JP2003065614A - 蓄熱型湯沸器 - Google Patents

蓄熱型湯沸器

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JP2003065614A
JP2003065614A JP2001250203A JP2001250203A JP2003065614A JP 2003065614 A JP2003065614 A JP 2003065614A JP 2001250203 A JP2001250203 A JP 2001250203A JP 2001250203 A JP2001250203 A JP 2001250203A JP 2003065614 A JP2003065614 A JP 2003065614A
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JP
Japan
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heat
water
heat storage
water tank
heater
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Application number
JP2001250203A
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English (en)
Inventor
Teruo Hasegawa
輝男 長谷川
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Nihon Itomic Co Ltd
Original Assignee
Nihon Itomic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】湯沸器の水槽P内底部にヒーター1を配設
する。該ヒーター1の熱を蓄熱する蓄熱体2を水槽P内
に配設する。水槽P内の水を蓄熱体2の熱で加熱し水蒸
気化せしめる熱交換器3を装着する。該熱交換器3で発
生した水蒸気を水槽P内の水面方向に排出する蒸気ノズ
ル4を熱交換器3の上部に配設する。蓄熱体2は、マグ
ネシア、マグタイト、シリカ、アルミナのいずれかを含
むセラミックで形成する。熱交換器3は、蓄熱体2の内
部に螺旋状に配設されたパイプ状を成す。該熱交換器3
に水槽P内の水を給水する電磁弁5を備える。ヒーター
1は、前記熱交換器3の内部を貫通する複数本のカート
リッジ型ヒーター1とする 【効果】装置全体を小型化することができる。メンテナ
ンスが容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック製蓄熱
体に蓄熱した熱を使用して給湯器や湯沸器等に使用する
水槽内の水を加熱する蓄熱型湯沸器に関する。
【0002】
【従来の技術】固体と液体の混合材を蓄熱材とした蓄熱
槽は、特開平3−282101号に記載されている。こ
の蓄熱槽は、固体蓄熱材にマグネシア等が用いられ、液
体蓄熱材は硝酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、硝酸カ
リウムの混合材の溶融塩等が用いられている。
【0003】また、誘導コイル又は電気ヒータにより加
熱されて蓄熱する金属製蓄熱体を使用した蓄熱装置が特
許第2786466号公報に記載されている。この蓄熱
装置は、蓄熱体内に形成された蒸発室と、同蒸発室内に
給水する給水系と、この給水系からの給水を加熱された
蓄熱体の高温の蒸発室内壁面に直接接触させることによ
り沸騰蒸発させて発生した蒸気を取り出す蒸気取出系
と、同蒸気取出系を経て導入された蒸気と第2の給水系
を得て導入された水を直接接触させて熱交換させる直接
接触式熱交換用水槽と、同水槽より温水を取り出す温水
取出系とからなる蓄熱装置である。この蓄熱装置による
と、金属製蓄熱体を用いることで、蓄熱密度が大きくな
り、蓄熱槽を小型化し、据付面積を少なくすることがで
きる
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マグネシア等の固体蓄
熱材相互の隙間に、硝酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウ
ム、溶融塩等の液体蓄熱材を充填させた前者の蓄熱槽
は、固体単独の蓄熱材を用いた蓄熱槽と比較して、入熱
・出熱特性において優位な蓄熱槽となる。しかしなが
ら、この固体蓄熱材と液体蓄熱材を混合した蓄熱槽は、
未だ装置寸法、装置コストにおいて十分満足できるもの
になっていなかった。しかも、固体蓄熱材相互の隙間に
液体蓄熱材を充填させるので、メンテナンスに多くの手
間が掛かり、蓄熱槽の製造コストも高いものになる。
【0005】一方、金属製蓄熱体を使用した蓄熱装置
は、蓄熱槽自体を小型化し、蓄熱槽の据付面積を少なく
することは可能になっても、蒸気取出系を備えた蓄熱槽
と、第2の給水系を備えた直接接触式熱交換用水槽を別
体にして据え付ける構造なので、装置全体は大型化して
しまう不都合があった。
【0006】そこで本発明は、上述の課題を解消すべく
創出されたもので、装置全体を小型化することが可能
で、しかもメンテナンスが容易な蓄熱型湯沸器の提供を
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解消するた
め本発明の第1の手段は、湯沸器の水槽P内底部にヒー
ター1を配設した湯沸器であって、該ヒーター1の熱を
蓄熱する蓄熱体2を水槽P内に配設し、水槽P内の水を
蓄熱体2の内部に取り入れて蓄熱体2の熱で加熱し水蒸
気化せしめる熱交換器3を装着し、該熱交換器3で発生
した水蒸気を水槽P内の水面方向に排出する蒸気ノズル
4を熱交換器3の上部に配設したことにある。
【0008】第2の手段における蓄熱体2は、マグネシ
ア、マグタイト、シリカ、アルミナのいずれかを含むセ
ラミックで形成されたものである。
【0009】第3の手段の熱交換器3は、蓄熱体2の内
部に螺旋状に配設されたパイプ状を成し、該熱交換器3
