JP2003076085A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2003076085A JP2001264130A JP2001264130A JP2003076085A JP 2003076085 A JP2003076085 A JP 2003076085A JP 2001264130 A JP2001264130 A JP 2001264130A JP 2001264130 A JP2001264130 A JP 2001264130A JP 2003076085 A JP2003076085 A JP 2003076085A
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加藤  仁志
Hirosuke Obuchi
大渕  裕輔
Norifumi Miyake
範書 三宅
Yuji Morishige
盛重  祐治
Yasuo Fukatsu
康男 深津
Yuzo Matsumoto
祐三 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易製本行うシート処理装置を使用するユー
ザーが、生産性を低下せずに、スタックカバー付きのス
タックトレイから、随時、処理済のシートを取り出すこ
とができるシート処理装置を提供する。 【解決手段】スタックカバー625が開くとトリマー6
00内にシート束を停止させる。そして、プリンタ部3
00で画像形成動作を部と部との切れ目で停止させ、プ
リンタより排出されたシート束をフィニッシャー500
の収納ガイド820に停止させて、トリマーへのシート
束の搬送を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンタ等の画像形成装置などに用いられるシー
ト処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート処理装置の中で、シート処
理装置の動作中にユーザーが稼動部に手を触れることを
防止する目的で、シートを処理する処理部にカバーを設
け、処理部より処理されたシートを積載するスタックト
レイにもカバー(以下これをスタックカバーと呼ぶ)が
取り付けられている装置がある。
【0003】そのようなスタックカバーが取り付けられ
ている装置には、スタックカバーを開けると、手が触れ
る恐れのある稼動部の駆動回路をマイクロスイッチ等に
より停止する機構をもち、シート処理装置が動作中にス
タックカバーが開けられた場合は、駆動回路が停止され
る稼動部へのシートの搬送を防止するために、ジャム状
態にしてシート処理とシート搬送を停止する装置があ
る。
【0004】また、シート処理装置が動作中の場合は、
スタックカバーを開けられないロック機構をもった装置
などがある。
【0005】後者のようなロック機構を有する装置で
は、シート処理装置の動作中に後処理されたシートを取
り出すことができないので、ストップさせる為のキーを
押すことで、画像形成装置及びシート処理装置を一時停
止させたのち、シートを取り出せる装置がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような簡易製本
行うシート処理装置を使用するユーザーは、大量の製本
処理をした場合に、その処理が終了したシートから随時
取り出したいという要望がある。
【0007】従来のようなシート処理装置の動作中にス
タックカバーを開けたというだけでジャムにする装置で
は、処理が終了したシートから随時取り出すと、直ちに
シート処理装置をジャム状態にしてしまうことで、処理
中の複数のシートを無駄にしてしまうばかりかジャム処
理による余計な工数をユーザーに強いるという問題が生
ずる。
【0008】また、シート処理装置の動作中の場合、ス
タックカバーを開けられない装置においては、ジャムに
なり、ユーザーに余計な工数を強いることはないが、シ
ート処理装置が動作中に処理が終了したシートから随時
取り出したいという要望に応えることはできない問題が
ある。
【0009】従って、シート処理装置の動作中でも、安
易にジャムにすることなく、スタックカバーを開けて処
理済のシートを取り出せる構成にし、更にシート取り出
しの際には、安全性を考慮してシート処理装置の排紙部
を停止するシート処理装置が好ましいものとなる。
【0010】このような装置では、ユーザーが誤ってス
タックカバーを開け放しにしておくと、安全性を考慮し
てシート処理装置の排紙部を停止しているシート処理装
置に次々と画像形成装置からシート束が供給されること
になるので、幾つものシート束がシート処理装置内に重
なり、シート処理装置が異常状態としてのジャムになっ
てしまう。最悪の事態においては、停止中のシート処理
装置に無理にシートが搬送されてくるので、ジャム紙の
除去処理が困難になるばかりか装置の故障を引き起こす
可能性すらある。
【0011】即ち、シート処理装置の動作中における、
スタックトレイのシートを取り出す際に稼動部が駆動す
る際の安全性を向上しつつ、シート処理が終了したシー
トから随時取り出したいという要望を満足させるため
に、出来得る限りスタックトレイの用紙を取り出し可能
な状態にし、更には、除去処理が困難なジャムを回避す
ることが課題となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の本発明は、画像形成装置から排出
されるシートに対してシート処理を行う第1のシート処
理装置から前記第1のシート処理装置とは異なるシート
処理を行う第2のシート処理装置へ記録シートを搬送す
る画像形成システムにおいて、前記第1のシート処理装
置から前記第2のシート処理装置にシートを搬送するこ
とを示すタイミング信号を通信する通信手段を有し、前
記第2のシート処理装置が停止中に、前記通信手段のタ
イミング信号を通信した場合に第1のシート処理装置を
停止する。
【0013】上記の課題を解決するために、請求項2記
載の本発明は、前記第2のシート処理装置に処理された
シートを積載する積載手段を覆うカバー手段と、前記カ
バー手段の開閉を検知する開閉検知手段と、前記開閉検
知手段によるカバー手段開の検知に応じて第2の処理装
置を停止させることを特徴とする。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項3記
載の本発明は、前記第2のシート処理装置が停止中に、
前記通信手段のタイミング信号を通信した場合に、警告
