JP2003085438A

JP2003085438A - 経路情報配布システムおよび料金決済システム

Info

Publication number: JP2003085438A
Application number: JP2001273793A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nakamura; 弘志中村
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-09-10
Filing date: 2001-09-10
Publication date: 2003-03-20

Abstract

(57)【要約】【課題】目的地までの経路沿いに存在する事業者の施
設向けに利用可能な料金割引電子クーポン等の料金決済
補助情報を付加した経路情報を移動体に配布し、料金決
済の際に前記料金決済補助情報を利用できるようにす
る。【解決手段】移動体通信端末1xは、自己の現在位置お
よび目的地をセンタ局1yへ送信する。センタ局1yは、移
動体の目的地に至る経路情報を検索し、その経路沿いに
存在する事業者の施設で利用可能な料金決済補助情報が
付加された経路情報を移動体通信端末1xへ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の移動体
とセンタ局とが移動体の移動経路に関する情報を通信す
るシステムに関し、特に、移動経路上に存在する事業者
の施設（店舗、レストラン、娯楽施設等）で利用可能な
料金決済情報を配布するシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、携帯電話等の移動体通信装置を利
用して外部のサービスセンタ等にアクセスして所望の目
的地へ至る経路情報を入手し、その情報を利用して車両
内にて経路案内を行うナビゲーションシステムは、例え
ば特開平2-79200号公報に開示されている。このような
システムでは、経路情報をセンタ局によって移動体へ配
信するため、最新の地図データベースが使用でき、かつ
移動体において地図データベースを持つ必要がないた
め、安価に端末を構築可能とするものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の経路情報配布システムにおいては、センタ局は、単
に移動体において目的地までの経路案内を行うためだけ
の情報、または前記経路上の単なる事業者宣伝表示用情
報しか保有しておらず、システムの利用者にとって、わ
ざわざ通信料を払ってまでセンタ局から経路情報を入手
する程の利用価値がなく、安価に構成された移動体用ナ
ビゲーション装置の普及を阻害しているという問題を有
していた。

【０００４】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、経路情報以外の情報を利用可能な優れた経路情報配
布システムおよび料金決済システムを提供することを目
的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の経路情報配布シ
ステムは、センタ局から移動体に対して前記移動体の目
的地に至る経路情報を配布するシステムであって、前記
移動体は、自己の現在位置を特定する位置特定部と、自
己の目的地の位置情報を入力する位置情報入力部と、前
記センタ局と情報を送受信する移動体側通信部とを具備
し、前記センタ局は、前記移動体と情報を送受信するセ
ンタ側通信部と、前記センタ側通信部で受信された前記
移動体の現在位置の位置情報および前記目的地の位置情
報を基に前記目的地へ至る経路情報を検索し、前記経路
沿いに存在する事業者の施設で利用可能な料金決済補助
情報が付加された経路情報を生成する経路情報検索部と
を具備することを特徴とする。この構成により、移動体
において、目的地に至る経路とその経路沿いに存在する
事業者の施設で利用可能な料金決済補助情報を確認でき
ることとなる。

【０００６】また、本発明の料金決済システムは、移動
体の目的地に至る経路に存在する事業者の施設で利用可
能な料金決済補助情報を用いて前記移動体と前記事業者
の施設と料金決済を行うシステムであって、前記移動体
は、自己の現在位置を特定する位置特定部と、自己の目
的地の位置情報を入力する位置情報入力部と、前記セン
タ局および前記事業者の施設と情報を送受信する移動体
側通信部とを具備し、前記センタ局は、前記移動体と情
報を送受信するセンタ側通信部と、前記センタ側通信部
で受信された前記移動体の現在位置の位置情報および前
記目的地の位置情報を基に前記目的地へ至る経路情報を
検索し、前記経路沿いに存在する事業者の施設で利用可
能な料金決済補助情報が付加された経路情報を生成する
経路情報検索部とを具備し、前記事業者の施設は、前記
移動体と情報を送受信する無線装置側通信部と、前記移
動体から得られた料金決済補助情報を用いた料金決済を
行う料金決済処理部とを有することを特徴とする。この
構成により、移動体において、目的地に至る経路を確認
でき、かつ、その経路沿いに存在する事業者の施設で料
金決済補助情報を用いた料金決済を行えることとなる。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。

