JP2003079656A - 眼科レーザ手術装置 - Google Patents

眼科レーザ手術装置

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JP2003079656A JP2001274169A JP2001274169A JP2003079656A JP 2003079656 A JP2003079656 A JP 2003079656A JP 2001274169 A JP2001274169 A JP 2001274169A JP 2001274169 A JP2001274169 A JP 2001274169A JP 2003079656 A JP2003079656 A JP 2003079656A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザビームにより患者眼の強膜をアブレー
ションし老視矯正を可能にする眼科レーザ手術装置を提
供する. 【解決手段】 強膜に対してアブレーションを引き起こ
すレーザビームを発するレーザ光源と、該レーザ光源か
らのレーザビームを強膜に導光する導光光学系と、患者
眼の角膜輪部より0.5〜5mmの範囲にある所定形状
の領域にレーザビームを照射しアブレーションを引き起
こすレーザ制御手段とを備え、強膜を部分的に所期する
厚みに減じることにより老視を矯正することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームによ
り患者眼の強膜をアブレーションすることによって老視
矯正を行う眼科レーザ手術装置に関する。
【0002】
【従来技術】老視の古典的な調節理論では、毛様筋が収
縮するとチン小体が緩み、水晶体膨らみ調節力が増加す
るとされていた。これに対して、米国特許5,465,737等
では次のような老視矯正の方法が開示されている。すな
わち、チン小体は水晶体の赤道部では少し内側を摘むよ
うにする。水晶体は周辺を摘まれることにより中央部は
逆に膨らみ、屈折力が増強する。毛様体のある部分の強
膜を切開又はプラスチック片を挿入することにより、そ
の直径を拡大してやると、チン小体が引っ張られる空間
が増大し調節力が回復するというのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような老視の矯正理論は疑問視される。手術としても、
プラスチック片を挿入する方法は患者眼に負担を強い
る。強膜を切開する方法は、強膜の直径が変化するまで
深く(強膜の90%を)切開しなければならず、眼球の
強度維持という点で問題が残る。また、切開創は時間と
共に癒着いやすいので、老視矯正効果の維持にも問題が
ある。
【0004】本発明は、上記従来技術に鑑み、レーザビ
ームにより患者眼の強膜をアブレーションし老視矯正を
可能にする眼科レーザ手術装置を提供することを技術課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。 (1) 強膜に対してアブレーションを引き起こすレー
ザビームを発するレーザ光源と、該レーザ光源からのレ
ーザビームを強膜に導光する導光光学系と、患者眼の角
膜輪部より0.5〜5mmの範囲にある所定形状の領域
にレーザビームを照射しアブレーションを引き起こすレ
ーザ制御手段とを備え、強膜を部分的に所期する厚みに
減じることにより老視を矯正することを特徴とする。 (2) (1)の眼科レーザ手術装置において、前記所
定形状とはリング形状、又は複数のリング切片であるこ
とを特徴とする。 (3) (1)の眼科レーザ手術装置において、前記導
光光学系は、レーザビームを強膜上でスポット状に絞る
集光レンズとレーザビームを走査する走査ミラーを持つ
ことを特徴とする。 (4) (1)の眼科レーザ手術装置において、前記導
光光学系は、レーザビームの照射領域を制限する開口領
域可変のアパーチャを持つことを特徴とする。 (5) (1)の眼科レーザ手術装置において、前記レ
ーザ制御手段は、強膜の厚みを10%〜50%に減じる
ように照射量を制御することを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1、図2はレーザビームを照射す
る部位を説明する図であり、図1は眼の前眼部断面図、
図2(a),(b)は眼の正面図である。
【0006】先に述べたように、老視の古典的な調節理
論では、毛様筋1が収縮するとチン小体3が緩み、水晶
体4が膨らむことによ調節力が増加するとされている。
これに対して、本発明者は、チン小体3が緩むことによ
り水晶体4の膨らみを調節するという点では古典的な理
論と同じであるが、老視は主として強膜5が硬くなるこ
とにより、その内側にある毛様体2が収縮できなくなる
と考えている。この考えに基づき、本発明の老視矯正は
レーザビームにより強膜5をアブレーションし、強膜5
を薄くしてその剛性を弱めてやることで、調節力の回復
を可能にする。
【0007】レーザビームの照射は毛様体2が分布して
いる部分の範囲内で行う。その範囲は、好ましくは角膜
輪部8より4つの直筋(上直筋、下直筋、外直筋、内直