表示することを特徴とする。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項4記
載の本発明は、画像形成装置から排出されるシートに対
してシート処理を行う第1のシート処理装置から前記第
1のシート処理装置とは異なるシート処理を行う第2の
シート処理装置へ記録シートを搬送するシート処理シス
テムにおいて、前記第2のシート処理装置が停止した場
合に、所定のタイミングで画像形成動作を停止させるこ
とを特徴とする。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項5記
載の本発明は、前記第2のシート処理装置が停止した場
合に、任意の1部の記録シート全ての記録終了に応じて
画像形成動作を停止させることを特徴とする。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項6記
載の本発明は、前記任意の一部の記録シートを第1のシ
ート処理装置の所定の位置に位置させことを特徴とす
る。
【0018】上記の課題を解決するために、請求項7記
載の本発明は、前記第2のシート処理装置に処理された
シートを積載する積載手段を覆うカバー手段と、前記カ
バー手段の開閉を検知する開閉検知手段と、前記開閉検
知手段によるカバー手段開の検知に応じて第2の処理装
置を停止させることを特徴とする。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項8記
載の本発明は、画像形成装置から排出されるシートに対
してシート処理を行う第1のシート処理装置から前記第
1のシート処理装置とは異なるシート処理を行う第2の
シート処理装置へ記録シートを搬送するシート処理シス
テムにおいて、前記第2のシート処理装置に処理された
シートを積載する積載手段を覆うカバー手段と、前記カ
バー手段の開閉を検知する開閉検知手段とを有し前記開
閉検知手段によるカバー開の検知に基づいて、画像形成
動作を所定のタイミングで停止させ、前記開閉検知手段
によるカバー閉の検知に基づいて、画像形成動作を再開
することを特徴とする。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項9記
載の本発明は、前記第2のシート処理装置が停止した場
合に、任意の1部の記録シート全ての記録終了に応じて
画像形成動作を停止させることを特徴とする。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項10
記載の本発明は、前記任意の一部の記録シートを第1の
シート処理装置の所定の位置に位置させことを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態である
画像形成装置1000の内部構成を示す断面図である。
【0023】画像形成装置1000は原稿給送装置10
0、イメージリーダ200、プリンタ部300、折り装
置400、フィニシャー500、トリマー600を有す
る。
【0024】原稿給送装置100は、セットされた原稿
を先頭頁から順に1枚ずつ、湾曲したパスを介してプラ
テンガラス102上を左から右へ向けて搬送し、その後
排紙トレイ112へ排出する。
【0025】このときイメージリーダ200は、以下の
ように動作する。スキャナユニット104は所定の位置
に保持された状態にあり、このスキャナユニット104
上を原稿が左から右へ通過することにより、原稿の読み
取りが行われる。
【0026】原稿の通過時、スキャナユニット104の
ランプ103の光が原稿に照射され、その原稿からの反
射光がミラー105、106、107、レンズ108を
介してイメージセンサ109に導かれる。尚、原稿給送
装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送
した後に停止させ、スキャナユニット104を左から右
へ移動させることにより、原稿の読み取りを行うことも
できる。
【0027】次にプリンタ部300の動作を以下に説明
する。イメージセンサ109により読み取った原稿の画
像は画像処理が施されて露光制御部110へ送られる。
露光制御部110は画像信号に応じたレーザ光を出力す
る。このレーザ光は感光ドラム111に照射され、感光
ドラム111上に静電潜像が形成される。感光ドラム1
11上の静電潜像は現像器113により現像され、感光
ドラム111上の現像剤はカセット114、115、手
差し給紙部125、両面搬送パス124のいずれかから
給送されたシートに転写部116で転写される。
【0028】手差し給紙部125、カセット114、1
15から給紙されるシートは不図示の操作部1からユー
ザーによってその種類、例えば、厚紙、OHPシート等
の設定可能であり、これらのシートの種類に応じて最適
な搬送条件や、画像形成条件が選択される。
【0029】現像剤が転写されたシートは定着部117
で現像剤の定着処理が施される。定着部117を通過し
たシートはフラッパ121により一旦パス122に導
き、シートの後端がフラッパ121を抜けた後にシート
をスイッチバックさせてフラッパ121により排出ロー
ラ118へ導く。
【0030】これにより、現像剤が転写された面を下向
きの状態(フェイスダウン)で排出ローラ118により
プリンタ部300から排出される。
【0031】排出ローラ118から排出されたシートは
折り装置400へ送り込まれる。折り装置400はシー
トをZ形に折り畳む処理を行う。A3サイズやB4サイ
ズのシートでかつ折り処理の指定がなされているときに
は、折り装置400で折り処理を行い、それ以外のシー
トはそのままフィニッシャー500へ送り込まれる。
【0032】フィニッシャー500は、プリンタ300
から折り装置400を介して排出されたシートを内部に
導くための入口ローラ対502を有する。入口ローラ対
502の下流には、シートをフィニシャパス552、ま
たは、第1製本パス553に導く為の不図時の切換フラ
ッパが設けられている。
【0033】第1製本パス553、第2製本パス554
からのシートは、第1搬送ローラ対813、第2搬送ロ
ーラ対817によって収納ガイド820に収納され、更
に、第3搬送ローラ822によって、シート先端が可動
式のシート位置決め部材823に接するまで搬送され
る。第2搬送ローラ817の搬送方向下流には不図示の
2対のステープラが設けられており、ステープラと対向
する位置にある不図示のアンビルと協働してシート束の
中央を綴じる事(中綴じ)が出来ようになっている。
