JP4325610B2 - ハイブリッド車両の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明はハイブリッド車両の駆動装置に関する。
車両の駆動装置として、変速機の入力軸に入力されたエンジン及び第一モータジェネレータ両者の駆動力と、変速機の出力軸に連結された第二モータジェネレータの駆動力とによって走行するハイブリッド車両の駆動装置が知られている。このものは、第一モータジェネレータがエンジンの駆動力の一部を受けて発電を行い、第二モータジェネレータの駆動力を出力することが可能で、第一、第二モータジェネレータを自在に制御することで、エンジンを効率よく駆動させることができる。
これらモータジェネレータの出力向上には、その供給電圧を上げる手法が有効である。しかし、一般的に、供給電圧はバッテリの電圧で規定されているため、通常は出力がバッテリ依存となっている。
このような問題に対し、モータジェネレータを含むハイブリッドシステムから必要に応じてバッテリを電気的に切り離し、発電出力が負荷に従動し得るように構成したハイブリッド車両の駆動装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)
特開平10−191503号公報
しかし、前述したハイブリッド車両の駆動装置は、バッテリを切り離している間、バッテリという電力貯蔵手段が使えないため、車両変速機の変速時など、モータジェネレータで電力が発電された場合に、不要な過渡電力が発生したときは、それを消費する手段がなかった。そのため、過渡電力が発生した場合には、それを全て駆動力に伝達してしまうことになり、運転者に違和感を与えるという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、過渡電力が発生した場合には、エンジントルクを低下させることで、発電量を低下させて過渡電力の発生を防ぎ、変速時間の短縮と変速品質の向上を目的とする。
本発明は、エンジンと、変速機と、前記エンジンと前記変速機との間に配設された第一モータジェネレータと、前記変速機と車両駆動軸との間に配設された第二モータジェネレータとからなるハイブリッド車両の駆動装置において、前記変速機の変速時に、前記第一モータジェネレータを発電し、前記第二モータジェネレータを力行するように前記第一、第二モータジェネレータを制御し、前記第一モータジェネレータの発電電力を算出し、前記第二モータジェネレータの駆動電力を算出し、前記発電電力と駆動電力の電力差の有無を判断し、前記電力差があれば、その差をなくすように前記エンジンのトルクを制御することを特徴とする。
本発明によれば、変速時に、応答性及び精度の高いモータジェネレータの速度制御を行うことで、エンジンを素早く目標回転速度に近づけることができ、変速時間の短縮を図ることができる。また、速度制御時のエンジンの慣性エネルギも含んだ電力の一部を、駆動電力として消費させる。そして、速度制御時の発電電力と駆動電力に電力差が生じた時は、エンジントルク低下制御又は増加制御を行うことで電力差を調整するため、運転者に対して変速時に違和感を与えることのない変速を可能としている。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は本実施形態にかかるハイブリッド車両の駆動装置のシステム構成を示す図である。
エンジン10は内燃機関などの原動機であり駆動力を発生する。モータジェネレータ(以下、MGという)11(第一モータジェネレータ)の回転軸は、エンジン10の出力軸に連結している。そして、エンジン出力を受けて発電し、または、バッテリ23から電力供給を受けて駆動力を発生する。
また、MG11の回転軸は、変速機13の入力軸に連結しており、入力軸に入力されたエンジン10とMG11の駆動力は、車両走行状況に応じた駆動力に減速され、出力軸14(車両駆動軸)に出力される。なお、変速機13は有段変速機であり、一般的に遊星歯車機構(AT)や、手動変速機の変速動作を自動化した機械式自動変速機(AMT)などが用いられる。本実施形態では、AMTを適用している。
出力軸14には、さらにMG12(第二モータジェネレータ)の回転軸が連結されている。MG12は、減速走行時に発電し、または、バッテリ23から電力供給を受けて駆動力を発生する。そして、出力軸14に出力された駆動出力とMG12の駆動力は、デファレンシャルギヤを介して左右の駆動輪15に伝達され、車両が駆動する。
