JP2003073096A - 産業車両 - Google Patents

産業車両

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JP2003073096A
JP2003073096A JP2001271932A JP2001271932A JP2003073096A JP 2003073096 A JP2003073096 A JP 2003073096A JP 2001271932 A JP2001271932 A JP 2001271932A JP 2001271932 A JP2001271932 A JP 2001271932A JP 2003073096 A JP2003073096 A JP 2003073096A
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vehicle
yes
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English (en)
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Masaji Hoshino
正司 星野
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Sumitomo Nacco Forklift Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Nacco Material Handling Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業車両の稼働日毎の作業管理データを簡単
に作成する。 【解決手段】 車両制御装置10の制御部11は、荷役
中なら(S109:YES)トータル荷役時間M2を加
算(S110)、走行中なら(S111:YES)、ト
ータル走行時間M1とトータル走行距離M4を加算(S
112)、充電中であれば(S113:YES)トータ
ル充電時間M3を加算(S114)、充電が完了すれば
(S115:YES)トータル充電回数M5を加算する
(S116)。エラーの発生が検出されたときには(S
117:YES)、エラー経歴M6として記憶する(S
118)。そして、日付が変わると(S105:N
O)、1日の変化分を作業管理データとして日付と共に
専用メモリ13に記憶する(S106)。1日単位の作
業管理データが専用メモリ13に自動的に蓄積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車両の技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフト等の産業車両には、例え
ば荷役時間、走行時間、走行距離、エラー履歴、充電時
間、充電回数等を記憶する装置を備えるものがあるが、
そこに記憶されるはの一般に新車のときからの累積値で
あった。このため1日当たりの稼働時間等の確認や記録
には利用できず、そうした情報は日報等の形式で記録す
るしかなかった。
【0003】このような記録装置は、エラー経歴等を記
憶させておいて以後の補修等に役立てる目的のものがほ
とんどであった。また、これらのデータを自動計測しよ
うとすると専用の装置を取り付ける必要があったが、そ
のような装置自体がかなり高価なものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、日報を付け
ておいて集計するような煩わしさなしで各稼働日毎のデ
ータを例えば1週間分まとめて簡単に入手可能とし、し
かも車両管理に要するコストも少なくて済ませることを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の産業車両は、時刻を
計時する計時手段と、予め設定されたデータ対象動作に
ついてその動作状態を検出する動作検出手段と、該動作
検出手段の検出結果に基づいて前記データ対象動作の作
業管理データを演算する演算手段であって、前記計時手
段が計時した時刻を参照して、予め設定された管理単位
期間における前記作業管理データの累積値を演算する演
算手段と、前記管理単位期間毎の前記累積値を記憶する
記憶手段と、外部からの要求に応じて前記記憶手段に記
憶されている前記累積値を送信する外部出力手段とを備
えたことを特徴とする。
【0006】この産業車両では、動作検出手段が、予め
設定されたデータ対象動作についてその動作状態を検出
する。データ対象動作は、例えばキーオン時間、荷役時
間、走行時間、走行距離、エラー履歴、バッテリ車の充
電時間や充電回数等であるが、どのような動作をデータ
対象とするかは産業車両の管理者が設定すればよいこと
であって、特に限定されるものではない。
【0007】動作検出手段はそれぞれのデータ対象動作
に応じた構成とされるので一律ではない。例えばフォー
クリフトにおけるリフトやチルトのような動作であれ
ば、その操作レバーに連動するスイッチで十分である
し、走行距離ならば車輪の回転量を検出するロータリエ
ンコーダ等を採用すればよい。また、これら操作レバー
