JP2003059189A - バッファ管理方法 - Google Patents
バッファ管理方法Info
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】リングバッファ容量が少なくとも、再生方向反
転時に直ちにデータストリームの逆方向再生を素早く開
始できるバッファ管理方法を提供すること。 【解決手段】リングバッファ201のデータ領域を再生
待ち領域203、再生完了領域204および解放済未使
用領域202に分割し、画像圧縮符号化データを書込む
ため解放済未使用領域202の先頭位置を示すライトポ
インタ205と、再生待ち領域の先頭位置を示すリード
ポインタ206と、再生完了領域の終端位置を示すエン
ドポインタ207とにより指定され、画像圧縮符号化デ
ータをライトポインタが指定する解放済未使用領域に書
込み、リードポインタが指定する再生待ち領域から画像
圧縮符号化データを読出し、エンドポインタを更新して
再生完了領域のデータ保持量を逆方向再生に必要な量だ
けに変更する。
転時に直ちにデータストリームの逆方向再生を素早く開
始できるバッファ管理方法を提供すること。 【解決手段】リングバッファ201のデータ領域を再生
待ち領域203、再生完了領域204および解放済未使
用領域202に分割し、画像圧縮符号化データを書込む
ため解放済未使用領域202の先頭位置を示すライトポ
インタ205と、再生待ち領域の先頭位置を示すリード
ポインタ206と、再生完了領域の終端位置を示すエン
ドポインタ207とにより指定され、画像圧縮符号化デ
ータをライトポインタが指定する解放済未使用領域に書
込み、リードポインタが指定する再生待ち領域から画像
圧縮符号化データを読出し、エンドポインタを更新して
再生完了領域のデータ保持量を逆方向再生に必要な量だ
けに変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特殊再生におい
て、再生速度の変更時および再生方向の反転時に、適切
なフレームから再生を開始し、再生開始までの時間を高
速化するバッファ管理方法に関する。
て、再生速度の変更時および再生方向の反転時に、適切
なフレームから再生を開始し、再生開始までの時間を高
速化するバッファ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号および音声信号を、高能
率符号化技術を用いて符号化し記録したディジタル・ビ
デオ・ディスク(以下、DVD)では、圧縮符号化方式
として主にMPEG(Motion Picture coding Experts
Group )方式が使用されている。その中でも特に使用さ
れているのはフレーム間圧縮符号化方式である。フレー
ム間圧縮符号化方式においては、図3に示すように、フ
レーム内圧縮符号化データ(以下、Iピクチャ)と前方
予測フレーム間圧縮符号化データ(以下、Pピクチャ)
と双方向予測フレーム間圧縮符号化データ(以下、Bピ
クチャ)からなるフレーム間圧縮動画像データが使用さ
れ、図3のデータストリーム301に示すような順序に
格納されており、1ないしそれ以上の数のピクチャは、
相関関係により1つのグループ(以下、GOP:Group
Of Picture)であるGOP304を構成する。また各ピ
クチャは、データストリーム301に示す順に復号処理
が行われ、各々のピクチャは参照関係303に示すよう
に相互のフレームの参照関係により復号され、表示順3
02に示す順番で連続した動画像を再生することができ
る。また、図4に示すように、1ないしそれ以上の数の
GOPにより、1つのグループ(以下、VOBユニッ
ト:Video Object Block Unit : 略してVOBUとい
う) が構成され、VOBU401は1つまたはそれ以上
の数のGOP402により構成される。実際のデータス
トリームは1ないし複数のVOBU401から構成され
る。
率符号化技術を用いて符号化し記録したディジタル・ビ
デオ・ディスク(以下、DVD)では、圧縮符号化方式
として主にMPEG(Motion Picture coding Experts
Group )方式が使用されている。その中でも特に使用さ
れているのはフレーム間圧縮符号化方式である。フレー
ム間圧縮符号化方式においては、図3に示すように、フ
レーム内圧縮符号化データ(以下、Iピクチャ)と前方
予測フレーム間圧縮符号化データ(以下、Pピクチャ)
と双方向予測フレーム間圧縮符号化データ(以下、Bピ
クチャ)からなるフレーム間圧縮動画像データが使用さ
れ、図3のデータストリーム301に示すような順序に
格納されており、1ないしそれ以上の数のピクチャは、
相関関係により1つのグループ(以下、GOP:Group
Of Picture)であるGOP304を構成する。また各ピ
クチャは、データストリーム301に示す順に復号処理
が行われ、各々のピクチャは参照関係303に示すよう
に相互のフレームの参照関係により復号され、表示順3
02に示す順番で連続した動画像を再生することができ
る。また、図4に示すように、1ないしそれ以上の数の
GOPにより、1つのグループ(以下、VOBユニッ
ト:Video Object Block Unit : 略してVOBUとい
う) が構成され、VOBU401は1つまたはそれ以上
の数のGOP402により構成される。実際のデータス
トリームは1ないし複数のVOBU401から構成され
る。
【0003】DVD等の記憶装置から読出されたデータ
ストリームは、半導体メモリ等で構成される一時記憶手
段(リングバッファ)に一時的に記憶される。リングバ
ッファはポインタでメモリ上のバッファの終端を指示
し、次にアクセスすべきメモリがない場合は、バッファ
領域先頭のアドレスに更新するように書込みまたは読出
しアドレスを制御し、仮想的にリング状のデータバッフ
ァを実現する。
ストリームは、半導体メモリ等で構成される一時記憶手
段(リングバッファ)に一時的に記憶される。リングバ
ッファはポインタでメモリ上のバッファの終端を指示
し、次にアクセスすべきメモリがない場合は、バッファ
領域先頭のアドレスに更新するように書込みまたは読出
しアドレスを制御し、仮想的にリング状のデータバッフ
ァを実現する。
【0004】次に、図5を参照して、リングバッファに
おけるデータの書込みおよび読出し動作を説明する。リ
ングバッファ501は再生装置に実装された半導体メモ
リ等で構成された一時記憶手段である。またリングバッ
ファ501に対するデータ書込みの開始アドレスをライ
トポインタ504といい、データ読出しの開始アドレス
をリードポインタ505という。初期化直後のライトポ
インタ504とリードポインタ505は一致している。
おけるデータの書込みおよび読出し動作を説明する。リ
ングバッファ501は再生装置に実装された半導体メモ
リ等で構成された一時記憶手段である。またリングバッ
ファ501に対するデータ書込みの開始アドレスをライ
トポインタ504といい、データ読出しの開始アドレス
をリードポインタ505という。初期化直後のライトポ
インタ504とリードポインタ505は一致している。
【0005】記憶装置からデータを読込みリングバッフ
ァ501に書込みを行った後、ライトポインタ504を
次のデータ書込みアドレスに更新する。またリングバッ
ファ501からデータを読出してデコーダへの転送を行
った後、リードポインタ505を次のデータ読出しアド
レスに更新する。各々のポインタがお互いのアドレスを
追い越さないようにバッファへの書込みおよび読出し制
御を行いながら転送を行う。
ァ501に書込みを行った後、ライトポインタ504を
次のデータ書込みアドレスに更新する。またリングバッ
ファ501からデータを読出してデコーダへの転送を行
った後、リードポインタ505を次のデータ読出しアド
レスに更新する。各々のポインタがお互いのアドレスを
追い越さないようにバッファへの書込みおよび読出し制
御を行いながら転送を行う。
【0006】記憶装置からの書込み制御およびデコーダ
への転送制御は、デコーダへ転送するデータが十分にリ
ングバッファに蓄積され再生待ち領域503が多くなる
ように制御を行い、記憶装置のヘッドシークなどによる
データストリームの一時的な供給停止などが発生して
も、リングバッファ501に蓄積されている再生待ち領
域503のデータをデコーダに転送することにより、デ
コーダのアンダーフローを未然に防止する。
への転送制御は、デコーダへ転送するデータが十分にリ
ングバッファに蓄積され再生待ち領域503が多くなる
ように制御を行い、記憶装置のヘッドシークなどによる
データストリームの一時的な供給停止などが発生して
も、リングバッファ501に蓄積されている再生待ち領
域503のデータをデコーダに転送することにより、デ
コーダのアンダーフローを未然に防止する。
【0007】デコーダへの転送が完了した領域は直ちに
解放済未使用領域502として解放し、続いて記憶装置
から読込んだ新しいデータをその領域に書込む。DVD
に記録されているセクタを単位とするデータをリングバ
ッファから読み出して映像信号を再生している時に、再
生方向を反転するような特殊再生を実施しようとして
も、再生が完了したデータ領域は既に解放しているた
め、逆再生に切り換わった瞬間はリングバッファ501
上には、再生すべき逆方向のデータが存在せず、記憶装
置のヘッドシーク動作を行った後に、記憶装置からリン
グバッファ501に対し次に再生すべきデータの転送を
行わなければならず、そのため時間がかかり逆再生の切
替え動作が素早く行えないという問題があった。すなわ
ち、逆方向再生時に所望の映像信号をデコードするに
は、直前にデコーダに転送したGOPに続いて、時間的
に前のGOPのデータを記憶装置から読出してデコーダ
に転送する必要があるが、記憶装置は一般的に機械的な
装置であるため、データの読出しには時間がかかるとい
うのが主な要因である。
解放済未使用領域502として解放し、続いて記憶装置
から読込んだ新しいデータをその領域に書込む。DVD
に記録されているセクタを単位とするデータをリングバ
ッファから読み出して映像信号を再生している時に、再
生方向を反転するような特殊再生を実施しようとして
も、再生が完了したデータ領域は既に解放しているた
め、逆再生に切り換わった瞬間はリングバッファ501
上には、再生すべき逆方向のデータが存在せず、記憶装
置のヘッドシーク動作を行った後に、記憶装置からリン
グバッファ501に対し次に再生すべきデータの転送を
行わなければならず、そのため時間がかかり逆再生の切
替え動作が素早く行えないという問題があった。すなわ
ち、逆方向再生時に所望の映像信号をデコードするに
は、直前にデコーダに転送したGOPに続いて、時間的
に前のGOPのデータを記憶装置から読出してデコーダ
に転送する必要があるが、記憶装置は一般的に機械的な
装置であるため、データの読出しには時間がかかるとい
うのが主な要因である。
【0008】上記の点を考慮した特開平8−79688
号公報に記載の「データ再生方法およびデータ再生装
置」の発明によれば、記憶手段における未読み出しデー
タ領域と、既読み出しデータ領域とが全記憶容量の約半
分ずつとなるよう前記記憶手段を制御して、逆再生時等
に必要なデータを記憶手段に保存しておくことにより、
特殊再生を素早く行うことを可能にし、また特殊再生か
ら通常再生への切り替えも、同様にして、素早く行なえ
るようにしている。
号公報に記載の「データ再生方法およびデータ再生装
置」の発明によれば、記憶手段における未読み出しデー
タ領域と、既読み出しデータ領域とが全記憶容量の約半
分ずつとなるよう前記記憶手段を制御して、逆再生時等
に必要なデータを記憶手段に保存しておくことにより、
特殊再生を素早く行うことを可能にし、また特殊再生か
ら通常再生への切り替えも、同様にして、素早く行なえ
るようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バッファ管理方法では、再生方向の反転時には素早く所
望のデータストリームをデコーダへ転送開始することは
できるが、再生方向を反転したときに使用するための逆
方向再生用データ蓄積エリアを、順方向再生用データ蓄
積エリアと同等の容量だけ備えるようにしたことによ
り、一方向の再生のみしか考慮しないシステムと比較し
て、リングバッファの容量が2倍必要となり、実現コス
トも高くなるという問題があった。
バッファ管理方法では、再生方向の反転時には素早く所
望のデータストリームをデコーダへ転送開始することは
できるが、再生方向を反転したときに使用するための逆
方向再生用データ蓄積エリアを、順方向再生用データ蓄
積エリアと同等の容量だけ備えるようにしたことによ
り、一方向の再生のみしか考慮しないシステムと比較し
て、リングバッファの容量が2倍必要となり、実現コス
トも高くなるという問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、リングバッファ容量が少なくとも、
再生方向反転時に直ちにデータストリームの逆方向再生
を素早く開始でき、実現コストが低いバッファ管理方法
を提供するものである。
になされたもので、リングバッファ容量が少なくとも、
再生方向反転時に直ちにデータストリームの逆方向再生
を素早く開始でき、実現コストが低いバッファ管理方法
を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明におけるバッファ
管理方法は、データ領域の先端位置と終端位置とが仮想
的に連続するリングバッファとしての一時記憶手段のデ
ータ領域を再生待ち領域、再生完了領域および解放済未
使用領域に分割し、分割された各領域は記憶手段から読
み出された画像圧縮符号化データを前記一時記憶手段に
書込むため前記解放済未使用領域の先頭位置を示すライ
トポインタと、前記一時記憶手段の再生待ち領域の先頭
位置を示すリードポインタと、前記一時記憶手段の再生
完了領域の終端位置を示すエンドポインタとにより指定
され、記憶手段から読み出された画像圧縮符号化データ
を前記ライトポインタにより指定された前記一時記憶手
段の解放済未使用領域に書込んで再生待ち領域に加え、
この書込み量に応じて前記ライトポインタを更新し、前
記リードポインタにより指定された前記一時記憶手段の
再生待ち領域から画像圧縮符号化データを読出し読出し
た領域を再生完了領域に加え、この読出し量に応じて前
記リードポインタを更新し、前記エンドポインタを更新
して前記再生完了領域のデータ保持量を変更する各工程
を有するという構成を有している。この構成により、一
時記憶手段に再生完了したデータを一定時間保持する再
生完了領域を備えることにより、再生方向反転時には直
ちにデータストリームの再生を素早く開始して、再生開
始するまでの時間を短縮することができる。
管理方法は、データ領域の先端位置と終端位置とが仮想
的に連続するリングバッファとしての一時記憶手段のデ
ータ領域を再生待ち領域、再生完了領域および解放済未
使用領域に分割し、分割された各領域は記憶手段から読
み出された画像圧縮符号化データを前記一時記憶手段に
書込むため前記解放済未使用領域の先頭位置を示すライ
トポインタと、前記一時記憶手段の再生待ち領域の先頭
位置を示すリードポインタと、前記一時記憶手段の再生
完了領域の終端位置を示すエンドポインタとにより指定
され、記憶手段から読み出された画像圧縮符号化データ
を前記ライトポインタにより指定された前記一時記憶手
段の解放済未使用領域に書込んで再生待ち領域に加え、
この書込み量に応じて前記ライトポインタを更新し、前
記リードポインタにより指定された前記一時記憶手段の
再生待ち領域から画像圧縮符号化データを読出し読出し
た領域を再生完了領域に加え、この読出し量に応じて前
記リードポインタを更新し、前記エンドポインタを更新
して前記再生完了領域のデータ保持量を変更する各工程
を有するという構成を有している。この構成により、一
時記憶手段に再生完了したデータを一定時間保持する再
生完了領域を備えることにより、再生方向反転時には直
ちにデータストリームの再生を素早く開始して、再生開
始するまでの時間を短縮することができる。
【0012】本発明におけるバッファ管理方法は、前記
エンドポインタにより指定された再生完了領域は一定時
間再生可能なデータ量だけ保持するという構成を有して
いる。この構成により、再生方向反転時にも一定時間再
生可能な分のデータを保持する再生完了領域を一時記憶
手段に設けることにより、圧縮符号化したデータの再生
方向反転時における再生開始までの時間を短縮すること
ができる。
エンドポインタにより指定された再生完了領域は一定時
間再生可能なデータ量だけ保持するという構成を有して
いる。この構成により、再生方向反転時にも一定時間再
生可能な分のデータを保持する再生完了領域を一時記憶
手段に設けることにより、圧縮符号化したデータの再生
方向反転時における再生開始までの時間を短縮すること
ができる。
【0013】本発明におけるバッファ管理方法は、画像
のデータストリームの複数フレームの画像信号からなる
フレーム内圧縮処理により符号化されたIピクチャと、
時間的に前方の画像フレームとの相関を用いた順方向予
測圧縮符号化により生成されたPピクチャと、時間的に
前方または後方または前後双方の画像フレームとの相関
を用いた双方向予測圧縮符号化により生成されたBピク
チャとにより構成された画像圧縮符号化データストリー
ムを1グループとし、前記画像圧縮符号化データストリ
ームの1または複数のグループを1転送単位として前記
一時記憶手段に対する読出し、または書込み動作を制御
するという構成を有している。この構成により、データ
ストリームの高圧縮化が実現でき、所望の画像フレーム
を含むストリームデータの検索、一時記憶手段へデータ
の書込み、および読出し時におけるデータ管理を容易に
することができる。
のデータストリームの複数フレームの画像信号からなる
フレーム内圧縮処理により符号化されたIピクチャと、
時間的に前方の画像フレームとの相関を用いた順方向予
測圧縮符号化により生成されたPピクチャと、時間的に
前方または後方または前後双方の画像フレームとの相関
を用いた双方向予測圧縮符号化により生成されたBピク
チャとにより構成された画像圧縮符号化データストリー
ムを1グループとし、前記画像圧縮符号化データストリ
ームの1または複数のグループを1転送単位として前記
一時記憶手段に対する読出し、または書込み動作を制御
するという構成を有している。この構成により、データ
ストリームの高圧縮化が実現でき、所望の画像フレーム
を含むストリームデータの検索、一時記憶手段へデータ
の書込み、および読出し時におけるデータ管理を容易に
することができる。
【0014】本発明におけるバッファ管理方法は、再生
完了領域に蓄積されたデータが一定時間再生可能な量を
越えた場合に、前記エンドポインタを前記データストリ
ームの1転送単位と等しいデータ量分だけデータ再生方
向と同じ方向へ移動させることにより再生完了領域のデ
ータを解放し、解放した領域を解放済未使用領域に加え
る工程を有するという構成を有している。この構成によ
り、再生方向を逆転した場合に、一時記憶手段がアンダ
ーフローせずに再生を続行するのに必要なデータ蓄積量
を確保すると共に過剰な蓄積データを解放し、解放した
領域を解放済未使用領域に統合して、再生待ち領域とし
て再利用可能な状態に管理することができる。
完了領域に蓄積されたデータが一定時間再生可能な量を
越えた場合に、前記エンドポインタを前記データストリ
ームの1転送単位と等しいデータ量分だけデータ再生方
向と同じ方向へ移動させることにより再生完了領域のデ
ータを解放し、解放した領域を解放済未使用領域に加え
る工程を有するという構成を有している。この構成によ
り、再生方向を逆転した場合に、一時記憶手段がアンダ
ーフローせずに再生を続行するのに必要なデータ蓄積量
を確保すると共に過剰な蓄積データを解放し、解放した
領域を解放済未使用領域に統合して、再生待ち領域とし
て再利用可能な状態に管理することができる。
【0015】本発明におけるバッファ管理方法は、前記
一時記憶手段の解放済未使用領域へ書込むデータストリ
ームの最終位置と前記エンドポインタの位置とを比較
し、前記データストリームの最終位置が前記エンドポイ
ンタを越えない場合にのみ、前記ライトポインタにより
指定された前記一時記憶手段の解放済未使用領域に対し
