JP2003082588A - 染色方法および装飾品 - Google Patents

染色方法および装飾品

Info

Publication number
JP2003082588A
JP2003082588A JP2001272586A JP2001272586A JP2003082588A JP 2003082588 A JP2003082588 A JP 2003082588A JP 2001272586 A JP2001272586 A JP 2001272586A JP 2001272586 A JP2001272586 A JP 2001272586A JP 2003082588 A JP2003082588 A JP 2003082588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyeing
nozzle
work
solution
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001272586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Jo
弘雄 條
Koichi Yamaguchi
浩一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001272586A priority Critical patent/JP2003082588A/ja
Publication of JP2003082588A publication Critical patent/JP2003082588A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】美的外観に優れた装飾品を提供すること、およ
び前記装飾品を提供することができる染色方法を提供す
ること。 【解決手段】本発明の染色方法は、主としてプラスチッ
ク材料で構成されたワーク1の表面付近の少なくとも一
部を染色する方法であって、ワーク1の少なくとも一部
を加温しつつ、染色液2をノズル4aから噴射して、ワ
ーク1の少なくとも一部に染色液2を衝突、含浸させる
点に特徴を有する。ワーク1の構成材料の融点をTmp
[℃]としたとき、ワーク1の加温された部位の温度
は、(Tmp−50)〜(Tmp−5)[℃]であるの
が好ましい。染色液2の噴射圧力は、2〜15[kgf
/cm]であるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染色方法および装
飾品に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは、加工性に優れ、複雑な
形状に成形することが容易であるという利点を有してい
るため、装飾品の構成材料として広く用いられている。
【0003】従来、着色した装飾品を得る場合、ペレッ
ト状のプラスチック原料を顔料等と混練し、得られた混
練物を所望の形状に成形していた。
【0004】しかしながら、色彩の異なる部位を有する
装飾品(例えば、着色された部位と着色されていない部
位とを有する装飾品や、複数の色で着色された装飾品)
を得るためには、各部位に対応する色彩の部材を形成
し、これを組み立てる必要があり、製造工程が煩雑であ
った。また、このような方法では、複雑な着色パターン
の装飾品を製造するのは、実質的に不可能であった。
【0005】また、プラスチックを所望の形状に成形し
た後、その表面に塗装を施すことにより、着色した装飾
品を得ることもできるが、この場合、プラスチックで構
成された部材と、塗料との密着性が不十分であり、摩擦
等により、塗装が容易に剥離する場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、美的
外観に優れた装飾品を提供すること、および前記装飾品
を提供することができる染色方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(18)の本発明により達成される。
【0008】(1) 主としてプラスチック材料で構成
された部材の表面付近の少なくとも一部を染色する方法
であって、前記部材の少なくとも一部を加温しつつ、染
色液を染色液用ノズルから噴射して、前記部材の少なく
とも一部に前記染色液を衝突、含浸させることを特徴と
する染色方法。
【0009】(2) 前記染色液が衝突する部位は、前
記部材の加温される領域内に存在する上記(1)に記載
の染色方法。
【0010】(3) 前記部材において、前記染色液が
衝突する部位と、加温される部位とは、ほぼ同じ領域で
ある上記(1)に記載の染色方法。
【0011】(4) 前記部材の構成材料の融点をT
mp[℃]としたとき、前記部材の加温された部位の温
度は、(Tmp−50)〜(Tmp−5)[℃]である
上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の染色方法。
【0012】(5) 前記染色液の噴射圧力は、2〜1
5[kgf/cm]である上記(1)ないし(4)の
いずれかに記載の染色方法。
【0013】(6) 前記部材を温風により加温すると
同時に、前記染色液を噴射する上記(1)ないし(5)
のいずれかに記載の染色方法。
【0014】(7) 前記温風は、温風用ノズルから噴
射するものである上記(6)に記載の染色方法。
【0015】(8) 前記染色液用ノズルと、前記温風
用ノズルとは、一体的に形成されたものである上記
(7)に記載の染色方法。
