JP2003086484A - 位置合わせ方法、ベースライン計測方法、および位置合わせ装置 - Google Patents

位置合わせ方法、ベースライン計測方法、および位置合わせ装置

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JP2003086484A
JP2003086484A JP2001272460A JP2001272460A JP2003086484A JP 2003086484 A JP2003086484 A JP 2003086484A JP 2001272460 A JP2001272460 A JP 2001272460A JP 2001272460 A JP2001272460 A JP 2001272460A JP 2003086484 A JP2003086484 A JP 2003086484A
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Yuji Yasufuku
祐次 安福
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光時のステージの位置ずれの影響を排除で
き、より正確に重ね合わせを行うことが可能な位置合わ
せ方法、ベースライン計測方法、および位置合わせ装置
を提供する。 【解決手段】 露光時の目標値に対するステージのずれ
量を計測するオフアクシススコープ121等と、露光時
のステージの目標値に対するずれ量を記憶し、アライメ
ントに使用するアライメントマークが露光された工程を
特定し、アライメントマーク計測時にアライメントマー
ク露光時の前記記憶したステージのずれ量を計測位置ま
たは計測量に反映させる制御ユニット106、コンソー
ル107等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や液晶
素子等のデバイスを製造するための装置および方法に関
し、特に位置合わせ方法、ベースライン計測方法、およ
び位置合わせ装置に関する。また、本発明は、半導体製
造装置、特にウエハ等の基板上に回路パターンを焼き付
ける半導体露光装置に好適に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の露光装置では、アライメントマー
クを計測するとき、計測値とその時の目標値からのステ
ージの位置ずれを使ってアライメントし、露光してい
る。このように位置合わせしても、実際の露光では、色
々な要因により本体の変形等の影響で誤差が出てしま
う。そこで、アライメントマーク計測用スコープや投影
レンズの位置を計測するなどして、位置の補正をして、
誤差を除く方法が試みられ、また誤差自体を小さくする
方法も試みられてきた。これからも、この誤差を少なく
して行くと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、露光時のステージ自体の振動による位置
ずれは除くことができない。将来、さらに微細化が進
み、上記誤差が取り除かれた時、露光時のステージ自体
の位置ずれが次工程のアライメント等に影響してくるよ
うになると考えられる。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、露光時のステージの位置ずれの影響を排除で
き、より正確に重ね合わせを行うことが可能な位置合わ
せ方法、ベースライン計測方法、および位置合わせ装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明の位置合わせ方法は、露光時の目
標値に対するステージのずれ量を計測するステップと、
露光時のステージの目標値に対するずれ量を記憶するス
テップと、アライメントに使用するアライメントマーク
が露光された工程を特定するステップと、アライメント
マーク計測時にアライメントマーク露光時の前記記憶し
たステージのずれ量を計測位置または計測量に反映させ
るステップと、を有することを特徴とする。
【0006】また、上記目的を達成するために、本発明
のベースライン計測方法は、投影レンズの露光位置とパ
ターンマークを計測する顕微鏡計測位置の位置関係を計
測し算出するベースライン計測方法において、マークパ
ターン露光時の目標値に対するステージのずれ量を計測
するステップと、マークパターン計測時に前記マークパ
ターン露光時のステージのずれ量を計測位置または計測
量に反映させるステップと、を有することを特徴とす
る。
【0007】さらに、上記目的を達成するために、本発
明の位置合わせ装置は、露光時の目標値に対するステー
ジのずれ量を計測する手段と、露光時のステージの目標
値に対するずれ量を記憶する手段と、アライメントに使
用するアライメントマークが露光された工程を特定する
手段と、アライメントマーク計測時にアライメントマー
