JP2003060794A - 情報通信装置 - Google Patents

情報通信装置

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JP2003060794A
JP2003060794A JP2001246451A JP2001246451A JP2003060794A JP 2003060794 A JP2003060794 A JP 2003060794A JP 2001246451 A JP2001246451 A JP 2001246451A JP 2001246451 A JP2001246451 A JP 2001246451A JP 2003060794 A JP2003060794 A JP 2003060794A
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JP2001246451A
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Asami Miyajima
麻美 宮島
Yoshihiro Ito
良浩 伊藤
Takumi Watanabe
琢美 渡邊
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の存在、状態に関する情報をセンサ部が検
出し、センサ情報を出力し、ネットワークを介して上記
センサ情報を相手装置に送信し、逆に、上記相手装置が
出力したセンサ情報を受信する情報通信装置において、
各ユーザ毎に操作能力や感覚的嗜好等が異なっても、様
々なユーザが実際に利用することができる情報通信装置
を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 デジタルポートを介して、再構成可能な
ハードウェアと入出力デバイスとを結合させ、入力デバ
イス、出力デバイスの少なくとも一方が、付け替え可能
である情報通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の存在、状態に
関する情報をセンサ部が検出し、センサ情報を出力し、
ネットワークを介して相手装置に上記センサ情報を伝
え、相手装置との間で上記センサ情報を送受信する情報
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭において使用されている従来の
通信システムとして、電話、電子メール、FAX,TV
電話等が存在している。利用者が相手との会話を希望す
るときには、電話、TV電話を使用する。この場合、電
話をかけられた相手は、思考または行動を一時中断し、
電話に応対する必要がある。
【0003】一方、FAXや電子メールを使用した場
合、利用者が出したFAXや電子メールを受け取った相
手は、自分の都合の良いときに、それを参照することが
できるので、上記相手は、思考または行動を中断する必
要がない。また、内容が複雑な場合にも、文字や図を用
いることによって、意図を明確に伝えやすい。
【0004】上記のように、電話を使用した場合、リア
ルタイムで相手に意図を伝えることが可能であるもの
の、相手の行動を妨げたり、煩わしさを与えたりするこ
とがあり、また、その場の雰囲気を会話だけで充分に伝
えることは難しいという問題がある。
【0005】TV電話を使用すれば、電話よりもその場
の雰囲気等を伝えやすいが、電話を使用した場合と同様
に、相手の行動を妨げたり、煩わしさを与えるという問
題がある。
【0006】一方、FAXや電子メールを使用した場
合、相手の行動を阻害することなく意図を発信すること
ができるものの、リアルタイム性に乏しいという問題が
あり、相手に意図が伝わる時刻を予測することができ
ず、相手の存在等をリアルタイムで感じることが難しい
という問題があり、また、その場の雰囲気が伝わらない
という問題があり、さらには、利用する際の手続きが煩
わしく、利用できない人も未だに多いという問題があ
る。
【0007】上記いずれの通信システムを利用する場合
にも、対面コミュニケーションとは違う空虚感を味わう
ことがあるという問題がある。また、両者が常に空間や
時間を共有できるとは限らないので、偶発的なインフォ
ーマルコミュニケーションをサポートすることが困難で
あるという問題がある。
【0008】これらの問題を解決するために、電話やT
V電話を常時接続することが考えられるが、束縛感や監
視されている感覚が生じるので、一般家庭において、電
話やTV電話を常時接続することを望むことができな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ネットワー
クに常時接続された端末にセンサを搭載し、このセンサ
が、人の存在情報を検出し、ネットワークを介して、上
記存在情報を相手の端末に伝達し、受信側において、上
記存在情報に基づいて、光、音によって、上記人の存在
を、婉曲的に表現する「存在および状態情報通信装置」
が、特願2001−118952で提案されている。
【0010】上記提案されている存在および状態情報通
信装置は、コミュニケーションのメッセージとして明示
的に呈示される情報以外の情報を、常に伝達し合うの
で、コミュニケーションを円滑にしたり、簡単なコミュ
ニケーションを行う際に、従来の通信システムの代用と
して利用することが可能である。そのコンセプトは、ネ
