JP2003067061A - 外部レギュレーティング・デバイスを含む高電圧レギュレータ - Google Patents

外部レギュレーティング・デバイスを含む高電圧レギュレータ

Info

Publication number
JP2003067061A
JP2003067061A JP2002182439A JP2002182439A JP2003067061A JP 2003067061 A JP2003067061 A JP 2003067061A JP 2002182439 A JP2002182439 A JP 2002182439A JP 2002182439 A JP2002182439 A JP 2002182439A JP 2003067061 A JP2003067061 A JP 2003067061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
terminal
transistor
output
differential amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002182439A
Other languages
English (en)
Inventor
Arthur Descombes
アーサー・デスコンベ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EM Microelectronic Marin SA
Original Assignee
EM Microelectronic Marin SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EM Microelectronic Marin SA filed Critical EM Microelectronic Marin SA
Publication of JP2003067061A publication Critical patent/JP2003067061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/565Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/575Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices characterised by the feedback circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安価な外部レギュレータ・デバイスを使
用でき、高い入力電圧とともに使用することができるレ
ギュレーション回路を提供する。 【解決手段】 高入力電圧(VHV)から少なくとも第1の
レギュレーション済み出力電圧(VREG1,VREG2)を送る高
電圧レギュレータ回路(1)が開示されており、このレギ
ュレータ回路は、高入力電圧が印加される入力端子(21)
と、第1のレギュレーション済み出力電圧の引き渡しが
行われる出力端子(22)と、外部レギュレーション・デバ
イスのコントロール回路(10)に接続されるコントロール
端子(23)を含む外部レギュレーション・デバイス(2)を
含む。外部レギュレーション・デバイス(2)は、差動増
幅器(4)によってコントロールされ、その差動増幅器の
入力には、第1のレギュレーション済み出力電圧に比例
する分圧後の電圧と所定の基準電圧(VREF)がそれぞれ印
加され、その出力は、高電圧MOSFETトランジスタ
(3)を介して外部レギュレーション・デバイス(2)の導通
状態をコントロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高入力電圧から少
なくとも第1のレギュレーション済み出力電圧を得る高
電圧レギュレータ回路に関する。特に、入力電圧が数十
ボルト台になるものに関する。より詳細に述べれば、本
発明は、外部レギュレーティング・デバイスをコントロ
ールする集積回路の形式のこのタイプの高電圧レギュレ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の応用において、高入力電圧から所
定のレギュレーション済み電圧の供給が必要とされる。
このレギュレーション済み電圧は、特に、関連デバイス
の電子回路に対する電力供給のために使用される。図1
は、包括的に番号1を用いて参照されるレギュレータ回
路を示しており、そこにはJFETトランジスタの形式
の外部レギュレーティング・デバイス2、およびこの外
部レギュレーティング・デバイス2のためのコントロー
ル回路10が含まれている。このレギュレーティング回
路1は、ここには図示されていない関連デバイスに電力
供給するためのレギュレーション済み出力電圧VREG
送るように設計されている。このレギュレーション済み
出力電圧VREGは、通常15から30ボルトまでの間で
変化する数十ボルト台の高レベル入力電圧VHVからもた
らされる。
【0003】このタイプの電圧レギュレーティング回路
は、特に煙検出デバイス、たとえばヨーロッパ特許書類
第A1−0 759 602に開示されているデバイス
において、低レベル・レギュレーション済み電圧(たと
えば5ボルト)を得るため、中でも当該煙検出デバイス
のマイクロプロセッサに電力供給するための電圧を得る
ために使用される。この種の応用の範囲では、煙検出デ
バイスに電力供給するライン電圧は、たとえば15〜3
0ボルトの大きさである。
【0004】図1のレギュレータ回路1は、通常、差動
増幅器4を含んでいる。この差動増幅器4の一方の入力
は、この例においては直列接続された2つの抵抗51、
52から構成された分圧回路5の出力に接続され、その
他方の入力は基準電圧VREFを与える基準セル6に接続
されている。この基準セル6は、一般に温度に対して安
定した基準バンドギャップ電圧を出力するセルである。
差動増幅器4の出力は、外部レギュレータ・デバイス2
を構成するJFETトランジスタのゲートに直接接続さ
れている。
【0005】このように図1に示した構成は、分圧回路
5の出力ノード、すなわち抵抗51と52の間の接続ノ
ードに現れる電圧が実質的に基準電圧VREFに等しくな
るようにし、抵抗51および52の値R1、R2が、レ
ギュレータ回路1のレギュレーション済み出力電圧V
REGが所定の値、たとえば5ボルト台の大きさを有する
ように選択されている。このレギュレーション済み電圧
REGは、図1に示されているように、特に、レギュレ
ータ1の差動増幅器4および基準セル6に電力を供給す
る。
【0006】図1のレギュレータ回路における1つの欠
点は、特に外部レギュレータ・デバイス2の選択ならび
に当該レギュレータ・デバイスのコストにある。図1の
例においては、この図から理解されようが、JFETト
ランジスタを比較的高いドレイン−ソース電圧(この例
の場合であれば、最大で25ボルト台)に耐えるように
選択しなければならず、このドレイン−ソース電圧は、
高入力電圧VHVとレギュレータの出力の所望のレギュレ
ーション済み電圧VREFとの関数となる。このJFET
トランジスタのコストは、レギュレータ・エレメントに
印加することができる最大ドレイン−ソース電圧に伴っ
て増加することに気付かれよう。このように、特にコス
ト削減の観点からも、図1に示されているソリューショ
ンの代替ソリューションを提案することが望ましい。
【0007】図1に示されているソリューションのもう
