JP2003090918A - 長周期格子を使用する光学帯域通過フィルタ - Google Patents

長周期格子を使用する光学帯域通過フィルタ

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JP2003090918A JP2002187301A JP2002187301A JP2003090918A JP 2003090918 A JP2003090918 A JP 2003090918A JP 2002187301 A JP2002187301 A JP 2002187301A JP 2002187301 A JP2002187301 A JP 2002187301A JP 2003090918 A JP2003090918 A JP 2003090918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号のインライン帯域通過フィルタリング
を提供するために、新しい構成で長周期格子(LPG)
を使用する光学フィルタを提供すること。 【解決手段】 基本的な実施形態では、2つの非類似の
LPGを光ファイバ送信線に取り付ける。第1LPG
は、広い波長範囲にわたって、光ファイバ送信線の基本
モードまたはLP01のモードで送信されている光を、
光ファイバのより高次のモード(HOM)の光に変換す
る。モードを変換した信号は、モードLP ,nを有
し、次いで、第1のものとは異なる送信特性を有する第
2導波路に結合される。第2導波路は、LPm,nモー
ドでの光の伝搬を支持する。次いで、モードを変換した
光は、第2LPGを通して送信される。ここで、第2L
PGによって受容される波長の選択された狭帯域上の信
号は、再びLP01モードに変換される。LP01モー
ドの選択された狭帯域は、光ファイバ送信経路の残りの
上を効率的に伝搬する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学フィルタに関
し、より詳細には、低損失の光学帯域通過フィルタに関
する。
【0002】
【従来の技術】光学帯域通過フィルタは、吸収、放射ま
たは散乱によって、他の波長をすべて除去しながら、波
長の所定の帯域上で光を送信する。そのようなフィルタ
は、レーザ空洞または光通信システムにおいて有用であ
る。例えば、レーザ空洞の内部または外部に配置された
とき、レーザの動作の波長を制約するために使用するこ
とが可能である。光通信システムでは、信号の波長帯域
外の自然放出雑音など、望ましくない光を分離するため
に、光受信器の入力において使用することができる。
D.M.Shamoon、J.M.H.Elmirgh
ani、R.A.Cryanの「Characteri
sation of opticallypreamp
lified receivers with fib
re Bragg grating optical
fibers」、IEEE Colloquium o
n Optical Fiber Gratings、
March 1996を参照されたい。自己位相変調に
基づく光再生成装置は、光の広いスペクトルから、所定
の波長を抽出することを必要とする。
【0003】帯域通過フィルタリングの機能を提供する
ために、いくつかの装置が提案され、実証されてきた。
ファイバ・ブラッグ格子は、狭い波長帯域を選択するた
めに、サーキュレータを有する反射モード、または送信
モードで使用することが可能である。Xu,M.G.;
Alavie,A.T.;Maaskant,R.;O
hn,M.M.の「Tunable fiber ba
ndpass filter based on a
linearly chirped fiber Br
agg grating for wavelengt
h demultiplexing」、Electro
n Lett.、32、pp.1918−1919(1
996)を参照されたい。反射モードでの動作は、送信
線にサーキュレータを追加することが必要である。これ
により、装置のコスト、損失、および複雑さが増大す
る。ブラッグ格子の他の欠点は、送信または反射に使用
される際、そのようなフィルタは、高度に分散的なこと
があり、これにより、パルスの形状にゆがみが生じるこ
とである。Lenz,G.;Eggleton,B.
J.;Giles,C.R.;Madsen,C.
