JP2003061267A - 屋外照明駆動装置 - Google Patents

屋外照明駆動装置

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JP2003061267A
JP2003061267A JP2001243869A JP2001243869A JP2003061267A JP 2003061267 A JP2003061267 A JP 2003061267A JP 2001243869 A JP2001243869 A JP 2001243869A JP 2001243869 A JP2001243869 A JP 2001243869A JP 2003061267 A JP2003061267 A JP 2003061267A
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Japan
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outdoor lighting
coupling transformer
drive device
lighting drive
secondary winding
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JP2001243869A
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English (en)
Inventor
Eiji Kondo
英二 近藤
Ryoichi Tsuchimoto
僚一 土本
Masuo Osumi
升男 大隅
Hiroshi Takeuchi
浩 竹内
Hiroichi Ishizaka
博一 石坂
Takashi Hasegawa
長谷川  貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合トランスの1次側から2次側へ非接触で
電力を供給させ、屋外に設置した照明を屋外から操作
し、点灯・消灯させる屋外照明駆動装置を提供する。 【解決手段】非接触により1次側から2次側に電力を供
給する結合トランスAにおいて、屋外照明26を点灯さ
せる人感検知手段48を備え、人感検知手段48が人間
を感知しなくなっても、所定時間、屋外照明26が点灯
し続ける延長タイマーと照度の高い時間帯には屋外照明
26を消灯する照度検知手段49を備えた屋外照明駆動
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導作用によ
り非接触で、屋外に設置した庭園灯,常夜灯,玄関灯お
よび防犯灯などの負荷に電力を供給して、点灯作動させ
る屋外照明駆動装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から照明装置を屋外で使用する場合
には、事前に設置された屋外配線用のコンセント(以
下、単に屋外コンセントという)を利用するか、屋外に
通じる窓や扉の隙間から屋内に設置されたコンセントと
接続した電線を屋外に引き出したり、あるいは、建物の
壁に穴を開けて電線を屋外に引き出すことにより、屋外
にて使用する前記照明装置に電力を供給するようにして
いた。
【0003】また、屋外の照明装置を点灯するためのス
イッチが屋内のみに設置されているような場合は、例え
ば、夕方外出先から帰宅したようなときは、一旦屋内に
入ってスイッチを投入することにより点灯させていたの
で、防犯,安全上対策の上から問題があった。
【0004】さらに、屋外の照明装置が光源の故障等に
より点灯していない場合、屋内にて確認することができ
なかった。即ち、外に出て初めて点灯していないことを
知ることになるため、非常に不便であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前記屋外コン
セントが建物に設置してある例は稀であり、しかも、屋
外にコンセントが仮りに設置されていても、安全対策の
上から利用者の望む位置に設置されていることは殆どな
く、新たに電気工事をして屋外コンセントを利用者が利
用できる位置に改めて設置することになるため、前記コ
ンセント位置の変更作業に手間がかかることはもとよ
り、経済的にも大きな負担となっていた。
【0006】また、窓あるいは扉の隙間から屋内コンセ
ントに接続された電線を引き出す場合も、当然のことな
がら、前記窓や扉は若干であるが開放状態にあり、防犯
上不適切であるばかりか、害虫等が室内に侵入したり、
特に、冬季においては寒風が室内に侵入する等、快適に
日常生活を過ごすことができなかった。
【0007】更に、前記窓や扉の隙間から電線を屋外に
引き出す場合は、前記電線が窓や扉により挟み込まれ、
電線が損傷もしくは切断され、漏洩事故を誘発するとい
う可能性もあった。
【0008】その上、建物の壁に穴を開けて、前記屋内
コンセントに接続された電線を外部に引き出す場合にお
いても、工事による負担が嵩むことはもとより、家屋を
傷つけることになるため、建物の強度低下による壁面崩
落等を誘発するという問題もあった。
【0009】前記の各問題点を考慮すると、経済的な負
担を軽減するために、屋外での電気工事等の作業を専門
業者以外の素人が個人的に行うということは、安全性に
問題があり、また、家屋を損傷させる等の点を考慮する
とその実現性は困難であった。
【0010】本発明は、前述した種々の問題点を解決す
るようにしたもので、特に、屋外に設置する照明装置で
