JP2003076905A - 施設予約システム - Google Patents

施設予約システム

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JP2003076905A
JP2003076905A JP2001269460A JP2001269460A JP2003076905A JP 2003076905 A JP2003076905 A JP 2003076905A JP 2001269460 A JP2001269460 A JP 2001269460A JP 2001269460 A JP2001269460 A JP 2001269460A JP 2003076905 A JP2003076905 A JP 2003076905A
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JP2001269460A
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Hidetada Kosuge
秀忠 小菅
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公共施設等の予約において、施設の利用希望
者が他の者との共同利用を望む場合に、共同利用者の募
集にかかる手間を省くとともに、より適切に共同利用者
を見つけることのできる施設予約システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る施設予約システム2は、予
約装置22に、施設の予約の抽選を行う施設抽選処理部
222と、共同利用者を決定する共同利用判定処理部2
23及び共同利用者抽選処理部224とを備えることに
より、施設の予約処理と、共同利用者の決定処理とを連
動させたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の人(又はグ
ループ)が、利用予約の可能な施設を共同で利用する場
合における施設予約に関するもので、特に、予約申込に
基づく利用者の決定と共同利用者の決定とを関連付けた
施設予約システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】公共施設等、その利用に予約の必要な施
設においては、事前にされた予約申込の中から、先着順
又は抽選により利用者を決定し、その利用者に対し希望
日による利用を許可している。このような施設の利用と
して、例えば、野球場において、他チームとの対戦試合
を希望する場合のように、利用者が他人(グループ)と
共同で利用する場合には、前述のような施設利用の予約
申込とは別に、対戦相手(共同利用者)の募集を行うこ
とが必要となっていた。
【0003】この場合に、対戦相手(施設の共同利用
者)を募集する方法として、従来、インターネットを利
用し、ホームページ上の掲示板等に、利用目的、共同利
用希望の意思、利用施設(場所),利用日時を掲載し
て、共同利用者を募集する方法が提案されている。具体
的には、例えば、ホームページ上のスケジュール表に施
設を取得している日時、場所、連絡先を書込み、それを
見た対戦希望者からの連絡を待ち、試合相手を探してい
る利用者は、連絡のあった対戦希望者の中から試合相手
を決定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、施設の利用予約と、対戦相手等の共同利用者の募集
とは、無関係に行われていたため、下記のような問題点
があった。例えば、従来の方法により、先に共同利用者
を見つけてから、双方の条件に合う施設,日時について
予約申込を行うことも考えられるが、その場合には抽選
に外れること等により、施設の予約ができないこともあ
り、共同利用者の募集が無駄となる可能性がある。この
ため、通常は、先に施設の利用申込をして、予約が成立
してから共同利用者の募集をすることとなるが、共同利
用を希望する相手の活動拠点が離れているため予約をし
た施設では共同利用ができない場合や、相手の希望日時
と予約をした日時とが合わない場合があり、施設の予約
が無駄となってしまう可能性があった。
【0005】この場合、同一施設,同一日時で予約申込
をした者の中に共同利用を希望する者がいる可能性もあ
るが、従来の施設予約システムでは、予約申込をした者
同士の共同利用を考慮していないため、抽選に当たった
