JP2003078527A - ネットワーク装置 - Google Patents

ネットワーク装置

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JP2003078527A
JP2003078527A JP2001263474A JP2001263474A JP2003078527A JP 2003078527 A JP2003078527 A JP 2003078527A JP 2001263474 A JP2001263474 A JP 2001263474A JP 2001263474 A JP2001263474 A JP 2001263474A JP 2003078527 A JP2003078527 A JP 2003078527A
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bandwidth
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JP2001263474A
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English (en)
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Atsushi Sekine
淳 関根
Toshiaki Shinohara
利章 篠原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送帯域幅を制御することができて、操作性
に優れたネットワーク装置を提供すること。 【解決手段】 1以上のIEEE1394対応ノード6
10〜660と、パケットにおける有効帯域に対する予
約帯域の割合である伝送効率を計算する手段611と、
伝送効率に関する情報を表示する手段612と、所定の
IEEE1394対応ノードに伝送効率に関する情報を
通知する手段613と、未使用帯域の帯域幅より大きい
帯域幅の帯域の獲得要求があった場合に、獲得要求のあ
った帯域を既に使用されている帯域に付加した帯域の帯
域幅が有効帯域幅以下となるように付加後の帯域の帯域
幅を縮小するように帯域幅を計算する手段614と、パ
ケット内に、そのパケットの優先度に関する情報を保有
させ、優先度に応じて獲得帯域を拡大、縮小、または、
削除させる手段615を備えるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク装置
に関し、特に、IEEE1394規格に適合し、伝送帯
域幅の制御を行うIEEE1394対応ノードのネット
ワーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IEEE1394規格に適合する
高速インターフェースを有するネットワーク装置が音声
データ等のデータの送受信に使用されている。以下、こ
のネットワーク装置のことをネットワーク装置という。
【0003】従来のネットワーク装置では、追加したい
チャンネルがあるとき、そのチャンネルの追加に要する
帯域幅が所定値以下のときに追加できる。すなわち、デ
ータ伝送における伝送可能帯域の未使用帯域の帯域幅が
チャンネルの追加に必要な帯域の帯域幅より大きいとき
に追加することができる。したがって、新たにチャンネ
ルを追加したくても、そのチャンネルの追加に必要な帯
域幅が残された伝送可能帯域の帯域幅に以内でなけれ
ば、そのチャンネルは追加できない。
【0004】また、各チャンネルの帯域幅を一度確定す
ると、その帯域幅は新たにチャンネルの追加や削除が行
われない限り一定の帯域幅を保ち続ける。そのため、伝
送データが画像データである場合に、その画像の解像度
をダイナミックに上げたり下げたりする切り替えは行わ
れない。また、従来のネットワークの配線工事において
は、予め伝送帯域幅等の伝送リソースを考慮して配線内
容を決定し、配線図面等を準備していた。そして、配線
後にその配線図面が失われたときは、配線1本1本につ
いて機器間の接続を確かめながら配線していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワーク装置では、追加したいチャンネルがあると
き、そのチャンネルの追加に要する伝送帯域幅が伝送可
能帯域の未使用帯域の帯域幅以下でなければそのチャン
ネルを追加できず、そのチャンネルを介したストリーム
の伝送はできないという問題があった。また、各チャン
ネルの伝送帯域幅を均一に拡大・縮小し、または、各パ
ケットに優先度を付けてそのパケットの伝送帯域幅を縮
小・拡大して全伝送帯域の帯域幅を伝送可能帯域の帯域
幅以下となるように各ノードの伝送帯域幅を制御するこ
とができないという問題があった。
【0006】また、従来のネットワーク配線工事では、
予めリソースを考慮して配線内容を決定しなければなら
なかったり、配線図面を紛失したときに追加配線をしよ
うとする場合は、配線1本1本について機器間の接続を
確かめながら配線しなければならないという問題があっ
た。本発明はこのような問題を解決するためになされた
もので、伝送帯域幅を制御することができて、操作性に
優れたネットワーク装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワーク装
置は、IEEE1394規格に適合するアイソクロナス
転送が可能なノードであるIEEE1394対応ノード
と、前記アイソクロナス転送における1サイクル内のア
イソクロナス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約
帯域の割合である伝送効率を計算する手段と、前記伝送
効率に関する情報を表示する手段とを備えた構成を有し
ている。この構成により、帯域計算手段と帯域表示手段
を設けることにより、簡易に使用帯域のリソースを確認
することができるため、配線工事で事前のリソース計算
などの手間が省け、ケーブルの接続を楽にすることが可
能なネットワーク装置を実現することができる。
