JP2003057889A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
画像形成装置及びプロセスカートリッジInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセスカートリッジの改善を実施した場合
に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施する
ことなく、画像形成装置の高画質化・機能向上を実施可
能とする。 【解決手段】 プロセスカートリッジ2には不揮発性メ
モリ(カートリッジメモリ)17が備えられ、画像形成
装置1のCPU14によって読み書き可能となってい
る。画像形成装置1にはソフトウェア、プログラミング
データ等を記憶するメモリとして、ROM15及びRA
M16がある。CPU14により、画像形成装置1のい
ろいろな構成部品を統合的に動作させて印刷を行う。
に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施する
ことなく、画像形成装置の高画質化・機能向上を実施可
能とする。 【解決手段】 プロセスカートリッジ2には不揮発性メ
モリ(カートリッジメモリ)17が備えられ、画像形成
装置1のCPU14によって読み書き可能となってい
る。画像形成装置1にはソフトウェア、プログラミング
データ等を記憶するメモリとして、ROM15及びRA
M16がある。CPU14により、画像形成装置1のい
ろいろな構成部品を統合的に動作させて印刷を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリを有するプ
ロセスカートリッジ及びそのプロセスカートリッジを着
脱可能な画像形成装置に関する。
ロセスカートリッジ及びそのプロセスカートリッジを着
脱可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置において、電子写真感光体と該電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカ
ートリッジ方式が採用されている。このプロセスカート
リッジ方式では、画像形成装置のメンテナンスをユーザ
自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させ
ることができた。そのため、このプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置に広く採用されている。
た画像形成装置において、電子写真感光体と該電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカ
ートリッジ方式が採用されている。このプロセスカート
リッジ方式では、画像形成装置のメンテナンスをユーザ
自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させ
ることができた。そのため、このプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置に広く採用されている。
【0003】また、画像形成装置の高画質化・機能向上
の開発は日々進められ、方式・物性の改良が行われてい
る。その中で、トナーの改良も行われているが、トナー
が変わると画像形成における最適条件が変更されること
が多々ある。たとえば、現像バイアス電圧の変更や、定
着温度の変更などがある。それに伴い、帯電電圧等の他
のプロセス条件も変更する必要があったり、定着の立ち
上がり条件等も変更する必要が発生する。
の開発は日々進められ、方式・物性の改良が行われてい
る。その中で、トナーの改良も行われているが、トナー
が変わると画像形成における最適条件が変更されること
が多々ある。たとえば、現像バイアス電圧の変更や、定
着温度の変更などがある。それに伴い、帯電電圧等の他
のプロセス条件も変更する必要があったり、定着の立ち
上がり条件等も変更する必要が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、トナーの
改良等のプロセスカートリッジの改善を行う場合、画像
形成装置のプロセス制御、定着制御の制御プログラムも
変更する必要がある。
改良等のプロセスカートリッジの改善を行う場合、画像
形成装置のプロセス制御、定着制御の制御プログラムも
変更する必要がある。
【0005】本発明の目的は、プロセスカートリッジの
改善を実施した場合に、画像形成装置側のプログラムの
変更を別途実施することなく、画像形成装置の高画質化
・機能向上を実施できることである。
改善を実施した場合に、画像形成装置側のプログラムの
変更を別途実施することなく、画像形成装置の高画質化
・機能向上を実施できることである。
【0006】請求項1の発明は、プロセスカートリッジ
にカートリッジメモリを有し、該カートリッジメモリに
