JP2003069648A - メール送受信装置 - Google Patents

メール送受信装置

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JP2003069648A
JP2003069648A JP2002158148A JP2002158148A JP2003069648A JP 2003069648 A JP2003069648 A JP 2003069648A JP 2002158148 A JP2002158148 A JP 2002158148A JP 2002158148 A JP2002158148 A JP 2002158148A JP 2003069648 A JP2003069648 A JP 2003069648A
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JP2002158148A
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Junzo Yagi
純三 八木
Osamu Kojima
修 小島
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Suncorporation
Original Assignee
Suncorporation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信者にメールを送信する条件あるいは受信
者がメールを受信する条件を設定することができるメー
ル送受信装置を提供する。 【解決手段】 メールサーバを介してメールを送受信す
るメール送受信装置において、少なくとも1つの代理サ
ーバと、記憶装置と、端末装置とを備え、記憶装置は、
受信者メールアドレスに対応させた送信条件を記憶して
おり、メールサーバは、端末装置からメールを受信する
と、受信したメールを代理サーバに送信し、代理サーバ
は、メールサーバからメールを受信すると、当該受信し
たメールに含まれている受信者メールアドレスに対応す
る送信条件が満足された場合に、当該受信したメールを
当該受信者メールアドレスに対応するメールサーバに送
信する。また、送信条件を満足しなかったメールは保持
しておき、所定のタイミング毎に再度送信条件を確認
し、送信条件を満足した時点で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メール送受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットと端末装置(パソ
コン、携帯端末、PDA等)の普及により、電子メール
が頻繁に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のメール送受信装
置では、発信者から送信されたメールは、受信者の意思
に関わらず受信者に送られる。しかしながら、メールの
中には、受信者にとって不要あるいは迷惑なメール(例
えば、受信者に興味がない営業目的のメールやいたずら
メール)も含まれている。従来のメール送受信装置で
は、受信者の意思に関わらずメールが送られてくるた
め、受信者は、受信したメールが不要なメール等である
か否かを判断し、不要なメール等を破棄する処理を行
う。
【0004】例えば、パソコン等の端末装置でメールを
受信する場合には、受信者が端末装置をメールサーバに
接続させた時に、当該受信者宛てのメールを端末装置で
受信する。そして、受信者は、受信したメールを確認
し、不要なメール等を破棄している。また、携帯電話等
の携帯端末でメールを受信する場合には、携帯端末がメ
ールサーバと通信可能な状態であれば、当該受信者宛て
のメールが自動的に携帯端末に送られてくる。受信者
は、受信したメールを確認し、受信したメールが不要な
メール等であるか否かを判断し、不要なメール等を破棄
する処理を行う。この場合、携帯端末に自動的にメール
が送られてくるため、受信者や周囲に迷惑をかける可能
性がある。以上のように、従来のメール送受信装置で
は、受信者にとって不要なメール等も送られてくるた
め、不要なメールの破棄作業等を行う必要があった。ま
た、時と場所に関係なくメールが送られてくるため、受
信者や周囲に迷惑をかけてしまうことがあった。本発明
は、このような点に鑑みて創案されたものであり、受信
者にメールを送信する条件あるいは受信者がメールを受
信する条件を設定することができるメール送受信装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
メール送受信装置である。請求項1に記載のメール送受
信装置では、メールサーバを介してメールを送受信する
メール送受信装置において、少なくとも1つの代理サー
バを備え、メールサーバは端末装置からメールを受信す
ると、受信したメールを代理サーバに送信し、代理サー
バは、メールサーバからメールを受信すると、記憶装置
に記憶されている、当該受信したメールに含まれている
受信者メールアドレスに対応する送信条件が満足された
場合に、当該受信したメールを当該受信者メールアドレ
スに対応するメールサーバに送信する。請求項1に記載
のメール送受信装置を用いれば、端末装置(発信者)か
ら送信されたメールは、必ず代理サーバを経由するの
で、受信者は予め自己の受信者メールアドレスと送信条
件を代理サーバに設定すれば、自己の受信者メールアド
レス宛てにメールを送信する条件を設定することができ
る。
【0006】また、本発明の第2発明は、請求項2に記
載されたとおりのメール送受信装置である。請求項2に
記載のメール送受信装置では、メールサーバを介してメ
ールを送受信するメール送受信装置において、少なくと
も1つのメールサーバは、自己が管理している受信者メ
ールアドレス宛てのメールを受信すると、当該受信した
メールに含まれている受信者メールアドレスに対応する
送信条件が満足された場合に、当該受信したメールを当
該受信者メールアドレスに対応する端末装置に送信す
る。請求項2に記載のメール送受信装置を用いれば、受
信者は予め自己の受信者メールアドレスと送信条件を、
自己の受信者メールアドレスを管理しているメールサー
バに設定すれば、自己の受信者メールアドレス宛てのメ
ールを受信する条件を設定することができる。
【0007】また、本発明の第3発明は、請求項3に記
載されたとおりのメール送受信装置である。請求項3に
記載のメール送受信装置では、メールサーバを介してメ
ールを送受信するメール送受信装置において、少なくと
も1つのメールサーバは、自己が管理していない受信者
メールアドレス宛てのメールを受信すると、当該受信し
たメールに含まれている受信者メールアドレスに対応す
る送信条件が満足された場合に、当該受信したメールを
当該受信者メールアドレスに対応するメールサーバに送
信する。請求項3に記載のメール送受信装置を用いれ
ば、受信者は予め自己の受信者メールアドレスと送信条
件を、自己の受信者メールアドレスを管理していないメ
ールサーバに設定すれば、自己の受信者メールアドレス
宛てのメールを送信する条件を設定することができる。
【0008】また、本発明の第4発明は、請求項4に記
載されたとおりのメール送受信装置である。請求項4に
記載のメール送受信装置では、送信条件を満足しないメ
ールは、送信条件が満足されなかった受信者メールアド
レスに対応させて記憶し、所定のタイミング毎に再度送
信条件が確認され、送信条件が満足された場合は送信さ
れ、満足されない場合、再送信処理回数が所定回数に達
したメール、あるいは受信してから所定時間が経過した
メールは破棄される。請求項4に記載のメール送受信装
置を用いれば、送信条件を満足しないメールは、即座に
破棄されずに保持され、所定のタイミングで再送信処理
が行われ、受信者の設定した送信条件を満足した場合に
送信される。しかし、所定期間経過しても、または所定
回数の再送信処理を実行しても送信条件が満足されない
メールは破棄されるので、代理サーバあるいは少なくと