【０００８】（第１の実施の形態）図１は本発明の第１
の実施の形態の経路情報配布システムの構成を示すブロ
ック図である。この経路情報配布システムは、移動体通
信端末1xとセンタ局1yとから構成されている。

【０００９】まず移動体通信端末1xの構成について説明
する。移動体通信端末1xは、制御部1cと、それぞれが制
御部1cに接続された位置特定部1a、移動体側通信部1b、
入力部1d、および出力部1eを具備する。

【００１０】位置特定部1aは、いわゆるＧＰＳ（現在位
置特定システム）であり、ＧＰＳアンテナとＧＰＳ受信
機とを有し、複数個のＧＰＳ衛星から発せられる信号を
受信し、移動体の現在位置を特定するものである。な
お、現在位置特定システムとしては、衛星利用測位シス
テムとして上記のＧＰＳの他にＮＮＳＳ、ＧＬＯＮＡＳ
Ｓ、ＡＲＧＯＳ、ＣＯＳＰＡＳ、ＳＡＲＳＡＴ等がある
他、地上系の測位システムとしてジャイロ、方位計、距
離計を組合わせた閉じたシステムや、地上局のビーコン
信号を利用したシステム等が利用できる。

【００１１】移動体側通信部1bは、必要に応じて衛星回
線あるいはデジタル無線回線等の移動体通信手段を介し
てセンタ局1yおよび後述する事業者に設置された無線装
置と情報の通信を行う。この移動体通信手段としては衛
星回線に限らずに地上系の移動体通信サービスを利用す
ることも可能であり、また、電波に限らず音波または光
も利用することができる。

【００１２】入力部1dは、マウス、ライトペンまたはタ
ッチパネル等のポインティングデバイス、キーボード、
マイクロホン等の音声入力装置からなり、種々の情報を
入力することができる。本実施の形態では、移動体1xの
目的地の位置情報が入力される。なお、位置情報を直接
入力することが不可能な場合は、移動体側通信部1bを介
してセンタ局1yに問い合わせを行って、センタ側で特定
された位置情報を取得しても良い。または、移動体側通
信部1bを介してインターネット等を利用して取得しても
良い。

【００１３】出力部1eは、表示手段、音声発信手段等を
有し、位置特定部1aにより特定された現在位置の位置情
報、および移動体側通信部1bにより通信された情報を前
記表示手段または音声発信手段から出力する。

【００１４】制御部1cは、位置特定部1a、移動側通信部
1b、入力部1d 、および出力部1eを制御し、センタ局1y
との情報送受信および受信した情報を用いてナビゲーシ
ョン等を行うことができる。

【００１５】次にセンタ局1yの構成について説明する。
センタ局1yは、制御部1gと、制御部1gに接続されたセン
タ側通信部1fおよび経路情報検索部1hを具備する。経路
情報検索部1hは、地図データベース1iおよび付加情報デ
ータベース1jにアクセスすることができる。

【００１６】センタ側通信部1fは、移動体1xと情報の通
信を行う。センタ側通信部1fは、直接的に無線回線等の
移動体通信を用いてもよいし、電話線、光ファイバ等の
有線回線を通じて、移動体通信サービスを利用してもよ
い。

【００１７】経路情報検索部1hは、移動体1xから送信さ
れ、センタ側通信部1fで受信された移動体1xの現在位置
情報および目的地情報とから、地図データベース1iを利
用して移動体1xの現在位置と目的地へ至る経路情報を検
索し、検索された経路沿いに存在する事業者の情報を付
加情報データベース1jを利用して検索し、該当する情報
を経路情報に付加する。