【0034】ステープラ下流には折りローラ対826が
設けられており、不図示の突き出し部材で押出されたシ
ート束を折り畳んだ後、トリマー600に給送され、画
像形成装置の操作部やプリンタドライバからのオペレー
タ設定に応じて、シート束端部を切断する。
【0035】そうすることによって、市販の画像形成装
置で、一般に販売されている雑誌や週刊誌と同じよう
に、中綴じ製本されて、シート束のエッジ部分が切りそ
ろえられたシート束を提供することができる。
【0036】そして、ユーザはスタックカバー625
を、上側に開けて中綴じ製本されたシート束の取り出し
を行う。
【0037】[各制御部の構成]図2に示すように、画
像形成装置1000の制御部は以下の構成となってい
る。まず、画像形成回路部150は、CPU153を有
し、ROM151に格納されているプラグラム及び操作
部1の設定に従って、原稿給送装置制御部101、イメ
ージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリ
ンタ制御部301、折り装置制御部401、フィニッシ
ャー制御部501、外部I/F209、を司る。それぞ
れ原稿給送装置制御部101は原稿給送装置100を、
イメージリーダ制御部201はイメージリーダ200
を、プリンタ制御部301はプリンタ部300を、処理
部制御部401は折り装置400を、フィニッシャー制
御部501はフィニッシャー500を、トリマー制御部
601はトリマー600を制御する。
【0038】RAM152は、制御データを一時的に保
持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いら
れる。外部I/F209は、コンピュータ210からの
インターフェイスであり、プリントデータを画像に展開
して画像信号制御部202へ出力する。イメージリーダ
制御部201から画像信号制御部202へはイメージセ
ンサ109で読み取られた画像が出力され、画像信号制
御部202からプリンタ制御部301へ出力されて、画
像形成される。
【0039】[トリマー構成・動作説明]図3から図9
までを用いてトリマー600の動作について詳細に説明
を行う。
【0040】図3に示す様に。待機状態では、既積載束
620はプッシャー板619とスタックトレイ621に
不図示のばねにより押圧されて保持されている。待機状
態時、次に受入れるシート束622のシートサイズの情
報が不図示のプリンタ制御部301から発行されると、
それに応じてストッパー614が、不図示のストッパー
モータM25により、カッター607によりシート束を
裁断するのに、シートサイズに応じた最適な位置へと移
動する。製本ユニットにおいて、中綴じされて折り畳ま
れたシート束622が、入口ローラ602を通過し、搬
送ローラ603,605,606,611,612によ
り搬送されストッパー614に突当てられ斜行補正が行
われる。図4に示す様に、シート束622が入口センサ
604を通過すると、シート束622を排紙するために
プッシャー板619がプッシャーモータM27により右
側に退避する。図5に示す様に、ストッパー614に突
当てられたシート束622は後端を均一に裁断するため
にプレス板609下降させて、プレス板に具備された従
動ローラ608,610により加圧され固定される事に
なる。加圧されたシート束622は、図6に示す様にカ
ッター607が降下する事によりシート束622の後端
が裁断される。裁断が終了すると、カッター607は不
図時のカッターモータM22により図7の様に退避し、
プレス板609を上昇させて、ストッパー614は不図
示のストッパー解除モータM24により、下側に退避す
る。裁断処理されたシート束は、搬送ローラ611,6
12,で搬送された後で、排紙ローラ616,615,
617により、ホルダー板とプッシャー板の間に排紙さ
れる。その後、図8に示す様に、ホルダー板618がホ
ルダーモータM26により下降し、それに連動してプッ
シャー板619がプッシャーモータM27により、シー
ト束622を既積載束620へ押し出して排紙する。そ
の後,図9に示す様に,ホルダー板618が上昇してト
リマーユニット600は再び待機状態に入る。
【0041】図3にも示すように、スタックカバー62
5を開けるとマイクロスイッチSW1、SW2が切れ
る。
【0042】図10から図12は、図3から図8のシー
ト排出部の既積載束620とホルダー板618とプッシ
ャー板619とスタックトレイ621とシート束622
の動作斜視図である。(シート排出部の排出ローラは不
図示とする) 図10は、中綴じ製本によるトリマーユニットの動作開
始前の斜視図である。図10の状態から、シート束62
2がトリマーユニットに搬送されると、図11に示すよ
うに,シート束622を排紙するためにプッシャー板6
19がプッシャーモータM27により右側に退避する.
そして、裁断終了後のシート束622が排紙される。そ
の後,図12に示す様に,ホルダー板618がホルダー
モータM26により下降し,それに連動してプッシャー
板619がプッシャーモータM27により、排紙された
シート束622を既積載束620へ押圧して整合する。
【0043】[フィニシャー制御ブロック図の説明]図
13はフィニシャー500のフィニッシャー制御部50
1及びトリマー600の制御部601の詳細を示すブロ
ック図である。
【0044】同図に於いて、フィニッシャー制御部50
1は、CPU5110、ROM5120、RAM513
0等で構成されるフィニッシャーCPU回路部5100
を有し、通信IC5140を介して画像形成装置100
0のCPU回路部150と通信してデータの交換を行
う。ROM5120に格納されている各種プログラムに
従って制御を行っている。
【0045】トリマー制御部601は、CPU611
0、ROM6120、RAM6130等で構成されるト
リマーCPU回路部6100であり、通信IC6140
を介して、フィニッシャー500のCPU回路部610
0と通信してデータの交換を行い、ROM6120に格
納されている各種プログラムに従って制御を行う。
【0046】6150は各種ドライバ回路であり、トリ
マーCPU部6100からの信号を受けてモータ、ソレ
ノイド、クラッチを駆動する。
【0047】M21は入口ローラ602、搬送ローラ6
03、605、606、611、612、排紙ローラ6
15、616、617の駆動源である搬送モータ、M2
2はカッター607の駆動源であるカッターモータ、M
23はプレス板609の駆動源であるプレスモータ、M
