JP2003089002A - クランク軸ピン部仕上げ加工機 - Google Patents

クランク軸ピン部仕上げ加工機

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JP2003089002A
JP2003089002A JP2001279146A JP2001279146A JP2003089002A JP 2003089002 A JP2003089002 A JP 2003089002A JP 2001279146 A JP2001279146 A JP 2001279146A JP 2001279146 A JP2001279146 A JP 2001279146A JP 2003089002 A JP2003089002 A JP 2003089002A
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tool
pin
crankshaft
finishing machine
finishing
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JP2001279146A
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Tamotsu Hayakawa
保 早川
Toshihiko Shiga
俊彦 志賀
Yoshikatsu Ito
好勝 伊東
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランク軸ピン部の仕上げ加工において発生
する継ぎ加工による円筒度および当たり精度不足を解決
するためになされたものであり、工具をアーム内幅の全
幅にわたって移動させることが可能なクランク軸ピン部
仕上げ加工機を提供する。 【解決手段】 クランク軸のピン部の周りに、ピン部と
同心に固定が可能とされた分割式のターニングリング7
と、ターニングリング7にピン部に向って移動可能に設
けられた刃物台8とを備え、ターニングリング7がクラ
ンク軸の長手方向で移動可能とされているクランク軸ピ
ン部仕上げ加工機が改良されている。ターニングリング
7に設けられた刃物台8に、クランク軸の長手方向にお
ける、この刃物台8の全長にわたって移動可能とした工
具取り付け台20が設置され、この工具取り付け台20
にピン部を仕上げる工具40が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船用および陸上発
電用ディーゼルエンジン等の主要部品である大型クラン
ク軸の製造工程で使用されるクランク軸ピン部仕上げ加
工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5〜図9で従来のクランク軸のピン部
を仕上げ加工する状況を先ず説明する。図5はクランク
軸1全体を示しており、2は軸部、3はピン部、4はア
ーム部であり、5は互いに対向しているアーム部4間の
アーム内幅である。図において、右端のピン部3が、双
方向矢印Aの方向で移動可能とされたクランク軸ピン部
仕上げ加工機(ピンレース6)で仕上げ加工されてい
る。なお、図5においてアーム部の角度は便宜上、水平
角度で示している。
【0003】このピン部3の仕上げ加工機であるピンレ
ース6の概略が図6、7に示されている。該ピンレース
6は、鎖線で示したように開閉が可能となっている2分
割式のターニングリング7が組み込まれており、このタ
ーニングリング7に刃物台8が設けられ、この刃物台8
に工具9が取り付けられている。刃物台8はターニング
リング7上でピン部3の径方向、すなわち、クランク軸
1の長手方向と垂直な方向にのみ移動可能とされてい
る。ピン部3の軸方向の移動は、図5に示す前記双方向
矢印Aのように、ピンレース6自体をクランク軸1の長
手方向で移動することで行われている。
【0004】次に、仕上げ加工の手順について説明す
る。ピンレース6に組み込まれたターニングリング7を
分割・開放して、クランク軸1のピン部3と同心に固定
したのち再び閉じる。このターニングリング7に設けら
れた刃物台8に工具9を装着し、ターニングリング7を
ピン部3の周りに回転させる(図7の矢印B)ことでピ
ン径加工を行う。ピン部3とターニングリング7との関
