JP2003086368A - 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法 - Google Patents

有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法

Info

Publication number
JP2003086368A
JP2003086368A JP2001273183A JP2001273183A JP2003086368A JP 2003086368 A JP2003086368 A JP 2003086368A JP 2001273183 A JP2001273183 A JP 2001273183A JP 2001273183 A JP2001273183 A JP 2001273183A JP 2003086368 A JP2003086368 A JP 2003086368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
film layer
adhesive tape
organic film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001273183A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
寛 中村
Masanobu Yoshida
正信 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2001273183A priority Critical patent/JP2003086368A/ja
Publication of JP2003086368A publication Critical patent/JP2003086368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の発光パターンを簡易に形成することが
でき、有機エレクトロルミネセンス素子を安価に製造す
ることができる有機エレクトロルミネセンス素子の製造
方法を提供する。 【解決手段】 ガラス基板11上に基板側電極12を形
成し((A),(B))、ガラス基板11上に有機EL
発光層132を含む有機膜層13を形成する(C)。有
機膜層13上のほぼ全面に、紫外光の照射により粘着力
が大きくなる粘着テープ15を貼り付け、粘着テープ1
5上に遮光マスク16を載置して、粘着テープ15を紫
外光により露光する(D)。粘着テープ15を引き剥が
すことにより、発光パターン以外の有機膜層13を除去
する(E)。発光パターンの有機膜層13上に背面側電
極14を形成する(F)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の発光パター
ンを有する有機エレクトロルミネセンス素子を簡易に製
造することができる有機エレクトロルミネセンス素子の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は一般的なエリア発光型有機エレク
トロルミネッセンス素子の構造の一例を示す断面図であ
る。なお、エレクトロルミネッセンスをELと略記する
ことがある。図6において、ガラス基板1上には、IT
O(酸化インジウム錫)透明電極層である基板側電極2
が形成されている。基板側電極2上には、正孔輸送層3
1と有機EL発光層32とを含む有機膜層3が形成され
ている。有機膜層3上には、金属膜よりなる背面側電極
4が形成されている。
【0003】この構成において、有機膜層3は、メタル
マスクを用いて所望の発光パターンとなるように形成し
ておく。これにより、基板側電極2と背面側電極4とに
よって挟まれた有機EL発光層32が発光して、発光パ
ターンに応じた発光画像を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の有機エレクトロ
ルミネセンス素子の製造方法においては、上記のよう
に、メタルマスクを用いて予め定めた範囲のみ有機膜層
3を蒸着して、所望の発光パターンを得るのが一般的で
ある。メタルマスクを用いた製造方法は、メタルマスク
自体が高コストであることに加え、製造工程が煩雑であ
ることから、有機エレクトロルミネセンス素子の製造コ
ストが高くなるという問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、所望の発光パターンを簡易に形成すること
ができ、有機エレクトロルミネセンス素子を安価に製造
することができる有機エレクトロルミネセンス素子の製
造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、所望の発光パターンを有
する有機エレクトロルミネセンス素子を製造するための
有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法において、
基板上に基板側電極を形成する基板側電極形成工程と、
前記基板上のほぼ全面に発光層を含む有機膜層を形成す
る有機膜層形成工程と、前記有機膜層上のほぼ全面に、
特定波長帯の光の照射により粘着力が大きくなる粘着テ
ープを貼り付ける粘着テープ貼付工程と、前記粘着テー
プ上に、前記発光パターンに応じて設けられ、前記特定
波長帯の光を遮光する遮光部を有する遮光マスクを載置
して、前記粘着テープを前記特定波長帯の光により露光
