51へのリンクを含んでよい。ブ
ロック210において、ワークフローコントローラ70
は、ジョブ要求32において指定されるタスクを達成す
るワークフローを定義する。ワークフローは、図2に示
すノードツリー10等のノードツリーによって表されて
よい。 【0093】ブロック230において、ワークフローコ
ントローラ70は、ジョブ要求32によって提供される
情報と、ブロック210において生成されたワークフロ
ーと、適当なジョブチケットテンプレートと、を使用し
てジョブチケット61を生成する。そして、ジョブチケ
ット61は、ジョブチケットサービス60に格納され
る。いかなる内容51も、ジョブストア50に格納され
てよい。 【0094】ワークフローコントローラ70またはジョ
ブチケットサービス60は、ジョブチケット通知かまた
は他のオブジェクトを生成してよく、ブロック250に
おいて、外部のエンティティ(たとえば、プロセッサ8
0)が、ジョブチケット61かまたはジョブチケット6
1のブランチ66の完了にビッドするために十分な情報
を取得することができるように、サービスセンタ40に
おいて当該通知を登録してよい。代替の実施形態では、
サービスセンタ40においてジョブチケット61が登録
されてよい。ジョブチケット61が登録される場合、そ
のジョブチケット61は、ジョブチケットへのアクセス
を制限するかまたはジョブチケット61の所定部分に対
するアクセスを制限する機構を含んでよい。たとえば、
クライアントエクステンション64は、プロセッサ80
にとってアクセス可能でなくてよい。 【0095】サービスセンタ40は、ブロック270に
おいて特定のプロセッサ80からビッドを受取り、ブロ
ック290においてそれらビッドを評価する。ブロック
295において、サービスセンタ40は、ジョブ要求3
2を提出しているクライアント31が落札ビッドを選択
することを意図しているか、またはサービスセンタ40
が選択を行うかを判断する。クライアントが選択を行う
場合、ブロック300において、サービスセンタ40
は、クライアント31に対してビッド情報を提供する。
そして、ブロック305において、サービスセンタ40
は、クライアント31から選択肢を受取る。サービスセ
ンタ40が選択を行う場合、ブロック310において、
サービスセンタ40は、落札ビッドを選択する。ブロッ
ク315において、サービスセンタは、落札したプロセ
ッサに通知する。また、サービスセンタは、ビッド情報
を対応するジョブチケット61とともに格納してもよ
い。ブロック320において、ルーチン105は終了す
る。 【0096】図11は、ワークフローを定義するサブル
ーチン210を示すフローチャートである。サブルーチ
ン210は、ブロック350で開始する。ブロック35
5において、ワークフローコントローラ70は、ワーク
フローが複数のブランチを含むか否かを判断する。ワー
クフローが複数のブランチを含む場合、ワークフローコ
ントローラ70は、ブロック360においてブランチを
定義する。ブロック365において、ワークフローコン
トローラ70は、リソースおよびプロセスが定義される
ブランチを選択する。ブロック370において、ワーク
フローコントローラ70は、最初のプロセスまたはノー
ドの入力リソースを定義する。ブロック375におい
て、ワークフローコントローラ70は、最初のプロセス
のために完了されるタスクを定義する。ブロック380
において、ワークフローコントローラ70は、最初のプ
ロセスの出力リソースを確定する。ブロック385にお
いて、ワークフローコントローラ70は、ワークフロー
またはブランチに対し他のプロセスが要求されているか
否かを判断する。追加のプロセスが要求されていない場
合、ワークフローコントローラ70は、ブロック390
において、他のブランチが定義されるべきであるか否か
を判断する。他のブランチが定義されるべきである場
合、ワークフローコントローラ70は、ブロック365
において、他のブランチを選択し、サブルーチン210
は継続する。他のブランチが定義されるべきではない場
合、サブルーチン210はブロック395において終了