ある玄関灯等に、屋内から電力を電磁誘導により非接触
供給させるものである。
【0011】
【問題を解決するための手段】請求項1記載の屋外照明
駆動装置は、1次巻線と2次巻線をそれぞれ巻回した1
次コアと2次コアを個々に分離可能に設け、前記1次コ
アと2次コアの端面を互いに交差させることなく、対向
配置して構成した結合トランスと、前記結合トランスの
2次側に、1次巻線に供給される電源周波数に共振させ
るための共振回路と前記共振回路に発生した電圧を直流
にするための整流平滑回路を備えて構成した。
【0012】請求項2記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1記載の屋外照明駆動装置において、前記結合トラン
スの1次側に電源周波数よりも高い周波数を発振する高
周波発振手段を備えて構成した。
【0013】請求項3記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1,2記載の屋外照明駆動装置において、前記結合ト
ランスの2次巻線に低電圧出力用のタップを設け構成し
た。
【0014】請求項4記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1ないし3記載の屋外照明駆動装置において、前記結
合トランスの2次側に、前記結合トランスの2次巻線電
圧が異常上昇するのを抑制する出力電圧抑制手段を備え
て構成した。
【0015】請求項5記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1ないし4記載の屋外照明駆動装置において、前記結
合トランスの1次側に、前記結合トランスの2次側に接
続した電球などの光源が点灯していることを表示する表
示手段を備えて構成した。
【0016】請求項6記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1ないし5記載の屋外照明駆動装置において、前記結
合トランスの2次巻線と電球などの光源との間に、電源
の遮断を遅らせるタイマー機能を具備した点滅スイッチ
を備えて構成した。
【0017】請求項7記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1,2,4ないし6記載の屋外照明駆動装置におい
て、前記結合トランスの2次巻線の上に巻回数の少ない
低電圧出力用の3次巻線を備えて構成した。
【0018】請求項8記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1,2,4ないし6記載の屋外照明駆動装置におい
て、前記結合トランスの2次巻線の出力側に降電圧手段
を備えて構成した。
【0019】請求項9記載の屋外照明駆動装置は、請求
項1ないし8記載の屋外照明駆動装置において、前記結
合トランスの2次巻線と電球などの光源との間に、タイ
マー機能を備えた点滅スイッチを駆動する人感検知手段
を備えて構成した。
【0020】請求項10記載の屋外照明駆動装置は、請
求項1ないし9記載の屋外照明駆動装置において、前記
結合トランスの2次巻線と電球などの光源との間に、タ
イマー機能を備えた点滅スイッチを駆動する照度検知手
段を備えて構成した。
【0021】請求項11記載の屋外照明駆動装置は、請
求項9記載の屋外照明装置において、タイマー機能を備
えた点滅スイッチのタイマー時限を任意に設定できる設
定機能を前記人感検知手段に備えて構成した。
【0022】本発明の屋外照明駆動装置は、結合トラン
スの1次側と2次側のコアの端面を互いに交差させるこ
となく構成されているため、非磁性体の介在物が存在し
ても、1次側から2次側に効率良く電力の供給が行える
とともに、2次側に低電圧出力用のタップを設けたこと
により、定格電圧の低い電球などの光源も点灯すること
が可能となる。
【0023】また、結合トランスの2次巻線出力と光源
の間に人間を感知する人感検知手段を設けることによ
り、スイッチを操作しなくても、住人の帰宅時、不意の
来客時においても照明を容易に点灯できることはもとよ
り、不法な侵入者があった場合にも点灯することができ
るため、防犯対策上の利点にもなる。
【0024】さらに、結合トランスの2次巻線出力と光
源の間に照度検知手段を設けることにより、スイッチを
操作しなくても、昼間の明るい時間帯には電球などの光
源を点灯させることがないため、無駄な電力使用を省く
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし9を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例
として示す屋外照明駆動装置を示す概略構成図であり、
図1において、10は商用電源、11は前記商用電源1
0を整流平滑して直流に変換する整流平滑手段である。
12a,12bは結合トランスAを駆動するスイッチン
グディバイスである。13は前記スイッチングディバイ
スの切替タイミングを発生するタイミング発生回路であ
り、図示しない安定化された直流電源に接続されてい
る。また、前記スイッチングディバイス12a,12b
とタイミング発生回路13とで高周波発振手段14を構
成している。
【0026】15a,15bは結合トランスAを構成す
る1次巻線および2次巻線であり、1次巻線15aはセ
ンタタップ16を持ち、スイッチングディバイス12a
および12bに接続されている。17a,17bは前記
結合トランスの前記1次巻線15aおよび2次巻線15
bが巻回されている1次コアおよび2次コアである。1