前記記憶手段から読み出された画像圧縮符号化データを
格納する各工程を有するという構成を有している。この
構成により、一時記憶手段に空き領域がない場合に、次
に一時記憶手段へ書込むデータストリームのサイズ分以
上の空き領域が確保できるまで一時記憶手段にに対する
データストリームの書込動作の実行を見合わせ、バッフ
ァオーバーフローの発生によるデータストリームの欠損
を未然に防止するすることができる。
一時記憶手段の解放済未使用領域へ書込むデータストリ
ームの最終位置と前記エンドポインタの位置とを比較
し、前記データストリームの最終位置が前記エンドポイ
ンタを越えない場合にのみ、前記ライトポインタにより
指定された前記一時記憶手段の解放済未使用領域に対し
前記記憶手段から読み出された画像圧縮符号化データを
格納する各工程を有するという構成を有している。この
構成により、一時記憶手段に空き領域がない場合に、次
に一時記憶手段へ書込むデータストリームのサイズ分以
上の空き領域が確保できるまで一時記憶手段にに対する
データストリームの書込動作の実行を見合わせ、バッフ
ァオーバーフローの発生によるデータストリームの欠損
を未然に防止するすることができる。
【0016】本発明におけるバッファ管理方法は、前記
一時記憶手段の再生待ち領域から読み出す画像圧縮符号
化データの最終位置と前記ライトポインタの位置とを比
較し、読み出すデータの最終位置が前記ライトポインタ
を越えない場合にのみ、前記一時記憶手段から画像圧縮
符号化データを読出して復号化手段へ転送する各工程を
有するという構成を有している。この構成により、一時
記憶手段に十分なデータ蓄積量がない場合に、一時記憶
手段からデータストリーム読出し動作の実行を見合わ
せ、アンダーフローの発生に起因するエラーデータ転送
を未然に防止するすることができる。
一時記憶手段の再生待ち領域から読み出す画像圧縮符号
化データの最終位置と前記ライトポインタの位置とを比
較し、読み出すデータの最終位置が前記ライトポインタ
を越えない場合にのみ、前記一時記憶手段から画像圧縮
符号化データを読出して復号化手段へ転送する各工程を
有するという構成を有している。この構成により、一時
記憶手段に十分なデータ蓄積量がない場合に、一時記憶
手段からデータストリーム読出し動作の実行を見合わ
せ、アンダーフローの発生に起因するエラーデータ転送
を未然に防止するすることができる。
【0017】本発明におけるバッファ管理方法は、再生
方向が逆方向の特殊再生動作において、前記記憶手段か
らの読出し位置制御手段に対し再生方向に1転送単位以
上先の画像圧縮符号化データの転送を指定し、前記ライ
トポインタの現在のアドレス位置を次に書込む1以上連
続する転送単位のサイズ分だけ再生方向に離れたアドレ
ス位置に更新し、このアドレス位置に対して前記記憶手
段から次に書込む画像圧縮符号化データの前記連続する
転送単位のサイズ分だけデータ書込み動作を行う各工程
を有するという構成を有している。この構成により、逆
方向再生時にも順方向再生時と同様のデータ構造にて一
時記憶手段へのデータの書込み制御を行い、順方向再生
への再生方向反転時の一時記憶手段へのデータ書込みお
よび読出し時の一時記憶手段のデータ管理を容易にする
することができる。
方向が逆方向の特殊再生動作において、前記記憶手段か
らの読出し位置制御手段に対し再生方向に1転送単位以
上先の画像圧縮符号化データの転送を指定し、前記ライ
トポインタの現在のアドレス位置を次に書込む1以上連
続する転送単位のサイズ分だけ再生方向に離れたアドレ
ス位置に更新し、このアドレス位置に対して前記記憶手
段から次に書込む画像圧縮符号化データの前記連続する
転送単位のサイズ分だけデータ書込み動作を行う各工程
を有するという構成を有している。この構成により、逆
方向再生時にも順方向再生時と同様のデータ構造にて一
時記憶手段へのデータの書込み制御を行い、順方向再生
への再生方向反転時の一時記憶手段へのデータ書込みお
よび読出し時の一時記憶手段のデータ管理を容易にする
することができる。
【0018】本発明におけるバッファ管理方法は、再生
方向が逆方向の特殊再生動作において、前記一時記憶手
段の画像圧縮符号化データの読出し位置を指示すリード
ポインタの現在のアドレス位置を次に読出す連続する転
送単位のサイズ分だけ再生方向に離れたアドレス位置に
更新し、更新したアドレス位置から前記連続する転送単
位のサイズ分だけ前記一時記憶手段からデータ読出しを
行う各工程を有するという構成を有している。この構成
により、逆方向再生中および順方向再生中に一時記憶手
段へ蓄積したデータストリームがそのまま使用可能であ
り、一時記憶手段のデータ管理を容易にすることができ
る。
方向が逆方向の特殊再生動作において、前記一時記憶手
段の画像圧縮符号化データの読出し位置を指示すリード
ポインタの現在のアドレス位置を次に読出す連続する転
送単位のサイズ分だけ再生方向に離れたアドレス位置に
更新し、更新したアドレス位置から前記連続する転送単
位のサイズ分だけ前記一時記憶手段からデータ読出しを
行う各工程を有するという構成を有している。この構成
により、逆方向再生中および順方向再生中に一時記憶手
段へ蓄積したデータストリームがそのまま使用可能であ
り、一時記憶手段のデータ管理を容易にすることができ
る。
【0019】本発明におけるバッファ管理方法は、再生
方向が順方向の高速特殊再生動作において、フレーム内
圧縮処理により符号化したIピクチャの画像データによ
りデータ再生する場合に、記憶手段の読出し位置制御手
段に対し再生方向に1転送単位以上分先の画像圧縮符号
化データの転送を指定し、前記記憶手段から連続する一
連の画像圧縮符号化データの前記Iピクチャの画像デー
タを含む前記記憶手段の記録単位数分のみをデータ読出
し手段により読出し、前記記憶手段から読出した前記I
ピクチャの画像データを含む前記記憶手段の記録単位数
分のみ前記一時記憶手段のライトポインタのアドレス位
置から書き込む各工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、順方向の高速再生に必要なIピク
チャの画像データ区間のみを転送するため、一時記憶手
段へのデータ書込み動作の高速化が図られ、データ転送
トラフィックを減少させることができる。
方向が順方向の高速特殊再生動作において、フレーム内
圧縮処理により符号化したIピクチャの画像データによ
りデータ再生する場合に、記憶手段の読出し位置制御手
段に対し再生方向に1転送単位以上分先の画像圧縮符号
化データの転送を指定し、前記記憶手段から連続する一
連の画像圧縮符号化データの前記Iピクチャの画像デー
タを含む前記記憶手段の記録単位数分のみをデータ読出
し手段により読出し、前記記憶手段から読出した前記I
ピクチャの画像データを含む前記記憶手段の記録単位数
分のみ前記一時記憶手段のライトポインタのアドレス位
置から書き込む各工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、順方向の高速再生に必要なIピク
チャの画像データ区間のみを転送するため、一時記憶手
段へのデータ書込み動作の高速化が図られ、データ転送
トラフィックを減少させることができる。
【0020】本発明におけるバッファ管理方法は、再生
方向が逆方向の高速特殊再生動作において、フレーム内
圧縮処理により符号化したIピクチャの画像データによ
りデータ再生する場合に、記憶手段の読出し位置制御手
段に対し再生方向に1転送単位以上分先の画像圧縮符号
化データの転送を指定し、Iピクチャの画像データを含
む記憶単位のサイズに対応する前記記憶手段の記録単位
数分だけライトポインタを更新し、前記記憶手段から連
続する一連の画像圧縮符号化データの前記Iピクチャの
画像データを含む前記記憶手段の記録単位数分のみをデ
ータ読出し手段により読出し、前記記憶手段から読出し
た前記Iピクチャの画像データを含む前記記憶手段の記
録単位数分のみ前記一時記憶手段のライトポインタのア
ドレス位置から書き込む各工程を有するという構成を有
している。この構成により、逆方向の高速再生に必要な
Iピクチャの画像データ区間のみを転送するため、一時
記憶手段へのデータ書込み動作の高速化が図られ、デー
タ転送トラフィックを減少させることができるととも
に、再生方向を順方向に切り換えた場合にも、逆方向再
生中に一時記憶手段に蓄積したデータストリームをその
まま利用することができる。
方向が逆方向の高速特殊再生動作において、フレーム内
圧縮処理により符号化したIピクチャの画像データによ
りデータ再生する場合に、記憶手段の読出し位置制御手
段に対し再生方向に1転送単位以上分先の画像圧縮符号
化データの転送を指定し、Iピクチャの画像データを含
む記憶単位のサイズに対応する前記記憶手段の記録単位
数分だけライトポインタを更新し、前記記憶手段から連
続する一連の画像圧縮符号化データの前記Iピクチャの
画像データを含む前記記憶手段の記録単位数分のみをデ
ータ読出し手段により読出し、前記記憶手段から読出し
た前記Iピクチャの画像データを含む前記記憶手段の記
録単位数分のみ前記一時記憶手段のライトポインタのア
ドレス位置から書き込む各工程を有するという構成を有
している。この構成により、逆方向の高速再生に必要な
Iピクチャの画像データ区間のみを転送するため、一時
記憶手段へのデータ書込み動作の高速化が図られ、デー
タ転送トラフィックを減少させることができるととも
に、再生方向を順方向に切り換えた場合にも、逆方向再
生中に一時記憶手段に蓄積したデータストリームをその
まま利用することができる。
【0021】本発明における復号化制御方法は、再生方
向が順方向または逆方向の高速な特殊再生動作におい
て、再生中に再生方向を反転させた場合に、復号化手段
のデータストリーム入力バッファに蓄積されていたデー
タストリームを破棄し、次に前記復号化手段に転送した
データストリームに含まれるフレームから復号化を行い
出力を開始する各工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、再生方向反転時に既に復号化手段
内に蓄積されているデータストリームの復号化を阻止す
ることができ、再生方向反転直後から所望の転送単位の
フレームを復号化し、および出力することができる。
向が順方向または逆方向の高速な特殊再生動作におい
て、再生中に再生方向を反転させた場合に、復号化手段
のデータストリーム入力バッファに蓄積されていたデー
タストリームを破棄し、次に前記復号化手段に転送した
データストリームに含まれるフレームから復号化を行い
出力を開始する各工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、再生方向反転時に既に復号化手段
内に蓄積されているデータストリームの復号化を阻止す
ることができ、再生方向反転直後から所望の転送単位の
フレームを復号化し、および出力することができる。
【0022】本発明における復号化制御方法は、再生方
向が順方向または逆方向の高速な特殊再生動作におい
て、高速再生中の再生速度変更および再生停止中からの
再生開始時に、停止直前に再生していた再生速度から再
生速度を変更させた場合に、復号化手段のデータストリ
ーム入力バッファおよび一時記憶手段に蓄積されていた
データストリームを破棄し、次に前記一時記憶手段およ
び前記復号化手段に転送したデータストリームに含まれ
ている転送単位から復号化を行い出力を開始する各工程
を有するという構成を有している。この構成により、再
生方向反転時に既に復号化手段内に蓄積されているデー
タストリームの復号化を阻止するとともに、一時記憶手
段内に蓄積されたデータストリームを破棄することによ
り、再生速度変更直後から所望の転送単位のフレームの
復号化および再生速度により出力することができる。
向が順方向または逆方向の高速な特殊再生動作におい
て、高速再生中の再生速度変更および再生停止中からの
再生開始時に、停止直前に再生していた再生速度から再
生速度を変更させた場合に、復号化手段のデータストリ
ーム入力バッファおよび一時記憶手段に蓄積されていた
データストリームを破棄し、次に前記一時記憶手段およ
び前記復号化手段に転送したデータストリームに含まれ
ている転送単位から復号化を行い出力を開始する各工程
を有するという構成を有している。この構成により、再
生方向反転時に既に復号化手段内に蓄積されているデー
タストリームの復号化を阻止するとともに、一時記憶手
段内に蓄積されたデータストリームを破棄することによ
り、再生速度変更直後から所望の転送単位のフレームの
復号化および再生速度により出力することができる。
【0023】本発明における復号化制御方法は、再生方
向が順方向または逆方向の高速な特殊再生動作におい
て、高速再生中の再生速度変更および再生停止中からの
再生開始時に、停止直前に再生していた再生速度から再
生速度を変更させた場合に、復号化手段のデータストリ
ーム入力バッファおよび一時記憶手段に蓄積されていた
データストリームを破棄し、前記一時記憶手段からのデ
ータストリーム読出し動作を停止したままで前記一時記
憶手段にデータストリームの書込みを開始し、前記一時
記憶手段のデータストリーム蓄積量が一定量に到達後、
前記一時記憶手段からのデータストリームの読出し動作
およびデータ再生動作を開始する各工程を有するという
構成を有している。この構成により、高速再生中の再生
速度変更、および再生停止中からの再生開始時に停止直
前に再生していた再生速度から再生速度を変更させた場
合に、一時記憶手段へのデータストリームの蓄積量が十
分な量に到達後再生動作を開始することにより、一時記
憶手段のアンダーフローに起因する復号化手段の一時的
な動作停止を阻止し、安定した再生速度の特殊再生機能
を実現することができる。
向が順方向または逆方向の高速な特殊再生動作におい
て、高速再生中の再生速度変更および再生停止中からの
再生開始時に、停止直前に再生していた再生速度から再
生速度を変更させた場合に、復号化手段のデータストリ
ーム入力バッファおよび一時記憶手段に蓄積されていた
データストリームを破棄し、前記一時記憶手段からのデ
ータストリーム読出し動作を停止したままで前記一時記
憶手段にデータストリームの書込みを開始し、前記一時
記憶手段のデータストリーム蓄積量が一定量に到達後、
前記一時記憶手段からのデータストリームの読出し動作
およびデータ再生動作を開始する各工程を有するという
構成を有している。この構成により、高速再生中の再生
速度変更、および再生停止中からの再生開始時に停止直
前に再生していた再生速度から再生速度を変更させた場
合に、一時記憶手段へのデータストリームの蓄積量が十
分な量に到達後再生動作を開始することにより、一時記
憶手段のアンダーフローに起因する復号化手段の一時的
な動作停止を阻止し、安定した再生速度の特殊再生機能
を実現することができる。
【0024】本発明におけるバッファ管理方法は、直前
の再生状態から時間的に再生方向を反転させた場合、ラ
イトポインタとエンドポインタの値を交換することによ
り、前記ライトポインタと前記エンドポインタとが管理
する前記一時記憶手段の前記再生完了領域と前記再生待
ち領域とを交換する工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、再生方向反転時に一時記憶手段に
おける再生完了領域および再生待ち領域に蓄積されたデ
ータストリームの高速な交換が可能であり、記憶手段か
らデータ読出し手段による新たなデータストリームの読
みを待たずに再生待ち領域にデータストリームが蓄積さ
れた状態に遷移して再生することができる。
の再生状態から時間的に再生方向を反転させた場合、ラ
イトポインタとエンドポインタの値を交換することによ
り、前記ライトポインタと前記エンドポインタとが管理
する前記一時記憶手段の前記再生完了領域と前記再生待
ち領域とを交換する工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、再生方向反転時に一時記憶手段に
おける再生完了領域および再生待ち領域に蓄積されたデ
ータストリームの高速な交換が可能であり、記憶手段か
らデータ読出し手段による新たなデータストリームの読
みを待たずに再生待ち領域にデータストリームが蓄積さ
れた状態に遷移して再生することができる。
【0025】本発明におけるバッファ管理方法は、直前
の再生状態から時間的に再生方向を反転させた場合、ラ
イトポインタとエンドポインタの値を交換することによ
り、前記ライトポインタと前記エンドポインタとが管理
する前記一時記憶手段の前記再生完了領域と前記再生待
ち領域とを交換し、現在出力中の再生データに対応する
再生時間情報を基準に、次に出力すべき再生データを含
む画像圧縮符号化データの管理情報を検索し、該当する
転送単位の格納アドレスを特定し、この転送単位のデー
タより再生方向が後方の再生完了領域のデータおよび前
記再生完了領域の前記エンドポインタを、一定時間再生
可能なデータ量を残して更新し、更新したエンドポイン
タより後方の再生完了領域およびエンドポインタを解放
して解放済未使用領域に遷移させる各工程を有するとい
う構成を有している。この構成により、再生方向反転時
にライトポインタとエンドポインタの交換により発生す
る再生完了領域の過剰な蓄積データを解放し、記憶手段
からデータ読出し手段による新たなデータの書込みを行
うための解放済未使用領域を確保することができる。
の再生状態から時間的に再生方向を反転させた場合、ラ
イトポインタとエンドポインタの値を交換することによ
り、前記ライトポインタと前記エンドポインタとが管理
する前記一時記憶手段の前記再生完了領域と前記再生待
ち領域とを交換し、現在出力中の再生データに対応する
再生時間情報を基準に、次に出力すべき再生データを含
む画像圧縮符号化データの管理情報を検索し、該当する
転送単位の格納アドレスを特定し、この転送単位のデー
タより再生方向が後方の再生完了領域のデータおよび前
記再生完了領域の前記エンドポインタを、一定時間再生
可能なデータ量を残して更新し、更新したエンドポイン
タより後方の再生完了領域およびエンドポインタを解放
して解放済未使用領域に遷移させる各工程を有するとい
う構成を有している。この構成により、再生方向反転時
にライトポインタとエンドポインタの交換により発生す
る再生完了領域の過剰な蓄積データを解放し、記憶手段
からデータ読出し手段による新たなデータの書込みを行
うための解放済未使用領域を確保することができる。
【0026】本発明におけるバッファ管理方法は、直前
の再生状態から時間的に再生方向を反転させた場合、ラ
イトポインタとエンドポインタの値を交換することによ
り、前記ライトポインタと前記エンドポインタとが管理
する前記一時記憶手段の前記再生完了領域と前記再生待
ち領域とを交換し、前記再生完了領域と前記再生待ち領
域の交換後、前記ライトポインタに対応する管理情報を
検索し、前記一時記憶手段に書込む転送単位の格納アド
レスを特定し、書込んだ転送単位のデータを再生待ち領
域に追加すると共にその再生待ち領域に対するライトポ
インタを更新する各工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、再生方向反転時に更新されたライ
トポインタに対応する転送単位を検索してデータを一時
記憶手段に追加書込みすることにより、連続する転送単
位が一時記憶手段に連続的に配置および蓄積され、反転
した再生方向で連続再生が可能になる。
の再生状態から時間的に再生方向を反転させた場合、ラ
イトポインタとエンドポインタの値を交換することによ
り、前記ライトポインタと前記エンドポインタとが管理
する前記一時記憶手段の前記再生完了領域と前記再生待
ち領域とを交換し、前記再生完了領域と前記再生待ち領
域の交換後、前記ライトポインタに対応する管理情報を
検索し、前記一時記憶手段に書込む転送単位の格納アド
レスを特定し、書込んだ転送単位のデータを再生待ち領
域に追加すると共にその再生待ち領域に対するライトポ
インタを更新する各工程を有するという構成を有してい
る。この構成により、再生方向反転時に更新されたライ
トポインタに対応する転送単位を検索してデータを一時
記憶手段に追加書込みすることにより、連続する転送単
位が一時記憶手段に連続的に配置および蓄積され、反転
した再生方向で連続再生が可能になる。