【0008】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段と、前記アイソクロナス転送用の
帯域を予約するためにアクセスした又は既に前記アイソ
クロナス転送用の帯域を予約しているIEEE1394
対応ノードに、前記計算された伝送効率に関する情報を
通知する手段とを備えた構成を有している。この構成に
より、通知手段を設け、他のIEEE1394対応ノー
ドにも帯域表示手段を設けることにより、他のIEEE
1394対応ノードでも帯域のリソースを表示すること
ができるため、ユーザは帯域のリソースを確認でき、ど
のIEEE1394対応ノードでもケーブルを挿してい
いかどうかの配線情報を認識することが可能な、ネット
ワーク装置を実現することができる。
【0009】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段と、前記有効帯域における未使用
帯域の帯域幅より大きい帯域幅を有する帯域の獲得要求
のアクセスがあった場合に、前記獲得要求のあった帯域
を既に使用されている帯域に付加した帯域の帯域幅が前
記有効帯域の帯域幅以下となるように前記付加後の帯域
の帯域幅を縮小するように帯域幅を計算する手段とを備
えた構成を有している。この構成により、全ストリーム
帯域を比例的に縮小・拡大する計算手段を設けたことに
より、全帯域がアイソストリーム使用帯域に入るように
伝送帯域が変更されるため、帯域幅を落としてでも全部
のストリームを伝送することができ、高解像度のいらな
い多数の映像を確認することが可能なネットワーク装置
を実現することができる。
【0010】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段と、前記IEEE1394対応ノ
ードから送出されるパケット内に、そのパケットの優先
度に関する情報を保有させ、前記優先度に応じて獲得さ
れる帯域である獲得帯域を拡大し、前記獲得帯域を縮小
し、または、前記獲得帯域を削除させる手段とを備えた
構成を有している。この構成により、パケットの優先度
付加手段を設けたことにより、予めユーザの希望する値
に設定しておいた優先度に従って帯域幅を指定できるた
め、高解像度で確認したい映像、それほど解像度はいら
ない映像など、それぞれのストリームの映像解像度を高
くしたり低くしたりすることが可能なネットワーク装置
を実現することができる。
【0011】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段とを備え、前記各IEEE139
4対応ノードは、所定のアラーム信号を送出し、前記ネ
ットワーク装置は、さらに、前記アラーム信号を受信す
ると、前記アラーム信号を送出したIEEE1394対
応ノードから送出されるパケットが獲得する帯域である
獲得帯域の獲得の優先度を上げ、または、前記獲得帯域
を拡大する手段を備えた構成を有している。この構成に
より、アラーム信号を検知する手段を設けたことによ
り、火災や不審者侵入などの緊急時に、その映像を最優
先に映し出すことが可能なネットワーク装置を実現する
ことができる。
【0012】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段と、過去の所定期間におけるトラ
フィック使用量の情報に基づいて、パケットに割り当て
る帯域についての優先度を決定する手段とを備えた構成
を有している。この構成により、過去の使用実績に応じ
て優先度を付加することができるため、優先度の設定の
手間が省け、別途、優先度を設定することなくストリー
ムの解像度を高くしたり低くしたりすることが可能なネ
ットワーク装置を実現することができる。
【0013】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段とを備え、前記伝送効率に関する
情報を表示する手段は、前記伝送効率に関する情報を視
認可能に表示する構成を有している。この構成により、
IEEE1394対応ノードにアナログメータ、デジタ
ルメータ、LEDメータやランプ等の所定の表示手段を
設けたことにより、視覚的に帯域のリソースを認識する
ことが可能な、ネットワーク装置を実現することができ
る。
【0014】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段とを備え、前記伝送効率に関する
情報を表示する手段は、前記伝送効率に関する情報を聴
覚で認識可能に表現する構成を有している。この構成に
より、帯域通知用のスピーカを設けたことにより、ユー
ザは直読確認が不可能な環境でも、音による認識で帯域
のリソースを知ることが可能なネットワーク装置を実現
することができる。
【0015】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードであるIEEE1394対応ノードと、前記ア
イソクロナス転送における1サイクル内のアイソクロナ
ス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約帯域の割合
である伝送効率を計算する手段と、前記伝送効率に関す
る情報を表示する手段とを備え、前記伝送効率に関する
情報を表示する手段は、前記伝送効率に関する情報を振
動によって感知可能に表現する構成を有している。この
構成により、帯域通知用の振動手段を設けたことによ
り、ユーザは直読が不可能または音でも確認が不可能な
環境でも、振動による認識により帯域のリソースを知る
ことが可能なネットワーク装置を実現することができ
る。
【0016】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードである1以上のIEEE1394対応ノード
と、前記アイソクロナス転送における1サイクル内のア
イソクロナス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約
帯域の割合である伝送効率を計算する手段と、前記伝送
