JP2003059463A - 電池検査装置及びその方法、電池製造装置及びその方法 - Google Patents

電池検査装置及びその方法、電池製造装置及びその方法

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JP2003059463A
JP2003059463A JP2001241243A JP2001241243A JP2003059463A JP 2003059463 A JP2003059463 A JP 2003059463A JP 2001241243 A JP2001241243 A JP 2001241243A JP 2001241243 A JP2001241243 A JP 2001241243A JP 2003059463 A JP2003059463 A JP 2003059463A
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lid
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Kazunari Tajima
一成 田島
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歩留りを向上し得る電池検査装置及びその方
法、電池製造装置及びその方法を提案する。 【解決手段】嵌合状態検査処理部23は、検査用電池5
5に対して相対的に缶蓋53の上面53Aを横切るよう
に移動させながら、当該上面53Aまでの距離を非接触
で計測し、その計測の結果に基づいて収納缶51に対す
る缶蓋53の嵌合状態の良否を判定するようにしたこと
により、検査中に缶蓋53の上面53Aを収納缶51の
底面に対して傾斜させたり、缶蓋53に傷を付けること
を確実に回避することができ、かくして、歩留りを向上
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池検査装置及びそ
の方法、電池製造装置及びその方法に関し、例えば非水
電解液二次電池における収納缶と缶蓋との嵌合状態を検
査する電池検査装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非水電解液二次電池においては、
正極用活物質としてリチウムコバルト複合酸化物等のリ
チウム複合酸化物が用いられ、負極用活物質としてリチ
ウム、リチウムイオン合金又は炭素素材等のリチウムイ
オンに対してドープ及び脱ドープ可能な物質が用いられ
ている。
【0003】この非水電解液二次電池は、正極用活物質
と負極用活物質とを反応させて電池として機能するよう
になされており、高い電池電圧が得られると共に、高い
エネルギー密度を有し、放充電のサイクル特性にも優れ
ている等の多数の利点を兼ね備えていることにより近年
広く使用されている。
【0004】ここで、非水電解液二次電池としては、例
えば偏平角型状に形成されたものがある。すなわち図1
0に示すように、偏平角型状に形成された非水電解液二
次電池(以下、これを非水電解液角型二次電池と呼ぶ)
1は、収納缶2と、当該収納缶2の開口部に溶接された
缶蓋3とを有し、当該収納缶2に電池用電極体である偏
平巻回電極体4を収納している。
【0005】偏平巻回電極体4は、帯状の正極5と負極
6とが帯状の微多孔性ポリプロピレンフィルムでなる第
1及び第2のセパレータ7、8を介して互いに絶縁され
た状態で巻回されて偏平状に形成されており、第1及び
第2のセパレータ7、8には収納缶2内に充填された非
水電解液(図示せず)が含浸されている。
【0006】この場合負極6は、銅箔等の負極用集電体
の両面に負極用活物質が被膜状に塗布され、巻回終了部
分における負極用活物質の未塗布領域には負極リード
(図示せず)が溶接されている。
【0007】一方、正極5は、アルミニウム箔等でなる
正極用集電体の両面に正極用活物質が被膜状に塗布さ
れ、巻回開始部分における正極用活物質の未塗布領域に
は正極リード9が溶接される。
【0008】正極リード9は、絶縁材10を介して缶蓋
3へ設けられた正極ピン11に電気的及び機械的に接続
されると共に、負極リードは、収納缶2の底面に電気的
及び機械的に接続される。
【0009】従って非水電解液角型二次電池1は、偏平
巻回電極体4の正極5及び負極6(すなわち正極用活物
質及び負極用活物質)による放電反応によって生じる電
池電圧を正極ピン11及び収納缶2を介して外部に出力
し得るようになされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成の非水電解
液角型二次電池1を製造する電池製造装置は、まず、偏
平巻回電極体4、収納缶2及び缶蓋3をそれぞれ電気的
