JP2003076660A - サーバ及びクライアント・サーバシステム - Google Patents

サーバ及びクライアント・サーバシステム

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JP2003076660A
JP2003076660A JP2001267780A JP2001267780A JP2003076660A JP 2003076660 A JP2003076660 A JP 2003076660A JP 2001267780 A JP2001267780 A JP 2001267780A JP 2001267780 A JP2001267780 A JP 2001267780A JP 2003076660 A JP2003076660 A JP 2003076660A
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JP2001267780A
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Ryuzo Fujita
龍三 藤田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/04Network management architectures or arrangements
    • H04L41/046Network management architectures or arrangements comprising network management agents or mobile agents therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/50Testing arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントの業務が終了しても、業務を継
続して行い、業務に関わるデータを復元してクライアン
トに提供するサーバ及びクライアント・サーバシステム
を提供する。 【解決手段】 クライアントからの要求に基づいて制御
対象装置に対して制御するサーバにおいて、データベー
スと、クライアントからの要求に関わる制御情報をデー
タベースに保存する制御状態保存部と、データベースに
保存された要求に関わる制御情報に基づいて、制御対象
装置に対して継続して制御する業務継続部と、業務継続
部による制御に対する制御対象装置からの応答データを
制御情報に対応してデータベースに保存する業務データ
保存部と、データベースに保存された要求に関わる制御
情報及び該制御情報に対応する応答データに基づいて、
クライアントへの復元メッセージを作成するデータ復元
部とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントから
の要求に基づく業務を継続して行うサーバ及びクライア
ント・サーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークを構成する伝送装置に
回線切断やノイズによるエラー発生の頻出等の障害が発
生した場合、伝送路(回線)が異常となる。異常が発生
した回線に対して、別ルートでの伝送路確保を行うため
に、伝送装置に対して回線切替制御等の制御業務を実施
する。その後、異常が発生した回線に対して、回線の疎
通確認及び品質確認を行い異常箇所の洗い出し、復旧を
行う。この場合に、ネットワークを構成している伝送装
置に対して試験制御を実施する。試験制御は伝送路の両
端に接続されている伝送装置間で対向して行い、伝送装
置から試験パターンの送出を行い、対向する伝送装置か
らのその折り返しパターンと試験パターンを照合するこ
とにより、回線の疎通確認・品質確認を数分から数ヶ月
単位で測定する。一般的に障害切り分け時は数分単位で
設定、回線の品質状態の確認は数ヶ月単位で設定する。
試験制御は、クライアント、サーバ及び複数の伝送装置
により構成されるクライアント・サーバシステムにより
行われる。
【0003】図19は、従来のクライアント・サーバシ
ステムの構成図である。図19に示すように、クライア
ント・サーバシステムは、クライアント2、サーバ4#
i(i=A,B,…)、伝送装置6#ij(i=A,
B,…,j=1,2,…)から構成される。
【0004】図20は、クライアント及びサーバの機能
ブロック図である。図20に示すように、クライアント
2は、画面表示部10、処理部12及び送受信部14を
有する。サーバ4#iは、送受信部20、接続管理部2
2及び業務部24を有する。画面表示部10は、(1)に
示すように、画面制御により制御に必要なデータを入力
する。クライアント2は画面表示部10の画面制御によ
り入力されたデータを処理部12で内部処理を行い、
(2)に示すように、サーバ4#iに対して送信する。送
受信部20は、クライアント2から送られたきたデータ
を業務部24#iに渡す。業務部24は、(3)に示すよ
うに、クライアント2から送られてきたデータを制御対
象の伝送装置6#ijに対するデータフォーマットに変
換後、制御対象の伝送装置6#ijに送信を行う。
【0005】伝送装置6#ijは、受けたデータに基づ
いて試験制御を行い、(4)に示すように、試験結果をサ
ーバ4#iに送る。サーバ4#i中の業務部24#i
は、伝送装置6#ijから受けたデータのフォーマット
変換を行い、(5)に示すように、送受信部20#iを介
してクライアント2に送る。クライアント2は、サーバ
4#iから受けたデータを処理部12で分解し、(6)に
示すように、制御結果を画面表示する。接続管理部22
は、(7)に示すように、クライアント2とサーバ4#i
間で診断を行っており、クライアント2の画面が終了し
てクライアント2との通信セッションが終了した場合、
サーバ4#i中の業務部24を停止する。また、異常終
了した場合には、サーバ4#i側で診断結果をもとにク
ライアント2の終了を検出し、サーバ4#i側の業務部
24を停止する。以下、上記動作に基づいて疎通試験の
シーケンスの説明をする。
【0006】図21は、従来システムの試験のシーケン
スチャートである。運用者は画面から入力して、試験開
始をクライアント2に指示する。クライアント2は、サ
ーバ4#iを通して、伝送装置6#ijに試験開始を指
示する。伝送装置6#ijは、試験開始の指示を受ける
と、該当伝送路に試験回路を接続して、試験信号の挿入
を実施する。サーバ4#iを通して、その試験結果をク
ライアント2に通知する。クライアント2は、サーバ4
#iから送信された結果を応答結果として画面に表示す
る。運用者は画面に表示された応答結果を見て、試験開
始をクライアント2に指示する。クライアント2は、サ
ーバ4#iを通して、伝送装置6#ijに測定開始を指
示する。
【0007】伝送装置6#ijは、測定開始の指示を受
けると、測定開始して、サーバ4#iを通して、その結
果をクライアント2に通知する。クライアント2は、サ
ーバ4#iから送信された結果を画面に表示する。運用
者は、手動で指示する場合は、測定結果収集をクライア
ント2に指示する。クライアント2は、サーバ4#iを
通して、伝送装置6#ijに測定結果収集を指示する。
伝送装置6#ijは、測定結果収集の指示を受けると、
測定結果収集して、サーバ4#iを通して、その結果を
クライアント2に通知する。クライアント2は、サーバ
4#iから送信された測定結果を画面に表示する。これ
を手動で繰り返して行う。
【0008】自動で測定結果を収集する場合は、クライ
アント2は、サーバ4#iを通して、伝送装置6#ij
に測定結果収集を指示する。伝送装置6#ijは、測定
結果収集の指示を受けると、測定結果収集して、サーバ
4#iを通して、その結果をクライアント2に通知す
る。クライアント2は、サーバ4#iから送信された測
定結果を画面に表示する。これを自動で一定周期で収集
期間内を繰り返して行う。
【0009】試験を終了する場合は、クライアント2か
らサーバ4#iを通して伝送装置6#ijに測定終了、
試験終了を指示する。伝送装置6#ijは、測定終了、
試験終了の指示を受けると、試験回路の解除と試験信号
の挿入を停止する。サーバ4#iを通してクライアント
2に終了結果を通知する。クライアント2は、画面に測
定終了を表示する。
【0010】クライアント・サーバシステムは、クライ
