JP2003087182A - Cdmaシステム基地局装置及びその時刻同期方法 - Google Patents

Cdmaシステム基地局装置及びその時刻同期方法

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JP2003087182A
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pp2s
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Kiyohiro Shimogama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】故障であるのに別の系への切替が行なわれずに
発生する絶対時刻精度の劣化を回避するCDMAシステ
ム基地局装置及びその時刻同期方法を提供すること。 【解決手段】GPS人工衛星からの信号を受信して2組
の絶対時刻を生成する段階と、2組の該絶対時刻に位相
同期した2組の基準周波数信号を生成し、2組の該信号
を用いて2組の基準クロックを生成する段階と、絶対時
刻の秒を表す2組の1PPSと2組の基準クロックとか
ら偶数秒を表す2組のPP2Sを生成する段階と、2組
の基準周波数信号の周波数をそれぞれの1PPSの時間
間隔で計測し、計測値が所定の周波数の範囲に入ってい
る方の基準周波数信号による基準クロック及びPP2S
を選択する段階とによって時刻同期方法を構成し、選択
した基準クロック及びPP2Sを、基地局装置の内部へ
供給する基準タイミングとシステムクロックを生成する
ために用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code D
ivision Multiple Access)方式を用いた移動体通信シ
ステムにおける基地局装置間で時刻を合わせる技術に係
り、特にGPS(Global Positoning system)信号を用
いて絶対時刻を得る同期技術に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムにおいて、移動する
端末は、接続する基地局を次々と変えながら通信を行な
う。また、CDMA方式では、繰返し周期の長い擬似ラ
ンダム雑音(PN)からなる拡散符号を用いて多重化が
なされる。そこで、CDMA方式を採用した移動体通信
システム(本明細書では、これを「CDMAシステム」
ということとする)においては、基地局が変更になる際
に、拡散符号が連続して繋がり、瞬断が起きないように
基地局間で精密な時間合わせが行なわれる。
【0003】図3にCDMAシステム基地局装置の構成
を示す。基地局装置は、主に、基地局アンテナ31を介
して無線周波信号の送受信を行なう無線部32、送信信
号を拡散符号によって拡散して無線部32に与えると共
に無線部32からの受信信号を逆拡散する等の信号処理
を行なうベースバンド処理部33、通信ネットワークと
の接続を行なう回線インタフェース部34、ベースバン
ド処理部33と回線インタフェース部34の間に配置さ
れ、送受信信号に対する制御を行なう制御部35から成
り、更にこれらの各部に基準タイミングとシステムクロ
ックを供給するGPSクロック供給部36と該クロック
供給部のGPSアンテナ1,2とを有している。
【0004】GPSシステムは、拡散符号によって区別
される複数の人工衛星からのGPS信号を受信して、測
位や絶対時刻の設定を行なうものである。各人工衛星は
原子時計を持っており、その時計を基にGPS信号が生
成されるので、高精度の測位や時刻設定を行なうことが
できる。GPSクロック供給部6は、このようなGPS
システムを採用して、所要の精度を確保する。
【0005】現行のN(Narrow-band)−CDMAシス
テムにおいては、全基地局から送信される信号の絶対時
刻は、±3μs以内に抑えられ、高精度の時刻同期が行
なわれる(例えば特開2000−23245号公報参
照)。
【0006】そのような精度が必要になる理由の一つ
は、基地局の変更の際に上述した拡散符号の円滑な繋が
りを得るためである。即ち、CDMAシステムの特徴で
あるソフトハンドオフ(基地局の緩やかな変更)の際
に、呼ごとに位相オフセットを持たせた通話用チャネル
の基地局間での受け渡しが、瞬断が生じることなく行な
われるようにするためである。
【0007】もう一つの別の理由は、パイロットPNシ
ーケンス(PN拡散符号)の位相オフセットを各基地局
ごとに異ならせて持たせ、移動端末がどの基地局に接続