1つの欠点は、外部レギュレータ・デバイス2を構成す
るJFETトランジスタのゲートが、差動増幅器4の出
力によって直接コントロールされるという事実にある。
したがって、JFETトランジスタのゲート電圧は使用
されているテクノロジに依存する差動増幅器4の出力電
圧によって制限される。
【0008】このように、図1に示されているソリュー
ションの重要な欠点は、レギュレータ入力に印加可能な
高入力電圧によって、また所望のレギュレーション済み
出力電圧によってその応用が制限されるという事実にあ
る。したがって、高入力電圧が増加した場合、および/
またはレギュレーション済み出力電圧が、たとえば3ボ
ルトというように減少した場合には、テクノロジによっ
て課せられる制限から図1のレギュレータ回路の使用が
非常に高価なものとなり、あるいは使用が不可能になる
こともあり、特にサブミクロン・テクノロジにおいてこ
のレギュレータの製造が望まれている場合には特にそう
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
上記の欠点を克服することが可能なソリューションを提
案すること、特に、より安価な外部レギュレータ・デバ
イスの使用を可能にするソリューション、およびより高
い入力電圧とともに使用することが可能なソリューショ
ンを提案することを目的とする。
【0010】また本発明の別の目的は、CMOSサブミ
クロン・テクノロジにおいて、特に0.5μmのCMO
Sテクノロジにおいて構成ならびに製造が可能なソリュ
ーションを提案することとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は高入
力電圧から少なくとも第1のレギュレーション済み出力
電圧を得る高電圧レギュレータ回路であって、前記高入
力電圧が印加される入力端子、および前記第1のレギュ
レーション済み出力電圧を出力する出力端子、および前
記外部レギュレーション・デバイスのコントロール回路
に接続されるコントロール端子を含む外部レギュレーシ
ョン・デバイスを含むレギュレータ回路において、この
コントロール回路が、前記出力端子と基準電位またはグ
ラウンドの間に接続され、前記第1のレギュレーション
済み出力電圧と所定の比において比例する第1の分圧電
圧を1つの出力に与える分圧回路、1つの出力において
所定の基準電圧)を出力する基準セル、および、それぞ
れ前記分圧回路によって与えられた前記第1の分圧電圧
と前記基準セルによって与えられた前記基準電圧が印加
される第1および第2の入力を含む差動増幅器であっ
て、その出力が前記外部レギュレーション・デバイスの
導通状態をコントロールする差動増幅器を含み、前記コ
ントロール回路が、さらに、前記外部レギュレーション
・デバイスのコントロール端子に接続されるドレイン端
子、グラウンドに接続されるソース端子、および前記差
動増幅器の出力に接続されるゲート端子を含む第1の高
電圧MOSFETトランジスタを含むことを特徴とす
る。
【0012】本発明の好適な実施態様は従属請求項の内
容を構成する。
【0013】一般的に、本発明によれば、外部レギュレ
ータ・デバイスが、その端子に数十ボルト台のドレイン
−ソース電圧に応じることができる特定の高電圧MOS
FETトランジスタを介して好適にコントロールされ
る。その結果、レギュレータ・デバイスならびに差動増
幅器に掛かるストレスが低くなり、それが、特に外部レ
ギュレータ・デバイスに関して低コストをもたらす。
【0014】本発明は、追加のエレメントの使用を必要
とするが、それにもかかわらずこれらの追加のエレメン
トによって生じる追加コストは、外部レギュレータ・デ
バイスに関連するコストにおいて期待される節約に比べ
ると小さい。さらに、本発明の範囲において使用される
高電圧MOSFETトランジスタは、標準CMOSテク
ノロジと完全な互換性を有し、かつその製造のために、
ほとんどもしくはまったくマスクおよび/または追加の
インプランテーションを必要としない。
【0015】本発明の好ましい実施態様によれば、レギ
ュレータ回路が、第1のレギュレーション済み出力電
圧、または中間電圧、および差動増幅器ならびにレギュ
レータ基準セルといったレギュレータ回路の特定のコン
ポーネントに電力を供給するため、およびたとえば煙検
出デバイスの動作を受け持つマイクロプロセッサ等の関
連デバイスの電子回路に電力を供給するための第2のレ
ギュレーション済み出力電圧を送るように構成される。
この好ましい実施態様によれば、中間レギュレーション
済み電圧が、たとえば煙検出デバイスへの応用の範囲内
において言えば、通常その種の検出デバイスに備えられ
る赤外線ダイオードを介して赤外線パルスを生成する上
で必要な電流を供給するために使用される。
【0016】煙検出デバイスへの応用の範囲内において
は、図1のレギュレータ回路とは異なり、本発明のこの
好ましい実施態様によって、赤外線ダイオードをレギュ
レータ回路の入力から中間レギュレーション済み電圧が
与えられる出力に移動できることに気付かれよう。煙検
出デバイスにおいて赤外線のパルスを生成するために必
要となる電圧は、通常、数十ボルト台、すなわち当該デ
バイスの電子回路に対する電力の供給に使用される電圧
レベルを優に超える電圧になる。本発明のこの実施態様
によれば、レギュレーション済み中間電圧は、レギュレ
ータ回路の入力電圧より低いレベルの電圧になり、その
結果、赤外線パルスが生成されるときの損失が減少する
が、電子回路への供給電圧よりは高く、赤外線パルスを
生成する上で充分な供給電圧が保証されるようになって
いる。
【0017】本発明の別の実施態様によれば、外部レギ
ュレーション・デバイスをコントロールする差動増幅器
がヒステリシスを有するようにレギュレータ回路が構成
され、特にレギュレータの動作における安定性の向上が
保証される。
【0018】本発明のこのほかの特徴ならびに利点につ
いては、以下の限定を意図しない例として提供される添
付図面を参照した詳細な説明を読むことによって、より
明らかなものとなろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は、VREG1として示したレギ
ュレーション済み高出力電圧を得るための、本発明に従
った高電圧レギュレータ回路のブロック図を示してい
る。図1を参照したときと同様に、包括的に参照番号1
をこのレギュレータに割り当てているが、特にこれは、
この実施形態においては単一のnチャンネルJFETト
ランジスタで構成される外部レギュレーション・デバイ
ス2、および参照番号10によって包括的に指定され
る、たとえばASICの形式で製造される集積化された
コントロール回路を含んでいる。
【0020】煙検出デバイス内の電圧レギュレータへの
特定の応用という範囲においては、この例の高入力電圧
HVが、約15ボルトから50ボルトまで変化する。レ
ギュレーション済み出力電圧VREG1は、この例において
は、10ボルト台の電圧になる。
【0021】外部レギュレーション・デバイス2は、高
入力電圧VHVに接続される入力端子21(JFETトラ
ンジスタのドレイン)、レギュレーション済み出力電圧
RE G1を送り出す出力端子(JFETトランジスタのソ
ース)、およびコントロール端子23(JFETトラン
ジスタのゲート)すなわち、それを介して外部レギュレ
ーション・デバイス2の導通状態がコントロールされる
端子を備える。コントロール端子23および出力端子2
2は、集積回路10の端子11および12にそれぞれ接
