JP2003080237A - 水処理方法及び水処理装置 - Google Patents

水処理方法及び水処理装置

Info

Publication number
JP2003080237A
JP2003080237A JP2001271431A JP2001271431A JP2003080237A JP 2003080237 A JP2003080237 A JP 2003080237A JP 2001271431 A JP2001271431 A JP 2001271431A JP 2001271431 A JP2001271431 A JP 2001271431A JP 2003080237 A JP2003080237 A JP 2003080237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
heat exchanger
discharged
treated
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001271431A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Tomita
実 冨田
Toru Okochi
徹 大河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Organo Corp
Original Assignee
Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Organo Corp, Japan Organo Co Ltd filed Critical Organo Corp
Priority to JP2001271431A priority Critical patent/JP2003080237A/ja
Publication of JP2003080237A publication Critical patent/JP2003080237A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放流水の冷却と純水製造用の被処理水の加温
とを別々に行う場合よりも省エネルギーで、放流水の冷
却と純水製造用の被処理水の加温とを行うことができる
水処理方法を提供すること。 【解決手段】 熱交換器の冷液側入り口に純水製造用の
被処理水を流入させるとともに該熱交換器の温液側入り
口に放流水を流入させて、前記被処理水と前記放流水と
を熱交換させることにより、前記熱交換器の冷液側出口
から加温された純水製造用の被処理水を得ると共に、前
記熱交換器の温液側出口から冷却された放流水を得るこ
とを特徴とする水処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器を用いる
水処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場から排出される排水や廃液は、一般
に中和、酸化還元、凝集処理、生物処理、ろ過、吸着な
どの処理を行うことにより放流基準を満たす放流水と
し、放流口から下水道、河川、海域、又は湖沼などに放
流水として放流される。
【0003】該放流水の水温は、排水処理、特に生物処
理がある場合には、20℃以上となる。また、半導体製
造工場等のクリーンルーム内で用いられる洗浄用に純水
を使用した後に生じる洗浄排水の水温も、クリーンルー
ムの室温とほぼ同程度の温度である20〜25℃であ
り、該洗浄排水の処理が主に室内でコンクリート水槽を
用いて行われるため処理による放熱が起こらず、得られ
る放流水の水温も前記洗浄排水の水温とほぼ同程度とな
ってしまう。従って、冬場において、放流水、特に水温
20℃以上の放流水を河川などに連なる地点で放流する
と、放流点、河川に至るまでの流路、及び河川などにお
いて、外気温が低いため蒸気による白煙(湯気)の発生
により景観を悪化させ、また、河川などの水温の上昇を
招き生態系に悪影響を与える。これらの現象は、今日、
環境意識の高まりの中で、解決すべき問題として指摘さ
れるようになっている。
【0004】また、放流水を下水道に放流する場合にお
いても、特に、水温20℃以上の放流水であると、下水
道の換気口など開口部から蒸気とともに臭気が漏洩し、
近隣住民から苦情が寄せられる場合がある。
【0005】そこで、従来は、放流水、特に水温20℃
以上の放流水を、放流する前に、低温の空気を用いた直
接冷却により冷却していた。しかしながら、該方法で
