JP2003070228A - 電磁遮蔽体を有する高温超伝導同期ロータ及びその組立方法 - Google Patents
電磁遮蔽体を有する高温超伝導同期ロータ及びその組立方法Info
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Abstract
伝導ロータコイルに渦電流損を発生させないようにす
る。そのために遮蔽体をロータに設ける。 【解決手段】ロータは、ロータコアと、ロータコアの少
なくとも一部分の周りに延びロータコアの両側面上に1
対の側部分を有する超伝導コイル巻線と、ロータコアの
周りに配置されコイル巻線を被う円筒状の導電性遮蔽体
とで構成される。また、その遮蔽体はステンレス鋼でロ
ータにはろう付けされる。
Description
転機械における超伝導コイルに関する。より具体的に
は、本発明は、超伝導界磁巻線を有するロータのための
電磁遮蔽体に関する。
は、それに限定するわけではないが、回転発電機、回転
モータ及びリニアモータを含む。これらの機械は、一般
的に、電磁的に結合されたステータとロータとを備え
る。ロータは、多極ロータコアと、ロータコアに取り付
けられた一つ又はそれ以上のコイル巻線とを含むことが
できる。ロータコアは、鉄製コア(鉄心)ロータのよう
な、透磁性の中実材料を含むことができる。
一般に使用されている。しかしながら、銅巻線の電気抵
抗は、(従来の尺度では小さいが)ロータの大きな加熱
の一因となり、機械の出力効率を減少させる程である。
近年、ロータのための超伝導(SC)コイル巻線が開発
されてきた。SC巻線は、実効的には抵抗を持たず、非
常に有利なロータのコイル巻線である。
で飽和する。公知の超伝導ロータは、ロータ内に鉄がな
い空コア設計を利用して3テスラ又はそれ以上の空隙磁
界を達成する。このような高い空隙磁界は、電気機械の
出力密度を増大させ、機械の重量と寸法の著しい減少を
もたらす。空コア超伝導ロータは、多量の超伝導線を必
要とする。多量のSC線は、所要コイル数を増加させ、
コイル支持体を複雑にし、SCコイル巻線及びロータの
コストを増加させる。
材料で形成されており、超伝導を達成しこれを維持する
ためには、例えば27°Kの臨界温度又はそれ以下の温
度まで冷却しなければならない。SC巻線は、BSCC
O(BixSrxCaxCuxO x)ベースの導体のよう
な、高温超伝導材料で形成することができる。
却されてきた。ロータの巻線を通過して高温になった使
用済みのヘリウムは、室温の気体ヘリウムとして戻され
る。極低温冷却に液体ヘリウムを使用するには、戻され
た室温の気体ヘリウムを連続的に再液化することが必要
であり、このような再液化は、信頼性に関する大きな問
題を提起し、大きな補助出力を必要とする。
浸したSCコイルを極低温冷却機からの固体伝導路を介
して冷却することを含む。別の手法では、ロータの冷却
チューブが、液体及び/又は気体の極低温剤の流れに浸
漬した多孔質のSCコイル巻線に、液体及び/又は気体
の極低温剤流を送るようにすることができる。しかしな
がら、浸漬冷却は、界磁巻線及びロータ構造体全体を極
低温にすることを必要とし、その結果、極低温における
鉄の脆性性質のため、ロータの磁気回路に鉄を使用する
ことができない。
導ロータの空コア液冷式超伝導界磁巻線集成体の欠点を
有しない、電気機械のための超伝導界磁巻線集成体であ
る。
大きな曲げ歪み及び引張歪みによる劣化に対して敏感で
ある。これらのコイルは、コイル巻線に応力を加え歪み
を与える大きな遠心力に耐えなければならない。電気機
械の通常の作動は、数年にわたって何千回もの始動及び
停止サイクルを伴い、その結果、ロータの低サイクル疲
労負荷を生じる。さらに、HTSロータ巻線は、周囲温
度におけるロータの平衡時に25%の過速度作動に耐え
なければならず、また発電作動時の極低温において時た
ま起こる過速度状態にもやはり耐えなければならない。
これらの過速度状態は、通常作動状態における巻線に作
用する遠心力負荷をかなり増大させる。
使用されるSCコイルは、冷却及び通常作動時に応力及
び歪みを受ける。それらは、遠心荷重、トルク伝達及び
過渡的損傷状態に曝される。力、応力、歪み及び周期的
荷重に耐えるため、SCコイルは、コイル支持システム
によってロータに適切に支持されなければならない。こ
