JP2003062547A - 廃棄物処理設備 - Google Patents

廃棄物処理設備

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JP2003062547A
JP2003062547A JP2001254812A JP2001254812A JP2003062547A JP 2003062547 A JP2003062547 A JP 2003062547A JP 2001254812 A JP2001254812 A JP 2001254812A JP 2001254812 A JP2001254812 A JP 2001254812A JP 2003062547 A JP2003062547 A JP 2003062547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミ等の廃棄物を発酵分解して消滅させた
り堆肥化する廃棄物処理設備であって、生ゴミ等の廃棄
物に副資材を添加して発酵分解処理に好適な状態の被処
理物とし、これを自動倉庫を利用して効率的に発酵分解
処理出来るようにすること。 【解決手段】 種類別に廃棄物等を収容する複数のホッ
パー1A〜1Fと、撹拌装置3と、前記ホッパー1A〜
1F内の廃棄物等を所要量取り出して前記撹拌装置3へ
供給する供給装置7と、前記撹拌装置3で撹拌された廃
棄物等が収容されるパレットと、当該パレットが廃棄物
等発酵分解処理の為に保管される棚と入出庫装置とを備
えた自動倉庫と、当該自動倉庫との間でパレットを入出
庫し得るパレット内被処理物の切り返し装置と、所定の
発酵分解処理期間が経過して前記自動倉庫から出庫され
たパレット内の処理物を搬出する処理物搬出ラインとを
備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ等の廃棄物
を発酵分解して堆肥化したり減容乃至消滅させたりする
廃棄物処理設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生ゴミ等廃棄物を発酵分解して堆肥化し
たり減容乃至消滅させる方法は種々提案されているが、
1日当たり大量に発生する生ゴミ等廃棄物を長期にわた
って継続的且つ良好に発酵分解させることは至難の業で
あって、未だに実用的なシステムは提案されていないの
が実状である。
【0003】即ち、生ゴミ等廃棄物を発酵分解させる場
合に重要なことは、特殊な微生物を使用することではな
く、被処理物のC/N比、水分、及び通気性が的確に且
つ継続的に調整されていることであり、これらが完全に
調整された環境が維持されるならば、自然に有効な微生
物が大量に繁殖して被処理物が腐敗することなく良好に
発酵分解し、堆肥化や減容乃至消滅させることが出来る
のである。
【0004】しかしながら周知の従来設備では、大量に
且つ継続的に発生する生ゴミ等廃棄物、即ち、被処理物
を、そのC/N比、水分、及び通気性が的確に且つ継続
的に調整された状態で効率良く発酵分解処理することが
困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る廃棄物処理設備を提供すること
を目的とするものであって、その手段を後述する実施形
態の参照符号を付して示すと、種類別に廃棄物等を収容
する複数のホッパー1A〜1Fと、撹拌装置3と、前記
ホッパー1A〜1F内の廃棄物等を所要量取り出して前
記撹拌装置3へ供給する供給装置7と、前記撹拌装置3
で撹拌された廃棄物等が収容されるパレットPと、当該
パレットPが廃棄物等発酵分解処理の為に保管される棚
16と入出庫装置17とを備えた自動倉庫14と、当該
自動倉庫14との間でパレットPを入出庫し得るパレッ
ト内被処理物の切り返し装置20と、所定の発酵分解処
理期間が経過して前記自動倉庫14から出庫されたパレ
ットP内の処理物を搬出する処理物搬出ライン28とを
備えた構成となっている。
【0006】上記の本発明を実施するについて、具体的
には、前記ホッパー1A〜1Fは、継続的且つ大量に収
集される主たる廃棄物用と、当該主たる廃棄物に混合し
てC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副資材
用とに分けることが出来る。又、前記撹拌装置3には、
前記副資材の混合では調整しきれない不足水分を補給し
て水分調整を図る為の給水手段4を併設することが出来
る。
【0007】又、前記供給装置7は、各ホッパー1A〜
1Fに設けられた繰出手段8と、廃棄物等を収容する搬
送用コンテナ9と、各ホッパー1A〜1Fの内、撹拌装
置3に直接収容物を供給出来ないホッパー1A〜1Dに
対する受入位置1a〜1dと前記撹拌装置3への廃棄物
等搬出位置3aとで前記コンテナ9を停止させ得るコン
テナ循環搬送用コンベヤ11と、廃棄物等搬出位置3a
で停止したコンテナ9内の廃棄物等を前記撹拌装置3へ
移す移載手段12とから構成することが出来る。この場
合、前記ホッパー1A〜1Fの内、他の廃棄物等と比較
して比重が小さく且つ添加量の多い廃棄物等を収容する
ホッパー1E,1Fは、前記繰出手段8を介して前記撹
拌装置3へ収容物を直接供給するように配設することが
出来る。
【0008】更に、生ゴミ等廃棄物の堆肥化処理に本発
明設備を使用するときは、前記処理物搬出ライン28に
は、搬出される処理物内の異物を篩い分ける異物篩い分
け装置29を介装することが出来る。若し、本発明設備
が生ゴミ等廃棄物の減容乃至消滅処理に使用されるとき
は、前記処理物搬出ライン28は、前記撹拌装置3へ処
理物を戻す処理物戻し経路30によって構成することが
出来る。勿論、前記処理物搬出ライン28に、前記撹拌
装置3へ処理物を戻す処理物戻し経路30を分岐併設し
て、堆肥化処理の場合でも、必要に応じてその処理物を
副資材として再利用出来るようにすることも可能であ
る。
【0009】又、前記切り返し装置20から排出される
被処理物を受け入れる空パレットPを支持する再入庫用
パレット支持部21を設け、前記切り返し装置20から
排出される被処理物を前記再入庫用パレット支持部21
に支持された空パレットPに充填する戻し経路27aと
前記処理物搬出ライン28へ送り出す搬出経路27bと
