JP2003089710A - Unsaturated polyester resin composition for use in impregnation - Google Patents

Unsaturated polyester resin composition for use in impregnation

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JP2003089710A JP2001282479A JP2001282479A JP2003089710A JP 2003089710 A JP2003089710 A JP 2003089710A JP 2001282479 A JP2001282479 A JP 2001282479A JP 2001282479 A JP2001282479 A JP 2001282479A JP 2003089710 A JP2003089710 A JP 2003089710A
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impregnation
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Kenji Okada
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
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Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain an excellent resin composition for use in impregnation having improved heat releasing ability compared to a conventional resin composition (varnish E or F). SOLUTION: This unsaturated polyester resin composition for use in impregnation (varnish C or D) essentially comprises (A) 100 pts.wt. of an unsaturated polyester, (B) 5-300 pts.wt. of a reactive monomer and (C) 0.1-100 pt(s).wt. of a black pigment.

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、不飽和ポリエステ
ルを主成分としてコイルなどに含浸する含浸用樹脂組成
物であって、従来の同目的に使用される樹脂組成物と比
較して特に熱放散性に優れた含浸用不飽和ポリエステル
樹脂組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、トランス、ステーター等のコ
イル含浸には、絶縁ワニスとして、不飽和ポリエステル
を主成分とし、反応性単量体としてはスチレンを用いる
のが一般的である。これらのコイルは通電時に発熱し、
この熱の処理が問題となる場合が多い。 【0003】従来から、コイルの発熱を抑えるために、
含浸ワニスで処理した上に黒色の仕上げ用ワニスを刷毛
塗りして熱放散性を向上させるという手法をとる場合が
あった。しかし、これらの仕上げ用ワニスは、溶剤型で
大気中に溶剤を大量に放出してしまうという欠点があっ
た。 【0004】また、一度含浸ワニスで処理したものの上
に塗るという工程で製造することから、製造時の工程が
増えてしまうことにより時間、コストがかかってしまう
という欠点があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、コイルに含浸する無溶剤型樹
脂に顔料によって着色することにより、大気中に放出さ
れる溶剤の削減、製造工数の削減を可能にした樹脂組成
物を提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、後述の不飽和ポ
リエステルを主剤とする樹脂組成物により上記目的を達
成できることを見いだし、本発明を完成したものであ
る。 【0007】即ち、本発明は、(A)不飽和ポリエステ
ル、(B)反応性単量体および(C)黒色顔料を必須成
分とし、前記(A)の不飽和ポリエステル100重量部
に対し、前記(B)の反応性単量体を5〜300重量
部、(C)の黒色顔料を0.1〜100重量部の割合に
それぞれ配合してなることを特徴とする含浸用不飽和ポ
リエステル樹脂組成物である。 【0008】以下、本発明を詳細に説明する。 【0009】本発明に用いる(A)の不飽和ポリエステ
ルとしては、(a)酸成分と(b)アルコール成分とを
加え反応させて得られるものである。 【0010】ここで用いる(a)酸成分としては、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、無水テトラヒドロフタル酸等の不飽和酸およびフ
タル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、ア
ジピン酸等の飽和酸等が挙げられ、これらは単独または
複数で使用することができる。 【0011】(b)アルコール成分としては、プロピレ
ングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリ
スリトール、ポリエーテルポリアルコール、トリス(2
−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられ、
これらは単独または複数で使用することができる。 【0012】また、前述の(A)不飽和ポリエステルに
は、必要に応じて熱硬化性ポリエステル樹脂以外の変性
成分を加えて変性することができる。熱硬化性ポリエス
テルの変性成分としては、例えば、亜麻仁油、大豆油、
トール油、石油樹脂、キシレン樹脂、ジシクロペンタジ
エン等が挙げられ、これらは単独又は2種以上混合して
使用することができる。 【0013】本発明に用いる(B)反応性単量体として
は、芳香族ビニル化合物、アクリル酸エステルおよびそ
の誘導体、メタクリル酸エステルおよびその誘導体、各
種アリルエステル等が挙げられる。例えば、スチレン、
ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、2,5−ジメチル
スチレン、3,4,6−トリメチルスチレン、p−クロ
ルスチレン、p−メトキシスチレン、ジアリルフタレー
ト、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸(2−ヒドロキシエチル)、メタクリル酸アリル
等が挙げられる。また、場合により、メタクリル酸アル
キル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸ラウリル等が挙げられ、これらは単独
または複数で使用することができる。 【0014】反応性単量体の配合割合は、前述した
(A)不飽和ポリエステル100重量部に対して5〜3
00重量部配合することが望ましい。配合量が5重量部
未満では粘度が高く、作業性を損ない、また、300重
量部を超えると十分な可とう性が得られない。 【0015】本発明に用いる(C)黒色顔料としては、
カーボンブラック、銅・鉄・マンガンの複合酸化物、あ
るいはこれらを不飽和ポリエステル樹脂と混合したもの
等が挙げられる。市販品としては、MA600(三菱化
成社製、商品名)、ダイピロキサイドブラック#955
0(大日精化工業社製、商品名)等が挙げられ、これら
は単独または複数で使用することができる。黒色顔料の