れらの支持システムは、SCコイルをHTSロータ内に
保持し、ロータの回転による非常に大きな遠心力に抗し
てコイルを固定しなければならない。さらに、コイル支
持システムは、SCコイルを保護するものであり、コイ
ルに早期に亀裂を生じたり、疲労その他の破壊を生じた
りしないことを保証するものである。
においては、SCコイルをHTSロータに適合させるの
が難しい課題であった。以前に提案されているHTSロ
ータ用のコイル支持システムの例が、米国特許第5,5
48,168号、同第5,532,663号、同第5,
672,921号、同第5,777,420号、同第
6,169,353号、及び、同第6,066,906
号に開示されている。しかしながら、これらのコイル支
持システムは、高価である、複雑である、甚だしい数の
構成部品を必要とする等の種々の課題に苦慮している。
SCコイルのためのコイル支持システムを有するHTS
ロータに対する積年の要請がある。低コストで製造し易
い構成部品で作られるコイル支持システムへの要請もあ
る。
体は、SCコイルをロータに組み込むことについての主
要な課題の一つであった。構造体は、大きな熱をSCコ
イル巻線に伝導をすることなしに、SCコイル巻線を支
持しなければならない。コイル支持体の構造は、ロータ
コアからの熱を冷却されたSC巻線に伝える大きさを減
少させるように、最少にされてきた。しかしながら、コ
イル支持体を最小にすることはまた、この支持体によっ
て支えることのできる力の大きさを制限することにもな
る。ロータに作用する力がコイル支持体の力支持能力を
超えた場合には、コイル支持体が破損するか、あるいは
コイル巻線が損傷する大きな危険性がある。
ッド故障に起因するトルクである。界磁巻線SCコイル
を有する高温超伝導(HTS)発電機は、電気的なグリ
ッド故障を受けやすい。グリッド故障は、機械のステー
タが結合される発電システムグリッドにおける電流スパ
イクである。グリッド故障状態の下では、過大電流がス
テータに流れる。この電流は、ステータ巻線に電気妨害
を引き起こし、これがロータ界磁巻線コイル内に強い過
渡磁束を誘起させる。
コイル内への過渡的磁界の浸透は、ロータコイル巻線上
に大きなトルク力を生じて、超伝導界磁巻線内にヒステ
リシスと渦電流加熱(交流損失)を誘起し、その結果超
伝導性が低下する。更に、これらの不要な磁界浸透を減
少させることは、超伝導体における交流(AC)損失を
減少させて、ロータ界磁巻線の超伝導状態を保たせるこ
とになる。ロータに作用する力を最小化することは、コ
イル支持システムの構造を縮小ことを可能にする。グリ
ッド故障及びロータを取り巻く電磁界におけるその他の
異常な変動に起因するロータトルクを減少させること
は、コイル支持構造体を最小にすることを可能にする。
ータに干渉するのを防止する。ロータ界磁巻線コイルが
うまく遮蔽されていない場合には、コイル支持体は故障
トルクを支えるために補強されなくてはならない。電磁
(EM)遮蔽体は、ステータの磁束がロータに浸透する
のを防止するが、このことは、従来の機械にとってより
も超伝導機械にとっては一層重要である。
面を被う。円筒形の遮蔽体形状は、ロータにEM保護を
与えるのに有益である。EM遮蔽体はまた、SCコイル
のための真空境界としての働きもする。この境界は、S
Cコイル巻線の周りに真空を確立する。EM遮蔽体は、
銅又はアルミニウムのような、導電性の高い材料で作る
ことができる。
元々設計された同期機械のためのものとすることができ
る。これとは別に、HTSロータは、従来の発電機にお
けるような、現存の電気機械における銅コイルロータと
置き換えることもできる。ロータとSCコイルとは、本
明細書では発電機の場合に即して記載するが、HTSコ
イルロータはまた、その他の同期機械での使用にも適し
ている。
システムをコイル及びロータに組み込むのに有用であ
る。更に、コイル支持システムは、最終のロータ組み立
ての前の該コイル支持システムとコイルとロータとの事
前組み立てを容易にする。事前組み立てにより、コイル
及びロータの組み立て時間が短縮され、コイル支持品質
が向上し、コイル組立体のばらつきが減少する。
機械のためのロータであって、該ロータは、ロータコア
と、ロータコアの少なくとも一部分の周りに延び、ロー
タコアの両側面上に1対の側部分を有する超伝導コイル