も1つのメールサーバに、許容量以上にメールが蓄積さ
れることを回避できる。
【0009】また、本発明の第5発明は、請求項5に記
載されたとおりのメール送受信装置である。請求項5に
記載のメール送受信装置では、送信条件として、破棄す
ることを示す破棄条件が設定されている場合は、その受
信者メールアドレス宛てのメールを保持することなく破
棄する。請求項5に記載のメール送受信装置を用いれ
ば、受信者が、その受信者メールアドレスの利用を一時
的に停止したい場合等に、その受信者メールアドレス宛
てのメールを受付けることなく、即座に破棄できる。
【0010】また、本発明の第6発明は、請求項6に記
載されたとおりのメール送受信装置である。請求項6に
記載のメール送受信装置では、受信メールを破棄した場
合、当該メールの発信者に、当該メールが受信者メール
アドレス宛てに送信されず破棄されたことを通知するメ
ールを送信する。請求項6に記載のメール送受信装置を
用いれば、メールが受信者に送信されなかったことを、
発信者は容易に認識することができる。
【0011】また、本発明の第7発明は、請求項7に記
載されたとおりのメール送受信装置である。請求項7に
記載のメール送受信装置では、端末装置は、受信者メー
ルアドレスを含む送信条件登録メール要求情報を代理サ
ーバあるいは少なくとも1つのメールサーバに送信し、
代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバから
送信条件登録メールを当該受信者メールアドレスで受信
し、送信条件の設定を含む送信条件登録メールを代理サ
ーバあるいは少なくとも1つのメールサーバに送信す
る。代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバ
は、端末装置から送信条件の設定を含む送信条件登録メ
ールを受信すると、受信した送信条件登録メールに基づ
いて送信条件を記憶装置に記憶する。請求項7に記載の
メール送受信装置を用いれば、送信条件の設定を容易に
実施することができる。また、メールを利用することで
(当該受信者メールアドレスのメールを受信できるの
は、当該受信者のみであるので)、第三者による不正な
設定を回避することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、従来のメール送受信装置の
概略構成図を示している。従来のメール送受信装置の利
用者は、メールサービス提供者(メールサーバ200、
300、400等の提供者)と契約し、端末装置10、
11、30及び携帯端末装置40でメールの送受信を実
施している。メールサーバ200、300、400は、
通信回線80(例えば、インターネット)に接続されて
いる。端末装置10、11は、通信回線90(例えば、
公衆回線)でメールサーバ200に接続されている。ま
た、端末装置30は、通信回線90でメールサーバ30
0に接続され、携帯端末装置40は、無線回線でメール
サーバ400に接続されている。
【0013】メールサーバ200及び300は、通信回
線80あるいは通信回線90を介してメールを受信する
機能と、通信回線80あるいは通信回線90を介してメ
ールを送信する機能とを備えている。また、メールサー
バ400は、通信回線80あるいは無線回線を介してメ
ールを受信する機能と、通信回線80あるいは無線回線
を介してメールを送信する機能とを備えている。各メー
ルサーバは、メールを受信する場合は、各メールサーバ
の受信部分(図1の例では、各メールサーバの左側)で
受信し、メールを送信する場合は、各メールサーバの送
信部分(図1の例では、各メールサーバの右側)から送
信する。図1の例は、説明のために、受信部分と送信部
分を分離して記載しており、実際のメールサーバの構造
を限定するものではない。
【0014】例えば、メールサーバ300内には、受信
者Cが端末装置30を用いて利用するためのメール受信
領域305(メールBOX等)が設けられている。メー
ル受信領域305内に届けられたメールは、端末装置3
0が利用者識別情報(例えば、ID、パスワード)を用
いてアクセスした場合に、メールサーバ300から端末
装置30に送信される。また、例えば、メールサーバ4
00内には、受信者Dが携帯端末装置40を用いて利用
するためのメール受信領域405(メールBOX等)が
設けられている。メール受信領域405内に届けられた
メールは、携帯端末装置40がアクセスしなくても、携
帯端末装置40が受信可能な状態であれば、直ちにメー
ルサーバ400から携帯端末装置40に送信される。
【0015】例えば、発信者Aが受信者C宛てに、メー
ルAを送信する場合、発信者Aは、端末装置10を用い
て、メールサーバ200に利用者識別情報(例えば、I
D、パスワード)及びメールAを含むメール送信要求信
号を送信する。メールサーバ200は、端末装置10か
ら利用者識別情報及びメールAを含むメール送信要求信
号を受信すると、メールAに含まれている受信者メール
アドレス宛て(この場合は、受信者Cの受信者メールア
ドレスを含むメールサーバ300)に、通信回線80を
介してメールAを送信する。メールサーバ300は、メ
ールサーバ200から送信されたメールAを受信し、受
信者C宛てのメールであることを認識し、メール受信領
域305にメールAを格納する(送る)。そして、受信
者Cは、端末装置30を用いてメールサーバ300に利
用者識別情報(例えば、ID、パスワード)を含むメー
ル受信要求信号を送信する。メールサーバ300は、端
末装置30からメール受信要求信号を受信すると、メー
ル受信領域305に格納されているメールAを端末装置
30に送信する。
【0016】また、例えば、発信者Bが受信者D宛て
に、メールBを送信する場合、発信者Bは、端末装置1
1を用いて、メールサーバ200に利用者識別情報(例
えば、ID、パスワード)及びメールBを含むメール送
信要求信号を送信する。メールサーバ200は、端末装
置11から利用者識別情報及びメールBを含むメール送
信要求信号を受信すると、メールBに含まれている受信
者メールアドレス宛て(この場合は、受信者Dの受信者
メールアドレスを含むメールサーバ400)に、通信回
線80を介してメールBを送信する。メールサーバ40
0は、メールサーバ200から送信されたメールBを受
信し、受信者D宛てのメールであることを認識し、メー
ル受信領域405にメールBを格納する(送る)と、直
ちに携帯端末装置40にメールBを送信する。受信者D
は、発信者Bが送信したメールBを、メール受信の操作
をすることなく(時と場所に関係なく)受信する。以上
のように、従来のメール送受信装置は、受信者宛てのメ
ールは、時間や場所等に関係なく、すなわち受信者の意
思に関係なく受信者に送信される。
【0017】次に、図2に本発明のメール送受信装置の
一実施の形態の概略構成図を示す。図2は、図1のメー
ル送受信装置に対し、代理サーバ100を追加してい
る。本実施の形態では、メールサーバ200〜400
は、端末装置10、11、30、40からメールを受信
した場合、受信したメールを、当該メールに含まれてい
る受信者メールアドレスに対応するメールサーバがメー
ルサーバ200〜400等であっても、必ず代理サーバ
100に送信するように設定されている。また、メール
サーバ200〜400は、代理サーバ100からメール
を受信した場合(自己の管理する受信者メールアドレス
宛てのメールを受信した場合)には、受信したメール
を、当該メールに含まれている受信者メールアドレスに
対応するメール受信領域に格納する(送る)。代理サー
バ100は、メールサーバ200〜400からメールを
受信すると、受信したメールに対応する送信条件(受信
条件でもある)が満足されているか否かを判断し、送信
条件が満足された場合に、受信したメールを当該受信し
たメールに含まれている受信者メールアドレスに対応す
るメールサーバ200〜400に送信する。これらの機
能は、送信条件判断機能102に設けられている。
【0018】例えば、メールサーバ200は、端末装置
10、11から送信された受信者C宛てのメールA、受