されているのかを識別するためである。基地局は、無線
ゾーンに常時パイロットPNシーケンスを送信してお
り、該無線ゾーンに入った移動端末がパイロットPNシ
ーケンスを受信して応答信号を送信することにより、基
地局は、該移動端末が無線ゾーンに存在することを認識
することができる。
【0008】従来、基地局装置のGPSクロック供給部
6は、高精度のGPS受信機を2基備え、一方のGPS
受信機(1系)は、他方のGPS受信機(0系)がダウ
ンした場合にのみ切り替えて使用する予備系として設け
られていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のCDMAシステ
ム基地局装置のGPS同期手段では、稼動中のGPS受
信機(0系)が故障しない限り予備系のGPS受信機
(1系)に切り替わらない。ところで、何らかの理由に
より稼動中のGPS受信機(0系)の動作がGPS信号
にロックされた状態から自走状態に遷移した場合、時間
経過とともに絶対時刻精度が内蔵する基準周波数発振器
の周波数安定度に依存して徐々に劣化する。従来は、こ
のような劣化に対しては切り替えが行なわれず、CDM
Aシステムの規格(全基地局間時刻精度±3μs以内)
を割る状態が続くことになる。その状態で基地局の変更
が行なわれると、変更の際に信号の瞬断が発生すること
となる。
【0010】本発明の目的は、故障であるにも拘わらず
切替が行なわれずに発生する絶対時刻精度の劣化を回避
することが可能なCDMAシステム基地局装置及びその
時刻同期方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の前記課題は、G
PS人工衛星からの信号を受信して2組の絶対時刻を生
成する段階と、該2組の絶対時刻に位相同期した2組の
基準周波数信号を生成し、2組の該基準周波数信号を用
いて2組の基準クロックを生成する段階と、前記絶対時
刻の秒を表す2組の第1の1PPSと2組の前記基準ク
ロックとから偶数秒を表す2組のPP2Sを生成する段
階と、2組の該基準周波数信号の周波数をそれぞれの第
1の1PPSの時間間隔で計測し、計測値が所定の周波
数の範囲に入っている方の基準周波数信号による基準ク
ロック及びPP2Sを第1の選択結果として選択する段
階とによって時刻同期方法を構成し、該第1の選択結果
を基地局装置の内部へ供給する基準タイミングとシステ
ムクロックを生成するために用いることによって効果的
に解決することが可能である。自走状態等の故障が発生
すると必然的に計測値が所定の周波数の範囲を越えるよ
うになるので、上術の方法を採用すれば、故障であるの
に切替が行なわれずに発生する絶対時刻精度の劣化を回
避することができるからである。
【0012】なお、時刻同期方法には、2組の前記PP
2Sから秒を表す2組の第2の1PPSを生成する段階
と、2組の該基準周波数の計測値がいずれも所定の周波
数範囲に入っている場合には、同じ組の第1の1PPS
と第2の1PPSとの間の位相差を比較し、位相差が小
さい方の第2の1PPSの基となるPP2Sと該PP2
Sの基となる基準クロックを第2の選択結果として選択
する段階とを更に備え、前記第1の選択結果に代えて該
第2の選択結果を前記基準タイミングと前記システムク
ロックを生成するために用いることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るCDMAシス
テム基地局装置及びその時刻同期方法を図面に示した発
明の実施の形態を参照して更に詳細に説明する。
【0014】本実施形態の基地局装置は、図3に示すよ
うに、通信ネットワーク(図示せず)との接続を行なう
回線インタフェース部34と、回線インタフェース部3
4を経て通信ネットワークから入力された送信信号に対
して行先制御等の制御を行なう通信制御部35と、通信
制御部35を経た送信信号に対して拡散符号による拡散
を行なう等の信号処理を行なうベースバンド処理部33
と、信号処理後の送信拡散信号を無線周波信号に変換し
て基地局アンテナ31に供給する無線部32と、これら
の各部に絶対時刻に基づく基準タイミング信号とシステ
ムクロックを供給するGPSクロック供給部36とを有
している。
【0015】更に、無線部32は基地局アンテナ31で
受信した無線周波信号を受信拡散信号に変換し、ベース
バンド処理部33は受信拡散信号に対し、送信に用いた
のと同じ拡散符号によって逆拡散を行なう等の信号処理
を行ない、通信制御部35は逆拡散後の受信信号に対し
て宛先制御等の制御を行ない、回線インタフェース部3
4は制御部5を経た受信信号を通信ネットワークに送出
