JP2003067016A - プログラマブルコントローラ用実習教材 - Google Patents

プログラマブルコントローラ用実習教材

Info

Publication number
JP2003067016A
JP2003067016A JP2001259230A JP2001259230A JP2003067016A JP 2003067016 A JP2003067016 A JP 2003067016A JP 2001259230 A JP2001259230 A JP 2001259230A JP 2001259230 A JP2001259230 A JP 2001259230A JP 2003067016 A JP2003067016 A JP 2003067016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
programmable controller
program
virtual
input
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001259230A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Tanigaki
清一 谷垣
Satoshi Mimura
敏 三村
Nobuhiro Suetsugu
伸浩 末次
Masahiro Matsushima
正弘 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001259230A priority Critical patent/JP2003067016A/ja
Publication of JP2003067016A publication Critical patent/JP2003067016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な実習課題に対応でき、動作確認が容易
なパ−ソナルコンピュ−タを用いたプログラマブルコン
トローラ用実習教材を提供する。 【解決手段】 制御動作作成機能プログラム1によって
作成されたシーケンスプログラム2を仮想プログラマブ
ルコントローラ機能プログラム3で稼動させ、仮想操作
盤機能プログラム4から得られる操作スイッチ入力と仮
想マシン機能プログラム5から得られるセンサスイッチ
入力によって動作させる。仮想プログラマブルコントロ
ーラの制御出力で仮想操作盤の表示を行ったり、仮想マ
シンの負荷を駆動したりする。操作スイッチ入力はマウ
ス等の操作により、センサスイッチ入力は仮想マシンの
負荷駆動に連動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
コントローラがシーケンスプログラムによってどのよう
な動作をするのかをシミュレーションすることによっ
て、シーケンスプログラム作成を実習する教材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術として、特開平8−23
4654号公報に開示される「シーケンス制御回路実習
装置」が存在する。この装置は、プログラマブルコント
ロ−ラ又はリレー群によってシーケンス制御回路実習を
行うもので、当該リレー群やプログラマブルコントロー
ラ本体に加え、操作スイッチ、リミットスイッチ等の入
力機器、モータや表示灯等の出力機器、パワーを必要と
するモータ等を駆動するパワーリレー群、これらを動作
させるのに必要な電源回路をパネル上に配置したもの
で、全てハードウェア機器によって構成された教材であ
る。上記の構成機器は全て電線で配線されており、入力
機器から出力された信号はプログラマブルコントローラ
の入力インターフェースに取り込まれる。この取り込ま
れた信号の状態はプログラマブルコントローラ内部の演
算処理回路で演算され、その演算結果が出力インターフ
ェースに出力される。そして、出力された信号は出力機
器に伝えられ、信号の状態に応じて回転や、点灯等の動
作を行う。入力機器より入力された信号に応じて出力機
器がどのように動作するかを確認し、その動作が予定し
ていたものと合致しているか否かで結果の確認を行う。
また、出力機器の動作を実際のワークの動作に代替させ
て確認を行う。
【0003】第2の従来技術として、特開2000−1
0461号公報に開示される「論理回路教育システム」
が存在する。このシステムは、パーソナルコンピュータ
と回路トレーニング装置を併用したものである。回路ト
レーニング装置は、プログラミングできるシミュレーシ
ョン回路とそのシミュレーション回路に必要な信号を送
り込む制御回路、また、制御回路から発生される信号と
同等の動きをする信号を手動で入力できるようにした押
しボタンスイッチなどの入力機器、シミュレーションし
た結果を表示する7セグメント表示機器など全てハード
ウェアで構成されており、回路トレーニング装置の一部
である制御回路にパーソナルコンピュ−タが接続されて
いる。パーソナルコンピュ−タには任意の制御パターン
データが格納されており、接続されている制御回路にこ
れらのデータが送り込まれる。送り込まれたデータによ
って制御回路は信号を発生しシミュレーション回路に送
られシミュレーションが実行され、実行された結果は制
御回路を経由してパーソナルコンピュータに送り返され
CRT画面上に表示される。CRTや表示機器に表示さ
れた結果によってシミュレーションされた設計回路の動
作が理解でき、その設計回路の良否を判断する。
【0004】第3の従来技術として、特開平7−134
604号公報に開示される「シーケンスコントローラの
検査方法と検査装置」が存在する。これは、押しボタン
スイッチ、センサ、アクチュエータ、ランプ等を組み合
わせた被制御機械と、実機のプログラマブルコントロー
ラと、そのプログラマブルコントローラに通信ケーブル
で接続されたパーソナルコンピュータで構成された、プ
ログラマブルコントローラのプログラムをデバッグする
検査装置である。パーソナルコンピュータにはプログラ
マブルコントローラを動作させるための複数パターンの
テーブル形式データが格納されており、このデータをプ
ログラマブルコントローラに通信ケーブルで伝送する。
プログラマブルコントローラはこの伝送されたデータに
基づいて動作する。この時、プログラマブルコントロー
ラは被制御機械のスイッチやセンサの状態を読取り、そ
れをもとに演算し、アクチュエータを実際に動作させ、
その動作が正しいか誤っているかによってプログラマブ
ルコントローラのプログラムをデバッグするようにした
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の従来技術
は、全ての構成機器がハードウェアであるため、実習課
