JP2003060664A - ゲートウェイ装置および情報機器 - Google Patents

ゲートウェイ装置および情報機器

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JP2003060664A JP2001249741A JP2001249741A JP2003060664A JP 2003060664 A JP2003060664 A JP 2003060664A JP 2001249741 A JP2001249741 A JP 2001249741A JP 2001249741 A JP2001249741 A JP 2001249741A JP 2003060664 A JP2003060664 A JP 2003060664A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットに接続された携帯電話やパソコ
ンから、常に同じIPv6アドレスを用いて、家庭内に
ある非IP機器にアクセスできるようにする。 【解決手段】非IP機器にIPv6で定められているイ
ンタフェースIDを保持させる。このインタフェースI
Dを用いて、ゲートウェイで非IP機器用のIPv6ア
ドレスを生成、保持するようにする。そして、インター
ネットに接続された携帯電話やパソコンからの非IP機
器宛てのパケットは、ゲートウェイで非IP機器が接続
されているネットワークのプロトコルに変換して非IP
機器に送信するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IPv6プロトコ
ルを用いて、IPv6プロトコルをサポートしないエア
コンなどの機器と、インターネットなどのIPv6ネッ
トワークに接続された機器が通信を行うための記述に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信の分野においては、インター
ネットの標準プロトコルであるIPプロトコルが事実上
の標準プロトコルとなってきており、家庭内でもIPプ
ロトコルが使われるようになってきている。しかしなが
ら、IPプロトコルをサポートしない機器も多く存在し
ている。このような機器がIPプロトコルで接続された
機器と通信を行うための機器としてゲートウェイ装置が
あり、その例として、特願平11−177916号公報
がある。特願平11−177916号公報では、IEE
E1394ネットワークで接続されたHAVi(Hom
e Audio/Video Interoperab
ility)機器と、IPネットワークに接続された機
器が、ゲートウェイ装置を介して互いに通信できるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような技術で
は、IP識別子が一意に定まらない、つまり、機器の接
続を行うためにIP識別子が変わる可能性がある。具体
的には、上記技術では、IP識別子として、IPアドレ
スとポート番号の組合せを使用している。そのため、実
際には、HAViに接続された機器を、IPネットワー
クに接続された機器から特定することが困難であるとい
う問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、IPネットワー
ク機能以外のネットワーク(以下、非IPネットワー
ク)に接続された機器(以下、非IP機器)が、IPネ
ットワークに接続された機器(以下、IP機器)と通信
できるようにするだけでなく、IPv6(Intern
et Protocol Version6)アドレス
を用いることで非IP機器にもIPv6アドレスを固定
的に割り振り、IP機器と非IP機器の間の通信を容易
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、非IPネットワークに接続された非I
P機器と、IPv6ネットワーク、非IPネットワーク
の両方に接続しているゲートウェイ装置からなるシステ
ムにおいて、非IP機器に、IPv6用インタフェース
IDを保持する手段と、前記インタフェースID、該非
IP機器が接続されているネットワーク上での識別子で
あるネットワーク識別子を送出する手段を設けるように
している。そして、ゲートウェイ機器に、非IP機器か
ら送出されるインタフェースIDとネットワーク識別子
を受信する機器情報取得手段を設けるようにしている。
さらに、ゲートウェイ装置には、該ゲートウェイ装置が
接続されれているIPネットワークのネットワークID
を取得するネットワークID取得手段を設け、前記ネッ
トワークID取得手段により取得したネットワークID
と、前記機器情報取得手段により取得したインタフェー
スIDからIPv6アドレスを生成するようにしてい
る。そして、生成したIPv6アドレスと、前記機器情
報取得手段により取得したネットワーク識別子の対応を
管理するアドレス変換手段を設けるようにしている。
【0006】さらに、ゲートウェイ装置には、IPv6
で定められているNDP(Neighbor Disc
overy Protocol)のNS(Neighb
orsolicitation)パケットを受信したと
き、NSパケット内のターゲットアドレスで指定される
IPv6アドレスが、前記アドレス変換手段により管理
されるIPv6アドレスの中にあるか否かをチェック
し、存在する場合、NA(Neighbor Adve
rtisement)パケットを返信するようにしてい
る。
【0007】さらにゲートウェイ装置には、IPネット
ワークから受信したIPパケットを非IPネットワーク