を択一的に選択出来る搬送手段27を併設することが出
来る。更に、前記切り返し装置20から排出される被処
理物を受け入れる空パレットPを支持する再入庫用パレ
ット支持部21と、当該再入庫用パレット支持部21に
近い位置で再入庫されるパレットPを仮置きする為の仮
置用パレット支持部22とを設けることが出来る。この
場合、前記仮置用パレット支持部22に、支持されたパ
レットP内の被処理物に対し挿入抜出自在な被処理物性
状検査用センサー23aを併設したり、支持されたパレ
ットP内の被処理物の重量を判別するために当該パレッ
トPの総重量を検出する重量検出用センサー23b等を
併設することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の廃棄物処理設備の
好適実施形態を図1〜図3に基づいて説明すると、図1
に於いて、1A〜1Fはホッパーであって、収集された
廃棄物等を種類別に分けて収容するものであり、それぞ
れロードセル等の重量検出用センサー2を介して支持さ
れている。3は廃棄物等を混合する撹拌装置であり、回
転駆動される撹拌翼等の撹拌手段と、不足水分を補充す
る為の散水管等の給水手段4、及び水分センサー5を備
えており、ロードセル等の重量検出用センサー6を介し
て支持されている。前記ホッパー1A〜1Fの内、比重
の小さい廃棄物な等の貯蔵用ホッパー1E,1Fは、撹
拌装置3に収容物を直接供給出来るように撹拌装置3の
真上に配設されている。
【0011】7は供給装置であって、各ホッパー1A〜
1Fの排出口に設けられた繰出手段8と、廃棄物等を収
容する搬送用コンテナ9と、撹拌装置3に直接収容物を
供給出来ない廃棄物等貯蔵用ホッパー1A〜1Dに対す
る受入位置1a〜1dと前記撹拌装置3への廃棄物等搬
出位置3aとで前記コンテナ9を停止させ得ると共に、
コンテナストレージエリア10を備えたコンテナ循環搬
送用コンベヤ11と、廃棄物等搬出位置3aで停止した
コンテナ9内の廃棄物等を前記撹拌装置3へ移す移載手
段12とから構成されている。尚、コンテナ循環搬送用
コンベヤ11は、水平面上の循環経路を有するものであ
るが、図はこれを模式的に示している。前記移載手段1
2は、廃棄物等搬出位置3aで停止したコンテナ9を把
持手段12aで把持して上昇すると共に上昇限でコンテ
ナ9を反転させ、収容している廃棄物等を撹拌装置3内
へ放出させた後、空のコンテナ9を元の廃棄物等搬出位
置3aに戻すものであるが、廃棄物等搬出位置3aと撹
拌装置3との相対位置関係等に応じて他の異なる構成の
移載手段を使用しても良い。
【0012】撹拌装置3で混合された被処理物は、搬送
手段13により、図2に示す自動倉庫14の入庫用パレ
ット支持部15に支持された空のパレットPに充填され
る。自動倉庫14は、倉庫設備として一般に知られてい
るもので、パレットPを支持するパレット支持部16a
を立体的に備えた棚16と、当該棚16に沿って走行可
能な入出庫装置17とから成り、入出庫装置17は、昇
降自在なキャレッジ18上にランニングフォーク等のパ
レット移載手段19を設けたものである。
【0013】上記の自動倉庫14内には、前記入庫用パ
レット支持部15の他に、図3に示すように、切り返し
装置20、再入庫用パレット支持部21、及び仮置き用
パレット支持部22が設けられている。これら切り返し
装置20、再入庫用パレット支持部21、及び仮置き用
パレット支持部22は、前記入出庫装置17のパレット
移載手段19を利用してパレットPをキャレッジ18と
の間で移載し得るように、棚16内の一部等を利用し
て、入出庫装置17の走行経路の一端側部に配設されて
いる。尚、仮置き用パレット支持部22は、再入庫用パ
レット支持部21の近くの位置に設けられるものであっ
て、例えば棚16が入出庫装置17の走行経路の左右両
側に並設されている一般的な構成の場合、当該入出庫装
置17の走行経路の左右両側で同一レベルに再入庫用パ
レット支持部21と仮置き用パレット支持部22とを振
り分け並設することが出来る。又、仮置き用パレット支
持部22には、支持されたパレットP内の被処理物に対
し挿入抜出自在な性状検査用センサー(例えば温度セン
サーや水分センサー、又はこれら両者)23aや支持さ
れたパレットPの総重量を検出する為のロードセル等の
重量検出用センサー23b等が併設されている。24は
検査用センサー23aを昇降駆動するシリンダーユニッ
トである。
【0014】切り返し装置20は、入出庫装置17で出
庫されたパレットPを把持して略180度反転させるこ
とにより被処理物を排出させるパレット反転手段25
と、排出された被処理物を受け入れる被処理物ホッパー
26とを備えたもので、被処理物を排出して空になった
パレットPは、入出庫装置17により再入庫用パレット
支持部21に移載することが出来る。前記被処理物ホッ
パー26には、当該ホッパー26から排出される被処理
物を前記再入庫用パレット支持部21に支持された空の
パレットPに充填する戻し経路27aと処理物搬出ライ
ン28へ送り出す搬出経路27bとを、回転方向の切り
換えにより択一的に選択出来るベルトコンベヤから成る
搬送手段27が併設されている。尚、被処理物ホッパー
26には、被処理物の切り返し効果を高める為の撹拌手
段26aが設けられている。
【0015】前記処理物搬出ライン28には異物篩い分
け装置29が接続されると共に、当該異物篩い分け装置
29より上手側で前記撹拌装置3へ処理物を戻す処理物
戻し経路30が分岐併設されている。この処理物戻し経
路30の分岐点には、前記搬送手段27と同様に、回転
方向の切り換えにより搬送方向を異物篩い分け装置29
側と処理物戻し経路30側とに切り換えることの出来る
ベルトコンベヤ等から成る搬送手段31が介装されてい
る。異物篩い分け装置29は、一定粒度以下の処理物を
透過させる円筒状篩い32をケーシング内に斜めに軸支
して回転駆動出来るようにしたもので、円筒状篩い32
を透過した異物篩い分け後の堆肥用処理物は、出荷用パ
レット33で収集されて搬出され、篩い分けられた異物
は、異物廃棄用パレット34で収集されて搬出される。
勿論、これら出荷用パレット33や異物廃棄用パレット
34を使用しないで、コンベヤにより適当場所、例えば
