JP2003063840A - ガラス管棒用搬送スリーブ - Google Patents

ガラス管棒用搬送スリーブ

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JP2003063840A
JP2003063840A JP2001254605A JP2001254605A JP2003063840A JP 2003063840 A JP2003063840 A JP 2003063840A JP 2001254605 A JP2001254605 A JP 2001254605A JP 2001254605 A JP2001254605 A JP 2001254605A JP 2003063840 A JP2003063840 A JP 2003063840A
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Japan
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glass tube
sleeve
bush
tube rod
sliding contact
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JP2001254605A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Yasui
克彦 安井
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AGC Techno Glass Co Ltd
Original Assignee
Asahi Techno Glass Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/26Transporting of glass tubes or rods

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス管棒の搬送のガイドを円滑に行うこと
ができ、またガイドするガラス管棒の表面を傷付けてし
まう虞が少ないガラス管棒用搬送スリーブを提供する。 【解決手段】 軸方向に移動するガラス管2を内壁面に
摺接させるようにしてガイドする筒状をなすガラス管搬
送スリーブ1を、供給端部7が外方に向って拡開する拡
開形状をなしていると共に、供給端部7と排出端部8
に、有機モリブデン微粒子混入のポリアミド樹脂で形成
した第1のブッシュ9、これより長い第2のブッシュ1
0を嵌着し、ガラス管2よりも低硬度にしたその内壁面
にガラス管2の摺接部分が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガラス管棒
を切断装置等の加工装置に送り込む時などのガイドとし
て好適するガラス管棒用搬送スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス管棒を軸方向に搬送する
際、搬送方向が所定の方向となるようにするため、適正
位置に保持された筒状の搬送スリーブ内を通しガイドす
ことが行なわれる。こうした際に用いられる搬送スリー
ブは、ガイドするガラス管棒の外径に合わせて形成され
た貫通孔のみでなる普通鋼材等の金属製スリーブや、ガ
ラス管棒の外径に合わせた支持孔を有する高硬度鋼材で
なる金属製ブッシュを両端部に装着したスリーブであっ
た。そして、これらのスリーブを加工装置に対して精度
よく保持して用いられていた。
【0003】しかしながら、貫通孔のみの金属製スリー
ブでは、孔内を通過するガラス管棒と孔内面との接触抵
抗が大きく、円滑に摺動せず、さらに金属製スリーブの
硬度がガラス管棒の硬度より高いために、ガラス管棒の
表面を傷付けてしまう虞があった。また、金属製ブッシ
ュを装着したスリーブでは、ブッシュが高硬度であるた
めに後加工ができず、特定寸法のガラス管棒に使用でき
るだけで汎用性が乏しいものであり、さらに上記の金属
製スリーブと同様、金属製ブッシュの硬度がガラス管棒
の硬度より高いために、ガラス管棒の表面を傷付けてし
まう虞があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
ガラス管棒の搬送のガイドを円滑に行うことができ、ま
たガイドするガラス管棒の表面を傷付けてしまう虞が少
ないガラス管棒用搬送スリーブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス管棒用搬
送スリーブは、軸方向に移動するガラス管棒を内壁面に
摺接させるようにしてガイドする筒状をなすガラス管棒
用搬送スリーブにおいて、前記搬送スリーブは、供給端
部が外方に向って拡開する拡開形状をなしていると共
に、該搬送スリーブの少なくとも両端部の内壁面に、前
記ガラス管棒よりも低硬度の該ガラス管棒の摺接部分が
