JP2003071441A - 再生機能付き軟水器 - Google Patents

再生機能付き軟水器

Info

Publication number
JP2003071441A
JP2003071441A JP2001306916A JP2001306916A JP2003071441A JP 2003071441 A JP2003071441 A JP 2003071441A JP 2001306916 A JP2001306916 A JP 2001306916A JP 2001306916 A JP2001306916 A JP 2001306916A JP 2003071441 A JP2003071441 A JP 2003071441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exchange resin
water
ion exchange
saline solution
soft water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001306916A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsuoka
孝 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001306916A priority Critical patent/JP2003071441A/ja
Publication of JP2003071441A publication Critical patent/JP2003071441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】軟水採取と、食塩水によるイオン交換樹脂の再
生とが簡単に切り換えることができ、安価で、小型な軟
水器の提供。 【解決手段】水道水導入口7−2と、軟水排出口6−2
と、上下端にフィルター23、28を有する軟水導パイ
プ26とを設けたヘッド部6と、イオン交換樹脂容器4
とよりなる軟水器に於いて、水道水導入口に二方向切り
替えバルブ7を設ける。軟水採取時は、水道水が直接イ
オン交換樹脂層13を流れ、排出口より軟水を採取す
る。再生操作時は、二方向切り換えバルブ7のハンドル
を90度回転し、二方向切り換えバルブ7の導入口7−
2より水道水が導入され、蛇管9、食塩水吸入部10、
逆止弁37、食塩水導入管14よりヘッド部6へと流
れ、フィルター受け22、フィルター23よりイオン交
換樹脂13を通過する。その時、イオン交換樹脂13に
吸着されたCa++、Mg++の硬水成分は、食塩水の
Na++で置換され再生される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、水道蛇口に連結して使
用する再生機能付きの小型で、簡易型のイオン交換樹脂
軟水器に関する。二方向切り換えバルブの切り換えのみ
で、軟水採取と、劣化したイオン交換樹脂に食塩水を通
し、再活性化することのできる、再生機能付きのイオン
交換樹脂軟水器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の小型のイオン交換樹脂による軟水
器においては、劣化したイオン交換樹脂は、布袋に入っ
たイオン交換樹脂を軟水器より取り出し、予め、再生し
た布袋入りイオン交換樹脂と交換するか、または、上部
のキャップを外し、一定量の食塩を軟水器容器に入れ
て、水道水を流しながら再活性化せしめるなどしてい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】小型の軟水器において
は、イオン交換樹脂の容量も少なく、それだけ、劣化が
はやく、再生する頻度も多くなる。そこで、再生操作も
効率性、簡便性、安全性が要求される。最近、小型の軟
水器も、この再生操作が不便なため、普及率が十分上が
らなかったり、また、普及したものも、十分活用されな
かったりしていた。本発明は、家庭の主婦でも、容易
に、効率よく、かつ、安全に再生操作できる小型で安価
な軟水器を提供しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】水道水導入口と、軟水排
水口と、上端、下端にフィルターを有する軟水導パイプ
を設けたヘッド部と、イオン交換樹脂容器とよりなる軟
水器に於いて、水道水導入口に二方向切り替えバルブを
設け、内部イオン交換樹脂層に、直接、導入する流路
と、食塩水容器と連結した食塩水吸入部と、逆止弁部と
を設けた流路とを二方向切り替えるよえにした再生機能
付き軟水器。このように、二方向切り替えバルブを切り
換えるのみで、軟水採取と、イオン交換樹脂の食塩水に
よる再生を簡単に切り換えるようにした再生機能付き軟