に接続した後、当該偏平巻回電極体4を収納缶2に収納
する。
【0011】そして電池製造装置は、圧入用治具(図示
せず)を缶蓋3の上面3A(図9)に押し付けることに
より、収納缶2の開口部に缶蓋3を圧入して嵌合する。
【0012】続いて電池製造装置は、検査用治具(図示
せず)を缶蓋3の上面3Aの四隅に接触させた後、当該
検査用治具によって缶蓋3の上面3Aにおける四隅から
収納缶2の底面2Aまでの距離をそれぞれ計測すること
により、収納缶2に対する缶蓋3の傾斜の有無(収納缶
2と缶蓋3との嵌合状態)を検査する。
【0013】ここで電池製造装置は、それぞれ計測した
距離がほぼ一致している場合には、缶蓋3の上面3Aと
収納缶2の底面2Aとがほぼ平行な状態で嵌合されてい
るため良品として扱い得ると判定し、このとき収納缶2
の開口部に缶蓋3をシーム溶接するようになされてい
る。
【0014】ところで、かかる電池製造装置において
は、圧入用治具によって缶蓋3の上面3Aと収納缶2の
底面2Aとがほぼ平行な状態で缶蓋3を収納缶2に嵌合
しても、検査用治具を缶蓋3に接触させた際に缶蓋3の
上面3Aを収納缶2の底面2Aに対して傾斜させたり、
缶蓋3に傷を付ける場合があることにより、歩留りが低
下する問題があった。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、歩留りを向上し得る電池検査装置及びその方法、電
池製造装置及びその方法を提案しようとするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、検査用電池に対して相対的に缶蓋
の外装面を横切るように移動しながら、当該外装面まで
の距離を非接触で計測し、その計測の結果に基づいて収
納缶に対する缶蓋の嵌合状態の良否を判定することによ
り、従来のように検査用治具を缶蓋に接触させることな
く嵌合状態の良否を判定し得るので、検査中に缶蓋の上
面を収納缶の底面に対して傾斜させたり、缶蓋に傷を付
けることを確実に回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0018】図1おいて20は全体として本発明を適用
した電池製造装置を示し、統括的に制御する制御処理部
(図示せず)により各処理部が各々の処理を実行するよ
うになされている。この電池製造装置20における各処
理部の処理を図2及び図3を用いながら説明する。
【0019】電極体収納処理部21は、図2(a)に示
すように、収納缶51の内底面に偏平巻回電極体52の
負極リード(図示せず)を溶接した後に収納缶51内に
偏平巻回電極体52を収納する。
【0020】そして電極体収納処理部21は、偏平巻回
電極体52の正極リード52Aを缶蓋53の正極ピン5
4に溶接した後、搬送路(図示せず)を介して嵌合手段
としての嵌合処理部22に搬送する。
【0021】嵌合処理部22は、図2(b)に示すよう
に、圧入用治具(図示せず)により偏平巻回電極体52
と正極ピン54との間の正極リード52Aを畳み込むよ
うに折り曲げながら缶蓋53の上面53Aを押し付ける
ことにより、収納缶51の開口部51Aに缶蓋53を圧
入して嵌合する。
【0022】そして嵌合処理部22は、図3に示すよう
に、缶蓋53と収納缶51とを嵌合して形成される検査
用電池55を搬送路を介して嵌合状態検査処理部23
(図1)に搬送する。
【0023】嵌合状態検査処理部23は、搬送路を介し
て搬送された検査用電池55(図3)を所定の検査位置
に位置決めし、続いて検査用電池55における缶蓋53
と収納缶51との嵌合状態を検査し、当該検査結果を溶
接処理部24に通知した後、検査用電池55を搬送路を
介して溶接手段としての溶接処理部24に搬送する。
【0024】溶接処理部24は、収納缶51の開口部5
1A(図2(B))に缶蓋53が正常に嵌合されていな
い検査用電池55であることを表す検査結果が嵌合状態
検査処理部23から通知された場合には、当該検査用電
池55を不良品であると判断して搬送路から除外する。
【0025】これに対して、溶接処理部24は、収納缶
51の開口部に缶蓋53が正常に嵌合されている検査用
電池55であることを表す検査結果が嵌合状態検査処理
部23から通知された場合には、当該検査用電池55を
良品であると判断し、収納缶51の開口部に缶蓋53を
シーム溶接し、これを搬送路を介して電解液注入処理部
25に搬送する。
【0026】電解液注入処理部25は、シーム溶接され
た検査用電池55における缶蓋53の上面53Aの注入
口56(図3)から収納缶51内へ非水電解液(図示せ
ず)を充填した後、当該注入口56を塞ぐことにより非
水電解液角型二次電池1(図9)を製造し得るようにな
されている。
【0027】かかる嵌合状態検査処理部23は、嵌合処