【0016】(9) 前記温風の噴射圧力は、0.5〜
10[kgf/cm]である上記(6)ないし(8)
のいずれかに記載の染色方法。
【0017】(10) 前記部材は、予め、温風および
/または温湯により予備加温される上記(1)ないし
(9)のいずれかに記載の染色方法。
【0018】(11) 前記染色液の噴射は、加温雰囲
気下で行う上記(1)ないし(10)のいずれかに記載
の染色方法。
【0019】(12) 前記染色液は、加温された状態
で噴射され、前記部材の衝突部位を加温する上記(1)
ないし(11)のいずれかに記載の染色方法。
【0020】(13) 前記部材と、前記染色用ノズル
とを、相対的に移動させつつ、前記染色液を噴射するこ
とにより、所望の染色パターンを形成する上記(1)な
いし(12)のいずれかに記載の染色方法。
【0021】(14) 前記部材と、前記染色用ノズル
とは、2次元方向に、相対的に移動することが可能であ
る上記(13)に記載の染色方法。
【0022】(15) 前記部材と、前記染色用ノズル
とは、3次元方向に、相対的に移動することが可能であ
る上記(13)に記載の染色方法。
【0023】(16) 前記染色用ノズルは、駆動手段
により移動可能である上記(13)ないし(15)のい
ずれかに記載の染色方法。
【0024】(17) 上記(1)ないし(16)のい
ずれかに記載の染色方法により染色されたことを特徴と
する装飾品。
【0025】(18) 装飾品は、時計用外装部品であ
る上記(17)に記載の装飾品。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の染色方法および装
飾品の好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ
説明する。
【0027】図1は、本発明の染色方法の第1実施形態
で用いる染色装置を模式的に示す図、図2は、図1に示
す染色装置の駆動手段の構成を示すブロック図である。
【0028】図1に示すように、染色装置3は、染色液
2の各成分を混合する混合器8と、加圧された染色液2
を収納する圧力タンク10と、染色液2をワーク1(染
色を施すべき部材)に対して噴射するノズル4a(染色
液用ノズル)と、加温手段とを有している。
【0029】図1に示すように、本発明の染色方法で
は、染色液をノズル4a(染色液用ノズル)から噴射し
て、ワーク1の少なくとも一部に染色液2を衝突させる
ことにより、ワーク1の表面付近の少なくとも一部を染
色する。
【0030】ワーク1は、主としてプラスチック材料で
構成されている。ワーク1を構成するプラスチック材料
としては、各種熱可塑性樹脂、各種熱硬化性樹脂が挙げ
られ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)等のポリオレフィン、環状ポリオレフィ
ン、変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリアミド(例:ナイロン
6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナ
イロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン
6−12、ナイロン6−66)、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリカーボネート(PC)、ポリ−(4−メ
チルペンテン−1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、
ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニト
リル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジエン−ス
チレン共重合体、ポリオキシメチレン、ポリビニルアル
コール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合
体(EVOH)、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシ
クロヘキサンテレフタレート(PCT)等のポリエステ
ル、ポリエーテル、ポリエーテルケトン(PEK)、ポ
リエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテル
イミド、ポリアセタール(POM)、ポリフェニレンオ
キシド、変性ポリフェニレンオキシド、ポリサルフォ
ン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリアリレート、芳香族ポリエステル(液晶ポリ
マー)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニ
リデン、その他フッ素系樹脂、スチレン系、ポリオレフ
ィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエス
テル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポ
リイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系
等の各種熱可塑性エラストマー、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエス
テル、シリコーン樹脂、ポリウレタン等、またはこれら