24はストッパー614を解除させる駆動源であるスト
ッパー解除モータ、M25はストッパー614移動させ
る駆動源であるストッパーモータ、M26はホルダー板
618の駆動源であるホルダーモータ、M27はプッシ
ャー板619の駆動源であるプッシャーモータである。
【0048】604は、トリマーの入口部付近に取り付
けられたトリマーシーケンスのスタートタイミング等に
使われる入口センサ、613は、ストッパー614に取
り付けられたシート束のブレーキタイミング等に使われ
るストッパーセンサ、624は、シート排出部に取り付
けられた排紙制御等に使われる排紙センサである。
【0049】スタックカバー625を開けるとマイクロ
スイッチSW1、SW2が切れて、ホルダーモータM2
6とプッシャーモータM27の駆動回路が切断されるよ
うに構成されている。また、SW1、SW2は、スタッ
クカバーの開閉検知のセンサとして使用されている。
【0050】マイクロSW1、SW2は、スタックカバ
ーを開けて処理済のシートを取り出す際の安全性を向上
するために設けられているが、このマイクロスイッチを
無くして、開閉検知センサを設けても良い。その場合、
開閉検知センサのカバー開の出力により、CPU610
0からドライバ回路6150への命令により、ホルダー
モータM26とプッシャーモータM27をオフすること
により行われる。
【0051】[フローチャートによる動作説明]図14
から図20は、本実施形態における、CPU6110に
よるトリマー動作のフローチャートである。このフロー
チャートに従った制御プログラムは、ROM6120に
書き込まれている。以下に、図14から図20を用いて
本実施例に関する制御の説明を詳細に行う。
【0052】図13は、トリマーの全体シーケンスを示
すフローチャートである。
【0053】まず、画像形成装置の電源投入後、トリマ
ーの各駆動部の初期動作を行う。トリマーの各駆動部を
ホームポジション位置に移動させる動作である。カッタ
ーナイフ607とプレス板609であれば、図3のよう
なカッターナイフとプレス板が搬送パスを遮らないよう
な位置に移動し、ストッパー614も図3同様にホーム
ポジション位置に移動する(S101)。
【0054】初期動作完了後、S102の通信処理、S
103の自己診断処理、S105のトリマー動作シーケ
ンスを、順々に行う。これらの処理は、メインループの
処理として、時分割で継続的に並列処理することにより
行われ、CPU6110により、マルチタスクにて処理
される。
【0055】S102の通信処理は、フィニッシャーと
画像形成装置と、トリマーとフィニッシャーとのデータ
のやりとりを行う箇所で、シリアル通信等の方法で行わ
れる。フィニッシャーからトリマーへは、以下の信号が
送られる。
【0056】中綴じ折り動作のジョブがオペレータによ
りスタートキーが押されてスタートしたことを意味する
スタート信号、本体からフィニッシャーを経由してトリ
マーに搬送されるシートサイズ信号、トリマーに搬送さ
れるシート束の枚数信号、フィニッシャー内にシート束
の最終紙が送られるタイミングで送信される束排出コマ
ンド、中綴じ折り動作のジョブが終了したことを意味す
るエンド信号。これらの信号に応じてトリム動作を実施
する。
【0057】次に、S103では、装置の自己診断処理
を行う。自己診断では、スタッカーカバーの開閉状態を
チェックし、スタッカーカバーが開かれた時点におい
て、トリマーに搬送されるシート束やトリマー内で搬送
されているシート束の状態を示すステータスをチェック
し、シート束がジャムであるかどうかを判断している。
詳細な説明は、図20で詳細に後述する。
【0058】ここで、S105のトリマー動作シーケン
スを行う前に、S104でトリマー装置にジャムが発生
しているかの判断を行う。トリマー装置でジャムが発生
している場合には、処理をS106に進め、S106で
ジャムという異常時の処理として、各駆動部を停止させ
る処理を行う。その後、装置のジャム処理が完了するま
でジャムがクリアされない(S107)、ジャム処理が
完了した後に、S108にてジャム状態をクリアし、通
常のスタンバイに状態を遷移させる。この時、ジャム処
理後に全てのカバーが綴じられると、S101と同様な
初期動作を行っている。
【0059】一方、S104でジャムが検出されていな
い場合は、S105のトリマー動作シーケンスに処理を
進める。このトリマー動作シーケンスは、上流側から搬
送されてくる束を受け入れ、実際のカット処理、スタッ
ク処理等を行う等の制御を行っている。
【0060】次に、図15のフローチャートを用いて、
以下に図5のS105におけるトリマー動作シーケンス
の詳細な説明を行う。
【0061】S201では、フィニッシャー等の束を搬
送してくる上流側の装置からの、動作開始を意味する
“スタート信号”の有無を判断する。“スタート信号”
は、中綴じ折り動作のジョブがオペレータによりスター
トキーが押された場合か、PCのプリンタドライバによ
り中綴じ折り動作のジョブがオペレータによりスタート
された場合に、発行される。“スタート信号”が送信さ
れてくるまでは、S201でスタート信号待ちとなる。
【0062】S201で、“スタート信号”がセットさ
れた場合は、トリマー装置が動作を行うことを意味する
為、それを示す内部フラグ“トリマー動作中フラグ”を
セットする(S202)。次に、各駆動部を、動作開始
の為に必要に応じて初期化させる(S203)。
【0063】ストッパー619にシート束を当接させ停
止させる為には、ストッパー619をシート束のサイズ
に応じた位置に移動させる必要があるが、この動作に対
するストッパー移動コマンドが、フィニッシャーや画像
形成装置の制御部から送られているかを、S204にて
判断する。ストッパー移動コマンドには、シートサイズ
データやシート束の枚数データ等が含まれており、S2
04で、ストッパー移動コマンドが発行された場合は、
S205のストッパー移動処理を行う。このストッパー
移動処理は、ストッパーをシート束のデータに基づいて
算出される位置へストッパーを移動させる処理であり、
シートサイズやシート束の枚数等で決定される。
【0064】次に、S206で、上流装置からの“束排
出コマンド”の有無を判別する。この“束排出コマン
ド”は、フィニッシャー等の上流の装置からシート束が
搬入されてくることを示す信号であり、この信号(コマ
ンド)発行後、実際の束が送られてくる。束排出コマン
ドは、シート束の最終紙がフィニッシャーに搬送され
て、フィニッシャー内のセンサで最終紙が検出された時