水器 【0005】 【作用】本発明の食塩水による再生機能付き軟水器は、
水道蛇口1に直結して使用するまず、前記二方向切り換
えバルブ7を軟水採取の位置に設定すると、前記二方向
切り換えバルブ7により、水道水はイオン交換樹脂容器
4の内部のイオン交換樹脂13の上層より下層方向に流
れる時、イオン交換樹脂13にCa++、Mg++の硬
水成分が吸着され、軟水が排出導管3より採取される。
次に、前記二方向切り換えバルブ7を90度回転させ、
前記二方向切り換えバルブ7を再生の位置に設定する
と、水道水は食塩水吸入部10、逆止弁37を流れヘッ
ド部6よりイオン交換樹脂容器4内部のイオン交換樹脂
13に流れ込む。この時、予め、食塩水吸入部10に連
結した食塩水吸入管11より、食塩水容器12の食塩水
が吸入される。この食塩水が、イオン交換樹脂層13の
上層より下層に流れる時、イオン交換樹脂13に吸着さ
れたCa++Mg++の硬水成分は、食塩水のNaイオ
ンで置換され再生される。食塩水容器12には、予め、
イオン交換樹脂1リットルにつき、約120グラムの割
合で食塩を入れ準備しておく。 【0006】 【実施例】本発明の具体的一実施例を、図面により説明
する。(図1)は、本発明の再生機能付き軟水器を水道
蛇口1に取り付けた時の外観見取り図を示す。1は水道
蛇口で、導管2でイオン交換樹脂容器4に導かれ、内部
のイオン交換樹脂13で硬水成分であるCa++とMg
++が吸着され、軟水として、排出導管3より軟水が採
取される。6はヘッド部、7は二方向切り換えバルブ、
8はハンドルである。一方、二方向切り換えバルブ7よ
りの他の流路として、蛇管9、食塩水吸入部10、食塩
水導入管14よりヘッド部6、イオン交換樹脂容器4に
食塩水が導入されるよう構成されている。食塩水吸入部
10には食塩水吸入管11、食塩水容器12が連結され
ている。次に、本発明、再生機能付き軟水器は、外観上
にも小型で、合理的に構成されかつ、機能美に優れてい
るので、その各面の展開図を(図2)より(図10)に
示す。(図2)は、本発明、再生機能付き軟水器の側面
図を示す。6−1は水道水導入口金、6−2は軟水排出
口金、7−1は連結ナット、9−1は蛇管連結ナット、
10−1は食塩水吸入部連結ナット、11は食塩水吸入
管、14−1は食塩水導入管連結ナットを示す。(図
3)は(図2)の右側面図を示す。15はエァー抜き口
金、16はエァー抜きボタン、17は食塩水吸入金具、
18は食塩水吸入口金を示す。(図4)は(図2)の左
側面図を示す。(図5)は(図2)の上面図を示す。
(図6)は(図2)の下面図を示す。(図7)は(図
2)の側面図の二方向切り換えバルブ7のハンドル8を
90度回転させ、イオン交換樹脂を食塩水により、再生
する時の側面図を示す。(図8)は(図7)の右側面図
を示す。(図9)は(図7)の上面図を示す。(図1
0)は(図7)の下面図を示す。 【0007】次に、本発明の再生機能付き軟水器の構造
について、図面により説明する。(図11)は(図2)
の断面図を示す。イオン交換樹脂容器4の中にイオン交
換樹脂13が入れられている。イオン交換樹脂容器4の
上部に、ヘッド部6がOリング19を介してネジ込まれ
ている。ヘッド部6の側面左右には、水道水導入口金6
−1、軟水排出口金6−2が、それぞれOリング20、
21を介してネジ込まれている。ヘッド部6の下部に
は、外周に複数の穴22−1を有するフィルター受け2
2がネジ込まれている。フィルター受け22の外周に
は、フィルター23が被されている。ヘッド部6の下部
中心には、Oリング25を介して、軟水導パイプ26が
固定され、更に、下部にフィルター受け27、フィルタ
ー28が固定されている。水道水導入口金6−1には、
Oリング30を介して、二方向切り換えバルブ7が連結
ナット7−1により固定されている。ヘッド部6の上面
には、食塩水導入管14がOリング40を介してネジ込
まれている。食塩水吸入部10の内部にはエジェクター
38、39が設けられ、かつ、逆止弁37、圧縮バネ3
4がOリング33を介して、食塩水吸入部連結ナット1
0−1でネジ込まれている。更に、これらの部材は、O
リング35を介して食塩水導入管連結ナット14−1で
ネジ込まれている。二方向切り換えバルブ7の他端と、
食塩水吸入部10の他端は、それぞれOリング31、3
2を介して、蛇管連結ナット9−1、9−2でネジ込み
固定されている。(図12)は(図11)の二方向切り
換えバルブ7のハンドル8を90度回転させ、食塩水で
イオン交換樹脂13を再生させる時の断面図を示す。逆
止弁37は水道水の流れにより、開放状態になってい
る。(図13)は(図12)の上面図を示す。17は食
塩水吸入金具、18は食塩水吸入口金でOリング41を
介してネジ込み固定されている。食塩水吸入口金18の
先端18−1には、食塩水吸入管11、食塩水容器12
