JP2003064216A - ポリスチレン溶解液分離回収装置 - Google Patents
ポリスチレン溶解液分離回収装置Info
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Abstract
させ、安定してポリスチレンを糸状にして取り出すこと
ができる。 【解決手段】 発泡スチロールを溶剤に溶解させたポリ
スチレン溶解液を、シリンダー2内を前進させながら加
熱して溶剤を気化しポリスチレンと分離し、溶剤を回収
するポリスチレン溶解液分離回収装置において、軸方向
に隣り合う攪拌翼3が周方向に位置をずらして取り付け
られている攪拌軸4が前記シリンダー2内に設けられて
いる。
Description
溶剤に溶解させたポリスチレン溶解液を、加熱および攪
拌しながら溶剤を気化して、ポリスチレンから溶剤を分
離回収するポリスチレン溶解液分離回収装置に関する。
ると、ペレットが再生発泡スチロール、合成木材および
家電用部材等に再利用できるので、望ましい処理方法で
あるといえる。このような発泡スチロールの再処理方法
としては、発泡スチロールを塩化メチレン等の溶剤に溶
解させたポリスチレン溶解液を造り、この溶解液からポ
リスチレンと溶剤を分離して回収する方法がある。
剤を分離して回収する装置としては、特開2000−7
822公報に開示されたものがある。この分離回収装置
は、図8の正面図に示すように、加熱器が装着されたバ
レル41に主軸スクリュー42を内蔵した押出し部を形
成し、主軸スクリュー42の基端部には、主軸スクリュ
ー42を回転させる駆動機構43を装着し、主軸スクリ
ュー42の形状やピッチを調整し、これを回転すること
により、樹脂溶解液を加圧、加熱、混練して、溶剤を気
化しながら基端側より先端側に向けて移動するように構
成すると共に、主軸スクリュー42の基端部近傍には、
樹脂溶解液流入口44を設け、先端部には、溶融した樹
脂を押し出して成形する押出し成形部45を装着し、前
記押出し部には、気化分離した溶剤を集気し脱気回収す
るように構成された気化溶剤回収部46を設けると共
に、気化溶剤回収部46の先方には、気化溶剤を熱交換
機により冷却し液化する液化溶剤回収部47を装備した
ものである。
た特開2000−7822公報に開示されたポリスチレ
ン溶解液からポリスチレンと溶剤を分離回収する装置に
は、次のような問題点がある。
により混練されながらバレル(シリンダー)内を前進し
ていくが、スクリューの溝に入っているポリスチレン溶
解液は、スクリュー軸に沿って前進していくのみであ
り、ポリスチレン溶解液が攪拌されることはない。した
がって、バレルの壁面に装着された加熱器からの熱が効
果的にポリスチレン溶解液に伝達されず、溶剤の気化が
促進されにくい。
の隙間は、溶解液が先端に近づくほど小さくなってい
る。したがって、溶剤が加熱されたことにより発生する
ガスは、スクリュー軸に沿って螺旋状の軌跡を描きなが
ら、流出口に向かって前進するしかないのでガスが抜け
にくく、ポリスチレンと溶剤が十分に分離されない状態
で、シリンダーの流出口から流出する。
点を解消するためになされたものであり、溶剤の気化が
促進されやすく、かつ気化したガスを効率よく抜きだす
ことのできるポリスチレン溶解液分離回収装置を提供す
ることを目的としている。
スチレン溶解液分離回収装置は、発泡スチロールを溶剤
に溶解させたポリスチレン溶解液を、シリンダー内を前
進させながら加熱して溶剤を気化しポリスチレンと分離
し、溶剤を回収するポリスチレン溶解液分離回収装置に
おいて、軸方向に隣り合う攪拌翼が周方向に位置をずら
して取付けられている攪拌軸を前記シリンダー内に設け
たものである。
解液分離回収装置は、発泡スチロールを溶剤に溶解させ
たポリスチレン溶解液を、シリンダー内を前進させなが
ら加熱して溶剤を気化しポリスチレンと分離し、溶剤を
回収するポリスチレン溶解液分離回収装置において、前
記シリンダーが二つのシリンダーからなり、軸方向に隣
り合う攪拌翼が周方向に位置をずらして取付けられてい
る攪拌軸を第1段目のシリンダー内に設け、スクリュー
軸を設けた第2段目のシリンダーが第1段目のシリンダ
ーと直交して配置されるものである。
解液分離回収装置は、発泡スチロールを溶剤に溶解させ
たポリスチレン溶解液を、シリンダー内を前進させなが
ら加熱して溶剤を気化しポリスチレンと分離し、溶剤を
回収するポリスチレン溶解液分離回収装置において、前
記シリンダーが三つのシリンダーからなり、軸方向に隣
り合う攪拌翼が周方向に位置をずらして取付けられてい
る攪拌軸を第1段目のシリンダー内に設け、スクリュー
軸を設けた第2段目のシリンダーが第1段目のシリンダ
ーと直交して配置され、スクリュー軸を設けた第3段目
