JP2003074388A - 車両用制御装置及びオルタネータ装置 - Google Patents

車両用制御装置及びオルタネータ装置

Info

Publication number
JP2003074388A
JP2003074388A JP2001263686A JP2001263686A JP2003074388A JP 2003074388 A JP2003074388 A JP 2003074388A JP 2001263686 A JP2001263686 A JP 2001263686A JP 2001263686 A JP2001263686 A JP 2001263686A JP 2003074388 A JP2003074388 A JP 2003074388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
current
alternator
information
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001263686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3735282B2 (ja
Inventor
Katsuyuki Sumimoto
勝之 住本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001263686A priority Critical patent/JP3735282B2/ja
Publication of JP2003074388A publication Critical patent/JP2003074388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3735282B2 publication Critical patent/JP3735282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オルタネータの発電率情報として界磁電流に
基づく情報を情報入力し、その情報から発電機発電率を
得ることにより、従来の界磁コイル温度に関する誤差を
なくすことを目的とする。 【解決手段】 オルタネータ200からオルタネータ界
磁電流に基づく情報である界磁電流レシオ情報を入力
し、エンジン制御ユニット100では、予め備える「発
電機界磁電流レシオと発電機回転数から得る発電機駆動
トルク」と、「発電機界磁電流レシオと発電機回転数か
ら得る発電機発電電流」の2つの3次元データマトリッ
クスA,Bから、発電機発電電流・発電機駆動トルク決
定部10が発電機駆動トルク及び発電機発電電流を算出
する。そして、アイドリング制御反映部11に転送し
て、燃費・エコロジーを目的としたアイドリング回転数
の良好な低回転化を達成するためのアイドリング制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オルタネータか
らの発電機発電率に関する情報を利用して、車両の燃費
向上・環境エコロジー向上・運転フィーリング向上を図
る車両用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用の各種制御ユニットが、オルタネ
ータからの発電機発電率に関する情報を利用して、各種
制御を行うことは多々ある。例えば、バッテリーの最適
な充電を実施するための発電機運転管理・制御を行う場
合、燃費・エコロジーを目的としたアイドリング回転数
の良好な低回転化を達成するためのアイドリング制御を
行う場合、車両発進・加速性能を向上させるための発電
機運転管理・制御を行う場合、エンジン出力を有効に駆
動輪に伝達させるための自動変速装置の変速比制御を行
う場合、また、発電機サイズ最適化のために不必要な電
気負荷の抑制制御を行う場合等、オルタネータからの発
電機発電率に関する情報を利用することがある。
【0003】従来、オルタネータからの「発電機発電率
に関する情報」は、「発電機界磁電流デューティー比情
報」つまり「発電機界磁コイル導通のオンオフ比情報」
であった。その情報形態として、一般的に電圧のPWM
(Pulse Width Modulation)波形を使用して、電圧ロー
の時に発電機界磁コイルが通電中であり、電圧ハイの時
に発電機界磁コイルが遮断中である信号を利用してい
る。オルタネータから情報入力する、この発電機界磁コ
イル導通率は、一般的にDF情報(デューティー オブ
フィールドコイル)と呼ばれている。
【0004】例えば、図12の車両用制御装置におい
て、オルタネータ200で検出された界磁コイル導電率
は、情報処理部60及びPWM生成部を介してPWM電
圧波形となる。情報入力するエンジン制御ユニット10
0は、その情報処理部2において、上記PWM電圧波形
のうち一般的に電圧ローと電圧ハイを各々時間計測し、
その時間バランスから「発電機界磁コイル導通率瞬時
値」を算出する。そして、「発電機界磁コイル導通率瞬
時値」を累積平均した「発電機界磁コイル導通率累積平
均値」を「発電機発電率」として解釈する。
【0005】発電機発電電流・発電機駆動トルク決定部
10は、オルタネータ200のPWM電圧波形から得た
「発電機発電率」と、エンジン回転数を演算部1で処理
した「発電機回転数」に基づき、あらかじめ備えている
「DF情報と発電機回転数から得る発電機駆動トルク」
と「DF情報と発電機回転数から得る発電機発電電流」
の2つの3次元データマトリックスC,Dから、「発電
機発電電流」と「発電機駆動トルク」を算出する。
【0006】発電機発電電流・発電機駆動トルク決定部
10により得られた「発電機発電量」又は「発電機駆動
トルク」は、例えば、アイドリング制御反映部11に送
られて、アイドル時の燃料噴射量の補正制御、アイドル
時点火時期の補正制御、アイドル時のスロットル最低開
度の調整制御に利用される。また、自動変速装置変速反
映部12に送られて、自動変速装置の変速比制御に利用
される。
【0007】一方、エンジン制御ユニット100の目標
電圧決定部20は、オルタネータ200の発電電圧を指
示することができるようになっている。これは、バッテ
リーの温度に適した充電電圧をオルタネータ200に発