巻線と、ロータコアの周りに配置され、コイル巻線を被
う導電性遮蔽体とを含む。
械のロータコア上の超伝導コイル巻線を遮蔽するための
方法であって、該方法は、コイル巻線とロータコアとを
組み立てる段階と、ロータコアの両端部を、コアと同軸
に整合された端シャフトのカラーに取り付ける段階と、
カラーの各々に重ね合わせて、ロータコアの周りに導電
性遮蔽体を設ける段階とを含む。
のロータであって、該ロータは、ロータの長手方向軸線
と直交する導管を有するロータコアと、ロータの長手方
向軸線に平行になっている平坦なレーストラック形状の
レーストラック形超伝導(SC)コイル巻線と、コアの
導管内のテンションロッドと、コイル巻線をテンション
ロッドに結合するハウジングと、ロータコアの周りの電
磁遮蔽体とを含む。
本発明の実施形態を記載する。
する例示的な同期発電機械10を示す。ロータは、ステ
ータの円筒形のロータ真空キャビティ16内に嵌まる界
磁巻線コイルを含む。ロータは、ステータのロータ真空
キャビティ内に嵌まる。ロータがステータ内で回転する
と、ロータとロータコイルによって発生する磁界18
(点線で示される)はステータを通って移動/回転し、
ステータのコイル巻線19に電流を生じさせる。この電
流は、発電機によって電力として出力される。
20と、全体的に中実のロータコア22とを有する。中
実のコア22は、大きな透磁率を有し、鉄のような強磁
性材料で形成するのが普通である。低電力密度の超伝導
機械では、ロータの鉄心を使用して、起磁力(MMF)
を減少させ、従ってコイル巻線に必要とされる超電導
(SC)コイル線の量を最小にする。例えば、中実の鉄
製ロータコアは、約2テスラの空隙磁界強度で磁気的に
飽和させることができる。
に延びるレーストラック形の高温超伝導(HTS)コイ
ル巻線34(図2参照)を支持する。別の構成では、H
TSコイル巻線は、サドル形にしてもよく、或いは、特
定のHTSロータ設計に適した幾つかの他の形状を有し
てもよい。レーストラック形SCコイル巻線のためのコ
イル支持システムがここに開示される。このコイル支持
システムは、中実のロータコアに取り付けられたレース
トラック形コイル以外のコイル形態に適合させることが
できる。
よって支えられた1対の端シャフト24、30を含む。
コレクタ端シャフト24は、回転するSCコイル巻線に
電気的に接続するためのコレクタリング78を含むこと
ができる。コレクタ端シャフトはまた、ロータのSCコ
イル巻線を冷却するのに使用される極低温冷却流体の源
への極低温剤移送継手26を有する。極低温剤移送継手
26は、極低温剤冷却流体の源に連結される固定セグメ
ントと、HTSコイルに冷却流体を供給する回転セグメ
ントとを有する。駆動端シャフト30は、駆動継手32
を介して発電タービンによって駆動されることができ
る。
の界磁コイル巻線34を示す。ロータのSC界磁巻線3
4は、高温超伝導(SC)コイル36を含む。各々のS
Cコイルは、固体状エポキシ含浸巻線複合材料で積層さ
れたBSCCO(BixSrxCaxCuxOx)導線のよ
うな、高温超伝導導体を含む。例えば、一連のBSCC
O2223線を、積層し、互いに接着し、巻いて中実の
エポキシ含浸コイルとすることができる。
ルは、一般的に、エポキシ含浸されたSCテープが巻か
れた層である。SCテープは、厳密な寸法公差を得るた
めに、精密なコイル形態に巻かれている。テープは螺旋
に巻かれ、レーストラック形SCコイル36を形成す
る。
コアの寸法で決まる。一般的に、各々のレーストラック
形SCコイルは、ロータコアの磁極を囲み、ロータ軸線
に対して平行である。コイル巻線は、レーストラックの
周りで連続している。SCコイルは、ロータコアの周り
及び該コアの磁極の間に、無抵抗の電流路を形成する。
コイルは、該コイルをコレクタ78に電気的に接続する
電気接点79を有する。
ル巻線34に含まれる。これらの流路は、SCコイル3
6の外縁部の周りに延びることができる。流路は、コイ
ルに極低温冷却流体を供給し、該コイルから熱を除去す
る。冷却流体は、SCコイル巻線において、該コイルに
電気抵抗がない場合を含む超伝導状態をもたらすのに必
要とされる低温、例えば27°Kを維持する。冷却路
は、ロータコアの一端に入口及び出口ポート39、41
を有する。これらの流体(気体)ポート39、41は、