筋)9の付いている手前までである。寸法的には角膜輪
部8より0.5mm〜5mmまでの範囲内が好ましい。
その範囲内における形状は特に限定されないが、屈折変
化を起こさない形状を選ぶのが良い。例えば、図2
(a)に示すように眼の中心(角膜中心O)を中心にし
たリング状、又は図2(b)に示すようなリングの一部
とする複数のリング切片であっても良い。斜線領域50
がアブレーション領域を示し、径方向の幅と分布位置は
上記の範囲内で適宜設定すれば良い。リングの一部の形
状とする場合、屈折変化を起こさない形状とするために
は、角膜中心Oを中心に等角度で分布させるのが好まし
い。図2(b)に示すようにアブレーション領域を90
度毎に回転させた4箇所、60度毎に回転させた6箇
所、等である。
【0008】切除する厚み(深さ)は強膜5の強度が弱
まる程度を考慮して決めるが、強膜5の厚みの50%減
までとするのが良い。一般的に機械的な強度は厚みの3
乗に比例するので、強膜5の厚みの10〜20%程度薄
くすることでも調節力の回復が可能となる(厚み10%
減で強度73%、厚み20%減で強度51%となる)。
【0009】図3、図4は、本発明に係る眼科レーザ手
術装置の構成を説明する図である。図3は光学系及び制
御系の概略構成を示す。10はレーザ光源である。生体
組織のアブレーションを引き起こすレーザとしては、代
表的には193nmのエキシマレーザ、2940nmの
Er:YAGレーザ、10600nmのCO2レーザ
(炭酸ガスレーザ)等のパルスレーザが好適に用いられ
る。強膜は場所により出血があるので、熱作用により凝
固も同時に行えるCO2レーザが特に好適である。レー
ザ光源10はこれらに限定されるものではなく、強膜に
対してアブレーションを引き起こすものであれば良い。
【0010】レーザ光源10からは平行なレーザビーム
が出射され、そのレーザビームは2つのガルバノミラー
13,15からな走査光学系により高速に走査される。
ガルバノミラー15で反射したレーザビームは、さらに
ダイクロイックミラー17で反射されて患者眼の強膜に
導光される。11はレーザ光源10からのレーザビーム
を遮断するシャッタである。
【0011】なお、レーザ光源10からガルバノミラー
13に至る光路の光学系は図示していないが、ビームを
反射させるミラーの他、使用するレーザビームに応じて
ビーム形状を円形スポットに整形する光学系、そのエネ
ルギ分布を補正する補正光学系が適宜配置される。さら
に、レーザ光源10からのビームの大きさを照射対象物
上で変える必要がある場合には、ガルバノミラー13ま
での光路に集光レンズが配置される。この装置でのレー
ザビームのスポットサイズは照射対象物上で1mm程度
にして使用すると良い。また、患者眼の強膜にはレーザ
ビームが重ね合わせて照射されるように、ガルバノミラ
ー13,15の走査が制御されるので、スポット内のエ
ネルギ分布は中心部が高く、周辺が低くなるように補正
される。エネルギ分布は、好ましくはガウシアン分布で
ある。
【0012】ダイクロイックミラー17を挟んで患者眼
と対向する側には双眼の顕微鏡20が配置されており、
ダイクロイックミラー17はレーザ光源10からのレー
ザビームを反射すると共に、観察用の可視光を透過す
る。術者は顕微鏡20により患者眼を観察する。顕微鏡
20の対物レンズ20aの光軸上には固視灯21が配置
されており、患者眼には固視灯21を固視させるこによ
り、レーザ照射の基準軸L1に患者眼を固定することが
可能になる。
【0013】また、顕微鏡20とダイクロイックミラー
17との間にはビームスプリッタ22が配置され、その
反射側には患者眼を撮像する撮像カメラ24が配置され
ている。撮像カメラ24の出力は本装置の各要素を制御
する制御部30に接続され、その撮影像はモニタ31に
表示される。32はスイッチやキーボード等を持つ入力
部である。制御部30は撮像カメラ24により撮像され
た前眼部像や入力部32からの指示に従い強膜のアブレ
ーション領域を設定する。その設定データに基づきガル
バノミラー13,15の駆動部14,16を制御する。
また、制御部30は手術中の撮像カメラ24からの映像
信号により患者眼の動きを監視し、患者眼が許容範囲を
超えて動いた場合はシャッタ11を閉じて患者眼へのレ
ーザ照射を止める。
【0014】図4は本装置の全体構成を示す図であり、
装置本体40にはレーザ光源10が配置される。レーザ
光源10からのレーザビームはアーム41の先端に取り
付けられたレーザ照射端ユニット42に導光される。レ
ーザ照射端ユニット42には、図3に示したガルバノミ
ラー13,15の走査光学系が配置され、その上に顕微
鏡20が備えられている。アーム41は本体40に対し
て前後左右方向に移動し、レーザ照射端ユニット42は
上下に移動する。45はコントローラであり、各種のス
イッチの他、アーム41、レーザ照射端ユニット42を
移動するための操作レバーが配置されている。操作レバ
ーの操作により、顕微鏡下に置かれた患者眼に対してレ
ーザ照射の基準軸L1のアライメントとフォーカス方向
のアライメントを行う。
【0015】次に、このようなレーザ装置による強膜ア
ブレーションを説明する。患者眼には開瞼器をかけた