電させ、適切なバッテリー充電を実施するためである。
バッテリーの温度は、バッテリー温度推定部21によっ
て推定される。バッテリーの温度に適した充電電圧に関
して、バッテリーは温度上昇に伴って受け入れ電圧が低
下する特性に従わせることが最適充電であることを意味
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、車両用
制御装置の目的は、エンジン制御ユニット100が「発
電機発電電流」又は「発電機駆動トルク」を算出するこ
とによって、例えばアイドリング回転の安定性を損なわ
ずに低回転数化を達成し、燃費・環境エコロジーを向上
させ、自動車としての商品性の向上を達成することにあ
る。
【0009】しかしながら、エンジン制御ユニット10
0が「発電機発電量」や「発電機駆動トルク」を得るた
めに利用するオルタネータの「DF情報」は、あくまで
その時の「発電機界磁コイル導通率」であり、下記に述
べるように「界磁コイル温度」と「発電機発電電圧」に
よってその意味が大きく変動することにより、上記目的
の完全な達成を妨げている。
【0010】つまり、「DF情報」は界磁コイル導通率
であり、導通率が同じでも界磁コイル温度によってその
通過電流が変わってくることに問題がある。
【0011】このように、従来のシステムでは、ごく一
部のパラメータでしかない「発電機界磁コイル導通率」
と「エンジン回転数」しか利用しておらず、実際の使用
上で、「発電機発電電流」と「発電機駆動トルク」に大
きな誤差を持っていた。そのため、この情報を利用した
い各種の制御ユニットはこの誤差を加味した分、最適さ
を完全に達成しきれない。
【0012】例えば、エンジン制御ユニットによるアイ
ドリング制御はこの誤差を加味した分、結局多めの燃料
噴射量を設定せざるをえず、本来の目的であるオルタネ
ータの発電率を監視してアイドリング回転数を最適化、
つまりできるだけ低回転化を達成しきれないという問題
があった。
【0013】また、従来は「DF情報と発電機回転数か
ら得る発電機駆動トルク」と「DF情報と発電機回転数
から得る発電機発電電流」のマトリックスデータが、発
電機実使用上平均的な運転状況で測定されたものであっ
た。これもまた、特に冷間時の制御で誤差を大きく導い
てしまう要素となっていた。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、オルタネータの発電率情
報として「最大界磁電流に対する現在界磁電流のレシオ
情報」を入力し、その情報から発電機発電率を得ること
により、従来の界磁コイル温度に関する誤差をなくすこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両用制御装
置の発明は、オルタネータからの発電機発電率として
「最大界磁電流に対する現在の界磁電流のレシオ情報」
を入力し、予め備える「発電機界磁電流レシオと発電機
回転数から得る発電機駆動トルク」又は「発電機界磁電
流レシオと発電機回転数から得る発電機発電電流」の3
次元データマトリックスから、発電機駆動トルク又は発
電機発電電流を得ることにより、所定の車両制御ユニッ
トを制御することを特徴とする。
【0016】請求項2の車両用制御装置の発明は、請求
項1の発明において、所定の車両制御ユニットの制御と
は、燃費・エコロジーを目的としたアイドリング回転数
の良好な低回転化を達成するためのアイドリング制御で
あることを特徴とする。
【0017】請求項3の車両用制御装置の発明は、請求
項1の発明において、所定の車両制御ユニットの制御と
は、エンジン出力を有効に駆動輪に伝達させるための自
動変速装置の変速比制御であることを特徴とする。
【0018】請求項4の車両用制御装置の発明は、請求
項1の発明において、所定の車両制御ユニットの制御と
は、車両発進・加速性能を向上させるための発電機運転
管理・制御であることを特徴とする。
【0019】請求項5の車両用制御装置の発明は、請求
項1の発明において、所定の車両制御ユニットの制御と
は、発電機サイズ最適化のために不必要な電気負荷の抑
制制御であることを特徴とする。
【0020】請求項6の車両用制御装置の発明は、請求
項1の発明において、所定の車両制御ユニットの制御と
は、バッテリーの最適な充電を満たしながらの発電機出
力抑制制御およびバッテリ急速充電制御であることを特
徴とする。
【0021】請求項7の車両用制御装置の発明は、「発
電機界磁電流レシオと発電機回転数から得る発電機駆動
トルク」又は「発電機界磁電流レシオと発電機回転数か
ら得る発電機発電電流」は、オルタネータの使用上最大
界磁電流で運転した時のデータに基づくものである。
【0022】請求項8の車両用制御装置の発明は、「発
電機界磁電流レシオ」は、オルタネータと接続された信
号線に乗るオルタネータが生成するデジタル信号での複
数情報から「発電機界磁電流情報」を抽出して得るもの
である。
【0023】請求項9の車両用制御装置の発明は、「発
電機発電電流」と「発電機駆動トルク」に基づいて、車
両電気負荷の投入を臨時的に抑制することを特徴とす
る。
【0024】請求項10の車両用制御装置の発明は、電
気負荷の投入が臨時的に抑制されるものが、パワーウィ
ンドウの同時開閉であって、1枚毎、2枚毎と適時抑制
することを特徴とする。
【0025】請求項11の車両用制御装置の発明は、電
気負荷の投入が臨時的に抑制されるものが、パワーシー
トの同時調整であって、1席毎、2席毎と適時抑制する
ことを特徴とする。
【0026】請求項12のオルタネータ装置の発明は、
オルタネータの「最大界磁電流に対する現在の界磁電流
のレシオ情報」を求め、オルタネータからの発電機発電
率として、所定の車両制御ユニットに送出することを特
徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による車両用制御装置を示すブロック構成
図である。
【0028】図1の車両用制御装置において、エンジン
制御ユニット100は、オルタネータ200とIF端
子、VC端子を介して接続される。なお、IF端子は従
来のDF端子である。オルタネータ200は、オルタネ
ータの発電率情報として、「界磁電流レシオ情報」を検
出する。オルタネータ200で検出された上記界磁電流