信者D宛てのメールBを受信した場合、受信者Cのメー
ルアドレスに対応するメールサーバがメールサーバ30
0であり、受信者Dのメールアドレスに対応するメール
サーバがメールサーバ400であっても、メールA、メ
ールBを一旦代理サーバ100に送信する。代理サーバ
100は、メールサーバ200から受信したメールA、
メールBをメールサーバ300、メールサーバ400に
送信する。ここで、代理サーバ100は、各受信者(受
信者メールアドレス)に対応させて送信条件(受信条
件)が設定された送信条件情報(受信条件情報)100
aを有している。送信条件情報(受信条件情報)は、例
えば、記憶装置に記憶されている。そして、メールサー
バ200から受信したメールの送信条件が満足されてい
るか否かを、送信条件情報に設定されている、受信した
メールに含まれている受信者メールアドレスに対応する
送信条件に基づいて判断し、送信条件が満足されていれ
ば当該受信したメールをメールサーバ200〜400に
送信する。なお、メールの送信条件が満足されていない
場合には、メールは代理サーバ100内に一時的に保持
され、送信条件が満足された時点で送信される。これら
の送信条件判断及び再送信処理等は、送信条件判断機能
102として、代理サーバ100に設けられている。ま
た、代理サーバ100は、送信条件判断サーバ、再送信
処理サーバを別々に保有していてもよい。図2には、メ
ールAについては、受信者Cに対応して設定されている
送信条件が満足されており、メールBについては、受信
者Dに対応して設定されている送信条件が満足されてい
ない場合を示している。
【0019】次に、図3を用いて、送信条件情報100
aの設定内容について説明する。送信条件情報100a
は、代理サーバ100からアクセス可能な記憶装置に記
憶されている。記憶装置の配置場所は、代理サーバ10
0からアクセス可能であれば、どこにあってもよい。こ
こで、送信条件情報100aの内容の設定は、各受信者
から設定が可能である。設定の具体的な方法については
後述する。
【0020】続いて、送信条件情報100aの各設定項
目について説明する。受信者メールアドレスには、各利
用者のメールアドレスが設定されている。代理サーバ1
00は、送信条件情報100aに記憶されている受信者
メールアドレスと一致する受信者メールアドレスを含む
メールを受信すると、送信条件を確認する。送信条件情
報100aに記憶されている受信者メールアドレスと一
致する受信者メールアドレスがないメールを受信する
と、当該メールはそのまま受信者メールアドレスに対応
するメールサーバに送信される(この場合、従来のメー
ルサーバと同様の動作をする)。受信者ID及び受信者
パスワードは、代理サーバ利用者の識別情報であり、代
理サーバ100の各利用者を特定するために使用され
る。代理サーバ利用者の識別情報は、受信者IDのみを
使用してもよいし、受信者パスワードのみを使用しても
よく、利用者が特定できる内容であれば、種々の情報を
使用可能である。受信者ID及び受信者パスワードは、
利用者が送信条件情報100aを新規に設定(登録)す
る場合あるいは利用者が送信条件情報100aの内容を
変更する場合に、利用者を特定するため(第三者によ
り、設定内容を不正変更等されないようにするため)に
使用される。
【0021】図3では、送信条件には、3つの項目が設
定可能に構成されている。1つ目は受付条件である。代
理サーバ100は、受付条件が「可」に設定されている
受信者メールアドレス宛てのメールを受信すると、他の
送信条件(この場合、送信時間帯と送信曜日)を確認す
る。そして、他の送信条件が満足されていれば当該メー
ルを送信し、他の送信条件が満足されていなければ、当
該メールを送信せずに代理サーバ100内に一時保持す
る。また、代理サーバ100は、受付条件が「休止」に
設定されている受信者メールアドレス宛てのメールを受
信すると、当該メールを送信せずに破棄する。この時、
破棄したメールの発信者宛てに、当該メールを送信せず
に破棄したことをメールで通知することも可能である。
2つ目は送信時間帯である。送信時間帯には、利用者が
メールを受信する時間帯が設定される。例えば、利用者
が早朝及び深夜にはメールの受信を希望せず、9:00
〜20:00の時間帯のみでメールの受信を希望する場
合は、送信時間帯に「9:00〜20:00」が設定さ
れる。3つ目は送信曜日である。送信曜日には、利用者
がメールを受信してもよい曜日が設定される。例えば、
利用者が金、土、日曜日にはメールの受信を希望しない
場合は、送信曜日に「月火水木」が設定される。
【0022】転送先メールアドレスには、代理サーバ1
00が受信したメールを送信する場合、メールを転送す
る転送先のメールアドレスが設定される。例えば、利用
者が出張あるいは旅行等により、普段利用しているメー
ルアドレスを利用できない場合等に、出張あるいは旅行
先等でも利用できるメールアドレス(携帯端末装置のメ
ールアドレス等)が設定される。転送先メールアドレス
が設定されている場合、代理サーバ100は、受信した
メールが送信条件を満足した時点で当該メールを送信す
る際、メールに含まれている受信者メールアドレスでな
く、送信条件情報100aに設定されている転送先メー
ルアドレス宛てに送信する。ここで、転送処理も、受信
者メールアドレスに対応する端末装置に送信するという
概念に含まれる。
【0023】次に、送信条件を満足しなかったメールの
再送信処理について、図4に示す待機情報100cを用
いて説明する。代理サーバ100は、受信したメールが
送信条件を満足していれば、送信先のメールアドレス
(受信者メールアドレス)に当該メールを送信する。一
方、受信したメールが送信条件を満足していない場合に
は、送信条件が満足されるまで一時保持する。この場
合、一時保持しているメールについては、待機情報10
0cにより管理している。待機情報100cには、保持
しているメールに関する情報が用意されている。代理サ
ーバ100は、送信条件を満足しなかったメールを保持
した場合、当該メールとともに当該メールに関する情報
を待機情報100cに記憶する。そして、代理サーバ1
00は、保持しているメールを送信可能であるか否かを
判断する際、待機情報100cに記憶されている受信者
メールアドレスに対応する送信条件を確認する。確認の
結果、送信条件を満足している場合には、そのメールを
所定の送信先のメールアドレス(受信者メールアドレス
あるいは転送先メールアドレス)に送信する。(再送信
処理)
【0024】続いて、待機情報100cに記憶される各
項目について、図4を用いて説明する。受信者メールア
ドレスには、送信条件を満足せずに保持したメール(以
下、保持メールと呼ぶ)の受信者メールアドレスを記憶
する。この受信者メールアドレスは、送信可能であるか
否かを判断する場合に、送信条件情報100aに記憶さ
れている、受信者メールアドレスに対応する送信条件を
確認するために使用される。また、受信したメールに、
受信者メールアドレスが複数あった場合で、一部の受信
者メールアドレスに対応する送信条件は満足されず、そ
の他の受信者メールアドレスに対応する送信条件は満足
されて送信された時は、受信したメールに含まれている
受信者メールアドレスの中で、送信条件が満足されなか
った受信者メールアドレスを記憶する。
【0025】発信者メールアドレスには、保持メールの
発信者のメールアドレスを記憶する。この発信者メール
アドレスは、例えば、所定期間あるいは所定回数の再送
信処理を試みても送信できなかった(送信条件を満足し
なかった)場合等に、当該メールを破棄したことを発信
者にメール等で通知する時に使用される。メールデータ
は、保持メールを特定するためのメールファイル名等で
ある。発信日時には、代理サーバ100が当該メールを
最初に受信した日時、あるいは保持メールに含まれてい
る発信者からの発信日時が記憶されている。例えば、発
信日時は、所定期間の間再送信処理を試みても送信でき
なかった場合に、当該メールを破棄する際の判定のため
に利用される。例えば、所定期間を100時間に設定す