画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報を記憶させ
ることで、トナー変更等のプロセスカートリッジの改善
を実施した場合に、画像形成装置側のプログラムの変更
を別途実施することなく、画像形成装置の高画質化・機
能向上を実現することを目的とする。
にカートリッジメモリを有し、該カートリッジメモリに
画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報を記憶させ
ることで、トナー変更等のプロセスカートリッジの改善
を実施した場合に、画像形成装置側のプログラムの変更
を別途実施することなく、画像形成装置の高画質化・機
能向上を実現することを目的とする。
【0007】請求項2の発明は、カートリッジメモリに
記憶される画像形成プロセス条件情報が帯電制御情報、
現像制御情報、転写制御情報、分離制御情報のうち少な
くとも1つ以上の画像形成プロセス条件情報であること
で、トナー変更等のプロセスカートリッジの改善を実施
した場合に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途
実施することなく、画像形成装置の高画質化・機能向上
を実現することを目的とする。
記憶される画像形成プロセス条件情報が帯電制御情報、
現像制御情報、転写制御情報、分離制御情報のうち少な
くとも1つ以上の画像形成プロセス条件情報であること
で、トナー変更等のプロセスカートリッジの改善を実施
した場合に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途
実施することなく、画像形成装置の高画質化・機能向上
を実現することを目的とする。
【0008】請求項3の発明は、プロセスカートリッジ
のカートリッジメモリに記憶された画像形成プロセス条
件情報及び定着制御情報を読み出し、その情報より画像
形成プロセス制御及び定着制御を行うことで、トナー変
更等のプロセスカートリッジの改善を実施した場合に、
画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施すること
なく、画像形成装置の高画質化・機能向上を実現するこ
とを目的とする。
のカートリッジメモリに記憶された画像形成プロセス条
件情報及び定着制御情報を読み出し、その情報より画像
形成プロセス制御及び定着制御を行うことで、トナー変
更等のプロセスカートリッジの改善を実施した場合に、
画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施すること
なく、画像形成装置の高画質化・機能向上を実現するこ
とを目的とする。
【0009】請求項4の発明は、画像形成装置本体に温
度情報及び湿度情報、または温度情報と湿度情報のうち
どちらか一方の情報検知手段を有し、該情報により画像
形成プロセス制御及び定着制御を補正することで、トナ
ー変更等のプロセスカートリッジの改善を実施した場合
に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施する
ことなく、環境変化に対応した画像形成装置の高画質化
・機能向上を実現することを目的とする。
度情報及び湿度情報、または温度情報と湿度情報のうち
どちらか一方の情報検知手段を有し、該情報により画像
形成プロセス制御及び定着制御を補正することで、トナ
ー変更等のプロセスカートリッジの改善を実施した場合
に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施する
ことなく、環境変化に対応した画像形成装置の高画質化
・機能向上を実現することを目的とする。
【0010】請求項5の発明は、カートリッジメモリに
画像形成プロセス条件情報または定着制御情報が記憶さ
れていない場合に、画像形成装置に記憶された代替えの
画像形成プロセス条件情報または定着制御情報を用いて
画像形成プロセス制御または定着制御を行うことで、カ
ートリッジメモリの情報が見つからないときでも画像形
成装置を動作させることができることを目的とする。
画像形成プロセス条件情報または定着制御情報が記憶さ
れていない場合に、画像形成装置に記憶された代替えの
画像形成プロセス条件情報または定着制御情報を用いて
画像形成プロセス制御または定着制御を行うことで、カ
ートリッジメモリの情報が見つからないときでも画像形
成装置を動作させることができることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、カートリッジに電子写真感光体と、該電子写真感光
体に作用するプロセス手段と、読み書き可能な不揮発性
のカートリッジメモリを有し、該カートリッジメモリに
画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報が記憶され