レシオ情報は、情報処理部60及びPWM生成部を介し
てPWM電圧波形となり、IF端子から送り出される。
【0029】次に、オルタネータの発電率情報として
「界磁電流レシオ情報」を検出する具体的な手段につい
て下記に説明する。
【0030】図2はオルタネータ200が界磁電流をモ
ニタするための電圧レギュレータユニットを具現化した
回路図である。なお、図2においてエンジン制御ユニッ
ト100は簡略化した形で表わしている。
【0031】電圧レギュレータユニット210は、オル
タネータの出力端子B、オルタネータの界磁コイル片端
端子F、バッテリーBattからスイッチSWを介した
電源端子IG、情報出力端子IFを有している。界磁コ
イル電流の制御は、電流レギュレータユニットの端子
B,F,E周りで達成される。界磁コイルはオルタネー
タ発電端子を電力源とし、電流方向下位のコイル片端が
レギュレータのF端子に入力され、レギュレータはF端
子とE端子との間に備えた半導体スイッチT1で界磁コ
イル電流を制御するように構成されている。この半導体
スイッチT1による界磁コイル電流制御によりオルタネ
ータ200の発電電圧を所定値に保つ制御を達成する。
また、レギュレータのB端子とF端子の間に備えられた
ダイオードD1は、半導体スイッチT1による電流遮断
時の界磁コイル電流の循環保存のためのフライホイール
ダイオードである。
【0032】本実施の形態では、界磁コイル電流検出の
ために、半導体スイッチT1とレギュレータの端子Eの
間に検出抵抗R1を備えた。検出抵抗R1を通過する電
流は検出抵抗R1に比例電圧降下を発生し、この電圧降
下を検出して界磁コイル電流を電圧として検出する。検
出抵抗R1は界磁コイル電力に影響を及ぼさない程度に
小さい抵抗値を導入しているので、界磁コイル電力に問
題はないが、検出電圧を小さくなるので電圧差動増幅回
路により差動増幅する。そして、差動増幅後の電圧はP
H回路によりピークホールドする。これは検出抵抗R1
の配置位置が界磁コイル電流循環路を含まないためであ
る。PH回路に接続されている抵抗R2は界磁コイル電
流遮断時の循環電流減衰をまねるために、ピークホール
ド電圧値も減衰するようにしている。
【0033】界磁コイル電流に値した電圧値は、従来使
用されてきたDFシグナル形状に準拠するために、比較
器CMP2で三角波形電圧と電圧比較する。後述するが
三角波形電圧ピーク電圧は、界磁コイル電流が最大の時
に検出する比較器(+)入力電圧とちょうど同じにして
ある。最大の時にPWM波形のDUTYが100%近く
になるようにするためである。比較器CMP2出力は、
電圧に変換された界磁コイル電流レベルを、さらにオン
オフのPWM波形に変換する。このようにして、界磁コ
イル電流レベルはPWM信号のDUTYに変換される。
そして、比較器CMP2出力は、IF端子をオンオフす
る。一方、エンジン制御ユニット100は従来オルタネ
ータのDF端子のオンオフを監視計測していたのと同様
に、IF端子を監視計測することにより誤差のない「界
磁電流レシオ情報」を得ることができる。
【0034】上記で、IF端子というDF端子と全く異
なる端子が備えられるようであるが、意味合いの相違だ
けで、エンジン制御ユニット100から見れば発電機発
電率を得るための端子としては同じことで、オルタネー
タ側の端子構成にも変りがないことが特徴である。
【0035】また、上述でPWM波形のDUTYが10
0%近くになるようにすると説明したが、これも特徴で
ある。比較回路CMP2には電圧レベルをPMW変換す
る際において、最低DUTYと最高DUTYのリミッタ
回路が含有されていて、PMW波形が必ず一定周期内で
オンとオフのセット構成になるようにしている。つま
り、実際のDUTYが100%になろう電圧レベルであ
っても、例えば95%にとどまるようにし、逆も0%で
あっても例えば5%にとどまるようにしている。これが
なければ、100%や0%DUTY周期の時、エンジン
制御ユニット100側にとって隣接周期と周期が見た目
に融合する。95%、5%にとどめ隣接周期と融合しな
いようにすることにより、PWM−DUTY計測上にお
いて分母時間(周期)を確定することができ、エンジン
制御ユニット100が発電機発電率を得るにあたりオン
がオフ時間(分子)のみを計測すればすむ。これにより
エンジン制御ユニット100の論理時間計測部の構成を
簡単化することができる。
【0036】また、比較回路CMP2は、その最低と最
高のDUTYリミッタ回路を所定の条件下で解除する回
路を備えている。所定の条件下とは、界磁コイル通電ラ
インのどこかで断線が発生したり、トランジスタT1が
オープン状態で故障して界磁コイル電流が流れなくなっ
て、発電電圧が目標に達していない状態で最低DUTY
を継続した場合である。つまり、オルタネータが発電不
良を起こしたときである。DUTYリミッタが解除され
たPWM―DUTY信号は隣接周期が融合し、それをエ
ンジン制御ユニット100が検出することによってオル
タネータ故障を検出することができる。つまり、界磁コ
イル電流レシオ信号にオルタネータ故障信号も重畳させ
ることができる。
【0037】さて、図2の回路図では、上述したように
界磁コイルの電流通路下位側に半導体スイッチT1を備
える。これは所謂「界磁コイルのローサイドドライブ制
御」と呼称されるオルタネータ構成である。この場合、
界磁コイル電流検出抵抗R1は、図中配置位置だけでな
く点線マルA位置や点線マルB位置であっても良い。図
中代表例として配置したR1位置であれば、実は、差動
増幅回路に差動回路はなくても良い。しかしマルAやマ
ルB位置の場合には、差動回路が必要になる。また、マ
ルA位置の場合には電流遮断時の循環路内配置となるの
で、PH回路による電圧減衰回路構成が必要なくなる。
【0038】図3は「界磁コイルのハイサイドドライブ
制御」の場合のオルタネータ構成に適用するレギュレー
タの場合の具現化回路図であり、図2の回路とは界磁コ
イル電流の検出位置が相違するのみである。
【0039】図4は電流検出FETをローサイドドライ
ブで利用した場合のレギュレータの具現化回路図であ
る。
【0040】図5も電流検出FETを利用した具現化回
路図であるが、「ハイサイドドライブ」の点のみ相違す
る。
【0041】図6は図2の具現化回路図の情報の信号処