点で、フィニッシャーのCPU5110からトリマーの
CPU6110に送られる。
【0065】“束停止中フラグ”がセットされている状
態で、束排出コマンドが発行された場合の確認を行い
(S206)、束排出コマンドが発行されていて、束停
止中フラグが発行された場合は(S207)、トリマー
・フィニッシャーをそれぞれ停止させる。フィニッシャ
ー内のシート束が、別のシート束と混在することなく、
収納ガイド820一箇所に格納された状態でフィニッシ
ャーを停止する。そして、不図示の操作部に警告表示を
行うと共に画像形成装置にトリマー内にシート束が停止
中であるフラグを、フィニッシャーを介して画像形成装
置と通信する(S211)。
【0066】その警告表示は、スタックカバーが開放し
た状態が継続していることを示すもので、“装置停止中
です。スタックカバーを閉じて下さい”とメッセージを
出すことが好ましい。
【0067】画像形成装置において、束停止中フラグに
従って、トリマー内にシート束が停止中で且つ中綴じ製
本のジョブが途中の場合は、必ず部の切れ目で画像形成
動作を停止させる。そして、画像形成装置内に記録シー
トを滞留させず、またジャムなどの異常状態にならない
ように記録シートをフィニッシャーに排出する。画像形
成装置の動作に関しては、図21で後述する。
【0068】そして、スッタクカバーが閉じられるま
で、トリマー・フィニッシャー・画像形成装置を停止さ
せる(S212)スタックカバーが閉じられると、中綴
じ製本のジョブが途中であれば、画像形成動作を再開す
るためにスタックカバーが閉じたことを示すスタッカオ
ープンフラグを、フィニッシャーを介して画像形成装置
と通信する(S213)。そして、トリマーにおいては
束処理シーケンスに移行すると共に画像形成装置では画
像形成動作を再開する。
【0069】“束停止中フラグ”とは、スタックトレイ
へのシート束の排出を完了させる前に、先行してトリマ
ーに搬送されたシート束が、トリマーの搬送パス上の任
意の位置で停止していることを示すフラグである。つま
り、シート束取り出し時等に開閉するスタックカバーを
開けると、シート排出部の駆動が切断され、排出不能と
なり、トリマー装置の搬送パス上に先行して搬送された
シート束を停止するので、束停止中フラグがセットされ
る。
【0070】従って、S207で“束停止中フラグ”が
セットされており、次の“束排出コマンド”が発行され
た場合には、トリマーの搬送パス上のシート束とフィニ
ッシャー内のシート束が衝突してしまうので、直ぐ装置
を停止することになる。
【0071】本実施例のように、束が実際に衝突する前
にフィニッシャーとトリマーを停止させることが可能な
ので、束の衝突を未然に防止すると共に、束衝突後の複
雑なジャム解除処理をも防止することができる。
【0072】S207で、“束停止中フラグ”がセット
されていない場合には、通常のシート束処理シーケンス
を移動させる(S208)。この束処理シーケンスに関
しては、次の図16で詳細に説明を行う。
【0073】その後、S209で、中綴じ折り動作のジ
ョブが全て終了したことを意味する“エンド信号”が来
るまでは、S204からS209を繰り返す。
【0074】その後、S209でエンド信号を検出した
場合は、トリマー装置の動作を停止することを意味する
ので、“トリマー動作中フラグ”のクリアを行い、S2
01に戻る。
【0075】次に、図21のフローチャートを用いて画
像形成装置における中綴じ製本ジョブ実行時のスタッカ
オープンした場合の画像形成シーケンスを説明する。こ
のフローチャートに従った制御プログラムは、CPU1
53により実行され、ROM151に書き込まれてい
る。
【0076】まず、ユーザにより設定された実行中のジ
ョブが中綴じ製本ジョブであるかを判断する(S80
1)。中綴じ製本ジョブであれば、トリマー装置との通
信で得たトリマー装置内にシート束が停止中かどうかを
表す束停止中フラグに基づいて判断する。(S802)
束停止中であれば、画像形成動作を部と部の切れ目で停
止させる(S803)。そして、スタッカが閉じられる
まで、つまり、トリマー装置と通信してスタッカオープ
ンフラグが開から閉に変更されるまで、画像形成動作を
停止させる(S804)。ただし、S803で画像形成
動作が停止される以前にスタッカオープンフラグが開か
ら閉に変わった場合は、画像形成動作を停止することな
く画像形成動作を継続する。
【0077】そして、スタックカバーが閉じられて、中
綴じ製本ジョブが途中であれば(S805)、画像形成
動作を再開する(S806)。スタックカバーが閉じら
れて、中綴じ製本ジョブが終了していれば、S801に
戻る。
【0078】このように、スタックカバーが開いてトリ
マー内にシート束が停止すると、部と部の切れ目で画像
形成装置を停止させるので、フィニッシャー内で異なる
シート束のシートを混在させること無く、シート束を一
箇所に停止でき、更に部ごとにシートを分けるために、
画像形成装置内でシートを停止させる必要が無くなり、
シート束の整合性を保ちつつ、シートを複数の位置に滞
留させて搬送開始するといった複雑なシート搬送制御を
軽減できる。
【0079】次に、図16のフローチャートを用いてシ
ート束処理シーケンスに関して、以下に説明を行う。
【0080】このシーケンスは、シート束の搬入からカ
ット等のトリム処理を行い、スタッカ部への排出を行う
シーケンスである。
【0081】S301で、シート束の搬入を可能にする
為、搬送モータを駆動させる。そして、S302で入口
センサ604のオンを待ち、オンした後、そのシート束
が、トリム動作するシート束かどうかの判断を行う(S
303)。トリムするシート束とは、シート束の折られ
ていない側をカットすることで、束の端部を切りそろえ
る処理をするシート束であり、トリムしないシート束
は、上記カット処理をせずそのまま排出を行う束であ
る。S303でトリムしない束と判断された場合は、S
304の非トリムシーケンスへ、又、トリムする束と判
断された場合は、S305のトリムシーケンスへ処理を
進め、どちらの場合も該当する処理終了後、S306の
トリム束排出シーケンスへ処理を進める。そして、S3
07で、次に搬送されてくるシート束の有無の判断を行
い、無い場合は搬送モータの停止を行い(S308)、
シート束処理シーケンスを終了する。
【0082】この、束処理シーケンスを実行すること
で、トリムを行う束も行わない束も、それぞれ、搬送パ
スを搬送され、スタックトレイへの排出が完了する。
【0083】次に、図17のフローチャートを用いて、