K.;Slusher,R.E.の「Dispersi
ve properties of opticalf
ilters for WDM systems」、I
EEE Journal of Quantum El
ectronics、34、pp.1390−1402
(1998)を参照されたい。代替として、薄膜誘電フ
ィルタも帯域通過フィルタとして使用することが可能で
あるが(米国特許第5,615,289号参照)、分散
的な性質の他に(ブラッグ格子と同様)、自由空間の装
置であるという追加の欠点の影響を受ける。したがっ
て、そのような光ファイバ・システムで使用するために
は、光は、ファイバのピグテール内に結合する必要があ
る。これにより、損失、コスト、および複雑さが増大す
る。
【0004】帯域通過フィルタを作成する代替技術は、
光ファイバ送信線において直列にスプライスされ、その
間にコア・ブロックを有する、2つの同一の長周期ファ
イバ格子(LPG)を使用する(米国特許第6,15
1,427号参照)。第1長周期格子は、コアモードの
光の狭い波長帯域をクラッディング・モードに変換し、
第2の同一の格子は、クラッディングモードの光を、再
びコア・モードに結合する。2つのLPGの間のコア・
ブロックは、クラッディング・モードに変換されなかっ
たあらゆる光を減衰させるか、または散乱する。この装
置には、関連する欠点が存在する−(1)コア・ブロッ
クは、すべてのモードの光を同時に減衰させ、したがっ
て、装置は、本質的に損失が多い。そのため、より低次
のクラッディング・モードは、さらにより大きな損失を
提示するので、より高次のクラッディング・モードのみ
が使用可能である;(2)コア・ブロックは、ファイバ
に離散した不連続性を形成し、これにより、望ましくな
いモード結合および複合一慣輸送干渉がもたらされる;
(3)フィルタは、両方のLPGが同一のスペクトルを
有するときのみ、適切に動作するので、そのようなフィ
ルタの同調は、両方のLPGを同じ量だけ同時に同調す
る必要がある。音響光学的に生成された、またはマイク
ロベンド誘導LPGを使用する帯域通過フィルタには、
装置が本質的に偏光に感受性があるという、追加の欠点
が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、インライ
ン・ファイバ装置であり、低損失を有し、偏光に対して
感受性がなく、同調可能であり、実施が容易である、帯
域通過フィルタが必要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、LPG
は、光学システムにおいて、光信号のインライン帯域通
過フィルタリングを提供するために、新しい構成で使用
される。好ましい場合では、光学システムは、光ファイ
バ・システムである。本発明の基本的なフィルタの実施
形態では、2つの類似していないLPGを、送信線の直
列にカスケードされている光導波路に取り付ける。フィ
ルタの第1導波管では、信号光は、まず、基本モード、
またはLP01モードで送信される。第1LPGは、広
い波長の範囲にわたって、信号光を、第1光導波路のよ
り高次のモード(HOM)に変換する。この変換は、広
いスペクトル上で強いモード変換を提供する広帯域LP
Gを使用して達成される。S.Ramachandra
n、M.F.Yan、L.C.Cowsar、A.C.
Carra、P.Wisk、R.G.Huff、および
D.Peckhamの「Large bandwidt
h,highlyefficient mode co
upling using long−period
gratings in dispersion ta
ilored fibres」、Optics Let
ters、vol.27、pp.698−700(20
02)と、米国特許第6,084,996号とを参照さ
れたい。両方とも、参照によって本明細書に組み込まれ
ている。以下の記述では、広帯域LPGは、BB−LP
Gと呼ばれる。BB−LPGは、第1光導波路のコア誘
導HOMまたはクラッディング誘導HOMを励起するこ
とによって、動作する。次いで、モードLPm,nを有
するモード変換信号は、第1光導波路の送信特性とは異
なる送信特性を有する第2光導波路に結合される。第2
導波路は、LP m,nモードに強く結合されるが、その