【0027】本発明におけるバッファ管理方法は、直前
の再生状態から再生速度を変更させた場合および直前の
再生状態から再生方向を反転させた場合に、現在出力中
の再生データに対応する再生時間情報を基準に、次に出
力すべき再生データの再生時間情報を計算するととも
に、次に出力すべき再生データを含む画像圧縮符号化デ
ータの管理情報を検索し、出力すべき再生データの転送
単位の格納アドレスを決定し、前記リードポインタを出
力すべき転送単位の先頭アドレスに更新し、前記リード
ポインタが指示すアドレスから読出しを開始する各工程
を有するという構成を有している。この構成により、再
生速度を変更した場合も現在表示中のフレームの再生時
間情報から、次に復号化手段へ転送する適切な転送単位
を決定して次の表示フレームを出力し、再生速度変更お
よび再生方向反転直後の出画開始動作をスムーズに行う
ことができる。
の再生状態から再生速度を変更させた場合および直前の
再生状態から再生方向を反転させた場合に、現在出力中
の再生データに対応する再生時間情報を基準に、次に出
力すべき再生データの再生時間情報を計算するととも
に、次に出力すべき再生データを含む画像圧縮符号化デ
ータの管理情報を検索し、出力すべき再生データの転送
単位の格納アドレスを決定し、前記リードポインタを出
力すべき転送単位の先頭アドレスに更新し、前記リード
ポインタが指示すアドレスから読出しを開始する各工程
を有するという構成を有している。この構成により、再
生速度を変更した場合も現在表示中のフレームの再生時
間情報から、次に復号化手段へ転送する適切な転送単位
を決定して次の表示フレームを出力し、再生速度変更お
よび再生方向反転直後の出画開始動作をスムーズに行う
ことができる。
【0028】本発明におけるデータ再生装置は、再生す
る画像圧縮符号化データを格納する記憶手段と、データ
領域を再生待ち領域、再生完了領域および解放済未使用
領域に分割し、前記データ領域の先端位置と終端位置と
が仮想的に連続するリングバッファとしての一時記憶手
段と、前記記憶手段から読み出された画像圧縮符号化デ
ータを前記一時記憶手段に書込むため前記解放済未使用
領域の先頭位置を示すライトポインタと、前記一時記憶
手段の再生待ち領域の先頭位置を示すリードポインタ
と、前記一時記憶手段の再生完了領域の終端位置を示す
エンドポインタとを指定する転送単位参照リストと、前
記一時記憶手段から再生したデータを復号化して出力す
る復号化手段と、前記記憶手段から読み出された画像圧
縮符号化データを前記ライトポインタにより指定された
前記一時記憶手段の解放済未使用領域に書込んで再生待
ち領域に加え、この書込み量に応じて前記ライトポイン
タを更新し、前記リードポインタにより指定された前記
一時記憶手段の再生待ち領域から画像圧縮符号化データ
を読出し読出した領域を再生完了領域に加え、この読出
し量に応じて前記リードポインタを更新し、前記エンド
ポインタを更新して前記再生完了領域のデータ量を一定
時間再生可能な量だけ保持するよう制御する再生方法制
御手段とを備えるという構成を有している。この構成に
より、一時記憶手段に再生完了したデータを一定時間保
持する再生完了領域を備えることにより、再生方向反転
時には直ちにデータストリームの再生を素早く開始し
て、再生開始するまでの時間を短縮することができる。
る画像圧縮符号化データを格納する記憶手段と、データ
領域を再生待ち領域、再生完了領域および解放済未使用
領域に分割し、前記データ領域の先端位置と終端位置と
が仮想的に連続するリングバッファとしての一時記憶手
段と、前記記憶手段から読み出された画像圧縮符号化デ
ータを前記一時記憶手段に書込むため前記解放済未使用
領域の先頭位置を示すライトポインタと、前記一時記憶
手段の再生待ち領域の先頭位置を示すリードポインタ
と、前記一時記憶手段の再生完了領域の終端位置を示す
エンドポインタとを指定する転送単位参照リストと、前
記一時記憶手段から再生したデータを復号化して出力す
る復号化手段と、前記記憶手段から読み出された画像圧
縮符号化データを前記ライトポインタにより指定された
前記一時記憶手段の解放済未使用領域に書込んで再生待
ち領域に加え、この書込み量に応じて前記ライトポイン
タを更新し、前記リードポインタにより指定された前記
一時記憶手段の再生待ち領域から画像圧縮符号化データ
を読出し読出した領域を再生完了領域に加え、この読出
し量に応じて前記リードポインタを更新し、前記エンド
ポインタを更新して前記再生完了領域のデータ量を一定
時間再生可能な量だけ保持するよう制御する再生方法制
御手段とを備えるという構成を有している。この構成に
より、一時記憶手段に再生完了したデータを一定時間保
持する再生完了領域を備えることにより、再生方向反転
時には直ちにデータストリームの再生を素早く開始し
て、再生開始するまでの時間を短縮することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第15の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態におけるバッファ管理方法について説
明する。図1に示す本実施の形態におけるバッファ管理
方法を実現する再生装置は、再生開始・停止・高速再生
開始等の装置の操作を入力する再生方法指定手段101
と、操作指示の入力に従い、各ブロックへ制御を行う再
生方法制御手段102と、記憶手段104に対しヘッド
シーク制御を行い、記憶手段104上のデータストリー
ム読出し開始位置を指示する読出し位置制御手段103
と、再生データを格納し保存する記憶手段104と、記
憶手段104の中にあって再生データストリーム本体を
記録している再生データ領域105と、記憶手段104
の中にあって再生データ領域105を転送単位で管理
し、個々の転送単位のサイズ、転送単位のうちIピクチ
ャのみが含まれる区間のサイズ、および記憶手段104
上の個々の転送単位が格納されている位置情報を格納す
る再生管理情報領域106と、記録手段104からデー
タストリームを読み出すデータ読出し手段107とを有
する。
の第1ないし第15の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態におけるバッファ管理方法について説
明する。図1に示す本実施の形態におけるバッファ管理
方法を実現する再生装置は、再生開始・停止・高速再生
開始等の装置の操作を入力する再生方法指定手段101
と、操作指示の入力に従い、各ブロックへ制御を行う再
生方法制御手段102と、記憶手段104に対しヘッド
シーク制御を行い、記憶手段104上のデータストリー
ム読出し開始位置を指示する読出し位置制御手段103
と、再生データを格納し保存する記憶手段104と、記
憶手段104の中にあって再生データストリーム本体を
記録している再生データ領域105と、記憶手段104
の中にあって再生データ領域105を転送単位で管理
し、個々の転送単位のサイズ、転送単位のうちIピクチ
ャのみが含まれる区間のサイズ、および記憶手段104
上の個々の転送単位が格納されている位置情報を格納す
る再生管理情報領域106と、記録手段104からデー
タストリームを読み出すデータ読出し手段107とを有
する。
【0030】再生装置は、さらに、バッファの先頭と最
後尾を仮想的に連結してリングバッファを構成し、記憶
手段104から読み出したデータストリームを一時的に
蓄積し復号化手段へ転送する一時記憶手段108と、一
時記憶手段108のデータストリームの書込み位置を指
示すライトポインタ109と、一時記憶手段108のデ
ータストリームの読出し位置を指示すリードポインタ1
10と、一時記憶手段108のデータストリームの蓄積
位置終端を指示すエンドポインタ111と、記憶手段1
04上の再生管理情報領域106から読み出した再生管
理情報を格納する再生管理情報記憶手段112と、高能
率符号化におけるフレーム内圧縮処理により符号化し生
成するIピクチャ、時間的に前方の画像フレームとの相
関を用いた順方向予測圧縮符号化により生成するPピク
チャ、時間的に前方または後方または前後双方の画像フ
レームとの相関を用いた双方向予測圧縮符号化により生
成するBピクチャを復号化し格納する画像フレームメモ
リを搭載し、データストリームを復号化して画像データ
を再生する復号化手段113とを有する。
後尾を仮想的に連結してリングバッファを構成し、記憶
手段104から読み出したデータストリームを一時的に
蓄積し復号化手段へ転送する一時記憶手段108と、一
時記憶手段108のデータストリームの書込み位置を指
示すライトポインタ109と、一時記憶手段108のデ
ータストリームの読出し位置を指示すリードポインタ1
10と、一時記憶手段108のデータストリームの蓄積
位置終端を指示すエンドポインタ111と、記憶手段1
04上の再生管理情報領域106から読み出した再生管
理情報を格納する再生管理情報記憶手段112と、高能
率符号化におけるフレーム内圧縮処理により符号化し生
成するIピクチャ、時間的に前方の画像フレームとの相
関を用いた順方向予測圧縮符号化により生成するPピク
チャ、時間的に前方または後方または前後双方の画像フ
レームとの相関を用いた双方向予測圧縮符号化により生
成するBピクチャを復号化し格納する画像フレームメモ
リを搭載し、データストリームを復号化して画像データ
を再生する復号化手段113とを有する。
【0031】再生装置は、さらに、復号化した再生信号
を出力する再生信号出力手段114と、再生データ領域
105上の転送単位毎のデータストリームの再生時間情
報、VOBU番号およびサイズを格納するリストデータ
テーブルである転送単位参照リスト115と、ライトポ
インタ109が指示す一時記憶手段108上の転送単位
と再生データ領域105上の同一転送単位の情報格納位
置を指示し、転送単位参照リスト115の先頭位置のリ
ストを指示すポインタである転送単位参照リスト先頭ポ
インタ116と、リードポインタ110が指示す一時記
憶手段108上の転送単位と再生データ領域105上の
同一転送単位の情報格納位置を指示し、転送単位参照リ
スト115のストリームデータ読出し位置のリストを指
示すポインタである転送単位参照リスト読出しポインタ
117と、エンドポインタ111が指示す一時記憶手段
108上の転送単位と再生データ領域105上の同一転
送単位の情報格納位置を指示し、転送単位参照リスト1
15の終端位置のリストを指示すポインタである転送単
位参照リスト終端ポインタ118とにより構成される。
を出力する再生信号出力手段114と、再生データ領域
105上の転送単位毎のデータストリームの再生時間情
報、VOBU番号およびサイズを格納するリストデータ
テーブルである転送単位参照リスト115と、ライトポ
インタ109が指示す一時記憶手段108上の転送単位
と再生データ領域105上の同一転送単位の情報格納位
置を指示し、転送単位参照リスト115の先頭位置のリ
ストを指示すポインタである転送単位参照リスト先頭ポ
インタ116と、リードポインタ110が指示す一時記
憶手段108上の転送単位と再生データ領域105上の
同一転送単位の情報格納位置を指示し、転送単位参照リ
スト115のストリームデータ読出し位置のリストを指
示すポインタである転送単位参照リスト読出しポインタ
117と、エンドポインタ111が指示す一時記憶手段
108上の転送単位と再生データ領域105上の同一転
送単位の情報格納位置を指示し、転送単位参照リスト1
15の終端位置のリストを指示すポインタである転送単
位参照リスト終端ポインタ118とにより構成される。
【0032】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態におけるバッファ管理方法について説明する。
まず、記憶手段104から一時記憶手段108に対する
データストリームの転送動作を説明する。前記再生装置
は電源投入後、再生制御手段102により復号化手段1
13内の画像フレームメモリを初期化し、合わせて転送
単位参照リスト先頭ポインタ116、転送単位参照リス
ト読出しポインタ117、転送単位参照リスト終端ポイ
ンタ118に、転送単位参照リスト115の先頭のアド
レスを挿入する。次に、一時記憶手段108上のアドレ
スをライトポインタ109、リードポインタ109、エ
ンドポインタ110に挿入することにより一時記憶手段
108に対する各ポインタ(指定手段)を初期化し、こ
れらのポインタにより指定される一時記憶手段108上
のデータストリームの蓄積を初期化する。
施の形態におけるバッファ管理方法について説明する。
まず、記憶手段104から一時記憶手段108に対する
データストリームの転送動作を説明する。前記再生装置
は電源投入後、再生制御手段102により復号化手段1
13内の画像フレームメモリを初期化し、合わせて転送
単位参照リスト先頭ポインタ116、転送単位参照リス
ト読出しポインタ117、転送単位参照リスト終端ポイ
ンタ118に、転送単位参照リスト115の先頭のアド
レスを挿入する。次に、一時記憶手段108上のアドレ
スをライトポインタ109、リードポインタ109、エ
ンドポインタ110に挿入することにより一時記憶手段
108に対する各ポインタ(指定手段)を初期化し、こ
れらのポインタにより指定される一時記憶手段108上
のデータストリームの蓄積を初期化する。
【0033】次に記憶手段104上の再生管理情報領域
106の情報を取得するために、再生方法制御手段10
2により読出し位置制御手段103を制御し、記憶手段
104のデータ読出し位置を再生管理情報領域106に
セットし、再生管理情報領域106上の再生管理情報を
データ読出し手段107により読出し、再生管理情報記
憶手段112に格納して再生開始準備を完了する。
106の情報を取得するために、再生方法制御手段10
2により読出し位置制御手段103を制御し、記憶手段
104のデータ読出し位置を再生管理情報領域106に
セットし、再生管理情報領域106上の再生管理情報を
データ読出し手段107により読出し、再生管理情報記
憶手段112に格納して再生開始準備を完了する。
【0034】次に、再生方法指定手段101の指示によ
り記憶手段104からの再生動作を開始すると、再生方
法制御手段102により再生管理情報記憶手段112に
格納された再生データ領域105上の、個々の転送単位
の先頭アドレス、再生時間情報、およびサイズ情報を読
出し、転送単位参照リスト先頭ポインタ116が指示す
転送単位参照リスト115上の情報格納位置に、それら
の情報に対しVOBU番号を付加して格納する。読出し
た個々の転送単位の先頭アドレスおよびサイズ情報に従
い、転送単位参照リスト先頭ポインタ116は次の転送
単位参照リスト115上の情報格納位置を指示すように
更新する。
り記憶手段104からの再生動作を開始すると、再生方
法制御手段102により再生管理情報記憶手段112に
格納された再生データ領域105上の、個々の転送単位
の先頭アドレス、再生時間情報、およびサイズ情報を読
出し、転送単位参照リスト先頭ポインタ116が指示す
転送単位参照リスト115上の情報格納位置に、それら
の情報に対しVOBU番号を付加して格納する。読出し
た個々の転送単位の先頭アドレスおよびサイズ情報に従
い、転送単位参照リスト先頭ポインタ116は次の転送
単位参照リスト115上の情報格納位置を指示すように
更新する。
【0035】再生方法制御手段102から読出し位置制
御手段103を制御して、再生データ領域105の読出
しアドレスを指定し、そのアドレスを先頭に、転送単位
のサイズ分だけ動画データと付随する表示時間情報を多
重化したデータストリームまたは動画データと、音声デ
ータと付随する表示時間情報とを多重化したデータスト
リームとをデータ読出し手段107により読出し、ライ
トポインタ109が指示す一時記憶手段108上に読み
出したデータストリームを書込む。ライトポインタ10
9は書込みを行った転送単位のサイズ分更新し、次にデ
ータストリームの書込みを行う位置に更新する。
御手段103を制御して、再生データ領域105の読出
しアドレスを指定し、そのアドレスを先頭に、転送単位
のサイズ分だけ動画データと付随する表示時間情報を多
重化したデータストリームまたは動画データと、音声デ
ータと付随する表示時間情報とを多重化したデータスト
リームとをデータ読出し手段107により読出し、ライ
トポインタ109が指示す一時記憶手段108上に読み
出したデータストリームを書込む。ライトポインタ10
9は書込みを行った転送単位のサイズ分更新し、次にデ
ータストリームの書込みを行う位置に更新する。
【0036】次に、一時記憶手段108からのデータス
トリームの再生動作を説明する。リードポインタ110
が指示す一時記憶手段108上のアドレスから、転送単
位参照リスト読出しポインタ117が指示す転送単位参
照リスト115上の情報格納位置に格納されているデー
タストリームの転送単位サイズを取得し、一時記憶手段
108上に格納されているデータストリームを獲得して
転送単位のサイズ分読出し、復号化手段113に転送す
る。転送単位参照リスト読出しポインタ117は次の転
送単位参照リスト115上の情報格納位置を指示すよう
に更新する。そして、リードポインタ110は転送を行
った転送単位分サイズを更新し、次にデータストリーム
の読出しを行う位置に更新する。
トリームの再生動作を説明する。リードポインタ110
が指示す一時記憶手段108上のアドレスから、転送単
位参照リスト読出しポインタ117が指示す転送単位参
照リスト115上の情報格納位置に格納されているデー
タストリームの転送単位サイズを取得し、一時記憶手段
108上に格納されているデータストリームを獲得して
転送単位のサイズ分読出し、復号化手段113に転送す
る。転送単位参照リスト読出しポインタ117は次の転
送単位参照リスト115上の情報格納位置を指示すよう
に更新する。そして、リードポインタ110は転送を行
った転送単位分サイズを更新し、次にデータストリーム
の読出しを行う位置に更新する。
【0037】復号化手段113にデータストリームを転
送し、高能率符号化におけるフレーム内圧縮処理により
符号化し生成するIピクチャと、時間的に前方の画像フ
レームとの相関を用いた順方向予測圧縮符号化により生
成するPピクチャと、時間的に前方または後方または前
後双方の画像フレームとの相関を用いた双方向予測圧縮
符号化により生成するBピクチャとの復号化を行い画像
データを再生し、再生信号出力手段114を経て画像信
号を出力する。
送し、高能率符号化におけるフレーム内圧縮処理により
符号化し生成するIピクチャと、時間的に前方の画像フ
レームとの相関を用いた順方向予測圧縮符号化により生
成するPピクチャと、時間的に前方または後方または前
後双方の画像フレームとの相関を用いた双方向予測圧縮
符号化により生成するBピクチャとの復号化を行い画像
データを再生し、再生信号出力手段114を経て画像信
号を出力する。
【0038】転送を行ったデータストリームの転送単位
の再生が完了後、再生が完了した再生完了領域のデータ
および前記領域への転送単位参照リスト115を、一定
時間再生可能なデータ量以上確保している場合に、転送
単位参照リスト終端ポインタ118が指示す転送単位参
照リスト115上の情報格納位置に格納されているデー
タストリームの転送単位のサイズで、エンドポインタ1
11を更新し、一時記憶手段108から余剰なデータス
トリームを解放する。合わせて転送単位参照リスト終端
ポインタ118を次の転送単位参照リスト115上の情
報格納位置を指示すように更新し、解放したデータスト
リームの転送単位への参照リストを破棄する。これら動
作により記憶手段104から読み出したデータストリー
ムを復号化し、再生信号出力手段114から動画データ
および音声データとして出力する。
の再生が完了後、再生が完了した再生完了領域のデータ
および前記領域への転送単位参照リスト115を、一定
時間再生可能なデータ量以上確保している場合に、転送
単位参照リスト終端ポインタ118が指示す転送単位参
照リスト115上の情報格納位置に格納されているデー
タストリームの転送単位のサイズで、エンドポインタ1
11を更新し、一時記憶手段108から余剰なデータス
トリームを解放する。合わせて転送単位参照リスト終端
ポインタ118を次の転送単位参照リスト115上の情
報格納位置を指示すように更新し、解放したデータスト
