JP2003085012A - ストアドプロシージャ呼出関係図の表示方法及びデータベース管理システム - Google Patents

ストアドプロシージャ呼出関係図の表示方法及びデータベース管理システム

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JP2003085012A JP2001273224A JP2001273224A JP2003085012A JP 2003085012 A JP2003085012 A JP 2003085012A JP 2001273224 A JP2001273224 A JP 2001273224A JP 2001273224 A JP2001273224 A JP 2001273224A JP 2003085012 A JP2003085012 A JP 2003085012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストアドプロシージャ呼出関係図の従属関係
を直接的に表示する。 【解決手段】 複数のプロシージャに対して従属する他
のプロシージャやテーブルやはトリガとの従属関係と、
複数のテーブルに対して従属するトリガとの従属関係
と、複数のトリガに対して従属するテーブルとの従属関
係とを格納する従属関係テーブル160の前記従属関係
を解析手段21によって解析し、特定のプロシージャに
従属して実行される他のプロシージャ及びトリガとの関
係を木構造で表示するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベースに保存さ
れたストアドプロシージャの呼出関係図の表示方法及び
該表示方法を実行するデータベース管理システムに関
り、特に、更新、削除、挿入のデータ変更操作によって
自動的に実行される特殊なストアドプロシージャである
トリガをも含んだ、データベース内のストアドプロシー
ジャの呼出関係図の表示方法及びデータベース管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来技術】一般にストアドプロシージャは、データベ
ースに対する一連の処理手順を一つのプログラムにまと
め、データベース管理システムに保存したデータベース
オブジェクトの1つである。このストアドプロシージャ
は、クライアントから引数を渡してそれに基づいた処理
を実行したり、クライアントに処理劣化を返す機能を持
つ。
【0003】この作成されたストアドプロシージャは、
すぐに実行できる形式に変換されてデータベースに保存
されており、通常のようにSQL(Structure
dQuery Language)文を1つずつ送るの
に比べて、ネットワークのトラフイックを低減できると
共に、サーバ上で構文解析や機械語への変換を前もって
終了させておくため、処理時間も短縮することができ
る。従って、当該ストアドプロシージャは、クライアン
トから呼び出し命令を送信するだけで実行することがで
きる。
【0004】一方、トリガは、ユーザが直接呼び出さな
い特殊なストアドプロシージャであり、データの更新、
削除、挿入などの変更操作を1つまたは複数使用し、特
定テーブルのデータを変更する際に実行されるように定
義され、ユーザがデータの更新、削除、挿入等の変更支
持を行うたびに、トリガの定義内容に応じて自動的に変
更を実行するものである。このトリガは、1つのデータ
繰作により関連するデータへの変更処理を自動的に波及
させる、或いはそのデータの変更内容をチェックするよ
うな場合に用いられる。
【0005】この様にトリガを含めたストアドプロシー
ジャは、処理時間の軽減やデータ整合性を保つ上での機
能として、多くのデータベースシーステムに標準的に備
えられている。
【0006】前記ストアドプロシージャを使用したデー
タベースアプリケーションの開発においては、ストアド
プロシージャの数が数十個から数百個、ものによっては
千個を超える場合もある。この場合、機能拡張の向上の
ために改良が繰り返し加えられるが、その拡張や改良を
効率良くしかも間違いなく行うためには、オペレータに
対して複雑なプログラムの構造を分かりやすく正確に表
現(表示)することが重要である。
【0007】このブログラム構造(データベース上のス
トアドプロシージャの呼び出し関係)を分かりやすく正
