JP2003062211A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003062211A
JP2003062211A JP2001288160A JP2001288160A JP2003062211A JP 2003062211 A JP2003062211 A JP 2003062211A JP 2001288160 A JP2001288160 A JP 2001288160A JP 2001288160 A JP2001288160 A JP 2001288160A JP 2003062211 A JP2003062211 A JP 2003062211A
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JP2001288160A
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Inventor
Yasuhiro Takeuchi
康浩 武内
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定条件下で、電動役物が開放されることを
報知することができる遊技機を提供する。 【解決手段】 電飾基板が主基板からランプコマンド受
信したときに、乱数を用いた抽選を行い、その結果が当
たりの場合には、特定遊技状態に突入する。この特定遊
技状態では、普通図柄始動ゲート11を遊技球が通過し
て、普通図柄の抽選が行われ、当たりの場合には、普通
図柄表示部24に当たり図柄が表示され、普通電動役物
15の開閉部材15a,15bが開放される。この時
に、少なくとも発射ハンドルを操作して、遊技球が発射
され、当該発射された遊技球が電動役物15へ到達する
時間だけ前のタイミングに、右打ち表示部12bを点灯
又は点滅させて、電動役物15の開閉部材15a,15
bが開放されることを報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、パチ
コン機等の遊技機に関するものであり、所定条件下で、
電動役物が開成されることを報知する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】図14を参照して、従来の遊技機の一例
であるパチンコ機101について、説明する。図14
は、従来のパチンコ機101を示す正面図である。従来
のパチンコ機101では、遊技球が打ち込まれる遊技領
域102に、特別図柄が変動表示される液晶表示装置1
03等を備えた特別図柄表示装置104を設け、その特
別図柄表示装置104の下方に、開閉部材105a,1
05bを備えた電動役物である始動入賞口105が設け
られ、その始動入賞口105の下方には、大入賞口10
9が設けられている。また、特別図柄表示装置104の
上部には、普通図柄が変動表示される普通図柄表示部1
06が設けられ、特別図柄表示装置104の左右には、
普通図柄始動ゲート108,107が設けられている。
【0003】上記のように構成されたパチンコ機101
では、発射された遊技球が普通図柄始動ゲート107,
108を通過すると、乱数を用いた抽選が行われ、普通
図柄表示部106に抽選結果に基づいた図柄が表示され
て、当たりの場合には、始動入賞口105の開閉部材1
05a,105bが所定時間だけ開放されて、遊技球が
始動入賞口105に入賞し易くなっている。また、遊技
球が始動入賞口105に入賞した場合にも乱数を用いた
抽選が行われ、特別図柄表示装置104の液晶表示装置
103に抽選結果に基づいた図柄が表示されて、抽選結
果が、大当たりの場合には、大入賞口109が所定回数
開放される大当たり遊技が行えるようになっている。
【0004】この従来のパチンコ機101では、遊技者
が手持ちの遊技球を増やすことができるのは、遊技球が
始動入賞口105に入賞して、大当たりとなり大入賞口
109が所定回数開放される場合であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
チンコ機101では、遊技者は大当たりとなった場合し
か手持ちの遊技球を増やすことが出来ず、また、入賞口
105の開閉部材105a,105bが開放された場合
を狙って打つことは困難であり、遊技者に有利となる遊
技状態のバリエーションが少なく、遊技者がその遊技機
を直ぐに飽きてしまうという問題点があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、所定条件下で、電動役物が開放される
ことを報知するようにして遊技者の遊技意欲を高めるこ
とができる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の遊技機では、図柄を変動表示
する図柄表示部と、前記図柄表示部に変動表示される変
動時間の長さの異なる複数の図柄変動パターンと、所定
条件の成立を判断する条件判断手段と、前記条件判断手
段が所定条件が成立したと判断したときに、前記図柄表
示部に前記複数の図柄変動パターンの内の何れかを変動
表示し、その後、当たり図柄を表示する図柄表示制御手
段と、前記図柄表示部に当たり図柄が表示された場合
に、開成される電動役物と、少なくとも遊技球の発射か
ら発射された遊技球が前記電動役物へ到達する時間だけ
前のタイミングに、前記電動役物が開成されることを報
知する報知手段とを備えている。
【0008】この構成の遊技機では、図柄表示部には、
変動時間の長さの異なる複数の図柄変動パターンが変動
表示され、条件判断手段が所定条件が成立したと判断し
たときに、図柄表示制御手段は前記図柄表示部に前記複
数の図柄変動パターンの内の何れかを変動表示し、その
後、当たり図柄を表示する。このときに、報知手段は、
少なくとも遊技球の発射から発射された遊技球が前記電
動役物へ到達する時間だけ前のタイミングに、電動役物
が開成されることを報知する。
【0009】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
請求項1に記載の遊技機の構成に加え、前記報知手段に
よる報知を行うか否かを決定する報知決定手段を設け、
当該報知決定手段が報知を行うと決定した場合に、前記
報知手段による報知を行うことを特徴とする構成となっ
ている。
【0010】この構成の発明の遊技機では、請求項1に
記載の発明の作用に加え、報知決定手段が報知を行うと
決定した場合に、報知手段は、少なくとも遊技球の発射
から発射された遊技球が前記電動役物へ到達する時間だ
け前のタイミングに、電動役物が開成されることを報知
する。
【0011】また、請求項3に係る発明の遊技機では、
請求項2に記載の遊技機の構成に加え、前記報知決定手
段は、抽選手段であることを特徴とする構成となってい
る。
【0012】この構成の発明の遊技機では、請求項2に
記載の発明の作用に加え、報知決定手段としての抽選手
段が、報知手段による報知を行うか否かを決定する。
【0013】また、請求項4に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機の構成に加え
て、前記報知手段は電飾ランプであり、当該電飾ランプ
が点灯又は点滅して、前記電動役物が開放されることを
報知することを特徴とする構成となっている。
【0014】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明の作用に加え、報知手段とし
ての電飾ランプが点灯又は点滅して、電動役物が開放さ
れることを報知する。
【0015】また、請求項5に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機の構成に加え
て、前記報知手段はスピーカーであり、当該スピーカー
から所定の音を発生して、前記電動役物が開放されるこ
とを報知することを特徴とする構成となっている。
【0016】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明の作用に加え、報知手段とし
てのスピーカーから所定の音を発生して、電動役物が開
放されることを報知する。
【0017】また、請求項6に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機の構成に加え
て、前記報知手段は前記図柄表示部であり、前記図柄表
示部を用いて前記電動役物が開放されることを報知する
ことを特徴とする構成となっている。
【0018】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明の作用に加え、報知手段とし
ての図柄表示部が電動役物が開放されることを報知す
る。
【0019】また、請求項7に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機の構成に加え
て、前記報知手段は、前記図柄表示部とは別の他の図柄
表示部であり、当該他の図柄表示部を用いて前記電動役
物が開放されることを報知することを特徴とする構成と
なっている。
【0020】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明の作用に加え、報知手段とし
ての他の図柄表示部が電動役物が開放されることを報知
する。
【0021】また、請求項8に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機の構成に加え
て、前記報知手段は、発射ハンドルであり、当該発射ハ
ンドルが振動されて前記電動役物が開放されることを報