する露光工程と、前記粘着テープを引き剥がすことによ
り、前記発光パターン以外の前記有機膜層を除去する除
去工程と、前記発光パターンの前記有機膜層上に背面側
電極を形成する背面側電極形成工程とを含むことを特徴
とする有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法を提
供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の有機エレクトロル
ミネセンス素子の製造方法について、添付図面を参照し
て説明する。図1は本発明の有機エレクトロルミネセン
ス素子の製造方法の第1実施例を示す断面図、図2は第
1実施例によって製造した有機エレクトロルミネセンス
素子を示す平面図、図3は本発明の有機エレクトロルミ
ネセンス素子の製造方法の第2実施例を示す断面図、図
4は第2実施例によって製造した有機エレクトロルミネ
センス素子を示す平面図、図5は本発明の有機エレクト
ロルミネセンス素子の製造方法の第3実施例を示す断面
図である。
【0008】<第1実施例>図1(A)に示すように、
ガラス基板11上に、ITOを真空蒸着法によって蒸着
し、ITO透明電極層である基板側電極12を形成す
る。基板側電極12の厚さは例えば0.15μmであ
り、基板側電極12はガラス基板11の上面全面に形成
する。次に、図1(B)に示すように、発光パターンと
なる有機膜層を積層する電極部12aと基板側電極12
の電極引き出し部12bを残すよう、フォトリソ工程に
よってエッチングする。ここでは、基板側電極12の左
側の部分がエッチングにより除去されている。
【0009】そして、図1(C)に示すように、正孔輸
送層131と有機EL発光層132とを真空蒸着法によ
って順次積層し、有機膜層13を形成する。正孔輸送層
131は、一例として、材料がα−NPD(4,4'-ビス
[N-(1-ナフチル)-N-フェニルアミノ]ビフェニ
ル)、厚さは0.05μmであり、有機EL発光層13
2は、一例として、材料がアルミキノンAlq3(トリ
ス(8-ヒドロキシキノリン)アルミニウム)、厚さは
0.05μmである。このとき、有機膜層13は、メタ
ルマスクを用いることなく、ガラス基板11の上面全面
に形成する。
【0010】次に、図1(D)に示すように、有機膜層
13上の全面に粘着テープ15を貼り付ける。この粘着
テープ15は、紫外光が照射されると粘着力が大きくな
る特性を有するものである。この特性を有する粘着テー
プ15としては、一例として、日東電工株式会社製の、
ポリエチレンテレフタレートのベースにアクリル系ポリ
マーを粘着剤として使用した商品名AREXテープを使
用することができる。粘着テープ15上には、遮光マス
ク16をガラス基板11の面方向に対して位置調整した
上で密着させている。なお、有機膜層13表面の凹凸は
わずかであり、粘着テープ15と遮光マスク16とは、
ガラス基板11方向に押圧した状態としているので、有
機膜層13(有機EL発光層132)の全体に密着して
いる。
【0011】遮光マスク16は粘着テープ15に密着し
ていることが好ましいが、多少の隙間があってもよく、
遮光マスク16を粘着テープ15上に載置すればよい。
【0012】遮光マスク16には、発光パターンとなる
部分のみに紫外光を遮光する遮光部16aが形成されて
いる。遮光マスク16は、紫外光を透過するシートに遮
光部16aとなる遮光剤を塗布することにより簡単に製
造することができる。あるいは、ガラス乾板上に写真技
術を応用して形成したフォトマスクを使用することがで
きる。これらはメタルマスクよりも大幅にコストが安
い。そして、遮光マスク16の上方から紫外光17を照
射し、粘着テープ15を露光する。これにより、粘着テ
ープ15は、遮光部16aとの接触部以外の部分の粘着
力が大きくなっている。
【0013】そして、遮光マスク16を取り除き、図1
(E)に示すように、粘着テープ15を引き剥がす。粘
着テープ15の発光パターン以外の有機膜層13に対す
る粘着力が大きくなっているので、発光パターンとなる
部分の有機膜層13を除いて、有機膜層13がガラス基
板11または基板側電極12より剥離(除去)される。
なお、ガラス基板11と基板側電極12との接着強度は
基板側電極12と有機膜層13との接着強度よりも強い
ため、基板側電極12の電極引き出し部12bが剥がれ
ることはない。
【0014】紫外光照射条件としては、365nmの波
長の紫外光で、1J/cm2以上の照射量で、粘着テー
プ15の粘着力が、有機膜層13を剥離することができ
る強度に達することが確かめられた。以上により、所望
の発光パターンをパターニングすることが可能となる。
なお、本実施例では、紫外光の照射により粘着力が大き
くなる特性を有する粘着テープ15を用いたが、紫外光
に限らず、特定波長帯の光の照射により粘着力が大きく
なる粘着テープであればよい。
【0015】さらに、基板側電極12と有機膜層13と
が積層されたガラス基板11の上面全面に、例えばアル
ミニウムを0.2μm蒸着する。そして、図1(D)で
説明したのと同様、粘着テープ15(あるいはこれと同
様の粘着テープ)を貼り付け、遮光マスクにより露光し
て、アルミニウム膜を部分的に除去し、図1(F)に示
すように、背面側電極14を形成する。以上により、メ
タルマスクを用いることなく、所望の発光パターンを有
する有機エレクトロルミネセンス素子を製造することが
できる。
