JP2003084182A - レンズ鏡胴 - Google Patents
レンズ鏡胴Info
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- JP2003084182A JP2003084182A JP2001273969A JP2001273969A JP2003084182A JP 2003084182 A JP2003084182 A JP 2003084182A JP 2001273969 A JP2001273969 A JP 2001273969A JP 2001273969 A JP2001273969 A JP 2001273969A JP 2003084182 A JP2003084182 A JP 2003084182A
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- lens barrel
- lens holding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズ保持枠にレンズ以外の部品を取り付け
る場合でもその取付部品を弾性部材を用いて取り付ける
ことにより、所望の光学性能が得られるレンズ鏡胴を提
供することを目的とする。 【解決手段】 レンズ保持枠40にフォーカスモータ4
1を取り付けてなるレンズ鏡胴であって、バネワッシャ
52を挟んでネジ51をレンズ保持枠40に締め付ける
ことにより、フォーカスモータ41の取付板45をバネ
ワッシャ52で押し付けてフォーカスモータ41が取り
付けられている。これにより、フォーカスモータ41が
レンズ保持枠40に強く押し付けられることを防止でき
る。従って、フォーカスモータ41の取付に起因してレ
ンズ保持枠40が歪み、レンズ光学系の光学特性に影響
を与えるような不具合を回避できる。
る場合でもその取付部品を弾性部材を用いて取り付ける
ことにより、所望の光学性能が得られるレンズ鏡胴を提
供することを目的とする。 【解決手段】 レンズ保持枠40にフォーカスモータ4
1を取り付けてなるレンズ鏡胴であって、バネワッシャ
52を挟んでネジ51をレンズ保持枠40に締め付ける
ことにより、フォーカスモータ41の取付板45をバネ
ワッシャ52で押し付けてフォーカスモータ41が取り
付けられている。これにより、フォーカスモータ41が
レンズ保持枠40に強く押し付けられることを防止でき
る。従って、フォーカスモータ41の取付に起因してレ
ンズ保持枠40が歪み、レンズ光学系の光学特性に影響
を与えるような不具合を回避できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラなどのレン
ズ光学系に用いられるレンズ鏡胴に関するものである。
ズ光学系に用いられるレンズ鏡胴に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのレンズ鏡胴として、特開
2001−42404号公報に記載されるように、第一
レンズ群、第二レンズ群及び第三レンズ群を収容し、第
二レンズ群のレンズ保持枠に合焦用モータを取り付けた
ものが知られている。このレンズ鏡胴は、合焦用モータ
を第二レンズ群のレンズ保持枠に取り付けることによ
り、合焦用モータを駆動させ第二レンズ群に対し第三レ
ンズ群を光軸方向に相対的に移動可能としたものであ
る。
2001−42404号公報に記載されるように、第一
レンズ群、第二レンズ群及び第三レンズ群を収容し、第
二レンズ群のレンズ保持枠に合焦用モータを取り付けた
ものが知られている。このレンズ鏡胴は、合焦用モータ
を第二レンズ群のレンズ保持枠に取り付けることによ
り、合焦用モータを駆動させ第二レンズ群に対し第三レ
ンズ群を光軸方向に相対的に移動可能としたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たレンズ鏡胴にあっては、第二レンズ群の光学性能が低
下するおそれがある。すなわち、第二レンズ群のレンズ
保持枠に合焦用モータをネジ止めなどによって取り付け
る場合、合焦用モータはレンズ保持枠に強く押し付けら
れた状態で固定される。このとき、合焦用モータとレン
ズ保持枠との接触面において平面度が十分に出ていない
と、レンズ保持枠が合焦用モータの接触面の形状に従っ
て歪むおそれがある。レンズ保持枠にこのような歪みが
生ずると、保持されるレンズに応力が生じ、所望の光学