ットワークを介したコミュニケーションの有用性を示唆
し、今後の通信サービスにおいて重要視されると考えら
れている。
【0011】しかし、上記提案されている装置では、使
用する入出力デバイスが限定されており、ユーザにとっ
て最適な構成になっているとは限らない。入力デバイス
を固定するのではなく、フレキシビリティを持たせて、
各ユーザ毎に異なる機器操作能力、感覚的嗜好、要求等
に対処できる構成にすることが肝要である。
【0012】また、演算処理のためのCPU、通信処理
のためのネットワークインタフェース等を搭載している
基板をメインボードと呼び、このメインボードと、入力
デバイスまたは出力デバイスとを、1つの筐体に収める
ことができない場合があり、この場合には、屋内または
屋外に配線する必要が生じ、これによって、ノイズ妨害
が生じると考えられるが、上記提案されている装置で
は、この問題への対策も講じられていない。
【0013】本発明は、各ユーザ毎に操作能力や感覚的
嗜好等が異なっても、様々なユーザが実際に利用するこ
とができる情報通信装置を提供することを目的とするも
のである。
【0014】また、本発明は、入力デバイスまたは出力
デバイスと、メインボードとを、1つの筐体に収納でき
ないときに、上記両者の間を、屋内または屋外で配線す
る場合でも、ノイズ妨害が生じない情報通信装置を提供
することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルポー
トを介して、メインユニット上の再構成可能なハードウ
ェアと入出力デバイスとを結合させ、入力デバイス、出
力デバイスの少なくとも一方が、付け替え可能である情
報通信装置である。
【0016】
【発明の実施の形態および実施例】<1−1>システム
構成 図1は、本発明の一実施例である情報通信装置100の
構成を示すブロック図である。
【0017】情報通信装置100は、メインユニット1
と、メインユニット1に接続されている入力ユニット2
と、出力ユニット3、入力デバイス9と、出力デバイス
10とを有する。
【0018】メインユニット1は、CPU4と、FPG
A(Field Programmable Gate Array)等の再構成可能
なハードウェア5と、イーサネット(登録商標)やセン
サネットワーク等の外部ネットワークインタフェースと
接続するネットワークインタフェースコントローラ6
と、複数のディジタルポート7と、存在情報と状態情報
とそれぞれのデータの信頼度とを示すインジケータ1
7、18とを有し、ネットワークを介して、遠隔地に存
在している単一または複数の情報通信装置との間で、相
互接続されている。
【0019】つまり、情報通信装置100は、入力デバ
イス9を複数接続して使用する場合に、存在または状態
の変化を同時に検出したデバイス9の数に応じて、存在
または状態データの信頼度を自動的に判別し、インジケ
ータ17、18または出力デバイス10が信頼度表示を
行う情報通信装置である。
【0020】なお、FPGA以外の再構成可能なハード
ウェア5として、CPLD(Complex Programmable Log
ic Device)、PLD(Programmable Logic Device)
等、ディジタル論理回路をプログラミングして書き換え
ることが可能なICを使用するようにしてもよく、これ
らは、実装密度が高く、基板の小型化の点でも有利であ
る。
【0021】また、ディジタルポート7を介して、入力
デバイス9、出力デバイス10がメインユニット1に接
続されている。
【0022】図2は、上記実施例における入力デバイス
9としての移動熱源感知センサ9aを示す図である。
【0023】図3は、上記実施例における入力デバイス
9としての振動センサ9bを示す図である。
【0024】図4は、上記実施例における入力デバイス
9としての接触センサ9c、9dを示す図である。
【0025】入力ユニット2には、図2に示す移動熱源
感知センサ9aや、図3に示す振動センサ9bや、図4
に示す接触センサ9c、9d等、様々な入力デバイス9
が接続され、これら入力デバイス9には、これらに応じ
た入力ユニット用A/Dコンバータ81が搭載されてい
る。
【0026】図5は、上記実施例における出力デバイス
10としてのポートレート型の出力デバイス10aを示
す図である。
【0027】図6は、上記実施例における出力デバイス
10としてのオブジェ型の出力デバイス10bを示す図
である。
【0028】出力ユニット3には、相手から送られて来
た存在情報(たとえば、部屋への出入りの情報)と状態
情報(たとえば移動の有無、移動速度の情報)とを表示
するために、図5に示すように、光を用いたポートレー
ト型の出力デバイス10a、図6に示すように、音と動
きを用いたオブジェ型の出力デバイス16等、様々な出
力デバイス10が接続され、これに応じて、出力ユニッ
ト用D/Aコンバータ82が搭載されている。
【0029】つまり、情報通信装置100は、入力デバ
イス9と再構成可能なハードウェア5との間に設けられ
ている入力ユニット2にA/Dコンバータ81を搭載
し、出力デバイス10と再構成可能なハードウェア5と
の間に設けられている出力ユニット3にD/Aコンバー
タ82を搭載している。
【0030】情報通信装置100は、1ユーザ毎に、1
台設置され、装置自体に送信側、受信側の区別はない。
【0031】また、どのように接続された入力ユニット
