JP2003069471A - Tv電話システム及びtv電話接続方法 - Google Patents

Tv電話システム及びtv電話接続方法

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JP2003069471A
JP2003069471A JP2001254102A JP2001254102A JP2003069471A JP 2003069471 A JP2003069471 A JP 2003069471A JP 2001254102 A JP2001254102 A JP 2001254102A JP 2001254102 A JP2001254102 A JP 2001254102A JP 2003069471 A JP2003069471 A JP 2003069471A
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両走行中は運転者には静止画のみが見える
ようにし、他の乗員は動画を見ながら電話相手と会話を
することができるTV電話システムを提供する。 【解決手段】 カメラ12及びディスプレイを有する車
載機10と、運転者の携帯電話25とを無線で接続す
る。また、助手席乗員の携帯電話27の電話番号を車載
機10に記憶しておく。車載機10は、車両走行中に携
帯電話26から電話がかかってくると、携帯電話26か
ら送られてくる映像をディスプレイに静止画で表示す
る。このとき,車載機10はディスプレイの一部に「助
手席参加」ボタンを表示する。このボタンが押される
と、電話会社のサーバー30は、携帯電話25と携帯電
話26とが接続している回線に、携帯電話27を接続
し、携帯電話27のディスプレイに動画を表示可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV(テレビ)電
話システム及びTV電話接続方法に関し、特に車両運転
者以外の乗員が運転者とその電話相手(通話相手)との
間の会話に参加できるようにしたTV電話システム、及
び3台以上のTV電話の同時接続を可能としたTV電話
接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信機器の発達は目覚しく、自動
車の車室内から車載電話又は携帯電話を用いて外部と連
絡をとることが簡単にできるようになった。また、近
年、静止画及び動画の撮影が可能なカメラを内蔵した携
帯電話も実用化されており、電話相手の顔を見ながら会
話をすることも可能になった。
【0003】これらに伴い、自動車の車室内で使う電話
にも、相手の顔を見ながら会話をできる機能が要望され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車載用TV電話の一つ
の態様として、運転者の所有する携帯電話と連携させた
ものが考えられる。すなわち、車室内撮影用カメラとデ
ィスプレイとを備えた車載機を使用し、この車載機と運
転者の所有する携帯電話とを有線又は無線の接続手段で
接続する。また、車載機には、ハンズフリーによる電話
の使用を可能とするためのマイク及びスピーカーを接続
する。このような構成の車載用TV電話において、車両
走行中に運転者の携帯電話に電話がかかってくると、電
話相手の映像が車載機のディスプレイに表示され、ハン
ズフリーで電話相手と会話をすることができる。また、
運転者の映像が車載機のカメラで撮影されて電話相手に
送信され、相手の電話のディスプレイに運転者の顔が表
示される。
【0005】車両走行中は、安全上の観点から、運転者
がディスプレイに表示された動画を見ることは禁止され
ている。このため、車載用TV電話でも、車両走行中は
ディスプレイには電話相手の顔を静止画で表示すること
になる。
【0006】ところで、運転者と電話相手との会話に助
手席乗員が加わりたいこともある。この場合、助手席乗
員も、ディスプレイに表示された静止画を見て電話相手
と会話をすることになる。
【0007】このように、車載用TV電話では、助手席
乗員が、車両走行中に動画を見ることを禁止されていな
いにもかかわらず、電話相手を静止画でしか見ることが
できない。
【0008】運転席用と助手席用とにそれぞれ個別にデ
ィスプレイを設け、運転席用ディスプレイには車両走行
中は静止画のみを表示し、助手席用ディスプレイには車
両走行中であっても動画を表示することが考えられる。