袋詰め装置や堆肥用処理物の最終検査装置等へ搬送する
ことも出来る。
【0016】次に、上記構成の廃棄物処理設備の使用し
て、定期的且つ大量に収集される生ゴミの堆肥化処理を
行う場合について説明すると、一般的な生ゴミは、その
C/N比が10〜20と低く(窒素過多)、水分が80
〜95%と非常に高くて通気性が悪いものであるから、
その発酵分解の為の微生物が良好に生育するための環境
から見ると、C/N比を25〜40程度に高め(炭素分
の追加)、そして水分を低下させると共に通気性を改善
する必要がある。そこで、C/N比が70〜80と高く
て通気性に優れ、しかも安価で入手し易く且つ比較的完
熟迄に要する期間が短い乾燥籾殻を主たる副資材として
添加し、これに微生物に対する養分補給として、安価で
入手し易く且つ蛋白質、脂肪、ビタミン、ミネラルを含
む米ぬかを従たる副資材として添加する。これら副資材
の添加割合は、混合された被処理物のC/N比が25〜
40程度に調整され且つ水分が50〜60%程度に調整
されるように決定すれば良く、例えば生ゴミ250Kg
に対し、乾燥籾殻1m3 (100〜130Kg)、米ぬ
か50Kgを添加することが出来る。勿論、これら副資
材としては、その地方で安価に入手し得るものを利用す
れば良く、主たる副資材としては、上記の籾殻に代えて
細断した剪定枝、刈り草、各種藁類等も利用出来るし、
養分補給の為の従たる副資材としては、上記の米ぬかに
代えて鶏糞その他の畜糞や各種搾り粕、魚のアラ等の蛋
白質系の生ゴミ等も使用出来る。
【0017】しかして、大量に且つ定期的に収集される
主たる廃棄物としての生ゴミは、ホッパー1Aに貯蔵
し、副資材の内、比重が大きく添加量が少ない米ぬか
は、ホッパー1Bに貯蔵すると共に、比重が小さく添加
量の多い籾殻は、撹拌装置3に直接供給することが出来
るホッパー1Eに貯蔵する。尚、この条件で継続的に使
用される場合は、使用しないホッパー1C,1D及び1
Fを省いて設備を構築すれば良い。
【0018】自動倉庫14で使用されるパレットPは、
例えば容積1.3m3 程度のボックス形パレットであっ
て、金属製線材を使用して構成された剛性の高い荷運搬
格納用のボックス形パレットの内側の底面及び側面に通
気性と吸水性のあるシート(例えば厚手の織布や不織布
等)やパネル又はボード(連続気泡の多孔質材から成る
もの等)を貼付したものが望ましいが、若干の被処理物
の洩れが許容されるならば、穴径2〜3mm迄の目の細
かいネット状のシートを前記荷運搬格納用のボックス形
パレットの内側の底面及び側面に貼付したものでも良
い。しかしながら、このようなネット状のシートを使用
する場合でも、前記ボックス形パレットの内側の底面に
は、先に説明したような通気性と吸水性のあるシートや
パネル又はボードを貼付するのが望ましい。
【0019】供給装置7に使用されるコンテナ9は、自
動倉庫14で使用されるパレットPよりも容積が少なく
且つ水漏れの無い容器状のもので、この実施形態では、
生ゴミ250Kgと米ぬか50Kgとを収容出来る程度
のサイズのものである。このようなコンテナ9が供給装
置7のコンテナ循環搬送用コンベヤ11に於けるコンテ
ナストレージエリア10に所要個数ストレージされてい
る。
【0020】各ホッパー1A,1B,1Eに生ゴミ、米
ぬか、及び籾殻が貯蔵されたならば、図1に示すコンテ
ナ循環搬送用コンベヤ11を稼働させ、コンテナストレ
ージエリア10で待機している1個のコンテナ9を生ゴ
ミ貯蔵ホッパー1Aに対する受入位置1aまで搬送して
停止させる。この状態で当該生ゴミ貯蔵ホッパー1Aか
ら生ゴミ250Kgをコンテナ9に送出する。次に、生
ゴミ250Kgを受け入れたコンテナ9を、コンテナ循
環搬送用コンベヤ11により米ぬか貯蔵ホッパー1Bに
対する受入位置1bまで搬送して停止させ、当該米ぬか
貯蔵ホッパー1Bから米ぬか50Kgをコンテナ9に送
出する。生ゴミ250Kgと米ぬか50Kgを受け入れ
たコンテナ9は、次にコンテナ循環搬送用コンベヤ11
により廃棄物等搬出位置3aまで搬送して停止させ、移
載手段12により当該コンテナ9内の生ゴミ250Kg
と米ぬか50Kgを撹拌装置3に移し替る。空になって
再びコンテナ循環搬送用コンベヤ11の廃棄物等搬出位
置3aに戻されたコンテナ9は、コンテナ循環搬送用コ
ンベヤ11によりコンテナストレージエリア10に戻
し、その最後尾で待機させる。
【0021】一方、撹拌装置3には、その上の籾殻貯蔵
ホッパー1Eから籾殻1m3 (100〜130Kg、こ
の重量は乾燥度によって異なり、予め調査しておく)を
送出する。尚、各ホッパー1A,1B,1Eからの送出
量は、各ホッパーが備える重量検出用センサー2が検出
する総重量の変化より検出することが出来、繰出手段8
を開いた後、そのホッパーの検出総重量が所定の送出量
だけ−値となったとき、繰出手段8を閉じれば良い。
【0022】撹拌装置3では、内部の撹拌手段の働きで
収容された生ゴミ250Kg、米ぬか50kg、及び籾
殻1m3 が混合され、全体の嵩も略1m3 程度まで低減
する。そして、この撹拌装置3が備える水分センサー5
により混合被処理物の水分を検出させ、50〜60%よ
りも低いときは、給水手段4より撹拌装置3内に所要量
の水を散水又は噴霧し、更に撹拌する。この水分センサ
ー5による混合被処理物の水分検出は、使用する廃棄物
等が異なったときのみ行い、後は常に同一量の給水によ
り水分調整を行うことが出来る。勿論、混合被処理物の
C/N比や通気性、養分量を好ましい範囲に維持するこ
とが出来るならば、籾殻や米ぬか等の副資材の添加量を
調整して混合被処理物の水分量を調整することも出来
る。
【0023】一方、自動倉庫14の入庫用パレット支持
部15には、棚16内のパレット支持部16aに支持さ
れていた空のパレットPが入出庫装置17により搬出さ
れてセットされている。尚、入庫用パレット支持部15
に対する空パレットの搬入方法は特に限定されない。し
かして、上記のように撹拌装置3内で混合調整された被
処理物は搬送手段13により搬出され、図2に示すよう
に、自動倉庫14の入庫用パレット支持部15に支持さ
れた空のパレットPに充填される。被処理物が充填され
た入庫用パレット支持部15の実パレットPは、入出庫
