JP2003073006A - シート排出装置および画像形成装置 - Google Patents

シート排出装置および画像形成装置

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JP2003073006A
JP2003073006A JP2001263430A JP2001263430A JP2003073006A JP 2003073006 A JP2003073006 A JP 2003073006A JP 2001263430 A JP2001263430 A JP 2001263430A JP 2001263430 A JP2001263430 A JP 2001263430A JP 2003073006 A JP2003073006 A JP 2003073006A
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sheet
roller
sheet discharging
curl
heat
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Yuzo Kono
雄三 河野
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Ricoh Co Ltd
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を大げさなものとすることなく、かつ使
用部材の熱的な劣化を発生させることなくシートのカー
ルを効率よく矯正できると共に、カール矯正部での昇温
を抑えてホットオフセットの発生も抑えることも可能な
構成を備えた排紙装置提供する。 【解決手段】 トナー像を担持しているシートの搬送路
中に対向配置された加熱部材および加圧部材を用いてト
ナー像を熱・圧力により定着されたシートを排出するシ
ート排出装置において、上記シートに担持されているト
ナー像に対向当接する側のローラ18Cと、該トナー像
側に位置するローラ18Cの周方向に並置された状態で
該ローラの周面に当接可能であり、上記トナー像側に対
向当接するローラの周面に倣って上記シートを挟持搬送
可能なバックアップローラ18A、18Bとからなり、
シートに発生しているカールの発生方向と逆方向に上記
シートを湾曲させてカールを矯正するデカール機構18
を備え、上記デカール機構18を構成するローラの一つ
18Cが冷却部材18Dで構成されていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート排出装置お
よび画像形成装置に関し、さらに詳しくは、シートに発
生しているカールを矯正するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタあるいはファクシミリ
装置などの画像形成装置においては、潜像担持体上に形
成された静電潜像を現像プロセスにおいて可視像処理し
た後、その可視像を記録媒体の一つである記録用紙等の
シートに対して静電転写し、転写された可視像が、例え
ば、加熱定着されて複写物あるいは記録物として得られ
るようになっている。
【0003】定着に用いられる構成の一つにシートの搬
送路を挟んで対向する加熱ローラと加圧ローラとを配置
し、これら両ローラによりシートを挟持搬送する過程で
トナー像に対して熱・圧力を作用させて定着する熱ロー
ラ定着方式を用いた構成がある。熱ローラ定着方式は、
熱効率が高く高速化が図れること、伝熱効率が高く安定
した定着効率が得られることおよびシートの搬送媒体と
して利用できることにより構造が簡単であることなどの
利点があることから近年多用されるようになっている。
【0004】定着後のシートは、加熱ローラおよび加圧
ローラの近傍に配置されている排紙ローラにより排紙ト
レイなどに排出される。定着後のシートでは、加熱ロー
ラと接触する側であるトナー担持面側にカールが生じや
すく、カールが生じたままで排出されると、排紙トレイ
に排出される時点で下側に向けて先端が垂れ下がってし
まい、先端が排紙トレイの載置面に突き当たって進行が
妨げられることが原因してジャムを発生する場合があ
る。
【0005】従来、シートのカールを矯正するための構
成として、対峙した状態でシートを挟持搬送可能な排紙
ローラの一方の曲率半径を他方に比べて極端に小さく
し、その曲率の違いによりカールが生じている方向と逆
方向に屈曲させながら搬送するようにした構成(例え
ば、特開平5−162916号公報)、搬送ガイド部材
の一方をカールの発生方向とは逆方向に延長された形状
とし、その一方を他方に接近させて搬送路内を移動する
シートを一方の搬送ガイドの形状に倣わせてカールを矯
正するようにした構成や搬送ガイドのガイド面に沿わせ
る方向付けによりカールを取り除くようにした構成ある
いはシートの挟持搬送位置を変化させて搬送方向を変化
させることによりカールを矯正する構成(例えば、特開
平7−121039号公報、特開平7−285721号