理由は、従来のLPGとすることが可能である第2LP
Gは、第2光導波路のLPm,nモードとLP01モー
ドとの間に、強い狭帯域を提供するからである。第2L
PGは、本明細書では、狭帯域LPG(NB−LPG)
と呼ばれる。
【0007】二重LPGフィルタに入射する光は、ま
ず、BB−LPGに遭遇し、ここで、信号の99%を超
える部分が、広い波長範囲にわたって、LPm,nモー
ドに変換される。変換された信号が、NB−LPGに遭
遇するとき、NB−LPGによって受容された波長の選
択された狭帯域上の信号は、第2導波路のLP01モー
ドに再び変換される。LP01モードの選択された狭帯
域は、光導波路の送信経路の残り、すなわち第2導波路
の残りの上で、効率的に伝搬する。
【0008】BB−LPGにおいて励起されたLP
m,nモードと、NB−LPGにおいて返還されたLP
m,nとのモード分布プロファイルは、モードのオーダ
(mとn)が同じである限り、整合する必要はない。B
B−LPGとNB−LPGは、別々の導波路セクション
を備えることが可能であるか、または、同じ長さの導波
路に形成することが可能である。導波路は、光ファイバ
であることが好ましい。LPGが、共にスプライスされ
た別々の光ファイバを備える場合、モードの形状が同じ
なので、信号は、スプライスのところで断熱的に結合す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、示した構成
は、本発明の帯域通過フィルタの全般的な形態を示す。
フィルタは、BB−LPG12を有する第1ファイバ・
セクション11、NB−LPG14を有する第2ファイ
バ・セクション13、および、2つのファイバ・セクシ
ョンを接続するスプライス15を備える。スプライス1
5は、ファイバ11のHOMを、ファイバ13のHOM
に断熱的に変換する。BB−LPG12は、広帯域モー
ド変換のために選択された格子周期を有し、NB−LP
G14は、狭帯域、すなわち帯域通過モード変換のため
に選択された異なる格子周期を有する。格子周期の選択
を図2に示す。
【0010】図2を参照すると、位相整合関係が、(例
えば)LPモード01モードをLP 02モードに結合す
るLPGに対して示されている。曲線21は、約147
0nmにおいてBB−LPGをもたらすファイバの位相
整合関係を表す。曲線21の固有の特徴は、位相整合関
係の折返し点(TAP)である。TAPにおいて、垂直
線22は、位相整合曲線21の接線である。格子周期
が、接線22に対応する値を有する場合、波長の広い範
囲は、ほぼ、位相整合関係を満足する。この範囲の波長
では、BB−LPGとなるが、その理由は、波長が、T
APの近傍で、共振しているか、または共振に近いから
である。この例では、115ミクロン(線22)の周期
を有するBB−LPGは、約1470nmにおいてBB
−LPGをもたらす。
【0011】曲線23は、第2ファイバにおけるLPG
の位相整合関係に対応する。曲線23から、LPGが、
約1300nmより長いあらゆる波長に対して、NB−
LPGをもたらすことがわかる。すなわち、1300n
mより長い波長に対して、選択された格子周期に対応す
る垂直線は、決して、位相整合曲線23に接しない。し
たがって、位相整合関係をほぼ満足する波長の広い範囲
は存在しない。例えば、線24は、1つの波長において
のみ、位相整合関係と交差する。
【0012】この例では、曲線23は、曲線21によっ
て表されたものと同じ指数プロファイルを有するファイ
バを表すが、曲線23に関連付けられるファイバは、曲
線21に関連付けられるファイバの当初の直径の80%
である直径にドローされる。このように、ファイバの寸
法を縮尺することによって、ファイバのTAPはシフト
される。したがって、一直径にドローされるときにBB
−LPGをもたらすファイバは、異なる直径にドローさ
れるとき、NB−LPGをもたらす。寸法を縮尺するこ
とは、ファイバのTAPをシフトまたは調節するいくつ
かの方式の1つである。ファイバに一定の指数変化を誘
導することによって、またはクラッディングの外径をエ
ッチングすることによって、同じ目的を実現することが
可能である。前者の技術は、クラッディング・モード
と、ならびにコア誘導モードの両方のTAPのシフトを
もたらすが、後者は、帯域通過フィルタに使用したHO