者が、抽選に外れた者の中から共同利用者を見つける方
法がなかった。
【0006】一方、施設側にとっては、予約の抽選に当
たった者が、共同利用者が見つからないために、利用日
直前にキャンセルする場合もあり、施設が効率的に活用
されないという問題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためのもの
で、施設の利用希望者が他の者との共同利用を望む場合
に、共同利用者の募集にかかる手間を省くとともに、よ
り適切に共同利用者を見つけることのできる施設予約シ
ステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の施設予約システ
ムは、施設の利用に関する予約申込の受付を行う手段
と、前記予約申込の中から利用者の決定を行う手段とを
備えた施設予約システムであって、前記予約申込の中の
共同利用者希望有無及び共同利用者に対する希望条件を
含む共同利用者情報を参照する共同利用者情報参照手段
と、前記共同利用者情報に応じた共同利用者を前記予約
申込の中から決定する共同利用者決定手段とを備えたも
のである。
【0009】また、前記共同利用者情報参照手段は、前
記利用者の決定の後処理として、決定された利用者の予
約申込の中の共同利用者情報を参照し、前記共同利用者
決定手段は、参照された共同利用者情報に応じた共同利
用者を他の予約申込の中から決定するものである。ま
た、前記共同利用者情報参照手段は、複数の予約申込の
共同利用者情報を参照し、前記共同利用者決定手段は、
参照された共同利用者情報に含まれる前記希望条件に基
づいて複数の予約申込を対比し、予め定められた規則に
従って共同利用者となる予約申込の組合せを決定し、当
該予約申込の組合せを共同利用者として決定するもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る予約処理方法
の実施の形態について、図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の一実施の形態に係る施
設予約システムの概略構成を示すブロック図である。こ
の図において、1は予約対象となる施設の利用希望者で
あり、2は施設に設けられた施設予約システムである。
この施設予約システム2は、利用希望者1から葉書、電
話、インターネットにより送られた予約申込を処理し、
当選者及びその相手方としての共同利用者に対して当選
通知を送るものであり、各施設及び利用希望者等の情報
が格納されるデータベース21と、該データベース21
に接続され、データベース21内の情報に基づき予約処
理を行う予約装置22とから構成される。
【0011】データベース21は、利用者テーブル21
1,施設情報テーブル212,申込情報テーブル21
3,予約状況テーブル214,当選者テーブル215と
を備えている。また、予約装置22は、予約申込受付処
理部221,施設抽選処理部222,共同利用判定処理
部223,共同利用者抽選処理部224,施設当選通知
処理部225を備えている。本発明に係る施設予約シス
テム2は、予約装置22に、共同利用判定処理部223
及び共同利用者抽選処理部224を備えることにより、
施設の予約処理と、共同利用者を決定する処理とを連動
させたものである。
【0012】利用者テーブル211は、本システムによ
り予約可能な施設の利用を希望する者の情報を格納する
ものであり、図2に示すように、利用者ID2111,
代表者名2112,郵便番号2113,代表者住所21
14,電話番号2115の各データ項目を備えている。
また、施設情報テーブル212は、本システムにより予
約可能な施設の情報を格納するものであり、図3に示す
ように、施設コード2121,施設名2122,所在地
2123の各データ項目を備えている。
【0013】また、申込情報テーブル213は、利用希
望者1からの予約申込を受けた内容を格納するものであ
り、図4に示すように、利用者ID2131,利用施設
コード2132,利用日時2133,共同利用希望21
34,利用目的2135,抽選結果2136の各データ
項目を備えている。ここで、共同利用希望2134と
は、予約申込をした利用希望者1が、他の者との共同利
用を希望するか否かを示すものであり、希望する場合は
「1」、希望しない場合は「0」で示される。また、抽
選結果は、後述する共同利用者の抽選において、当選者
