JP2003060681A - 伝送システム及び伝送装置 - Google Patents
伝送システム及び伝送装置Info
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Abstract
を図る。 【解決手段】 障害メッセージ通知手段21は、障害発
生時、検出した障害地点の情報を含む、障害メッセージ
を他装置へ通知する。中継転送手段22は、ラベルが付
加されたパケットに対し、ラベルスイッチングを行っ
て、パケットの中継転送を行う。整数値算出手段11
は、入力パケットのフロー情報にもとづき、関数演算を
施して、1つの入力パケットに対応する1つの整数値を
算出する。パス設定手段12は、整数値を境界値で分類
して、分類区間を入力パケットを転送すべきパスとして
設定し、障害メッセージを受信した場合または通信状態
に応じて、境界値を調整する。入口エッジ転送手段13
は、パケットにラベルを付加して、設定されたパスから
パケットを転送する。
Description
送装置に関し、特に、発生した障害の回避制御を行って
伝送制御を行う伝送システム及び発生した障害の回避制
御を行って伝送制御を行う伝送装置に関する。
い、IP(Internet Protocol)パケットのトラフィッ
クが増大している。また、IPパケットのデータ内容も
多様化し、従来の計算機データに加え、リアルタイム性
が必要とされる音声や動画像などのデータが増えてきて
いる。
伝送時間を短縮するために、IPパケットに宛先ラベル
を付加するレイヤ2でのラベルスイッチング技術が提案
されている。
を利用して実現していた、異なるネットワーク間のレイ
ヤ3での通信を、レイヤ2で直結して上位層を使わずに
実現するパケット高速転送技術であり、MPLS(Mult
i-Protocol Label Switching)と呼ばれる方式が開発さ
れている。
またIPパケットに固定長のラベルを付与し、ラベルで
もってネットワーク内を転送させる。そして、MPLS
は、ラベルパスという概念を持っており、その特性はコ
ネクションオリエンテッドな点が従来のIPと大きく異
なっている点である。
Global Repair方式とLocal Repair方式がある。Global
Repairは、パス端で(MPLS網の入口と出口で)障害
を復旧するパス端切り替えの手法であり、Local Repair
は、障害が発生した端で(障害が発生したリンクの近傍
のルータ間で)パスを切り替える障害端切り替えの手法
である。回線障害等が発生した場合には、このような回
避制御を行って、障害回避のルートを設定し、障害の復
旧を行う。
従来のGlobal Repairによる障害回避制御では、障害が
発生したパスから障害回避用パスへの切り替えを行う場
合、切り替え後の障害回避用パスの負荷については何ら
考慮されていなかった。
してしまうおそれがあり、パスのトラフィックに偏りが
生じて、運用効率の低下を招いてしまうといった問題が
あった。
制御では、障害が発生したパスを迂回するようなルート
を、障害端で検索した後に、障害回避用パスにパケット
を転送していた。このため、検索処理に要する時間がか
かるため、効率のよい高速転送が行われていなかった。
のであり、効率よく障害回避を行って、伝送品質の向上
を図った伝送システムを提供することを目的とする。ま
た、本発明は、効率よく障害回避を行って、伝送品質の
向上を図った伝送装置を提供することである。
決するために、図1に示すような、発生した障害の回避
制御を行って、伝送制御を行う伝送システム1におい
て、障害発生時、検出した障害地点の情報を含む、障害
メッセージを他装置へ通知する障害メッセージ通知手段
21と、ラベルが付加されたパケットに対し、ラベルス
イッチングを行って、パケットの中継転送を行う中継転
送手段22と、から構成されるコア転送装置20と、入
力パケットのフロー情報にもとづき、関数演算を施し
て、1つの入力パケットに対応する1つの整数値を算出
する整数値算出手段11と、整数値を境界値で分類し
て、分類区間を入力パケットを転送すべきパスとして設
定し、障害メッセージを受信した場合または通信状態に
応じて、境界値を調整するパス設定手段12と、パケッ
トにラベルを付加して、設定されたパスからパケットを
転送する入口エッジ転送手段13と、から構成される入
口エッジ転送装置10と、を有することを特徴とする伝
送システム1が提供される。