知することを特徴とする構成となっている。
【0022】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明の作用に加え、報知手段とし
ての発射ハンドルが振動されて電動役物が開放されるこ
とを報知する。
【0023】また、請求項9に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機の構成に加え
て、前記図柄表示制御手段は、前記変動時間の長さの異
なる複数の図柄変動パターンから、変動表示する図柄変
動パターンをランダムに選択して表示することを特徴と
する構成となっている。
【0024】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至8の何れかに記載の発明の作用に加えて、図柄表示制
御手段は、変動時間の長さの異なる複数の図柄変動パタ
ーンから、変動表示する図柄変動パターンをランダムに
選択して表示する。
【0025】また、請求項10に係る発明の遊技機で
は、請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機の構成に加
えて、遊技球が入賞する普通図柄始動口を設け、前記図
柄表示部は普通図柄を変動表示する普通図柄表示部であ
り、前記条件判断手段は、前記普通図柄始動口への遊技
球の入賞により抽選を行う普通図柄抽選手段であり、前
記電動役物は、前記普通図柄表示部に当たり図柄が表示
された場合に、開成される普通図柄電動役物であること
を特徴とする構成となっている。
【0026】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至9の何れかに記載の発明の作用に加えて、条件判断手
段としての普通図柄抽選手段は、普通図柄始動口への遊
技球の入賞により抽選を行い、普通図柄表示部に当たり
図柄が表示された場合に、普通図柄電動役物が開成され
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機の一実
施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発
明の一実施の形態のパチンコ機1についての機械的構成
の概略について図面を参照して説明する。図1は、本発
明の一実施の形態のパチンコ機1の正面図である。図1
に示すように、パチンコ機1の正面の上半分の部分に
は、略正方形の遊技盤2が設けられ、遊技盤2には、ガ
イドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が設けられ
ている。パチンコ機1の遊技盤2の下方部には、図示外
の発射機に遊技球を供給し、且つ賞品球を受ける上皿5
が設けられ、上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6
が設けられ、下皿6の右横には発射ハンドル7が、下皿
6の上にはスピーカー48が設けられている。
【0028】次に、遊技盤2の機械的構造について図2
を参照して説明する。図2はパチンコ機1の遊技盤2の
正面図である。遊技盤2には、ガイドレール3で囲まれ
た略円形の遊技領域4が設けられている。遊技領域4の
略中央には、LCDから構成された表示画面28や各種
ランプ、LEDを備えた特別図柄表示装置8が設けられ
ている。また、特別図柄表示装置8の右上方には電飾風
車9が設けられ、左上方にも電飾風車10が設けられて
いる。さらに、特別図柄表示装置8の左下には普通図柄
始動ゲート11が設けられている。
【0029】また、特別図柄表示装置8の下側には、特
別図柄始動口12が設けられている。この特別図柄始動
口12には、上部に遊技球の入賞口12aが設けられ、
前面に、右打ちを表示する「右打ち」との文字が描かれ
た矢印からなる右打ち表示部12bが設けられており、
この右打ち表示部12bは、内部に電球又はLEDを内
蔵した電飾ランプと成っており、遊技者に右打ちを指示
するときに点灯又は点滅するようになっている。
【0030】さらに、特別図柄始動口12の下方には、
大入賞口16が設けられ、大入賞口16の左右には、入
賞口19及び入賞口20が設けられている。また、大入
賞口16の下方には、何れの入賞口にも入賞しなかった
遊技球を回収するアウト球回収口17が設けられてい
る。さらに、特別図柄表示装置8の下部には遊技盤2の
表面から遊技盤2の奥方向に向かって遊技球を暫時載置
可能にステージ21が水平に設けられている。ステージ
21に乗った遊技球は、ステージ21の直下に設けられ
ている特別図柄始動口12に向かって落下するようにな
っている。
【0031】また、特別図柄表示装置8の表示画面28
とステージ21との間には、4個のLEDから成る特別
図柄記憶数表示LED60が設けられており、特別図柄
始動口12に入賞したいわゆる保留球の数をLEDの点
灯で表示することができる。また、特別図柄表示装置8
の上部の表示画面28の上方には、7セグメントLED
から構成された普通図柄表示部24が設けられ、普通図
柄を変動表示して、普通図柄の当たりはずれを示すよう
になっている。普通図柄表示部24に「7」が表示され
たときには、当たりであり、「−」が表示されたときに
は、はずれである。
【0032】また、普通図柄表示部24の左右には、普
通図柄記憶数表示LED59が設けられており、この普
通図柄記憶数表示LED59は、普通図柄始動ゲート1
1を通過した遊技球及び普通電動役物15に入賞した遊
技球のいわゆる保留球数を4個のLEDの点灯で表示す
るようになっている。尚、遊技盤2には、上記以外に、
種々の電飾ランプ、その他のLED、風車および多数の
障害釘等が設けられている。
【0033】さらに、遊技盤2の右側、即ち、特別図柄
表示装置8の右側には、普通電動役物15が設けられて
いる。この普通電動役物15には、開閉部材15a,1
5bが設けられており、開閉部材15a,15bが閉じ
た状態では、普通電動役物15の上側に設けられた3本
の障害釘により、入賞できないようになっており、開閉
部材15a,15bが開放された場合のみ遊技球が入賞
できるようになっている。前記右打ち表示部12bは、
普通電動役物15の開閉部材15a,15bが開放され
る場合に、所定時間前に点灯又は点滅して遊技者に知ら
せるようになっている。この所定時間は、発射ハンドル
7を操作して、遊技球が発射され、当該発射された遊技
球が普通電動役物15へ到達する時間である。従って、
普通電動役物15の開閉部材15a,15bが開放され
る場合には、少なくとも発射ハンドル7を操作して、遊
技球が発射され、当該発射された遊技球が普通電動役物
15へ到達する時間だけ前のタイミングに、右打ち表示
部12bを点灯又は点滅させて、普通電動役物15の開
閉部材15a,15bが開放されることを報知するよう
にする。
【0034】次に、特別図柄表示装置8の構造及びここ
に表示される画面を説明する。本実施の形態では、特別
図柄表示装置8に表示される図柄の可変表示の一例とし
て、図柄が上から下又は下から上にスクロールされて表
示される図柄の変動表示を例に説明する。図2に示すよ
うに、特別図柄表示装置8の表示画面28には、左から
特別図柄表示部L1、特別図柄表示部L3及び特別図柄
表示部L2の順で3つの特別図柄表示部が横一列に配置
されている。この特別図柄表示部L1〜L3には、後述
する図柄が上から下方向にスクロールするように変動表
示され、また、表示画面28上には、特別図柄表示部L
1〜L3の背景画像やキャラクターやメッセージ等も表
示されるようになっている。また、図2に示すように、
特別図柄表示装置8の表示画面28の上方に設けられた
普通図柄表示部24には、1桁の数字や1文字のアルフ
ァベット等の図柄を表示できるようになっている。
【0035】特別図柄表示部L1〜L3に表示される図
柄は、通常時はそれぞれ縦スクロール(上から下へのス
クロール)がなされて、特別図柄表示部L1、特別図柄
表示部L2、特別図柄表示部L3の順に停止するように
なっている。尚、この特別図柄表示部L1〜L3の配置
及び停止表示させる順序などは任意に変更しても良い。
また、特別図柄表示装置8は、上記の特別図柄表示部L
1〜L3に特別図柄が常に表示されているわけではな
く、これらの表示に代えて動画やメッセージ等も表示で
きるようになっている。また、特別図柄表示装置8は、
裏面に図3に示す図柄表示基板44を備えている。
【0036】上記の特別図柄表示部L1〜L3に各々表
示される図柄としては、本実施の形態の例では数字の
「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、
「6」、「7」、「8」、「9」の10種類があり、特
別図柄始動口12に遊技球が入賞して大当たりの判定が
行われると、これら10種類の図柄が原則としてこの順
序で順次表示される。大当たりである場合には、横1列
に表示された3つの特別図柄が同じ数字や文字の図柄で
揃った状態(例えば、「7」、「7」、「7」のように
3つ揃った場合)で大当たり図柄が表示され、遊技者に
大当たりが報知される。そして、大入賞口16が開放さ
れる特別遊技状態が生起され、大入賞口16内に設けら
れているVゾーン(図示外)に遊技球が入賞すると、大
入賞口16の開放が再度行われ、所定回数(例えば、1
5回や16回等)まで繰り返される。
【0037】また、前記10図柄の内、「1」、
「3」、「5」、「7」、「9」を確率変動図柄(以
下、「特定図柄」という。)とし、これらの内の何れか
の図柄が横1列に同じ図柄で揃った場合には、確率変動