と落選者とを区別するためのものである。
【0014】また、予約状況テーブル214は、各施設
の各利用日時毎における予約の有無の情報を格納したも
のであり、図5に示すように、施設コード2141,利
用日2142,開始時間2143,終了時間2144,
予約状況2145の各データ項目を備えている。また、
当選者テーブル215は、抽選の結果、当選者又は共同
利用者となった者及び予約施設等の情報を格納したもの
であり、図6に示すように、利用者ID2151,代表
者名2152,郵便番号2153,代表者住所215
4,電話番号2155,施設コード2156,施設名2
157,利用日時2158,抽選結果2159の各デー
タ項目を備えている。ここで、抽選結果2159は、通
常の抽選により当選した者か、共同利用者として当選し
た者かを区別するものである。
【0015】また、予約申込受付処理部221は、利用
希望者1からの予約申込を受け付け、申込情報テーブル
213に各情報を書き込む処理を行うものである。ま
た、施設利用者抽選処理部222は、申込情報テーブル
213に格納された申込の内、利用施設及び利用日時毎
に分けられた各グループについて抽選処理を行うもので
ある。また、共同利用判定処理部223は施設抽選処理
部222により選ばれた利用者の利用申込から、共同利
用の希望の有無、及び、その利用者の希望する共同利用
者の条件を含む共同利用者情報を参照し、前記条件の一
致等を判定するものである。また、共同利用者抽選処理
部224は、共同利用判定処理により選ばれた利用者の
中から共同利用者の抽選を行うものである。また、施設
当選通知処理部225は、施設利用者抽選処理及び共同
利用者抽選処理により当選した利用者等に対し、当選を
通知するための処理を行うものである。
【0016】以下、本実施の形態に係る施設予約システ
ムの処理の詳細を図7〜図11に基づいて説明する。図
7は、本実施の形態に係る施設予約システム2による予
約処理を示すフローチャートである。本実施の形態で
は、まず、利用希望者1から葉書、電話、インターネッ
ト等により予約申込を受付けると、予約装置22の予約
申込受付処理部221は、予約申込の内容を申込情報テ
ーブル213内に格納する。この予約申込としてインタ
ーネットを利用する場合には、例えば図8に示すよう
に、施設コード,利用日,利用時間,共同利用希望の有
無,利用目的の各入力欄801〜805を備えた予約申
込フォームを利用し、各入力欄801〜805に所定事
項を入力して、前記施設予約システムに送信する。ここ
で、利用目的の入力欄805は、利用を希望する施設が
複数の目的に利用可能な場合(例えば、野球場であれ
ば、野球の他、ソフトボールにも利用可能等)に、その
利用目的(種目)を入力するものであり、共同利用者を
決定する場合に必要となるものである。なお、葉書、電
話により予約申込がされた場合は、所定データをオペレ
ータにより入力させた後に、予約申込受付処理部221
が処理を行う。そして、抽選日か否かを判定し、抽選日
になった時に(ステップS702)、申込情報テーブル
213から未処理レコードを抽出する(ステップS70
3)。この際、利用施設及び利用日時により分けられた
グループ毎にレコードの抽出を行う。
【0017】これにより抽出されたレコードについて、
施設抽選処理部222は、各グループ毎に抽選して当選
者を決定し、申込情報テーブル213の抽選結果213
5に「当選」又は「落選」を登録する。また、利用者テ
ーブル211,施設情報テーブル212,申込情報テー
ブル213の各データに基づき、当選者テーブル215
の各データ項目2151〜2158を登録し、抽選結果
2159に「当選」を登録する(ステップS704)。
なお、該当するレコードが一つ(予約申込が1名)の場
合には、そのレコードを当選者と決定して処理を行う。
【0018】次に、この当選者について、申込情報テー
ブル213に基づき、共同利用判定処理部223及び共
同利用者抽選処理部224が、後述する共同利用判定処
理を行う(ステップS705)。この共同利用判定処理
により、当選者及び必要な共同利用者が決定すると、当
選者テーブル215に基づき、施設当選通知処理部22
5が、当選者及び共同利用者について、後述する当選通
知作成処理を行い(ステップS706)、各当選者又は
各共同利用者に対する当選通知の送付等が行われる。こ
の当選通知としては、例えば、図9に示すように、当選
者情報901,区分902,利用施設名903,利用日