インバータ21及び22は、その直流端子から入力/出力される電力を、直流から交流に変換して、その交流端子から出力/入力することができる三相インバータである。インバータ21は、バッテリ23とMG11の間に設けられ、その直流端子側はバッテリ23に、交流端子側はMG11に接続する。MG11は、このインバータ21によって速度制御されており、インバータ21は、バッテリ23からの電力をMG11に供給し、または、MG11からの発電電力でバッテリ23を充電する。インバータ22は、バッテリ23とMG12の間に設けられ、その直流端子側はバッテリ23に、交流端子側はMG12に接続する。MG12は、このインバータ22によって速度制御されており、インバータ22は、バッテリ23からの電力をMG12に供給し、または、MG12からの発電電力でバッテリ23を充電する。
バッテリ23は、インバータ21及び22の間に設けられている。インバータ21及び22は電力ライン25によって接続されており、この電力ライン25にバッテリ23を接続することで、インバータ21及び22それぞれの直流端子側とバッテリ23が接続される。
バッテリ23は、電力ライン25との接続線の一方にスイッチ24(バッテリ接続制御手段)を有している。このスイッチ24を開放/短絡制御することで、本システムは、バッテリ23との接続を自由に制御することができる。すなわち、本システムから自由にバッテリ23を電気的に切り離すことができる。スイッチ24を開放した場合、本システムとバッテリ23は電気的に切り離されるため、MG11の発電電力とMG12の消費電力との関係から電力ライン25の電圧であるシステム電圧VDCが決まる。したがって、システム電圧VDCは、MG11の発電制御とMG12の駆動力制御によって任意に制御することができる。
また、本実施形態にかかるハイブリッド車両は図示しないコントローラを備えている。コントローラはCPU、ROM、RAM等からなり、マイクロコンピュータで構成されている。コントローラは、各種計器によって検出した車両の運転状態(例えば、エンジン回転速度やアクセル開度、車速、バッテリ電圧、変速機入出力軸の回転速度等)を基に、エンジン10及び変速機13の作動を制御し、また、上記インバータ21、22やスイッチ24を制御してMG11,12の作動を制御している。
変速機13は複数のギヤ段を有する有段変速機であり、アップシフト時にはエンジン10の回転速度を低下させる必要がある。エンジン10の回転速度低下手段としては、エンジン10のトルクの活用や、変速機13が有するクラッチの締結力制御などがあるが、ここでは、MG11の発電を用いる方法について述べる。
有段変速機の場合、アップシフト時のエンジン10の目標回転速度は変速機13のギヤ比により一義的に決まる。そこで、変速時には、エンジン10が目標回転速度となるようにMG11の速度制御を行う。エンジンやクラッチと異なり、モータは速度制御の精度が高いため、MG11を速度制御することで、容易にエンジン10の回転速度を目標値へと導くことができる。なお、アップシフト時の場合は、エンジン10の回転速度を低下させる必要があるため、MG11に対して負のトルクを与え、ジェネレータとして作動するように制御することになる。したがって、MG11の発電電力を大きくすれば、エンジン10にかかる負荷トルクが大きくなり、回転速度を素早く目標値へ近づけることができる。
このとき問題となるのが、バッテリ23の存在である。一般に同期型のモータやジェネレータは、供給電圧が高いほど、その出力の向上が期待できる。しかし、バッテリ23が存在しているため、バッテリ電圧VBatt以上にシステム電圧VDCを上昇させることが難しく、MG11の発電電力の上限はバッテリ電圧VBattに依存していた。
そこで、本実施形態では、変速時にスイッチ24を開放することで、バッテリ23を電力ライン25より切り離す。バッテリ23が電力ライン25より切り離され、MG11の発電電力がMG12の消費電力よりも大きくなると、インバータ21及び22に内蔵されるコンデンサ端の電荷が大きくなり、電力ライン25の電圧は上昇する。したがって、バッテリ電圧VBattに依存することなくMG11の発電電力を大きくすることができるため、エンジン10の回転速度を素早く目標値へ近づけることができる。
しかしながら、変速時間を優先した場合、MG11の発電電力が要求駆動力や目標変速比から求まるMG12の駆動電力を越えてしまう場合が存在する。以下、この余剰電力を過渡電力と称する。バッテリ23をシステムから切り離しているため、バッテリ23への過渡電力の吸収は困難である。
そこで、本実施形態では、このような場合はさらにエンジン10のトルクを制御し、エンジン10のトルク低下によりMG11の発電量を低下させ、過渡電力の発生を防いでいる。