を主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が
挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合
わせて(例えば2層以上の積層体として)用いることが
できる。
【0031】なお、ワーク1は、プラスチック材料以外
の成分を含むものであってもよい。また、後述する被染
色部が、主としてプラスチック材料で構成されるもので
あれば、プラスチック材料を含まない材料で構成された
部位を有するものであってもよい。
【0032】また、ワーク1の製造方法は、特に限定さ
れないが、圧縮成形、押出成形、射出成形、光造形等が
挙げられる。また、ワーク1の形状は、特に限定され
ず、いかなるものであってもよい。
【0033】このようなワーク1の少なくとも一部に、
ノズル4aから噴射した染色液2を衝突させることによ
り、ワーク1の少なくとも一部を染色する。
【0034】本発明は、染色液の噴射時において、部材
(ワーク)の少なくとも一部が加温された状態であるこ
とに特徴を有する。すなわち、本発明は、部材の少なく
とも一部を加温しつつ、染色液をノズルから噴射して、
部材の少なくとも一部に染色液を衝突させる点に特徴を
有する。
【0035】このように、ワーク1の少なくとも一部を
加温することにより、ワーク1を構成するプラスチック
材料のエネルギー状態が高くなり、分子間力(分子間結
合の結合力)が小さくなる。このような状態のワーク1
に、染色液2を衝突させることにより、ワーク1の表面
付近において、ワーク1を構成するプラスチック材料の
分子間に、染色液2を構成する色素が侵入し易くなる。
その結果、最終的に得られる装飾品は、染色液2を構成
する色素が、ワーク1の表面付近に確実に定着(固着)
されたものとなり、摩擦等による色落ち等を生じ難いも
のとなる。
【0036】本実施形態では、染色液2の噴射と同時
に、加温手段としてのヒーター14aで、ワーク1を加
温している。このようにして、ワーク1を加温すること
により、ワーク1の温度をコントロールし易くなる。そ
の結果、安定した条件でワーク1の染色を行うことがで
き、染色ムラの発生等をより効果的に防止することが可
能となる。
【0037】このように本実施形態では、ヒーター14
aを用いることにより、染色液2の噴射と同時に、ワー
ク1を加温しているが、ワーク1を加温する方法は、特
に限定されない。すなわち、染色液2の噴射時におい
て、ワーク1の少なくとも一部が加温された状態となっ
ていればよく、ワーク1を加温する方法は、いかなるも
のであってもよい。ここで、ワーク1の「加温された状
態」とは、その温度が室温より高くなっている状態のこ
とを指す。
【0038】したがって、ワーク1は、染色液2を噴射
する前に、予め加温(予備加温)しておいたものであっ
てもよい。
【0039】ワーク1を予備加温する場合、例えば、温
風および/または温湯を用いることができる。温風は、
例えば、ワーク1の染色を施す部位(被染色部)を、選
択的に加温することが容易にでき、その結果、得られる
装飾品の染色パターンをより鮮明なものにすることがで
きるという点で有利である。また、温湯は、ワーク1を
浸漬して加温することができるため、ワーク1全体の温
度を高くすることができる。このため、ワーク1の染色
を施す部位(被染色部)が比較的広範囲にわたる場合で
あっても、染色処理の間、ワーク1を比較的高い温度に
保持することができる。したがって、ワーク1の予備加
温に温湯を用いることにより、ワーク1の染色の効率が
特に優れたものとなる。
【0040】また、例えば、染色液2の噴射を加温雰囲
気下で行うことによっても、染色液2の噴射と同時に、
ワーク1を加温することもできる。このようにして、ワ
ーク1を加温することにより、ワーク1の温度をコント
ロールし易くなる。その結果、安定した条件でワーク1
の染色を行うことができ、染色ムラの発生等をより効果
的に防止することが可能となる。
【0041】ワーク1の構成材料の融点(染色液2噴射
時の雰囲気圧での融点)をTmp[℃]としたとき、ワ
ーク1の加温された部位の温度は、(Tmp−50)〜
(T mp−5)[℃]であるのが好ましく、(Tmp
20)〜(Tmp−10)[℃]であるのがより好まし
い。
【0042】ワーク1の加温された部位の温度が前記下
限値未満であると、染色液2の噴射圧力等によっては、
ワーク1の染色が不十分となる可能性がある。
【0043】一方、ワーク1の加温された部位の温度が
前記上限値を超えると、染色液2の噴射圧力等によって
は、染色液2の衝突時等に、ワーク1の変形を招く可能
性がある。
【0044】ただし、ワーク1の構成材料として、熱硬
化性樹脂を含むものを用いた場合、染色液2の噴射時に
は、染色液2が衝突する部位が熱硬化に至っていない状
態であるのが好ましい。
【0045】染色液2としては、ワーク1の色相、彩
度、明度を変化させるものであれば、いかなるものを用
いてもよいが、例えば、顔料、染料等を含む液体(不溶
性の成分が液体中に分散したもの等を含む)を用いるこ
とができる。この中でも、経時的な変質、劣化が特に少
ないという点から、顔料を含むものを用いるのが好まし
い。
【0046】顔料としては、例えば、フタロシアニング
リーン、フタロシアニンブルー等のフタロシアニン系顔
料、ファストイエロー、ジスアゾイエロー、縮合アゾイ
エロー、ペンゾイミダゾロンイエロー、ジニトロアニリ
ンオレンジ、ペンズイミダゾロンオレンジ、トルイジン
レッド、パーマネントカーミン、パーマネントレッド、
ナフトールレッド、縮合アゾレッド、ベンズイミダゾロ