【0016】この方法により、印加電圧8Vで波長53
0nmの発光ピークを有し、輝度200cd/m2の有
機エレクトロルミネセンス素子を得ることができた。図
2に、第1実施例により製造した有機エレクトロルミネ
センス素子の上面図を示している。なお、図2に示す例
では、発光パターンを正方形としているが、これに限定
されるものではなく、発光パターンの形状や数は任意で
ある。
【0017】<第2実施例>第2実施例は、第1実施例
を発展させて、粘着テープ15によって有機膜層13を
剥離する際、より鮮明な剥離パターンを得ることができ
るようにしたものである。なお、図3及び図4におい
て、図1及び図2と同一部分には同一符号が付し、その
説明を適宜省略することがある。
【0018】図3(A)に示すように、ガラス基板11
の上面全面にフォトレジスト18を塗布し、紫外光で露
光して所定のパターンを形成する。そして、図3(B)
に示すように、不要なフォトレジスト18を除去する。
この所定のパターンは、後述する発光パターンに相当す
るものである。フォトレジスト18によって覆われてい
ない部分をフッ酸水溶液でエッチングすることにより、
図3(C)に示すように、発光パターンの部分に凹部1
1aが形成される。
【0019】ガラス基板11として、コーニング社製7
059、厚さ0.7mmのガラスを使用した。エッチン
グ液として、10倍希釈のフッ酸水溶液(H2O:HF
=10:1)を使用し、2分間常温でエッチングを行っ
た。このエッチング液の常温でのエッチングレートは
0.6μm/分であり、エッチングの結果、ガラス基板
11に深さ1.2μmの凹部11aを形成することがで
きた。なお、エッチングを行った部分の面積、即ち、発
光部となる面積は、2mm×2mmである。
【0020】以上の工程の次に、図3(D)〜図3
(I)の工程に移る。この図3(D)〜図3(I)の工
程は、図1(A)〜図1(F)と基本的に同一である。
図3(D)に示すように、凹部11aを有するガラス基
板11上に、ITOを真空蒸着法によって蒸着し、IT
O透明電極層である基板側電極12を形成する。基板側
電極12の厚さは例えば0.15μmであり、基板側電
極12は凹部11aを含めてガラス基板11の上面全面
に形成する。
【0021】次に、図3(E)に示すように、発光パタ
ーンとなる有機膜層を積層する電極部12aと基板側電
極12の電極引き出し部12bを残すよう、フォトリソ
工程によってエッチングする。ここでは、基板側電極1
2の左側の部分がエッチングにより除去されている。第
2実施例では、凹部11aの底面に形成した基板側電極
12が電極部12aとなる。
【0022】そして、図3(F)に示すように、正孔輸
送層131と有機EL発光層132とを真空蒸着法によ
って順次積層し、有機膜層13を形成する。正孔輸送層
131及び有機EL発光層132の材料及び厚さは、第
1実施例と同様である。このとき、有機膜層13は、メ
タルマスクを用いることなく、ガラス基板11の上面全
面に形成する。
【0023】次に、図3(G)に示すように、有機膜層
13上の全面に、紫外光が照射されると粘着力が大きく
なる特性を有する粘着テープ15を貼り付ける。粘着テ
ープ15上には、遮光マスク16をガラス基板11の面
方向に対して位置調整した上で密着させている。なお、
粘着テープ15と遮光マスク16とは、ガラス基板11
方向に押圧した状態としているので、粘着テープ15
は、凹部11a以外の部分では有機膜層13(有機EL
発光層132)に密着している。しかしながら、第2実
施例では、凹部11aを有しているため、粘着テープ1
5は、凹部11aの底面に形成された有機膜層13(有
機EL発光層132)には、接触しないか、わずかに接
触する程度である。
【0024】遮光マスク16には、発光パターンとなる
部分(即ち、凹部11aに対向する部分)のみに紫外光
を遮光する遮光部16aが形成されている。遮光マスク
16は、紫外光を透過するシートに遮光部16aとなる
遮光剤を塗布することにより簡単に製造することができ
る。あるいは、ガラス乾板上に写真技術を応用して形成
したフォトマスクを使用することができる。これらはメ
タルマスクよりも大幅にコストが安い。そして、遮光マ
スク16の上方から紫外光17を照射し、粘着テープ1
5を露光する。これにより、粘着テープ15は、遮光部
16aとの接触部以外の部分(即ち、凹部11a以外の
部分)の粘着力が大きくなっている。
【0025】そして、遮光マスク16を取り除き、図3
(H)に示すように、粘着テープ15を引き剥がす。粘
着テープ15の発光パターン以外の有機膜層13に対す
る粘着力が大きくなっているので、発光パターンとなる
部分の有機膜層13を除いて、有機膜層13がガラス基
板11または基板側電極12より剥離(除去)される。
第2実施例では、凹部11aに発光パターンが形成され
ているので、粘着テープ15の発光パターン以外に対す
る粘着力と、発光パターンに対する粘着力との差は、第
1実施例よりもはるかに大きくなる。よって、第2実施
例では、第1実施例よりも鮮明な剥離パターンが得られ
ることになる。
【0026】紫外光照射条件としては、365nmの波
長の紫外光で、1J/cm2以上の照射量で、粘着テー
プ15の粘着力が、有機膜層13を剥離することができ
る強度に達することが確かめられた。以上により、所望
の発光パターンを極めて鮮明にパターニングすることが
可能となる。
【0027】さらに、基板側電極12と有機膜層13と