する。ワークフロー定義の結果は、ジョブチケット61
に組込まれてよい(図10、ブロック230参照)。 【0097】図12は、ジョブチケット通知またはジョ
ブチケットを登録するサブルーチン250を示すフロー
チャートである。サブルーチン250は、ブロック40
0で開始する。ブロック405において、ワークフロー
コントローラ70は、ジョブチケット61に関連するワ
ークフローが複数のブランチを含むか否かを判断する。
ワークフローが複数のブランチを含まない場合、ワーク
フローコントローラは、ブロック410において、単一
ブランチをリスト化しているジョブチケット通知を登録
する。ワークフローが複数のブランチを含む場合、ワー
クフローコントローラ70は、ブロック420におい
て、複数のブランチを含むジョブチケット通知を登録す
る。そして、サブルーチン250は終了する。 【0098】図13は、ビッドを評価するサブルーチン
290を示すフローチャートである。サブルーチンはブ
ロック440で開始する。ブロック445において、ビ
ディングサービス90は、分析のために第1のビッドを
選択する。ブロック450において、ビディングサービ
ス90は、クライアント31が何らかの評価基準または
要件を提供したか否かを判断する。クライアントが評価
要件を提供しなかった場合、ビディングサービス90
は、ブロック455において、選択されたビッドを、業
界標準要件であってよい標準の最低性能要件のセットと
比較する。ブロック460において、ビディングサービ
ス90は、ビッドが最低性能要件を満たすか否かを判断
する。ビッドが最低性能要件を満たさない場合、ブロッ
ク475において、ビッドは拒絶される。ビッドが拒絶
された場合、ビディングサービス90は、ブロック49
5において、追加のビッドが提出されたか否かを判断す
る。追加のビッドが提出された場合、ビディングプロセ
ッサ90はブロック445に戻り、評価のために次のビ
ッドを選択する。 【0099】ブロック450において、クライアント3
1が性能要件を提供した場合、ビディングサービス90
は、ブロック465において、選択されたビッドをクラ
イアントが提供した性能要件と比較する。ブロック47
0において、ビディングサービス90は、選択されたビ
ッドがクライアントが提供した性能要件の最低基準を満
たすか否かを判断する。最低基準が満たされない場合、
ブロック475において、ビディングサービス90はビ
ッドを拒絶する。 【0100】ブロック470およびブロック460にお
いて、最低基準が満たされる場合、ビディングサービス
90は、クライアント31が評価アルゴリズムを提供し
たか否かを判断する。クライアント31が評価アルゴリ
ズムを提供しなかった場合、ビディングサービスは、ブ
ロック485において、業界標準アルゴリズムであって
よい標準評価アルゴリズムを適用する。クライアントが
評価アルゴリズムを提供した場合、ビディングサービス
90は、ブロック490において、クライアントが提供
した評価アルゴリズムを適用する。そして、ビディング
サービス90は、すべてのビッドの評価が出るまでアル
ゴリズムの結果を格納してよい。 【0101】ブロック495において、ビディングサー
ビス90は、評価すべきビッドが残っているか否かを判
断する。追加のビッドが残っている場合、サブルーチン
290はブロック445に戻り、ビディングサービス
は、評価のために次のビッドを選択する。ブロック49
5において、評価のために追加のビッドが残っていない
場合、ビディングサービス90は、ブロック500にお
いてビッドをランク付けする。そして、ブロック505
においてサブルーチン290が終了する。 【0102】図14は、ジョブチケット61へのアクセ
スを提供するルーチン130を示すフローチャートであ
る。ルーチン130は、ブロック510で開始する。ブ
ロック515において、ジョブチケットサービス60
は、プロセッサ80からジョブチケット参照72を受取
り、ブロック520において、対応するジョブチケット
61を検索する。 【0103】ブロック525において、ジョブチケット
サービス60は、プロセッサ識別を、ジョブチケット6