しかし、この場合は、装置コストが高くなるだけではな
く、車室内に2台分のディスプレイを搭載するスペース
が必要になるので、実際的とはいえない。
【0009】以上から、本発明の目的は、車両走行中
は、運転者には静止画のみが見えるようにし、他の乗員
は動画を見ながら電話相手と会話をすることができるT
V電話システムを提供することである。
【0010】また、本発明の他の目的は、3台以上の電
話の同時接続を可能とし、これらの電話機のうちの少な
くとも1台には静止画を表示し、他の電話機には動画を
表示する電話接続方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のTV電話システ
ムは、カメラ及びディスプレイを備え、車両に搭載され
る車載用TV電話と、前記車両の同乗者の所有する携帯
電話と、電話回線の接続を制御する電話回線制御手段と
により構成され、前記車載用TV電話は、前記車両の走
行中に、通話状態にある他の電話から送られてくる映像
を前記ディスプレイに静止画で表示し、前記電話回線制
御手段は、前記車載用TV電話が他のTV電話との間で
通話状態のときに、前記車載用TV電話、前記他のTV
電話及び前記同乗者の携帯電話のいずれかの電話からの
要求に応じて、前記車載用TV電話と前記他のTV電話
とが接続している回線に前記同乗者の携帯電話を接続
し、該携帯電話に前記他のTV電話から送られてくる映
像を動画で表示可能とすることを特徴とする。
【0012】なお、本発明において携帯電話とは、通信
会社に無線で接続し、通信会社の回線を介して他の電話
に接続可能な通信機器のことであり、PHS(Personal
Handyphone System)を含むものとする。
【0013】本発明においては、運転者の使用する車載
用TV電話と電話相手のTV電話とが接続している電話
回線に、車両同乗者の所有する携帯電話を接続し、三者
による会話を可能とする。そして、車両走行中は、車載
用TV電話のディスプレイに動画を表示せず、同乗者の
携帯電話には電話相手から送られてくる映像(動画)を
表示する。
【0014】これにより、運転者が運転中に動画に気を
とられることがなく、運転の安全性を確保することがで
きる。また、同乗者は自分の携帯電話のディスプレイに
表示される電話相手の画像を見ながら、電話相手と会話
することができる。更に、車室内に設置するディスプレ
イが1台でよく、装置のコストや設置スペースが少なく
てすむという効果が得られる。
【0015】車載用TV電話は、例えば、車両に搭載さ
れた車載機と、該車載機と有線又は無線により接続され
る運転者の携帯電話とにより構成することができる。こ
の構成では、車両の外では携帯電話単独で他の電話と接
続することが可能であり、車載機と接続したときには、
車載機の大きな画面で映像を見ることができるという利
点がある。車載機には、運転中にハンズフリーで通話を
可能とするための機能をもたせてもよい。
【0016】車載用TV電話と電話相手のTV電話とが
接続している電話回線に同乗者の携帯電話を接続するた
めには、電話回線制御手段に同乗者の携帯電話の電話番
号を通知する必要がある。このために、例えば、予め電
話回線制御手段に運転者の知人の顔画像及び電話番号を
記録した顔画像付き電話帳データベースを登録してお
き、車載用TV電話に付属するカメラで撮影した同乗者
の映像を電話回線制御手段に送って、電話回線制御手段
側で顔写真付き電話帳データベースを用いて同乗者を特
定し、車載用TV電話に同乗者の携帯電話の番号を送信
して、車載用TV電話に同乗者の携帯電話の電話番号を
記憶しておく。車載用TV電話は、同乗者の携帯電話の
接続要求を通信会社に送信するときに、記憶している同
乗者の携帯電話の電話番号を送信する。なお、車載用T
V電話に直接同乗者の携帯電話の電話番号を登録しても
よい。
【0017】本発明のTV電話接続方法は、第1のTV
電話と第2のTV電話とが回線接続されているときに、
前記第1のTV電話、前記第2のTV電話及び第3のT
V電話のいずれかの電話から通信会社に前記第3のTV
電話の接続要求を送信すると、前記通信会社は前記接続
要求に応じて前記第1のTV電話と前記第2のTV電話
とが接続している回線に前記第3のTV電話を接続する
TV電話接続方法であって、前記第1及び第2のTV電
話の少なくとも一方には静止画を表示し、前記第3のT
V電話には動画を表示することを特徴とする。
【0018】本発明においては、第1のTV電話と第2