理部22から搬送された検査用電池55を所定の検査位
置に位置決めすると、一対のセンサヘッドを動作させる
ようになされている。
【0028】図4(a)に示すように、センサヘッド3
1A及び31Bは、検査位置に位置決めされた検査用電
池55における缶蓋53の上面53Aに対して斜め上方
向の所定位置(以下、これを開始位置と呼ぶ)に停止し
ている。
【0029】またセンサヘッド31A及び31Bは、検
査が開始されると、開始位置から缶蓋53の上面53A
を通過して、当該検査用電池55を中心として開始位置
とは逆位置(以下、これを終了位置と呼ぶ)まで移動自
在に設けられている。
【0030】この場合、センサヘッド31A及び31B
は、図4(b)に示すように、センサヘッド31A及び
31Bの先端部32A及び32Bと、収納缶51の底面
51Bとの間隔を一定に保持しながら、図4(c)に示
すように、缶蓋53の上面53Aにおける一対の短辺近
傍を横切るように通過するようになされている。
【0031】ここでセンサヘッド31A及び31Bは、
図4(a)及び(b)に示したように、移動している際
には、先端部32A及び32Bに設けられている発光素
子(図示せず)から例えば赤外線を下方向に射出し、こ
のとき同時に先端部32A及び32Bに設けられている
受光素子(図示せず)より赤外線の下方向の物体までの
距離に応じた反射光量を計測して光電変換することによ
り、当該距離に対応する電圧レベルの距離信号を生成し
得るようになされている。
【0032】従ってセンサヘッド31A及び31Bは、
開始位置から検査電池55の缶蓋53における長辺53
Bまでの前移動区間FT(図4(c))において、当該
缶蓋53の上面53Aに赤外線がかかっていない際には
当該赤外線に減衰等が生じるため、反射光を計測せず、
ほぼゼロレベルの距離信号を生成する。
【0033】またセンサヘッド31A及び31Bは、缶
蓋53の上面53Aに赤外線がかかっている際には当該
赤外線に減衰等が生じ難いため、受光素子により各先端
部32A及び32Bから缶蓋53の上面53Aまでの距
離に応じた反射光量を計測し、当該上面53Aまでの距
離に対応する電圧レベルの距離信号を生成する。
【0034】さらにセンサヘッド31A及び31Bは、
検査電池55の缶蓋53における長辺53Cから終了位
置までの後移動区間BK(図4(c))において、当該
缶蓋53の上面53Aに赤外線がかかっていない際には
当該赤外線に減衰等が生じるため、受光素子によりほぼ
反射光を計測せず、ゼロレベルの距離信号を生成するよ
うになされている。
【0035】実際上、嵌合状態検査処理部23は、図5
に示すように、シーケンサ30により当該嵌合状態検査
処理部23全体を統括的に制御することにより各種処理
を実行するようになされており、搬送路を介して搬送さ
れた検査用電池55(図3)を所定の検査位置に位置決
めすると、処理開始信号S10を一対のセンサヘッド3
1A、31B及び嵌合状態判定部33に送出する。
【0036】センサヘッド31A及び31Bは、シーケ
ンサ30から送出された処理開始信号S10を受ける
と、開始位置から終了位置(図4)へ移動しながら各発
光素子(図示せず)から赤外線を射出し、その反射光量
を受光素子(図示せず)により計測して光電変換するこ
とにより、所定レベルの距離信号S11及びS12を生
成し、これらをセンサアンプ32に送出する。
【0037】センサアンプ32は、距離信号S11及び
S12をそれぞれ所定倍に増幅することにより増幅距離
信号S13及びS14を生成し、これらを嵌合状態判定
部33及び表示部34にそれぞれ送出する。
【0038】嵌合状態判定部33は、シーケンサ30か
ら送出された処理開始信号S10を受けると、センサア
ンプ32から供給される増幅距離信号S13及びS14
の電圧レベルを監視するようになされている。
【0039】ここで嵌合状態判定部33は、検査用電池
55(図3)における嵌合状態の良否を決定付けるため
の指標である上限基準レベルと下限基準レベルとが予め
設定されている。
【0040】従って嵌合状態判定部33は、缶蓋53の
上面53Aにおける長辺53B(図4(c))に赤外線
がかかり始めたことによる増幅距離信号S13及びS1
4の電圧レベルの急な増加を検知すると、当該電圧レベ
ルと、上限基準レベル及び下限基準レベルとの比較を開
始する。
【0041】そして嵌合状態判定部33は、缶蓋53の
上面53Aにおける長辺53C(図4(c))に赤外線
がかからなくなったことによる増幅距離信号S13及び
S14の電圧レベルの急な減少を検知すると、当該電圧
レベルと、上限基準レベル及び下限基準レベルとの比較
を停止するようになされている。
【0042】このとき嵌合状態判定部33は、比較中に
常時電圧レベルが上限基準レベル及び下限基準レベル範