図2は本実施形態にかかるハイブリッド車両のコントローラで実行される変速制御の一部を示す制御ブロック図である。コントローラは、各種計器によって検出したアクセル開度や車速等に基づいて、予め定められた変速マップを参照して変速指令を発する。また、目標変速段のエンジン目標回転速度等の演算を行っている。以下、変速指令が発せられたときの、エンジン制御及び、MG11,12の制御について詳述する。なお、変速機13自体の変速制御の説明については、従来通りの変速制御を実行しているため省略する。
電力ライン監視部64には、電力ライン25の電圧VDC及び電流IDCを入力する。電圧VDC及び電流IDCは、図示しない電圧センサ(電圧測定手段)や電流センサにより検出する。
電力ライン監視部64は、これら入力値に基づいて、変速時エンジン制御部65に対してエンジントルク制御フラグのセット/リセットを行う。また、変速時MG11制御部61に対して速度制御停止フラグのセット/リセットを行う。
システムからバッテリ23を切り離した状態では、MG11の発電電力とMG12の消費電力の電力バランスにより、電力ライン25の電圧VDCが変動する。このとき、MG11の発電電力の方が大きく、電力ライン25の電圧が上昇して所定値V1以上になると、エンジントルクを低下させるべく、エンジントルク制御フラグをセットする。そして、電力ライン25の電圧がさらに上昇して所定値V2以上になると、MG11の発電量を低下させるべく、MG11の速度制御停止フラグをセットする。
変速時MG11制御部61(モータジェネレータ制御手段)には、変速指令、目標変速段のエンジン目標回転速度tNENG10、MG11の実回転速度rNMG11、エンジン10の実回転速度rNENG10、及び速度制御停止フラグを入力する。
変速時MG11制御部61は、変速指令が発せられるとMG11を速度制御し、これら入力値に基づいて、MG11の目標トルク出力tTMG11を算出する。MG11の目標トルク出力tTMG11は次式で表される。
tTMG11=K(tNENG10−rNENG10)・・・・・(1)
ここでKは制御ゲインである。
(1)式より、エンジン10の実回転速度rNENG10が目標変速段のエンジン目標回転速度tNENG10より大きい場合(rNENG10>tNENG10)は、MG11に対して負のトルクが加わり、MG11はジェネレータとして作動する。一方、エンジン10の実回転速度rNENG10が目標変速段のエンジン目標回転速度tNENG10より小さい場合(rNENG10<tNENG10)は、MG11に対して正のトルクが加わり、MG11はモータとして作動する。
なお、速度制御停止フラグがセットされた場合には、MG11が無負荷状態になるように制御する。
MG11必要電力推定部62(第一電力推定手段)には、MG11の実回転速度rNMG11、及びMG11の目標トルク出力tTMG11を入力する。
MG11必要電力推定部62は、これら入力値に基づいて速度制御時のMG11の発電電力を推定する。MG11の発電電力tPMG11は次式で表される。
tPMG11=tTMG11×rNMG11×1/ηMG11・・・・・(2)
ここで、ηMG11はMG11の発電効率で、予めコントローラにマップで持たしてあり、例えば、電力ライン25の電流IDC等から算出する。
スイッチ制御部63には、MG11の発電電力tPMG11、及び電力ライン25の電圧VDCを入力する。
スイッチ制御部63は、MG11の発電電力tPMG11及び電圧VDCに応じて、スイッチ24の制御指令を発し、スイッチ24の開放/短絡制御を行う。すなわち、MG11の発電電力tPMG11が上昇し、システム電圧VDCがバッテリ電圧VBattより大きくなると判断すれば、スイッチ24を開放してバッテリ23と電流ライン25を切り離す。また、変速制御終了後、電力ライン25の電圧VDCがバッテリ電圧VBattと同程度になったときは、バッテリ24を短絡してバッテリ23と電流ライン25を接続する。
変速時MG12制御部67(モータジェネレータ制御手段)には、MG12の実回転速度rNMG12、ドライバーの要求駆動力tFDriver、及び変速機13内の変速時に使用するクラッチの目標締結トルクtTclutchを入力する。要求駆動力は、例えば、アクセル開度と車速より予め定めたマップや、MG12の回転速情報等より算出する。また、変速前後の駆動力が滑らかにつながるように、変速前後の目標駆動力を線形補間等して、目標駆動力の設定及び補正を行う。
変速時MG12制御部67は、変速時にMG12を速度制御し、これら入力値に基づいて、MG12の目標トルク出力tTMG12を算出する。MG12の目標トルク出力tTMG12は次式で表される。