ンカーミン、ベンズイミダゾロンブラウン等のアゾ系顔
料、アントラピリミジンイエロー、アントラキノニルレ
ッド等のアントラキノン系顔料、銅アゾメチンイエロー
等のアゾメチン系顔料、キノフタロンイエロー等のキノ
フタロン系顔料、イソインドリンイエロー等のイソイン
ドリン系顔料、ニッケルジオキシムイエロー等のニトロ
ソ系顔料、ペリノンオレンジ等のペリノン系顔料、キナ
クリドンマゼンタ、キナクリドンマルーン、キナクリド
ンスカーレット、キナクリドンレッド等のキナクリドン
系顔料、ペリレンレッド、ペリレンマルーン等のペリレ
ン系顔料、ジケトピロロピロールレッド等のピロロピロ
ール系顔料、ジオキサジンバイオレット等のジオキサジ
ン系顔料のような有機顔料、カーボンブラック、ランプ
ブラック、ファーネスブラック、アイボリーブラック、
黒鉛、フラーレン等の炭素系顔料、黄鉛、モリブデート
オレンジ等クロム酸塩系顔料、カドミウムイエロー、カ
ドミウムリトポンイエロー、カドミウムオレンジ、カド
ミウムリトポンオレンジ、銀朱、カドミウムレッド、カ
ドミウムリトポンレッド等の硫化物系顔料、オーカー、
チタンイエロー、チタンバリウムニッケルイエロー、べ
んがら、鉛丹、アンバー、褐色酸化鉄、亜鉛鉄クロムブ
ラウン、酸化クロム、コバルトグリーン、コバルトクロ
ムグリーン、チタンコバルトグリーン、コバルトブル
ー、セルリアンブルー、コバルトアルミニウムクロムブ
ルー、鉄黒、マンガンフェライトブラック、コバルトフ
ェライトブラック、銅クロムブラック、銅クロムマンガ
ンブラック等の酸化物系顔料、ビリジアン等の水酸化物
系顔料、紺青等のフェロシアン化物系顔料、群青等のケ
イ酸塩系顔料、コバルトバイオレット、ミネラルバイオ
レット等のリン酸塩系顔料、その他(例えば硫化カドミ
ウム、セレン化カドミウム等)のような無機顔料等のう
ちの、1種または2種以上を組み合わせて用いることが
できる。
【0047】また、染料としては、例えば、アゾ染料、
アントラキノン染料、インジゴイド染料、硫化染料、ト
リフェニルメタン染料、ピラゾロン染料、スチルベン染
料、ジフェニルメタン染料、キサンテン染料、アリザリ
ン染料、アクリジン染料、キノンイミン染料(アジン染
料、オキサジン染料、チアジン染料等)、チアゾール染
料、メチン染料、ニトロ染料、ニトロソ染料、シアニン
色素等のうちの、1種または2種以上を組み合わせて用
いることができる。
【0048】また、本発明においては、染色液2とし
て、蛍光物質を含むものを用いてもよい。これにより、
照度の低い暗闇中等においても優れた外観を有する装飾
品を得ることができる。
【0049】図示の構成では、染色液2は、流路51、
52、53から供給される各成分を、モータ7により、
混合器8内で混合することにより、調製されたものであ
る。
【0050】流路51、52、53から供給される各成
分の供給量は、それぞれ、バルブ61、62、63で調
整することが可能である。したがって、バルブ61、6
2、63により、各成分の供給量を経時的に変化させる
ことにより、ノズル4aから噴射される染色液2の組成
を経時的に変化させることができる。
【0051】流路51、52、53から供給される各成
分の組成は、特に限定されず、最終的に得られる染色液
2が、ワーク1の色彩、色調を変化させるものであれば
いかなるものであってもよい。例えば、流路51、5
2、53から供給される成分のうち少なくとも一つが前
述したような顔料、染料を含むものであってもよい。ま
た、流路51、52、53から供給される成分は、化学
反応により、前述したような顔料、染料を生成するもの
であってもよい。また、流路51、52、53のうち少
なくとも一つは、染色液2中の色素の濃度を調整するた
めの希釈液等を供給するものであってもよい。
【0052】混合器8内で調製された染色液2は、ポン
プ9により、圧力タンク10内に送り出される。ポンプ
9と圧力タンク10との間には、逆流防止バルブ11が
設置されており、染色液2が圧力タンク10から逆流し
ないような構成となっている。圧力タンク10内に送り
込まれた染色液2は、加圧状態となっている。したがっ
て、圧力調整バルブ12を開くことにより、圧力タンク
10内の染色液は、流路13に送り出され、ノズル4a
(染色液用ノズル)の先端から噴射する。
【0053】染色液2の噴射圧力(ノズル4aの内圧
と、雰囲気圧との差圧)は、2〜15[kgf/c
]であるのが好ましく、5〜8[kgf/cm
であるのがより好ましい。
【0054】染色液の噴射圧力が前記下限値未満である
と、ワーク1の温度等によっては、ワーク1の染色が不
十分となる可能性がある。
【0055】一方、染色液の噴射圧力が前記上限値を超
えると、ワーク1の温度等によっては、ワーク1の変形
を招く可能性がある。
【0056】また、染色液2の噴射圧力は、圧力調整バ
ルブ12の調節等により、経時的に変化させてもよい。
【0057】本発明では、染色液2がワーク1の加温さ
れた部位(加温部)と接触することにより、被染色部が
形成される。
【0058】染色液2は、間接的に加温部と接触するも
のであってもよいが、加温部に直接噴射されるものであ
るのが好ましい。すなわち、染色液2が衝突する部位
は、ワーク1の加温される領域(加温部)内に存在する
のが好ましい。これにより、染色液2を構成する色素
が、ワーク1の表面付近に、より確実に含浸されること
となり、結果として、得られる装飾品は、特に色落ち等
を生じ難いものとなる。
【0059】また、染色液2は、ワーク1とノズル4a
とを相対的に移動させつつ、噴射するのが好ましい。
【0060】これにより、ワーク1の表面に、所望の染
