JP2003078299A - ステージ装置、実装装置ならびに電気部品の製造方法 - Google Patents

ステージ装置、実装装置ならびに電気部品の製造方法

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JP2003078299A
JP2003078299A JP2001269697A JP2001269697A JP2003078299A JP 2003078299 A JP2003078299 A JP 2003078299A JP 2001269697 A JP2001269697 A JP 2001269697A JP 2001269697 A JP2001269697 A JP 2001269697A JP 2003078299 A JP2003078299 A JP 2003078299A
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suction
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Takao Watanabe
隆夫 渡辺
Kenta Fukatsu
健太 深津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すばやい段取り工程を実現すること。平面度
の高いステージ部を提供すること。 【解決手段】 ステージブロック23に設けられるステ
ージ部Sの中央部分には、ヒータブロック22の連通吸
着口と連通接続される基板吸着口28が設けられる。ヒ
ータブロック22に対向する面には、位置決めピン26
が嵌合する穴部が設けられている。また、ヒータブロッ
ク22が有するステージ吸着溝27と対向する面は平面
に形成されている。基板吸着口28から連通する開口部
が連通吸着口と連通するように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品を製作す
る際に用いる各種部品の実装機において、被実装部材側
の背面を支持するステージ機構とこのステージ機構を具
備する実装機を用いた電気部品の製法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】多品種少量生産が生産形態の主流となる
なか、実装機においては、異なる部品を扱うたびに装置
構成の組換え、いわゆる段取りが発生する。この段取り
に要する時間が生産を円滑に進める上でのネックとな
る。このうち、実装機により部品が搭載される部材(一
般的には配線基板など)の側には、部品が搭載される主
面とは反対側にこの部材を支持するためのステージが設
けられる。図5に、従来のステージ機構の模式図を示
す。ステージ機構は、断熱ブロック101とこの断熱ブ
ロック101上に載置されるヒータブロック102と、
このヒータブロック102上に載置されるステージブロ
ック103とから構成されている。ステージブロック1
03とヒータブロック102とは、ねじ104による締
結により結合されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成によれば、段取りのたびにねじの締め付けを解除
し、新規のステージに取り替え、再度ねじ締めを行うと
いう作業が生じる。ねじ締めを行うときには軸力を管理
する必要もあり、品種が多い場合には無視できない労力
を要する。また、一転に応力が集中することからステー
ジが歪む場合があり、変形しやすい部材を載置する場合
などには、この微小な歪みによってボンディング精度が
低下するなどの問題があった。本発明は上記した課題を
解決するために、段取りが容易で高精度なボンディング
の実施を可能とするステージを提供することを主たる目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明は、被支持部材に当接して支持する面を有
し前記面にて支持された被支持部材を吸着するための吸
着口を有するステージが脱着可能に設けられているステ
ージ機構であって、このステージを吸着固定可能に設け
られていることを特徴とするステージ装置を提供する。
また本発明は、被保持部材を吸着保持する部材吸着口を
有するステージブロックと、前記部材吸着口と連通し前
記部材吸着口に吸着力を付与するための吸引口および前
記ステージブロックを吸着保持するステージ吸着口が設
けられたステージブロック固定部とを具備することを特
徴とするステージ装置を提供する。また本発明は、上記
いずれかのステージ機構と、前記ステージ機構にて保持
された前記被接合部材に対して接合部材を当接させるボ
ンディングツールと、前記被接合部材および前記接合部
材をそれぞれ前記加工点に搬送する搬送手段と、を具備
することを特徴とする実装装置を提供する。また本発明