装置17により棚16内の空きパレット支持部16aに
入庫される。撹拌装置3内が空になれば、次の一パレッ
ト分の被処理物の調整(廃棄物等の供給と混合)とを開
始することが出来る。
【0024】以上の作業の繰り返しにより、被処理物が
充填された実パレットPが順次棚16の各パレット支持
部16aに入庫され、保管されるが、この棚16の全て
のパレット支持部16aには固定アドレスが付されてお
り、その使用状況は、コンピューター利用の管理システ
ムにより自動管理され、使用されていないパレット支持
部16aがリストアップされた空きアドレスリスト、空
パレットPを支持しているパレット支持部16aがリス
トアップされた空パレットアドレスリスト、実パレット
Pを支持しているパレット支持部16aがリストアップ
された実パレットアドレスリスト等が自動作成される。
実パレットアドレスリストには、各アドレス毎に、入庫
日や廃棄物等の材料別の使用量、切り返し履歴、被処理
物の検査を行ったときはその検査日や検査結果等が記録
されている。
【0025】従って、入出庫装置17によって行われ
る、入庫用パレット支持部15へ搬入すべき空パレット
Pの出庫作業、入庫用パレット支持部15から空きパレ
ット支持部16aへの実パレットPの入庫作業等は、前
記空パレットアドレスリストや空きアドレスリストに基
づいて入出庫装置17が自動運転されることにより行わ
れる。
【0026】棚16に入庫された各実パレットP内の被
処理物に於いては、自然に発酵分解が開始されるが、或
る程度発酵分解が進むと切り返し(撹拌)を行って、重
力で圧密化された被処理物をほぐして内部に十分な空気
を取り込ませる等、パレットP内の発酵分解環境を改善
する必要があるが、ここでは7日毎に4回の切り返しを
行い、35日目に出荷するようにプログラムされてい
る。このプログラム上の設定日数は一例であって、使用
材料、1パレットPの収容量、自動倉庫14内の雰囲気
温度、湿度、通気性、等によって処理日数は異なり、限
定されるものではない。具体的には、設置された実際の
設備によりテスト運転した結果に基づいて各処理日数等
を設定すれば良い。
【0027】以下、図4及び図5のフローチャートに基
づいて、定常運転時の切り返し作業と出荷作業とについ
て説明する。この定常運転時には、仮置き用パレット支
持部22に併設された性状検査用センサー23aや重量
検出用センサー23bによる検査は行われない。又、処
理物搬出ライン28に介装された搬送経路切換手段31
は、異物篩い分け装置29側に切り換えられた状態にあ
る。
【0028】切り返し作業プログラムの実行開始操作が
行われると、図4のフローチャートに示す通り、入庫日
から7日目、14日目、21日目、及び28日目に該当
する切り返し対象の実パレットPが前記実パレットアド
レスリストに基づいて検索され(S1)、該当する実パ
レットPがある場合は、当該実パレットPを入出庫装置
17により切り返し装置20に出庫する(S2)。この
場合、該当する切り返し対象の実パレットPが複数ある
場合は、その内の1つを適当な条件で選択させて出庫す
る。切り返し装置20に出庫された実パレットPは、パ
レット反転手段25に保持される。
【0029】次に、切り返し装置20からの搬送手段2
7の搬出方向を戻し経路27a側に切り換え(S3)た
後、切り返し装置20と搬送手段27とを1パレット分
自動運転する(S4)。この結果、パレット反転手段2
5で保持された実パレットPが180度反転し、収容さ
れている被処理物が真下の被処理物ホッパー26内に放
出され、切り返しが行われる。空になったパレットP
は、パレット反転手段25で元の姿勢に戻される。被処
理物ホッパー26内に放出された被処理物は、当該ホッ
パー26内から搬送手段27を経由して再入庫用パレッ
ト支持部21に予めセットされている空のパレットP内
に再び充填される。1パレット分の自動運転が完了すれ
ば(S5)、即ち、被処理物ホッパー26内に放出され
た被処理物の全部が空のパレットPに充填され終わった
ならば、再入庫用パレット支持部21の実パレットPが
入出庫装置17により仮置き用パレット支持部22に移
し替られる(S6)。尚、1パレット分の自動運転が完
了した時期は、例えば被処理物ホッパー26内に放出さ
れた被処理物の全部が空のパレットPに充填し終わるま
でに要する予想時間より若干長く設定された設定時間の
経過によって判別することが出来る。このとき搬送手段
27も停止し、ホッパー26内の撹拌手段26aも停止
する。パレット反転手段25は既にホームポジションに
復帰している。
【0030】再入庫用パレット支持部21の実パレット
Pを仮置き用パレット支持部22に移し替えた入出庫装
置17は、切り返し装置20のパレット反転手段25に
支持されている被処理物放出後の空パレットPを、空き
状態の再入庫用パレット支持部21に移し替え(S
7)、次の切り返し作業に備える。引き続き当該入出庫
装置17は、仮置き用パレット支持部22に移し替られ
た被処理物切り返し後の実パレットPを、切り返しの為
に実パレットPを出庫した元のパレット支持部16a又
は、空きアドレスリストから検索された棚16の空きパ
レット支持部16aに再入庫する(S8)。この後、次
の切り返し対象の実パレットPが有るか否か(ステップ
S1で検索された切り返し対象の実パレットPの内、未
だ切り返し作業を行っていない実パレットPがあるか否
か)がチェックされ(S9)、有る場合は、ステップS
2に戻ってその切り返し対象の実パレットPの切り返し
作業が開始される。無ければ、その日の切り返し対象の
全ての実パレットPに対する切り返し作業が終了するこ
とになる。
【0031】次に、出荷作業プログラムの実行開始操作
が行われると、図5のフローチャートに示す通り、入庫
日から35日目に該当する出荷対象の実パレットPが前
記実パレットアドレスリストに基づいて検索され(S1
0)、該当する実パレットPがある場合は、当該実パレ
ットPを入出庫装置17により切り返し装置20に出庫
する(S11)。この場合、該当する出荷対象の実パレ
ットPが複数ある場合は、その内の1つを適当な条件で
選択させて出庫する。切り返し装置20に出庫された実
パレットPは、パレット反転手段25に保持される。