題の追加やバージョンアップを行おうとした場合、課題
に合った構成機器の追加、変更が必要となり、配線のし
直しによる作業の手間や、追加される機器を取付けるス
ペースが必要になる等の問題が発生し、実習装置が大
型、高価になる。すなわち、実習テーマがハードウェア
によって制限され、自由な実習の設定ができないという
問題が発生する。また、実際のシステムに代替した機器
での動作確認となるため、完全な実習にはならない。
【0006】第2の従来技術では、制御回路を動作させ
るためのデータをパーソナルコンピュータ等が有してい
るだけで、主体部分がハ−ドウエアで構成されている。
従って、第1の従来技術と同じようにシステムの変更や
追加が必要になった場合には、配線作業の手間、取り付
けスペースの問題が発生し、大型、高価になるという問
題がある。
【0007】第3の従来技術は、プログラマブルコント
ロ−ラの動作確認手段の部分が本発明と共通した技術分
野のものであるが、学習教材を目的としたものではない
ため複雑な操作を必要としている。また、入力機器のセ
ンサや出力機器のアクチュエータ部分がハードウェアで
構成されているのと、実機のプログラマブルコントロ−
ラも必要となり第1の従来技術と同様の問題がある。
【0008】以上のとおり、シーケンス制御の実習教材
として全体をハードウェアで構成したものはもとより、
一部にパーソナルコンピュ−タを用いたものであって
も、主要部のハードウェア依存度が高く、実習課題に対
する自由度が低いという問題点や、装置が大型、高価に
なる問題点がある。特に、プログラマブルコントロ−ラ
を用いたシーケンス制御の実習教材としては、複雑なシ
ーケンスプログラムが正しく作成されたかどうかを動作
確認して見る必要があるが、様々な実習課題に対応で
き、かつ、簡単で自由度の高い動作確認手段というのが
無く、限定された実習課題にしか適用できないことか
ら、幅広く普及するのが困難となっているのが実状であ
る。
【0009】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたもので、従来技術ではハードウェア構成であ
った全ての要素をソフトウェアで構成したもので、複雑
なシーケンスプログラムをパソコン等の上で手軽に動作
確認できると共に、安価で、かつメンテナンスやバージ
ョンアップも容易にでき、様々な実習課題に適用できる
自由度の高い実習教材を提供することを目的とする。
【0010】この発明の更なる目的は、受講者が独学で
きる完成度(レベル)の高い実習課題を提供すると共
に、講師が独自の実習課題を作成して受講者に提供でき
る自由度の高い実習教材を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対象
機材としてのプログラマブルコントローラに対する仮想
プログラマブルコントローラ機能プログラムをパーソナ
ルコンピュータ等の計算機上で動作させ、画像表示され
た操作スイッチをマウス等で操作させて操作入力信号を
得ると共に、画像表示された負荷駆動機器の動作に応動
して画像表示されたセンサスイッチが連動動作するよう
に仮想操作盤機能プログラムと仮想マシン機能プログラ
ムを共に動作させるアプリケーションプログラムによっ
て構成されている。これは、上記計算機を唯一のハード
ウェアとして使用して、プログラマブルコントローラ、
操作盤、仮想マシンを全てパーソナルコンピュータ上で
動作させることによって、自由度の高い実習教材を得る
手段を提供したものである。
【0012】請求項2の発明は、上記アプリケーション
プログラムは入力割付手段を包含し、この入力割付手段
は各種操作スイッチやセンサスイッチに関し、動作/不
動作が識別表示されるシンボルが準備されていて、プロ
グラマブルコントローラの入力番号に対応して適切なシ
ンボルを選択利用できるようになっている。これは、動
作確認がしやすいスイッチシンボルを独学受講者やユー
ザ側講師が手軽に利用できるようにして、自由に課題が
作成できる手段を提供したものである。
【0013】請求項3の発明は、上記アプリケーション
プログラムは出力割付手段を包含し、この出力割付手段
は各種負荷駆動機器や警報機器、表示機器に関し、動作
/不動作、点灯/非点灯等が識別表示されるシンボルが
準備されていて、プログラマブルコントローラの出力番
号に対応して適切なシンボルを選択利用できるようにな
っている。これは、動作確認がしやすい出力機器シンボ
ルを、独学受講者やユーザ側講師が手軽に利用できるよ
うにして、自由に課題が作成できる手段を提供したもの
である。
【0014】請求項4の発明は、上記仮想操作盤と仮想
マシンの入出力は選択された既成実習課題に応じて既に
上記仮想プログラマブルコントローラの入出力に割付配
分されていて、受講者側での入出力割付操作が不要とな
っている。これは、独学受講者が学習する場合、ユーザ
側講師が大勢の受講者に対して講座を行う場合などに、
手間をかけずに既成実習課題を提供するための手段とな
っている。
【0015】請求項5の発明は、上記仮想マシン機能プ
ログラムは、所定速度又は可変一定速度で仮想マシン内
のワークの移動動作表示を行う速度設定手段を包含して
いる。これは、上記既成実習課題に対応した仮想マシン
画像が、よりリアルなものとして動作確認を容易にする
と共に、受講者のレベルに応じた動作確認時間を確保す
る手段を提供したものである。
【0016】請求項6の発明は、上記仮想マシン機能プ
ログラムは、仮想マシン内のワ−クの移動動作に伴って
このワークが画面内の所定位置に到達した時に、該当位
置に表示されたセンサスイッチが動作する座標位置連動
手段を包含している。これは、上記既成実習課題に対応
した仮想マシン画像が、よりリアルなものとして動作確
認を容易にすると共に、タイマに依存しない連動手段を
提供したものである。
【0017】請求項7の発明は、上記仮想マシン機能プ
ログラムは、適用された実習課題に関する負荷の適正な
動作順序と実際の動作順序を比較する動作判定手段を備
え、適正順序によってどこまで動作が進行したかが把握
できるよう構成されている。これは、受講者の学習到達
レベルを判断するための情報を得る手段を提供したもの
である。
【0018】請求項8の発明は、上記アプリケーション
プログラムは実習課題に対応した回答シーケンスプログ
ラムを包含し、回答シーケンスプログラムの適用手段を
用いて上記仮想マシンの動作確認が行えるようになって
いる。これは、上記既成実習課題による適正なマシン動
作を目視確認しておくことにより、受講者自らが作成し
たシーケンスプログラムによるマシン動作との相違を解
り易くするための手段を提供したものである。
【0019】請求項9の発明は、上記入出力割付手段は
上記アプリケーションプログラムの中で既に割付済みで
ある場合と自由実習を目的としてユーザ側で割付する場