する。
【0016】図1にGPSクロック供給部36の構成例
を示す。図1において、1,2はGPSアンテナ、3,
4は、GPSアンテナ1,2で受信した信号から絶対時
刻の1PPSを生成するGPS受信機、5,6は、GP
S受信機3,4の出力する1PPSを基に基準クロック
を生成する基準クロック生成部、7は、GPSアンテナ
1とGPS受信機3と基準クロック生成部5とによる基
準クロック部10の0系又はGPSアンテナ2とGPS
受信機4と基準クロック生成部6とによる基準クロック
部11の1系のどちらの系の1PPS、PP2S及び基
準クロックを選択するかを決定する制御部、8は、制御
部7からの選択信号に従って1PPS、PP2S及び基
準クロックを選択する選択部である。制御部7及び選択
部8によって制御選択部9が構成される。
【0017】なお、図3のGPSクロック供給部36
は、図示していないが、PP2S及び基準クロックを入
力して上記基準タイミングとシステムクロックを出力す
る装置システムクロック周波数シンセサイザを備えてい
る。
【0018】また、GPSアンテナは、1基を基準クロ
ック部10,11で共通に使用することも可能である
が、上記のように基準クロック部10,11のそれぞれ
に1基計2基を備えることにより、一方のGPSアンテ
ナ又は該アンテナに内蔵の低雑音増幅器が故障した場
合、或いは何らかの受信環境の変化によりGPS衛星信
号の受信状態が悪化した場合に、GPS受信機3,4は
自走状態となり、1PPSのタイミング精度が徐々に劣
化していくが、このとき他方の系を選択することによ
り、より精度の高いタイミング信号及び基準クロックを
得ることができる。
【0019】図1に示した基準クロック生成部5におい
て、51は、10MHzの基準周波数信号を生成する基
準周波数発振器(リファレンス発振器)、52は、リフ
ァレンス発振器51からの発振出力(基準周波数信号)
を入力して基準クロックを生成する基準クロック回路で
ある。リファレンス発振器51は、高精度の発振周波数
が得られるように温度を一定にする恒温槽に入れて用い
られると共に、絶対時刻による制御電圧Vcntによってタ
イミングが制御される。また、基準クロック回路52
は、PLL(Phase Locked Loop)回路からなり、基準
クロックを生成するための周波数シンセサイザとして機
能する。
【0020】更に、53はPP2S生成回路であり、G
PS受信機3から入力される1PPSと基準クロックか
らPP2Sを生成し、偶数秒に同期して出力する。54
はタイムインタバルカウンタであり、基準クロックの基
となる基準周波数信号の周波数精度を監視するととも
に、GPS受信機3出力の1PPSとPP2S生成回路
53出力の1PPS間の位相差を検出する。
【0021】以上のGPSクロック供給部36の動作の
概要を説明する。まず、0系において、GPSアンテナ
1により受信されたGPS衛星からの受信信号は、GP
S受信機3に入力される。次いで、GPS受信機3は、
該受信信号から時刻情報である1PPSを抽出し、基準
クロック生成部5に出力する。基準クロック生成部5
は、該1PPSと基準クロック回路52からの基準クロ
ック信号により偶数秒に同期したPP2Sを生成する。
このときタイムインタバルカウンタ54は、GPS受信
機3出力の偶数秒の1PPSと次の奇数秒の1PPS区
間におけるリファレンス信号発振器51のパルス数をカ
ウントし、その計数値を制御部7に通知する。また、タ
イムインタバルカウンタ54は、GPS受信機3出力の
1PPS出力とPP2S生成回路53の出力であるPP
2Sと同期した1PPSとの位相差を偶数秒から次の奇
数秒の間で検出し、その結果を制御部7に通知する。上
記のタイムインタバルカウンタ54での計数及び検出
は、毎偶数秒から毎奇数秒の間行なわれる。
【0022】基準クロック生成部5から出力されたPP
2Sと基準クロックは、選択部8に送られる。以上の構
成及び動作は、GPSアンテナ2以降の1系においても
同様である。
【0023】制御部7は、二つの系それぞれの、タイム
インタバルカウンタ54で検出したリファレンス発振器
51のパルス計数値及び1PPSの位相差情報を収集
し、リファレンス発振器51の計数値が所定の値(所定
の周波数)の範囲入っている方か、又は位相差が小さい
方の系のPP2S及び基準クロックを選択するように動
作し、選択信号を選択部8に送る。即ち、制御部7は、
GPS受信機3出力の1PPSとPP2S生成部53出
力の1PPSの位相差検出を終了した奇数秒の次の偶数
秒に選択部8に対して系選択の制御信号を送出する。選