が連結されている。(図14)は蛇管9の平面図を示
す。両端に蛇管連結ナット9−1、9−2が回転自在に
設けられている。両端には、31、32のOリングがあ
る。(図15)はエジェクター原理の説明図を示す。A
の方向に流体が流れると、C部の圧力が下がり、B方向
に流体が吸引される。このエジェクター原理を利用し
て、食塩水を吸入したものである。 【0008】次に、このように構成された本発明、再生
機能付き軟水器の作用について説明する。(図1)と
(図11)により、軟水を採取する時の、作用を説明す
る。二方向切り換えバルブ7のハンドル8が(図1)の
ように、タテ方向、即ち、軟水採取の位置に設定する。
水道蛇口1を開放すると、導管2で導かれた水道水は
(図11)に示すように、矢印の方向に流れる。即ち、
二方向切り換えバルブ7の導入口7−2より、水道水導
入口金6−1、フィルター受け22、フィルター23よ
りイオン交換樹脂13を通過する。その時、水道水のC
++、Mg++の硬水成分が吸着され、軟水化され
て、フィルター28より軟水導パイプ26を流れ、軟水
排出口金6−2より軟水が採取される。フィルター2
3、28はイオン交換樹脂13が流出しないように設け
られている次に、再生操作する時の作用について、(図
1)(図7)(図12)(図13)により説明する。ま
ず、(図7)(図12)に示すように、二方向切り換え
バルブ7のハンドル8を90度回転せしめ、再生に設定
する。次に、水道蛇口1を開放すると、導管2で導かれ
た水道水は(図12)に示すように、矢印の方向に流れ
る。即ち、二方向切り換えバルブ7の導入口7−2より
水道水が導入される。二方向切り換えバルブ7により、
蛇管9、食塩水吸入部10、逆止弁37、食塩水導入管
14よりヘッド部6へと流れる。後は軟水採取と同じ流
路を流れる。即ち、ヘッド部6、、フィルター受け2
2、フィルター23よりイオン交換樹脂13を通過す
る。その時、イオン交換樹脂13に吸着されたC
++、Mg++の硬水成分は、食塩水のNa++で置
換され再生される。再生に作用した食塩水は、フィルタ
ー28より軟水導パイプ26を流れ、軟水排出口金より
排泄される。水道水がエジェクター38、39を流れる
時、水圧により、食塩水吸入管11により、食塩水容器
12の食塩水が吸引され、水道水と合流して、イオン交
換樹脂13に流される。 【発明の効果】本発明の再生機能付き軟水器には、次の
ような効果がある。 (1)二方向切り換えバルブを利用することにより、軟
水採取と、食塩水によるイオン交換樹脂の再生とが、簡
単に切り換えることができる。 (2)市販の二方向切り換えバルブが利用できるので、
安価で、小型に構成することができる。 (3)(図1)で分かるように、蛇管9、食塩水吸入部
10、食塩水導入管14の部分が、把手としての機能を
兼ねるよう構成されている。 (4)外観が機能美に優れている。
【図面の簡単な説明】 【図1】は本発明の再生機能付き軟水器を、水道蛇口に
取り付けた時の外観見取り図を示す。 【図2】は本発明の再生機能付き軟水器の側面図を示
す。 【図3】は(図2)の右側面図を示す。 【図4】は(図2)の左側面図を示す。 【図5】は(図2)の上面図を示す。 【図6】は(図2)の下面図を示す。 【図7】は(図2)の側面図の二方向切り換えバルブ7
のハンドル8を90度回転させ、イオン交換樹脂を食塩
水により、再生する時の側面図を示す。 【図8】は(図7)の右側面図を示す。 【図9】は(図7)の上面図を示す。 【図10】は(図7)の下面図を示す。 【図11】は(図2)の断面図を示す。 【図12】は(図11)の二方向切り換えバルブ7のハ
ンドル8を90度回転させ、食塩水でイオン交換樹脂1
3を再生させる時の断面図を示す。 【図13】は(図12)の上面図を示す。 【図14】は蛇管9の平面図を示す。 【図15】はエジェクター原理の説明図を示す。 【符号の説明】 1:水道蛇口 2:導管 3:排出導管 4:
イオン交換樹脂容器 6:ヘッド部 7:二方向切り換えバルブ
8:ハンドル 9:蛇管 9−1:蛇管連結ナット 9−2:蛇
管連結ナット 10:食塩水吸入部 10−1:食塩水吸入部連結ナッ
ト 11:食塩水吸入管 12:食塩水容器 13:イオン交換樹脂
14:食塩水導入管 14−1:食塩水導入管ナット 15:エァー抜き口
金 16:エァー抜きボタン 17:食塩水吸入口金
19:Oリング 20:Oリング 21:Oリング 22:フィルター受け 22−1:穴
23:フィルター 25:Oリング 26:軟水導パイプ 27:フィル
ター受け 28:フィルター 29:リング 30:リング
31:Oリング 32:Oリング 33:Oリング 34:圧縮バ
ネ 35:Oリング 37:逆止弁 38:エジェクター 39:エジェ
クター 40:Oリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】水道水導入口と、軟水排水口と、上端、下