色パターンを、容易に形成することができる。
【0061】ワーク1と、ノズル4aとは、2次元方向
に、相対的に移動可能であるのが好ましい。これによ
り、被染色部の面積が比較的大きい場合でも、所望の染
色パターンを容易に形成することが可能となる。
【0062】さらに、ワーク1と、ノズル4aとは、3
次元方向に、相対的に移動可能であるのがより好まし
い。これにより、例えば、ワーク1が凹凸を有するよう
な複雑な形状のものであっても、所望の染色パターンを
容易に形成することができる。また、ワーク1と、ノズ
ル4aとが、3次元方向に、相対的に移動可能である
と、ワーク1の各部位での染色の濃淡等を容易に変化さ
せることができる。このため、装飾品が、特に複雑な染
色パターンを有するものであっても、容易に製造するこ
とができる。
【0063】ワーク1と、ノズル4aとが相対的に移動
するためには、ワーク1、ノズル4aの少なくとも一方
が移動すればよいが、図示の構成では、駆動手段15に
より、ノズル4aが移動可能となっている。このよう
に、ノズル4aが移動可能であると、ワーク1の表面上
における、染色液2の液ダレ等の発生をより効果的に防
止することができる。このため、特に鮮明な染色パター
ンを形成することができる。
【0064】さらに、ワーク1と、ノズル4aとを相対
的に移動させつつ、染色液2の組成、噴射圧力等を経時
的に変化させることにより、各部位での色彩や、染色の
濃淡等を、容易に変化させることが可能となる。その結
果、装飾品が、特に複雑な染色パターンを有するもので
あっても、容易に製造することができる。
【0065】本実施形態では、ノズル4aは、3次元方
向に移動可能である。図2に示すように、駆動手段15
は、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の3軸方向に、ノ
ズル4aを移動させるための手段として、X軸駆動モー
タ、Y軸駆動モータおよびZ軸駆動モータを有してい
る。
【0066】X軸駆動モータ、Y軸駆動モータおよびZ
軸駆動モータは、それぞれ、X軸駆動回路、Y軸駆動回
路およびZ軸駆動回路からの信号により駆動する。
【0067】X軸駆動回路、Y軸駆動回路およびZ軸駆
動回路から出力される信号は、ノズル制御部により、制
御されている。
【0068】以上述べたように、ノズル4aから噴射さ
れた染色液2は、少なくともその一部がワーク1の表面
付近に含浸(固着)し、被染色部を形成するが、ワーク
1の表面付近に含浸(固着)しなかった余剰の染色液2
は、回収し、再利用することができる。
【0069】図示の構成では、回収容器16に貯留した
余剰の染色液2は、循環器17により、流路18を介し
て、混合器8内に送り込まれる。このようにして回収さ
れた染色液2は、必要に応じて、流路51、52、53
から供給される各成分と混合され、再利用される。
【0070】染色装置3が、このような染色液2の回収
機構を有するものであると、廃液の発生量を減少させる
ことができる。以上説明したような染色方法により、本
発明の装飾品が得られる。
【0071】本発明の装飾品は、装飾性を備えた物品で
あればいかなるものでもよいが、例えば、置物等のイン
テリア、エクステリア用品、宝飾品、時計ケース、時計
バンド、文字盤、時計用針、りゅーず等の時計用外装部
品、地板、回路受、輪列受、各番車、曜日表示板、日付
表示板等の時計用内装部品、メガネ、ネクタイピン、カ
フスボタン、指輪、ネックレス、ブレスレット、ブロー
チ、ペンダント、イヤリング、ピアス等の装身具、ライ
ターまたはそのケース、ゴルフクラブ等のスポーツ用
品、銘板、パネル、賞杯、その他ハウジング等を含む各
種機器部品、各種容器等が挙げられる。この中でも特
に、時計用外装部品が好ましい。時計用外装部品は、装
飾品として外観の美しさが要求されるとともに、実用品
として、耐久性、耐摩耗性等が要求されるが、本発明の
染色方法によればこれらの要件を満足することができ
る。
【0072】また、本発明によれば、多色性に富む装飾
品を容易に得ることができる。特に、射出成形の繰り返
しによる多色成形に比べ、低コストで装飾品を製造する
ことができるとともに、色彩の異なる部位の境界付近で
の剥離の発生等を防止することができる。
【0073】また、本発明によれば、装飾パターンの多
様化を図ることができる。すなわち、本発明によれば、
幾何学的パターン、絵画的な模様、紋章等の染色パター
ンを有する装飾品を得ることができる。
【0074】さらに、本発明では、染色液2として蛍光
物質を含むものを用いることにより、前記蛍光物質をワ
ーク1の表面付近に含浸させることができるため、照度
の低い暗闇中等においても優れた外観を有する装飾品を
得ることができる。
【0075】次に、本発明の染色方法および装飾品の第
2実施形態について説明する。図3は、本発明の染色方
法の第2実施形態で用いる染色装置を模式的に示す図で
ある。
【0076】以下、第2実施形態の染色方法および該方
法を用いて製造される第2実施形態の装飾品について、
前記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事
項の説明については、その説明を省略する。
【0077】図3に示すように、本実施形態では、加温
手段としてのヒーター14bが流路13の外周に設置さ
れている。
【0078】このように、ヒーター14bが流路13の
外周に設置されることにより、流路13内の染色液2を
加温することができる。その結果、染色液2は、加温さ
れた状態でノズル4aから噴射されることとなり、染色
