JP2003087752A - ベースバンド映像伝送システム - Google Patents
ベースバンド映像伝送システムInfo
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- JP2003087752A JP2003087752A JP2002180216A JP2002180216A JP2003087752A JP 2003087752 A JP2003087752 A JP 2003087752A JP 2002180216 A JP2002180216 A JP 2002180216A JP 2002180216 A JP2002180216 A JP 2002180216A JP 2003087752 A JP2003087752 A JP 2003087752A
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Abstract
レテキストを伝送できると共に、さらにホストを制御す
る制御信号伝送できる、DVI規格に適合する信号伝送
システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 DVI規格に基づいて映像信号(SV)
をベースバンドで伝送するベースバンド映像伝送システ
ム(BTS1)において、送信装置(100)は映像信
号(SV)のコンポーネントビデオ信号(SB、SG、
SR)の少なくとも1つ(SR)のブランキング期間
(VBP、HBP)に、映像以外を表すデータ信号(S
D)を多重してDVI信号(Sdvi)を生成する。受
信装置(104)は、DVI信号(Sdvi)を受信し
て、受信したDVI信号(Sdvi)からデータ信号
(SD)を抽出する。
Description
声信号および制御信号を伝送できるDVI(Digit
al Visual Interface)規格に適合
する信号伝送システムに関するものであり、さらに詳述
すれば、このような信号伝送を管理する制御信号および
ベースバンド映像伝送システムに関する。
信号伝送システムの構成を示す。同図において、符号2
601、2602、および2603は、送信側に設けら
れたトランジション・ミニマイズド・ディファレンシャ
ル・シグナリング(以降「TMDS」と略称する)・エ
ンコーダ/シリアライザを示す。そして、符号260
4、2605、および2606は、受信側に設けられた
TMDSデコーダ/リカバリーを示す。
ムSTScにおいては、赤、緑、および青のコンポーネ
ント信号SR、SG、およびSBが、それぞれ、TMD
Sエンコーダ/シリアライザ2601、2602、およ
び2603に入力される。そして、TMDSエンコーダ
/シリアライザ2601、2602、および2603の
それぞれは、入力されたコンポーネント信号SR、S
G、およびSBをTMDSエンコードし、シリアライズ
して得られるシリアル信号を伝送路TPcに送出する。
そして、受信側では、受信したシリアライズ信号をTM
DSデコーダ/リカバリー2604、2605、および
2606のそれぞれでTMDSデコードし、リカバーし
てコンポーネント信号SR、SG、およびSBを復元す
る。
ント信号SR、SG、およびSBのそれぞれが存在する
期間を示す信号で、HIGHアクティブである。例え
ば、データイネーブル信号DEがLOWとなる期間は、
映像の水平同期信号期間あるいは垂直同期信号期間と同
一である。また制御信号CTL0、CTL1、CTL
2、およびCTL3の4種類がリザーブされているが、
現在のDVI規格においては、未使用である。具体的に
は、制御信号CTL0、CTL1、CTL2、およびC
TL3のレベルは常時0である。
ザ2601、2602、および2603のそれぞれで
は、8ビットで入力された映像信号(SR、SG、およ
びSB)を10ビットに変換し、それをシリアライズし
て伝送路TPに送出する。8ビット/10ビット変換の
目的は、データの変化点を少なくして高速伝送に適した
形にするためである。またTMDSエンコーダ/シリア
ライザ2601、2602、および2603のそれぞれ
では、2ビットの制御信号CTL0、CTL1、CTL
2、およびCTL3のそれぞれを10ビットに変換して
伝送路に送出する。