アント2を24時間365日連続運転可能な専用端末を
用い、且つ画面アプリケーションも各システム固有に開
発を行い連続運転可能な形で構成し、1サーバに対して
数台の接続を行っていた。クライアント2〜サーバ4#
i間の通信異常が発生する確率は非常に低く、LAN異
常等の物理的なもの以外は殆ど発生しないのが現状であ
る。
【0011】クライアント・サーバシステムの特徴とし
ては、制御業務においては、必ずクライアント2からの
指示で制御を行うことがあげられる。運用者がクライア
ント2から必要な情報を設定し、画面で応答情報等を確
認しながら実施することが通常である。従って、上述し
たように、測定結果収集等、連続的に業務を起動する場
合においては、クライアント2から自動的に指示(手動
で起動しているトリガをタイマ等で連続的にトリガを与
える)を行い、その情報を確認しながら運用を行ってい
る。長時間に業務が及ぶ場合は、業務をアイコン化し
て、いつでも、試験収集結果を確認できるようにする運
用となっている。クラアイント2とサーバ4#i間のセ
ッションが切れた場合に制御業務を終了しているのは、
制御を行うトリガを全てクライアント2から行っている
ために、セッション異常で制御業務を継続することがで
きないためである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クライ
アントとして専用端末を使用する場合には、以下の問題
点があった。
【0013】(1) クライアントが業務起動に関する
情報を持っており、サーバ側が持ってしないため、ある
端末で制御業務を実施した場合は、その端末でしか結果
や制御の継続ができない。
【0014】(2) 画面を終了した時は、制御業務も
全て終了しなければならない。よって、他の端末で業務
を継続することができない。
【0015】(3) 長期間サーバと接続しなければな
らない業務の場合に、クライアントとの接続異常によ
り、制御業務が終了してしまう。
【0016】(4) 試験終了の指示は運用者の指示に
従って行うものであるので、クライアントとサーバ間の
異常時に、制御業務を終了させるが試験終了の指示を伝
送装置に行うことがないので、制御中の状態が伝送装置
に残ったままの状態となる。そのため、その伝送装置の
伝送路に制御がかかったままの状態になるので、その伝
送路が運用できない状態となる。
【0017】近年、インターネットや携帯電話の急激な
普及、また取り扱う情報量自体の増大(カラー画像や動
画の転送)により、各通信事業者は通信ネットワークの
拡充、増強に努めている。従って、ネットワークを構成
する装置も急激に増加しネットワーク自体が複雑化して
いる。また、これらのネットワークを構成する伝送装置
の制御端末である制御端末には専用端末ではなく、イン
ターネットを使用したクライアントをパソコンで実現す
ることで、低価格且つあらゆる局に複数台設置されてい
るクライアントから制御可能なシステムの提供を行って
いる。
【0018】このため、制御中にクライアントとサーバ
の接続が異常となった場合、クライアント側にて画面が
固まったり、勤務終了にてパソコンを停止するなどの状
況が日常的に行われるため、サーバ側の処理としては接
続異常を検出した場合に、制御業務を終了させる方式を
採ってきている。このような状況下で、パソコンをクラ
イアントとして従来方式により使用したとき、ネットワ
ーク制御の業務において、以下の問題が発生し、業務に
大きな支障をもたらし始めている。
【0019】(1) クライアント側で全ての制御情報
を持っているため、今実行している制御業務を終了しな
いと、他の端末から同一の制御業務を実行することがで
きない。即ち、制御業務を継続しながら別の場所で結果
を見ることができない。
【0020】(2) パソコンの稼動条件が24時間連
続運転をサポートしていないため、試験制御業務のよう
な長時間での測定が実施できない状況である。
【0021】(3) クライアントとサーバ間の通信が
異常となった場合に、クライアントからの情報が途絶え
るため、制御業務が終了してしまう。制御結果及び制御
の継続及び終了処理ができない。そのため、伝送装置は
試験制御を行ったままの状態となってしまう。この状態
では、運用できないため、再度別の画面を開き試験制御
のかかっているポイントに対し試験解除を行う制御を実
施しなければならない。
【0022】(4) パソコンには多種多様なソフトウ
ェアが搭載されているため、端末の資源から見ても制御
業務で使用できるメモリ容量に限りがあり、複数画面を
同時に開くことができない。そのため、信頼性、性能に
ついての制約が出て来ている。
【0023】(5) 多種多様なソフトウェアと並行し
て制御を実施する場合に、監視制御画面以外のソフトウ
ェアにおいて異常が発生した場合に、端末の再起動が発
生する。そのため、サーバ間の通信が一旦途絶えてしま
い、測定結果収集が出来なくなる。また、再度実施して
いた画面を同じパラメータにて設定しなければならな
い。
【0024】本発明の目的は、クライアントの業務が終
了しても、業務を継続して行い、業務に関わるデータを
復元してクライアントに提供するサーバ及びクライアン
ト・サーバシステムを提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面によれ
ば、クライアントからの要求に基づいて制御対象装置に
対して制御するサーバであって、データベースと、前記
クライアントからの前記要求に関わる制御情報を前記デ
ータベースに保存する制御状態保存部と、前記データベ
ースに保存された前記要求に関わる前記制御情報に基づ
いて、前記制御対象装置に対して継続して制御する業務
継続部と、前記業務継続部による制御に対する前記制御
対象装置からの応答データを前記制御情報に対応して前
記データベースに保存する業務データ保存部と、前記デ
ータベースに保存された前記要求に関わる前記制御情報
及び該制御情報に対応する応答データに基づいて、クラ
イアントへの復元メッセージを作成するデータ復元部と
を具備したことを特徴とするサーバが提供される。
【0026】本発明の他の側面によれば、クライアント
及びサーバを含むクライアント・サーバシステムであっ
て、前記サーバに対して試験制御に関わる制御情報を送
信する前記クライアントに設けられた試験制御指示部
と、前記サーバに対して前記試験制御の仮終了要求をす
る前記クライアントに設けられた仮終了要求部と、前記
試験制御の再開要求をする前記クライアントに設けられ
た再開要求部と、前記サーバに設けられたデータベース
と、前記クライアントからの前記試験制御に関わる前記
制御情報を前記データベースに保存する前記サーバに設
けられた制御状態保存部と、前記クライアントより前記
仮終了要求がされたとき、前記データベースに保存され
た前記試験制御に関わる前記制御情報に基づいて、制御
対象装置に対して継続して試験制御する前記サーバに設
けられた業務継続部と、前記業務継続部による試験制御
に対する前記制御対象装置からの応答データを前記制御
情報に対応して前記データベースに保存する前記サーバ
に設けられた業務データ保存部と、前記クライアントよ
り前記再開要求がされたとき、前記データベースに保存
された前記試験制御に関わる前記制御情報及び該制御情
報に対応する応答データに基づいて、クライアントに復
元メッセージを送信する前記サーバに設けられた復元デ
ータ送信部とを具備したことを特徴とするクライアント
・サーバシステムが提供される。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する前に
本発明の原理の説明をする。図1は本発明の原理図であ
る。クライアント・サーバシステムは、クライアント3
0及びサーバ32から構成されている。クライアント3
0は、試験制御指示部34、仮終了要求部36及び再開
要求部38を有する。サーバ32は、データベース4
0、制御状態保存部42、業務継続部44、業務データ
保存部46及び復元データ送信部48を有する。試験制
御指示部34は、サーバ32に対して試験制御に関わる
制御情報を送信する。制御状態保存部42は、クライア
ント30からの試験制御に関わる制御情報をデータベー
ス40に保存する。データベース40に保存する制御情
報は、試験制御を継続するに必要な情報である。
【0028】仮終了要求部36は、業務を一旦終了させ
るために、サーバ32に対して試験制御の仮終了要求を