ク露光時の前記記憶したステージのずれ量を計測位置ま
たは計測量に反映させる手段と、を有することを特徴と
する。
【0008】上記構成により、本発明の位置合わせ方
法、ベースライン計測方法、または位置合わせ装置は、
将来において1ショットの露光にかかる時間もステージ
の振動に比べて短くなることも考慮し、露光時のステー
ジの位置ずれによる次工程のアライメント等に与える影
響を少なくして、より正確な重ね合わせが可能となる。
また、本発明の位置合わせ方法、ベースライン計測方
法、または位置合わせ装置を用いることにより、より微
細なパターンを露光することが可能な露光装置が提供で
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態にお
ける位置合わせ方法は、前記露光時のステージの目標値
に対するずれ量を記憶するステップにより記憶したステ
ージのずれ量をショット露光位置に反映させるステップ
を有する。また、露光方法がスキャン式の場合は、ショ
ット内に複数のエリア単位に露光時の目標位置に対する
ステージのずれ量を記憶するステップと、アライメント
マーク計測時にアライメントマーク露光時の前記記憶し
たステージのずれ量を計測位置または計測量に反映させ
るステップとを有する。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係るステップ・アンド
・リピートタイプの半導体製造用露光装置、所謂ステッ
パの外観を示す斜視図である。図1において、101は
半導体素子製造用のパターン(PT)102が形成され
ているレチクル(RT)、103はレチクル(RT)1
01上のパターン(PT)102をXYθステージ(X
YS)104上のウエハ(W)105に縮小投影する投
影レンズ(LN)、106はステッパ全体を制御する制
御ユニット(CU)、107は位置合わせデータや露光
データ等の必要な情報を制御ユニット106に入力した
り、内蔵されたハードディスク等の記憶装置に記憶して
おくためのコンソール(CS)である。なお、制御ユニ
ット106には、複数のコンピュータ、メモリ、画像処
理装置、およびXYθステージ制御装置等が設けられて
いる。
【0011】レチクル101は、制御ユニット106か
らの指令にしたがいX,Y,θ方向に移動するレチクル
ステージ(RS)108に吸着保持される。レチクル1
01は、レチクル101を投影レンズ103に対して所
定の位置関係にアライメントする際に使用されるレチク
ルアライメントマーク(RAMR,RAML)109
R,109Lと、フォトクロミックプレート(PHC)
110に転写するためのレチクルマーク(RMR,RM
L)111R,111Lを有している。本実施例では、
レチクルマーク111R,111Lは、レチクル101
上で同一のY座標位置に配置されている。
【0012】レチクルセットマーク(RSMR,RSM
L)112R,112Lは、投影レンズ103に対して
所定の位置関係となるように、投影レンズ103の鏡筒
に固定された部材上に形成されている。投影レンズ10
3に対するレチクル101のアライメントは、レチクル
アライメントマーク109Rとレチクルセットマーク1
12Rの組と、レチクルアライメントマーク109Lと
レチクルセットマーク112Lの組をマーク観察ミラー
(AMR,AML)113R,113Lを介して撮像装
置(CM)114で重ねて撮像し、この時の画像出力か
ら検出される両者の位置ずれ量が所定の許容値内となる
ようにレチクルステージ108を移動させて行なわれ
る。マーク観察ミラー113R,113Lは制御ユニッ
ト106からの指令によりXY方向に移動可能である。
【0013】115X,115YはXYθステージXY
SをXY方向に移動するモータ(MX,MY)、不図示
のMθはXYθステージ104をθ方向に回転するモー
タ、116X,116YはXYθステージXYSに固定
されているミラー(MRX,MRY)である。117
X,117Y,117θはレーザ干渉計(IFX,IF
Y,IFθ)であり、XYθステージ104はレーザ干
渉計117X,117Y,117θとミラー116X,
116YによってXYθ座標上の位置が常に監視される
とともに、モータ(MX,MY,Mθ)115X,11
5Yによって制御ユニット106から指令された位置に
移動する。制御ユニット106は、移動終了後もレーザ
干渉計117X,117Y,117θの出力に基づいて
XYθステージ104を指定位置に保持する。
【0014】118はXYθステージ104に対してZ
方向に移動するウエハ保持用のウエハステージ(WS)
である。ウエハ105は、このウエハステージ118上
に吸着保持される。また、フォトクロミックプレート1
10は、XYθステージ104上、あるいはウエハステ
ージ118に固定された感光剤(例えばスピロピラン系
やスピロナフトオキサジン系のフォトクロミック材)を
塗付した平面板で、投影レンズ103の結像面の高さ近