【0032】次に、切り返し装置20からの搬送手段2
7の搬出方向を搬出経路27b側に切り換え(S12)
た後、切り返し装置20、搬送手段27、処理物搬出ラ
イン28、及び異物篩い分け装置29を1パレット分自
動運転する(S13)。この結果、パレット反転手段2
5で保持された実パレットPが180度反転し、収容さ
れている被処理物が真下の被処理物ホッパー26内に放
出され、切り返しが行われる。空になったパレットP
は、パレット反転手段25で元の姿勢に戻される。被処
理物ホッパー26内に放出された被処理物は、当該ホッ
パー26内から搬送手段27を経由して処理物搬出ライ
ン28に送り出され、当該処理物搬出ライン28により
異物篩い分け装置29に送られる。そしてこの異物篩い
分け装置29の円筒状篩い32により一定粒度以下の処
理物のみが篩い分けられ、堆肥用処理物として出荷用パ
レット33で収集され、出荷される。残った一定粒度以
上の異物は、異物廃棄用パレット34で収集されて搬出
廃棄される。
【0033】尚、ステップS13による1パレット分の
自動運転が完了した時期は、例えば切り返し装置20側
では、その被処理物ホッパー26内の被処理物の全部が
処理物搬出ライン28に送り出されるまでに要する予想
時間より若干長く設定された設定時間の経過によって判
別し、異物篩い分け装置29側では、当該異物篩い分け
装置29で1パレット分の処理物全量の篩い分けに要す
る予想時間より若干長く設定された設定時間の経過によ
って判別することが出来る。従って、切り返し装置20
側での1パレット分の自動運転が完了したとき、搬送手
段27が停止し、ホッパー26内の撹拌手段26aも停
止する。パレット反転手段25は既にホームポジション
に復帰している。又、異物篩い分け装置29側での1パ
レット分の自動運転が完了したとき、処理物搬出ライン
28、搬送手段31、及び異物篩い分け装置29が停止
することになる。
【0034】ステップS13による1パレット分の自動
運転が完了すれば(S14)、切り返し装置20のパレ
ット反転手段25に支持されている出荷後の空パレット
Pを、入出庫装置17により元のパレット支持部16a
又は、空きアドレスリストから検索された棚16の空き
パレット支持部16aに入庫する(S15)。この後、
次の出荷対象の実パレットPが有るか否か(ステップS
10で検索された出荷対象の実パレットPの内、未だ出
荷作業を行っていない実パレットPがあるか否か)がチ
ェックされ(S16)、有る場合は、ステップS11に
戻ってその出荷対象の実パレットPの出荷作業が開始さ
れる。無ければ、その日の出荷対象の全ての実パレット
Pに対する出荷作業が終了することになる。
【0035】以上に説明した定常運転時の切り返し作業
及び出荷作業とは別に、以下に説明するような作業を行
うことも出来る。即ち、切り返し後、棚16に再入庫さ
れる前に仮置き用パレット支持部22に移載された実パ
レットP内の被処理物に対し、シリンダーユニット24
で性状検査用センサー23aを下降挿入させ、当該セン
サー23aにより切り返し後の被処理物の温度や水分等
の性状に関して必要な検査を行うことが出来る。又、重
量検出用センサー23bによって、仮置き用パレット支
持部22に移載された実パレットPの総重量を検出する
ことが出来るので、この検出された実パレットPの総重
量から内容物(被処理物)の重量を判別し、被処理物の
発酵分解の進み具合を知ることも出来る。勿論、切り返
し対象の実パレットPを切り返し装置20に出庫させな
いで先に仮置き用パレット支持部22に出庫し、性状検
査や重量検査後に切り返し装置20に移し替て切り返し
作業を行うことも出来るし、切り返し作業とは関係な
く、入出庫装置17により棚16から前記仮置き用パレ
ット支持部22に実パレットPを検査出庫し、上記の検
査後に当該仮置き用パレット支持部22の実パレットP
を棚16に再入庫することも出来る。
【0036】又、出荷対象の実パレットP内の処理物
は、最初に調整されて空パレットPに充填されたときの
被処理物全量に対し発酵分解により相当減容しているの
で、これを切り返し装置20で切り返し処理した後、処
理物搬出ライン28から搬送手段31及び処理物戻し経
路30を経由させて撹拌装置3に副資材として戻し、こ
れに全量が所定重量となるように、各廃棄物等貯蔵用ホ
ッパー1A,1B,1Eから選択した1種類又は複数種
類の廃棄物等を適量混合して、1パレット分の被処理物
を調整することが出来る。このように、出荷対象の実パ
レットP内の処理物を廃棄物等の発酵分解の為の副資材
(発酵補助養分等)として再利用することも出来るので
あるが、出荷対象に達していない発酵分解処理途中の被
処理物を廃棄物等の発酵分解の為の副資材(発酵補助養
分等)として再利用することも出来る。この場合、出荷
前に実行される複数回の切り返し処理時の内、適当回数
時の切り返し処理時に、搬送手段27を搬出経路27b
側に切り換えておき、切り返し処理後の被処理物を、搬
送手段27、処理物搬出ライン28、搬送手段31及び
処理物戻し経路30を経由させて撹拌装置3に送り込め
ば良い。勿論、図3に仮想線で示すように、異物篩い分
け装置29で異物の篩い分け処理を行った後の中間被処
理物又は出荷用処理物を撹拌装置3に戻すための処理物
戻し経路35を設けておくことも出来る。
【0037】出荷用パレット33又はコンベヤライン等
で出荷される堆肥用処理物は、実際に堆肥として使用す
るまでに、使用した廃棄物等の材料、特にC/N比、水
分、通気性、養分等の調整の為に添加した副資材によっ
て、完熟するまでの間、適当期間、適当設備で保存され
るが、上記設備は、主たる廃棄物である生ゴミの減容乃
至消滅目的で使用することも出来る。
【0038】この場合は、図3に示す搬送手段31を無
くし、異物篩い分け装置29で異物篩い分け処理を行っ
た処理物を全て処理物戻し経路35で撹拌装置3に戻す
ように構成するか又は、搬送手段31及び異物篩い分け
装置29を無くし、処理物搬出ライン28と処理物戻し
経路30とを一体化して、処理物搬出ライン28を処理
物戻し経路30で構成すれば良い。勿論、このような減
容乃至消滅処理を行うときは、副資材としても処理目的
に応じたものに変えることが望ましい。例えば、C/N