続されている。集積回路10の端子13は、この回路の
グラウンドVSSに接続されている。すでにここで気付か
れようが、JFETトランジスタに代えて別の外部レギ
ュレーション・デバイスを使用することも可能である。
詳細を後述する図8は、たとえば2つの相補型バイポー
ラ・トランジスタおよび抵抗を含む外部レギュレーショ
ン・デバイスを有している。
【0022】集積回路10は、基本的に差動増幅器4、
分圧回路5、基準セル6、および高電圧コントロール・
エレメント3を含んでいる。分圧回路5は、この例にお
いては、集積回路10の端子12、すなわち外部レギュ
レーション・デバイス2の出力端子と、回路のグラウン
ドVSSの間に直列に接続された2つの抵抗51、52か
ら構成される。当然のことながら、当業者においては別
の分圧回路の使用が可能なことも明らかであろう。レギ
ュレータ回路1は、通常さらに、出力端子22に接続さ
れるバッファを構成する外部容量性エレメントCEXT1
含む。
【0023】2つの抵抗51、52の間の接続ノード
は、差動増幅器4の第1の入力端子に接続される。差動
増幅器4のこの第1の入力端子に印加される電圧と、レ
ギュレーション済み電圧VREG1が、抵抗51、52の値
R1およびR2によって決定される比に比例することは
容易に理解されるであろう。差動増幅器4の第2の入力
端子は、VREFとして示した基準電圧を生成する基準セ
ル6に接続されており、この基準セル6には、通常、バ
ンドギャップ・タイプのセルが用いられ、たとえば約
1.2ボルト台の基準電圧を出力する。
【0024】差動増幅器4の出力は、特定タイプの高電
圧MOSFETトランジスタ3のゲートに印加される。
この高電圧MOSFETトランジスタは、ここではnチ
ャンネル・タイプとするが、この分野の当業者において
はすでに周知のものである。この高電圧トランジスタの
特異性は、特にドレイン側の厚さがソース側より厚い独
特なゲート酸化物の構造にあり、またドレイン側にnタ
イプ(または高電圧pチャンネルMOSFETトランジ
スタの場合であればpタイプ)のウェルから構成される
バッファ・ゾーンが存在することにある。
【0025】図3aおよび3bは、それぞれ高電圧nチ
ャンネルMOSFETトランジスタまたはHVNMOS
の概略図、および高電圧pチャンネルMOSFETトラ
ンジスタまたはHVPMOSの概略図を示している。H
VNMOSトランジスタは、特に降伏電圧が高いという
利点を有しており、通常それは30ボルトを超える。こ
のタイプのトランジスタのもう1つの利点は、その製造
が標準CMOSテクノロジと完全な互換性を有するとい
う事実にある。
【0026】このタイプの高電圧トランジスタに関する
さらに詳しい説明については、0.5ミクロン・テクノ
ロジにおけるこの種の高電圧トランジスタの製造に関す
る、MM.C.Bassin(MM.C.バシン)、
H.Ballan(H.バラン)およびM.Decle
rcq(M.デクラーク)による「High−Volt
age Devices for 0.5μm Sta
ndard CMOSTechnology(0.5μ
m標準CMOSテクノロジのための高電圧デバイス)」
と題されたIEEE Electron Device
Letters(IEEE電子デバイス通信)vo
l.21,No.1(2000年1月)に見ることがで
きる。例を示すと、この文献の表1から、30ボルト台
の降伏電圧を有する高電圧nチャンネルMOSFETト
ランジスタを、追加のマスクないしはインプランテーシ
ョンを伴うことなく標準CMOSテクノロジに従って製
造できることは明らかである。
【0027】再び図2に戻って参照するが、高電圧MO
SFETトランジスタ3は、ドレイン側は端子11を経
由して外部レギュレーション・デバイス2のコントロー
ル端子23に接続され、ソース側は端子13を経由して
グラウンドVSSに接続されていることがわかる。外部レ
ギュレーション・デバイス2を構成するJFETトラン
ジスタの充分な分極を保証するために、集積回路10の
端子11と12の間、すなわち外部レギュレーション・
デバイス2のコントロール端子23と出力端子22の間
に、値R0の抵抗30が接続されている。ここで注意し
たいことは、この抵抗30が、図示のように外部レギュ
レーション・デバイス2がJFETトランジスタから構
成される場合に限って必要になるということである。外
部レギュレーション・デバイスが、図8に示されている
ようにバイポーラ・トランジスタ構成の場合には、この
抵抗30が必要でない。
【0028】図2から気付かれようが、差動増幅器4お
よび基準セル6に対する電力供給が、たとえば3ボルト
台の電源電圧VDDによって行われている。以下の説明に
おいては、本発明の変形に従って、この電源電圧VDD
ついても、レギュレータ回路1自体によって与えられ
る。
【0029】本発明によれば、それぞれの端子において
高電圧に耐えなければならないエレメントがトランジス
タ3、抵抗30、51ならびに52だけであることに気
付かれようが、これらの抵抗は、nタイプ拡散抵抗もし
くはnウェル抵抗の形で好適に集積化することができ
る。差動増幅器4は、従来の差動増幅器であり、その端
子において低い電圧に耐えられるだけでよい。
【0030】図4は、本発明に従ったレギュレータ回路
の好ましい変形である。その回路の集積回路10は、参
照番号100によって包括的に示した、第2のレギュレ
ーション済み出力電圧VREG2を得るための手段を含む。
その手段が、特に差動増幅器4および基準セル6等のレ
ギュレータ回路内の各種の電子コンポーネント、および
レギュレータに関連付けされたそのほかの電子コンポー
ネントに対して電力を供給する。図4を参照すると気付
かれようが、レギュレーション済み出力電圧V REG2は、
差動増幅器4ならびに基準セル6のための電源電圧VDD
として使用される。
【0031】手段100は、好ましくはここに図示され
ているように、参照番号101を用いて示した第2の高
電圧nチャンネルMOSFETトランジスタ、この例に
おいてはp−MOSトランジスタから構成されているレ
ギュレーション・エレメント102、差動増幅器10
4、および分圧回路105を含む。
【0032】高電圧MOSFETトランジスタ101は
トランジスタ3に類似であり、そのドレイン端子が外部
レギュレーション・デバイス2の出力端子22に接続さ
れており、そのソース端子はp−MOSトランジスタ1
02のソース端子に接続されている。高電圧MOSFE
Tトランジスタ101のゲートは、分圧回路5の抵抗5
3と54の間の接続ノードに接続されている。直列に接
続されたこれらの抵抗53および54は、図2の抵抗5
1に置き代わるものであり、抵抗53および54の値R
11およびR12の合計が、図2の抵抗51の値R1に
等しい。したがって、差動増幅器4の入力に印加される
電圧に関して、分圧回路5の分圧比が変化するというこ
とはない。
【0033】抵抗R11、R12、R2の比は、高電圧
トランジスタ101のゲートに印加される電圧が、トラ
ンジスタ101のドレインとソースの間に所定の電圧降
下をもたらすように選択され、その結果、トランジスタ
101のソースに現れる電圧は、出力電圧VREG1からト
ランジスタ101の端子間に存在する所定の電圧降下を
減じた電圧となる。つまり、ここで理解されようが、ト
ランジスタ101の基本的な役割は、出力電圧V
REG1を、その下流に備わる回路の許容レベルまで降圧す
ることである。
【0034】この例における分圧回路105は、p−M