確に表示する従来技術による手法としては、図3に示す
データベース管理システムの管理テーブルの1つである
従属関係テーブルを使用したものが知られている。
【0008】図3は、従来技術によるブログラム構造の
表示方法を説明するための図であり、サーバコンピュー
タ1におけるストアドプロシージャ(Proc)、トリ
ガー(Trigger)、各種テーブル(Table)
を示している。
【0009】前記サーバコンピュータ1は、データベー
ス管理システムプログラム(DBMS)11と、DBM
S(データベース管理システム)管理領域13、ストア
ドプロシージャ14、ユーザテーブル15、管理テーブ
ル16等を格納したハードディスク12を含み、前記デ
ータベース管理システムプログラム11がハードディス
ク12をアクセスし、ストアドプロシージャ14に定義
された内容に従ってユーザテーブル15他をアクセスし
て所定の命令を実行する様に構成され、利用者が行った
前記データベース管理システムプログラム11を介した
ハードディスク12に格納されたデータファイル中のレ
コードに対する更新情報、削除情報、DBMS(データ
ベース管理システムソフト)が記録されており、利用者
は前記DBMSを介してデータファイル中のレコードに
対して更新、削除、検索等の各種のレコード操作を行う
ことができる。
【0010】前記DMS管理領域13には、ユーザの作
成したテーブルやDBMSが管理用に使用するテーブ
ル、ストアドジャなどのデータベースオブジェクトが格
納されている。ストアドプロシージャのDBMS管理の
登録は、DBMSへコマンド(CREATEプロシージ
ャ文)の実行を要求することで行われる。別のオブジェ
クトを参照するオブジェクトは、そのオブジェクトに従
属していると見なされ、データベースオブジェクトは、
それ自身が作成されるとき、参照している別のオブジェ
クトとの間の従属関係を管理用のテーブルである従属関
係テーブルに格納するようになっている。
【0011】具体的に説明すると、図3に示したプロシ
ージャは、Proc1を実行することにより、(1)Pr
oc2の実行によりTableAの全て(*)の行を取
得(SELECT)し、次いで(2)TableAの内容
である行1に変数10をセットするように更新(UPD
ATE)し、更に(3)Proc3によりTableAの
内容を削除(DELETE)し、次いでTableBを
取得(SELECT)する一連の処理を実行する様に定
義されている。尚、図中のTriggerA_UPD
は、TableAへの更新操作(UPDATE)で起動
されるトリガであり、TableBに新たな行を追加す
る処理を示し、TriggerA_DELは、Tabl
eAへの削除操作(DELETE)で起動されるトリガ
であり、TableBから行を削除する処理を示してい
る。
【0012】本例におけるストアドプロシージャの呼び
出し関係は、この従属関係テーブルの内容を木構造に展
開することによって得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従属関係
テーブルの内容を解析することによって、ストアドプロ
シージャの呼び出し関係図を得ることができ、図3のデ
ータベースオブジェクトが存在するデータベースのPr
oc1を頂点とした呼び出し関係を示すと図8のように
なる。この関係図は、Proc1を頂点とし、Tabl
eAからTriggerA_UPDとTriggerA
_DELに分岐する枝と、Proc2からTableA
を介してTriggerA_UPDとTriggerA
_DELに分岐する枝と、Proc2からTableA
を介してTriggerA_UPDとTriggerA
_DELに分岐する枝と、Proc3からTableA
を介してTriggerA_UPDとTriggerA
_DELに分岐する枝と、前記Proc3からTabl
eBに分岐する枝とに表すことができる。
【0014】この従来技術によるストアドプロシージャ
の呼び出し関係図は、ユーザからの直接呼び出しでない
ストアドプロシージャであるトリガに対してもテーブル
に関連付けられて表示される。このため従来の関係図の
表示方法は、直接呼び出しの明示的な記述がテーブルが
呼びだし元となるストアドプロシージャ定義内にはない
ため、トリガとトリガを起動するテーブルの変換繰作を