8は前記1次コア17aおよび2次コア17bに挟持さ
れる金属以外の、例えば、窓ガラス等の介在物であり、
前記1次コアと17aと2次コア17bは端面を互いに
対向させた状態、即ち、1次コア17aと2次コア17
bが交差しない状態で配置される。
【0027】19は前記結合トランスAの2次巻線15
bに並列接続された第1の共振コンデンサ、20は無負
荷時に2次巻線15bの出力電圧が異常上昇しないよう
に設置された可飽和リアクトル、21は前記可飽和リア
クトル20と直列接続され、出力電圧抑制手段22を構
成する第2の共振コンデンサである。
【0028】23は前記第1の共振コンデンサ19の両
端に発生した電圧を整流するための整流器、24は前記
整流器23で整流された電圧を平滑するための平滑コン
デンサで、前記整流器23と平滑コンデンサ24が直列
に接続され、整流平滑回路25を構成している。
【0029】26は電球などの光源で、27は前記電球
などの光源26の定格電圧に応じた出力電圧に変動させ
るためのタップ、28は電球などの光源26を点灯・消
灯するためのタイマー機能を備えた点滅スイッチで、2
9は1次側の電流の変化を検出する電流検出抵抗を示
し、30は屋内に設けた前記タイマー機能を具備する点
滅スイッチ28のオン・オフ、もしくは前記電球などの
光源26の点灯状態を表示する表示装置である。
【0030】次に動作について説明する。図1において
商用電源10から電源が供給されると、整流平滑手段1
1により交流電源は直流電源に変換される。一方、タイ
ミング発生回路13においても、図示しない直流電源か
ら安定した電源が供給され、タイミング発生回路13の
出力端より、スイッチングディバイス12aおよび12
bが交互にオン・オフすることにより、結合トランスA
の1次巻線15aに交番電流が随時供給される。
【0031】前記結合トランスAの1次巻線15aに交
番電流が通電されると、1次巻線15aを巻回した1次
コア17aに磁束が発生する。1次コア17aに発生し
た磁束は、1次コア17aと2次コアとの間に存在する
金属以外の介在物18を介して2次コア17bに鎖交す
る。
【0032】そして、前記2次コア17bに磁束が鎖交
することにより、2次巻線15bに電流が流れるが、前
記1次コア17aと2次コア17bとの間には、磁気抵
抗の大きい介在物18が存在する。このために、1次コ
ア17a→介在物18→2次コア17b→介在物18→
1次コア17aで形成される磁気回路の磁気抵抗も必然
的に大きくなり、さらに、図2で示すように、1次コア
17aの一方の脚先端部から他方の脚先端部に対する漏
れ磁束31の割合も大きくなるので、2次巻線15bに
流れる電流は小さくなる。
【0033】図3は前述した状態を説明するための等価
回路であり、32は1次漏れインダクタンス、33は2
次漏れインダクタンスである。34は1次巻線抵抗、3
5は2次巻線抵抗をそれぞれ示している。また、36は
鉄損抵抗であり、37は励磁インダクタンスをそれぞれ
示している。
【0034】図1に示すように、1次コア17aと2次
コア17bとの間に介在物18が存在すると、前記1次
漏れインダクタンス32と2次漏れインダクタンス33
が大きくなり、励磁インダクタンス37は逆に小さくな
る。
【0035】換言すれば、1次巻線15aに鎖交する磁
束の2次巻線15bに鎖交する磁束に対する比が大きく
なる。即ち、1次巻線15aと2次巻線15bの結合係
数が小さくなることにより、2次巻線15bに流れる電
流は必然的に小さくなるのである。なお、図3におい
て、1次巻線抵抗34と2次巻線抵抗35は前記結合係
数に関わらず常に一定であり、また、鉄損抵抗36は1
次コア17aと2次コア17bに鎖交する磁束密度が小
さくなるので損失成分は小さくなる。
【0036】前述した問題を解消する手段として、本発
明では、2次巻線15bに前記第1の共振コンデンサ1
9を並列接続し、図4の等価回路に示すように、2次漏
れインダクタンス33と、前記第1の共振コンデンサ1
9とによって共振回路38を形成している。
【0037】次に、前記第1の共振コンデンサ19の動
作を図4に示す等価回路にて説明する。この場合、説明
上可飽和リアクトル20の存在は無視して説明する。前
記共振回路38の共振周波数を、図1に示すタイミング
発生回路13の発振周波数に同調させることにより、2
次漏れインダクタンス33と前記第1の共振コンデンサ
19のリアクタンス成分とが互いに打ち消し合い、等価
的に2次インピーダンスを下げ、これにより2次巻線1
5bに電流が流れ易くなる。即ち、介在物18が存在し
ていても電力を有効に2次側に通電させることが可能と
なり、前記第1の共振コンデンサ19の両端に高い電圧
を発生させることができる。
【0038】次に、図5において可飽和リアクトル20
の働きについて説明する。共振回路38は、2次漏れイ
ンダクタンス33と前記可飽和リアクトル20の合成イ
ンダクタンスと前記第1の共振コンデンサ19とで共振
しており、負荷が減少すると、前記共振回路38の出力
電圧が上昇し、必然的に前記2次漏れインダクタンス3
3,前記可飽和リアクトル20,前記第2の共振コンデ
ンサ21に流れる電流が増加する。電流の増加に伴い、
前記可飽和リアクトル20の鉄心は飽和し、インダクタ
ンスは急激に減少する。
【0039】この結果、前記共振回路38の共振周波数
は、前記タイミング発生回路13の発振周波数と共振せ
ず、前記共振回路38の出力電圧は減少する。即ち、負
荷の変動に対して出力電圧は一定保たれるのである。
【0040】また、前記結合トランスAの1次巻線15