係を表している図7に示される、ピン部加工径の直径寸
法10を確保するため、ターニングリング7に対して半
径方向に移動可能な刃物台8を調整して工具9の位置を
設定する。また、ピンレース6をクランク軸1の長手方
向(双方向矢印A)に移動することによって、ピン部3
の工具9による加工位置を移動させる。
【0005】ピンレース6の移動距離(範囲)はアーム
部4の内幅寸法5によって制約があり、図8で説明する
と、ターニングリング7の移動距離は、7aの位置から
7bの位置までの間に制約される。ターニングリング7
とアーム部4の内面の間の隙間11が無くなり、ターニ
ングリング7がアーム部4の内面に接するためである。
したがって、アーム部4の内面とターニングリング7と
の隙間11が無くなると、図9のように、刃物台8の一
方に取り付けた工具9を逆側へ付け替えて残部12を加
工する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のク
ランク軸ピン部仕上げ加工機では、工具9の軸方向移動
はターニングリング7を含めた機械全体の移動のみで行
われるため、アーム内幅部分での軸方向移動が可能な長
さは、アーム内幅5の寸法からターニングリング7の幅
(軸方向厚さ)を差し引いたものとなる。軸方向移動が
可能な長さを大きくするためにはターニングリング7の
幅を小さくすれば良いこととなるが、加工に耐えうる強
度を保持したままターニングリング7の幅を削減するに
は限界がある。また、ターニングリング7の幅と同一以
上の切れ刃長さを持つ工具9で精密な仕上げ加工を行う
ことも困難である。したがって、ターニングリング7の
幅よりも小さな工具9で加工することとなり、必然的に
一回の取り付けでは加工のできない部位(残部12)が
発生してしまう。この部位を加工するには、前記のよう
に、工具9を付け替えなければならず、付け替えによる
加工継ぎ目が発生してピン部3の円筒度および当たり精
度を確保できず、修正加工が必要となる等の欠点があっ
た。
【0007】本発明は、上記のようなクランク軸ピン部
の仕上げ加工において発生する継ぎ加工による円筒度お
よび当たり精度不足を解決するためになされたものであ
り、工具をアーム内幅の全幅にわたって移動させること
が可能なクランク軸ピン部仕上げ加工機を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の構成においては、工具を刃物台に移動可能に取り
付けることにより工具がピン部の被加工領域の全長に亘
って移動できるようにしたものであり、工具の付け替え
なしにピン部全体の加工を可能としている。
【0009】即ち、請求項1記載のクランク軸ピン部仕
上げ加工機の発明は、クランク軸のピン部の周りに固定
が可能とされた分割式のターニングリングと、該ターニ
ングリングにピン部に向って移動可能に設けられた刃物
台とを備えたクランク軸ピン部仕上げ加工機において、
前記刃物台に、クランク軸の長手方向において移動可能
としたピン部仕上げ工具が取り付けられていることを特
徴とする。
【0010】請求項2記載のクランク軸ピン部仕上げ加
工機の発明は、請求項1記載の発明において、前記ピン
部仕上げ工具は、クランク軸の長手方向においてピン部
の被加工領域全長にわたって移動可能に前記刃物台に取
り付けられていることを特徴とする。
【0011】請求項3記載のクランク軸ピン部仕上げ加
工機の発明は、請求項1記載の発明において、前記ター
ニングリングがクランク軸の長手方向に移動可能とされ
ており、該ターニングリングの長手方向移動と、刃物台
に対するピン部仕上げ工具の前記移動により、該ピン部
仕上げ工具がピン部の被加工領域全長にわたって移動可
能とされていることを特徴とする。
【0012】請求項4記載のクランク軸ピン部仕上げ加
工機の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
おいて、前記ピン部仕上げ工具は、刃物台にクランク軸
の長手方向に沿って移動可能に取り付けられた工具取り
付け台に固定されていることを特徴とする。
【0013】請求項5記載のクランク軸ピン部仕上げ加
工機の発明は、請求項4記載の発明において、前記工具
取り付け台は、内面に雌ネジが形成された半円筒状の被
駆動部を備え、この被駆動部と、刃物台にクランク軸の