ていることを特徴としたものである。
形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、カートリッジに電子写真感光体と、該電子写真感光
体に作用するプロセス手段と、読み書き可能な不揮発性
のカートリッジメモリを有し、該カートリッジメモリに
画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報が記憶され
ていることを特徴としたものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記カートリッジメモリに記憶される画像形成プロ
セス条件情報は帯電制御情報、現像制御情報、転写制御
情報、分離制御情報のうち少なくとも1つ以上の画像形
成プロセス条件情報であることを特徴としたものであ
る。
て、前記カートリッジメモリに記憶される画像形成プロ
セス条件情報は帯電制御情報、現像制御情報、転写制御
情報、分離制御情報のうち少なくとも1つ以上の画像形
成プロセス条件情報であることを特徴としたものであ
る。
【0013】請求項3の発明は、電子写真感光体と、前
記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、カートリ
ッジメモリとを有する画像形成装置本体に着脱可能なカ
ートリッジにおける、前記カートリッジメモリに記憶さ
れた画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報を読み
出し、その情報より画像形成プロセス制御及び定着制御
を行うことを特徴としたものである。
記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、カートリ
ッジメモリとを有する画像形成装置本体に着脱可能なカ
ートリッジにおける、前記カートリッジメモリに記憶さ
れた画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報を読み
出し、その情報より画像形成プロセス制御及び定着制御
を行うことを特徴としたものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、画像形成装置本体に温度情報及び湿度情報、または
温度情報と湿度情報のうちどちらか一方の情報検知手段
を有し、前記情報により画像形成プロセス制御及び定着
制御を補正することを特徴としたものである。
て、画像形成装置本体に温度情報及び湿度情報、または
温度情報と湿度情報のうちどちらか一方の情報検知手段
を有し、前記情報により画像形成プロセス制御及び定着
制御を補正することを特徴としたものである。
【0015】請求項5の発明は、請求項3または4の発
明において、前記カートリッジメモリに画像形成プロセ
ス条件情報または定着制御情報が記憶されていない場合
に、画像形成装置に記憶された代替えの画像形成プロセ
ス条件情報または定着制御情報を用いて画像形成プロセ
ス制御または定着制御を行うことを特徴としたものであ
る。
明において、前記カートリッジメモリに画像形成プロセ
ス条件情報または定着制御情報が記憶されていない場合
に、画像形成装置に記憶された代替えの画像形成プロセ
ス条件情報または定着制御情報を用いて画像形成プロセ
ス制御または定着制御を行うことを特徴としたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される画像
形成装置の内部構成の一例を示す概略図で、図中、1は
画像形成装置、2は画像形成装置1に着脱可能なプロセ
スカートリッジで、感光体3、帯電ローラ4、現像手段
及びトナー収納部5、クリーニング手段及び廃トナー回
収部6等で構成されている。7は光学系で、ポリゴンモ
ータ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、レーザダイオー
ド、ミラー等で構成されている。給紙コロ8により給紙
カセット9に収納された記録紙10は、感光体3へ搬送
される。感光体3は、時計方向に回転駆動され、その
際、帯電ローラ4によって表面を帯電され、光学系7か
らレーザ光を照射されて感光体3上に静電潜像が形成さ
れる。この潜像は現像手段及びトナー収納部5を通る
時、トナーによって可視像化される。この可視像は転写
ローラ11により、感光体3へ搬送された記録紙10に
転写され、その後、定着ローラ12に搬送され、記録紙
10上の可視像が定着され、画像形成装置1の外部へ排
紙される。
形成装置の内部構成の一例を示す概略図で、図中、1は
画像形成装置、2は画像形成装置1に着脱可能なプロセ
スカートリッジで、感光体3、帯電ローラ4、現像手段
及びトナー収納部5、クリーニング手段及び廃トナー回
収部6等で構成されている。7は光学系で、ポリゴンモ
ータ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、レーザダイオー