配合割合は、前述した(A)不飽和ポリエステル100
重量部に対して0.1〜100重量部配合することが望
ましい。 【0016】本発明の樹脂組成物は、(A)不飽和ポリ
エステルおよび(B)反応性単量体、および(C)黒色
顔料を必須成分とするが、本発明の目的に反しない範囲
において、また必要に応じて、他の成分、例えば、硬化
剤、硬化促進剤、重合禁止剤、フィラー、消泡剤、レベ
リング剤等を添加配合することができる。 【0017】硬化剤としては、有機過酸化物、例えば、
ベンゾイルパーオキサイド、ターシャリーブチルパーオ
キサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、アシル
パーオキサイド、クメンパーオキサイド等が挙げられ、
これらは単独又は2種以上混合して使用することができ
る。硬化剤の添加量は、樹脂組成物100重量部に対し
て0.5〜3重量部配合することが望ましい。 【0018】硬化促進剤としては、ナフテン酸又はオク
チル酸の金属塩(コバルト、亜鉛、ジルコニウム、マン
ガン、カルシウム等の金属塩)等が挙げられ、これらは
単独又は2種以上混合して使用することができる。 【0019】また、重合禁止剤としては、ハイドロキノ
ン、メトキノン、パラターシャリーブチルカテコール、
ピロガロール等のキノン類が挙げられ、これらは単独又
は2種以上混合して使用することができる。 【0020】フィラーとしては、シリカ、タルク、炭酸
カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム等が挙げら
れ、これらは単独又は2種以上混合して使用することが
できる。 【0021】本発明の樹脂組成物は、(A)不飽和ポリ
エステル、(B)反応性単量体、(C)黒色顔料、その
他成分を配合して、均一に攪拌混合して容易に製造する
ことができる。 【0022】 【作用】本発明の樹脂組成物は、従来の無溶剤型不飽和
ポリエステル樹脂と比較して、コイルに含浸する無溶剤
型樹脂に黒色顔料を配合することにより熱放散性を向上
させたもので、大気中に放出される溶剤の削減、製造工
数の削減を可能にした樹脂組成物を得るものである。 【0023】 【発明の実施形態】次に、本発明を実施例によって具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定
されるものではない。 【0024】実施例1 イソフタル酸130g、無水テトラヒドロフタル酸60
g、無水マレイン酸120g、プロピレングリコール2
20gおよびハイドロキノン0.03gを加え、180
〜220℃で反応させ、酸価10の不飽和ポリエステル
Aを得た。 【0025】得られた不飽和ポリエステルAにハイドロ
キノン0.4gと、スチレン500gを加えて均一な溶
液になるまで攪拌混合して硬化性樹脂Bを製造した。 【0026】この樹脂Bにカーボンブラック20gと、
シリカ200gを加え、さらにナフテン酸マンガンと
1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサンを添加配合して、均
一になるまで攪拌混合しワニスCを製造した。 【0027】実施例2 実施例1で得られた樹脂Bにダイピロキサイド#955
0(大日精化工業社製、商品名)30gと、シリカ20
0gを加え、さらにナフテン酸マンガンと1,1−ビス
(ターシャリーブチルパーオキシ)−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサンを添加配合して、均一になるまで
攪拌混合しワニスDを製造した。 【0028】比較例1 実施例1で得られたに樹脂Bにナフテン酸マンガンと、
1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサンを添加配合してワニ
スEを製造した。 【0029】比較例2 無水マレイン酸130g、イソフタル酸210g、プロ
ピレングリコール250gおよびハイドロキノン0.1
gを加え、約200℃で反応させ、酸価25の不飽和ポ
リエステルを得た。この不飽和ポリエステルにスチレン
400gと、ハイドロキノン0.2gを加え、さらにナ
フテン酸マンガンと1,1−ビス(ターシャリーブチル
パーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
を添加配合してワニスFを製造した。 【0030】実施例1、2および比較例1、2で製造し
たワニスをそれぞれ含浸して、同サイズのトランスを作
製した。作製したトランスは、120℃に加温した後、
放冷によるトランスの表面温度の推移を試験し、その結
果を図1に示した。図1において、横軸は放冷した時間
(分)、縦軸はトランス表面温度(℃)である。従来の
樹脂組成物(ワニスE、F)と比較して、実施例1、2
のワニスC、Dの熱放散性が向上しており、本発明の効
果を確認することができた。 【0031】 【発明の効果】以上の説明および図1から明らかなよう
に、本発明の樹脂組成物は、従来の樹脂組成物と比較し
て、熱放散性が向上した優れたものである。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an impregnating resin composition comprising an unsaturated polyester as a main component and impregnating a coil or the like. The present invention relates to an unsaturated polyester resin composition for impregnation which is particularly excellent in heat dissipation as compared with a resin composition. [0002] Conventionally, for impregnating coils such as transformers and stators, it has been general to use unsaturated polyester as a main component as an insulating varnish and styrene as a reactive monomer. These coils generate heat when energized,
This heat treatment often becomes a problem. [0003] Conventionally, in order to suppress the heat generation of the coil,