性能が得られないこととなる。
たレンズ鏡胴にあっては、第二レンズ群の光学性能が低
下するおそれがある。すなわち、第二レンズ群のレンズ
保持枠に合焦用モータをネジ止めなどによって取り付け
る場合、合焦用モータはレンズ保持枠に強く押し付けら
れた状態で固定される。このとき、合焦用モータとレン
ズ保持枠との接触面において平面度が十分に出ていない
と、レンズ保持枠が合焦用モータの接触面の形状に従っ
て歪むおそれがある。レンズ保持枠にこのような歪みが
生ずると、保持されるレンズに応力が生じ、所望の光学
性能が得られないこととなる。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点を解
消するためになされたものであって、レンズ保持枠にレ
ンズ以外の部品を取り付ける場合でも所望の光学性能が
得られるレンズ鏡胴を提供することを目的とする。
消するためになされたものであって、レンズ保持枠にレ
ンズ以外の部品を取り付ける場合でも所望の光学性能が
得られるレンズ鏡胴を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るレンズ鏡胴は、レンズ光学系を
収容してなるレンズ鏡胴であって、レンズ光学系のレン
ズを保持するレンズ保持枠と、レンズ保持枠に取り付け
られる取付部品と、弾性部材を介し取付部品をレンズ保
持枠に押し付けて取付部品の取り付けを行う取付手段と
を備えて構成されている。
るために、本発明に係るレンズ鏡胴は、レンズ光学系を
収容してなるレンズ鏡胴であって、レンズ光学系のレン
ズを保持するレンズ保持枠と、レンズ保持枠に取り付け
られる取付部品と、弾性部材を介し取付部品をレンズ保
持枠に押し付けて取付部品の取り付けを行う取付手段と
を備えて構成されている。
【0006】また本発明に係るレンズ鏡胴は、前述の取
付手段が、取付部品を貫通してレンズ保持枠に螺着され
るネジと、ネジに挿通されネジ頭部と取付部品との間に
配されるバネワッシャとを備えて構成されていることを
特徴とする。
付手段が、取付部品を貫通してレンズ保持枠に螺着され
るネジと、ネジに挿通されネジ頭部と取付部品との間に
配されるバネワッシャとを備えて構成されていることを
特徴とする。
【0007】また本発明に係るレンズ鏡胴は、前述の取
付部品がレンズ光学系のフォーカスレンズの移動に用い
られるフォーカスモータであることを特徴とする。
付部品がレンズ光学系のフォーカスレンズの移動に用い
られるフォーカスモータであることを特徴とする。
【0008】これらの発明によれば、弾性部材を介して
取付部品をレンズ保持枠に押し付けて取り付けを行うの
で、取付部品の取付によってレンズ保持枠が歪みを生ず
ることを防止でき、取付部品の取付に起因するレンズの
光学性能の低下を防止できる。
取付部品をレンズ保持枠に押し付けて取り付けを行うの
で、取付部品の取付によってレンズ保持枠が歪みを生ず
ることを防止でき、取付部品の取付に起因するレンズの
光学性能の低下を防止できる。
【0009】また本発明に係るレンズ鏡胴は、前述のネ
ジがネジ部分の基端側に拡径部を有する段付きネジであ
ることを特徴とする。
ジがネジ部分の基端側に拡径部を有する段付きネジであ
ることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、段付きネジによりバネ
ワッシャを取り付ける一定の空間を確保でき、ほぼ一定
の押圧力でフォーカスモータを取り付けることができ
る。このため、所望の光学特性を有するレンズ鏡胴の製
造が容易に行える。
ワッシャを取り付ける一定の空間を確保でき、ほぼ一定
の押圧力でフォーカスモータを取り付けることができ
る。このため、所望の光学特性を有するレンズ鏡胴の製
造が容易に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
における実施の形態について説明する。尚、各図におい
て同一要素には同一符号を付して説明を省略する。ま
た、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致してい
ない。
における実施の形態について説明する。尚、各図におい
て同一要素には同一符号を付して説明を省略する。ま
た、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致してい
ない。
【0012】図1に本実施形態に係るレンズ鏡胴の説明