実行するストアドプロシージャとの間に直接的な従属関
係はなく、あくまでもトリガ付けられているテーブルを
介した間接的な従属関係を全て表示してしまう。
【0015】また、従来の関係図の表示方法は、2つの
データベースオブジェクト間の従属関係を単純に展開し
ただけなので、Proc1からは決して実行されること
のないTableに関連付けられているTrigger
A_DELトリガが呼び出し関係図上に展開されてしま
う。
【0016】従って従来技術によるストアドプロシージ
ャの呼出関係図の表示方法は、利用者に直接的に不要な
従属関係まで複雑に表示してしまい、各プロシージャの
関係をユーザが把握するのが困難であると言う不具合が
あった。
【0017】本発明の目的は、前述の従来技術による不
具合を除去することであり、トリガとトリガの呼び出し
元ストアドプロシージャとの間の従属関係を直接的な関
係で表示すると共にユーザのテーブルへの変更繰作によ
って実際に呼び出されるトリガを織別し、ドプロシージ
ャの呼出し関係を正確に表現することができるストアド
プロシージャ呼出関係図の表示方法及びデータベース管
理システムを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるデータベース管理システムのストアドプ
ロシージャ呼出関係図の表示方法は、複数のプロシージ
ャに対して従属する他のプロシージャ又はテーブル又は
トリガとの従属関係と、複数のテーブルに対して従属す
るトリガとの従属関係と、複数のトリガに対して従属す
るテーブルとの従属関係とを格納する従属関係テーブル
を用い、該従属関係テーブルに格納されたプロシージャ
とテーブルとトリガとの従属関係を解析し、特定のプロ
シージャに従属して実行される他のプロシージャ及びト
リガとの関係を木構造で表示することを特徴とする。
【0019】更に本発明によるデータベース管理システ
ムは、複数のプロシージャに対して従属する他のプロシ
ージャ又はテーブル又はトリガとの従属関係と、複数の
テーブルに対して従属するトリガとの従属関係と、複数
のトリガに対して従属するテーブルとの従属関係とを格
納する従属関係テーブルと、該従属関係テーブルに格納
されたプロシージャとテーブルとトリガとの従属関係を
参照し、特定のプロシージャに従属して実行される他の
プロシージャ及びトリガとの関係を出力するストアドプ
ロシージャ解析手段と、該ストアドプロシージャ解析手
段から出力された特定のプロシージャに従属して実行さ
れる他のプロシージャ及びトリガとの関係を木構造で表
示する呼出関係図表示手段とを備えることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるストアドプロ
シージャ呼び出し関係図表示方法及びこれを実行するデ
ータベース管理システムの一実施形態を図面を参照して
詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明によるストアドプロシージ
ャ呼び出し関係図表示方法が適用されるデータベース管
理システムの全体構成を説明するための図、図2は本実
施形態による表示方法によって表示されるストアドプロ
シージャ呼び出し関係図及び呼出関係テーブルの一例を
示す図、図4〜図7は本実施形態による処理フローを説
明するための図である。
【0022】本実施形態によるストアドプロシージャ呼
び出し関係図表示方法が適用されるデータベース管理シ
ステムは、図1に示す如く、サーバコンピュータ1とク
ライアントコンピュータ2とによって構成され、前記サ
ーバコンピュータ1は、データベース管理システム11
を介してユーザがアクセス可能であり、ストアドプロシ
ージャ14、ユーザテーブル15、管理用テーブル16
などのデータベースオブジェクトを格納するDBMS管
理領域13を持つハードディスク12と、データベース
全体の管理を行い、且つクライアントコンピュータ2と
接続する機能も持つデータベース管理システムプログラ
ム11とを備え、クライアントコンピュータ2は、サー
バコンピュータ1のストアドプロシージャ解析手段21
と、該ストアドプロシージャ解析手段21によって出力
されたストアドプロシージャ呼び出し関係情報を木構造
で表示するストアドプロシージャ呼出関係図表示手段2
2を備える。尚、実際のシステムにおいてはCPU,メ
