JP2003060725A - 変調装置及びそれを用いた無線送信装置 - Google Patents

変調装置及びそれを用いた無線送信装置

Info

Publication number
JP2003060725A
JP2003060725A JP2001248485A JP2001248485A JP2003060725A JP 2003060725 A JP2003060725 A JP 2003060725A JP 2001248485 A JP2001248485 A JP 2001248485A JP 2001248485 A JP2001248485 A JP 2001248485A JP 2003060725 A JP2003060725 A JP 2003060725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
output
voltage
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001248485A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Baba
智 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001248485A priority Critical patent/JP2003060725A/ja
Publication of JP2003060725A publication Critical patent/JP2003060725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時及び電源切断時の双方において、
電源電圧の過渡状態による不安定動作に起因して、また
電源電圧の過渡状態と正常状態の一方から他方に移行し
たときも、隣接する周波数を使用するシステムへの干渉
が発生する。 【解決手段】 電源電圧が過渡状態である不定常動作の
間、電源監視回路37から出力されるアラーム信号に基
づき、D/A変換器34a及び34bに正常動作時に出
力する変調波出力の規定されている平均レベルと同じレ
ベルとなる値に設定された所定データを入力する。これ
により、過渡時には無変調波が変調器30、及び送信器
50から出力されることで、帯域を持った不要波が出力
されないようにしたものである。また、電源投入時や切
断時の過渡状態から正常あるいは正常から過渡状態に移
行する際、変調器30の出力レベルが一定であるため、
過渡時のレベル変動による送信器50のALC追従によ
るレベル変動を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変調装置及びそれを
用いた無線送信装置に係り、特にディジタル変調された
被変調波を生成する変調装置及びその変調装置を用いて
無線送信する無線送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波帯(3〜30GHz)の周波
数の電波を利用したマイクロ波通信では、周波数の有効
利用及びディジタル化、大容量伝送化により、隣接する
周波数に影響しないスペクトル波形を出力するn値直交
振幅変調(QAM)方式やパルス偏移変調(PSK変
調)方式などのディジタル変調方式を用いている。これ
らの変調方式に用いられる無線送信装置では、通常の動
作条件は問題ないものの、例えば電源投入、切断等の過
渡期間において、各デバイスが動作保証範囲を逸脱した
電圧にて処理したデータ信号を変調器出力、送信器出力
として無線区間に送出することにより、隣接する周波数
を使用している他のシステム(以下、隣接システムと略
記)への干渉が問題となっている。
【0003】そこで、上記の電源供給の過渡期間におけ
る干渉問題を解決するために、所定時間の間、干渉が起
き難い無変調信号を出力させる変調装置及びそれを用い
た無線送信装置が従来より知られている(特開2000
−13253号公報:発明の名称「変調器および送信
機」)。
【0004】図5は上記の従来の変調装置及びそれを用
いた無線送信装置の一例のブロック図、図6は図5のタ
イムチャートを示す。図5に示す従来の無線送信装置
は、変調器10と送信器20とよりなる。変調器10は
従来の変調装置の一例で、電源投入時の隣接チャンネル
干渉防止のために、直流電圧設定回路12a及び12
b、スイッチ(SW)回路13a及び13b、PS情報
入力回路14及び時定数回路15を備えている。
【0005】PS情報入力回路14は、増幅器17、変
調器10及び/又は送信器20への電源投入の有無に関
する情報を、例えば図6(a)に示す電源電圧と各デバ
イスの動作保証電圧の下限値(Vth)を比較し、その
比較結果を図6(b)に示すように論理値として出力す
る。時定数回路15は、変調器10、送信器20のすべ
ての構成要素が安定化する時間よりも長い所定時間、P
S情報入力回路14から出力されたPS情報を遅延さ
せ、スイッチ回路13a及び13bにそれぞれ供給す
る。
【0006】スイッチ回路13a及び13bは、図6
(c)に示すように時定数回路15から第1の論理値
(ここでは”0”)のPS情報が入力されたときには、
電源投入時刻tonから前記所定時間まだ経過していな
いので、直流電圧設定回路12a、12bからの所定の
直流電圧(DC)を選択して乗算器16に供給する。
【0007】乗算器16は、これらの2つの直流電圧を
