JP2003083553A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2003083553A
JP2003083553A JP2001276295A JP2001276295A JP2003083553A JP 2003083553 A JP2003083553 A JP 2003083553A JP 2001276295 A JP2001276295 A JP 2001276295A JP 2001276295 A JP2001276295 A JP 2001276295A JP 2003083553 A JP2003083553 A JP 2003083553A
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JP
Japan
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top plate
hole
cooker
glass
receiving portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001276295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Kawaguchi
洋史 川口
Akira Gobi
昭 後尾
Kaoru Soga
薫 曽我
Yoshisato Wakashima
良郷 若島
Yoshiteru Kagomoto
佳照 籠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通穴を設けたガラス製の天板は機械的強度
が弱いので、これを強化する構成とする。 【解決手段】 貫通穴4付近で天板1を天板受け部2a
により保持すると共にその隙間に緩衝材としてシールパ
ッキン9を設け、鍋等が転倒しないように天板1の下方
より全体を保持する天板受け部2aの上面と天板1の下
面との間に空間部11を設けて断熱効果を持たせること
により調理器全体を強化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラスを素材とする
天板を用いた調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガラスを素材とした天板は、結晶
化ガラスあるいは強化ガラスをホーロー等の表面処理が
施された板金製の天板枠に耐熱性に優れた接着剤等で固
定し、天板より上方にある鍋等を加熱するバーナー等の
加熱装置を設置するために、天板に加熱装置の装着穴が
設けられていた。また前記装着穴の周囲の天板上面には
鍋等を搭載するゴトクが直接搭載されており、前記装着
穴に隣接する部分の天板には天板上に滴下した煮汁等が
調理器内に浸入するのを防止すると共に、天板において
特に強度の弱い前記装着穴に隣接する部分を保護する目
的で、金属製のガスケットを前記装着穴周縁の天板部分
に装着し、リング状の部材で押え込んで固定する構成の
調理器が一般的に採用されている。
【0003】前記する従来のような構成の調理器ではガ
ラスを素材とした天板にバーナー等の加熱装置を装着す
る装着穴が単に設けられただけであるため、天板の上面
に搭載したゴトクとか、あるいは天板面に直接大きい荷
重が掛かった場合にガラスの天板面が変形し、限度を超
える荷重が掛かるとガラスが割れたり、あるいは限界以
下の荷重であっても装着穴周縁部分にキズ等があれば割
れにつながり易くなる。また天板は衝撃的な力には更に
弱く、天板が割れた場合にはゴトク上の鍋等が転倒し危
険な状態に至ると言った問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記する従来
例の問題点に鑑み、ガラスを素材とする天板に貫通穴を
設け、その貫通穴にガスコンロとか、ニクロム線ヒータ
等の加熱装置を配設した調理器においてガラスを素材と
した天板を強化した構成の調理器を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記する課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載に係る発明は、ガラスを
素材とした天板に貫通穴を設け、前記貫通穴の内側に天
板上の調理物を加熱する加熱装置を備えた調理器におい
て、前記天板の下方に位置して、前記天板の貫通穴に少
なくとも隣接する部分を下方より支える天板受け部を設
けることとしたものである。
【0006】また、請求項2記載に係る発明は、請求項
1記載に係る発明に加えて、天板と天板を下方より支え
る天板受け部との間に緩衝材を設けることとしたもので
ある。
【0007】また、請求項3記載に係る発明は、請求項
1または2記載に係る発明に加えて、天板の貫通穴の径
よりも小さい径の加熱装置が通過できる通過穴部を設け
ることとしたものである。
【0008】また、請求項4記載に係る発明は、請求項
1ないし3記載に係る発明に加えて、天板の外周部にお
いて天板の下面と天板受け部の上面との間に2mm以上の
空間を設けることとしたものである。
【0009】以上の本発明によれば、天板上に大きな荷
重が加わったり、あるいは衝撃が加わった場合でもガラ
スが割れ難く、例え割れることになった場合でも天板受
け部が存在することによりゴトク上の鍋等が転倒しない
もので安全な天板構成の調理器を実現できるものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、各請求項に記載
した構成を実施の形態とすることにより達成できるもの
で、以下にはその構成による作用を中心に述べて実施の
形態の説明とする。
【0011】本発明の請求項1記載の発明は、天板の貫
通穴に少なくとも隣接する部分を下方より支える天板受
け部を設けることにより、強度的に最も弱い個所を下方
より支え、天板上面に大きい荷重が加わった場合でも天
板の変形を少なくすることができる。なお、貫通穴は1
個のみでなく、複数にし、貫通穴に配設される加熱装置
はガスバーナーとか、電熱ヒータ、電磁コイル等にして
もよい。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、天板と天
板を下方より支える天板受け部との間に緩衝材を設ける
ことにより、天板上に大きな衝撃力が加わったとして
も、その衝撃力を吸収することができる。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は、貫通穴の