OSトランジスタ102のドレイン端子とグラウンドV
SSの間において直列に接続された2つの抵抗151およ
び152からなり、この分圧回路105の分圧比は、そ
れぞれの抵抗の値R3およびR4によって決定される。
第2のレギュレーション済み出力電圧VREG2は、分圧回
路105の端子におけるp−MOSトランジスタ102
のドレイン端子と集積回路10の端子14とに与えら
れ、通常、この端子14には、第2の容量性バッファ・
エレメントCEXT2が接続される。
【0035】2つの抵抗151および152の間の接続
ノードは、差動増幅器104の第1の入力端子に接続さ
れている。差動増幅器104のこの第1の入力端子に印
加される電圧と、第2のレギュレーション済み出力電圧
REG2は、抵抗151および152の値R3およびR4
によって決定される比に従った比例関係にある。差動増
幅器104の第2の入力端子には、基準電圧VREFを生
成する基準セル6が差動増幅器4と類似の方法に従って
接続されている。
【0036】差動増幅器104の出力は、p−MOSト
ランジスタ102のゲートに印加される。再度ここでも
理解されようが、図4に示されている差動増幅器104
の構成は、分圧回路105の出力ノード、すなわち抵抗
151と152の間の接続ノードに現れる電圧が、実質
的に基準電圧VREFに等しくなるように設定されてお
り、これらの抵抗の値R3およびR4は、レギュレータ
回路1の第2のレギュレーション済み出力電圧V
REG2が、所定の値、たとえば3ボルト台の値を有するよ
うに選択される。このレギュレーション済み出力電圧V
REG2は、すでに述べたように、特に、レギュレータ1の
差動増幅器4および基準セル6に対して電力を供給す
る。
【0037】これに対して差動増幅器104は、差動増
幅器4とは異なり、一方においてはグラウンドVSSによ
って、他方においてはp−MOSトランジスタ102の
ソース端子に現れる電圧によって電力供給される。差動
増幅器104の出力、p−MOSトランジスタ102の
ゲート端子とドレイン端子の間に容量性エレメント10
6を設けることが望ましい。この容量性エレメント10
6は、レギュレーション済み出力電圧VREG2の安定化を
保証する。
【0038】煙検出器への応用という特定の範囲内にお
いて、本発明に従ったレギュレータ回路によって、当該
検出器の赤外線パルスの生成のために必要な赤外線ダイ
オードを、このレギュレータ回路の入力から出力に、す
なわちレギュレーション済み出力電圧VREG1が与えられ
る回路の端子12に移動させることができる。図4に
は、番号200によって示した赤外線ダイオード、およ
びダイオード200と直列に接続されるコントロール手
段210の構成が略図的に示されている。コントロール
手段210は、赤外線パルスをトリガするバイポーラ・
トランジスタで構成させている。
【0039】このように本発明は、図1に示した従来技
術のソリューションと比較すると、赤外線パルスを生成
している間における損失を少なくできる。それは、パル
ス生成に使用されるレギュレーション済み電圧が入力電
圧より低いことによる。図1に示したソリューションに
よれば、赤外線ダイオードおよびそのコントロール手段
が高電圧入力端子21に配置されており、レギュレーシ
ョン済み出力電圧が、必要なパルス生成を可能にするた
めの充分な電力をこの赤外線ダイオードに供給し得なか
ったことを思い出されよう。
【0040】すでに述べたように、図2または4のレギ
ュレーション回路に使用されている差動増幅器4は、従
来タイプの差動増幅器であり、その1つの実施形態を図
6に例示する。図6に示されている差動増幅器4は、ト
ランジスタM1、M2(この場合はまったく同一のp−
MOSトランジスタ)の差動ペアを含み、それらのゲー
トが差動増幅器4の入力を形成する。各トランジスタM
1、M2は、電流ミラー41、42の参照ブランチに直
列に接続されている。各電流ミラー41、42は、従来
の形態に従ってゲート対ゲート接続されたそれぞれ2つ
のn−MOSトランジスタM11、M12、およびM2
1、M22を含む。電流ミラー41および42の出力ブ
ランチのトランジスタM12およびM22は、それ自
体、包括的に参照番号43として示した2つのp−MO
SトランジスタM13およびM23を含む別の電流ミラ
ーの参照ブランチおよび出力ブランチにそれぞれ接続さ
れている。差動増幅器4の出力は、電流ミラー43の出
力ブランチのp−MOSトランジスタM23とn−MO
SトランジスタM22の間の接続ノードから構成され
る。
【0041】電源端子VDDと、入力差動ペアのp−MO
SトランジスタM1、M2の接続ノードの間に接続され
るp−MOSトランジスタM3は、これらのトランジス
タの適切なバイアスを保証し、所定のバイアス電圧V
BIASがp−MOSトランジスタM3のゲートに印加され
ている。
【0042】図6を参照すると、さらに差動増幅器4
が、OUTとして示されている出力信号およびそれを反
転したOUT_Bを送るp−MOSトランジスタM5お
よびn−MOSトランジスタM6を含む追加の出力段、
およびそれらの適切なバイアスを保証するためにこれら
のトランジスタM5およびM6と直列に接続された、バ
イアス電圧VBIASによってコントロールされるp−MO
SトランジスタM4を含んでいる。つまり差動増幅器4
は、その出力においてロジック・レベル信号を送るコン
パレータを構成する。
【0043】ここで、図6に示した差動増幅器4の構成
が、純粋に例示のために与えられたものであり、当業者
であれば別の構成を考えつくことを注記しておく。
【0044】図4のレギュレータ回路に使用されている
差動増幅器104は、その端子において、より高い電圧
に耐えられるように設計する必要があるが、この分野の
当業者には周知のカスケード接続を使用することによっ
て、つまり2ないしはそれを超える数のトランジスタを
直列に接続することによって図6の差動増幅器4と類似
の回路を基礎として作成することが可能である。図7
に、カスケード回路テクニックを使用したこの種の差動
増幅器の実施形態を一例として示す。
【0045】トランジスタQ1、Q2、Q11、Q1
2、Q21、Q22、Q13、Q23、およびQ3は、
基本的に、図6の回路におけるトランジスタM1、M
2、M11、M12、M21、M22、M13、M2
3、およびM3と同一の役割を満たす。カスケード回路
が、この差動増幅器104のトランジスタの端子、詳細
には電源電圧VPとVSSの間に接続されるトランジスタ
の端子に現れる電圧を制限するために使用される。ここ
で、電圧VPが高電圧MOSFETトランジスタ101
のソースから取り出されることに注意する必要がある。
このためトランジスタQ12についてはトランジスタQ
12とQ13の間に第2のn−MOSトランジスタQ5
1が、トランジスタQ22についてはトランジスタQ2
2とQ23の間に第2のn−MOSトランジスタQ52
がそれぞれ直列に配置される。同様に、トランジスタQ
3についてはトランジスタQ3と差動ペアの接続ノード
の間に第2のp−MOSトランジスタQ41が、トラン
ジスタQ23についてはトランジスタQ22とQ23の
間に第2のp−MOSトランジスタQ42がそれぞれ直
列に接続されている。差動増幅器104の出力端子は、
トランジスタQ42とQ52の間の接続ノードから構成
される。
【0046】追加のn−MOSトランジスタQ50は、
従来の形態に従って、トランジスタQ51およびQ52
とともに電流ミラーを構成する。同様に、追加のp−M