する。業務継続部44は、クライアント30より仮終了
要求がされたとき、データベース40に保存された試験
制御に関わる制御情報に基づいて、制御対象装置33に
対して継続して試験制御する。業務データ保存部46
は、業務継続部44による試験制御に対する制御対象装
置33からの応答データを制御情報に対応してデータベ
ース40に保存する。
【0029】このようにして、業務が一旦終了されてか
らもサーバ32では、制御対象装置33に対する試験制
御が継続して行われ、それに対する応答データがデータ
ベース38に保存される。再開要求部38は、試験制御
の再開要求をする。復元データ送信部48は、クライア
ント30より再開要求がされたとき、データベース40
に保存された試験制御に関わる制御情報及び該制御情報
に対応する応答データに基づいて、クライアント30に
復元メッセージを送信する。これにより、クライアント
30は業務を仮終了した後に継続して行われた試験制御
の応答データを受け取ることができる。
【0030】図2は本発明の実施形態によるクライアン
ト・サーバシステムの構成図であり、図中の構成要素と
実質的に同一の構成要素には同一の符号を附している。
図2に示すように、クライアント・サーバシステムは、
複数台のクライアント60#i(i=1,…,n)、複
数台のサーバ62#i(i=A,B,…)、複数台の伝
送装置6#ij(i=A,B,…,j=1,2,…)及
びクライアント60#i,サーバ62#i,伝送装置6
#ijを接続する伝送路から構成される。
【0031】各クライアント60#i(i=1〜n)
は、サーバ62#iに対して制御対象装置6#ijへの
制御を指示するものであれば限定されることはないが、
本実施形態では、制御対象装置6#ijが伝送装置であ
って、伝送装置へ試験制御を行うためにサーバ62#i
に対して制御の指示を行うものとし、試験制御制御に関
わる次の機能を有するソフトウェアを搭載したパソコン
である。
【0032】(1) 従来の画面制御に加えて、仮終了及
び再起動の画面制御を行う。仮終了とは、業務終了や試
験制御に関わる他の業務、例えば、他の制御対象装置に
対する試験制御を行うために現在の試験制御に関わる業
務を一旦終了させるが、サーバ62#iでは試験制御を
継続して行うよう指示することをいう。仮終了させる業
務としては、クライアント60#iから周期的に試験制
御を行うものが対象となる。本例では、その対象とし
て、測定結果収集を例に説明する。仮終了すると、試験
制御のためのメモリを解放して、他の試験制御を可能と
する。
【0033】再起動とは、試験制御再開やサーバ62#
iとの間の接続異常の復旧により、クライアント60#
iとサーバ62#iとの間で、伝送装置16#ijにお
ける試験制御に関わる実行結果の送受信の停止状態が解
除されて、送受信が停止されてから現在までの間にサー
バ62#iにより自動収集された当該実行結果をクライ
アント60#iに送信して、実行結果を画面に表示する
ことをいう。再起動は、仮終了をしたクライアントとは
異なるクライアントにより行うことが可能であるが、セ
キュリティのチェックのために、仮終了を行ったときの
クライアントのログインIDと同一のログインIDが再
起動側のクライアントで入力されたときに限り行うこと
ができる。
【0034】実行結果の画面表示方法は種々考えられる
が、運用者へのヒューマンマシンインタフェースの向上
の観点から、再起動される対象の試験制御が複数あるこ
とも考えられので、再起動される試験制御対象の一覧を
画面に表示して、運用者が画面に表示された試験制御対
象の一覧の中から選択することにより、表示したい業務
の実行結果のみを画面に表示する。
【0035】(2) 運用者より入力された試験制御に関
わる項目に従って、従来のネットワーク構成データベー
スの登録及びサーバ62#iへの指示に加えて、仮終了
指示、一覧要求、一覧選択の指示をサーバ62#iに対
して行う。ネットワーク構成データベースとは、伝送装
置62#ijより構成されるネットワークのトポロジー
(接続関係、伝送速度等)が定義されたデータベースで
ある。
【0036】(3) サーバ62#iより受信した試験結
果を画面に表示する従来の機能に加えて、サーバ62#
iより受信した一覧及び一覧選択された測定収集結果を
画面に表示する。
【0037】(4) 一覧選択された試験制御に関わる測
定収集指示をサーバ62#iに自動で行う。業務を自動
で再開するためである。
【0038】サーバ62#iは、試験制御に関わる次の
機能を有する。
【0039】(1) クライアント試験制御開始が指示さ
れると、仮終了や接続異常時に試験制御を継続できるよ
うに業務に関わる情報を保存する。
【0040】(2) クライアント60#iからの試験制
御の指示に従って、制御対象の伝送装置6#ijに対す
る試験制御と伝送装置6#ijからの試験制御に対する
結果のクライアント60#iへの通知を行う。
【0041】(3) クライアント60#iから仮終了が
指示された試験制御に関わる業務を保存された情報に従
って、制御対象の伝送装置16#ijに継続して行う。
継続して行う業務は、例えば、一定周期で測定結果を収
集する業務である。通常、測定結果収集は、運用者が手
動で入力することによりクライアント60#iがサーバ
62#iに対して指示する場合と、運用者がクライアン
ト60#iに周期を指示することによりクライアント6
0が一定周期で自動で測定結果収集する場合がある。仮
終了指示された場合に、継続する対象の業務としては、
自動で測定結果を収集する場合、又は自動で測定結果を
収集する場合及び手動で測定結果を収集する場合があ
る。自動で測定結果を収集する場合は、測定周期は運用
者により指示された周期である。手動で測定結果を収集
する場合には、測定周期は、予めシステムで決められた
周期、或いはそれまでの手動での測定結果の指示の履歴
に基づく周期である。尚、本実施形態では、自動で測定
結果収集する場合に業務を継続して行う。
【0042】(4) クライアント60#iとサーバ62
#i間の接続状態を監視しており、クライアント60#
iとの間の接続異常になったとき、仮終了指示の場合と
同様に業務を継続する。接続異常とは、クライアント6
0#iから応答が無くなったことをいい、クライアント
60#iが電源オフされた場合、クライアント60の画
面が固まってしまった場合、伝送路障害の場合等であ
る。
【0043】(5) 業務を継続した場合に、制御対象の
伝送装置16#ijからの結果を保存する。
【0044】(6) クライアント60#iから継続した
業務一覧が要求されると、仮終了指示又は接続異常によ
り継続した業務一覧情報をクライアント60#iに送信
する。対象となる業務一覧はセキュリティ保護の観点よ
り一覧要求されたときのログインIDに一致するログイ
ンIDに関わる業務とする。
【0045】(7) クライアント60#iから一覧選択
要求されると、一覧選択要求された業務に関わる測定結
果収集結果をクライアント60#iに送信する。
【0046】伝送装置16#ijは、通常の伝送装置と
しての機能に加えて、制御対象装置として次の機能を有
する。(1)サーバ62#iから指示される試験制御に従
って、試験を行う。例えば、試験制御に関わる業務とし
ては、試験開始の試験回路の挿入、試験信号の挿入、測
定開始、測定結果収集、試験回路の解除、試験信号の挿
入停止等がある。(2)業務を遂行した結果を応答データ
として、サーバ62#iに返す。
【0047】図3は、図2中のクライアント60#i及
びサーバ62#iの機能ブロック図である。図3に示す
ように、クライアント60#iは、画面表示部70#
i、処理部72#i及び送受信部74#iを有する。画
面表示部70#iは、試験制御の画面制御に関わる次の
機能を有する。
【0048】(1) 運用者より、ログインIDの入力及
びネットワーク構成管理が選択されると、画面制御のた
めのメモリを確保して、ネットワーク構成管理初期画面
を開いて、制御する。ネットワーク構成管理初期画面と
は、通信監視制御を行う初期画面であり、例えば、ネッ
トワーク管理、構成制御、情報検索、ユーティリティ、
再開、ネットワーク接続管理、終了、ダウンロード完
了、アップロード完了等の項目がある。再開とは、試験
制御を再開することをいう。ネットワーク管理とは、ネ
ットワークを構成する伝送装置16#ijを管理するこ
とをいう。構成制御とは、運用制御、試験制御である。