1またはジョブチケット61のブランチ66においてリ
スト化されたプロセッサと比較する。ジョブチケットサ
ービス60は、ブロック530において、選択されたブ
ランチ66がロックされているか否かを判断する。選択
されたブランチ66がロックされていない場合、ジョブ
チケットサービス60は、ブロック535において、選
択されたブランチ66をプロセッサ80にコピーする。
そして、ブロック550において、ジョブチケットサー
ビス60は、選択されたブランチ66がロッキングを要
求するか否かを判断する。選択されたブランチがロッキ
ングを要求しない場合、ブロック560においてルーチ
ン130は終了する。選択されたブランチ66がロッキ
ングを要求する場合、ジョブチケットサービス60は、
ブロック555において選択されたブランチ66をロッ
クする。そして、ルーチン130は、ブロック560に
おいて終了する。 【0104】ブロック530において、選択されたブラ
ンチ66がロックされている場合、ジョブチケットサー
ビス60は、ブロック540において、プロセッサ80
が選択されたブランチ66の情報を変更する予定である
か否かを判断する。プロセッサ80が選択されたブラン
チ66を変更しない場合、ジョブチケットサービス60
は、ブロック545においてエラーメッセージを提供し
てよい。選択されたブランチ66が変更される場合、ジ
ョブチケットサービス60は、ブロック547におい
て、選択されたブランチ66をアンロックしてよい。 【0105】図15は、ジョブチケット61へのアクセ
スを許可する方法のフローチャートである。本方法は、
図9に示すルーチン115の一部として実行してよい。
本方法は、ブロック600で開始する。ブロック605
において、認証サーバ94は、プロセッサ80から認証
情報を受取り、プロセッサ80が所有するジョブチケッ
ト参照72に対応するジョブチケット61を検索する。
プロセスのこの段階では、ジョブチケット61(公開鍵
署名フィールド67を除く)は、2つの情報フィール
ド、すなわちフレームワーク62とクライアントエクス
テンション64とを含む。フレームワーク62は、上述
したように、サービスIDと、クライアントIPアドレ
スと、満了日および時と、プロセッサ権限と、を含む。
クライアントエクステンション64は、同様に上述した
クレジットカード番号および郵便番号等の情報を含む。
そして、ジョブチケット61の情報(公開鍵署名フィー
ルド67を除く)は、たとえばオプションとして、たと
えばMD5プロトコルを使用してハッシュされ、ブロッ
ク610において公開鍵暗号化システムにより暗号化さ
れ、ブロック615においてハッシュ番号を生成する。
また、他のハッシングまたは暗号化技術が使用されても
よい。ハッシュ番号は、ジョブチケット61に含まれる
特定の情報を表す。そして、ブロック615において生
成されるハッシュ番号は、ブロック620において、標
準公開鍵暗号化システムを使用して暗号化される。秘密
鍵を用いてハッシュ番号を暗号化することにより、公開
鍵を知らないユーザはいずれもジョブ情報を変更するこ
とができなくなる。ブロック625において、ジョブチ
ケット61および暗号化されたハッシュ番号は、完了し
たジョブチケット61を生成するために連結される。こ
のため、完了したジョブチケット61情報フィールド
は、1)フレームワーク62と、2)クライアントエク
ステンション64と、3)公開鍵署名(暗号化されたハ
ッシュ番号)67と、である。そして、本方法はブロッ
ク630において終了する。 【0106】例示した実施形態では、サービスセンタ4
0と、たとえばワークフローコントローラ70およびジ
ョブチケットサービス60を含むそのサブコンポーネン
トと、は、システムレベル制御全体に対するメインまた
は中央プロセッサ部を有する単一の専用集積回路(たと
えば、ASIC)と、中央プロセッサ部の制御下で種々
の異なる計算、機能および他のプロセスの実行に専用の
別個の回路として実現されてよい。当業者は、サービス
センタ40が、複数の別個の専用またはプログラム可能
な、集積または他の電気回路またはデバイス(たとえ