理手段の違いを表わす。オンオフ時間で情報を表現する
図2の回路図に対して、図6の回路図は0/1を使用し
たデジタル情報となる。情報入出力のための処理手段
(論理レイト2進数化回路、デジタル信号回路)を追加
しているだけでそれ以前の構成は同じである。
【0042】図7は図2のさらなる具現化構成を示す回
路図である。なお、図2の回路図の説明で述べたと同様
に、電流検出抵抗R1の配置位置及びローサイド・ハイ
サイドドライブ構成の差異により図3から図6にも適用
可能であるが、ここでは図2のさらなる具現化部分を説
明する。トランジスタT2は、界磁コイルドライバT1
を、設定した最大電流に基づいて発電電圧制御とは関係
なく遮断するものである。界磁コイル電流を従来のDF
情報の変わりとして情報表現するには、電流の「レシ
オ」表現をする必要がある。「レシオ」表現をするため
には、限界電流(最大電流)の設定が不可欠である。最
大電流が監視されていない下では「レシオ」表現はでき
ない。界磁コイルドライバT1の強制遮断可否は、比較
回路CMP3で判断される。比較回路CMP3は、最大
電流が流れるときの電圧降下と、実際に通過中の電流が
発生している電圧降下とを比較し、後者が前者を上回る
とき作動するようにしてあるので、最大電流以上の界磁
コイル電流が流れないようになる。最大電流が流れると
きの電圧降下は、レジスタR3とR4との分圧比でセッ
ティングされる。そこで、このセッティングを三角波形
電圧のピーク電圧セッティング回路に流用することによ
り、比較回路CMP2からは、最大電流を100%とし
たPWM−DUTYが出力することになる。さらに、こ
のセッティングは、三角波形の周期設定回路にも流用さ
れる。ピーク電圧が変わったときでも周期は変わらない
方向でセッティングされる。これは前述のエンジン制御
ユニットが認識するときのために分母時間を固定する必
要があるからである。
【0043】電流リミッタ差動電圧セッティングが、レ
ジスタR3とR4との分圧比でセッティングされること
は上記で説明したが、図8の具現化回路では、レジスタ
R4側を多段階にかつ比例的に複数個のレジスタで構成
し、電流の検出を段階的かつ比例的なスイッチ回路で得
ることができる構成とした。これらの電流量に依存した
段階的スイッチのスイッチ状況で従来のDFに相当する
PWM−DUTY波形を生成することもできるが、図の
場合はスイッチ動作の論理をそのまま「0/1」のデジ
タルシグナルとして扱い情報出力する構成例である。
【0044】図9の具現化回路は、検出電圧レベルをA
/D変換回路でアナログからデジタルシグナルへ変換す
る場合の構成例である。A/D変換回路は、電流リミッ
タ作動電圧の入力で結果が最大(例えば8ビットA/D
変換であれば、“11111111b”いわゆる“FF
h”)になるように、電流リミッタ作動電圧セッティン
グ回路のセッティング電圧がA/D変換回路電源電圧と
して流用されている。A/D変換回路構成の差異によっ
ては電源電圧で最大でない場合もあるが、その場合には
最大電圧を決める構成回路があるので、そこに流用すれ
ば問題はない。図9の例では、A/D変換結果の信頼性
を向上させるために、結果を累積平均化回路で累積平均
してある。その後、デジタル情報とし情報出力するため
の情報処理を施して情報出力する。デジタル通信では、
一つの回線に情報を重畳できる。
【0045】ここで、図1に戻って、エンジン制御ユニ
ット100のPWM計測部及び情報処理部2は、オルタ
ネータ200と接続された信号線に乗るオルタネータ2
00が生成するPWM波形のDUTYレシオを時間計測
することにより、「発電機界磁電流レシオ情報」を得
る。そして、発電機発電電流・発電機駆動トルク決定部
10は、あらかじめ備える「発電機界磁電流レシオと発
電機回転数から得る発電機駆動トルク」と「発電機界磁
電流レシオと発電機回転数から得る発電機発電電流」の
2つの3次元データマトリックスA,Bに基づいて、
「発電機駆動トルク」と「発電機発電電流」とを得る。
【0046】図10は「発電機界磁電流レシオと発電機
回転数から得る発電機駆動トルク」と「発電機界磁電流
レシオと発電機回転数から得る発電機発電電流」の2つ
の3次元データマトリックスA,Bの例を示すグラフで
ある。
【0047】上述の「発電機界磁電流レシオと発電機回
転数から得る発電機駆動トルク」と「発電機界磁電流レ
シオと発電機回転数から得る発電機発電電流」は、オル
タネータの使用上最大界磁電流で運転した時のデータに
基づくものである。オルタネータが最大界磁電流リミッ
ターを備えていればその電流で、備えていなければ使用
環境で体験しうる低い温度下で、測定されたものであ
る。
【0048】以上のように、エンジン制御ユニット10
0は従来のDF端子と同じ情報取得手段でIF端子から
信憑性の高い発電機発電率を得る。発電機発電率情報が
単独にて信憑性の高いものとなっているので、従来のよ
うに「吸気温」や「水温」といった別の情報で発電機発
電率の解釈補正をする必要もなくなる。また、「発電機
発電電流マトリックス」と「発電機駆動トルクマトリッ
クス」のデータも従来の平均的条件化での測定データで
なく、「界磁電流レシオ最大」で測定されたデータが導
入されている。その結果、エンジン制御ユニット100
は従来とは比較にならないほど正確な「発電機発電電
流」と「発電機駆動トルク」を得ることができる。
【0049】エンジン制御ユニット100の発電機発電
電流・発電機駆動トルク決定部により決定された「発電
機駆動トルク」と「発電機発電電流」は、制御のための
パラメータとして、アイドリング制御反映部11、自動
変速装置変速比反映部12、車両負荷投入抑制部13、
発電機出力一時抑制判定部14、バッテリー急速充電判
定部15の各種制御部へ転送される。
【0050】アイドリング制御反映部11は、上記正確
な情報を入力して、燃費・エコロジーを目的としたアイ
ドリング回転数の良好な低回転化を達成するためのアイ
ドリング制御を行う。また、自動変速装置変速比反映部
12は、上記正確な情報を入力して、エンジン出力を有
効に駆動輪に伝達させるための自動変速装置の変速比制
御を行う。このように、正確な情報をアイドリング制御
反映部11と自動変速装置変速比反映部12に利用し、
それらは従来の誤差加味分の余裕制御でなく、目的を最
高に達成している最適制御を可能にする。