比、水分、及び通気性の調整の為に添加した籾殻に代え
て、ウッドチップ(おが屑等を含む)、細断した剪定
枝、刈り草、その他のC/N比が高くて発酵分解速度の
遅いものを使用することが出来る。しかして、このよう
な発酵分解速度の遅い副資材を併用した減容乃至消滅処
理の場合、当該副資材自体を減容乃至消滅処理すること
が目的ではない為、主たる廃棄物である生ゴミが減容乃
至消滅した段階で残渣を次の生ゴミの減容乃至消滅処理
の為の副資材(床材)として使用すれば良い。例えば7
日目で1回目の切り返し処理を行った後、14日経過後
に生ゴミの殆どが減容乃至消滅しているならば、この1
4日経過後に残渣を撹拌装置3に次の生ゴミの減容乃至
消滅処理の為の副資材(床材)として戻せば良い。
【0039】上記の生ゴミの減容乃至消滅処理の際の設
備の構成及び処理方法は、汚泥の減容乃至消滅処理にも
そのまま適用することが出来る。更に、主たる廃棄物が
生ゴミである場合も、一般家庭から収集される生ゴミ、
レストラン等の飲食産業界より収集される生ゴミ、スー
パーやコンビニエンスストア等の飲食物販売業界より収
集される生ゴミ等、その収集元によって組成が大きく異
なる場合が有る。このような場合は、収集される生ゴミ
を、澱粉質系生ゴミ、蛋白質系生ゴミ、野菜系生ゴミ
等、主たる養分別に分けて廃棄物等貯蔵用ホッパーに貯
蔵し、これらを適宜組み合わせて処理することが出来
る。例えば、養分バランスの良い汎用性の高い堆肥用処
理物を得たい場合は、澱粉質系生ゴミ:蛋白質系生ゴ
ミ:野菜系生ゴミが1:1:1となるように取り出し、
これに適当な副資材を添加して発酵分解処理の為の被処
理物を調整することが出来、又、実物の栽培に好適な養
分バランスの堆肥用処理物を得たい場合は、澱粉質系生
ゴミ:蛋白質系生ゴミ:野菜系生ゴミが1:2:1とな
るように取り出し、これに適当な副資材を添加して発酵
分解処理の為の被処理物を調整することが出来る。
【0040】上記のように、主たる廃棄物が複数種類有
る場合は、これを種類別に分けてホッパーに貯蔵し、こ
れら複数種類の廃棄物を適宜組み合わせ、更に適当な副
資材を添加して発酵分解処理の為の被処理物を調整する
ことが出来る。上記生ゴミ以外の例を示すと、ジュース
滓と魚のアラとが主たる廃棄物であるときは、ジュース
滓150Kgと魚のアラ100Kgとに副資材として細
断された剪定枝や刈り草を1m3 加えて、堆肥化又は減
容乃至消滅処理の為の被処理物を調整することが出来
る。
【0041】
【発明の効果】本発明の廃棄物処理設備は以上のように
実施し且つ使用することができるものであって、係る本
発明の廃棄物処理設備によれば、種類別に廃棄物等を収
容する複数のホッパーと、当該ホッパー内の廃棄物等を
所要量取り出して前記撹拌装置へ供給する供給装置を備
えているので、この廃棄物処理設備に収集されてくる廃
棄物や併用される副資材等、即ち、複数種類ある廃棄物
等をそれぞれ分けてホッパーで貯蔵し、これらを所望の
割合で取り出して撹拌装置で撹拌し、発酵分解処理の為
の被処理物を調整することが出来る。そして、その調整
された被処理物は、パレット単位にして自動倉庫で保管
し、発酵分解処理させるものであるから、1日当たり大
量に発生する生ゴミ等廃棄物を長期にわたって継続的且
つ良好に発酵分解処理することが出来る。
【0042】尚、請求項2に記載の構成によれば、前記
ホッパーが、主たる廃棄物用と、当該主たる廃棄物に混
合してC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副
資材用とに分けられているので、主たる廃棄物を効果的
に発酵分解処理させるために好適な分量の副資材の添加
混合が容易且つ能率的に行える。
【0043】又、請求項3に記載の構成によれば、撹拌
装置で廃棄物等を撹拌調整する際に、副資材の添加では
調整しきれない水分不足を、当該撹拌装置が備える給水
手段からの給水により補わせることが出来、しかも給水
状態で撹拌出来るので、被処理物全体をむらなく水分調
整することが出来る。
【0044】又、請求項4に記載の構成によれば、各ホ
ッパーに収容された廃棄物等を所望の量だけ取り出して
撹拌装置に供給する作業が容易且つ能率的に行える。こ
の場合、請求項5に記載の構成によれば、ホッパーから
撹拌装置に廃棄物等を搬送するコンテナ循環搬送用コン
ベヤに於いて使用するコンテナを小型にすることが出来
ると共に、全ての廃棄物等を撹拌装置に供給し終わるま
でに要する時間の短縮を図ることが出来る。
【0045】更に、請求項6に記載の構成によれば、発
酵分解処理された処理物から粒度の異なる異物を自動的
に除去することが出来るので、処理物を堆肥用として出
荷する場合、堆肥として使用する際の安全性等を高める
ことが出来るし、副資材として再利用する場合でも、パ
レットを効率よく使用出来る。
【0046】又、請求項7に記載の構成によれば、発酵
分解処理された処理物を、最初に廃棄物等を撹拌する為
の撹拌装置へ戻して副資材(床材)として再使用するこ
とが出来るので、廃棄物等の減容乃至消滅処理を容易に
行うことが出来る。
【0047】勿論、請求項8に記載のように構成して、
発酵分解処理された処理物を堆肥用として出荷させるこ
とと、同処理物を副資材(床材)として再使用すること
とを、状況に応じて自由に切り換えて使用することが出
来る。従って、供給される廃棄物等の量が減少しなくと
も、堆肥の需要が低下する時期には堆肥用処理物の出荷
量を抑えることが出来る。
【0048】又、請求項9に記載の構成によれば、自動
倉庫内でパレット単位で保管される被処理物の定期的な
切り返し作業(切り返し後の被処理物のパレットへの充
填と再入庫とを伴う)と、所定回数の切り返し作業を経
た出荷対象の処理物の出荷に際する切り返し作業とを同
一の切り返し装置を利用して能率的に行わせることが出
来る。
【0049】又、請求項10に記載の構成によれば、前
記切り返し装置から排出された被処理物を受け入れた空
パレットを再入庫用パレット支持部から仮置用パレット
支持部に移し替て一時仮置きし、係る状態で、切り返し
装置で空になったパレットを次の切り返し作業の為に再
入庫用パレット支持部に移し替え、その後、前記仮置用