合の割付選択手段を包含して構成されている。これは、
実習教材の適用範囲を拡大するための手段を提供したも
のである。
【0020】請求項10から12の発明は、ターゲット
とするプログラマブルコントローラの外形画面表示手段
を備えている。また、上記外形画面表示手段は、仮想プ
ログラマブルコントローラの入出力に応動する入出力動
作の表示灯を備えている。更に、上記アプリケーション
プログラムは仮想実機機能プログラムを包含し、この機
能プログラムはターゲットとするプログラマブルコント
ローラに対する運転/停止スイッチの操作やプログラム
ツール接続用コネクタに対するケーブルの接続操作、シ
ーケンスプログラムの転送操作等を上記パーソナルコン
ピュータに接続されたマウス等の入力装置の操作で実行
する模擬実機運転操作手段を備えている。これは、ハー
ドウェアを持たない実習教材において、受講者に対して
実機イメージを提供するための手段を提供したものであ
る。
【0021】請求項13の発明は、実習教材としてのパ
ーソナルコンピュータ以外のパーソナルコンピュータ又
は専用プログラムツールで作成されたシーケンスプログ
ラムを、フロッピィディスク等の保存媒体を介して実習
教材としてのパーソナルコンピュータ上の仮想プログラ
マブルコントローラに転送する転送書込み手段を備えて
いる。これは、実習教材以外の外部ツールを併用して少
ない台数の実習教材を有効活用する手段を提供したもの
である。
【0022】請求項14の発明は、ユーザによって作成
された入出力割付データに関する割付保存手段を有して
いる。これは、ユーザ側教師によって作成された自由課
題を手軽に再利用できる手段を提供したものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1. (1)実施の形態1の構成の説明 図1はこの発明の実施の形態1によるプログラマブルコ
ントローラ用実習教材を示す機能ブロック図である。図
1において、1は実習課題に対応したシーケンスプログ
ラムを作成するための制御動作作成機能プログラムであ
り、この制御動作作成機能プログラム1は対象機材とな
るプログラマブルコントロ−ラに対応するシーケンスプ
ログラム作成用ツールとして既に市販されているパ−ソ
ナルコンピュ−タ用アプリケーションソフトウエアとほ
ぼ同じ機能を持ち合わせたものとなっている。2は上記
制御動作作成機能プログラム1を用いて作成されたシー
ケンスプログラム。3は対象となる後述のプログラマブ
ルコントロ−ラ30と等価な動作を行う仮想プログラマ
ブルコントローラ機能プログラム。4は後述の操作盤4
0と等価な動作を行う仮想操作盤機能プログラムであ
り、この仮想操作盤機能プログラム4は上記仮想プログ
ラマブルコントローラ機能プログラム3によって生成さ
れた制御出力によって表示、警報を行うと共に、スイッ
チ操作手段4aによって操作入力信号を生成して、仮想
プログラマブルコントローラ機能プログラム3に操作入
力を供給するようになっている。
【0024】5は後述のマシン50と等価な動作を行う
仮想マシン機能プログラムであり、この仮想マシン機能
プログラム5は上記仮想プログラマブルコントローラ機
能プログラム3によって生成された制御出力によって負
荷駆動を行い、連動手段5aによってセンサ応答信号を
生成して上記仮想プログラマブルコントローラ機能プロ
グラム3にセンサ入力を供給するようになっている。な
お、上記仮想プログラマブルコントローラ機能プログラ
ム3は後述する割付選択手段、入出力割付選択手段3a
によって上記仮想操作盤や仮想マシンの入出力を上記仮
想プログラマブルコントローラの入出力に割付するよう
になっている。6は図5で詳述する外形画面表示手段6
aや模擬実機運転操作手段6bによって構成された仮想
実機機能プログラムである。
【0025】なお、2aは回答プログラム適用手段であ
り、この手段を用いると各実習課題に対して予め準備さ
れている正解シーケンス制御プログラムを上記仮想プロ
グラマブルコントローラ機能プログラム3に供給するこ
とができるようになっている。また、5bは上記仮想マ
シン機能プログラム5において、仮想マシン内の各動作
順序を観察し、正しい動作順序に従って動作が進行した
かを検出する動作判定手段であり、この判定手段5bは
受講者がどの実習まで完了し、それによってどこまで理
解したかを判断するための情報として用いることができ
るものである。
【0026】次に、図1で示した実習教材を実機で構成
した場合の対応ブロック図を示す図2について説明す
る。図2において、10はマウス14や図示しないフロ
ッピィディスク読書き装置等を備えた市販のパ−ソナル
コンピュ−タであり、このパ−ソナルコンピュ−タ10
には現在市販されているシーケンスプログラム作成アプ
リケーション10aがインストールされている。
【0027】上記パーソナルコンピュータ10には、対
象機材としてのプログラマブルコントロ−ラ30が接続
される。このプログラマブルコントロ−ラ30は、中央
演算処理機能を有し下記の要素とバス接続されるマイク
ロプロセッサ31と、不揮発メモリにより構成されるシ
ステムメモリ32と、演算処理用RAMメモリ33と、
制御情報が格納されるデバイスメモリ34と、上記パ−
ソナルコンピュ−タ10とシリアル接続されるシリアル
インターフェース35と、入力端子36aからの入力信
号を上記マイクロプロセッサ31に接続する入力インタ
ーフェース36と、上記マイクロプロセッサ31が発生
する制御出力を出力端子37aに供給する出力インター
フェース37と、上記マイクロプロセッサ31にバス接
続されるプログラムメモリ20を備えている。
【0028】上記プログラマブルコントローラ30は、
入力端子36aに供給された入力信号とプログラムメモ
リ20に格納されたシーケンスプログラムに応じて動作
した制御出力を出力端子37aに供給するものであり、
上記パ−ソナルコンピュ−タ10で作成されたシーケン
スプログラムは、予めシリアルインターフェース35、
マイクロプロセッサ31を介してプログラムメモリ20
に格納されるようになっている。
【0029】操作盤40は、押しボタンスイッチ41や
ロータリスイッチ42等の操作スイッチと、表示機器で
あるパイロットランプ43や警報機器であるブザー44
等により構成されており、上記操作スイッチは上記プロ
グラマブルコントロ−ラ30の入力端子36aに接続さ
れ、警報機器、表示機器は出力端子37aに接続されて
いる。
【0030】マシン50は、モータ51や電磁弁52等
の負荷駆動機器と、リミットスイッチ53、光電スイッ
チ54、エンコーダ55等のセンサスイッチと、ワーク
56、57等によって構成されており、上記負荷駆動機
器は上記プログラマブルコントロ−ラ30の出力端子3
7aに接続され、センサスイッチは入力端子36aに接
続されている。なお、上記入力端子36aは例えばX0