乗算して無変調波(搬送波信号)を変調出力S1として
出力する。この変調出力S1は、増幅器17で増幅され
た後、レベル検波回路18によりレベル検波されて増幅
器17の利得を制御する一方、予め定めたレベルよりも
レベル検波出力が小さいときには、ALM情報を出力さ
せて、動作不良のモニタに用いられる。
【0008】また、上記の変調出力S1は、乗算器21
に供給され、ここで局部発振器22からのマイクロ波帯
の局部発振信号Loと乗算(アップコンバート)され
て、高周波数信号に変換された後、可変利得増幅器23
で増幅され、送信信号S4として送信される。また、送
信信号S4はALC制御回路24に供給されて、そのレ
ベルが検波され、可変利得増幅器23を検波レベルに応
じた利得に制御する。
【0009】ここで、電源投入後、無線送信装置の回路
が安定化する前の期間では、PS情報入力回路15、時
定数回路16、スイッチ回路13a及び13b、直流電
圧設定回路12a及び12bを有していない場合、レベ
ル検波回路18やALC制御回路24が検波レベルが最
小であるので、増幅器17及び23の各利得を最大値に
してしまうことや、各デバイスの動作保証電圧以下の範
囲ゆえに送信データ(Da、Db)を正しくD−A変換
できない等の問題から、隣接チャンネル干渉を起こすこ
とがあった。しかし、この従来装置は、電源投入後、無
線送信装置の回路が安定化するまでの期間は、送信信号
S4は狭いスペクトラムしか持たない無変調波とされる
ため、隣接チャンネル干渉の発生を防止することができ
る。
【0010】なお、電源投入後、無線送信装置の回路が
安定化した後は、PS情報が第2の論理値とされ、時定
数回路15から図6(c)に示すように遅延された第2
の論理値(ここでは”1”)の信号がスイッチ回路13
a及び13bに出力されて、これらのスイッチ回路13
a及び13bをそれぞれD−A変換器11a及び11b
の出力信号を選択するように切り替えるため、2チャン
ネルの送信データDa及びDbをD−A変換器11a及
び11bにより別々にD−A変換して得られたアナログ
信号Aa及びAbがスイッチ回路13a及び13bを通
して乗算器16に入力される。乗算器16からは送信ア
ナログ信号Aa及びAbを乗算して得られた直交振幅変
調波が変調出力S1として取り出され、送信器20によ
りマイクロ波帯の送信信号S4とされた後送信される通
常動作が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の変調装置及びそれを用いた無線送信装置では、時定数
回路15を有することからも明確なように、電源投入直
後の回路不安定期間中の隣接チャンネル干渉(隣接シス
テムへの干渉)を防止する構成であり、電源切断時の隣
接システムへの干渉防止対策を施していない。
【0012】そのため、電源電圧が時刻toffで切断
された場合、図6(a)に示すように電源電圧が低下す
ると共に、同図(b)に示すように電源電圧がデバイス
の動作保証電圧の下限値Vth以下の状態が時刻tsま
での期間存在し、この電源切断時の過渡状態による不安
定状態に起因して、電源切断後も時定数回路15から図
6(c)に示すように、上記の時刻tsからある遅延時
間まで引き続き第2の論理値(ここでは”1”)の信号
がスイッチ回路13a及び13bに出力され、これらの
スイッチ回路13a及び13bをそれぞれD−A変換器
11a及び11bの出力信号を選択していると共に、増
幅器17及び23の各利得が最大値にされてしまうこと
や、各デバイスの動作保証電圧以下の範囲ゆえに送信デ
ータを正しくD−A変換できない等の問題から、図6
(d)に示すように、変調出力信号S2が上記の電源電
圧がデバイスの動作保証電圧の下限値Vth以下の状態
になってから時刻tsまでの期間で異常となり、隣接チ
ャンネル干渉妨害が発生するという問題がある。
【0013】また、電源投入時においても時間で制御し
ていることから、電源電圧の変動状況によっては過渡期
間が所定時間内に収まりきれず、所定時間経過後に過渡
状態による干渉が起き易い変調信号を出力する場合があ
り、隣接チャンネルに対する干渉を完全に防止できない
という問題もある。
【0014】更に、上記の従来装置では、所要出力レベ
ルの無変調信号を生成するために、スイッチ回路13a
及び13bにより選択した、直流電圧設定回路12a及
び12bからの各所定の直流電圧を乗算器16に供給し
ているが、アナログ電圧の切り替えのため、D−A変換
器11a及び11bの出力電圧との切り替え時に生じる
瞬断により、乗算器16の後段の増幅器17や送信器2
0内のALC制御が利得を増大させる誤動作を起こし、
それに起因して送信信号の隣接チャンネルへの干渉が生
じるという問題もある。
【0015】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
電源電圧を監視することにより、電源投入時及び電源切
断時の双方において、過渡状態による不安定動作に起因
する隣接チャンネルへの干渉を防止し得る変調装置及び
それを用いた無線送信装置を提供することを目的とす
る。
【0016】また、本発明の他の目的は、アナログ電圧
の切り替えによる瞬断に起因した誤動作に基づき発生す
る隣接チャンネルへの干渉を防止し得る変調装置及びそ
れを用いた無線送信装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1発明の変調装置は、電源電圧が所定値で安定し