SCコイル上の冷却路38を、極低温剤移送継手26に
接続する。
34は、ロータ軸線20に対して平行でほぼ真っ直ぐな
一対の側部分40と、該ロータ軸線に直交する一対の端
部分54とを有する。コイルの側部分は、最も大きな遠
心応力に曝される。従って、その側部分は、コイルに作
用する遠心力を打ち消すコイル支持システムによって支
持される。
コア22及びコイル支持システムの分解図を示す。支持
システムは、U形溝ハウジングに連結されたテンション
ロッド42を備える。ハウジングは、ロータ内にコイル
巻線34の側部分40を保持し、支持する。図3におい
て、一つのテンションロッド及び溝ハウジングが示され
ているが、一般的に、コイル支持システムは、一連のテ
ンションロッドを含み、その各々が該ロッドの両端にコ
イル支持ハウジング44を有する。テンションロッド及
び溝ハウジングは、ロータ作動中のコイル巻線の損傷を
防ぎ、遠心力及び他の力に対してコイル巻線を支持し、
該コイル巻線に防護のための遮蔽を与える。
34の主な荷重は、ロータの回転時の遠心加速度による
ものである。効果的なコイル構造支持体が、遠心力を打
ち消すために必要とされる。コイル支持体は、最も大き
な遠心加速度を受けるコイルの側部分40に沿うことが
とりわけ必要とされる。コイルの側部分を支持するた
め、テンションロッド42は、コイルの側部分の間を跨
ぎ、コイルの対向した側部分を把持する溝ハウジング4
4に取り付けられる。テンションロッドは、ロータコア
の導管46、例えば孔を貫通して延び、該ロッドは、同
一コイルの側部分の間、又は隣接するコイルの間を跨ぐ
ことができる。
ータコア内のほぼ円筒形の通路である。導管の直径は、
ロータの凹状の表面付近における導管端部を除いて、ほ
ぼ一定である。導管は、ロータコアとテンションロッド
との間に滑動可能な軸受面及び熱的絶縁を与える非熱導
伝性の円筒形チューブ52を受け入れるため、それらの
端部のところで大きな直径に拡張することができる。
コイルによって定められる平面内に位置する。さらに、
導管の軸線は、該導管を貫通して延びるテンションロッ
ドが連結されるコイルの側部分に対して直交している。
さらに、ここに示される実施形態においては、導管は、
ロータ軸線と直交し、かつ該軸線と交差している。導管
の数と導管の位置は、HTSコイルの位置及びコイルの
側部分を支持するのに必要とされるコイルハウジジング
の数(図3及び図4参照)で決まることになる。
をほぼ半径方向に延びるので、該テンションロッドは、
遠心力に対して特に良好にコイルを支持する。各テンシ
ョンロッドは、該ロッドの長さ方向に沿って連続し、レ
ーストラック形コイルの平面内にあるシャフトである。
テンションロッドの長さ方向の連続性は、コイルに対し
て横剛性を与え、ロータに動的利点をもたらす。さら
に、横剛性は、コイル支持体をコイルと一体にするのを
可能にし、ロータの最終的な組み立ての前にコイルをコ
イル支持体と共に組み立てることができる。コイルとコ
イル支持体の事前組み立ては、製造サイクルを減少さ
せ、コイル支持体の品質を向上させ、コイル組み立ての
ばらつきを減少させる。レーストラック形コイルは、コ
イルの長い側を跨ぐテンション部材の列によって支持さ
れる。テンションロッドを備えるコイル支持部材は、コ
イルに予め組み立てられる。
は、極低温状態にあり、これに対して、ロータコアは、
周囲の「高」温度状態にある。コイル支持体は、熱がロ
ータコアからHTSコイルに到達するのを許す熱伝導源
となる可能性がある。ロータは、作動時に高温になる。
コイルを極低温状態に保持しようとすると、コイルへの
熱伝導を回避しなければならない。ロッドは、ロータの
孔、例えば導管を貫通して延びるが、ロータと接触しな
い。このように接触しないことにより、ロータからテン
ションロッド及びコイルへの熱伝導が回避される。
コイル支持体を最小にして、ロータコアのような熱源か
ら支持体を通る熱伝導を減少させる。一般的に、超伝導
巻線のための支持体については2つのカテゴリー、即
ち、(i)「常温」支持体と(ii)「低温」支持体があ
る。常温支持体では、支持構造体は、冷却されたSC巻
線から熱的に隔離されている。常温支持体については、
超伝導(SC)コイルの機械的荷重の大部分は、低温の
部材から常温の部材に跨る構造部材によって支持され