tTMG12=(tFDriver/K11−tTclutch×Rn)・・・・・(3)
ここで、tFDriver/K11はドライバーの要求駆動力をMG12の駆動軸上トルクに換算したもので、K11はそのための補正係数である。また、tTclutch×Rnはクラッチ軸上トルクをMG12の駆動軸上トルクに換算したもので、Rnは目標変速段の変速比である。
MG12必要電力推定部66(第二電力推定手段)には、MG12の実回転速度rNMG12、及びMG12の目標トルク出力tTMG12を入力する。
MG12必要電力推定部66は、これら入力値に基づいて、速度制御時のMG12の駆動電力を推定する。MG12の駆動電力tPMG12は次式で表される。
tPMG12=tTMG12×rNMG12×1/ηMG12・・・・・(4)
ここで、ηMG12はMG12の発電効率で、予めマップで持たしてあり、例えば、電力ライン25の電流IDC等から算出する。
変速時エンジン制御部65(エンジントルク制御手段)には、MG11の発電電力tPMG11、MG12の駆動電力tPMG12、及びエンジントルク制御フラグを入力する。
変速時エンジン制御部65は、MG11とMG12の電力バランス状態に応じて、エンジン10のトルクを制御する。すなわち、
tPMG11≠tPMG12・・・・・(5)
となったときに、エンジントルク制御フラグがセットされていれば、(5)式が等号となるように、エンジントルクを制御する。
図3は本実施形態にかかるハイブリッド車両のコントローラで実行される変速制御の一部を示すフローチャートである。なお、このフローは所定の単時間毎に繰り返し実行される。
まず、変速指令が発せられると、ステップS101でドライバーの要求駆動力を算出する。前述したように、要求駆動力は、アクセル開度と車速より予め定めたマップや、MG12の回転速情報等より算出する。
次にステップS102でMG11の速度制御を実施する。これも前述したように、目標変速段のエンジン目標回転速度tNENG10とエンジン10の実回転速度rNENG10からMG11の目標トルク出力tTMG11を算出する((1)式参照)。そして、アップシフトの場合は、実回転速度rNENG10>目標回転速度tNENG10となるので、MG11に対して負のトルクが加わり、MG11はジェネレータとして作動する。
ステップS103では、このときのMG11の発電電力tPMG11を算出する((2)式参照)。
そして、ステップS104で、算出したMG11の発電電力tPMG11から、バッテリ23の切り離しが必要か否かを判断する。すなわち、MG11の発電電力tPMG11が上昇して、システム電圧VDCがバッテリ電圧VBattより高くなると判断すれば、バッテリ23と電流ライン25を切り離すべく、ステップS105に進む。一方、システム電圧VDCがバッテリ電圧VBattより高くなると判断されなければ、バッテリの切り離し制御は行わず、ステップS113に進む。ステップS113では従来例で挙げたような電力分配制御が行われており、ここではその説明は省略する。
ステップS105に進むと、バッテリ23の切り離し制御が行われ、スイッチ24が開放される。切り離しは、バッテリ23からの入出力電流がほぼゼロとなったときに行われる。
ステップS106では、上記処理と平行して、前述した方法でMG12の目標トルク出力tTMG12が算出されている((3)式参照)。
ステップS105でバッテリ23の切り離し制御が行われるとステップS107に進む。ステップS107では、MG12の運転点を確認し、ステップS106で算出された目標トルク出力tTMG12等から、MG12の駆動電力tPMG12を算出する((4)式参照)。
ステップS108(電力差判断手段)では、ステップS103で算出したMG11の発電電力tPMG11とステップS107で算出したMG12の駆動電力tPMG12の電力バランスを判断する。MG11の発電電力tPMG11とMG12の駆動電力tPMG12が等しい場合は、ステップS113に進み、通常の電力分配制御が行われる。一方、等しくない場合はステップS109に進む。
ステップS109では、MG11の発電電力tPMG11がMG12の駆動電力tPMG12に比して大きいか否かを判断する。MG11の発電電力tPMG11がMG12の駆動電力tPMG12に比して大きい場合には、過渡電力発生としてステップS110に進み、エンジントルク低下制御を行う。一方、MG11の発電電力tPMG11がMG12の駆動電力tPMG12に比して小さい場合には、発電電力が不足しているとしてステップS111に進み、エンジントルク増加制御を行う。