2または出力ユニット3を接続しても、データを送受信
することができる。つまり、メインユニット1に設けら
れているFPGA等の再構成可能なハードウェア5を再
構築し、また、CPU4上のプログラムに簡単に追加す
るだけで、入力ユニット2、出力ユニット3を新規に接
続することができ、また、追加することができる。
【0032】<1−2>入出力データとパケット 図7は、上記実施例における送受信データフォーマット
を説明する図である。
【0033】ここでは、入力デバイスおよび出力デバイ
スは各々最高8個まで接続できるものとし、各入力デバ
イスInput[7:0]から得られるデータは、メイ
ンユニットにおいて、「存在情報(Be[7:0])」
および「移動情報(Move[7:0])」で表現さ
れ、処理される(( )内は変数)。
【0034】上記実施例において、入力デバイスInp
ut[7:0]は、1つ目の入力デバイスInput
[0]〜8つ目の入力デバイスInput[7]である
ことを示し、つまり、8つの入力デバイスであることを
示している。また、存在情報Be[7:0]は、1つ目
の存在情報Be[0]〜8つ目の存在情報Be[7]で
あることを示し、つまり、8つの存在情報であることを
示している。さらに、移動情報Move[7:0]は、
1つ目の移動情報Move[0]〜8つ目の移動情報M
ove[7]であることを示し、つまり、8つの移動情
報であることを示している。
【0035】また、存在情報Be[7:0]、移動情報
Move[7:0]は、各入力デバイス毎に各1bit
の変数として表される。(すなわち変数としては8bi
tで表現される。)たとえば、入力デバイスInput
[0]が出力する情報は、1ビットの存在情報Be
[0]と、1ビットの移動情報Move[0]との2b
itで表現される。
【0036】入力デバイスInput[x]から得たデ
ータを、存在情報Be[x]、移動情報Move[x]
によって、どのように表現するかについて、入力デバイ
ス9の新規接続時、または、追加時に、マッピングする
必要がある。なお、変数xは、0〜7の1つである。
【0037】図8は、上記実施例において、入力デバイ
スInput[x]のタイプにおける検出情報と、存在
情報Be[x]、移動情報Move[x]の内容とを示
すマッピング例を示す図である。
【0038】上記実施例において、マッピングのタイプ
は、図8に示すように、3種類である。
【0039】また、入力デバイスInput[x]は、
Be[0]およびMove[0]から順にマッピングさ
れることとする。すなわち、入力デバイス9が4つ設置
されている場合には、存在情報Be[3:0](つま
り、存在情報Be[0]〜存在情報[3]の4つの存在
情報)と、移動情報Move[3:0](つまり、移動
情報Move[0]〜移動情報Move[3]の4つの
移動情報)との値は、それぞれ「1」であり、残りの、
存在情報Be[7:4](つまり、存在情報Be[4]
〜存在情報[7]の4つの存在情報)と、移動情報Mo
ve[7:4](つまり、移動情報Move[4]〜移
動情報Move[7]の4つの移動情報)との値は、そ
れぞれ「0」である。
【0040】イベントが発生した場合に、つまり、入力
デバイス9のいずれかが、“存在”または“移動”を検
出した場合に、上記のように、1bit単位で生成した
存在情報Be[7:0]と、移動情報Move[7:
0]とに、ディスティネーションアドレスと、有効な存
在情報Beの数Nと、有効な移動情報Moveの数Nと
を付加し、パケットを生成し、ネットワークインタフェ
ースを通じて、相手側の情報通信端末に送信する。な
お、電源をONにした直後の初期値は、各変数ともに0
である。
【0041】一方、パケットを受信した情報通信装置1
00のメインユニット1は、パケット中の存在情報Be
変数、移動情報Move変数を、1byte単位で解析
する。したがって、存在情報Beと移動情報Moveと
は、0〜2N−1の値をとる。この値に従って、光や
音、物体の動きの強さや、タイミングを決定する。存在
情報と状態情報との出力(表示)形式は、大きく分ける
と、音、光、動きに分類することができる。
【0042】また、メインユニット1には、インジケー
タ17、18が搭載され、インジケータ17、18は、
存在情報(存在情報Be)と、状態情報(移動情報Mo
ve)と、それぞれのデータの信頼度とを示すもので
り、受信したパケット中の[存在情報Beの値/有効な
存在情報Beの数N]の大小に応じて、点灯し、また、
受信したパケット中の[移動情報Moveの値/有効な
移動情報Moveの数N]の大小に応じて、点灯する。
【0043】<1−3>入出力デバイス9、10の付け
替え 次に、上記実施例において、入力デバイス9と出力デバ
イス10とを付け替える場合について説明する。
【0044】上記実施例を用いる場合における入力情報
としては、存在情報(在庫、入室等)と、状態情報(移
動、移動速度、感情等)とが考えられる。これらの情報
を、超音波センサ、赤外線センサ、振動センサ、接触セ
ンサ等、異なる精度やサンプリング間隔を持つ様々な入
力デバイス9(検出デバイス)によって抽出する。
【0045】また、受信した存在情報と状態情報とを、
画像、音、光、動き等、様々な方法で、出力デバイス1
0に表示することができる。
【0046】これらの入デバイス9、出力デバイス10
を、各ユーザの嗜好に応じて、付け替え、利用すること