0、X01、X02、X03・・・等の連続番号、出力
端子37aは例えばY00、Y01、Y02、Y03・
・・等の連続番号を有し、各操作スイッチやセンサスイ
ッチをどの入力端子に割り付けるのか、あるいは各警報
機器、表示機器や負荷駆動機器をどの出力端子に割り付
けるのかについては、後述の配線を行うことによって決
定されるようになっている。
【0031】(2)実施の形態1の作用、動作の説明 図1の様に構成されたこの発明の実施の形態1であるプ
ログラマブルコントローラ用実習教材についてその作
用、動作を説明する。図3は図1のプログラマブルコン
トローラ用実習教材の動作説明用のフローチャートであ
る。図3において、100はアプリケーションプログラ
ムの動作開始工程。101は実習課題の中から実行した
い課題番号を選択する課題項目選択手段となる工程。1
02は工程101で選択した課題データを読込む工程。
103は工程101で選択された実習課題に対応して予
め準備されている仮想マシン画面と仮想操作盤画面を表
示し、合わせて、仮想プログラマブルコントローラと制
御動作作成機能プログラムを表示する工程。
【0032】104は当該工程に続いて予め準備された
正解回答シーケンスプログラムを適用するかどうかの回
答適用手段である選択工程。105は工程104の結果
がNOである時に作用し、回答シーケンスプログラムを
作成する工程。106は工程105で作成されたシーケ
ンスプログラムを仮想プログラマブルコントローラに転
送する工程。
【0033】107は工程101で選択された課題に応
じて、仮想プログラマブルコントローラが仮想マシン機
能プログラムと仮想操作盤機能プログラムに対し、入出
力の割付を自動割付、自由割付のどちらかに選択させる
入出力割付選択手段の工程。108は工程107に続い
て作用し、自動割付か自由割付かを判断する手段である
工程。109は工程108の結果がNOである時に作用
し自由割付手段を行う工程。
【0034】110は工程103で表示された仮想マシ
ン画面と仮想操作盤画面に作用し、マウス等のパ−ソナ
ルコンピュ−タ10に付属する入力装置(以下マウスと
言う)によって仮想操作盤画面内のスイッチシンボルを
クリックする等によって仮想操作盤のスイッチに操作入
力を供給する工程。111は仮想プログラマブルコント
ローラの制御出力によって仮想操作盤の警報動作や表示
動作が行われる工程であり、仮想マシンの負荷駆動機器
が動画動作をする工程。112は工程111に続いて作
用し、図5(b)において後述する座標位置連動手段と
なる工程であり、工程によってセンサスイッチが連動動
作するようになっている。113は工程112に続いて
作用し、工程101で選択された課題に応じて予め指定
されている負荷駆動機器の正常な動作順序と、工程10
5で作成されたシーケンスプログラムに基づく負荷駆動
機器の実際の動作順序を対比して、何ステップまで動作
が一致していたかを判定する動作判定手段となる工程で
ある。
【0035】114は工程113に続いて作用し、引続
いて工程110で操作盤のスイッチを操作するのか、操
作終了メッセージを選択して次の工程115へ以降する
のかを決定する選択工程。115は工程114に続いて
作用し、引続いて工程103で課題を再開する操作を行
うのか、課題終了メッセージを選択して次の工程116
へ以降するのかを決定する選択工程。116は工程11
5に続いて作用し、引続いて工程101で違う課題を選
択する操作を行うのか、終了メッセージを選択して終了
工程117へ移行するのかを決定する選択工程である。
【0036】図4は、図1のプログラマブルコントロー
ラ用実習教材の動作説明用フローチャートである。図4
において、120は下記工程121〜124によって構
成された入出力割付手段となる工程ブロックであり、こ
の工程ブロックは図3の工程108が自由割付を選択し
た時に作用するようになっている。121は仮想操作盤
内の操作スイッチの入力番号を割り付ける工程であり、
画面表示に従って、例えば「X00」、「スタート」、
「シンボル番号1」等を入力すると、入力番号は「X0
0」、入力名称は「スタート」、シンボル番号は「1」
が選択されたことになる。引続いて、多数の操作スイッ
チについて同様の割付操作を行うが、上記シンボルは図
5で説明する通り様々のものが準備されていて、シンボ
ル図上をマウスでクリックすることによりシンボル番号
が決定するよう構成されている。
【0037】122は上記工程121に続いて作用し、
仮想操作盤内の警報機器や表示機器の出力番号を割り付
ける工程であり、画面表示に従って、例えば「Y0
0」、「自動運転」、「シンボル番号10」等を入力す
ると、出力番号は「Y00」、出力名称は「自動運
転」、シンボル番号は「10」が選択されたことにな
る。引続いて、多数の警報機器や表示機器について同様
の割付操作を行うが、上記シンボルは、図5で説明する
通り様々のものが準備されていて、シンボル図上をマウ
スでクリックすることによりシンボル番号が決定するよ
う構成されている。
【0038】123は上記工程122に続いて作用し、
仮想マシン内の負荷駆動機器の出力番号を割り付ける工
程であり、画面表示に従って、例えば「Y10」、「モ
ータ正転」、「シンボル番号30」等を入力すると、出
力番号は「Y10」、出力名称は「モータ正転」、シン
ボル番号は「30」が選択されたことになる。
【0039】124は上記工程123に続いて作用し、
仮想マシン内のセンサスイッチの入力番号を割り付ける
工程であり、画面表示に従って、例えば「X10」、
「正転限界」、「2」、「シンボル番号20」等を入力
すると、入力番号はX10、入力名称は正転限界、応答
時間は出力Y10が動作してから2秒後、シンボル番号
は20が選択されたことになる。
【0040】引続いて多数の負荷駆動機器やセンサスイ
ッチについて同様の割付操作を行うが、上記シンボルは
図5で説明する通り様々のものが準備されていて、シン
ボル図上をマウスでクリックすることによりシンボル番
号が決定するよう構成されている。但し、センサスイッ
チを持たない負荷機器の場合には工程124による入力
番号の割付処理を省略する。
【0041】125は上記工程124に続いて作用し、
上記工程ブロック120で選択した多数の入出力シンボ
ルを機械動作の流れに沿って解り易く工夫して画面上に
配列し、仮想操作盤画面や仮想マシン画面を作画する工
程である。126はこの工程に続いて作用し、上記工程
125で作成された画面データをフロッピィディスク等
の保存媒体に格納し、これを再利用することができるよ
うにするための工程である。
【0042】図5(a)は図1のプログラマブルコント
ローラ用実習教材の表示シンボルの例を示す図であり、
詳しくは図4の工程ブロック120において選択使用さ