が積層されたガラス基板11の上面全面に、例えばアル
ミニウムを0.2μm蒸着する。そして、図3(G)で
説明したのと同様、粘着テープ15(あるいはこれと同
様の粘着テープ)を貼り付け、遮光マスクにより露光し
て、アルミニウム膜を部分的に除去し、図3(I)に示
すように、背面側電極14を形成する。以上により、メ
タルマスクを用いることなく、所望の発光パターンを有
する有機エレクトロルミネセンス素子を製造することが
できる。
【0028】この方法により、印加電圧8Vで波長53
0nmの発光ピークを有し、輝度200cd/m2の有
機エレクトロルミネセンス素子を得ることができた。図
4に、第2実施例により製造した有機エレクトロルミネ
センス素子の上面図を示している。なお、図4に示す例
では、発光パターン(凹部11a)を正方形としている
が、これに限定されるものではなく、発光パターンの形
状や数は任意である。発光パターンに応じて、凹部11
aの形状や数を設定すればよい。
【0029】<第3実施例>図5に示す第3実施例は、
第2実施例の凹部11aの代わりに、発光パターンを囲
むように溝11bを形成したものである。他の全体的な
製造工程は、図1と同様であり、溝11bは、第2実施
例の凹部11aと同様な方法により形成することができ
る。溝11bは、一例として、幅約5μm、深さ約4μ
mである。溝11bを設けることにより、有機膜層13
が破断しやすくなり、所望の発光パターンを有する有機
エレクトロルミネセンス素子を製造することができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の有
機エレクトロルミネセンス素子の製造方法は、基板上に
基板側電極を形成する基板側電極形成工程と、基板上の
ほぼ全面に発光層を含む有機膜層を形成する有機膜層形
成工程と、有機膜層上のほぼ全面に、特定波長帯の光の
照射により粘着力が大きくなる粘着テープを貼り付ける
粘着テープ貼付工程と、粘着テープ上に、発光パターン
に応じて設けられ、特定波長帯の光を遮光する遮光部を
有する遮光マスクを載置して、粘着テープを特定波長帯
の光により露光する露光工程と、粘着テープを引き剥が
すことにより、発光パターン以外の有機膜層を除去する
除去工程と、発光パターンの有機膜層上に背面側電極を
形成する背面側電極形成工程とを含むので、所望の発光
パターンを簡易に形成することができ、有機エレクトロ
ルミネセンス素子を安価に製造することができる。さら
に、基板側電極形成工程の前に、発光パターンに応じた
凹部を形成する凹部形成工程や、発光パターンを囲むよ
うな溝を形成する溝形成工程を設けることにより、発光
パターン以外の不要な有機膜層を良好に除去することが
でき、鮮明な発光パターンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】第1実施例によって製造した有機エレクトロル
ミネセンス素子を示す平面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】第2実施例によって製造した有機エレクトロル
ミネセンス素子を示す平面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図6】一般的なエリア発光型有機エレクトロルミネッ
センス素子の構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ガラス基板 11a 凹部 11b 溝 12 基板側電極 13 有機膜層 14 背面側電極 15 粘着テープ 16 遮光マスク 17 紫外光 18 フォトレジスト 131 正孔輸送層 132 有機EL発光層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の発光パターンを有する有機エレクト
    ロルミネセンス素子を製造するための有機エレクトロル
    ミネセンス素子の製造方法において、 基板上に基板側電極を形成する基板側電極形成工程と、 前記基板上のほぼ全面に発光層を含む有機膜層を形成す
    る有機膜層形成工程と、 前記有機膜層上のほぼ全面に、特定波長帯の光の照射に
    より粘着力が大きくなる粘着テープを貼り付ける粘着テ
    ープ貼付工程と、 前記粘着テープ上に、前記発光パターンに応じて設けら
    れ、前記特定波長帯の光を遮光する遮光部を有する遮光
    マスクを載置して、前記粘着テープを前記特定波長帯の
    光により露光する露光工程と、 前記粘着テープを引き剥がすことにより、前記発光パタ
    ーン以外の前記有機膜層を除去する除去工程と、 前記発光パターンの前記有機膜層上に背面側電極を形成
    する背面側電極形成工程とを含むことを特徴とする有機
    エレクトロルミネセンス素子の製造方法。
  2. 【請求項2】前記基板側電極形成工程の前に、前記発光
    パターンに応じた凹部を形成する凹部形成工程を設け、
    前記凹部に前記発光パターンを形成することを特徴とす
    る請求項1記載の有機エレクトロルミネセンス素子の製
    造方法。
  3. 【請求項3】前記基板側電極形成工程の前に、前記発光
    パターンを囲むような溝を形成する溝形成工程を設け、
    前記溝の内側に前記発光パターンを形成することを特徴
    とする請求項1記載の有機エレクトロルミネセンス素子
    の製造方法。