長手方向に沿って設置された駆動雄ネジが噛み合ってお
り、半円筒状の被駆動部が駆動雄ネジの端部の軸受部を
跨ぐことが可能とされていることを特徴とする。
【0014】請求項6クランク軸ピン部仕上げ加工機の
発明は、請求項5記載の発明において、駆動雄ネジは、
一部に歯が加工されており、この歯に、刃物台に内蔵し
た駆動系の歯車が噛み合っており、刃物台に内蔵した駆
動系によって工具取り付け台を移動できるようにしたこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】すなわち本発明のクランク軸ピン部仕上げ加工
機においても、始めに、ターニングリングを分割・開放
して、クランク軸のピン部と同心に固定したのち再び閉
じる。このターニングリングは刃物台と工具を具備して
おり、ターニングリングをピン部の周りに回転させるこ
とでピン径加工を行う。ピン部加工径の直径寸法を確保
するため、刃物台は半径方向に移動可能である。さら
に、このままクランク軸ピン部仕上げ加工機(ピンレー
ス)をクランク軸の長手方向に移動することによって、
ピン部軸方向の加工を行う。ピンレースの移動距離自体
にはクランク軸のアーム内幅寸法による制約があるが、
工具が刃物台に対しクランク軸の長手方向に移動可能で
あるため工具の移動のみまたは工具の移動とピンレース
の移動とを組み合わせることにより、加工範囲はアーム
内幅寸法に達し、工具を逆側へ取り付け替えすることな
く連続加工が可能となる。
【0016】なお、本発明の加工機は、船用、陸上発電
用ディーゼルエンジンに用いられる大型クランク軸の加
工に好適であるが、本発明としては、これら用途に使用
されるクランク軸の加工に限定されるものではなく、そ
の他用途のクランク軸においても適用可能である。ま
た、本発明のターニングリングは、通常は、ピン部の回
りにピン部と同心に固定されるものであるが、必要に応
じてピン部に対し偏心して固定することも可能である。
また、工具の移動手段は、請求項5、6に記載した構成
が好適であるが、これに限定されるものではなく、要
は、工具のクランク軸長手方向への移動が達成されるも
のであればよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図4を参照して説明する。
【0018】図1に示されているように、クランク軸ピ
ン部仕上げ加工機に備えられた二分割式のターニングリ
ング7の一方の半体に刃物台8が設けられている。この
刃物台8は、矢印Cのように、ピン部3に向って移動可
能とされている。そして、この刃物台8の前部に工具取
り付け台20が設けられ、ピン部3を仕上げ加工する工
具40が、工具取り付け台20の前端側に取り付けられ
ている。
【0019】工具取り付け台20は、刃物台8に対して
移動可能となっており、移動可能とした構造が図2、3
に示されている。すなわち、工具取り付け台20の後端
面に、クランク軸長手方向に沿って内面に雌ネジが形成
された半円筒状(工具40側)の被駆動部21が設けら
れ、この被駆動部21が、刃物台8の前部に、クランク
軸の長手方向に沿う方向で設置された駆動雄ネジ22と
噛み合っている。該駆動雄ネジ22を回転することによ
って工具取り付け台20が、図3に矢印D1、D2で示
すように、クランク軸の長手方向に移動できるようにし
てある。
【0020】前記駆動雄ネジ22は、両端の軸部23が
刃物台8側から半円板状となって突出している軸受フラ
ンジ24の軸受孔25に嵌挿されて回転自在となってい
る。また図2に表れているように、前記半円筒状の被駆
動部21の内径は、半円板状の軸受フランジ24の外径
より大きくされており、被駆動部21は、軸部23と軸
受フランジ24で構成される駆動雄ネジ22の軸受フラ
ンジ24を越えて移動することが可能とされている。し
たがって、工具取り付け台20が駆動雄ネジ22の回転
で矢印D1、D2の方向に移動する時、刃物台8の全
長、すなわち、クランク軸の長手方向における全長にわ
たって移動することが可能となっている。
【0021】図3には、前記駆動雄ネジ22の駆動系が
示されている。この駆動系は、刃物台8に内蔵されたモ
ーター26を動力源としている。モーター26の回転力
は、減速機27を通して歯車28、29、・・・32へ
と伝達されるようにしてあると共に、最終段の歯車32