は、冷却用空気の調製などにエネルギーを要するという
問題点があった。
【0006】一方、純水製造工場で使用される純水製造
用の被処理水は、冬場においては水温が低く、純水製造
における逆浸透膜(以下、ROと略記する)、電気式脱
イオン水製造装置(以下、EDIと略記する)、イオン
交換樹脂、電気透析器(以下、EDと略記する)などの
効率向上により純水製造装置の生産性を向上させるため
には、水蒸気などにより被処理水を加温して水の粘性を
低下させて透過流速を大きくする必要があった。しか
し、被処理水を加温するための水蒸気の調製にエネルギ
ーを要するという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、放流水の冷却を低温の空気を用いた直接冷却により
行い、且つ純水製造用の被処理水を水蒸気により加温す
る場合よりも省エネルギーで、放流水の冷却と純水製造
用の被処理水の加温とを行うことができる環境への影響
を配慮した水処理方法、及び該方法を実施する装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討を行った
結果、水温が低い純水製造用の被処理水と水温が高い放
流水とを熱交換器により熱交換して冷却された放流水と
加温された被処理水を得ることにより、放流水の冷却に
必要なエネルギーを削減することができ、冷却した放流
水を放流すれば、放流による蒸気(湯気)、臭気の発生
を防止できるとともに、純水製造における被処理水を加
温するためのエネルギーを少なくすることができること
を知得し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明(1)は、熱交換器の冷
液側入り口に純水製造用の被処理水を流入させるととも
に該熱交換器の温液側入り口に放流水を流入させて、前
記被処理水と前記放流水とを熱交換させることにより、
前記熱交換器の冷液側出口から加温された純水製造用の
被処理水を得ると共に、前記熱交換器の温液側出口から
冷却された放流水を得ることを特徴とする水処理方法を
提供するものである。
【0010】また、本発明(2)は、熱交換器と、前記
熱交換器の冷液側入り口に純水製造用の被処理水を供給
する第一槽と、前記熱交換器の温液側入り口に放流水を
供給する放流槽と、前記熱交換器の冷液側出口から供給
される加温された純水製造用の被処理水を純水製造装置
に供給する第二槽と、前記熱交換器の温液側出口から流
出される冷却された放流水を放流する放流口と、からな
ることを特徴とする水処理装置を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にお
ける水処理方法を実施する水処理装置を図1を参照して
説明する。図1は本発明の第1の実施の形態における水
処理装置のフロー図である。
【0012】図1に示す水処理装置100aは、熱交換
器3と、被処理水供給配管23により熱交換器3の冷液
側入り口12に純水製造用の被処理水を供給する第一槽
2と、放流水供給配管22を経て熱交換器3の温液側入
り口11に放流水を供給する放流槽1と、熱交換器3の
冷液側出口14から供給される加温された純水製造用の
被処理水を被処理水取り出し配管25を経て配管26か
ら受け、被処理水供給配管28により純水製造装置6に
供給する第二槽4と、熱交換器3の温液側出口13から
放流水取り出し配管24を経て流出される冷却された放
流水を放流する放流口5とからなる。また、配管27
は、第二槽4が満水の時に加温された被処理水を緊急的
に第一槽2に戻すための配管である。なお、冷液側と
は、熱交換器3において壁などにより分けられた液体を
流通させることができる2つの側のうち、冷液である純
水製造用の被処理水を流通させるために選択した任意の
1の側を示し、温液側は他の1の側を示す。
【0013】本発明の水処理装置100aに用いる熱交
換器3は、放流水による被処理水の汚染を防ぐため、放
流水と被処理水を分ける壁を有するものであれば特に制
限されず、例えば、表面式熱交換器及び液体連結間接式
熱交換器が挙げられる。表面式熱交換器としては、多管
円筒式熱交換器、二重管式熱交換器、プレート式熱交換
器及びスパイラル式熱交換器が挙げられる。これらの中
でも、プレート式熱交換器が、取り扱いがしやすいため
好ましい。
【0014】本発明の水処理装置100aと連結する純
水製造装置6としては、特に制限されないが、RO、E
DI、イオン交換樹脂、EDなどを単独で用いるか、ま
たはこれらを組み合せて用いる純水製造装置を例示する
ことができる。