傍にとり付けられている。
【0015】上述の感光剤は、露光光源(IL)119
からの露光波長の光に対して透過率が一時的に変化し、
時間と共にまたもとの透過率に戻る。従って、レチクル
101上のマークを転写することができ、さらに一定時
間後には転写されたパターンが消え、再びマーク転写が
できるようになる。
【0016】露光光源119は、レチクル101上のパ
ターン102を投影レンズ103を介してウエハステー
ジ118上のウエハ105に投影露光するための光源で
ある。また、マーク露光シャッタ(SHR,SHL)1
20R,120Lを開くことにより、マーク観察ミラー
(AMR,AML)113R,113Lと投影レンズ1
03を介してフォトクロミックプレート110にレチク
ルマーク111R,111Lを投影露光する際の光源と
しても使用される。
【0017】オフアクシススコープ(OS)121は、
投影レンズ103とほぼ等しいΖ位置に焦点面を持つマ
ーク観察用の顕微鏡である。この顕微鏡(OS)121
で、ウエハステージ118上のウエハ105やフォトク
ロミックプレート110上に転写されたマークの画像を
撮像し、この時の画像出力から撮像されたマークがオフ
アクシススコープ121の中心からXY方向にどれだけ
ずれているかを制御ユニット106により計算すること
ができる。これをベースライン計測と呼ぶ。また、この
オフアクシススコープ121は倍率を変えることがで
き、後に説明するプリアライメントマーク計測時には低
倍率に切替えて、広い範囲の視野でマークを検知するこ
とができる。
【0018】図2は、図1のXYθステージXYSを説
明する図であり、ステージを上方向(Z方向)から見た
平面図である。XYθステージXYSのXY方向の位置
は干渉計IFX,IFYによって計測される長さLx,
Lyによって制御される。θ方向の位置は干渉計IF
Y,IFθによって計測される長さLyとLθの差分
と、干渉計IFY,IFθのレーザビーム間の距離dか
ら、下記の数式1として計算され、制御される。
【0019】
【数1】
【0020】数式1において、θはレチクルセットマー
クRSMR,RSMLを結ぶ線によって決められる装置
全体のX軸方向とXYθステージXYSのX方向が一致
する場合に0となるよう予め補正されているものとす
る。この補正量の求め方は、特願平04−351487
号に示されている。
【0021】図3は、露光するショットを投影レンズL
N下の露光位置に持ってきた場合のXYθステージXY
Sの振動を表したグラフである。同図において、301
は位置軸であり、POは目標位置であり、302は時間
軸であり、303はXYθステージXYSの位置が時間
によって、どのような振舞をするかを示す波形である。
また、304は将来、露光時間がXYθステージXYZ
の振動に対して、短くなって来た時に、このショットを
露光するのにかかる期間を示している。
【0022】図3から分かるように、XYθステージX
YSを目標位置POに移動したとき、振動していてぴっ
たり目標位置で静止しているわけではない。
【0023】図4は、図3の目標ショット露光位置40
1に対して、XYθステージXYZの振動のために、実
際に露光されたショット位置402を示した図であり、
403は露光中に干渉計IFX、IFY、IFθに測定
されたずれ量のうち、XYずれ量を表し、404は回転
ずれ量を表す。そのときのi番目のショットのXY方向
のずれ量はΔXi、ΔYiであり、回転ずれ量はΔθi
である。
【0024】図5は、本実施例に係る複数の同じ種類の
露光装置が工場に設置されていることを示すブロック図
ある。同図において、501は装置A、502は装置
B、503は装置Cの露光装置であり、504はルータ
であり、505はLANの配線を、506は工程を管理
するコンピュータをそれぞれ示している。工程を管理す
るコンピュータ506は、ジョブパラメータ、装置の状
態、露光結果等色々な情報を保存管理している。その管
理情報中に、全てのウエハの全ての工程のショット単位
の露光時の位置ずれ量ΔXi、ΔYi、Δθiがある。
【0025】本実施例では、露光時の位置ずれ量のう
ち、ΔXi、ΔYiはアライメントマーク計測位置を算
出するときに使い、Δθiはアライメントマークを計測
して算出したチップローテーション量を補正するのに使
い、実際にショットが焼かれている位置からのずれ量を
ショット単位に算出している。そして、選ばれた複数シ
ョットに対して、このような計測をして、ウエハ全体の
ずれ量が算出される。この量は、同じ装置で重ね焼きす
る場合であるが、異なる装置で重ね焼きする場合でも、
同様に使用する。
【0026】例えば、装置A501でショット単位の露
光時の位置ずれ量ΔXi、ΔYi、Δθiを工程を管理
するコンピュータ506に保存しながら露光したウエハ
Wを後の工程で、装置B502や装置C503が工程を
管理するコンピュータ506からショット単位の露光時