【0051】更に、正確な「発電機発電電流」と「発電
機駆動トルク」を、車両負荷投入抑制部13に送出し、
車両負荷投入抑制部13の車両負荷の投入可否の判定に
利用することにより、アイドリング制御に悪影響な電気
負荷投入を抑制したり、不要な電気負荷同時投入を抑制
したりする。例えば、パワーウィンドウの同時開閉制御
において、1枚だけ、2枚だけ、3枚だけ、と適時抑制
したり、パワーシートの同時調整制御において、1席だ
け、2席だけ、3席だけ、と適時抑制したりする。さら
に、良好なエンジン制御を達成するだけでなく、不要な
電気負荷同時投入を管理することによって、オルタネー
タ容量を1ランク下げることを達成する。
【0052】更にまた、正確な「発電機発電電流」を利
用して、バッテリーの充放電バランスを「充放カウン
タ」により監視することを可能とし、「エンジン回転
数」と「車速」及び「アクセル開度」と併せて、必要時
に発電機出力一時抑制判定部14により発電機出力を一
時的に抑制するか判定し、バッテリ急速充電判定部15
でバッテリを急速充電するか判定することに利用してい
る。発電機出力の一時的抑制と、バッテリ急速充電は、
目標発電電圧決定部20において、オルタネータに対す
る発電電圧の指示値変更で行い、しかも発電機駆動トル
クが上昇する方向への電圧変更時には、指示値が時間漸
増するようにしている。
【0053】実施の形態2.図11はこの発明の実施の
形態2による車両用制御装置を示すブロック構成図であ
る。
【0054】図11において、オルタネータ200で検
出される「界磁電流レシオ」、「オルタネータサイズ情
報」、「最大界磁電流情報」は、情報処理部60を介し
てデジタル情報送受信部210に送られる。デジタル情
報送受信部210では、「界磁電流レシオ」、「オルタ
ネータサイズ情報」、「最大界磁電流情報」をデジタル
情報として、COM端子を経由してエンジン制御ユニッ
ト100のデジタル情報送受信部110に送られる。界
磁コイル電流レシオ情報抽出部は、デジタル情報送受信
部110に入力された情報から「発電機界磁電流レシ
オ」を得る。そして、発電機発電電流・発電機駆動トル
ク検索決定部10は、あらかじめ備える「発電機界磁電
流レシオと発電機回転数から得る発電機駆動トルク」と
「発電機界磁電流レシオと発電機回転数から得る発電機
発電電流」の2つの3次元データマトリックスA,Bに
基づいて、「発電機駆動トルク」と「発電機発電電流」
を得る。
【0055】実施の形態2の情報伝達手段は、一つの回
線に複数の情報を重畳できるので、オルタネータ200
から「界磁電流レシオ」だけでなく「オルタネータサイ
ズ情報」や「最大界磁電流情報」の情報も入力できる効
果がある。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、オル
タネータの発電率情報として界磁電流に基づく情報を情
報入力し、その情報から発電機発電率を得ることによ
り、従来の界磁コイル温度に関する誤差をなくすことが
できる。
【0057】その結果、エンジン制御ユニットによる発
電機駆動トルク及び発電機発電量の推定の精度向上が図
れ、それが導くさらなるアイドリング回転数低回転化に
よる燃費・環境エコロジーの向上が図れる。さらに冷間
時アイドル回転数UP時間の適正化による燃費向上・環
境エコロジーの向上が図れ、さらなるアイドリング安定
性の向上が図れる。
【0058】また、正確な発電機駆動トルクと発電機発
電量を得られることは、つまり自動変速機インプット側
トルクの演算が正確になり(エンジントルク、マイナ
ス、発電機トルク、イーコール、自動変速機インプッ
ト)自動変速機の変速比を適切に決定できる。従来は例
えば、発電機トルクが推定より実際の方が大きい場合が
特に冷間時にそうなる兆候があって、発電機トルクが推
定より大きいということは、自動変速機インプットの演
算で大きめのインプットがあるようなことに勘違いして
しまい、大きめの勘違いインプットが導く変速比は本来
の適切に対して小さめの変速比となる。本来の適切値に
対して小さめの変速比となると、車両発進時や加速時
に、駆動輪でのトルク不足、場合によってはエンジンス
トールを招く。これを回避するための努力として発電機
トルク推定における補正手段などを実施することが考え
られるが、結局推定に推定を重ねた信憑性の低い発電機
トルク推定になる。例えば無段階変速CVTでは、まさ
に適切な変速比が選べる能力があり、本発明の手段を適
用することによりその能力を発揮することができる。
【0059】また、正確な発電機駆動トルクと発電機発
電量を得られることは、通常の(低回転化なくとも)ア
イドリングの安定制御にも貢献する。エンジン制御ユニ
ットは、発電機トルク(電気負荷量)のモニタをしてア
イドリング回転数を保持するに見合ったエンジン出力を
発揮するように制御する。それは例えば、燃料噴射装置
の燃料噴射量反映であったり、点火装置の点火タイミン
グ反映であったり、ISCV(アイドルスピードコント
ロールバルブ)開度反映であったりする。とくに同時に
近年の低燃費化ニーズや環境エコロジーニーズを実現す
るに重要な要素となる、アイドリング回転数の低回転化
は、発電機トルクをパラメータとしたより高度なアイド
リング制御が要求されるので、効果的である。
【0060】更に、正確な発電機駆動トルクと発電機発
電量を得られることは、新しい制御を導く。例えば、車
両発進・加速時に発電機の一時的発電抑制をする時間と
具合(具合は発電電圧の指示)を、現在使用中の電気負
荷量に基づいてバッテリーが放電しすぎないように決定
し、その時間の間発電機トルクを一時的に抑制し、エン
ジントルクを車両発進・加速性能に重点することができ
る。性能の向上にもできるが、性能を一定にしつつ車両
発進・加速時の燃料噴射量を低減できる。また、正確な
発電機発電量を得ていれば、前述一時抑制と、車両減速
時のバッテリー急速充電との充放電バランスも正確に演
算できるので両者の組み合わせで適切なバッテリー電力
保存を満たしながらの性能向上が可能である。
【0061】また、正確な発電機駆動トルクと発電機発
電量を得られることは、新しい制御を導く。例えば、近
年車両の居住性向上のための電気負荷(コンフォータブ
ル電気負荷)が増加し、発電機出力・サイズも大きいも
のが必要となっているが、実はこれらの「人命・車両故