aと2次巻線15bの巻数比を変化させ、前記2次漏れ
インダクタンス33の値を一定に保持した状態で、前記
タイミング発生回路13の発振周波数に適合した前記第
1の共振コンデンサ19の容量を設定し、かつ、図1に
示す前記結合トランスAの2次巻線15bにタップ27
を設けることにより、低電圧出力が可能となり、これに
より、定格電圧の低い電球などの光源26においても良
好に点灯することができる。
【0041】次に、図6ないし図8を用いて出力電圧抑
制手段22について説明する。前記出力電圧抑制手段と
は、結合トランスAの2次側において電源が遮断された
り、電球などの光源26となるフィランメントが切れた
場合にも、前記結合トランスAの2次巻線電圧が異常に
上昇するのを抑制するためのもので、その構成は、図6
に示すように、直列接続された前記可飽和リアクトル2
0と前記第2のコンデンサ21とを前記結合トランスA
の2次巻線15bに並列接続することより構成する。
【0042】前記結合トランスAの2次側の出力電圧が
事前に設定した電圧以上(過電圧)に上昇すると、前記
可飽和リアクトル20と前記第2の共振コンデンサ21
のインピーダンスは一定であるため、前記可飽和リアク
トル20と前記第2の共振コンデンサ21に流れる電流
は増加し、前記可飽和リアクトル20によって誘起され
る磁束も必然的に増加する結果、前記可飽和リアクトル
20は、飽和状態の方向即ち、図7に示すようにヒステ
リシスカーブの右上方向に移行していく。
【0043】前記可飽和リアクトル20が飽和状態(図
7に示すヒステリシスカーブの右上方向)に達すると、
可飽和リアクトル20のインダクタンス値は0[H]、
即ち、短絡した状態となり、図6に示す前記第1の共振
コンデンサ19と前記第2の共振コンデンサ21とが並
列接続された状態となり、等価となる。
【0044】この状態では、前記可飽和リアクトル20
は、図8の周波数−電圧特性図に示すように、その飽和
前の曲線の特性から、前記可飽和リアクトル20の飽和
後の曲線の特性に変化することにより、前記可飽和リア
クトル20の飽和後の電圧値は、前記可飽和リアクトル
20の飽和前の共振周波数f1 における電圧値(図8の
X点)となるため、過電圧を良好に抑制することができ
る。
【0045】次に、電球などの光源26を点灯・消灯す
る操作を図1および図9により説明する。結合トランス
Aの出力と前記電球などの光源26との間に、点滅スイ
ッチ28を直列に挿設、屋外から前記電球などの光源2
6の点灯・消灯操作を可能とし、前記点滅スイッチ28
をオンすると、前記電球などの光源26は点灯し、前記
点滅スイッチ28をオフすると、前記電球などの光源2
6は消灯する。
【0046】また、前記点滅スイッチ28による前記電
球などの光源26の点灯・消灯状態は、前記結合トラン
スAの1次側に設置された電流検出抵抗29により検出
され、表示装置30にて表示する。
【0047】即ち、前記点滅スイッチ28のオン操作に
よって前記電球などの光源26に電流が流れると、前記
結合トランスAの2次側電流が増加し、その結果、1次
側電流も増加する。この電流の変化を1次側に設けた前
記電流検出抵抗29で検出して、屋内に設けた前記表示
手段30に表示することにより、屋内においても前記点
滅スイッチ28のオン,もしくは前記電球などの光源2
6の点灯状態を容易に確認することができる。
【0048】一方、前記点滅スイッチ28のオフ操作に
よって前記電球などの光源26に流れる電流がゼロにな
れば、前記結合トランスAの2次側電流は減少し、これ
により、1次側電流も減少する。この電流変化を前記電
流検出抵抗29にて検出し、これを屋内に設けた前記表
示手段30に表示することにより、屋内において前記点
滅スイッチ28のオフ,もしくは前記電球などの光源2
6の消灯状態を容易に確認することができる。
【0049】また、前記点滅スイッチ28がオンしてい
る状態であっても、前記電球などの光源26のフィラメ
ントの断線、あるいは、配線の切断などにより、電流が
流れなくなった場合でも、室内において、前記表示手段
30により故障状態を確認することができる。
【0050】図9に前記表示手段30の一実施例である
構成例を示す。39は結合トランスAの1次電流を前記
電流検出抵抗29によって電流−電圧変換された信号を
増幅するための増幅器であり、40は所定値以上の1次
電流を検出する検出手段であり、41は屋内において前
記電球などの光源26の点灯・消灯状態を表示するため
のLEDである。
【0051】前記電流検出抵抗29で検出された結合ト
ランスAの1次電流は、電流−電圧変換されてあらかじ
め設定した所定倍の増幅度に増幅する増幅器39に入力
される。前記増幅器39によって増幅された信号は、前
記検出手段40によって設定値以上の1次電流が流れた
時のみ検出され、前記LED41を点灯させる。
【0052】即ち、前記電球などの光源26が点灯する
ことによって増加する1次側電流値を、前記検出手段4
0による検出設定値として設定しておけば、前記電球な
どの光源26が点灯することにより前記LED41が点
灯し、屋内においても前記電球などの光源26の点灯・
消灯状態を容易に監視することができる。
【0053】なお、前記電流検出抵抗29の電力損失が
許容できる範囲であれば、前記増幅器39は省略するこ
とが可能となる。また、前記電流検出抵抗29は、必ず
しも抵抗である必要はなく、電流が確実に検出可能であ
れば他の検出手段、例えば、カレントトランスなどを使
用してもよい回路である。
【0054】また、図9に示す前記LED41に代え、