効率に関する情報を表示する手段と、前記各IEEE1
394対応ノードを接続するケーブルについてのケーブ
ル遅延情報を記憶する手段とを備え、前記ケーブルが接
続されると、前記ケーブル遅延情報を読み取り、前記伝
送効率を計算する手段は、前記読み取られた遅延情報に
基づいて前記伝送効率を計算する構成を有している。こ
の構成により、ケーブル遅延情報記憶手段を設けたこと
により、伝送効率の計算に必要な計算項目値がより正確
な値になるため、帯域リソースの数値精度を向上させる
ことが可能なネットワーク装置を実現することができ
る。
【0017】また、本発明のネットワーク装置は、IE
EE1394規格に適合するアイソクロナス転送が可能
なノードである1以上のIEEE1394対応ノード
と、前記アイソクロナス転送における1サイクル内のア
イソクロナス有効帯域に対する前記1サイクル内の予約
帯域の割合である伝送効率を計算する手段と、前記伝送
効率に関する情報を表示する手段と、前記パケット内の
各帯域の帯域幅を計算する際に必要となる情報を入力す
ることができる手段とを備えた構成を有している。この
構成により、伝送効率の計算に必要な計算項目値を入力
することができる数値入力手段を設けたことにより、帯
域リソースの計算数値精度を向上させることが可能なネ
ットワーク装置を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1に示すように、本発明
の第1の実施の形態のネットワーク装置100は、IE
EE1394対応ノード110、120、130、14
0、150によって構成される。IEEE1394対応
ノード110は、帯域計算手段111と帯域表示手段1
12を有し、IEEE1394対応ノード120は、ア
イソリソースマネジメント(以下、IRMという。)手
段121を有する。
【0019】また、IEEE1394対応ノード130
は、新規に伝送帯域(以下、単に帯域ともいう。)を獲
得したいノードであり、IEEE1394対応ノード1
40は、既に伝送帯域を獲得しているノードである。な
お、IRM手段121は、IEEE1394規格に適合
するアイソクロナス転送等におけるリソースの管理等を
行うための公知の手段であり、その説明は省略する。以
上のように構成されたネットワーク装置100の動作に
ついて、図1と図2を用いて説明する。
【0020】図2において、データを送出しようとする
ノード203は、経路上のその他のノード202を経て
データをマスタノード201に送出する。一定時間間隔
でアイソクロナスストリーム(以下、単にストリームと
いう。)を伝送するには、「伝送遅延」、「応答時
間」、「ISOギャップ」、「調停遅延」、「データ_
プリフィックス」、「データ時間204」、「データ_
エンド_シグナル」などから構成される時間幅である伝
送帯域が必要である。
【0021】この伝送帯域のことを「ISO伝送のため
に予約する帯域205」といい、以下では、単に予約帯
域205という。そのため、伝送したいストリームの予
約帯域205を知るには、予めこれらの各構成時間を計
算しておく必要がある。また、伝送効率とは、この予約
帯域205を全ての使用帯域について合計した量をアイ
ソクロナス転送可能最大帯域幅で割った数値のことであ
る。伝送効率が判明すると、現在使用されている帯域が
全体のどのくらいの割合なのかがわかる。
【0022】以下に、第1の実施の形態のネットワーク
装置における伝送効率を生成し表示する動作について、
図1を用いて説明する。初めに、既に伝送帯域を獲得し
ているIEEE1394対応ノード140の使用帯域幅
は、IEEE1394対応ノード120のIRM手段1
21に記録されている。
【0023】IEEE1394対応ノード110の帯域
計算手段111は、帯域の管理を行っているIRM手段
121から現時刻の使用帯域幅情報を受け取る。帯域計
算手段111は、受け取った情報に基づいて伝送効率を
計算し、帯域表示手段112にその計算結果、使用帯域
幅等を出力する。帯域表示手段112は、帯域計算手段
111から受け取った使用帯域幅または伝送効率の値を
表示する。
【0024】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態のネットワーク装置は、帯域計算手段と帯域表示
手段を設けることにより、使用帯域等のリソースを表示
することができるため、ユーザは簡易にリソースを確認
することができ、配線工事で事前のリソース計算などの
手間が省け、ケーブルの接続を楽にすることができる。
【0025】図3に示すように、本発明の第2の実施の
形態のネットワーク装置300は、IEEE1394対
応ノード310、320、330、340、350によ
って構成される。各IEEE1394対応ノード31
0、320、330、340、350は、それぞれ、帯
域表示手段312、322、332、342、352を
有し、IEEE1394対応ノード310は、さらに、
帯域計算手段311と帯域通知手段313を有し、IE
EE1394対応ノード320は、さらに、IRM手段
321を有する。
【0026】また、IEEE1394対応ノード330
は、新規に帯域を獲得したいノードであり、IEEE1
394対応ノード340は、既に帯域を獲得しているノ
ードである。以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図3を用いて説明する。
【0027】図3において、既に帯域を獲得しているI
EEE1394対応ノード340の使用帯域幅は、IE
EE1394対応ノード320のIRM手段321に記
録されている。IEEE1394対応ノード310の帯
域計算手段311は、IEEE1394対応ノード32
0にアクセスし、帯域の管理を行っているIRM手段3
21から現時刻の使用帯域幅情報を受け取る。
【0028】帯域計算手段311は、受け取った情報に
基づいて伝送効率を計算し、帯域表示手段312および
帯域通知手段313にその計算結果、使用帯域幅等を出
力する。帯域表示手段312は、帯域計算手段311か