プロトコルに変換して非IP機器に送信する手段と、非
IPネットワークから受信した非IPデータをIPプロ
トコルに変換してIPネットワークに送出する手段を設
け、非IP機器とIP機器が互いに通信できるようにし
ている。このとき、ゲートウェイ装置と非IP機器との
間で通信するデータには、通信先のIP機器のIPv6
アドレスを含めることにより、非IP機器からIP機器
を特定できるようにしている。
【0008】また、本発明では、非IPネットワークに接
続された非IP機器が非IPネットワークから削除された
場合、アドレス変換手段により管理しているIPv6ア
ドレスと、前記機器情報取得手段により取得したネット
ワーク識別子の対応を削除するようにしている。
【0009】さらに、別の発明では、非IPネットワー
クに接続された非IP機器と、IPv6ネットワーク、
非IPネットワークの両方に接続しているゲートウェイ
装置からなるシステムにおいて、非IP機器に、機器の
識別情報(機器識別情報)を保持する手段と、前記機器
識別情報、および該非IP機器が接続されているネット
ワーク上での識別子であるネットワーク識別子を送出す
る手段を設けるようにしている。そして、ゲートウェイ
機器に、非IP機器から送出される機器識別情報とネッ
トワーク識別子を受信する機器情報取得手段を設けるよ
うにしている。さらに、ゲートウェイ装置には、該ゲー
トウェイ装置が接続されれているIPネットワークのネ
ットワークIDを取得するネットワークID取得手段を
設け、前記ネットワークID取得手段により取得したネ
ットワークIDを用いて、複数のIPv6アドレスを生
成するようにしている。そして、前記機器情報取得手段
により取得した機器識別情報を用いて、前記生成したI
Pv6アドレスのひとつを割り当てその対応を管理する
アドレス変換手段を設けるようにしている。アドレス変
換手段では、同じ機器識別情報を有する機器には常に同
一のIPv6アドレスを割り当てるようにしている。
さらに、ゲートウェイ装置には、IPv6で定められて
いるNDP(Neighbor Discovery
Protocol)のNS(Neighbor sol
icitation)パケットを受信したとき、NSパ
ケット内のターゲットアドレスで指定されるIPv6ア
ドレスが、前記アドレス変換手段により管理されるIP
v6アドレスの中にあるか否かをチェックし、存在する
場合、NA(Neighbor Advertisem
ent)パケットを返信するようにしている。
【0010】さらにゲートウェイ装置には、IPネット
ワークから受信したIPパケットを非IPネットワーク
プロトコルに変換して非IP機器に送信する手段と、非
IPネットワークから受信した非IPデータをIPプロ
トコルに変換してIPネットワークに送出する手段を設
け、非IP機器とIP機器が互いに通信できるようにし
ている。このとき、ゲートウェイ装置と非IP機器との
間で通信するデータには、通信先のIP機器のIPv6
アドレスを含めることにより、非IP機器からIP機器
を特定できるようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を以下図面を用
いて説明する。まず、本発明の概要について、図1を用
いて説明する。図1において、100は非IP機器であ
る。ここで、非IP機器とは、IPv6(Intern
et Protocol Version6)をサポー
トしないが、何らかのネットワークに接続されている機
器を意味する。非IP機器100の例としては、ECH
ONET(Energy Conservation
and Homecare Network)に接続さ
れた冷蔵庫やエアコンなどがある。110はゲートウェ
イである。ゲートウェイ110は非IP機器100と非
IPネットワーク200で接続される。非IPネットワ
ーク200の例として、ECHONETがある。また、
ゲートウェイ110は、IPv6ネットワーク210を
介して、IPv6ルータ120と接続される。IPv6
ルータ120はインターネット220に接続している。
さらに、ゲートウェイは、IPv6ネットワーク230
を介して、家庭内のIPv6機器150と接続されてい
る。IPv6機器150の例としてはパソコンなどがあ
る。
【0012】本発明は、上記のような機器、ネットワー
クで構成されるシステムにおいて、インターネット22
0に接続された機器(たとえば携帯電話130やPC1
40)や家庭内のIPv6機器150と、家庭内にある
非IP機器100(たとえば冷蔵庫、エアコン、電子レ
ンジなど)が通信を行うための仕組みを提供する。な
お、以下の実施例では、ゲートウェイ110とIPv6
ルータ120は別々の機器として説明するが、これら2
つの機能をひとつの筐体に入れても何ら問題はない。以
下、非IP機器100としてエアコンを、非IPネット
ワーク150としてECHONETを例にとって説明す
る。しかしながら、本発明は非IP機器や非IPネット
ワークをこれらの機器に限定するものではないことは言
うまでもない。
【0013】次に、各機器のハードウェア構成について
説明する。なお、IPv6ルータ120、携帯電話13
0、PC140、IPv6機器150は一般的な機器で
あるため、これらの機器についての説明は省略する。ま
ず非IP機器100のハードウェア構成について、図2
を用いて説明する。図中、101はCPUであり、周辺
部の制御、データの処理や通信に関わる各種プログラム
の実行を行う。102は、記憶部であり、たとえば、R
OM(Read Only Memory)、RAM
(Random Access Memory)、フラ