れる入出力シンボルの例を示したもので、各シンボルに
は図示しないシンボル番号が付与されている。140は
瞬時接触、常開形の押しボタンスイッチのシンボルであ
り、このシンボル上をマウスでシングルクリックすると
1秒間程度の所定時間だけ140aのようにスイッチが
閉路し、色調も変化して表示されるようになっている。
141はロータリスイッチのシンボルであり、このシン
ボル上をマウスでシングルクリックすると141aによ
うに切換わって表示されるようになっている。142は
パイロットランプのシンボルであり、このパイロットラ
ンプが駆動されると142aのように点灯表示される。
【0043】150はモータを左へ回転させるコンタク
タのシンボルの非駆動状態、151はモータを右へ回転
させるコンタクタのシンボルの駆動状態である。152
は常開リミットスイッチのシンボルの非導通状態、15
3は常開リミットスイッチのシンボルの導通状態を示し
ており、各シンボルは動作/不動作に応じて図柄が変化
したり色調が変化するようになっている。154はエア
シリンダ用電磁弁のシンボルの駆動状態、154aは電
磁弁154が駆動されている時のエアシリンダの動作方
向表示シンボル、154bは電磁弁154が非駆動であ
る時のエアシリンダの動作方向表示シンボルである。1
55は電磁弁154が駆動された時に閉路表示されるス
イッチのシンボル、156は電磁弁154が非駆動の時
に閉路表示されるスイッチのシンボルであり、ここでは
上下方向のものを示したが、左右方向動作のシンボルや
左右一対あるいは上下一対の電磁弁を備えた形式のもの
などが準備されている。
【0044】図5(b)は図3の工程112で説明した
座標位置連動手段の説明図であり、パーソナルコンピュ
ータ10の表示画面159上に、例えばテーブルで左右
送りされるワーク157があって、画面の左右にはリミ
ットスイッチ158aと158bが配置されている。ワ
ーク157が例えば右に移動してリミットスイッチ15
8bの位置に到達すると、リミットスイッチ158bは
閉路する。
【0045】図6は図1のプログラマブルコントローラ
用実習教材の実機イメージの一例を示す図である。図6
において、30aは前記プログラマブルコントロ−ラ3
0の正面外観図であり、外観図はパ−ソナルコンピュ−
タ10画面上で表示されるものである。36aは入力端
子、37aは出力端子、38はRUN端子に接続される
運転/停止スイッチ、38aは当該運転/停止スイッチ
をマウスでクリックした時の閉路状態図、39aは各入
力に対応して閉路時に点灯表示される入力表示灯、39
bは各出力に対応して駆動時に点灯表示される出力表示
灯、39cはプログラマブルコントロ−ラ30の運転中
に点灯表示されるRUN状態表示灯である。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、プログラマブ
ルコントロ−ラ、操作盤、仮想マシンを全てパーソナル
コンピュータ等の計算機上で動作させるようになってい
る。従って、上記機能プログラムのバージョンアップや
追加が発生しても、ハードウェアで構成されている実習
教材のような配線のし直しの手間や追加用スペースの確
保という問題が発生しない。例えば、プログラマブルコ
ントロ−ラ機能プログラムのバージョンアップのみで、
手軽に新形プログラマブルコントローラ対応の実習教材
を提供することができる効果がある。また、プログラマ
ブルコントローラのバージョンアップが無い場合であっ
ても、手軽に実習課題の改定、補充ができる効果があ
る。しかも、マウス等の入力装置による入力操作とセン
サスイッチの連動動作によって仮想マシンは自動動作
し、仮想マシン画像によって手軽に動作確認が行える効
果がある。
【0047】請求項2の発明によれば、各種操作スイッ
チやセンサスイッチに関し、動作/不動作が識別表示さ
れるシンボルが準備されていて、プログラマブルコント
ローラの入力番号に対応して適切なシンボルを選択利用
できるようになっている。従って、動作確認がしやすい
スイッチシンボルを利用して、ユーザ側講師が手軽に自
製の実習課題を作成し、個性的な実習教材に作り替える
ことができる効果がある。
【0048】請求項3の発明によれば、各種負荷駆動機
器や警報機器や表示機器に関し、動作/不動作、点灯/
非点灯等が識別表示されるシンボルが準備されていて、
プログラマブルコントローラの出力番号に対応して適切
なシンボルを選択利用できるようになっている。従っ
て、動作確認がしやすい出力機器のシンボルを利用し
て、ユーザ側講師が手軽に自製の実習課題を作成し、個
性的な実習教材に作り替えることができる効果がある。
【0049】請求項4の発明によれば、仮想操作盤と仮
想マシンの入出力は選択された既成実習課題に応じて既
に仮想プログラマブルコントローラの入出力に割付配分
されていて、受講者側での入出力割付操作が不要となっ
ている。従って、レディメイドの実習教材として即時に
利用できる効果がある。
【0050】請求項5の発明によれば、所定速度又は可
変一定速度で仮想マシン内のワークの移動動作表示を行
うことができる。従って、リアルな仮想マシン画像によ
って動作確認を容易にすると共に、受講者の能力レベル
に応じた速度で動作するようにして理解を深めることが
できる効果がある。
【0051】請求項6の発明によれば、仮想マシン内の
ワ−クの移動動作に伴って該ワークが画面内の所定位置
に到達した時に、該当位置に表示されたセンサスイッチ
が動作するようになっている。従って、タイマ設定によ
る連動手段に比べ、ワークの移動速度を変更した場合に
タイマ時間を変更するなどの複雑な処理が不要となる効
果がある。
【0052】請求項7の発明によれば、動作判定手段を
備え、適正順序によってどこまで動作が進行したかが把
握できるよう構成されている。従って、受講者の学習到
達レベルを自他で判断できるほか、到達レベルの判定デ
ータを保存しておくことにより、実習課題の改善に役立
てることもできるものである。
【0053】請求項8の発明によれば、回答シーケンス
プログラムの適用手段を用いて上記仮想マシンの動作確
認が行えるようになっている。従って、上記既成実習課
題による適正なマシン動作を目視確認しておくことによ
り、受講者自らが作成したシーケンスプログラムによる
マシン動作との相違を解り易くすると共に、実習教材そ
のものが正しく動作していることを事前確認しておくこ
とができる効果がある。
【0054】請求項9の発明によれば、割付選択手段に
よって既成実習課題を用いたり、自作実習課題を用いた
りすることができるよう構成されている。従って、実習
教材の既成実習課題をマスターした後でも自作実習課題
が利用でき、また、専門講師の智恵を活かした実習教材
に衣更えすることもできる効果がある。
【0055】請求項10の発明によれば、ターゲットと
するプログラマブルコントローラの外形画面表示手段を