径よりも小さい径の加熱装置が通過できる通過穴部を天
板受け部に設けることにより、ガラスの天板が割れた場
合でも、天板の下方にある天板受け部がゴトクを保持で
きるため、その上の鍋等が転倒しない。
【0014】本発明の請求項4記載の発明は、貫通穴に
隣接する天板の部分の下面と天板受け部の上面との間に
2mm以上の空間を設けることにより、天板のガラス表面
の温度を調理器内部に伝え難くし、強度的に強いガラス
の天板を備えた調理器を実現することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のガラスを素材とした天板を
有するガス調理器をシステムキッチン等のカウンターに
設置した状態の断面図である。ガラスを素材とした天板
1は、プレス成形され更にホーロー等の表面処理が施さ
れた天板枠2に耐熱性、対薬品性に優れたシリコーン接
着剤3でその全周を接着固定されている。ガラスを素材
とした天板1には貫通穴4が設けられており、貫通穴4
の内側にはコンロバーナ5が設けられていて、ゴトク6
に搭載された鍋7等を加熱する。コンロバーナ5と貫通
穴4との隙間には汁受け皿8が着脱可能な状態で置かれ
ている。
【0016】また天板に用いられるガラス素材は一般的
に結晶化ガラスあるいは強化ガラスであるが、結晶化ガ
ラスは機械的強度が弱く、更に貫通穴4を設けているた
め、大きい荷重が加わった場合その端部1aから亀裂が
入り割れに至る可能性が大きい。
【0017】そのため本発明では貫通穴4の端部1aの
下方に天板枠2と一体となった天板受け部2aが構成さ
れており、貫通穴4の端部1a付近に大きい荷重が加わ
っても、天板1の下方への変形量を少なくすることがで
きる。
【0018】また貫通穴4の端部1aには成形されたシ
リコンゴム等からなるシールパッキン9が嵌合して装着
されており、その一部が天板1と天板受け部2aの間に
挟み込まれ、ガラス素材の天板1上からの衝撃的な荷重
に対する緩衝材として作用する。
【0019】また天板受け部2aの端部を、天板の貫通
穴4の端部より内側に位置させることにより、例えガラ
ス素材の天板1が割れた場合でも、ガラスが調理器内部
に落下したり、あるいはゴトク6が傾いて鍋7が倒れる
等の危険な状態に至ることを防ぐことができる。
【0020】またガラスを素材とした天板1の下に遮熱
部が無い場合、コンロバーナ5上に鉄板を搭載する等の
異常な使用によってはゴトク6付近の天板1の表面温度
は200℃を超え、その下方のカウンター10の開口部
付近10aが低温発火に至るような危険な温度まで加熱
される危惧がある。
【0021】そこで本構成は、天板枠2の外周部と天板
受け部2aの間には凹形状部2bを成形し、天板1の下
面と天板受け部2aの上面との間に2mm以上の寸法の空
間部11を設けることによりカウンター10への熱的影
響を少なくすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
および請求項2記載の発明によれば、ガラス素材の天板
の荷重に対する強度信頼性を高めることができる。
【0023】また、請求項3記載の発明によれば、異常
な使用によりガラスの天板が割れた場合でもゴトクを下
方より保持できるため、鍋等の転倒の恐れが無く、安全
性を高めることができる。
【0024】また、請求項4記載の発明によれば、天板
の下面と天板受け部の上面との間に2mm以上の寸法の空
間を設けることにより、調理器の断熱効果を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の調理器の要部断面図
【符号の説明】
1 天板 2 天板枠 2a 天板受け部 3 シリコーン接着剤 4 貫通穴 5 コンロバーナ 6 ゴトク 7 鍋 8 汁受け皿 9 シールパッキン(緩衝材) 10 カウンター 11 空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 若島 良郷 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 籠本 佳照 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B060 GA06 3K051 AB02 AD10 AD30 AD31 CD43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスを素材とした天板に貫通穴を設
    け、前記貫通穴の内側に天板上に位置する調理物を加熱
    する加熱装置を備えた調理器において、前記天板の下方
    に位置して、前記天板の貫通穴に少なくとも隣接する部
    分を下方より支える天板受け部を設けたことを特徴とす
    る調理器。
  2. 【請求項2】 少なくとも貫通穴に隣接する部分の天板
    と天板受け部との間に緩衝材を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の調理器。
  3. 【請求項3】 天板受け部には貫通穴の径よりも小さい
    径の加熱装置が通過できる通過穴部を設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載の調理器。
  4. 【請求項4】 天板の外周部において天板の下面と天板
    受け部の上面との間に、2mm以上の寸法の空間部を設け
    たことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    の調理器。
JP2001276295A 2001-09-12 2001-09-12 調理器 Pending JP2003083553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101221241B1 (ko) 2011-08-26 2013-01-11 린나이코리아 주식회사 실 팩킹 및 조리장치와 외부 설치구조물의 실 팩킹구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101221241B1 (ko) 2011-08-26 2013-01-11 린나이코리아 주식회사 실 팩킹 및 조리장치와 외부 설치구조물의 실 팩킹구조

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