JP2003083790A - 流体式輸送装置における輸送量測定方法およびその装置 - Google Patents

流体式輸送装置における輸送量測定方法およびその装置

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JP2003083790A
JP2003083790A JP2001275953A JP2001275953A JP2003083790A JP 2003083790 A JP2003083790 A JP 2003083790A JP 2001275953 A JP2001275953 A JP 2001275953A JP 2001275953 A JP2001275953 A JP 2001275953A JP 2003083790 A JP2003083790 A JP 2003083790A
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amount
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Kyoichi Iwata
恭一 岩田
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輸送管内を流れる加圧流体によって粉粒体を輸
送する流体式輸送装置において、磁性の有無に関わらず
各種の粉粒体の輸送量を精度高く測定することができる
方法を提供する。 【解決手段】予め求めた加圧流体の流量および圧力なら
びに粉粒体の輸送量の関係を示す関係式に、加圧流体の
流量および圧力の測定値を代入して粉粒体の輸送量を算
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送管内を流れる
加圧流体によって粉粒体を輸送する流体式輸送装置にお
ける前記粉粒体の輸送量を測定する方法およびその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、導管内を貫流する加圧エ
アを介してノズルから砥粒を噴射し製品を研掃する加圧
エア式研掃装置においては、砥粒貯蔵タンクから導管内
に供給する砥粒の量を測定する装置として、金属製砥粒
の通過による誘導起電力の発生を利用した金属流量測定
機や、砥粒貯蔵タンクをロードセルで支持して砥粒の流
出に伴う重量の変化をロードセルで測定するようにした
ものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の装置で
は、非磁性の砥粒の流量を測定することができない上
に、砥粒の粒径に相異より検知感度が異なるため、粒度
分布の広い砥粒には使用することができない。また、後
者の装置では、砥粒貯蔵タンクの重量に比べ、測定すべ
き砥粒の重量がごく僅かなので、測定精度が悪いなどの
問題があった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みて成されたも
ので、その目的は、輸送管内を流れる加圧流体によって
粉粒体を輸送する流体式輸送装置において、磁性の有無
に関わらず各種の粉粒体の輸送量を精度高く測定するこ
とができる方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】上記の目的を達成する
ため本発明の流体式輸送装置における輸送量測定方法
は、輸送管内を流れる加圧流体によって粉粒体を輸送す
る流体式輸送装置における前記粉粒体の輸送量を測定す
る方法であって、予め求めた前記加圧流体の流量および
圧力と前記粉粒体の輸送量との関係を示す関係式に、測
定して得た前記加圧流体の流量値および圧力値をを代入
して前記粉粒体の輸送量を算出することを特徴とする。
【0006】なお、本発明における、予め求めた加圧流
体の流量および圧力と、粉粒体の輸送量との関係を示す
関係式の一つとしては、回帰モデルにおける重回帰式が
ある。この重回帰式は、実験から得た粉粒体輸送量yを
目的変数とし、流体の流量Q、流体の圧力Pを説明変数
とし、 y=a+bQ+cP をモデル式として、重回帰分析を用いて係数 a、b、c を算出した。また、このように一次式で回帰
を行っても構わないが、高次式や指数関数などを用いて
近似することにより、より精度の高いものに設定するこ
ともできる。またなお、本発明で使用する流体は、気体
でも液体でもよい。
【0007】
【発明の実施の態様】以下、本発明を適用した加圧エア
式研掃装置における砥粒噴射装置の一実施例について図
1に基づき詳細に説明する。本砥粒噴射装置は、加圧流
体として圧縮エアを用いて砥粒を輸送し、砥粒を噴射し
て製品を研掃するものである。そして、本砥粒噴射装置
においては、加圧エア貯蔵タンク1に輸送管2が接続し
てあり、輸送管2の先端にはノズル3が取り付けてあ