障害発生時、検出した障害地点の情報を含む、障害メッ
セージを他装置へ通知する。中継転送手段22は、ラベ
ルが付加されたパケットに対し、ラベルスイッチングを
行って、パケットの中継転送を行う。整数値算出手段1
1は、入力パケットのフロー情報にもとづき、関数演算
を施して、1つの入力パケットに対応する1つの整数値
を算出する。パス設定手段12は、整数値を境界値で分
類して、分類区間を入力パケットを転送すべきパスとし
て設定し、障害メッセージを受信した場合または通信状
態に応じて、境界値を調整する。入口エッジ転送手段1
3は、パケットにラベルを付加して、設定されたパスか
らパケットを転送する。
回避制御を行って、伝送制御を行う伝送装置40におい
て、自装置に接続された方路に対し、障害が発生したか
否かを検出し、検出結果であるフラグを設定する障害検
出手段41と、入力パケットのワーキングラベル及びワ
ーキングラベルに対応したワーキング出力方路と、ワー
キング出力方路に障害が発生した際の障害回避のため
の、プロテクションラベル及びプロテクションラベルに
対応したプロテクション出力方路と、からなるラベルテ
ーブルT1を管理するラベルテーブル管理手段42と、
フラグの状態から、ワーキング出力方路に障害が発生し
ていることを認識した場合、ラベルテーブルT1の内容
にもとづいて、パケットのワーキングラベルをプロテク
ションラベルに付け替えて、プロテクション出力方路か
らパケットを転送する障害回避手段43と、を有するこ
とを特徴とする伝送装置40が提供される。
続された方路に対し、障害が発生したか否かを検出し、
検出結果であるフラグを設定する。ラベルテーブル管理
手段42は、入力パケットのワーキングラベル及びワー
キングラベルに対応したワーキング出力方路と、ワーキ
ング出力方路に障害が発生した際の障害回避のための、
プロテクションラベル及びプロテクションラベルに対応
したプロテクション出力方路と、からなるラベルテーブ
ルT1を管理する。障害回避手段43は、フラグの状態
から、ワーキング出力方路に障害が発生していることを
認識した場合、ラベルテーブルT1の内容にもとづい
て、パケットのワーキングラベルをプロテクションラベ
ルに付け替えて、プロテクション出力方路からパケット
を転送する。
を参照して説明する。図1は本発明の伝送システムの原
理図である。伝送システム1は、入口エッジ(edge)転
送装置10と、コア(core)転送装置20とから構成され
て、発生した障害の回避制御を行って、伝送制御を行
う。
通知手段21は、障害発生時、検出した障害地点の情報
を含む、障害メッセージを他装置(他のコア転送装置や
入口エッジ転送装置10)へ通知する。中継転送手段2
2は、ラベルが付加されたパケットを受信すると、ラベ
ルスイッチングを行って、パケットの中継転送を行う。
出手段11は、入力パケットのフロー情報にもとづき、
関数演算を施して、1つの入力パケットに対応する1つ
の整数値を算出する。具体的には、ハッシュ(Hash)関
数による演算を行って、1つの入力パケットに対応する
1つの整数値を算出する。
界値で分類して、分類区間を入力パケットを転送すべき
パスとして設定する。図では2つの境界値B1、B2を
用いて、ラベルパスLSP1〜LSP3に分類してい
る。
は通信状態に応じて、これらの境界値を調整して、パス
の再設定を行って、障害回避を行ったりする。入口エッ
ジ転送手段13は、パケットにラベルを付加して、設定
されたパスからパケットを転送する。
Global Repairに適用した場合について図2〜図4を用
いて説明する。図2は伝送システム1のネットワーク構
成例を示す図である。
ジにはingressルータR1(入口エッジ転送装置10に
該当)が配置し、出口エッジにはegressルータR8が配
置される。ingressルータR1は、IP網と接続し、ま
たリンクL1〜L3を通じてそれぞれコアルータ(コア
転送装置20に該当)R2〜R4と接続する。また、eg
ressルータR8は、リンクL11〜リンクL13を通じ
て、それぞれコアルータR5〜R7と接続する。
コアルータR3と接続し、リンクL6でコアルータR5
と接続する。コアルータR3は、リンクL7でコアルー
タR6と接続し、リンクL5でコアルータR4と接続す
る。コアルータR4は、リンクL8でコアルータR7と
接続する。コアルータR5は、リンクL9でコアルータ
R6と接続し、コアルータR6はリンクL10でコアル
ータR7と接続する。