ら受け取った情報である使用帯域幅または伝送効率の値
を表示する。
【0029】また、IEEE1394対応ノード310
の帯域通知手段313は、受け取った使用帯域幅または
伝送効率の情報を他のIEEE1394対応ノード32
0、330、340、350等に通知する。この情報を
受け取った各帯域表示手段312、322、332、3
42、352は、受け取った使用帯域幅または伝送効率
の値を表示する。
【0030】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態のネットワーク装置は、通知手段を設け、他のI
EEE1394対応ノードにも帯域表示手段を設けるこ
とにより、他のIEEE1394対応ノードでも帯域の
リソースを表示することができるため、ユーザは帯域の
リソースを確認でき、どのIEEE1394対応ノード
でもケーブルを挿していいかどうかの配線情報を認識す
ることができる。
【0031】図4に示すように、本発明の第3の実施の
形態のネットワーク装置400は、IEEE1394対
応ノード410、420、430、440、450によ
って構成される。各IEEE1394対応ノード41
0、420、430、440、450は、帯域表示手段
412、422、432、442、452を有し、IE
EE1394対応ノード410は、さらに、帯域計算手
段411、帯域通知手段413および帯域縮小・拡大計
算手段414を有し、IEEE1394対応ノード42
0は、さらに、IRM手段421を有する。
【0032】以下に、本発明の第3の実施の形態のネッ
トワーク装置400の動作について説明する。図5は、
本発明の第3の実施の形態のネットワーク装置400に
おける処理の流れを示すフローチャートである。ステッ
プS501で、IEEE1394対応ノード410は、
IEEE1394対応ノード420にアクセスし、帯域
情報を記録しているIRM手段421から使用帯域の残
量に関する情報を獲得する。
【0033】ステップS502で、新たに帯域を獲得し
たいIEEE1394対応ノード440は、IEEE1
394対応ノード410に自分の使用帯域幅を通知す
る。ステップS503で、IEEE1394対応ノード
410は、通知された使用帯域幅が使用可能帯域幅の残
量より大きいか否かを判断し、大きいと判断した場合、
処理はステップS504に進み、大きくないと判断した
場合はステップS509に移る。
【0034】ステップS503で大きくないと判断され
た場合、ステップS509で、IEEE1394対応ノ
ード410は、通常の方法で帯域幅の割付作業を行う。
ステップS503で大きいと判断された場合、ステップ
S504で、帯域縮小・拡大計算手段414は、現在使
用中の帯域幅と獲得要求が発生している帯域幅とを加算
した全ストリームの帯域幅の値と使用可能帯域幅の値と
の比を算出する。そして、算出された比に応じて、各帯
域の縮小計算を行い、アイソストリーム使用帯域に全ス
トリームの帯域が入るような帯域幅を算出する。
【0035】ステップS505で、帯域通知手段413
は、その算出結果(帯域幅)を各IEEE1394対応
ノード430、440に通知する。ステップS506
で、帯域通知手段413からの通知を受け取った各IE
EE1394対応ノード430、440は、通知された
値に帯域幅を変更できるか否かを判断し、変更できない
場合、処理はステップS504に戻って上記の処理を繰
り返し、変更できる場合はステップS507に進む。
【0036】ステップS507で、帯域通知手段413
からの通知を受け取った各IEEE1394対応ノード
430、440は、通知された値またはその値以下の帯
域幅で伝送を行うため、IEEE1394対応ノード4
20にアクセスして、IRM手段421に帯域幅を取り
直す。ステップS508で、変更された帯域幅で、デー
タの伝送が再開される。ステップS510で、帯域表示
手段412は、新たな帯域幅または伝送効率の情報を表
示する。
【0037】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態のネットワーク装置は、全ストリーム帯域を比例
的に縮小・拡大する計算手段を設けたことにより、全帯
域がアイソストリーム使用帯域に入るように伝送帯域が
変更されるため、帯域幅を落としてでも全部のストリー
ムを伝送することができ、高解像度のいらない多数の映
像を確認することができる。
【0038】図6に示すように、本発明の第4の実施の
形態のネットワーク装置600は、IEEE1394対
応ノード610、620、630、640、650、6
60によって構成される。IEEE1394対応ノード
610は、帯域計算手段611、帯域表示手段612、
帯域通知手段613、帯域縮小・拡大計算手段614、
および優先度判定手段615を有する。
【0039】IEEE1394対応ノード620、63
0、640、650、660は、それぞれ、不図示の帯
域表示手段を有する。また、IEEE1394対応ノー
ド620は、さらに、IRM手段621を有し、IEE
E1394対応ノード630、640は、さらに優先度
付加手段635、645を有する、新規に帯域を獲得し
たいノードである。IEEE1394対応ノード650
は、既に帯域を獲得しているノードである。
【0040】以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図6を用いて説明する。新規に帯域を
獲得したいIEEE1394対応ノード630の優先度
付加手段635は、IEEE1394対応ノード630
から出力されるパケットに、高い優先度を示す情報を付
加してIEEE1394対応ノード610に送信する。
【0041】IEEE1394対応ノード610は、優
先度判定手段615によって、高い優先度のストームに
ついての帯域幅を予め指定された帯域幅に広くし、優先
度の低い値のストリームについての帯域幅を予め指定さ
れた帯域幅に狭くするという情報を付加する。
【0042】その付加された情報は、帯域計算手段61