In some cases, a method of applying a black finishing varnish by brushing after treatment with an impregnated varnish to improve heat dissipation is used. However, these finishing varnishes are of the solvent type and have the disadvantage of releasing a large amount of solvent into the atmosphere. [0004] Further, since it is manufactured in a process of applying it on a material once treated with an impregnating varnish, there is a drawback that time and cost are increased due to an increase in the number of manufacturing steps. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and has been made in view of the above circumstances. A solvent released into the atmosphere is obtained by coloring a non-solvent resin impregnated in a coil with a pigment. An object of the present invention is to provide a resin composition capable of reducing the number of manufacturing steps and the number of manufacturing steps. The present inventors have made intensive studies to achieve the above object, and as a result, have found that the above-mentioned object can be achieved by a resin composition containing an unsaturated polyester as a main component described below. The present invention has been completed. That is, the present invention comprises (A) an unsaturated polyester, (B) a reactive monomer, and (C) a black pigment as essential components, and 100 parts by weight of the unsaturated polyester (A). An unsaturated polyester resin composition for impregnation, wherein the reactive monomer of (B) is blended in a proportion of 5 to 300 parts by weight and the black pigment of (C) in a proportion of 0.1 to 100 parts by weight. Things. Hereinafter, the present invention will be described in detail. The unsaturated polyester (A) used in the present invention is obtained by adding (a) an acid component and (b) an alcohol component and reacting them. The (a) acid component used herein includes maleic acid, maleic anhydride, fumaric acid, tetrahydrophthalic acid, tetrahydrophthalic anhydride and other unsaturated acids and phthalic acid, phthalic anhydride, isophthalic acid, terephthalic acid. ,
Saturated acids such as hexahydrophthalic acid, hexahydrophthalic anhydride, adipic acid and the like can be mentioned, and these can be used alone or in combination. (B) The alcohol component includes propylene glycol, ethylene glycol, dipropylene glycol, diethylene glycol, 1,3-butanediol, neopentyl glycol, glycerin, pentaerythritol, polyether polyalcohol, tris (2
-Hydroxyethyl) isocyanurate and the like,
These can be used alone or in combination. The unsaturated polyester (A) can be modified by adding a modifying component other than the thermosetting polyester resin, if necessary. As a modifying component of the thermosetting polyester, for example, linseed oil, soybean oil,
Tall oil, petroleum resin, xylene resin, dicyclopentadiene and the like can be mentioned, and these can be used alone or in combination of two or more. The reactive monomer (B) used in the present invention includes aromatic vinyl compounds, acrylates and derivatives thereof, methacrylates and derivatives thereof, and various allyl esters. For example, styrene,
Vinyltoluene, divinylbenzene, 2,5-dimethylstyrene, 3,4,6-trimethylstyrene, p-chlorostyrene, p-methoxystyrene, diallyl phthalate, methyl methacrylate, ethyl methacrylate, methacrylic acid (2-hydroxyethyl ), Allyl methacrylate and the like. In some cases, alkyl methacrylate, tridecyl methacrylate, stearyl methacrylate, lauryl methacrylate and the like can be mentioned, and these can be used alone or in combination. The mixing ratio of the reactive monomer is 5 to 3 with respect to 100 parts by weight of the unsaturated polyester (A).
It is desirable to add 00 parts by weight. If the amount is less than 5 parts by weight, the viscosity is high and workability is impaired. If the amount exceeds 300 parts by weight, sufficient flexibility cannot be obtained. The black pigment (C) used in the present invention includes:
Examples thereof include carbon black, a composite oxide of copper, iron, and manganese, and a mixture thereof with an unsaturated polyester resin. Commercially available products include MA600 (trade name, manufactured by Mitsubishi Kasei Co., Ltd.), Dipoxide Black # 955
0 (manufactured by Dainichi Seika Kogyo Co., Ltd.) and the like, and these can be used alone or in combination. The blending ratio of the black pigment is the same as that of (A) the unsaturated polyester 100 described above.
It is desirable to mix 0.1 to 100 parts by weight with respect to parts by weight. The resin composition of the present invention comprises (A) an unsaturated polyester and (B) a reactive monomer, and (C) a black pigment as essential components. If necessary, other components such as a curing agent, a curing accelerator, a polymerization inhibitor, a filler, an antifoaming agent, and a leveling agent can be added and blended. As a curing agent, an organic peroxide, for example,
Benzoyl peroxide, tertiary butyl peroxide, methyl ethyl ketone peroxide, acyl peroxide, cumene peroxide and the like,
These can be used alone or in combination of two or more. It is desirable to add 0.5 to 3 parts by weight of the curing agent to 100 parts by weight of the resin composition. Examples of the curing accelerator include metal salts of naphthenic acid or octylic acid (metal salts of cobalt, zinc, zirconium, manganese, calcium, etc.), and these may be used alone or in combination of two or more. Can be. Examples of the polymerization inhibitor include hydroquinone, methoquinone, paratertiary butyl catechol,
Examples thereof include quinones such as pyrogallol, which can be used alone or in combination of two or more. Examples of the filler include silica, talc, calcium carbonate, alumina, aluminum hydroxide and the like, and these can be used alone or as a mixture of two or more. The resin composition of the present invention is easily prepared by blending (A) an unsaturated polyester, (B) a reactive monomer, (C) a black pigment, and other components, and uniformly stirring and mixing. be able to. The resin composition of the present invention has improved heat dissipation by adding a black pigment to a solventless resin impregnated in a coil as compared with a conventional solventless unsaturated polyester resin. The present invention provides a resin composition capable of reducing the solvent released into the atmosphere and reducing the number of manufacturing steps. Now, the present invention will be described in further detail with reference to Examples, but it should be understood that the present invention is by no means restricted to such specific Examples. Example 1 130 g of isophthalic acid and 60 of tetrahydrophthalic anhydride
g, maleic anhydride 120 g, propylene glycol 2
20 g and hydroquinone 0.03 g were added,
The reaction was carried out at -220 ° C to obtain unsaturated polyester A having an acid value of 10. To the obtained unsaturated polyester A, 0.4 g of hydroquinone and 500 g of styrene were added, and stirred and mixed until a uniform solution was obtained, whereby a curable resin B was produced. The resin B contains 20 g of carbon black,
200 g of silica was added, and manganese naphthenate and 1,1-bis (tert-butylperoxy) -3,
3,5-Trimethylcyclohexane was added and blended, followed by stirring and mixing until uniform, to produce Varnish C. Example 2 Dipoxide # 955 was added to resin B obtained in Example 1.