ッシュメモリである。本実施例で使用する各種プログラ
ムや後で説明するインタフェースIDなどのデータを記
憶する。103は通信制御部であり、例えばECHON
ETを介した通信の制御を行う。104はエアコン部で
あり、エアコンとしての動作を制御する。
【0014】次に、ゲートウェイ110のハードウェア
構成について、図3を用いて説明する。図中、111は
CPUであり、周辺部の制御、データの処理や通信に関
わる各種プログラムの実行を行う。112は、主記憶部
であり、たとえば、ROM(Read Only Me
mory)、RAM(Random Access M
emory)、フラッシュメモリ、ハードディスクなど
である。本実施例で使用する各種プログラムや後で説明
する変換テーブなどのデータを記憶する。103は非I
P通信制御部であり、例えばECHONETを介した通
信の制御を行う。104はIP通信制御部であり、IP
v6を用いた通信の制御を行う。
【0015】次に非IP機器100が保持するインタフ
ェースID450について、図4を用いて説明する。イ
ンタフェースIDは64ビットのデータであり、機器を
識別するために用いる。なお、インタフェースIDのつ
け方は、IEEEの”Guidelinesfor 6
4−bit Global Identifier
(EUI−64) Registration Aut
hority”で規定されている。非IP機器100
は、記憶部102にインタフェースID450を保持す
る。
【0016】次にゲートウェイが保持する変換テーブル
400について、図5を用いて説明する。変換テーブル
400は、非IPネットワーク200における非IP機
器100のネットワーク上の識別子(ローカルアドレ
ス)と、非IP機器100に割り当てられたIPv6ア
ドレスの対応をとるために使用する。変換テーブル40
0は、1つ以上の変換レコード410によって構成され
る。各変換レコード410は、ローカルアドレス411
とIPv6アドレス412で構成される。ローカルアド
レス411は、非IPネットワーク200に接続された
機器を一意に識別するための識別子であり、ECHON
ETの場合ECHONETアドレスがこれに相当する。
IPv6アドレス412には、128ビットのIPv6
アドレスが格納される。
【0017】次に、非IP機器100が非IPネットワ
ーク200に接続されたときに(または任意のタイミン
グで)ゲートウェイ110に送出する登録データ700
について、図6を用いて説明する。登録データ700
は、ローカルアドレス701とインタフェースID70
2で構成する。ローカルアドレス701は、非IP機器
100の非IPネットワーク200における識別子であ
り、ECHONETの場合ECHONETアドレスがこ
れに相当する。また、インタフェースID702は、非
IP機器100が保持するインタフェースID450と
同じものである。
【0018】次に、非IP機器100が非IPネットワ
ーク200に接続されたときに(または任意のタイミン
グで)行う登録処理について、図7を用いて説明する。
登録処理は、非IP機器100におけるインタフェース
ID送出処理510と、ゲートウェイ110における変
換テーブル登録処理500からなる。非IP機器100
は、非IPネットワークに接続されたとき(または任意
のタイミングで)、インタフェースID送出処理510
を行う。インタフェースID送出処理510では、記憶
部102に記録されているインタフェースID450を
読み出し、登録データ700のインタフェースID70
2にセットする。また、非IP機器100のローカルア
ドレスを、たとえば通信制御部103から取得し、登録
データ700のローカルアドレス701にセットする。
そして、登録データ700をゲートウェイ110宛てに
送信する(ステップ511)。
【0019】ゲートウェイ110では、非IP機器10
0からのインタフェースIDの送出を検出すると、変換
テーブル登録処理500を起動する。変換テーブル登録
処理500では、まず、非IP機器100から送出され
た登録データ700を受信する(ステップ501)。次
に、IPv6におけるネットワークIDをすでに取得済
みか否かを判定する(ステップ502)。IPv6にお
けるネットワークIDを取得済みでない場合、IPv6
ルータ130からネットワークIDを取得し、記憶部1
12に記憶する。ネットワークIDを取得済みの場合、
ステップ504に進む。ステップ501で受信した登録
データ700のインタフェースID702と、ステップ
503で取得したネットワークIDまたは以前に取得し
記憶部112に保持しているネットワークIDからIP
v6アドレスを生成する。そして、ステップ501で受
信した登録データ700のローカルアドレス701をロ
ーカルアドレス411に、生成したIPv6アドレスを
IPv6アドレス412にそれぞれ設定した変換レコー
ド410を、変換テーブル400に追加する(ステップ
504)。
【0020】以上の処理により、ゲートウェイ110に
おいて、非IP機器100にIPv6アドレスを割り当
てることができる。このとき、非IP機器100からイ
ンタフェースIDを取得しているため、ゲートウェイ1
10が同じIPネットワークに接続されている限り(つ
まり、ゲートウェイ110が接続されているIPネット
ワークのネットワークIDが変わらない限り)、常に同
じIPv6を割り当てることが可能になる。
【0021】次に、家庭内にあるIPv6機器150や
インターネットに接続された携帯電話130、パソコン
140と、非IP機器100がデータの送受信を行うた
めの処理について説明する。インターネット220に接