れば、受信日時から100時間以上経過したメールは破
棄される。再送信処理回数には、保持メールを再送信処
理した回数が記憶されている。例えば、代理サーバ10
0は、所定時間毎(例えば、1時間毎)に、保持メール
の再送信処理を試みたが送信条件を満足しなかった場合
は、当該保持メールに対応する再送信処理回数をカウン
トする。そして、再送信処理回数が、再送信の許容回数
として設定されている回数以上(例えば、99回以上)
になった場合は、当該保持メールを破棄する。ここで、
メールに含まれている発信者メールアドレスを直接利用
する場合には、発信者メールアドレスの記憶を省略して
もよい。また、メールに含まれている発信日時を直接利
用する場合には、発信日時の記憶を省略してもよい。
【0026】次に、メール送受信装置の送信条件判断処
理及び保持メールの再送信処理について、図2、図3、
図4を用いて説明する。例えば、送信条件情報100a
には、図3に示す設定内容が記憶されているとする。設
定内容は、受信者メールアドレス「ccc@ccc.c
om」の利用者の、受信者ID、受信者パスワード、送
信条件の受付、送信時間帯、送信曜日、転送先メールア
ドレスは各々「1111」、「cccc」、「可」、
「9:00〜20:00」、「−(指定なし)」、「−
(指定なし)」である。同様に、受信者メールアドレス
「ddd@ddd.com」の利用者の設定内容は各々
「2222」、「dddd」、「可」、「9:00〜2
0:00」、「月火水木」、「−(指定なし)」であ
る。また、受信者メールアドレス「eee@eee.c
om」の利用者の設定内容は各々「3333」、「ee
ee」、「可」、「−(指定なし)」、「−(指定な
し)」、「ggg@ggg.com」であり、受信者メ
ールアドレス「fff@fff.com」の利用者の設
定内容は各々「4444」、「ffff」、「休止」、
「−(指定なし)」、「−(指定なし)」、「−(指定
なし)」である。また、待機情報100cには、現在何
も記憶されていない状態とする。
【0027】◆[動作例1:メールの即時破棄] 上記状態から、図2中の発信者A(例えば、発信者メー
ルアドレス「yyy@yyy.com」)が、送信先メ
ールアドレス「fff@fff.com」宛てに、メー
ルを送信した場合について説明する。発信者Aは、端末
装置10を用いて、メールサーバ200に利用者識別情
報及びメールを含むメール送信要求信号を送信する。メ
ールサーバ200は、端末装置10から利用者識別情報
及びメールを含むメール送信要求信号を受信すると、メ
ールに含まれている受信者メールアドレス(この場合は
「fff@fff.com」)でなく、必ず代理サーバ
100に送信するように設定されている。
【0028】代理サーバ100は、メールサーバ200
からメールを受信すると、メールに含まれている受信者
メールアドレス(この場合は「fff@fff.co
m」)と一致する受信者メールアドレスが、送信条件情
報100aに記憶されているか否かを確認する。この場
合、一致する受信者メールアドレスがあるので、次に送
信条件の受付条件を確認する。この場合は、受付条件が
「休止」に設定されている(破棄することを示す破棄条
件が設定されている)ので、当該メールを破棄し、発信
者メールアドレス「yyy@yyy.com」宛てに、
受信者メールアドレス「fff@fff.com」宛て
のメールが送信されなかったことをメールで通知する。
【0029】◆[動作例2:メールの転送] 次に、図2中の発信者A(例えば、発信者メールアドレ
ス「yyy@yyy.com」)が、送信先メールアド
レス「eee@eee.com」宛てに、メールを送信
した場合について説明する。発信者Aは、端末装置10
を用いて、メールサーバ200に利用者識別情報及びメ
ールを含むメール送信要求信号を送信する。メールサー
バ200は、端末装置10から利用者識別情報及びメー
ルを含むメール送信要求信号を受信すると、メールに含
まれている受信者メールアドレス(この場合は「eee
@eee.com」)でなく、必ず代理サーバ100に
送信するように設定されている。
【0030】代理サーバ100は、メールサーバ200
からメールを受信すると、メールに含まれている受信者
メールアドレス(この場合は「eee@eee.co
m」)と一致する受信者メールアドレスが、送信条件情
報100aに記憶されているか否かを確認する。この場
合、一致する受信者メールアドレスがあるので、次に送
信条件の受付条件を確認する。この場合は、受付条件が
「可」に設定されているので、続いて送信時間帯及び送
信曜日を確認する。この場合、送信時間帯及び送信曜日
がともに「−(設定なし)」であるので、送信条件を満
足していると判定する。続いて転送先メールアドレスを
確認する。この場合は、転送先メールアドレスが「gg
g@ggg.com」に設定されているので、当該メー
ルを「ggg@ggg.com」宛てに送信する。
【0031】◆[動作例3:メールの保持・再送信] 次に、図2中の発信者B(例えば、発信者メールアドレ
ス「zzz@zzz.com」)が、送信先メールアド
レス「ddd@ddd.com」宛てに、メールを送信
した場合について説明する。発信者Bは、端末装置11
を用いて、メールサーバ200に利用者識別情報及びメ
ールを含むメール送信要求信号を送信する。メールサー
バ200は、端末装置11から利用者識別情報及びメー
ルを含むメール送信要求信号を受信すると、メールに含
まれている受信者メールアドレス(この場合は「ddd
@ddd.com」)でなく、必ず代理サーバ100に
送信するように設定されている。
【0032】代理サーバ100は、メールサーバ200
からメールを受信すると、メールに含まれている受信者
メールアドレス(この場合は「ddd@ddd.co
m」)と一致する受信者メールアドレスが、送信条件情
報100aに記憶されているか否かを確認する。この場
合、一致する受信者メールアドレスがあるので、次に送
信条件の受付条件を確認する。この場合は、受付条件が
「可」に設定されているので、続いて送信時間帯及び送
信曜日を確認する。この場合、送信時間帯及び送信曜日
が「9:00〜20:00」、「月火水木」に設定され
ている。例えば、代理サーバは、現在が2001年4月
6日(金)の10:00:00(10時00分00秒)
であった場合は、送信曜日の条件を満足しないので、当
該メールを送信せずに保持する。そして、待機情報10
0cの受信者メールアドレスに、受信者に相当する「d
dd@ddd.com」を記憶し、発信者メールアドレ
スに、発信者に相当する「zzz@zzz.com」を
記憶し、メールデータに、当該メールのファイル名等に
相当する「zzz1」を記憶し、発信日時に「2001
/04/06、10:00:00」を記憶し、再送信処
理回数を初期化する(例えば、「0」に設定する)。ま
た、発信日時は、代理サーバが受信した日時以外にも、
当該メールに含まれている発信日時を記憶してもよい。
【0033】次に、保持メールの再送信処理について説
明する。代理サーバ100は、例えば、所定時間毎(1
時間毎等)に、待機情報100cの内容を確認する。そ
して、「ddd@ddd.com宛て」の「メールデー
タzzz1」が保持されていることを認識し、送信条件
情報100aの受信者メールアドレスddd@ddd.
comに対応する送信条件を確認する。そして、現在が
2001年4月6日(金)の11:00:00(11時
00分00秒)であった場合は、送信曜日の条件を満足
しないので、当該メールを送信せずに保持する。そし
て、再送信処理回数をカウントする。この場合は、20
01年4月9日(月)の9:00:00以降に確認した
時点で送信条件を満足するので、その時点で「ddd@
ddd.com」宛てに(この場合は、転送先メールア
ドレスの指定なし)当該メールを送信する。
【0034】◆[動作例4:複数宛先メールの保持・再
送信] 次に、図2中の発信者A(例えば、発信者メールアドレ
ス「yyy@yyy.com」)が、受信者メールアド
レス「ccc@ccc.com」、「ddd@ddd.