突入とし、有利状態として次の大当たりを引く確率を高
くするように変更する。大当たりの確率は、一例として
は、通常状態(低確率状態)では、315分の1であ
り、確率変動状態(高確率状態又は有利状態)では、6
3分の1であるが、必ずしもこの値に限られるものでは
ない。尚、「0」、「2」、「4」、「6」、「8」、
は非確率変動図柄(以下、「非特定図柄」という。)で
あり、その後に大当たりを引く確率は通常状態となる。
【0038】次に、本実施の形態のパチンコ機1の電気
的構成について図3を参照して説明する。図3はパチン
コ機1の電気的回路構成を示すブロック図である。パチ
ンコ機1の制御部40はパチンコ機1の裏側に設けら
れ、この制御部40は、主基板41、電源基板42、音
基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾
基板46、中継基板47から構成され、主基板41に
は、プログラムに従って各種の処理を行うCPUユニッ
ト50が設けられている。このCPUユニット50に
は、各種の演算処理を行うCPU51、フラグやカウン
タ値やデータ等を記憶するRAM52と、制御プログラ
ム及び各種の初期値のデータや特別図柄表示装置8への
表示内容を指示するコマンドのデータ等を記憶したRO
M53とが設けられており、これらは一つのLSIとし
て一体にモールディングされている。
【0039】また、CPUユニット50には、割込リセ
ット回路57が接続され、割込リセット回路57は、
0.002秒(以下、「2ms」と略す。)毎に、割込
信号をCPU51に与えるようになっており、CPU5
1は、ROM53に記憶された制御プログラムに従っ
て、パチンコ機1の制御を行うようになっている。
【0040】また、主基板41には、音基板43、図柄
表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46、中継
基板47等とデータ信号の送受信を行うI/Oインター
フェース54が設けられている。このI/Oインターフ
ェース54には、図示外の遊技場管理用コンピュータに
パチンコ機1の情報を出力する出力ポート55が接続さ
れている。
【0041】ここで、図4を参照して、電飾基板46の
電気的構成について説明する。図4は電飾基板46の電
気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、
電飾基板46には、主基板41からのコマンドを受信す
る入力インターフェース46bが設けられており、入力
インターフェース46bには、電飾基板46の制御を司
るCPU46aが接続され、CPU46aには、受信し
たコマンドデータ等を記憶するRAM46cと、図柄変
動のデータ等を記憶したROM46dと、各電飾ランプ
を駆動する電飾ランプ駆動回路46eと、割込リセット
回路46fとが接続されている。電飾ランプ駆動回路4
6eには、右打ち表示部12bと、普通図柄記憶数表示
LED59と、特別図柄記憶数表示LED60と、電飾
ランプ63とが接続されている。この電飾基板46で
は、主基板41から受信した電飾ランプの点灯及び点滅
に関するランプコマンドに基づいて、CPU46aが電
飾ランプ駆動回路46eを制御して、右打ち表示部12
bと、普通図柄記憶数表示LED59と、特別図柄記憶
数表示LED60と、電飾ランプ63とを制御する。
【0042】また、図3に示す音基板43、図柄表示基
板44、及び払出制御基板45にも、CPU(図示
外)、RAM(図示外)、ROM(図示外)、入力イン
ターフェース(図示外)等が各々搭載されている。尚、
主基板41はパチンコ機1の主制御を司り、電源基板4
2は各基板に直流電流を供給し、音基板43はパチンコ
機1の効果音の発生を制御し、図柄表示基板44は特別
図柄表示装置8の表示画面28に表示される図柄の制御
を行い、払出制御基板45は賞品球払出装置49の制御
を行い、電飾基板46はパチンコ1の各電飾の発光態様
を制御し、中継基板47は各センサーの配線の中継を行
っている。
【0043】尚、電飾基板46には、図3に示すよう
に、4個のLEDから構成された普通図柄記憶数表示L
ED59、4個のLEDから構成された特別図柄記憶数
表示LED60、右打ち表示部12b及び電飾ランプ6
3が接続され、また、図柄表示基板44には特別図柄表
示装置8が接続されている。さらに、音基板43には、
スピーカー48が接続され、また、払出制御基板45に
は、賞品球払出装置49が接続され、さらに、中継基板
47には、普通図柄表示部24、大入賞口開放ソレノイ
ド70、電動役物開放ソレノイド71、特別図柄始動口
12に入賞した遊技球を検出する始動口スイッチ72、
普通図柄始動ゲート11及び普通電動役物15に各々設
けられ、遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ73、
大入賞口16内のVゾーンに入賞した遊技球を検出する
Vスイッチ74、大入賞口16に入賞した遊技球数を計
数するためのカウントスイッチ75、普通入賞口19,
20に入賞して図示外の案内通路により入賞球集合部に
集められた入賞球を検出する入賞口スイッチ76とが接
続されている。
【0044】また、電源基板42は、主基板41、音基
板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基
板46に各々接続されて、直流の安定化された電力が供
給されるようになっている。尚、電源基板42には、交
流24Vが供給されている。電源基板42には、図示外
のシリコンダイオードブリッジからなる整流器、電解コ
ンデンサからなる平滑回路、レギュレータICからなる
安定化回路等が設けられており、安定化された直流の1
2V及び5V等を供給できるようになっている。尚、図
3では、特に図示しないが、主基板41、電源基板4
2、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板4
5、電飾基板46、中継基板47は、全て、アースライ
ンで接続されている。
【0045】次に、図5を参照して、RAM52の記憶
エリアについて説明する。図5はRAM52の記憶エリ
アを示す模式図である。RAM52には、ループカウン
タ記憶エリア52a、特別図柄乱数記憶エリア52b、
普通図柄乱数記憶エリア52c、特別図柄始動入賞数記
憶エリア52d、普通図柄始動入賞数記憶エリア52
e、大当たりフラグ記憶エリア52f、普通図柄大当た
りフラグ記憶エリア52h、初期設定記憶エリア52
l、入賞球フラグ記憶エリア52m、確率変動フラグ記
憶エリア52n、第1停止図柄記憶エリア52o、第2
停止図柄記憶エリア52p、第3停止図柄記憶エリア5
2q、図柄変動コマンド記憶エリア52r、ランプコマ
ンド記憶エリア52s、音コマンド記憶エリア52t、
発射ハンドル振動コマンド記憶エリア52u等が設けら
れている。
【0046】また、ループカウンタ記憶エリア52aに
は、図示外の普通図柄選択用ループカウンタLC1、大
当たり判定用ループカウンタLC2、特別図柄作成カウ
ンタLC3、特別図柄作成カウンタLC4、特別図柄作
成カウンタLC5、リーチ判定カウンタLC6、リーチ
パターン決定カウンタLC7、普通図柄変動パターン決
定カウンタLC9等が各々記憶されている。これらのカ
ウンタは設定された範囲の数値内を循環するように、図
3に示す割込リセット回路57からのリセット信号に従
って、一定間隔の時間(例えば、2ms)毎に所定量ず
つインクリメントされ、各々設定されている最大値にな
ると、次は、「0」に戻るように構成されている。これ
らのカウント値は、後述する大当たり抽選が行われたと
きに、特別図柄乱数記憶エリア52bに各々取り込まれ
て格納されるようになっている。
【0047】次に、各カウンタについて以下に詳述す
る。まず、普通図柄選択用ループカウンタLC1のカウ
ント値(乱数)は、普通図柄表示部24に表示される図
柄を決定するために使用される。カウント値は、電源投
入時は「0」からスタートし、1割込毎(2ms毎)に
1加算され256以上で0クリアされる。従って、普通
図柄選択用ループカウンタLC1のカウント値「0」か
ら「255」までの何れかの値を取り、1周期は、51
2msとなる。
【0048】次に、大当たり判定用ループカウンタLC
2のカウント値は、大当たりを判定するために使用され
る。電源投入時は「0」からスタートし、1割込毎(2
ms毎)に1加算され315以上で0クリアされる。従
って、大当たり判定用ループカウンタLC2のカウント
値は、「0」から「314」までの何れかの値を取り、
1周期は、630msとなる。
【0049】特別図柄作成カウンタLC3のカウント値
は、大当たりが表示される場合には、大当たり図柄を決
定するために使用される。また、はずれリーチの場合
は、特別図柄表示部L1、特別図柄表示部L2に表示さ
れる図柄を決定するために使用される。さらに、はずれ
表示の場合は、特別図柄表示部L1に表示される第1停
止図柄を決定するために使用される。この特別図柄作成
カウンタLC3のカウント値は、電源投入時は「0」か
らスタートし、1割込毎(2msのリセット毎)に1加
算され10以上で0クリアされる。従って、特別図柄作
成カウンタLC3のカウント値は、「0」から「9」ま
での何れかの値を取り、1周期は20msとなる。
【0050】また、特別図柄作成カウンタLC4のカウ
ント値は、はずれの場合、特別図柄表示部L2に表示さ
れる第2停止図柄を決定するために使用される。電源投
入時は「0」からスタートし、10割込毎(20ms
毎、特別図柄作成カウンタLC3の1周期毎)に「1」