後、結膜を切開し、4直筋9が見えるくらいまで強膜部
分を露出させる。顕微鏡20により患者眼Eを観察し、
顕微鏡20に配置されたリング状のレチクルマーク(図
示せず)と角膜輪部8とが同心円になるようにし、角膜
輪部8の中心がレーザ照射の基準軸L1に合うようにア
ライメントする。また、患者眼の瞳孔のピントが合うよ
うにフォーカスする。なお、フォーカス方向のアライメ
ントは、フォーカス指標を患者眼に投影し、その情報を
利用するとさらに精度良く行える。
【0016】アライメントができたところで、コントロ
ーラ45のスイッチを押して撮像カメラ24により前眼
部像の静止画像を得る。制御部30は撮影画像を処理し
て角膜輪部8のサイズと角膜輪部8から4直筋9までの
距離を求め、角膜輪部8より0.5mm〜5mmの範囲
内(4直筋の手前の範囲内)でリング形状又はリングを
分割した形状のアブレーション領域を設定する。これ
は、術者がモニタ31上に表示された前眼部像に対して
術者がポイント指定することにより、所望する領域が定
められるようにしても良い。また、これはサイズを数値
入力する方法でも良い。なお、アブレーション形状をリ
ング状とするかリングを分割した形状とするかは、予め
選択しておく。アブレーション領域はモニタ31上の撮
影画像に重ねてグラフィック表示され、これにより領域
の大きさの適否を確認できる。
【0017】図示なきフットスイッチを押すと、レーザ
光源10からレーザビームが出射される。制御部30は
設定されたアブレーション領域のデータに基づいてガル
バノミラー16,17のスキャニング動作を制御する。
レーザビームはガルバノミラー16,17を経てダイク
ロイックミラー17に反射されて患者眼の強膜に導光さ
れる。図5はスキャニングによるスポットビームのショ
ットパターンを示す。1スポットビーム52内のエネル
ギ分布は中心部が高く周辺が低いので、スポットビーム
52を適切な比率で重ね合わせることにより、領域50
の切除形状の均一化が図られる。また、切除深度はパル
スレーザではその1パルス当たりの切除量を既知として
おくことにより、パルス数によりコントロールすること
ができる。パルス数はレーザ照射時間の関数でもある。
制御部30は入力部32により入力された切除深度デー
タから各位置に照射するパルス数(レーザ照射時間)を
演算し、レーザ光源10及びガルバノミラー16,17
のスキャニング動作を制御する。
【0018】以上説明した光学系においては、ガルバノ
ミラー16,17による走査光学系としたが、これは2
つの並進スキャンミラーの構成としても良い。また、1
つの並進スキャンミラーとイメージローテータの組み合
わせによってもスポットビームをリング状領域又は分割
したリングの一部の領域に照射できる。
【0019】図6は、導光光学系の他の例を示す図であ
る。この導光光学系100ではレーザ光源10からダイ
クロイックミラー17までの光学系に、レーザビームの
大きさ及びエネルギ分布を変える補正光学系101、開
口幅可変のスリットアパーチャ102、開口径可変の円
形アパーチャ104、複数のリング開口を持つアパーチ
ャ板106、アパーチャ板106を患者眼の強膜上に投
影するレンズ108を配置している。
【0020】円形アパーチャ104はリング状のアブレ
ーション領域の外側を制限するために設けられており、
アパーチャ板106が持つリング開口はリング状のアブ
レーション領域の内側を制限するために設けられてい
る。アパーチャ板106には図7に示すように、リング
内側のサイズを異にするリング開口110が同一円周上
に複数個形成されている。例として9〜20mmの範囲
のものが段階的に準備されている。円形アパーチャ10
4は制御部30に接続されたモータ112によりその開
口径が連続的に変えられる。アパーチャ板106は制御
部30に接続されたモータ114に回転され、リング開
口110の一つがレーザビームの軸L2上に置かれる。
レーザビームの照射時には、アブレーション領域の大き
さに応じて円形アパーチャ104の開口径を変化させる
と共に、アパーチャ板106が持つリング開口110の
サイズを選択して使用する。
【0021】スリットアパーチャ102は、図8に示す
ように、その開口幅がモータ120により変えられ、ま
た、スリットアパーチャ102が搭載されたスリット板
支基121が、モータ122によって軸L2を中心にし
て回転される。スリットアパーチャ102の開口幅を円
形アパーチャ104の開口径より大きくしたときには、
円形アパーチャ104とアパーチャ板103とによるリ
ング状に制限されるレーザビームが、レンズ104によ
り強膜上に投影されることにより、リング状のアブレー
ションが達成される。一方、スリットアパーチャ102
の開口を狭めると共に、スリット板支基121を回転し
てスリット開口の分割角度を任意に変えることにより、
リングを分割したアブレーションが達成される。
【0022】図9はさらに異なる導光光学系の例を示す
図である。130は集光レンズであり、ガルバノミラー
13よりレーザ光源10側に配置されている。レーザ光
源10からのレーザビームはガルバノミラー13,15
により患者眼上でスキャンされると共に、集光レンズ1