2601、2602、および2603のそれぞれは、デ
ータイネーブル信号DEも合わせてエンコード、シリア
ライズして、シリアルデータとして、伝送路TPに送出
する。受信側のTMDSデコーダ/リカバリーでは、伝
送路から受け取った10ビットのシリアルデータをそれ
ぞれ8ビットの赤、緑、および緑のコンポーネント信号
SR、SG、およびSB、データイネーブル信号DE、
および2ビットの制御信号CTL0、CTL1、CTL
2、およびCTL3にデコードして展開する。
規格は映像信号のみを伝送する規格であるために、従来
の信号伝送システムにおいては、クローズドキャプショ
ンやテレテキストや文字放送などの情報や、ホストの制
御情報や接続情報などの伝送を可能にする快適なユーザ
ーインターフェースを提供するものではない。よって、
本発明は、映像信号と共にクローズドキャプションやテ
レテキストを伝送できると共に、さらにホストを制御す
る制御信号伝送できる、DVI規格に適合する信号伝送
システムを提供することを目的とする。
は、上記のような目的を達成するために、本発明にかか
る、DVI規格に基づいて映像信号をベースバンドで伝
送するベースバンド映像伝送システムは、映像信号のコ
ンポーネントビデオ信号の少なくとも1つのブランキン
グ期間に、映像以外を表すデータ信号を多重してDVI
信号を生成する送信装置と、前記DVI信号を受信し
て、当該受信したDVI信号から前記データ信号を抽出
する受信装置を備える。
格に適合する信号伝送システムを利用したあらゆるAV
機器に映像以外のデータを送信して利用できる。さら
に、クライアントであるAV機器によって、ホストを制
御ができる。
に、添付の図面にしたがってこれを説明する。 (第1の実施の形態)図1、図2、図3、および図4を
参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるベースバ
ンド映像伝送システムについて説明する。図1に示すよ
うに、本実施の形態にかかるベースバンド映像伝送シス
テムBTS1は、送信側の映像機器100、受信側のデ
ィスプレイ101、および両者を接続するDVIケーブ
ル109に大別される。映像機器100は、トランスポ
ートデコーダ1001、MPEGデコーダ102、およ
びDVI送信器103を含む。ディスプレイ101は、
DVI受信器104、映像信号処理器105、データデ
コーダ106、合成器107、および表示器108を含
む。
トデコーダ1001は、外部のコンテンツデータ源(図
示せず)から入力されるトランスポートストリームTS
をデコードして、MPEGコンテンツデータSCおよび
データ信号SDを生成する。なお、データ信号SDには
クローズドキャプションやテレテキスト等のコンテンツ
以外の情報が含まれる。
トデコーダ1001から入力される生成されたMPEG
コンテンツデータSCをデコードして、映像信号SVと
同期信号H/V/CLKを抽出する。なお、同期信号H
/V/CLKには、水平同期信号H−Sync、垂直同
期信号V−Sync、および映像機器100のシステム
クロックCLKが含まれる。
102で抽出された映像信号SVおよび同期信号H/V
/CLKと、トランスポートデコーダ1001から出力
されたデータ信号SDに対してDVI規格に基づく多重
化処理を施して、DVI信号Sdviを生成する。生成
されたDVI信号Sdviは、DVIケーブル109を
介してディスプレイ101に伝送される。
VI受信器104は、DVIケーブル109を介して入
力されるDVI信号Sdviを分解して、映像信号S
V、同期信号H/V/CLK、およびデータ信号SDを
再生する。 データデコーダ106は、DVI受信器1
04から出力される同期信号H/V/CLKに基づい
て、データ信号SDをデコードしてクローズドキャプシ
ョンやテレテキスト等の表示データDを再生する。
号H/V/CLKに基づいて、DVI受信器104から
入力される映像信号SVに基づいて、コンテンツ映像信
号Siを生成する。
ら入力されるコンテンツ映像信号Siと、データデコー
ダ106から入力される表示データDを合成して、表示
画像信号Simを生成する。表示器108は、表示画像
信号Simに基づいて、コンテンツに表示データが多重
化された映像を提示する。なお、説明の便宜上、DVI