加算され、10以上で0クリアされる。従って、特別図
柄作成カウンタLC4のカウント値は、「0」から
「9」までの何れかの値を取り、1周期は、200ms
となる。
【0051】さらに、特別図柄作成カウンタLC5のカ
ウント値は、はずれの場合、特別図柄表示部L3に表示
される第3停止図柄を決定するために使用される。電源
投入時は「0」からスタートし、100割込毎(200
ms毎、特別図柄作成カウンタLC4の1周期毎)に1
加算され10以上で0クリアされる。従って、特別図柄
作成カウンタLC5のカウント値は、「0」から「9」
までの何れかの値を取り、1周期は、2000msとな
る。
【0052】次に、リーチ判定カウンタLC6のカウン
ト値は、はずれの場合にリーチ動作を行うかどうか(は
ずれリーチ)を判定するために使用される。電源投入時
は「0」からスタートし、1割込毎(2ms毎)に1加
算され「200」以上で「0」クリアされる。従って、
リーチ判定カウンタLC6のカウント値は、「0」から
「199」までの何れかの値を取り、1周期は、400
msとなる。尚、リーチ判定カウンタLC6のカウント
値が、「20」から「39」までの間の場合には、はず
れリーチの動作が行われる。このはずれリーチでは、特
別図柄表示部L1に停止表示される第1停止図柄(左図
柄)と、特別図柄表示部L2に停止表示される第2停止
図柄(右図柄)とが、同じ図柄となり、特別図柄表示部
L3の図柄が所定時間だけ変動表示され、結局、特別図
柄表示部L3に停止表示される第3停止図柄(中図柄)
は、第1停止図柄及び第2停止図柄とは異なる図柄とな
るものである。
【0053】また、リーチパターン決定カウンタLC7
のカウント値は、大当たり又ははずれリーチと判定され
た場合のリーチパターンを決定するために使用される。
電源投入時は「0」からスタートし、1割込毎(2ms
毎)に1加算され「60」以上で「0」クリアされる。
従って、リーチパターン決定カウンタLC7のカウント
値は、「0」から「59」までの何れかの値を取り、リ
ーチのパターンは60通りとなる。尚、1周期は、12
0msとなる。
【0054】また、普通図柄変動パターン決定カウンタ
LC9のカウント値は、後述する特定遊技状態時に普通
図柄表示部24に変動表示される普通図柄の変動パター
ンを決定するために使用される。電源投入時は「0」か
らスタートし、1割込毎(2ms毎)に1加算され
「3」以上で「0」クリアされる。従って、普通図柄変
動パターン決定カウンタLC9のカウント値は、「0」
から「2」までの何れかの値を取り、普通図柄の変動パ
ターンは3通りとなる。尚、1周期は、6msとなる。
【0055】次に、図6及び図7を参照して、特別図柄
乱数記憶エリア52b及び普通図柄乱数記憶エリア52
cについて説明する。図6は、特別図柄乱数記憶エリア
52bの模式図であり、図7は、普通図柄乱数記憶エリ
ア52cの模式図である。特別図柄乱数記憶エリア52
bには、特別図柄始動口12への遊技球の入賞時に、大
当たり判定用ループカウンタLC2、特別図柄作成カウ
ンタLC3,LC4,LC5、リーチ判定カウンタLC
6、リーチパターン決定カウンタLC7の各々のカウン
ト値を乱数として取得して記憶できる記憶エリア1乃至
記憶エリア4の4つの記憶エリアと、大当たりの判定処
理を行うために記憶エリア1に記憶された各乱数をシフ
トして記憶する判定エリアが1つ設けられており、合わ
せて5つの記憶エリアが設けられている。
【0056】また、普通図柄乱数記憶エリア52cに
は、普通図柄始動ゲート11への遊技球の通過時に、普
通図柄選択用ループカウンタLC1及び普通図柄変動パ
ターン決定カウンタLC9のカウント値を乱数として取
得して記憶できる記憶エリア1乃至記憶エリア4の4つ
の記憶エリアと、普通図柄の当たりの判定処理を行うた
めに記憶エリア1に記憶された乱数をシフトして記憶す
る判定エリアが1つ設けられており、合わせて5つの記
憶エリアが設けられている。
【0057】次に、図8を参照して、電飾基板46のR
AM46cの記憶エリアについて説明する。図8は電飾
基板46のRAM46cの記憶エリアの模式図である。
図8に示すように、電飾基板46のRAM46cには、
特定遊技状態決定カウンタ記憶エリア46c1、特定遊
技状態フラグ記憶エリア46c2、及び報知回数カウン
タ記憶エリア46c3等が設けられている。このRAM
46cの特定遊技状態決定カウンタ記憶エリア46c1
には、特定遊技状態決定カウンタLC8のカウント値が
記憶されており、この特定遊技状態決定カウンタLC8
のカウント値は、特定遊技状態に入るか否かを決定する
ために使用される。電源投入時は「0」からスタート
し、図4に示す割込リセット回路46fからのリセット
信号に従って、1割込毎(2ms毎)に1加算され20
以上で0クリアされる。従って、特定遊技状態決定カウ
ンタLC8のカウント値は、「0」から「19」までの
何れかの値を取り、1周期は、40msとなる。
【0058】次に、図9を参照して、ROM53の記憶
エリアについて説明する。図9(1)はROM53の記
憶エリアの模式図であり、図9(2)は、ROM53の
普通図柄変動パターン記憶エリア53dの模式図であ
る。図9(1)に示すように、ROM53には、制御プ
ログラム記憶エリア53aと、大当たりリーチパターン
テーブル記憶エリア53bと、はずれリーチパターンテ
ーブル記憶エリア53c、普通図柄変動パターン記憶エ
リア53d等が設けられている。さらに、ROM53に
は、図示外の各種の記憶エリアが設けられている。
【0059】また、図9(2)に示すように、普通図柄
変動パターン記憶エリア53dには、後述する特定遊技
状態時に、普通図柄表示部24に変動表示される変動時
間のパターンテーブルが記憶されており、その一例とし
ては、普通図柄変動パターン決定カウンタLC9の値
が、「0」の場合には、普通図柄の変動時間が「5秒」
であり、普通図柄変動パターン決定カウンタLC9の値
が、「1」の場合には、普通図柄の変動時間が「8秒」
であり、普通図柄変動パターン決定カウンタLC9の値
が、「2」の場合には、普通図柄の変動時間が「15
秒」である。
【0060】次に、本実施の形態のパチンコ機1の動作
の詳細について、図10乃至図12に示すフローチャー
トに従って説明する。フローチャートの各ステップにつ
いては、以下、「S」と略す。尚、図10はパチンコ機
1のメインルーチンのフローチャートであり、図11は
パチンコ機1の大当たり判定処理のフローチャートであ
り、図12は特定遊技状態移行決定処理のフローチャー
トである。
【0061】図10に示すメインルーチンのフローチャ
ートは、一定間隔の時間(例えば、2ms)で、図3に
示す割込リセット回路57が発生するリセット信号に従
って、主基板41のCPU51がスタートから順に処理
を行い、スタートから終了までの処理を、2ms以内で
行うようになっている。従って、2ms間隔でリセット
信号が入力されるごとに、スタートから処理が繰り返し
行われる。尚、図10に示すフローチャートの処理を行
うプログラムは図9に示すROM53の制御プログラム
記憶エリア53aに記憶されている。
【0062】図10に示すパチンコ機1のメインルーチ
ンのフローチャートでは、まず、最初のリセット信号が
入ると、スタックポインタの指定アドレスをセットする
ためのスタックポインタセット処理を行う(S1)。次
いで、RAM52の記憶内容をチェックするRAMチェ
ックが行われる(S2)。このRAMチェック(S2)
は、電源投入時の初期設定処理が行われているか否かを
判断するものである。このとき、RAM52の初期設定
記憶エリア52lにS3に示す電源投入時初期設定処理
で書き込まれる所定の数値が書き込まれているか否かが
判断される。初期設定記憶エリア52lに所定の数値が
書き込まれていない場合は(S2:NO)、電源投入後
の初期処理が行われていない状態であるので、電源投入
時初期設定処理が行われる(S3)。この処理では、R
AM52の各記憶エリアの記憶値をリセットし、さら
に、ループカウンタ記憶エリア52aに記憶されている
各ループカウンタの値を各々初期値(例えば、「0」)
にセットし、初期設定記憶エリア52lに所定の数値を
記憶させる。その後、処理を終了する。
【0063】次のリセット信号で、また、スタートから
処理が行われる。まず、RAMチェック(S2)では、
初期設定記憶エリア52lに所定の数値が書き込まれて
いるので、RAM52は正常と判断され(S2:YE
S)、次の液晶画面コマンド出力処理(S4)に移行す
る。この液晶画面コマンド出力処理(S4)では、I/
Oインターフェース54を介して、図柄表示基板44に
特別図柄表示装置8を制御する信号が送られる。次い
で、音コマンド出力処理(S5)に移行する。この音コ
マンド出力処理(S5)では、I/Oインターフェース
54を介して、音基板43にスピーカー48を駆動する
ための信号が送られる。次いで、ランプコマンド出力処
理(S6)を行う。このランプコマンド出力処理(S
6)では、パチンコ機1に設けられている各種のランプ
の点滅の制御を行う信号を電飾基板46へ出力する。次
いで、ポート出力処理を行う(S7)。このポート出力
処理(S7)では、図示外のホール管理用コンピュータ
にパチンコ機1の大当たり情報、始動情報、確率変動情
報、時間短縮情報等の各種の情報を出力ポート55を介
して出力する。
【0064】次いで、スイッチ読込処理(S8)が行わ
れる。このスイッチ読込処理(S8)は、普通図柄始動
ゲート11、特別図柄始動口12、普通電動役物15、
大入賞口16、普通入賞口19,20等への遊技球の入