com」及び「eee@eee.com」宛てに、メー
ルを送信した場合について説明する。発信者Aは、端末
装置10を用いて、メールサーバ200に利用者識別情
報及びメールを含むメール送信要求信号を送信する。メ
ールサーバ200は、端末装置10から利用者識別情報
及びメールを含むメール送信要求信号を受信すると、メ
ールに含まれている受信者メールアドレス(この場合は
「ccc@ccc.com」、「ddd@ddd.co
m」及び「eee@eee.com」)でなく、必ず代
理サーバ100に送信するように設定されている。
【0035】代理サーバ100は、メールサーバ200
からメールを受信すると、メールに含まれている受信者
メールアドレス(この場合は「ccc@ccc.co
m」、「ddd@ddd.com」及び「eee@ee
e.com」)と一致する受信者メールアドレスが、送
信条件情報100aに記憶されているか否かを確認す
る。この場合、一致する受信者メールアドレスがあるの
で、次に送信条件の受付条件を確認する。更に、この場
合は、3つの受信者メールアドレスについて、別々に確
認する。
【0036】まず、受信者メールアドレス「ccc@c
cc.com」に対しては、受付条件が「可」に設定さ
れているので、続いて送信時間帯及び送信曜日を確認す
る。この場合、送信時間帯及び送信曜日が「9:00〜
20:00」、「−(設定なし)」に設定されている。
例えば、代理サーバは、現在が2001年4月9日
(月)の07:00:00(07時00分00秒)であ
った場合は、送信時間帯の条件を満足しないので、当該
メールを送信せずに保持する。そして、待機情報100
cの受信者メールアドレスに、受信者に相当する「cc
c@ccc.com」を記憶し、発信者メールアドレス
に、発信者に相当する「yyy@yyy.com」を記
憶し、メールデータに、当該メールのファイル名等に相
当する「yyy1」を記憶し、発信日時に「2001/
04/09、07:00:00」を記憶し、再送信処理
回数を初期化する(例えば、「0」に設定する)。ま
た、発信日時は、代理サーバが受信した日時以外にも、
当該メールに含まれている発信日時を記憶してもよい。
【0037】次に、受信者メールアドレス「ddd@d
dd.com」に対しては、受付条件が「可」に設定さ
れているので、続いて送信時間帯及び送信曜日を確認す
る。この場合、送信時間帯及び送信曜日が「9:00〜
20:00」、「月火水木」に設定されている。例え
ば、代理サーバは、現在が2001年4月9日(月)の
07:00:00(07時00分00秒)であった場合
は、送信時間帯の条件を満足しないので、当該メールを
送信せずに保持する。そして、待機情報100cの受信
者メールアドレスに、受信者に相当する「ddd@dd
d.com」を記憶し、発信者メールアドレスに、発信
者に相当する「yyy@yyy.com」を記憶し、メ
ールデータに、当該メールのファイル名等に相当する
「yyy1」を記憶し、発信日時に「2001/04/
09、07:00:00」を記憶し、再送信処理回数を
初期化する(例えば、「0」に設定する)。また、発信
日時は、代理サーバが受信した日時以外にも、当該メー
ルに含まれている発信日時を記憶してもよい。
【0038】次に、受信者メールアドレス「eee@e
ee.com」に対しては、受付条件が「可」に設定さ
れているので、続いて送信時間帯及び送信曜日を確認す
る。この場合、送信時間帯及び送信曜日がともに「−
(設定なし)」であるので、送信条件を満足していると
判定する。続いて転送先メールアドレスを確認する。こ
の場合は、転送先メールアドレスが「ggg@ggg.
com」に設定されているので、当該メールを「ggg
@ggg.com」宛てに送信する。このように、受信
者メールアドレスが複数設定されている場合で、一部の
受信者メールアドレス宛ての送信条件が満足されず、他
の受信者メールアドレス宛ての送信条件は満足されて送
信された時は、送信条件が満足されなかった受信者メー
ルアドレスに関する情報を、待機情報100cに記憶す
る。
【0039】次に、保持メールの再送信処理について説
明する。代理サーバ100は、例えば、所定時間毎(1
時間毎等)に、待機情報100cの内容を確認する。そ
して、「ccc@ccc.com宛て」の「メールデー
タyyy1」、「ddd@ddd.com宛て」の「メ
ールデータyyy1、zzz1」が保持されていること
を認識し、送信条件情報100aの受信者メールアドレ
スccc@ccc.comに対応する送信条件と、dd
d@ddd.comに対応する送信条件を各々確認す
る。そして、現在が2001年4月9日(月)の08:
00:00(08時00分00秒)であった場合は、ど
ちらも送信時間帯の条件を満足しないので、当該メール
を送信せずに保持し、再送信処理回数をカウントする。
この場合は、2001年4月9日(月)の9:00:0
0以降に確認した時点でどちらの送信条件も満足するの
で、その時点で「ccc@ccc.com」宛てに(こ
の場合は、転送先メールアドレスの指定なし)当該メー
ル(この場合は、yyy1)を送信し、「ddd@dd
d.com」宛てに(この場合は、転送先メールアドレ
スの指定なし)当該メール(この場合は、yyy1とz
zz1)を送信する。
【0040】次に、代理サーバを用いずに、現在のメー
ルサーバに送信条件判断機能を持たせる実施の形態につ
いて説明する。 ◆[利用者の受信者メールアドレスを管理しているメー
ルサーバに送信条件判断機能を持たせた場合] 図5に示す実施の形態は、図1のメール送受信装置に対
して、メールサーバ300、400を送信条件判断機能
付メールサーバ120、150に置き換えた例である。
送信条件判断機能付メールサーバ120、150は、メ
ールサーバ300、400に対し、上記で説明した代理
サーバ100の送信条件判断機能122、152(送信
条件判断及び再送信処理等)が追加されている。送信条
件判断機能付メールサーバ120、150の記憶装置に
は、受信者メールアドレスに対応させた送信条件が設定
されている送信条件情報が記憶されている。
【0041】送信条件判断機能付メールサーバ120、
150は、端末装置30、携帯端末装置40等から自己
が管理していない受信者メールアドレス宛てのメールを
受信すると、受信したメールを、当該メールに含まれて
いる受信者メールアドレスに送信する。一方、送信条件
判断機能付メールサーバ120、150は、自己が管理
している受信者メールアドレス宛てのメールを受信する
と、送信条件情報に記憶されている、受信したメールの
受信者メールアドレスに対応する送信条件が満足されて
いるか否かを判断する。そして、受信したメールを、当
該受信したメールに含まれているメール受信者アドレス
に対応する送信条件が満足されて時点で、当該受信した
メールを受信者メールアドレスに対応するメール受信領
域125、155に格納する。メール受信領域125、
155に格納されたメールは、受信者がアクセスした時
に送信されるか、あるいは受信者の携帯端末装置が通信
可能な状態にある時に自動的に送信される。また、受信
したメールが、送信条件を満足しなかった場合は、当該
受信したメールをメール受信領域125、155に格納
することなく、送信条件判断機能付メールサーバ12
0、150内に保持し、所定のタイミング毎に再送信処
理を実施する。ここで、送信条件判断機能付メールサー
バ120、150は、自己が管理する受信者メールアド
レス宛てのメールを保持する場合で、受信したメールに
含まれている受信者メールアドレスが複数設定されてい
ても、自己が管理する受信者メールアドレスのみを待機
情報に記憶すればよい。なぜなら、この場合は、すでに
メールサーバ200にて、各受信者メールアドレス毎に
当該メールを送信しているからである。この例では、自
己が管理していない受信者メールアドレス宛てのメール
の送受信に関する処理は従来のメールサーバと同様であ
るが、自己が管理している受信者メールアドレス宛ての
メールを受信する処理に送信条件判断機能を追加させて
いる。
【0042】◆[利用者の受信者メールアドレスを管理
していないメールサーバに送信条件判断機能を持たせた
場合] また、図6に示す実施の形態は、図1のメール送受信装
置に対して、メールサーバ200を送信条件判断機能付
メールサーバ110に置き換えた例である。送信条件判