液2が衝突するワーク1の衝突部を加温することができ
る。このように、ワーク1は、染色液2により加温され
るものであってもよい。
【0079】また、加温された染色液2を用いることに
より、ワーク1の加温される部位(加温部)と、染色液
2が衝突する部位(衝突部)とを、ほぼ同じ領域とする
ことができる。このように、加温部と衝突部とをほぼ同
じ領域とすることにより、得られる装飾品の染色パター
ンをより鮮明なものとすることができる。
【0080】また、加温された染色液2を用いることに
より、ワーク1の被染色部を選択的に加温することがで
きるため、ワーク1が比較的耐熱性に劣る材料で構成さ
れたものであっても、適用することができる。
【0081】次に、本発明の染色方法および装飾品の第
3実施形態について説明する。図4は、本発明の染色方
法の第3実施形態で用いる染色装置を模式的に示す図で
ある。
【0082】以下、第3実施形態の染色方法および該方
法を用いて製造される第3実施形態の装飾品について、
前記第1実施形態、第2実施形態との相違点を中心に説
明し、同様の事項の説明については、その説明を省略す
る。
【0083】図4に示すように、本実施形態では、加温
手段としてのヒーター14cが混合器8内に設置されて
いる。
【0084】このように、混合器8内にヒーター14c
が設置されることにより、前記第2実施形態と同様に、
加温された状態の染色液2を、ノズル4aから噴射させ
ることができる。
【0085】また、混合器8内にヒーター14cが設け
られることにより、流路51、52、53から供給され
る各成分を混合する場合等において、各成分の拡散速度
が大きくなる。このため、混合器8内で調整される染色
液2は、より均一に混合されたものとなる。その結果、
ノズル4aから噴射される染色液2は、安定した組成を
有するものとなり、染色ムラの発生等をより効果的に防
止することが可能となる。
【0086】次に、本発明の染色方法および装飾品の第
4実施形態について説明する。図5は、本発明の染色方
法の第4実施形態で用いる染色装置を模式的に示す図で
ある。
【0087】以下、第4実施形態の染色方法および該方
法を用いて製造される第4実施形態の装飾品について、
前記第1実施形態〜第3実施形態との相違点を中心に説
明し、同様の事項の説明については、その説明を省略す
る。
【0088】図5に示すように、本実施形態では、ノズ
ルの形状が前記第1実施形態〜第3実施形態とは異な
る。
【0089】すなわち、本実施形態では、ノズル4b
は、その先端から、染色液2とともに、ヒーター191
を内蔵する送風装置19から送り出された温風を、噴射
する構成となっている。
【0090】このように、ノズル4bから温風を噴射さ
せることにより、ワーク1の加温される部位(加温部)
と、染色液2が衝突する部位とが、ほぼ同じ領域とな
る。これにより、得られる装飾品の染色パターンをより
鮮明なものとすることができる。
【0091】また、ノズル4bが温風を噴射する構造を
有するものであると、ワーク1を加温すると同時に、染
色液2を噴射することができる。これにより、染色の効
率をさらに向上させることができる。
【0092】また、温風による加温と同時に染色液2を
噴射することにより、雰囲気の温度が比較的低い場合で
あっても、ワーク1を加温状態とすることができる。し
たがって、染色装置3を、恒温室(恒温漕)内に設置し
なくても、ワーク1の加温部の温度を、容易に制御する
ことが可能となる。また、ワーク1の被染色部を選択的
に加温することができるため、ワーク1が比較的耐熱性
に劣る材料で構成されたものであっても、適用すること
ができる。
【0093】ノズル4bから噴射される温風の噴射圧力
(ノズル4bの内圧と、雰囲気圧との差圧)は、0.5
〜10[kgf/cm]であるのが好ましく、3〜7
[kgf/cm]であるのがより好ましい。温風の噴
射圧力が前記範囲内の値であると、ワーク1の染色の効
率を、特に優れたものとすることができる。
【0094】以上、本発明の染色方法および装飾品の好
適な実施形態について説明したが、本発明は、これらに
限定されるものではない。
【0095】例えば、前述した実施形態では、染色液2
は、混合器内で、各成分を適宜混合し、調製するものと
して説明したが、染色液2としては、予め調製したもの
を用いてもよい。
【0096】また、前述した実施形態では、染色液の成
分を供給するノズルを3本有する染色装置を用いた染色
方法について説明したが、ノズルは、2本以下でもよい
し、4本以上であってもよい。
【0097】また、前述した実施形態では、駆動手段
は、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の3軸方向に制
御、駆動されるものであったが、例えば、R、θ、Zの
円柱座標方向に制御、駆動されるものであってもよい。
【0098】また、前記第2、第3実施形態では、それ
ぞれ、加温手段としてのヒーターが、流路13の外周、
混合器8内に設けられた構成について説明したが、加温
手段の設置箇所は特に限定されない。
【0099】また、前記第4実施形態では、染色装置の
ノズルとして、染色液を噴射するためのノズル(染色液
用ノズル)と、温風を噴射するためのノズル(温風用ノ
ズル)とが、一体的に形成された構成のものについて説
明したが、これらは、別々に設けられたものであっても
よい。
【0100】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の染色方法に
よれば、美的外観に優れた装飾品を容易かつ迅速に製造