モリ,入出力装置その他の回路機構を備えるものである
が、本明細書においては周知な技術であるため省略して
説明する。
【0023】次に前記データベース管理システムによる
ストアドプロシージャ解析手段21がストアドプロシー
ジャの呼び出し関係を解析する処理手順を図4〜図7を
参照して説明する。尚、各プロシージャの内容は図3に
示したものと同一の場合を説明する。 <Proc1の第1回目処理手順>この処理手順は、図
4に示す如く、まず調べるべきプロシージャ名(ブロシ
ージャ=Proc1)が与えられると、そのプロシージ
ャが従属しているオブジェクトがあるかどうかを調べる
ために、従属関係テーブル160から従属するオブジェ
クトが指定されたプロシージャであるレコード(図3で
は行のProc1:Proc2)を取得する(ステップ20
1)。ここでレコードが存在しなければ終了し、存在す
る場合は、そのオブジェクトを調べる次のステップ20
2にフローA1の如く進み、従属されるオブジェクトが
プロシージャであるか否かを判定し(ステップ203)
し、当該プロシージャ(Proc2)が存在するため、取得
した従属関係のレコードを呼出関係テーブル32に追加
し(ステップ204:図2の呼出関係32の行aにProc
1:Proc2を追加)、更に今度は従属されるオブジェクト
であるプロシージャ(Proc2)について、このアルゴリズ
ムを実行する再帰呼出に入る(ステップ205)。
【0024】以上がProc1における1回目の処理で
あり、この1回目の処理においては、ステップ201に
おいてProc1の定義内容(Proc1:Proc2)を取得
し、ステップ203においてブロシージャ(Proc2)を
検出し、ステップ204により取得した従属関係のレコ
ード(行aのProc1:Proc2)を呼出関係テーブル32に
追加する様に動作する。この呼出関係テーブル32は、
特定のプロシージャを親ノードとし、当該のプロシージ
ャに対して実行される他のプロシージャ又はトリガを対
応付けて格納するものである。<Proc2の第1回目
処理手順>さて、前記ステップ205における再帰呼出
は、図5に示す如く、まず調べるべきプロシージャ名
(ブロシージャ=Proc2)が与えられると、そのプ
ロシージャが従属しているオブジェクトがあるかどうか
を調べるために、従属関係テーブル160から従属する
オブジェクトが指定されたプロシージャであるレコード
を取得する(ステップ201:図3では行のProc2:Ta
bleA)。ここでレコードが存在しなければ終了するが、
ここでは存在するため、そのオブジェクトを調べる次の
ステップ202にフローC1の如く進み、従属されるオ
ブジェクトがプロシージャであるか否かを判定し(ステ
ップ203)、プロシージャが存在しないため、次のス
テップ206に進む。
【0025】このステップ206においては、テーブル
であるかどうかの判定を行い、テーブル(TableA)がある
ため、従属するオブジェクト(現在調べているプロシー
ジャ)の定義内容(:図3のProc2の内容であるSE
LECT * FROM TableA)を取得し(ステップ207)、全
てのテーブルへのチェックを行ったか判定(ステップ2
08)した後に、これがSELECT文か否かの判定を
行い(ステップ209)、SELECT文のためフロー
C2の如くステップ201に戻り、ステップ201及び
202を経て図4のステップ205の次のステップに戻
る。 <Proc1の第2回目処理手順>この処理手順は、図
4に戻り、まず調べるべきプロシージャ名(ブロシージ
ャ=Proc1)が与えられると、そのプロシージャが
従属しているオブジェクトがあるかどうかを調べるため
に、従属関係テーブルから従属するオブジェクトが指定
されたプロシージャであるレコード(図3のでは行の
Proc1:TableA)を取得する(ステップ201)。ここで
レコードが存在しなければ終了し、存在する場合は、そ
のオブジェクトを調べる次のステップ202にフローB
1の如く進み、従属されるオブジェクトがプロシージャ
であるか否かを判定し(ステップ203)、当該プロシ
ージャが存在しないため次のステップ206に進む。
【0026】このステップ206においては、テーブル
であるかどうかの判定を行い、テーブル(TableA)である
ため、従属するオブジェクト(現在調べているプロシー