時904,共同利用者905の各項目が記載された当選
通知書兼施設利用許可書が用いられる。なお、区分90
2は、通常の当選か共同利用者としての当選かを示すも
のである。このような抽選処理及び当選通知処理を、未
処理レコードが無くなるまで繰り返し(ステップS70
7)、全てのグループに対して、予約処理を行う。
【0019】図10は、この予約処理において、共同利
用判定処理部223及び共同利用者抽選処理部224が
行う共同利用判定処理(図7のステップS705)の詳
細を示すフローチャートである。まず、抽選処理により
当選者が決定したときに、共同利用判定処理部223
が、その当選者の利用者IDに基づき申込情報テーブル
213を読込み(ステップS1001)、共同利用希望
の有無を確認する。この結果、共同利用の希望有りの場
合には(ステップS1002)、申込情報テーブル21
3の中から、当選者と同一グループにおいて、抽選結果
が「落選」であり、かつ、共同利用希望が「1(有
り)」のレコードを抽出する(S1003)。なお、対
象となる施設が複数の目的に利用可能な場合には、当選
者の利用目的と一致するレコードのみが対象となる。
【0020】この結果、該当するレコードがある場合に
は(ステップS1004)、共同利用者抽選処理部22
4が抽選して共同利用者を決定する。そして、利用者テ
ーブル211,施設情報テーブル212,申込情報テー
ブル213の各データに基づき、当選者テーブル215
の各データ項目2151〜2158を登録し、抽選結果
2159に「共同利用」を登録する(ステップS100
5)。なお、該当するレコードが一つの場合には、その
レコードを共同利用者と決定して処理を行う。一方、当
選者が共同利用を希望していない場合(ステップS10
02)、または、落選者に共同利用を希望する者がいな
い場合(ステップS1004)には、共同利用者無しと
する。その後、図11に示す当選通知作成処理(図7の
ステップS706)を行う。
【0021】図11は、前記予約処理において、施設当
選通知処理部225が行う当選通知作成処理(図7のス
テップS706)の詳細を示すフローチャートである。
まず、当選者テーブルの利用者IDに基づき、抽選結果
が当選か共同利用のレコードを抽出する(ステップS1
101)。この結果、該当するレコードがある場合には
(ステップS1102)、利用者IDをキーとして、利
用者テーブル211の各データに基づき、当選通知書
(兼施設利用許可書)の送付住所、代表者名を設定する
(ステップS1103)。
【0022】次に、当選者テーブル215から、同一施
設,同一利用時間の他のレコードを抽出する(ステップ
S1104)。この結果、該当するレコードが有る場合
には(ステップS1105)、ステップS1101で抽
出されたレコードの抽選結果が「当選」か否かを判定し
(ステップS1106)、「当選」であれば、当選通知
書を当選者用に設定する。具体的には、区分902を
「当選」とし、共同利用者905にステップS1104
で抽出されたレコードに基づき、共同利用者の代表者
名,電話番号を設定する。また、利用施設名903,利
用日時904を設定する。
【0023】一方、ステップS1105で該当レコード
が無い場合にも、当選通知書を当選者用に設定するが、
この場合、共同利用者905は「無し」となる(ステッ
プS1108)。また、ステップS1106で、抽選結
果が「共同利用」の場合には、当選通知書を共同利用者
用に設定する(ステップS1109)。具体的には、区
分902を「共同利用」とし、共同利用者905にステ
ップS1104で抽出されたレコードに基づき、当選者
の代表者名,電話番号を設定する。
【0024】以上の設定をした後、同一グループの未処
理レコードが有るか否かを判定し(ステップS111
0)、未処理レコードがある場合には、当該レコードの
処理を行う(ステップS1103〜S1109)。一
方、同一グループの未処理レコードが無い場合には、他
のグループの未処理レコードが有るか否かを判定し(ス
テップS1111)、未処理レコードが有る場合には、
当該レコードの処理を行い(ステップS1101〜S1
109)、未処理レコードが無い場合には、当選通知作
成処理を終了する。
【0025】以上のように、本実施の形態では、利用者
の抽選処理と共同利用者の決定処理とを連動させること
としたので、施設予約の当選後に、別途、共同利用者の
募集を行う手間を省くことができる。また、同一施設,