備えている。また、請求項11の発明によれば、上記外
形画面表示手段は、仮想プログラマブルコントローラの
入出力に応動する入出力動作の表示灯を備えている。更
に、請求項12の発明によれば、ターゲットとするプロ
グラマブルコントローラに対する運転/停止スイッチの
操作やプログラムツール接続用コネクタに対するケーブ
ルの接続操作、シーケンスプログラムの転送操作等を上
記パーソナルコンピュータに付属接続されたマウス等の
入力装置の操作で実行する模擬実機運転操作手段を備え
ている。従って、この実習教材によって学習した受講者
が、実機を扱う時のイメージギャップを埋める効果があ
る。
【0056】請求項13の発明によれば、実習教材とし
てのパーソナルコンピュータ以外のパーソナルコンピュ
ータ又は専用プログラムツールで作成されたシーケンス
プログラムを利用できるようになっている。従って、対
象とするプログラマブルコントローラに関する市販のシ
ーケンスプログラム作成ツールが複数台あって、複数の
受講者が当該ツールを用いて実習課題に対するシーケン
スプログラムを作成した後に、これを上記実習教材の仮
想プログラマブルコントローラに転送するようにすれ
ば、少ない台数の実習教材であっても能率良く多人数の
受講者に対する教育を行うことができる効果がある。
【0057】請求項14の発明によれば、ユーザによっ
て作成された入出力割付データに関する割付保存手段を
有している。従って、ユーザ側講師によって作成された
自由課題をユーザ側で編集、選択して、受講者の希望に
沿った実習課題として手軽に再利用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプログラマブ
ルコントローラ用実習教材を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】 図1のプログラマブルコントローラ用実習教
材を実機で構成した場合の対応ブロック図である。
【図3】 図1のプログラマブルコントローラ用実習教
材の動作説明用のフローチャートである。
【図4】 図1のプログラマブルコントローラ用実習教
材の動作説明用フローチャートである。
【図5】 図1のプログラマブルコントローラ用実習教
材の表示シンボルの例、及び座標位置連動手段の説明図
である。
【図6】 図1のプログラマブルコントローラ用実習教
材の実機イメージの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御動作作成機能プログラム、2 シーケンス制御
プログラム、2a 回答プログラム適用手段、2b 保
存手段、2c 転送手段、3 仮想プログラマブルコン
トローラ機能プログラム、3a 入出力割付選択手段、
4 仮想操作盤機能プログラム、4a スイッチ操作手
段、4b 表示機器、警報機器表示手段、5 仮想マシ
ン機能プログラム、5a 連動手段、5b 動作判定手
段、6仮想実機機能プログラム、6a 外形画面表示手
段、6b 模擬実機操作手段、10 パ−ソナルコンピ
ュ−タ、10a シーケンスプログラム作成アプリケー
ション、14 マウス(入力装置)、20 プログラム
メモリ、30 プログラマブルコントロ−ラ、38 運
転/停止スイッチ、39a 入力表示灯、39b出力表
示灯、39c RUN状態表示灯、40 操作盤、41
押しボタンスイッチ、42 ロータリスイッチ、43
パイロットランプ、44 ブザー、50 マシン、5
1 モータ、52 電磁弁、53 リミットスイッチ、
54 光電スイッチ、55 センサスイッチ、56、5
7 ワーク、120 入出力割付手段、124 連動手
段、126 画面データ保存手段、140 押しボタン
スイッチのシンボル、141 ロータリスイッチのシン
ボル、142 パイロットランプのシンボル、150
モータを左へ回転させるコンタクタのシンボル、151
モータを右へ回転させるコンタクタのシンボル、15
2、153 常開リミットスイッチのシンボル、154
エアシリンダ用電磁弁のシンボル、157ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三村 敏 兵庫県神戸市兵庫区浜山通6丁目1番2号 三菱電機コントロールソフトウエア株式 会社内 (72)発明者 末次 伸浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松島 正弘 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H219 AA39 BB07 CC03 CC10 EE05 HH02 HH10 5H220 AA10 BB01 BB05 BB12 CC10 CX09 EE01 FF03 GG04 GG12 GG15 GG22 GG29 JJ07 JJ12 JJ26 JJ27 KK06 LL04 LL09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンスプログラムをプログラムメモ
    リ上に、入力信号情報に応じた出力信号情報を発生する
    ための所定のシステムプログラムをシステムメモリ上に
    それぞれ格納したプログラマブルコントローラを対象機
    材とするプログラマブルコントローラ用実習教材であっ
    て、 上記システムプログラムと等価な動作を行う仮想プログ
    ラマブルコントローラ機能プログラムと、 各種センサスイッチ、駆動出力機器の画像表示を行うた
    めの仮想マシン機能プログラムと、 各種操作スイッチ、警報機器、表示機器の画像表示を行
    うための仮想操作盤機能プログラムと、 上記仮想プログラマブルコントローラの仮想プログラム
    メモリに格納されるシーケンスプログラムを作成又は転
    送する制御動作作成機能プログラムよりなるアプリケー
    ションプログラムを備えた計算機によって構成され、 上記アプリケーションプログラムは、上記仮想操作画面
    上の操作スイッチの操作を上記計算機に接続された入力
    装置の操作で代行するスイッチ操作手段と、上記駆動出
    力機器の動作に連動して上記センサスイッチを作動させ
    る連動手段を包含して、提示された実習課題に基づいて
    上記計算機上で対象機材とするプログラマブルコントロ
    ーラのシーケンスプログラムの作成と作成されたシーケ
    ンスプログラムの動作確認が行えることを特徴とするプ
    ログラマブルコントローラ用実習教材。
  2. 【請求項2】 上記アプリケーションプログラムは入力
    割付手段を包含し、この入力割付手段は各種操作スイッ
    チやセンサスイッチに関し、動作/不動作が識別表示さ
    れるシンボルが準備されていて、プログラマブルコント
    ローラの入力番号に対応して適切なシンボルを選択利用