図を示す。本図に示すように、本実施形態に係るレンズ
鏡胴1は、カメラ2の撮影光学系に用いられるものであ
る。レンズ鏡胴1には、カメラ2の撮影光学系を構成す
る第一レンズ群3、第二レンズ群4及び第三レンズ5が
収容されている。
図を示す。本図に示すように、本実施形態に係るレンズ
鏡胴1は、カメラ2の撮影光学系に用いられるものであ
る。レンズ鏡胴1には、カメラ2の撮影光学系を構成す
る第一レンズ群3、第二レンズ群4及び第三レンズ5が
収容されている。
【0013】レンズ鏡胴1は、例えば、カメラ2の本体
に固定される固定枠6と、その固定枠6に対し繰り出し
及び繰り込み可能な中間筒7と、その中間筒7に対し繰
り込み及び繰り出し可能な移動筒8とを備えて構成され
る。
に固定される固定枠6と、その固定枠6に対し繰り出し
及び繰り込み可能な中間筒7と、その中間筒7に対し繰
り込み及び繰り出し可能な移動筒8とを備えて構成され
る。
【0014】固定枠6は、一端に開口部10を有し、他
端を開放した筒状部材である。開口部10には、撮影光
学系の結像面11が形成されている。開口部10は、撮
像素子であるCCD12の保持枠13を取り付けるため
の取付空間として用いられる。保持枠13は、CCD1
2を保持するための枠体であり、固定枠6の開口部10
に取り付けられている。
端を開放した筒状部材である。開口部10には、撮影光
学系の結像面11が形成されている。開口部10は、撮
像素子であるCCD12の保持枠13を取り付けるため
の取付空間として用いられる。保持枠13は、CCD1
2を保持するための枠体であり、固定枠6の開口部10
に取り付けられている。
【0015】移動筒8には、第一レンズ群3が第一レン
ズ保持枠30などを介して固定されており、移動筒8の
繰り出し及び繰り込みに応じて光軸方向へ移動する。中
間筒7には、第二レンズ群4を保持する第二レンズ保持
枠40が固定されている。このため、第二レンズ群4
は、中間筒7の繰り出し及び繰り込みに応じて光軸方向
へ移動する。
ズ保持枠30などを介して固定されており、移動筒8の
繰り出し及び繰り込みに応じて光軸方向へ移動する。中
間筒7には、第二レンズ群4を保持する第二レンズ保持
枠40が固定されている。このため、第二レンズ群4
は、中間筒7の繰り出し及び繰り込みに応じて光軸方向
へ移動する。
【0016】第二レンズ保持枠40には、フォーカスモ
ータ41が取り付けられている。フォーカスモータ41
は、撮影光学系のフォーカスレンズである第三レンズ5
を光軸方向へ移動させるための駆動手段であり、カメラ
2に設置され被写体までの距離を計測する測距器(図示
なし)の出力信号に基づいて駆動する。
ータ41が取り付けられている。フォーカスモータ41
は、撮影光学系のフォーカスレンズである第三レンズ5
を光軸方向へ移動させるための駆動手段であり、カメラ
2に設置され被写体までの距離を計測する測距器(図示
なし)の出力信号に基づいて駆動する。
【0017】フォーカスモータ41の回転軸42は、周
面にネジ溝が刻設され、リードスクリュとして機能す
る。回転軸42は、第三レンズ保持枠43に取り付けら
れるナット板47と螺合している。第三レンズ保持枠4
3には、第二レンズ保持枠40に設置されるシャフト4
4が貫通している。シャフト44は、第三レンズ保持枠
43のガイド軸及び回転防止手段として機能するもので
ある。フォーカスモータ41が駆動し回転軸42が回転
すると、その回転に伴い、第三レンズ保持枠43及び第
三レンズ5が光軸Oの方向、すなわち光軸方向へ移動す
る。
面にネジ溝が刻設され、リードスクリュとして機能す
る。回転軸42は、第三レンズ保持枠43に取り付けら
れるナット板47と螺合している。第三レンズ保持枠4
3には、第二レンズ保持枠40に設置されるシャフト4
4が貫通している。シャフト44は、第三レンズ保持枠
43のガイド軸及び回転防止手段として機能するもので
ある。フォーカスモータ41が駆動し回転軸42が回転
すると、その回転に伴い、第三レンズ保持枠43及び第
三レンズ5が光軸Oの方向、すなわち光軸方向へ移動す
る。
【0018】次に、本実施形態に係るレンズ鏡胴におけ
るフォーカスモータの取付構造について詳述する。
るフォーカスモータの取付構造について詳述する。
【0019】図2に示すように、フォーカスモータ41
には、側方に伸びる取付板45が設けられている。取付
板45には、その表裏を貫通する取付孔45aが形成さ
れている。この取付孔45aにネジ51を貫通させて第