4に送られ、その情報に基づいて最適な帯域幅が計算さ
れる。計算によって得られた最適な帯域幅の値は、帯域
通知手段613によって関係する各IEEE1394対
応ノードに通知される。通知を受けたIEEE1394
対応ノードは、その値以下の帯域幅に設定し直すため
の、IRM手段621を有するIEEE1394対応ノ
ード620に帯域を獲得するためにアクセスする。
【0043】IEEE1394対応ノード610は、I
RM手段621に記録された使用帯域幅の情報を取り込
み、帯域計算手段611によって実際の使用帯域幅また
は伝送効率を算出する。算出された使用帯域幅または伝
送効率の情報は、帯域表示手段612によってユーザー
が認知できる表示形式で表示される。
【0044】また、帯域通知手段613は、再度、使用
帯域幅または伝送効率の情報を各IEEE1394対応
ノードに通知する。通知されたIEEE1394対応ノ
ードは、その値を表示する。このように表示することに
よって、ユーザは、他のIEEE1394対応ノードに
おいても帯域情報を認識することができる。
【0045】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態のネットワーク装置は、パケットに優先度を付加
するための優先度付加手段を設けたことにより、予めユ
ーザの希望する値に設定しておいた優先度に従って帯域
幅を指定できるため、高解像度で確認したい映像、それ
ほど解像度はいらない映像など、それぞれのストリーム
の映像解像度を高くしたり低くしたりすることができ
る。
【0046】図7に示すように、本発明の第5の実施の
形態のネットワーク装置700は、IEEE1394対
応ノード710、720、730、740、750によ
って構成される。IEEE1394対応ノード710
は、帯域計算手段711、帯域表示手段712、帯域通
知手段713、帯域縮小・拡大計算手段714、および
アラーム検知手段715を有する。
【0047】IEEE1394対応ノード720、73
0、740、750は、それぞれ、不図示の帯域表示手
段を有する。また、IEEE1394対応ノード720
は、さらに、IRM手段721を有し、IEEE139
4対応ノード730は、さらにアラーム発生手段735
を有する、新規に帯域を獲得したいノードである。IE
EE1394対応ノード740は、既に帯域を獲得して
いるノードである。以上のように構成されたネットワー
ク装置の動作について、図7を用いて説明する。
【0048】アラームを発生するIEEE1394対応
ノード730は、アラーム発生手段735によってアラ
ーム信号をIEEE1394対応ノード710に通知す
る。IEEE1394対応ノード710のアラーム検知
手段715は、アラーム信号を検知すると、アラーム信
号を発生したIEEE1394対応ノード730からの
ストリームが最優先に伝送されるストリームであること
を示す情報を帯域縮小・拡大計算手段714に出力す
る。
【0049】帯域縮小・拡大計算手段714は、アラー
ム検知手段715からの情報に基づいて、IEEE13
94対応ノード730からのストリームが大きな帯域幅
を持つように計算する。帯域縮小・拡大計算手段714
は、その計算結果を帯域通知手段713に出力し、帯域
通知手段713は、伝送に関係する他のIEEE139
4対応ノードにその計算結果を出力する。
【0050】帯域幅の情報を帯域通知手段713から受
け取った各IEEE1394対応ノードは、新しい帯域
幅の帯域を獲得するためにIRM手段721を有するI
EEE1394対応ノード720にアクセスする。その
後、帯域計算手段711はIRM手段721を有するI
EEE1394対応ノード720にアクセスし、新たな
使用帯域情報を取り出す。
【0051】帯域計算手段711は、新たな帯域幅につ
いての帯域情報を計算し、使用帯域幅または伝送効率に
ついての情報を帯域表示手段712に出力し、帯域情報
を表示する。IEEE1394対応ノード710は、再
び帯域通知手段713を使用して帯域情報を他のIEE
E1394対応ノードに伝えることができ、他のIEE
E1394対応ノードでも帯域情報を表示することがで
き、ユーザはそれを知ることができる。
【0052】以上説明したように、本発明の第5の実施
の形態のネットワーク装置は、アラーム信号を検知する
手段を設けたことにより、火災や不審者侵入などの緊急
時に、その映像を最優先に映し出すことができる。
【0053】図8に示すように、本発明の第6の実施の
形態のネットワーク装置800は、IEEE1394対
応ノード810、820、830、840、850、8
60によって構成される。IEEE1394対応ノード
810は、帯域計算手段811、帯域表示手段812、
帯域通知手段813、帯域縮小・拡大計算手段814、
優先度判定手段815、および優先度決定手段816を
有する。
【0054】IEEE1394対応ノード820、83
0、840、850、860は、それぞれ、不図示の帯
域表示手段を有する。また、IEEE1394対応ノー
ド820は、さらに、IRM手段821を有し、IEE
E1394対応ノード830、840は、新規に帯域を
獲得したいノードである。IEEE1394対応ノード
850は、既に帯域を獲得しているノードであり、IE
EE1394対応ノード860は、単なるIEEE13
94対応ノードである。
【0055】以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図8を用いて説明する。優先度決定手
段816は、過去のトラフィックについての情報(デー
タ)を所有し、その情報に基づいてストリームの優先度
を決定する。優先度判定手段815は、予め決められた
優先度と帯域幅との関係を規定した情報を保有し、優先
度が高いストリームについての帯域幅を上記の規定され
た情報に基づいて広くし、優先度の低いストリームにつ
いての帯域幅を狭くする指示の情報に置き換える。
【0056】優先度判定手段815は、帯域縮小・拡大
計算手段814に上記の帯域幅についての情報を出力す