Mがクラッディング・モードであるとき、有用である。
【0013】図1のフィルタにおけるファイバ・セクシ
ョン11と13の特性を示すために、実験的に獲得され
たスペクトルを図3に示す。ファイバ11(外径OD=
121μm)に対する図2の位相整合曲線21は、15
40nmにTAPを有する。対応する格子周期(11
2.5μm)において書かれたLPGは、Cバンド全体
にわたって、入射LP01モードをLP02モードに変
換する。この格子の長さは1cmであり、指数摂動は、
5×10−3である。これは、光の99%(>20d
B)を超える部分が、1527nmと1571nmの間
のスペクトル範囲にわたって変換されることを示す。
【0014】より一般的には、BB−LPGの波長の範
囲は、基本モードとHOMに対して、異なる分散特性を
有するファイバを適切に設計することによって、制御す
ることが可能である。
【0015】BB−LPGの帯域幅Δλは、次式によっ
て与えられる。
【数1】 上式で、ΔDは、BB−LPGによって結合されている
2つのモード間の分散の相違であり、Lは格子の長さ、
λresは(最大結合が生じる)共振波長、cは真空に
おける光速、Aは格子の最大結合強度によって決定され
る一定値である。したがって、この概念を使用して、様
々な広帯域スペクトルを獲得することが可能である。通
常のBB−LPGの波長の範囲は、40から100nm
の範囲とすることが可能である。
【0016】ファイバ・セクション13は、ファイバ1
1に類似の数モードのファイバであるが、112μmの
ODにドローされている。このファイバのNB−LPG
のスペクトルを、図3の曲線32によって示す。このス
ペクトルは、120μmの格子周期と1×10−4の指
数摂動を有する、5.7cmの長さの均一のLPGに対
するものである。3dBの帯域幅は、7nmであり、1
555nmの共振波長において、99.6%(24d
B)のモード変換を提供する。LPGスペクトルは、フ
ァイバの分散特性、または、格子の物理パラメータを修
正することによって、帯域幅についてテイラーすること
が可能である。NB−LPGの帯域幅Δλは、次式によ
って与えられる。
【数2】 上式で、Δnは、NB−LPGによって結合されてい
る2つのモード間のグループ指数における相違であり、
残りの項は、以前に確定されているものである。帯域幅
上での制御の他に、格子の周期をチャープすること、ま
たは、格子の指数摂動をアポダイズすることにより、複
数のスペクトルの形状(矩形、ガウス型など)をもたら
すことができる。
【0017】図1の要素を参照すると、装置の機能は以
下の通りである。本質的に、BB−LPG12を通過す
る通信帯域全体のすべての光は、LP モードに変換
される。LP02モードの光が、ファイバ・セクション
11をファイバ・セクション13にスプライスするスプ
ライス15を横切る際、ファイバ11のLP02モード
の光は、ファイバ13のLP02モードに断熱的に変換
される。次いで、NB−LPG14は、スペクトルの望
ましい狭い部分を選択し、それを再びLP01モードに
変換する。これにより、図4の曲線35によって示した
特性を有する、帯域通過フィルタが得られる。
【0018】図1に示した装置は、LPGを有する帯域
消去フィルタとは対照的に、帯域選択を構築するための
一般的なプラットフォームを提供する。第1モード・コ
ンバータBB−LPG12は、NB−LPG14に対す
る空間的に修正された入力を提供する装置としてのみ役
立ち、帯域通過フィルタのスペクトル特性を確定しな
い。フィルタのスペクトルは、NB−LPG14の反転
スペクトルによって確定される。さらに、唯一のNB−
LPG14の代わりに、いくつかのNB−LPGを直列
に追加することが可能である。代替として、NB−LP
Gは、複数の狭帯域共振を有するように設計することが
可能である。これにより、1つまたは複数のNB−LP
G14のスペクトル特性を変化させることによって、帯
域通過構成におけるスペクトルの形状の予想が可能にな
る。
【0019】直前に記述した装置は、コアブロッキング
要素を使用しないという点で、LPGを使用する従来の
フィルタに対して、利点を有する。これにより、その構
成を有する装置に固有の損失が回避される。この区別を
確定するために、BB−LPGとNB−LPGの間の送
信経路は、断熱的に機能する。さらに、LPGを結合す