【0049】(2) 初期画面の下位画面の制御をする。
例えば、試験制御では、試験開始、試験方法、測定開
始、測定終了、試験終了、測定結果収集、仮終了等であ
る。再開では、仮終了又は接続異常により継続された試
験制御に関わる情報の一覧表示を行う。更に、一覧表示
から選択された試験制御に関わる測定結果を画面に表示
する。
【0050】(3) 画面上からのアクションにより、処
理部72に要求を行う。
【0051】(4) 処理部72からのデータを元に画面
表示を行う。
【0052】処理部72は、画面表示部70からの要求
に応じた処理要求メッセージを作成して、送受信部74
に出力する。送受信部74からの応答データを画面表示
部70に渡す。送受信部74は、処理部72から処理要
求メッセージを受け取ると、サーバ62#iに送信す
る。サーバ62#iから応答データを受け取ると処理部
72に出力する。
【0053】サーバ62#iは、送受信部80、接続管
理部82、制御状態保存部84、データベース(DB)
86、業務部88、業務データ保存部90及び制御状態
復元部92を有する。送受信部80は、次の機能を有す
る。(1)クライアント60#iより処理要求メッセージ
を受信して、接続管理部82に出力する。(2)接続管理
部82よりデータを受け取ると、クライアント60#i
に送信する。接続管理部82は、次の機能を有する。
【0054】(1) 送受信部80から受け取った処理要
求メッセージに応じて次の処理をする。(i)仮終了が指
示されているとき、接続状態保存部84より測定結果収
集を継続した行うための制御状態を取得して、測定結果
収集メッセージを作成する。当該測定結果収集メッセー
ジを業務部88に出力する。当該測定結果収集メッセー
ジに関わる状態を仮終了状態にしてDB86に書き込む
よう接続状態保存部84に指示する。(ii)一覧要求され
ているとき、当該一覧要求メッセージに含まれるログイ
ンIDに一致するログインIDが保存されている、仮終
了状態又は接続異常状態であったクライアント60#i
に関わる試験制御一覧を接続状態復元部92より取得し
て、送受信部80に出力する。(iii)一覧選択要求が指
示されているとき、選択要求に関わる測定結果を接続状
態復元部92より取得して、送受信部80に出力する。
(iv)上記以外のとき、処理要求メッセージを業務部88
及び制御状態保存部84に出力する。
【0055】(2) 送受信部80を通して、クライアン
ト60#i間の接続状態を監視している。接続状態の監
視は、例えば、クライアント60に対して定期的に監視
信号を送信して、それに対する応答が一定時間以上返っ
てこないとき、接続異常であると判断する。
【0056】(3) 接続異常であるとき、接続状態保存
部84よりクライアント60#iに関わる測定結果収集
に関する制御状態を取得して、測定結果収集メッセージ
を作成する。当該測定結果収集メッセージを業務部88
に出力する。
【0057】(4) 仮終了要求又は接続異常に関わる測
定結果収集メッセージを周期的に作成して、業務部88
に出力する。この処理の停止は、例えば、一覧選択によ
りクライアント60#iに対して測定結果を送信したと
きに行う。
【0058】(5) 業務部88より制御対象の伝送装置
16#ijからの結果データを受け取ると、結果データ
が仮終了指示又は接続異常による測定結果収集に対する
ものでないとき、送受信部80に出力する。
【0059】(6) 試験が終了したとき、当該試験に関
わる制御状態の削除を接続状態保存部84に指示する。
【0060】接続状態保存部84は、次の機能を有す
る。(1)接続管理部82より処理要求メッセージを受け
取ると、制御状態をDB86に保存する。制御状態と
は、測定結果収集を継続するために必要な情報をいう。
測定結果収集メッセージは一定周期でクライアント60
#iより送信されてくるものなので、DB86をコンパ
クトにすること、DB86を高速に検索できることか
ら、最初の測定結果収集メッセージに関わる制御状態の
みをDB86に格納することとする。(2)接続管理部8
2の指示に従って、測定結果収集に関わる状態をDB8
6に書き込む。(3)接続管理部82の要求に従って、削
除指示された試験制御に関わる制御情報、応答データ及
び状態をDB86から削除する。
【0061】図4は、図3中のDB86の構成図であ
る。図4に示すように、DB86#iは、ログインI
D、業務ID、画面情報、要求データ、応答データi
(i=1〜n)及び状態i(i=1〜n)から構成され
る。ログインIDとは、運用者がネットワーク管理構成
画面を開くときに指定するIDであり、クライアント6
0#iから送信される処理要求メッセージに設定される
ものである。
【0062】業務IDは業務を示すIDであり、業務を
分類して、継続する業務対象であるか否かを判断するた
めのものである。画面情報は、画面から入力された情報
である。例えば、試験制御の場合は、試験開始、測定開
始、測定結果収集等が画面情報である。測定方法が自動
/手動のいずれであるか、自動で行う場合には、測定周
期が測定開始に関わる画面情報に含まれる。要求データ
とは、画面入力以外の情報であり、例えば、試験対象の
伝送装置16#ijを特定する情報である。
【0063】応答データとは、試験対象の伝送装置16
#ijへの指示に対する伝送装置16#ijからのデー
タであり、仮終了指示又は接続異常による継続された測
定結果収集指示に対する伝送装置からの応答データが含
まれる。状態は、応答データが、仮終了指示に基づく場
合、接続異常による基づく場合及びクライアントからの
通常の要求に基づく場合のいずれかであるかを示す情報
である。仮終了指示や接続異常による場合は、一覧選択
がクライアント60#iより行われるまでは測定結果収
集が一定周期で行われるので、自動又は手動の指示に従
ったクライアント60#iからの最新の測定結果収集に
対する応答データに後続して、一定周期で行われた指示
に対する応答データ及び接続状態(仮終了指示又は接続
異常)が順次格納される。
【0064】業務部88は、次の機能を有する。(1)接
続管理部82から入力される処理要求メッセージのフォ
ーマット変換をして、制御対象の伝送装置16#ijに
対して処理要求を行う。(2)制御対象の伝送装置16#
ijより処理要求に対する応答データを受信して、フォ
ーマット変換をして、接続管理部82及び業務データ保
存部90に出力する。業務データ保存部90#iは、業
務部88より応答データを受信すると、応答データに関
する処理要求に関わる応答データとしてDB86に書き
込む。
【0065】制御状態復元部92は次の機能を有する。
(1)接続管理部82の要求に従って、一覧要求されたと
き、一覧要求されたメッセージに含まれるログインID
に一致するログインIDが格納されている、状態が仮終
了又は接続異常である測定結果収集に関わる制御状態を
DB86から読み出して、接続管理部82に出力する。
(2)接続管理部82の要求に従って、一覧選択された測
定結果収集に関わる応答データをDB86から読み出し
て、接続管理部82に出力する。
【0066】以下、図2の動作説明をする。
【0067】(1) クライアント60#iからサーバ
62#iへ処理要求 運用者は、ネットワーク接続管理初期画面を開くため、
ログインIDの入力及びネットワーク管理ボタンを選択
する。画面表示部70は、ログインIDを保存してか
ら、図5に示すように、ネットワーク接続管理初期画面
を表示する。
【0068】図5は、ネットワーク接続管理初期画面例
を示す図である。図5に示すように、ネットワーク管
理、構成制御、情報検索,ユーティリティのメニューボ
タン等から構成される。図6は、図5の下位画面の一例
を示す図であり、図6(a)はネットワーク管理の下位
のメニュー構成、図6(b)は構成制御のメニュー構
成、図6(c)は情報検索のメニュー構成、図6(d)
はユーティリティのメニュー構成を示す図である。図6
(a)に示すように、ネットワーク管理は、ネットワー
クトポロジーを管理するメニューであり、トレイル名称
登録、トレイル削除、トレイル名称変更、トレイル収容
変更、トレイル属性変更、トレイル開廃設定の項目があ
る。図6(b)に示すように、構成制御には、運用制
御、試験制御の項目がある。運用制御は、伝送装置の冗
長系の切り替え制御を行うメニューである。試験制御
は、疎通試験等を行うためのメニューである。