は、所定の被接合部材と所定の接合部材とを接合して複
数の所定の電気部品を構成する接合工程と、前記接合工
程を複数回繰り返したのち、少なくとも前記被接合部材
または前記接合部材のいずれか一方を別種に切り替える
段取り工程と、を有する電気部品の製造方法において、
前記段取り工程は、前記被接合部材を吸着保持するステ
ージを交換する工程を含み、前記ステージの交換におい
ては、吸引装置による前記ステージを固定するための吸
着作用を解除させた後に行うことを特徴とする電気部品
の製造方法を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】ステージ機構は、回路基板装置,
半導体装置,SAWデバイスなど、種々の部品から構成
されている電気部品を製造する際に、複数の部品を一体
化する工程において、組み合わせられる一方の部材を支
持するために用いられる機構であり、このような使われ
方をする装置であれば須らく用いられる機構である。た
とえば、半導体装置の製造工程においては、インターポ
ーザ基板にベアチップをフリップチップ接続する際にイ
ンターポーザ基板の背面を支持する場面で用いられる。
本実施の形態においては、半導体装置に対してエラスト
マを貼着するボンディング装置であるフィルム貼付装置
を例として、図面を参照しながら説明する。フィルム貼
付装置は、フィルムを搬送し台紙を回収するフィルム搬
送系と、搬送されてきたフィルムを被接合部材表面に貼
り付けるフィルム貼付系との2系統で構成される。一般
的には、フィルム貼付系の加工点に被接合部材を搬送す
るとともに、フィルムが貼り付けられた被接合部材を搬
出する被接合部材搬送系を備える。図1に、フィルム貼
付装置のフィルム搬送系とフィルム貼付系との関係を表
す模式図を示す。
【0006】フィルム搬送系は、フィルム1と台紙2と
が互いに組み合わされて構成されるひとつづきの長大な
テープ3が巻き取られている繰出しリール4と、フィル
ム貼付系の加工点上をテープ3が通過可能なようにガイ
ドするガイドローラ5,6,7,8と、テープ3の台紙
2のみを巻き取る巻取りリール9と、を具備している。
なお、テープ3は、表面に剥離剤が塗布されているひと
つづきの台紙2に対して両面に粘着性を有するひとつづ
きのフィルム1が貼り合わされて構成されている。ガイ
ドローラ6,7は相対位置が固定されたままで加工点側
に進退駆動可能に設けられている剥離機構10を構成し
ている。この進退駆動により、台紙2をフィルム1から
剥離する。このため、ガイドローラ7は、テープ3の搬
送方向から見たとき、テープ3が台紙2側に屈曲した軌
跡を取るようガイドするように配置されている。
【0007】フィルム貼付系は、ガイドローラ5とガイ
ドローラ6との間に配置されている。テープ3の搬送方
向手前側には、搬送されてきたテープ3のフィルム1に
切込みを入れるためのカッター11と受け板12とが、
テープ3を挟むように対向配置されている。テープ3は
受け板12上を滑走するよう送られている。カッター1
1は、テープ3に対して接離する方向に進退可能に設け
られている。カッター11のテープ搬送方向順方向に
は、フィルム1が貼着される対象物となる被接合部材1
3が被接合部材搬送系50により搬入されて載置される
基板ステージ部14が設けられている。この基板ステー
ジ部14の被接合部材が支持される面は、搬送されるテ
ープ3のフィルム1と対面配置されている。基板ステー
ジ部14は上下駆動機構15上に設置される上下駆動機
構15はテープ3に対して接離する方向に基板ステージ
部14を上下駆動する。基板ステージ部14に対して接
離方向に駆動可能に設けられるボンディングヘッド16
は、テープ3を挟むように基板ステージ部14と対面配
置される。ボンディングヘッド16の先端にはボンディ
ングツール17が取り付けられている。ボンディングツ
ール17は台紙2を介してフィルム1を被接合部材13
に対して押圧する。ボンディングツール17は、SUS
などの金属を材料として構成されており、台紙2に当接
する部分は平面に加工されている。この平面部分は、凸
部の突端に形成されており、その形状・面積は、被接合
部材の表面に形成される凸部分と同じ程度に設定され
る。
【0008】図2に、基板ステージ部14の詳細な構成
を表す透視図を示す。基板ステージ部14は、最下層の
断熱ブロック21と、この断熱ブロック21上に設けら
れるヒータブロック22と、このヒータブロック22上
に設けられるステージブロック23とを具備している。
断熱ブロック21はセラミックスから構成されており、
ヒータブロック22にて発する熱を上下駆動機構15に
伝熱させないよう設けられている。ヒータブロック22
はSUSで構成されており、電熱線が巻回されて構成さ
れるコンスタントヒータ24および熱電対25が内蔵さ
れている。熱電対25からの信号を用いて、図示せぬサ