リームの転送単位への参照リストを破棄する。これら動
作により記憶手段104から読み出したデータストリー
ムを復号化し、再生信号出力手段114から動画データ
および音声データとして出力する。
【0039】次に、図2を参照して、図1に示す一時記
憶手段(リングバッファ)の構成を詳細に説明する。図
2において、一時記憶手段としてのリングバッファ20
1はバッファの先頭と終端を仮想的に連結してリングバ
ッファを構成しており、一時記憶手段108のデータ領
域を指定するライトポインタ205、リードポインタ2
06、エンドポインタ207からなるアドレス指定手段
を用いて、それぞれアドレス指定手段が指示すアドレス
間の領域を再生待ち領域203、再生完了領域204、
解放済み未使用領域202の3つの領域に分割して管理
する。
憶手段(リングバッファ)の構成を詳細に説明する。図
2において、一時記憶手段としてのリングバッファ20
1はバッファの先頭と終端を仮想的に連結してリングバ
ッファを構成しており、一時記憶手段108のデータ領
域を指定するライトポインタ205、リードポインタ2
06、エンドポインタ207からなるアドレス指定手段
を用いて、それぞれアドレス指定手段が指示すアドレス
間の領域を再生待ち領域203、再生完了領域204、
解放済み未使用領域202の3つの領域に分割して管理
する。
【0040】次に、図10を参照して、図1に示す転送
単位参照リストの制御方法を詳細に説明する。図10に
示す、可変長のデータテーブルである転送単位参照リス
ト1001は、図1の一時記憶手段108上の個々のデ
ータストリームの転送単位と対応する情報を格納する1
転送単位分のリストデータ1005と1転送単位分のリ
ストデータ1005の内容を構成し対応する転送単位の
サイズ情報を格納する転送単位サイズ1002と、同じ
く対応する転送単位のデータストリーム再生時間情報を
格納する転送単位再生時間情報1003と、同じく対応
する転送単位のVOBU番号を格納するVOBU番号1
004と、図1の一時記憶手段108のデータストリー
ムの書込み位置を指示すライトポインタ1009と、同
じくデータストリームの読出し位置を指示すリードポイ
ンタ1010と、同じくデータストリームの蓄積位置終
端を指示すエンドポインタ1011と、ライトポインタ
1009の指示す一時記憶手段108上の転送単位に対
応する、転送単位参照リスト1001の先頭の情報格納
位置を指示す転送単位参照リスト先頭ポインタ1006
と、リードポインタ1010の指示す一時記憶手段10
8上の転送単位に対応する、転送単位参照リスト100
1の情報格納位置を指示す転送単位参照リスト読出しポ
インタ1007と、エンドポインタ1011の指示す一
時記憶手段108上の転送単位に対応する、転送単位参
照リスト1001の終端の情報格納位置を指示す転送単
位参照リスト終端ポインタ1008とを有する。
単位参照リストの制御方法を詳細に説明する。図10に
示す、可変長のデータテーブルである転送単位参照リス
ト1001は、図1の一時記憶手段108上の個々のデ
ータストリームの転送単位と対応する情報を格納する1
転送単位分のリストデータ1005と1転送単位分のリ
ストデータ1005の内容を構成し対応する転送単位の
サイズ情報を格納する転送単位サイズ1002と、同じ
く対応する転送単位のデータストリーム再生時間情報を
格納する転送単位再生時間情報1003と、同じく対応
する転送単位のVOBU番号を格納するVOBU番号1
004と、図1の一時記憶手段108のデータストリー
ムの書込み位置を指示すライトポインタ1009と、同
じくデータストリームの読出し位置を指示すリードポイ
ンタ1010と、同じくデータストリームの蓄積位置終
端を指示すエンドポインタ1011と、ライトポインタ
1009の指示す一時記憶手段108上の転送単位に対
応する、転送単位参照リスト1001の先頭の情報格納
位置を指示す転送単位参照リスト先頭ポインタ1006
と、リードポインタ1010の指示す一時記憶手段10
8上の転送単位に対応する、転送単位参照リスト100
1の情報格納位置を指示す転送単位参照リスト読出しポ
インタ1007と、エンドポインタ1011の指示す一
時記憶手段108上の転送単位に対応する、転送単位参
照リスト1001の終端の情報格納位置を指示す転送単
位参照リスト終端ポインタ1008とを有する。
【0041】図1の一時記憶手段108に新たにデータ
ストリームの転送単位を書き込む場合は、転送単位参照
リスト先頭ポインタ1006が指示する情報格納位置よ
り先方に空の1転送単位分のリストデータ1005を一
つ追加し、その情報格納位置に転送単位参照リスト先頭
ポインタ1006を更新し、図1の再生管理情報記憶手
段112から取出した個々の転送単位の再生時間情報お
よびサイズ情報を格納する。一時記憶手段108への書
込み完了後、ライトポインタ1009は、転送単位参照
リスト先頭ポインタ1006が指示している情報格納位
置に格納されている転送単位サイズ1002で更新す
る。
ストリームの転送単位を書き込む場合は、転送単位参照
リスト先頭ポインタ1006が指示する情報格納位置よ
り先方に空の1転送単位分のリストデータ1005を一
つ追加し、その情報格納位置に転送単位参照リスト先頭
ポインタ1006を更新し、図1の再生管理情報記憶手
段112から取出した個々の転送単位の再生時間情報お
よびサイズ情報を格納する。一時記憶手段108への書
込み完了後、ライトポインタ1009は、転送単位参照
リスト先頭ポインタ1006が指示している情報格納位
置に格納されている転送単位サイズ1002で更新す
る。
【0042】図1の一時記憶手段108からデータスト
リームの転送単位を読出す場合は、転送単位参照リスト
読出しポインタ1007を次の情報格納位置に更新し、
リードポインタ1010の指示す一時記憶手段108上
のアドレスから情報格納位置に格納されたサイズ情報で
データストリームを読み出す。読出し完了後、リードポ
インタ1010は、読出したデータストリームのサイズ
分更新する。
リームの転送単位を読出す場合は、転送単位参照リスト
読出しポインタ1007を次の情報格納位置に更新し、
リードポインタ1010の指示す一時記憶手段108上
のアドレスから情報格納位置に格納されたサイズ情報で
データストリームを読み出す。読出し完了後、リードポ
インタ1010は、読出したデータストリームのサイズ
分更新する。
【0043】図1の一時記憶手段108からデータスト
リームの1転送単位を削除し、領域を解放する場合は、
転送単位参照リスト終端ポインタ1008を次の情報格
納位置に更新し、古い1転送単位分のリストデータ10
05の領域を解放するとともに、エンドポインタ101
1を解放した情報格納位置に格納されていたサイズ分更
新する。
リームの1転送単位を削除し、領域を解放する場合は、
転送単位参照リスト終端ポインタ1008を次の情報格
納位置に更新し、古い1転送単位分のリストデータ10
05の領域を解放するとともに、エンドポインタ101
1を解放した情報格納位置に格納されていたサイズ分更
新する。
【0044】図13および図14は記憶手段の記録単位
をデータ管理の最小単位として扱い、前記記憶手段の記
録単位データを1フレームないし十数フレームの画像信
号から構成されるフレーム内圧縮処理により符号化し生
成するIピクチャ、時間的に前方の画像フレームとの相
関を用いた順方向予測圧縮符号化により生成するPピク
チャ、時間的に前方または後方または前後双方の画像フ
レームとの相関を用いた双方向予測圧縮符号化により生
成するBピクチャにより構成される圧縮符号化した一連
の画像圧縮符号化データストリームをGOP(Group of
Picture)という一つのグループとして扱い、さらに1
ないしそれ以上の数の前記画像圧縮符号化データストリ
ームのグループを一度に連続して一時記憶手段108に
対して書き込む動作、および読み出す動作を行うデータ
ストリーム量の1転送単位として扱うVOBU(Vide O
bject Block Unit)を図示したものである。
をデータ管理の最小単位として扱い、前記記憶手段の記
録単位データを1フレームないし十数フレームの画像信
号から構成されるフレーム内圧縮処理により符号化し生
成するIピクチャ、時間的に前方の画像フレームとの相
関を用いた順方向予測圧縮符号化により生成するPピク
チャ、時間的に前方または後方または前後双方の画像フ
レームとの相関を用いた双方向予測圧縮符号化により生
成するBピクチャにより構成される圧縮符号化した一連
の画像圧縮符号化データストリームをGOP(Group of
Picture)という一つのグループとして扱い、さらに1
ないしそれ以上の数の前記画像圧縮符号化データストリ
ームのグループを一度に連続して一時記憶手段108に
対して書き込む動作、および読み出す動作を行うデータ
ストリーム量の1転送単位として扱うVOBU(Vide O
bject Block Unit)を図示したものである。
【0045】VOBU1301は画像データストリーム
を一定のサイズで分割し、ヘッダコードを付加したパッ
クデータV1302の集合体である。図1の復号化手段
113によれば、パックデータV1302は内部で復号
され、連続したデータストリームに変換され復号化され
る。またVOBU1401は画像データストリームを一
定のサイズで分割しヘッダコードを付加したパックデー
タV1402および、音声データを一定のサイズで分割
しヘッダコードを付加したパックデータV1403の集
合体である。図1の復号化手段113によれば、パック
データV1402およびV1403は内部で復号された
後に分離され、各々連続したデータストリームに変換さ
れた後に、画像および音声は個々に復号化される。画像
データのパックデータと音声データのパックデータは、
データストリーム中に偏りなく分布した状態で画像と音
声のデータストリームは多重化されている。
を一定のサイズで分割し、ヘッダコードを付加したパッ
クデータV1302の集合体である。図1の復号化手段
113によれば、パックデータV1302は内部で復号
され、連続したデータストリームに変換され復号化され
る。またVOBU1401は画像データストリームを一
定のサイズで分割しヘッダコードを付加したパックデー
タV1402および、音声データを一定のサイズで分割
しヘッダコードを付加したパックデータV1403の集
合体である。図1の復号化手段113によれば、パック
データV1402およびV1403は内部で復号された
後に分離され、各々連続したデータストリームに変換さ
れた後に、画像および音声は個々に復号化される。画像
データのパックデータと音声データのパックデータは、
データストリーム中に偏りなく分布した状態で画像と音
声のデータストリームは多重化されている。
【0046】以上のように、本発明の第1の実施の形態
のバッファ管理方法によると、動画のみまたは動画と音
声が多重化されたデータストリームの再生動作におい
て、リングバッファ構成の一時記憶手段108へライト
ポインタ、リードポインタ、エンドポインタの3つの一
時記憶手段108に対するアドレス指定手段を用いるこ
とで、一時記憶手段108を再生待ち領域、再生完了領
域、解放済み未使用領域の3つの領域に分割し、再生方
向反転時に既に再生が完了したデータストリーム蓄積領
域を、直ちに再生動作に使用可能なデータストリーム領
域に転換することにより、既にデータストリームが蓄積
されている状態に遷移させ、反転再生データ領域および
そのアドレス指定手段を確保することにより、反転再生
開始までの時間を短縮することができる。
のバッファ管理方法によると、動画のみまたは動画と音
声が多重化されたデータストリームの再生動作におい
て、リングバッファ構成の一時記憶手段108へライト
ポインタ、リードポインタ、エンドポインタの3つの一
時記憶手段108に対するアドレス指定手段を用いるこ
とで、一時記憶手段108を再生待ち領域、再生完了領
域、解放済み未使用領域の3つの領域に分割し、再生方
向反転時に既に再生が完了したデータストリーム蓄積領
域を、直ちに再生動作に使用可能なデータストリーム領
域に転換することにより、既にデータストリームが蓄積
されている状態に遷移させ、反転再生データ領域および
そのアドレス指定手段を確保することにより、反転再生
開始までの時間を短縮することができる。
【0047】(第2の実施の形態)次に、図7を参照し
て、本発明の第2の実施の形態におけるバッファ管理方
法について説明する。図7に示すように、本実施の形態
におけるバッファ管理方法は、記憶手段104からデー
タ読出し手段107により読み出されたリングバッファ
に対する書込みデータ708を、ライトポインタ705
の指示すアドレスから、VOBU#m、VOBU#m+
1、VOBU#m+2の順にVOBUのサイズを転送単
位としてデータストリームをVOBUの先頭から時計回
りにリングバッファ701上に書込み、エンドポインタ
707からライトポインタ705の間の解放済み未使用
領域702を、再生待ち領域703の先頭に追加して、
ライトポインタ705を書込み動作の度に転送単位のサ
イズに従い更新する。すなわち、ライトポインタ705
のアドレスを書込みサイズ分だけ追加する。
て、本発明の第2の実施の形態におけるバッファ管理方
法について説明する。図7に示すように、本実施の形態
におけるバッファ管理方法は、記憶手段104からデー
タ読出し手段107により読み出されたリングバッファ
に対する書込みデータ708を、ライトポインタ705
の指示すアドレスから、VOBU#m、VOBU#m+
1、VOBU#m+2の順にVOBUのサイズを転送単
位としてデータストリームをVOBUの先頭から時計回
りにリングバッファ701上に書込み、エンドポインタ
707からライトポインタ705の間の解放済み未使用
領域702を、再生待ち領域703の先頭に追加して、
ライトポインタ705を書込み動作の度に転送単位のサ
イズに従い更新する。すなわち、ライトポインタ705
のアドレスを書込みサイズ分だけ追加する。
【0048】同様に、リードポインタ706の指示すア
ドレスから、VOBU#n、VOBU#n+1、VOB
U#n+2の順にVOBUのサイズを転送単位としてV
OBUの先頭からデータストリームをリングバッファ7
01上の再生待ち領域703から時計回りに読出し、読
出しデータ709として復号化手段113へ出力する。
リードポインタ706を読出し動作の度に、書込みの場
合と同様に、転送単位のサイズで更新し読出し動作が完
了した領域を再生完了領域704とする。
ドレスから、VOBU#n、VOBU#n+1、VOB
U#n+2の順にVOBUのサイズを転送単位としてV
OBUの先頭からデータストリームをリングバッファ7
01上の再生待ち領域703から時計回りに読出し、読
出しデータ709として復号化手段113へ出力する。
リードポインタ706を読出し動作の度に、書込みの場
合と同様に、転送単位のサイズで更新し読出し動作が完
了した領域を再生完了領域704とする。
【0049】以上のように、本発明の第2の実施の形態
のバッファ管理方法によると、データストリームの一時
記憶手段108への転送および管理をVOBUのサイズ
を転送単位とし、かつVOBUの先頭からデータストリ
ームを転送することにより、VOBU内に含まれるGO
P先頭のIピクチャから復号化することが可能となり、
また、再生時間情報のデータベースと合わせて使用する
ことにより、所望の画像フレームを含むストリームデー
タの検索、一時記憶手段108へのデータ書込み、およ
び読出し時のデータ管理を容易に行うことができる。
のバッファ管理方法によると、データストリームの一時
記憶手段108への転送および管理をVOBUのサイズ
を転送単位とし、かつVOBUの先頭からデータストリ
ームを転送することにより、VOBU内に含まれるGO
P先頭のIピクチャから復号化することが可能となり、
また、再生時間情報のデータベースと合わせて使用する
ことにより、所望の画像フレームを含むストリームデー
タの検索、一時記憶手段108へのデータ書込み、およ
び読出し時のデータ管理を容易に行うことができる。
【0050】(第3の実施の形態)次に、図8を参照し
て、本発明の第3の実施の形態におけるバッファ管理方
法について説明する。図8の(A)に示すように、本実
施の形態におけるバッファ管理方法は、リングバッファ
801は、ライトポインタ805、リードポインタ80
6、エンドポインタ807の3つのポインタによってそ
れぞれ解放済未使用領域802、再生待ち領域803、
再生完了領域804の3つのデータ領域に分割され、再
生待ち領域803、再生完了領域804にはデータスト
リームが蓄積されており、この状態で、リードポインタ
806が指示すアドレスからデータストリームを読出し
て復号化手段113へ転送し、読出した後、リードポイ
ンタ806を転送単位のサイズで更新する。
て、本発明の第3の実施の形態におけるバッファ管理方
法について説明する。図8の(A)に示すように、本実
施の形態におけるバッファ管理方法は、リングバッファ
801は、ライトポインタ805、リードポインタ80
6、エンドポインタ807の3つのポインタによってそ
れぞれ解放済未使用領域802、再生待ち領域803、
再生完了領域804の3つのデータ領域に分割され、再
生待ち領域803、再生完了領域804にはデータスト
リームが蓄積されており、この状態で、リードポインタ
806が指示すアドレスからデータストリームを読出し
て復号化手段113へ転送し、読出した後、リードポイ
ンタ806を転送単位のサイズで更新する。
【0051】リードポインタ806の更新後、図8の
(B)に示すように、リングバッファ811上における
リードポインタ816の位置は、転送単位のサイズ分だ
け先に移動し、再生待ち領域813のサイズが減少し、
再生完了領域814のサイズが増大する。このとき再生
完了領域全体のサイズが予め設定した一定のサイズを上
回った場合は再生完了領域814のサイズが過剰である
と判定し、エンドポインタ817を転送単位のサイズ分
だけ先に移動させることにより再生完了領域814のサ
イズを減少させ、代わりに解放済未使用領域812のサ
イズを増大させる。増大した解放済未使用領域812
は、再生待ち領域811のデータ蓄積に再利用し、ライ
トポインタ815の指示すアドレスからデータストリー
ムの書込み動作を行う。
(B)に示すように、リングバッファ811上における
リードポインタ816の位置は、転送単位のサイズ分だ
け先に移動し、再生待ち領域813のサイズが減少し、
再生完了領域814のサイズが増大する。このとき再生
完了領域全体のサイズが予め設定した一定のサイズを上
回った場合は再生完了領域814のサイズが過剰である
と判定し、エンドポインタ817を転送単位のサイズ分
だけ先に移動させることにより再生完了領域814のサ
イズを減少させ、代わりに解放済未使用領域812のサ
イズを増大させる。増大した解放済未使用領域812
は、再生待ち領域811のデータ蓄積に再利用し、ライ
トポインタ815の指示すアドレスからデータストリー
ムの書込み動作を行う。
【0052】以上のように、本発明の第3の実施の形態
のバッファ管理方法によると、リングバッファ構成の一
時記憶手段108のエンドポインタを制御することによ
り、過剰な再生完了領域を解放すると共に、再生方向を
逆転した場合にリングバッファがアンダーフローせずに
再生を続行するのに必要なデータ蓄積量を保持しなが
ら、過剰な蓄積データを解放し、解放した領域を解放済
未使用領域に統合して再生待ち領域として再利用するこ
とができる。
のバッファ管理方法によると、リングバッファ構成の一
時記憶手段108のエンドポインタを制御することによ
り、過剰な再生完了領域を解放すると共に、再生方向を
逆転した場合にリングバッファがアンダーフローせずに
再生を続行するのに必要なデータ蓄積量を保持しなが
ら、過剰な蓄積データを解放し、解放した領域を解放済
未使用領域に統合して再生待ち領域として再利用するこ
とができる。
【0053】(第4の実施の形態)次に、図9を参照し
て、本発明の第4の実施の形態におけるバッファ管理方
法について説明する。図9の(A)に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、リングバッファ901
を、ライトポインタ905、リードポインタ906、エ