障」に関係のない電気負荷投入を適切に監視・制御し、
投入抑制すれば、発電機出力・サイズのUPも最低限に
抑えることができ、コスト、重量、サイズを最低限に抑
えることができる。正確な発電機駆動トルクと発電機発
電量を得てこそ初めてそれらが達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両用制御装
置を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態によるオルタネータの
界磁電流をモニタするための具現化回路図である。
【図10】 「発電機界磁電流レシオと発電機回転数か
ら得る発電機駆動トルク」と「発電機界磁電流レシオと
発電機回転数から得る発電機発電電流」の3次元データ
マトリックスの例を示すグラフである。
【図11】 この発明の実施の形態2による車両用制御
装置を示すブロック構成図である。
【図12】 従来の車両用制御装置を示すブロック構成
図である。
【符号の説明】
10 発電機発電電流・発電機駆動トルク検索決定部、
11 アイドリング制御反映部、12 自動変速装置変
速比反映部、13 車両負荷投入抑制部、14発電機出
力一時抑制判定部、15 バッテリー急速充電判定部、
20 目標発電電圧決定部、100 エンジン制御ユニ
ット、110 デジタル情報送受信部、200 オルタ
ネータ、210 デジタル情報送受信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 9/14 H02P 9/14 H 9/30 9/30 D Fターム(参考) 3G093 AA16 BA19 BA20 CA04 CB05 CB06 DA01 DA04 DA05 DB01 DB09 DB20 DB28 EA05 EA07 EA09 EA13 EB00 EB03 EB08 EB09 3G301 JA04 KA07 KA12 KB01 LA00 LA03 LA04 MA11 PA10Z PE01Z PE08Z 5G060 AA20 CA21 DA01 DB07 5H590 AA22 CA07 CA23 CC01 CC18 CC24 CC28 CD01 CE05 DD25 DD64 EA01 EA07 EA13 EB02 EB12 EB21 FA01 FA06 FB03 FC26 GA02 GA05 GA10 GB05 HA02 HA05 HA27 JA02 JB02 JB04 JB07 JB13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルタネータからの発電機発電率として
    「最大界磁電流に対する現在の界磁電流のレシオ情報」
    を入力し、予め備える「発電機界磁電流レシオと発電機
    回転数から得る発電機駆動トルク」又は「発電機界磁電
    流レシオと発電機回転数から得る発電機発電電流」の3
    次元データマトリックスから、発電機駆動トルク又は発
    電機発電電流を得ることにより、所定の車両制御ユニッ
    トを制御することを特徴とする車両用制御装置。
  2. 【請求項2】 上記所定の車両制御ユニットの制御と
    は、燃費・エコロジーを目的としたアイドリング回転数
    の良好な低回転化を達成するためのアイドリング制御で
    あることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記所定の車両制御ユニットの制御と
    は、エンジン出力を有効に駆動輪に伝達させるための自
    動変速装置の変速比制御であることを特徴とする請求項
    1に記載の車両用制御装置。
  4. 【請求項4】 上記所定の車両制御ユニットの制御と
    は、車両発進・加速性能を向上させるための発電機運転
    管理・制御であることを特徴とする請求項1に記載の車
    両用制御装置。
  5. 【請求項5】 上記所定の車両制御ユニットの制御と
    は、発電機サイズ最適化のために不必要な電気負荷の抑
    制制御であることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    制御装置。
  6. 【請求項6】 上記所定の車両制御ユニットの制御と
    は、バッテリーの最適な充電を満たしながらの発電機出
    力抑制制御およびバッテリ急速充電制御であることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  7. 【請求項7】 上記「発電機界磁電流レシオと発電機回
    転数から得る発電機駆動トルク」又は「発電機界磁電流
    レシオと発電機回転数から得る発電機発電電流」は、オ
    ルタネータの使用上最大界磁電流で運転した時のデータ
    に基づく請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の
    車両用制御装置。
  8. 【請求項8】 上記「発電機界磁電流レシオ」は、オル
    タネータと接続された信号線に乗るオルタネータが生成
    するデジタル信号での複数情報から「発電機界磁電流情
    報」を抽出して得る請求項1から請求項7のいずれか1
    項に記載の車両用制御装置。
  9. 【請求項9】 上記「発電機発電電流」及び「発電機駆
    動トルク」に基づいて、車両電気負荷の投入を臨時的に
    抑制することを特徴とする請求項5に記載の車両用制御
    装置。
  10. 【請求項10】 電気負荷の投入が臨時的に抑制される
    ものが、パワーウィンドウの同時開閉であって、1枚
    毎、2枚毎と適時抑制する請求項9に記載の車両用制御
    装置。
  11. 【請求項11】 電気負荷の投入が臨時的に抑制される
    ものが、パワーシートの同時調整であって、1席毎、2
    席毎と適時抑制する請求項9に記載の車両用制御装置。
  12. 【請求項12】 オルタネータの「最大界磁電流に対す
    る現在の界磁電流のレシオ情報」を求め、オルタネータ
    からの発電機発電率として、所定の車両制御ユニットに
    送出することを特徴とするオルタネータ装置。