ーモスタットによりコンスタントヒータ24への電流を
制御している。これによって、ステージブロック23の
温度を所定温度に維持している。この温度は、被接合部
材13に対して貼着されるフィルム1の粘性を高め、被
接合部材13への転写性を高めることが出来る温度に設
定されている。ヒータブロック22のテープ3に対向す
る面には、この面に載置されるステージブロック23と
嵌合する位置決めピン26が複数本(本実施形態では2
本)設けられている。また、ステージブロック23を吸
着保持するためのステージ吸着溝27と、ステージブロ
ック23の吸着口と連通する被接合部材13を吸着保持
するための連通吸着口が設けられている。ステージ吸着
溝27は、連通吸着口を囲むように設けられている。
【0009】ステージブロック23はSUSで構成され
ており、テープ3に対向する面にはブロックから突出し
てステージ部Sが設けられる。ステージ部Sの中央部分
には、ヒータブロック22の連通吸着口と連通接続され
る基板吸着口28が設けられる。ヒータブロック22に
対向する面には、位置決めピン26が嵌合する穴部が設
けられている。また、ステージ吸着溝27と対向する面
は平面に形成されている。また、基板吸着口28から連
通する開口部が連通吸着口と連通するように設けられて
いる。ヒータブロック22の側面には、ステージ吸着口
27に連通する開口と基板吸着口28に連通する開口の
2系統の開口が設けられており、このそれぞれについ
て、電磁弁で吸引状態が制御される吸引装置29,2
9’が接続されている。制御装置30は、吸引装置2
9,29’による吸引動作を任意かつ独立に遮断するた
めに設けられるもので、吸引装置29,29’のそれぞ
れが連通接続される吸着口における吸着動作を独立に制
御可能とする。
【0010】図3に、本実施形態における被接合部材と
なる半導体装置であるTCP40(Tape Carrier Pack
age)を示す。このTCP40は、フレキシブル基板41
上の配線に対してフリップチップボンディングされた半
導体チップ42を備えている。フレキシブル基板41と
半導体チップ42との間には非導電性樹脂ペースト(N
CP)が充填されているとともに、互いの端子間はボー
ルバンプで電気的に接続されている。NCPの収縮力に
より、ボールバンプに互いの端子が押圧されている状態
となっている。フレキシブル基板41には、半導体チッ
プ42を取り囲むように複数個のスルーホール43が設
けられている。このスルーホール43は両面にランドが
形成されているとともに内部に導電性金属が充填されて
いて、ランド上に導電性金属によるバンプが形成された
形となっている。また、フレキシブル基板41の長手方
向両端辺には、位置決め用の切り欠きが設けられてい
る。
【0011】図4に、TCP40と被接合部材搬送系5
0との関係を表す要部模式図を示す。図示しないが、通
い箱に収められたTCPをピックアップツールによって
吸着保持し被接合部材搬送系50の先端部に載置する機
構が別に設けられている。被接合部材搬送系50は、回
動中心を有しており、その両端部においてTCP40が
載置可能であるように構成されている。一方の端部がフ
ィルム貼付装置の加工点上に配置されるとき、他方の端
部は、ピックアップツールによるTCPの排出および供
給を待ち受ける状態となっている。TCP40が載置さ
れる両先端部には、ステージブロック23のステージ部
Sが挿通可能な大きさを有する開口部51が設けられて
おり、TCP40は、この開口部51を覆うようにして
載置されている。開口部51の両端部には、位置決めピ
ン52が立設されており、この位置決めピン52が、T
CP40の外縁に設けられた切り欠きと嵌合することに
より、TCP40が保持される。このような構成によ
り、被接合部材搬送系の回動方向へのTCPの脱落を防
止できるとともに、ステージブロック23による下方か
らの押し上げに関しては拘束しないから、被接合部材の
不用意な変形を防止でき、所定の位置にフィルム1が貼
着され易いようになっている。
【0012】さて、上記した構成のフィルム貼付装置に
より、フィルム1は半導体チップ42よりもひとまわり
大きめに成形されるとともに、被接合部材が有する半導
体チップ42の背面に対して貼着される。この工程につ
いて、以下に詳述する。まず、テープ3を半導体チップ
42よりもわずかに長い分だけ搬送するとともに、カッ
ター11をテープ3に対して台紙2をハーフカットする
程度に切り込ませてフィルム1をフルカットする。この
際台紙2を切断しないように、カッター11の進退を制
御する。テープ3は受け板12により支持されているの
で、テープ3が撓むことはない。なお、テープ3の送り
量は、貼り付けたいフィルムの大きさにより適宜変更可
能である。次に、このフルカットされたフィルム1をス
テージ部Sの直上に来るように搬送する。一方、被接合