ている定常状態のときに、入力ディジタルデータに対し
て所定の変調方式のディジタル変調を行って変調波を出
力する変調装置において、電源電圧が電源投入直後又は
電源切断直後の過渡状態にあるか、定常状態にあるかを
監視する電源監視手段と、電源監視手段により電源電圧
が過渡状態にあると検出されたときには、定常状態のと
きに出力される変調波の平均レベルに略等しいレベルの
無変調波を発生して出力する無変調波発生手段とを有す
る構成としたものである。
【0018】この発明では、電源電圧が電源投入直後又
は電源切断直後の過渡状態である不定常動作のときに、
電源電圧が定常状態の正常動作時に出力される本来の変
調波の平均レベルに略等しいレベルの無変調波を出力す
ることができる。
【0019】また、上記の目的を達成するため、第2発
明の変調装置は、電源電圧が所定値で安定している定常
状態のときに、入力ディジタルデータに対してスペクト
ル波形整形するディジタルフィルタと、ディジタルフィ
ルタの出力データをアナログ信号に変換するD/A変換
手段と、D/A変換手段より出力されたアナログ信号に
対して所定の変調方式のディジタル変調を行って変調波
を出力する変調装置において、電源電圧が電源投入直後
又は電源切断直後の過渡状態にあるか、定常状態にある
かを監視する電源監視手段と、電源監視手段により電源
電圧が過渡状態にあると検出されたときには、ディジタ
ルフィルタの出力データに代えて、所定の一定レベルの
データをD/A変換手段に切り替え入力する切り替え手
段とを有する構成としたものである。
【0020】この発明では、電源電圧が電源投入直後又
は電源切断直後の過渡状態である不定常動作のときに
は、所定の一定レベルのデータをD/A変換手段に入力
して得られた、一定レベルのアナログ信号に対して所定
の変調方式のディジタル変調を行うことにより、定常状
態のときに出力される変調波の平均レベルに略等しい一
定レベルの無変調波を出力する。
【0021】また、上記の目的を達成するため、第3発
明の変調装置は、上記の第2発明の切り替え手段を、デ
ィジタルフィルタの入力側に設けたものである。この発
明では、電源電圧が電源投入直後又は電源切断直後の過
渡状態である不定常動作のときには、所定の一定レベル
のデータをディジタルフィルタ及びD/A変換手段をそ
れぞれ通して得られたアナログ信号に対して、所定の変
調方式のディジタル変調を行うことにより、定常状態の
ときに出力される変調波の平均レベルに略等しい一定レ
ベルの無変調波を出力する。
【0022】また、上記の目的を達成するため、本発明
の無線送信装置は、上記の第1乃至第3発明のうちのい
ずれかの変調装置と、変調装置から出力される変調波
を、所定の無線送信周波数帯域に周波数変換する周波数
変換手段と、周波数変換手段の出力変調波の平均レベル
を一定に制御して送信するレベル制御手段とより構成と
したものである。この発明では、変調装置からは電源電
圧が電源投入直後又は電源切断直後の過渡状態である不
定常動作のときに、電源電圧が定常状態の正常動作時に
出力される本来の変調波の平均レベルに略等しいレベル
の無変調波が出力されるので、電源投入直後の過渡状態
から定常状態へ移行したとき、又は定常状態から電源切
断直後の過渡状態へ移行したときの変調波のレベル変動
を抑えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になる変調装置
及びそれを用いた無線送信装置の一実施の形態のブロッ
ク図を示す。同図に示すように、無線送信装置は変調器
30と送信器50とから構成されている。変調器30
は、ディジタルマイクロ波通信装置のn値直交振幅変調
(QAM)方式やPSK変調方式に使用される、本発明
の変調装置の一実施の形態であり、図1に示すように、
変調方式に応じて生成された送信すべき情報のI信号
(I−DATA)、Q信号(Q−DATA)を入力信号
として受け、それらの入力信号を、まず、スペクトル波
形整形するFIR回路31に入力する。
【0024】FIR回路31は、変調波として出力波形
が、予め定められた周波数帯域の外に不要な電波を放射
しない様にするための非巡回形ディジタルフィルタで、
電圧制御型水晶発振器(VCXO)を用いて構成された
クロック発生回路32から出力される高精度のクロック
信号(CLK)に基づき、入力I信号と入力Q信号に対
してフィルタ処理をそれぞれ施してスペクトル波形整形
してスイッチ(SW)回路33a及び33bに供給す
る。
【0025】スイッチ回路33a及び33bは、後述す
る電源監視回路37からの出力信号により、電源投入後
の電源安定期間の通常動作時はFIR回路31から出力
されるI信号及びQ信号を選択して出力するディジタル
スイッチである。従って、通常動作時には、FIR回路
31から出力されたI信号、Q信号がスイッチ回路33
a、33bを通じてD/A変換器(CONV)34a、
34bに供給される。
【0026】D/A変換器34a及び34bは、クロッ
ク発生回路32から出力されるクロック信号をサンプリ
ング信号として、ディジタル−アナログ変換(D/A変
換)を行い、FIR回路31から出力されたディジタル
信号のI信号、Q信号を、それぞれアナログ信号に変換
して出力する。D/A変換器34a及び34bから取り
出されたアナログ信号は、それぞれ低域フィルタ(LP
F)35a及び35bにより不要高周波数成分が除去さ