essルータR1からegressルータR8へ向かうラベルパ
スを考える。R1〜R8間に設定できるラベルパスは、
複数存在するが、最短パスとしては、図に示すようなラ
ベルパスLSP1〜LSP3となる。ラベルパスLSP
1の転送経路はR1→R2→R5→R8であり、ラベル
パスLSP2の転送経路はR1→R3→R6→R8であ
り、ラベルパスLSP3の転送経路はR1→R4→R7
→R8である。これらラベルパスLSP1〜LSP3を
用いて、ingressルータR1とegressルータR8間でパ
ケット転送を行うものとする。
明する。図2に示すネットワークに対し、リンクL7に
回線障害が発生したとする。ルータR1〜R8は、リン
クの状態を常に監視し、例えば、光の切断(Loss of Li
ght)などの発生を監視する。
て、コアルータR3がこれを検出したとする。すると、
コアルータR3内の障害メッセージ通知手段21は、障
害メッセージをOSPF(Open Shortest Path First)
などのルーティングプロトコルを用いて、ネットワーク
全体にフラッディング(flooding)する。または、RS
VP(resource reservation protocol)などのシグナ
リングプロトコルのメッセージを利用して、ingressル
ータR1へ通知する。
信して、ラベルパスの障害を検知すると、ingressルー
タR1がラベルパスの切り替えを行う。ここで、整数値
算出手段11とパス設定手段12について説明する。
12の動作を説明するための図である。ingressルータ
R1は、IP網から送られたIPパケットを受信する
と、整数値算出手段11により、IPパケットのフロー
情報をキーにして、ハッシュ関数の演算を行う。例え
ば、ランダム関数である、CRC(Cyclic Redundancy
Check)16などを用いる。
ば、ソースアドレス(s.a.)、デスティネーションアド
レス(d.a.)、ソースプロトコル(s.p.)、デスティネー
ションプロトコル(d.p.)、プロトコルID(proto−ID)
などがある。
は、ソースアドレス(32ビット)のみや、デスティネ
ーションアドレス(32ビット)のみを使用したり、ま
たは複数のフロー情報を組み合わせて、キーとしてもよ
い。
報にもとづいて、ハッシュ演算を施して、1つの入力パ
ケットに対応する1つの整数値を求める(この整数値に
よって、該当のIPパケットがマッピングされるべきラ
ベルパスが決定される)。このようにして、IPパケッ
トのフロー情報が示す空間を、縮退空間(図の例では0
〜65535の空間)Spに割り当てる。
空間Spを境界値(以下、Hash boundary)で分類す
る。分類された区間は、IPパケットを転送すべきラベ
ルパスに対応している。例えば、図の場合、Hash bound
aryB1、B2を用いて、縮退空間Spを3つに分類し
ている。そして、0〜B1の区間の整数値に対応するI
Pパケットは、ラベルパスLSP1から転送され、B1
〜B2の区間の整数値に対応するIPパケットは、ラベ
ルパスLSP2から転送され、B2〜65535の区間
の整数値に対応するIPパケットは、ラベルパスLSP
3から転送される。
ルータR8間で、ラベルパスLSP1〜LSP3を確立
して、通常の通信を行う場合には、縮退空間Spが均等
に3等分になるようにHash boundaryB1、B2を設定
すれば、各ラベルパスのトラフィックを均等にすること
ができる(ロードバランシングを効率よく行うことが可
能である)。
は、マルチラベルパスを複数用いて、ロードバランシン
グに使用することができる。また、マルチラベルパスの
内、その1つをワーキングパスとして使用することもで
きる(例えば、LSP1をワーキングパス、LSP2、
3をプロテクションパス)。
して、パスを再設定している様子を示す図である。リン
クL7に障害が発生して、ラベルパスLSP2が使用で
きなくなった場合には、パス設定手段12は、例えば、
Hash boundaryB1をHash boundaryB2の位置に移動し
て、縮退空間Spを2つに分類し、IPパケットの転送
パスをラベルパスLSP1、LSP3としたり、また
は、縮退空間Spを2つに分類する際に2等分となるよ
うに、Hash boundaryB1のみを縮退空間Spの中心位
置に移動する。
を移動させることにより、障害発生パスへIPパケット
が流れないようにすることができ、かつ切り替え後の障