のシリンダーが第2段目のシリンダーと直交して配置さ
れるものである。
離回収装置においては、軸方向に隣り合う攪拌翼が周方
向に位置をずらして取付けられている攪拌軸をシリンダ
ー内に設けているので、ポリスチレン溶解液が効率よく
攪拌され、加熱手段からの熱の伝達が促進される。した
がって、ポリスチレン溶解液からの溶剤の気化が速ま
る。
に沿ってほぼ直線的に移動できるので、ポリスチレンと
溶剤が十分に分離されない状態で、シリンダーの流出口
から流出することはない。
解液分離回収装置においては、スクリュー軸を設けた第
2段目のシリンダーが第1段目のシリンダーと直交して
配置されるので、第2段目のシリンダーのスクリュー
で、第1段目のシリンダーから流入する溶融ポリスチレ
ンを分断して押出しできるので、残存する溶剤の気化を
促進することができる。
解液分離回収装置においては、スクリュー軸を設けた第
3段目のシリンダーが第2段目のシリンダーと直交して
配置されるので、第3段目のスクリューで、第2段目の
シリンダーから流入する溶融ポリスチレンを分断して押
出しできるので、残存する溶剤の気化をさらに促進する
ことができる。
して説明する。
回収装置の第1の実施の形態を示す縦断面図である。
は、シリンダー2と、シリンダー2内に挿入され、複数
の攪拌翼3を有する攪拌軸4と、シリンダー2の外周面
に長手方向に添って複数個装着したヒーター5、および
攪拌軸4の駆動装置とが主な構成要件となっている。
詳述すると、攪拌軸4はシリンダー2外に設けられた支
持部6に、軸受7を介して回転可能にその一端部が支持
されており、他端部は支持されていない自由端4aとな
っている。攪拌軸4の支持部6より外側の部分には、攪
拌軸4回転用のスプロケット8が取り付けられている。
このスプロケット8と、攪拌軸4に平行して設けられた
電動機9の回転軸に取り付けられたスプロケット10間
には、駆動用チェ−ン11が掛け回されており、電動機
9を駆動させることにより、攪拌軸4を回転させる。
リンダー2内部に装入されるポリスチレン溶解液が、攪
拌軸4とシリンダー2との間から洩れ出さないように、
グランドパッキン12が装着されている。そして、シリ
ンダー2のグランドパッキン12に近い位置には、ポリ
スチレン溶解液の装入口13が設けられており、装入口
13には装入用配管14が接続され、装入用配管14に
接続したモノポンプ15により、ポリスチレン溶解液タ
ンク16に貯蔵されているポリスチレン溶解液(発泡ポ
リスチレンを塩化メチレン等の溶剤に溶解させたもの)
を、シリンダー2内に装入するようになっている。
2を装着した側とは反対側の端部に近い位置には、ガス
抜き出しのためのベント管17が接続されており、ポリ
スチレン溶解液中の溶剤が気化したガスを抜き出すよう
になっている。
4a側の端部には、ポリスチレン溶解液中の溶剤が気化
した後の溶融ポリスチレンを押出すためのダイ18が設
けられている。
解液は、モノポンプ15により一定の圧力を加えられる
と共に、複数のヒーター5で加熱されながら、かつ攪拌
軸4の攪拌翼3で攪拌されながら、シリンダー2中をダ
イ18側へと搬送されていく。
加熱され、溶剤が気化しガスとなり、ポリスチレン溶解
液から分離し、冷却されて回収される。一方、溶剤が分
離したポリスチレンは加熱されて溶融状態となる。
向に隣り合う攪拌翼3が、その取り付け位置が攪拌軸4
の周方向に1/4円周づつずれていくように設けられて
いる。攪拌翼3は、攪拌軸4の周方向に適当な間隔でず
れていくように設けられていればよいので、1/4円周
づつにこだわらず、1/6円周、1/8円周づつ等でも
よい。
に対して傾けて取り付けられている。さらに、攪拌翼3
は、軸方向には一定長さラップするように、取り付けら
れているのが好ましい。
り付けられているので、シリンダー2中のポリスチレン
溶解液は、未攪拌部分が発生することなく、シリンダー
2中を前進する。このため、ヒーター5からポリスチレ
ン溶解液への熱伝達が効率的に行われ、ポリスチレン溶
解液中の溶剤の気化が促進される。
けられた攪拌軸を回転して攪拌する機構においては、攪
拌翼と攪拌翼との間に適当な大きさの間隔があるので、
従来のスクリュー軸の場合のような気化したガスがスク
リューに沿った螺旋状の経路を通りガス抜き出し口へ到
ることに比べて、極めて容易にガス抜き出し口に到達で
きる。
3の回転に伴って発生するポリスチレン溶解液中の空隙
を伝いながら、攪拌軸4に沿ってほぼ直線的にガス抜き
出し口のベント管17へと移行するので、溶剤の気化が
活発に行われ、残留する溶剤の割合を極めて少ないもの
にすることができる。
した後の溶融ポリスチレンは、ダイ18に到達し、ポリ
スチレン溶解液に加えられている圧力により、ダイ18