る。 帯域縮小・拡大計算手段814は、優先度判定手段81
5からの出力情報に基づいて最適な帯域幅を計算し、そ
の情報を帯域通知手段813に出力する。帯域通知手段
813は、帯域縮小・拡大計算手段814からの出力で
ある最適な帯域幅についての情報を関係する各IEEE
1394対応ノードに送信する。
【0057】帯域幅の情報を帯域通知手段813から受
け取った各IEEE1394対応ノードは、その値以下
の帯域幅に設定し直すために、IRM手段821を有す
るIEEE1394対応ノード820にアクセスし、帯
域を確保する。IEEE1394対応ノード810は、
IRM手段821に記録された使用帯域幅を取り込み、
帯域計算手段811によって実際の使用帯域幅または伝
送効率を算出する。
【0058】IEEE1394対応ノード810の帯域
計算手段811による計算結果は、帯域表示手段812
に出力され、ユーザーに認知可能な表示形式によって表
示される。IEEE1394対応ノード810は、再び
帯域通知手段813を使用して帯域情報を他ノードに伝
えることができ、他のIEEE1394対応ノードでも
帯域情報を帯域表示手段に表示することによって、ユー
ザはその帯域情報を認識することができる。
【0059】以上説明したように、本発明の第6の実施
の形態のネットワーク装置は、予めユーザの希望する値
に設定する上記第5の実施の形態のネットワーク装置と
は異なり、過去の使用実績に応じてストリームの優先度
を付加することができるため、優先度の設定の手間が省
け、別途、優先度を設定することなくストリームの解像
度を高くしたり低くしたりすることができる。
【0060】図9に示すように、本発明の第7の実施の
形態のネットワーク装置900は、IEEE1394対
応ノード910、920、930、940によって構成
される。各IEEE1394対応ノードは、表示手段9
12、922、932、942を有し、IEEE139
4対応ノード910は、さらに、帯域計算手段911と
帯域通知手段913を有する。
【0061】以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図9を用いて説明する。IEEE13
94対応ノード910において、帯域計算手段911
は、使用帯域または伝送効率を計算し、それらの情報を
アナログメータから構成される表示手段であるアナログ
メータ表示手段912に出力する。
【0062】アナログメータ表示手段912は、使用帯
域または伝送効率の情報を表示し、ユーザはそれらの情
報をアナログ的に読み取ることがことができる。また、
帯域通知手段913がその数値をLEDメータから構成
される表示手段であるLEDメータ表示手段922に通
知することにより、ユーザは使用帯域値または伝送効率
の値を直読することができる。
【0063】また、帯域通知手段913がその数値をデ
ジタルに数字で表示する表示手段であるデジタル表示手
段932に通知することにより、ユーザは使用帯域値ま
たは伝送効率の値を直読することができる。さらに、帯
域通知手段913がその数値をランプの点滅で表示する
手段であるランプ表示手段942に通知することによ
り、ユーザはケーブルが接続可能であるかどうかをラン
プの点滅に基づいて知ることができる。
【0064】以上説明したように、本発明の第7の実施
の形態のネットワーク装置は、IEEE1394対応ノ
ードにアナログメータ、デジタルメータ、LEDメータ
やランプ等の所定の表示手段を設けたことにより、視覚
的に帯域のリソースを認識することができる。
【0065】図10に示すように、本発明の第8の実施
の形態のネットワーク装置1000は、IEEE139
4対応ノード1010、1020、1030によって構
成される。各IEEE1394対応ノードは、スピーカ
1012、1022、1032を有し、IEEE139
4対応ノード1010は、さらに、帯域計算手段101
1と帯域通知手段1013を有する。
【0066】以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図10を用いて説明する。IEEE1
394対応ノード1010において、帯域計算手段10
11は使用帯域値または伝送効率を計算し、その値をス
ピーカ1012に通知する。
【0067】スピーカ1012は、帯域計算手段101
1からの出力に応じて、予め決められた音色、予め決め
られた音の発振回数等の予め決められた取り決めに従っ
て音を発生し、ユーザは使用帯域値または伝送効率の値
を詳しく知ることができる。また、帯域通知手段101
3がその数値を他のIEEE1394対応ノードに通知
することによって、ユーザは、他のIEEE1394対
応ノードにおいても使用帯域値または伝送効率の情報を
スピーカからの音によって知ることができる。
【0068】以上説明したように、本発明の第8の実施
の形態のネットワーク装置は、帯域通知用のスピーカを
設けたことにより、ユーザは直読確認が不可能な環境で
も、音による認識で帯域のリソースを知ることができ
る。
【0069】図11に示すように、本発明の第9の実施
の形態のネットワーク装置1100は、IEEE139
4対応ノード1110、1120、1130、1140
によって構成される。IEEE1394対応ノード11
10、1120は、振動手段1112、1122を有
し、IEEE1394対応ノード1110は、さらに、
帯域計算手段1111と帯域通知手段1113を有す
る。
【0070】以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図11を用いて説明する。IEEE1
394対応ノード1110において、帯域計算手段11
11は使用帯域値または伝送効率を計算し、その値を帯
域通知手段1113に出力する。帯域通知手段1113
は、帯域計算手段1111からの出力を振動手段111
2に送信する。
【0071】振動手段1112は、帯域計算手段111
1からの出力に応じて、予め決められた振動回数、予め
決められた振動時間等の予め決められた取り決めに従っ
て振動し、ユーザは使用帯域値または伝送効率の値を詳