囲内であった場合には、検査用電池55における嵌合状
態が良好であることを表す検査結果として良好判定信号
S15を生成し、これを溶接処理部24(図1)に通知
する。
【0043】これに対して嵌合状態判定部33は、比較
中に電圧レベルが一瞬でも上限基準レベル及び下限基準
レベル範囲外となった場合には、検査用電池55におけ
る嵌合状態が不良であることを表す検査結果として不良
判定信号S16を生成し、これを溶接処理部24(図
1)に通知する。
【0044】この実施の形態の場合、嵌合状態判定部3
3は、増幅距離信号S13及びS14を内部A/D(Ana
log/Digital)変換器(図示せず)を介して得られる距離
データと、予め標準設定されている検査用電池55の収
納缶51における長手方向の距離(高さ)DIS(図
3)とを表す標準収納缶情報D1を表示部34に送出す
る。
【0045】その際、嵌合状態判定部33は、距離デー
タと、そのとき測定対象の検査用電池55とを対応づけ
て内部ハードディスクドライブ(図示せず)にデータベ
ースとして記憶するようになされている。
【0046】表示部34は、標準収納缶情報D1に基づ
いて、センサヘッド31A及び31Bにより計測されて
いる検査用電池55における缶蓋53(図3)の状態を
表す計測画面を表示し得るようになされている。
【0047】ところで、例えば図6(a)に示すよう
に、検査用電池55の缶蓋53におけるセンサヘッド3
1A側の短辺53Dが収納缶51の開口部51Aに沈ん
でいる状態である場合、センサヘッド31Aは、缶蓋5
3の上面53Aから先端部32Aまでの距離が正常に嵌
合している際の距離に比して長い分、当該正常に嵌合し
ている際の反射光量に比して少ない反射光量に基づく低
い電圧レベルの距離信号S11(図5)を生成する。
【0048】従って嵌合状態判定部33(図5)は、距
離信号S11に基づく増幅距離信号S13の電圧レベル
が下限基準レベルよりも下回ることを検知し、これによ
り収納缶51の開口部51Aに対して缶蓋53が正常な
状態で嵌合されていないと判定する。
【0049】この場合表示部34は、センサヘッド31
A側計測画面SC1に収納缶51の高さを表す缶高h
と、缶蓋53におけるセンサヘッド31A側の短辺53
Dの計測結果を表す計測ラインLN1とを表示すると共
に、センサヘッド31B側計測画面SC2に缶高hと、
缶蓋53におけるセンサヘッド31B側の短辺53Eの
計測結果を表す計測ラインLN2とを表示することによ
り、検査用電池55が不良であることを電池製造者に対
して視覚的に認識させ得るようになされている。
【0050】また、例えば図6(b)に示すように、缶
蓋53におけるセンサヘッド31A側の短辺53Dが収
納缶51の開口部51Aに浮いている状態である場合、
センサヘッド31Aは、缶蓋53の上面53Aから先端
部32Aまでの距離が正常に嵌合している際の距離に比
して短い分、当該正常に嵌合している際の反射光量に比
して少ない反射光量に基づく高い電圧レベルの距離信号
S11(図5)を生成する。
【0051】従って嵌合状態判定部33(図5)は、距
離信号S11に基づく増幅距離信号S13の電圧レベル
が上限基準レベルよりも上回ることを検知し、これによ
り収納缶51の開口部51Aに対して缶蓋53が正常な
状態で嵌合されていないと判定する。
【0052】この場合表示部34は、センサヘッド31
A側計測画面SC1に缶高hと、缶蓋53におけるセン
サヘッド31A側の短辺53Dの計測結果を表す計測ラ
インLN3とを表示すると共に、センサヘッド31B側
計測画面SC2に缶高hと、缶蓋53におけるセンサヘ
ッド31B側の短辺53Eの計測結果を表す計測ライン
LN2とを表示することにより、検査用電池55が不良
であることを電池製造者に対して視覚的に認識させ得る
ようになされている。
【0053】さらに、例えば図7(a)に示すように、
缶蓋53におけるセンサヘッド31A及び31Bの終了
位置側の長辺53Fが収納缶51の開口部51Aに沈ん
でいる状態である場合、センサヘッド31A及び31B
は、開始位置から終了位置に移動していくにつれて缶蓋
53の上面53Aから先端部32A及び32Bまでの距
離が徐々に長くなる分、当該正常に嵌合している際の反
射光量に比して少ない反射光量に基づく高い電圧レベル
の距離信号S11及びS12(図5)を徐々に生成す
る。
【0054】従って嵌合状態判定部33(図5)は、距
離信号S11及び距離信号S12に基づく増幅距離信号
S13及びS14の電圧レベルが徐々に下降して下限基
準レベルよりも下回ることを検知し、これにより収納缶
51の開口部51Aに対して缶蓋53が正常な状態で嵌
合されていないと判定する。
【0055】この場合表示部34は、センサヘッド31