等に連動するスイッチやロータリエンコーダ等の検出手
段の多くは、既に車両に備わっているので新たなスイッ
チ等を設けずに済む。
【0008】演算手段は、動作検出手段の検出結果に基
づいてデータ対象動作の作業管理データを演算するが、
単なる演算ではなくて、計時手段が計時した時刻を参照
して、予め設定された管理単位期間における作業管理デ
ータの累積値を演算する。管理単位期間は、産業車両の
使用形態や使用状況等に応じて適宜に設定されればよ
い。ただし、通常は1日(1稼働日)を単位として産業
車両の管理を行っているので、管理単位期間は1日に設
定するのが便利である。もちろん、半日とか1時間とか
で設定してもよい。
【0009】したがって、計時手段は管理単位期間の切
り替わり(例えば日付変わり)を認識可能なレベルで時
刻を計時できればよいことになる。しかしながら、例え
ば1時間を計時の最低単位としたり1日を計時最低単位
として計測するような構成は特注品となってかえって高
価になるので、汎用のリアルタイムクロックを用いると
よい。
【0010】演算手段が各管理単位期間(例えば1日)
毎に演算した作業管理データの累積値を複数の管理単位
期間(例えば2週間とか1ヶ月とか)にわたって記憶手
段が記憶していて、外部出力手段が外部(例えば管理用
のパソコン)からの要求に応じて記憶手段に記憶されて
いる累積値を送信するので、作業管理データの累積値を
簡単に取り出して利用できる。
【0011】外部出力手段によるデータの送信形態に限
定はなく、有線通信、無線通信、赤外線等の光通信等を
採用できる。パソコン等で取り出した作業管理データ
は、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−
R、CD−RW等の記憶媒体に記憶させたり、印刷して
保存できる。また、作業管理データを適宜に加工して上
記のような媒体に保存してもよい。
【0012】従って、日報を付けておいて集計するよう
な煩わしさなしで各稼働日毎のデータを例えば1週間分
まとめて簡単に入手できる。そして、請求項2記載のよ
うに、前記計時手段、演算手段、記憶手段及び外部出力
手段が該産業車両の制御装置に含まれる構成とすれば、
作業管理データを集積するための専用装置を設ける必要
はなく、車両価格を抑制でき車両管理に要するコストも
少なくて済む。
【0013】また、請求項3記載のように、該産業車両
は、その稼働状態に関する情報を表示するディスプレイ
装置を備える産業車両であり、前記計時手段、演算手
段、記憶手段及び外部出力手段が該ディスプレイ装置に
含まれている構成としても、同様に車両価格を抑制でき
車両管理に要するコストも少なくて済む。
【0014】なお、記憶手段にどれだけの管理単位期間
分を記憶させるかは設定次第であるが、あまり長期にわ
たるのでは記憶手段を大容量にする必要があり不経済で
ある。また、パソコン等で逐次取り出して管理用のデー
タベース等に格納しておいた方が、データの加工などに
も便利である。そうしたわけで、記憶手段の容量は一般
的には1ヶ月分程度で十分といえるが、メモリの調達の
難易や価格等も考慮して決定するのが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0016】
【実施例】この実施例は本発明を産業車両の一種である
バッテリ式のフォークリフト(電気車)に適用した例で
ある。図1(a)に示すように、フォークリフト1は荷
役用のフォーク4、これを昇降させるリフト機構5、リ
フト機構5を傾斜駆動するチルト機構6、フォーク4の
リフトやチルトを操作するための荷役レバー7、アクセ
ルペダル8、ブレーキペダル等を備えており、インスト
ルメントパネル2にはディスプレイ装置3が装着されて
いる。また、図示されないがバッテリ、走行モータ、荷
役モータ、車両制御装置10(図2参照)等が備わって
いる。このフォークリフト1は電気車であり、走行や荷
役のための構成は公知技術に従っているので詳しい説明
は省略する。
【0017】ディスプレイ装置3は、図1(b)に示す
ように液晶パネル39や選択スイッチ35などを備えて
いる。液晶パネル39には、フォークリフト1の各種情
報、例えば走行速度、走行距離、バッテリ残量(本実施
例は電気車、エンジン車なら燃料残量)等が表示され
る。なお、本例では液晶パネル39を採用しているが、
他の形式の表示手段例えばCRTやEL(エレクトロル
ミネッセンス)を採用することも可能である。選択スイ
ッチ35は入力手段に該当し、これを操作することで各
種の入力を行える。
【0018】図2に示すように、車両制御装置10は、
周知のCPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコン
ピュータ(ワンチップマイコン)である制御部11を中
心に構成されている。また、車両制御装置10には、リ
アルタイムクロック(RTC)12、専用メモリ13、
車両用通信回路14、外部通信回路16、I/Oインタ
ーフェース17、ドライバ18等が備わっており、バス
ライン等の図示は省略しているが制御部11とこれら各
部とは相互に接続されている。
【0019】計時手段に該当するRTC12は年月日