に設けられた複数の貫通孔から糸状となってシリンダー
2外に押出される。
収装置の第2の実施の形態を、図2により説明する。
スチレン溶解液分離回収装置の縦断面図、図3は、本発
明の第2の実施の形態のポリスチレン溶解液分離回収装
置の平断面図、図4は、図3のA−A矢視図である。
前記本発明のポリスチレン溶解液分離回収装置の第1の
実施の形態で説明したポリスチレン溶解液分離回収装置
1に、第2段目のポリスチレン溶解液分離回収機構を取
り付けたものであるので、第1段目のポリスチレン溶解
液分離回収装置1に関係する構成部材は、図1に示した
符号と同じ符号を付して、それらの詳細説明は省略す
る。
前記第1段目のシリンダー2の排出側の端部には、ダイ
18に代わって第2段目のポリスチレン溶解液分離回収
機構21のシリンダー22を直交するように接続し、第
1段目のシリンダー2から排出される溶融ポリスチレン
を、第2段目のシリンダー22の長手方向上流部分か
ら、シリンダー22内に流入させるようにしたものであ
る。
構21は、シリンダー22と、シリンダー22内に挿入
され、螺旋状に構成された攪拌翼23を有する攪拌軸
(スクリュー軸)24と、シリンダー22の外周面に長
手方向に添って複数個装着したヒーター25、および攪
拌軸24の駆動装置とが主な構成要件となっている。
のポリスチレン溶解液分離回収装置1の攪拌軸4の駆動
装置と同じ構成となっているので、図示していない。
第1の実施の形態のポリスチレン溶解液分離回収装置よ
りも更に、溶剤の分離を高めるためのものである。その
ため、攪拌翼23は螺旋形状に形成されており、図5に
示すように、第1段目のシリンダー2から第2段目のシ
リンダー22に流入する溶融ポリスチレンは、螺旋状の
攪拌翼23により次々にそぎ取られ、そぎ取られた部分
101が糸状に伸びる。
リンダー22に流入する溶融ポリスチレンの量が、第2
段目のシリンダー22内に充満しないようにシリンダー
の内径を大きくしておくことにより、そぎ取られた部分
101が糸状に伸びて溶融ポリスチレンの表面積が多く
なり、溶剤の気化が促進される。
第2段目のシリンダー22の第1段目のシリンダー2と
の接続部よりも上流側に設けたベント管26を通って、
ガス自身の圧力により送りだされる。
リスチレンは、第2段目のシリンダー22内を前進し
て、シリンダー22の先端に設けたダイ27の複数の貫
通孔から、外部に糸状になって押出される。
収装置の第3の実施の形態を、図6により説明する。
スチレン溶解液分離回収装置の2段目と3段目の一部平
断面図、図7は、図6のB−B矢視図である。
前記本発明のポリスチレン溶解液分離回収装置の第2の
実施の形態で説明したポリスチレン溶解液分離回収機構
21に、第3段目のポリスチレン溶解液分離回収機構を
取り付けたものであるので、第2段目のポリスチレン溶
解液分離回収機構21に関係する構成部材は、図2から
図4に示した符号と同じ符号を付して、それらの詳細説
明は省略する。
前記第2段目のポリスチレン溶解液分離回収機構21の
シリンダー22の排出側の端部に、ダイ27に代わって
第3段目のポリスチレン溶解液分離回収機構31のシリ
ンダー32を直交するように接続し、第2段目のシリン
ダー22から排出される溶融ポリスチレンを、第3段目
のシリンダー32の長手方向上流部分から、シリンダー
32内に流入させるようにしたものである。
構31は、第2段目のポリスチレン溶解液分離回収機構
21と同様に、シリンダー32と、シリンダー32内に
挿入され、螺旋状に構成された攪拌翼33を有する攪拌
軸(スクリュー軸)34と、シリンダー32の外周面に
長手方向に添って複数個装着したヒーター35、および
攪拌軸34の駆動装置とが主な構成要件となっている。
および第2段目のポリスチレン溶解液分離回収機構1お
よび21の攪拌軸4および24の駆動装置と同じ構成と
なっているので、図示していない。
第2の実施の形態のポリスチレン溶解液分離回収装置よ
りも更に、溶剤の分離を高めるためのものである。その
ため、攪拌翼33は螺旋形状に形成されており、第2段
目のシリンダー22から第3段目のシリンダー32に流
入する溶融ポリスチレンは、螺旋状の攪拌翼33により
次々にそぎ取られる。
シリンダー32に流入する溶融ポリスチレンの量が、第
3段目のシリンダー32内に充満しないようにシリンダ
ーの内径を大きくしておくことにより、そぎ取られた部
分の溶融ポリスチレンの表面積が多くなり、溶剤の気化
が促進される。
第3段目のシリンダー32の第2段目のシリンダー22
との接続部よりも上流側に設けたベント管36を通っ
て、ガス自身の圧力により送りだされる。
ンは、第3段目のシリンダー32内を前進して、シリン