OSトランジスタQ40は、従来の形態に従って、トラ
ンジスタQ41およびQ42とともに電流ミラーを構成
する。これらのトランジスタQ40およびQ50のそれ
ぞれには、p−MOSトランジスタQ43ならびにQ4
4、およびn−MOSトランジスタQ53ならびにQ5
4からそれぞれ構成される2段カスケード回路が接続さ
れている。またn−MOSトランジスタQ54は、p−
MOSトランジスタQ40、Q43、およびQ44を含
むブランチ内に直列に接続されたもう1つのn−MOS
トランジスタQ55とともに電流ミラーを構成する。
【0047】これらのトランジスタのバイアスは、ミラ
ー電流でトランジスタQ3に接続されているp−MOS
トランジスタQ31の電流パスに印加されるバイアス電
流I BIASによって固定され、このバイアス電流IBIAS
体、n−MOSトランジスタQ50、Q53、およびQ
54を含むブランチに、p−MOSトランジスタQ32
によってミラーリングされる。
【0048】図7に示した回路は、差動増幅器104の
いずれのトランジスタにおいても、これらのトランジス
タの降伏を招き得る過度に高い電圧がそれらの端子に印
加されないことを保証する。
【0049】図6の差動増幅器4とまったく同様に、図
7の構成は純粋に例示のために与えられたものであり、
当業者であれば図示の回路に多くの修正を加え、あるい
は別の構成を選択することが可能である。なお差動増幅
器104は、それがより高い電圧、この場合であれば通
常、4〜7ボルト台の電圧によって電力供給を受けるこ
とを前提とすれば、基本的に差動増幅器4より高いスト
レスに応じなければならないことに注意が必要である。
【0050】図5は、実質的に図4に示した変形に類似
の、本発明に従ったレギュレータ回路の別の有利な変形
を示している。第2のレギュレーション済み出力電圧V
REG2を得るための手段に加えて、レギュレータ回路1の
差動増幅器4は、ヒステリシスを有する。このヒステリ
シスは、レギュレータの安定性、したがって第1のレギ
ュレーション済み電圧VREG1における周期的変動をあま
り鋭敏でなくするという利点を有する。つまり図5のレ
ギュレータは、2つの所定電圧レベルの間において変化
するレギュレーション済み電圧を得るバング−バング・
タイプのレギュレータである。ここで気付かれようが、
この例において差動増幅器4は、コンパレータを構成
し、したがって出力ロジック・レベル信号OUTおよび
OUT_Bを供給する。
【0051】差動増幅器のヒステリシスは、各種の方法
において生成することが可能である。その1つを図5に
略図的に示したが、それにおいては、差動増幅器4の、
分圧回路5の出力電圧が印加される入力に接続される2
つのトランスミッション・ゲート7ならびに8、および
出力に接続されるインバータ9が使用される。図4に示
した変形と比較すると、分圧回路5にもわずかな修正が
加えられており、抵抗54がさらに2つの抵抗55およ
び56に分割されているが、それらの値R121およびR
122の合計は、図4の抵抗54の値R12に等しい。ヒス
テリシスは、抵抗53、55、56、および52の値R
11、R121、R122、およびR2の比によって決定され
る。
【0052】抵抗55と56の間の接続ノードは、第1
のトランスミッション・ゲート7の入力に接続されてお
り、抵抗56と52の間の接続ノードは、第2のトラン
スミッション・ゲート8の入力に接続されている。トラ
ンスミッション・ゲート7および8の状態は、差動増幅
器4の出力の関数としてコントロールされ、トランスミ
ッション・ゲート7および8は、差動増幅器4からの
(非反転)出力信号がハイ状態にあるとき、それぞれ導
通および非導通となり、その逆に差動増幅器4からの出
力信号がロー状態にあるとき、それぞれ非導通および導
通となる。この場合においては、差動増幅器4の反転出
力OUT_Bがゲート7の反転端子およびゲート8の非
反転端子に、またインバータ9を介した反転出力OUT
_Bがゲート7の非反転端子およびゲート8の反転端子
に、それぞれ接続されている。
【0053】図5の実施形態の範囲においては、外部レ
ギュレーション・デバイス2を、2つの高電圧nチャン
ネルMOSFETトランジスタ、すなわち前述のトラン
ジスタ3およびそれに類似の、3*として示した、ゲー
トおよびドレインが差動増幅器4の出力に接続されてい
る高電圧トランジスタから構成される電流ミラーを介し
てコントロールすることも有利である。
【0054】最後に、すでに前述したが、以上の実施形
態において外部レギュレーション・デバイス2として使
用されているJFETトランジスタは、別の適切なデバ
イスによって置き換えることが可能である。たとえば、
このJFETトランジスタを図8に示されている2つの
相補バイポーラ・トランジスタ、すなわちpnpタイプ
のバイポーラ・トランジスタB1とnpnタイプのバイ
ポーラ・トランジスタB2を含む疑似ダーリントン回路
から構成されるデバイスによって好適に置き換えること
が可能である。なお、図8の疑似ダーリントン回路に代
えて、同一タイプの2つのバイポーラ・トランジスタを
含むダーリントン回路の使用も可能なことに注意する必
要がある。
【0055】図8の概略図において、トランジスタB1
のエミッタは、高入力電圧VHVが印加される入力21
を、そのコレクタはレギュレーション済み出力電圧V
REG1を供給する出力22をそれぞれ構成し、このトラン
ジスタB1のベースは、バイポーラ・トランジスタB2
のコレクタに接続され、トランジスタB2のエミッタ
は、トランジスタB1のコレクタに接続されている。ト
ランジスタB2のベースは、外部レギュレーション・デ
バイスのコントロール端子23を構成する。ここで気付
かれようが、この外部レギュレーション・デバイス2
は、さらに抵抗25を含んでおり、それが入力端子21
とコントロール端子23の間に並列に接続されている。
【0056】図8に示したデバイスは、より多くの数の
コンポーネントを含むことになるが、それにもかかわら
ずJFETトランジスタの使用に関連するコストに比べ
るとこのデバイスのコストは低く、したがってレギュレ
ータ回路の製造コストを下げるという観点から利点を構
成する。
【0057】付随する特許請求の範囲によって定義され
る本発明の範囲から逸脱することなく、本発明に対する
多くの修正および/または改良を考えることができる。
特に、本発明に従ったレギュレータ回路は、いかなる形
においても、以上の実施形態の中に使用した外部レギュ
レーション・デバイスのタイプ、すなわちJFETトラ
ンジスタによって限定されるものではない。すでに述べ
たように、当業者であれば、図8の構成のような別の適
切な構成を使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】nチャンネルJFETトランジスタから構成さ
れる外部レギュレーション・デバイスを含む従来技術の
高電圧レギュレータ回路のブロック図である。
【図2】nチャンネルJFETトランジスタから構成さ
れる外部レギュレーション・デバイスを含む本発明に従
った高電圧レギュレータ回路のブロック図である。
【図3】それぞれnチャンネルおよびpチャンネルの、
標準CMOSテクノロジに従って作られる高電圧MOS
FETトランジスタの概略断面図である。
【図4】本発明に従った、第1の中間レベルのレギュレ
ーション済み出力電圧、および電子コンポーネントに電
力供給するための第2の低い定格レベルのレギュレーシ
ョン済み出力電圧を与える高電圧レギュレータ回路の第