パレット支持部に仮置きしている実パレットを棚に戻す
再入庫作業を行うことが出来る。従って、再入庫作業を
済ませた入出庫装置を、引き続いて次の切り返し対象の
実パレットの切り返し装置への出庫作業に移らせること
が出来る。換言すれば、切り返し装置で空になったパレ
ットを切り返し後の被処理物を受ける再入庫用パレット
支持部に移し替る専用のパレット移載手段を設けなくと
も、自動倉庫の入出庫装置を効率よく活用することが出
来る。
【0050】この場合、請求項11に記載の構成によれ
ば、仮置き用パレット支持部を利用して、被処理物の温
度や水分等の性状の検査を行うことが出来、更に、請求
項12に記載の構成によれば、仮置き用パレット支持部
を利用して、被処理物の発酵分解処理に伴う重量変化を
把握するのに役立つ重量検査を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 廃棄物処理設備の前半の構成を説明するブロ
ック線図である。
【図2】 廃棄物処理設備の自動倉庫を説明する概略立
面図である。
【図3】 廃棄物処理設備の後半の構成を説明するブロ
ック線図である。
【図4】 切り返し作業プログラムを説明するフローチ
ャートである。
【図5】 出荷作業プログラムを説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1A〜1F 廃棄物等貯蔵用ホッパー 2,6,23b 重量検出用センサー 3 撹拌装置 4 給水手段 7 供給装置 8 繰出手段(供給装置) 9 搬送用コンテナ(供給装置) 11 コンテナ循環搬送用コンベヤ(供給装置) 12 移載手段(供給装置) 13,27,31 搬送手段 14 自動倉庫 15 入庫用パレット支持部(自動倉庫) 16 棚(自動倉庫) 17 入出庫装置(自動倉庫) 20 切り返し装置 21 再入庫用パレット支持部(自動倉庫) 22 仮置き用パレット支持部(自動倉庫) 23a 被処理物性状検査用センサー 25 パレット反転手段(切り返し装置) 26 被処理物ホッパー(切り返し装置) 28 処理物搬出ライン 29 異物篩い分け装置 30 処理物戻し経路 32 円筒状篩い(異物篩い分け装置) 33 出荷用パレット 34 異物廃棄用パレット P パレット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月27日(2001.8.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】次に、切り返し装置20からの搬送手段2
7の搬出方向を搬出経路27b側に切り換え(S12)
た後、切り返し装置20、搬送手段27、処理物搬出ラ
イン28、及び異物篩い分け装置29を1パレット分自
動運転する(S13)。この結果、パレット反転手段2
5で保持された実パレットPが180度反転し、収容さ
れている被処理物が真下の被処理物ホッパー26内に放
出され、切り返しが行われる。空になったパレットP
は、パレット反転手段25で元の姿勢に戻される。被処
理物ホッパー26内に放出された被処理物は、当該ホッ
パー26内から搬送手段27を経由して処理物搬出ライ
ン28に送り出され、当該処理物搬出ライン28により
異物篩い分け装置29に送られる。そしてこの異物篩い
分け装置29の円筒状篩い32により一定粒度以下の処
理物のみが篩い分けられ、堆肥用処理物として出荷用パ
レット33で収集され、出荷される。残った一定粒度以
上の異物は、異物廃棄用パレット34で収集されて搬出
される。この場合、篩い分けられた一定粒度以上の異物
が金属片やポリ袋等の再利用出来ないものであるとき
は、適当な方法で廃棄すれば良いが、これら金属片やポ
リ袋等が、被処理物がパレットPに充填されるまでの適
当な時点で分離除去されているときや、その必要のない
廃棄物等を取り扱っているときは、篩い分けられた一定
粒度以上の異物は、通気性改善等の目的で添加した粒度
の大きなウッドチップ等、再利用出来る廃棄物等である
から、これを副資材として撹拌装置3へ戻すようにして
も良い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】又、出荷対象の実パレットP内の処理物
は、最初に調整されて空パレットPに充填されたときの
被処理物全量に対し発酵分解により相当減容しているの
で、これを切り返し装置20で切り返し処理した後、処
理物搬出ライン28から搬送手段31及び処理物戻し経
路30を経由させて撹拌装置3に副資材として戻し、こ
れに全量が所定重量となるように、各廃棄物等貯蔵用ホ
ッパー1A,1B,1Eから選択した1種類又は複数種
類の廃棄物等を適量混合して、1パレット分の被処理物
を調整することが出来る。このとき、撹拌装置3の総重
量を検出する重量検出用センサー6により、撹拌装置3
に戻した処理物の重量やこれに追加混合させるべき廃棄
物等の重量を判別することが出来る。このように、出荷
対象の実パレットP内の処理物を廃棄物等の発酵分解の
為の副資材(発酵補助養分等)として再利用することも
出来るのであるが、出荷対象に達していない発酵分解処
理途中の被処理物を廃棄物等の発酵分解の為の副資材
(発酵補助養分等)として再利用することも出来る。こ
の場合、出荷前に実行される複数回の切り返し処理時の
内、適当回数時の切り返し処理時に、搬送手段27を搬
出経路27b側に切り換えておき、切り返し処理後の被
処理物を、搬送手段27、処理物搬出ライン28、搬送
手段31及び処理物戻し経路30を経由させて撹拌装置
3に送り込めば良い。勿論、図3に仮想線で示すよう
に、異物篩い分け装置29で異物の篩い分け処理を行っ
た後の中間被処理物又は出荷用処理物を撹拌装置3に戻
すための処理物戻し経路35を設けておくことも出来
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】この場合は、図3に示す搬送手段31を無
くし、異物篩い分け装置29で異物篩い分け処理を行っ
た処理物を全て処理物戻し経路35で撹拌装置3に戻す
ように構成するか又は、搬送手段31及び異物篩い分け
装置29を無くし、処理物搬出ライン28と処理物戻し
経路30とを一体化して、処理物搬出ライン28を処理
物戻し経路30で構成すれば良い。勿論、このような減