ダー32の先端に設けたダイ37の複数の貫通孔から、
外部に糸状になって押出される。
ら効率よく溶剤を気化させ、安定してポリスチレンを糸
状にして取り出すことができる。
1の実施の形態を示す縦断面図である。
液分離回収装置の縦断面図である。
液分離回収装置の平断面図である。
ぎ取られていく状態を示す図である。
液分離回収装置の2段目と3段目の一部平断面図であ
る。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 発泡スチロールを溶剤に溶解させたポリ
スチレン溶解液を、シリンダー内を前進させながら加熱
して溶剤を気化しポリスチレンと分離し、溶剤を回収す
るポリスチレン溶解液分離回収装置において、 軸方向に隣り合う攪拌翼が周方向に位置をずらして取付
けられている攪拌軸を前記シリンダー内に設けたことを
特徴とするポリスチレン溶解液分離回収装置。 - 【請求項2】 発泡スチロールを溶剤に溶解させたポリ
スチレン溶解液を、シリンダー内を前進させながら加熱
して溶剤を気化しポリスチレンと分離し、溶剤を回収す
るポリスチレン溶解液分離回収装置において、 前記シリンダーが二つのシリンダーからなり、軸方向に
隣り合う攪拌翼が周方向に位置をずらして取付けられて
いる攪拌軸を第1段目のシリンダー内に設け、スクリュ
ー軸を設けた第2段目のシリンダーが第1段目のシリン
ダーと直交して配置されることを特徴とするポリスチレ
ン溶解液分離回収装置。 - 【請求項3】 発泡スチロールを溶剤に溶解させたポリ
スチレン溶解液を、シリンダー内を前進させながら加熱
して溶剤を気化しポリスチレンと分離し、溶剤を回収す
るポリスチレン溶解液分離回収装置において、 前記シリンダーが三つのシリンダーからなり、軸方向に
隣り合う攪拌翼が周方向に位置をずらして取付けられて
いる攪拌軸を第1段目のシリンダー内に設け、スクリュ
ー軸を設けた第2段目のシリンダーが第1段目のシリン
ダーと直交して配置され、スクリュー軸を設けた第3段
目のシリンダーが第2段目のシリンダーと直交して配置
されることを特徴とするポリスチレン溶解液分離回収装
置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2001259105A JP3916899B2 (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | ポリスチレン溶解液分離回収装置及びポリスチレン溶解液の溶剤回収方法 |
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JP (1) | JP3916899B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004020167A1 (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-11 | Jfe Engineering Corporation | 発泡スチロール樹脂のリサイクル方法 |
WO2004029113A1 (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-08 | Meishin Kogyo Kabushikigaisha | 減容化ゲル状ポリスチレン樹脂分離回収装置 |
US7666368B2 (en) | 2002-09-27 | 2010-02-23 | Meishin Kogyo Kabushikigaisha | Apparatus for treating volume-reduced polystyrene resin in gel state for material separation and recovery |
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---|---|---|---|---|
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2001
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US7666368B2 (en) | 2002-09-27 | 2010-02-23 | Meishin Kogyo Kabushikigaisha | Apparatus for treating volume-reduced polystyrene resin in gel state for material separation and recovery |
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