1の変形実施形態を示した回路図である。
【図5】本発明に従った、外部レギュレーション・デバ
イスをコントロールする差動増幅器がヒステリシスを有
する高電圧レギュレータ回路の第2の変形実施形態を示
した回路図である。
【図6】外部レギュレーション・デバイスをコントロー
ルする差動増幅器の実施形態を例示した詳細図である。
【図7】第2の低いレベルのレギュレーション済み出力
電圧を生成するために使用される図4および5に示した
レギュレータ回路の差動増幅器の実施形態を例示した詳
細図である。
【図8】図2、4、および5に示したレギュレータ回路
において、外部レギュレーション・デバイスとして使用
されているJFETトランジスタに置き換えることがで
きる外部レギュレーション・デバイスの概略図である。
【符号の説明】
1 レギュレータ回路、2 外部レギュレーティング回
路、3 高電圧MOSFET、4 差動増幅器、5 分
圧回路、6 基準セル。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高入力電圧(VHV)から少なくとも第1
    のレギュレーション済み出力電圧(VREG1,VREG2)を
    得る高電圧レギュレータ回路(1)であって、前記高入
    力電圧が印加される入力端子(21)、および前記第1
    のレギュレーション済み出力電圧を出力する出力端子
    (21)、および前記外部レギュレーション・デバイス
    のコントロール回路(10)に接続されるコントロール
    端子(23)を含む外部レギュレーション・デバイス
    (2)を含むレギュレータ回路において、このコントロ
    ール回路(10)が:前記出力端子(22)と基準電位
    (VSS)またはグラウンドの間に接続され、前記第1の
    レギュレーション済み出力電圧(VREG1)と所定の比に
    おいて比例する第1の分圧電圧を1つの出力に与える分
    圧回路(5);1つの出力に所定の基準電圧(VREF
    を出力する基準セル(6);および、それぞれ前記分圧
    回路(5)によって与えられた前記第1の分圧電圧と前
    記基準セル(6)によって与えられた前記基準電圧(V
    REF)が印加される第1および第2の入力を含む差動増
    幅器(4)であって、その出力が前記外部レギュレーシ
    ョン・デバイス(2)の導通状態をコントロールする差
    動増幅器;を含み、 前記コントロール回路(10)が、さらに、前記外部レ
    ギュレーション・デバイス(2)のコントロール端子
    (23)に接続されるドレイン端子、グラウンド
    (VSS)に接続されるソース端子、および前記差動増幅
    器(4)の出力に接続されるゲート端子を含む第1の高
    電圧MOSFETトランジスタ(3)を包含することを
    特徴とするレギュレータ回路。
  2. 【請求項2】 前記コントロール回路(10)が、さら
    に、少なくとも前記差動増幅器(4)および前記基準セ
    ル(6)に電力を供給する第2のレギュレーション済み
    出力電圧(VREG2)を得る手段(100)を含むことを
    特徴とする請求項1記載のレギュレータ回路。
  3. 【請求項3】 前記手段(100)が:ドレイン端子、
    ソース端子およびゲート端子を含む第2の高電圧MOS
    FETトランジスタ(101)であって、前記ドレイン
    端子が前記外部レギュレーション・デバイス(2)の前
    記出力端子(22)に接続され、前記ゲート端子が、前
    記第1のレギュレーション済み出力電圧(VREG1)と所
    定の比に比例する第2の分圧電圧を与える前記分圧回路
    (5)の第2の出力に接続された第2の高電圧MOSF
    ETトランジスタ(101);ドレイン端子、ソース端
    子およびゲート端子を含むpチャンネルMOSFETト
    ランジスタ(102)であって、前記pチャンネルMO
    SFETトランジスタ(102)の前記ソース端子に
    は、前記第2の高電圧MOSFETトランジスタ(10
    1)の前記ソース端子が接続され、前記第2のレギュレ
    ーション済み出力電圧(VREG2)が、そのドレイン端子
    に出力されるpチャンネルMOSFETトランジスタ;
    前記pチャンネルMOSFETトランジスタ(102)
    のドレイン端子とグラウンド(VSS)の間に接続され、
    1つの出力において、前記第2のレギュレーション済み
    出力電圧(VREG2)と所定の比に比例する分圧電圧を出
    力する第2の分圧回路(105);および、それぞれ前
    記第2の分圧回路(105)によって与えられた前記分
    圧電圧と前記基準セル(6)によって与えられた前記基
    準電圧(VREF)が印加される第1および第2の入力を
    含む第2の差動増幅器(104)であって、前記第2の
    差動増幅器(104)の出力が前記pチャンネルMOS
    FETトランジスタ(102)の前記ゲート端子に接続
    されており、かつ前記第2の高電圧MOSFETトラン
    ジスタ(101)および前記pチャンネルMOSFET
    トランジスタ(102)のソース端子間の接続ノードに
    現れる電圧によって電力供給を受ける第2の差動増幅
    器;を含むことを特徴とする請求項2記載のレギュレー
    タ回路。
  4. 【請求項4】 前記外部レギュレーション・デバイス
    (2)の導通状態をコントロールする前記差動増幅器
    (4)が、ヒステリシスを有するように構成され、その
    結果、前記第1のレギュレーション済み電圧(VREG1
    が第1および第2の所定電圧レベルの間において変化す
    ることを特徴とする請求項1、2、または3記載のレギ
    ュレータ回路。
  5. 【請求項5】 前記コントロール回路(10)が、ドレ
    イン端子、ソース端子、およびゲート端子を含む追加の
    高電圧MOSFETトランジスタ(3*)を含み、前記
    追加の高電圧MOSFETトランジスタ(3*)が、前
    記第1の高電圧MOSFETトランジスタ(3)ととも
    に電流ミラーを構成し、前記追加の高電圧MOSFET
    トランジスタ(3*)のドレイン端子およびゲート端子
    が、ともに前記第1の高電圧MOSFETトランジスタ
    (3)のゲート端子に接続され、前記追加の高電圧MO
    SFETトランジスタ(3*)のソース端子が、グラウ
    ンド(VSS)に接続されることを特徴とする請求項4記
    載のレギュレータ回路。
  6. 【請求項6】 前記1つもしくは複数の高電圧MOSF
    ETトランジスタ(3,3*,102)が、ドレイン側
    のゲート酸化物の厚さがソース側より厚く、かつドレイ
    ン側にnウェルによって形成されたバッファ・ゾーンを
    有するnチャンネルMOSFETトランジスタであるこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のレギュレ
    ータ回路。
  7. 【請求項7】 前記1つもしくは複数の分圧回路(5,
    105)が、抵抗分圧回路であることを特徴とする前記
    請求項のいずれかに記載のレギュレータ回路。
  8. 【請求項8】 前記外部レギュレーション・デバイス
    (2)が、ドレイン端子、ソース端子、およびゲート端
    子を含むJFETトランジスタであり、各端子が、それ