設けられていることを特徴とするものであり、さらに、
供給端部の摺接部分よりも長寸法の摺接部分を排出端部
に備えていることを特徴とするものであり、さらに、摺
接部分が、有機モリブデン微粒子混入のポリアミド樹脂
で形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を、図1
乃至図3を参照して説明する。図1は断面図であり、図
2は供給端部の断面図であり、図3は排出端部の断面図
である。
【0007】図1乃至図3において、ガラス管搬送スリ
ーブ1は、円筒状をなし、軸方向に移動する所定長のガ
ラス管2を、内部を通過させるようにしてガイドするも
ので、例えば図示しないガラス管切断装置等の供給側の
所定位置に、同じく図示しない保持機構によって保持さ
れる。さらにガラス管搬送スリーブ1は、図示しない回
転機構により、軸中心を回転中心として一定方向に等速
度で回転駆動されており、これによりガラス管2はガラ
ス管搬送スリーブ1を通過する間に回転が与えられるよ
うになっている。
【0008】また、ガラス管搬送スリーブ1とガラス管
切断装置等の供給側との間には、ガラス管2の搬送機構
3が備えられており、ガラス管2は、搬送機構3の回転
する送りローラ4と遊転する受けローラ5の間に挟まれ
て軸方向に駆動され、ガラス管搬送スリーブ1により回
転が与えられるようにしてガイドされてガラス管切断装
置等の供給側に搬送される。
【0009】こうしたガラス管搬送スリーブ1は、軟鉄
製の円筒状スリーブ外筒6と、両端に設けられた供給端
部7と排出端部8の内側に、それぞれ嵌着された第1の
ブッシュ9あるいは第2のブッシュ10を備えて構成さ
れ、供給端部7は外方に向って拡開する円錐状の拡開形
状を有するものとなっている。またスリーブ外筒6は、
搬送するガラス管2の長さより短い所定の長さを有し、
第1のブッシュ9と第2のブッシュ10が嵌着されてい
ない中間部11の内径が、ガラス管2の外径よりも、例
えば約1mm大きなものとなっており、さらにスリーブ
外筒6の供給端部7側の先端部分は外方に向って所定拡
開角で一様に拡開する円錐状の拡開形状となっている。
【0010】一方、第1のブッシュ9と第2のブッシュ
10は、共に、例えば有機モリブデン微粒子を混入した
ポリアミド樹脂でなる円筒状のもので、スリーブ外筒6
の両端部に圧入するようにして嵌着されており、また各
ブッシュ9,10の内径が、ガラス管2の外径よりも、
例えば約0.2mm大きなものとなっている。
【0011】そして、供給端部7の第1のブッシュ9
は、スリーブ外筒6と同様に、外方側となる先端部分が
外方に向って所定拡開角で一様に拡開する円錐状の拡開
形状となっている。さらに、その拡開形状は、拡開角が
スリーブ外筒6の拡開角より大きく、また拡開面12が
スリーブ外筒6の拡開面13に連続する形状となってい
る。このため、第1のブッシュ9の拡開面12は、スリ
ーブ外筒6の拡開面13を中心軸(内方)に向けて延長
した面より外方に突出したものとなっている。
【0012】なお、第1のブッシュ9の拡開形状は、拡
開角がスリーブ外筒6の拡開角と同じであってもよく、
第1のブッシュ9の拡開面1と第1のブッシュ9の拡開
面12とが、滑らかに連続するものであればより望まし
い。さらに、スリーブ外筒6の拡開形状に対し、第1の
ブッシュ9の拡開形状が不連続である場合には、拡開面
12が外方に突出したものであって、移動するガラス管
2の先端が、第1のブッシュ9の拡開面12に向うよう
両者の軸心合わせがなされている必要がある。
【0013】また排出端部8の第2のブッシュ10は、
第1のブッシュ9よりも長さ寸法が長く、複数の軸方向
に連続して並べられた比較的長さの短い単円筒14a,
14bによって構成されている。さらに第2のブッシュ
10は、排出端部8のスリーブ外筒6の端面15から先
端部分16が所定寸法だけ突出するように嵌着されてい
る。なお、第2のブッシュ10は、第1のブッシュ9よ
りも長さ寸法が長い単円筒によって構成してもよい。
【0014】そして、上記のように構成したガラス管搬
送スリーブ1では、図示しない搬送装置により搬送され
軸方向に移動するガラス管2が、供給端部7に送り込ま
れる。送り込まれたガラス管2は、先端がガラス管搬送
スリーブ1の供給端部7の拡開形状を構成する、例えば
第1のブッシュ9の拡開面12に当接し、摺接しながら
導かれ、回転するガラス管搬送スリーブ1の内部へと送
り込まれる。これによりガラス管2は、先端部分、中間
部分が、第1のブッシュ9の内壁面に管外面が摺接し、
またスリーブ外筒6の中間部11を接触することなく通
過する。この時、ガラス2管は、第1のブッシュ9の内
壁面に摺接することでガラス管搬送スリーブ1から回転
力を受けて軸中心を回転中心として回転を始める。
【0015】そして、さらに送り込まれて先端部分が第
2のブッシュ10の内壁面に摺接するようになると、後
端部分が第1のブッシュ9の内壁面に摺接した状態にな