る。
SCコイルの冷たい極低温又はその付近にある。低温支
持体では、SCコイルの機械的荷重の大部分は、極低温
又はその付近にある構造部材によって支持される。ここ
に開示される例示的なコイル支持システムは、テンショ
ンロッド及び該テンションロッドをSCコイル巻線に連
結する関連するハウジングが、極低温又はその付近に維
持されるので、低温支持体である。支持部材が低温なの
で、これらの部材は、例えばロータの他の「高温」構成
部品からロータコアを通る非接触導管によって、熱的に
隔離される。
(バーと該バーの両端における一対のボルトとしてもよ
い)、溝ハウジング44、及び該ハウジングをテンショ
ンロッド端部に連結する止めピン80によって構成され
る。各々の溝ハウジング44は、テンションロッドに連
結される脚部とコイル巻線34を受ける溝とを有するU
形ブラケットである。U形溝ハウジングは、コイルのた
めの支持システムの精密で便利な組み立てを可能にす
る。一連のコイルハウジングを、コイル巻線の側部に沿
って端から端まで配置することができる。コイルハウジ
ングは、全体として、各々のコイルの側部分40のほぼ
全体にわたってコイルに作用する力、例えば遠心力を分
散させる。
40を、遠心力による過剰な撓みと曲げから防ぐ。コイ
ル支持体は、ガスタービンの通常の始動/停止作動時に
生ずる長さ方向の熱膨張及び収縮に対してコイルを拘束
しない。特に、熱膨張は、主として側部分の長さに沿う
方向に向いている。従って、コイルの側部分は、溝ハウ
ジング及びテンションロッドに対して長さ方向にわずか
に摺動する。
伝達は、コイルの外表面及び側部直線部分の周りに嵌ま
り、テンションロッド42の拡径端に、ピン80によっ
て止められるコイルハウジングによる。U形ハウジング
44は、極低温において延性である軽量の高強度材料で
形成される。溝ハウジングのための一般的な材料は、非
磁性体であるアルミニウム、インコネル、又はチタン合
金である。U形ハウジングの形状を最適にして、軽量及
び高強度にすることができる。
ョンロッドの孔を貫通して延びる。重さを軽くするため
に、止めピンは中空としてもよい。ロックナット(図示
せず)を、止めピンの両端にねじ込み、又は取り付け
て、U形ハウジングを固定し、該ハウジングの両側面
が、荷重を受けて別々に広がるのを防ぐ。止めピンは、
高強度のインコネル又はチタン合金で作ることができ
る。U形ハウジング及びコイル幅に適合させるように、
端部に2つの平坦部(図示せず)を有するように機械加
工した拡径端部(図示せず)が、テンションロッドに設
けられる。テンションロッドの平坦部は、ロッド、コイ
ル及びハウジングが互いに組み立てられるとき、HTS
コイルの内面に当接する。この組立体は、止め具を受け
るテンションロッドの孔における応力集中を減少させ
る。
44及び分割型クランプ58からなるコイル支持システ
ムを、HTSコイル巻線34と共に組み立てて、両者を
ロータコア22に取り付けることができる。テンション
ロッド、ハウジング、及びクランプは、コイル巻線を支
持し、該コイル巻線をロータコアに対して適所に保持す
るための適正な剛構造体を構成する。
アを貫通して延びるが、ロータ軸線20を通って直交し
て延びてもよい。ロータコアを貫通する導管46は、テ
ンションロッドが貫通して延びる通路を形成する。導管
の直径は、十分に大きいので、導管の高温のロータ壁が
低温のテンションロッドと接触するのを回避することが
できる。接触を回避することにより、テンションロッド
とロータコアとの間の熱的隔離が向上する。
レス鋼のような非磁性材料で作られるが、ロータコア2
2は、一般的に、鉄のような磁性材料で作られる。一般
的に、ロータコア及び端シャフトは、組み立てられ、か
つボルト止め又は溶接のいずれかによって互いに固定的
に接合されている別々の構成部品である。
ータキャビティ16内で回転するのに適したほぼ円筒形
状50を有する。コイル巻線を受けるために、ロータコ
アは平らな又は三角形の領域又はスロットのような凹状
の表面48を有する。これらの表面48は、円筒形のコ
アの湾曲した表面に形成され、ロータコアを横切って長
さ方向に延びる。コイル巻線34は、凹状の領域48に
隣接してロータに取り付けられる。コイルは、一般的
に、凹状の領域の外表面に沿って長さ方向に、かつロー