る送信経路は、アクティブな減衰要素、すなわち、減衰
光の意図した計画的な機能を有する要素を含まない。最
小限の光の減衰に対して設計されている従来のスプライ
スは、この文脈では、アクティブな減衰要素ではないこ
とを意図していない。
【0020】図1のスプライス要素15は、ファイバ1
1のHOMを(NB−LPGを横切った後)ファイバ1
3のHOMに断熱的に変形する。これは、2つのHOM
が効率的に結合することを保証するために、スプライス
に沿って熱プロファイルを誘導することによって、およ
び/または、一方のファイバを他方に対して先細にする
ことによって、達成することが可能である。図1に示し
た実施形態では、2つのファイバ11と13は、それら
を接合する物理スプライスを有するように示されてい
る。すなわち、ファイバ11と13は別々のファイバで
ある。物理スプライス15と、そのスプライスにおける
付随する損失は、2つの異なる送信特性を有する単一の
ファイバを作成することによって、回避することが可能
である。例えば、ファイバの直径は、ファイバの全長に
沿って、長手方向に変化するように作成することが可能
である。すなわち、第1の直径を有する第1セクション
と、第2の直径を有する第2セクションである。代替と
して、クラッディングは、単一ファイバの1つの部分か
ら他の部分へ、選択的に変更することが可能である。し
たがって、スプライス15の機能的な動作は、重要な態
様であり、一特性を有するHOTから、異なる特性を有
する対応するHOMへの変更を実施するための手段とし
て確定することが可能である。
【0021】均一なLPGは、分散型フィルタではない
ので、ここで説明した帯域通過フィルタは、分散型では
ない。
【0022】また、本発明のフィルタは、NB−LPG
の位相整合曲線(図2の曲線23)にシフトを誘導する
ことによって、同調することが可能である。代替とし
て、ファイバのクラッディングをドープすること、また
は、電気光学材料または非線形光学材料でファイバの外
部クラッディングをコーティングすることにより、帯域
通過フィルタの共振波長の電気的または光学的制御が可
能になる。
【0023】本発明の帯域通過フィルタは、様々なシス
テムにおいて使用することが可能である。例えば、様々
なレーザ装置は、空洞内要素として、本発明の帯域通過
フィルタを使用して、同調することができる。1つの高
反射器と1つの弱反射器(出力鏡)の2つの狭帯域反射
器によって画定される従来のレーザ空洞では、2つの狭
帯域反射器は、空洞に本発明の帯域通過フィルタを有す
る2つの広帯域反射器(1つが高で1つが弱)によって
置換される。レージング波長は、フィルタを同調するこ
とによって、調節することが可能である。複数のレージ
ング波長は、複数の共振を有する帯域通過フィルタにお
ける1つまたは複数のNB−LPGを有することによっ
て、生成することができる。
【0024】レーザのこの一般化した形態の例を図5に
示す。この図では、利得ファイバを38、高反射器を3
9、弱反射器を41、入射信号を43、レーザ・ポンプ
を44、信号とポンプを組み合わせるためのWDMを4
5に示す。全体を46で示し、BB−LPG47、NB
−LPG48、およびスプライス49を備える本発明の
帯域通過フィルタは、図示したように、レーザ空洞の内
部に配置される。
【0025】レーザの特有の形態、カスケード・ラマン
・ファイバ・レーザは、本発明のフィルタと共に使用す
るために、特に適合される。これらの装置は、狭帯域の
高反射器と出力カプラ/弱反射器を備えるブラッグ格子
の複数のセットを使用することによって、複数の波長に
おいて動作するように作成することができる。ブラッグ
格子のこれらの対は、レーザ空洞を画定し、狭帯域格子
の共振波長は、レーザ波長を確定する。
【0026】この装置の実施形態を図6に示す。ラマン
共振器51は、ファイバ52と格子53、54を備え
る。従来の装置では、共振器は、狭帯域格子によって、
両側面上で境界を接している。この実施形態では、共振
器は、広帯域高反射器48と弱反射器49の格子によっ
て、境界が定められる。この場合、共振波長は、本発明
の帯域通過フィルタ56によって制御される。帯域通過
フィルタ56は、以前に記述したように、BB−LPG
57、NB−LPG58、およびスプライス59を備え