ができる。
【0047】情報通信装置100の利点であるリアルタ
イム性を損なわずに、各ユーザ毎に異なる操作能力や、
感覚的嗜好等に対応するためには、入力ユニット用A/
Dコンバータ81、出力ユニット用D/Aコンバータ8
2の付け替えや、この付け替えに伴うインタフェースの
変更等、ハード面(物理面)で、フレキシビリティを持
たせると同時に、配線におけるノイズ対策を行う必要が
ある。
【0048】上記実施例では、メインユニット1に、再
構成可能ハードウェア5を搭載し、複数のディジタルポ
ート7を装備し、入力ユニット用A/Dコンバータ81
を、入力ユニット2に搭載し、出力ユニット用D/Aコ
ンバータ82を、出力ユニット3に搭載することによっ
て、サンプリング間隔や、精度が互いに異なる多種、複
数の入出力デバイス9、10を付け替えることが容易で
ある。
【0049】<2−1>情報通信装置100の利用例
(入出力デバイス9、10:各1) 次に、図2に示す移動熱源感知センサ9aを、入力ユニ
ット2として使用し、図5に示す光を用いた出力デバイ
ス10aを、出力ユニット3として用いた場合を例にと
って、存在情報と状態情報との送受信の動作について説
明する。
【0050】図9は、上記実施例おいて、存在情報と状
態情報とを送受信する動作を示すフローチャートであ
る。
【0051】図2に示す移動熱源感知センサ9aは、部
屋等の単位で設置され、人体の存在と、その状態とを検
出することができる。また、図5に示す光を用いた出力
デバイス10aは、壁に掛ける絵のような形状を有し、
液晶画面中に街の絵が描かれている。
【0052】絵の中の各家が、接続相手の各アドレスに
マッピングされ、出力デバイス10aに表示されている
家が、互いに近い程、互いに親しい人同志の家であるこ
とを表している。ここでは、近くに見えるよう、大きく
表示されている家ほど、当該利用者と親しい関係にある
ことを示している。なお、各家と接続相手アドレスとの
マッピングを、初期設定で実行する必要がある。
【0053】各ユーザの通信端末から、存在情報と移動
情報とを受信すると、相手のアドレスにマッピングされ
ている家の絵が変化する。
【0054】図9に示すフローチャートにおいて、両者
の情報通信装置100の電源がONになっている状態
(S17)で、情報通信装置100が設置されている部
屋に、ユーザAが入室すると、ユーザAの情報通信装置
100に接続された移動熱源センサ9aが、人体を検出
する(S18)。入力デバイス9が検出したデータは、
メインユニット1に送られ、存在情報Be[0]=1、
移動情報Move[0]=0として、パケットを、ユー
ザBの情報通信装置100に送信する(S19)。パケ
ットを受信したユーザB側の情報通信装置100のメイ
ンユニット1は、存在情報Be[0]=1を検出し、光
を用いた出力デバイス10a中のユーザAに該当する家
(絵)に、灯りを灯す(S20)。
【0055】その後に、ユーザAの情報通信装置100
は、一定間隔でユーザAの存在、移動を検出し(S2
1)、ユーザAが室内で移動していない場合には、存在
情報Be[0]=1、移動情報Move[0]=0とし
て、パケットを、ユーザBの情報通信装置100に送信
し続け(S22、S23、S24)、ユーザBの情報通
信装置100は、ユーザAに該当する家(絵)を点灯し
続ける(S25)。
【0056】ユーザAが移動した場合には、ユーザAの
情報通信装置100が、ユーザAの移動を感知し(S2
3)、移動情報Move[0]=1、存在情報Be
[0]=1として、パケットを、ユーザBの情報通信装
置100に送信する(S26)。パケットを受信したユ
ーザBの情報通信装置100は、移動情報Move
[0]=1を検出し、ユーザA側の情報通信装置100
において、出力デバイス10における該当する家(絵)
の灯りを点滅させる(S27)。
【0057】ユーザAが、移動を停止すると、上記と同
様に、ユーザA側の情報通信装置100が、ユーザAの
移動停止を感知し、移動情報Move[0]=0、存在
情報Be[0]=1、として、パケットを、ユーザB側
の情報通信装置100に送信する(S22、S23、S
24)。パケットを受信したユーザBの情報通信装置1
00は、移動情報Move[0]=0を検出し、出力デ
バイス10におけるユーザAに該当する家(絵)の灯り
の点滅を止める(S25)。
【0058】ユーザAが室内から退出したことを検出す
る場合、ユーザA側の情報通信装置100における入力
ユニット2に接続されている移動熱源感知センサ9a
が、一定時間(たとえば20分間)、人体を検出できな
かった場合(S28)に、ユーザAが室内から退出した
とみなし、存在情報Be[0]=0、移動情報Move
[0]=0として、パケットを、ユーザBの情報通信装
置100に送信する(S29)。
【0059】パケットを受信したユーザBの情報通信装
置100は、存在情報Be[0]=1から、存在情報B
e[0]=0へ変化したことを検出し、出力デバイス1
0におけるユーザAに該当する家(絵)を消灯する(S
30)。
【0060】なお、上記全ての通信は、ユーザBの存在
と状態情報とに変化があった場合にも、上記と同様に実
行される。また、入力デバイス9が1つである場合に
は、存在情報Beと移動情報Moveとの信頼度とを表
すインジケータ17、18を、点灯しない。
【0061】<2−2>情報通信装置100の利用例