害回避用パスの負荷を柔軟に調整することができる。こ
れにより、パストラフィックの偏りの発生を防止して、
効率のよい障害回避制御を行うことが可能になる。
しなかった場合には、パス設定手段12は、障害回避パ
スを検索して、あらたなパスを設定する。例えば、ingr
essルータR1〜egressルータR8間で、ラベルパスL
SP1が1本だけ確立して通信が行われているような場
合では、Hash boundaryは存在しない。したがって、こ
のような場合に、ラベルパスLSP1が通るリンクに、
障害(ルータ障害なども含めて)が発生した場合には、
パス設定手段12はあらたなパスを検索して迂回パスを
設定する。
ベルパスに対して、トラフィックが均等になるように、
Hash boundaryを調整したが、障害が発生していないラ
ベルパスの帯域使用率が一定となるように設定してもよ
い。
sで、そのうち使用しているのが1Mb/s(帯域使用
率=1/10)、LSP2のパス容量が20Mb/s
で、そのうち使用しているのが3Mb/s(帯域使用率
=3/20)、LSP3のパス容量が30Mb/sで、
そのうち使用しているのが6Mb/s(帯域使用率=6
/30=1/5)であった場合に、LSP2に障害が発
生したとすると、LSP1とLSP3による帯域使用率
が障害回避後、1/10と1/5となるように、縮退空
間Sp上でHash boundaryを調整する。
域に比例するように設定してもよい。例えば、LSP1
が10Mb/s、LSP2が20Mb/s、LSP3が
30Mb/sであった場合に(LSP1:LSP2:LSP3=
1:2:3)、LSP2に障害が発生したとすると、縮
退空間SpでのLSP1とLSP3による区分が、1:
3となるようにHash boundaryを調整する。
ム1は、コア転送装置20では、障害メッセージの通知
及びパケットのラベルスイッチングを行う。入口エッジ
転送装置10では、入力パケットのフロー情報にもとづ
き、ハッシュ演算を施して整数値を算出し、整数値をHa
sh boundary分類した分類区間により転送すべきパスを
設定する。そして、障害メッセージを受信した場合また
は通信状態に応じて、境界値を調整する構成とした。
い負荷分散を行うことができるので、運用効率の向上を
図ることができ、かつ効率のよい障害回避制御を行うこ
とが可能になる。
図5は本発明の伝送装置の原理図である。障害検出手段
41は、自装置に接続された方路に対し、障害が発生し
たか否かを検出し、検出結果であるフラグを設定する。
ットのワーキングラベル及びワーキングラベルに対応し
たワーキング出力方路と、ワーキング出力方路に障害が
発生した際の障害回避のための、プロテクションラベル
及びプロテクションラベルに対応したプロテクション出
力方路と、からなるラベルテーブルT1を管理する。
ワーキング出力方路に障害が発生していることを認識し
た場合、ラベルテーブルT1の内容にもとづいて、パケ
ットのワーキングラベルをプロテクションラベルに付け
替えて、プロテクション出力方路からパケットを転送す
る。
cal Repairに適用した場合について説明する。図6は伝
送装置40の動作を説明するための図である。伝送装置
40はコアルータに該当する。また、図に示すネットワ
ーク部分は、図2で示したネットワーク構成の一部分を
示している。そして、図には、コアルータR3内の障害
検出手段41が管理する障害発生識別フラグテーブルT
2と、ラベルテーブル管理手段42が管理するラベルテ
ーブルT1が示されている。
続されたリンクに対し、障害が発生したか否かを検出し
て、検出結果であるフラグを設定する。図では、リンク
L7に障害が発生しているため、リンクL7のフラグを
“1”にしている(その他は、正常なのでフラグを
“0”とする)。
bel、Output IF(ワーキング出力方路に該当)からなる
通常時のワーキング部分と、Protection Label、Output
IF(プロテクション出力方路)からなる障害発生時に
用いるプロテクション部分とに分けられる。
=L7なので、コアルータR3がラベル#20が付与さ
れたIPパケットを受信した場合には、通常はリンクL
7へ出力することになるが、障害発生識別フラグテーブ
ルT2により、リンクL7に障害が発生していることを
認識できる。
ブルT1のWorking Label=20、Output IF=L7の欄
に対応するプロテクション部分を用いて、障害回避を行