れてI信号、Q信号各々の所要スペクトル波形のみが抽
出されて乗算器であるミキサ(MIX)36a及び36
bに入力される。
【0027】MIX36aは、入力されたアナログI信
号と発振器38からの周波数f0の発振信号との周波数
変換(振幅変調)を行って、周波数f0を搬送波周波数
とする第1の変調波を生成する。また、MIX36b
は、入力されたアナログQ信号と発振器38からの周波
数f0の発振信号を90度位相シフタ39により90度
位相シフトした信号との周波数変換(振幅変調)を行っ
て、周波数f0を搬送波周波数とする第2の変調波を生
成する。
【0028】これらMIX36a及び36bから取り出
された第1及び第2の変調波は、それぞれハイブリッド
(HYB)回路40に供給されて合成されて直交変調波
とされて取り出された後、増幅器41で所要レベルに増
幅され、更に帯域フィルタ(BPF)42により不要周
波数成分が除去されて搬送波周波数f0の直交変調波と
して送信器50へ出力される。
【0029】送信器50は乗算器である周波数変換器5
1、局部発振器52、可変利得電力増幅器53及びAL
C制御回路(CONT)54から構成されており、まず
変調器30から出力された搬送波周波数f0の直交変調
波を周波数変換器51で局部発振器52からの所定周波
数の局部発振信号と周波数変換して、予め定められた送
信周波数帯域であるマイクロ波帯に周波数変換して可変
利得電力増幅器53に供給する。
【0030】可変利得電力増幅器53で電力増幅された
マイクロ波帯の直交変調波は、ALC制御回路(CON
T)54内の検波器(Det)55によりレベルが検波
される。そのレベル検波信号はALC制御回路54内の
増幅器56を介して利得制御信号として可変利得電力増
幅器53に供給され、その利得を直交変調波の振幅変調
成分を損なわない程度の追従速度で可変制御する。これ
により、直交変調波は、可変利得増幅器53から温度変
動や電源電圧変動に影響することなく平均レベルが規定
の一定レベルで取り出され、無線区間へ送信される。こ
の通常動作時では、送信信号は、規定された周波数帯域
内で伝送されるため、隣接システムに干渉妨害を与える
ことはない。
【0031】以上は電源電圧が安定期間にある通常時
(正常時)の動作であり、この動作自体は公知である
が、この実施の形態では、電源投入時及び電源切断時の
ような過渡(不定常)時においても、定められた周波数
帯域の外に不要な電波を放射しないようにする点に特徴
がある。そのため、本実施の形態では、電源が所要電圧
範囲外の場合、アラーム信号ALMを出力する電源監視
回路37と、そのALMによりFIR回路31の出力I
信号及びQ信号に代えて所定値に設定した所定データを
選択してD/A変換器34a及び34bに供給させるス
イッチ回路33a及び33bを有している。
【0032】この実施の形態では、電源電圧が過渡状態
である不定常動作の間、D/A変換器34a及び34b
に入力する所定データを、正常動作時に出力する変調波
出力の規定されている平均レベルと同じレベルとなる値
に設定することにより、過渡時には無変調波が変調器3
0、及び送信器50から出力されることで、帯域を持っ
た不要波が出力されないようにしたものである。
【0033】また、本実施の形態では、電源投入時や切
断時の過渡状態から正常あるいは正常から過渡状態に移
行する際、変調器30の出力レベルが一定であるように
することにより、過渡時のレベル変動による送信器50
のALC追従によるレベル変動を防ぐ。その結果、隣接
する周波数を使用しているシステム(隣接チャンネル)
への干渉を防止する事を可能とする。
【0034】ここで、電源監視回路37は、図2に示す
ように、変調器30の電源盤にて作られた+5V電源を
基に、より広範囲な時間にわたって安定した+5Vを生
成する電源回路371と、電源回路371の出力電圧か
らしきい値電圧を作るしきい値電圧回路372と、この
しきい値電圧と上記の+5V電源電圧をレベル比較する
比較器373とを有する。
【0035】電源回路371の出力電圧は、入力+5V
電源電圧の立ち上がり時(電源投入時)に、より早く立
ち上がり、入力+5V電源電圧の立ち下がり時(電源切
断時)に、より遅く立ち下がる。これにより、変調器3
0の+5V電源の投入、切断時のしきい値電圧回路37
2及び比較器373の動作を保証する。
【0036】しきい値電圧回路372は、+5V電源が
安定状態にあるか否かの判定基準値であるしきい値電圧
を生成する。このしきい値電圧は、例えばデバイス動作
保証電圧の下限値に設定される。
【0037】比較器373は、+5V電源電圧としきい
値電圧とをレベル比較し、+5V電源電圧がしきい値電
圧よりも高い場合は正常状態を示すハイレベルの信号
(NORM)を出力し、+5V電源電圧がしきい値電圧
よりも低い場合は不定常状態を示すローレベルのアラー
ム信号(ALM)を出力する。
【0038】これにより、電源投入時や電源切断時、あ
るいは変調器30の電源盤から出力される+5V電源電
圧が故障により不安定となった場合、+5V電源電圧が
しきい値電圧よりも低いので、比較器373からローレ
ベルのアラーム信号(ALM)が出力される。このAL
M出力に基づき、変調器30のD/A変換器34a及び
34bの入力データが、スイッチ回路33a及び33b
により、FIR回路31から出力されるI信号及びQ信
号から前記の所定データに切り替わることで無変調波が
出力される。