の位置ずれ量ΔXi、ΔYi、Δθiを読み込んで、こ
のずれ量を使ってアライメントマーク計測位置を補正
し、アライメントマークを計測し、その計測ずれ量を補
正して、ウエハに焼かれているレイアウトにアライメン
トして、重ね焼きする。ルータ504は、露光装置50
1、502、503と工程を管理するコンピュータ50
6間の通信等、外部に関係のないパケットを出さないよ
うにすると共に、外部の目的の装置との通信ができるよ
うにしている。
【0027】図6は、本実施例に係る露光装置における
既にパターンが形成されているウエハWに新たなパター
ンを重ねて転写する手順を示すフローチャートであり、
以下にそのシーケンスを説明する。
【0028】シーケンスを開始すると、先ずステップS
101において、レチクルRTをレチクルステージRS
上に搬入し、吸着保持する。次に、ステップS102に
おいて、レチクルセットマークRSMR,RSMLとレ
チクルアライメントマークRAMR,RAMLとを使用
して、投影レンズLNに対するレチクルRTのアライメ
ントを行なう。即ち、レチクルアライメントマークRA
MRとレチクルセットマークRSMRの組と、レチクル
アライメントマークRAMLとレチクルセットマークR
SMLの組をそれぞれマーク観察ミラーAMR,AML
を介して撮像装置CMで重ねて撮像し、この時の画像出
力から検出される両者の位置ずれ量が所定の許容値内と
なるように、レチクルステージRSを制御ユニットCU
が移動させて両者のアライメントを行なう。
【0029】アライメントが終了した時点で、所定の許
容値内におさまった両者の位置ずれ量の最終結果から、
レチクルRTのX軸方向と、装置全体のX軸方向との差
を求めることができ、その値を残差θrとして記憶して
おく。また、同じ最終結果から、レチクルRTの中心の
位置を求めることができ、その値を下記の数式2のよう
にべクトルRとして記憶しておく。但し、ベクトルR
は、実際のレチクルRT中心の位置に投影レンズLNの
縮小倍率を乗算し、さらに倒立像の位置を表わすように
符号を反転したものである。
【0030】
【数2】
【0031】次に、ステップS103において、ウエハ
Wを不図示の搬送ハンド機構によってウエハステージW
S上に送り込み、ウエハステージWS上に吸着固定す
る。
【0032】ステップS104では、ウエハW上に既に
形成されているパターンのマークを使用してやや荒い精
度でウエハWのプリアライメントを行なう。図7は、本
発明の一実施例に係るウエハ上のアライメントマークと
サンプルショットを説明する図である。即ち、図7に示
すように、ウエハW上の2箇所に形成されたプリアライ
メントマーク(WAML,WAMR)701,702を
それぞれ順にオフアクシススコープOSの下に移動さ
せ、撮像された画像から検出されたマークの位置と、そ
の時のXYθステージXYSの位置座標からそれぞれの
マークの位置を計測し、ウエハ全体のずれ量を計測す
る。ウエハのずれ量は、下記に示される数式3として、
ウエハ伸びや回転量を行列Aで、ウエハシフト量をべク
トルSで記憶しておく。
【0033】
【数3】
【0034】ここで、βx,βyはウエハのXおよびY
方向の伸び率を表わし、θx,θyはウエハのXおよび
Y方向の回転方向のずれ量を表わし、Sx,SyはXお
よびY方向のシフトずれ量を表わす。これらは後のステ
ップで参照する。ここでは、θの値が十分小さいため、
sin(θ)≒θ,cos(θ)≒1と表現している。
以降の数式でも同様な近似を行なっている。
【0035】但し、このステップS104での計測では
ウエハ上の2マークの計測しかしないため、ウエハの回
転方向のずれ量は、X方向とY方向を独立に求められな
いので、ウエハ全体の回転誤差θを、下記に示す数式4
として記憶しておく。
【0036】
【数4】
【0037】この計測では、オフアクシススコープOS
の倍率を低倍率に切替え、広い範囲の視野でマークを検
知する。
【0038】ステップS105では、今回使うアライメ
ントマークが露光された工程のそのショットを露光した
ときの位置ずれ量ΔXi,ΔYi,Δθiを、工程を管
理するコンピュータ506(図5)から読み込む。
【0039】ステップS106では、サンプルショット
毎にウエハW上のショット配列および、チップローテー
ションを計測する。ウエハ上に形成された各ショットパ
ターンには、図7に示すように、ショットの左右にアラ
イメントマーク(WML,WMR)703,704があ
る。これらのマークのうち、サンプルショットとして予
め指定されたショットのアライメントマークを順々にオ
フアクシススコープOSの下に移動させ、撮像された画
像から検出されたマークの位置と、その時のXYθステ
ージXYSの位置座標からそれぞれのマークの位置を計
測し、ウエハ全体のずれ量を計測する。なお、この時の
オフアクシススコープOSの倍率は、高倍率に切替えて