二レンズ保持枠40に締め付けることにより、フォーカ
スモータ41が第二レンズ保持枠40に取り付けられて
いる。
には、側方に伸びる取付板45が設けられている。取付
板45には、その表裏を貫通する取付孔45aが形成さ
れている。この取付孔45aにネジ51を貫通させて第
二レンズ保持枠40に締め付けることにより、フォーカ
スモータ41が第二レンズ保持枠40に取り付けられて
いる。
【0020】ネジ51としては、ネジ部51aの基端部
分を拡径してなる拡径部51bを有する段付きネジが用
いられる。また、ネジ51は、バネワッシャ52を挿通
して第二レンズ保持枠40に螺着されている。バネワッ
シャ52は、フォーカスモータ41の取付板45を弾力
的に押し付ける弾性部材であり、ワッシャの中央をV字
状の折り曲げて弾性変形可能に構成されている。
分を拡径してなる拡径部51bを有する段付きネジが用
いられる。また、ネジ51は、バネワッシャ52を挿通
して第二レンズ保持枠40に螺着されている。バネワッ
シャ52は、フォーカスモータ41の取付板45を弾力
的に押し付ける弾性部材であり、ワッシャの中央をV字
状の折り曲げて弾性変形可能に構成されている。
【0021】図3に示すように、ネジ51の拡径部51
bの形成長さLは、取付板45の厚さtより長く形成さ
れている。このため、ネジ51を第二レンズ保持枠40
に強く締め込んでも、取付板45とネジ頭部51cとの
間に寸法L−tの間隙が形成される。この間隙にバネワ
ッシャ52が配設され、取付板45を第二レンズ保持枠
40側へ押し付ける。これにより、取付板45を介して
フォーカスモータ41が第二レンズ保持枠40に取り付
けられる。
bの形成長さLは、取付板45の厚さtより長く形成さ
れている。このため、ネジ51を第二レンズ保持枠40
に強く締め込んでも、取付板45とネジ頭部51cとの
間に寸法L−tの間隙が形成される。この間隙にバネワ
ッシャ52が配設され、取付板45を第二レンズ保持枠
40側へ押し付ける。これにより、取付板45を介して
フォーカスモータ41が第二レンズ保持枠40に取り付
けられる。
【0022】その際、ネジ51を強く締め付けても、そ
れに応じて取付板45が第二レンズ保持枠40に強く押
し付けられることはなく、バネワッシャ52の変形量に
応じて取付板45が第二レンズ保持枠40に押し付けら
れる。このため、取付板45が第二レンズ保持枠40に
強く押し付けられることを防止でき、そのような押し付
けにより第二レンズ保持枠40に歪みが生ずることを防
止できる。従って、第二レンズ保持枠40の歪みに起因
する第二レンズ群4の光学機能の低下を防止することが
でき、所望な光学特性が得られる。
れに応じて取付板45が第二レンズ保持枠40に強く押
し付けられることはなく、バネワッシャ52の変形量に
応じて取付板45が第二レンズ保持枠40に押し付けら
れる。このため、取付板45が第二レンズ保持枠40に
強く押し付けられることを防止でき、そのような押し付
けにより第二レンズ保持枠40に歪みが生ずることを防
止できる。従って、第二レンズ保持枠40の歪みに起因
する第二レンズ群4の光学機能の低下を防止することが
でき、所望な光学特性が得られる。
【0023】また、段付きのネジ51を用いることによ
り、バネワッシャ52のたわみ量を一定できるため、ほ
ぼ一定の押圧力でフォーカスモータ41を取り付けるこ
とができる。このため、所望の光学特性を有するレンズ
鏡胴1を容易に製造することができ、量産性に優れてい
る。
り、バネワッシャ52のたわみ量を一定できるため、ほ
ぼ一定の押圧力でフォーカスモータ41を取り付けるこ
とができる。このため、所望の光学特性を有するレンズ
鏡胴1を容易に製造することができ、量産性に優れてい
る。
【0024】以上のように、本実施形態に係るレンズ鏡
胴1によれば、バネワッシャ52を介してフォーカスモ
ータ41を第二レンズ保持枠40に押し付けて取り付け
を行うことにより、フォーカスモータ41の取付によっ
て第二レンズ保持枠40に歪みが生ずることを防止で
き、フォーカスモータ41の取付に起因する第二レンズ
群4の光学性能低下を防止することができる。
胴1によれば、バネワッシャ52を介してフォーカスモ
ータ41を第二レンズ保持枠40に押し付けて取り付け
を行うことにより、フォーカスモータ41の取付によっ
て第二レンズ保持枠40に歪みが生ずることを防止で
き、フォーカスモータ41の取付に起因する第二レンズ
群4の光学性能低下を防止することができる。