容乃至消滅処理を行うときは、副資材としても処理目的
に応じたものに変えることが望ましい。例えば、C/N
比、水分、及び通気性の調整の為に添加した籾殻に代え
て、ウッドチップ(おが屑等を含む)、細断した剪定
枝、刈り草、その他のC/N比が高くて発酵分解速度の
遅いものを使用することが出来る。しかして、このよう
な発酵分解速度の遅い副資材を併用した減容乃至消滅処
理の場合、当該副資材自体を減容乃至消滅処理すること
が目的ではない為、主たる廃棄物である生ゴミが減容乃
至消滅した段階で残渣を次の生ゴミの減容乃至消滅処理
の為の副資材(床材)として使用すれば良い。例えば7
日目で1回目の切り返し処理を行った後、14日経過後
に生ゴミの殆どが減容乃至消滅しているならば、この1
4日経過後に残渣を撹拌装置3に次の生ゴミの減容乃至
消滅処理の為の副資材(床材)として戻せば良い。上記
のように減容乃至消滅処理を行う場合、撹拌装置3に戻
された被処理物の重量を重量検出用センサー6でチェッ
クし、これに追加混合する廃棄物等の必要量を判別する
ことが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C05F 9/02 C12M 1/00 H 4H061 17/02 1/02 A C12M 1/00 1/18 1/02 B09B 3/00 ZABD 1/18 5/00 P Fターム(参考) 3F022 EE02 EE09 FF01 JJ07 KK01 LL31 MM22 MM27 MM32 MM35 PP03 QQ00 4B029 AA03 AA21 BB01 CC02 EA04 EA07 EA13 EA16 EA18 4D004 AA03 BA04 CA08 CA15 CA19 CB21 CB42 CB43 CB45 CB46 CB50 CC08 DA01 DA02 DA06 DA09 DA11 DA16 4D021 AA13 CA11 DA05 EA10 4G037 AA06 EA02 4H061 AA03 CC55 GG43 GG48

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種類別に廃棄物等を収容する複数のホッパ
    ーと、撹拌装置と、前記ホッパー内の廃棄物等を所要量
    取り出して前記撹拌装置へ供給する供給装置と、前記撹
    拌装置で撹拌された廃棄物等が収容されるパレットと、
    当該パレットが廃棄物等発酵分解処理の為に保管される
    棚と入出庫装置とを備えた自動倉庫と、当該自動倉庫と
    の間でパレットを入出庫し得るパレット内被処理物の切
    り返し装置と、所定の発酵分解処理期間が経過して前記
    自動倉庫から出庫されたパレット内の処理物を搬出する
    処理物搬出ラインとを備えた、廃棄物処理設備。
  2. 【請求項2】前記ホッパーは、主たる廃棄物用と、当該
    主たる廃棄物に混合してC/N比調整、水分調整、通気
    性改善等を図る副資材用とに分けられている、請求項1
    に記載の、廃棄物処理設備。
  3. 【請求項3】前記撹拌装置には、水分調整の為の給水手
    段が併設されている、請求項1又は2に記載の廃棄物処
    理設備。
  4. 【請求項4】前記供給装置は、各ホッパーに設けられた
    繰出手段と、廃棄物等を収容する搬送用コンテナと、各
    ホッパーの内、前記撹拌装置へ直接収容物を供給出来な
    いホッパーに対する受入位置と前記撹拌装置への廃棄物
    等搬出位置とで前記コンテナを停止させ得るコンテナ循
    環搬送用コンベヤと、廃棄物等搬出位置で停止したコン
    テナ内の廃棄物等を前記撹拌装置へ移す移載手段とから
    構成されている、請求項1〜3の何れかに記載の廃棄物
    処理設備。
  5. 【請求項5】前記ホッパーの内、他の廃棄物等と比較し
    て比重が小さく且つ添加量の多い廃棄物等を収容するホ
    ッパーは、前記繰出手段を介して前記撹拌装置へ収容物
    を直接供給するように配設されている、請求項4に記載
    の廃棄物処理設備。
  6. 【請求項6】前記処理物搬出ラインには、搬出される処
    理物内の異物を篩い分ける異物篩い分け装置が設けられ
    ている、請求項1〜5の何れかに記載の廃棄物処理設
    備。
  7. 【請求項7】前記処理物搬出ラインは、前記撹拌装置へ
    処理物を戻す処理物戻し経路によって構成されている、
    請求項1〜5の何れかに記載の廃棄物処理設備。
  8. 【請求項8】前記処理物搬出ラインには、前記撹拌装置
    へ処理物を戻す処理物戻し経路が分岐併設されている、
    請求項1〜6の何れかに記載の廃棄物処理設備。
  9. 【請求項9】前記切り返し装置から排出される被処理物
    を受け入れる空パレットを支持する再入庫用パレット支
    持部が設けられ、前記切り返し装置から排出される被処
    理物を前記再入庫用パレット支持部に支持された空パレ
    ットに充填する戻し経路と前記処理物搬出ラインへ送り
    出す搬出経路とを択一的に選択出来る搬送手段が併設さ
    れている、請求項1〜8の何れかに記載の廃棄物処理設
    備。
  10. 【請求項10】前記切り返し装置から排出される被処理
    物を受け入れる空パレットを支持する再入庫用パレット
    支持部と、当該再入庫用パレット支持部に近い位置で再
    入庫されるパレットを仮置きする為の仮置用パレット支
    持部とが設けられている、請求項1〜9の何れかに記載
    の廃棄物処理設備。
  11. 【請求項11】前記仮置用パレット支持部には、支持さ
    れたパレット内の被処理物に対し挿入抜出自在な被処理
    物性状検査用センサーが併設されている、請求項10に
    記載の廃棄物処理設備。
  12. 【請求項12】前記仮置用パレット支持部には、支持さ
    れたパレットの総重量を検出する重量検出用センサーが
    併設されている、請求項10又は11に記載の廃棄物処
    理設備。
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