    ぞれ前記外部レギュレーション・デバイスの入力端子、
    出力端子、およびコントロール端子を構成すること;お
    よび、前記コントロール回路(10)がさらに、前記外
    部レギュレーション・デバイス(2)のコントロール端
    子(23)と出力端子(22)の間に接続される抵抗エ
    レメント(30)を含むことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載のレギュレータ回路。
  9. 【請求項9】 前記外部レギュレーション・デバイス
    (2)が、2つのバイポーラ・トランジスタ(B1,B
    2)を伴うダーリントンまたは疑似ダーリントン回路を
    含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    レギュレータ回路。
  10. 【請求項10】 前記外部レギュレーション・デバイス
    (2)が、疑似ダーリントン回路に配置されるpnpバ
    イポーラ・トランジスタ(B1)およびnpnバイポー
    ラ・トランジスタ(B2)を含み、 前記pnpトランジスタ(B1)のベースおよびコレク
    タが、それぞれ前記npnバイポーラ・トランジスタ
    (B2)のコレクタおよびエミッタに接続されており、 前記pnpバイポーラ・トランジスタ(B1)のエミッ
    タ、前記pnpバイポーラ・トランジスタ(B1)のコ
    レクタ、および前記npnバイポーラ・トランジスタ
    (B2)のベースが、それぞれ前記外部レギュレーショ
    ン・デバイスの入力端子、出力端子、およびコントロー
    ル端子を構成し、 さらに前記pnpバイポーラ・トランジスタ(B1)の
    エミッタと前記npnバイポーラ・トランジスタ(B
    2)のベースの間に抵抗(25)が接続されていること
    を特徴とする請求項9記載のレギュレータ回路。
JP2002182439A 2001-06-25 2002-06-24 外部レギュレーティング・デバイスを含む高電圧レギュレータ Pending JP2003067061A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH1157/01 2001-06-25
CH11572001 2001-06-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003067061A true JP2003067061A (ja) 2003-03-07

Family

ID=4560497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002182439A Pending JP2003067061A (ja) 2001-06-25 2002-06-24 外部レギュレーティング・デバイスを含む高電圧レギュレータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6713993B2 (ja)
JP (1) JP2003067061A (ja)
TW (1) TW563010B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007538475A (ja) * 2004-05-19 2007-12-27 インターナショナル レクティファイアー コーポレイション 高く、かつ広い作動電圧レンジのためのバイアス回路を備えるゲートドライバー出力ステージ
KR101075089B1 (ko) * 2004-09-21 2011-10-19 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치용 저전압 강하 레귤레이터
JP2020536793A (ja) * 2017-12-20 2020-12-17 ヴィオニア ユーエス インコーポレイティド 電圧レギュレータ

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6809386B2 (en) * 2002-08-29 2004-10-26 Micron Technology, Inc. Cascode I/O driver with improved ESD operation
JP4122909B2 (ja) * 2002-09-13 2008-07-23 沖電気工業株式会社 半導体装置
US7064599B1 (en) * 2003-11-19 2006-06-20 National Semiconductor Corporation Apparatus and method for signal transmission
CN100394345C (zh) * 2004-03-03 2008-06-11 晶豪科技股份有限公司 电压产生器以及产生稳定电压的方法
CN1770611B (zh) * 2004-11-06 2010-05-05 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 线性稳压电源电路
US7359686B2 (en) * 2005-02-16 2008-04-15 Microtune (Texas), L.P. Radio-frequency amplifier system
US7382454B1 (en) 2006-09-24 2008-06-03 Carl Anthony Turner System and method for optically assessing lamp condition
US7692483B2 (en) * 2007-10-10 2010-04-06 Atmel Corporation Apparatus and method for preventing snap back in integrated circuits
US8085604B2 (en) * 2008-12-12 2011-12-27 Atmel Corporation Snap-back tolerant integrated circuits
US20110095737A1 (en) * 2009-10-27 2011-04-28 Himax Technologies Limited Voltage regulator, and integrated circuit using the same
CN102097131B (zh) * 2009-12-15 2014-03-12 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 电压生成电路
DE102013206412A1 (de) * 2013-04-11 2014-10-16 Ifm Electronic Gmbh Schutzschaltung für eine Signalausgangs-Stufe
US11960311B2 (en) * 2020-07-28 2024-04-16 Medtronic Minimed, Inc. Linear voltage regulator with isolated supply current

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3509449A (en) * 1967-10-13 1970-04-28 Us Navy Dissipative voltage regulator