することができる。
【0101】また、染色された部位の色落ち等が生じ難
く、耐久性、耐摩耗性に優れた装飾品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の染色方法の第1実施形態で用いる染色
装置を模式的に示す図である。
【図2】図1に示す染色装置の駆動手段の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の染色方法の第2実施形態で用いる染色
装置を模式的に示す図である。
【図4】本発明の染色方法の第3実施形態で用いる染色
装置を模式的に示す図である。
【図5】本発明の染色方法の第4実施形態で用いる染色
装置を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 染色液 3 染色装置 4a、4b ノズル 51、52、53 流路 61、62、63 バルブ 7 モータ 8 混合器 9 ポンプ 10 圧力タンク 11 逆流防止バルブ 12 圧力調整バルブ 13 流路 14a、14b、14c ヒーター 15 駆動手段 16 回収容器 17 循環器 18 流路 19 送風装置 191 ヒーター

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてプラスチック材料で構成された
    部材の表面付近の少なくとも一部を染色する方法であっ
    て、 前記部材の少なくとも一部を加温しつつ、染色液を染色
    液用ノズルから噴射して、前記部材の少なくとも一部に
    前記染色液を衝突、含浸させることを特徴とする染色方
    法。
  2. 【請求項2】 前記染色液が衝突する部位は、前記部材
    の加温される領域内に存在する請求項1に記載の染色方
    法。
  3. 【請求項3】 前記部材において、前記染色液が衝突す
    る部位と、加温される部位とは、ほぼ同じ領域である請
    求項1に記載の染色方法。
  4. 【請求項4】 前記部材の構成材料の融点をT
    mp[℃]としたとき、前記部材の加温された部位の温
    度は、(Tmp−50)〜(Tmp−5)[℃]である
    請求項1ないし3のいずれかに記載の染色方法。
  5. 【請求項5】 前記染色液の噴射圧力は、2〜15[k
    gf/cm]である請求項1ないし4のいずれかに記
    載の染色方法。
  6. 【請求項6】 前記部材を温風により加温すると同時
    に、前記染色液を噴射する請求項1ないし5のいずれか
    に記載の染色方法。
  7. 【請求項7】 前記温風は、温風用ノズルから噴射する
    ものである請求項6に記載の染色方法。
  8. 【請求項8】 前記染色液用ノズルと、前記温風用ノズ
    ルとは、一体的に形成されたものである請求項7に記載
    の染色方法。
  9. 【請求項9】 前記温風の噴射圧力は、0.5〜10
    [kgf/cm]である請求項6ないし8のいずれか
    に記載の染色方法。
  10. 【請求項10】 前記部材は、予め、温風および/また
    は温湯により予備加温される請求項1ないし9のいずれ
    かに記載の染色方法。
  11. 【請求項11】 前記染色液の噴射は、加温雰囲気下で
    行う請求項1ないし10のいずれかに記載の染色方法。
  12. 【請求項12】 前記染色液は、加温された状態で噴射
    され、前記部材の衝突部位を加温する請求項1ないし1
    1のいずれかに記載の染色方法。
  13. 【請求項13】 前記部材と、前記染色用ノズルとを、
    相対的に移動させつつ、前記染色液を噴射することによ
    り、所望の染色パターンを形成する請求項1ないし12
    のいずれかに記載の染色方法。
  14. 【請求項14】 前記部材と、前記染色用ノズルとは、
    2次元方向に、相対的に移動することが可能である請求
    項13に記載の染色方法。
  15. 【請求項15】 前記部材と、前記染色用ノズルとは、
    3次元方向に、相対的に移動することが可能である請求
    項13に記載の染色方法。
  16. 【請求項16】 前記染色用ノズルは、駆動手段により
    移動可能である請求項13ないし15のいずれかに記載
    の染色方法。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれかに記載
    の染色方法により染色されたことを特徴とする装飾品。
  18. 【請求項18】 装飾品は、時計用外装部品である請求
    項17に記載の装飾品。
JP2001272586A 2001-09-07 2001-09-07 染色方法および装飾品 Withdrawn JP2003082588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001272586A JP2003082588A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 染色方法および装飾品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001272586A JP2003082588A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 染色方法および装飾品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003082588A