JP2001263686A 2001-08-31 2001-08-31 車両用制御装置及びオルタネータ装置 Expired - Lifetime JP3735282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263686A JP3735282B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 車両用制御装置及びオルタネータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263686A JP3735282B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 車両用制御装置及びオルタネータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003074388A true JP2003074388A (ja) 2003-03-12
JP3735282B2 JP3735282B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=19090401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001263686A Expired - Lifetime JP3735282B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 車両用制御装置及びオルタネータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3735282B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7106029B2 (en) 2004-03-16 2006-09-12 Denso Corporation Vehicle generator and vehicle generating system
EP1748546A2 (en) * 2005-07-29 2007-01-31 Denso Corporation Method of calculating power generating torque of synchronous generator
US7294991B2 (en) 2005-01-25 2007-11-13 Denso Corporation Method and apparatus for calculating/controlling power generation torque
JP2007318836A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Denso Corp 車両用界磁巻線型回転電機の励磁電流制御装置
DE102004061839B4 (de) * 2003-12-25 2012-07-05 Denso Corporation Generator-Steuersystem mit einerBerechnungseinrichtung zum Berechnen einer vorhergesagten Erhöhung desAntriebsmoments
DE102013207135A1 (de) * 2013-04-19 2014-10-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Hochfahren des Erregerstroms eines an ein Bordnetz eines Kraftfahrzeugs angeschlossenen Mehrphasenwechselstrom-Generators beim Aktivieren des Generators
US9847744B2 (en) 2014-10-21 2017-12-19 Denso Corporation Controller and control method for rotary electric machine
CN107859567A (zh) * 2016-09-21 2018-03-30 现代自动车株式会社 基于效率图智能地控制发电的方法和使用该方法的车辆
JP2020205720A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 三菱電機株式会社 車両用発電機制御システム

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004061839B4 (de) * 2003-12-25 2012-07-05 Denso Corporation Generator-Steuersystem mit einerBerechnungseinrichtung zum Berechnen einer vorhergesagten Erhöhung desAntriebsmoments
DE102004061839B8 (de) * 2003-12-25 2012-09-13 Denso Corporation Generator-Steuersystem mit einerBerechnungseinrichtung zum Berechnen einer vorhergesagten Erhöhung desAntriebsmoments
US7106029B2 (en) 2004-03-16 2006-09-12 Denso Corporation Vehicle generator and vehicle generating system
US7294991B2 (en) 2005-01-25 2007-11-13 Denso Corporation Method and apparatus for calculating/controlling power generation torque
EP1748546A2 (en) * 2005-07-29 2007-01-31 Denso Corporation Method of calculating power generating torque of synchronous generator