A側計測画面SC1に缶高hと、缶蓋53におけるセン
サヘッド31A側の短辺53Dの計測結果を表す計測ラ
インLN4とを表示すると共に、センサヘッド31B側
計測画面SC2に缶高hと、缶蓋53におけるセンサヘ
ッド31B側の短辺53Eの計測結果を表す計測ライン
LN5とを表示することにより、検査用電池55が不良
であることを電池製造者に対して視覚的に認識させ得る
ようになされている。
【0056】さらに、例えば図7(b)に示すように、
缶蓋53が収納缶51内に落ち込んでいる場合、センサ
ヘッド31A及び31Bは、缶蓋53の上面53Aから
先端部32A及び32Bまでの距離が正常に嵌合してい
る際の距離に比して長い分、当該正常に嵌合している際
の反射光量に比して少ない反射光量に基づく低い電圧レ
ベルの距離信号S11及びS12(図5)を生成する。
【0057】従って嵌合状態判定部33(図5)は、距
離信号S11及びS12に基づく増幅距離信号S13及
びS14の電圧レベルが下限基準レベルよりも下回るこ
とを検知し、これにより収納缶51の開口部51Aに対
して缶蓋53が正常な状態で嵌合されていないと判定す
る。
【0058】この場合表示部34は、センサヘッド31
A側計測画面SC1に缶高hと、缶蓋53におけるセン
サヘッド31A側の短辺53Dの計測結果を表す計測ラ
インLN6とを表示すると共に、センサヘッド31B側
計測画面SC2に缶高hと、缶蓋53におけるセンサヘ
ッド31B側の短辺53Eの計測結果を表す計測ライン
LN7とを表示することにより、検査用電池55が不良
であることを電池製造者に対して視覚的に認識させ得る
ようになされている。
【0059】このように嵌合状態検査処理部23は、1
対のセンサヘッド31A及び31Bにより缶蓋53の上
面53Aから先端部32A及び32Bまでの距離を計測
することにより、収納缶51と缶蓋53とが正常に嵌合
されていないあらゆる状態であっても、上限基準レベル
及び下限基準レベルの範囲外であることを検知し得ると
共に、そのときの状態を正確に反映させた計測ラインを
計測画面SC1及びSC2に表示し得るようになされて
いる。
【0060】かかる嵌合状態検査処理部23における電
池検査方法を図8に示すフローチャートでまとめてみる
と、当該嵌合状態検査処理部23は、ルーチンRT1の
開始ステップから続くステップSP1に移る。
【0061】ステップSP1において嵌合状態検査処理
部23は、検査用電池55(図3)を検査位置に位置決
めしたか否かを判断する。ここで否定結果が得られる
と、このことは未だ検査用電池55を検査位置に位置決
めしていないことを表しており、このとき嵌合状態検査
処理部23は、検査用電池55を位置決めするまで待ち
受ける。
【0062】これに対して肯定結果が得られると、嵌合
状態検査処理部23は、続くステップSP2に移る。
【0063】ステップSP2において嵌合状態検査処理
部23は、センサヘッド31A及び31Bに処理開始信
号S10を与えて計測を開始させると共に、嵌合状態判
定部33に処理開始信号S10を与えて増幅距離信号S
13及びS14の電圧レベルの監視を開始させ、続くス
テップSP3に移る。
【0064】ステップSP3において嵌合状態検査処理
部23は、嵌合状態判定部33により電圧レベルの急激
な増加があるか否かを判断する。ここで否定結果が得ら
れると、このことは未だ缶蓋53の上面53Aにおける
長辺53B(図4(c))に赤外線がかかっていないこ
とを表しており、このとき嵌合状態検査処理部23は、
電圧レベルの急激な増加があるまで待ち受ける。
【0065】これに対して肯定結果が得られると、この
ことは缶蓋53の上面53Aにおける長辺53B(図4
(c))に赤外線がかかり始めたことを表しており、こ
のとき嵌合状態検査処理部23は、続くステップSP4
に移る。
【0066】ステップSP4において嵌合状態検査処理
部23は、嵌合状態判定部33により検査用電池55に
おける嵌合状態の良否を決定付けるための指標である上
限基準レベル及び下限基準レベルと、センサヘッド31
A及び31Bで計測される距離信号S11及びS12に
基づく増幅距離信号S13及びS14の電圧レベルとの
比較を開始し、続くステップSP5に移る。
【0067】ステップSP5において嵌合状態検査処理
部23は、嵌合状態判定部33により電圧レベルの急激
な減少があるか否かを判断する。ここで否定結果が得ら
れると、このことはセンサヘッド31A及び31Bが缶
蓋53の上面53Aを通過している最中であることを表
しており、このとき嵌合状態検査処理部23は、電圧レ
ベルの急激な減少があるまで、基準レベルと電圧レベル
とを比較し続ける。
【0068】これに対して肯定結果が得られると、この
ことは缶蓋53の上面53Aにおける長辺53C(図4