択部8は、上述のように、制御部7からの制御信号によ
り、選択された系の1PPS、PP2S及び基準クロッ
クを出力する。
【0024】更に、制御部7は、GPS受信機3,4出
力の1PPS区間内のリファレンス発振器51のパルス
計数値について[所定の発振器周波数±1]を閾値と
し、図2に示すように両系のGPS受信機3、4出力の
偶数秒の1PPSから次の奇数秒の1PPS区間のリフ
ァレンス発振器51のパルス計数値を該奇数秒から数m
s後に収集する。
【0025】また、GPS受信機3,4出力の1PPS
とPP2S生成部53出力の1PPSの位相差について
も、両系のタイムインタバルカウンタ54で検出完了し
た奇数秒から数ms後に収集する。収集した結果によ
り、次の偶数秒に選択部8に対して系選択の制御信号を
送出する。
【0026】次に、系の選択は、以下に述べる基準によ
って行なわれる。
【0027】GPS受信機3,4出力の1PPS区間の
リファレンス発振器51のパルス計数値が両系とも上記
閾値以内の場合は、GPS受信機2,3出力の1PPS
とPP2S生成部53出力の1PPSの位相差がより小
さい系を選択するように制御部7は選択部8に制御信号
を送出する。
【0028】GPS受信機3,4出力の1PPS区間の
リファレンス発振器51のパルス計数値が0系が閾値以
内で1系が閾値外の場合は、GPS受信機3,4出力の
1PPSとPP2S生成部53出力の1PPSの位相差
に拘わらず、0系を選択するように制御部7は選択部8
に制御信号を送出する。
【0029】GPS受信機3,4出力の1PPS区間の
リファレンス発振器51のパルス計数値が両系とも閾値
外の場合は、GPS受信機3,4出力の1PPSとPP
2S生成部出力の1PPSの位相差に関わらず、該パル
ス計数値が小さい系を選択するように制御部7は選択部
8に制御信号を送出する。
【0030】ただし、GPS受信機3,4出力の1PP
S区間のリファレンス発振器51のパルス計数値が両系
とも閾値外となる場合は、その原因は一般に、GPS受
信機3、4及び基準クロック生成部5、6が電源立ち上
げから動作が安定するまでの期間が終了していないか、
或いは十分な数の衛星が捕捉できない状態が一定時間以
上続いたか、或いはこれらの回路が故障したかの何れか
である。その場合は、いずれの原因であるかを調べ、説
明を省略するがそれぞれに応じた対策が講じられる。
【0031】選択部8は、制御部7により送出された制
御信号に基づき、上記したように、いずれかの系のタイ
ミング信号1PPS、PP2S及び基準クロックをセレ
クタで選択し、これらを装置システムクロック周波数シ
ンセサイザに入力する。装置システムクロック周波数シ
ンセサイザは、PLL回路からなる。該PLL回路は、
系切り替えによるタイミング信号の位相差によるタイミ
ング信号間のシステムクロックのパルス数が変わらない
ように、十数秒の非常に緩やかな応答特性を有する。
【0032】なお、本発明の効果を高めるために、GP
Sアンテナの受信環境の変化を予めある程度予測し、二
個のGPSアンテナを可能な限り離して設置することが
有効である。
【0033】また、GPSクロック供給部36は、GP
Sアンテナ、GPS受信機及び基準クロック生成部から
なる系を3つ以上備えることが可能である。系の選択制
御方法が複雑になり、部品数が増大してコスト高となる
が、予備系としての信頼度を向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、GPSアンテナ、GP
S受信機及び基準クロック生成部からなる系を2組備
え、精度の高い方の系が常時選択されるので、従来以上
に精度が高く、かつ、安定度のよいPP2S及び基準ク
ロックを得ることが可能となる。例えば、仮に一方の系
のGPS受信機が何らかの理由で精度劣化に至る自走状
態に移行した場合、他方の系の正常状態のGPS受信機
が選択されるため、基地局装置内の故障切替が行なわれ
ずに発生する時刻同期精度の劣化を防ぐことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCDMAシステム基地局装置のG
PSクロック供給部を説明するための構成図。
【図2】図1のGPSクロック供給部が生成する1PP
S、PP2S及び基準クロックを説明するためのタイミ
ングチャート。
【図3】CDMAシステム基地局装置を説明するための
構成図。
【符号の説明】
1,2…GPSアンテナ、3,4…GPS受信機、5,
6…基準クロック生成部、7…制御部、8…選択部、9
…制御選択部、10、11…基準クロック部、31…基