のTV電話とが回線接続しているときに、第3のTV電
話の接続要求を通信会社に送信すると、通信会社では、
第1のTV電話と第2のTV電話とが接続している回線
に、第3のTV電話を接続する。そして、第1のTV電
話又は第2のTV電話の少なくとも一方が車両の運転中
など注意力を要する状況で使用されている場合、当該T
V電話には動画を表示しない。一方、注意力を要する状
況で使用されていない第3のTV電話では、動画を表示
して相手の状況を把握しやすくする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態のTV電話シス
テムの基本構成を示す模式図、図2は車載機10の構成
を示すブロック図である。
【0021】本実施の形態のTV電話システムは、車室
内に設置される車載機10と、運転者(ユーザ)の所有
する携帯電話25と、運転者の電話相手の携帯電話(T
V電話)26と、助手席乗員の所有する携帯電話(TV
電話)27と、通信会社に設置されたサーバー30と、
ナビゲーション装置40とにより構成される。
【0022】車載機10は、図2に示すように、ディス
プレイ11、車室内撮影用カメラ12、制御部13、カ
メラ駆動部14、記憶部15、通信部16、タッチパネ
ル17及びハンズフリーユニット18により構成され、
車両のインストルメントパネル(インパネ)に取り付け
られる。また、車載機10のハンズフリーユニット18
には、ハンズフリーによる電話の使用を可能とするため
のマイク19及びスピーカー20が接続される。
【0023】ディスプレイ11は例えばカラー動画を表
示可能な液晶パネルであり、このディスプレイ11の前
面にはタッチパネル17が取り付けられている。制御部
13は、動作状況に応じてディスプレイ11に適宜操作
ボタンを表示する。ユーザが画面の操作ボタンの表示さ
れている部分に指を触れると、タッチパネル17からの
信号により、制御部13はユーザによる操作ボタンの押
下を検知する。
【0024】車載内撮影用カメラ12にはズームレンズ
が装着されている。このカメラ12は、図1に示すよう
にディスプレイ11の上に配置される。カメラ駆動部1
4は、制御部13からの信号に応じて、カメラ12の撮
影方向を上下及び左右に移動したり、ズームの倍率を変
化させる。なお、カメラ12に装着するレンズがズーム
レンズであることに限定する必要はなく、固定焦点式レ
ンズを使用してもよい。固定焦点式レンズを使用する場
合は、広い範囲を撮影できるレンズ(広角レンズ)であ
ることが好ましい。
【0025】通信部16は、携帯電話25との間で通信
を確立してデータの送受を行う。記憶部15には、助手
席乗員の携帯電話番号及びその他のデータが記憶され
る。助手席乗員の携帯電話番号及びその他のデータの取
得方法については後述する。
【0026】制御部13は、ディスプレイ11、カメラ
駆動部14、記憶部15、通信部16及びハンズフリー
ユニット18を制御する。
【0027】この車載機10は、ナビゲーション装置4
0と接続され、電話が使用されていないときは、ディス
プレイ11にはナビゲーション装置40から出力される
地図画像等が表示される。また、ナビゲーション装置4
0から車載機10に、車両が走行中であるか否かを示す
信号(車両移動検出信号)が入力される。
【0028】携帯電話25は、車室外では通常の携帯電
話として機能し、この携帯電話25だけで他の電話機に
接続することができる。車室内では、ハンズフリーで使
用するために、携帯電話25は車載機10と有線又はブ
ルーツース(Bluetooth )等の無線通信手段により接続
される。ここでは、車載機10と携帯電話20とが無線
通信手段により接続されるものとする。
【0029】携帯電話25を車載機10と接続する場
合、予め車載機10に携帯電話25のIDコードを登録
しておく。携帯電話25から車載機10に接続要求が出
されると、車載機10は接続要求元である携帯電話25
にIDコードを要求し、携帯電話25から送られてきた
IDコードが予め登録されたIDコードと一致する場合
は接続を許可する。
【0030】このようにして携帯電話25が車載機10
に接続されると、車載機10に接続されたマイク19及
びスピーカー20を用いてハンズフリーで電話が使用で
きるようになり、且つ、電話回線を介して携帯電話25
に送られてくる映像を車載機10のディスプレイ11に
表示したり、車載機10のカメラ12で撮影した映像