ンドポインタ907の3つのポインタによってそれぞれ
解放済未使用領域902、再生待ち領域903、再生完
了領域904の3つのデータ領域に分割し、再生待ち領
域903、再生完了領域904にはデータストリームが
蓄積されている状態で、再生方向を現在の再生方向と反
対の方向に変更する。その場合、ライトポインタ905
とエンドポインタ907のアドレスを交換することによ
り、ライトポインタ905とリードポインタ906が指
示すアドレスで囲まれた再生待ち領域903と、リード
ポインタ906とエンドポインタ907が指示すアドレ
スで囲まれた再生完了領域904とが間接的に交換され
る。
て、本発明の第4の実施の形態におけるバッファ管理方
法について説明する。図9の(A)に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、リングバッファ901
を、ライトポインタ905、リードポインタ906、エ
ンドポインタ907の3つのポインタによってそれぞれ
解放済未使用領域902、再生待ち領域903、再生完
了領域904の3つのデータ領域に分割し、再生待ち領
域903、再生完了領域904にはデータストリームが
蓄積されている状態で、再生方向を現在の再生方向と反
対の方向に変更する。その場合、ライトポインタ905
とエンドポインタ907のアドレスを交換することによ
り、ライトポインタ905とリードポインタ906が指
示すアドレスで囲まれた再生待ち領域903と、リード
ポインタ906とエンドポインタ907が指示すアドレ
スで囲まれた再生完了領域904とが間接的に交換され
る。
【0054】図9の(B)に示すように、ライトポイン
タ905とエンドポインタ907のアドレスを交換した
後は、リングバッファ911を指示すポインタはライト
ポインタ915、リードポインタ916、エンドポイン
タ917となり、3つのポインタによってそれぞれ解放
済未使用領域912、再生待ち領域913、再生完了領
域914の3つのデータ領域に分割されることになる。
これによって、データの再生方向は、時計回りから反時
計回りに逆転され、データの書込単位(VOBU)ごと
の書込方向も反時計回りに逆転する。しかし、個々のデ
ータのデータ転送方向は、図9の(B)に示すように、
時計回りとして変わらない。この点については、第7の
実施の形態において詳細に説明する。
タ905とエンドポインタ907のアドレスを交換した
後は、リングバッファ911を指示すポインタはライト
ポインタ915、リードポインタ916、エンドポイン
タ917となり、3つのポインタによってそれぞれ解放
済未使用領域912、再生待ち領域913、再生完了領
域914の3つのデータ領域に分割されることになる。
これによって、データの再生方向は、時計回りから反時
計回りに逆転され、データの書込単位(VOBU)ごと
の書込方向も反時計回りに逆転する。しかし、個々のデ
ータのデータ転送方向は、図9の(B)に示すように、
時計回りとして変わらない。この点については、第7の
実施の形態において詳細に説明する。
【0055】図9の(C)に示すように、再生方向反転
後の再生完了領域914の過剰なデータストリーム蓄積
量を解放する。解放した後は、リングバッファ921を
指示すポインタはライトポインタ925、リードポイン
タ926、エンドポインタ927となり、3つのポイン
タによってそれぞれ解放済未使用領域922、再生待ち
領域923、再生完了領域924の3つのデータ領域に
分割される。解放された領域は解放済未使用領域922
に加えられ、ライトポインタ925が指示すアドレスを
先頭にデータストリームを書込み、再生待ち領域923
として再利用される。
後の再生完了領域914の過剰なデータストリーム蓄積
量を解放する。解放した後は、リングバッファ921を
指示すポインタはライトポインタ925、リードポイン
タ926、エンドポインタ927となり、3つのポイン
タによってそれぞれ解放済未使用領域922、再生待ち
領域923、再生完了領域924の3つのデータ領域に
分割される。解放された領域は解放済未使用領域922
に加えられ、ライトポインタ925が指示すアドレスを
先頭にデータストリームを書込み、再生待ち領域923
として再利用される。
【0056】以上のように、本発明の第4の実施の形態
のバッファ管理方法によると、再生方向反転時に一時記
憶手段108における再生完了領域および再生待ち領域
に蓄積されたデータストリームの高速な交換が可能であ
り、再生方向反転前の再生完了領域を直ちに再生待ち領
域に転用し、記憶手段104からデータ読出し手段によ
る新たなデータストリームの読出しを待たずに再生待ち
領域にデータストリームが蓄積された状態に遷移し再生
ができる。また、再生方向反転時に再生完了領域の過剰
な蓄積データを解放し、記憶手段からデータ読出し手段
による新たなデータ読出しを行うための解放済未使用領
域を確保することができる。
のバッファ管理方法によると、再生方向反転時に一時記
憶手段108における再生完了領域および再生待ち領域
に蓄積されたデータストリームの高速な交換が可能であ
り、再生方向反転前の再生完了領域を直ちに再生待ち領
域に転用し、記憶手段104からデータ読出し手段によ
る新たなデータストリームの読出しを待たずに再生待ち
領域にデータストリームが蓄積された状態に遷移し再生
ができる。また、再生方向反転時に再生完了領域の過剰
な蓄積データを解放し、記憶手段からデータ読出し手段
による新たなデータ読出しを行うための解放済未使用領
域を確保することができる。
【0057】(第5の実施の形態)次に、図11を参照
して、本発明の第5の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図11に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、VOBUデータ構成110
1に示すようなVOBUデータ構成のデータストリーム
を高速に特殊再生する場合に、各VOBUのIピクチャ
区間のみを使用して高速に再生を行うものである。VO
BUデータ構成1101のデータストリームがVOBU
1102とVOBU1103から構成されている場合、
VOBU1102のうちIピクチャ1104のデータを
含む区間のデータを全て含み、かつ記憶手段104がデ
ータの読出しおよび書込みを行うデータサイズの最小単
位である記憶手段104の記録単位1108における最
小のサイズでデータストリームを読出し、一時記憶手段
1109に書込む。その他のピクチャ1105の区間は
記憶手段104から読出し動作を行わない。VOBU1
103についても同様にIピクチャ1106のデータを
含む区間のデータを全て含み、かつ記憶手段104がデ
ータの読出しおよび書込みを行うデータサイズの最小単
位である記録手段の記録単位1108における最小のサ
イズでデータストリームを読出し、一時記憶手段110
9に書込む。その他のピクチャ1107の区間は記憶手
段104から読出し動作を行わない。
して、本発明の第5の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図11に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、VOBUデータ構成110
1に示すようなVOBUデータ構成のデータストリーム
を高速に特殊再生する場合に、各VOBUのIピクチャ
区間のみを使用して高速に再生を行うものである。VO
BUデータ構成1101のデータストリームがVOBU
1102とVOBU1103から構成されている場合、
VOBU1102のうちIピクチャ1104のデータを
含む区間のデータを全て含み、かつ記憶手段104がデ
ータの読出しおよび書込みを行うデータサイズの最小単
位である記憶手段104の記録単位1108における最
小のサイズでデータストリームを読出し、一時記憶手段
1109に書込む。その他のピクチャ1105の区間は
記憶手段104から読出し動作を行わない。VOBU1
103についても同様にIピクチャ1106のデータを
含む区間のデータを全て含み、かつ記憶手段104がデ
ータの読出しおよび書込みを行うデータサイズの最小単
位である記録手段の記録単位1108における最小のサ
イズでデータストリームを読出し、一時記憶手段110
9に書込む。その他のピクチャ1107の区間は記憶手
段104から読出し動作を行わない。
【0058】以上のように、本発明の第5の実施の形態
のバッファ管理方法によると、高速な特殊再生時には、
必要なIピクチャの画像データ区間のみを一時記憶手段
1109へ転送するため、一時記憶手段1109に対す
るデータ書込み動作の高速化が図られ、データ転送トラ
フィックを減少させることができる。
のバッファ管理方法によると、高速な特殊再生時には、
必要なIピクチャの画像データ区間のみを一時記憶手段
1109へ転送するため、一時記憶手段1109に対す
るデータ書込み動作の高速化が図られ、データ転送トラ
フィックを減少させることができる。
【0059】(第6の実施の形態)次に、図12を参照
して、本発明の第6の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図12に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、VOBUデータ構成120
1のようなVOBUデータ構成のデータストリームを高
速に特殊再生する場合に、各VOBUのIピクチャ区間
のみを使用して高速な再生を行う場合に、VOBUデー
タ構成1201のデータストリームがVOBU120
2、VOBU1203および、VOBU1204から構
成されている場合、VOBU1202のうちIピクチャ
1205のデータを含む区間のデータを全て含み、かつ
記憶手段がデータの読出しおよび書込みを行うデータサ
イズの最小単位である記録手段の記録単位1211にお
ける最小のサイズでデータストリームを読出し、一時記
憶手段1212に書込む。その他のIピクチャ1206
の区間は記憶手段から読出し動作を行わない。
して、本発明の第6の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図12に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、VOBUデータ構成120
1のようなVOBUデータ構成のデータストリームを高
速に特殊再生する場合に、各VOBUのIピクチャ区間
のみを使用して高速な再生を行う場合に、VOBUデー
タ構成1201のデータストリームがVOBU120
2、VOBU1203および、VOBU1204から構
成されている場合、VOBU1202のうちIピクチャ
1205のデータを含む区間のデータを全て含み、かつ
記憶手段がデータの読出しおよび書込みを行うデータサ
イズの最小単位である記録手段の記録単位1211にお
ける最小のサイズでデータストリームを読出し、一時記
憶手段1212に書込む。その他のIピクチャ1206
の区間は記憶手段から読出し動作を行わない。
【0060】また、高速化のために次のVOBUである
VOBU1203の転送を行わない。よってVOBU1
203のIピクチャ1207および、その他のピクチャ
1208の転送を行わない。次に、VOBU1204の
Iピクチャ1209のデータを含む区間のデータを全て
含み、かつ記憶手段がデータの読出しおよび書込みを行
うデータサイズの最小単位である記録手段の記録単位1
211における最小のサイズでデータストリームを読出
し、一時記憶手段1212に書込む。その他のIピクチ
ャ1210の区間は記憶手段から読出し動作を行わな
い。
VOBU1203の転送を行わない。よってVOBU1
203のIピクチャ1207および、その他のピクチャ
1208の転送を行わない。次に、VOBU1204の
Iピクチャ1209のデータを含む区間のデータを全て
含み、かつ記憶手段がデータの読出しおよび書込みを行
うデータサイズの最小単位である記録手段の記録単位1
211における最小のサイズでデータストリームを読出
し、一時記憶手段1212に書込む。その他のIピクチ
ャ1210の区間は記憶手段から読出し動作を行わな
い。
【0061】以上のように、本発明の第6の実施の形態
のバッファ管理方法によると、高速な特殊再生時には、
必要なIピクチャの画像データ区間のみを転送するた
め、一時記憶手段に対するデータ書込み動作の高速化が
図られ、データ転送トラフィックを減少させることが可
能であり、さらにVOBUを間引きして転送するため、
データ転送トラフィックを増加させずに再生速度を高速
化することができる。
のバッファ管理方法によると、高速な特殊再生時には、
必要なIピクチャの画像データ区間のみを転送するた
め、一時記憶手段に対するデータ書込み動作の高速化が
図られ、データ転送トラフィックを減少させることが可
能であり、さらにVOBUを間引きして転送するため、
データ転送トラフィックを増加させずに再生速度を高速
化することができる。
【0062】(第7の実施の形態)次に、図19を参照
して、本発明の第7の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図19に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、再生方向反転時に一時記憶
手段上に既に蓄積しているデータストリームを有効に活
用するための管理方法であり、また再生方向反転時にお
ける一時記憶手段に対するデータの書込み方法について
説明する。
して、本発明の第7の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図19に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、再生方向反転時に一時記憶
手段上に既に蓄積しているデータストリームを有効に活
用するための管理方法であり、また再生方向反転時にお
ける一時記憶手段に対するデータの書込み方法について
説明する。
【0063】順方向再生と逆方向再生とでは、一時記憶
手段1901上の個々の転送単位内のデータ転送方向は
同じ方向であるが、個々の転送単位の転送を行う順番を
示すVOBU再生方向1917は、それぞれ反対方向に
なっている。逆方向再生において、図19の(A)は、
一時記憶手段1901に対してデータ転送開始前の状態
を示し、データ転送開始先頭アドレスであるライトポイ
ンタ1902は、解放済未使用領域1904と、再生待
ち領域1905の境界を指示しており、再生待ち領域1
905の先頭の格納データであるVOBU1903の先
頭位置を指示している。VOBU1903の先に1つの
転送単位を追加または書込む場合には、追加する転送単
位のサイズ分だけライトポインタ1902を更新した
後、ライトポインタの指示すアドレスからデータストリ
ームを逆方向(図の右方向)に書込む。
手段1901上の個々の転送単位内のデータ転送方向は
同じ方向であるが、個々の転送単位の転送を行う順番を
示すVOBU再生方向1917は、それぞれ反対方向に
なっている。逆方向再生において、図19の(A)は、
一時記憶手段1901に対してデータ転送開始前の状態
を示し、データ転送開始先頭アドレスであるライトポイ
ンタ1902は、解放済未使用領域1904と、再生待
ち領域1905の境界を指示しており、再生待ち領域1
905の先頭の格納データであるVOBU1903の先
頭位置を指示している。VOBU1903の先に1つの
転送単位を追加または書込む場合には、追加する転送単
位のサイズ分だけライトポインタ1902を更新した
後、ライトポインタの指示すアドレスからデータストリ
ームを逆方向(図の右方向)に書込む。
【0064】次に、転送を行うVOBU1916のサイ
ズ分だけライトポインタをVOBU再生方向1917の
方向へ更新し、ライトポインタ1912とする。一時記
憶手段1911上のライトポインタ1912は、解放済
未使用領域1914にVOBU1916を格納する領域
を確保し、VOBU1916のデータストリームを、V
OBU1912の先にデータ転送方向1915の方向で
書込み、VOBU1916とする。
ズ分だけライトポインタをVOBU再生方向1917の
方向へ更新し、ライトポインタ1912とする。一時記
憶手段1911上のライトポインタ1912は、解放済
未使用領域1914にVOBU1916を格納する領域
を確保し、VOBU1916のデータストリームを、V
OBU1912の先にデータ転送方向1915の方向で
書込み、VOBU1916とする。
【0065】以上のように、本発明の第7の実施の形態
のバッファ管理方法によると、データストリームの転送
先アドレスをライトポインタにより定義し、一時記憶手
段上の転送単位の配置およびライトポインタの指定位置
は順方向再生と逆方向再生とで同じ構成をとり、一時記
憶手段上に蓄積しているデータストリームを順方向再生
または逆方向再生にと再生方向を反転したときにも、同
じ方向に読出すことができる。また、一時記憶手段から
データストリームを読み出す場合も、順方向再生と逆方
向再生とで同じように制御することができるので、再生
方向を反転する場合にも一時記憶手段の管理を容易にす
ることができる。
のバッファ管理方法によると、データストリームの転送
先アドレスをライトポインタにより定義し、一時記憶手
段上の転送単位の配置およびライトポインタの指定位置
は順方向再生と逆方向再生とで同じ構成をとり、一時記
憶手段上に蓄積しているデータストリームを順方向再生
または逆方向再生にと再生方向を反転したときにも、同
じ方向に読出すことができる。また、一時記憶手段から
データストリームを読み出す場合も、順方向再生と逆方
向再生とで同じように制御することができるので、再生
方向を反転する場合にも一時記憶手段の管理を容易にす
ることができる。
【0066】(第8の実施の形態)次に、図20を参照
して、本発明の第8の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図20に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、直前の再生状態から再生速
度を変更および直前の再生状態から再生方向を反転させ
た場合に、現在出力中の再生データに対応する再生時間
情報を基準に、次に出力すべき再生データの再生時間情
報を計算するとともに、次に出力すべき再生データを含
むデータストリームの管理情報の検索を実行し、一時記
憶手段2001と復号化手段のデータストリームバッフ
ァを初期化後、該当する転送単位から復号化手段に転送
を開始する。
して、本発明の第8の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図20に示すように、本実施の
形態のバッファ管理方法は、直前の再生状態から再生速
度を変更および直前の再生状態から再生方向を反転させ
た場合に、現在出力中の再生データに対応する再生時間
情報を基準に、次に出力すべき再生データの再生時間情
報を計算するとともに、次に出力すべき再生データを含
むデータストリームの管理情報の検索を実行し、一時記
憶手段2001と復号化手段のデータストリームバッフ
ァを初期化後、該当する転送単位から復号化手段に転送
を開始する。
【0067】順方向再生を例に上げると、再生動作を開
始し、一時記憶手段2001上のデータストリームのV
OBU2002を復号化手段へ転送して再生中に、再生
速度を変更した場合、現在出力表示中の画像フレームの
再生時間情報を復号化手段から取得し、現在のリードポ
インタ2003が指定しているVOBU#5に対応する
再生時間情報2004と比較し、現在出力表示中の画像
フレームの再生時間情報の方が小さい場合は、VOBU
#5の一つ前のVOBU#4に対応する再生時間情報2
004と比較する。次々に比較を行い、現在出力表示中
の画像フレームの再生時間情報の方が大きい場合は、そ
の直前に比較を行ったVOBUに現在出力表示中の画像
フレームデータが含まれている。次に、一時記憶手段2
001および復号化手段のデータストリームバッファを
初期化し、該当するVOBUを基準に再生速度に対応し
たVOBU番号数だけ先のVOBUから一時記憶手段2
001へ転送を開始し、再生を行う。
始し、一時記憶手段2001上のデータストリームのV