受信器104で再生された映像信号SVおよびデータ信
号SDを、それぞれ再生映像信号SVrおよび再生デー
タ信号SDrと称して、映像機器100で処理される元
の映像信号SVおよびデータ信号SDと識別するものと
する。
およびDVI受信器104について、さらに詳しく説明
する。DVI送信器103とDVI受信器104を接続
するDVIケーブル109は、3本の信号線114_
1、114_2、および114_3を含むデータライン
114と、1本のクロックライン115に大別される。
1、メモリ103_2、多重器103_3、多重器10
3_4、およびTMDSエンコーダ群103_5を含
む。TMDSエンコーダ群103_5は、3つのTMD
Sエンコーダ103_5b、TMDSエンコーダ103
_5g、TMDSエンコーダ103_5rを含む。
は、それぞれ、2つの入力ポートと1つの入力ポートを
有し、入力ポートに入力される2つの信号を多重化して
1つの信号として、出力ポートから出力する。なお、多
重器103_3の入力ポートの1つには、MPEGデコ
ーダ102から出力される映像信号SVを構成する赤色
のコンポーネント信号SR(以降、「赤色信号SR」と
略称する)が入力される。そして、多重器103_4に
は、映像信号SVを構成する青色のコンポーネント信号
SB(以降、「青色信号SB」と略称する)が入力され
る。
02から入力される同期信号H/V/CLKに基づい
て、メモリ103_2の読込および読出を制御する第1
の制御信号SEN1および、多重器103_3の動作を
制御する第2の制御信号SEN2を生成する。
N1に基づいて、トランスポートデコーダ1001から
出力されるデータ信号SDを所定のタイミングで格納す
ると共に、多重器103_3のもう一方の入力ポートに
出力する。
N2に基づいて、赤色信号SRとデータ信号SDを多重
化して、多重化赤色信号SRdを生成すると共に、当該
多重化赤色信号SRdをTMDSエンコーダ103_5
rに出力する。
には、MPEGデコーダ102から出力される同期信号
H/V/CLKのうち水平同期信号H−Syncと垂直
同期信号V−Syncが入力される。そして、多重器1
03_4は、青色信号SBと水平同期信号H−Sync
および垂直同期信号V−Syncを多重化して、多重化
青色信号SBsを生成して、TMDSエンコーダ103
_5bに出力する。
れる映像信号SVを構成する緑色のコンポーネント信号
SG(以降、「緑色信号SG」と略称する)は、直接T
MDSエンコーダ103_5gに出力される。
は、TMDSエンコーダ103_5bは多重化青色信号
SBsをエンコードして、青色DVI信号SBeを生成
する。TMDSエンコーダ103_5gは、緑色信号S
Gをエンコードして、緑色DVI信号SGeを生成す
る。TMDSエンコーダ群103_5rは、多重化赤色
信号SRdをエンコードして、赤色DVI信号SReを
生成する。そして、TMDSエンコーダ群103_5か
ら、青色DVI信号SBe、緑色DVI信号SGe、お
よび赤色DVI信号SReが、DVI映像信号SVe
(図示せず)としてデータライン114に出力される。
また、システムクロックCLKはクロックライン115
に出力される。DVI映像信号SVeとシステムクロッ
クCLKはDVI信号Sdviを形成している。
1、メモリ104_2、およびTMDSデコーダ群10
4_5を含む。TMDSデコーダ群104_5は、3つ
のTMDSデコーダ104_5b、TMDSデコーダ1
04_5g、およびTMDSデコーダ104_5rを含
む。
線114_1を介して、DVI送信器103のTMDS
エンコーダ103_5bから出力されるDVI信号Sd
viを構成する青色DVI信号SBeが入力される。T
MDSデコーダ104_5bは、青色DVI信号SBe
をデコードして、青色信号SBと水平同期信号H−Sy
ncおよび垂直同期信号V−Syncを再生する。再生
された青色信号SB(以降、「再生青色信号SBr」と
称する)は、映像信号SVの一部として映像信号処理器
105に出力され、水平同期信号H−Syncおよび垂
直同期信号V−SyncはDVI送信器103から入力
されるシステムクロックCLKに多重されて、同期信号
H/V/CLKが再生される。
線114_2を介して、TMDSエンコーダ群103_
5gから出力される緑色DVI信号SGeが入力され