ば、個別素子回路等のハードワイヤードの電子または論
理回路あるいはPLD、PLAまたはPAL等のプログ
ラム可能論理デバイス)を使用して実現されてもよい、
ということを認めるであろう。また、サービスセンタ4
0は、適当にプログラムされた汎用コンピュータ、たと
えばマイクロプロセッサ、マイクロコントローラまたは
他のプロセッサデバイス(CPUまたはMPU)を、単
体でかまたは1つまたは複数の周辺(たとえば、集積回
路)データおよび信号処理デバイスとともに使用して実
現されてもよい。一般的に、サービスセンタ40または
そのサブコンポーネントとして、有限状態機械が図9な
いし図16に示すフローチャートを実現することができ
るあらゆるデバイスまたはデバイスのアセンブリを使用
することができる。 【0107】本明細書で使用する用語および記述は、例
示の目的のみに示されており、限定するものとして意味
されていない。当業者は、多くの変形が、特許請求の範
囲とそれらの等価物とにおいて画定される、本発明の趣
旨および範囲内において可能であり、すべての用語が他
に示されていない限りそれらの最も広い可能な意味で理
解されるべきである、ということを認識するであろう。 【0108】本発明の態様を以下に例示する。 【0109】1.コンピュータネットワークにおいてサ
ービスに対するビッド情報を格納する装置であり、該コ
ンピュータネットワークがプロセッサ(80)とクライ
アント(31)とを連結し、該クライアントが、該プロ
セッサの1つまたは複数による実行に対するジョブ要求
(32)を提出する装置であって、前記コンピュータネ
ットワークに連結され、前記クライアントと前記プロセ
ッサとに連結されるサービスバス(41)と、該サービ
スバスに連結され、前記ジョブ要求に関連するジョブチ
ケット(61)を格納することができるジョブチケット
サービス(60)と、前記サービスバスに連結され、前
記ジョブ要求の通知を登録することができるビディング
サービス(90)とを具備し、前記プロセッサのうちの
1つまたは複数は、前記ジョブ要求を完了するビッドを
提出し、該ビッドはビッド情報を含み、前記ジョブチケ
ットサービスは、前記ジョブチケットとともに落札ビッ
ド情報(98)を格納する装置。 【0110】2.前記ビディングサービスは、前記提出
されたビットを評価する評価モジュール(290)と、
該評価に基づいて該提出されたビッドをランク付けする
ランキングアルゴリズム(485、490)とを備える
上記1記載の装置。 【0111】3.前記評価モジュール(490)は、ク
ライアントが提供する評価基準を含む上記2記載の装
置。 【0112】4.前記評価モジュール(484)は、業
界標準評価基準を含む上記2記載の装置。 【0113】5.前記ランキングアルゴリズムは、重み
係数を含む上記2記載の装置。 【0114】6.前記ビッド情報は、前記クライアント
に提供され、該クライアントは、前記落札ビッドを選択
する上記1記載の装置。 【0115】7.コンピュータネットワークにおいて、
ジョブチケットサービスを使用して、電子サービスに対
するビッド情報を格納する方法であり、該コンピュータ
ネットワークがプロセッサ(80)とクライアント(3
1)とを連結し、該クライアントが、該プロセッサのう
ちの1つまたは複数による実行に対するジョブ要求(3
2)を提出する方法であって、前記クライアントからジ
ョブ要求を受取ること(205)と、該ジョブ要求に対
応するジョブチケットを生成するジョブチケットサービ
スセンタにおいて該ジョブ要求の通知を登録すること
(250)と、前記プロセッサのうちの1つまたは複数
からビッドを受取ること(270)と、該ビッドを評価
すること(290)と、ビッド情報を含む落札ビッドを
選択すること(310)と、前記ジョブチケットととも
に該ビッド情報(98)を格納することとを含む方法。 【0116】8.前記評価するステップは、クライアン
トが提供する評価基準(490)に対して前記提出され
たビッドを評価することを含む上記7記載の方法。 【0117】9.前記評価するステップは、業界標準評
価基準(485)に対して前記提出されたビッドを評価