【0015】次に、水処理装置100aを使用する水処
理方法について、図1を参照しつつ説明する。放流水の
原料である排水としては、特に制限されないが、工場排
水、生活排水などが挙げられる。また、該排水の処理方
法は、放流基準を満たすように処理される限り特に制限
されない。排水の水温は、特に制限されないが、20℃
以上が好ましい。この水温未満であると、排水処理、特
に生物処理がある場合において効率良く処理ができない
からである。排水を公知の水処理手段で処理して得られ
た放流水の水質としては、下水道、河川、湖沼、海域な
どの放流基準を満たし、放流できる水質であれば、特に
制限されない。また、放流水の水温は、特に制限されな
いが20℃以上が好ましい。この水温未満であると熱回
収のメリットが薄れるからである。
【0016】純水製造用の被処理水は、熱交換後に純水
の製造に用いることができる水であれば特に制限されな
いが、工業用水、地下水、市水、及びこれらを逆浸透膜
処理した処理水などを挙げることができる。該被処理水
の水温は、前記放流水より低い水温である限り特に制限
されないが、5℃以下である場合に本発明の水処理方法
を適用するとよい。この水温を超える場合には、熱回収
のメリットが薄れるためである。
【0017】本例の水処理方法において、放流槽1の放
流水は、放流水供給配管22を経て熱交換器3の温液側
入り口11に供給される。一方、純水製造用の被処理水
は、配管21から第一槽2に流入し、次いで、被処理水
供給配管23を経て熱交換器3の冷液側入り口12に供
給される。供給された放流水と被処理水とは、熱交換器
3において熱交換し、熱交換器3の温液側出口13から
冷却された放流水が得られ、熱交換器3の冷液側出口1
4から加温された被処理水が得られる。冷却された放流
水は、放流水取り出し配管24を経て放流口5に送られ
放流され、加温された被処理水は、被処理水取り出し配
管26を経て第二槽4に送られて貯留され、配管28か
ら純水製造装置6に供給される。
【0018】熱交換後の放流水の水温は、特に制限され
ないが、15℃以下であることが好ましい。特に冬季は
この水温を超えると、放流点で蒸気(湯気)が発生する
場合があるし、生態系に悪影響を与えるおそれがあるた
めである。
【0019】なお、本実施の形態では、本発明の水処理
方法を実施するのに放流槽1、第一槽2、及び第二槽4
を有する装置を用いたが、これらの槽は必須ではなく、
本発明の水処理方法を実施するためには熱交換器3と、
熱交換器3の冷液側入り口及び温液側入り口に被処理水
及び放流水をそれぞれ供給する水路と、熱交換器3から
加温された被処理水及び放流水をそれぞれ取り出す水路
とがあればよい。また、熱交換後の放流水を放流する方
法は、該放流水を取り出す水路を経た放流口による放流
が簡便な方法であり好ましいが、これに限定されるもの
ではない。
【0020】上述したように、純水製造用の被処理水
は、一旦第一槽2に受けた後、熱交換器3に送り、放流
水と熱交換し、熱交換器3より流出した加温された被処
理水を第二槽4で受けると、被処理水の冷温を放流水の
冷却に有効に活用することができるため好ましい。逆
に、これら第一槽2と第二槽4を区別することなく、一
つの水槽として使用し、熱交換器3に循環させると、熱
交換により加温された被処理水と熱交換前の被処理水と
が混合して熱交換器3に送られる被処理水の水温が高く
なり、より多くの被処理水を放流水と熱交換する必要が
生じて、熱交換器3を大きくしなければならなくなると
いう問題が生じてしまう。
【0021】また、本発明の水処理方法において、「熱
交換器の冷液側出口から加温された被処理水を得る」と
は「熱交換器の冷液側出口から被処理水取り出し用の水
路に加温された被処理水を取り出す」ことを言い、「熱
交換器の温液側出口から冷却された放流水を得る」と
は、「熱交換器の温液側出口から放流水取り出し用の水
路に冷却された放流水を取り出す」ことを言う。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態例におけ
る水処理装置を図2を参照して説明する。図2は本発明
の第2の実施の形態における水処理装置のフロー図であ
る。図2において、図1と同一の構成要素には同一の符
号を付してその説明を省略し、主に、異なる点について
説明する。すなわち、図2において、図1と異なる点は
図1の放流槽1近傍の排水受け槽部分を更に詳細に示す
と共に、各種の監視計器及び周辺機器などを所定の位置
に設けたものである。
【0023】すなわち、水処理装置100bにおいて、