続された携帯電話130、パソコン140からのデータ
はIPv6ルータ120に届くので、ここではIPv6
ルータ120がゲートウェイ110にデータを送信する
方法について説明する。なお、家庭内のIPv6機器1
50のが非IP機器100と通信を行う場合もIPv6
ルータ120と同様の方法となる。
【0022】IPv6の通信データ(IPv6パケッ
ト)には、IPv6のアドレスであて先が指定される。
従って、IPv6ルータ120がゲートウェイ110に
接続された非IP機器100にデータを送信するために
は、IPv6の下位層のアドレス(たとえばイーサネッ
ト(登録商標)アドレス)が必要になる。IPv6で
は、IPv6の下位層のアドレスをもとめる方法とし
て、NDP(Neighbor Discovery
Protocol)がある。NDPの詳細に関しては、
RFC2461 Neighbor Discover
y for IP Version6 (IPv6)に
述べられている。ゲートウェイ110がNDPに応答す
ることにより、ゲートウェイ110に接続してある非I
P機器100宛てのIPv6パケットがゲートウェイ1
10に届くようになる。以下、NDPに関するゲートウ
ェイ110のNDP応答処理530について、図8のフ
ローチャートを用いて説明する。NDP応答処理530
は、ゲートウェイ110がNDPのNS(Neighb
or solicitation)パケットを検出する
と起動する。
【0023】NDP応答処理530では、まず、NSパ
ケットを受信する(ステップ531)。次に、NSパケ
ットのターゲットアドレスで指定されるIPv6アドレ
スと同じIPv6アドレス412を持つ変換レコード4
10が変換テーブル400に存在するかチェックする
(ステップ532)。存在する場合、ゲートウェイ11
0のIP通信制御部104が有する下位層アドレスをN
A(neighboradviertizement)
に設定して、NSパケットの送信元に送出する(ステッ
プ533)。存在しない場合は何もしない。
【0024】以上の処理により、ゲートウェイ110が
非IP機器100の代わりにNDPに応答し、非IP機
器100宛てのIPv6パケットがゲートウェイ110
に届くようになる。ゲートウェイはこれを非IPネット
ワーク200のプロトコルを用いてで非IP機器100
に送出する。以下では、このプロトコル変換処理につい
て図9を用いて説明する。
【0025】家庭内のIPv6機器150、インタネッ
トに接続された携帯電話130やパソコン140と、非
IP機器100が通信を行うとき、以下の2種類の通信
データを使用する。まず、1つ目のデータである、ゲー
トウェイ110と非IP機器100が送受信するローカ
ルデータパケット450について説明する。ローカルデ
ータパケット450は、ローカルヘッダ451、IPv
6アドレス452、データ453で構成される。ローカ
ルヘッダ451は、例えば、ECHONETにおけるE
CHONETヘッダ、送信元アドレス、相手先先アドレ
スを含む情報である。IPv6アドレス452は、通信
先の機器(例えば、家庭内のIPv6機器150、イン
タネットに接続された携帯電話130やパソコン14
0)のIPv6アドレスである。データ453は、非I
P機器100と通信先の機器との間で受け渡しを行う情
報を含むデータである。
【0026】次に、2つ目のデータである、ゲートウェ
イ110とIPv6機器150やIPv6ルータ130
が送受信するIPv6データパケット460について説
明する。IPv6データパケット460は、IPv6ヘ
ッダ461とデータ462で構成される。IPv6ヘッ
ダはIPv6プロトコルが規定するヘッダであり、送信
先IPv6アドレス、送信元IPv6アドレスを含む。
データ462は、非IP機器100通信先の機器との間
で受け渡しを行う情報を含むデータである。
【0027】プロトコル変換処理540では、上記2種
類のデータの変換を行う。つまり、非IPネットワーク
200から受信したローカルデータパケット450をI
Pv6データパケット460に変換してIPv6ネット
ワーク210、230に送出する(プロトコル変換処理
550)、または、IPv6ネットワーク210、23
0から受信したIPv6データパケット460をローカ
ルデータパケット450に変換して非IPネットワーク
200に送出する(プロトコル変換処理560)といっ
た処理を行う。
【0028】なお、IPv6パケット460とローカル
パケット450は必ずしも1対1に対応しなくてもよ
い。例えば、HTTP(HyperText Tras
nfer Protocol)のHTTP Reque
st Message、HTTP Response
Messageの単位で変換してもよい。また、複数の
IPv6データパケット460をひとつのローカルデー
タパケット450としてもよい。また、ひとつのIPv
6データパケット460を複数のローカルデータパケッ
ト450に分割してもよい。さらに、複数のローカルデ
ータパケット450をひとつのIPv6データパケット
460としてもよい。また、ひとつのローカルデータパ
ケット450を複数のIPv6データパケット460に
分割してもよい。また、IPv6パケット460に含ま
れるデータとローカルパケット450は、互いに、それ
ぞれのデータを加工したものを入れてもよい。
【0029】次に、IPv6データパケット460から
ローカルデータパケット450へのプロトコル変換処理
550の詳細について、図10のフローチャートを用い
て説明する。プロトコル変換処理550はゲートウェイ
110がIPv6データパケット460を受信したとき