OBU2002を復号化手段へ転送して再生中に、再生
速度を変更した場合、現在出力表示中の画像フレームの
再生時間情報を復号化手段から取得し、現在のリードポ
インタ2003が指定しているVOBU#5に対応する
再生時間情報2004と比較し、現在出力表示中の画像
フレームの再生時間情報の方が小さい場合は、VOBU
#5の一つ前のVOBU#4に対応する再生時間情報2
004と比較する。次々に比較を行い、現在出力表示中
の画像フレームの再生時間情報の方が大きい場合は、そ
の直前に比較を行ったVOBUに現在出力表示中の画像
フレームデータが含まれている。次に、一時記憶手段2
001および復号化手段のデータストリームバッファを
初期化し、該当するVOBUを基準に再生速度に対応し
たVOBU番号数だけ先のVOBUから一時記憶手段2
001へ転送を開始し、再生を行う。
【0068】以上のように、本発明の第8の実施の形態
のバッファ管理方法は、復号化手段のデータストリーム
バッファ上に存在するデータストリームにより発生す
る、一時記憶手段2001上のライトポインタが指示す
転送単位と復号化手段で現在出力中の画像フレームデー
タ含む転送単位のオフセットの影響を受けることなく、
再生速度を変更した場合でも、現在表示中のデータフレ
ームの再生時間情報から、次に復号化手段へ転送するに
適切な転送単位を決定して次の表示フレームを出力し、
再生速度変更直後および再生方向反転直後の出画開始動
作をスムーズに行うことができる。
のバッファ管理方法は、復号化手段のデータストリーム
バッファ上に存在するデータストリームにより発生す
る、一時記憶手段2001上のライトポインタが指示す
転送単位と復号化手段で現在出力中の画像フレームデー
タ含む転送単位のオフセットの影響を受けることなく、
再生速度を変更した場合でも、現在表示中のデータフレ
ームの再生時間情報から、次に復号化手段へ転送するに
適切な転送単位を決定して次の表示フレームを出力し、
再生速度変更直後および再生方向反転直後の出画開始動
作をスムーズに行うことができる。
【0069】(第9の実施の形態)次に、図17を参照
して、本発明の第9の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図17の(A)に示すように、
本実施の形態のバッファ管理方法では、順方向高速再生
の場合、リングバッファ(一時記憶手段)1701はラ
イトポインタ1705、リードポインタ1706、エン
ドポインタ1707の3つのポインタによってそれぞれ
解放済未使用領域1702、再生待ち領域1703、再
生完了領域1704の3つのデータ領域に管理されてい
る状態において、図17の(B)に示すように、リング
バッファ1711上の解放済未使用領域1712に、ラ
イトポインタ1705が指示すアドレスから転送単位の
Iピクチャのみを含むデータ区間のデータストリームを
書込み、再生待ち領域1713に追加する。
して、本発明の第9の実施の形態におけるバッファ管理
方法について説明する。図17の(A)に示すように、
本実施の形態のバッファ管理方法では、順方向高速再生
の場合、リングバッファ(一時記憶手段)1701はラ
イトポインタ1705、リードポインタ1706、エン
ドポインタ1707の3つのポインタによってそれぞれ
解放済未使用領域1702、再生待ち領域1703、再
生完了領域1704の3つのデータ領域に管理されてい
る状態において、図17の(B)に示すように、リング
バッファ1711上の解放済未使用領域1712に、ラ
イトポインタ1705が指示すアドレスから転送単位の
Iピクチャのみを含むデータ区間のデータストリームを
書込み、再生待ち領域1713に追加する。
【0070】次に、図17の(C)に示すように、リン
グバッファ1721上の解放済未使用領域1722と再
生待ち領域1723の境界を指示すライトポインタ17
25を転送単位のIピクチャのみを含むデータ区間のデ
ータのサイズ分更新し、転送を完了する。
グバッファ1721上の解放済未使用領域1722と再
生待ち領域1723の境界を指示すライトポインタ17
25を転送単位のIピクチャのみを含むデータ区間のデ
ータのサイズ分更新し、転送を完了する。
【0071】以上のように、本発明の第9の実施の形態
のバッファ管理方法は、データストリームの転送先アド
レスをライトポインタにより定義し、順方向再生時には
次に転送が可能なアドレスを示すことができる。また、
リングバッファの再生待ち領域の先頭を明確に示し、再
生方向を反転する場合に、バッファ構成の変更を容易に
することができる。
のバッファ管理方法は、データストリームの転送先アド
レスをライトポインタにより定義し、順方向再生時には
次に転送が可能なアドレスを示すことができる。また、
リングバッファの再生待ち領域の先頭を明確に示し、再
生方向を反転する場合に、バッファ構成の変更を容易に
することができる。
【0072】(第10の実施の形態)次に、図18を参
照して、本発明の第10の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図18の(A)に示すよう
に、本実施の形態のバッファ管理方法では、逆方向高速
再生の場合、リングバッファ(一時記憶手段)1801
はライトポインタ1805、リードポインタ1806、
エンドポインタ1807の3つのポインタによってそれ
ぞれ解放済未使用領域1802、再生待ち領域180
3、再生完了領域1804の3つのデータ領域に管理さ
れている状態において、図18の(B)に示すように、
リングバッファ1811上の解放済未使用領域1812
と再生待ち領域1813の境界を指示すライトポインタ
1815を次に転送する転送単位のIピクチャのみを含
むデータ区間のデータのサイズ分だけデータ転送方向と
反対方向に移動するよう更新する。
照して、本発明の第10の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図18の(A)に示すよう
に、本実施の形態のバッファ管理方法では、逆方向高速
再生の場合、リングバッファ(一時記憶手段)1801
はライトポインタ1805、リードポインタ1806、
エンドポインタ1807の3つのポインタによってそれ
ぞれ解放済未使用領域1802、再生待ち領域180
3、再生完了領域1804の3つのデータ領域に管理さ
れている状態において、図18の(B)に示すように、
リングバッファ1811上の解放済未使用領域1812
と再生待ち領域1813の境界を指示すライトポインタ
1815を次に転送する転送単位のIピクチャのみを含
むデータ区間のデータのサイズ分だけデータ転送方向と
反対方向に移動するよう更新する。
【0073】次に、図18の(C)に示すように、リン
グバッファ1821上の解放済未使用領域1822に、
ライトポインタ1825が指示すアドレスから転送単位
のIピクチャのみを含むデータ区間のデータストリーム
を図18の(C)に示すデータ転送方向に書込むことに
より再生待ち領域1823に追加して、転送を完了す
る。
グバッファ1821上の解放済未使用領域1822に、
ライトポインタ1825が指示すアドレスから転送単位
のIピクチャのみを含むデータ区間のデータストリーム
を図18の(C)に示すデータ転送方向に書込むことに
より再生待ち領域1823に追加して、転送を完了す
る。
【0074】以上のように、本発明の第10の実施の形
態のバッファ管理方法によると、データストリームの転
送先(一時記憶手段の記憶先)アドレスをライトポイン
タにより定義し、逆方向再生時には、次に再生待ち領域
の先頭アドレスを指示しており、転送前に転送するデー
タサイズだけライトポインタを更新した後に、データ再
生方向とは逆方向に転送することにより、順方向再生時
と同じバッファ構成を実現することができる。また、リ
ングバッファの再生待ち領域の先頭を明確に示し、再生
方向を反転する場合に、バッファの構成の変更を容易に
することができる。
態のバッファ管理方法によると、データストリームの転
送先(一時記憶手段の記憶先)アドレスをライトポイン
タにより定義し、逆方向再生時には、次に再生待ち領域
の先頭アドレスを指示しており、転送前に転送するデー
タサイズだけライトポインタを更新した後に、データ再
生方向とは逆方向に転送することにより、順方向再生時
と同じバッファ構成を実現することができる。また、リ
ングバッファの再生待ち領域の先頭を明確に示し、再生
方向を反転する場合に、バッファの構成の変更を容易に
することができる。
【0075】(第11の実施の形態)次に、図15を参
照して、本発明の第11の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図15に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法では、順方向再生の場合、
記憶手段から一時記憶手段に対しデータストリームを転
送する際の一時記憶手段への書込み制御において、スタ
ート1501により処理を開始し、次に一時記憶手段へ
書込むデータストリームの転送単位のサイズを転送単位
サイズ取得処理1502により取得し、現在の解放済み
未使用領域のサイズを解放済未使用領域サイズ計算処理
1503により算出し、解放済未使用領域サイズが次に
一時記憶手段へ書込むデータストリームの転送単位のサ
イズより大きい場合には、書込み動作を行ってもライト
ポインタはエンドポインタのアドレスを超えないので転
送許可判定1504で転送可能と判定し、データストリ
ーム書込み開始処理1505を実行して、ライトポイン
タが指示すアドレスに対しデータストリームを転送し、
ライトポインタ更新処理1506によりライトポインタ
を転送サイズ分だけ更新し、次の転送処理に移る。
照して、本発明の第11の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図15に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法では、順方向再生の場合、
記憶手段から一時記憶手段に対しデータストリームを転
送する際の一時記憶手段への書込み制御において、スタ
ート1501により処理を開始し、次に一時記憶手段へ
書込むデータストリームの転送単位のサイズを転送単位
サイズ取得処理1502により取得し、現在の解放済み
未使用領域のサイズを解放済未使用領域サイズ計算処理
1503により算出し、解放済未使用領域サイズが次に
一時記憶手段へ書込むデータストリームの転送単位のサ
イズより大きい場合には、書込み動作を行ってもライト
ポインタはエンドポインタのアドレスを超えないので転
送許可判定1504で転送可能と判定し、データストリ
ーム書込み開始処理1505を実行して、ライトポイン
タが指示すアドレスに対しデータストリームを転送し、
ライトポインタ更新処理1506によりライトポインタ
を転送サイズ分だけ更新し、次の転送処理に移る。
【0076】もし、解放済未使用領域のサイズが次に一
時記憶手段へ書込むデータストリームの転送単位のサイ
ズより小さい場合には、転送許可判定1504で転送不
可能と判定し、解放済未使用領域サイズ計算処理150
3に戻り、転送可能と判定されるまで解放済未使用領域
のサイズを監視する。
時記憶手段へ書込むデータストリームの転送単位のサイ
ズより小さい場合には、転送許可判定1504で転送不
可能と判定し、解放済未使用領域サイズ計算処理150
3に戻り、転送可能と判定されるまで解放済未使用領域
のサイズを監視する。
【0077】以上のように、本発明の第11の実施の形
態のバッファ管理方法によると、一時記憶手段の解放済
未使用領域に空き領域がない場合には、次に一時記憶手
段へ書込むデータストリームのサイズ分以上の空き領域
が一時記憶手段に確保できるまでリングバッファに対す
るデータストリーム書込動作の実行を見合わせ、バッフ
ァオーバーフローの発生によるデータストリームの欠損
を未然に防止することができる。
態のバッファ管理方法によると、一時記憶手段の解放済
未使用領域に空き領域がない場合には、次に一時記憶手
段へ書込むデータストリームのサイズ分以上の空き領域
が一時記憶手段に確保できるまでリングバッファに対す
るデータストリーム書込動作の実行を見合わせ、バッフ
ァオーバーフローの発生によるデータストリームの欠損
を未然に防止することができる。
【0078】(第12の実施の形態)次に、図16を参
照して、本発明の第12の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図16に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、順方向再生の場合、一
時記憶手段から復号化手段に対しデータストリームを転
送する際の一時記憶手段からの読出し制御において、ス
タート1601により処理を開始し、次に一時記憶手段
へ書込むデータストリームの転送単位のサイズを転送単
位サイズ取得処理1602により取得し、現在の再生待
ち領域のサイズを再生待ち領域サイズ計算処理1603
により算出し、再生待ち領域のサイズが次に一時記憶手
段から読み出すデータストリームの転送単位のサイズよ
り大きい場合には、読出し動作を行ってもリードポイン
タはライトポインタのアドレスを超えないので転送許可
判定1604で転送可能と判定し、データストリーム読
出し開始処理1605を実行して、リードポインタが指
示すアドレスからデータストリームを転送し、リードポ
インタ更新処理1606によりリードポインタを転送サ
イズ分だけ更新し、次の転送処理に移る。
照して、本発明の第12の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図16に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、順方向再生の場合、一
時記憶手段から復号化手段に対しデータストリームを転
送する際の一時記憶手段からの読出し制御において、ス
タート1601により処理を開始し、次に一時記憶手段
へ書込むデータストリームの転送単位のサイズを転送単
位サイズ取得処理1602により取得し、現在の再生待
ち領域のサイズを再生待ち領域サイズ計算処理1603
により算出し、再生待ち領域のサイズが次に一時記憶手
段から読み出すデータストリームの転送単位のサイズよ
り大きい場合には、読出し動作を行ってもリードポイン
タはライトポインタのアドレスを超えないので転送許可
判定1604で転送可能と判定し、データストリーム読
出し開始処理1605を実行して、リードポインタが指
示すアドレスからデータストリームを転送し、リードポ
インタ更新処理1606によりリードポインタを転送サ
イズ分だけ更新し、次の転送処理に移る。
【0079】もし、再生待ち領域のサイズが次に一時記
憶手段から読出すデータストリームの転送単位のサイズ
より小さい場合には、転送許可判定1604で転送不可
能と判定し、再生待ち領域サイズ計算処理1603に戻
り、転送可能と判定されるまで再生待ち領域のサイズを
監視する。
憶手段から読出すデータストリームの転送単位のサイズ
より小さい場合には、転送許可判定1604で転送不可
能と判定し、再生待ち領域サイズ計算処理1603に戻
り、転送可能と判定されるまで再生待ち領域のサイズを
監視する。
【0080】以上のように、本発明の第12の実施の形
態のバッファ管理方法によると、一時記憶手段の再生待
ち領域に十分なデータ蓄積量がない場合には、再生待ち
領域からのデータストリーム読出し動作の実行を見合わ
せ、アンダーフロー発生に起因するエラーデータ転送を
未然に防止することができる。
態のバッファ管理方法によると、一時記憶手段の再生待
ち領域に十分なデータ蓄積量がない場合には、再生待ち
領域からのデータストリーム読出し動作の実行を見合わ
せ、アンダーフロー発生に起因するエラーデータ転送を
未然に防止することができる。
【0081】(第13の実施の形態)次に、図21を参
照して、本発明の第13の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図21に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、再生速度を伴わずに再
生方向のみ逆方向へ変更した場合、復号化手段2102
内の小規模なデータストリームバッファ2103のデー
タ蓄積を破棄して、次に入力したデータストリームの記
憶単位から再生出力を行うものである。図21の(A)
において、現在既に一時記憶手段2101にはVOBU
#1からVOBU#13までの転送単位のうちIピクチ
ャのみを含むデータ区間のみを格納しており、復号化手
段2102は小規模なデータストリームバッファ210
3を具備し、一時記憶手段2101から転送したデータ
ストリームVOBU#9およびVOBU#11を格納し
ており、復号部2104は先に復号化したVOBU#7
のIピクチャの画像フレームデータをフレームメモリ2
105に格納し、出力制御2106が画像フレームデー
タを出力手段2107を通して外部に出力しているもの
とする。
照して、本発明の第13の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図21に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、再生速度を伴わずに再
生方向のみ逆方向へ変更した場合、復号化手段2102
内の小規模なデータストリームバッファ2103のデー
タ蓄積を破棄して、次に入力したデータストリームの記
憶単位から再生出力を行うものである。図21の(A)
において、現在既に一時記憶手段2101にはVOBU
#1からVOBU#13までの転送単位のうちIピクチ
ャのみを含むデータ区間のみを格納しており、復号化手
段2102は小規模なデータストリームバッファ210
3を具備し、一時記憶手段2101から転送したデータ
ストリームVOBU#9およびVOBU#11を格納し
ており、復号部2104は先に復号化したVOBU#7
のIピクチャの画像フレームデータをフレームメモリ2
105に格納し、出力制御2106が画像フレームデー
タを出力手段2107を通して外部に出力しているもの
とする。
【0082】再生速度を変更せずに再生方向のみ逆方向
へ変更した場合、データストリームバッファ2103に
格納されているデータストリームVOBU#9およびV
OBU#11をそのまま復号化しては、指示した再生方
向とは逆方向の再生動作をするため、データストリーム
バッファ2103の蓄積データであるVOBU#9およ
びVOBU#11を破棄する。
へ変更した場合、データストリームバッファ2103に
格納されているデータストリームVOBU#9およびV
OBU#11をそのまま復号化しては、指示した再生方
向とは逆方向の再生動作をするため、データストリーム
バッファ2103の蓄積データであるVOBU#9およ
びVOBU#11を破棄する。
【0083】次に、図21の(B)において、現在VO
BU#1からVOBU#13までの転送単位のうちIピ
クチャのみを含むデータ区間のみを格納している一時記
憶手段2111から、現在表示中のVOBU#7のIピ
クチャの画像フレームデータより再生方向に対し再生速
度に対応したVOBU番号数だけ先の画像フレームデー
タとなるVOBU#5からVOBU#3、VOBU#1
の順に、復号化手段2112の小規模なデータストリー
ムバッファ2113へ転送し、復号部2114へ転送す
ることにより、現在表示中のVOBU#7のIピクチャ
の画像フレームデータに続き、VOBU#5からVOB
U#3、VOBU#1の順に復号化し、フレームメモリ
2115に対して画像フレームデータを展開し、出力制
御2116が画像フレームデータを出力手段2117を
通して外部に出力する。
BU#1からVOBU#13までの転送単位のうちIピ
クチャのみを含むデータ区間のみを格納している一時記
憶手段2111から、現在表示中のVOBU#7のIピ
クチャの画像フレームデータより再生方向に対し再生速
度に対応したVOBU番号数だけ先の画像フレームデー
タとなるVOBU#5からVOBU#3、VOBU#1
の順に、復号化手段2112の小規模なデータストリー
ムバッファ2113へ転送し、復号部2114へ転送す
ることにより、現在表示中のVOBU#7のIピクチャ