同一日時に予約申込をした者の中から共同利用者を決定
することとしたので、場所,日時に関する条件の不一致
が生じることがなく、一般に募集する場合に比べて、よ
り確実に共同利用者を得ることができる。また、抽選に
落ちた場合であっても、共同利用者となる可能性がある
ため、実質的に施設予約に当選する確率が高くなり、利
用希望者にとって施設を利用し易くなる。また、施設側
にとっては、共同利用者が見つからないことによるキャ
ンセルを減少させることができ、施設の利用率を向上さ
せることができる。
【0026】なお、前記実施の形態では、共同利用判定
処理において、抽選により共同利用者を決定することと
しているが、当選者に共同利用者を選択させることとし
てもよい。この場合には、例えば、落選者の内、共同利
用を希望する者の全部又は抽選により決定した一部を当
選者に通知し、その中で当選者により選択された者を共
同利用者として、それ以降の処理を行うこととすればよ
い。これにより、より当選者の希望に沿った形での共同
利用が可能となる。
【0027】また、落選者に共同利用を希望する者がい
ない場合(ステップS1004)に、共同利用者無しと
して処理を行うことしているが、この場合には、落選者
に対し、当選者が共同利用を希望している旨の通知を行
い、この通知に対して、共同利用希望有りの返答をした
者の中から抽選して共同利用者を決定することとしても
よい。これにより、共同利用者の見つかる可能性がより
高くなる。
【0028】実施の形態2.前記実施の形態1では、全
ての予約申込について先に抽選を行い、当選者が決定し
た後に、共同利用者を決定することとしているが、本発
明は、これに限られるものではなく、先に予約申込の中
から共同利用の組合せを決定し、その中で抽選を行い利
用者を決定することとしてもよい。なお、本実施の形態
における「共同利用者」とは、施設利用者の相手方とし
ての意味ではなく、共同して施設を利用するそれぞれの
者を意味する。この場合において、実施の形態1と同様
に、施設,利用日時(必要な場合は、利用目的)の一致
のみを条件としてもよいが、その他の条件を設定可能と
し、より条件の一致する組合せに対し、施設予約を成立
させることとしてもよい。
【0029】例えば、予約申込の際に利用する予約フォ
ームとして、図8の入力欄801〜805に加え、図1
2に示すように、共同利用条件,必須条件区別,利用者
情報の各入力欄1201〜1203を有する予約申込フ
ォームを用いる。ここで、共同利用条件入力欄1201
は、利用希望者1に共同利用者に望む条件を入力させる
ものであり、利用目的に対応して予め設定された条件か
ら選択させるものとする。また、必須条件区別入力欄1
202は、共同利用条件入力欄1201に入力された事
項が必須条件か否かを区別するものであり、必須条件の
場合には、チェックボックスにチェックを入れさせる。
また、利用者情報入力欄1203は、利用希望者1自身
の情報を入力させるものであり、この入力項目は、共同
利用条件入力欄1201に設定された条件に対応してい
る。なお、この利用者情報については、予め利用者テー
ブル211に格納しておき、予約申込の際の入力を省略
することとしてもよい。
【0030】また、データベース21内に、条件ポイン
トテーブル216を備える。この条件ポイントテーブル
216は、前記予約申込フォームの共同利用条件入力欄
1201と、利用者情報入力欄1203に入力された事
項の対比により、条件の一致する度合をポイント化して
格納したものであり、各組み合わせを識別する識別ID
2161,一方の共同利用者(共同利用者1)の利用者
ID2162,他方の共同利用者(共同利用者2)の利
用者ID2163,条件ポイント合計2164,判定結
果2165の各データ項目を備えている。
【0031】ここで、条件ポイント合計2164は、共
同利用者1と共同利用者2との間で、共同利用条件と利
用者情報を対比し、一致した項目一つにつき1ポイント
とし、その合計を示したものである。従って、共同利用
者1,2の両者で、全ての共同利用条件と利用者情報と
が一致した場合には10ポイントとなる。なお、共同利
用条件入力欄1201の空欄(条件無し)は、一つにつ
き1ポイントとする。また、判定結果2165は、各組
合の条件ポイント合計2164のデータを比較した結
果、一番高いデータを有するものに「当選候補」とし
て、他のレコードと区別するものである。