【0039】なお、電源監視回路37の他の構成例とし
て、図3の回路系統図に示すような構成としてもよい。
この図3の電源監視回路37’は、図2と同一構成の電
源回路371a、しきい値電圧回路372a及び比較器
373aにより前述の+5Vの電源電圧の変動を監視す
ると共に、図2と同一構成の電源回路371b、しきい
値電圧回路372b及び比較器373bにより、変調器
30に使用されている+5V以外の電源(ここでは+
3.3V)も同様に監視し、比較器373a及び373
bの各出力信号をAND回路374に供給する構成とさ
れている。
【0040】この図3の電源監視回路37’では、+5
V及び+3.3Vの両電源のいずれかがデバイス動作保
証電圧の下限値の場合、比較器373a及び373bの
出力信号のいずれかがローレベルとなるので、AND回
路374の出力信号もローレベルとなり、このときのA
ND回路374から出力されるローレベルの信号を前述
したALMとして出力することで、上述と同様にして無
変調波を出力することができる。
【0041】次に、図4のタイムチャートを併せ参照し
て、図1の実施の形態の動作について説明する。なお、
電源監視回路37は図2の構成を例にとって説明する。
時刻tonで電源を投入すると、図4(a)に示すよう
に変調器30の電源盤の+5Vの電源電圧はある傾斜で
上昇していき、時刻t0の直前で所定の電圧+5Vに達
し、その後+5Vの定常状態となる。また、時刻tof
fで電源切断を行うと、図4(a)に示すように+5V
の電源電圧はある傾斜で下降していき時刻tsで0Vに
達する。
【0042】まず、電源投入時の過渡状態の動作につい
て説明するに、時刻tonで電源が投入され、+5Vの
電源電圧が図4(a)に示すように、ある傾斜で上昇を
開始するが、この電源電圧を入力として受ける図2の電
源回路371は、図4(b)に示すように、時刻t0以
前の時刻tpsthで入力電圧がVpsth(<Vth
<+5V)に達したことにより、動作状態となり所定の
電圧(ここでは+5V)を瞬時に発生する。従って、電
源回路371からは+5V電源電圧が+5Vに達する時
刻よりも前に+5Vの電圧が発生される。
【0043】これにより、しきい値電圧回路372は、
図4(c)に実線Iで示すように、+5V電源電圧が+
5Vに達する時刻の直前の時刻tthでデバイスの動作
保証電圧の下限値のしきい値電圧Vthを発生して比較
器373の反転入力端子に供給する。比較器373は、
その非反転入力端子に図4(c)に2点鎖線IIで示す+
5V電源電圧(図4(a)と同一波形)が入力されるた
め、その反転入力端子に供給される上記のしきい値電圧
Vthとレベル比較し、図4(d)に示す信号を出力す
る。
【0044】図4(d)から分かるように、比較器37
3は、電源投入時刻tonから+5V電源電圧がしきい
値電圧Vthよりも高くなる時刻t0までの期間では、
ローレベルのアラーム信号ALMを出力する。この時刻
tonから時刻t0までの電源投入時の過渡期間中は、
上記のアラーム信号ALMにより、スイッチ回路33a
及び33bは前記所定データを選択するように制御さ
れ、この所定データがD/A変換器34a及び34bに
供給されて正常動作時に出力する変調波出力の規定され
ている平均レベルと同じ一定レベルの信号を出力する。
【0045】このときのD/A変換器34a及び34b
から出力された一定レベル信号は、LPF35a及び3
5bを通してMIX36a及び36bに供給され、ここ
で発振器38からの周波数f0の発振信号及び90度位
相シフタ39からの90度位相シフトされた周波数f0
の発振信号と別々に周波数変換されて第1及び第2の変
調波とされた後、HYB回路40に供給されて直交変調
波とされる。
【0046】このときの第1及び第2の変調波は、周波
数f0の信号を搬送波として一定レベルの信号で振幅変
調された信号であるので、HYB回路40から出力され
る直交変調波は、搬送波周波数f0の一定レベルの信
号、つまり無変調波である。従って、HYB回路40か
らは無変調波が取り出され、増幅器41及びBPF42
を経て送信器50へ出力される。このように、この電源
投入直後の過渡期間の変調器30の出力信号は、図4
(e)にCWで示すように無変調波である。
【0047】送信器50は変調器30から入力された無
変調波を、マイクロ波帯の送信信号周波数帯域に周波数
変換した後電力増幅して無線送信する。この無変調波
は、周波数スペクトラムが極めて狭いため、隣接する周
波数を使用しているシステム(隣接チャンネル)への干
渉を防止することができる。
【0048】また、本実施の形態では、この期間の変調
器30の無変調波のレベルは、正常動作時の変調波のレ
ベルと同じに設定されているので、電源投入時から正常
状態に移行する際も変調器30の出力レベルがほぼ一定
であり、このことから過渡時のレベル変動による送信器
50のALC追従によるレベル変動を防ぐことができ、
その結果、隣接する周波数を使用しているシステム(隣
接チャンネル)への干渉を防止することができる。
【0049】次に、電源切断時の過渡状態の動作につい
て説明する。時刻toffで電源が切断され、+5Vの
電源電圧が図4(a)に示すように、ある傾斜で下降を
開始するが、この電源電圧を入力として受ける図2の電
源回路371は、同図(b)に示すように、時刻tof
f以後の時刻tpsth’で同図(a)に示す入力電源
電圧がVpsth(<Vth<+5V)に達するまでは