おいて、より精密な計測ができるようにしておく。
【0040】ここで、予め指定されたサンプルショット
とは、例えば図7のSS1〜SS8で示すような複数の
ショットである。ショット中心の位置を(Dx,D
y)、ショット内のアライメントマーク位置を(mx,
my)とし、これらのショットのアライメントマークの
ウエハ上の設計上の位置に、ステップS105で読み込
んだこのショットのXYずれ量ΔXi,ΔYiを加算し
てウエハ上のアライメントマークの位置を下記に示す数
式5のベクトルMで表す。
【0041】
【数5】
【0042】このようにアライメントマークが露光され
たときのそのショット特有のXYθステージXYSのX
Y方向の位置ずれを読み込み、設計上の位置に加算する
ことによって、実際に露光されたアライメントマークの
位置を表わすことができる。また、オフアクシススコー
プOSの位置を下記に示す数式6のベクトルCで表す。
【0043】
【数6】
【0044】オフアクシススコープOSの位置を数式6
で示されるベクトルCで表わした場合は、そのマークを
計測するためにXYθステージXYSを移動する目標位
置は下記に示す数式7で表される。
【0045】
【数7】
【0046】このベクトルの位置Pに移動した場合、ア
ライメントマークは、オフアクシススコープOSで計測
可能位置に見える。そこで撮像された画像から検出され
たマークの位置と、その時のXYθステージXYSの位
置座標から各マークの位置が得られる。
【0047】ステップS107では、それまで計測した
ショットが補正パラメータ算出に必要な2ショット以上
かどうかを調べ、2ショット以上計測していれば(Ye
sの場合)、ステップS108に進み、そうでなければ
(Noの場合)、ステップS109に進む。
【0048】ステップS108では、各マークの検出さ
れたずれ量とその計測位置を用いてウエハ全体のずれ量
βx,βy,θx,θy,Sx,Syの値を新たに求め
直す。これは、先にステップS104で求めた行列Aと
ベクトルSをさらに精密に求めたことになる。これによ
り、次回の計測では、アライメントマークはオフアクシ
ススコープOSのほぼ中央に見えることになる。
【0049】また、i番目のサンプルショットの左右の
アライメントマークの計測値の差と、左右マークの距離
と、ステップS105で読み込んだこのショットの回転
ずれ量Δθiから、i番目のチップローテーションの量
を下記の数式8として求める。
【0050】
【数8】
【0051】このように、アライメントマークが露光さ
れたときのXYθステージXYSのθ方向の位置ずれを
読み込み、計測したチップローテーション量から差し引
くことによって、露光時のそのショット特有のチップロ
ーテーションの影響を取り除くことができる。さらに、
これまで計測したサンプルショットの平均のチップロー
テーション量を下記に示す数式9として算出する。
【0052】
【数9】
【0053】下記の数式10に示すように、ウエハロー
テーション部分を取り除き、レチクルRTの回転残差分
θrを加算して、θcをチップローテーション量として
記憶しておく。
【0054】
【数10】 同様に、チップ倍率も下記に示す数式11として求め
る。
【0055】
【数11】
【0056】さらに、これまで計測したサンプルショッ
トの平均のチップ倍率を下記に示す数式12で算出す
る。
【0057】
【数12】
【0058】下記の数式13に示すように、ウエハ倍率
(β=(βx+βy)/2)部分を取り除き、βcをチ
ップ倍率として記憶する。
【0059】
【数13】
【0060】また、マークのチップ内の位置(mx,m
y)は、設計上の位置(計測基準位置)を(mX,m
Y)とし、チップローテーション、チップ倍率を考慮す
ると、下記の数式14で示される。
【0061】
【数14】
【0062】チップローテーション、チップ倍率を考慮
したアライメントマークのウエハ上の位置は下記の数式
15で示される。
【0063】
【数15】
【0064】アライメントマークのウエハ上の位置(M
x,My)は、実際には、ステップS108では計算式
(1)の代わりに計算式(5)を使って算出される。マ
ークを計測するために、XYθステージXYSを移動す
る目標位置の計算式(2)にも計算式(5)の結果が使
われる。
【0065】次に、ステップS109では、計測したシ
ョットが最後のサンプルショットかどうかを調べ、最後
でなかった場合(Noの場合)はステップS106から
繰り返す。最後のショットの場合(Yesの場合)は、
ステップS108で算出したウエハ全体のずれ量βx,
βy,θx,θy,Sx,Syとチップ倍率βc、チッ
プローテーション量θcはサンプルショット全ショット
の計測値から算出された値であり、ステップS110,
S111で使う補正パラメータである。
【0066】次のステップS110では、XYθステー
ジXYSを下記の数式16で示されるθwだけθ方向に