る。TMDSデコーダ104_5gは、緑色DVI信号
SGeをデコードして、緑色信号SGを再生する。そし
て、再生された緑色信号SG(以降、「再生緑色信号S
Gr」と称する)は、映像信号SVの一部として、映像
信号処理器105に出力する。
線114_3を介して、TMDSエンコーダ群103_
5rから出力される赤色DVI信号SReが入力され
る。TMDSデコーダ104_5rは、赤色DVI信号
SReをデコードして、赤色信号SRとデータ信号SD
を再生する。再生された赤色信号SR(以降、「再生赤
色信号SRr」と称する)は映像信号SVの一部として
映像信号処理器105に出力される。なお、再生青色信
号SBr、再生緑色信号SGr、および再生データ信号
SDrを合わせて、再生映像信号SVrと称する。
生されたデータ信号SD(以降、「仮再生データ信号S
D’」と称する)はメモリ104_2に出力される。制
御器104_1は、DVI送信器103から入力される
システムクロックCLKに、TMDSデコーダ104_
5bから出力された水平同期信号H−Syncおよび垂
直同期信号V−Syncが多重されて復元された同期信
号H/V/CLKに基づいて、メモリ104_2の読込
および読出を制御する第3の制御信号SEN3を生成す
る。メモリ104_2は、第3の制御信号SEN3に基
づいて、仮再生データ信号SD’を所定のタイミングで
格納すると共に、再生データ信号SDrとしてデータデ
コーダ106に出力する。
照して、上述のDVI送信器103およびDVI受信器
104におけるDVI信号の送受信動作について詳しく
説明する。同図において、縦軸は映像信号SV、データ
信号SD、DVI映像信号SVe、再生データ信号SD
r、および再生映像信号SVrの強度を模式的に表し、
横軸は時刻(つまり、タイミング)を表している。な
お、本例においては、DVI送信器103に入力される
映像信号SVは、時刻t3から時刻t4の間にn番目
(nは任意の自然数)のフレーム画像Fnを搬送し、時
刻t7から時刻t8の間に、n+1番目のフレーム画像
Fn+1を搬送している。なお、時刻t5から時刻t6
の間は、フレーム画像Fnとフレーム画像Fn+1との
間の垂直ブランク期間VBPである。
の間は情報Aを搬送し、時刻t2から時刻t6の間は情
報Bを搬送し、時刻t6から情報Cの搬送を開始する。
図3においては、信号間の処理タイミングの関係を分か
り易くするために、データ信号SDの情報A、情報B、
および情報Cに対応する成分をそれぞれ、SD(A)、
SD(B)、SD(C)、SDd(A)、SDd
(B)、およびSDd(C)と表している。そして、映
像信号SVのフレーム画像Fnおよびフレーム画像Fn
+1に対応する成分を、それぞれ、SV(Fn)および
SV(Fn+1)と表している。
データ信号SD)に対する、時刻t2以降の処理を例
に、DVI送信器103の動作について述べる。制御器
103_1は、先ず、時刻t2に、第1の制御信号SE
N1によって、メモリ103_2を制御して、情報Bの
データ信号SDの蓄積を開始させる。そして、制御器1
03_1は、第1の制御信号SEN1によって、遅くと
も時刻t5から時刻t6の間に、メモリ103_2に蓄
積データ信号SDd(SD(B))を多重器103_3
に出力させる。さらに、制御器103_1は、第2の制
御信号SEN2によって、時刻t5から時刻t6の間
に、多重器103_3に多重化赤色信号SRd(SD
(B))をTMDSエンコーダ103_5rに出力させ
る。
に、第1の制御信号SEN1によって、メモリ103_
2に情報Cのデータ信号SDの蓄積を開始させ、遅くと
も時刻t9から時刻t10(図示せず)に、多重器10
3_3から蓄積データ信号SDd(SD(C))を出力
させる。さらに、第2の制御信号SEN2によって、時
刻t9から時刻t10の間に、多重器103_3から多
重化赤色信号SRd(SD(C))を出力させる。
R、および赤色信号SRの何れかにデータ信号SDが多
重化された映像信号SV(多重化青色信号SBs、緑色
信号SG、多重化赤色信号SRd)は、TMDSエンコ
ーダ群103_5によってエンコードされてDVI映像
信号SVeとして、DVI受信器104に送信される。
上述のようにDVI映像信号SVeとシステムクロック