(c))に赤外線がかからなくなったことを表してお
り、このとき嵌合状態検査処理部23は、続くステップ
SP6に移る。
【0069】ステップSP6において嵌合状態検査処理
部23は、基準レベルと電圧レベルとの比較を終了し、
続くステップSP7に移る。
【0070】ステップSP7において嵌合状態検査処理
部23は、比較中に電圧レベルが上限レベルと下限レベ
ルとの範囲から一瞬でも外れていた場合には、検査用電
池55が正常に嵌合されていないと判定し、検査用電池
55を良品として扱い得ない判定結果を溶接処理部24
(図1)に通知する。
【0071】これに対して、嵌合状態検査処理部23
は、比較中に電圧レベルが上限レベルと下限レベルとの
範囲内であった場合には、検査用電池55が正常に嵌合
されていると判定し、検査用電池55を良品として扱い
得る判定結果を溶接処理部24(図1)に通知し、続く
ステップSP8に移る。
【0072】ステップSP8において嵌合状態検査処理
部23は、センサヘッド31A及び31Bが終了位置ま
で移動すると、センサヘッド31A及び31Bによる計
測を終了させて当該センサヘッド31A及び31Bを開
始位置に戻すと共に、嵌合状態判定部33による増幅距
離信号S13及びS14の電圧レベルの監視を終了さ
せ、ステップSP1に戻る。
【0073】このように嵌合状態検査処理部23は、検
査用電池55を所定の検査位置に位置決めする毎に、缶
蓋53の上面53Aからセンサヘッド31A及び31B
の先端部32A及び32Bまでの距離を非接触で計測す
ることにより、検査用電池55の嵌合状態を判定し、当
該判定結果を溶接処理部24(図1)に通知し得るよう
になされている。
【0074】この実施の形態の場合、嵌合状態検査処理
部23は、操作入力部(図示せず)を介して内部ハード
ディスクドライブに記憶されているデータベースの読み
出し命令を受けると、当該データベースを読み出して表
示部34(図5)を介して表示するようになされてい
る。
【0075】従って嵌合状態検査処理部23は、検査用
電池55に対する嵌合状態の判定として不良である判定
結果が続けて発生した場合等、電池製造者に対して当該
不良である原因をつきとめる際の指標にさせることがで
き、その結果、歩留りを向上することができるようにな
されている。
【0076】以上の構成において、嵌合状態検査処理部
23は、センサヘッド31A及び31Bにより検査用電
池55に対して缶蓋53の上面53Aを横切るように移
動しながら、当該状面53Aまでの距離を非接触で計測
して距離信号S11及びS12を生成し、当該距離信号
S11及びS12に基づく増幅距離信号S13及びS1
4の電圧レベルと、検査用電池55における嵌合状態の
良否決定の指標である上限基準レベル及び下限基準レベ
ルとを比較することにより、検査用電池55の嵌合状態
を判定するようにした。
【0077】従って嵌合状態検査処理部23は、従来の
ように検査用治具を缶蓋53に接触させることなく嵌合
状態の良否を判定し得るので、検査中に缶蓋53の上面
53Aを収納缶51の底面に対して傾斜させたり、缶蓋
53に傷を付けることを確実に回避することができる。
【0078】また嵌合状態検査処理部23は、センサヘ
ッド31A及び31Bを移動させながら計測しているの
で、検査用電池55を検査位置へ正確に位置決めしなく
とも、当該検査用電池55の缶蓋53を正確に計測し始
めることができ、その結果、正確に収納缶51に対する
缶蓋53の嵌合状態の良否を判定することができる。
【0079】これに加えて、嵌合状態検査処理部23
は、1対のセンサヘッド31A及び31Bにより缶蓋5
3の上面53Aにおける短辺近傍を計測するようにし
た。
【0080】従って嵌合状態検査処理部23は、検査用
電池55の収納缶51の開口部に缶蓋53が様々な状態
(例えば図6(a)〜(d))で嵌合されていても、収
納缶51に対する缶蓋53の嵌合状態の良否を正確かつ
確実に判定することができる。
【0081】以上の構成によれば、嵌合状態検査処理部
23は、検査用電池55に対して相対的に缶蓋53の上
面53Aを横切るように移動させながら、当該上面53
Aまでの距離を非接触で計測し、その計測の結果に基づ
いて収納缶51に対する缶蓋53の嵌合状態の良否を判
定するようにしたことにより、検査中に缶蓋53の上面
53Aを収納缶51の底面に対して傾斜させたり、缶蓋
53に傷を付けることを確実に回避することができ、か
くして、歩留りを向上することができる。
【0082】なお上述の実施の形態においては、赤外線
を射出し、その赤外線の反射光量を計測するセンサヘッ
ド31A及び31Bを適用する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば音波を射出し、その反射