に水槽P内の水を給水する電磁弁5を備えている。
【0010】第4の手段のヒーター1は、前記熱交換器
3の内部を貫通する複数本のカートリッジ型ヒーター1
とすることを課題解消のための手段とする。
【0011】本発明によると、水槽P内の底部に設置し
た係止金具2が水槽P内の湯の温度を保ち、また、熱交
換器3にて発生した水蒸気は、押圧部4から水槽P内の
水面方向に上昇する際に、水槽P内の湯水を攪拌して効
率良く加熱することができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】本発明湯沸器は、湯沸器の水槽P内底部に
ヒーター1と蓄熱体2と熱交換器3とを配設した湯沸器
である。
【0014】蓄熱体2は、マグネシア、マグタイト、シ
リカ、アルミナのいずれかを含むセラミックで形成する
ことで、容積当たりの蓄熱量を高めることができる。ま
た、セラミックの材質は蓄熱体2として利用できるもの
であれば、他の材質を使用しても良い。そして、この蓄
熱体2を水槽P内に配設し、ヒーター1で加熱して蓄熱
する。セラミックを使用した蓄熱体2によると、およそ
500℃程度まで加熱することが可能である。
【0015】ヒーター1は、水槽P内の水を沸かすため
に使用すると同時に、蓄熱体2を加熱して蓄熱する。こ
のヒーター1は、熱交換器3の内部を貫通する複数本の
カートリッジ型ヒーター1とすることで、ヒーター1の
交換や、ヒーター1の数を任意に変更するしこともでき
る。図示のヒーター1は、略棒状を成しているが、ヒー
ター1の形状は任意に設定することができる。
【0016】熱交換器3は、ヒーター1にて加熱された
蓄熱体2内に水槽P内の湯水を取り入れるもので、図示
の熱交換器3は螺旋状の筒体で形成している。この熱交
換器3内に給水すると、およそ500℃程度に加熱され
た蓄熱体2によって水蒸気化され、この水蒸気を再び水
槽Pの湯水内に戻すことで、水槽P内の湯水の温度を高
めるようにしている。図示例では、熱交換器3の上に配
した蒸気ノズル4と熱交換器3とを蒸気管3Aで連結し
てあり、この蒸気ノズル4から水槽P内の水面方向に水
蒸気を排出する。このとき、蒸気管3Aを一旦水槽Pの
外側に取り出すことで、蒸気管3Aの水蒸気を確認する
ことができる。また、蒸気管3Aを水槽Pの内部に配し
ても良い。
【0017】符号5は、熱交換器3に備えた電磁弁であ
り、この電磁弁5は、水槽P内の水位が、熱交換器3や
蒸気ノズル4よりも下がらないように、水槽P内に給水
するように調整している。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したことにより
当初の目的を達成した。
【0019】すなわち、ヒーター1の熱を蓄熱する蓄熱
体2を水槽P内に配設し、水槽P内の水を蓄熱体2の内
部に取り入れて蓄熱体2の熱で加熱し水蒸気化せしめる
熱交換器3を装着し、該熱交換器3で発生した水蒸気を
水槽P内の水面方向に排出する蒸気ノズル4を熱交換器
3の上部に配設したことにより、係止金具2や熱交換器
3を小物磁性体Pの内部に配設する構造になり、装置全
体を小型化することが可能になった。
【0020】また、蓄熱体2は、マグネシア、マグタイ
ト、シリカ、アルミナのいずれかを含むセラミックで形
成されているので、従来の固体と液体の混合材を蓄熱材
とした蓄熱槽に比べてメンテナンスが極めて容易であ
る。
【0021】更に、熱交換器3は、蓄熱体2の内部に螺
旋状に配設されたパイプ状を成し、該熱交換器3に水槽
P内の水を給水する電磁弁5を備えているから、安全に
使用することができる。
【0022】そして、ヒーター1を、熱交換器3の内部
を貫通する複数本のカートリッジ型ヒーター1とするこ
とにより、更にメンテナンスを容易にし、ヒーター1の
数を選択するだけで、熱交換器3の熱交換能力を自在に
変更可能である。
【0023】このように本発明によると、装置全体を小
型化することが可能で、しかもメンテナンスが容易に行
なえるなどといった有益な種々の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
P 水槽 1 ヒーター 2 係止金具 3 熱交換器 4 蒸気ノズル 5 電磁弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯沸器の水槽内底部にヒーターを配設し
    た湯沸器であって、該ヒーターの熱を蓄熱する蓄熱体を
    水槽内に配設し、水槽内の水を蓄熱体の内部に取り入れ
    て蓄熱体の熱で加熱し水蒸気化せしめる熱交換器を装着
    し、該熱交換器で発生した水蒸気を水槽内の水面方向に
    排出する蒸気ノズルを熱交換器の上部に配設したことを
    特徴とする蓄熱型湯沸器。
  2. 【請求項2】 前記蓄熱体は、マグネシア、マグタイ
    ト、シリカ、アルミナのいずれかを含むセラミックで形
    成された請求項1記載の蓄熱型湯沸器。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器は、蓄熱体の内部に螺旋状
    に配設されたパイプ状を成し、該熱交換器に水槽内の水
    を給水する電磁弁を備えた請求項1又は2記載の蓄熱型
    湯沸器。
  4. 【請求項4】 前記ヒーターは、前記熱交換器の内部を
    貫通する複数本のカートリッジ型ヒーターとする請求項
    1乃至3いずれか記載の蓄熱型湯沸器。
JP2001250203A 2001-08-21 2001-08-21 蓄熱型湯沸器 Pending JP2003065614A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104515301A (zh) * 2014-11-07 2015-04-15 淄博助友润滑油科技有限公司 一种高效节能液体循环电磁加热器
CN114177916A (zh) * 2022-02-14 2022-03-15 天津市环境保护技术开发中心设计所有限责任公司 一种新型杂盐蓄热载体烟气催化材料及其制备方法

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