CLKを合わせてDVI信号Sdviが形成される。
ツデータ源から入力されたデータ信号SDは、先ずメモ
リ103_2に蓄えられられる。そして、蓄積されたデ
ータ信号SDは、蓄積データ信号SDdとして、映像信
号SVの垂直ブランク期間VBP(時刻t5〜時刻t6
/時刻t9〜時刻t10)に多重器103_3に出力さ
れ、映像信号SVの一部である赤色信号SRに多重化さ
れて多重化赤色信号SRdとしてTMDSエンコーダ1
03_5rに出力される。
る映像信号SVは赤色信号SRに限定されるものではな
く、青色信号SBでも、青色信号SBでもよい。また、
蓄積データ信号SDdが映像信号SVに多重化される期
間は垂直ブランク期間VBPに限定されるものではな
く、水平ブランク期間HBPであってもよい。
4における処理について、詳しく述べる。なお、映像信
号SVがDVI送信器103で処理されて生成されるD
VI信号Sdviが送信されて、DVI受信器104が
受信した後に種々な処理を施す間に若干であるが時間が
経過している。故に、厳密言えば、図3に示す各時刻
は、DVI送信器103における映像信号SV、データ
信号SD、およびDVI映像信号SVeに関するもの
と、DVI受信器104における再生データ信号SDr
と再生映像信号SVrに関するものとは異なる。しかし
ながら、その差は微細であると共に、送受信間ではそれ
ぞれにおける処理のタイミングが所定の関係に保たれて
いればよい。よって、本明細書においては、図3に示す
各時刻は、DVI送信器103およびDVI受信器10
4における処理のタイミングの対応関係を示すものとし
て説明する。
I映像信号SVe(赤色DVI信号SRe)に含まれる
蓄積データ信号SDd(A)のTMDSデコーダ104
_5rによる伸張が継続している。
群104_5による、青色DVI信号SBe、緑色DV
I信号SGe、および赤色DVI信号SReのデーコー
ドが開始されて、再生青色信号SBr、再生緑色信号S
Gr、および再生赤色信号SRrが生成されて、再生映
像信号SVr(SV(Fn))の出力が開始される。
(A)の伸張は継続しているが、再生映像信号SVr
(SV(Fn))の出力は完了する。
(A)の伸張は終了する一方、蓄積データ信号SDd
(B)の伸張が開始する。
ータ信号SDd(B)の伸張が継続しているが、データ
信号SDに関しては、VI映像信号SVe(赤色DVI
信号SRe)に含まれる蓄積データ信号SDd(B)の
TMDSデコーダ104_5rによる伸張が継続してい
る。
(Fn+1))の出力が開始し、時刻t8に完了する。
d(B)の伸張が完了して、蓄積データ信号SDd
(C)の伸張が開始される。
R、および赤色信号SRの何れかにデータ信号SDが多
重化された映像信号SV(多重化青色信号SBs、緑色
信号SG、多重化赤色信号SRd)は、TMDSエンコ
ーダ群103_5によってエンコードされてDVI映像
信号SVeとして、DVI受信器104に送信される。
03から送信されたDVI信号SdviのDVI映像信
号SVe(TMDSエンコードされた青色DVI信号S
Be、緑色DVI信号SGe、および赤色DVI信号S
Re)は、TMDSデコーダ群104_5でデコードさ
れて、DVI映像信号SVeの垂直ブランク期間VBP
(水平ブランク期間HBP)に挿入されていた蓄積デー
タ信号SDd(データ信号SD)が分離および伸張され
る。そして、伸張された再生蓄積データ信号SDdr
は、伸張と同時にメモリ104_2に蓄積されて、元の
データ信号SDが復元される。
れるトランスポートストリームデータ(TS)は、トラ
ンスポートデコーダ1001で映像データ(MPEGコ
ンテンツデータSC)とデータ信号(データ信号SD)
に分離される。分離された映像データ(MPEGコンテ
ンツデータSC)は、MPEGデコーダ102で、デコ
ードされて映像信号SVが生成される。映像信号(S
V)と、分離されたクローズドキャプションやテレテキ
スト等のデータ信号(SD)は、DVI送信器103に
入力される。入力された信号(SV、SD)はTMDS
エンコーダ群103_5によって、映像信号(SV)の
垂直ブランク期間VBPにデータ信号(SD)が多重さ
れる。
ログレッシブ映像)に、データ信号SDが多重される一
例を示す。同図には、480Pの映像信号SVの1フレ