【0032】以下、本実施の形態に係る施設予約システ
ムの処理の詳細を図14,図15に基づいて説明する。
図14は、本実施の形態に係る施設予約システム2の予
約処理を示すフローチャートである。本実施の形態で
は、実施の形態1の予約処理と同様に抽選日において、
グループ毎にレコードの抽出を行った後(ステップS1
401〜ステップS1403)、抽選処理の前に、共同
利用判定処理部223は、後述する共同利用判定処理を
行う(ステップS1404)。この共同利用判定処理の
結果、「当選候補」とされたレコードを条件ポイントテ
ーブル216から抽出して抽選し、当選者(共同利用者
の組合せ)を決定する。そして、この結果を当選者テー
ブル215及び申込情報テーブル213に登録する(ス
テップS1405)。なお、この場合は、当選した両者
を共に「共同利用」として登録する。
【0033】次に、当選者テーブル215に基づき、施
設当選通知処理部225が、両共同利用者について、実
施の形態1とほぼ同様に当選通知作成処理を行い(ステ
ップS1406)、両共同利用者に対する当選通知の送
付等が行われる。このような抽選処理及び当選通知処理
を、未処理レコードが無くなるまで繰り返し(ステップ
S1407)、全てのグループに対して、予約処理を行
う。
【0034】図15は、この予約処理において、共同利
用判定処理部223及び共同利用者抽選処理部224が
行う共同利用判定処理(図14のステップS1404)
の詳細を示すフローチャートである。まず、利用施設及
び利用日時により分けられたグループについて、さらに
利用目的別にグループ化し、利用目的別グループ毎にレ
コードの抽出を行う(ステップS1501)。これによ
り抽出されたレコードの中から、必須条件の一致する組
合せの有無を確認する(ステップS1502)。
【0035】この結果、必須条件の一致する組合せが有
る場合には(ステップS1503)、各組合せ毎に条件
ポイントの合計を算出し、該算出結果を合計ポイント情
報テーブル216に登録する(ステップS1504)。
必須条件の一致する全ての組合せについて合計ポイント
の算出をした後(ステップS1505)、合計ポイント
情報テーブル216に基づき、合計ポイントの一番高い
組合せを判定し、その組合せについて判定結果に「当選
候補」を登録する。このような合計ポイントの算出処理
及び判定処理を、全ての利用目的別グループに対して行
う(ステップS1506)。その後、前述のように、抽
選処理及び当選通知作成処理を行う(図14のステップ
S1405,ステップS1406)。なお、共同利用者
の決定においては、利用目的別グループ毎に決定された
当選候補の中で、合計ポイントの一番高いものを共同利
用者として決定し、合計ポイントの一番高いものが複数
あった場合のみ抽選処理を行うこととしてもよい。
【0036】以上のように、本実施の形態では、抽選処
理の前に共同利用判定処理を行い、共同利用の成立した
組合せにのみ施設利用許可を与えることとしたので、共
同利用者を確実に得ることができる。また、施設側にと
っても、共同利用者が見つからないことによるキャンセ
ルを無くすことができ、施設の利用率を向上させること
ができる。また、共同利用条件の一致をポイントにより
判定し、合計ポイントの一番高い組合せについて、抽選
処理を行うこととしたので、より条件の一致する適切な
相手と施設の共同利用をすることができる。
【0037】なお、実施の形態1においても、本実施の
形態と同様に、施設,利用日時以外の条件を設定可能と
し、共同利用判定処理(図7のステップS1505,図
10のステップS1005参照)において、当選者との
間で共同利用条件の一致を判定し、より条件の一致する
者(条件ポイントの一番高い組合せとなる者)を共同利
用者として決定することとしてもよい。
【0038】なお、上記各実施の形態では、公共施設を
利用するような場合を前提に説明しているが、利用予約
の可能な施設であれば、飲食店等、種々の施設について
本システムを用いることができる。従って、例えば、共
通の趣味を持つ者を集めて飲食店での食事会をするため
に施設予約を行うような場合にも利用することができ
る。また、本発明における施設は、一定の場所の意味に
限定されるものではなく、予約の対象となるもので、共
同で利用可能であれば、卓球台等の器具(設備)のよう
なものも含まれる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、抽選処理と共同利用者を決定する処理とを連動させ