    するものであることを特徴とする請求項1に記載のプロ
    グラマブルコントローラ用実習教材。
  3. 【請求項3】 上記アプリケーションプログラムは出力
    割付手段を包含し、この出力割付手段は各種負荷駆動機
    器や警報機器、表示機器に関し、動作/不動作、点灯/
    非点灯等が識別表示されるシンボルが準備されていて、
    プログラマブルコントローラの出力番号に対応して適切
    なシンボルを選択利用するものであることを特徴とする
    請求項1に記載のプログラマブルコントローラ用実習教
    材。
  4. 【請求項4】 上記仮想操作盤と仮想マシンの入出力は
    項目選択手段によって選択された既成実習課題に応じて
    既に上記仮想プログラマブルコントローラの入出力に割
    付配分されていて、受講者側での入出力割付操作が不要
    となっていることを特徴とする請求項1に記載のプログ
    ラマブルコントローラ用実習教材。
  5. 【請求項5】 上記仮想マシン機能プログラムは、所定
    速度又は可変一定速度で仮想マシン内のワークの移動動
    作表示を行う速度設定手段を包含したものであることを
    特徴とする請求項4に記載のプログラマブルコントロー
    ラ用実習教材。
  6. 【請求項6】 上記仮想マシン機能プログラムは、仮想
    マシン内のワークの移動動作に伴ってワークが画面内の
    所定位置に到達した時に、当該位置に表示されたセンサ
    スイッチが動作する座標位置連動手段を包含したもので
    あることを特徴とする請求項4に記載のプログラマブル
    コントローラ用実習教材。
  7. 【請求項7】 上記仮想マシン機能プログラムは、適用
    された実習課題に関する負荷の適正な動作順序と実際の
    動作順序を比較する動作判定手段を備え、適正順序によ
    ってどこまで動作が進行したかが把握できることを特徴
    とする請求項4に記載のプログラマブルコントローラ用
    実習教材。
  8. 【請求項8】 上記アプリケーションプログラムは、実
    習課題に対応した回答シーケンスプログラムを包含し、
    回答適用手段により回答シーケンスプログラムを活用し
    て上記仮想マシンの動作確認が行えるものであることを
    特徴とする請求項4に記載のプログラマブルコントロー
    ラ用実習教材。
  9. 【請求項9】 上記アプリケーションプログラムは、既
    成実習課題の中で既に割付済みである場合とユーザ側で
    自由割付する場合の割付選択手段を包含していることを
    特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントロー
    ラ用実習教材。
  10. 【請求項10】 上記アプリケーションプログラムは、
    仮想実機機能プログラムを包含し、この機能プログラム
    はターゲットとするプログラマブルコントローラの外形
    画面表示手段を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載のプログラマブルコントローラ用実習教材。
  11. 【請求項11】 上記外形画面表示手段は、仮想プログ
    ラマブルコントローラの入出力に応動する入出力動作の
    表示灯を備えていることを特徴とする請求項10に記載
    のプログラマブルコントローラ用実習教材。
  12. 【請求項12】 上記アプリケーションプログラムは仮
    想実機機能プログラムを包含し、この機能プログラムは
    ターゲットとするプログラマブルコントローラに対する
    運転/停止スイッチの操作やプログラムツール接続用コ
    ネクタに対するケーブルの接続操作、シーケンスプログ
    ラムの転送操作等を上記計算機に接続された入力装置の
    操作で実行する模擬実機運転操作手段を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラ用実習教材。
  13. 【請求項13】 上記制御動作作成機能プログラムは、
    実習教材としての計算機以外の計算機又は専用プログラ
    ムツールで作成されたシーケンスプログラムを、保存媒
    体を介して実習教材としての計算機上の仮想プログラマ
    ブルコントローラに転送する転送書込み手段を包含して
    いることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル
    コントローラ用実習教材。
  14. 【請求項14】 上記アプリケーションプログラムは、
    ユーザによって作成された入出力割付データに関する割
    付保存手段を有し、この保存手段によって保存された入
    出力割付データが再利用できることを特徴とする請求項
    1に記載のプログラマブルコントローラ用実習教材。
JP2001259230A 2001-08-29 2001-08-29 プログラマブルコントローラ用実習教材 Pending JP2003067016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001259230A JP2003067016A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 プログラマブルコントローラ用実習教材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001259230A JP2003067016A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 プログラマブルコントローラ用実習教材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003067016A true JP2003067016A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19086633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001259230A Pending JP2003067016A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 プログラマブルコントローラ用実習教材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003067016A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013540317A (ja) * 2010-09-27 2013-10-31 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド プロセス制御システムを仮想化するための方法および装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03292504A (ja) * 1990-04-11 1991-12-24 Nippon Steel Corp 会話型時間領域汎用シミュレーション装置