断機能付メールサーバ110は、メールサーバ200の
機能に対し、上記で説明した代理サーバ100が有して
いる送信条件判断機能112(送信条件判断及び再送信
処理等)が追加されている。送信条件判断機能付メール
サーバ110の記憶装置には、受信者メールアドレスに
対応させた送信条件が設定されている送信条件情報が記
憶されている。
【0043】送信条件判断機能付メールサーバ110
は、端末装置10、11等から自己が管理していない受
信者メールアドレス宛てのメールを受信すると、送信条
件情報に記憶されている、受信したメールの受信者メー
ルアドレスに対応する送信条件が満足されているか否か
を判断する。そして、受信したメールに含まれている受
信者メールアドレスに対応する送信条件が満足された時
点で、当該受信したメールを受信者メールアドレスに対
応するメールサーバ300、400に送信する。また、
送信条件を満足しなかった場合は、当該受信したメール
を送信条件判断機能付メールサーバ110内に保持し、
所定のタイミング毎に再送信処理を実施する。ここで、
送信条件判断機能付メールサーバ110は、メールを保
持する場合で、受信したメールに含まれている受信者メ
ールアドレスが複数設定されている時、待機情報には送
信条件が満足されなかった全ての受信者メールアドレス
を記憶する。なぜなら、この場合は、送信条件判断機能
付メールサーバ110から各受信者メールアドレス毎に
当該メールを送信するためである。
【0044】なお、受信したメールの受信者メールアド
レスに対応するメールサーバが送信条件判断機能付メー
ルサーバ110である場合(例えば、図6の発信者Aか
ら発信者B宛てにメールを送信した場合であり、自己が
管理している受信者メールアドレス宛てのメールを受信
した時)には、受信したメールを、送信条件判断機能付
メールサーバ110の受信者メールアドレスに対応する
メール受信領域に格納する。また、送信条件判断機能付
メールサーバ110は、メールサーバ300、400か
らメールを受信した場合には、受信したメールを、受信
者メールアドレスに対応するメール受信領域に格納す
る。メール受信領域に格納されたメールは、受信者がア
クセスした時に送信されるか、あるいは受信者の携帯端
末装置が通信可能な状態にある時に自動的に送信され
る。この例では、自己が管理していない受信者メールア
ドレス宛てのメールの送受信に関する処理に送信条件判
断機能を追加させているが、自己が管理している受信者
メールアドレス宛てのメールを受信する処理は従来のメ
ールサーバと同様である。
【0045】◆[利用者の受信者メールアドレスを管理
しているメールサーバ、及び利用者の受信者メールアド
レスを管理していないメールサーバの両方に送信条件判
断機能を持たせた場合] また、図7に示す実施の形態は、図1のメール送受信装
置に対して、メールサーバ200、300、400を送
信条件判断機能付メールサーバ110、120、150
に置き換えた例である。送信条件判断機能付メールサー
バ110、120、150は、メールサーバ200、3
00、400の機能に対し、上記で説明した代理サーバ
100が有している送信条件判断機能112、122、
152(送信条件判断及び再送信処理等)が追加されて
いる。送信条件判断機能付メールサーバ110、12
0、150の記憶装置には、受信者メールアドレスに対
応させた送信条件が設定されている送信条件情報が記憶
されている。
【0046】送信条件判断機能付メールサーバ110、
120、150は、端末装置等から自己が管理していな
い受信者メールアドレス宛てのメールを受信すると、送
信条件情報に記憶されている、受信したメールの受信者
メールアドレスに対応する送信条件が満足されているか
否かを判断する。そして、受信したメールに含まれてい
る受信者メールアドレスに対応する送信条件が満足され
た時点で、当該受信したメールを受信者メールアドレス
に対応する送信条件判断機能付メールサーバに送信す
る。また、送信条件判断機能付メールサーバ110、1
20、150は、自己が管理している受信者メールアド
レス宛てのメールを受信すると、送信条件情報に記憶さ
れている、受信したメールの受信者メールアドレスに対
応する送信条件が満足されているか否かを判断する。そ
して、受信したメールに含まれている受信者メールアド
レスに対応する送信条件が満足された時点で、当該受信
したメールを受信者メールアドレスに対応するメール受
信領域に格納する。メール受信領域に格納されたメール
は、受信者がアクセスした時に送信されるか、あるいは
受信者の携帯端末装置が通信可能な状態にある時に自動
的に送信される。
【0047】この場合、例えば、発信者Aが端末装置1
0から受信者C宛てにメールAを送信すると、まず送信
条件判断機能付メールサーバ110にて送信条件が確認
される。さらに送信条件判断機能付メールサーバ120
でも送信条件が確認され、2箇所で送信条件を確認する
ことになるので、一方が無駄である。そこで、送信条件
判断機能付メールサーバに、自己が管理している受信者
メールアドレス宛てのメールを受信した時のみに、送信
条件判断機能が動作するように設定してもよい。その場
合の動作は、図5と同様になる。また、送信条件判断機
能付メールサーバに、自己が管理していない受信者メー
ルアドレス宛てのメールを受信した時のみに、送信条件
判断機能が動作するように設定してもよい。その場合の
動作は、図6と同様になる。
【0048】なお、図8は、発信者と受信者が同じ送信
条件判断機能付メールサーバ120、150である場合
の例(1つのメールサーバで、メールの送受信が完結す
る例)である。図8では、送信条件判断機能付メールサ
ーバ120、150は、上記で説明した代理サーバ10
0が有している送信条件判断機能122、152(送信
条件判断及び再送信処理等)を備えている。送信条件判
断機能付メールサーバ120、150の記憶装置には、
受信者メールアドレスに対応させた送信条件が設定され
ている送信条件情報が記憶されている。送信条件判断機
能付メールサーバ120、150は、端末装置10、1
1、携帯端末装置20、40等からメールを受信(この
例では、自己が管理している受信者メールアドレス宛て
のメールを受信)すると、送信条件情報に記憶されてい
る、受信したメールの受信者メールアドレスに対応する
送信条件が満足されているか否かを判断する。そして、
受信したメールが、当該受信したメールに含まれている
メール受信者アドレスに対応する送信条件が満足されて
時点で、当該受信したメールを受信者メールアドレスに
対応するメール受信領域に格納する。メール受信領域に
格納されたメールは、受信者がアクセスした時に送信さ
れるか、あるいは受信者の携帯端末装置が通信可能な状
態にある時に自動的に送信される。また、送信条件判断
機能付メールサーバ120、150に、自己が管理して
いない受信者メールアドレス宛てのメールを受信した時
にも、送信条件判断機能が動作するように設定すること
も可能である。
【0049】◆[送信条件情報の登録/変更] 次に、送信条件情報の登録/変更方法について説明す
る。登録/変更方法には、3通りの方法が考えられる。
受信者メールアドレスは、第三者等にも一般に公開され
ているので、第三者等による不正登録/不正変更を回避
する必要がある。1つ目は、利用者が実際に利用する受
信者メールアドレスを用いて登録/変更する方法であ
る。まず、利用者から代理サーバあるいは送信条件判断
機能付メールサーバにアクセスして、受信者メールアド
レスを含む登録/変更の要求情報(送信条件登録メール
要求情報)を送信する。そして、代理サーバあるいは送
信条件判断機能付メールサーバは、登録/変更用情報
(送信条件登録メール)を当該受信者メールアドレス宛
てに送信する。当該利用者は、登録/変更用情報(送信
条件登録メール)を受信すると、希望する送信条件の設
定を含む登録/変更用情報(設定を含む送信条件登録メ
ール)を代理サーバあるいは送信条件判断機能付メール
サーバに送信(この場合、返信)する。代理サーバある
いは送信条件判断機能付メールサーバは、送信条件の設
定を含む登録/変更用情報を受信すると、受信した登録
/変更用情報に含まれている送信条件に基づいて当該受
信者メールアドレス、送信条件等の送信条件情報を記憶
する。この方法によると、登録/変更の際に、利用者が