公報、特開平8−137309号公報、特開平8−29
0857号公報)、さらには、排紙ローラの周面を利用
してカールを矯正するために、排紙ローラの周面に沿っ
て一対のコロを当接させ、排紙ローラとこれに当接する
一対のコロとでシートを挟持搬送することにより排紙ロ
ーラの周面に沿ってシートのカールを矯正するようにし
た構成がある(例えば、特許第2547722号、特開
平11−189363号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シートは、トナー像を
担持している面とそうでない面とで含有湿度が異なる関
係で、トナー像を担持している面側に折れ曲がってカー
ルを生じる。従って、従来のカール矯正構造では、カー
ルの生じている方向と逆方向に負荷を作用させて折り返
すことによりカールを打ち消すようになっている。カー
ルが生じている方向と逆方向にシートを折り曲げる構成
のうちで、搬送路を構成する不動状態のガイド部材を利
用した場合には、シートの先端がカール矯正後に再度ガ
イド部材と接触しながら移動することから、カールとは
逆方向に折り曲げられているシートの先端が移動する際
の抵抗が大きくなりやすく、搬送不良を生じる虞があ
る。これに対して、特許第547722号や特開平11
−189363号公報に開示されているように、シート
の搬送路中に位置する搬送コロを利用してカールを矯正
する構成を用いた場合には、排紙ローラに対する搬送コ
ロの当接状態を維持するための構成が必要となり、さら
には、排紙ローラと搬送コロとの当接位置に向けてシー
トを誘導するための構成が必要となることから、構成が
複雑化することは否めなくなる。特に、シートは、排紙
ローラと搬送コロとの当接位置に進入する際、搬送ガイ
ド部を離れてしまうことから、上記当接位置に誘導する
のが困難な場合があり、この場合には上述した場合と同
様に搬送不良が発生しやすくなる。
【0007】シートは定着装置において加熱された際の
蓄熱により定着装置を通過してカール矯正装置に至るま
での間の搬送路形態によってカール形成が助長される場
合がある。例えば、定着装置からカール矯正装置に至る
搬送路が急峻な極路で構成されているような場合には、
シートの蓄熱によるアイロン効果、つまり、アイロンで
加熱されてプレスされると皺が伸びるのと同じように、
搬送路の形態によってシートが癖付けされると搬送路の
形態に応じたカールが発生しやすくなる。特にこのよう
な搬送路形態は、モノクロ画像と違って多数の現像処理
部を必要とするカラー画像を形成する構成において、構
造の大型化を防ぐ際に構造の大型化を防止する目的で搬
送路を曲げて横方向あるいは縦方向のスペースを小さく
する際に多用される。
【0008】カールを矯正する構成の一つとしてトナー
に接触する側のローラの周方向に沿ってローラを並置し
た構成においては、例えば、特開平11−189363
号公報に開示されているように耐熱性の材料を素材とし
て用い、その表面にフッ素樹脂からなるオフセット防止
層を被覆した構成とされ、いわゆる、熱伝導性が低い構
造となっている。このため、シートからの熱が蓄熱され
やすくなり、シートの通過が継続された場合にはトナー
と接触する側のローラの蓄熱量が増加し、換言すれば、
表面温度が高まり、結果として、その熱により、このロ
ーラと当接するローラに対して加熱部材として機能する
ことがある。このような場合には、シートが通過した後
に対向当接するローラを加熱して劣化したりあるいは昇
温が原因して既に定着されたトナーを再度軟化させてホ
ットオフセットを生じさせることがある。
【0009】本発明の目的は、上記従来の排紙構造にお
ける問題に鑑み、構造を大げさなものとすることなく、
かつ使用部材の熱的な劣化を発生させることなくシート
のカールを効率よく矯正できると共に、カール矯正部で
の昇温を抑えてホットオフセットの発生も抑えることも
可能な構成を備えた排紙装置および画像形成装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トナー像を担持しているシートの搬送路中に対向配置さ
れた加熱部材および加圧部材を用いてトナー像を熱・圧
力により定着されたシートを排出するシート排出装置に
おいて、上記シートに担持されているトナー像に対向当
接する側のローラと、該トナー像側に位置するローラの
周方向に並置された状態で該ローラの周面に当接可能で
あり、上記トナー像側に対向当接するローラの周面に倣
って上記シートを挟持搬送可能なバックアップローラと
からなり、シートに発生しているカールの発生方向と逆
方向に上記シートを湾曲させてカールを矯正するデカー
ル機構を備え、上記デカール機構を構成するローラの一
つが冷却部材で構成されていることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、 上記冷却部材と
して、上記トナー像に対向当接する側のローラが用いら
れることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、上記冷却部材が、
上記シートをカールの発生方向と逆向きに湾曲させる側
のローラであることを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、上記冷却部材がヒ
ートパイプで構成されていることを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明は、上記ヒートパイプ
が、上記基体として用いられる素材を直接シートに接触
して冷却に用いる構成であることを特徴としている。
【0015】請求項6記載の発明は、上記ヒートパイプ
が、軸方向一端に放熱フィンを備え、該放熱フィンは、
近傍に配置されている冷却ファンにより冷却される構成
であることを特徴としている。
【0016】請求項7記載の発明は、上記冷却ファン
が、上記ヒートパイプの温度に応じて風量を制御可能な
構成であることを特徴としている。
【0017】請求項8記載の発明は、上記ヒートパイプ
における放熱フィンが、上記シートの除湿部と連通して
いることを特徴としている。
【0018】請求項9記載の発明は、上記デカール機構
を通過するシートが、デカール機構の入り口側と出口側
とで張力を変化されることを特徴としている。
【0019】請求項10記載の発明は、上記シートが、
上記デカール機構における出口側の張力を入り口側より
も強くされることを特徴としている。
【0020】請求項11記載の発明は、上記デカール機
構における並置されたローラのうちで、上記シートの排
出方向下流側に位置するローラが上流側のローラよりも
回転速度を速められていることを特徴としている。
【0021】請求項12記載の発明は、上記デカール機
構における並置されたローラのうちで、上記シートの排
出方向下流側に位置するローラが上流側のローラよりも
外径が大きくされていることを特徴としている。
【0022】請求項13記載の発明は、請求項1乃至1
2のうちの一つに記載のシート排出装置を画像形成装置
に用いることを特徴としている。
【0023】請求項14記載の発明は、上記デカール機
構が、定着後に搬送されるシートの反転搬送路に該シー
トが導入される前の位置に配置されていることを特徴と
している。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例によって本
発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施形
態に係る実施例によるシート排出装置を用いる画像形成
装置が示されており、同図に示された画像形成装置は、
原稿を露光走査することにより得られるモノクロ画像情
報に基づき静電潜像を潜像担持体である感光体に形成
し、その静電潜像を可視像処理する複写機であるが、本
発明では、複写機に限らず、ホストコンピュータからの
出力装置であるプリンタや電送された画像情報に応じた
静電潜像を光書き込み処理によって形成可能なプリンタ
やファクシミリ装置などを含むだけでなく、さらに複数
の可視像処理部および可視像処理された色毎に画像を1
次転写して各色の画像を重畳転写可能な中間転写体およ
び重畳転写された画像をシートに一括転写可能な2次転
写装置を備えたフルカラー画像形成が可能な多色画像形
成装置も含む。
【0025】図1に示されている複写機は、転写紙など
のシートを収容可能な4つの給紙トレイ10と各々の給
紙ローラ11から成る給紙装置3と、この給紙装置3の
上側に配置された画像形成装置1と、その上側に配置さ
れ、原稿から画像情報を取り込むための自動原稿給送露
光装置4とで構成されている。
【0026】画像形成装置1においては、感光体ドラム
13に対して接触可能なように転写手段14が配置さ
れ、感光体ドラム13に対するシート搬送方向(図中、
矢印で示す方向)上流側には、シートの転写タイミング
を取るためのレジストローラ12が、シート搬送方向下
流側には転写済みシートを加熱定着する定着手段15が
それぞれ設けられている。本実施例における定着手段1
5は、シートのトナー像担持面側に位置する加熱ローラ
とこれに対峙してシートを加熱ローラに押圧しながら搬
送可能な加圧ローラとを組み合わせた熱ローラ定着方式
が採用されている。
【0027】定着手段15から排出されるシートの搬送
路延長上には、排紙反転部5とシートの搬送路を挟んで
対向当接している回転可能な排出ローラ32A、32B
(図2参照)を備えた排紙装置32が配置されているシ
ート排出口37が設けられている。
【0028】排紙反転部5の構成は図2に示されてい
る。図2において排紙反転部5は、定着手段15からの
シートPの排出方向に沿って上流側には後述するデカー
ル機構18を構成するコマ切れローラ18A、18Bお
よび通し搬送ローラ18Cが、そしてデカール機構18
を通過したシートをシート排出口37あるいはガイド板
35,44,45を備えた反転経路のいずれかに向けて
搬送方向を切り換えることができる揺動可能な反転切換