回転させ、ショット配列の向きをレチクルRTの向きに
合わせる。
【0067】
【数16】
【0068】図8は、本発明の一実施例に係るチップロ
ーテーション補正を説明する図である。この場合、図8
(a)のように置かれたウエハは、図8(b)のように
回転することになり、既にウエハW上に形成されたパタ
ーンにチップローテーションがないと仮定できる場合に
は、レチクル投影像(RTI)801とショットの向き
が正確に一致したことになる。あるいは、XYθステー
ジXYSを、下記の数式17で示されるθwだけ回転さ
せ、各ショットの平均の向きをレチクルの向きに合わせ
ても良い。
【0069】
【数17】
【0070】この場合、ウエハWは、図8(c)のよう
に回転することになり、既にウエハ上に形成されたパタ
ーンにチップローテーションがある場合でもレチクル投
影像(RTI)801とショットの向きが正確に一致し
たことになる。
【0071】次に、ステップS111〜S114におい
ては、ステップ・アンド・リピート方式でウエハW上に
レチクルRT上の回路パターンを露光転写していく。即
ち、ステップS111では、予めコンソールCSで決め
られていたショット配列の情報からi番目のショットの
ウエハ上の位置座標Dix,Diyを得て、ステップS
108,S110で計測および補正された行列A、ベク
トルSの値からXYθステージXYSの移動目標べクト
ルEiを、下記の数式18で求め、その数式18で求め
られた位置にXYθステージXYSを移動する。
【0072】
【数18】
【0073】即ち、XYθステージXYSは、そのXY
方向の位置がウエハW上のショット配列のθ方向(Z軸
回り)の回転誤差に基づいて、設計上のショット配列を
補正演算した位置となるようにステップ・アンド・リピ
ート方式で移動することになる。
【0074】ステップS112では、露光シャッタ(S
HT)122(図1)を開閉してレチクルRT上のパタ
ーンを投影レンズLNを介してウエハW上に露光転写す
る。このとき、露光光がレーザ光の場合は、XYθステ
ージXYSの位置を露光パルス毎に干渉計IFX,IF
Y,IFθで計測して、目標位置からのずれ量を算出
し、各パルス毎のXYθステージXYSの位置ずれ量を
1ショット露光分、この例では加重平均して、このショ
ット露光時のステージの位置ずれを算出する。
【0075】露光光が連続光の場合は、1ショット露光
の開始時のステージ位置と終了時のステージ位置、また
は、1ショット露光開始から一定時間間隔で、ステージ
位置を計測する等して、目標位置からのステージのずれ
量を算出し、平均してこのショット露光時のステージの
位置ずれを算出する。
【0076】ステップS113では、このステージの位
置ずれを工程を管理するコンピュータ506に送る。工
程を管理するコンピュータ506は、送られたずれ量を
工程単位、ウエハ単位、ショット単位に保存する。そし
て、以降の工程で重ね合わせ露光するときは、アライメ
ントに使用アライメントマークを露光した工程のショッ
トの位置ずれを、ステップS105で要求したときに、
送れるようにしておく。そして、ステップS114の判
定では、このウエハ上の最後のショットの露光が終了し
たと判定されるまで、ステップS111〜S114を繰
り返す。また、ステップS115では、露光転写の終了
したウエハWを不図示の搬出ハンド機構によってウエハ
ステージWS上から搬出し、ステップS116の判定で
処理すべき全てのウエハの露光転写が終了したと判定さ
れるまで、ステップS105〜S116を繰り返す。
【0077】なお、ステップS116の判定では、まだ
処理すべきウエハがあると判定された場合、各ウエハ毎
あるいは何枚かのウエハ毎に確認のためステップSl0
2に戻りレチクルRTの位置変動を確認、補正しても良
い。また、ステップS103に戻り、新たな露光対象ウ
エハを搬送ハンド機構によってウエハステージWS上に
送り込み、ウエハステージWS上に吸着固定しても良
い。以上のようにして、既にパターンが形成されている
ウエハにチップローテーションなく新たなパターンを重
ねて転写することができる。
【0078】以上のようにすることによって、個々のシ
ョットの前の露光工程のステージの位置ずれをウエハ全
体のアライメントに影響を与えなくし、正確な位置合わ
せを行なうことができ、より微細なパターンの露光がで
きる。
【0079】この本実施例は、露光時のステージのずれ
量のXY成分をアライメントマーク計測位置を補正する
ために、θ成分を計測後の計測量を補正するために使っ
ているが、XYθともアライメントマーク計測位置の補
正に使うことも、計測後の計測量を補正するために使う
こともできる。
【0080】本実施例では、前のショット露光工程の位
置ずれをアライメント時に考慮して、実際にアライメン
トマークが露光されている位置を使ってアライメントし
ているが、実際のショット露光に関して位置ずれを考慮
しない目標位置を露光をするようになっている。これ