に起動される。プロトコル変換処理550では、まず、
到着したIPv6データパケット460を読み込む(ス
テップ551)。次に、読み込んだIPv6データパケ
ット460のIPv6ヘッダ461に含まれる送信先I
Pv6アドレスと同じIPv6アドレス412を持つ変
換レコード410を変換テーブル400から探し、その
変換レコード410のローカルアドレス411を読み出
す(ステップ552)。次に、ステップ552で読み出
したローカルアドレスをローカルデータパケット450
のローカルヘッダ451にあて先アドレスとして設定す
るとともに、受信したIPv6データパケット460の
送信先IPv6アドレスをローカルデータパケット45
0のIv6アドレス452に設定する。そして、IPv
6データパケット460のデータ462の少なくとも一
部を含むデータまたはデータ462を加工したデータを
ローカルデータパケット450のデータ453に格納
し、非IPネットワーク200に送出する(ステップ5
53)。
【0030】次に、ローカルデータパケット450から
IPv6データパケット460へのプロトコル変換処理
560の詳細について、図11のフローチャートを用い
て説明する。プロトコル変換処理560はゲートウェイ
110がローカルデータパケット450を受信したとき
に起動される。プロトコル変換処理560では、まず、
到着したローカルデータパケット450を読み込む(ス
テップ561)。次に、ステップ451で読み込んだロ
ーカルデータパケットのIPv6アドレス452をIP
v6データパケット460のIPv6ヘッダ461にあ
て先として設定する(ステップ562)。そして、ロー
カルデータパケット450のデータ453の少なくとも
一部を含むデータまたはデータ453を加工したデータ
を、IPv6データパケットのデータ462に格納し、
IPv6ネットワーク210または230に送出する
(ステップ563)。
【0031】以上の処理により、非IPネットワーク2
00に接続された非IP機器100と、IPv6ネット
ワークに接続されたIPv6機器150やインターネッ
トに接続された携帯電話130、パソコン140が互い
に通信を行うことができるようになる。このとき、イン
タフェースID送出処理510と、ゲートウェイ110
における変換テーブル登録処理500により、非IP機
器100には常に同じIPv6アドレスが割り当てられ
るため、IPv6ネットワークに接続されたIPv6機
器150やインターネットに接続された携帯電話13
0、パソコン140から家庭内にある非IPv6機器1
00にアクセスする場合、常に同じIPv6アドレスを
使用して通信ができるという利点がある。
【0032】次に、非IPネットワーク200に接続さ
れた非IP機器100が非IPネットワーク200から
はずされた場合にゲートウェイ110で実行される登録
削除処理570について、図12を用いて説明する。登
録削除処理570では、まず、はずされた非IP機器1
00のローカルアドレスを特定する(ステップ57
1)。なお、はずされた非IP機器100のローカルア
ドレスを検出する方法としては、変換テーブル400に
おけるすべての変換レコード410のローカルアドレス
411が非IPネットワーク200に接続されているか
チェックする方法、非IP機器100が非IPネットワ
ーク200からはずされる直前に、ゲートウェイにはず
されることを通知する方法などがある。次に、ステップ
571で特定したローカルアドレスを有する変換レコー
ド410を変換テーブル400から削除する(ステップ
572)。
【0033】以上の処理により、非IPネットワーク2
00からはずされた非IP機器100に関する情報が変
換テーブル400から削除されるため、ゲートウェイ1
00がはずされた非IP機器100にデータを送信する
ことがなくなる。なお、非IPネットワーク200に接
続された非IP機器が削除された場合、登録削除処理5
70の代わりにゲートウェイ110で再登録要求処理5
80を実行するようにしてもよい。
【0034】再登録要求処理580では、変換テーブル
400に登録されているすべての変換レコード910を
いったん削除する(ステップ581)。非IPネットワ
ーク200に接続されているすべての非IP機器100
に対して、登録要求を送出する。登録要求を受信した非
IP機器100は、インタフェースID送出処理510
を行う(ステップ583)。非IPネットワーク200
に接続されているすべての非IP機器100に対してス
テップ583の処理を行ったら、処理を終了する(ステ
ップ582)。
【0035】以上の実施例においては、非IP機器10
0がインタフェースID450を保持し、非IPネット
ワーク200に接続された場合に、非IP機器100で
インタフェースID送出処理510を実行し、ゲートウ
ェイ110における変換テーブル登録処理500を行う
ことにより、非IP機器100には常に同じIPv6ア
ドレスが割り当てられるようにする例を説明したが、本
発明の別の実施例では、必ずしもインタフェースID4
50を保持する必要はない。以下、その実施例を説明す
る。
【0036】まず、変換テーブル400の代わりに使用
する変換テーブル900について、図14を用いて説明
する。変換テーブル900は、1つ以上の変換レコード
910によって構成される。各変換レコード910は、
ローカルアドレス911、IPv6アドレス912、デ
バイス識別子913で構成される。ローカルアドレス9
11は、変換テーブル400における変換レコード41
0のローカルアドレス411と同じである。IPv6ア