図16のS304における、非トリムシーケンスの説明
を行う。
【0084】S401では、ストッパー614の移動完
了を確認する。これは、束のシートサイズに基づいて行
われるものであるが、正しく搬送されているかを判断す
る為のジャム検知処理に関して、正しい距離(位置)で
あることが重要となるからである。そして、ストッパー
614移動完了後、ストッパー614の退避処理を行う
(S402)。これは、非トリムシーケンスにおいて
は、ストッパーに突き当てて停止する必要がなく、搬送
を行う為にパス上からストッパー614を退避させる必
要があるからである。
【0085】そして、ストッパー614の位置に配置さ
れたストッパーセンサ613のオンを待ち(S40
3)、その後、S404でスタックカバー625が開い
た状態にあるかをチェックするためにスタッカオープン
フラグの確認を行う。このフラグは、排出部であるスタ
ックカバー625の開閉を示すフラグであり、オープン
のときが1、クローズのときが0である。ここで、クロ
ーズの場合は、そのまま処理を飛ばし、非トリムシーケ
ンスを終了する。通常、シート束取り出し用スタックカ
バー625が閉じている場合は、このような処理とな
る。
【0086】一方、S404で、スタッカオープンフラ
グが1、つまり、スタックカバー625が開いている場
合は、S405で束停止中フラグをセットし、搬送モー
タを停止させる(S406,407)。つまり、S40
5の束停止中フラグセットは、スタックカバー625が
開いたことで、搬送中のシート束をパス内で、一時的に
停止している状態である事を示す。そして、S408で
ストッパー614を退避位置からストッパーとしての正
規の位置に戻すようにセット処理をおこなう。
【0087】その後、S409で、スタックカバー62
5が閉じられるのをまち、閉じられた場合には、搬送動
作を継続する為に、ストッパー614を退避させ(S4
10)、搬送モータを駆動させ(S411)、セットさ
れていた“束搬送中フラグ”をクリアする(S41
2)。
【0088】次に、図18のフローチャートを用いて、
トリムシーケンスの説明を行う。このシーケンスは、シ
ート束に対してカットを行い、端部を切りそろえるトリ
ム処理である。
【0089】S501で、ストッパー614の移動の完
了を待つ。次に、ストッパー部にあるストッパーセンサ
613のオンをまち(S502)、その後、搬送モータ
を停止させる(S503,504)。これにより、シー
ト束はストッパーセンサ613の位置で停止処理され、
カット位置に載置されることになる。次に、シート束が
動かないように、プレス板609を下降させることによ
り上部から圧をかける処理である“シート束プレス処
理”を行い(S505)、その後、端部の“カット処
理”(S506)、終了後、プレス板609を上昇させ
て“シート束プレス処理の解除”(S507)を行う。
【0090】その後、S508でスタッカオープンフラ
グの確認を行う。ここで、クローズの場合は、そのまま
処理を飛ばし、トリムシーケンスを終了する。通常、ス
タック部の取り出しカバーが閉じている場合は、このよ
うな処理となる。
【0091】一方、S508で、スタッカオープンフラ
グが1、スタックカバー625が開いている場合は、S
509で束停止中フラグをセットする。つまり、前述同
様、S509の束停止中フラグセットは、スタックカバ
ー625が開いたことで、搬送中のシート束をパス内
で、一時的に停止している状態である事を示す。
【0092】その後、S510で、スタックカバー62
5が閉じられるのをまち、閉じられた場合には、搬送動
作を継続する為に、ストッパー614を退避させ(S5
11)、搬送モータを駆動させ(S512)、セットさ
れていた“束停止中フラグ”をクリアする(S51
3)。
【0093】以上のように制御を行うことにより、“非
トリムシーケンス”も“トリムシーケンス”の場合も、
スタックカバー625が開けられた場合は、シート束の
排出部の直ぐ手前の搬送パス内で、一時的に停止する状
態にする。そうすることにより、安全性向上のために停
止されるシート排出部のすぐ手前の処理は全て終了して
いるので、再開後直ちにシート排出部にシート束を送る
ことができ、再開してからシート排出までの処理時間を
早めることができる。
【0094】また、シート排出部のすぐ手前までの処理
を全て終えていなくても、シート束がシート排出部に近
い領域まで搬送されて停止していれば、駆動再開してシ
ート処理を終えたら直ちにシート排出部にシート束を送
ることができ、再開してからシート排出までの処理時間
を早めることができる。
【0095】そして、スタックカバー625が閉じられ
ることにより、自動的に排出動作を再開する。つまり、
スタックトレイ621に排出された複数の束を、操作者
が取り出す際に、“スタックカバーを開ける→取り出す
→スタックカバー625を閉める”間に、装置が自動的
に束の搬送を、“停止→再開”することが可能になって
おり、従来のスタックカバーを開けたというだけでジャ
ムにする装置と比べて、生産性・操作性共に著しく向上
しているといえる。
【0096】続いて、図19のフローチャートを用い
て、トリマーの排出部への処理である図7のS306に
関する“トリマー束排出シーケンス”について詳細な説
明を行う。
【0097】S601で、シート束に対して排出処理を
行っていることを示す“束排出中フラグ”をセットす
る。そして、束を搬入する為にプッシャー板619を退
避させ(S602)、順に、排紙センサ624のオン/
オフを確認する(S603,604)。排紙センサ62
4をシート束の後端が抜けたところで、次束の為にスト
ッパー614のセット処理を行っておく(S605)。
そして、束を完全に排出させるために150[mm]搬
送し、搬送モータを停止させる(S607)。そして、
排出部の押さえであるホルダー板618を降下させ(S
608,609)、その後、排出した束を、プッシャー
板619でスタック部へ押し込む(S610,61
1)。次に、押さえであるホルダー板618を上昇さ
せ、完了後(S612,613)、束排出動作中フラグ
をクリアする(S614)ことで、トリマー束排紙シー
ケンスを終了する。
【0098】図20のフローチャートを用いて、自己診
断シーケンスに関して説明を行う。
【0099】S701では、スタックカバー625の開
閉状態を監視し、閉じている場合は、スタックカバー6
25が開いていることを示す“スタッカカバーオープン
フラグ”のクリア(S706)を行い、処理をS701