音量を計測する等、この他種々の非接触計測手段を適用
することができる。
【0083】また上述の実施の形態においては、センサ
ヘッド31A及び31Bにより検査用電池55に対して
缶蓋53の上面53Aを横切るように移動しながら計測
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、セ
ンサヘッド31A及び31Bを固定し、当該センサヘッ
ド31A及び31Bの先端部32A及び32Bに対して
缶蓋53の上面53Aを横切るように移動しながら計測
しても良い。
【0084】さらに上述の実施の形態においては、セン
サヘッド31A及び31Bにより検査用電池55に対し
て缶蓋53の上面53Aの短辺を直線的に横切るように
移動する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、1つのセンサヘッド又はセンサヘッド31A及び3
1Bにより缶蓋53の上面53Aの長辺(又は短辺:図
示せず)を、例えば図9に示すようにメアンダ状(図9
(a))、正弦波状(図9(b))、三角波状(図9
(c))、櫛状(図9(d))、鋸状(図9(e))、
U字状(図9(f))等、非直線的に横切るように移動
しても良い。
【0085】この場合、嵌合状態検査処理部23は、検
査用電池における缶蓋の外装面が多種多様の形状であっ
た場合でも、1対のセンサヘッド31A及び31Bのみ
ならず、1つのセンサヘッドで収納缶に対する缶蓋の嵌
合状態の良否を一段と正確かつ確実に判定することがで
きる。
【0086】さらに上述の実施の形態においては、嵌合
状態判定手段としての嵌合状態判定部33に、検査用電
池55における嵌合状態の良否を決定付けるための指標
である上限基準レベル及び下限基準レベルを設定する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該上限
基準レベルと下限基準レベルとの間に1又は2以上の中
位基準レベルを新たに設定するようにしても良い。
【0087】この場合、嵌合状態判定部33は、検査用
電池における缶蓋の外装面が多種多様の形状であった場
合でも、収納缶51に対する缶蓋53の嵌合状態の良否
を一段と正確かつ確実に判定することができる。
【0088】さらに上述の実施の形態においては、電池
検査装置としての嵌合状態検査処理部23により検査用
電池55毎に表示部34を介して計測画面を表示して検
査用電池55が不良な電池であることを電池製造者に対
して視覚的に認識させる場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば表示部34及びスピーカを介し
て検査用電池55が不良な電池であることを電池製造者
に対して視覚的及び聴覚的に認識させるようにしても良
く、この他種々の複数の告知手段を介して検査用電池5
5が不良な電池であることを電池製造者に対して認識さ
せるようにしても良い。
【0089】この場合、嵌合状態検査処理部23は、電
池製造者に対して一段と確実に認識させることができ
る。
【0090】さらに上述の実施の形態においては、電池
検査装置としての嵌合状態検査処理部23により偏平角
型状に形成された検査用電池55を検査する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば偏平丸型状
の二次電池や中空円柱状の一次電池等、この他種々の形
状及び種類でなる電池を検査するようにしても良い。
【0091】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、検査用電
池に対して相対的に缶蓋の外装面を横切るように移動し
ながら、当該外装面までの距離を非接触で計測し、その
計測の結果に基づいて収納缶に対する缶蓋の嵌合状態の
良否を判定することにより、従来のように検査用治具を
缶蓋に接触させることなく嵌合状態の良否を判定し得る
ので、検査中に缶蓋の上面を収納缶の底面に対して傾斜
させたり、缶蓋に傷を付けることを確実に回避すること
ができ、かくして、歩留りを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電池製造装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図2】非水電解液角型二次電池の製造過程(1)を示
す略線図である。
【図3】非水電解液角型二次電池の製造過程(2)を示
す略線図である。
【図4】ヘッドセンサにおける測定の様子を示す略線図
である。
【図5】嵌合状態検査処理部の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】収納缶に対する缶蓋の嵌合状態(1)を示す略