爪16がそれぞれ配置されている。
【0029】反転経路は、シートの両面への画像形成時
あるいは反転状態で排出する場合に選択される経路であ
り、反転対象となるシートを一旦ガイド板44,45で
構成される搬送路に導入し、後述する反転ユニット(図
1中、符号2で示す)においてスイッチバック処理され
た後、再給紙される態勢と排紙口37に向けて搬送され
る態勢とが選択されるようになっている。このため、シ
ートが導入される側であるガイド板44,45で構成さ
れた搬送路およびガイド板35,44で構成される搬送
路には、所定方向にシートを搬送可能な内側排紙ローラ
17,外側排紙ローラ30およびこれら各ローラに当接
して連動可能な連動ローラ31それぞれ所定の位置に配
置されている。
【0030】図2において反転経路中には、ガイド板4
4,45で構成される搬送路内に導入されたシートをス
イッチバック処理するために反転ユニット2に向けて搬
送するために符号Dで示す方向に回転可能な反転ローラ
21および分岐爪22さらにはスイッチバック処理され
たシートを再給紙する経路と排紙口37に向けて移送す
る反転排出経路28とを設定可能な両面分岐爪27が設
けられている。
【0031】反転ユニット2は、図3に示す構成を備え
ている。図3において、反転ユニット2は、常時、シー
ト搬送方向である矢印D方向に回転している反転ローラ
21に対して、分岐爪22が重なるように設けられてい
る。反転ローラ21は、図4に示すように、軸部21A
に複数のコロ部21Bが略等間隔で設けられ、これに対
して分岐爪22は、軸部22Cに複数の爪部22Aを略
等間隔で設けられている。分岐爪22の爪部22Aは、
図3に示すように、反転ローラ21の軸部21Aに向け
て入り込むような状態で、軸部22Cにより装置本体側
に軸支されて揺動自在に設けられている。分岐爪22の
軸部22Cの所定位置に作用部材22Eが固定され、そ
の先端部に、装置本体側に一端が固定されたスプリング
23の他端が取り付けられていて、分岐爪22の爪部2
2Aが反転ローラ21の軸部21A方向に付勢されてい
る。
【0032】反転ローラ21の回転方向により得られる
シート搬送方向(図5中、矢印Aで示す方向)における
反転ローラ21の後方には、矢印E方向に回動可能なス
イッチバック従動ローラ24と、常に矢印B方向に回転
しているスイッチバックローラ25とが設けられ、シー
ト搬送方向における反転ローラ21の前方寄りには両面
印刷時の搬送路の一部を構成する両面ローラ26と下ガ
イド板43とが設けられている。両面ローラ26には、
これに近接して両面分岐爪27が配置され、その切り換
え態位によって反転排紙経路28、あるいは両面再給紙
経路29が形成される。
【0033】定着手段15から排出されたシートが到達
する位置に配置されているデカール機構18は、その構
成が図2および図5乃至図7に示されている。なお、図
5は、通し搬送ローラ18C側からデカール機構18を
示した平面図である。図2においてデカール機構18
は、シートの搬送路を挟んで対峙するコマ切れローラ1
8Aおよび18Bと、通し搬送ローラ18Cとを備え、
コマ切れローラ18Aおよび18Bは通り搬送ローラ1
8Cの周方向に沿って並置されて通し搬送ローラ18C
の周面に対向当接している。
【0034】図5においてコマ切れローラ18A,18
Bは、通し搬送ローラ18Cに対してシートを当接させ
るバックアップローラとしての機能を有しており、シー
トの搬送方向と直角な方向であるシートの幅方向に平行
する軸方向が設定されている支軸18Fと、支軸18F
の軸方向に沿って各支軸同士で相対的に配置位相がずら
されて支軸18Fに固定若しくは一体形成された複数の
コロ部18Gとで構成されている。各コロ18Gは、対
向する支軸側のコロ部18Gとの相対位置がずらされて
いることから、一方の支軸におけるコロ部18Gの配置
位置間に他方の支軸におけるコロ部18Gが支軸側に周
面を近接させた状態で入り込んでいる。
【0035】コマ切れローラ18A,18Bの軸部18
Fを除いた複数のコロ部18Gは、比較的熱伝導率の低
い材料(EPゴム、ウレタン、シリコンゴムなどのゴム
類、またはポリアセタール、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネートなどの樹脂)で構成されていて、
コマ切れローラ18A,18Bの表面の異常高温化を防
止している。
【0036】図6において通し搬送ローラ18Cは、デ
カール機構18における冷却部材として構成されてお
り、シートに担持されているトナー像に表面を直接接触
可能な金属製のパイプを基体とするヒートパイプ18D
が用いられている。通し搬送ローラ18Cの内部には、
熱による液体−蒸気への繰り返し変質が可能な熱媒体と
して水が封入されている。
【0037】通し搬送ローラ18Cにおける軸方向一
端、本実施例では、図5および図7に示すように、シー
トの通過範囲よりも外側に位置する端部に複数の熱良導