賞を検出するものである。このスイッチ読込処理(S
8)では、具体的には、特別図柄始動口12に設けられ
ている始動口スイッチ72、普通図柄始動ゲート11及
び普通電動役物15に各々設けられている普通図柄作動
スイッチ73、大入賞口16のVゾーンに設けられてい
るVスイッチ74、大入賞口16に設けられているカウ
ントスイッチ75、普通入賞口19,20等入賞口から
の遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチ76が遊技球
の入賞を検出した場合には、RAM52の入賞球フラグ
記憶エリア52mに各スイッチに対応したフラグが立
つ。
【0065】また、特別図柄始動口12に設けられてい
る始動口スイッチ72が遊技球の通過を検出した場合に
は、4個まで、入賞数がRAM52の特別図柄始動入賞
数記憶エリア52dに記憶され、普通図柄始動ゲート1
1及び普通電動役物15に各々設けられている普通図柄
作動スイッチ73が遊技球の通過を検出した場合は、4
個まで、入賞数がRAM52の普通図柄始動入賞数記憶
エリア52eに記憶される。
【0066】また、上記の特別図柄始動口12に設けら
れている始動口スイッチ72が遊技球の通過を検出した
場合には、RAM52のループカウンタ記憶エリア52
aに記憶されている大当たり判定用ループカウンタLC
2、特別図柄作成カウンタLC3、LC4、LC5、リ
ーチ判定カウンタLC6、リーチパターン決定カウンタ
LC7の各値を特別図柄乱数記憶エリア52bの記憶エ
リア1乃至記憶エリア4に順次記憶させ、それに対応し
た特別図柄記憶数表示LED60が点灯する。従って、
最大の保留数は4個である。
【0067】また、普通図柄始動ゲート11及び普通電
動役物15に各々設けられている普通図柄作動スイッチ
73が、遊技球の通過を検出した場合には、RAM52
のループカウンタ記憶エリア52aに記憶されている普
通図柄選択用ループカウンタLC1の値を普通図柄乱数
記憶エリア52cの記憶エリア1乃至記憶エリア4に順
次記憶させ、それに対応した普通図柄記憶数表示LED
59が点灯する。従って、最大の保留数は4個である。
【0068】スイッチ読込処理(S8)が終了すると、
次いで、ループカウンタ更新処理(S9)を行う。この
ループカウンタ更新処理(S9)では、RAM52のル
ープカウンタ記憶エリア52aに各々記憶されている普
通図柄選択用ループカウンタLC1、大当たり判定用ル
ープカウンタLC2、特別図柄作成カウンタLC3,L
C4,LC5,リーチ判定カウンタLC6、リーチパタ
ーン決定カウンタLC7の値を上記の所定量だけ増加す
る(インクリメントする)。尚、各ループカウンタに設
定されている最大値を越える場合には、各ループカウン
タの値は0クリアされ、「0」に戻るようにプログラム
されている。
【0069】次に、図10に示すパチンコ機1のメイン
ルーチンでは、ループカウンタ更新処理S9が終了する
と、パチンコ機1にエラーが発生しているか否かが判断
され(S10)、パチンコ機1にエラーが発生している
場合には(S10:YES)、条件装置処理(S1
1)、特別図柄処理(S12)、普通図柄処理(S1
3)を飛ばして処理を行い、特別図柄表示装置8にエラ
ー表示等をさせる。エラーが発生していないときには
(S10:NO)、条件装置処理(S11)に進む。
【0070】次いで、この条件装置処理(S11)で
は、RAM52の大当たりフラグ記憶エリア52fに大
当たりフラグがONとなっていた場合、即ち、大当たり
の場合には、大入賞口16の開放、閉鎖、特別図柄表示
装置8への大当たりデモ表示処理が行われる。一巡目の
処理では、後述する特別図柄処理(S12)での大当た
り判定処理がまだ行われていないので、条件装置処理
(S11)では、何も行われず次の処理に進む。次い
で、特別図柄処理(S12)が行われる。
【0071】この特別図柄処理(S12)では、後述す
る大当たり判定処理等が行われる。また、この特別図柄
処理(S12)が終了すると、次に、普通図柄処理(S
13)が行われる。この普通図柄処理(S13)では、
普通図柄始動ゲート11への遊技球の通過及び普通電動
役物15へ遊技球の入賞により、普通図柄選択用ループ
カウンタLC1のカウント値が、普通図柄乱数として、
RAM52の普通図柄乱数記憶エリア52cに記憶され
るので、その普通図柄乱数に基づいて、普通図柄表示部
24に図柄が停止表示される。RAM52の普通図柄乱
数記憶エリア52cに記憶される普通図柄乱数は「0」
から「255」までであるので、この普通図柄処理(S
13)では、RAM52の普通図柄乱数記憶エリア52
cに記憶された普通図柄乱数が、「0」から「63」の
場合は、はずれとなり、普通図柄表示部24に、はずれ
図柄である「−」が停止表示され、それ以外の場合に
は、当たりとなり普通図柄表示部24に、あたり図柄で
ある「7」が停止表示される。尚、普通図柄表示部24
の普通図柄の変動開始から停止までの変動時間は、普通
図柄変動パターン決定カウンタLC9の値によって、R
OM53の普通図柄変動パターン記憶エリア53dに記
憶されているパターンテーブルを参照して、「5秒」、
「8秒」、「15秒」と複数設けられている変動パター
ンから選択される。
【0072】普通図柄処理(S13)が終了すると、次
に、賞品球の払い出しを行う払出制御(S14)が行わ
れ、枠ランプを点滅させる枠ランプ制御(S15)を経
てメインルーチンの処理が終了する。尚、このメインル
ーチンの処理は各サブルーチンの処理を含めて、2ms
以内に終了する。そして、割込リセット回路57からの
リセット信号により、CPU51は、図10に示すメイ
ンルーチンの処理を、スタートから繰り返し行う。従っ
て、図10に示すメインルーチンの処理が、2ms単位
で繰り返されていることになる。先の一巡目のメインル
ーチンの処理の特別図柄処理(S12)で大当たり状態
と判定されれば、RAM52の大当たりフラグ記憶エリ
ア52fに「1」が記憶され、大当たりフラグがON
し、次の二巡目の条件装置処理(S11)では、大当た
りフラグ記憶エリア52fに「1」が記憶されていれ
ば、大入賞口16の開放、閉鎖の動作が所定回数(例え
ば、15回や16回)行われる。
【0073】例えば、遊技者が、遊技盤2の下側に設け
られた発射ハンドル7を操作することによって、遊技球
を遊技領域4に打ち込み、遊技球が特別図柄始動口12
に入賞すると、図10に示すメインルーチンのスイッチ
読込処理(S8)において、遊技球の特別図柄始動口1
2への入賞が検出される。具体的には、特別図柄始動口
12に設けられている始動口スイッチ72が遊技球の通
過を検出したときに、RAM52のループカウンタ記憶
エリア52aに各々記憶されている大当たり判定用ルー
プカウンタLC2、特別図柄作成カウンタLC3,LC
4,LC5、リーチ判定カウンタLC6、リーチパター
ン決定カウンタLC7の値を乱数としてRAM52の特
別図柄乱数記憶エリア52bに記憶する。そして、ルー
プカウンタ更新処理(S9)を経てS10に進む。通常
時はパチンコ機1にエラーが発生していないので(S1
0:NO)、条件装置処理(S11)に進むが、まだ、
大当たりの判定がなされていないので、条件装置処理
(S11)では何もされず、特別図柄処理(S12)を
行う。
【0074】この特別図柄処理(S12)では、図11
に示すフローチャートの大当たり判定処理を行う。ま
ず、特別図柄始動口12へ入賞しているか否かが判断さ
れる(S21)。この判断は、特別図柄始動入賞数記憶
エリア52dに記憶されている入賞球の数が0か否かで
行われる。特別図柄始動入賞数記憶エリア52dに記憶
されている入賞球の数が「0」の場合には(S21:N
O)、大当たり判定処理を終了し、メインルーチンにリ
ターンする。
【0075】特別図柄始動入賞数記憶エリア52dに記
憶されている入賞球の数が「0」でない、すなわち1〜
4の何れかであると判断された場合には(S21:YE
S)、特別図柄乱数記憶エリア52bの記憶エリア1に
記憶されている各乱数の値を判定エリアへシフトさせて
読み出し、特別図柄乱数記憶エリア52b中の記憶エリ
ア2乃至4に記憶されている各乱数の値を一つずつ記憶
エリアをシフトする(S22)。すなわち、特別図柄乱
数記憶エリア52bの記憶エリア2の記憶値を記憶エリ
ア1へ、記憶エリア3の記憶値を記憶エリア2へ、記憶
エリア4の記憶値を記憶エリア3へ移動させる。次い
で、特別図柄始動入賞数記憶エリア52dの記憶数を
「1」減算、すなわち保留球数を減算する(S23)。
【0076】次に特別図柄表示部L1,L2,L3に変
動表示される図柄の変動開始から確定表示までの時間を
短縮する短縮変動を行うか否かを判断する(S24)。
この判断は、特別図柄始動入賞数記憶エリア52dに記
憶されている保留球数(大当たり判定が行われていない
入賞球数)に基づいて行う。具体的には、保留球数が0
〜2個の場合は、短縮変動を行わず(S24:NO)、
保留球数が3又は4個の場合は、短縮変動を行う(S2
4:YES)。
【0077】短縮変動を行う場合には(S24:YE
S)、主基板41から図柄表示基板44に短時間ベース
変動コマンドを出力する(S25)。また、短縮変動を
行わない場合には(S24:NO)、主基板41から図
柄表示基板44に長時間ベース変動コマンドを出力する
(S26)。
【0078】短時間ベース変動コマンドの出力(S2
5)又は長時間ベース変動コマンドの出力(S26)が
終了すると、次いで、大当たり判定を行う(S28)。
大当たり判定用ループカウンタLC2の値は、本実施の
形態では、「0」〜「314」の間をとるので、S22