【0025】また、段付きのネジ51を用いてフォーカ
スモータ41の取付を行うことにより、バネワッシャ5
2のたわみ量を一定できるため、ほぼ一定の押圧力でフ
ォーカスモータ41を取り付けることができる。このた
め、所望の光学特性を有するレンズ鏡胴1の製造が容易
に行える。
スモータ41の取付を行うことにより、バネワッシャ5
2のたわみ量を一定できるため、ほぼ一定の押圧力でフ
ォーカスモータ41を取り付けることができる。このた
め、所望の光学特性を有するレンズ鏡胴1の製造が容易
に行える。
【0026】なお、本実施形態では、フォーカスモータ
41の取付手段として段付きのネジ51とバネワッシャ
52を用いる場合について説明したが、本発明に係るレ
ンズ鏡胴は、そのようなものに限られるものではなく、
弾性部材としてバネワッシャ52に代えてコイルバネ、
板バネ又はゴム材などを用いるものであってもよい。ま
た、段付きのネジ51に代えて、所定長さを有するピン
などを用いるものであってもよい。
41の取付手段として段付きのネジ51とバネワッシャ
52を用いる場合について説明したが、本発明に係るレ
ンズ鏡胴は、そのようなものに限られるものではなく、
弾性部材としてバネワッシャ52に代えてコイルバネ、
板バネ又はゴム材などを用いるものであってもよい。ま
た、段付きのネジ51に代えて、所定長さを有するピン
などを用いるものであってもよい。
【0027】また、本実施形態では、第二レンズ保持枠
40にフォーカスモータ41を取り付ける場合について
説明したが、本発明に係るレンズ鏡胴は、そのようなも
のに限られるものではなく、シャッタユニット、絞りユ
ニットなどフォーカスモータ以外の取付部品をレンズ保
持枠に取り付ける場合に適用してもよい。
40にフォーカスモータ41を取り付ける場合について
説明したが、本発明に係るレンズ鏡胴は、そのようなも
のに限られるものではなく、シャッタユニット、絞りユ
ニットなどフォーカスモータ以外の取付部品をレンズ保
持枠に取り付ける場合に適用してもよい。
【0028】また、本実施形態では、繰り出し可能なレ
ンズ鏡胴に適用した場合について説明したが、本発明に
係るレンズ鏡胴は、そのようなものに限られるものでは
なく、繰り出しを行わないタイプのものであってよい。
ンズ鏡胴に適用した場合について説明したが、本発明に
係るレンズ鏡胴は、そのようなものに限られるものでは
なく、繰り出しを行わないタイプのものであってよい。
【0029】また、本実施形態では、デジタルカメラに
用いられるレンズ鏡胴について説明したが、本発明に係
るレンズ鏡胴は、そのようなものに限られるものではな
く、ビデオカメラなどデジタルカメラ以外の光学機器な
どに用いられるレンズ鏡胴であってもよい。
用いられるレンズ鏡胴について説明したが、本発明に係
るレンズ鏡胴は、そのようなものに限られるものではな
く、ビデオカメラなどデジタルカメラ以外の光学機器な
どに用いられるレンズ鏡胴であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、弾
性部材を介して取付部品をレンズ保持枠に押し付けて取
り付けを行うので、取付部品の取付によってレンズ保持
枠が歪みを生ずることを防止でき、取付部品の取付に起
因するレンズの光学性能の低下を防止できる。
性部材を介して取付部品をレンズ保持枠に押し付けて取
り付けを行うので、取付部品の取付によってレンズ保持
枠が歪みを生ずることを防止でき、取付部品の取付に起
因するレンズの光学性能の低下を防止できる。
【0031】また、段付きネジを用いて取付部品を取り
付けることにより、バネワッシャのたわみ量を一定でき
るため、ほぼ一定の押圧力でフォーカスモータを取り付
けることができる。従って、所望の光学特性を有するレ
ンズ鏡胴の製造が容易に行える。
付けることにより、バネワッシャのたわみ量を一定でき
るため、ほぼ一定の押圧力でフォーカスモータを取り付
けることができる。従って、所望の光学特性を有するレ
ンズ鏡胴の製造が容易に行える。
【図1】本発明の実施形態に係るレンズ鏡胴の説明図で
ある。
ある。
【図2】図1のレンズ鏡胴におけるフォーカスレンズの
取付構造の説明図である。
取付構造の説明図である。
【図3】図1のレンズ鏡胴におけるフォーカスレンズの
取付構造の説明図である。
取付構造の説明図である。
1…レンズ鏡胴、3…第一レンズ群、4…第二レンズ
群、5…第三レンズ、6…固定枠、7…中間筒、8…移