JP2001273183A 2001-09-10 2001-09-10 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法 Pending JP2003086368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001273183A JP2003086368A (ja) 2001-09-10 2001-09-10 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001273183A JP2003086368A (ja) 2001-09-10 2001-09-10 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003086368A true JP2003086368A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19098433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001273183A Pending JP2003086368A (ja) 2001-09-10 2001-09-10 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003086368A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784026B1 (ko) 2005-09-27 2007-12-10 다이니폰 스크린 세이조우 가부시키가이샤 도포 장치
JP2017098105A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 住友化学株式会社 有機デバイスの製造方法及び有機デバイス用基板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784026B1 (ko) 2005-09-27 2007-12-10 다이니폰 스크린 세이조우 가부시키가이샤 도포 장치
JP2017098105A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 住友化学株式会社 有機デバイスの製造方法及び有機デバイス用基板
WO2017090266A1 (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 住友化学株式会社 有機デバイスの製造方法及び有機デバイス用基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3948082B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法
US6326726B1 (en) Organic electroluminescent display device having insulative shielding walls
JP2002221916A (ja) 表示装置及び表示装置の製造方法
JP2000077192A (ja) 有機エレクトロルミネッセンスパネルとその製造方法
US11289685B2 (en) Display panel with patterned light absorbing layer, and manufacturing method thereof
JP2002231443A (ja) 表示装置
WO2020220476A1 (zh) 阵列基板及其制造方法、及显示面板
KR102322700B1 (ko) 유기전계 발광표시장치 및 그 제조방법
JP2003208975A (ja) 有機el素子の製造方法
JPH11329743A (ja) 電界発光素子およびその製造方法
TWI540718B (zh) 一種主動矩陣有機發光二極體面板及其封裝方法
JP6462440B2 (ja) 表示装置及び表示装置の製造方法
WO2021035537A1 (zh) 有机发光二极管显示基板及其制作方法和显示装置
JP2003086368A (ja) 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法
JP2007242313A (ja) 表示装置の製造方法
KR101271850B1 (ko) 유기 발광 표시장치의 제조방법
JP2003086369A (ja) 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法
JP3028951B1 (ja) 有機薄膜エレクトロルミネッセンスデバイスの製造方法
JP2003249354A (ja) 有機el表示パネルの製造方法
KR20070050763A (ko) 오엘이디 디스플레이 소자의 제조방법
JP4263474B2 (ja) 表示装置用素子基板の製造方法及び転写体
JP2004079373A (ja) 有機エレクトロルミネセンス表示装置の製造方法
JP2001313166A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法
WO2019073567A1 (ja) ベース層を備えた非可撓性基板、可撓性表示装置及びその製造方法
JP3740087B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法