    端にフィルターを有する軟水導パイプを設けたヘッド部
    と、イオン交換樹脂容器とよりなる軟水器に於いて、水
    道水導入口に二方向切り替えバルブを設け、内部イオン
    交換樹脂層に、直接、導入する流路と、食塩水容器と連
    結した食塩水吸入部と、逆止弁部とを設けた流路とを二
    方向切り替えるよえにした再生機能付き軟水器。
JP2001306916A 2001-08-29 2001-08-29 再生機能付き軟水器 Pending JP2003071441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306916A JP2003071441A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 再生機能付き軟水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306916A JP2003071441A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 再生機能付き軟水器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003071441A true JP2003071441A (ja) 2003-03-11

Family

ID=19126469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001306916A Pending JP2003071441A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 再生機能付き軟水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003071441A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036232A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Sharp Corp 食器洗い機
JP2009039657A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Miura Co Ltd 軟水化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036232A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Sharp Corp 食器洗い機
JP2009039657A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Miura Co Ltd 軟水化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101297746B (zh) 清洁装置的可调流动速率阀
TW200824633A (en) A cleaning appliance
CN103654630B (zh) 一种气液分离装置以及具有该气液分离装置的硬质表面清洁器
CN103479306B (zh) 一种带污水循环利用的硬质表面清洁器
CN216676557U (zh) 双向可切换免疫吸附系统
JP2023022218A5 (ja)
JP2003071441A (ja) 再生機能付き軟水器
KR100704336B1 (ko) 진공청소기용 사이클론 집진장치
WO2019174468A1 (zh) 一种核酸提取纯化正压装置
CN101947369A (zh) 水过滤口罩
JP3666025B2 (ja) 軟水化装置
CN205634931U (zh) 净水系统
CN212050640U (zh) 文丘里软水机
CN208552666U (zh) 一种血浆置换透析吸附系统
WO2005034706A3 (en) Sucking device
CN112754599A (zh) 一种口腔科扁桃体结石取出设备
JPH11267642A (ja) エジェクター付き食塩再生容器を有するイオン交換樹脂軟水 器
CN2601247Y (zh) 水处理装置
CN216778240U (zh) 一种模组式立式活性炭废气处理设备
CN216256705U (zh) 基于空气制水的茶台结构
CN218869035U (zh) 一种实验动物自动净水喂水装置
CN217105385U (zh) 一种便于烘干的智能坐便器
CN215842381U (zh) Psa节能再生系统
CN2836814Y (zh) 具有双向循环的血液净化装置
KR200313253Y1 (ko) 산소수 음용이 가능한 냉/온수기