JPH03296102A (ja) * 1990-04-14 1991-12-26 Kurosaki Refract Co Ltd プログラミング実習装置
JPH0651811A (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 Honda Motor Co Ltd シーケンスプログラムのシミュレーション方法および装置
JPH07134604A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Twin Tec:Kk シーケンスコントローラの検査方法と検査装置
JPH0854907A (ja) * 1994-08-12 1996-02-27 Yokogawa Electric Corp 検証支援システム
JPH10133708A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Mitsubishi Electric Corp 生産システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03292504A (ja) * 1990-04-11 1991-12-24 Nippon Steel Corp 会話型時間領域汎用シミュレーション装置
JPH03296102A (ja) * 1990-04-14 1991-12-26 Kurosaki Refract Co Ltd プログラミング実習装置
JPH0651811A (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 Honda Motor Co Ltd シーケンスプログラムのシミュレーション方法および装置
JPH07134604A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Twin Tec:Kk シーケンスコントローラの検査方法と検査装置
JPH0854907A (ja) * 1994-08-12 1996-02-27 Yokogawa Electric Corp 検証支援システム
JPH10133708A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Mitsubishi Electric Corp 生産システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013540317A (ja) * 2010-09-27 2013-10-31 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド プロセス制御システムを仮想化するための方法および装置
US11320797B2 (en) 2010-09-27 2022-05-03 Fisher-Rosemount Systems, Inc Methods and apparatus to virtualize a process control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6928337B2 (en) Robot simulation apparatus
US20070248937A1 (en) Operation training simulation system for computer numerical control (CNC) machine
CN102939592B (zh) 用于测试机器人装置的控制程序的测试装置
CN109483601B (zh) 一种工业机器人功能测试系统及测试方法
US10761513B2 (en) Information processing device, information processing method, and non-transitory computer-readable recording medium
JP3785349B2 (ja) シミュレーション装置
CN101097661B (zh) 适用于电脑数值控制工具机的操作训练模拟装置
JP2003067016A (ja) プログラマブルコントローラ用実習教材
KR100767341B1 (ko) 미믹보드를 이용한 전력계통 교육 시스템 및 그 운용 방법
CA2385204C (en) 3-dimensional apparatus for self-paced integrated procedure training and method of using same
CN108961979B (zh) 一种教学机器人系统和组装方法
JPH11282335A (ja) 故障診断訓練装置
TW202017625A (zh) 訓練處理裝置、中介裝置、訓練系統以及訓練處理方法
CN112581850A (zh) 一种多功能生产线及设备虚拟调试系统
CN113386112A (zh) 一种可控制多种品牌三维虚拟工业机器人的示教器
JP2018124446A (ja) プラントシミュレータ、プラントシミュレータシステム、プラントシミュレーション方法およびプラントシミュレーションプログラム
CN113299174A (zh) 三维数控多轴模拟机及模拟加工方法
CN110580834A (zh) 特种机械虚拟导师触感式实时主动训练装置及其训练方法
Chung A cost-effective approach for the development of an integrated PC-PLC-robot system for industrial engineering education
JP3325397B2 (ja) プログラマブルコントローラで実行されるプログラムのシミュレーションシステム
JP2836608B2 (ja) 整備訓練シミュレータ
JPH11153940A (ja) プラント運転訓練シミュレーションシステム
JPH0736359A (ja) プラントシミュレータ装置及びプラントシミュレーション画面表示法
CN109887101B (zh) 一种电力运检操作安全教育vr开发系统
JPH09167003A (ja) 動作確認用操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110