ジャ)の定義内容(:図3のProc1の内容であるEX
ECUTE Proc2 / UPDATE TableA SET col1=10 /EXECUTE P
roc3)を取得し(ステップ207)、テーブルへの操作
を全てチェックしたか判定(ステップ208)と、更に
SELECT文ではないことの判定(ステップ209)
と、テーブルへの操作がSELECTの場合はトリガが起動さ
れることはないため、操作に対するトリガがあるかの判
定(ステップ210)と、従属されているオブジェクト
をトリガに置き換えて関係テーブルに追加(ステップ2
11)とを行う。この流れはフローB1〜B〜B2の如
くである。また前記ステップ211の具体的処理は、図
3の呼出関係テーブル32の行b(Proc2:TriggerA_UP
D)の追加である。 <Proc1の第3回目処理手順>この処理手順は、図
6に示す如く、まず調べるべきプロシージャ名(ブロシ
ージャ=Proc1)が与えられると、そのプロシージ
ャが従属しているオブジェクトがあるかどうかを調べる
ために、従属関係テーブルから従属するオブジェクトが
指定されたプロシージャであるレコード(図3のでは行
のProc1:Proc3)を取得する(ステップ201)。
【0027】ここでレコードが存在しなければ終了し、
存在するためにオブジェクトを調べる次のステップ20
2にフローE1の如く進み、従属されるオブジェクトが
プロシージャであるか否かを判定し(ステップ203)
し、当該プロシージャ(Proc3)が存在するため、取得
した従属関係のレコードを呼出関係テーブルに追加し
(ステップ204:図3の呼出関係テーブル32の行c
であるProc1:Proc3を追加)、更に今度は従属されるオ
ブジェクトであるプロシージャ(Proc3)について、この
アルゴリズムを実行する再帰呼出に入る(ステップ20
5)。 <Proc3の第1回目処理手順>前記ステップ205
における再帰動作は、図7に示す如く、まず調べるべき
プロシージャ名(ブロシージャ=Proc3)が与えら
れると、そのプロシージャが従属しているオブジェクト
があるかどうかを調べるために、従属関係テーブルから
従属するオブジェクトが指定されたプロシージャである
レコード(図3のでは行のProc2:TableA)を取得する
(ステップ201)。
【0028】ここでレコードが存在しなければ終了し、
存在するため、そのオブジェクトを調べる次のステップ
202にフローGの如く進み、従属されるオブジェクト
がプロシージャであるか否かを判定し(ステップ20
3)し、当該プロシージャが存在しないため次のステッ
プ206に進む。
【0029】このステップ206においては、テーブル
であるかどうかの判定を行い、テーブル(TableA)がある
ため、従属するオブジェクト(現在調べているプロシー
ジャ)の定義内容(:図3のProc3の内容であるED
LETE FROM TableA / WHREE col1=30 / SELECT * FROM T
ableB)を取得し(ステップ207)、テーブルへの操
作を全てチェックしたか判定(ステップ208)と、更
にSELECT文ではないことの判定(ステップ20
9)と、テーブルへの操作がSELECTの場合はトリガが起
動されることはないため、操作に対するトリガがあるか
の判定(ステップ210)と、従属されているオブジェ
クトをトリガに置き換えて関係テーブルに追加(ステッ
プ211)とを行う。この流れはフローG1〜G〜G2
の如くである。また前記ップ211の具体的処理は、図
3の呼出関係テーブル32の行d(Proc3:TableA_DEL)
の追加である。
【0030】尚、本実施形態においてはProc3の第
2回及び第3回目の処理手順として、図7において処理
フローH1〜H〜H2、I1〜I〜I2の経緯に従って
前述と同様の動作を行うものであるが、ここでは前述の
動作と同様であるため説明を省略する。 <表示処理>本実施形態によるストアドプロシージャ呼
出関係図の表示方法が適用されるデータベース管理シス
テムは、ストアドプロシージャ解析手段21が前述の図
4〜図7に示した処理フローを実行することにより、前
記呼出関係テーブル32を作成し、この呼出関係テーブ
ル32を元に図2左側又は図1の如きストアドプロシー
ジャ呼び出し関係図を表示する。