【００１８】付加情報データベース1jでは、事業者（事
業者の施設を含む）を識別できる識別子（事業者ＩＤ、
事業者名称、事業者住所を含む）や有効期限情報、利用
回数情報および料金決済補助のための電子サービスチケ
ット等の情報を位置情報と合わせて保有している。また
料金決済補助情報に追加して、サービス向上のためのデ
ータを付加しても良い。付加情報データベース1jは定期
的に更新する必要があるため、ネットワーク上に存在
し、たとえば事業者によって内容を簡便に編集できるよ
うに構成されていることが望ましい。また前記経路情報
には、経路上の地点に関する情報として、観光地名や店
舗名等の文字情報、飲食店や宿泊所等情報の分類、位置
情報、座標データ、所在地住所、問合せ先電話番号、Ｐ
Ｒやトピックス等の特定長の文字情報、その他音声や画
像等のマルチメディア情報等の移動体1xの経路上の関連
情報を保有してもよい。

【００１９】制御部1gは、センタ側通信部1f、経路情報
検索部1h等を制御し、移動体1xと情報の送受信を行う。

【００２０】なお、図１ではセンタ局1yを一つのみ示し
ているが、地域毎に分散させネットワークを介して相互
に接続された複数のセンタ局を有する形態を採用しても
良い。その場合、移動通信端末1xは近傍のセンタ局1yに
アクセスすることにより、効率的な運用ができる。さら
に、この場合、移動体1xの付近のセンタ局1yが自動的に
選択されるようにすることが望ましい。

【００２１】次に、経路情報のデータ構成について図２
を用いて説明する。経路情報2aは、主に経路案内データ
2bと料金決済補助情報2cとから構成され、料金決済補助
情報2cには、事業者識別子2d、有効期限情報2e、利用回
数情報2f、およびサービス内容情報2gが含まれる。

【００２２】事業者識別子2dは、事業者施設ごとに識別
できる情報を含むことも可能であり、事業者単位、また
は事業者単位で利用可能なサービスデータとすることが
可能である。

【００２３】有効期限情報2eは、そのサービスデータが
利用できる期間を表す情報であり、移動体のシステムク
ロックに応じ、サービスが受けられることになる。

【００２４】利用回数情報2fは、そのサービスデータを
利用することのできる回数限度を表す情報であり、移動
体での利用回数を制限することが可能となる。

【００２５】サービス内容情報2gは、主に電子決済可能
な料金割引情報等であるが、音楽、動画の無償ダウンロ
ード等の事業者サービス向上のための特典情報を付加し
ても良い。

【００２６】以上のように構成された経路情報配布シス
テムにおいて、システムの利用者が移動体通信端末1xの
入力部1dから目的地を入力すると、その目的地情報と、
位置特定部1aで特定された移動体通信端末1xの現在位置
情報とが、移動体側送信部1bからセンタ局1yへ送信され
る。センタ局1yでは、センタ側通信部1fで受信された目
的地情報と現在位置情報とが、制御部1gを経て経路情報
検索部1hへ送られる。経路情報検索部1hは、地図データ
ベース1iを利用して現在位置と目的地へ至る経路情報を
検索し、その経路沿いに存在する事業者の情報を付加情
報データベース1jを利用して検索し、該当する情報を経
路情報に付加して、制御部1gへ送る。制御部1gは、経路
情報検索部1hから受け取った経路情報をセンタ側通信部
1fを介して移動体1xへ送信する。移動体通信端末1xで
は、移動体側送信部1bで受信された経路情報が制御部1c
へ送られ、さらに出力部1eから出力される。システムの
利用者は、出力部1eから出力された経路案内データを見
ることにより、目的地までの経路を知ることができる。
また、その経路沿いに存在する事業者に関する料金割引
情報等、そのシステムを利用する際に利用者にとって有
益な情報が得られる。