(入出力デバイス9、10:各2) 次に、入力ユニット2として、図2に示す移動熱源感知
センサ9aと、図3に示す振動センサ9bとを使用し、
出力ユニット3として、図5に示す光を用いた出力デバ
イス10aと、図6に示す音と動きとを用いた出力デバ
イス10bとを使用した場合に、存在情報と状態情報と
を送受信する動作について説明する。
【0062】図10、図11、図12は、上記実施例に
おいて、入力ユニット2として、移動熱源感知センサ9
aと振動センサ9bとを使用し、出力ユニット3とし
て、光を用いた出力デバイス10aと、音と動きとを用
いた出力デバイス10とを使用した場合において、存在
情報と状態情報とを送受信する動作を示すフローチャー
トである。
【0063】振動センサ9bは、部屋の入口に設置さ
れ、振動を検出する。また、音と動きを用いた出力デバ
イス10bは、棚の上に置くようなオブジェ型であり、
ガラスケースの中には、複数の空気筒があり、その中
に、各接続相手のアドレスにマッピングされた球が入っ
ている。
【0064】各ユーザの通信端末から、存在情報と移動
情報とを受信すると、相手のアドレスにマッピングされ
た球が動いたり、止まったりする。なお、各球と、接続
相手アドレスとのマッピングを、初期設定で実行する必
要がある。
【0065】ユーザA側の情報通信装置100とユーザ
B側の情報通信装置100との電源が、ともにONにな
っている状態(S31)で、情報通信装置100が設置
された部屋に、ユーザAが入室すると、ユーザA側の情
報通信装置100に接続されている移動熱源センサ9a
と振動センサ9bとが、人体の入室を検出する(S3
2、S33、S34)。
【0066】ユーザA側において、入力デバイス9a、
9bが検出したデータが、メインユニット1に送られ、
存在情報Be[1:0]=1、移動情報Move[1:
0]=0としたパケットが、ユーザB側の情報通信装置
100に送信される(S35)。
【0067】パケットを受信したユーザB側の情報通信
装置100のメインユニット1は、存在情報Be[1:
0]=1を検出し、出力デバイス10aにおいて、ユー
ザAに該当する家(絵)に灯りを灯し(S36)、出力
デバイス10bにおいて、音を鳴らす(S37)。
【0068】また、これと同時に、存在情報Beの信頼
度を表すインジケータ17を、レベル8で点灯する(S
38)。なお、インジケータの表示レベルは、8を最高
値とし、受信したパケット中の[(存在情報Beの値/
有効な存在情報Be数N)*8]の値をレベルの値と
し、1〜8の値を表示する。たとえば、有効な存在情報
Be数Nが4であり、存在情報Beの値が3であれば、
レベル6になり、6個のインジケータを点灯する。
【0069】また、受信したパケット中の[(移動情報
Moveの値/有効移動情報Move数N)*8]の値
をレベルの値とし、1〜8の値を表示する。
【0070】片方の入力デバイス9のみが、入室を検出
した場合には、存在情報Beのインジケータを、レベル
4で点灯する(S38)。
【0071】その後に、ユーザA側の情報通信装置10
0は、一定間隔で、ユーザAの存在、移動を検出し(S
39)、双方の入力デバイス9ともに、ユーザAの移動
を検出せず、存在のみを検出している間は、存在情報B
e[1:0]=1、移動情報Move[1:0]=0と
し、パケットを、ユーザBの情報通信装置100に送信
し続け(S40〜S46)、ユーザBの情報通信装置1
00の出力デバイス101は、ユーザAに該当する家
(絵)を点灯する(S47)。
【0072】入力デバイス9が、ユーザAの移動を検出
したときには(S43〜S45)、移動情報Move
[1:0]=1(存在情報Be[1:0]=1)とする
パケットを、ユーザB側の情報通信装置100に送信す
る(S48)。
【0073】パケットを受信したユーザB側の情報通信
装置100は、移動情報Move[0]または移動情報
Move[1]=1を検出し、出力デバイス101にお
けるユーザAに該当する家(絵)の灯りを、点滅させ
(S49)、出力デバイス102におけるユーザAに該
当する球を、動かす(S50)。
【0074】移動情報Moveデータの信頼度を表すイ
ンジケータ18は、レベル4で点灯する(S51)。両
方の入力デバイス9が、ユーザAの移動を検出した場合
には(S43〜S45)、移動情報Move[1:0]
=1、存在情報Be[1:0]=1として、パケット
を、ユーザBの情報通信装置100に送信する(S4
8)。
【0075】パケットを受信したユーザB側の情報通信
装置100は、移動情報Move[1:0]=1を検出
し、出力デバイス10aにおいてユーザAに該当する家
(絵)の灯りを、点滅させ(S49)、出力デバイス1
0bにおけるユーザAに該当する球を動かす(S5
0)。移動情報Moveデータの信頼度を表すインジケ
ータ18は、レベル8で点灯する(S51)。
【0076】両方の入力デバイス9が、ユーザAが移動
することを検出しなくなったら(S43〜S45)、移
動情報Move[1:0]=0、存在情報Be[1:
0]=1とし、パケットを、ユーザB側の情報通信装置
100に送信する(S46)。
【0077】パケットを受信したユーザB側の情報通信
装置100は、移動情報Move[1:0]=0を検出
し、出力デバイス10aにおけるユーザAに該当する家
(絵)の灯りの点滅を止め、出力デバイス10bにおけ
るユーザAに該当する球の動きを、止める(S47)。