【0031】即ち、本実施形態においては、図3のデー
タベースオブジェクトが存在するデータベースのProc1
プロシージャを頂点とした呼び出し関係を、図4〜図7
に示した手順で解析すると、図2に示す符号32に示し
た呼出関係テーブルが出力され、この呼出関係テーブル
32を木構造に展開すると、符号31に示すトリガを含
んだストアドプロシージャ間の呼出関係を表現すること
が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、トリガ
を含むストアドプロシージャを用いたデータベースアプ
リケーションにおけるストアドプロシージャの呼出関係
の図表示方法において、特にトリガとトリガの呼び出し
もとストアドプロシージャとの間の従属関係を直接的な
関係で表現すると共に、ユーザのテーブルへの再操作に
よって呼び出される実際のトリガを識別してストアドプ
ロシージャの呼出関係を正確に表示することができるた
め、プログラムの構造を見やすく且つ正確に把握するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストアドプロシージャ呼出関係図
の表示方法が適用されるデータベース管理システムの全
体構成を説明するための図。
【図2】本実施形態による表示方法によって表示される
ストアドプロシージャ呼び出し関係図及び呼出関係テー
ブルの一例を示す図。
【図3】従来技術によるブログラム構造を表示するデー
タデース管理システムを説明するための図。
【図4】本実施形態による従属関係テーブルに格納され
たプロシージャとテーブルとトリガとの従属関係を解析
する処理フローを示す図。
【図5】本実施形態による同従属関係を解析する処理フ
ローを示す図。
【図6】本実施形態による同従属関係を解析する処理フ
ローを示す図。
【図7】本実施形態による同従属関係を解析する処理フ
ローを示す図。
【図8】従来技術によるブログラム構造の表示方法を説
明するための図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のプログラム記述言語を用いてデー
    タベース中のレコードを操作するデータベース管理シス
    テムのストアドプロシージャ呼出関係図の表示方法であ
    って、複数のプロシージャに対して従属する他のプロシ
    ージャ又はテーブル又はトリガとの従属関係と、複数の
    テーブルに対して従属するトリガとの従属関係と、複数
    のトリガに対して従属するテーブルとの従属関係とを格
    納する従属関係テーブルを用い、該従属関係テーブルに
    格納されたプロシージャとテーブルとトリガとの従属関
    係を解析し、特定のプロシージャに従属して実行される
    他のプロシージャ及びトリガとの関係を木構造で表示す
    ることを特徴とするストアドプロシージャ呼出関係図表
    示方法。
  2. 【請求項2】 所定のプログラム記述言語を用いてデー
    タベース中のレコードを操作するデータベース管理シス
    テムにおいて、複数のプロシージャに対して従属する他
    のプロシージャ又はテーブル又はトリガとの従属関係
    と、複数のテーブルに対して従属するトリガとの従属関
    係と、複数のトリガに対して従属するテーブルとの従属
    関係とを格納する従属関係テーブルと、該従属関係テー
    ブルに格納されたプロシージャとテーブルとトリガとの
    従属関係を参照し、特定のプロシージャに従属して実行
    される他のプロシージャ及びトリガとの関係を出力する
    ストアドプロシージャ解析手段と、該ストアドプロシー
    ジャ解析手段から出力された特定のプロシージャに従属
    して実行される他のプロシージャ及びトリガとの関係を
    木構造で表示する呼出関係図表示手段とを備えることを
    特徴とするデータベース管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008257570A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Ntt Data Corp データベースシステム及びそのプログラム

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