過渡電力発生としてステップS110に進んだ場合は、エンジン10のトルク低下制御を行う「変速時エンジントルク低下制御サブルーチン」の処理が実行される。「変速時エンジントルク低下制御サブルーチン」の処理内容については、図4を参照して説明する。
まず、ステップS201で、電力ライン25の電圧VDCが第一制限電圧V1よりも高いか否かを判断する。システム電圧VDCが第一制限電圧V1よりも高ければ、エンジン10のトルク低下制御を行うべく、ステップS202に進む。システム電圧VDCが第一制限電圧V1よりも高い場合にトルク低下制御を実施するのは、インバータ21と22は共通のコンデンサバンクを有しているため、MG11の発電電力tPMG11とMG12の駆動電力tPMG12の差がコンデンサ容量よりも小さい場合は、コンデンサの端子電圧は過剰にならず、過電圧損傷が生じない。しかし、MG11の発電電力tPMG11とMG12の駆動電力tPMG12の差が大きい場合は、過電圧による損傷が生じ得るためである。一方、システム電圧VDCが第一制限電圧V1よりも低ければ、ステップS205に進み、エンジントルク低下制御を終了し、本ルーチンの処理を終了する。
システム電圧VDCが第一制限電圧V1よりも高くなり、ステップS202に進むと、さらに、システム電圧VDCが第二制限電圧V2よりも低いか否かが判断される。エンジン10のトルク制御は遅れを伴うため、システム電圧VDCがコンデンサの上限電圧に近い第二制限電圧V2よりも高い場合は、トルク低下制御が間に合わない。そこで、システム電圧VDCが第二制限電圧V2よりも高い場合は、ステップS203に進み、高応答なモータジェネレータの特性を活かして、MG11の発電制御を禁止する。発電制御の禁止は、システム電圧VDCが第二制限電圧V2よりも低くなるまで実行する。一方、システム電圧VDCが第二制限電圧V2よりも低い場合、すなわち、V1<VDC<V2の場合は、ステップS204以降に進み、エンジントルク低下制御を実施する。
ステップS204では、エンジントルク低下制御を行う。エンジントルク低下手段として、まず最も応答性に優れる点火時期の遅角化を行う。変速時には、エンジン10の出力が電力ライン25の電力状態で計測できるため、点火時期の遅角度合いをフィードバックすることができ、過大な遅角化による燃費の悪化などを回避することができる。
点火時期制御だけではシステム電圧VDCを第一制限電圧V1以下にできない場合は、さらに、スロットルバルブの開度制御を行う。また、燃料カットも行うことで、よりエンジントルクを低下させることができる。
そして、システム電圧VDCが第一制限電圧V1よりも低くなれば、ステップS201からステップS205に進み、エンジントルク低下制御を終了し、本サブルーチンの処理を終了する。
次に、発電電力が不足しているとしてステップS111に進んだ場合は、エンジン10のトルク増加制御を行う「変速時エンジントルク増加制御サブルーチン」の処理が実行される。「変速時エンジントルク増加制御サブルーチン」の処理内容については、図5を参照して説明する。
ステップS301でエンジントルク増加制御が行われる。エンジントルク増加手段として、まず最も応答性に優れる点火時期を制御し、最も効率よく軸トルクが得られる点火時期(MBT)に制御する。また、点火時期制御と同時に、燃料噴射量の増量やスロットルバルブの開度を開ける制御を行うことでも、エンジントルクを増加させる。
ステップS302では、電力バランスを確認する。そして、MG11の発電電力tPMG11とMG12の駆動電力tPMG12が一致するまで、ステップS301のエンジントルク増加制御を繰り返す。MG11の発電電力tPMG11とMG12の駆動電力tPMG12が一致すれば、ステップS303に進み、エンジントルク増加制御を終了し、本サブルーチンの処理を終了する。
再び図3に戻り、ステップS110及びS111で、上記エンジントルク低下制御と増加制御の処理を終了すると、ステップS112に進む。
そして、ステップS112において、エンジン10のトルク復帰が行われ、変速が終了する。
図6は本実施形態にかかるハイブリッド車両のアップシフト変速時のタイムチャートの一例であり、エンジントルク低下制御が行われている場合を示している。
時間t0で変速制御が開始されると、MG11にて速度制御を開始する。なお、アップシフト変速時なので、MG11は発電制御されることになる。また、同時にMG12でのアシストを開始する。
発電制御によって、MG11の発電電力が上昇していき、システム電圧VDCがバッテリ電圧VBatt以上になると判断されたとき(時間t1)、スイッチ24を開放(OFF)し、システムとバッテリ23を切り離す。