必要に応じて大型の電源ランプを使用してもよいし、ブ
ザーなどの音源を使用するようにしてもその効果は同じ
である。
【0055】図10に本発明の第2実施例の構成図を示
す。この第2実施例において、図10に示す15cは第
1実施例の結合トランスAの2次コア17bの上に巻回
された2次巻線15bに密結合した3次巻線であり、こ
の3次巻線15cから、低電圧を出力させるようにした
ことが第2実施例の特長である。
【0056】次に、第2実施例の動作を図10にて説明
する。はじめに、図5に示す前記共振回路38を構成す
る2次漏れインダクタンス33と前記第1の共振コンデ
ンサ19との値が決定し、これらの値により発生する共
振周波数に従って、前記タイミング発生回路13の発振
周波数が決定される。
【0057】しかしながら、前記スイッチングディバイ
ス12aおよび12bの動作速度に前記タイミング発生
回路13の発振周波数を合わせると、これまでは前記第
1の共振コンデンサ19の値が大きくなり、装置が大型
化するという問題があった。
【0058】そこで、前記結合トランスAの2次巻線1
5bの巻回数を増加し、前記2次漏れインダクタンス3
3の値を一定に保ったまま、前記タイミング発生回路1
3の発振周波数に適合した前記第1の共振コンデンサ1
9を設定し、前記結合トランスAの2次巻線15bと密
結合させて巻回数の少ない前記3次巻線15cを施する
ことにより、低電圧を出力し、この出力を前記整流平滑
回路25を介し直流に変換し、前記電球などの光源26
に供給すると、前記結合トランスAの2次巻線15bに
密結合した巻回数の少ない前記3次巻線15cにより、
低電圧の出力を可能とし、これにより定格電圧の低い電
球などの光源26を用いても確実に点灯することが可能
となる。
【0059】次に、本発明の第3実施例を図11により
説明する。42は第1実施例で説明した共振回路38か
ら出力される高電圧出力を低電圧出力に変換するための
降電圧手段であり、前記第2実施例と同様、定格電圧の
低い電球などの光源26を用いても良好に点灯可能とし
たことに特長を有する。
【0060】即ち、前記結合トランスAの2次巻線15
bに、前記第1の共振コンデンサ19、直列接続された
可飽和リアクトル20と第2の共振コンデンサ21とを
並列に接続し、前記可飽和リアクトル20の一端は前記
点滅スイッチ28を介し、整流器23のアノードと接続
され、前記第2の共振コンデンサ21の一端は前記平滑
コンデンサ24の負側に接続されており、平滑コンデン
サ24の正側は前記整流器23のカソードと降電圧手段
42とにそれぞれ接続されている。なお、整流平滑回路
25は前記整流器23と平滑コンデンサ24とによって
構成している。
【0061】次に、前記降電圧手段42の具体例を図1
2に示す。43は抵抗、44は定電圧ダイオード、45
は平滑コンデンサをそれぞれ示し、46はトランジスタ
である。
【0062】抵抗43の一端が定電圧ダイオード44の
カソードに接続され、他端は前記整流平滑回路25を構
成する平滑コンデンサ24の正側出力に接続されてい
る。前記定電圧ダイオード44のアノードは、前記平滑
コンデンサ24,45の負側出力に接続されている。そ
して、前記定電圧ダイオード44のアノード電流は、前
記抵抗43と前記定電圧ダイオード44と前記整流平滑
回路25を構成する平滑コンデンサ24の電圧により設
定されることにより、前記定電圧ダイオード44のアノ
ード−カソード間電圧は常に一定に保たれる。
【0063】一方、前記整流平滑回路25を構成する平
滑コンデンサ24の正側はトランジスタ46のコレクタ
に接続され、前記トランジスタ46のエミッタは前記平
滑コンデンサ45の正側接続されている。また、トラン
ジスタ46のベース端子は、前記定電圧ダイオード44
のカソードに接続されており、前記平滑コンデンサ45
の負端子は、前記定電圧ダイオード44のアノード端子
に接続されている。
【0064】ここで、前記トランジスタ46のベース−
エミッタ間電圧は、温度や電流によって若干の依存性は
存在するものの、ほぼ一定となっている。従って、前記
トランジスタ46のエミッタ電圧は、前記定電圧ダイオ
ード44のカソード電圧によってほぼ一定に保持される
ことになる。即ち、降電圧手段42の出力電圧は常に一
定に保持することができるので、前述した共振回路38
から高電圧が出力された場合であっても、前記高電圧出
力は図12に示す降電圧手段42によって確実に低電圧
出力に変換されることになり、定格電圧の低い電球など
の光源26を良好に点灯することが可能となる。
【0065】図13に本発明の更に第4実施例の構成図
を示す。図中、47は前記タイマー機能を具備する点滅
スイッチ28に信号を送出するAND素子、48は人間
を検知するための人感検知手段、49は電球などの光源
26の周辺の照度を検知するための照度検知手段であ
る。
【0066】次に、第4実施例の動作を図13ないし図
15により説明する。前記人感検知手段48は、前記電
球などの光源26付近に人が接近したことを検知して信
号を出力し、また、前記照度検知手段49は、前記電球
などの光源26周辺の照度が低い夜間などに信号を出力
する。そして、前記出力された信号はAND素子47か
らタイマー機能を具備する点滅スイッチ28に送出され
る。
【0067】前記信号が入力されると、前記タイマー機
能を具備する点滅スイッチ28はオンし、前記電球など
の光源26に電力を供給し点灯させる。また、周辺の照
度の高い昼間などには前記照度検知手段49は出力をし
ないため、前記AND素子47は信号を送出せず、前記