【0069】図6(c)に示すように、情報検索は、登
録されたデータの内容を検索して表示するメニューであ
り、トレイル構成情報、トレイル収容表、トレイル影響
検索の項目がある。図6(d)に示すように、ユーティ
リティは履歴操作やアップロード又はダウンロードを行
うメニューであり、操作履歴、ダウンロード、DB件数
表示、NM状態表示及びアップロードの項目がある。ア
ップロードは下位の装置からデータをもらう時に使用さ
れる項目、ダウンロードは下位の装置へデータを渡すと
きに使用される。これにより、あるクライアントで登録
されたデータを他のクライアントにダウンロードするこ
とにより、他のクライアントで使用することができる。
【0070】図7は、試験制御画面の一例を示す図であ
る。図7に示すように、試験制御が指定されると、試験
対象の対象トレイル項目、対象伝送装置一覧、選択され
た対象伝送装置に関する情報一覧、実行項目、閉じる、
実行結果一覧が表示される。実行ボタンの選択により以
下の試験制御画面が表示される。
【0071】図8は、パス試験制御画面の一例を示す図
である。図8に示すように、実行ボタンが選択される
と、試験対象パス名、試験対象パスに関わる伝送装置に
関する情報、試験項目画面、測定結果収集画面、系選
択、業務終了等が表示される。試験項目測定には、試験
方法、測定項目、測定方法、測定周期、測定結果収集の
各項目がある。試験方法は、対象試験装置の試験方法を
示す情報であり、挿入(INS)、ループ(LOOP)、モニタ(MO
N)、ドロップ(DROP)がある。測定項目には、誤り数があ
る。測定方法には、手動/自動がある。測定結果収集画
面は、収集された測定結果が表示される画面である。系
選択とは、試験対象の伝送装置の系を選択する項目であ
る。業務終了とは、試験制御画面の終了を行う項目であ
る。
【0072】(2) 接続正常の場合 図9は、接続正常の場合の処理の流れを示す図である。
図10は、接続異常の場合の試験のシーケンスチャート
である。運用者はログインIDを入力すると、クライア
ント60中の画面表示部70は、通信制御初期画面を表
示する。運用者は、図10中の(21)に示すように、試験
制御、試験対象パス等を指定すると、画面表示部70
は、図9中の(1)に示すように、ログインID、試験制
御、試験制御対象パス等を処理部72に出力する。処理
部72は、ログインID、試験制御、試験制御対象パス
等を含む試験開始メッセージを作成して、図9中の(2)
に示すように、送受信部74に出力する。
【0073】送受信部74は、図9中の(3)及び図10
中の(21)に示すように、試験開始メッセージをサーバ6
2#iに送信する。送受信部80は試験開始メッセージ
を受信すると、図9中の(4)に示すように、接続管理部
82に試験開始メッセージを出力する。接続管理部82
は、図9中の(5)に示すように、試験開始メッセージ及
び通常状態を示す情報を制御状態保存部84に出力す
る。制御状態保存部84は、図9中の(6)及び図10中
の(23)に示すように、試験開始メッセージに含まれるロ
グインID、試験制御に該当する業務ID、画面情報、
要求データ及び通常状態をDB86に書き込む。
【0074】接続管理部82は、図9中の(7)に示すよ
うに、試験開始メッセージを業務部88に出力する。業
務部88は、図9中の(8)及び図10中の(24)に示すよ
う制御対象の伝送装置16#ijに試験開始メッセージ
を送信する。伝送装置16#ijは、試験開始ッセージ
を受信すると、試験回路の接続、試験信号の接続を行
い、図9中の(9)及び図10中の(25)に示すように、結
果をサーバ62#iに送信する。業務部88は、図9中
の(10)に示すように、結果を伝送装置16#ijから受
信すると、業務データ保存部90#iに出力する。
【0075】業務データ保存部90#iは、図9中の(1
1)及び図10中の(26)に示すように、結果を応答データ
として、DB86に書き込む。業務部88は、図9中の
(12)に示すように、結果を接続管理部82に出力する。
接続管理部82は、図9中の(13)に示すように、結果を
送受信部80に出力する。送受信部80は、図9中の(1
4)及び図10中の(27)に示すように、結果をクライアン
ト60に送信する。送受信部74は、図9中の(15),(1
6)に示すように、処理部72を通して、結果を画面表示
部70に出力する。画面表示部70は、図10中の(28)
に示すように、応答果を画面に表示する。
【0076】同様にして、運用者は、図10中の(29)に
示すように、測定項目、測定方法、測定時間、測定周期
など設定してから測定開始ボタンを選択すると、クライ
アント60は、図10中の(30)に示すように、ログイン
ID、試験制御、測定項目、測定方法、測定時間等を含
む測定開始メッセージをサーバ62#iに送信する。サ
ーバ62#iは、測定開始メッセージを受信すると、図
10中の(31)に示すように、DB86に書き込む。サー
バ62#iは、図10中の(32)に示すように、測定開始
メッセージを伝送装置16#ijに送信する。伝送装置
16#ijは、測定開始メッセージを受信すると、測定
開始して、図10中の(33)に示すように、結果をサーバ
62#iに送信する。サーバ62#iは、測定開始結果
を受信すると、図10中の(34)に示すように、DB86
に応答データとして書き込む。サーバ62#iは、図1
0中の(35)に示すように、結果をクライアント60に送
信する。クライアント60#iは、結果を受信すると、
図10中の(36)に示すように、画面に表示する。
【0077】同様にして、運用者は、図10中の(37)に
示すように、測定結果収集ボタンを選択すると、クライ
アント60#iは、図10中の(38)に示すように、ログ
インID、試験制御、測定結果収集メッセージをサーバ
62#iに送信する。サーバ62#iは、測定結果収集
メッセージを受信すると、当該測定結果収集が1回目の
要求であるとき、当該測定結果収集に関わる、ログイン
ID、業務ID、画面情報及び要求データをDB86に
書き込む。1回目の要求は、当該測定結果収集に関わ
る、ログインID、業務ID、画面データ及び要求デー
タをキーとして、DB86を検索し、ヒットしなけれ
ば、1回目の要求であると判断する。サーバ62#i
は、図10中の(40)に示すように、測定結果収集メッセ
ージを伝送装置16#ijに送信する。
【0078】伝送装置16#ijは、測定開始メッセー
ジを受信すると、測定結果を収集して、図10中の(41)
に示すように、測定結果をサーバ62#iに送信する。
サーバ62#iは、測定結果を受信すると、図10中の
(42)に示すように、DB86に応答データとして書き込
む。サーバ62#iは、図10中の(43)に示すように、
結果をクライアント60#iに送信する。クライアント
60#iは、結果を受信すると、図10中の(44)に示す
ように、画面に表示する。
【0079】測定方法が自動であるとき、クライアント
60#iは、図10中の(45)に示すように、収集周期t
秒毎に、測定結果収集メッセージをサーバ62#iに送
信する。サーバ62#iは、測定結果収集メッセージを
受信すると、図10中の(46)に示すように、DB86#
iに書き込む。サーバ62#iは、図10中の(47)に示
すように、測定結果収集メッセージを伝送装置16#i
jに送信する。伝送装置16#ijは、測定結果収集メ
ッセージを受信すると、測定結果を収集して、図10中
の(48)に示すように、測定結果をサーバ62#iに送信
する。サーバ62#iは、測定結果を受信すると、図1
0中の(49)に示すように、DB86に応答データとして
書き込む。サーバ62#iは、図10中の(50)に示すよ
うに、結果をクライアント60#iに送信する。クライ
アント60#iは、結果を受信すると、図10中の(51)
に示すように、画面に表示する。
【0080】(3) 接続異常 図11は接続異常の場合の処理の流れを示す図である。
図10中の(52)に示すように、接続異常が発生したとす
る。接続異常とは、伝送路障害、クライアント60#i
の画面が固まってしまったことに起因して、クライアン
ト60#iとサーバ62#i間の通信が不能となったこ
とをいう。接続管理部82は、クライアント60#iと
の間の通信状態を監視しており、通信が不通になると、
接続異常を検出する。接続管理部82は、図11中の(7
1)に示すように、制御状態保存部84に測定結果収集に