は、工程を重ねることによって、段々露光位置がずれて
いかないように、このようにしている。より正確な重ね
合わせが必要な工程については、ショット露光に関して
も、前のショット露光工程の位置ずれを考慮して、実際
にショットが露光されている位置を目標位置にして露光
することも必要である。この場合、ステップS110の
XYθステージXYSの目標θ回転量は、数式19また
は数式20で示される。
【0081】
【数19】
【0082】
【数20】 ステップS111のXYθステージXYSの移動目標ベ
クトルEiは、数式21で示される。
【0083】
【数21】
【0084】露光方法がスキャン式の場合は、ショット
内に複数のエリア単位に露光時の目標位置に対するずれ
量を記憶し、アライメントマークの露光されているエリ
アのずれ量を使って、アライメント計測し、補正量を算
出しても良いし、また、ショット露光位置の算出に対し
てもエリア単位にずれ量を使用しても良い。
【0085】この実施例では、ウエハにパターンを露光
する場合のことについて説明しているが、当然、投影レ
ンズLNの露光位置とアライメントマークを計測する顕
微鏡計測位置、この例では、オフアクシススコープOS
の計測位置の位置関係を計測、算出するベースライン計
測にも、好適に適用できる。
【0086】この場合、ウエハステージWS上のウエハ
WやフォトクロミックプレータPHC上にマークパター
ンを露光する時に露光光がレーザ光の場合は、XYθス
テージXYSの位置を露光パルス毎に干渉計IFX、I
FY、IFθで計測して、目標位置からのずれ量を算出
し、各パルス毎のXYθステージXYSの位置ずれ量を
1回露光分を平均して、このマークパターン露光時のX
YθステージXYSの位置ずれ量ΔX、ΔY、Δθを算
出する。露光光が連続光の場合は、露光の開始時のステ
ージ位置と終了時のステージ位置、または、露光開始か
ら一定時間間隔で、ステージ位置を計測する等して、目
標位置からのステージのずれ量を算出して平均し、この
露光時のステージの位置ずれを算出する。そして、パタ
ーンマークをオフアクシススコープOS位置に移動する
時には、このずれ量ΔX、ΔYを目標位置に加算して移
動し、パターンマークを計測し、位置補正量を算出す
る。回転成分については、このずれ量Δθを減算する。
【0087】本実施例のようにすることによって、露光
時のステージの位置ずれがアライメント等に与える影響
を少なくし、より正確に重ね合わせができるようにし
て、より微細なパターンを露光できる効果がある。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位置合わ
せ方法によれば、露光時の目標値に対するステージのず
れ量を計測するステップと、露光時のステージの目標値
に対するずれ量を記憶するステップと、アライメントに
使用するアライメントマークが露光された工程を特定す
るステップと、アライメントマーク計測時にアライメン
トマーク露光時の前記記憶したステージのずれ量を計測
位置または計測量に反映させるステップとを設けること
により、露光時のステージの位置ずれの影響を排除で
き、より正確に重ね合わせることが可能となる。
【0089】さらに、本発明のベースライン計測方法、
並びに位置合わせ装置においても同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る半導体露光装置の外
観を示す斜視図である。
【図2】 図1のXYθステージXYSを上方向(Z方
向)から見た平面図である。
【図3】 図1の露光装置における露光するショットを
投影レンズLN下の露光位置に持ってきた場合のXYθ
ステージXYSの振動を表したグラフである。
【図4】 図3の目標ショット露光位置に対して、XY
θステージXYZの振動のために、実際に露光されたシ
ョット位置を示した図である。
【図5】 本発明の一実施例に係る複数の同じ種類の露
光装置が工場に設置されていることを示すブロック図あ
る。
【図6】 本発明の一実施例に係る露光装置における既
にパターンが形成されているウエハWに新たなパターン
を重ねて転写する手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の一実施例に係るウエハ上のアライメ
ントマークとサンプルショットを説明する図である。
【図8】 本発明の一実施例に係るチップローテーショ
ン補正を説明する図である。
【符号の説明】
101:レチクル(RT)、102:レチクルRT上の
パターン(PT)、103:投影レンズ(LN)、10
4:XYθステージ(XYS)、105:ウエハ
(W)、106:制御ユニット(CU)、107:コン
ソール(CS)、108:レチクルステージ(RS)、
109R,109L:レチクルアライメントマーク(R
AMR,RAML)、110:フォトクロミックプレー
ト(PHC)、111R,111L:レチクルマーク