【0078】ユーザAが室内から退出したことを検出す
る場合、ユーザA側の情報通信装置100の入力ユニッ
ト2が、一定時間(たとえば20分間)、人体を検出で
きないと(S52)、ユーザAが退出したとみなし、存
在情報Be[1:0]=0、存在情報Be[1:0]=
0としてパケットを、ユーザBの情報通信装置100に
送信する(S53)。
【0079】パケットを受信したユーザB側の情報通信
装置100は、存在情報Be[1:0]=1から、存在
情報Be[1:0]=0へ変化したことを検出し、出力
デバイス10aにおけるユーザAに該当する家(絵)を
消灯する(S54)。なお、上記全ての通信は、上記<
2−1>における場合と同様に、ユーザBの存在情報と
状態情報とに変化があった場合にも、上記と同様に行わ
れる。
【0080】図13、図14は、上記実施例において、
情報通信装置100を使用しているイメージ例を示す図
である。
【0081】<3>使用イメージ例 上記実施例を、別居家族間のつながり感通信に利用する
ことができる。つまり、老夫婦の家、成人した息子
(娘)夫婦の家、会社等に、それぞれつながり感情報通
信装置100を設置する。
【0082】上記実施例を、親しい友人、親戚間のつな
がり感通信に利用することができる。つまり、友人や親
戚同士の家に、それぞれつながり感情報通信装置100
を設置する。これによって、プライバシを侵害されず
に、安心感を得ることができ、また、電話等、別のメデ
ィアによるコミュニケーションのタイミングを図ること
ができる。
【0083】<4>入力デバイス9の具体例 ところで、入力デバイス9を大別すると、人間が無意識
的(非明示的)に発する情報を検出する入力デバイス
と、人間が意識的(明示的)に発する情報を検出する入
力デバイスとに分けられる。
【0084】人間が無意識的(非明示的)に発する情報
を検出する入力デバイス9としては、次の(1)〜(1
2)が考えられる。 (1)映像を検出するカメラ等、(2)生体情報検知を
検出するサーモグラフィ、発汗量検出センサ等、(3)
個人認証を検出する指紋センサ、声紋センサ、赤外線タ
グ、カメラ+バーコード等、(4)移動(速度)検知を
検出する超音波センサ等、(5)人体検知を検出する焦
電型赤外線センサ等、(6)測距を検出する超音波セン
サ、赤外線センサ等、(7)音検知を検出するマイクロ
フォン等、(8)圧力検知を検出する圧力センサ等、
(9)振動健氏を検出する振動センサ等、(10)磁気
検知を検出する磁気センサ等、(11)周辺情報(環境
情報)検知を検出する温度センサ、振動センサ等、(1
2)その他を検出する地域のニュース等。
【0085】また、人間が意識的(明示的)に発する情
報を検出する入力デバイス9としては、次の(13)〜
(17)が考えられる。 (13)映像を検出するカメラ等、(14)接触を検出
する導電ペースト、トグルスイッチ、プッシュスイッチ
等、(15)音声を検出するマイクロフォン等、(1
6)文字を検出するキーボード等、(17)その他。
【0086】上記のような入力デバイス9を組み合わせ
ると、人の存在や移動、感情、環境情報、明示的なメッ
セージ等を、検出することができる。検出できる情報
は、深くプライバシに関わるものから、プライバシへの
影響が少ないものまで様々である。
【0087】ここで考えなければならないのは、特に
「人間が非明示的に発する情報」について、どのような
センサによってどういう意味のあるデータが取れるのか
ということが、各ユーザ毎に大きく異なることである。
また、どの情報が、プライベートな情報であり、プライ
バシに深く関わってくるのかということは、各ユーザ毎
に違いがあり、また、相手によると考えられる。
【0088】また、具体的には、 ・焦電型赤外線センサを屋内に配置し、部屋に人がいる
かいないかを検出する。 ・圧力センサを椅子に設置して、椅子に座っているかど
うか検出する。 ・ドアに振動センサを設置して、誰かが入退室したこと
を検出する。 ・ドアノブに指紋センサを設置して、誰が入退室したか
を検出する。 ・超音波センサを屋内に配置し、人がどの程度忙しく動
いているかを検出する。
【0089】<5>出力デバイス10の具体例 一方、出力デバイス10としては、次の(1)〜(5)
が考えられる。 (1)光を用いて表示するライト、ライト+光ファイバ
+レーザ光線等、(2)音を用いて出力するFM音源、
スピーカ等、(3)動きを用いて表現する検出するモー
タ、(4)文字を用いて表示するディスプレイ(5)
(動)画像を用いて表示するディスプレイ上記各入力デ
バイス9から得られた情報をどのように表現するかにつ
いても、入力デバイス9と同様に様々なものが考えられ
る。デバイスによっては、受信した情報を曖昧に表現す
ることも、明確に表現することも可能であり、プライバ
シに大きな影響を与える。また、情報を即時的に表現す
ることも、蓄積しておいてある一定時間毎(もしくはト
リガある毎)に、表示することも可能である。さらに、
求められる出力デバイスは、通信相手が1人か複数か、
各ユーザの嗜好(デザイン的な要素も含む)等にも大き
く左右される。
【0090】そこで、上記実施例では、上記のような出
力デバイスを、各ユーザが自由に組み合わせて(選ん
で)利用することができる新しい通信端末を提案してい
る。これによって、入出力デバイスであるが、多種類用
意するだけで、様々なユーザのニーズに応えることがで