ド、ミラー等で構成されている。給紙コロ8により給紙
カセット9に収納された記録紙10は、感光体3へ搬送
される。感光体3は、時計方向に回転駆動され、その
際、帯電ローラ4によって表面を帯電され、光学系7か
らレーザ光を照射されて感光体3上に静電潜像が形成さ
れる。この潜像は現像手段及びトナー収納部5を通る
時、トナーによって可視像化される。この可視像は転写
ローラ11により、感光体3へ搬送された記録紙10に
転写され、その後、定着ローラ12に搬送され、記録紙
10上の可視像が定着され、画像形成装置1の外部へ排
紙される。
【0017】図2は、本発明の動作説明をするための要
部ブロック図で、プロセスカートリッジ2には、不揮発
性メモリ(以下カートリッジメモリ)17が備えられ、
画像形成装置1のCPU14によって読み書き可能とな
っている。画像形成装置1にはソフトウェア、プログラ
ミングデータ等を記憶するメモリとして、ROM15及
びRAM16がある。CPU14により、画像形成装置
1のいろいろな構成部品を統合的に動作させて印刷を行
う。
部ブロック図で、プロセスカートリッジ2には、不揮発
性メモリ(以下カートリッジメモリ)17が備えられ、
画像形成装置1のCPU14によって読み書き可能とな
っている。画像形成装置1にはソフトウェア、プログラ
ミングデータ等を記憶するメモリとして、ROM15及
びRAM16がある。CPU14により、画像形成装置
1のいろいろな構成部品を統合的に動作させて印刷を行
う。
【0018】図3は、本発明によるプロセスカートリッ
ジ2の斜視図で、カートリッジメモリ17が実装された
基板13(コネクタ部のみ図示)がプロセスカートリッ
ジ2に実装されている。
ジ2の斜視図で、カートリッジメモリ17が実装された
基板13(コネクタ部のみ図示)がプロセスカートリッ
ジ2に実装されている。
【0019】図4は、本発明の請求項1を説明するため
のフローチャートで、画像形成装置1の電源ON、又は
ドアクローズの後、カートリッジのセットを確認し、カ
ートリッジメモリ17より画像形成プロセス条件情報を
読み出す。そして、画像形成装置1のRAM16に画像
形成プロセス条件情報を記憶する。また、カートリッジ
メモリ17より定着制御情報を読み出し、画像形成装置
1のRAM16に定着制御情報を記憶する。
のフローチャートで、画像形成装置1の電源ON、又は
ドアクローズの後、カートリッジのセットを確認し、カ
ートリッジメモリ17より画像形成プロセス条件情報を
読み出す。そして、画像形成装置1のRAM16に画像
形成プロセス条件情報を記憶する。また、カートリッジ
メモリ17より定着制御情報を読み出し、画像形成装置
1のRAM16に定着制御情報を記憶する。
【0020】よって、カートリッジメモリ17の情報を
画像形成装置1のRAM16にプロセスカートリッジが
交換される毎に記憶することで、トナー変更等のプロセ
スカートリッジの改善を実施した場合に、画像形成装置
側のプログラムの変更を別途実施することなく、画像形
成装置の高画質化・機能向上を実現することができる。
画像形成装置1のRAM16にプロセスカートリッジが
交換される毎に記憶することで、トナー変更等のプロセ
スカートリッジの改善を実施した場合に、画像形成装置
側のプログラムの変更を別途実施することなく、画像形
成装置の高画質化・機能向上を実現することができる。
【0021】図5は、請求項2の発明を説明するための
図で、図5はカートリッジメモリ17に記憶された画像
形成プロセス条件情報及び定着制御情報の一例を示す。
ここでは、画像形成プロセス条件情報として、帯電電圧
情報、現像バイアス情報、転写(+)電圧情報、転写
(−)電圧情報がカートリッジメモリ17に記憶されて
いることがわかる。各種電圧値の情報以外にも出力立ち
上がり/立ち下がり情報も考えられる。また、定着制御
情報として、定着温度情報がカートリッジメモリ17に
記憶されていることもわかる。定着制御情報は定着温度
情報以外に定着エラー検知に関する情報も考えられる。
図で、図5はカートリッジメモリ17に記憶された画像
形成プロセス条件情報及び定着制御情報の一例を示す。
ここでは、画像形成プロセス条件情報として、帯電電圧
情報、現像バイアス情報、転写(+)電圧情報、転写
(−)電圧情報がカートリッジメモリ17に記憶されて
いることがわかる。各種電圧値の情報以外にも出力立ち
上がり/立ち下がり情報も考えられる。また、定着制御
情報として、定着温度情報がカートリッジメモリ17に
記憶されていることもわかる。定着制御情報は定着温度
情報以外に定着エラー検知に関する情報も考えられる。
【0022】図6は、請求項3の発明を説明するための
フローチャートで、画像形成装置1にプリント要求があ
ると、画像形成装置1は動作し、印刷を開始する。給紙
カセット9に収納された記録紙10が給紙される。感光
体3は、時計方向に回転駆動され、その際帯電ローラ4