(RMR,RML)、112R,112L:レチクルセ
ットマーク(RSMR,RSML)、113R,113
L:マーク観察ミラー(AMR,AML)、114:撮
像装置(CM)、115X,115Y:モータ(MX,
MY)、116X,116Y:XYθステージに固定さ
れているミラー、117X,117Y,117θ:レー
ザ干渉計(IFX,IFY,IFθ)、118:ウエハ
ステージ(WS)、119:露光光源(IL)、120
R,120L:マーク露光シャッタ(SHR,SH
L)、121:オフアクシススコープ(OS)、12
2:露光シャッタ(SHT)、301:位置軸、30
2:時間軸、303:XYθステージの位置が時間によ
ってどのような振幅をするかを示す波形、304:将来
露光時間がXYθステージの振動に対して短くなってき
た時にこのショットを露光するのにかかる期間、PO:
目標位置、401:目標ショット露光位置、402:実
際に露光されたショット位置、403:XYずれ量(Δ
Xi,ΔYi)、404:回転ずれ量(Δθi)、50
1,502,503:露光装置(装置A,装置B,装置
C)、504:ルータ、505:LAN、506:工程
を管理するコンピュータ、701,702:プリアライ
メントマーク(WAMR,WAML)、703,70
4:アライメントマーク(WMR,WML)、801:
レチクル投影像(RTI)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光時の目標値に対するステージのずれ
    量を計測するステップと、露光時のステージの目標値に
    対するずれ量を記憶するステップと、アライメントに使
    用するアライメントマークが露光された工程を特定する
    ステップと、アライメントマーク計測時にアライメント
    マーク露光時の前記記憶したステージのずれ量を計測位
    置または計測量に反映させるステップと、を有すること
    を特徴とする位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 前記位置合わせ方法は、前記記憶したス
    テージのずれ量をショット露光位置に反映させるステッ
    プを有することを特徴とする請求項1に記載の位置合わ
    せ方法。
  3. 【請求項3】 露光方法がスキャン式の場合、ショット
    内に複数のエリア単位に露光時の目標位置に対するステ
    ージのずれ量を記憶するステップと、アライメントマー
    ク計測時にアライメントマーク露光時の前記記憶したス
    テージのずれ量を計測位置または計測量に反映させるス
    テップとを有することを特徴とする請求項1または2に
    記載の位置合わせ方法。
  4. 【請求項4】 投影レンズの露光位置とパターンマーク
    を計測する顕微鏡計測位置の位置関係を計測し算出する
    ベースライン計測方法において、 マークパターン露光時の目標値に対するステージのずれ
    量を計測するステップと、マークパターン計測時に前記
    マークパターン露光時のステージのずれ量を計測位置ま
    たは計測量に反映させるステップと、を有することを特
    徴とするベースライン計測方法。
  5. 【請求項5】 露光時の目標値に対するステージのずれ
    量を計測する手段と、露光時のステージの目標値に対す
    るずれ量を記憶する手段と、アライメントに使用するア
    ライメントマークが露光された工程を特定する手段と、
    アライメントマーク計測時にアライメントマーク露光時
    の前記記憶したステージのずれ量を計測位置または計測
    量に反映させる手段と、を有することを特徴とする位置
    合わせ装置。
JP2001272460A 2001-09-07 2001-09-07 位置合わせ方法、ベースライン計測方法、および位置合わせ装置 Pending JP2003086484A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183210A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Nikon Corp 検査装置
US8587782B2 (en) 2009-08-28 2013-11-19 Fujitsu Limited Optical-component fabricating method and optical-component fabricating apparatus
JP2014216362A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 キヤノン株式会社 露光装置、露光方法、およびデバイスの製造方法

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