が、前記駆動雄ネジ22の一部(一端)に加工された歯
車の歯33と噛み合っており、結局、モーター26の制
御で駆動雄ネジ22を回転できるようにされている。
【0022】刃物台8には、また、スリップリング式給
電装置34が内蔵されており、これに合わせてターニン
グリング7側にはスライド式給電装置35を設置するこ
とで、刃物台8を前後(ピン部3の半径方向)に移動し
ても、機械本体よりモーター26へ安定した電気を供給
できるようにしてある。供給される電気は直流で、電圧
調整による変速と、極性切り替えによるモーター26の
正転、逆転が可能であり、加工中、外部より制御が可能
な構成となっている。
【0023】図3には、更に、刃物台8の前後方向の移
動の機構も示されている。この機構は、刃物台8の前後
方向の側縁に形成した半円筒状の被駆動雌ネジ50に、
ターニングリング7側に設けた駆動雄ネジ51を噛み合
わせて構成されている。駆動雄ネジ51は、ウオーム歯
車52と一体の歯車53とも噛み合っている。ウオーム
歯車52にはターニングリング7を貫通するように設置
した調整杆54の中間部に形成されたネジ部55が噛み
合っている。調整杆54の端部に取り付けられた調整摘
み56を介して調整杆54を回転することで駆動雄ネジ
51を回転させて、刃物台8を前後方向(双方向矢印
C)に移動できるようになっている。
【0024】上記のように構成されたこの実施形態のク
ランク軸ピン部仕上げ加工機も、図5〜図9を参照して
説明した従来の方法と同様にしてクランク軸のピン部3
の仕上げ加工を行うことができる。すなわち、ターニン
グリング7を分割・開放してピン部3と同心に固定した
後、再び閉じてピン部3の周りで回転可能の状態とし、
次いで、ターニングリング7を回転させてピン部3の表
面を工具40で仕上げ加工することができる。
【0025】ピン部3の仕上げの直径寸法は、刃物台8
の前後方向の移動機構の調整で確保することができる。
また、ピン部3の全長にわたる加工は、このクランク軸
ピン部仕上げ加工機のクランク軸1の長手方向の移動
と、工具取り付け台20の刃物台8に対する移動を組み
合わせて確保することができる。この様子が図4に示さ
れている。図に表れているように、実線で示されている
ターニングリング7を鎖線で示されている7c、7dの
ように、クランク軸1の長手方向で移動する間に、工具
取り付け台20を移動させて、工具40が刃物台8の一
端(図の左端)から他端(図の右端)へと移動させるよ
うにする。
【0026】工具取り付け台20は、半円筒状に形成さ
れた被駆動部21が駆動雄ネジ22の軸受フランジ24
を越える位置まで移動が可能なので、工具40は刃物台
8の全長にわたって移動させることができる。したがっ
て、ターニングリング7が対向するアーム部4のアーム
内幅5を移動する間に、工具40はピン部3の全長の範
囲を加工することが可能である。この結果、工具40を
加工の途中で付け替えすることなくピン部3の全長を仕
上げ加工することができ、加工できない部分の発生を無
くすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば従
来の装置に更に加工範囲の拡大が可能となるような工具
の移動機構を追加したので、工具の付け替えなしにピン
部全体の連続加工を行うことができ、円筒度および当た
り精度の確保が可能となった。また、工具の付け替え、
精度修正加工などが不要となり、加工時間の短縮による
コスト低減の効果も得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のクランク軸ピン部仕上げ
加工機のターニングリングの部分を拡大した説明図であ
る。
【図2】 同じく実施形態の、刃物台と工具取り付け台
の部分を拡大して示す平面図である。
【図3】 刃物台に設けた工具取り付け台を移動させる
機構の構成図である。
【図4】 本発明の実施形態のクランク軸ピン部仕上げ
加工機でピン部を加工している状態を示す説明図であ
る。
【図5】 クランク軸と従来のクランク軸ピン部仕上げ
加工機の関係を示す平面図である。
【図6】 同じく、クランク軸と従来のクランク軸ピン
部仕上げ加工機の関係を示す側面図である。
【図7】 従来のクランク軸ピン部仕上げ加工機のター
ニングリングの部分を拡大した説明図である。
【図8】 従来のクランク軸ピン部仕上げ加工機でピン