体からなる放熱フィン101が一体形成されており、放
熱フィン101は、図7に示すように、デカール機構1
8の支持部をなす画像形成装置の内壁に取り付けられた
放熱チャンバー102に収容されている。
【0038】放熱チャンバー102には、冷却ファン1
03が設けられており、放熱フィン101を強制冷却す
るようになっている。本実施例では、冷却ファン103
における風量がヒートパイプを用いた通し搬送ローラ1
8Cの表面温度に応じて設定されるようになっている。
このため、冷却ファン103は、通り搬送ローラ18C
の表面温度を検知する温度センサ105が入力側に接続
されている制御部104の出力側に接続されており、制
御部104からの出力信号により回転制御されるように
なっている。冷却ファン103は、通り搬送ローラ18
Cの表面温度が所定温度以上に達する時点で回転を開始
するようにするのが消費電力コストの点で最も有利であ
るが、本実施例では、冷却ファン103の風力を利用し
て通し搬送ローラ18Cから放熱された熱を他の部位に
搬送するようになっている。
【0039】図7に示した放熱チャンバー102におけ
る冷却ファン103の配置位置と反対側が、図1におい
て二点鎖線RPで示すように、給紙装置3における最下
位の給紙トレイ10の下方に位置する吹き出し部106
に対して排熱ダクトなどを用いて連通している。これに
より、放熱フィン101から放散された熱気、つまり排
熱は、除湿部として機能する吹き出し部106から給紙
トレイ10が収容されている給紙バンクに導入されるの
で、給紙トレイ10に収容されているシートの除湿を行
うことができる。シートは、保湿状態の違いによって加
熱された際のカールの発生量が異なり、トナー像担持面
側に折れ曲がる方向にカールが発生しやすくなる性質が
ある。このため、シートに含まれる水分を乾燥させて極
端な保湿量の差が生じないようにできれば、カールの発
生を抑えやすくなる。図1において吹き出し部105が
最下位の給紙トレイ10の下方であるのは、熱気が上昇
気流となるのを利用して各給紙カセット10に熱気を行
き渡らせるためである。
【0040】デカール機構18には、ジャム解消のため
の構成が設けられており、この構成には、図2において
符号19Aで示す支軸を支点として揺動可能な上ガイド
部材19が用いられ、上ガイド部材19の揺動端側に通
し搬送ローラ18Cが支持されている。上ガイド部材1
9に設けられている通し搬送ローラ18Cは、図6に示
すように、回転軸18Eが軸受け部材38に挿通されて
おり、軸受け部材38は、バネ39によって上ガイド部
材19に対して浮動状態で支持されている。この構成に
より、軸受け部材38は、コマ切れローラ18Aおよび
18Bと通し搬送ローラ18Cとの当接状態を良好化し
て各ローラ同士が接触している位置にニップ部20A,
20Bを形成し、さらに、デカール機構18を通過する
シートの厚さによって変化する曲げ剛性、いわゆる腰の
強さによって上下動することができ、移動過程にあるシ
ートに対して通し搬送ローラ18C側から不用意な押圧
力の増加を来さないようにしてある。
【0041】デカール機構18には、通し搬送ローラ1
8Cに対向当接するコマ切れローラ18A、18B同士
での回転速度が異ならせてある。つまり、本実施例で
は、図6において通し搬送ローラ18Cに対峙している
コマ切れローラ18A,18Bのうちで、シートの排出
方向(図4中、矢印で示す方向)下流側に位置するコマ
切れローラ18Aは、上流側に位置するコマ切れローラ
18Bに対して外径を大きくしてあり、これによって周
速が速められている。この構成により、デカール機構1
8を通過するシートは、デカール機構18の入り口側よ
りも出口側の方で張力が増加し、コマ切れローラ18A
側に牽引されることで通し搬送ローラ18Cに向けて変
位しやすくなることから、通し搬送ローラ18Cに対す
る接触圧力が高められることになる。
【0042】本実施例は以上のような構成であるから、
画像形成装置1によりトナー像が転写されたシートが定
着手段15により加熱定着されると定着手段15から排
出される。定着手段15から排出されたシートはデカー
ル機構18に達する。デカール機構18では、シートに
担持されているトナー像に接触する側でカールが生じて
いる方向と逆方向にシートを湾曲して矯正できる側に位
置する通し搬送ローラ18Cが熱量導体であるヒートパ
イプ18で構成され、その表面が直接シートの冷却に用
いられるようになっている。このため、デカール機構1
8に達したシートは通し搬送ローラ18Cに接触すると
冷却される。
【0043】通し搬送ローラ18Cでは熱媒体の蒸発お
よび液化が繰り返されるが、通し搬送ローラ18Cに設
けられている放熱フィン101が冷却ファン103によ
って冷却されているので、熱循環が瞬時に行われる。こ
のため、通し搬送ローラ18Cに接触したシートおよび
トナー像は接触した時点で温度降下を開始することがで
きる。
【0044】本発明者は、通し搬送ローラ18Cがシー
トに接触することによるシートの温度降下について実験