ドレス912は、変換テーブル400における変換レコ
ード410のIPv6アドレス411と同じである。デ
バイス識別子913は、非IP機器100を識別するた
めの情報である。デバイス識別子913としては、たと
えば、ECHONETの機器オブジェクトスーパークラ
スプロパティで定義されるメーカコード、事業場コー
ド、商品コード、製造番号である。
【0037】変換テーブル900には、あらかじめ複数
の変換レコード910が登録しておく。このとき、各4
60変換レコード910のIPv6アドレス912に
は、あらかじめIPv6アドレスを入れておくようにす
る。なお、ここで使用するIPv6アドレスは、ゲート
ウェイが接続されているIPv6ネットワーク210ネ
ットワークIDと、ランダムな数値あるいは適当な数値
の並びから作成する。また、変換テーブル900への変
換レコードの登録は、ゲートウェイ110の起動時に実
行するようにすればよい。
【0038】次に、登録データ700の代わりに使用す
る登録データ710について、図15を用いて説明す
る。登録データ710は、ローカルアドレス711とデ
バイス識別子712で構成する。ローカルアドレス71
1は、登録データ700におけるローカルアドレス71
1と同じである。デバイス識別子712は、非IP機器
100を識別するための情報であり、たとえば、ECH
ONETの機器オブジェクトスーパークラスプロパティ
で定義されるメーカコード、事業場コード、商品コー
ド、製造番号である。
【0039】次に、非IPネットワーク200に接続さ
れた場合に、非IP機器100においてインタフェース
ID送出処理510の代わりに実行するデバイス情報送
出処理810、およびゲートウェイ110において変換
テーブル登録処理500の代わりに実行する変換テール
部登録処理800について、図16を用いて説明する。
【0040】非IP機器100は、非IPネットワーク
に接続されたとき(または任意のタイミングで)、デバ
イス情報送出処理810を行う。デバイス情報送出処理
810では、記憶部102に記録されているデバイス識
別子を読み出し、登録データ710のデバイス識別子7
12にセットする。また、非IP機器100のローカル
アドレスを、たとえば通信制御部103から取得し、登
録データ710のローカルアドレス711にセットす
る。そして、登録データ710をゲートウェイ110宛
てに送信する(ステップ811)。
【0041】ゲートウェイ110では、非IP機器10
0からの登録データ710の送出を検出すると、変換テ
ーブル登録処理800を起動する。変換テーブル登録処
理800では、まず、非IP機器100から送出された
登録データ710を受信する(ステップ801)。次
に、ステップ801で受信した登録データ710のデバ
イス識別子712と同じデバイス識別子913を有する
変換レコード910が変換テーブル900に登録されて
いるか否かをチェックする(ステップ802)。登録さ
れている場合、登録データ710のデバイス識別子71
2と同じデバイス識別子913を有する変換レコード9
10のローカルアドレス911に、ステップ802で受
信した登録データ710のローカルアドレス711をセ
ットする(ステップ804)。登録されていない場合、
変換テーブル900でまだデバイス識別子913がセッ
トされていない変換レコード910を探し、その変換レ
コードのローカルアドレス911にステップ801で受
信した登録データ710のローカルアドレス711を、
デバイス識別子913にデバイス識別子712をそれぞ
れセットする。
【0042】また、NDP応答処理530においては、
ステップ532の処理を、NSパケットのターゲットア
ドレスで指定されるIPv6アドレスと同じIPv6ア
ドレス412を持つ変換レコード910が変換テーブル
900に存在するかチェックするように変更する。さら
に、プロトコル変換処理550では、ステップ552
を、読み込んだIPv6データパケット460のIPv
6ヘッダ461に含まれる送信先IPv6アドレスと同
じIPv6アドレス412を持つ変換レコード910を
変換テーブル900から探し、その変換レコード910
のローカルアドレス911を読み出すようにする。
【0043】また、非IPネットワーク200に接続さ
れた非IP機器100が非IPネットワークからはずさ
れた場合には、登録削除処理570のステップ572に
おいて、ステップ571で特定したローカルアドレスを
有する変換レコード910のローカルアドレス911を
無効にするようにする。あるいは、再登録要求処理58
0のステップ581において、変換テーブル900に登
録されているすべての変換レコード910のローカルア
ドレス911をすべて無効にするようにする。
【0044】以上の処理により、先に説明した実施例と
同様、非IPネットワーク200に接続された非IP機
器100と、IPv6ネットワークに接続されたIPv
6機器150やインターネットに接続された携帯電話1
30、パソコン140が互いに通信を行うことができる
ようになる。このとき、インタフェースID送出処理5
10と、ゲートウェイ110における変換テーブル登録
処理500により、非IP機器100には常に同じIP
v6アドレスが割り当てられるため、IPv6ネットワ
ークに接続されたIPv6機器150やインターネット
に接続された携帯電話130、パソコン140から家庭
内にある非IPv6機器100にアクセスする場合、常
に同じIPv6アドレスを使用して通信ができるという
利点がある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲートウェイを介して、非IP機器(たとえば家庭内の