ーム画像が模式的に表されている。フレームの左端部が
水平ブランク期間HBPであり、フレームの上端部が垂
直ブランク期間VBPであり、残りの部分が有効画面E
SAである。本例においては、上端部の垂直ブランク期
間VBPにデータ信号SDが多重化される。なお、垂直
ブランク期間VBPの代わりに、垂直ブランク期間VB
Pにデータ信号SDを多重してもよいことは既に述べた
通りである。
期間VBPおよび水平ブランク期間HBPの両方に多重
化してもよい。また、垂直ブランク期間VBPや水平ブ
ランク期間HBP以外の、例えば、RGBラインのどれ
か1本もしくは全ての信号ラインに、データ信号SDを
多重してもよい。
た映像信号成分(SRd、SBe)は、多重されていな
い映像信号成分(SG)と共に、TMDSエンコード部
(103_5)でTMDS信号(SRe、SBe、SG
e)に変換される。
e、SGe)は、データライン(114)を通じて、D
VI受信器(104)のTMDSデコード部(104_
5)に入力されて、そこでデコードされる。そして、映
像信号(SRr、SBr、SGr)とデータ信号(SD
dr)と同期信号(H−Sync、V−Sync)に分
離される。
r、SGr)は、映像信号処理器105に入力されて、
フォーマット変換や画質補正等の処理が施される。また
データ信号(SD))は、データデコーダ106のCP
U等でデコードされてコンテンツ映像信号(Si)に変
換される。コンテンツ映像信号(Si)は、合成器10
7によって、データ(D)と合成されて表示画像信号
(Sim)が生成され、表示器108で合成画像が表示
される。
成画像の一例を示す。同図において、画面の下部に、コ
ンテンツ映像信号Siに合成されたクローズドキャプシ
ョン等の表示データDの画像IDを示す。本発明におい
て、映像機器100は、アナログ信号をデコードするも
のでもよい。また、DVCなどのDVフォーマットを取
り扱うものでもよい。
参照して、本発明の第2の実施の形態2によるベースバ
ンド映像伝送システムについて説明する。図6に示すよ
うに、本例にかかるベースバンド映像伝送システムBT
S2は、基本的に図1に示したベースバンド映像伝送シ
ステムBTS1に新たな機能要素を追加、あるいは置き
替えられて構成される。具体的には、ベースバンド映像
伝送システムBTS2における、映像機器120は、映
像機器100にCPU1202とROM1203が追加
されていると、共にDVI送信器103がDVI受信装
置123に置き換えられている。ROM1203は、I
EEE1394規格に基づくAVコマンド等の機器制御
情報を格納している。CPU1202は、ROM120
3およびDVI送信器103に接続されて、ROM12
03に格納されている機器制御情報Icnに基づいて、
DVI送信器103を制御する。
3から供給される機器制御情報Icnに基づいて、DV
I送信器103の動作を制御する第1の制御信号Scn
1を、DVI送信器103に出力する。つまり、本実施
の形態においては、第1の実施の形態におけるデータ信
号SDの代わりに第1の制御信号Scn1がDVI受信
装置123に入力される。また、後ほど詳述するが、D
VI受信装置123からは、信号線146を介してディ
スプレイ121から送られてくる第2の制御信号Scn
2が、CPU1202に入力される。
レイ101のデータデコーダ106がCPU126と、
外部のリモコン130からのリモコン波を受けるリモコ
ン受光器131に置き替えられていると、共にDVI受
信器104がDVI受信装置124に置き換えられてい
る。
装置124の構成を示す。DVI受信装置123は、図
2に示したDVI送信器103に、第1の制御インター
フェース144が新たに設けられている。DVI受信装
置124も同様に、DVI受信器104に第2の制御イ
ンターフェース145が新たに設けられている。第1の
制御インターフェース144と第2の制御インターフェ
ース145は、信号線146で接続されて、相互に、第
1の制御信号Scn1と第2の制御信号Scn2を交換
する。
TS1と共通な構成および動作についての説明を省き、
ベースバンド映像伝送システムBTS2に固有の特徴に
重点をおいて説明する。また、ROM1203うちに格
納されているIEEE1394規格に基づくAVコマン
ド等の機器制御情報IcnがCPU1202を介して、