タイマー機能を具備する点滅スイッチ28はオンされな
いので、前記電球などの光源26は通電されることがな
いので、無駄な電力消費を回避することができる。
【0068】図14に前記人感検知手段48の具体例を
示す。50は人間から発する赤外線を感知してこれを微
小な電流に変換するための焦電型赤外線センサーを示
し、51は前記微小な電流を増幅するための増幅器であ
る。52は前記増幅器51により増幅された微小な電流
を波形整形するための波形整形手段で、53は前記波形
整形手段52から入力された信号に人間が発する赤外線
信号が含まれているか否かの判別を行う判別手段であ
る。54は設定されたタイマー時限に従って、前記判別
回路53の出力を所定の時間延長する延長回路で、55
は前記延長回路54の延長時間を設定する可変抵抗器で
ある。
【0069】前記電球などの光源26付近に人間が接近
すると、前記焦電型赤外線センサー50は人間から発す
る赤外線を検知し、その赤外線を微小な電流に変換し
て、あらかじめ所定の倍率に設定した前記増幅器51に
よって増幅する。増幅された前記微小な電流は前記波形
整形手段52により波形整形された後、前記判別手段5
3で入力信号に人間の発する赤外線信号が含まれている
か否かの判別を行い、赤外線信号を検知した場合のみ、
前記延長回路54へ送出する。
【0070】前記延長回路54には、前記タイマー機能
を具備する点滅スイッチ28のタイマー時限を任意に設
定可能な前記可変抵抗器55が接続されており、設定さ
れたタイマー時限に従って前記判別手段53の出力を所
定時間延長することにより、前記判別手段53の出力が
断続した場合においても、前記人感検知手段48は安定
した出力を送出することができる。
【0071】なお、人間を検知するセンサーは、前記焦
電型赤外線センサー50を用いて人間から発する赤外線
を検出し、人間の接近を検知する構成であるが、人間を
検知できる手段は、玄関等に赤外線を発信させる送・受
信器を設置して、あらかじめ赤外線を発信させておき、
人間が赤外線を遮ることにより人間の接近を検知した
り、あるいは、超音波の反射などを利用することによっ
て、人感検知手段を構成するようにしてもよい。
【0072】また、前記焦電型赤外線センサー50は、
風などによる周囲温度の過度的な変動による誤動作を防
止するために、図示しない赤外線透過樹脂、例えば、ポ
リエチレンなどで作られた保護カバーで覆うことが望ま
しい。
【0073】図15に第4実施例に用いる前記照度検知
手段49の具体例を示す。56は前記電球などの光源2
6周辺の照度を抵抗値として測定する光センサーを示
し、57は前記抵抗値として検出した照度を電圧信号に
変換するための抵抗−電圧変換手段であり、58は所定
の照度以上か否かを判別する判別手段である。59は前
記判別手段58の照度判定レベルを設定する可変抵抗器
である。
【0074】前記電球などの光源26周辺の照度が前記
光センサー56によって抵抗値として測定され、測定さ
れた抵抗値は、前記抵抗−電圧変換手段57において、
電圧信号に変換される。変換された信号は、前記判別手
段58で前記可変抵抗器59により設定された照度レベ
ル以上と判定された場合は出力せず、照度レベル以下と
判定された場合にのみ出力する。
【0075】前記判別手段58の照度判定レベルは、前
記可変抵抗器59によって周辺の環境に従って、あらか
じめ使用者の好みに対応した値で設定できるようになっ
ている。
【0076】なお、第4実施例では前記点滅スイッチ2
8を使用し電球などの光源26を点灯・消灯する例につ
いて説明したが、これに限らず前記点滅スイッチ28に
替えて点滅リレーを使用してもよく、さらに、点滅スイ
ッチ28と図示しない点滅リレーを並列または直列に接
続することによって、電球などの光源26を使用者が任
意に点灯したり、前記人感検知手段48の動作を停止す
ることができるようにしてもよい。
【0077】以上、本発明は、第1から第4の実施例に
基づき説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定さ
れるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種
々の改良・変形が可能であることは容易に推察できるも
のである。
【0078】例えば、前述した実施例では、結合トラン
スAの一次側にセンタタップ16を設けて2つのスイッ
チングディバイス12aおよび12bで高周波駆動して
いる例について説明したが、ハーフブリッジインバータ
を用いても構わないことは当然である。
【0079】また、電球などの光源26においても、フ
ィラメントの赤熱による光源を用いているが、蛍光灯あ
るいは水銀灯などを用いてもよい。
【0080】整流平滑回路25においては、半波整流回
路を用いているが、ブリッジ型整流回路、あるいは、結
合トランスAにセンタタップを設けた全波整流回路を用
いた場合でも、同様の効果が期待できる。
【0081】電球などの光源26を点灯・消灯させるス
イッチにおいて、実施例ではタイマー機能を具備する点
滅スイッチ28を用いて説明したが、タイマー機能を具
備する点滅リレーを用いてもよい。
【0082】また、降電圧手段42においても、図12
に示す構成に限らずツェナーダイオードとトランジスタ
の組み合わせからなる、簡易安定電源回路を利用するよ
うにしてもよい。
【0083】人感検知手段48は、人体の発する赤外線
に反応する焦電型赤外線センサー50を用いているが、
超音波の反射、あるいは、ドップラー効果を使用するこ
とも可能である。
【0084】照度検知手段49においても、照度−抵抗