監視計器31は、配管61に付設され、配管61を流通
する排水処理された排水が、pH、COD(化学的酸素
要求量)、窒素濃度等の放流基準を満たしているかどう
か検査するためのものである。監視計器31としては、
配管61を流通する排水が放流基準を満たしているか否
かを確認できるものであれば特に制限されないが、例え
ば、pH計、COD計、窒素計、T−P計(全リン
計)、SS計が挙げられる。これらは単独又は併用で使
用される。
【0024】緊急排水槽10は、放流槽1などとは別個
に付設されるもので、処理された排水が放流基準を満た
していない場合、還水槽7から配管62を経て排水を受
け、配管63を経て排水処理施設に戻して再処理を行う
ためのものである。逆洗用水槽8は、処理された排水が
放流基準を満たした放流水である場合、還水槽7をオー
バーフローした該放流水を受け、放流槽1にオーバーフ
ローする。配管64は、必要に応じて、逆洗用水槽8の
排水を砂ろ過、活性炭などの逆洗浄に用いるためのもの
である。還水槽7、逆洗用水槽8及び放流槽1は、ブロ
ワ−32と空気流通配管51a、51b、及び51cを
通じて連結されており、曝気を行うことが可能である。
放気口43a、43b、及び43cはブロワ−32から
流通される空気を放出するためのものである。
【0025】41a及び41bは、第一槽2及び第二槽
4の被処理水の水位をそれぞれ計測するレベルセンサー
であり、42a〜42fは、温度計、温度センサーなど
の水温測定手段であって、42aは放流水の熱交換器入
口温度、42bは被処理水の熱交換器出口温度、42c
は放流水の熱交換器出口温度、42dは被処理水の熱交
換器入口温度、42eは被処理水の供給温度、42fは
純水製造装置入口温度をそれぞれ測定するものである。
40a〜40cはポンプである。水処理装置100bに
おいては、被処理水供給に用いるポンプ40cの揚程
を、放流水供給に用いるポンプ40aの揚程より大きく
することにより、熱交換器内の配管あるいは放流水と被
処理水を分ける壁が破損した際、放流水が第一槽2に逆
流することを防止することができる。
【0026】被処理水源9は、配管21a及び21bを
経て第一槽2に被処理水を送るものである。配管29
は、レベルセンサー41aにより第一槽2が満水である
ことが感知されると、不図示のバルブの操作などによ
り、処理水を第二槽4に導く配管である。配管27は、
レベルセンサー41bにより第二槽4が満水であること
が感知されると、不図示のバルブの操作などにより、熱
交換器3で加温された被処理水を第一槽2に導く配管で
ある。
【0027】本例の水処理方法において、半導体製造工
場などから出される放流水は、配管61を通り、還水槽
7、逆洗用水槽8を経て放流槽1に流入する。放流槽1
に流入した放流水は、放流水供給配管22aを経てポン
プ40aにより加圧され、放流水供給配管22bより熱
交換器3の温液側入り口11に供給される。一方、純水
製造用の被処理水は、被処理水供給源より配管21a、
21bより第一槽2に供給される。次いで、第一槽2よ
り、被処理水供給配管23aを経てポンプ40cにより
加圧され、被処理水供給配管23bより熱交換器3の冷
液側入り口12に被処理水は供給される。
【0028】前記第1の実施の形態例と同様、供給され
た放流水と被処理水とは、熱交換器3において熱交換
し、熱交換器3の温液側出口13から冷却された放流水
が得られ、熱交換器3の冷液側出口14から加温された
被処理水が得られる。冷却された放流水は、放流水取り
出し配管24を経て放流口5に送られ放流され、加温さ
れた被処理水は、被処理水取り出し配管25、26を経
て第二槽4に送られて貯留され、配管28a〜28cを
通って純水製造装置6に供給される。本第2の実施の形
態例においても、前記第1の実施の形態例と同様の効果
を奏することができる。
【0029】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、これは単に例示であって、本発明を制限す
るものではない。 実施例1 図2に示す水処理装置100bを使用し、下記の水処理
条件で行った。その結果、熱交換前の放流水及び被処理
水の水温は、放流水が25℃、被処理水が5℃であった
が、放流水と被処理水とを熱交換した後、熱交換器3の
温液側出口13より流出された放流水の水温が15℃、
熱交換器3の冷液側出口14より流出された被処理水の
水温が15℃であった。放流水は、配管24を経て放流
口より一級河川に放流したところ、白煙(湯気)、臭気
の発生がなかった。また、熱交換後の被処理水の水温を