で判定エリアに読み出した大当たり判定用ループカウン
タLC2の乱数の値も「0」〜「314」の何れかにな
っている。ここで、S22で読み出した大当たり判定用
ループカウンタLC2の値(乱数の値)が大当たりの値
として決められている特定の値、例えば、「7」である
か否かが判定される。S22で読み出した大当たり判定
用ループカウンタLC2の値が「7」である場合には
(S28:YES)、大当たりフラグをONするために
RAM52の大当たりフラグ記憶エリア52fに「1」
を記憶し(S29)、次いで、S22で読み出したリー
チパターン決定カウンタLC7の値に基づいて、大当た
りリーチパターン選択処理が行われる(S30)。
【0079】この大当たりリーチパターン選択処理S3
0では、図9に示す大当たりリーチパターンテーブル記
憶エリア53bに記憶されている大当たりリーチパター
ンテーブルを参照して、リーチの変動パターンコマンド
が選択され、当該リーチの変動パターンコマンドがRA
M52の図柄変動コマンド記憶エリア52rに記憶され
る(S30)。尚、S30の処理では、リーチの変動パ
ターンコマンドの記憶以外に、リーチ時に電飾風車9,
10や電飾ランプ63等を点灯又は点滅させるランプコ
マンドをRAM52のランプコマンド記憶エリア52s
に記憶させ、スピーカー48から発する効果音の音コマ
ンドをRAM52の音コマンド記憶エリア52tに記憶
させ、発射ハンドル7を振動させる発射ハンドル振動コ
マンドをRAM52の発射ハンドル振動コマンド記憶エ
リア52uに記憶させる。
【0080】次いで、大当たり図柄選択処理を行う(S
31)。大当たり表示を行う場合、特別図柄乱数記憶エ
リア52bの記憶されている特別図柄作成カウンタLC
3の値に基づいて大当たり図柄を選択する。特別図柄作
成カウンタLC3は、「0」〜「9」の間の何れかの数
値である。
【0081】ここで、特別図柄乱数記憶エリア52bに
記憶されている特別図柄作成カウンタLC3の値に対応
して、次のように大当たり図柄が選択される(S3
1)。特別図柄作成カウンタLC3の値と特別図柄表示
部L1に表示される第1停止図柄(左図柄)、特別図柄
表示部L2に表示される第2停止図柄(右図柄)、特別
図柄表示部L3に表示される第3停止図柄(中図柄)と
の関係は、0:「0、0、0」、1:「1、1、1」、
2:「2、2、2」、3:「3、3、3」、4:「4、
4、4」、5:「5、5、5」、6:「6、6、6」、
7:「7、7、7」、8:「8、8、8」、9:「9、
9、9」となる。選択された大当たり図柄を示すデータ
は、RAM52の第1停止図柄記憶エリア52o、第2
停止図柄記憶エリア52p、第3停止図柄記憶エリア5
2qに各々記憶される(S31)。
【0082】尚、S31の処理では、特別図柄作成カウ
ンタLC3の値が、「1,3,5,7,9」の時は、次
の大当たりの確率が高くなる確率変動モードに突入する
ので、RAM52の確率変動フラグ記憶エリア52nに
「1」を記憶して確率変動フラグをONとする。また、
特別図柄作成カウンタLC3の値が、「0,2,4,
6,8」の時は、次の大当たりの確率は高くならず通常
モードであるので、RAM52の確率変動フラグ記憶エ
リア52nに「0」を記憶して確率変動フラグをOFF
とする。
【0083】尚、S28の判定で、S22で読み出した
大当たり判定用ループカウンタLC2の乱数の値が例え
ば、大当たりとされる「7」以外の場合には(S28:
NO)、S22で読み出したリーチ判定カウンタLC6
の値によりはずれリーチ動作を行うか否かが判定される
(S32)。リーチ判定カウンタLC6の値が、「20
〜39」の場合には、はずれリーチと判定される(S3
2:YES)。はずれリーチと判定された場合には(S
32:YES)、S22で読み出した特別図柄作成カウ
ンタLC3、特別図柄作成カウンタLC4に基づいて、
はずれリーチの停止図柄をRAM52の第1停止図柄記
憶エリア52o、第2停止図柄記憶エリア52p及び第
3停止図柄記憶エリア52qに各々記憶させ(S3
3)、また、ROM53のはずれリーチパターンテーブ
ル記憶エリア53cに記憶されているはずれリーチパタ
ーンテーブルを参照して、はずれリーチの変動パターン
コマンドが選択され、当該リーチの変動パターンコマン
ドがRAM52の図柄変動コマンド記憶エリア52rに
記憶される(S38)。
【0084】尚、S38の処理では、リーチの変動パタ
ーンコマンドの記憶以外に、リーチ時に電飾風車9,1
0や電飾ランプ63等を点灯又は点滅させるランプコマ
ンドをRAM52のランプコマンド記憶エリア52sに
記憶させ、スピーカー48から発する効果音の音コマン
ドをRAM52の音コマンド記憶エリア52tに記憶さ
せる。
【0085】次に、S32の判断処理でリーチと判定さ
れなかった場合(S32:NO)には、S22で読み出
した特別図柄作成カウンタLC3、特別図柄作成カウン
タLC4、特別図柄作成カウンタLC5の乱数に基づい
て、はずれ停止図柄選択処理(S34)を行い、RAM
52の第1停止図柄記憶エリア52o、第2停止図柄記
憶エリア52p及び第3停止図柄記憶エリア52qに各
々記憶する(S34)。S31又はS33又はS34の
処理が終了すると、次に、特別図柄表示部L1,L2,
L3の図柄に確定表示する停止図柄を指定する図柄指定
コマンドを図柄表示基板44に出力する(S35)。こ
の図柄指定コマンドは、RAM52の第1停止図柄記憶
エリア52o、第2停止図柄記憶エリア52p及び第3
停止図柄記憶エリア52qに各々記憶している停止図柄
に基づいて出力される。
【0086】次いで、変動パターンコマンド出力処理を
行う(S36)。この変動パターンコマンド出力処理
は、主基板41のRAM52の図柄変動コマンド記憶エ
リア52rに記憶した図柄の変動パターンコマンドを図
柄表示基板44に出力する。RAM52の図柄変動コマ
ンド記憶エリア52rにリーチの変動パターンコマンド
が記憶されている場合には、そのリーチの変動パターン
コマンドを主基板41から図柄表示基板44に出力し、
リーチの変動パターンコマンドが記憶されていない場合
には、通常変動の変動パターンコマンドを主基板41か
ら図柄表示基板44に出力する(S36)。図柄表示基
板44では、主基板41から受信した変動パターンコマ
ンドに基づいて、ROM(図示外)に記憶した図柄変動
データに従って、後述する特別図柄表示装置8の特別図
柄表示部L1,L2,L3の図柄の変動を制御する。
【0087】次いで、主基板41から図柄表示基板44
に特別図柄表示部L1,L2,L3に変動表示されてい
る第1図柄乃至第3図柄を停止する全図柄停止コマンド
を出力する(S37)。全図柄停止コマンドを受信する
と、図柄表示基板44は、既に受信している図柄指定コ
マンドに基づいて、所定のタイミングで特別図柄表示装
置8の特別図柄表示部L1〜L3に第1停止図柄〜第3
停止図柄を順次停止する。以上の大当たり判定処理が終
了した場合には、図10に示すパチンコ機1のメインル
ーチンにリターンする。
【0088】次に、図12を参照して、特定遊技状態移
行決定処理について説明する。図12は、電飾基板46
のCPU46aが行う特定遊技状態移行決定処理のフロ
ーチャートである。図12に示すように、この特定遊技
状態移行決定処理では、まず、電飾基板46のRAM4
6cの報知回数カウンタ記憶エリア46c3に記憶され
ている報知回数カウンタKを「K=0」としてリセット
する(S51)。次に、電飾基板46が主基板41から
電飾風車9,10や電飾ランプ63を点滅又は点灯させ
るためのランプコマンドを受信すると(S52:YE
S)、特定遊技状態決定カウンタ記憶エリア46c1に
記憶されている特定遊技状態決定カウンタLC8の値を
取得する(S53)。
【0089】この取得した特定遊技状態決定カウンタL
C8の値が当たりと決定されている所定値(例えば、
7)と一致するか否か判断して当たりを判断する(S5
4)。当たりの場合には(S54:YES)、電飾基板
46のRAM46cの特定遊技状態フラグ記憶エリア4
6c2に特定遊技状態フラグONを記憶する(S5
5)。次いで、普通図柄が当たりとなると(S56:Y
ES)、主基板41から普通図柄の当たりのコマンド及
び普通図柄の変動時間のコマンドを受信すると、普通電
動役物15の開閉部材15a,15bが開放されること
が分かるので、少なくとも発射ハンドル7を操作して、
遊技球が発射され、当該発射された遊技球が普通電動役
物15へ到達する時間だけ前のタイミングに、右打ち表
示部12bを点灯又は点滅させて、普通電動役物15の
開閉部材15a,15bが開放されることを報知する
(S57)。
【0090】次いで、報知回数カウンタKを「1」増加
するために、「K=K+1」とする(S58)。次い
で、報知回数カウンタKの値が「100」となった場合
には(S59:YES)、普通電動役物15の開閉部材
15a,15bが開放されることの報知が100回行わ
れたので、特定遊技状態フラグ記憶エリア46c2に特
定遊技状態フラグOFFを記憶し(S60)、S51に
戻り報知回数カウンタKを「0」としてリセットする。
報知回数カウンタKの値が「100」未満の場合には
(S59:NO)、S56に戻る。従って、本実施の形
態では、特定遊技状態になると、普通電動役物15の開
閉部材15a,15bが開放されることが100回報知
されることになる。
【0091】次に、図13のタイミングチャートを参照
して、通常状態及び特定遊技状態の場合の普通電動役物
15と電飾ランプ等の点滅・点灯について説明する。図
13は普通図柄の変動と電飾ランプ等と右打ち表示部1
2bの点滅・点灯状態を示すタイミングチャートであ