(曜日も含む)及び時刻を計時でき、制御部11はこれ
らのデータをRTC12から取得できる。専用メモリ1
3はEEPROMであり、記憶手段に該当する。専用メ
モリ13は作業管理データ(詳細は後述)の記憶に使用
される。本実施例の場合、専用メモリ13の記憶容量
は、標準的と想定される使用状態でおよそ1ヶ月分の作
業管理データを記憶可能な程度であり、その記憶容量が
一杯になった場合には新たなデータが最も古いデータに
上書きされる。
【0020】車両用通信回路14はディスプレイ装置3
との通信用であり、車両用通信回路14を介しての通信
にてディスプレイ装置3とデータ等を送受できる。外部
通信回路16は外部の情報処理装置(本実施例ではパソ
コン(PC)20)との通信用である。なお、PC20
は常時接続されているわけではなく、図示省略するコネ
クタにPC20の通信ケーブル(例えばRS232C)
を接続することで車両制御装置10とPC20との通信
が可能になる。また、外部通信回路16は常に開放され
ており、PC20を接続するだけで通信可能となる。
【0021】I/Oインターフェース17には、キース
イッチ(キーSW)、アクセルペダル8の踏み込みに伴
ってオンされるアクセルスイッチ(アクセルSW)、荷
役レバー7の操作に伴ってオンされる荷役スイッチ(荷
役SW)、車輪の回転量(つまり走行距離)に対応した
走行パルスを出力するロータリエンコーダ、その他の各
種センサやスイッチが接続されており、これらからの信
号が入力される。これらキーSW等は動作検出手段に該
当する。
【0022】制御部11は、これらのスイッチ等からの
入力情報に基づいて、走行や荷役動作等に関するデータ
を算出できる。例えば走行パルスの入力状態から走行の
開始及び停止を認識でき、走行パルスをカウントするこ
とで走行距離を算出できる。また、荷役スイッチのオン
からオフまでの時間から荷役時間を算出できる。
【0023】制御部11は、このようにして算出した走
行や荷役等の動作時間や走行距離などを逐次積算し、R
TC12からの時刻データを参照することで日付を認識
して1日毎の作業管理データとして専用メモリ13に記
憶させる。ドライバ18は走行モータ、荷役モータ、ス
テアモータ等のドライバ回路であり、制御部11はドラ
イバ18を介して走行モータ等への電力供給を制御する
ことで、走行や荷役等の動作を制御する。
【0024】ディスプレイ装置3には、車両制御装置1
0の制御部11と同様の制御部31、RTC12と同様
のRTC32、専用メモリ13と同様の専用メモリ3
3、車両用通信回路14と同様の車両用通信回路34、
外部通信回路16と同様の外部通信回路36が備わって
いる。また、選択スイッチ35からの信号が入力される
I/Oインターフェース37、液晶パネル39を駆動す
るための表示用ドライバ38等も備わっている。
【0025】なお、充電ユニット40を搭載している場
合には、これも車両制御装置10及びディスプレイ装置
3に(または車両制御装置10のみに)接続される。充
電ユニット40はフォークリフト1に搭載されているバ
ッテリへの充電時間やオート充電、急速充電等の充電形
態を制御、管理する装置であり、充電ユニット40から
車両制御装置10のI/Oインターフェース17(ディ
スプレイ装置3のI/Oインターフェース37)へは充
電の開始、終了及び充電形態を示す充電信号が送出され
る。
【0026】次に作業管理データの作成及び外部出力に
関わる処理を説明する。上述の通り、車両制御装置10
とディスプレイ装置3には、互いに同様の制御部11、
31、RTC12、32、専用メモリ13、33、車両
用通信回路14、34及び外部通信回路16、36が備
わっており、車両制御装置10とディスプレイ装置3と
の間でデータ等の送受が可能であるので、以下に説明す
るデータ蓄積処理(図3)及びデータ出力処理(図5)
は車両制御装置10とディスプレイ装置3とのどちらで
も実行可能である。ただし、説明を簡明にするために、
ここでは車両制御装置10が行うものとして説明する。
【0027】図3に示すように、車両制御装置10の制
御部11は、キーオンを検出すると(S101:YE
S)、RTC12の計時データを読んで日付を確認する
(S102)。本日の最初のキーオンであれば(S10
3:YES)、各作業管理データのトータル値(TM1
〜TM6)を専用メモリ13に記憶させる(S10
4)。
【0028】次に、作業管理データの記憶データと同日
付か否かを確認し(S105)、日付が違っていればト
ータルデータからの変化量を確認し、日付と共に作業管
理データに記憶し、その表示データを作成する(S10
6)。表示データはディスプレイ装置3の表示用であ
り、車両制御装置10が作成してディスプレイ装置3に
送信してもよいし、表示データ作成用のデータをディス
プレイ装置3に送信してディスプレイ装置3に作成させ
てもよい。
【0029】日付が本日であれば(S107)、本日の
作業管理データ(DM1〜DM6)に加算し、記憶し
て、表示データを作成する(S108)。表示データに
ついてはS106と同様である。続いて、S109〜S
118で各作業動作毎のデータを蓄積する。