第1の制御信号Scn1として、DVI受信装置123
のDVI送信器103に入力される。入力された機器制
御情報Icnは多重器103_3あるいは多重器103
_4によって映像信号SV(赤色信号SR)の垂直ブラ
ンク期間VBPに多重される。
色信号SRdは、TMDSエンコーダ群103_5でT
MDS信号(青色DVI信号SBe、緑色DVI信号S
Ge、赤色DVI信号SRe)に変換されて、データラ
イン114を通してDVI受信装置124(DVI受信
器104)のTMDSデコーダ群104_5に入力され
て、デコードされる。その後、映像信号とデータ信号と
同期信号に分離される。分離された映像信号は映像信号
処理器105に入力されフォーマット変換や画質補正等
の処理が行われる。機器制御情報IcnはCPU126
でデコード/映像信号に変換され、合成器107で映像
信号と合成されて、オンスクリーンメッセージOSMと
して表示器108で示される。
リーンメッセージOSMの一例を示す。このオンスクリ
ーンメッセージOSMをみてユーザーは、リモコン13
0でコマンドを選択すると、選択に応じたリモコン信号
Srcがリモコン130から発せられる。リモコン信号
Srcは、リモコン受光器131で受信されて、さらに
CPU126によって、第2の制御信号Scn2として
DVI受信装置124(DVI受信器104に入力され
る。第2の制御信号Scn2はさらに、第2の制御イン
ターフェース145を介して、DVI受信装置123に
送付され、第1の制御インターフェース144で受信さ
れ、CPU1202に送付され、機器の制御が実行され
る。
レイ121にIEEE1394規格に基づいて接続され
る場合でも、セットトップボックス(STB)151
が、IEEE1394規格で接続されているDVHS1
52やDVD−RAM153等から発せられるAVコマ
ンドを読み取り、セットトップボックス151でデコー
ドしている映像機器の制御情報をディスプレイ121に
送付することにより、DVIで接続されている機器のみ
でなくその他の機器もディスプレイ121から制御する
できる。図9に示す例においては、IEEE1394規
格で接続されているDVHS152をディスプレイ12
1で制御できる。
データ信号や機器制御信号を時分割多重して伝送する信
号伝送システムによって、クローズドキャプションやテ
レテキストの合成をDVI接続で実現することが可能と
なる。また、ディスプレイに接続されている機器やその
機器にIEEE1394規格等に基づいて接続される機
器の制御も可能となり、優れたユーザーインターフェー
スを提供できる。
適合する信号伝送システムを利用したあらゆるAV機器
に用いることができる。さらに、クライアントからホス
トを制御するAV機器に用いることができる。
ド映像伝送システムの構成を示すブロック図である。
細な構成を示すブロック図である。
において観察される種々な信号の処理状態を表すタイミ
ングチャートである。
タ信号が多重される位置を示す模式図である。
を示す模式図である。
ド映像伝送システムの構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
を示す模式図である。
4規格に基づいてAV機器を接続した一例を示す模式図
である。
図8に示した例とは異なる例を示す模式図である。
ク図である。
エンコーダ 104、124 DVI受信器 104_1 制御器 104_2 メモリ 104_5 TMDSデコーダ群 104_5b、104_5g、104_5r TMDS
デコーダ 105 映像信号処理器 106 データデコーダ 107 合成器 108 表示器 109 DVIケーブル 114 データライン 114_1、114_2、114_3 信号線 115 クロックライン 144 第1の制御インターフェース 145 第2の制御インターフェース 150 ディスプレイ 151 STB 152 DVHS 153 DVD−RAM STSc 信号伝送システム 1202 CPU 1203 ROM 130 リモコン 131 リモコン受光器 2601〜2603 TMDSエンコーダ/シリアライ
ザ 2604〜2606 TMDSデコーダ/リカバリー
Claims (8)
- 【請求項1】 DVI規格に基づいて映像信号をベース