10℃上昇させることができ、純水製造において被処理
水を加温するために用いる水蒸気の量を減らすことがで
きた。
【0030】(水処理条件) ・放流水;半導体製造工程の排水を、公知の中和、酸化
還元、凝集処理、生物処理、ろ過、吸着などの排水処理
を行い、監視計器31により下記の放流基準を満たすこ
とを確認したものを使用した。 〈実施例で用いた放流水の放流基準〉 pH:6〜8、COD:10mg/l未満、窒素濃度:
10mg/l未満、全リン濃度:5mg/l未満 ・被処理水;工業用水 ・熱交換前の放流水の水温;25℃ ・熱交換前の被処理水の水温;5℃ ・監視計器;pH計、COD計、窒素計、全リン計を併
用した。 ・第一槽の貯水量;80m3 ・第二槽の貯水量;260m3 ・還水槽の貯水量;15m3 ・逆洗用水槽の貯水量;85m3 ・放流槽の貯水量;28m3 ・熱交換器に供給される放流水の流量;240m3/h ・熱交換器に供給される被処理水の流量;175m3
【0031】
【発明の効果】本発明の水処理方法により、放流水の冷
却を低温の空気を用いた直接冷却により行い、且つ純水
製造用の被処理水を水蒸気により加温する場合よりも省
エネルギーで、放流水の冷却と純水製造用の被処理水の
加温とを行うことができる。このため、放流水を河川に
至るまでの流路あるいは河川などに放流しても湯気など
が発生せず、悪臭の発生もなく、景観を害することがな
い。更に、河川などの水温を上昇させることがないた
め、生態系に悪影響することがない。また、本発明の水
処理装置により、該方法を確実に実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における水処理装置を示す
フロー図である。
【図2】本発明の実施例に用いる水処理装置を示すフロ
ー図である。
【符号の説明】
1 放流槽 2 第一槽 3 熱交換器 4 第二槽 5 放流口 6 純水製造装置 7 還水槽 8 逆洗用水槽 9 被処理水源 10 緊急排水槽 11 熱交換器の温液側入り口 12 熱交換器の冷液側入り口 13 熱交換器の温液側出口 14 熱交換器の冷液側出口 21、21a、21b、26、27、28、28a、2
8b、28c、29、61、62、63、64 配管 22、22a、22b 放流水供給配管 23、23a、23b 被処理水供給配管 24 放流水取り出し配管 25 被処理水取り出し配管 31 監視計器 32 ブロワ− 40a〜40c ポンプ 41a、41b レベルセンサー 42a〜42f 水温測定手段 43a〜43c 放気口 51a〜51c 空気流通配管 100a、100b 水処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器の冷液側入り口に純水製造用の
    被処理水を流入させるとともに該熱交換器の温液側入り
    口に放流水を流入させて、前記被処理水と前記放流水と
    を熱交換させることにより、前記熱交換器の冷液側出口
    から加温された純水製造用の被処理水を得ると共に、前
    記熱交換器の温液側出口から冷却された放流水を得るこ
    とを特徴とする水処理方法。
  2. 【請求項2】 熱交換器と、前記熱交換器の冷液側入り
    口に純水製造用の被処理水を供給する第一槽と、前記熱
    交換器の温液側入り口に放流水を供給する放流槽と、前
    記熱交換器の冷液側出口から供給される加温された純水
    製造用の被処理水を純水製造装置に供給する第二槽と、
    前記熱交換器の温液側出口から流出される冷却された放
    流水を放流する放流口と、からなることを特徴とする水
    処理装置。
JP2001271431A 2001-09-07 2001-09-07 水処理方法及び水処理装置 Pending JP2003080237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271431A JP2003080237A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 水処理方法及び水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271431A JP2003080237A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 水処理方法及び水処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003080237A true JP2003080237A (ja) 2003-03-18