30により強膜内に向けてフォーカスされる。また、集
光レンズ130は移動ユニット132によって光軸方向
に移動可能であり、フォーカス位置が高さ方向で変えら
れる。移動ユニット132は制御部30によって制御さ
れる。
【0023】この導光光学系では結膜の上からレーザビ
ームを照射し、強膜内にレーザビームをフォーカスする
ことにより、強膜のアブレーションが可能とされる。結
膜の上から強膜内をアブレーションする場合には、結膜
をめくらずに済むので、手術が容易になると共に、患者
や術者の負担が軽減される。レーザビームとしては10
64nmのNd:YAG等のパルスレーザを用いること
ができる。アブレーション形状はガルバノミラー13,
15のスキャニングにより、リング状又はその一部の形
状とすることができる。深度方向のフォーカスは初めに
角膜輪部近くのアブレーション開始位置にフォーカスし
ておき、集光レンズ130を移動させて徐々に外側領域
のフォーカス位置を低くしていく。これはアブレーショ
ン領域における強膜の高さ変化データを入力しておくこ
とにより行える。また、強膜でのフォーカス合わせは、
可視エイミング光源を設け、そのエイミング光とレーザ
ビームとを集光レンズ130の手間で合成することによ
り行うようにすれば、フォーカスのアライメントが精度
良く行える。その場合、レーザビームのフォーカス位置
をエイミングのフォーカス位置より奥側になるようにず
らせておくと良い。
【0024】以上の実施形態で説明した導光光学系にお
いてはミラー反射を主としたが、ファイバーによる導光
であっても良い。また、強膜へのレーザの照射は術者が
手で保持するハンドピースにレーザビームを導光する形
式であっても良い。この場合、患者眼に対してハンドピ
ースを固定して安定させ、予め定めたアブレーション領
域の強膜部位にレーザを導くようにすれば良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザビームによる強膜のアブレーションにより老視矯
正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザビームを照射する部位を説明するための
眼の前眼部断面図である。
【図2】レーザビームを照射する部位を説明するための
眼の正面図である。
【図3】本発明に係る眼科レーザ手術装置の光学系及び
制御系の概略構成を示す図である。
【図4】本発明に係る眼科レーザ手術装置の構成を説明
する図である。
【図5】スキャニングによるスポットビームのショット
パターンを示す図である。
【図6】導光光学系の他の例を示す図である。
【図7】図6の導光光学系におけるアパーチャ板が持つ
リング開口を説明する図である。
【図8】図6の導光光学系におけるスリットアパーチャ
を説明する図である。
【図9】さらに異なる導光光学系の例を示す図である。
【符号の説明】
5 強膜 8 角膜輪部 10 レーザ光源 13,15 ガルバノミラー 17 ダイクロイックミラー 24 撮像カメラ 30 制御部 31 入力部 101 補正光学系 102 スリットアパーチャ 104 円形アパーチャ 106 アパーチャ板 108 レンズ 130 集光レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強膜に対してアブレーションを引き起こ
    すレーザビームを発するレーザ光源と、該レーザ光源か
    らのレーザビームを強膜に導光する導光光学系と、患者
    眼の角膜輪部より0.5〜5mmの範囲にある所定形状
    の領域にレーザビームを照射しアブレーションを引き起
    こすレーザ制御手段とを備え、強膜を部分的に所期する
    厚みに減じることにより老視を矯正することを特徴とす
    る眼科レーザ手術装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼科レーザ手術装置におい
    て、前記所定形状とはリング形状、又は複数のリング切
    片であることを特徴とする眼科レーザ手術装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の眼科レーザ手術装置におい
    て、前記導光光学系は、レーザビームを強膜上でスポッ
    ト状に絞る集光レンズとレーザビームを走査する走査ミ
    ラーを持つことを特徴とする眼科レーザ手術装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の眼科レーザ手術装置におい
    て、前記導光光学系は、レーザビームの照射領域を制限
    する開口領域可変のアパーチャを持つことを特徴とする
    眼科レーザ手術装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の眼科レーザ手術装置におい
    て、前記レーザ制御手段は、強膜の厚みを10%〜50
    %に減じるように照射量を制御することを特徴とする眼
    科レーザ手術装置。
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