30 g (manufactured by Dainichi Seika Kogyo Co., Ltd.) and silica 20
0 g was further added, and manganese naphthenate and 1,1-bis (tert-butylperoxy) -3,3,5-trimethylcyclohexane were further added and blended, followed by stirring and mixing until the mixture became uniform to prepare Varnish D. Comparative Example 1 Manganese naphthenate was added to the resin B obtained in Example 1;
1,1-bis (tert-butylperoxy) -3,
Varnish E was produced by adding and blending 3,5-trimethylcyclohexane. Comparative Example 2 130 g of maleic anhydride, 210 g of isophthalic acid, 250 g of propylene glycol and 0.1 of hydroquinone
g was added and reacted at about 200 ° C. to obtain an unsaturated polyester having an acid value of 25. 400 g of styrene and 0.2 g of hydroquinone were added to the unsaturated polyester, and manganese naphthenate and 1,1-bis (tert-butylperoxy) -3,3,5-trimethylcyclohexane were added and blended to prepare Varnish F. Manufactured. The varnishes produced in Examples 1 and 2 and Comparative Examples 1 and 2 were each impregnated to produce transformers of the same size. After heating the fabricated transformer to 120 ° C,
The transition of the surface temperature of the transformer by cooling was tested, and the results are shown in FIG. In FIG. 1, the abscissa indicates the cooling time (minutes) and the ordinate indicates the transformer surface temperature (° C.). Examples 1 and 2 were compared with conventional resin compositions (varnishes E and F).
The heat dissipation properties of Varnishes C and D were improved, and the effect of the present invention could be confirmed. As is apparent from the above description and FIG. 1, the resin composition of the present invention is excellent in heat dissipation as compared with the conventional resin composition.

【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、放冷によるトランスの表面温度の推移
を表したグラフである。 【符号の説明】
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a graph showing transition of a surface temperature of a transformer by cooling. [Explanation of symbols]

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 CF22 DA036 DE096 DE116 FD010 FD096 FD140 FD150 4J027 AB02 AB06 AB07 AB08 AB15 AB16 AB17 AB18 AB19 BA04 BA05 BA06 BA07 CA12 CA20 CB03 CD08 5G305 AA12 AB23 AB36 BA09 CA12 CD20    ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page    F term (reference) 4J002 CF22 DA036 DE096 DE116                       FD010 FD096 FD140 FD150                 4J027 AB02 AB06 AB07 AB08 AB15                       AB16 AB17 AB18 AB19 BA04                       BA05 BA06 BA07 CA12 CA20                       CB03 CD08                 5G305 AA12 AB23 AB36 BA09 CA12                       CD20

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】 (A)不飽和ポリエステル、(B)反応
性単量体および(C)黒色顔料を必須成分とし、前記
(A)の不飽和ポリエステル100重量部に対し、前記
(B)の反応性単量体を5〜300重量部、(C)の黒
色顔料を0.1〜100重量部の割合にそれぞれ配合し
てなることを特徴とする含浸用不飽和ポリエステル樹脂
組成物。
Claims: 1. An unsaturated polyester (A), a reactive monomer (B) and a black pigment (C) are essential components, and based on 100 parts by weight of the unsaturated polyester (A). Unsaturated polyester for impregnation, wherein the reactive monomer of (B) is blended in a proportion of 5 to 300 parts by weight and the black pigment of (C) is blended in a proportion of 0.1 to 100 parts by weight. Resin composition.
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WO2023116947A3 (en) * 2023-03-21 2024-01-04 安徽壳氏环保科技股份有限公司 Method for preparing unsaturated polyester container

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