う。すなわち、図では、Protection Label=35、Outp
ut IF=L4であるから、ラベル#20が付与されたI
Pパケットのラベルを、ラベル#35に付け替えて、リ
ンクL4からこのIPパケットを出力することになる。
ある。ラベルテーブルT1aは、1つのワーキング部分
に対して、プロテクション部分の欄を複数設定したもの
である。
L7に対応するプロテクション部分として、Protection
Label=35、Output IF=L4と、Protection Label
=37、Output IF=L5との2つが対応している。
に、経路の選び方としては、項目毎に優先順位を設けて
おく。例えば、リンクL5よりもリンクL4の方が最短
経路ならば、Protection Label=35、Output IF=L
4を選択するようにしたり、またはリンクL4よりもリ
ンクL5の方が空き帯域が多ければ、Protection Label
=37、Output IF=L5を選択するようにする。
0では、ワーキング用のラベルテーブル部分とプロテク
ション用のラベルテーブル部分と、をあらかじめ対応づ
けて管理しておき、フラグの状態に応じて、障害を検出
し、ラベルテーブルT1の内容にもとづいて、障害回避
を行う構成とした。
たパスを迂回するようなルートを、障害端で逐一検索す
るといった処理を行う必要がないので、障害回避の処理
時間を短縮化することが可能になる。
って、伝送制御を行う伝送システムにおいて、障害発生
時、障害地点の情報を含む、障害メッセージを他装置へ
通知する障害メッセージ通知手段と、ラベルが付加され
たパケットに対し、ラベルスイッチングを行って、前記
パケットの中継転送を行う中継転送手段と、から構成さ
れるコア転送装置と、入力パケットのフロー情報にもと
づき、関数演算を施して、1つの入力パケットに対応す
る1つの整数値を算出する整数値算出手段と、前記整数
値を境界値で分類して、分類区間を前記入力パケットを
転送すべきパスとして設定し、前記障害メッセージを受
信した場合または通信状態に応じて、前記境界値を調整
するパス設定手段と、パケットにラベルを付加して、設
定されたパスから前記パケットを転送する入口エッジ転
送手段と、から構成される入口エッジ転送装置と、を有
することを特徴とする伝送システム。
は、前記障害メッセージの通知を行う場合に、ルーティ
ングプロトコルのフラッディング機能を用いて、ネット
ワーク全体に通知、またはシグナリングプロトコルを用
いて、前記入口エッジ転送装置への通知、のいずれかを
行うことを特徴とする付記1記載の伝送システム。
定の際に、トラフィックが均等になるような前記境界値
の調整、帯域使用率が一定になるような前記境界値の調
整、あらかじめ割り当てられた帯域に比例するような前
記境界値の調整、のいずれかを行うことを特徴とする付
記1記載の伝送システム。
生時に調整すべき前記境界値が存在しない場合には、障
害回避パスを検索して、パス設定することを特徴とする
付記1記載の伝送システム。
って、伝送制御を行うコア転送装置において、障害発生
時、障害地点の情報を含む、障害メッセージを他装置へ
通知する障害メッセージ通知手段と、ラベルが付加され
たパケットに対し、ラベルスイッチングを行って、前記
パケットの中継転送を行う中継転送手段と、を有するこ
とを特徴とするコア転送装置。
って、伝送制御を行う入口エッジ転送装置において、入
力パケットのフロー情報にもとづき、関数演算を施し
て、1つの入力パケットに対応する1つの整数値を算出
する整数値算出手段と、前記整数値を境界値で分類し
て、分類区間を前記入力パケットを転送すべきパスとし
て設定し、前記障害メッセージを受信した場合または通
信状態に応じて、前記境界値を調整するパス設定手段
と、パケットにラベルを付加して、設定されたパスから
前記パケットを転送する入口エッジ転送手段と、を有す
ることを特徴とする入口エッジ転送装置。
って、伝送制御を行う伝送装置において、自装置に接続
された方路に対し、障害が発生したか否かを検出し、検
出結果であるフラグを設定する障害検出手段と、入力パ
ケットのワーキングラベル及び前記ワーキングラベルに
対応したワーキング出力方路と、前記ワーキング出力方
路に障害が発生した際の障害回避のための、プロテクシ
ョンラベル及び前記プロテクションラベルに対応したプ
ロテクション出力方路と、からなるテーブルを管理する
ラベルテーブル管理手段と、前記フラグの状態から、前