【００２７】このように、本発明の第１の実施の形態に
よれば、移動体通信端末は、自己の現在位置の位置情報
および目的地の位置情報をセンタ局へ送信し、センタ局
は、移動体から送信された現在位置の位置情報および目
的地の位置情報を受信して、目的地に至る経路情報を検
索し、その経路沿いに存在する事業者の利用可能な料金
決済補助情報が付加された経路情報を移動体へ送信する
ことにより、システムの利用者は目的地へ至る経路を知
ることができるだけでなく、目的地までの経路沿いに存
在する事業者の施設で利用可能なサービスに関する情報
を確認することができる。

【００２８】（第２の実施の形態）本発明の第２の実施
の形態は、第１の実施の形態に、さらに料金の電子決済
機能を付加したものである。

【００２９】図３は、本発明の第２の実施の形態におけ
る移動体通信端末の構成を示すブロック図、図４は、本
発明の第２の実施の形態における事業者の施設に設置さ
れる無線装置の構成を示すブロック図、図５および図６
は、それぞれ料金の電子決済処理時の移動体通信端末お
よび無線装置の処理を示すフロー図である。本発明の第
２の実施の形態におけるセンタ局の構成は第１の実施の
形態におけるセンタ局1yの構成と同じである。

【００３０】図３に示すように、本発明の第２の実施の
形態における移動体通信端末は、制御部3cと、それぞれ
制御部3cに接続された位置特定部3a、移動体側通信部3
b、入力部3d、出力部3e、経路情報記憶部3f、および料
金決済補助情報記憶部3gを具備する。

【００３１】位置特定部3a、移動体側通信部3b、入力部
3d、および出力部3dは、それぞれ第１の実施の形態にお
ける位置特定部1a、移動体側通信部1b、入力部1d、およ
び出力部1eと同様に構成されている。

【００３２】経路情報記憶部3fは、センタ局へ送信され
た移動体の現在位置と所望の目的位置に対する応答とし
て受信した経路情報2a中の経路案内データ2bを記憶す
る。移動体が経路から外れて走行した場合には、経路情
報を再検索して、再検索された経路沿いの情報を再取得
することも可能である。また、ある範囲内で経路情報を
再検索するための道路ネットワークデータを、最初に取
得したときの経路情報に前もって含ませておいても良
い。あるいは、移動体通信に対する通信コストが低減し
たときのことを想定すれば、経路が通過する区画の地図
情報を必要なだけあるいは全てを送ってもよい。

【００３３】料金決済補助情報記憶部3gは、センタ局か
ら送信されてきた経路情報2aに含まれる料金決済補助情
報2cを記憶する。

【００３４】制御部3cは、位置特定部3a、移動体側通信
部3b、入力部3d、出力部3e、経路情報記憶部3f、料金決
済補助情報記憶部3gを制御し、事業者施設に設置された
無線装置と通信することで、料金決済補助情報記憶部3g
に保持されているデータを利用した料金決済やサービス
を受けることができる。

【００３５】図４に示すように、本発明の第２の実施の
形態における無線装置４は、制御部4bと、それぞれが制
御部4bに接続された無線装置側通信部4a、料金決済処理
部4c、顧客情報データベース4d、およびサービス情報デ
ータベース4eを具備する。

【００３６】無線装置側通信部4aは、必要に応じて衛星
回線あるいはデジタル無線回線等の移動体通信手段を介
して移動体と情報の通信を行う。

【００３７】料金決済処理部4cは、移動体から得られた
料金決済補助情報を利用した料金決済または情報サービ
ス提供が可能である。

【００３８】制御部4bは、無線装置側通信部4a、料金決
済処理部4c、顧客情報データベース4d、およびサービス
情報データベース4eを制御する。

【００３９】以上のように構成されたシステムにおい
て、事業者施設を利用する場合の料金決済において、移
動体通信端末側では、料金決済処理が開始されると（ス
テップ5a）、事業者施設に設置された無線装置からの要
求料金決済補助情報の取得要求を受け（ステップ5b）、
料金決済補助情報があるか否か判断する（ステップ5
c）。