タコアの両端の周りに延びる。ロータコアの凹状の表面
48は、コイル巻線を受ける。凹状の領域の形状は、コ
イル巻線に一致している。例えば、コイル巻線が、サド
ル形状又は何らかの他の形状を有する場合には、ロータ
コアの凹みは、巻線の形状を受けるように構成されるこ
とになる。
ロータの回転によって定められる包絡面まで実質的に延
びるように、コイルを受ける。ロータコアの湾曲した外
表面50は、回転時に、円筒形の包絡面を定める。ロー
タのこの回転包絡面は、ステータにおけるロータキャビ
ティ16(図1参照)とほぼ同じ直径を有する。
の間のギャップは、ロータが通風冷却を必要としないの
で、ステータのみの強制流通風冷却に必要とされるよう
な比較的小さい隙間である。ロータのコイル巻線とステ
ータの巻線との間における電磁的結合を増大させるた
め、ロータとステータとの間の隙間を最小にするのが望
ましい。さらに、ロータによって形成される包絡面まで
延びて、ロータとステータとの間の隙間ギャップのみに
よってステータから離されるように、ロータのコイル巻
線を配置するのが好ましい。
アの対向した端部56に隣接している。分割型クランプ
58は、コイル巻線の端部分の各々をロータ内に保持す
る。各々のコイル端部54における分割型クランプは、
コイル巻線34を間に挟む一対の対向するプレートを含
む。クランププレートの表面は、コイル巻線及び該巻線
への電気接続部79を受けるための溝(図示せず)を備
える。
インコネル合金のような非磁性材料で形成することがで
きる。同じ又は同様の非磁性材料を使用して、テンショ
ンロッド、コイルハウジング、及びコイル支持システム
の他の部分を形成することができる。強磁性材料は、キ
ュリー転移温度以下の温度では脆性になり、荷重支持構
造体として使用することができないので、コイル支持シ
ステムは、極低温で延性を保持するために非磁性体であ
るのが好ましい。
れているが、該カラーと接触していない。図3には1つ
のカラーだけが示されているが、ロータコア22の各々
の端部にカラー62が取り付けられる。カラーは、ロー
タのシャフトを形成する材料と同じ又は類似のステンレ
ス鋼のような非磁性材料の厚いディスクである。実際に
は、カラーはロータシャフトの一部である。カラーは、
ロータ軸線と直交し、分割型クランプ58を受け、かつ
通過させるのに十分広いスロット64を有する。スロッ
ト付きカラーの高温の側壁66は、低温の分割型クラン
プから離間して配置され、それらは互いに接触状態にな
ることはない。
スク領域70(対向するカラー内に挿入される隆起した
ディスク領域については、ロータコアの反対側を参照)
を受けるために凹状のディスク領域68(スロット64
によって二分されている)を含むことができる。ロータ
コアの端部56の隆起したディスク領域を凹状のディス
ク68に挿入することにより、カラー内にロータコアが
支持され、ロータコアとカラーとの位置合わせが容易に
なる。さらに、カラーは、該カラーを貫通し、該カラー
のリムの周りを長さ方向に延びる円形配列のボルト孔7
2を有することができる。これらのボルト孔は、ロータ
コア中に部分的に延びるねじを切られた適合するボルト
孔74に対応する。ねじを切られたボルト孔75(図5
参照)が、これらの長さ方向のボルト孔72、74を貫
通して延び、カラーをロータコアに固定する。
部分54の一つからロータ軸線に沿って、カラー62を
通って延びる薄壁チューブ76によって遮蔽される。チ
ューブ76内の冷却導管は、極低温移送継手26に通じ
るコイル巻線の冷却通路38の入口及び出口ポート3
9、41に連結される。コイルへの電気継手79が、冷
却継手26と同じコイルの端部分に設けられる。
れることが可能であり、この遮蔽体は、ロータを取り巻
く渦電流及び他の電流から超電導コイル巻線34を保護
し、ロータの極低温構成部品の周りに強力な真空を維持
するために必要とされる真空包体を構成するものであ
る。円筒形の遮蔽体90は、銅合金又はアルミニウムの
ような高導電性材料で形成することができる。
れる。この真空を遮蔽体90によって形成することがで
き、該遮蔽体は、コイル及びロータコア周りに真空の容
器を形成するステンレス鋼の円筒形層を含むことができ
る。
それのある大きな半径方向の力に遮蔽体90が耐えるの
を助けるために、支持ブラケット124が設けられる。