動筒、40…第二レンズ保持枠(レンズ保持枠)、41
…フォーカスレンズ(取付部品)、45…取付板、51
…ネジ、52…バネワッシャ(弾性部材)、O…光軸。
群、5…第三レンズ、6…固定枠、7…中間筒、8…移
動筒、40…第二レンズ保持枠(レンズ保持枠)、41
…フォーカスレンズ(取付部品)、45…取付板、51
…ネジ、52…バネワッシャ(弾性部材)、O…光軸。
Claims (4)
- 【請求項1】 レンズ光学系を収容してなるレンズ鏡胴
において、 前記レンズ光学系のレンズを保持するレンズ保持枠と、 前記レンズ保持枠に取り付けられる取付部品と、 弾性部材を介し前記取付部品を前記レンズ保持枠に押し
付けて前記取付部品の取り付けを行う取付手段と、を備
えたレンズ鏡胴。 - 【請求項2】 前記取付手段は、前記取付部品を貫通し
て前記レンズ保持枠に螺着されるネジと、前記ネジに挿
通されネジ頭部と前記取付部品との間に配されるバネワ
ッシャとを備えて構成されていることを特徴とする請求
項1に記載のレンズ鏡胴。 - 【請求項3】 前記取付部品は、前記レンズ光学系のフ
ォーカスレンズの移動に用いられるフォーカスモータで
あることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡
胴。 - 【請求項4】 前記ネジは、ネジ部の基端側に拡径部を
有する段付きネジであることを特徴とする請求項2又は
3に記載のレンズ鏡胴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001273969A JP2003084182A (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | レンズ鏡胴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001273969A JP2003084182A (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | レンズ鏡胴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003084182A true JP2003084182A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19099099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001273969A Pending JP2003084182A (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | レンズ鏡胴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003084182A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010085991A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-04-15 | Panasonic Corp | レンズ鏡筒および撮像装置 |
US20120180569A1 (en) * | 2010-01-21 | 2012-07-19 | Satoru Inoue | Ultrasonic wave sensor and method for attaching ultrasonic wave sensor |
US10551543B2 (en) | 2017-03-16 | 2020-02-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Light guide device, illumination device, and display |
JP7464057B2 (ja) | 2019-09-13 | 2024-04-09 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
-
2001
- 2001-09-10 JP JP2001273969A patent/JP2003084182A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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