【００４０】そして、料金決済補助情報が存在すれば、
無線装置４に対して料金決済補助情報の送出を行い（ス
テップ5d）、次に料金決済用個人情報を送出し（ステッ
プ5e）、処理を終える。料金決済補助情報が存在しない
場合は、無線装置４に対して料金決済用個人情報を送出
し（ステップ5e）、処理を終える。

【００４１】一方、事業者施設の無線装置４では、料金
決済処理が開始されると（ステップ6a）、料金決済補助
情報を移動体通信端末より取得し（ステップ6b）、取得
された情報の中に料金決済補助情報が存在するか否かの
判別を行う（ステップ6c）。

【００４２】料金決済補助情報が存在すると判別したと
き（ステップ6cでYES）は、事業者識別子が今回利用し
ようとしている事業者施設と一致しているか否かの判別
を行う（ステップ6d）。そして、事業者施設と一致して
いると判別した場合（ステップ6dでYES）には、料金決
済補助情報の有効期間を無線装置のシステムクロックと
比較し、有効期間内か否かの判定および利用回数が利用
可能範囲内か否かの判別を行い（ステップ6e）、有効期
間が有効期間内であり、かつ利用回数が利用可能範囲内
であると判別した場合（ステップ6eでYES）は、料金決
済補助情報を利用した料金決済を行う（ステップ6f）。

【００４３】ステップ6c〜6eのいずれか一つでNOと判別
された場合には、通常の料金決済処理を行う（ステップ
6g）。

【００４４】このように、本発明の第２の実施の形態に
よれば、移動体通信端末に経路情報記憶部および料金決
済補助情報記憶部を具備することにより、経路沿いに存
在する事業者の施設を利用する場合に、経路情報に付加
されている料金決済補助情報を利用して特別なサービス
を受けることができる。また、料金決済補助情報記憶部
を具備することにより、過去に取得した料金決済補助情
報を利用したいときに利用することが可能になる。

【００４５】

【発明の効果】以上のように本発明は、センタ局から移
動体へ送信する目的地までの経路情報に、その経路沿い
に存在する事業者の施設向けに利用可能な料金決済補助
情報を含めることにより、センタ局から経路情報を入手
することに価値を持たせ、さらに移動体側に地図データ
ベース等が不要になり、安価に構成できるという優れた
効果を有する経路情報配布システムを提供することがで
きる。

【００４６】また、移動体と、その目的地までの経路沿
いに存在する事業者施設等に設置されている無線装置と
料金決済を行う際に、前記移動体に配布された経路情報
に含まれる料金決済補助情報を利用した料金決済を行え
るようにすることにより、事業者側の集客力向上、利用
者側の利用価値向上等が図れるという優れた効果を有す
る料金決済システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態の経路情報配布シス
テムの構成を示すブロック図、