変化を用いたCDSフォトセルを用いた用いた例につい
て説明しているが、フォトダイオードなどの光−電流変
換素子を用いても同じ効果を得ることができる。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、共振回路を1次側に供給される電源周波数に共振さ
せることにより、結合トランスAの1次コア,2次コア
の端面を交差させることなく光源に電力を供給すること
ができ、前記結合トランスAの2次巻線出力を整流平滑
して直流化することにより、周辺機器に高周波ノイズの
影響を与えることなく光源の点灯を可能とした。
【0086】請求項2記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、結合トランスの供給電源周波数を高くすることによ
り、結合トランスおよび共振コンデンサを小型にするこ
とができ、経済的である。
【0087】請求項3記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、結合トランスの2次巻線にタップを設けることによ
り、共振コンデンサを大きくすることなくハロゲンラン
プなどの定格電圧の低いランプでも確実に点灯すること
ができる。
【0088】請求項4記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、点滅スイッチのオフ、あるいは、電球のフィラメン
ト切れなど、結合トランスの2次側が開放された場合に
おいても、過電圧の発生を抑えて電球などの負荷の絶縁
劣化、火災などの発生を防ぐことができる。
【0089】請求項5記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、帰宅者や来訪者または不法な侵入者があった場合に
も、光源の点灯状態を屋内から確認することができるこ
とはもとより、電球のフィラメント切れなどの故障も容
易に確認でき、故障対応を迅速・確実に行うことができ
る。
【0090】請求項6記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、結合トランスの2次巻線出力と光源の間に点滅スイ
ッチを設置することにより、屋外においても光源を容易
に点灯させることが可能となり、また、照明の点灯時間
を使用者の好みに合わせて任意に設定することができ
る。
【0091】請求項7記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、結合トランスの2次巻線上に密結合した3次巻線を
設けることにより、共振コンデンサを大きくすることな
くハロゲンランプなど定格電圧の低いランプを容易に点
灯することができる。
【0092】請求項8記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、結合トランスの2次巻線出力に降電圧手段を設ける
ことにより、共振コンデンサの容量を大きくすることな
くハロゲンランプなど定格電圧の低いランプを容易に点
灯することができる。
【0093】請求項9記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、結合トランスの2次巻線出力と光源の間に人間を感
知する人感検知手段を設けることにより、スイッチを操
作しなくても、住人の帰宅時、不意の来客時においても
照明を容易に点灯できることはもとより、不法な侵入者
があった場合にも点灯することができるため、防犯上の
利点も備えている。
【0094】請求項10記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、昼間の明るい時間帯には光源を点灯させることがな
いため、無駄な電力使用を省くことができる。
【0095】請求項11記載の屋外照明駆動装置によれ
ば、結合トランスの2次巻線と光源の間に設けたタイマ
ー機能を有した点滅スイッチのタイマー時限を使用者が
自由に設定できるようにしたので、照明の点灯は家屋の
構造や使用者の好みに合わせて任意に設定することがで
きるため、例えば、前記点滅スイッチをオフした後で
も、住人が帰宅時に玄関から屋内へ入るまでの間、照明
を点灯し続けることができ、また、不法な侵入者が、物
陰に隠れた場合でもしばらくの間、防犯灯の点灯が可能
となり、防犯対策上利便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】漏れ磁束の模式図である。
【図3】本発明の実施例1を説明した等価回路である。
【図4】共振コンデンサの動作を説明した等価回路であ
る。
【図5】可飽和リアクトルの動作を説明した等価回路で
ある。
【図6】出力電圧抑制手段において、可飽和リアクトル
が飽和した状態における、出力電圧抑制手段の等価回路
である。
【図7】ヒステリシスカーブを表した図である。
【図8】可飽和リアクトルの飽和前と飽和後における周
波数−電圧特性を表した図である。
【図9】表示手段の構成図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図11】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図12】降電圧手段の構成図である。
【図13】本発明の第4実施例を示す構成図である。
【図14】人感検知手段の構成図である。
【図15】照度検知手段の構成図である。
【符号の説明】