を、携帯電話25を介して電話相手に送ることができ
る。
【0031】サーバー30は通信会社の施設内に設置さ
れる。サーバー30には、ユーザ毎に、顔画像データ付
きアドレス帳データベースが登録される。
【0032】ユーザ(運転者)は、例えば車載機10の
カメラ12で撮影したユーザ自身の顔写真や同乗者の顔
写真に、携帯電話25で編集した氏名、住所、メールア
ドレス及び携帯電話番号等のデータを付けて、これらの
データをサーバー30にアップロードし、顔画像データ
付きアドレス帳データベースを登録しておく。
【0033】以下、本実施の形態のTV電話システムの
動作について、図3,図4に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0034】最初に、図3のフローチャートを参照し
て、助手席乗員を車載機10が認識するまでの動作を説
明する。
【0035】まず、車両に運転者及び同乗者が乗ると、
車載機10はカメラ12で運転席乗員及び助手席乗員を
撮影する(ステップS11)。そして、車載機10と運
転者の携帯電話20とが無線通信手段を介して接続され
る(ステップS12)と、車載機10はカメラ12で撮
影した運転者及び助手席乗員の映像を、携帯電話25を
介してサーバー30に送信する(ステップS13)。
【0036】サーバー30では、例えば携帯電話25の
電話番号によりユーザ(運転者)を特定すると、当該ユ
ーザのアドレス帳データベース(DB)で助手席乗員の
顔画像を検索して、助手席乗員を特定する(ステップS
14)。その後、サーバー30は、助手席乗員のデータ
(氏名及び携帯電話番号など)をユーザの携帯電話25
に送る(ステップS15)。
【0037】サーバー30から助手席乗員のデータが携
帯電話25に送られてくると、車載機10は携帯電話2
5から助手席乗員のデータを取得し、車載機10内の記
憶部15に記憶しておく(ステップS16)。
【0038】このようにして、車載機10の記憶部15
に助手席乗員の携帯電話の電話番号及びその他のデータ
が格納される。但し、本発明はこれに限定されず、例え
ばディスプレイ11に仮想キーボードを表示して、車載
機10に同乗者の携帯電話の番号を直接入力するように
してもよい。
【0039】次に、図4に示すフローチャート及び図5
に示す模式図を参照して、運転者の携帯電話に電話がか
かってきたときの動作について説明する。ここでは、ナ
ビゲーション装置40からの信号(車両移動検出信号)
により,車両が走行中であることを検出したときの動作
を説明する。
【0040】上述したようにして車載機10が助手席乗
員を認識し、助手席乗員の携帯電話番号を含むデータを
記憶部15に記憶した後、車載機10は運転者の携帯電
話25への着信を監視する(ステップS21)。
【0041】運転者の携帯電話25に電話がかかってく
ると、携帯電話25から車載機10に着信信号が出力さ
れる。これにより、車載機10は携帯電話25に所定の
信号を出力し、この信号によって携帯電話25は通話状
態になる。そして、車載機10は、電話相手から送られ
てくる映像を携帯電話25を介して受信し、静止画をデ
ィスプレイ11に表示する(ステップS22)。このと
き車載機10は、例えば図6に示すように、画面の隅に
「助手席参加」ボタン41を表示する。
【0042】この状態で、ユーザ(運転者)は、ハンズ
フリーで電話相手と会話をすることができる。また、車
載機10の制御部13は、助手席乗員の参加要求がある
か否か、通話が終了したか否かを監視している。すなわ
ち、ステップS23で「助手席参加」ボタン41が押さ
れていない場合はステップS24に移行する。またステ
ップS24で通話の終了を検出したときは、ステップS
29に移行して回線を切断し、通話が終了していないと
きはステップS24からステップS22に戻る。
【0043】ステップS23で、制御部13が「助手席
参加」ボタン41の押下を検出すると、ステップS25
に移行する。そして、車載機10は、既に認識済みの助
手席乗員の電話番号と、助手席乗員参加要求コマンドと
を、携帯電話25を介してサーバー30に送る。この助
手席乗員参加要求コマンドと助手席乗員の携帯電話番号
とにより、サーバー30は、運転者携帯電話25と電話
相手の携帯電話26とを接続している回線に、更に助手
席乗員の携帯電話27とを接続し、これらの携帯電話2
5,26,27間での相互の通話を可能とする(ステッ
プS26)。
【0044】これにより、助手席乗員の携帯電話27に