き、製造コストの削減にもつながる。
【0091】また、具体的には、 ・移動速度情報に応じて、おもちゃやミニチュアが動
く。 ・存在情報に応じて、ランプが点灯する。 ・生体情報に応じて、ディスプレイの色が変化する。 ・接触情報に応じて、ビープ音が鳴る。
【0092】上記実施例によれば、従来は、「文字等で
表されたデータ」を、「明示的に」送受信(明示的情報
を送受信)するだけであるが、非明示的な情報(ユーザ
が意識的に発する情報ではなく、センサによって検出さ
れる「存在」、「状態」等の情報)をも伝達できるよう
になり、遠隔地に居住することによって希薄になりがち
な家族等の親しい間柄の人間同士の自然な「つながり
感」を補完し、コミュニケーションを支援することがで
きる。
【0093】送受信される情報には、記号的、言語的な
意味がある訳ではないが、信号が送られるタイミシグや
信号自体が意味を持ち、ネットワークを用いた新しいコ
ミュニケーション形態である。
【0094】本情報通信装置100を用いた通信におい
て、送受信するデータは、パケットサイズが極めて小さ
く、動画像のように高速・大容量ネットワークを必要と
する訳ではない。世の中では「高速・大容量」を重視し
ているが、常時接続という観点から、それを捉えた場
合、常に「高速・大容量」が必要なアプリケーション
(サービス)を流し続ける必要があるとは、考えづら
い。
【0095】上記実施例において、残りのネットワーク
リソースを利用して、簡単に実現できる「常に小さな情
報」を送受信し続け、「人間らしさ」を伝える通信とい
うコンセプトは、常時接続における新しいネットワーク
利用形態を示唆している。
【0096】情報通信装置100における操作の難度
は、入力デバイス9と出力デバイス10とに依存する。
入力デバイス9と出力デバイス10とを付け替えること
によって、個人に適した操作レベルの通信端末を実現す
ることができる。
【0097】入力デバイス9と出力デバイス10との付
け替えを可能にすることによって、各個人が望むプライ
バシレベルや、嗜好に適した通信端末を容易に実現する
ことができる。
【0098】メインユニット1に、再構成可能ハードウ
ェア5デバイスを搭載し、複数のディジタルポートを設
け、A/Dコンバータ81を、入力ユニット2に搭載
し、D/Aコンバータ82を出力ユニット3に搭載する
ことによって、メインユニット1と外部ネットワークと
の間を、デジタル信号によって交信するので、信号にノ
イズが重畳されたとしても、その信号を再現する場合
に、そのノイズが除去sれるので、各入出力テバイス
9、10を、ノイズが少なく上限に近い性能で使用する
ことができる。
【0099】入力デバイス9を複数接続して使用する場
合に、存在または状態の変化を、同時に検出したデバイ
スの数に従って、存在データまたは状態データの信頼度
を表示する(出力している情報の信頼度を示す)ことが
できる。
【0100】また、上記実施例において、ネットワーク
ヘの常時接続または、イベント発生時に、ネットワーク
に自動接続される。
【0101】さらに、上記実施例において、情報通信装
置100は、送信機能と受信機能とを有し、情報通信装
置100がユーザの存在や状態の変化を検出すると、上
記ユーザの存在や状態の変化を検出した情報通信装置1
00が、送信側装置として動作し、他方の情報通信装置
100が受信側装置とする切り替えを自動的に実行す
る。
【0102】そして、上記実施例において、入力デバイ
ス9を複数接続して使用する場合に、存在または状態の
変化を同時に検出したデバイスの数に応じて、存在デー
タまたは状態データの信頼度を自動的に判別し、インジ
ケータまたは出力デバイスが信頼度を表示する。
【0103】つまり、上記実施例によれば、デジタルポ
ート7を介して、再構成可能なハードウェア5と入出力
デバイス9、10とを結合させているので、ユーザの嗜
好に応じて入出力デバイス9、10を交換することがで
き、また、A/Dコンバータ81を入力ユニット9に搭
載し、D/Aコンバータを出力ユニット10に搭載して
いるので、メインユニット1と外部ネットワークとの間
で、デジタルデータを交信し、このデジタルデータはノ
イズが少ないので、ノイズの少ない情報の授受が可能で
ある。
【0104】すなわち、上記実施例は、ハードウェア的
に高いフレキシビリティを有している。これによって、
機器操作レベルや、嗜好が異なる多数のユーザに適した
情報通信装置100を容易にて提供することができる。
【0105】さらに、上記実施例によって、遠隔で生活
する人の間での「つながり感」を、活動を妨げることな
く、享受することができる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、各ユーザ毎に操作能力
や感覚的嗜好等が異なっても、様々なユーザが実際に利
用することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である情報通信装置100の
構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における入力デバイス9としての移
動熱源感知センサ9aを示す図である。
【図3】上記実施例における入力デバイス9としての振
動センサ9bを示す図である。
【図4】上記実施例における入力デバイス9としての接
触センサ9c、9dを示す図である。
【図5】上記実施例における出力デバイス10としての