切り離した状態で、更に発電電力が上昇し、MG11の発電電力がMG12の駆動電力に比して大きくなった場合(時間t2)、エンジン10のトルク低下制御が実施される(時間t2〜t3)。時間t3でシステム電圧VDCが第一制限電圧V1よりも低くなると、エンジントルク低下制御を終了し、トルク復帰(時間t3〜t4)を行い、変速を終了する(時間t4)。そして、変速終了後、システム電圧VDCがバッテリ電圧VBattと同程度になっていれば、スイッチ24を短絡(ON)する(本タイムチャートでは時間t4)。以上のようにして、過渡電力による不要な駆動力を、エンジントルクを低下させることで吸収し、運転者に対して変速時に違和感を与えることなく素早い変速を可能としている。
図7は、図6の状態において、バッテリ23が電力ライン25から切り離されている間の、エンジン10のトルク低下制御と電力ライン25の状態の一例を示すタイムチャートである。
時間t10でシステム電圧VDCが第一制限電圧V1を超えると、点火時期を遅角させる。点火時期を遅角させることにより、内燃機関であるエンジン10の燃焼効率が悪化し、出力を絞ることができる。さらに、点火時期の遅角化のみでは、システム電圧VDCが第一制限電圧V1を下回らない場合には、スロットルバルブの開度を調整し、流入空気量を抑えることで、出力を絞る。
システム電圧VDCが第一制限電圧V1よりも低くなれば(時間t11)、点火時期、スロットル開度ともに、変速前の状態に戻し、通常の制御が行われる。
図8は、図6の状態において、バッテリ23が電力ライン25から切り離されている間の、エンジン10のトルク低下制御と電力ライン25の状態の一例を示すタイムチャートである。
時間t20でシステム電圧VDCが第一制限電圧V1を超えると、点火時期を遅角させる。点火時期を遅角させるだけでは、システム電圧VDCが第一制限電圧V1を下回らない場合は、スロットルバルブの開度を調整し、さらに場合によって燃料噴射も停止し、エンジン10にマイナストルクを発生させる。それでもなお、システム電圧VDCの電圧が上昇し、第二制限電圧V2を超えると、MG11の発電制御を停止する(時間t21)。この間、MG12は駆動力を出し続けているので、MG11が発電制御を停止することで、MG11及び12に内蔵されているコンデンサバンク内の電荷が持ち出されるため、システム電圧VDCは低下する。
時間t22でシステム電圧VDCが第二制限電圧V2を下回ると、再びMG11の発電制御を開始する。そして、時間t23で第一制限電圧V1も下回ると、運転状態を元に戻す。このとき、まず最も応答性の遅いスロットルバルブから制御を行う。
図9は本実施形態にかかるハイブリッド車両のアップシフト変速時のタイムチャートの一例であり、エンジントルク増加制御が行われている場合を示している。
時間t30で変速制御が開始されると、MG11にて速度制御を開始する。なお、アップシフト変速時なので、MG11は発電制御されることになる。また、同時にMG12でのアシストを開始する。
発電制御によって、MG11の発電電力tPMG11が上昇していき、システム電圧VDCがバッテリ電圧VBatt以上になると判断されたとき(時間t31)、スイッチ24を開放(OFF)し、システムとバッテリ23を切り離す。
切り離した状態で、MG12の駆動電力tPMG12が上昇し、MG11の発電電力tPMG11がMG12の駆動電力tPMG12に比して小さくなった場合(時間t32)、エンジン10のトルク増加制御が実施される(時間t32〜t33)。時間t34で、MG11の発電電力tPMG11とMG12の駆動電力tPMG12が一致すれば、エンジントルク増加制御を終了し、トルク復帰(時間t33〜t34)を行い、変速を終了する(時間t34)。そして、変速終了後、システム電圧VDCがバッテリ電圧VBattと同程度にまっていれば、スイッチ24を短絡(ON)する(本タイムチャートでは時間t34)。以上のようにして、MG11の発電電力では不足する駆動力を、エンジントルク増加させることで補い、運転者に対して変速時に違和感を与えることなく素早い変速を可能としている。
図10は、図9の状態において、バッテリ23が電力ライン25から切り離されている間の、エンジン10のトルク増加手段と電力ライン25の状態の一例を示すタイムチャートである。