電話相手からの映像信号が送信され、携帯電話27のデ
ィスプレイに電話相手の携帯電話からの映像(動画)が
表示される(ステップS27)。なお、このとき、車載
機10のカメラ12で撮影した運転者の映像が電話相手
に送られるが、カメラ12の向きを移動させて、助手席
乗員の映像を電話相手に送ることもできる。また、助手
席乗員の携帯電話27にカメラが装備されている場合
は、電話相手に送信する映像をカメラ12で撮影した映
像から切替え、助手席乗員の携帯電話27で撮影した映
像を電話相手に送信するようにしてもよい。
【0045】ステップS28では、会話が終了したか否
かを監視し、終了していない場合はステップS27に戻
る。また、会話が終了した場合は、ステップS28から
ステップS29に移行し、回線を切断する。
【0046】なお、ナビゲーション装置40からの信号
により車両が停止状態であることを検出したときは、ス
テップS22で静止画の代わりに動画を表示する。
【0047】本実施の形態では、車両走行中は、車載機
10のディスプレイ11には静止画しか表示しないの
で、運転者は運転に集中でき、安全性を損なうことおそ
れがない。また、助手席乗員は、自分の携帯電話27で
電話相手から送られてくる動画を見ながら、電話相手と
会話することが可能であり、車室内でも他の場所と同じ
ように電話相手の映像(動画)をリアルタイムで見なが
ら電話をすることができる。更に、本実施の形態では、
助手席乗員の携帯電話27のディスプレイを使用して助
手席乗員に動画を提供するので、車室内に助手席乗員用
のディスプレイを設置する必要がなく、低コストで実現
できる。
【0048】なお、上記実施の形態では、カメラ12で
撮影した助手席乗員の映像をサーバー30に送り、サー
バー30では助手席乗員の映像をユーザのアドレス帳デ
ータベースを用いて検索して、助手席乗員を特定し、そ
の電話番号を携帯電話20を介して車載機10に送ると
したが、車載機10に直接助手席乗員の電話番号を登録
するようにしてもよい。
【0049】また、ディスプレイ11に「助手席参加」
ボタン41を表示する替わりに、車載機10の操作部
(例えばリモコン)に「助手席参加」ボタン41に対応
する操作ボタンを設けておいてもよい。
【0050】更に、上記実施の形態では運転者の携帯電
話に接続された車載機と、助手席乗員の携帯電話と、電
話相手の携帯電話とによる三者の電話接続の場合につい
て説明したが、同様の方法により後部座席の同乗者の携
帯電話を含めた電話接続も可能である。
【0051】更にまた、上記実施の形態では、ナビゲー
ション装置からの信号により車両が走行中であるか否か
を検出するとしたが、車両の速度を検出するセンサや、
パーキングブレーキの状態を検出するセンサからの信号
により、車両が走行中であるか否かを検出するようにし
てもよい。
【0052】更にまた、上記実施の形態では車載機10
から通信会社(サーバー30)に助手席乗員の携帯電話
27の接続要求を出すものとしたが、電話相手の携帯電
話26又は助手席乗員の携帯電話27から通信会社に携
帯電話27の接続要求を出してもよい。携帯電話26か
ら接続要求を出す場合は、接続要求とともに携帯電話2
7の電話番号を付加して通信会社に送り、携帯電話27
から接続要求を出す場合は、接続要求に携帯電話25又
は携帯電話26のいずれか一方の電話番号を付加して通
信会社に送る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のTV電話
システムは、車両同乗者が運転者とその電話相手との会
話に参加する際に、車載用TV電話と電話相手の所有す
るTV電話とが接続している電話回線に、車両同乗者の
所有する携帯電話を接続し、三者による会話を可能とす
る。そして、車両走行中は、車載用TV電話のディスプ
レイには動画を表示せず、同乗者の携帯電話には動画を
表示する。これにより、運転者が動画に気をとられるこ
とがなく、運転の安全性を確保することができる。ま
た、同乗者は、自分の携帯電話のディスプレイに表示さ
れる電話相手の画像を見ながら、会話をすることができ
る。
【0054】本発明のTV電話接続方法は、第1のTV
電話と第2のTV電話とが回線接続しているときに、第
3のTV電話の接続要求を通信会社に送信すると、通信
会社では、第1のTV電話と第2のTV電話とが接続し
ている回線に、第3のTV電話を接続して、これらの電
話間での会話を可能とする。そして、第1のTV電話及