関わる情報の読み出しを指示する。制御状態保存部84
は、図11中の(72)に示すように、DB86を検索して
測定方法が自動である測定結果収集に関わる画面情報、
要求データを読み出して、図11中の(73)に示すよう
に、接続管理部82に出力する。
【0081】接続管理部82は、接続異常を検出した時
刻から又はクライアント60が自動測定結果収集を行っ
た時刻から測定方法で示される測定周期tが経過する
と、測定結果収集メッセージを作成して、図11中の(7
4)に示すように、業務部88#iに出力する。接続管理
部82は、制御状態保存部84を通して、当該測定結果
収集に関わる状態を異常状態にしてDB86に書き込
む。業務部88は、図10中の(56)及び図中の(75)に示
すように、伝送装置16#ijに測定結果収集メッセー
ジを送信する。
【0082】伝送装置16#ijは、測定結果収集メッ
セージを受信すると、測定結果を収集して、図10中の
(57)及び図11中の(76)に示すように、測定結果をサー
バ62#iに送信する。業務部88は、測定結果を受信
すると、図11中の(77)に示すように、業務データ保存
部90に測定結果を出力する。業務データ保存部90
は、図10中の(58)及び図11中の(78)に示すように、
DB86に測定結果収集に関わる状態に対応する応答デ
ータとして測定結果を書き込む。業務部88は、図11
中(79)に示すうに、結果を接続管理部82に出力する
が、接続管理部82は、接続異常であるので、送受信部
80に測定結果を出力しない。同様にして、各測定結果
収集の各収集周期t毎に、図10中(59)〜(61)に示すよ
うに、測定結果を継続して収集して、DB86に書き込
む。
【0083】(4) 仮終了 図12は仮終了の場合のシーケンスチャートであり、図
10中の処理と実質的に同一の処理には同一の符号を附
している。図13は仮終了の場合の処理の流れを示す図
である。図12中の(21)〜(51)までの処理は図10中の
処理と同様なので説明を省略する。運用者は、他の業務
を行うため又は業務が終了したため、業務を終了する場
合、図12中の(91)に示すように、図5中の仮終了ボタ
ンを選択する。画面表示部70は、仮終了ボタンが選択
されると、図13中の(110)に示すように、仮終了を処
理部72に指示する。
【0084】処理部72は、図13中の(111)に示すよ
うに、仮終了メッセージを作成して、送受信部74に出
力する。更に、画面表示部70は、仮終了ボタンが選択
されると、メモリを解放して、初期画面に戻る。これに
より、運用者は、再び、ネットワーク接続管理初期画面
を開くことにより、他の業務を行うことができる。
【0085】送受信部74は、図12中の(91)及び図中
の(112)に示すように、仮終了メッセージをサーバ62
#iに送信する。送受信部80は仮終了メッセージを受
信すると、図13中の(113)に示すように、接続管理部
82#iに出力する。接続管理部82は、図13中の(1
14)に示すように、制御状態保存部84#iに測定結果
収集に関わる情報の読み出しを指示する。制御状態保存
部84は、図13中の(115)に示すように、DB86を
検索して測定方法が自動である測定結果収集に関わる画
面情報、要求データを読み出して、図13中の(116)に
示すように、接続管理部82に出力する。
【0086】接続管理部82は、仮終了を受けた時刻か
ら測定方法で示される測定周期tが経過すると、測定結
果収集メッセージを作成して、図13中の(117)に示す
ように、業務部88に出力する。接続管理部82は、制
御状態保存部84を通して、当該測定結果収集に関わる
状態を仮終了状態にしてDB86に書き込む。業務部8
8は、図13中の(118)及び図12中の(93)に示すよう
に、伝送装置16#ijに測定結果収集メッセージを送
信する。
【0087】伝送装置16#ijは、測定結果収集メッ
セージを受信すると、測定結果を収集して、図中の(11
9)及び図中の(97)に示すように、測定結果をサーバ62
#iに送信する。業務部88#iは、測定結果を受信す
ると、図中の(120)に示すように、業務データ保存部9
0#iに測定結果を出力する。業務データ保存部90
は、図12中の(95)及び図13中の(121)に示すよう
に、DB86に測定結果収集に関わる状態に対応する応
答データとして測定結果を書き込む。業務部88は、図
13中(122)に示すうに、結果を接続管理部82に出力
するが、接続管理部82は、仮終了を受けているので、
送受信部80に測定結果を出力しない。同様にして、各
測定結果収集の各収集周期t毎に、図12中(96)〜(10
1)に示すように、測定結果を継続して収集して、DB8
6に書き込む。
【0088】(6) 再開 図14は再開のシーケンスチャートである。
【0089】(a) 一覧要求 図15は一覧要求の処理の流れを示す図である。図16
は仮終了処理画面の一例を示す図である。接続復旧した
とき又は仮終了を解除するとき、運用者は、ログインI
Dを入力して、図14中の(140)に示すように、図5中
の再開ボタンを選択する。画面表示部70は再開ボタン
が選択されると、図15に示す仮終了処理画面を表示す
る。運用者は、図15中の検索ボタンを選択すると、画
面表示部70は、図15中の(190)に示すように、一覧
獲得要求を処理部72に行う。処理部72は、図15中
の(191)に示すように、ログインIDを含む一覧獲得要
求メッセージを作成して、送受信部74に出力する。
【0090】送受信部74は、図14中の(141)及び図
15中の(192)に示すように、一覧獲得要求メッセージ
をサーバ62#iに送信する。送受信部80は、一覧獲
得要求メッセージを受信すると、図15中の(193)に示
すように、接続管理部82に出力する。接続管理部82
は、図15中の(194)に示すように、一覧獲得要求に関
わる一覧の読み出しを制御状態復元部92に指示する。
制御状態復元部92は、図15中の(195)に示すよう
に、DB86をアクセスして、図15中の(196)に示す
ように、一覧獲得要求に関わるログインIDをキーとし
て、同一のログインIDが保存されている測定結果要求
に関わる状態が接続異常状態又は仮終了状態である全て
の画面情報及び要求データを読み出す。
【0091】このように、ログインIDをキーとしてい
るので、ログインIDと一致しなければ、画面情報及び
要求データは読み出されることがないため、セキュリテ
ィの保護をすることができる。制御状態復元部92は、
DB86より読み出した画面情報、要求データ及び状態
を一覧獲得として、接続管理部82に出力する。
【0092】接続管理部82は、図15中の(198)に示
すように、一覧獲得を送受信部80に出力する。送受信
部80は、図15中の(143)及び図15中の(199)に示す
ように、一覧獲得をクライアント60#iに送信する。
送受信部74は、一覧獲得を受信すると、図15中の(2
00)に示すように、処理部72に出力する。処理部72
は、図15中の(201)に示すように、画面表示部70に
出力する。画面表示部70は、図14中の(144)に示す
ように、一覧を図16に示すレジューム一覧の画面に各
状態と共に試験対象伝送装置を特定する情報を表示す
る。
【0093】(b) 一覧選択 図17は一覧選択の処理の流れを示す図である。図18
は一覧表示画面例の一例を示す図である。運用者は、図
14中の(145)に示すように、図16に表示されたレジ
ューム一覧の中から選択してから、実行ボタンを選択す
る。画面表示部70は一覧選択されると、図17中の(2
20)に示すように、一覧選択要求を処理部72に行う。
処理部72は、図17中の(221)に示すように、選択さ
れた一覧を含む一覧選択メッセージを作成して、送受信
部74に出力する。送受信部74は、図14中の(146)
及び図中の(222)に示すように、一覧選択メッセージを
サーバ62#iに送信する。
【0094】送受信部80は、一覧選択メッセージを受
信すると、図17中の(223)に示すように、接続管理部
82に出力する。接続管理部82は、図17中の(224)
に示すように、一覧選択された全ての応答データの読み
出しを制御状態復元部92に指示する。制御状態復元部
92は、図17中の(225)に示すように、DB86をア
クセスして、図17中の(226)に示すように、一覧選択
された全ての応答データを読み出す。制御状態復元部9