+5Vを保持しており、Vpsthに達してから瞬時に
0Vにまで低下する。従って、電源回路371からは電
源切断後も+5V電源電圧がデバイスの動作保証電圧の
下限値よりも更に低下した値Vpsthに達するまでは
+5Vの電圧が発生される。
【0050】これにより、しきい値電圧回路372は、
図4(c)に実線Iで示すように、電源切断後もデバイ
スの動作保証電圧の下限値のしきい値電圧Vthを発生
して比較器373の反転入力端子に供給する。比較器3
73は、その非反転入力端子に図4(c)に2点鎖線II
で示す+5V電源電圧(図4(a)と同一波形)が入力
されるため、その反転入力端子に供給される上記のしき
い値電圧Vthとレベル比較し、図4(d)に示す信号
を出力する。
【0051】図4(c)、(d)から分かるように、比
較器373は、電源切断後に+5V電源電圧がしきい値
電圧Vthよりも低くなる時刻tth’でローレベルの
アラーム信号ALMを出力する。この電源切断後の過渡
期間中は、上記のアラーム信号ALMにより、スイッチ
回路33a及び33bは所定データを選択するように制
御され、所定データがD/A変換器34a及び34bに
供給されて正常動作時に出力する変調波出力と同じ一定
レベルの信号を出力する。
【0052】従って、電源切断後の過渡期間中において
も、前述した電源投入直後の過渡期間中と同様に、HY
B回路40から搬送波周波数f0の無変調波が取り出さ
れ、増幅器41及びBPF42を経て送信器50へ出力
される。このように、この電源切断直後の時刻tpst
h’以降の過渡期間の変調器30の出力信号は、図4
(e)にCWで示すように無変調波である。無変調波の
出力は+5V電源電圧が0Vになると停止する。
【0053】送信器50は変調器30から入力された無
変調波を、マイクロ波帯の送信信号周波数帯域に周波数
変換した後電力増幅して無線送信する。この無変調波
は、周波数スペクトラムが極めて狭いため、隣接する周
波数を使用しているシステム(隣接チャンネル)への干
渉を防止することができる。
【0054】また、本実施の形態では、この期間の変調
器30の無変調波のレベルは、正常動作時の変調波のレ
ベルと同じに設定されているので、正常状態から電源切
断時に移行する際も変調器30の出力レベルがほぼ一定
であり、このことから過渡時のレベル変動による送信器
50のALC追従によるレベル変動を防ぐことができ、
その結果、隣接する周波数を使用しているシステム(隣
接チャンネル)への干渉を防止することができる。
【0055】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、図1のスイッチ回路33a
及び33bをFIR回路31の出力側ではなく、FIR
回路31の入力側に配置しても同等の効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源電圧が電源投入直後又は電源切断直後の過渡状態で
ある不定常動作のときに、電源電圧が定常状態の正常動
作時に出力される本来の変調波の平均レベルに略等しい
レベルの無変調波を出力するようにしたため、上記の過
渡状態のときに帯域を持った不要波が出力されず、隣接
する周波数を使用しているシステムへの干渉を防止する
ことができる。
【0057】また、本発明によれば、電源電圧が電源投
入直後又は電源切断直後の過渡状態である不定常動作の
ときには、所定の一定レベルのデータをD/A変換手段
に入力するか、ディジタルフィルタを通してD/A変換
手段に入力して得られた一定レベルのアナログ信号に対
して所定の変調方式のディジタル変調を行うことによ
り、定常状態のときに出力される変調波の平均レベルに
略等しい一定レベルの無変調波を出力するようにしたた
め、上記の過渡状態のときに帯域を持った不要波が出力
されず、隣接する周波数を使用しているシステムへの干
渉を防止することができる。
【0058】更に、本発明によれば、変調装置からは電
源電圧が電源投入直後又は電源切断直後の過渡状態であ
る不定常動作のときに、電源電圧が定常状態の正常動作
時に出力される本来の変調波の平均レベルに略等しいレ
ベルの無変調波が出力されるので、電源投入直後の過渡
状態から定常状態へ移行したとき、又は定常状態から電
源切断直後の過渡状態へ移行したときの変調波のレベル
変動を抑えることができるため、上記のレベル変動によ
る送信器のALC追従によるレベル変動を防ぎ、その結
果、隣接する周波数を使用しているシステムへの干渉を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中の電源監視回路の一例を示すブロック図
である。
【図3】図1中の電源監視回路の他の例を示すブロック
図である。
【図4】本発明の実施の形態の動作説明用タイムチャー
トである。
【図5】従来の一例のブロック図である。
【図6】図5の動作及び課題説明用タイムチャートであ
る。
【符号の説明】 30 変調器 31 FIR回路 32 クロック発生回路 33a、33b スイッチ回路(SW) 34a、34b D/A変換器(CONV) 36a、36b ミキサ(MIX) 37、37’ 電源監視回路 38 発振器 39 90度位相シフタ 40 ハイブリッド回路(HYB) 50 送信器 51 周波数変換器 53 可変利得電力増幅器 371、371a、371b 電源回路 372、372a、372b しきい値電圧回路 373、373a、373b 比較器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧が所定値で安定している定常状