る。図13に示すように、通常状態では、普通図柄の当
たり判定で、当たりと判定されると、T0タイミング
で、普通図柄表示部24に変動表示される普通図柄の変
動が開始し、同時に、電飾風車9,10及び電飾ランプ
63の点滅が開始する。T0タイミングから8秒後のT
2タイミングで、普通図柄の変動が停止し、その後、T
3タイミングで、普通電動役物15が開放され、T5タ
イミングで、電飾風車9,10及び電飾ランプ63の点
滅が停止すると同時に普通電動役物15が閉鎖される。
【0092】また、普通図柄の当たり判定で、当たりと
判定されると、T6タイミングで、普通図柄表示部24
に変動表示される普通図柄の変動が開始し、同時に、電
飾風車9,10及び電飾ランプ63の点滅が開始する。
その後、T6タイミングから5秒後のT8タイミング
で、普通図柄の変動が停止し、T9タイミングで、普通
電動役物15が開放され、その後、T11タイミング
で、電飾風車9,10及び電飾ランプ63の点滅が停止
すると同時に普通電動役物15が閉鎖される。
【0093】また、普通図柄の当たり判定で、当たりと
判定されると、T12タイミングで、普通図柄表示部2
4に変動表示される普通図柄の変動が開始し、同時に、
電飾風車9,10及び電飾ランプ63の点滅が開始す
る。T12タイミングから15秒後のT14タイミング
で、普通図柄の変動が停止し、その後、T15タイミン
グで、普通電動役物15が開放され、その後、T17タ
イミングで、電飾風車9,10及び電飾ランプ63の点
滅が停止すると同時に普通電動役物15が閉鎖される。
尚、上記の普通図柄の変動時間は、普通図柄変動パター
ン決定カウンタLC9の値に基づいて、図9(2)に示
す普通図柄の変動パターン記憶エリア53dに記憶され
た変動時間のパターンから選択される。以上のような通
常状態での電飾風車9,10及び電飾ランプ63の点滅
では、普通電動役物15の開放をねらい打ちすることは
困難である。
【0094】次に、特定遊技状態の場合を図13を参照
して説明する。特定遊技状態中に普通図柄の当たり判定
で、当たりと判定されると、T0タイミングで、普通図
柄表示部24に変動表示される普通図柄の変動が開始
し、同時に、右打ち表示部12bの点滅が開始する。次
いで、T1タイミングで、右打ち表示部12bが点灯す
るので、遊技者は遊技球の発射を開始する。T0タイミ
ングから8秒後のT2タイミングで、普通図柄の変動が
停止し、その後、T3タイミングで、普通電動役物15
が開放され、T4タイミングで、右打ち表示部12bが
消灯するので、遊技者は遊技球の発射を終了する。T5
タイミングで、普通電動役物15が閉鎖される。
【0095】また、普通図柄の当たり判定で、当たりと
判定されると、T6タイミングで、普通図柄表示部24
に変動表示される普通図柄の変動が開始し、同時に、右
打ち表示部12bの点滅が開始する。次いで、T7タイ
ミングで、右打ち表示部12bが点灯するので、遊技者
は遊技球の発射を開始する。その後、T6タイミングか
ら5秒後のT8タイミングで、普通図柄の変動が停止
し、T9タイミングで、普通電動役物15が開放され、
その後、T10タイミングで、右打ち表示部12bが消
灯するので、遊技者は遊技球の発射を終了する。次い
で、T11タイミングで、普通電動役物15が閉鎖され
る。
【0096】また、普通図柄の当たり判定で、当たりと
判定されると、T12タイミングで、普通図柄表示部2
4に変動表示される普通図柄の変動が開始し、同時に、
右打ち表示部12bの点滅が開始する。その後、T13
タイミングで、右打ち表示部12bが点灯するので、遊
技者は遊技球の発射を開始する。次いで、T12タイミ
ングから15秒後のT14タイミングで、普通図柄の変
動が停止し、その後、T15タイミングで、普通電動役
物15が開放され、その後、T16タイミングで、右打
ち表示部12bが消灯するので、遊技者は遊技球の発射
を終了する。次いで、T17タイミングで、普通電動役
物15が閉鎖される。尚、上記の普通図柄の変動時間
は、普通図柄変動パターン決定カウンタLC9の値に基
づいて、図9(2)に示す普通図柄の変動パターン記憶
エリア53dに記憶された変動時間のパターンから選択
される。
【0097】以上説明したように、本実施の形態のパチ
ンコ機1では、特定遊技状態に移行すると、普通電動役
物15の開閉部材15a,15bが開放されることを少
なくとも発射ハンドル7を操作して、遊技球が発射さ
れ、当該発射された遊技球が普通電動役物15へ到達す
る時間だけ前のタイミングに、右打ち表示部12bを点
灯又は点滅させて表示することができる。従って、遊技
者は右打ち表示部12bの点灯に合わせて遊技球を発射
すれば、遊技球を無駄打ちすることがない。さらに、普
通電動役物15の開閉部材15a,15bが閉鎖される
ことを、遊技球が発射され、当該発射された遊技球が普
通電動役物15へ到達する時間だけ前のタイミングに、
右打ち表示部12bを消灯して表示することもできるの
で、遊技者は右打ち表示部12bの消灯に合わせて、遊
技球の発射を停止すれば、遊技球の無駄打ちを防止でき
る。また、パチンコ機1では、普通図柄表示部24に変
動表示される図柄の変動時間は、複数の変動パターン
(変動時間)から乱数によりランダムに選択されるの
で、通常状態で、普通電動役物15の開閉部材15a,
15bをねらい打ちする所謂「止め打ち」を行っても、
普通電動役物15への遊技球の入賞は困難である。さら
に、上記の実施の形態では、普通電動役物15への遊技
球の入賞率を高めることができるので、特別図柄表示装
置8の特別図柄表示部L1〜L3の作動率を向上するこ
とができる。
【0098】尚、上記の実施の形態では、特定遊技状態
に移行するか否かを電飾基板46で判断して、右打ち表
示部12bで普通電動役物15の開閉部材15a,15
bが開放されることを報知するようにしているが、特定
遊技状態に移行するか否かを音基板43で判断するよう
にしても良い。この場合には、音基板43が主基板41
から発音コマンドを受信した時に、乱数を用いた抽選を
行って、当たりの場合には、少なくとも発射ハンドル7
を操作して、遊技球が発射され、当該発射された遊技球
が普通電動役物15へ到達する時間だけ前のタイミング
に、スピーカー48から予告音を発して、普通電動役物
15の開閉部材15a,15bが開放されることを報知
するようにしても良い。
【0099】また、特定遊技状態に移行するか否かを図
柄表示基板44で判断するようにしても良い。この場合
には、図柄表示基板44が主基板41から図柄の変動コ
マンドを受信した時に、乱数を用いた抽選を行って、当
たりの場合には、少なくとも発射ハンドル7を操作し
て、遊技球が発射され、当該発射された遊技球が普通電
動役物15へ到達する時間だけ前のタイミングに、特別
図柄表示装置8の表示画面28に予告図柄や特定のキャ
ラクター等表示して、普通電動役物15の開閉部材15
a,15bが開放されることを報知するようにしても良
い。
【0100】また、特定遊技状態に移行するか否かを発
射ハンドル7の制御基板(図示外)で判断するようにし
ても良い。この場合には、発射ハンドル7の制御基板が
主基板41から発射ハンドル7の振動コマンドを受信し
た時に、乱数を用いた抽選を行って、当たりの場合に
は、少なくとも発射ハンドル7を操作して、遊技球が発
射され、当該発射された遊技球が普通電動役物15へ到
達する時間だけ前のタイミングに、発射ハンドル7を振
動させて、普通電動役物15の開閉部材15a,15b
が開放されることを報知するようにしても良い。
【0101】また、特定遊技状態に移行するか否かを普
通図柄表示部24を制御する制御基板(図示外)で判断
するようにしても良い。この場合には、普通図柄表示部
24を制御する制御基板が主基板41から普通図柄の変
動コマンドを受信した時に、乱数を用いた抽選を行っ
て、当たりの場合には、少なくとも発射ハンドル7を操
作して、遊技球が発射され、当該発射された遊技球が普
通電動役物15へ到達する時間だけ前のタイミングに、
普通図柄表示部24に予告図柄等表示して、普通電動役
物15の開閉部材15a,15bが開放されることを報
知するようにしても良い。
【0102】また、特定遊技状態に移行するか否かを主
基板41で判断するようにしても良い。この場合には、
入賞口12a、19,20等に遊技球が入賞した場合
に、乱数を用いた抽選を行って、当たりの場合には、少
なくとも発射ハンドル7を操作して、遊技球が発射さ
れ、当該発射された遊技球が普通電動役物15へ到達す
る時間だけ前のタイミングに、特別図柄表示装置8の表
示画面28に予告図柄や所定のキャラクター等表示し
て、普通電動役物15の開閉部材15a,15bが開放
されることを報知するようにしても良い。
【0103】尚、本発明は、パチンコ機に限られず、パ
チコン機等の開放される普通電動役物を備えた遊技機に
適用できることは、言うまでもない。更に、普通電動役
物15開放の報知は、100回に限られず、50回、2
00回、500回等の任意の所定回数を予め設定しても
良い。また、普通図柄の変動時間のパターンは、5秒、
8秒、15秒の3つに限られず、任意の値を予め任意の
個数設定することができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の遊技機では、図柄表示部には、変動時間の長さの異
なる複数の図柄変動パターンが変動表示され、条件判断
手段が所定条件が成立したと判断したときに、図柄表示
制御手段は前記図柄表示部に前記複数の図柄変動パター
ンの内の何れかを変動表示し、その後、当たり図柄を表
示する。このときに、報知手段は、少なくとも遊技球の