へ戻す。一方、S701でスタックカバーが開いている
場合は、前述の“スタッカオープンフラグ”のセット
(S702)を行い、S703で“トリマー動作中フラ
グ”の判別を行う。ここで、動作中でない場合は、“ト
リマー動作中フラグ”は0なので、処理をS701に戻
す。また、動作中の場合は、さらに、“束排出動作中フ
ラグ”を判別し、束排出中でない場合は、“束排出動作
中フラグ”は0なので、処理をS701に戻す。ここ
で、束排出中である場合は、“束排出動作中フラグ”は
1となり、S705で、トリマー装置の駆動系を停止さ
せるよう“ジャム状態”にする。
【0100】つまり、トリマーの排出部に処理中の束が
搬送されているときに、スタックカバー625を開けた
場合には、搬送異常としてのジャム状態にし、トリマー
における全てのモータの駆動系を停止させるために、速
やかにシステムを停止状態に遷移させる。即ち、ユーザ
のシート束の取出し時における安全性向上のために、ス
タックカバー625を開けることでシート排出部の駆動
系の回路が切断されるので、適切な搬送が出来ないので
ジャム状態にするものである。
【0101】また、どのタイミングでスタックカバーが
開かれても、束排出動作中でなければ、装置の異常状態
としてのジャムにして駆動系を停止させることは無いの
で、シート排出部手前の停止位置までのシート処理を続
行させることができる。従って、シート排出部のシート
束に対するシート処理の中断あるいは停止を極力回避で
きるものになっている。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明のシート処理装置は、前記第2のシート処理装置が
停止中に、第1の処理装置から第2の処理装置にシート
を搬送することを示すタイミング信号を通信した場合に
第1のシート処理装置を停止させるので、束が実際に衝
突する前に停止させて、束の衝突を未然に防止すると共
に、束衝突後の複雑なジャム解除処理をも防止すること
ができる。
【0103】請求項2記載の本発明によれば、カバーが
開けられたことに応じて第2のシート処理装置を停止し
ているので、シート処理装置の動作中における積載手段
のシートを取り出す際に、第2のシート処理装置の稼動
部の安全性を向上できる。
【0104】請求項3記載の本発明によれば、前記第2
のシート処理装置が停止中に、タイミング信号を通信し
た場合に、警告表示するのでユーザが装置の停止中の状
態をいち早く察知することが出来、特にスタックカバー
の閉め忘れを防止できることにより、操作性を向上さ
せ、生産性の低下を低減する。
【0105】請求項4記載の発明によれば、第2のシー
ト処理装置が停止した場合に、所定のタイミングで画像
形成動作を停止させるので、停止しているシート位置手
前に次々と別のシートが搬送されるのを回避でき、次々
とシートが送られてくる事によるジャムにおける無駄な
ジャム処理を回避することができ、生産性が向上する。
【0106】請求項5記載の本発明によれば、第2のシ
ート処理装置が停止した場合に、任意の1部の記録シー
ト全ての記録終了に応じて画像形成動作を停止させるの
で、第1のシート処理装置内で異なるシート束のシート
を混在させること無く、シート束を一箇所に停止でき、
更に部ごとにシートを分けるために、画像形成装置内で
シートを停止させる必要が無くなり、シート束の整合性
を保ちつつ、シートを複数の位置に滞留させて搬送開始
するといった複雑なシート搬送制御を軽減できる。
【0107】請求項6記載の本発明によれば、任意の一
部の記録シートを第1のシート処理装置の所定の位置に
位置させるので、シートを複数の位置に滞留させて搬送
開始するといった複雑なシート搬送制御を軽減できる。
【0108】請求項7記載の本発明によれば、カバーが
開けられたことに応じて第2のシート処理装置を停止し
ているので、シート処理装置の動作中における積載手段
のシートを取り出す際に、第2のシート処理装置の稼動
部の安全性を向上できる。
【0109】請求項8記載の本発明によれば、開閉検知
手段によるカバー開の検知に基づいて、画像形成動作を
所定のタイミングで停止させ、前記開閉検知手段による
カバー閉の検知に基づいて、画像形成動作を再開するの
で、シートをジャムすることなく、スタックトレイのシ
ートを取り出せて、簡易に画像形成動作が再開すること
により、シート処理が終了したシートから随時取り出し
たいという要望を満足させ、生産性の低下を低減する。
【0110】請求項9記載の本発明によれば、第2のシ
ート処理装置が停止した場合に、任意の1部の記録シー
ト全ての記録終了に応じて画像形成動作を停止させるの
で、第1のシート処理装置内で異なるシート束のシート
を混在させること無く、シート束を一箇所に停止でき、
更に部ごとにシートを分けるために、画像形成装置内で
シートを停止させる必要が無くなり、シート束の整合性
を保ちつつ、シートを複数の位置に滞留させて搬送開始
するといった複雑なシート搬送制御を軽減できる。
【0111】請求項10記載の本発明によれば、任意の
一部の記録シートを第1のシート処理装置の所定の位置
に位置させるので、シートを複数の位置に滞留させて搬
送開始するといった複雑なシート搬送制御を軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置断面図
【図2】画像形成装置の制御ブロック図
【図3】トリマー動作説明図
【図4】トリマー動作説明図
【図5】トリマー動作説明図
【図6】トリマー動作説明図
【図7】トリマー動作説明図
【図8】トリマー動作説明図
【図9】トリマー動作説明図
【図10】トリマー動作説明斜視図
【図11】トリマー動作説明斜視図
【図12】トリマー動作説明斜視図
【図13】フィニッシャー及びトリマーの制御ブロック
【図14】トリマー全体シーケンスを示すフローチャー
【図15】トリマー動作シーケンスを示すフローチャー
【図16】束処理シーケンスを示すフローチャート
【図17】非トリムシーケンスを示すフローチャート
【図18】トリムシーケンスを示すフローチャート
【図19】トリム束排紙シーケンスを示すフローチャー
【図20】自己診断シーケンスを示すフローチャート
【図21】画像形成シーケンスを示すフローチャート
【符号の説明】