【0030】具体的には、荷役スイッチのオンが検出さ
れていれば荷役中であるから(S109:YES)、荷
役スイッチのオン時間をトータル荷役時間M2に加算す
る(S110)。本実施例の場合、各種の動作時間の計
測には内部クロック(1Hz)のパルスを利用してお
り、動作中であることを示す信号が入力されているとき
に(例えば荷役スイッチがオンのときに)内部クロック
(1Hz)のパルスがたち下がると、動作時間に相当す
るクロックパルスのカウント数が1インクリメントされ
る構成である。したがって、S110では荷役スイッチ
のオンが1秒間継続する毎にトータル荷役時間M2に相
当するクロックパルスのカウント数が1インクリメント
される。その他の動作時間についても同様である。な
お、RTC12を参照して現実の時刻から動作時間を算
出することも可能であり、そうしてもかまわない。
【0031】走行パルスが入力されているとき、すなわ
ち走行中なら(S111:YES)、トータル走行時間
M1を加算し、走行パルスのカウントを加算する(S1
12)。なお、走行パルスのカウントはトータル走行距
離M4に換算される。充電信号が入力されているとき、
すなわち充電中であれば(S113:YES)、トータ
ル充電時間M3を加算し(S114)、充電が完了して
充電信号が終了すれば(S115:YES)トータル充
電回数M5を加算する(S116)。
【0032】また、エラーの発生が検出されたときには
(S117:YES)、エラー経歴M6として記憶する
(S118)。そして、キーオフが検出されなければ
(S119:NO)フォークリフト1の稼働が継続して
いるのでS109に回帰する。
【0033】一方、キーオフが検出されたときには(S
119:YES)、これまで更新記憶してきたトータル
データ(M1〜M5)とS104で記憶した本日の初期
トータル値(TM1〜TM5)とのそれぞれの差を求め
て、本日データDM1〜DM5として専用メモリ13に
記憶し、エラー記憶M6も本日データDM6として専用
メモリ13に記憶する(S120)。
【0034】このように、キーオンされてフォークリフ
ト1が稼働する毎に、トータル走行時間M1、トータル
荷役時間M2、トータル充電時間M3、トータル走行距
離M4、トータル充電回数M5及びエラー記憶M6が加
算、更新され、キーオフされると変化分DM1〜DM6
が演算されて専用メモリ13に記憶される。そして、日
付が変わると(S105:NO)、そうした変化分が1
日の作業管理データとして日付と共に専用メモリ13に
記憶される(S106)。
【0035】以上のようにして、フォークリフト1の1
日単位の作業管理データ(本実施例の場合は、1日分の
走行時間、荷役時間、充電時間、走行距離、充電回数及
びエラー履歴)が専用メモリ13に蓄積される。この作
業管理データはフォークリフト1に保存しているだけで
は管理に利用できないので、例えばPC20を接続して
読み出す必要がある。次に、その処理を説明する。図4
は、その際のPC20のデータ取込処理のフローチャー
トであり、図5はこれに対応するフォークリフト1側
(ここでは車両制御装置10)が行うデータ出力処理の
フローチャートである。
【0036】キーボード等を介して作業管理データの取
得を指示されたPC20は、図4に示すように、車両デ
ータ要求準備と必要データ要求処理を行い(S20
1)、フォークリフト1に作業管理データ要求信号を送
信する(S202)。図5に示すように、フォークリフ
ト1側では車両制御装置10(制御部11)が作業管理
データの送信要求の有無を判断し(S131)、この要
求が有れば(S131:YES)要求された作業管理デ
ータを専用メモリ13から読み込む(S132)。そし
て、受信準備完了信号を待つ(S133)。
【0037】PC20は、作業管理データ要求信号の送
信(S202)後に受信準備が完了次第、受信準備完了
信号を送信する(S203)。車両制御装置10の制御
部11は、受信準備完了信号を確認すると(S133:
YES)、S132で読み込んでおいたデータをPC2
0に送信する(S135)。そして、PC20から他の
データの要求があれば(S135:YES)S132に
回帰し、他のデータ要求がなければ(S135:NO)
S131に回帰する。
【0038】PC20は、制御部11が送信したデータ
の受信が完了すれば(S204)、データの再要求(同
じデータの再送信または別のデータの送信)が必要か否
かを判断する(S205)。データ要求が必要なら(S
205:YES)S202に回帰して上述のようにデー
タを要求して受信する。
【0039】ここでデータ要求が不要なら(S205:
NO)、例えばデータを日付順でソートするなどして決
められたフォーマットに従いPC20のディスプレイ画
面に表示する(S206)。図6に表示例を示す。その
データのセーブを指示されたときには(S207:YE
S)、例えばハードディスクにセーブし(S208)、
プリントを指示されたときには(S209:YES)、
プリンタに出力して印刷させる(S210)。なお、ソ
ート、表示、セーブ、プリントはPC20の処理例であ
り必ずしも実行する必要はない。また、これら以外の処
理を行うことも可能である。要するに、フォークリフト