エコーネットに接続されたエアコン)と、インターネッ
トに接続された携帯電話やパソコンとがIPv6プロト
コルを使用して通信できるようになる。このとき、非I
P機器には、接続するIPv6ネットワークIPv6ア
ドレスは、非IP機器が接続されるゲートウェイが変わ
らない限り常に同じアドレスになるため、機器の識別が
容易になるという利点がある。また、携帯電話やパソコ
ンからは常に同じIPv6アドレスを用いて非IP機器
と通信ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概要を示す説明図であ
る。
【図2】 本発明の一実施例における非IP機器のハー
ドウェア構成を示したブロック図である。
【図3】 本発明の一実施例におけるゲートウェイのハ
ードウェア構成を示したブロック図である。
【図4】 本発明の一実施例におけるインタフェースI
Dのデータ構造を示した説明図である。
【図5】 本発明の一実施例における変換テーブルのデ
ータ構造を示した説明図である。
【図6】 本発明の一実施例における登録データのデー
タ構造を示した説明図である。
【図7】 本発明の一実施例における登録処理を示した
フローチャートである。
【図8】 本発明の一実施例のおけるNDP応答処理を
示したフローチャートである。
【図9】 本発明の一実施例のおけるプロトコル変換処
理の概要を示した説明図である。
【図10】 本発明の一実施例におけるプロトコル変換
処理を示したフローチャートである。
【図11】 本発明の一実施例におけるプロトコル変換
処理を示したフローチャートである。
【図12】 本発明の一実施例のおける登録削除処理を
示したフローチャートである。
【図13】 本発明の一実施例における再登録要求処理
を示したフローチャートである。
【図14】 本発明の一実施例における変換テーブルの
データ構造を示した説明図である。
【図15】 本発明の一実施例における登録データのデ
ータ構造を示した説明図である。
【図16】 本発明の一実施例における登録処理を示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
100 非IPデバイス 110 ゲートウェイ 120 IPv6ルータ 130 携帯電話 140 パソコン 150 IPv6機器 200 非IPネットワーク 210、230 IPv6ネットワーク 220 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 中川 一三夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HC01 HC14 HD03 HD06 HD09 KA15 MD10 5K033 AA09 BA01 CB09 CB11 CB14 DA06 EC04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のネットワークを接続し、前記第1の
    ネットワークとデータの送受信を行う第1の通信手段
    と、 第2のネットワークを接続し、IPv6プロトコルを用
    いてデータの送受信を行う第2の通信手段と、 前記第1のネットワークに接続された機器のインタフェ
    ースIDおよび該機器の前記第1のネットワークにおけ
    る識別情報を取得する手段と、 前記第2のネットワークのネットワークIDを取得する
    手段と、 上記インタフェースIDおよびネットワークIDからI
    Pv6アドレスを生成し、生成したIPv6アドレスと
    上記識別情報との対応を管理するアドレス変換手段とを
    備え、 第1のネットワークに接続された機器と第2のネットワ
    ークに接続された機器との通信を可能にすることを特徴
    とするゲートウェイ装置。
  2. 【請求項2】第1のネットワークを接続し、前記第1の
    ネットワークとデータの送受信を行う第1の通信手段
    と、 第2のネットワークを接続し、IPv6プロトコルを用
    いてデータの送受信を行う第2の通信手段と、 前記第1のネットワークに接続された機器のインタフェ
    ースIDおよび該機器の前記第1のネットワークにおけ
    る識別情報を取得する手段と、 前記第2のネットワークのネットワークIDを取得する
    手段と、 上記インタフェースIDおよびネットワークIDからI
    Pv6アドレスを生成し、生成したIPv6アドレスと
    上記識別情報との対応を管理するアドレス変換手段と、 NDP(Neighbor Discovery Pr
    otocol)で規定されるNS(Neighbor
    solicitation)パケットを第2のネットワ
    ークから受信したとき、NSパケット内のターゲットア
    ドレスで指定されるIPv6アドレスが前記アドレス変
    換手段により管理されるIPv6アドレスの中に存在す
    るか否かをチェックし、存在する場合、NA(Neig
    hborAdvertisement)パケットを返信
    するNDP応答手段とを備え、 第1のネットワークに接続された機器と第2のネットワ
    ークに接続された機器との通信を可能にすることを特徴
    とするゲートウェイ装置。
  3. 【請求項3】第1のネットワークを接続し、前記第1の
    ネットワークとデータの送受信を行う第1の通信手段
    と、 第2のネットワークを接続し、IPv6プロトコルを用
    いてデータの送受信を行う第2の通信手段と、 前記第1のネットワークに接続された機器のインタフェ