る。また、前記輸送管2における前記加圧エア貯蔵タン
ク1寄り位置には、輸送管2内の加圧エアと砥粒との混
合物に係る流量を測定する流量測定手段4と、前記輸送
管2内の加圧エアと砥粒との混合物に係る圧力を測定す
る圧力測定手段5とが装着してあり、さらに輸送管2に
は砥粒貯蔵タンク6が開閉弁7を介して連通接続してあ
る。
【0008】また、前記砥粒貯蔵タンク1の上部には前
記輸送管2と連通する分岐管8の先端が臨んでいる。ま
た、前記流量測定手段4および前記圧力測定手段5に
は、予め求めた前記加圧エアの流量および圧力ならびに
前記砥粒の輸送量の関係を示す関係式に係るデータを記
憶する記憶手段9と、前記流量測定手段4および前記圧
力測定手段5の測定値の入力により前記記憶手段9のデ
ータに基づき前記砥粒の輸送量を演算する演算手段10
と、が電気的に接続してあり、演算手段10には表示器
11が電気的に接続してある。そして、前記記憶手段9
および前記演算手段10はコンピュータ12によって構
成してある。なお、予め求めた加圧エアの流量および圧
力ならびに砥粒輸送量の関係を示す関係式に係るデータ
として、図2に示すものがある。
【0009】このように構成したものは、流量測定手段
4および圧力測定手段5から得られた加圧エアの流量値
および圧力値がコンピュータ12に入力されると、コン
ピュータ12においては、演算手段10が、予め求めた
加圧エアの流量および圧力ならびに砥粒の輸送量との関
係を示すデータを記憶手段9から読み出して砥粒の輸送
量を算出する。算出の結果は表示器11によって表示さ
れることとなる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、輸送管内を流れる加圧流体によって粉粒体を輸送す
る流体式輸送装置における前記粉粒体の輸送量を測定す
る方法であって、予め求めた前記加圧流体の流量および
圧力ならびに前記粉粒体の輸送量の関係を示す関係式
に、前記加圧流体の流量および圧力の測定値を代入して
前記粉粒体の輸送量を算出するから、輸送管内を流れる
加圧流体によって粉粒体を輸送する流体式輸送装置にお
いて、磁性の有無に関わらず各種の粉粒体の輸送量を精
度高く測定することができるなどの優れた実用的効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した加圧エア式研掃装置における
砥粒噴射装置の一実施例の模式図である。
【図2】予め求めた加圧エアの流量および圧力ならびに
砥粒輸送量の関係に係るデータである。
【符号の説明】
4 流量測定手段 5 圧力測定手段 9 記憶手段 10 演算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輸送管内を流れる加圧流体によって粉粒体
    を輸送する流体式輸送装置における前記粉粒体の輸送量
    を測定する方法であって、予め求めた前記加圧流体の流
    量および圧力ならびに前記粉粒体の輸送量の関係を示す
    関係式に、前記加圧流体の流量および圧力の測定値を代
    入して前記粉粒体の輸送量を算出することを特徴とする
    流体式輸送装置における輸送量測定方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の流体式輸送装置における
    輸送量測定方法において、時間当たりの分量を予め設定
    した粉粒体を前記流体式輸送装置によって輸送してその
    時の加圧流体の流量および圧力を測定し、これらの測定
    値に基づき前記関係式を修正することを特徴とする流体
    式輸送装置における輸送量測定方法。
  3. 【請求項3】輸送管内を流れる加圧流体によって粉粒体
    を輸送する流体式輸送装置における前記粉粒体の輸送量
    を測定する装置であって、前記加圧流体の流量を測定す
    る流量測定手段と、前記加圧流体の圧力を測定する圧力
    測定手段と、予め求めた前記加圧流体の流量および圧力
    ならびに前記粉粒体の輸送量の関係を示す関係式に係る
    データを記憶する記憶手段と、前記流量測定手段および
    前記圧力測定手段の測定値の入力により、前記記憶手段
    のデータに基づき前記粉粒体の輸送量を演算する演算手
    段と、を備えたことを特徴とする流体式輸送装置におけ
    る輸送量測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005189057A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Nisshin Flour Milling Inc 粉粒体の定量輸送方法

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