US3611335A (en) 1968-11-13 1971-10-05 Bbk Electronics Inc Multiple combustion sensing device with false alarm prevention
US3753079A (en) * 1972-03-08 1973-08-14 T Trilling Foldback current limiter
US3913082A (en) 1973-02-02 1975-10-14 Jenson Robert S Ionization aerosol detector
US4254372A (en) * 1979-02-21 1981-03-03 General Motors Corporation Series pass voltage regulator with overcurrent protection
US4319179A (en) * 1980-08-25 1982-03-09 Motorola, Inc. Voltage regulator circuitry having low quiescent current drain and high line voltage withstanding capability
US4346342A (en) * 1981-06-09 1982-08-24 Rockwell International Corporation Current limiting voltage regulator
DE3341345A1 (de) * 1983-11-15 1985-05-23 SGS-ATES Deutschland Halbleiter-Bauelemente GmbH, 8018 Grafing Laengsspannungsregler
JPH0715410B2 (ja) 1987-03-06 1995-02-22 能美防災株式会社 輻射式火災検知器
CA2282091A1 (en) * 1999-09-10 2001-03-10 Nortel Networks Corporation Apparatus for circuit power-down
US6897637B2 (en) * 2001-12-13 2005-05-24 Texas Instruments Incorporated Low drop-out voltage regulator with power supply rejection boost circuit

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007538475A (ja) * 2004-05-19 2007-12-27 インターナショナル レクティファイアー コーポレイション 高く、かつ広い作動電圧レンジのためのバイアス回路を備えるゲートドライバー出力ステージ
KR101075089B1 (ko) * 2004-09-21 2011-10-19 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치용 저전압 강하 레귤레이터
JP2020536793A (ja) * 2017-12-20 2020-12-17 ヴィオニア ユーエス インコーポレイティド 電圧レギュレータ
JP7285831B2 (ja) 2017-12-20 2023-06-02 ヴィオニア ユーエス エルエルシー 電圧レギュレータを備えたスクイブドライバ回路及び、システム
US11682893B2 (en) 2017-12-20 2023-06-20 Veoneer Us, Llc Squib diver circuit for a deployable restraint including an integrated circuit and a voltage regulator

Also Published As

Publication number Publication date
US6713993B2 (en) 2004-03-30
TW563010B (en) 2003-11-21
US20020196007A1 (en) 2002-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5838188A (en) Reference voltage generation circuit
JP3036290B2 (ja) パワー・オン・リセット回路
JP2003067061A (ja) 外部レギュレーティング・デバイスを含む高電圧レギュレータ
US6075407A (en) Low power digital CMOS compatible bandgap reference
US5180967A (en) Constant-current source circuit having a mos transistor passing off-heat current
US6448844B1 (en) CMOS constant current reference circuit
US5568045A (en) Reference voltage generator of a band-gap regulator type used in CMOS transistor circuit
US8269477B2 (en) Reference voltage generation circuit
US7764059B2 (en) Voltage reference circuit and method therefor
US7830200B2 (en) High voltage tolerant bias circuit with low voltage transistors
US5453679A (en) Bandgap voltage and current generator circuit for generating constant reference voltage independent of supply voltage, temperature and semiconductor processing
CN101351757A (zh) 精度得以提高且面积消耗得以减小的低功率能隙基准电路
US20100164467A1 (en) Reference voltage generation circuit
KR100232321B1 (ko) 기준 발생 회로 및 기준 전압 발생 회로
JPH05173659A (ja) バンドギャップ参照回路装置
JPH0667744A (ja) 定電圧回路
KR19980018033A (ko) 정전류 발생 회로
US6528981B1 (en) Low-voltage current mirror circuit
KR100939291B1 (ko) 기준 전압 발생 회로
US6927558B2 (en) Power supply voltage lowering circuit used in semiconductor device
JP4065274B2 (ja) バンドギャップ基準回路
JP2002175126A (ja) ピークホールド回路
US6963191B1 (en) Self-starting reference circuit
CN108628379B (zh) 偏压电路
US6771054B2 (en) Current generator for low power voltage