地局アンテナ、32…無線部、33…ベースバンド処理
部、34…回線インタフェース部、35…通信制御部、
36…GPSクロック供給部、51…リファレンス信号
発振器、52…基準クロック回路、53…PP2S生成
回路、54…タイムインタバルカウンタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CDMA方式による移動体通信システムを
    構成する複数の基地局装置の間で絶対時刻を合わせる時
    刻同期方法であって、GPS人工衛星からの信号を受信
    して2組の絶対時刻を生成する段階と、該2組の絶対時
    刻に位相同期した2組の基準周波数信号を生成し、2組
    の該基準周波数信号を用いて2組の基準クロックを生成
    する段階と、前記絶対時刻の秒を表す2組の第1の1P
    PSと2組の前記基準クロックとから偶数秒を表す2組
    のPP2Sを生成する段階と、2組の該基準周波数信号
    の周波数をそれぞれの第1の1PPSの時間間隔で計測
    し、計測値が所定の周波数の範囲に入っている方の基準
    周波数信号による基準クロック及びPP2Sを第1の選
    択結果として選択する段階とを有し、該第1の選択結果
    を基地局装置の内部へ供給する基準タイミングとシステ
    ムクロックを生成するために用いることを特徴とするC
    DMAシステム基地局装置の時刻同期方法。
  2. 【請求項2】2組の前記PP2Sから秒を表す2組の第
    2の1PPSを生成する段階と、2組の該基準周波数の
    計測値がいずれも所定の周波数範囲に入っている場合に
    は、同じ組の第1の1PPSと第2の1PPSとの間の
    位相差を比較し、位相差が小さい方の組のPP2Sと基
    準クロックを第2の選択結果として選択する段階とを更
    に有し、該第2の選択結果を前記第1の選択結果に代え
    て前記基準タイミングと前記システムクロックを生成す
    るために用いることを特徴とする請求項1に記載の時刻
    同期方法。
  3. 【請求項3】通信ネットワーク及び移動端末と共にCD
    MA方式による移動体通信システムを構成し、複数の基
    地局装置の間で絶対時刻を合わせる基地局装置であっ
    て、該通信ネットワークから該移動端末への送信信号に
    対して拡散符号により拡散を行ない、該移動端末から該
    通信ネットワークへの受信信号に対して同じ拡散符号に
    より逆拡散を行なうベースバンド処理部と、該ベースバ
    ンド処理部を含む基地局装置の内部へ基準タイミングと
    システムクロックを供給するGPSクロック供給部とを
    少なくとも有し、 該GPSクロック供給部は、GPSアンテナと該GPS
    アンテナで受信したGPS人工衛星からの信号を用いて
    絶対時刻を生成するGPS受信機と該絶対時刻を基に基
    準クロックを生成する基準クロック生成部とからなる基
    準クロック部の二組と、該二組の内から一方を選択する
    制御選択部とを備え、 前記基準クロック生成部は、(1)該絶対時刻を基に基
    準周波数信号を生成し、(2)該基準周波数信号から上
    記基準クロックを生成し、(3)該基準周波数信号の周
    波数を前記絶対時刻の秒を表す第1の1PPSの時間間
    隔で計測し、(4)該基準クロックを基に偶数秒を表す
    PP2Sを生成し、 前記制御選択部は、上記周波数の計測値が所定の周波数
    の範囲に入っている方の組を選択し、選択した組の基準
    クロック及びPP2Sを第1の選択結果として出力し、 該第1の選択結果が前記基準タイミングと前記システム
    クロックを生成するために用いられることを特徴とする
    CDMAシステム基地局装置。
  4. 【請求項4】前記基準クロック生成部は、前記PP2S
    から秒を表す第2の1PPSを生成し、前記計測値がい
    ずれの組も所定の周波数の範囲に入っている場合は、前
    記第1の1PPSと該第2の1PPSとの間の位相差を
    比較し、 前記制御選択部は、位相差が小さい方の組のPP2Sと
    基準クロックを第2の選択結果として出力し、 該第2の選択結果が前記第1の選択結果に代えて前記基
    準タイミングと前記システムクロックを生成するために
    用いられることを特徴とする請求項3に記載のCDMA
    システム基地局装置。
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