することを含む上記7記載の方法。 【0118】10.前記評価されたビッドに対しランキ
ングアルゴリズムを適用することと、ランキングアルゴ
リズムに従って該評価されたビッドをランク付けするこ
と(500)と、ランク付けされたビッドを前記クライ
アント(31)に提供すること(300)と、クライア
ントから前記落札ビッドの選択を受取ること(305)
とをさらに含む上記7記載の方法。
【図面の簡単な説明】 【図1】ジョブチケットの従来技術による使用を示すブ
ロック図である。 【図2】ジョブチケット例におけるプロセスを示すツリ
ー図である。 【図3】デジタルイメージワークフローネットワークの
ブロック図である。 【図4】図3のネットワークとともに使用されるサービ
スセンタのブロック図である。 【図5A】例示的なジョブチケットを示す。 【図5B】例示的なジョブチケットを示す。 【図5C】例示的なジョブチケットを示す。 【図5D】例示的なジョブチケットを示す。 【図6】ジョブチケットサービスによって制御される機
能の図である。 【図7】ジョブチケットサービスによって制御されるア
クセス機能を示す図である。 【図8】ジョブチケットサービスの追加の制御機能を示
すブロック図である。 【図9】ジョブチケットサービスによって制御されるプ
ロセスのうちの1つを示すフローチャートである。 【図10】図9に示すプロセス全体におけるサブプロセ
スを示すフローチャートである。 【図11】図9に示すプロセス全体におけるサブプロセ
スを示すフローチャートである。 【図12】図9に示すプロセス全体におけるサブプロセ
スを示すフローチャートである。 【図13】図9に示すプロセス全体におけるサブプロセ
スを示すフローチャートである。 【図14】図9に示すプロセス全体におけるサブプロセ
スを示すフローチャートである。 【図15】図9に示すプロセス全体におけるサブプロセ
スを示すフローチャートである。 【符号の説明】 50 ジョブストア 51 ジョブ内容 60 ジョブチケットサービス 61 ジョブチケット 70 ワークフローコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シェル・エス・シンプソン アメリカ合衆国83642アイダホ州ボイジー (72)発明者 ブライアン・エー・ヴォルコフ アメリカ合衆国95678カリフォルニア州ロ ーズビル Fターム(参考) 2C061 AP01 HQ17 5B021 AA01 BB00 CC07 EE00 5B085 BA06 BG02 BG07 5B089 GA11 GA21 JA11 JB15 JB22 KA01 KC21 KC39 MA01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンピュータネットワークにおいてサー
    ビスに対するビッド情報を格納する装置であり、該コン
    ピュータネットワークがプロセッサとクライアントとを
    連結し、該クライアントが、該プロセッサの1つまたは
    複数による実行に対するジョブ要求を提出する装置であ
    って、 前記コンピュータネットワークに連結され、前記クライ
    アントと前記プロセッサとに連結されるサービスバス
    と、 該サービスバスに連結され、前記ジョブ要求に関連する
    ジョブチケットを格納することができるジョブチケット
    サービスと、 前記サービスバスに連結され、前記ジョブ要求の通知を
    登録することができるビディングサービスとを具備し、 前記プロセッサのうちの1つまたは複数は、前記ジョブ
    要求を完了するビッドを提出し、該ビッドはビッド情報
    を含み、前記ジョブチケットサービスは、前記ジョブチ
    ケットとともに落札ビッド情報を格納する装置。
JP2002147989A 2001-06-05 2002-05-22 ビッド情報を格納するためにジョブチケットサービスを使用する装置 Withdrawn JP2003091469A (ja)

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