の画像フレームデータに続き、VOBU#5からVOB
U#3、VOBU#1の順に復号化し、フレームメモリ
2115に対して画像フレームデータを展開し、出力制
御2116が画像フレームデータを出力手段2117を
通して外部に出力する。
【0084】以上のように、本発明の第13の実施の形
態のバッファ管理方法によると、再生速度の変更を伴わ
ない再生方向反転時に、既に復号化手段内に蓄積されて
いるデータストリームの復号化を阻止することにより、
再生方向反転直後から所望の転送単位のフレームデータ
を復号化し、画像フレームデータを出力することができ
る。
態のバッファ管理方法によると、再生速度の変更を伴わ
ない再生方向反転時に、既に復号化手段内に蓄積されて
いるデータストリームの復号化を阻止することにより、
再生方向反転直後から所望の転送単位のフレームデータ
を復号化し、画像フレームデータを出力することができ
る。
【0085】(第14の実施の形態)次に、図22を参
照して、本発明の第14の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図22に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、高速な特殊再生におい
て、再生速度を変更した場合、一時記憶手段2201の
蓄積データ、および復号化手段2202内の小規模なデ
ータストリームバッファ2202のデータ蓄積を破棄し
て、次に入力したデータストリームの記憶単位から再生
出力を行うものである。図22の(A)において、現在
既に一時記憶手段2201にはVOBU#1からVOB
U#13までの転送単位のうちIピクチャのみを含むデ
ータ区間のみが格納されており、復号化手段2202は
小規模なデータストリームバッファ2203を具備し、
一時記憶手段2201から転送したデータストリームV
OBU#9およびVOBU#11を格納しており、復号
部2204は先に復号化したVOBU#7のIピクチャ
の画像フレームデータをフレームメモリ2205に格納
し、出力制御2206により画像フレームデータを出力
手段2207を通して外部に出力しているものとする。
照して、本発明の第14の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図22に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、高速な特殊再生におい
て、再生速度を変更した場合、一時記憶手段2201の
蓄積データ、および復号化手段2202内の小規模なデ
ータストリームバッファ2202のデータ蓄積を破棄し
て、次に入力したデータストリームの記憶単位から再生
出力を行うものである。図22の(A)において、現在
既に一時記憶手段2201にはVOBU#1からVOB
U#13までの転送単位のうちIピクチャのみを含むデ
ータ区間のみが格納されており、復号化手段2202は
小規模なデータストリームバッファ2203を具備し、
一時記憶手段2201から転送したデータストリームV
OBU#9およびVOBU#11を格納しており、復号
部2204は先に復号化したVOBU#7のIピクチャ
の画像フレームデータをフレームメモリ2205に格納
し、出力制御2206により画像フレームデータを出力
手段2207を通して外部に出力しているものとする。
【0086】再生速度を変更した場合、データストリー
ムバッファ2203に格納されているデータストリーム
VOBU#9、VOBU#11および一時記憶手段22
01に蓄積されているデータストリームをそのまま復号
化しては、指示した再生速度に反するよう再生動作をす
るため、一時記憶手段2201およびデータストリーム
バッファ2203の蓄積データを破棄する。
ムバッファ2203に格納されているデータストリーム
VOBU#9、VOBU#11および一時記憶手段22
01に蓄積されているデータストリームをそのまま復号
化しては、指示した再生速度に反するよう再生動作をす
るため、一時記憶手段2201およびデータストリーム
バッファ2203の蓄積データを破棄する。
【0087】次に、図22の(B)において、一時記憶
手段2211から、現在表示中のVOBU#7のIピク
チャの画像フレームデータより再生方向に対し再生速度
に対応した数だけ先の画像フレームデータとなるVOB
U#10からVOBU#13、VOBU#16の順に、
復号化手段2112へ転送することにより小規模なデー
タストリームバッファ2113へ転送する。そして、再
生方向に対し再生速度に対応した数だけ先の画像フレー
ムデータとなるVOBU#10からVOBU#13、V
OBU#16を、その順に復号部2214へ転送するこ
とにより、現在表示中のVOBU#7のIピクチャの画
像フレームデータに続き、VOBU#10からVOBU
#13、VOBU#16の順に復号化し、フレームメモ
リ2215へ画像フレームデータを展開し、出力制御2
216が画像フレームデータを出力手段2217を通し
て外部に出力する。
手段2211から、現在表示中のVOBU#7のIピク
チャの画像フレームデータより再生方向に対し再生速度
に対応した数だけ先の画像フレームデータとなるVOB
U#10からVOBU#13、VOBU#16の順に、
復号化手段2112へ転送することにより小規模なデー
タストリームバッファ2113へ転送する。そして、再
生方向に対し再生速度に対応した数だけ先の画像フレー
ムデータとなるVOBU#10からVOBU#13、V
OBU#16を、その順に復号部2214へ転送するこ
とにより、現在表示中のVOBU#7のIピクチャの画
像フレームデータに続き、VOBU#10からVOBU
#13、VOBU#16の順に復号化し、フレームメモ
リ2215へ画像フレームデータを展開し、出力制御2
216が画像フレームデータを出力手段2217を通し
て外部に出力する。
【0088】以上のように、本発明の第14の実施の形
態のバッファ管理方法によると、再生方向反転時に既に
復号化手段内に蓄積されているデータストリームの復号
化を阻止するとともに、一時記憶手段内に蓄積されたデ
ータストリームを破棄することにより、再生速度変更直
後から所望の転送単位のフレームの復号化および再生速
度による画像フレームデータを出力することができる。
態のバッファ管理方法によると、再生方向反転時に既に
復号化手段内に蓄積されているデータストリームの復号
化を阻止するとともに、一時記憶手段内に蓄積されたデ
ータストリームを破棄することにより、再生速度変更直
後から所望の転送単位のフレームの復号化および再生速
度による画像フレームデータを出力することができる。
【0089】(第15の実施の形態)次に、図23を参
照して、本発明の第15の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図23に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、高速な特殊再生におい
て、再生速度を変更した場合、一時記憶手段の蓄積デー
タ、および復号化手段内の小規模なデータストリームバ
ッファのデータ蓄積を破棄して、再び一時記憶手段へデ
ータストリーム転送を開始後の復号化開始の判定を行う
ものである。まず、スタート2301により処理を開始
し、現在の再生待ち領域のサイズを再生待ち領域サイズ
計算処理2302により算出し、再生待ち領域のサイズ
が予め定めた一定のサイズより大きいかどうかを転送許
可判定2303により判定し、再生待ち領域のサイズが
予め定めた一定のサイズより大きい場合は、データスト
リーム読出し開始処理2304を実行して、判定処理の
終了2305により処理を終了する。もし、再生待ち領
域のサイズが予め定めた一定のサイズより小さい場合
は、転送許可判定2303で転送開始不可能と判定し
て、再生待ち領域サイズ計算処理2302に戻り、転送
開始可能と判定されるまで再生待ち領域のサイズを監視
する。
照して、本発明の第15の実施の形態におけるバッファ
管理方法について説明する。図23に示すように、本実
施の形態のバッファ管理方法は、高速な特殊再生におい
て、再生速度を変更した場合、一時記憶手段の蓄積デー
タ、および復号化手段内の小規模なデータストリームバ
ッファのデータ蓄積を破棄して、再び一時記憶手段へデ
ータストリーム転送を開始後の復号化開始の判定を行う
ものである。まず、スタート2301により処理を開始
し、現在の再生待ち領域のサイズを再生待ち領域サイズ
計算処理2302により算出し、再生待ち領域のサイズ
が予め定めた一定のサイズより大きいかどうかを転送許
可判定2303により判定し、再生待ち領域のサイズが
予め定めた一定のサイズより大きい場合は、データスト
リーム読出し開始処理2304を実行して、判定処理の
終了2305により処理を終了する。もし、再生待ち領
域のサイズが予め定めた一定のサイズより小さい場合
は、転送許可判定2303で転送開始不可能と判定し
て、再生待ち領域サイズ計算処理2302に戻り、転送
開始可能と判定されるまで再生待ち領域のサイズを監視
する。
【0090】以上のように、本発明の第15の実施の形
態のバッファ管理方法によると、高速再生中の再生速度
変更、および再生停止中からの再生開始時に停止直前に
再生していた再生速度から再生速度を変更させた場合、
一時記憶手段へのデータストリームの蓄積量が十分な量
に到達後再生動作を開始することにより、一時記憶手段
のアンダーフローに起因する復号化手段の一時的な動作
停止を阻止し、安定した再生速度の特殊再生機能を実現
することができる。
態のバッファ管理方法によると、高速再生中の再生速度
変更、および再生停止中からの再生開始時に停止直前に
再生していた再生速度から再生速度を変更させた場合、
一時記憶手段へのデータストリームの蓄積量が十分な量
に到達後再生動作を開始することにより、一時記憶手段
のアンダーフローに起因する復号化手段の一時的な動作
停止を阻止し、安定した再生速度の特殊再生機能を実現
することができる。
【0091】
【発明の効果】本発明におけるバッファ管理方法は、上
記のように構成され、特に、順方向の再生動作完了時に
一定量の再生完了データを一時記憶手段に保持しておく
ことにより、再生方向反転時に保持している再生完了デ
ータを使用し、素早く再生を開始して記録領域を無駄な
く使用し、低い実現コストで、再生開始時間を高速化す
ることができる。
記のように構成され、特に、順方向の再生動作完了時に
一定量の再生完了データを一時記憶手段に保持しておく
ことにより、再生方向反転時に保持している再生完了デ
ータを使用し、素早く再生を開始して記録領域を無駄な
く使用し、低い実現コストで、再生開始時間を高速化す
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における再生装置の
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるリングバッ
ファの構成を示す模式図、
ファの構成を示す模式図、
【図3】従来技術におけるGOPの構成を示す説明図、
【図4】従来技術におけるVOBUの構成を示すブロッ
ク図、
ク図、
【図5】従来技術におけるリングバッファの構成を示す
模式図、
模式図、
【図6】従来技術におけるリングバッファの構成を示す
模式図、
模式図、
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるVOBU単
位のリングバッファ入出力制御を示す模式図、
位のリングバッファ入出力制御を示す模式図、
【図8】本発明の第3の実施の形態における再生完了領
域の解放を示すリングバッファの模式図、
域の解放を示すリングバッファの模式図、
【図9】本発明の第4の実施の形態における再生方向反
転時のリングバッファの動作を示すリングバッファの模
式図、
転時のリングバッファの動作を示すリングバッファの模
式図、
【図10】本発明の実施の形態における転送単位参照リ
ストの管理方法を示す図、
ストの管理方法を示す図、
【図11】本発明の第5の実施の形態における高速再生
時のリングバッファへのデータストリーム格納方法を示
す模式図、
時のリングバッファへのデータストリーム格納方法を示
す模式図、
【図12】本発明の第6の実施の形態における高速再生
時のリングバッファへのデータストリーム格納方法を示
す模式図、
時のリングバッファへのデータストリーム格納方法を示
す模式図、
【図13】本発明の実施の形態における画像再生データ
のみで構成されたVOBUの構造を示すブロック図、
のみで構成されたVOBUの構造を示すブロック図、
【図14】本発明の実施の形態における画像再生データ
と音声データとで構成されたVOBUの構造を示すブロ
ック図、
と音声データとで構成されたVOBUの構造を示すブロ
ック図、
【図15】本発明の第11の実施の形態における記憶手
段から一時記憶手段へのデータストリーム転送処理を示
すフローチャート、
段から一時記憶手段へのデータストリーム転送処理を示
すフローチャート、
【図16】本発明の第12の実施の形態における一時記
憶手段から復号化手段へのデータストリーム転送処理を
示すフローチャート、
憶手段から復号化手段へのデータストリーム転送処理を
示すフローチャート、
【図17】本発明の第9の実施の形態における順方向特
殊再生時にデータストリームを一時記憶手段へ書込む方
法を示す模式図、
殊再生時にデータストリームを一時記憶手段へ書込む方
法を示す模式図、
【図18】本発明の第10の実施の形態における逆方向
特殊再生時にデータストリームを一時記憶手段へ書込む
方法を示す模式図、
特殊再生時にデータストリームを一時記憶手段へ書込む
方法を示す模式図、
【図19】本発明の第7の実施の形態における逆方向再
生時の一時記憶手段へのデータストリーム蓄積方法を示
す説明図、
生時の一時記憶手段へのデータストリーム蓄積方法を示
す説明図、
【図20】本発明の第8の実施の形態における再生方向
反転時および再生速度変更時に次に再生すべき転送単位
を検索する方法を示す説明図、
反転時および再生速度変更時に次に再生すべき転送単位
を検索する方法を示す説明図、
【図21】本発明の第13の実施の形態における高速再
生で再生方向変更・再生速度変更無しの場合における復
号化手段のデータストリームバッファの初期化を示す説
明図、
生で再生方向変更・再生速度変更無しの場合における復
号化手段のデータストリームバッファの初期化を示す説
明図、
【図22】本発明の第14の実施の形態における高速再
生で再生速度変更有りの場合の、復号化手段のデータス
トリームバッファおよび一時記憶手段の初期化を示す説
明図、
生で再生速度変更有りの場合の、復号化手段のデータス
トリームバッファおよび一時記憶手段の初期化を示す説
明図、
【図23】本発明の第15の実施の形態における高速再
生で再生速度変更有りの場合の、再生待ち領域に対し一
定量のデータストリーム蓄積後、復号化開始の判定処理
を示すフローチャート。
生で再生速度変更有りの場合の、再生待ち領域に対し一
定量のデータストリーム蓄積後、復号化開始の判定処理
を示すフローチャート。
101 再生方法指定手段
102 再生方法制御手段
103 読出し位置制御手段
104 記憶媒体
105 再生データ領域
106 再生管理情報領域
107 読出し手段
108、1109、1212、1901 一時記憶手段
2001、2101、2111、2201、2211
一時記憶手段 109、205、504、705 ライトポインタ 805、815、905、1009 ライトポインタ 1705、1805、1902、2003 ライトポイ
ンタ 110、206、505、706、806 リードポイ
ンタ 816、906、1010、1706、1806 リー
ドポインタ 111、207、601、707、807 エンドポイ
ンタ 817、907、1011、1707、1807 エン
ドポインタ 112 再生管理情報記憶手段 113、2102、2202 復号化手段 114 再生信号出力手段 115、1001 転送単位参照リスト 116 転送単位参照リスト先頭ポインタ 117 転送単位参照リスト読出しポインタ 118 転送単位参照リスト終端ポインタ 201、501、701、801、811 リングバッ
ファ 901、1701、1801 リングバッファ 202、502、702、802、812 解放済未使
用領域 902、1702、1802、1904 解放済み未使
用領域 203、503、703、803、813、903 再
生待ち領域 1703、1803、1905 再生待ち領域 204、704、804、814 再生完了領域 904、1704、1804 再生完了領域 301 データストリーム順ピクチャ配列 302 表示順ピクチャ配列 303 ピクチャ参照関係 304、402 GOP(Group Of Picture) 401 VOBU(Video Object Block Unit ) 602 既読出データ領域ARD 603 未読出データ領域URD 604 ライトポインタWP 605 リードポインタRD 708 リングバッファ書込みデータ 709 リングバッファ読込みデータ 911 リングバッファ(再生方向反転後) 912 解放済未使用領域(再生方向反転後) 913 再生待ち領域(再生方向反転後) 914 再生完了領域(再生方向反転後) 915 ライトポインタ(再生方向反転後) 916 リードポインタ(再生方向反転後) 917 エンドポインタ(再生方向反転後) 921 リングバッファ(過剰再生完了領域解放後) 922 解放済未使用領域(過剰再生完了領域解放後) 923 再生待ち領域(過剰再生完了領域解放後) 924 再生完了領域(過剰再生完了領域解放後) 925 ライトポインタ(過剰再生完了領域解放後) 926 リードポインタ(過剰再生完了領域解放後) 927 エンドポインタ(過剰再生完了領域解放後) 1002 転送単位サイズ 1003 転送単位再生時間情報 1004 VOBU番号 1005 1転送単位分のリストデータ 1006 転送単位参照リスト先頭ポインタ 1007 転送単位参照リスト読出しポインタ 1008 転送単位参照リスト終端ポインタ 1101 VOBUデータ構成 1102、1202、1301、1401 VOBU#
n 1103、1203 VOBU#n+1 1104、1205 Iピクチャ#n 1105、1206 その他のピクチャ#n 1106、1207 Iピクチャ#n+1 1107、1208 その他のピクチャ#n+1 1108 記録手段の記録単位 1201 VOBUデータ構成 1204 VOBU#n+2 1209 Iピクチャ#n+2 1210 その他のピクチャ#n+2 1211 記録手段の記録単位 1302 画像データ・パックデータV 1402 画像データ・パックデータV 1402 音声データ・パックデータA 1501、1601、2301 スタート(処理開始) 1502、1602 転送単位サイズ取得処理 1503 解放済未使用領域サイズ計算処理 1504、1604、2303 転送許可判定 1505 データストリーム書込み開始処理 1506 ライトポインタ更新処理 1603、2302 再生待ち領域サイズ計算処理 1605 データストリーム読出し開始処理 1606 リードポインタ更新処理 1711 リングバッファ(データストリーム転送後) 1712 解放済未使用領域(データストリーム転送
後) 1713 再生待ち領域(データストリーム転送後) 1715 ライトポインタ(データストリーム転送後) 1721 リングバッファ(ライトポインタ更新後) 1722 解放済未使用領域(ライトポインタ更新後) 1723 再生待ち領域(ライトポインタ更新後) 1725 ライトポインタ(ライトポインタ更新後) 1811 リングバッファ(ライトポインタ更新後) 1812 解放済未使用領域(ライトポインタ更新後) 1813 再生待ち領域(ライトポインタ更新後) 1815 ライトポインタ(ライトポインタ更新後) 1821 リングバッファ(データストリーム転送後) 1822 解放済未使用領域(データストリーム転送
後) 1823 再生待ち領域(データストリーム転送後) 1825 ライトポインタ(データストリーム転送後) 1903 VOBUデータ(再生待ち領域) 1911 一時記憶手段(転送後) 1912 ライトポインタ(転送後) 1913 VOBUデータ(転送後) 1914 解放済み未使用領域(転送後) 1915 データ転送方向 1916 転送VOBU 1917 VOBU再生方向 2002 VOBUデータ(再生待ち領域/再生完了領