JP2007037359A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Denso Corp 同期発電機の発電トルクの計算方法
US7375500B2 (en) 2005-07-29 2008-05-20 Denso Corporation Method of calculating power generating torque of synchronous generator
EP1748546A3 (en) * 2005-07-29 2010-01-13 Denso Corporation Method of calculating power generating torque of synchronous generator
JP4557165B2 (ja) * 2005-07-29 2010-10-06 株式会社デンソー 同期発電機の発電トルクの計算方法
JP2007318836A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Denso Corp 車両用界磁巻線型回転電機の励磁電流制御装置
US7592785B2 (en) 2006-05-23 2009-09-22 Denso Corporation Output control apparatus and method for field winding type dynamo-electric machine
DE102013207135A1 (de) * 2013-04-19 2014-10-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Hochfahren des Erregerstroms eines an ein Bordnetz eines Kraftfahrzeugs angeschlossenen Mehrphasenwechselstrom-Generators beim Aktivieren des Generators
US9847744B2 (en) 2014-10-21 2017-12-19 Denso Corporation Controller and control method for rotary electric machine
CN107859567A (zh) * 2016-09-21 2018-03-30 现代自动车株式会社 基于效率图智能地控制发电的方法和使用该方法的车辆
CN107859567B (zh) * 2016-09-21 2021-12-07 现代自动车株式会社 基于效率图智能地控制发电的方法和使用该方法的车辆
JP2020205720A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 三菱電機株式会社 車両用発電機制御システム
US11529942B2 (en) 2019-06-19 2022-12-20 Mitsubishi Electric Corporation Generator control system for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP3735282B2 (ja) 2006-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3997987B2 (ja) 発電制御システム
EP0765999B1 (en) System and method for controlling a generator for a vehicle
US5804947A (en) Generator controller used in hybrid electric vehicle
US7322331B2 (en) Internal combustion engine starting control system for vehicles
JPH0787615A (ja) ハイブリッド車における発電制御方法
CA2642549A1 (en) Load driving apparatus, vehicle incorporating the same, and control method for load driving apparatus
JP2003074388A (ja) 車両用制御装置及びオルタネータ装置
JP2002365347A (ja) バッテリ容量判定方法及びバッテリ容量判定装置
JPS6181546A (ja) 内燃エンジンのアイドル回転数フイ−ドバツク制御方法
JP2020040614A (ja) ハイブリッド車輌のエンジン始動制御装置
KR100994109B1 (ko) 하이브리드 차량용 외장형 오일펌프 제어장치
JPH11280510A (ja) 内燃機関のターボチャージャ制御装置
JPH08214469A (ja) 車両用発電制御装置
JP4200445B2 (ja) 車両の制御装置
JP4325610B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動装置
US20130307492A1 (en) Vehicular power generation system and power generation control method for the same
JP6181919B2 (ja) 車両用発電機の制御装置
JP2004044522A (ja) 内燃機関の始動装置
JP2000125483A (ja) 車両用発電機の制御装置
KR100435683B1 (ko) 하이브리드 전기자동차의 충전 제어방법
JP2583834B2 (ja) 車載発電機制御装置
JP2000225832A (ja) 車両用制御装置
CN114909311B (zh) 一种风扇及发动机冷却系统
JP4196694B2 (ja) バッテリの充放電制御装置
EP4163171A1 (en) Hybrid vehicle control method and hybrid vehicle control device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3735282

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term