Family

ID=19096941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001271431A Pending JP2003080237A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 水処理方法及び水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003080237A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018043229A (ja) * 2017-05-24 2018-03-22 栗田工業株式会社 超純水製造装置
JP2018043228A (ja) * 2017-05-24 2018-03-22 栗田工業株式会社 超純水製造装置
CN109539850A (zh) * 2018-11-29 2019-03-29 青岛国信海天中心建设有限公司 一种废热池余热回收系统
WO2022008415A1 (de) * 2020-07-06 2022-01-13 Uhrig Energie Gmbh Verfahren und system zum abkühlen oder erwärmen von abwasser

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018043229A (ja) * 2017-05-24 2018-03-22 栗田工業株式会社 超純水製造装置
JP2018043228A (ja) * 2017-05-24 2018-03-22 栗田工業株式会社 超純水製造装置
CN109539850A (zh) * 2018-11-29 2019-03-29 青岛国信海天中心建设有限公司 一种废热池余热回收系统
CN109539850B (zh) * 2018-11-29 2020-03-20 青岛国信海天中心建设有限公司 一种废热池余热回收系统
WO2022008415A1 (de) * 2020-07-06 2022-01-13 Uhrig Energie Gmbh Verfahren und system zum abkühlen oder erwärmen von abwasser

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090152183A1 (en) Disinfection System Improvements
TWI691687B (zh) 超純水製造裝置
KR102107925B1 (ko) 초순수 제조 장치
JP6350719B2 (ja) 超純水製造装置
JP5518247B1 (ja) 循環水利用システム
JP2003080237A (ja) 水処理方法及び水処理装置
CN108408991A (zh) 一种工业循环冷却水零排放系统
CN208717117U (zh) 一种分散型厕所的水处理集成系统
JP5055746B2 (ja) 膜利用による水循環使用システム
BR112020001456A2 (pt) sistema de recuperação de calor de água cinzenta
CN214654210U (zh) 一种根据污水变化自动变换处理方式的中水回用装置
CN208632266U (zh) 一种工业循环冷却水零排放系统
CN202849191U (zh) 海水淡化装置
CN105650713A (zh) 污水处理及处理后污水热能利用系统
JP2017064639A (ja) 汽力発電所排水の回収利用方法及び装置
CN205773869U (zh) 一种水处理设备
CN206219364U (zh) 一种水处理装置
CN216393819U (zh) 一种步进式加热无承压下热交换凉白开水恒温系统
CN211497241U (zh) 一种水冷冷水机组一体化输配系统
CN218879657U (zh) 具有新型换热系统的供热装置
CN208038198U (zh) 具有陶瓷平板膜反应池的煤化工废水处理系统
US11897787B2 (en) Zero discharge water treatment apparatus and method
CN107321187A (zh) 一种采用膜技术的酸废水处理装置
KR101052714B1 (ko) 강수 및 중수를 이용한 냉난방장치
CN102718352A (zh) 一体式生活污水处理系统