100 原稿給送装置 101 原稿給送装置制御部 150 画像形成回路部 153 画像形成回路部のCPU 151 画像形成回路部のROM 200 イメージリーダ 201 イメージリーダ制御部 202 画像信号制御部 300 プリンタ部 301 プリンタ制御部 400 折り装置 401 折り装置制御部 500 フィニッシャー 501 フィニッシャー制御部 1000 画像形成装置 600 トリマー 601 トリマー制御部 602 入口ローラ 603 搬送ローラ 604 入口センサ 605 搬送ローラ 606 搬送ローラ 607 カッター 608 従動ローラ 609 プレス板 610 従動ローラ 611 搬送ローラ 612 搬送ローラ 613 ストッパーセンサ 614 ストッパー 615 排紙ローラ 616 排紙ローラ 617 排紙ローラ 618 ホルダー板 619 プッシャー板 621 スタックトレイ 624 排紙センサ 625 スタックカバー 2100 トリマー制御部 5100 フィニッシャーCPU回路部 5110 フィニッシャーCPU回路部のCPU 5120 フィニッシャーCPU回路部のROM 5130 フィニッシャーCPU回路部のRAM 5140 フィニッシャー通信IC 6100 トリマーCPU回路部 6110 トリマーCPU回路部のCPU 6120 トリマーCPU回路部のROM 6130 トリマーCPU回路部のRAM 6150 トリマー各駆動部のモータのドライバ M21 搬送モータ M22 カッターモータ M23 プレスモータ M24 ストッパー解除モータ M25 ストッパーモータ M26 ホルダーモータ M27 プッシャーモータ SW1 マイクロスイッチA SW2 マイクロスイッチB
フロントページの続き (72)発明者 三宅 範書 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 盛重 祐治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 深津 康男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 松本 祐三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA26 DC11 DC14 ED29 EE01 EE07 EK03 EK10 GA30 GB05 2H072 AA05 AA17 AA24 AB04 AB11 BA03 BA12 CA01 CB05 GA01 GA07 JA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から排出されるシートに対
    してシート処理を行う第1のシート処理装置から前記第
    1のシート処理装置とは異なるシート処理を行う第2の
    シート処理装置へ記録シートを搬送する画像形成システ
    ムにおいて、前記第1のシート処理装置から前記第2の
    シート処理装置にシートを搬送することを示すタイミン
    グ信号を通信する通信手段を有し、前記第2のシート処
    理装置が停止中に、前記通信手段のタイミング信号を通
    信した場合に第1のシート処理装置を停止することを特
    徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記第2のシート処理装置に処理された
    シートを積載する積載手段を覆うカバー手段と、 前記カバー手段の開閉を検知する開閉検知手段と、 前記開閉検知手段によるカバー手段開の検知に応じて第
    2の処理装置を停止させることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記第2のシート処理装置が停止中に、
    前記通信手段のタイミング信号を通信した場合に、警告
    表示することを特徴とする請求項1または2記載の画像
    形成システム。
  4. 【請求項4】 画像形成装置から排出されるシートに対
    してシート処理を行う第1のシート処理装置から前記第
    1のシート処理装置とは異なるシート処理を行う第2の
    シート処理装置へ記録シートを搬送するシート処理シス
    テムにおいて、 前記第2のシート処理装置が停止した場合に、所定のタ
    イミングで画像形成動作を停止させることを特徴とする
    画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記第2のシート処理装置が停止した場
    合に、任意の1部の記録シート全ての記録終了に応じて
    画像形成動作を停止させることを特徴とする請求項4記
    載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記任意の一部の記録シートを第1のシ
    ート処理装置の所定の位置に位置させることを特徴とす
    る請求項5記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記第2のシート処理装置に処理された
    シートを積載する積載手段を覆うカバー手段と、 前記カバー手段の開閉を検知する開閉検知手段と、 前記開閉検知手段によるカバー手段開の検知に応じて第
    2の処理装置を停止させることを特徴とする請求項5ま
    たは6記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 画像形成装置から排出されるシートに対
    してシート処理を行う第1のシート処理装置から前記第
    1のシート処理装置とは異なるシート処理を行う第2の
    シート処理装置へ記録シートを搬送するシート処理シス
    テムにおいて、 前記第2のシート処理装置に処理されたシートを積載す
    る積載手段を覆うカバー手段と、前記カバー手段の開閉
    を検知する開閉検知手段とを有し前記開閉検知手段によ
    るカバー開の検知に基づいて、画像形成動作を所定のタ
    イミングで停止させ、前記開閉検知手段によるカバー閉
    の検知に基づいて、画像形成動作を再開することを特徴
    とする画像形成システム。
  9. 【請求項9】 前記第2のシート処理装置が停止した場
    合に、任意の1部の記録シート全ての記録終了に応じて
    画像形成動作を停止させることを特徴とする請求項8記
    載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 前記任意の一部の記録シートを第1の
    シート処理装置の所定の位置に位置させことを特徴とす
    る請求項9記載の画像形成システム。
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