この半径方向の支持体は、コイル巻線の側部40の周り
に適合し、かつ割型クランプ58の上まで延びる矩形状
の箱とすることができる。支持ブラケットは、凹状の表
面内のスロットにダブテール式に装入される1対の側壁
を含む。側壁は、ロータコア表面48からシェル90ま
で延びて、シェルに構造的な強度を与える。
蔽体の別の実施形態の断面図である。電磁(EM)遮蔽
体の第1の実施形態においては、遮蔽体はロータコア2
2を取り囲む円筒形銅合金である。遮蔽体の端部は、ス
テンレス鋼製のリングにろう付けされる。銅遮蔽体とス
テンレス鋼リングとの間のろう接継手は炉内ろう付けと
することができる。別の手法としては、ろう付けは、突
合せろう付け又はスカーフジョイントろう付けであって
もよい。ステンレス鋼リングは、ロータのカラーに対し
て、例えば溶接などの方法で、取り付けられる。
円筒形銅遮蔽体96は、ロータ本体と、1対のカラーの
少なくとも一部分とを被う。銅遮蔽体96は、遮蔽体を
カラーに接続するために、ボルト98を使用するなどの
方法で、カラーに取り付けられる。更に、ステンレス鋼
製の円筒体100が銅遮蔽体の内部に嵌装される。ステ
ンレス鋼製円筒体は、ロータコアとSCコイル巻線との
周りに真空容器を形成する。ステンレス鋼製の真空容器
は、銅遮蔽体にろう付けすることができる。
形態においては、EM遮蔽体は、銅合金又はアルミニウ
ムで形成された導電性の円筒体102である。円筒体
は、SCロータコイル巻線のための電磁遮蔽体を構成
し、かつ真空容器として働く。遮蔽体の内表面は、カラ
ー縁部に隣接する環状リム104を有することができ
る。カラーとリムとの間の弾性O−リング106は、リ
ムの周りに真空を維持するための氣密シールをもたら
す。遮蔽体は、カラーにボルト固定してもよい。
を、図11に示す。円筒形の銅合金EM遮蔽体108
が、ロータ22とカラー62とを取り囲む。EM遮蔽体
は、ボルト98によってカラー62に固定できる。円筒
形のステンレス鋼製真空容器109は、EM遮蔽体10
8を取り囲み、該EM遮蔽体の外表面に貼り合わせるこ
とができる。
5は、HTSロータの真空への空気漏れ通路となる可能
性がある。ボルトを介してロータ内へ入るこのような空
気漏れを防止するために、ステンレス鋼製の真空遮蔽体
110が、カラーの外側においてボルト孔上に溶接され
る。ボルトを抜き取ってロータを分解するために、これ
らの真空遮蔽体110は容易に取り外すことができるよ
うに溶接される。ロータ用ボルトのための真空遮蔽体
は、カラー内のボルト孔を覆うリングであってもよい。
形態と考えられるものに関して説明してきたが、本発明
は、開示した実施形態に限定されるものではなく、それ
とは逆に、特許請求の範囲の技術思想に含まれる全ての
実施形態を保護しようとするものであることを理解され
たい。
機械の概略側面図。
の斜視図。
解図。
解図。
解図。
解図。
断面図。
断面図。
断面図。
の断面図。
5)
円筒形銅遮蔽体96は、ロータ本体と、1対のカラーの
少なくとも一部分とを被う。銅遮蔽体96は、遮蔽体を
カラーに接続するために、ボルト98を使用するなどの
方法で、カラーに取り付けられる。更に、ステンレス鋼
製の円筒体100が銅遮蔽体の内部に嵌装される。ステ
ンレス鋼製円筒体は、ロータコアとSCコイル巻線との
周りに真空容器を形成する。ステンレス鋼製の真空容器
は、銅遮蔽体にろう付けすることができる。
態においては、EM遮蔽体は、銅合金又はアルミニウム
で形成された導電性の円筒体102である。円筒体は、
SCロータコイル巻線のための電磁遮蔽体を構成し、か
つ真空容器として働く。遮蔽体の内表面は、カラー縁部
に隣接する環状リム104を有することができる。カラ
ーとリムとの間の弾性O−リング106は、リムの周り
に真空を維持するための氣密シールをもたらす。遮蔽体
は、カラーにボルト固定してもよい。
を、図10に示す。円筒形の銅合金EM遮蔽体108
が、ロータ22とカラー62とを取り囲む。EM遮蔽体
は、ボルト98によってカラー62に固定できる。円筒
形のステンレス鋼製真空容器109は、EM遮蔽体10
8を取り囲み、該EM遮蔽体の外表面に貼り合わせるこ
とができる。
Claims (21)
- 【請求項1】 同期機械におけるロータであって、 ロータコアと、 該ロータコアの少なくとも一部分の周りに延び、該ロー