部材搬送系により、TCP40は、フィルム1とステー
ジ部Sとの間隙に搬送される。TCP40がステージ部
S上に配置されたら、上下駆動機構15によって基板ス
テージ14をテープ3方向に押し上げ、ステージ部Sが
TCP40に当接させる。当接したら吸引装置29を駆
動し、基板吸着口28によってTCP40を吸着保持す
る。このときステージ部Sはコンスタントヒータ24の
作用によって常に100℃前後となるように加熱されて
いる。
【0013】ステージ部SによってTCP40を支持し
た状態で、ボンディングヘッド16をテープ3に近接す
る方向に駆動させる。ボンディングツール17の凸部が
台紙2を押し下げるとともに、フィルム1がTCP40
上に設けられている半導体チップ42の背面に当接し押
圧される。半導体チップ42はステージ部Sの熱を受け
て加熱されており、熱硬化性樹脂で構成されているフィ
ルム1の粘性が増して、フィルム1は、半導体チップ4
2に貼着する。
【0014】その後、ボンディングツール17が台紙2
から離間するようボンディングヘッド16を駆動し退避
させる。この際、フィルム1と台紙2とは、未剥離状態
である場合がほとんどである。そこで、ボンディングツ
ール17が加工点から退避した後、剥離機構10を加工
点方向に駆動する。剥離機構10に設けられたガイドロ
ーラ6が半導体チップ42を通過する程度に駆動する
と、ガイドローラ6とガイドローラ7との相対位置の関
係から、台紙2が基板ステージ14から遠ざかる方向に
搬送されるように搬送系が構成されるため、台紙2から
フィルム1が剥離する。台紙2がフィルム1から剥離し
たら、剥離機構10を加工点から退避させて元の位置に
戻す。
【0015】その上下駆動機構15を駆動することによ
り基板ステージ14を下降させ、TCP40からステー
ジ部Sを離間させる。支持が解除されたTCP40は被
接合部材搬送手段に支持されるから、被接合部材搬送手
段を駆動して、加工点からTCP40を排除する。以上
の動作を繰り返すことによって、TCP40に対するフ
ィルム1の貼付工程を実施することが出来る。なお、貼
着動作中は、吸引装置29’によるステージブロックの
吸引は、休むことなく続けられている。
【0016】次に、ステージブロックの交換について説
明する。ステージ部Sの被接合部材に当接する面は、被
接合部材の性状によって適宜変更しなければならない。
図3に示されたTCP40の場合、多少の位置ずれが生
じても半導体チップ42を十分に支持可能な大きさであ
るとともに、スルーホール43に当接しない程度の大き
さであることが求められる。TCP40の仕様は、製品
の種類に応じて種々に変化するので、これにあわせてス
テージブロック23を交換する必要がある。
【0017】ステージブロックの交換について以下に説
明する。まず、制御装置30からの指示により、吸引装
置29,29’の運転を停止して吸着作用を解除する。
その後ステージブロック23を他のブロックと交換す
る。この際、ステージブロック23には位置決め用の穴
部が設けられているので、この穴部をヒータブロックの
位置決めピンに嵌合させるようにして配置する。これに
よりステージブロック23とヒータブロック22との相
対位置が位置出しされる。ステージブロック23の配置
が完了したら、吸引装置29’の運転を再開して吸引動
作を開始する。これによりヒータステージ22表面に設
けられたステージ吸着溝27において吸着作用が発生
し、ステージブロック23とヒータブロック22とは、
相対的位置が強固に固定される。ステージブロック23
を固定する吸引力を発生させている吸引装置29’は、
フィルム貼付装置が稼動している限り、運転を継続す
る。一方、被接合部材を吸着するための吸引装置29
は、被接合部材がステージ部S上に当接するときのみ動
作する。
【0018】このように、基板ステージに独立に吸着動
作が制御可能な2系統の吸着機構を設け、一方の吸着機
構でステージ部を吸着保持し、他方の吸着機構で被接合
部材を吸着保持するようにしたので、簡便な構成で迅速
な段取り工程を実現可能としている。また、吸着力をヒ
ータステージ表面に2次元的な広がりを有する凹部(本
実施形態においては溝)によって発生させているため、
固定に係る応力を特定の一点に集中させることを回避す
ることが出来るようになるため、平面度の高い支持部を
提供することが出来るようになり、被接合部材を形状精
度よく支持することを可能にしている。また、部品を吸
着する吸引力を発生させるために接続される吸引装置の
接続をヒータブロック経由とし、ステージブロックと吸
引装置を直接には接続していない構成とすることによ
り、ステージ交換における吸引装置の脱着工程を省くこ
とが出来ている。このように、本実施形態のステージ機
構を用いた実装装置においては、品質の良好な部品を製