    ースIDおよび該機器の前記第1のネットワークにおけ
    る識別情報を取得する手段と、 前記第2のネットワークのネットワークIDを取得する
    手段と、 上記インタフェースIDおよびネットワークIDからI
    Pv6アドレスを生成し、生成したIPv6アドレスと
    上記識別情報との対応を管理する管理テーブルを有する
    ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3のいずれかに記載の
    ゲートウェイ装置において、 第2のネットワークに接続された機器から受信したデー
    タを、第1のネットワークに流す時に、上記第2のネッ
    トワークからの受信データの送信元のIPv6アドレス
    を、第1のネットワークに流すデータに含める事を特徴
    とするゲートウェイ装置。
  5. 【請求項5】第1のネットワークを接続し、前記第1の
    ネットワークとデータの送受信を行う第1の通信手段
    と、第2のネットワークを接続し、IPv6プロトコル
    を用いてデータの送受信を行う第2の通信手段とを有
    し、前記第1のネットワークに接続された情報機器と前
    記第2のネットワークに接続された情報機器との間の通
    信を仲介するゲートウェイ装置と通信を行う情報機器に
    おいて、 ゲートウェイ装置と第1のネットワークを介して通信す
    る通信手段と、 インタフェースIDを保持する手段と、 上記通信手段を用いて、前記ゲートウェイ装置にインタ
    フェースIDを送信する手段とを備え、 前記ゲートウェイ装置を介して、ゲートウェイ装置の第
    2のネットワークに接続された機器と通信することを特
    徴とする情報機器。
  6. 【請求項6】請求項5記載の情報機器において、 ゲートウェイ装置の第2のネットワークに接続されたI
    P機器と通信するデータに、該IP機器のIPv6アド
    レスを含む情報を送出することを特徴とする情報機器。
  7. 【請求項7】IP以外のプロトコルを使用する第1のネ
    ットワークを接続し、前記第1のネットワークとデータ
    の送受信を行う第1の通信手段と、 第2のネットワークを接続し、IPv6プロトコルを用
    いてデータの送受信を行う第2の通信手段とを備え、 前記第1のネットワークに接続されたIPプロトコルを
    サポートしない機器にIPアドレスを割り当て、前記第
    2のネットワークから前記IPアドレス宛てにデータが
    届いた場合、前記データを前記第1のネットワークに接
    続された機器に送信することを特徴とするゲートウェイ
    装置。
  8. 【請求項8】第1のネットワークを接続し、前記第1の
    ネットワークとデータの送受信を行う第1の通信手段
    と、 第2のネットワークを接続し、IPv6プロトコルを用
    いてデータの送受信を行う第2の通信手段と、 前記第1のネットワークに接続された機器を識別するた
    めの第1の識別情報および該機器の前記第1のネットワ
    ークにおける第2の識別情報を取得する手段と、 前記第2のネットワークのネットワークIDを取得する
    手段と、 IPv6アドレスと第1の識別情報および第2の識別情
    報の対応を管理する管理テーブルと、 前記ネットワークIDを用いて複数のIPv6アドレス
    を生成し、前記管理テーブルに登録する手段とを有し、 前記管理テーブルにおいて、IPv6アドレスに対して
    常に同じ第1の識別情報が対応するように前記管理テー
    ブルを構成するようにし、第1のネットワークに接続さ
    れた機器と第2のネットワークに接続された機器との通
    信を可能にすることを特徴とするゲートウェイ装置。
  9. 【請求項9】第1のネットワークを接続し、前記第1の
    ネットワークとデータの送受信を行う第1の通信手段
    と、 第2のネットワークを接続し、IPv6プロトコルを用
    いてデータの送受信を行う第2の通信手段と、 前記第1のネットワークに接続された機器を識別するた
    めの第1の識別情報および該機器の前記第1のネットワ
    ークにおける第2の識別情報を取得する手段と、前記第
    2のネットワークのネットワークIDを取得する手段
    と、IPv6アドレスと第1の識別情報および第2の識
    別情報の対応を管理する管理テーブルと、 前記ネットワークIDから複数のIPv6アドレスを生
    成し、前記管理テーブルに登録する手段と、 前記管理テーブルにおいて、IPv6アドレスに対して
    常に同じ第1の識別情報が対応するように前記管理テー
    ブルを構成するようにし、NDP(Neighbor
    Discovery Protocol)で規定される
    NS(Neighbor solicitation)
    パケットを第2のネットワークから受信したとき、NS
    パケット内のターゲットアドレスで指定されるIPv6
    アドレスが前記アドレス変換手段により管理されるIP
    v6アドレスの中に存在するか否かをチェックし、存在
    する場合、NA(Neighbor Advertis
    ement)パケットを返信するNDP応答手段とを備
    え、第1のネットワークに接続された機器と第2のネッ
    トワークに接続された機器との通信を可能にすることを
    特徴とするゲートウェイ装置。
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