    態のときに、入力ディジタルデータに対して所定の変調
    方式のディジタル変調を行って変調波を出力する変調装
    置において、 前記電源電圧が電源投入直後又は電源切断直後の過渡状
    態にあるか、前記定常状態にあるかを監視する電源監視
    手段と、 前記電源監視手段により前記電源電圧が前記過渡状態に
    あると検出されたときには、前記定常状態のときに出力
    される前記変調波の平均レベルに略等しいレベルの無変
    調波を発生して出力する無変調波発生手段とを有するこ
    とを特徴とする変調装置。
  2. 【請求項2】 電源電圧が所定値で安定している定常状
    態のときに、入力ディジタルデータに対してスペクトル
    波形整形するディジタルフィルタと、前記ディジタルフ
    ィルタの出力データをアナログ信号に変換するD/A変
    換手段と、前記D/A変換手段より出力されたアナログ
    信号に対して所定の変調方式のディジタル変調を行って
    変調波を出力する変調装置において、 前記電源電圧が電源投入直後又は電源切断直後の過渡状
    態にあるか、前記定常状態にあるかを監視する電源監視
    手段と、 前記電源監視手段により前記電源電圧が前記過渡状態に
    あると検出されたときには、前記ディジタルフィルタの
    出力データに代えて、所定の一定レベルのデータを前記
    D/A変換手段に切り替え入力する切り替え手段とを有
    し、前記所定の一定レベルのデータを前記D/A変換手
    段に入力して得られた、一定レベルのアナログ信号に対
    して前記所定の変調方式のディジタル変調を行うことに
    より、前記定常状態のときに出力される前記変調波の平
    均レベルに略等しい一定レベルの無変調波を出力するこ
    とを特徴とする変調装置。
  3. 【請求項3】 電源電圧が所定値で安定している定常状
    態のときに、入力ディジタルデータに対してスペクトル
    波形整形するディジタルフィルタと、前記ディジタルフ
    ィルタの出力データをアナログ信号に変換するD/A変
    換手段と、前記D/A変換手段より出力されたアナログ
    信号に対して所定の変調方式のディジタル変調を行って
    変調波を出力する変調装置において、 前記電源電圧が電源投入直後又は電源切断直後の過渡状
    態にあるか、前記定常状態にあるかを監視する電源監視
    手段と、 前記電源監視手段により前記電源電圧が前記過渡状態に
    あると検出されたときには、前記ディジタルフィルタに
    入力される前記ディジタルデータに代えて、所定の一定
    レベルのデータを前記ディジタルフィルタに切り替え入
    力する切り替え手段とを有し、前記所定の一定レベルの
    データを前記ディジタルフィルタ及び前記D/A変換手
    段をそれぞれ通して得られたアナログ信号に対して、前
    記所定の変調方式のディジタル変調を行うことにより、
    前記定常状態のときに出力される前記変調波の平均レベ
    ルに略等しい一定レベルの無変調波を出力することを特
    徴とする変調装置。
  4. 【請求項4】 前記電源監視手段は、電源盤の電源電圧
    が電源投入後、デバイス動作保証電圧の下限値に達する
    よりも早い第1の時刻で該デバイス動作保証電圧の下限
    値よりも高い所定電圧を発生し、該電源盤の電源電圧が
    電源切断後に該デバイス動作保証電圧の下限値に達した
    時刻よりも遅い第2の時刻まで該所定電圧を保持する電
    源回路と、該電源回路から出力される該所定電圧に基づ
    き、前記デバイス動作保証電圧の下限値に等しいしきい
    値電圧を発生するしきい値電圧発生回路と、前記電源回
    路から出力される前記所定電圧を動作電圧として受け、
    前記電源盤の電源電圧と前記しきい値電圧とを比較し、
    該電源盤の電源電圧が該しきい値電圧未満のときに前記
    電源電圧が電源投入直後又は電源切断直後の過渡状態に
    あることを示す信号を出力する比較器とよりなることを
    特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の変
    調装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のうちいずれか一項記載
    の変調装置と、該変調装置から出力される変調波を、所
    定の無線送信周波数帯域に周波数変換する周波数変換手
    段と、前記周波数変換手段の出力変調波の平均レベルを
    一定に制御して送信するレベル制御手段とよりなること
    を特徴とする無線送信装置。
  6. 【請求項6】 前記レベル制御手段は、前記周波数変換
    手段の出力変調波を電力増幅する可変利得電力増幅器
    と、該可変利得電力増幅器から取り出された変調波の平
    均レベルを検出してその検出平均レベルが規定した平均
    レベルとなるように前記可変利得電力増幅器の利得を可
    変制御するALC制御回路とよりなることを特徴とする
    請求項5記載の無線送信装置。