しく知ることができる。また、帯域通知手段1113が
その数値を他のIEEE1394対応ノード1120に
通知することによって、他のIEEE1394対応ノー
ド1120でも使用帯域値または伝送効率の情報に応じ
て振動させることができるため、ユーザは使用帯域値ま
たは伝送効率の情報を振動の態様に基づいて知ることが
できる。
【0072】以上説明したように、本発明の第9の実施
の形態のネットワーク装置は、帯域通知用の振動手段を
設けたことにより、ユーザは直読が不可能または音でも
確認が不可能な環境でも、振動による認識により帯域の
リソースを知ることができる。
【0073】図12に示すように、本発明の第10の実
施の形態のネットワーク装置1200は、IEEE13
94対応ノード1210、1220、1230とそれら
を接続するIEEE1394対応コネクタ1240、1
214によって構成される。IEEE1394対応ノー
ド1210は、帯域計算手段1211、帯域表示手段1
212、および帯域通知手段1213を有する。IEE
E1394対応コネクタ1240は、ケーブ遅延情報を
記憶することができるケーブル遅延情報記憶手段124
1を有する。また、IEEE1394対応ノード122
0、1230は、各々、不図示の帯域表示手段を有す
る。
【0074】以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図12を用いて説明する。ケーブル遅
延情報記憶手段1241を有するIEEE1394対応
コネクタ1240が、IEEE1394対応ノード12
10のIEEE1394対応コネクタ1214に挿入さ
れると、ケーブル遅延情報が帯域計算手段1211に転
送される。
【0075】帯域計算手段1211は、転送された情報
を帯域通知手段1213に出力し、帯域通知手段121
3は、受けたケーブル遅延情報を、帯域表示手段121
2および他のIEEE1394対応ノードに出力する。
帯域表示手段1212は、受けたケーブル遅延情報に応
じて所定の情報を帯域表示手段に表示する。
【0076】以上説明したように、本発明の第10の実
施の形態のネットワーク装置は、ケーブル遅延情報記憶
手段を設けたことにより、伝送効率の計算に必要な計算
項目値がより正確な値になるため、帯域リソースの数値
精度を向上させることができる。
【0077】図13に示すように、本発明の第11の実
施の形態のネットワーク装置1300は、IEEE13
94対応ノード1310、1320、1330によって
構成される。IEEE1394対応ノード1310は、
帯域計算手段1311、帯域表示手段1312、帯域通
知手段1313、および数値入力手段1314を有す
る。また、IEEE1394対応ノード1320、13
30は、各々、不図示の帯域表示手段を有する。
【0078】以上のように構成されたネットワーク装置
の動作について、図13を用いて説明する。帯域計算手
段1311は、数値入力手段1314を介して入力され
た所定の項目の入力値を用いて、使用帯域幅または伝送
効率を計算し、その計算結果を帯域通知手段1313に
出力する。
【0079】帯域通知手段1313は、使用帯域幅また
は伝送効率の情報を帯域表示手段1312および他のI
EEE1394対応ノードに出力する。帯域表示手段1
312は、帯域通知手段1313からの出力を所定の方
法で表示し、ユーザは帯域表示手段1312に表示され
た情報から帯域を確認することができる。
【0080】以上説明したように、本発明の第11の実
施の形態のネットワーク装置は、伝送効率の計算に必要
な計算項目値を入力することができる数値入力手段を設
けたことにより、帯域リソースの計算数値精度を向上さ
せることができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、伝送効
率を計算して表示する手段と帯域幅を制御する手段とを
設けたことにより、伝送帯域を制御して適切なデータ伝
送をすることができ、操作性に優れたネットワーク装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の、ネットワーク装
置のブロック構成を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態の、ネットワーク装
置において行われる帯域計算の説明のための伝送遷移図
【図3】本発明の第2の実施の形態の、ネットワーク装
置のブロック構成を示す図
【図4】本発明の第3の実施の形態の、ネットワーク装
置のブロック構成を示す図
【図5】本発明の第3の実施の形態の、ネットワーク装
置における処理の流れを示すフローチャート
【図6】本発明の第4の実施の形態の、ネットワーク装
置のブロック構成を示す図
【図7】本発明の第5の実施の形態の、ネットワーク装
置のブロック構成を示す図
【図8】本発明の第6の実施の形態の、ネットワーク装
置のブロック構成を示す図
【図9】本発明の第7の実施の形態の、ネットワーク装
置のブロック構成を示す図
【図10】本発明の第8の実施の形態の、ネットワーク
装置のブロック構成を示す図
【図11】本発明の第9の実施の形態の、ネットワーク
装置のブロック構成を示す図
【図12】本発明の第10の実施の形態の、ネットワー
ク装置のブロック構成を示す図
【図13】本発明の第11の実施の形態の、ネットワー
ク装置のブロック構成を示す図
【符号の説明】
100、300、400、600、700、800、9
00、1000、1100、1200、1300 ネッ
トワーク装置 110、120、130、140、150、310、3
20、330、340、350、410、420、43
0、440、450、610、620、630、64
0、650、660、710、720、730、74
0、750、810、820、830、840、85
0、860、910、920、930、940 、10
10、1020、1030、1110、1120、11
30、1140、1210、1220、1230、13
10、1320、1330 IEEE1394対応ノー