記ワーキング出力方路に障害が発生していることを認識
した場合、前記テーブルの内容にもとづいて、パケット
のワーキングラベルをプロテクションラベルに付け替え
て、プロテクション出力方路からパケットを転送する障
害回避手段と、を有することを特徴とする伝送装置。
ロテクション出力方路に優先順位を設け、最短経路また
は最も空き帯域がある経路を高優先として選択すること
を特徴とする付記7記載の伝送装置。
テムは、コア転送装置では、障害メッセージの通知及び
パケットのラベルスイッチングを行う。入口エッジ転送
装置では、入力パケットのフロー情報にもとづき、関数
演算を施して整数値を算出し、整数値を境界値で分類し
た分類区間により転送すべきパスを設定する。そして、
障害メッセージを受信した場合または通信状態に応じ
て、境界値を調整する構成とした。これにより、設定パ
スに対して、効率のよい負荷分散を行うことができるの
で、運用効率の向上を図ることができ、かつ効率のよい
障害回避制御を行うことが可能になる。
たか否かを示すフラグと、入力パケットのワーキングラ
ベル及びワーキングラベルに対応したワーキング出力方
路、プロテクションラベル及びプロテクションラベルに
対応したプロテクション出力方路からなるテーブルと、
にもとづいて障害回避制御を行う構成とした。これによ
り、障害発生時、パスを迂回するためのルート検索を行
う必要がないために、処理時間を短縮化することがで
き、効率のよい障害回避制御を行うことが可能になる。
ある。
るための図である。
を再設定している様子を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 発生した障害の回避制御を行って、伝送
制御を行う伝送システムにおいて、 障害発生時、検出した障害地点の情報を含む、障害メッ
セージを他装置へ通知する障害メッセージ通知手段と、
ラベルが付加されたパケットに対し、ラベルスイッチン
グを行って、前記パケットの中継転送を行う中継転送手
段と、から構成されるコア転送装置と、 入力パケットのフロー情報にもとづき、関数演算を施し
て、1つの入力パケットに対応する1つの整数値を算出
する整数値算出手段と、前記整数値を境界値で分類し
て、分類区間を前記入力パケットを転送すべきパスとし
て設定し、前記障害メッセージを受信した場合または通
信状態に応じて、前記境界値を調整するパス設定手段
と、パケットにラベルを付加して、設定されたパスから
前記パケットを転送する入口エッジ転送手段と、から構
成される入口エッジ転送装置と、 を有することを特徴とする伝送システム。 - 【請求項2】 前記障害メッセージ通知手段は、前記障
害メッセージの通知を行う場合に、ルーティングプロト
コルのフラッディング機能を用いて、ネットワーク全体
に通知、またはシグナリングプロトコルを用いて、前記
入口エッジ転送装置への通知、のいずれかを行うことを
特徴とする請求項1記載の伝送システム。 - 【請求項3】 前記パス設定手段は、パス設定の際に、
トラフィックが均等になるような前記境界値の調整、帯
域使用率が一定になるような前記境界値の調整、あらか
じめ割り当てられた帯域に比例するような前記境界値の
調整、のいずれかを行うことを特徴とする請求項1記載
の伝送システム。 - 【請求項4】 発生した障害の回避制御を行って、伝送
制御を行う伝送装置において、 自装置に接続された方路に対し、障害が発生したか否か
を検出し、検出結果であるフラグを設定する障害検出手
段と、 入力パケットのワーキングラベル及び前記ワーキングラ
ベルに対応したワーキング出力方路と、前記ワーキング
出力方路に障害が発生した際の障害回避のための、プロ
テクションラベル及び前記プロテクションラベルに対応
したプロテクション出力方路と、からなるテーブルを管
理するラベルテーブル管理手段と、 前記フラグの状態から、前記ワーキング出力方路に障害
が発生していることを認識した場合、前記テーブルの内
容にもとづいて、パケットのワーキングラベルをプロテ
クションラベルに付け替えて、プロテクション出力方路
からパケットを転送する障害回避手段と、 を有することを特徴とする伝送装置。 - 【請求項5】 前記障害回避手段は、前記プロテクショ
ン出力方路に優先順位を設け、最短経路または最も空き
帯域がある経路を高優先として選択することを特徴とす
る請求項4記載の伝送装置。
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