び第2のTV電話の少なくとも一方が注意力を要する状
況で使用されているときには、当該TV電話には静止画
を表示し、注意力を要する状況で使用されていない第3
のTV電話では動画を表示する。このようにして、注意
力を要する状況で使用されるTV電話には静止画を表示
しつつ、3台以上のTV電話の接続を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態のTV電話システ
ムの基本構成を示す模式図である。
【図2】図2は、車載機の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図3は、助手席乗員を車載機が認識するまでの
動作を示すフローチャートである。
【図4】図4は、運転者の携帯電話に電話がかかってき
たときの動作を示すフローチャートである。
【図5】図5は、運転者の携帯電話に電話がかかってき
たときの動作を示す模式図である。
【図6】図6は、車載機のディスプレイに表示された静
止画及び「助手席参加」ボタンを示す模式図である。
【符号の説明】
10…車載機、 11…ディスプレイ、 12…車室内撮影用カメラ、 13…制御部、 14…カメラ駆動部、 15…記憶部、 16…通信部、 17…タッチパネル、 18…ハンズフリーユニット、 19…マイク、 20…スピーカー、 25,26,27…携帯電話、 30…サーバー、 40…ナビゲーション装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ及びディスプレイを備え、車両に
    搭載される車載用TV電話と、 前記車両の同乗者の所有する携帯電話と、 電話回線の接続を制御する電話回線制御手段とにより構
    成され、 前記車載用TV電話は、前記車両の走行中に、通話状態
    にある他の電話から送られてくる映像を前記ディスプレ
    イに静止画で表示し、 前記電話回線制御手段は、前記車載用TV電話が他のT
    V電話との間で通話状態のときに、前記車載用TV電
    話、前記他のTV電話及び前記同乗者の携帯電話のいず
    れかの電話からの要求に応じて、前記車載用TV電話と
    前記他のTV電話とが接続している回線に前記同乗者の
    携帯電話を接続し、該携帯電話に前記他のTV電話から
    送られてくる映像を動画で表示可能とすることを特徴と
    するTV電話システム。
  2. 【請求項2】 前記車載用TV電話が、前記車両に取り
    付けられた車載機と、前記車載機に有線又は無線で接続
    される車両運転者の携帯電話とにより構成されることを
    特徴とする請求項1に記載のTV電話システム。
  3. 【請求項3】 前記車載機には、ハンズフリーによる通
    話を可能とするマイク及びスピーカーが接続されること
    を特徴とする請求項2に記載のTV電話システム。
  4. 【請求項4】 前記電話回線制御手段には、前記車載用
    TV電話所有者の顔画像付き電話帳データベースが登録
    され、 前記車載用TV電話は、前記カメラで撮影した前記同乗
    者の映像を前記電話回線制御手段に送信し、 前記電話回線制御手段は、前記電話帳データベースを用
    いて前記同乗者を特定して、当該同乗者の携帯電話の電
    話番号を前記車載用TV電話に送信することを特徴とす
    る請求項1に記載のTV電話システム。
  5. 【請求項5】 第1のTV電話と第2のTV電話とが回
    線接続されているときに、前記第1のTV電話、前記第
    2のTV電話及び第3のTV電話のいずれかの電話から
    通信会社に前記第3のTV電話の接続要求を送信する
    と、前記通信会社は前記接続要求に応じて前記第1のT
    V電話と前記第2のTV電話とが接続している回線に前
    記第3のTV電話を接続するTV電話接続方法であっ
    て、 前記第1及び第2のTV電話の少なくとも一方には静止
    画を表示し、前記第3のTV電話には動画を表示するこ
    とを特徴とするTV電話接続方法。
  6. 【請求項6】 前記静止画を表示するTV電話が、カメ
    ラを備えた表示装置と、該表示装置に接続される携帯電
    話とにより構成されることを特徴とする請求項5に記載
    のTV電話接続方法。
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