【図２】本発明の第１の実施における経路情報データ構
成を示す図、

【図３】本発明の第２の実施の形態における移動体通信
端末の構成を示すブロック図、

【図４】本発明の第２の実施の形態における事業者の施
設に設置された無線装置の構成を示すブロック図、

【図５】本発明の第２の実施の形態における移動体通信
端末の料金決済を示すフロー図、

【図６】本発明の第２の実施の形態における無線装置側
の料金決済を示すフロー図である。

【符号の説明】

1x 移動体通信端末 1y センタ局 1a、4a 位置特定部 1b、4b 移動体側通信部 1c、1g、3c、4b 制御部 1d、3d 入力部 1e、3e 出力部 1f センタ側通信部 1h 経路情報検索部 2a 経路情報 2b 経路案内データ 2c 料金決済補助情報４無線装置 4a 無線装置側通信部 4c 料金決済処理部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】センタ局から移動体に対して前記移動体
の目的地に至る経路情報を配布するシステムであって、
前記移動体は、自己の現在位置を特定する位置特定部
と、自己の目的地の位置情報を入力する位置情報入力部
と、前記センタ局と情報を送受信する移動体側通信部と
を具備し、前記センタ局は、前記移動体と情報を送受信
するセンタ側通信部と、前記センタ側通信部で受信され
た前記移動体の現在位置の位置情報および前記目的地の
位置情報を基に前記目的地へ至る経路情報を検索し、前
記経路沿いに存在する事業者の施設で利用可能な料金決
済補助情報が付加された経路情報を生成する経路情報検
索部とを具備することを特徴とする経路情報配布システ
ム。
【請求項２】センタ局から移動体に対して前記移動体
の目的地に至る経路情報を配布するシステムの移動体に
用いられる移動体通信端末であって、自己の現在位置を
特定する位置特定部と、自己の目的地の位置情報を入力
する位置情報入力部と、前記センタ局と情報を送受信す
る移動体側通信部とを具備し、自己の現在位置の位置情
報および前記目的地の位置情報を前記センタ局へ送信
し、前記センタ局から、前記目的地に至る経路沿いに存
在する事業者の施設で利用可能な料金決済補助情報が付
加された経路情報を受信することを特徴とする移動体通
信端末。
【請求項３】センタ局から移動体に対して前記移動体
の目的地に至る経路情報を配布するシステムに用いられ
るセンタ局であって、前記移動体と情報を送受信するセ
ンタ側通信部と、前記センタ側通信部で受信された前記
現在位置の位置情報および前記目的地の位置情報を基
に、前記目的地へ至る経路情報を検索し、前記経路沿い
に存在する事業者の施設で利用可能な料金決済補助情報
が付加された経路情報を生成する経路情報検索部とを具
備し、前記料金決済補助情報が付加された経路情報を前
記移動体へ送信することを特徴とするセンタ局。
【請求項４】移動体の目的地に至る経路に存在する事
業者の施設で利用可能な料金決済補助情報を用いて前記
移動体と前記事業者の施設と料金決済を行うシステムで
あって、前記移動体は、自己の現在位置を特定する位置
特定部と、自己の目的地の位置情報を入力する位置情報
入力部と、前記センタ局および前記事業者の施設と情報
を送受信する移動体側通信部とを具備し、前記センタ局
は、前記移動体と情報を送受信するセンタ側通信部と、
前記センタ側通信部で受信された前記移動体の現在位置
の位置情報および前記目的地の位置情報を基に前記目的
地へ至る経路情報を検索し、前記経路沿いに存在する事
業者の施設で利用可能な料金決済補助情報が付加された
経路情報を生成する経路情報検索部とを具備し、前記事
業者の施設は、前記移動体と情報を送受信する無線装置
側通信部と、前記移動体から得られた料金決済補助情報
を用いた料金決済を行う料金決済処理部とを有すること
を特徴とする料金決済システム。
【請求項５】移動体の目的地に至る経路に存在する事
業者の施設で利用可能な料金決済補助情報を用いて、前
記移動体と前記事業者の施設と料金決済を行うシステム
の移動体に用いられる移動体通信端末であって、自己の
現在位置を特定する位置特定部と、自己の目的地の位置
情報を入力する位置情報入力部と、前記センタ局および
前記事業者の施設と情報を送受信する移動体側通信部と
を具備し、自己の現在位置の位置情報および前記目的地
の位置情報を前記センタ局へ送信し、前記センタ局か
ら、前記目的地に至る経路沿いに存在する事業者の施設
で利用可能な料金決済補助情報が付加された経路情報を
受信し、前記料金決済補助情報を前記施設へ送信するこ
とを特徴とする移動体通信端末。
【請求項６】移動体の目的地に至る経路に存在する事
業者の施設で利用可能な料金決済補助情報を用いて前記
移動体と前記施設と料金決済を行うシステムの施設に用
いられる無線装置であって、前記移動体と情報を送受信
する無線装置側通信部と、前記移動体から得られた料金
決済補助情報を利用した料金決済を行う料金決済処理部
とを有することを特徴とする無線装置。