バンドで伝送するベースバンド映像伝送システムであっ
て、 前記映像信号のコンポーネントビデオ信号の少なくとも
1つのブランキング期間に、映像以外を表すデータ信号
を多重してDVI信号を生成する送信装置と、 前記DVI信号を受信して、当該受信したDVI信号か
ら前記データ信号を抽出する受信装置を備えるベースバ
ンド映像伝送システム。 - 【請求項2】 前記データ信号は、クローズドキャプシ
ョンやテレテキストに代表される文字情報であることを
特徴とする請求項1に記載のベースバンド映像伝送シス
テム。 - 【請求項3】 前記送信装置は、前記映像信号を複数の
コンポーネントビデオ信号に分解する分離手段と、 前記複数のコンポーネントビデオ信号の少なくとも1つ
のブランキング期間に前記データ信号を多重する多重手
段と、 当該多重化されたコンポーネントビデオ信号をTMDS
エンコードしてDVI信号を生成するエンコード手段を
備える、請求項1に記載のベースバンド映像伝送システ
ム。 - 【請求項4】 前記受信装置は、前記DVI信号をTM
DSデコードして、前記コンポーネントビデオ信号と前
記データ信号とを別々に再生するTMDSデコード手段
と、 前記再生されたデータ信号を伸張する伸張手段とを備え
る、請求項3に記載のベースバンド映像伝送システム。 - 【請求項5】 前記受信装置は、前記再生されたコンポ
ーネントビデオ信号から前記映像信号を再生する映像信
号処理手段と、 前記伸張されたデータ信号から文字画像信号を生成する
データデコーダと、 前記再生された映像信号に前記文字画像信号を多重して
する画像合成手段をさらに備える、請求項4に記載のベ
ースバンド映像伝送システム。 - 【請求項6】 前記データ信号は、前記受信装置で前記
送信装置を操作を可能にする制御情報であることを特徴
とする、請求項1に記載のベースバンド映像伝送システ
ム。 - 【請求項7】 前記受信装置に、IEEE1394規格
に基づいて接続されるホスト機器も、当該受信装置で操
作可能であることを特徴とする、請求項6に記載のベー
スバンド映像伝送システム。 - 【請求項8】 前記データ信号は、リモコン等により入
力されるコマンドであることを特徴とする、請求項1に
記載のベースバンド映像伝送システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002180216A JP4560264B2 (ja) | 2001-06-25 | 2002-06-20 | ベースバンド映像伝送システム、送信装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001190963 | 2001-06-25 | ||
JP2001-190963 | 2001-06-25 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003087752A true JP2003087752A (ja) | 2003-03-20 |
JP4560264B2 JP4560264B2 (ja) | 2010-10-13 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4560264B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005117434A1 (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | デジタル画像入力装置及びその方法 |
JP2014209771A (ja) * | 2010-07-20 | 2014-11-06 | ソニー株式会社 | パケットを使用したデジタルインタフェース経由のクローズドキャプションデータの伝送 |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002180216A patent/JP4560264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4560264B2 (ja) | 2010-10-13 |
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