ド 111、311、411、611、711、811、9
11、1011、1111、1211、1311 帯域
計算手段 112、312、322、332、342、352、4
12、422、432、442、452、612、71
2、812、912、922、932、942、101
2、1022、1032、1211、1311 帯域表
示手段 121、321、421、621、721、821 ア
イソリソースマネジメント手段 201 マスタ 202 経路上のノード 203 ISO送出ノード 204 データ 205 ISO伝送のために予約する帯域 413、613、713、813、913、1013、
1113、1213、1313 帯域通知手段 414、614、714、814 帯域縮小拡大計算手
段 615、815 優先度判定手段 635、645 優先度付加手段 715 アラーム検知手段 735 アラーム発生手段 816 優先度決定手段 1112、1122 振動手段 1214、1240 IEEE1394対応コネクタ 1241 ケーブル遅延情報記憶手段 1314 数値入力手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEEE1394規格に適合するアイソ
    クロナス転送が可能なノードであるIEEE1394対
    応ノードと、前記アイソクロナス転送における1サイク
    ル内のアイソクロナス有効帯域に対する前記1サイクル
    内の予約帯域の割合である伝送効率を計算する手段と、
    前記伝送効率に関する情報を表示する手段とを備えたこ
    とを特徴とするネットワーク装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク装置は、さらに、前記
    アイソクロナス転送用の帯域を予約するためにアクセス
    した又は既に前記アイソクロナス転送用の帯域を予約し
    ているIEEE1394対応ノードに、前記計算された
    伝送効率に関する情報を通知する手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のネットワーク装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク装置は、さらに、前記
    有効帯域における未使用帯域の帯域幅より大きい帯域幅
    を有する帯域の獲得要求のアクセスがあった場合に、前
    記獲得要求のあった帯域を既に使用されている帯域に付
    加した帯域の帯域幅が前記有効帯域の帯域幅以下となる
    ように前記付加後の帯域の帯域幅を縮小するように帯域
    幅を計算する手段を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のネットワーク装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワーク装置は、さらに、前記
    IEEE1394対応ノードから送出されるパケット内
    に、そのパケットの優先度に関する情報を保有させ、前
    記優先度に応じて獲得される帯域である獲得帯域を拡大
    し、前記獲得帯域を縮小し、または、前記獲得帯域を削
    除させる手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のネットワーク装置。
  5. 【請求項5】 前記各IEEE1394対応ノードは、
    所定のアラーム信号を送出し、前記ネットワーク装置
    は、さらに、前記アラーム信号を受信すると、前記アラ
    ーム信号を送出したIEEE1394対応ノードから送
    出されるパケットが獲得する帯域である獲得帯域の獲得
    の優先度を上げ、または、前記獲得帯域を拡大する手段
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載のネットワーク装置。
  6. 【請求項6】 前記IEEE1394対応ノードは、さ
    らに、過去の所定期間におけるトラフィック使用量の情
    報に基づいて、パケットに割り当てる帯域についての優
    先度を決定する手段を備えたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載のネットワーク装置。
  7. 【請求項7】 前記伝送効率に関する情報を表示する手
    段は、前記伝送効率に関する情報を視認可能に表示する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク
    装置。
  8. 【請求項8】 前記伝送効率に関する情報を表示する手
    段は、前記伝送効率に関する情報を聴覚で認識可能に表
    現することを特徴とする請求項1または2記載のネット
    ワーク装置。
  9. 【請求項9】 前記伝送効率に関する情報を表示する手
    段は、前記伝送効率に関する情報を振動によって感知可
    能に表現することを特徴とする請求項1または2記載の
    ネットワーク装置。
  10. 【請求項10】 前記ネットワーク装置は、さらに、前
    記各IEEE1394対応ノードを接続するケーブルに
    ついてのケーブル遅延情報を記憶する手段を備え、前記
    ケーブルが接続されると、前記ケーブル遅延情報を読み
    取り、前記伝送効率を計算する手段は、前記読み取られ
    た遅延情報に基づいて前記伝送効率を計算することを特
    徴とする請求項1または2記載のネットワーク装置。
  11. 【請求項11】 前記ネットワーク装置は、さらに、前
    記パケット内の各帯域の帯域幅を計算する際に必要とな
    る情報を入力することができる手段を備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載のネットワーク装置。
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