2は、DB86より読み出した応答データを復元データ
として、図17中の(227)に示すように、接続管理部8
2に出力する。
【0095】接続管理部82は、図17中の(228)に示
すように、復元データを送受信部80に出力する。送受
信部80は、図14中の(148)及び図17中の(229)に示
すように、復元データをクライアント60#iに送信す
る。送受信部74は、一覧獲得を受信すると、図17中
の(230)に示すように、処理部72に出力する。処理部
72は、図17中の(231)に示すように、画面表示部7
0に出力する。画面表示部70は、図14中の(149)に
示すように、復元データを図18に示すように表示す
る。
【0096】(c) 測定結果収集再開 測定結果の収集を再開するには、運用者は、図14中の
(150)に示すように、表示された測定結果を確認して、
測定結果収集を継続する場合は、測定結果収集を選択す
る。クライアント60#iは、図14中の(151)に示す
ように、測定結果収集メッセージをサーバ62#iに送
信する。サーバ62#iは、測定結果収集メッセージを
受信すると、図17中の(232),(233)及び図14中の(1
52)に示すように、伝送装置16#ijに送信する。
【0097】伝送装置16#ijは、測定結果収集メッ
セージを受信すると、測定結果を収集して、図17中の
(234)及び図14中の(153)に示すように、測定結果をサ
ーバ62#iに送信する。サーバ62#iは、測定結果
を受信すると、図14中の(1154)に示すように、DB8
6に測定結果収集に関わる状態に対応する応答データと
して測定結果を書き込む。サーバ62#iは、図14中
の(155)に示すように、結果をクライアント60#iに
送信する。クライアント60#iは、図14中の(156)
に示すように、結果を画面に表示する。このようにし
て、測定結果収がクライアント60#iにおいて再開さ
れる。同様にして、各測定結果収集の各収集周期t毎
に、図14中(157)〜(162)に示すように、測定結果を収
集する。
【0098】測定終了するには、運用者は、図14中の
(163)に示すように、測定終了を選択する。クライアン
ト60#iは、図14中の(164)に示すように、測定終
了メッセージをサーバ62#iに送信する。サーバ62
#iは、測定終了メッセージを受信すると、図14中の
(166)に示すように、伝送装置16#ijに送信する。
伝送装置16#ijは測定終了メッセージを受信する
と、測定を終了する。図14中の(167)に示すようにサ
ーバ62#iに結果を送信する。サーバ62#iは結果
を受信すると、図14中の(168)に示すように、DB8
6に保存してから、図14中の(169)に示すように、ク
ライアント60#iに送信する。
【0099】クライアント60#iは、図14中の(17
0)に示すように、結果を表示する。試験終了するには、
運用者は、図14中の(171)に示すように、試験終了を
選択する。クライアント60#iは、図14中の(172)
に示すように、試験終了メッセージをサーバ62#iに
送信する。サーバ62#iは、試験終了メッセージを受
信すると、図14中の(173)に示すように、伝送装置1
6#ijに送信する。伝送装置16#ijは測定終了メ
ッセージを受信すると、測定を終了する。図14中の(1
74)に示すようにサーバ62#iに結果を送信する。サ
ーバ62#iは結果を受信すると、図14中の(175)に
示すように、当該試験に関わるデータをDB86より削
除する。サーバ62#iは、図14中の(176)に示すよ
うに、クライアント60#iに結果を送信する。クライ
アント60#iは、図14中の(177)に示すように、結
果を表示する。
【0100】(7) 通常終了の場合 仮終了を行うことなく通常に終了する場合の動作は、図
10中の(21)〜(51)と図14中の(163)〜(177)を組み合
わせた場合の動作と同様なので説明を省略する。
【0101】以上説明した実施形態によれば、以下の効
果を奏することができる。
【0102】(1) クライアントの画面を仮終了した
とき、業務を再開する場合に、今まで操作を行っていた
端末以外や、他の場所に設置されている端末からログイ
ンして再度継続して業務を行うことができる上に、ログ
インIDによりチェックしているのでセキュリティが保
護される。
【0103】(2) クライアントの画面を仮終了した
とき、サーバ側にて処理を継続して行いDBにデータを
格納しているため、再度画面を開いたときには、仮終了
していた間の状態を反映した状態で画面に復元でき、業
務を再開できる。
【0104】(3) クライアントの画面を仮終了した
状態にてクライアント側は他の制御画面を開くことが可
能となり、制御端末としての画面数が1画面の制約にお
いても複数の業務を行うことができる。
【0105】(4) クライアントの画面が異常終了し
た場合も、サーバ側で異常を検知し、業務処理を続行す
ることができる。この場合も、(2)と同様に復元する
ことができる。復元が可能となることで、制御業務の後
処理(試験の解除)が可能となるため、伝送装置に試験
制御がかかったままの状態になることがなくなる。
【0106】本発明は以下の付記を含むものである。
【0107】(付記1) クライアントからの要求に基
づいて制御対象装置に対して制御するサーバであって、
データベースと、前記クライアントからの前記要求に関
わる制御情報を前記データベースに保存する制御状態保
存部と、前記データベースに保存された前記要求に関わ
る前記制御情報に基づいて、前記制御対象装置に対して
継続して制御する業務継続部と、前記業務継続部による
制御に対する前記制御対象装置からの応答データを前記
制御情報に対応して前記データベースに保存する業務デ
ータ保存部と、前記データベースに保存された前記要求
に関わる前記制御情報及び該制御情報に対応する応答デ
ータに基づいて、クライアントへの復元メッセージを作
成するデータ復元部と、を具備したことを特徴とするサ
ーバ。
【0108】(付記2) 前記クライアントとの接続状
態を監視する接続管理部を更に具備し、前記業務継続部
は、前記接続状態が異常であるとき、前記データベース
に保存された前記要求に関わる前記制御情報に基づい
て、前記制御対象装置に対して継続して制御することを
特徴とする付記1記載のサーバ。
【0109】(付記3) 前記業務継続部は、前記クラ
イアントから仮終了要求されたとき、前記データベース
に保存された前記要求に関わる前記制御情報に基づい
て、前記制御対象装置に対して継続して制御することを
特徴とする付記2記載のサーバ。
【0110】(付記4) 前記応答データが、前記接続
異常に基づくものであるか、前記仮終了要求に基づくも
のであるかを示す状態を保存する状態保存部を更に具備
したことを特徴とする付記3記載のサーバ。
【0111】(付記5) 前記クライアントからの前記
要求に関わる前記制御情報は第1識別子を含み、前記制
御状態保存部は前記第1識別子を前記制御情報の一部と
して前記データベースに保存し、前記データ復元部は前
記仮終了要求に含まれる第2識別子に一致する第1識別
子が前記データベースに保存されているクライアントか
らの要求に関わる前記制御情報及び該要求に対する応答
データに基づいて、クライアントへの復元メッセージを
作成することを特徴とする付記3記載のサーバ。
【0112】(付記6) クライアント及びサーバを含
むクライアントサーバシステムであって、前記サーバに
対して試験制御に関わる制御情報を送信する前記クライ
アントに設けられた試験制御指示部と、前記サーバに対
して前記試験制御の仮終了要求をする前記クライアント
に設けられた仮終了要求部と、前記試験制御の再開要求
をする前記クライアントに設けられた再開要求部と、前
記サーバに設けられたデータベースと、前記クライアン
トからの前記試験制御に関わる前記制御情報を前記デー
タベースに保存する前記サーバに設けられた制御状態保
存部と、前記クライアントより前記仮終了要求がされた
とき、前記データベースに保存された前記試験制御に関
わる前記制御情報に基づいて、制御対象装置に対して継
続して試験制御する前記サーバに設けられた業務継続部
と、前記業務継続部による試験制御に対する前記制御対
象装置からの応答データを前記制御情報に対応して前記
データベースに保存する前記サーバに設けられた業務デ
ータ保存部と、前記クライアントより前記再開要求がさ