る。このような状態から、さらにガラス管2の先端部分
が第2のブッシュ10の先端部分16から延出した状態
になると、ガラス管2の先端部分が搬送機構3の送りロ
ーラ4と受けローラ5に挟まれた状態になり、ガラス管
2は搬送機構3によって軸方向への移動が継続され、ガ
ラス管切断装置の供給側に供給される。またこの時、ガ
ラス管2は、先端部分が搬送機構3に支持され、中間部
分が第2のブッシュ10の内壁面に摺接した状態となっ
ているので、後端部分はスリーブ外筒6の中間部11を
接触することなく通過し、第2のブッシュ10の内壁面
に摺接した状態になる。
【0016】このようにしてガラス管2は、第1のブッ
シュ9と第2のブッシュ10の内壁面に摺接した状態で
ガラス管搬送スリーブ1を回転しながら通過し、ガイド
されて、搬送装置から搬送機構3を経由して次工程のガ
ラス管切断装置の供給側に搬送される。そして、回転す
るガラス管2は、ガラス管切断装置で図示しないバーナ
で加熱され、所定の長さに切り揃えられる。
【0017】以上の通り、上記構成とすることで、ガラ
ス管2は、常にガラス管2より硬度の低い有機モリブデ
ン微粒子を混入したポリアミド樹脂でなる第1のブッシ
ュ9と第2のブッシュ10の内壁面に摺接することにな
るため、管外面への傷付きが減少し、また第1のブッシ
ュ9と第2のブッシュ10が、摩擦係数が小さい有機モ
リブデン微粒子が混入されたポリアミド樹脂でなるもの
であるから、ガラス管2は円滑にガラス管搬送スリーブ
1を通過することになり、品質面、生産性の面で、ガラ
ス管2の良好な生産を行うことができる。
【0018】また、第1のブッシュ9と第2のブッシュ
10をスリーブ外筒6の両端に配置し、排出端には比較
的長寸法の第2のブッシュ10を配置し、先端部分16
を端面15から突出させたので、ガラス管搬送スリーブ
1を通過するガラス管2の支持がやり易くなり、ガラス
管2の後端がガラス管搬送スリーブ1から排出される際
に、スリーブ外筒6に接触するなどして傷付くような虞
がなくなる。
【0019】またさらに、第1のブッシュ9や第2のブ
ッシュ10が摩耗してしまった場合には、これを取り替
えることが容易であるため、簡単に取り替えるだけでガ
ラス管搬送スリーブ1を再生することができ、さらに内
径の異なるものとすれば、外径の異なるガラス管の搬
送、ガイドを行うことができる。
【0020】なお、上記の実施形態においては第1のブ
ッシュ9と第2のブッシュ10を、有機モリブデン微粒
子を混入したポリアミド樹脂で形成したが、ガラスより
も硬度の低い材料で形成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ガラス管棒の搬送のガイドを円滑に行うこと
ができると共に、ガイドするガラス管棒の表面を傷付け
る虞が少なくなる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態における供給端部の断面図
である。
【図3】本発明の一実施形態における排出端部の断面図
である。
【符号の説明】
1…ガラス管搬送スリーブ 2…ガラス管 6…スリーブ外筒 7…供給端部 8…排出端部 9…第1のブッシュ 10…第2のブッシュ 12,13…拡開面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に移動するガラス管棒を内壁面に
    摺接させるようにしてガイドする筒状をなすガラス管棒
    用搬送スリーブにおいて、前記搬送スリーブは、供給端
    部が外方に向って拡開する拡開形状をなしていると共
    に、該搬送スリーブの少なくとも両端部の内壁面に、前
    記ガラス管棒よりも低硬度の該ガラス管棒の摺接部分が
    設けられていることを特徴とするガラス管棒用搬送スリ
    ーブ。
  2. 【請求項2】 供給端部の摺接部分よりも長寸法の摺接
    部分を排出端部に備えていることを特徴とする請求項1
    記載のガラス管棒用搬送スリーブ。
  3. 【請求項3】 摺接部分が、有機モリブデン微粒子混入
    のポリアミド樹脂で形成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のガラス管棒用搬送スリー
    ブ。
JP2001254605A 2001-08-24 2001-08-24 ガラス管棒用搬送スリーブ Pending JP2003063840A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009014407A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Sharp Corp キャピラリー可動器具およびこれを用いたキャピラリー電気泳動装置

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