によって表面をRAM16のプロセス条件情報に従って
帯電され、光学系7からレーザ光を照射されて感光体上
に静電潜像が形成される。この潜像は現像手段及びトナ
ー収納部5を通る時、RAM16のプロセス条件情報に
従ってトナーによって可視像化される。この可視像は転
写ローラ11により、感光体3へ搬送された記録紙10
にRAM16のプロセス条件情報に従って転写され、そ
の後、定着ローラ12に搬送され記録紙10上の可視像
はRAM16の定着制御情報に従って定着され、画像形
成装置1の外部へ排紙される。
フローチャートで、画像形成装置1にプリント要求があ
ると、画像形成装置1は動作し、印刷を開始する。給紙
カセット9に収納された記録紙10が給紙される。感光
体3は、時計方向に回転駆動され、その際帯電ローラ4
によって表面をRAM16のプロセス条件情報に従って
帯電され、光学系7からレーザ光を照射されて感光体上
に静電潜像が形成される。この潜像は現像手段及びトナ
ー収納部5を通る時、RAM16のプロセス条件情報に
従ってトナーによって可視像化される。この可視像は転
写ローラ11により、感光体3へ搬送された記録紙10
にRAM16のプロセス条件情報に従って転写され、そ
の後、定着ローラ12に搬送され記録紙10上の可視像
はRAM16の定着制御情報に従って定着され、画像形
成装置1の外部へ排紙される。
【0023】よって、カートリッジメモリ17の情報を
画像形成装置1のRAM16にプロセスカートリッジが
交換される毎に記憶されているので、トナー変更等のプ
ロセスカートリッジの改善を実施した場合に、画像形成
装置側のプログラムの変更を別途実施することなく、プ
ロセス条件及び定着制御を改善された内容に従って制御
できるので、画像形成装置の高画質化・機能向上を実現
することができる。
画像形成装置1のRAM16にプロセスカートリッジが
交換される毎に記憶されているので、トナー変更等のプ
ロセスカートリッジの改善を実施した場合に、画像形成
装置側のプログラムの変更を別途実施することなく、プ
ロセス条件及び定着制御を改善された内容に従って制御
できるので、画像形成装置の高画質化・機能向上を実現
することができる。
【0024】図7は、請求項4の発明を説明するための
ブロック図で、図7には、図2のブロック図に加えて、
温度情報検知手段18と湿度情報検知手段19が示され
ている。プロセスカートリッジ2にはカートリッジメモ
リ17が備えられ、画像形成装置1のCPU14によっ
て読み書き可能となっている。画像形成装置1にはソフ
トウェア、プログラミングデータ等を記憶するメモリと
して、ROM15、RAM16及び、画像形成装置1の
環境検知手段として、温度情報検知手段18、湿度情報
検知手段19がある。CPU14により、画像形成装置
1のいろいろな構成部品を統合的に動作させて印刷を行
う。
ブロック図で、図7には、図2のブロック図に加えて、
温度情報検知手段18と湿度情報検知手段19が示され
ている。プロセスカートリッジ2にはカートリッジメモ
リ17が備えられ、画像形成装置1のCPU14によっ
て読み書き可能となっている。画像形成装置1にはソフ
トウェア、プログラミングデータ等を記憶するメモリと
して、ROM15、RAM16及び、画像形成装置1の
環境検知手段として、温度情報検知手段18、湿度情報
検知手段19がある。CPU14により、画像形成装置
1のいろいろな構成部品を統合的に動作させて印刷を行
う。
【0025】図8は、濃度補正、温度補正を説明するた
めのフローチャートで、温度情報検知手段18で温度情
報を検知し、その情報によって補正の必要性をCPU1
4で判断する。補正が必要な場合は、RAM16の画像
形成プロセス条件情報に補正を加える。また、湿度情報
検知手段19で湿度情報を検知し、その情報によって補
正の必要性をCPU14で判断する。補正が必要な場合
は、RAM16の画像形成プロセス条件情報に補正を加
える。
めのフローチャートで、温度情報検知手段18で温度情
報を検知し、その情報によって補正の必要性をCPU1
4で判断する。補正が必要な場合は、RAM16の画像
形成プロセス条件情報に補正を加える。また、湿度情報
検知手段19で湿度情報を検知し、その情報によって補
正の必要性をCPU14で判断する。補正が必要な場合
は、RAM16の画像形成プロセス条件情報に補正を加
える。
【0026】以上の説明では、画像プロセス条件情報に
関して説明を行ったが、同様に定着制御情報に置き換え
ることで、定着制御情報でも補正を実施する。よって、
トナー変更等のプロセスカートリッジの改善を実施した
場合に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施
することなく、環境変化に対応した画像形成装置の高画
質化・機能向上を実現することができる。
関して説明を行ったが、同様に定着制御情報に置き換え
ることで、定着制御情報でも補正を実施する。よって、