部を加工している状態を示す説明図である。
【図9】 図8の加工の後、工具を付け替えて残部を加
工している状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 クランク軸 2 軸部 3 ピン部 4 アーム部 5 アーム内幅 6 クランク軸ピン部仕上げ加工機(ピンレー
ス) 7 ターニングリング 8 刃物台 9 工具 10 直径寸法 11 隙間 12 残部 20 工具取り付け台 21 被駆動部 22 駆動雄ネジ 23 軸部 24 軸受フランジ 25 軸受孔 26 モーター 27 減速機 28 歯車 29 歯車 30 歯車 31 歯車 32 歯車 33 歯 34 スリップリング式給電装置 35 スライド式給電装置 40 工具 50 被駆動雌ネジ 51 駆動雄ネジ 52 ウオーム歯車 53 歯車 54 調整杆 55 ネジ部 56 調整摘み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 好勝 北海道室蘭市茶津町39番地5 株式会社日 鋼機械センター内 Fターム(参考) 3C045 BA31 BA40 CA12 DA16 DA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸のピン部の周りに固定が可能
    とされた分割式のターニングリングと、該ターニングリ
    ングにピン部に向って移動可能に設けられた刃物台とを
    備えたクランク軸ピン部仕上げ加工機において、 前記刃物台に、クランク軸の長手方向において移動可能
    としたピン部仕上げ工具が取り付けられていることを特
    徴とするクランク軸ピン部仕上げ加工機。
  2. 【請求項2】 前記ピン部仕上げ工具は、クランク軸の
    長手方向においてピン部の被加工領域全長にわたって移
    動可能に前記刃物台に取り付けられていることを特徴と
    する請求項1記載のクランク軸ピン部仕上げ加工機。
  3. 【請求項3】 前記ターニングリングがクランク軸の長
    手方向に移動可能とされており、該ターニングリングの
    長手方向移動と、刃物台に対するピン部仕上げ工具の前
    記移動により、該ピン部仕上げ工具がピン部の被加工領
    域全長にわたって移動可能とされていることを特徴とす
    る請求項1記載のクランク軸ピン部仕上げ加工機。
  4. 【請求項4】 前記ピン部仕上げ工具は、刃物台にクラ
    ンク軸の長手方向に沿って移動可能に取り付けられた工
    具取り付け台に固定されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のクランク軸ピン部仕上げ加工
    機。
  5. 【請求項5】 前記工具取り付け台は、内面に雌ネジが
    形成された半円筒状の被駆動部を備え、この被駆動部
    と、刃物台にクランク軸の長手方向に沿って設置された
    駆動雄ネジが噛み合っており、半円筒状の被駆動部が駆
    動雄ネジの端部の軸受部を跨ぐことが可能とされている
    ことを特徴とする請求項4記載のクランク軸ピン部仕上
    げ加工機。
  6. 【請求項6】 駆動雄ネジは、一部に歯が加工されて
    おり、この歯に、刃物台に内蔵した駆動系の歯車が噛み
    合っており、刃物台に内蔵した駆動系によって工具取り
    付け台を移動できるようにしたことを特徴とする請求項
    5記載のクランク軸ピン部仕上げ加工機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501857A (ja) * 2008-09-10 2012-01-26 エムエーエヌ・ディーゼル・アンド・ターボ・フィリアル・アフ・エムエーエヌ・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー・ティスクランド 軸受座又はその中に支持された軸受ジャーナルを機械加工するための装置及び方法
CN116117502A (zh) * 2023-04-17 2023-05-16 潍柴动力股份有限公司 一种曲轴盘车装置及连杆螺栓的装配系统

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