造できる製造工程を提供可能とするとともに、段取り時
間を大幅に短縮することを可能とした。なお、上記実施
形態においては、ステージブロックを吸着保持するステ
ージブロック固定部として、ステージブロックをヒータ
ブロックで固定する構成について示しているが、加熱を
要しないステージ機構の場合は、ヒータブロックや断熱
ブロックに代えて、固定のための単機能のブロックを用
いても良い。この場合、必要に応じてヒータや熱電対な
どの機能要素を脱着可能なように加工されたブロックが
用いられていても良い。
【0019】また、上記実施形態においては、吸引装置
を2台使用しているが、部材吸着口に連通する経路に電
磁弁などを配置しステージ吸着口に対しては直接連通す
る構成とすることなどによって、1台の吸引装置で機能
させることも可能である。
【0020】
【発明の効果】 本発明を用いることにより、迅速な段
取り作業を、製品の品質を損なうことなく実現すること
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のフィルム貼付装置を示す
模式図。
【図2】 本発明の実施形態の基板ステージ機構を示す
模式図。
【図3】 被接合部材であるTCPを示す模式図。
【図4】 被接合部材搬送系の一部を示す模式図。
【図5】 従来のステージ機構を示す模式図。
【符号の説明】
1…フィルム、2…台紙、3…テープ、4…繰出しリー
ル、5,6,7,8…ガイドローラ、9…巻取りリー
ル、10…剥離機構、11…カッター、12…受け板、
13…非接合部材、14…基板ステージ、15…上下駆
動機構、16…ボンディングヘッド、17…ボンディン
グツール、21…断熱ブロック、22…ヒータブロッ
ク、23…ステージブロック、24…コンスタントヒー
タ、25…熱電対、26…位置決めピン、27…ステー
ジ吸着溝、28…基板吸引口、29,29’…吸引装
置、30…制御装置、40…TCP、41…フレキシブ
ル基板、42…半導体チップ、43…スルーホール、1
01…断熱ブロック、102…ヒータブロック、103
…ステージブロック、104…ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA02 AA12 AA15 AA31 CC03 CC05 DD17 DD33 DD35 EE02 EE05 EE18 EE22 EE24 EE34 EE50 FF12 FF14 5F044 PP02 PP04 PP12 5F047 FA01 FA08 FA21 FA54

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被支持部材に当接して支持する面を有し前
    記面にて支持された被支持部材を吸着するための吸着口
    を有するステージが脱着可能に設けられているステージ
    機構であって、 このステージを吸着固定可能に設けられていることを特
    徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】被保持部材を吸着保持する部材吸着口を有
    するステージブロックと、前記部材吸着口と連通し前記
    部材吸着口に吸着力を付与するための吸引口および前記
    ステージブロックを吸着保持するステージ吸着口が設け
    られたステージブロック固定部とを具備することを特徴
    とするステージ装置。
  3. 【請求項3】加工点にて被接合部材を保持する請求項1
    または2に記載のステージ機構と、 前記ステージ機構にて保持された前記被接合部材に対し
    て接合部材を当接させるボンディングツールと、 前記被接合部材および前記接合部材をそれぞれ前記加工
    点に搬送する搬送手段と、を具備することを特徴とする
    実装装置。
  4. 【請求項4】所定の被接合部材と所定の接合部材とを接
    合して複数の所定の電気部品を構成する接合工程と、 前記接合工程を複数回繰り返したのち、少なくとも前記
    被接合部材または前記接合部材のいずれか一方を別種に
    切り替える段取り工程と、を有する電気部品の製造方法
    において、 前記段取り工程は、前記被接合部材を吸着保持するステ
    ージを交換する工程を含み、前記ステージの交換におい
    ては、吸引装置による前記ステージを固定するための吸
    着作用を解除させた後に行うことを特徴とする電気部品
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008192728A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 異方性導電膜切断装置及び方法、並びに異方性導電膜貼付装置
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