る。同調は、帯域通過フィルタのNB−LPGを同調す
ることによって達成される。LPG(および、したがっ
て、LPGの帯域通過フィルタ)は、以前に記述した方
法によって、広範に同調可能なので、ラマン増幅光通信
システムにおいて有用である掃引波長源は、容易に実現
可能である。これらのシステムに関するより詳細と、こ
れらのシステムにおける掃引波長の実装については、参
照によって、本明細書に組み込まれている、2002年
3月15日に出願された、「Wideband Ram
an Amplifier」という名称の、同時係属中
の出願第10/098,200号を参照されたい。より
一般的には、いくつかのレージング波長にわたって、装
置の同時同調可能動作を提供するために、複数のNB−
LPG58を直列に追加することが可能である。
【0027】また、本発明の帯域通過フィルタは、自己
位相変調(SPM)に基づく光再生成装置との使用に、
よく適合されている。これらの装置は、比較的簡単であ
り、通常、帯域通過フィルタに関連付けられた非線形フ
ァイバを備える(米国特許第6,141,129号参
照)。信号は、非線形ファイバ・セクション内に入射さ
れ、それにより、信号にSPMを誘導する。その効果
は、選択した強度値を超える信号の部分のスペクトルを
広げることである。次いで、帯域通過フィルタは、広く
なったスペクトルの所定の部分を選択する。理想的に
は、この応用のための帯域通過フィルタは、スペクトル
の時間的な変化を説明するように、同調可能であるべき
である。また、フィルタは、分散のないことが望まし
い。これらの是非望ましいものは、本発明の帯域通過フ
ィルタによって満足される。
【0028】本発明の帯域通過フィルタを使用する光再
生成装置の概略図を図7に示す。非線形ファイバ・セク
ションを62、BB−LPG67、NB−LPG68、
およびスプライス69を備える帯域通過フィルタの全体
を66に示す。
【0029】光受信器のための前置増幅器は、受信した
信号から自然発生雑音を除去するための雑音フィルタを
使用する。この雑音は、送信経路に沿って、増幅器から
発信される。雑音は、通常、信号の波長と、信号の実質
的な側波帯とを含むスペクトル範囲全体にわたる。この
背景雑音は、受信器への信号の信号対雑音比の質を下げ
る。帯域通過フィルタは、信号の波長外の雑音を選択的
に減衰させ、したがって、光の信号対雑音比を向上させ
ることができるが、帯域通過フィルタに分散がないと
き、特に効果的である。この特性は、本発明の帯域通過
フィルタによって提供される。
【0030】直前に記述した光前置増幅器システムを図
8に示す。この図では、光増幅器72には、BB−LP
G77、NB−LPG78、およびスプライス79を備
える、全体を76で示した帯域通過フィルタが続く。次
いで、フィルタリングした信号は、感光ダイオード81
によって図に表した受信器に導入される。
【0031】本発明について、本発明の帯域通過フィル
タを実装するために光ファイバを使用して、上記で説明
した。光集積回路(OIC)装置の平面導波路など、導
波路の他の形態を使用して、同様の装置を構築すること
が可能である。
【0032】本明細書に記述した長周期の格子は、様々
な技術によって形成することが可能である。一般的な手
法は、UV光を使用して、Geをドープしたファイバに
格子を書き込むものである。しかし、他の方法を使用す
ることも可能である。例えば、マイクロベンド誘導LP
Gが適切である。これらは、音響光学格子、アークスプ
ライサ誘導周期マイクロベンドで、または、必要な格子
の周期性を有する波形ブロック間においてファイバをプ
レスすることによって、実現することができる。
【0033】当業者なら、本発明の様々な追加の修正を
思いつくであろう。当技術分野が進展してきた原理とそ
の等化物に基本的に依存する本明細書の特有の技術から
の逸脱は、すべて、記述および主張されている本発明の
範囲内において、適切に考慮されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯域通過フィルタの概略図である。
【図2】異なる光ファイバにおける2つのLPGの関係
を示す格子周期対波長のプロットである。
【図3】BB−LPGとNB−LPGの効果的なモード
変換特性を示す、強度対波長のプロットである。