JP2001248485A 2001-08-20 2001-08-20 変調装置及びそれを用いた無線送信装置 Pending JP2003060725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248485A JP2003060725A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 変調装置及びそれを用いた無線送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248485A JP2003060725A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 変調装置及びそれを用いた無線送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003060725A true JP2003060725A (ja) 2003-02-28

Family

ID=19077632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001248485A Pending JP2003060725A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 変調装置及びそれを用いた無線送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003060725A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303604A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Fuji Xerox Co Ltd 信号伝送システムおよび画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303604A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Fuji Xerox Co Ltd 信号伝送システムおよび画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10361892B2 (en) Selective power amplifier
US6975686B1 (en) IQ modulation systems and methods that use separate phase and amplitude signal paths
JP3711109B2 (ja) 無線電話機の電力増幅器への変調の注入を含む連続閉ループ電力制御システム
KR20080059261A (ko) 폐루프 전력 제어를 갖는 단일 칩 gsm/edge트랜시버 구조
US6961547B2 (en) Wireless transmitter incorporating a synchronous oscillator in a translation loop
US7082169B2 (en) Mirror translation loop transmitter architecture
WO2006068237A1 (ja) 位相変調装置、通信機器、移動体無線機、及び位相変調方法
JP4634428B2 (ja) Iq変調システム並びに個別的な位相パス及び信号パスを使用する方法
JP4584336B2 (ja) Fm変調を用いたポーラ変調装置および方法
US20090086796A1 (en) Method And System For A High Frequency Signal Repeater Using A DDFS
US6963620B2 (en) Communication transmitter using offset phase-locked-loop
US6320912B1 (en) Digital modulator
JP2003060725A (ja) 変調装置及びそれを用いた無線送信装置
JP2010226272A (ja) Rfタグリーダ回路
JP2008236641A (ja) 送信機
JP3150104B2 (ja) 変調器および送信機
JP2001285387A (ja) 負帰還回路を備えた電力増幅回路及び位相制御方法
JP3405213B2 (ja) 変調装置
JP2001186201A (ja) 変調器、それを用いた無線送信装置及びその干渉波出力防止方法
US8208877B2 (en) Digital modulator and method for initiating ramp power transitions in a mobile handset transmitter
GB2325362A (en) Transceiver which uses transmission signal as local oscillator for reception
JP4319110B2 (ja) 無線通信機
JP4068548B2 (ja) 送信装置および送信回路
JP2004349789A (ja) 周波数変換装置及び周波数変換方法
US7945219B2 (en) Frequency modulation circuit, transmitter, and communication apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040803