したところ、次の結果を得た。定着手段15を通過直後
のシートの表面温度が100℃であり、通し搬送ローラ
18Cの表面温度が70℃である場合にシートの表面温
度を77〜78℃程度に降下させることができた。
【0045】降下させる温度は、シートへの軟化トナー
の浸透を損ねない程度とすることが好ましい。特に、モ
ノクロ画像と違って多層のトナー層が形成される多色画
像の場合には定着に必要な熱量がモノクロ画像よりも多
くなることから定着手段で15から排出されるシートの
蓄熱量も多くなるが、通し搬送ローラ18Cでの放熱量
を冷却ファン103の風量制御により適正化することに
より上述した降下温度に設定することができる。この結
果、蓄熱により軟化することで低下しているシートの曲
げ剛性を温度降下によって復元させることができ、しか
も、トナーの浸透、換言すれば定着を妨げない温度に維
持できるので、その温度以上の場合に発生しやすいホッ
トオフセットを防止することができる。
【0046】本実施例によれば、通し搬送ローラ18C
は、表面を直接シートに接触させるのでシートの熱を有
効に奪うことができ、表面に被覆層などを設けた場合と
違って表面が剥き出しであっても瞬時の冷却によってホ
ットオフセットを防止できるのでオフセット防止層など
を設ける必要がなくなる。
【0047】デカール機構18を通過するシートは、排
出方向下流側に位置するコマ切れローラ18Aの周速が
上流側のコマ切れローラ18Bよりも速められているこ
とにより入り口側よりも出口側での張力が増加されて牽
引されながら移動する。このため、シートは、排出方向
下流側が牽引されることにより通し搬送ローラ18Cに
向けて張架されることになるので、通し搬送ローラ18
Cに対して接触しやすい状態とされる。これにより、シ
ートは通し搬送ローラ18Cによる冷却作用を効果的に
受けることができ、瞬時に温度降下を来すことができ
る。この結果、シートの曲げ剛性の復元およびトナーの
ホットオフセット防止がほぼ同時に行えることになる。
【0048】本実施例では、シートが反転搬送路に至る
前にデカール機構18を通過する構成を備えているの
で、反転搬送路への移動時には、反転搬送路での曲折に
よる癖付けに対抗できるようにシートの曲げ剛性を復元
させることができる。これにより、反転搬送路を通過し
た際に不用意にカールが再発するのを防止することがで
きる。
【0049】デカール機構18においてコマ切れローラ
18Aおよび18Bに接触する部材である通し搬送ロー
ラ18Cがシートの冷却に用いられることが前提である
が、コマ切れローラ18Aおよび18Bの冷却にも寄与
することができ、コマ切れローラ18Aおよび18Bの
熱的な劣化を防止することができる。
【0050】本実施例においては、通し搬送ローラ18
Cに対する接触状態を向上させる構成として、シート自
体の張力を設定するだけの簡単な構成を用いているの
で、特別な押圧手段や加圧手段を用いることなく良好な
冷却効果を得ることが可能となる。
【0051】本実施例においては、定着手段15と排紙
口37との上下方向での位置がずれているような場合に
多用される曲折したシート排出路を対象とした場合に折
り曲げ癖が付きやすくなるのを冷却による曲げ剛性復元
により防止することができる。つまり、多色画像を形成
する構成においては、画像形成に必要な現像処理部や複
数の転写部を備える必要があるにもかかわらず、装置自
体の丈を大きくすることは好ましくない場合が多い。こ
のため、シートの搬送路形態は横方向のスペース節約を
要求されると縦方向で上述したような位置のずれを設け
ることとなる場合がある。従って、シートの搬送路形態
は定着手段15から排出されたシートが上方に向け指向
されることになり、その指向部分でシートに折り曲げ癖
が付く場合がある。そこで、本実施例では、このような
指向部分を通過したシートを強制冷却することによりシ
ート本来に備わった曲げ剛性を復活させてカールを消去
させることが可能となる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、デカール
機構を構成するローラの一つが冷却部材で構成されてい
るので、シートを強制的に冷却することができる。これ
により、シートのカールを矯正する既存構造による再加
熱を防止して矯正されたカールが再度発生するのを確実
に防止することが可能となる。
【0053】請求項2および3記載の発明によれば、冷
却部材がトナーと対向当接する側あるいはカールを矯正
する方向にシートを湾曲させる側のローラであるので、
強制的な冷却によりトナーの再軟化を防止してホットオ
フセットを防止できると共に、蓄熱を放散できることに
よりシートの曲げ剛性を復活を促して折り曲げ癖が就く
のを防止することが可能となる。これにより、既存構造
であるデカール機構での再カールの発生およびホットオ
フセットを確実に防止することが可能となる。
【0054】請求項4および6記載の発明によれば、冷
却部材が強制的な冷却サイクルを設定可能なヒートパイ