1から取得した作業管理データの扱いについては特別な
限定はないということである。
【0040】そして、別のデータを要求するなら(S2
11:YES)S202に回帰し、その要求をしないな
ら(S211:NO)S201に回帰する。以上のよう
に、本実施例のフォークリフト1では、データ対象動作
である走行時間、荷役時間、充電時間、走行距離、充電
回数及びエラー履歴を走行パルスや荷役スイッチ等の信
号にて検出し、それらの1日分(管理単位期間)の作業
管理データの累積値を制御部11(制御部31)が演算
し、RTC12(RTC32)が計時した日付毎に専用
メモリ13(専用メモリ33)に記憶する。つまり、1
日単位の作業管理データが自動的に蓄積される。
【0041】そして、PS20(外部の情報処理装置)
を外部通信回路16(外部通信回路36)に接続して所
望の作業管理データを要求すれば、フォークリフト1か
らPC20に要求データが送信されるので、必要な作業
管理データを必要とするときに取り出すことができる。
その作業管理データをそのままプリントしたりできる
し、またPC20等で加工することもできる。すなわ
ち、作業管理データを簡単に取り出して利用できる。日
報を付けておいて集計するような煩わしさなしで各稼働
日毎のデータを例えば1週間分まとめて簡単に入手でき
る。
【0042】また、このフォークリフト1は、作業管理
データの演算、記憶、外部出力に必要となる、計時手段
(RTC12、32)、演算手段(制御部11、3
1)、記憶手段(専用メモリ13、33)及び外部出力
手段(外部通信回路16、36)が車両制御装置10ま
たはディスプレイ装置3に含まれているので、作業管理
データを集積し出力するための専用装置を設ける必要は
なく、車両価格を抑制でき車両管理に要するコストも少
なくて済む。
【0043】以上、実施例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、実施例では車両制御装置10で作業管理データを作
成しているが、ディスプレイ装置3で行ってもよいこと
は上述したとおりである。また、いわゆるエンジン車の
ように車両制御装置10に相当する機能部品を搭載して
いない産業車両の場合にはディスプレイ装置3を用いれ
ばよい。
【0044】また、実施例はフォークリフトへの適用例
であるが他の種類の産業車両にも適用できることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のフォークリフトの説明図。
【図2】 実施例のフォークリフトの制御系を説明する
ブロック図。
【図3】 実施例におけるデータ蓄積処理のフローチャ
ート。
【図4】 実施例におけるデータ取込処理のフローチャ
ート。
【図5】 実施例におけるデータ出力処理のフローチャ
ート。
【図6】 作業管理データの表示例の説明図。
【符号の説明】
1 フォークリフト(産業車両) 3 ディスプレイ装置 10 車両制御装置 11 制御部(演算手段) 12 リアルタイムクロック(計時手段) 13 専用メモリ(記憶手段) 14 車両用通信回路 16 外部通信回路(外部出力手段) 17 I/Oインターフェース 18 ドライバ 31 制御部(演算手段) 12 リアルタイムクロック(計時手段) 33 専用メモリ(記憶手段) 34 車両用通信回路 35 選択スイッチ 36 外部通信回路(外部出力手段) 37 I/Oインターフェース 38 表示用ドライバ 39 液晶パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を計時する計時手段と、 予め設定されたデータ対象動作についてその動作状態を
    検出する動作検出手段と、 該動作検出手段の検出結果に基づいて前記データ対象動
    作の作業管理データを演算する演算手段であって、前記
    計時手段が計時した時刻を参照して、予め設定された管
    理単位期間における前記作業管理データの累積値を演算
    する演算手段と、 前記管理単位期間毎の前記累積値を記憶する記憶手段
    と、 外部からの要求に応じて前記記憶手段に記憶されている
    前記累積値を送信する外部出力手段とを備えたことを特
    徴とする産業車両。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の産業車両において、 前記計時手段、演算手段、記憶手段及び外部出力手段が
    該産業車両の制御装置に含まれていることを特徴とする
    産業車両。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の産業車両において、 該産業車両は、その稼働状態に関する情報を表示するデ
    ィスプレイ装置を備える産業車両であり、 前記計時手段、演算手段、記憶手段及び外部出力手段が
    該ディスプレイ装置に含まれていることを特徴とする産
    業車両。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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