線図である。
【図7】収納缶に対する缶蓋の嵌合状態(2)を示す略
線図である。
【図8】電池検査手順を示すフローチャートである。
【図9】他の実施の形態によるヘッドセンサにおける測
定の様子を示す略線図である。
【図10】非水電解液角型二次電池の構造を示す略線図
である。
【符号の説明】
20……電池製造装置、22……嵌合処理部、23……
嵌合状態検査処理部、24……溶接処理部、30……シ
ーケンサ、31A、31B……センサヘッド、33……
嵌合状態判定部、34……表示部、51……収納缶、5
2……缶蓋、55……検査電池。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA42 AA62 BB32 CC01 DD30 GG04 GG07 GG58 GG72 GG78 HH09 JJ06 PP01 PP06 QQ03 5H011 AA09 CC06 DD13 5H029 AJ14 AM01 BJ02 BJ14 CJ05 DJ02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池用電極体を収納した収納缶の開口部に
    缶蓋を嵌合して形成される検査用電池を検査する電池検
    査装置であって、 上記検査用電池に対して相対的に上記缶蓋の外装面を横
    切るように移動しながら、上記外装面までの距離を非接
    触で計測する非接触計測手段と、 上記計測の結果に基づいて上記収納缶に対する上記缶蓋
    の嵌合状態の良否を判定する嵌合状態判定手段とを具え
    ることを特徴とする電池検査装置。
  2. 【請求項2】上記非接触計測手段は、上記缶蓋の上記外
    装面のうち少なくとも互いに異なった軌跡を描いて横切
    るように移動しながら、上記外装面までの距離を非接触
    で計測することを特徴とする請求項1に記載の電池検査
    装置。
  3. 【請求項3】上記非接触計測手段は、上記缶蓋の上記外
    装面を非直線的に横切るように移動しながら、上記外装
    面までの距離を非接触で計測することを特徴とする請求
    項1に記載の電池検査装置。
  4. 【請求項4】上記検査電池は、角型形状でなり、 上記非接触計測手段は、上記缶蓋の上記外装面のうち少
    なくとも1対の端辺近傍を横切るように移動しながら、
    上記外装面までの距離を非接触で計測することを特徴と
    する請求項2に記載の電池検査装置。
  5. 【請求項5】電池用電極体を収納した収納缶の開口部に
    缶蓋を嵌合して形成される検査用電池を検査する電池検
    査方法であって、 上記検査用電池に対して相対的に上記缶蓋の外装面を横
    切るように移動しながら、上記外装面までの距離を非接
    触で計測する非接触計測ステップと、 上記計測の結果に基づいて上記収納缶に対する上記缶蓋
    の嵌合状態の良否を判定する嵌合状態判定ステップとを
    具えることを特徴とする電池検査方法。
  6. 【請求項6】電池用電極体を収納した収納缶の開口部に
    缶蓋を嵌合して検査用電池を形成する嵌合手段と、 上記検査用電池に対して相対的に上記缶蓋の外装面を横
    切るように移動しながら、上記外装面までの距離を非接
    触で計測する非接触計測手段と、 上記計測の結果に基づいて上記収納缶に対する上記缶蓋
    の嵌合状態の良否を判定する嵌合状態判定手段と、 上記嵌合状態の良否に基づいて上記収納缶と上記缶蓋と
    を溶接する溶接手段とを具えることを特徴とする電池製
    造装置。
  7. 【請求項7】電池用電極体を収納した収納缶の開口部に
    缶蓋を嵌合して検査用電池を形成する嵌合ステップと、 上記検査用電池に対して相対的に上記缶蓋の外装面を横
    切るように移動しながら、上記外装面までの距離を非接
    触で計測する非接触計測ステップと、 上記計測の結果に基づいて上記収納缶に対する上記缶蓋
    の嵌合状態の良否を判定する嵌合状態判定ステップと、 上記嵌合状態の良否に基づいて上記収納缶と上記缶蓋と
    を溶接する溶接ステップとを具えることを特徴とする電
    池製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013061291A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 角型電池の外形測定装置
JP2018078111A (ja) * 2013-09-02 2018-05-17 エルジー・ケム・リミテッド 二次電池移送装置及び二次電池の装着不良検出方法

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