実際に登録/変更しようとする受信者メールアドレスに
届いた送信条件登録メールを利用しなければならないた
め、第三者等による不正登録/不正変更を回避すること
ができる。
【0050】2つ目は、まず、仮に登録/変更の設定を
した後、利用者が実際に利用する受信者メールアドレス
を用いて、仮の登録/変更を確定させる方法である。ま
ず、利用者から代理サーバあるいは送信条件判断機能付
メールサーバにアクセスして、受信者メールアドレスを
含む登録/変更の要求情報を送信し、そのまま送信条件
等の仮登録(あるいは仮変更)を実施する。そして、代
理サーバあるいは送信条件判断機能付メールサーバは、
仮登録(あるいは仮変更)の内容を含む確認情報を、当
該利用者の受信者メールアドレス宛てに送信する。当該
利用者は、仮登録(あるいは仮変更)の内容を含む確認
情報を受信し、問題なければ「確定情報」を含む確認情
報を、代理サーバあるいは送信条件判断機能付メールサ
ーバに送信(この場合、返信)する。代理サーバあるい
は送信条件判断機能付メールサーバは、「確定情報」を
含む確認情報を受信すると、受信した確認情報に含まれ
ている「確定情報」に基づいて仮の登録/変更の設定内
容を有効にする(送信条件情報にも記憶しておく)。こ
の方法によると、登録/変更の際に、利用者が実際に登
録/変更しようとする受信者メールアドレスに届いた仮
登録(あるいは仮変更)の内容を含む確認情報を利用し
なければならないため、第三者等による不正登録/不正
変更を回避することができる。
【0051】3つ目は、登録/変更の設定をした後、定
期的に利用者の受信者メールアドレスに現在の設定内容
を通知する方法である。まず、利用者から代理サーバあ
るいは送信条件判断機能付メールサーバにアクセスし
て、受信者メールアドレスを含む登録/変更の要求情報
を送信し、そのまま送信条件等の登録(あるいは変更)
を実施する。そして、例えば、代理サーバあるいは送信
条件判断機能付メールサーバは、定期的(1週間毎等)
に、利用者の受信者メールアドレス宛てに、現在の送信
条件情報の設定内容を通知する。この方法によると、第
三者等による不正登録/不正変更を回避することは比較
的困難であるが、登録/変更の処理が容易である。ま
た、定期的に通知される設定内容で、第三者等による不
正登録/不正変更が確認できる。
【0052】次に、1つ目の方法について、図9を用い
て具体的に説明する。図9の例に示すように、まず利用
者は端末装置(この場合は、携帯端末装置40)を用い
て、代理サーバあるいは送信条件判断機能付メールサー
バにアクセスする。アクセスした場合に、端末装置に表
示される画面の例が、送信条件登録メール要求画面10
0dである。既に利用者としてのID(送信条件情報1
00aの受信者IDに相当する)とパスワード(送信条
件情報100aの受信者パスワードに相当する)を保有
している場合は、送信条件登録メール要求画面100d
のID及びPassWordを入力して「実行」を選択
すると、代理サーバあるいは送信条件判断機能付メール
サーバから、送信条件登録メール100fを受信でき
る。
【0053】ID(送信条件情報100aの受信者ID
に相当する)とパスワード(送信条件情報100aの受
信者パスワードに相当する)を保有していない場合は
「新規ID取得」を選択すると、新規ID取得画面10
0eが表示され、メールアドレス(送信条件情報100
aの受信者メールアドレスに相当する)、ID(送信条
件情報100aの受信者IDに相当する)、パスワード
(送信条件情報100aの受信者パスワードに相当す
る)の設定が可能になる。この新規ID取得画面100
eに入力後「取得」を選択すると、送信条件登録メール
要求画面100dに戻るので、この画面で、取得したI
DとPassWordを入力して「実行」を選択する
と、代理サーバあるいは送信条件判断機能付メールサー
バから、受信者メールアドレス宛てに送信条件登録メー
ル100fを受信できる。ここで、新規ID取得画面1
00eに入力後「取得」を選択すると、代理サーバある
いは送信条件判断機能付メールサーバから、受信者メー
ルアドレス宛てに送信条件登録メール100fを受信で
きるように構成してもよい。
【0054】利用者は、受信者メールアドレスに届いた
送信条件登録メール100fを利用して送信条件等を設
定する。送信条件登録メール100fの「1.メールア
ドレス」には、既に新規ID取得画面100eで入力し
たメールアドレスが設定されている。利用者は「2.送
信条件」の(1)受付条件、(2)送信時間帯、(3)
送信曜日及び「3.転送先メールアドレス」の設定を実
施して、送信条件の設定を含む送信条件登録メールを、
代理サーバあるいは送信条件判断機能付メールサーバに
送信(この場合は、返信)する。代理サーバあるいは送
信条件判断機能付メールサーバは、受信した送信条件登
録メールに含まれている送信条件、転送先メールアドレ
ス等の内容を送信条件情報100aに記憶する。そし
て、この送信条件情報100aに基づいて代理サーバあ
るいは送信条件判断機能付メールサーバの送信条件判断
処理及び再送信処理等が行われる。
【0055】本発明のメール送受信装置は、実施の形態
で説明した構成に限定されず、本発明の要旨を変更しな
い範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例え
ば、本発明のメール送受信装置の構成は、図2、図5、
図6、図7、図8に示す構成に限定されない。例えば、
代理サーバ100、送信条件判断機能付メールサーバ1
20、150等は、送信条件判断サーバ、再送信処理サ
ーバを別々に保有していてもよい。また、送信条件情報
100a、待機情報100cの構成、項目、内容等は、
種々変更可能である。例えば、再送信処理回数と発信日
時は、少なくとも一方を記憶するように構成してもよ
い。また、例えば、送信条件には、特定発信者からのメ
ールのみを受信する設定にしたり、逆に特定発信者から
のメールのみを破棄する設定にすることも可能である。
また、利用者からの登録/変更する場合の、利用者を特
定する照合処理に用いる信号としては、受信者IDと受
信者パスワードに限定されず種々の信号を用いることが
できる。また、図9に示した端末装置の表示手段に表示
する表示画面は、本実施の形態に示す表示画面に限定さ
れず種々変更可能である。また、表示内容及び手順等も
本実施の形態に限定されず種々変更可能である。また、
端末装置は、パソコン、携帯電話、携帯情報端末、モバ
イル端末、PDA等種々の端末装置を用いることができ
る。また、送信条件情報、待機情報等を記憶する記憶装
置は、代理サーバ及び送信条件判断機能付メールサーバ
が各々保有してもよいし、1つの記憶装置を共有しても
よい。また、サーバを複数のグループにまとめ、グルー
プ毎に1つずつ共有してもよい。記憶装置の持ち方は、
種々の方法が可能である。また、以上(≧)、以下
(≦)、より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含
んでも含まなくてもよい。また、実施の形態の説明に用
いた数値は一例であり、この数値に限定されるものでは
ない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7のい
ずれかに記載のメール送受信装置を用いれば、受信者に
メールを送信する条件あるいは受信者がメールを受信す
る条件を設定することができるメール送受信装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のメール送受信装置の概略構成図である。
【図2】本発明のメール送受信装置の一実施の形態の概
略構成図である。
【図3】送信条件情報100aの例を示す図である。
【図4】待機情報100cの例を示す図である。
【図5】本発明のメール送受信装置の他の実施の形態の
概略構成図である。
【図6】本発明のメール送受信装置の他の実施の形態の
概略構成図である。
【図7】本発明のメール送受信装置の他の実施の形態の
概略構成図である。
【図8】本発明のメール送受信装置の他の実施の形態の
概略構成図である。
【図9】送信条件情報100aを登録/変更する例を示
す図である。
【符号の説明】
10、11、30 端末装置 20、40 携帯端末装置 80、90 通信回線 100 代理サーバ 110、120、150 送信条件判断機能付メール