ポートレート型の出力デバイス10aを示す図である。
【図6】上記実施例における出力デバイス10としての
オブジェ型の出力デバイス10bを示す図である。
【図7】上記実施例における送受信データフォーマット
を説明する図である。
【図8】上記実施例において、入力デバイスInput
[x]のタイプにおける検出情報と、存在情報Be
[x]、移動情報Move[x]の内容とを示すマッピ
ング例を示す図である。
【図9】上記実施例おいて、存在情報と状態情報とを送
受信する動作を示すフローチャートである。
【図10】上記実施例において、入力ユニット2とし
て、移動熱源感知センサ9aと振動センサ9bとを使用
し、出力ユニット3として、光を用いた出力デバイス1
0aと、音と動きとを用いた出力デバイス10とを使用
した場合において、存在情報と状態情報とを送受信する
動作を示すフローチャートである。
【図11】上記実施例において、入力ユニット2とし
て、移動熱源感知センサ9aと振動センサ9bとを使用
し、出力ユニット3として、光を用いた出力デバイス1
0aと、音と動きとを用いた出力デバイス10とを使用
した場合において、存在情報と状態情報とを送受信する
動作を示すフローチャートである。
【図12】上記実施例において、入力ユニット2とし
て、移動熱源感知センサ9aと振動センサ9bとを使用
し、出力ユニット3として、光を用いた出力デバイス1
0aと、音と動きとを用いた出力デバイス10とを使用
した場合において、存在情報と状態情報とを送受信する
動作を示すフローチャートである。
【図13】上記実施例において、情報通信装置100を
使用しているイメージ例を示す図である。
【図14】上記実施例において、情報通信装置100を
使用しているイメージ例を示す図である。
【符号の説明】
100…情報通信装置、 1…メインユニット、 2…入力ユニット、 3…出力ユニット、 4…CPU、 5…再構成可能なハードウェア、 7…デジタルポート、 81…A/Dコンバータ、 82…D/Aコンバータ、 9…入力デバイス、 9a…移動熱源感知センサ、 9b…振動センサ、 9c、9d…接触センサ、 10…出力デバイス、 10a…ポートレート型の出力デバイス、 10b…オブジェ型の出力デバイス、 17、18…インジケータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 琢美 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K101 KK12 NN01 NN06 NN11 NN18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の存在、状態に関する情報をセンサ部
    が検出し、センサ情報を出力し、ネットワークを介して
    上記センサ情報を相手装置に送信し、逆に、上記相手装
    置が出力したセンサ情報を受信する情報通信装置におい
    て、 CPUと、再構成可能なハードウェアと、ネットワーク
    インタフェースと、複数のディジタルポートとを具備
    し、上記ネットワークインタフェースを介して、遠隔地
    に存在し、ネットワークインタフェースを具備する遠隔
    地の通信装置と通信するメインユニットと;人体の存在
    または状態を検出する入力デバイスと;上記入力デバイ
    スと、上記メインユニットとの間に接続されている入力
    ユニットと;相手装置から受信した存在または状態情報
    を表示する出力デバイスと;上記出力デバイスと、上記
    メインユニットとの間に接続されている出力ユニット
    と;を有し、上記入力デバイス、上記出力デバイスの少
    なくとも一方が、付け替え可能であることを特徴とする
    情報通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記入力ユニットに搭載されている入力ユニット用A/
    Dコンバータと;上記出力ユニットに搭載されている出
    力ユニット用D/Aコンバータと;を有することを特徴
    とする情報通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ネットワークヘの常時接続時、または、イベント発生時
    に、ネットワークに自動接続することを特徴とする情報
    通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 送信機能と受信機能とを有し、通信装置がユーザの存在
    や状態の変化を検出すると、上記ユーザの存在や状態の
    変化を検出した情報通信装置が、送信側装置として動作
    し、他方の情報通信装置が受信側装置として動作する切
    り替えを自動的に実行することを特徴とする情報通信装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 入力デバイスを複数接続して使用する場合に、存在また
    は状態の変化を同時に検出したデバイスの数に応じて、
    存在または状態データの信頼度を自動的に判別し、イン
    ジケータまたは出力デバイスが信頼度表示を行うことを
    特徴とする情報通信装置。
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