【図4】図1のフィルタに対する、すなわち組み合わさ
れたLPGを有する、図3のプロットと類似のプロット
である。
【図5】レーザにおいて、本発明の光学フィルタの使用
を示す概略図である。
【図6】ラマン・レーザにおいて、本発明の光学フィル
タの使用を示す概略図である。
【図7】光信号再生成装置において、本発明の光学フィ
ルタの使用を示す概略図である。
【図8】光受信器のための光前置増幅器において、本発
明の光学フィルタを使用するシステムの概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シッドハース ラマチャンドラン アメリカ合衆国 07030 ニュージャーシ ィ,ホボークン,アパートメント 1アー ル,マディソン ストリート 310 Fターム(参考) 2H038 BA25 BA26 2H049 AA01 AA34 AA59 AA62 2H050 AC81 AC82 AC84 AD00 2K002 AB30 BA01 DA10 EA07 EA30 HA24 5F072 AB07 AK06 JJ05 KK07 KK30 QQ07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.第1の部分と第2の部分を有する光
    導波路と、 b.光導波路の第1の部分のBB−LPGと、 c.光導波路の第2の部分のNB−LPGと、 d.第1の部分と第2の部分を直列に結合するためのカ
    プラとを備える光学フィルタ。
  2. 【請求項2】 光導波路の第1の部分と光ファイバの第
    2の部分が、各々、光ファイバを備える、請求項1に記
    載の光学フィルタ。
  3. 【請求項3】 カプラが、ファイバ・スプライスを備え
    る、請求項2に記載の光学フィルタ。
  4. 【請求項4】 光ファイバの第1の部分が、光ファイバ
    の第2の部分の直径とは異なる直径を有する、請求項2
    に記載の光学フィルタ。
  5. 【請求項5】 a.直列に接続されている第1の部分と
    第2の部分を有する光導波路と、 b.モードLP01で伝搬する信号光を、モードLP
    m,nで伝搬する信号に変換するための第1LPGと、 c.第1の部分においてモードLPm,nで伝搬する信
    号光を、m=nおよびn=sの場合、第2の部分におい
    てLPr,sモードの光に送信するように構成された光
    カプラと、 d.第2の部分においてモードLPr,sで伝搬する信
    号光の選択された帯域Δλを、モードLP01で伝搬
    する光に変換する第2LPGとを備える光学フィルタ。
  6. 【請求項6】 光波信号を第1の部分内に導入するため
    の光波シグナリング手段であって、導入された光波信号
    が帯域幅Δλを有し、モードLP01として伝搬す
    る、光波シグナリング手段をさらに備える、請求項5に
    記載の光学フィルタ。
  7. 【請求項7】 光導波路の第1の部分と光導波路の第2
    の部分が、各々、光ファイバを備える、請求項5に記載
    の光学フィルタ。
  8. 【請求項8】 光導波路の第1の部分と光導波路の第2
    の部分が、各々、光ファイバを備える、請求項7に記載
    の光学フィルタ。
  9. 【請求項9】 光学カプラが、ファイバ・スプライスを
    備える、請求項6に記載の光学フィルタ。
  10. 【請求項10】 光学フィルタが、ラマン共振器に直列
    に結合される、ラマン共振器空洞を有するカスケード・
    ラマン共振器を備える光学システムにおいて関連付けら
    れる、請求項2に記載の光学フィルタ。
  11. 【請求項11】 光学フィルタが、光増幅器に直列に結
    合される、光増幅器を備える光学システムにおいて関連
    付けられる、請求項2の光学フィルタ。
  12. 【請求項12】 a.共振空洞と、 b.i.直列に接続されている第1の部分と第2の部分
    を有する光導波路と、 ii.光導波路の第1の部分のBB−LPGと、 iii.光導波路の第2の部分のNB−LPGと、 iv.第1の部分と第2の部分を結合するカプラとを備
    える、共振空洞における同調手段とを備えるレーザ。
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