サーバ 102、112、122、152 送信条件判断機能 200、300、400 メールサーバ 305、405 メール受信領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月7日(2002.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、本発明の第7発明は、請求項7に記
載されたとおりのメール送受信装置である。この請求項
7に記載のメール送受信装置では、端末装置は、受信者
メールアドレスを含む送信条件登録メール要求情報を代
理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバに送信
し、代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバ
から送信条件登録メールを当該受信者メールアドレスで
受信し、送信条件の設定を含む送信条件登録メールを代
理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバに送信
する。代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサー
バは、端末装置から送信条件の設定を含む送信条件登録
メールを受信すると、受信した送信条件登録メールに基
づいて送信条件を記憶装置に記憶する。請求項7に記載
のメール送受信装置を用いれば、送信条件の設定を容易
に実施することができる。また、メールを利用すること
で(当該受信者メールアドレスのメールを受信できるの
は、当該受信者のみであるので)、第三者による不正な
設定を回避することができる。また、本発明の第8発明
は、請求項8に記載されたとおりのメール送受信装置で
ある。この請求項8に記載のメール送受信装置では、送
信条件として、予め、記憶装置に特定発信者からのメー
ルのみを受信可能に設定してあるときには、係るメール
のみを送信し、特定発信者からのメールを破棄するに設
定してあるときには、そのメールを破棄する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜8のい
ずれかに記載のメール送受信装置を用いれば、受信者に
メールを送信する条件あるいは受信者がメールを受信す
る条件を設定することができるメール送受信装置を提供
できる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールサーバを介してメールを送受信す
    るメール送受信装置において、 少なくとも1つの代理サーバと、記憶装置と、端末装置
    とを備え、 記憶装置は、受信者メールアドレスに対応させた送信条
    件を記憶しており、 メールサーバは、端末装置からメールを受信すると、受
    信したメールを代理サーバに送信し、 代理サーバは、メールサーバからメールを受信すると、
    記憶装置に記憶されている、当該受信したメールに含ま
    れている受信者メールアドレスに対応する送信条件が満
    足された場合に、当該受信したメールを当該受信者メー
    ルアドレスに対応するメールサーバに送信する、ことを
    特徴とするメール送受信装置。
  2. 【請求項2】 メールサーバを介してメールを送受信す
    るメール送受信装置において、 記憶装置と、端末装置とを備え、 記憶装置は、受信者メールアドレスに対応させた送信条
    件を記憶しており、 少なくとも1つのメールサーバは、自己が管理している
    受信者メールアドレス宛てのメールを受信すると、記憶
    装置に記憶されている、当該受信したメールに含まれて
    いる受信者メールアドレスに対応する送信条件が満足さ
    れた場合に、当該受信したメールを当該受信者メールア
    ドレスに対応する端末装置に送信する、ことを特徴とす
    るメール送受信装置。
  3. 【請求項3】 メールサーバを介してメールを送受信す
    るメール送受信装置において、 記憶装置と、端末装置とを備え、 記憶装置は、受信者メールアドレスに対応させた送信条
    件を記憶しており、 少なくとも1つのメールサーバは、自己が管理していな
    い受信者メールアドレス宛てのメールを受信すると、記
    憶装置に記憶されている、当該受信したメールに含まれ
    ている受信者メールアドレスに対応する送信条件が満足
    された場合に、当該受信したメールを当該受信者メール
    アドレスに対応するメールサーバに送信する、ことを特
    徴とするメール送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のメール
    送受信装置であって、 代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバは、
    受信したメールに含まれている受信者メールアドレスに
    対応する送信条件が満足されない場合は、当該受信した
    メールを送信条件が満足されなかった受信者メールアド
    レスに対応させて記憶装置に記憶し、記憶装置に記憶さ
    れた受信者メールアドレスに対応するメールについて
    は、所定のタイミング毎に再送信処理を行い、再送信処
    理回数が所定回数に達したメール、あるいは受信してか
    ら所定時間が経過したメールを破棄する、ことを特徴と
    するメール送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のメール
    送受信装置であって、 代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバは、
    受信したメールに含まれている受信者メールアドレスに
    対応する送信条件として、破棄することを示す破棄条件
    が設定されている場合は、当該受信者メールアドレス宛
    てのメールを破棄する、ことを特徴とするメール送受信
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のメール送受信
    装置であって、 代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバは、
    受信したメールを破棄した場合、当該受信したメールに
    含まれている発信者メールアドレスに、当該受信したメ
    ールを破棄したことを通知するメールを送信する、こと
    を特徴とするメール送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のメール
    送受信装置であって、 端末装置は、受信者メールアドレスを含む送信条件登録
    メール要求情報を代理サーバあるいは少なくとも1つの
    メールサーバに送信し、代理サーバあるいは少なくとも
    1つのメールサーバから当該受信者メールアドレス宛て
    の送信条件登録メールを受信し、送信条件の設定を含む
    送信条件登録メールを代理サーバあるいは少なくとも1
    つのメールサーバに送信し、 代理サーバあるいは少なくとも1つのメールサーバは、
    端末装置から受信者メールアドレスを含む送信条件登録
    メール要求情報を受信すると、当該受信者メールアドレ
    ス宛てに送信条件登録メールを送信し、端末装置から送
    信条件の設定を含む送信条件登録メールを受信すると、
    受信した送信条件登録メールに基づいて送信条件を記憶
    装置に記憶する、ことを特徴とするメール送受信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287987A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Hitachi Ltd メールサーバシステム及び輻輳制御方法
JP2021056664A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社日本総合研究所 メール送信制御装置及びプログラム

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