時間t40で、MG11の発電電力tPMG11よりもMG12の駆動電力tPMG12のほうが大きくなり、電力差が生じると、駆動力が不足するため、エンジントルク増加制御が行われる。まず、最も応答性に優れる点火時期をMBTに制御する。エンジン10の点火時期は、図示しないコントローラによって制御されている。コントローラは、点火時期がMBTとなる点火時期マップを有しており、そのマップに応じて点火時期を制御している。しかし、実際のエンジン10の運転状態では、外乱により、必ずしもマップの点火時期がMBTであるとは限らないため、点火時期を任意に変更し、点火時期がMBTになるように制御する。なお、本制御は変速時に行われており、この場合、エンジン10のトルク変化に応じて電力ライン25の電圧が変化するため、MBTに設定しやすい。
そして、点火時期制御に続いて、スロットルバルブの高開度化制御、燃料増量制御が行われ、エンジントルクを増加させる。エンジントルク増加により、電力差がなくなると、エンジン10を元の状態に戻す(時間t41)。
以上、アップシフト変速時の変速制御について説明してきたが、ダウンシフト時においてもMG11の発電制御を行うことで変速時間の短縮が可能である。ダウンシフト時は、アップシフト時とは逆に、エンジン10の回転速度を上げる必要がある。このとき、エンジン10のトルクで自身の回転速度を上昇させるが、エンジン制御は遅れを伴うため、エンジン回転速度がオーバーシュートを起こす場合がある。このとき、バッテリ23を切り離し、MG11の発電電力を大きくすることで、素早くオーバーシュートを抑えることができ、変速時間の改善を図ることができる。
以上説明した本実施形態によれば、変速時に、応答性や精度の高いMG11の発電制御を行うことで、エンジン10の回転速度を素早く目標値に近づけることができ、変速時間の短縮を図ることができる。そして、発電制御時の発電電力量によっては、システムからバッテリを切り離すことで、バッテリ電圧に依存することなくMG11の発電電力を大きくできるため、より素早い変速を実現できる。
また、発電制御時のエンジン10の慣性エネルギも含んだ電力の一部を、MG12の駆動電力として消費させる。そして、MG11の発電電力とMG12の駆動電力に電力差が生じた時は、エンジントルク低下制御又は増加制御を行うことで電力差を調整するため、運転者に対して変速時に違和感を与えることのない変速を可能としている。
エンジントルク低下制御は、システム電圧VDCが所定の第一制限電圧V1以上になったときに開始されるため、いたずらにエンジントルクを低下させることはない。また、エンジントルク低下制御により、インバータのコンデンサ端子電圧が過剰になることもなく、過電圧損傷を防止できる。さらに、エンジントルク低下制御では、システム電圧VDCの上昇が抑えられない場合には、MG11も発電制御を中止することで、確実にコンデンサの過電圧損傷を防止することができる。
エンジントルク低下制御を終了するときは、その手段のうち、まず応答性の悪いスロットルバルブの制御から開始するため、制御終了後、即座にドライバーの要求駆動力を実現することが可能である。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を、図11を参照して説明する。第二実施形態にかかるハイブリッド車両は、エンジン10とMG11の駆動力で第一駆動輪15aを、MG12で第二駆動輪15bを駆動する四輪駆動車である点で第一実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。なお、第一実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
図11は第二実施形態にかかるハイブリッド車両の駆動装置のシステム構成を示す図である。エンジン10とMG11の駆動力は、変速機13を介して減速され、出力軸14に出力される。そして、第一出力軸14aに出力された駆動力が、デファレンシャルギヤを介して第一駆動輪15aに伝達される。また、MG12の駆動力は、第二出力軸14bに出力され、デファレンシャルギヤを介して第二駆動輪15bに伝達される。このように構成される四輪駆動車であっても、第一実施形態で説明した変速制御方式を適用することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、インバータ21と22を結ぶ電力ライン25にバッテリが存在しなくとも、本発明にかかる変速制御方式を適用することは可能である。