タコアの両側面上に1対の側部分を有する超伝導コイル
巻線と、 前記ロータコアの周りに配置され、前記コイル巻線を被
う導電性遮蔽体と、を含むことを特徴とするロータ。 - 【請求項2】 前記導電性遮蔽体が、前記ロータコアと
同軸の円筒体であることを特徴とする、請求項1に記載
のロータ。 - 【請求項3】 前記導電性遮蔽体が、銅合金又はアルミ
ニウムで形成されていることを特徴とする、請求項1に
記載のロータ。 - 【請求項4】 前記遮蔽体に貼り合わされ、前記ロータ
コアを取り囲む真空容器を更に含むことを特徴とする、
請求項1に記載のロータ。 - 【請求項5】 前記遮蔽体が、前記ロータコアの周りに
配置された円筒体であり、前記ロータが、前記遮蔽体と
同軸の円筒形真空容器を更に含むことを特徴とする、請
求項1に記載のロータ。 - 【請求項6】 前記真空容器がステンレス鋼製であり、
遮蔽体が銅合金製であることを特徴とする、請求項5に
記載のロータ。 - 【請求項7】 前記ロータコアの各々の端部に取り付け
られたカラーを更に含み、前記遮蔽体が前記カラーに取
り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のロー
タ。 - 【請求項8】 前記ロータコアの各々の端部にカラーを
更に含み、各々のカラーが前記ロータコアと同軸のステ
ンレス鋼製リングを有し、前記遮蔽体が円形端部を有
し、該遮蔽体の各端部が、前記カラーの各々における前
記リングに取り付けられることを特徴とする、請求項1
に記載のロータ。 - 【請求項9】 前記遮蔽体が前記ロータにろう付けされ
ることを特徴とする、請求項1に記載のロータ。 - 【請求項10】 前記遮蔽体が前記ロータにボルト固定
されることを特徴とする、請求項1に記載のロータ。 - 【請求項11】 前記遮蔽体が更に、前記コイルを被う
真空容器を形成することを特徴とする、請求項1に記載
のロータ。 - 【請求項12】 前記カラー内の及び前記ロータコア内
へ長手方向に延びるボルト孔を被う導電性遮蔽体を更に
含むことを特徴とする、請求項1に記載のロータ。 - 【請求項13】 同期機械のロータコア上の超伝導コイ
ル巻線を遮蔽するための方法であって、 コイル巻線とロータコアとを組み立てる段階と、 該ロータコアの両端部を、該コアと同軸に整合された端
シャフトのカラーに取り付ける段階と、 該カラーの各々に重ね合わせて、前記ロータコアの周り
に導電性遮蔽体を設ける段階と、を含むことを特徴とす
る方法。 - 【請求項14】 遮蔽体を設ける前記段階が、該遮蔽体
を前記カラーに取り付ける段階を含むことを特徴とす
る、請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 遮蔽体を設ける前記段階が、該遮蔽体
を前記カラーにろう付けする段階を含むことを特徴とす
る、請求項13に記載の方法。 - 【請求項16】 遮蔽体を設ける前記段階が、該遮蔽体
の両端部を、前記カラーの周りを円周方向に延びるリン
グに取り付ける段階を含むことを特徴とする、請求項1
3に記載の方法。 - 【請求項17】 遮蔽体を設ける前記段階が、該遮蔽体
のテーパ付き両端部を前記リングのテーパ付き端部に重
ね合わせる段階を含むことを特徴とする、請求項16に
記載の方法。 - 【請求項18】 前記遮蔽体と同軸に整合させて、真空
容器を設ける段階を更に含むことを特徴とする、請求項
12に記載の方法。 - 【請求項19】 同期機械のためのロータであって、 該ロータの長手方向軸線と直交する導管を有するロータ
コアと、 前記ロータの長手方向軸線に平行になっている平坦なレ
ーストラック形状のレーストラック形超伝導(SC)コ
イル巻線と、 前記コアの導管内のテンションロッドと、 前記コイル巻線を前記テンションロッドに結合するハウ
ジングと、 前記ロータコアの周りの電磁遮蔽体と、を含むことを特
徴とするロータ。 - 【請求項20】 前記遮蔽体が、前記コアの周りに配置
された銅製円筒体であることを特徴とする、請求項19
に記載のロータ。 - 【請求項21】前記コアの周りに配置された真空容器を
更に含むことを特徴とする、請求項19に記載のロー
タ。
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