ることとしたので、別途共同利用者を募集する手間を省
くことができ、より容易に共同利用者を得ることができ
る。また、共同利用者として施設予約が成立する場合が
あるため、実質的に施設予約に当選する確立が高くな
る。また、施設側にとっては、共同利用者が見つからな
いことによるキャンセルを減少させることができ、施設
の利用率を向上させることができる。また、共同利用者
に対する希望条件に基づき、共同利用者の組合せを決定
することとしたので、より条件の合う共同利用者を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る施設施設予約シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 利用者テーブルの一例を示す図である。
【図3】 施設情報テーブルの一例を示す図である。
【図4】 申込情報テーブルの一例を示す図である。
【図5】 予約状況テーブルの一例を示す図である。
【図6】 当選者テーブルの一例を示す図である。
【図7】 本発明の一実施の形態に係る予約処理を示す
フローチャートである。
【図8】 予約申込に使用する入力フォームの一例を示
す図である。
【図9】 当選通知書の一例を示す図である。
【図10】 本発明の一実施の形態に係る予約処理にお
いて行われる共同利用者判定処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図11】 本発明の一実施の形態に係る予約処理にお
いて行われる当選通知作成処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図12】 予約申込に使用する入力フォームの一例を
示す図である。
【図13】 条件ポイントテーブルの一例を示す図であ
る。
【図14】 本発明の他の実施の形態に係る予約処理を
示すフローチャートである。
【図15】 本発明の他の実施の形態に係る予約処理に
おいて行われる共同利用者判定処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2…施設予約システム、21…データベース、22…予
約装置、211…利用者テーブル、212…施設情報テ
ーブル、213…申込情報テーブル、214…予約状況
テーブル、215…当選者テーブル、216…条件ポイ
ントテーブル、221…予約申込受付処理部、222…
施設抽選処理部、223…共同利用判定処理部、224
…共同利用者抽選処理部、225…施設当選通知処理
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設の利用に関する予約申込の受付を行
    う手段と、前記予約申込の中から利用者の決定を行う手
    段とを備えた施設予約システムであって、 前記予約申込の中の共同利用者希望有無及び共同利用者
    に対する希望条件を含む共同利用者情報を参照する共同
    利用者情報参照手段と、 前記共同利用者情報に応じた共同利用者を前記予約申込
    の中から決定する共同利用者決定手段とを備えたことを
    特徴とする施設予約システム。
  2. 【請求項2】 前記共同利用者情報参照手段は、前記利
    用者の決定の後処理として、決定された利用者の予約申
    込の中の共同利用者情報を参照し、 前記共同利用者決定手段は、参照された共同利用者情報
    に応じた共同利用者を他の予約申込の中から決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の施設予約システム。
  3. 【請求項3】 前記共同利用者情報参照手段は、複数の
    予約申込の共同利用者情報を参照し、 前記共同利用者決定手段は、参照された共同利用者情報
    に含まれる前記希望条件に基づいて複数の予約申込を対
    比し、予め定められた規則に従って共同利用者となる予
    約申込の組合せを決定し、当該予約申込の組合せを共同
    利用者として決定することを特徴とする請求項1に記載
    の施設予約システム。
JP2001269460A 2001-09-05 2001-09-05 施設予約システム Pending JP2003076905A (ja)

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