プであり、しかも、ヒートパイプ自体が冷却ファンによ
り強制的な放熱を行えるようになっているので、シート
の蓄熱を瞬時に放熱することが可能となる。これによ
り、蓄熱により軟化することにより低下していたシート
の曲げ剛性を復元してカールの再発を阻止できると共に
トナーの再軟化によるホットオフセットを防止すること
ができる。
【0055】請求項5記載の発明によれば、ヒートパイ
プがこれの素材を直接シートに接触させて冷却に用いる
ようになっているので、効率よく熱を奪うことができ、
シートの温度を効率よく降下させることができる。これ
により、従来の構成と違って、オフセット防止構造を設
けなくてもホットオフセットを発生させないようにする
こと可能となるとともに、シート本来の曲げ剛性を復活
させることが可能となる。
【0056】請求項7記載の発明によれば、ヒートパイ
プの温度に応じた冷却能力の設定が可能であるので、カ
ールの再発およびホットオフセットの発生を効率よく防
止することが可能となる。
【0057】請求項8記載の発明によれば、ヒートパイ
プにおける放熱フィンがシートの除湿部に連通する構成
であるので、給送を開始されるシートを予め除湿するこ
とができる。これにより、保湿量に影響されるシートの
カールを予め抑制することが可能となる。
【0058】請求項9乃至12記載の発明によれば、デ
カール機構を通過するシートが入り口側よりも出口側で
張力を高められるので、入り口側と出口側との間で張架
状態となり、シートを挟持搬送するために搬送路を挟ん
で対向するローラ間での圧接力を高めることができる。
これにより、冷却部材への当接力が高められることによ
り迅速な冷却が可能となる。特に請求項11および12
記載の発明では、デカール機構において並置されている
ローラのうちでシートの排出方向下流側のローラの外径
を変更するだけで回転速度をシートの排出方向上流側よ
りも速めることができるので、特別な増速機構を付設す
ることなく簡単な構成によりシートと冷却部材との接触
状態を向上させることが可能となる。
【0059】請求項13記載の発明によれば、シート排
出装置にデカール機構を装備した場合にデカール機構に
おいてシートのカールが再発するのを防止できると共に
ホットオフセットの発生による搬送不良や不良画像の発
生を防止することが可能となる。
【0060】請求項14記載の発明によれば、定着によ
り蓄熱して軟化した傾向にあるシートが反転搬送路に導
入される前に冷却されることによりシートの曲げ剛性が
復元されることになる。これにより、反転搬送路で曲折
されながら搬送される際のカール癖の発生を前もって抑
止されるので、反転処理でのカールの再発を未然に防止
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る実施例によるシート排
出装置が適用される画像形成装置の一例を示す模式図で
ある。
【図2】図1に示した画像形成装置に設けられている排
紙反転部の構成を説明するための模式図である。
【図3】図2に示した排紙反転部に用いられる反転ユニ
ットの構成を説明するための模式図である。
【図4】図3に示した反転ユニットに用いられる部材の
構成を説明するための平面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る実施例によるシート排
出装置の要部構成を説明するための平面図である。
【図6】図6に示した要部構成によるデカール機構の側
面図である。
【図7】図6に示したデカール機構に用いられる冷却部
材の構成を説明するための平面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 反転ユニット 3 給紙装置 5 排紙反転部 15 定着手段 18 デカール機構 18A,18B デカール機構の構成部材をなすコマ切
れローラ 18C デカール機構の構成部材で冷却部材をなす通し
搬送ローラ 18D 冷却部材の要部であるヒートパイプ 101 放熱フィン 102 放熱チャンバー 103 冷却ファン 104 冷却ファンの風量制御を行う制御部 106 放散熱気の吹き出し部 RP 排熱ダクト P シート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を担持しているシートの搬送路中
    に対向配置された加熱部材および加圧部材を用いてトナ
    ー像を熱・圧力により定着されたシートを排出するシー
    ト排出装置において、 上記シートに担持されているトナー像に対向当接する側
    のローラと、該トナー像側に位置するローラの周方向に
    並置された状態で該ローラの周面に当接可能であり、上
    記トナー像側に対向当接するローラの周面に倣って上記
    シートを挟持搬送可能なバックアップローラとからな
    り、シートに発生しているカールの発生方向と逆方向に
    上記シートを湾曲させてカールを矯正するデカール機構