れたとき、前記データベースに保存された前記試験制御
に関わる前記制御情報及び該制御情報に対応する応答デ
ータに基づいて、クライアントに復元メッセージを送信
する前記サーバに設けられた復元データ送信部と、を具
備したことを特徴とするクライアント・サーバシステ
ム。
【0113】(付記7) 前記サーバは、前記クライア
ントとの接続状態を監視する接続管理部を更に具備し、
前記業務継続部は、前記接続状態が異常であるとき、前
記データベースに保存された前記要求に関わる前記制御
情報に基づいて、前記制御対象装置に対して継続して制
御することを特徴とする付記6記載のクライアント・サ
ーバシステム。
【0114】(付記8) 前記クライアントは、メモリ
と、前記メモリを使用して前記試験制御に関わる画面制
御をし、前記仮終了要求をするとき、前記画面制御のた
めに使用していたメモリを解放する画面制御部とを更に
具備したことを特徴とする付記7記載のクライアント・
サーバシステム。
【0115】(付記9) 前記サーバに対して前記仮終
了要求に関わる試験制御及び前記接続異常に関わる試験
制御についての一覧要求をする前記クライアントに設け
られた一覧要求部と、前記サーバより送信された一覧要
求に関わる試験制御の中から選択して、前記サーバに対
して選択要求する前記クライアントに設けられた選択要
求部と、前記サーバより送信された前記選択要求に関わ
る応答データを画面に表示する前記クライアントに設け
られた応答データ表示部とを更に具備し、前記データ復
元部は、前記一覧要求に関わる試験制御に関する情報を
前記データベースより取得して、前記クライアントに送
信する前記サーバに設けられた一覧獲得部と、前記選択
要求に基づいて選択要求された試験制御に関する応答デ
ータを前記データベースより取得して、前記クライアン
トに前記応答データを送信する前記サーバに設けられた
応答データ送信部とを具備したことを特徴とする付記7
記載のクライアント・サーバシステム。
【0116】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、クライア
ントの業務が終了しても、業務を継続して行い、業務に
関わるデータを復元してクライアントに提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態によるクライアント・サーバ
システムの構成図である。
【図3】図2中のクライアント及びサーバの構成図であ
る。
【図4】図3中のDBの構成図である。
【図5】ネットワーク接続管理初期画面の一例を示す図
である。
【図6】図5の下位画面の一例を示す図である。
【図7】試験制御画面の一例を示す図である。
【図8】パス試験制御画面の一例を示す図である。
【図9】接続正常の場合の処理の流れを示す図である。
【図10】接続異常の場合のシーケンスチャートであ
る。
【図11】接続異常の場合の処理の流れを示す図であ
る。
【図12】仮終了の場合のシーケンスチャートである。
【図13】仮終了の場合の処理の流れを示す図である。
【図14】再開のシーケンスチャートである。
【図15】一覧要求の処理の流れを示す図である。
【図16】仮終了処理画面の一例を示す図である。
【図17】一覧選択の処理の流れを示す図である。
【図18】一覧表示画面の一例を示す図である。
【図19】従来のクライアント・サーバシステムの構成
図である。
【図20】図19中のクライアント及びサーバの構成図
である。
【図21】従来システムの試験のシーケンスチャートで
ある。
【符号の説明】
30 クライアント 32 サーバ 33 制御対象装置 34 試験制御指示部 36 仮終了要求部 38 再開要求部 40 データベース 42 制御状態保存部 44 業務継続部 46 業務データ保存部 48 復元データ送信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントからの要求に基づいて制御
    対象装置に対して制御するサーバであって、 データベースと、 前記クライアントからの前記要求に関わる制御情報を前
    記データベースに保存する制御状態保存部と、 前記データベースに保存された前記要求に関わる前記制
    御情報に基づいて、前記制御対象装置に対して継続して
    制御する業務継続部と、 前記業務継続部による制御に対する前記制御対象装置か
    らの応答データを前記制御情報に対応して前記データベ
    ースに保存する業務データ保存部と、 前記データベースに保存された前記要求に関わる前記制
    御情報及び該制御情報に対応する応答データに基づい
    て、クライアントへの復元メッセージを作成するデータ
    復元部と、 を具備したことを特徴とするサーバ。
  2. 【請求項2】 前記クライアントとの接続状態を監視す
    る接続管理部を更に具備し、前記業務継続部は、前記接
    続状態が異常であるとき、前記データベースに保存され
    た前記要求に関わる前記制御情報に基づいて、前記制御
    対象装置に対して継続して制御することを特徴とする請
    求項1記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記業務継続部は、前記クライアントか
    ら仮終了要求されたとき、前記データベースに保存され
    た前記要求に関わる前記制御情報に基づいて、前記制御
    対象装置に対して継続して制御することを特徴とする請
    求項2記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 クライアント及びサーバを含むクライア
    ント・サーバシステムであって、 前記サーバに対して試験制御に関わる制御情報を送信す
    る前記クライアントに設けられた試験制御指示部と、 前記サーバに対して前記試験制御の仮終了要求をする前
    記クライアントに設けられた仮終了要求部と、 前記試験制御の再開要求をする前記クライアントに設け
    られた再開要求部と、 前記サーバに設けられたデータベースと、 前記クライアントからの前記試験制御に関わる前記制御
    情報を前記データベースに保存する前記サーバに設けら
    れた制御状態保存部と、 前記クライアントより前記仮終了要求がされたとき、前
    記データベースに保存された前記試験制御に関わる前記
    制御情報に基づいて、制御対象装置に対して継続して試
    験制御する前記サーバに設けられた業務継続部と、 前記業務継続部による試験制御に対する前記制御対象装
    置からの応答データを前記制御情報に対応して前記デー
    タベースに保存する前記サーバに設けられた業務データ
    保存部と、 前記クライアントより前記再開要求がされたとき、前記
    データベースに保存された前記試験制御に関わる前記制
    御情報及び該制御情報に対応する応答データに基づい
    て、クライアントに復元メッセージを送信する前記サー
    バに設けられた復元データ送信部と、 を具備したことを特徴とするクライアント・サーバシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記サーバに対して前記仮終了要求に関
    わる試験制御及び前記接続異常に関わる試験制御につい
    ての一覧要求をする前記クライアントに設けられた一覧
    要求部と、前記サーバより送信された一覧要求に関わる
    試験制御の中から選択して、前記サーバに対して選択要
    求する前記クライアントに設けられた選択要求部と、前
    記サーバより送信された前記選択要求に関わる応答デー
    タを画面に表示する前記クライアントに設けられた応答
    データ表示部とを更に具備し、前記データ復元部は、前
    記一覧要求に関わる試験制御に関する情報を前記データ
    ベースより取得して、前記クライアントに送信する前記
    サーバに設けられた一覧獲得部と、前記選択要求に基づ
    いて選択要求された試験制御に関する応答データを前記
    データベースより取得して、前記クライアントに前記応
    答データを送信する前記サーバに設けられた応答データ
    送信部とを具備したことを特徴とする請求項4記載のク
    ライアント・サーバシステム。
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