発射から発射された遊技球が前記電動役物へ到達する時
間だけ前のタイミングに、電動役物が開成されることを
報知することが可能となる。従って、変動時間の長さの
異なる複数の図柄変動パターンが変動表示されるため
に、電動役物が開成されるタイミングが不規則な物で
も、報知手段により報知されるため電動役物に遊技球を
容易に入賞させることができる。従って、普通電動役物
への遊技球の入賞率を上げることができる。よって、従
来の遊技性に加えて電動役物への遊技球が入賞するよう
に報知するという新しい遊技状態を遊技者に提供できる
ので、遊技者の遊技意欲を高めることができる。
【0105】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
請求項1に記載の発明の効果に加え、報知決定手段が報
知を行うと決定した場合に、報知手段は、少なくとも遊
技球の発射から発射された遊技球が前記電動役物へ到達
する時間だけ前のタイミングに、電動役物が開成される
ことを報知することが可能となる。従って、遊技者は少
なくとも遊技球の発射から発射された遊技球が前記電動
役物へ到達する時間だけ前のタイミングに、電動役物の
開放を狙って遊技球を発射することができる。
【0106】また、請求項3に係る発明の遊技機では、
請求項2に記載の発明の効果に加え、報知決定手段とし
ての抽選手段が、報知手段による報知を行うか否かを決
定することができる。従って、抽選手段により当たりと
なった場合に、電動役物開放を報知することができる。
【0107】また、請求項4に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、報
知手段としての電飾ランプが点灯又は点滅して、電動役
物が開放されることを報知することができる。従って、
臨場感を高めることができる。
【0108】また、請求項5に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、報
知手段としてのスピーカーから所定の音を発生して、電
動役物が開放されることを報知することができる。従っ
て、臨場感を高めることができる。
【0109】また、請求項6に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、報
知手段としての図柄表示部が電動役物が開放されること
を報知することができる。
【0110】また、請求項7に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、報
知手段としての他の図柄表示部が電動役物が開放される
ことを報知することができる。
【0111】また、請求項8に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、報
知手段としての発射ハンドルが振動されて電動役物が開
放されることを報知することができる。従って、臨場感
を高めることができる。
【0112】また、請求項9に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至8の何れかに記載の発明の効果に加えて、
図柄表示制御手段は、変動時間の長さの異なる複数の図
柄変動パターンから、変動表示する図柄変動パターンを
ランダムに選択して表示することができる。従って、通
常時には、普通電動役物の開放をねらい打ちにすること
は困難である。
【0113】また、請求項10に係る発明の遊技機で
は、請求項1乃至9の何れかに記載の発明の効果に加え
て、条件判断手段としての普通図柄抽選手段は、普通図
柄始動口への遊技球の入賞により抽選を行い、普通図柄
表示部に当たり図柄が表示された場合に、普通図柄電動
役物が開成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施の形態のパチンコ機1の
正面図である。
【図2】図2はパチンコ機1の遊技盤2の正面図であ
る。
【図3】図3はパチンコ機1の電気的回路構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図4は電飾基板46の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図5はRAM52の記憶エリアを示す模式図で
ある。
【図6】図6は、特別図柄乱数記憶エリア52bの模式
図である。
【図7】図7は、普通図柄乱数記憶エリア52cの模式
図である。
【図8】図8は電飾基板46のRAM46cの記憶エリ
アの模式図である。
【図9】図9(1)はROM53の記憶エリアの模式図
であり、図9(2)は、ROM53の普通図柄変動パタ
ーン記憶エリア53dの模式図である。
【図10】図10はパチンコ機1のメインルーチンのフ
ローチャートである。
【図11】図11はパチンコ機1の大当たり判定処理の
フローチャートである。
【図12】図12は特定遊技状態移行決定処理のフロー
チャートである。
【図13】図13は普通図柄の変動と電飾(右打ち表示
部12b)の点滅・点灯状態を示すタイミングチャート
である。
【図14】図14は従来のパチンコ機101の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 パチンコ機 4 遊技領域 7 発射ハンドル 8 特別図柄表示装置 9 電飾風車 10 電飾風車 11 普通図柄始動ゲート 12 特別図柄始動口 12a 入賞口 12b 右打ち表示部 15 普通電動役物 15a,15b 開閉部材 24 普通図柄表示部 28 表示画面 L1 特別図柄表示部 L2 特別図柄表示部 L3 特別図柄表示部 41 主基板 43 音基板 44 図柄表示基板 45 払出制御基板 46 電飾基板 63 電飾ランプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄を変動表示する図柄表示部と、 前記図柄表示部に変動表示される変動時間の長さの異な
    る複数の図柄変動パターンと、 所定条件の成立を判断する条件判断手段と、 前記条件判断手段が所定条件が成立したと判断したとき
    に、前記図柄表示部に前記複数の図柄変動パターンの内
    の何れかを変動表示し、その後、当たり図柄を表示する
    図柄表示制御手段と、 前記図柄表示部に当たり図柄が表示された場合に、開成
    される電動役物と、 少なくとも遊技球の発射から発射された遊技球が前記電
    動役物へ到達する時間だけ前のタイミングに、前記電動
    役物が開成されることを報知する報知手段とを備えたこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記報知手段による報知を行うか否かを
    決定する報知決定手段を設け、 当該報知決定手段が報知を行うと決定した場合に、前記
    報知手段による報知を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記報知決定手段は、抽選手段であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は電飾ランプであり、当該
    電飾ランプが点灯又は点滅して、前記電動役物が開放さ
    れることを報知することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記報知手段はスピーカーであり、当該
    スピーカーから所定の音を発生して、前記電動役物が開
    放されることを報知することを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は前記図柄表示部であり、
    前記図柄表示部を用いて前記電動役物が開放されること
    を報知することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに
    記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は、前記図柄表示部とは別
    の他の図柄表示部であり、当該他の図柄表示部を用いて
    前記電動役物が開放されることを報知することを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記報知手段は、発射ハンドルであり、
    当該発射ハンドルが振動されて前記電動役物が開放され
    ることを報知することを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記図柄表示制御手段は、前記変動時間
    の長さの異なる複数の図柄変動パターンから、変動表示
    する図柄変動パターンをランダムに選択して表示するこ
    とを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の遊技
    機。
  10. 【請求項10】 遊技球が入賞する普通図柄始動口を設
    け、 前記図柄表示部は普通図柄を変動表示する普通図柄表示
    部であり、 前記条件判断手段は、前記普通図柄始動口への遊技球の
    入賞により抽選を行う普通図柄抽選手段であり、 前記電動役物は、前記普通図柄表示部に当たり図柄が表
    示された場合に、開成される普通図柄電動役物であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の遊技
    機。
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