域) 2004 再生時間情報 2103、2203 データストリームバッファ 2104、2204 デコーダ 2105、2205 フレームメモリ 2106、2206 出力制御 2107、2207 出力手段 2112 復号化手段(データストリームバッファ初期
化後) 2113 データストリームバッファ(データストリー
ムバッファ初期化後) 2114 デコーダ(データストリームバッファ初期化
後) 2115 フレームメモリ(データストリームバッファ
初期化後) 2116 出力制御(データストリームバッファ初期化
後) 2117 出力手段(データストリームバッファ初期化
後) 2212 復号化手段(データストリームバッファ、一
時記憶手段初期化後) 2213 データストリームバッファ(データストリー
ムバッファ、一時記憶手段初期化後) 2214 デコーダ(データストリームバッファ、一時
記憶手段初期化後) 2215 フレームメモリ(データストリームバッフ
ァ、一時記憶手段初期化後) 2216 出力制御(データストリームバッファ、一時
記憶手段初期化後) 2217 出力手段(データストリームバッファ初期化
後) 2304 データストリーム読出し開始処理 2305 終了(転送開始)
一時記憶手段 109、205、504、705 ライトポインタ 805、815、905、1009 ライトポインタ 1705、1805、1902、2003 ライトポイ
ンタ 110、206、505、706、806 リードポイ
ンタ 816、906、1010、1706、1806 リー
ドポインタ 111、207、601、707、807 エンドポイ
ンタ 817、907、1011、1707、1807 エン
ドポインタ 112 再生管理情報記憶手段 113、2102、2202 復号化手段 114 再生信号出力手段 115、1001 転送単位参照リスト 116 転送単位参照リスト先頭ポインタ 117 転送単位参照リスト読出しポインタ 118 転送単位参照リスト終端ポインタ 201、501、701、801、811 リングバッ
ファ 901、1701、1801 リングバッファ 202、502、702、802、812 解放済未使
用領域 902、1702、1802、1904 解放済み未使
用領域 203、503、703、803、813、903 再
生待ち領域 1703、1803、1905 再生待ち領域 204、704、804、814 再生完了領域 904、1704、1804 再生完了領域 301 データストリーム順ピクチャ配列 302 表示順ピクチャ配列 303 ピクチャ参照関係 304、402 GOP(Group Of Picture) 401 VOBU(Video Object Block Unit ) 602 既読出データ領域ARD 603 未読出データ領域URD 604 ライトポインタWP 605 リードポインタRD 708 リングバッファ書込みデータ 709 リングバッファ読込みデータ 911 リングバッファ(再生方向反転後) 912 解放済未使用領域(再生方向反転後) 913 再生待ち領域(再生方向反転後) 914 再生完了領域(再生方向反転後) 915 ライトポインタ(再生方向反転後) 916 リードポインタ(再生方向反転後) 917 エンドポインタ(再生方向反転後) 921 リングバッファ(過剰再生完了領域解放後) 922 解放済未使用領域(過剰再生完了領域解放後) 923 再生待ち領域(過剰再生完了領域解放後) 924 再生完了領域(過剰再生完了領域解放後) 925 ライトポインタ(過剰再生完了領域解放後) 926 リードポインタ(過剰再生完了領域解放後) 927 エンドポインタ(過剰再生完了領域解放後) 1002 転送単位サイズ 1003 転送単位再生時間情報 1004 VOBU番号 1005 1転送単位分のリストデータ 1006 転送単位参照リスト先頭ポインタ 1007 転送単位参照リスト読出しポインタ 1008 転送単位参照リスト終端ポインタ 1101 VOBUデータ構成 1102、1202、1301、1401 VOBU#
n 1103、1203 VOBU#n+1 1104、1205 Iピクチャ#n 1105、1206 その他のピクチャ#n 1106、1207 Iピクチャ#n+1 1107、1208 その他のピクチャ#n+1 1108 記録手段の記録単位 1201 VOBUデータ構成 1204 VOBU#n+2 1209 Iピクチャ#n+2 1210 その他のピクチャ#n+2 1211 記録手段の記録単位 1302 画像データ・パックデータV 1402 画像データ・パックデータV 1402 音声データ・パックデータA 1501、1601、2301 スタート(処理開始) 1502、1602 転送単位サイズ取得処理 1503 解放済未使用領域サイズ計算処理 1504、1604、2303 転送許可判定 1505 データストリーム書込み開始処理 1506 ライトポインタ更新処理 1603、2302 再生待ち領域サイズ計算処理 1605 データストリーム読出し開始処理 1606 リードポインタ更新処理 1711 リングバッファ(データストリーム転送後) 1712 解放済未使用領域(データストリーム転送
後) 1713 再生待ち領域(データストリーム転送後) 1715 ライトポインタ(データストリーム転送後) 1721 リングバッファ(ライトポインタ更新後) 1722 解放済未使用領域(ライトポインタ更新後) 1723 再生待ち領域(ライトポインタ更新後) 1725 ライトポインタ(ライトポインタ更新後) 1811 リングバッファ(ライトポインタ更新後) 1812 解放済未使用領域(ライトポインタ更新後) 1813 再生待ち領域(ライトポインタ更新後) 1815 ライトポインタ(ライトポインタ更新後) 1821 リングバッファ(データストリーム転送後) 1822 解放済未使用領域(データストリーム転送
後) 1823 再生待ち領域(データストリーム転送後) 1825 ライトポインタ(データストリーム転送後) 1903 VOBUデータ(再生待ち領域) 1911 一時記憶手段(転送後) 1912 ライトポインタ(転送後) 1913 VOBUデータ(転送後) 1914 解放済み未使用領域(転送後) 1915 データ転送方向 1916 転送VOBU 1917 VOBU再生方向 2002 VOBUデータ(再生待ち領域/再生完了領
域) 2004 再生時間情報 2103、2203 データストリームバッファ 2104、2204 デコーダ 2105、2205 フレームメモリ 2106、2206 出力制御 2107、2207 出力手段 2112 復号化手段(データストリームバッファ初期
化後) 2113 データストリームバッファ(データストリー
ムバッファ初期化後) 2114 デコーダ(データストリームバッファ初期化
後) 2115 フレームメモリ(データストリームバッファ
初期化後) 2116 出力制御(データストリームバッファ初期化
後) 2117 出力手段(データストリームバッファ初期化
後) 2212 復号化手段(データストリームバッファ、一
時記憶手段初期化後) 2213 データストリームバッファ(データストリー
ムバッファ、一時記憶手段初期化後) 2214 デコーダ(データストリームバッファ、一時
記憶手段初期化後) 2215 フレームメモリ(データストリームバッフ
ァ、一時記憶手段初期化後) 2216 出力制御(データストリームバッファ、一時
記憶手段初期化後) 2217 出力手段(データストリームバッファ初期化
後) 2304 データストリーム読出し開始処理 2305 終了(転送開始)
Claims (18)
- 【請求項1】データ領域の先端位置と終端位置とが仮想
的に連続するリングバッファとしての一時記憶手段のデ
ータ領域を再生待ち領域、再生完了領域および解放済未
使用領域に分割し、分割された各領域は記憶手段から読
み出された画像圧縮符号化データを前記一時記憶手段に
書込むため前記解放済未使用領域の先頭位置を示すライ
トポインタと、前記一時記憶手段の再生待ち領域の先頭
位置を示すリードポインタと、前記一時記憶手段の再生
完了領域の終端位置を示すエンドポインタとにより指定
され、記憶手段から読み出された画像圧縮符号化データ
を前記ライトポインタにより指定された前記一時記憶手
段の解放済未使用領域に書込んで再生待ち領域に加え、
この書込み量に応じて前記ライトポインタを更新し、前
記リードポインタにより指定された前記一時記憶手段の
再生待ち領域から画像圧縮符号化データを読出し読出し
た領域を再生完了領域に加え、この読出し量に応じて前
記リードポインタを更新し、前記エンドポインタを更新
して前記再生完了領域のデータ保持量を変更する各工程
を有することを特徴とするバッファ管理方法。 - 【請求項2】前記エンドポインタにより指定された再生
完了領域は一定時間再生可能なデータ量だけ保持するこ
とを特徴とする請求項1記載のバッファ管理方法。 - 【請求項3】画像のデータストリームの複数フレームの
画像信号からなるフレーム内圧縮処理により符号化され
たIピクチャと、時間的に前方の画像フレームとの相関
を用いた順方向予測圧縮符号化により生成されたPピク
チャと、時間的に前方または後方または前後双方の画像
フレームとの相関を用いた双方向予測圧縮符号化により
生成されたBピクチャとにより構成された画像圧縮符号
化データストリームを1グループとし、前記画像圧縮符
号化データストリームの1または複数のグループを1転
送単位として前記一時記憶手段に対する読出し、または
書込み動作を制御することを特徴とする請求項1または
2記載のバッファ管理方法。 - 【請求項4】再生完了領域に蓄積されたデータが一定時
間再生可能な量を越えた場合に、前記エンドポインタを
前記データストリームの1転送単位と等しいデータ量分
だけデータ再生方向と同じ方向へ移動させることにより
再生完了領域のデータを解放し、解放した領域を解放済
未使用領域に加える工程を有することを特徴とする請求
項3記載のバッファ管理方法。 - 【請求項5】前記一時記憶手段の解放済未使用領域へ書
込むデータストリームの最終位置と前記エンドポインタ
の位置とを比較し、前記データストリームの最終位置が
前記エンドポインタを越えない場合にのみ、前記ライト
ポインタにより指定された前記一時記憶手段の解放済未
使用領域に対し前記記憶手段から読み出された画像圧縮
符号化データを格納する各工程を有することを特徴とす
る請求項1記載のバッファ管理方法。 - 【請求項6】前記一時記憶手段の再生待ち領域から読み
出す画像圧縮符号化データの最終位置と前記ライトポイ
ンタの位置とを比較し、読み出すデータの最終位置が前
記ライトポインタを越えない場合にのみ、前記一時記憶
手段から画像圧縮符号化データを読出して復号化手段へ
転送する各工程を有することを特徴とする請求項1記載
のバッファ管理方法。 - 【請求項7】再生方向が逆方向の特殊再生動作におい
て、前記記憶手段からの読出し位置制御手段に対し再生
方向に1転送単位以上先の画像圧縮符号化データの転送
を指定し、前記ライトポインタの現在のアドレス位置を
次に書込む1以上連続する転送単位のサイズ分だけ再生
方向に離れたアドレス位置に更新し、このアドレス位置
に対して前記記憶手段から次に書込む画像圧縮符号化デ
ータの前記連続する転送単位のサイズ分だけデータ書込
み動作を行う各工程を有することを特徴とする請求項1
記載のバッファ管理方法。 - 【請求項8】再生方向が逆方向の特殊再生動作におい
て、前記一時記憶手段の画像圧縮符号化データの読出し
位置を指示すリードポインタの現在のアドレス位置を次
に読出す連続する転送単位のサイズ分だけ再生方向に離
れたアドレス位置に更新し、更新したアドレス位置から
前記連続する転送単位のサイズ分だけ前記一時記憶手段
からデータ読出しを行う各工程を有することを特徴とす
る請求項1記載のバッファ管理方法。 - 【請求項9】再生方向が順方向の高速特殊再生動作にお
いて、フレーム内圧縮処理により符号化したIピクチャ
の画像データによりデータ再生する場合に、記憶手段の
読出し位置制御手段に対し再生方向に1転送単位以上分
先の画像圧縮符号化データの転送を指定し、前記記憶手
段から連続する一連の画像圧縮符号化データの前記Iピ
クチャの画像データを含む前記記憶手段の記録単位数分
のみをデータ読出し手段により読出し、前記記憶手段か
ら読出した前記Iピクチャの画像データを含む前記記憶
手段の記録単位数分のみ前記一時記憶手段のライトポイ
ンタのアドレス位置から書き込む各工程を有することを
特徴とするバッファ管理方法。 - 【請求項10】再生方向が逆方向の高速特殊再生動作に
おいて、フレーム内圧縮処理により符号化したIピクチ
ャの画像データによりデータ再生する場合に、記憶手段
の読出し位置制御手段に対し再生方向に1転送単位以上
分先の画像圧縮符号化データの転送を指定し、Iピクチ
ャの画像データを含む記憶単位のサイズに対応する前記
記憶手段の記録単位数分だけライトポインタを更新し、
前記記憶手段から連続する一連の画像圧縮符号化データ
の前記Iピクチャの画像データを含む前記記憶手段の記
録単位数分のみをデータ読出し手段により読出し、前記
記憶手段から読出した前記Iピクチャの画像データを含
む前記記憶手段の記録単位数分のみ前記一時記憶手段の
ライトポインタのアドレス位置から書き込む各工程を有
することを特徴とするバッファ管理方法。 - 【請求項11】再生方向が順方向または逆方向の高速な
特殊再生動作において、再生中に再生方向を反転させた
場合に、復号化手段のデータストリーム入力バッファに
蓄積されていたデータストリームを破棄し、次に前記復
号化手段に転送したデータストリームに含まれるフレー
ムから復号化を行い出力を開始する各工程を有すること
を特徴とする復号化制御方法。 - 【請求項12】再生方向が順方向または逆方向の高速な
特殊再生動作において、高速再生中の再生速度変更およ
び再生停止中からの再生開始時に、停止直前に再生して
いた再生速度から再生速度を変更させた場合に、復号化
手段のデータストリーム入力バッファおよび一時記憶手
段に蓄積されていたデータストリームを破棄し、次に前
記一時記憶手段および前記復号化手段に転送したデータ
ストリームに含まれている転送単位から復号化を行い出
力を開始する各工程を有することを特徴とする復号化制
御方法。 - 【請求項13】再生方向が順方向または逆方向の高速な
特殊再生動作において、高速再生中の再生速度変更およ
び再生停止中からの再生開始時に、停止直前に再生して
いた再生速度から再生速度を変更させた場合に、復号化
手段のデータストリーム入力バッファおよび一時記憶手
段に蓄積されていたデータストリームを破棄し、前記一
時記憶手段からのデータストリーム読出し動作を停止し
たままで前記一時記憶手段にデータストリームの書込み
を開始し、前記一時記憶手段のデータストリーム蓄積量
が一定量に到達後、前記一時記憶手段からのデータスト
リームの読出し動作およびデータ再生動作を開始する各
工程を有することを特徴とする復号化制御方法。 - 【請求項14】直前の再生状態から時間的に再生方向を
反転させた場合、ライトポインタとエンドポインタの値
を交換することにより、前記ライトポインタと前記エン
ドポインタとが管理する前記一時記憶手段の前記再生完
了領域と前記再生待ち領域とを交換する工程を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のバッファ管理方法。 - 【請求項15】直前の再生状態から時間的に再生方向を
反転させた場合、ライトポインタとエンドポインタの値
を交換することにより、前記ライトポインタと前記エン
ドポインタとが管理する前記一時記憶手段の前記再生完
了領域と前記再生待ち領域とを交換し、現在出力中の再
生データに対応する再生時間情報を基準に、次に出力す
べき再生データを含む画像圧縮符号化データの管理情報
を検索し、該当する転送単位の格納アドレスを特定し、
この転送単位のデータより再生方向が後方の再生完了領
域のデータおよび前記再生完了領域の前記エンドポイン
タを、一定時間再生可能なデータ量を残して更新し、更
新したエンドポインタより後方の再生完了領域およびエ
ンドポインタを解放して解放済未使用領域に遷移させる
各工程を有することを特徴とする請求項1記載のバッフ
ァ管理方法。 - 【請求項16】直前の再生状態から時間的に再生方向を
反転させた場合、ライトポインタとエンドポインタの値
を交換することにより、前記ライトポインタと前記エン
ドポインタとが管理する前記一時記憶手段の前記再生完
了領域と前記再生待ち領域とを交換し、前記再生完了領
域と前記再生待ち領域の交換後、前記ライトポインタに
対応する管理情報を検索し、前記一時記憶手段に書込む
転送単位の格納アドレスを特定し、書込んだ転送単位の
データを再生待ち領域に追加すると共にその再生待ち領
域に対するライトポインタを更新する各工程を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のバッファ管理方法。 - 【請求項17】直前の再生状態から再生速度を変更させ
た場合および直前の再生状態から再生方向を反転させた
場合に、現在出力中の再生データに対応する再生時間情
報を基準に、次に出力すべき再生データの再生時間情報
を計算するとともに、次に出力すべき再生データを含む
画像圧縮符号化データの管理情報を検索し、出力すべき
再生データの転送単位の格納アドレスを決定し、前記リ
ードポインタを出力すべき転送単位の先頭アドレスに更
新し、前記リードポインタが指示すアドレスから読出し
を開始する各工程を有することを特徴とする請求項1記
載のバッファ管理方法。 - 【請求項18】再生する画像圧縮符号化データを格納す
る記憶手段と、データ領域を再生待ち領域、再生完了領
域および解放済未使用領域に分割し、前記データ領域の
先端位置と終端位置とが仮想的に連続するリングバッフ
ァとしての一時記憶手段と、前記記憶手段から読み出さ
れた画像圧縮符号化データを前記一時記憶手段に書込む
ため前記解放済未使用領域の先頭位置を示すライトポイ
ンタと、前記一時記憶手段の再生待ち領域の先頭位置を
示すリードポインタと、前記一時記憶手段の再生完了領
域の終端位置を示すエンドポインタとを指定する転送単
位参照リストと、前記一時記憶手段から再生したデータ
を復号化して出力する復号化手段と、前記記憶手段から
読み出された画像圧縮符号化データを前記ライトポイン
タにより指定された前記一時記憶手段の解放済未使用領
域に書込んで再生待ち領域に加え、この書込み量に応じ
て前記ライトポインタを更新し、前記リードポインタに
より指定された前記一時記憶手段の再生待ち領域から画
像圧縮符号化データを読出し読出した領域を再生完了領
域に加え、この読出し量に応じて前記リードポインタを
更新し、前記エンドポインタを更新して前記再生完了領
域のデータ量を一定時間再生可能な量だけ保持するよう
制御する再生方法制御手段とを備えることを特徴とする
データ再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243051A JP2003059189A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | バッファ管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2001243051A JP2003059189A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | バッファ管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=19073219
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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- 2001-08-10 JP JP2001243051A patent/JP2003059189A/ja active Pending
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