    を備え、 上記デカール機構を構成するローラの一つが冷却部材で
    構成されていることを特徴とするシート排出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート排出装置において、 上記冷却部材は、上記トナー像に対向当接する側のロー
    ラが用いられることを特徴とするシート排出装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシート排出装置において、 上記冷却部材は、上記シートをカールの発生方向と逆向
    きに湾曲させる側のローラであることを特徴とするシー
    ト排出装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のうちの一つに記載のシー
    ト排出装置において、 上記冷却部材はヒートパイプで構成されていることを特
    徴とするシート排出装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のシート排出装置において、 上記ヒートパイプは、上記基体として用いられる素材が
    直接シートに接触して冷却に用いられる構成であること
    を特徴とするシート排出装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のシート排出装置において、 上記ヒートパイプは、軸方向一端に放熱フィンを備え、
    該放熱フィンは、近傍に配置されている冷却ファンによ
    り冷却される構成であることを特徴とするシート排出装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のシート排出装置において、 上記冷却ファンは、上記ヒートパイプの温度に応じて風
    量を制御可能な構成であることを特徴とするシート排出
    装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載のシート排出装置に
    おいて、 上記ヒートパイプにおける放熱フィンは、上記シートの
    除湿部と連通していることを特徴とするシート排出装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至5のうちの一つに記載のシー
    ト排出装置において、 上記デカール機構を通過するシートは、デカール機構の
    入り口側と出口側とで張力を変化されることを特徴とす
    るシート排出装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のシート排出装置におい
    て、 上記シートは、上記デカール機構における出口側の張力
    を入り口側よりも強くされることを特徴とするシート排
    出装置。
  11. 【請求項11】請求項9または11記載のシート排出装
    置において、 上記デカール機構における並置されたローラのうちで、
    上記シートの排出方向下流側に位置するローラは上流側
    のローラよりも回転速度を速められていることを特徴と
    するシート排出装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載のシート排出装置におい
    て、 上記デカール機構における並置されたローラのうちで、
    上記シートの排出方向下流側に位置するローラは上流側
    のローラよりも外径が大きくされていることを特徴とす
    るシート排出装置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のうちの一つに記載の
    シート排出装置を用いることを特徴とする画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の画像形成装置におい
    て、 上記デカール機構は、定着後に搬送されるシートの反転
    搬送路に該シートが導入される前の位置に配置されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
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DE60220222T DE60220222T2 (de) 2001-08-31 2002-08-30 Bogenauswerfeinrichtung, Vorrichtung zur Beseitigung von Blattwellungen und zur Bilderzeugung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016110138A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 定着装置及び画像形成装置

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