true JP2003082588A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19097938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001272586A Withdrawn JP2003082588A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 染色方法および装飾品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003082588A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020642A1 (fr) * 1995-12-06 1997-06-12 Kansai Paint Co., Ltd. Procede de formation d'un film de peinture
JP2000153222A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Fuji Seisakusho:Kk 粉体塗料による薄膜形成方法、及び前記薄膜を用いた皮膜形成方法
JP2003041489A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Tama Tlo Kk 着色方法および着色システム
JP2003082589A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Seiko Epson Corp 染色方法、装飾品および染色装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020642A1 (fr) * 1995-12-06 1997-06-12 Kansai Paint Co., Ltd. Procede de formation d'un film de peinture
JP2000153222A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Fuji Seisakusho:Kk 粉体塗料による薄膜形成方法、及び前記薄膜を用いた皮膜形成方法
JP2003041489A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Tama Tlo Kk 着色方法および着色システム
JP2003082589A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Seiko Epson Corp 染色方法、装飾品および染色装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2199054B1 (en) Method of combining laser-engraving and in-mold decoration techniques to laser-engrave pattern on plastic product
CA2355244A1 (en) Automotive trim with clear top coat and method of making same
US5624614A (en) Methods of forming carvable shell articles
KR20140058668A (ko) 플라스틱 트림 부품의 제조 방법
CN108289534B (zh) 选择性装饰钟表组件的方法
JP2003082589A (ja) 染色方法、装飾品および染色装置
JP2003082588A (ja) 染色方法および装飾品
KR200421169Y1 (ko) 핫픽스
JP2003138466A (ja) 染色方法、装飾品および染色装置
JP2003138490A (ja) 染色方法および装飾品
CN107586374A (zh) 一种手机壳的制备方法
WO2003024690A1 (fr) Produit en resine a configuration d'ecoulement et procede pour produire ce produit en resine
CN102198720A (zh) 塑料外饰件制作方法
EP0028903A1 (en) Method for making decorative emblems having an ultrathin coating of plastic
CN101855399B (zh) 用于对粘合搭扣件进行染色和/或印刷的方法
KR20000050943A (ko) 다 색상 수지제품의 사출 성형장치
CN103894331A (zh) 一种手机外壳图案制作工艺
JP2000108160A (ja) 射出成形同時絵付け用シート、射出成形同時絵付け方法、及び成形品
JP3174085B2 (ja) 模様付プラスチック成形品の製造方法
KR100291393B1 (ko) 합성수지 안경부품 제조기
JP2004285515A (ja) プラスチックの色彩変更方法および装飾品
JPH0994847A (ja) 2色成形同時絵付け品とその製造方法
JP2004283727A (ja) 着色方法および装飾品
JPH0228062Y2 (ja)
KR100299545B1 (ko) 진공성형을위한금형장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110519