A 結合トランス 10 商用電源 11 整流平滑手段 12a スイッチングディバイス 12b スイッチングディバイス 13 タイミング発生回路 14 高周波発振手段 15a 1次巻線 15b 2次巻線 15c 3次巻線 16 センタタップ 17a 1次コア 17b 2次コア 18 介在物 19 第1の共振コンデンサ 20 可飽和リアクトル 21 第2の共振コンデンサ 23 整流器 24 平滑コンデンサ 26 光源 27 タップ 28 点滅スイッチ 30 表示手段 42 降電圧手段 48 人感検知手段 49 照度検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 浩 長野県長野市川中島町原1280 長野愛知電 機株式会社内 (72)発明者 石坂 博一 長野県長野市川中島町原1280 長野愛知電 機株式会社内 (72)発明者 長谷川 貴 長野県長野市川中島町原1280 長野愛知電 機株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA31 AA83 BA25 CF13 CG15 CG21 CJ14 CJ22

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線と2次巻線をそれぞれ巻回した
    1次コアと2次コアを個々に分離可能となし、前記1次
    コアと2次コアの端面を互いに交差させることなく対向
    配置させた状態で、非接触により電力を1次側から2次
    側に供給するように構成した結合トランスと、前記結合
    トランスの2次側に、1次側に供給される電源周波数に
    共振させるための共振回路と、前記共振回路にて発生し
    た電圧を直流にするための整流平滑回路を備えたことを
    特徴とする屋外照明駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の屋外照明駆動装置におい
    て、前記結合トランスの1次側に電源周波数よりも高い
    周波数を発振する高周波発振手段を備えたことを特徴と
    する屋外照明駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2記載の屋外照明駆動装置に
    おいて、前記結合トランスの2次巻線に低電圧出力用の
    タップを設けたことを特徴とする屋外照明駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の屋外照明駆動装
    置において、前記結合トランスの2次側に、前記結合ト
    ランスの2次巻線電圧が異常上昇するのを抑制する出力
    電圧抑制手段を備えたことを特徴とする屋外照明駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4記載の屋外照明駆動装
    置において、前記結合トランスの2次側に備えた電球な
    どの光源が点灯していることを表示する表示手段を結合
    トランスの1次側に備えたことを特徴とする屋外照明駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5記載の屋外照明駆動装
    置において、前記結合トランスの2次巻線と電球などの
    光源との間に、電源の遮断を遅らせるタイマー機能を具
    備した点滅スイッチを備えたことを特徴とする屋外照明
    駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,4ないし6記載の屋外照
    明駆動装置において、前記結合トランスの2次巻線の上
    に巻回数の少ない低電圧出力用の3次巻線を備えたこと
    を特徴とする屋外照明駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,4ないし6記載の屋外照
    明駆動装置において、前記結合トランスの2次巻線の出
    力側に降電圧手段を備えたことを特徴とする屋外照明駆
    動装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8記載の屋外照明駆動装
    置において、前記結合トランスの2次巻線と電球などの
    光源との間に、タイマー機能を備えた点滅スイッチを駆
    動する人感検知手段を備えたことを特徴とする屋外照明
    駆動装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9記載の屋外照明駆動
    装置において、前記結合トランスの2次巻線と電球など
    の光源との間に、タイマー機能を備えた点滅スイッチを
    駆動する照度検知手段を備えたことを特徴とする屋外照
    明駆動装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の屋外照明装置におい
    て、タイマー機能を備えた点滅スイッチのタイマー時限
    を任意に設定できる設定機能を前記人感検知手段に備え
    たことを特徴とする屋外照明駆動装置。
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JP2016105691A (ja) * 2008-04-21 2016-06-09 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 短距離の効率的な無線電力伝送
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