第一実施形態にかかるハイブリッド車両の駆動装置のシステム構成を示す図である。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両の変速制御を示す制御ブロック図である。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両の変速制御のフローチャートである。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両の変速制御時のエンジントルク低下制御のフローチャートである。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両の変速制御時のエンジントルク増加制御のフローチャートである。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両のアップシフト変速時のタイムチャートの一例である。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両のアップシフト変速時における、エンジントルク低下手段と電力ラインの状態の一例を示すタイムチャートである。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両のアップシフト変速時における、エンジントルク低下手段と電力ラインの状態の一例を示すタイムチャートである。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両のアップシフト変速時のタイムチャートの一例である。 第一実施形態にかかるハイブリッド車両のアップシフト変速時における、エンジントルク増加手段と電力ラインの状態の一例を示すタイムチャートである。 第二実施形態にかかるハイブリッド車両の駆動装置のシステム構成を示す図である。
符号の説明
10 エンジン
11 モータジェネレータ(第一モータジェネレータ)
12 モータジェネレータ(第二モータジェネレータ)
13 変速機
14 出力軸(車両駆動軸)
23 バッテリ
24 スイッチ(バッテリ接続制御手段)
25 電力ライン

Claims (5)

  1. エンジンと、変速機と、前記エンジンと前記変速機との間に配設された第一モータジェネレータと、前記変速機と車両駆動軸との間に配設された第二モータジェネレータとからなるハイブリッド車両の駆動装置において、
    前記変速機の変速時に、前記第一モータジェネレータを発電し、前記第二モータジェネレータを力行するように前記第一、第二モータジェネレータを制御するモータジェネレータ制御手段と、
    前記変速時に、前記第一モータジェネレータの発電電力を算出する第一電力推定手段と、
    前記変速時に、前記第二モータジェネレータの駆動電力を算出する第二電力推定手段と、
    前記変速時に、前記第一電力推定手段による推定電力と前記第二電力推定手段による推定電力の電力差の有無を判断する電力差判断手段と、
    前記変速時に、前記電力差があれば、その差をなくすように前記エンジンのトルクを制御するエンジントルク制御手段と、
    を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の駆動装置。
  2. 前記第一、第二モータジェネレータに対して充放電可能なバッテリと、
    前記バッテリを前記駆動装置から電気的に切り離すバッテリ接続制御手段と、
    を備え、
    前記バッテリ接続制御手段は、前記第一電力推定手段による推定電力が所定電力以上になれば、前記バッテリを前記駆動装置から電気的に切り離す
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
  3. 前記第一、第二モータジェネレータを接続する電力ラインと、
    前記電力ラインの電圧を測定する電圧測定手段と、
    を備え、
    前記エンジントルク制御手段は、前記電圧が第一所定電圧以上になったときに、前記エンジンのトルクを低下させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
  4. 前記モータジェネレータ制御手段は、前記電圧が第一所定電圧よりも高い第二所定電圧になったときに、前記第一モータジェネレータの発電電力を低下させる
    ことを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
  5. 前記エンジントルク制御手段は、エンジン点火時期、スロットル開度、燃料噴射量を制御する複数のエンジントルク低下手段を備え、
    前記エンジントルク低下手段によって、前記エンジンのトルクが低下し、前記電圧が第一所定電圧より低くなった場合、まず前記スロットル開度の目標値をドライバーの要求値に制御する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
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