トナー変更等のプロセスカートリッジの改善を実施した
場合に、画像形成装置側のプログラムの変更を別途実施
することなく、環境変化に対応した画像形成装置の高画
質化・機能向上を実現することができる。
【0027】図9は、請求項5の発明を説明するための
フローチャートで、画像形成装置1の電源ON、又はド
アクローズの後、カートリッジのセットを確認し、カー
トリッジメモリ17に画像形成プロセス条件情報がある
か確認する。画像形成プロセス条件情報がある場合、カ
ートリッジメモリ17より画像形成プロセス条件情報を
読み出す。そして、画像形成装置1のRAM16に画像
形成プロセス条件情報を記憶する。画像形成プロセス条
件情報がない場合、ROM15より代替え画像形成プロ
セス条件情報を読み出す。そして、画像形成装置1のR
AM16に画像形成プロセス条件情報を記憶する。ま
た、同様に、カートリッジメモリ17に定着制御情報が
あるか確認し、定着制御情報がある場合、カートリッジ
メモリ17より定着制御情報を読み出す。そして、画像
形成装置1のRAM16に定着制御情報を記憶する。定
着制御情報がない場合、ROM15より代替え定着制御
情報を読み出す。そして、画像形成装置1のRAM16
に定着制御情報を記憶する。よって、プロセスカートリ
ッジが交換された時に、もしカートリッジメモリ17の
情報が見つからない時でも代替えの情報により画像形成
装置を動作させることができる。
フローチャートで、画像形成装置1の電源ON、又はド
アクローズの後、カートリッジのセットを確認し、カー
トリッジメモリ17に画像形成プロセス条件情報がある
か確認する。画像形成プロセス条件情報がある場合、カ
ートリッジメモリ17より画像形成プロセス条件情報を
読み出す。そして、画像形成装置1のRAM16に画像
形成プロセス条件情報を記憶する。画像形成プロセス条
件情報がない場合、ROM15より代替え画像形成プロ
セス条件情報を読み出す。そして、画像形成装置1のR
AM16に画像形成プロセス条件情報を記憶する。ま
た、同様に、カートリッジメモリ17に定着制御情報が
あるか確認し、定着制御情報がある場合、カートリッジ
メモリ17より定着制御情報を読み出す。そして、画像
形成装置1のRAM16に定着制御情報を記憶する。定
着制御情報がない場合、ROM15より代替え定着制御
情報を読み出す。そして、画像形成装置1のRAM16
に定着制御情報を記憶する。よって、プロセスカートリ
ッジが交換された時に、もしカートリッジメモリ17の
情報が見つからない時でも代替えの情報により画像形成
装置を動作させることができる。
【0028】
【発明の効果】(1)請求項1に対応する作用効果
プロセスカートリッジにカートリッジメモリを有し、前
記カートリッジメモリに画像形成プロセス条件情報及び
定着制御情報を記憶させることで、トナー変更等のプロ
セスカートリッジの改善を実施した場合に、画像形成装
置側のプログラムの変更を別途実施することなく、画像
形成装置の高画質化・機能向上を実現することができ
る。
記カートリッジメモリに画像形成プロセス条件情報及び
定着制御情報を記憶させることで、トナー変更等のプロ
セスカートリッジの改善を実施した場合に、画像形成装
置側のプログラムの変更を別途実施することなく、画像
形成装置の高画質化・機能向上を実現することができ
る。
【0029】(2)請求項2に対応する作用効果
カートリッジメモリに記憶される画像形成プロセス条件
情報が帯電制御情報、現像制御情報、転写制御情報、分
離制御情報のうち少なくとも1つ以上の画像形成プロセ
ス条件情報であることで、トナー変更等のプロセスカー
トリッジの改善を実施した場合に、画像形成装置側のプ
ログラムの変更を別途実施することなく、画像形成装置
の高画質化・機能向上を実現することができる。
情報が帯電制御情報、現像制御情報、転写制御情報、分
離制御情報のうち少なくとも1つ以上の画像形成プロセ
ス条件情報であることで、トナー変更等のプロセスカー
トリッジの改善を実施した場合に、画像形成装置側のプ
ログラムの変更を別途実施することなく、画像形成装置
の高画質化・機能向上を実現することができる。
【0030】(3)請求項3に対応する作用効果
プロセスカートリッジのカートリッジメモリに記憶され
た画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報を読み出
し、その情報より画像形成プロセス制御及び定着制御を
行うことで、トナー変更等のプロセスカートリッジの改
善を実施した場合に、画像形成装置側のプログラムの変
更を別途実施することなく、画像形成装置の高画質化・
機能向上を実現することができる。
た画像形成プロセス条件情報及び定着制御情報を読み出
し、その情報より画像形成プロセス制御及び定着制御を
行うことで、トナー変更等のプロセスカートリッジの改
善を実施した場合に、画像形成装置側のプログラムの変
更を別途実施することなく、画像形成装置の高画質化・
機能向上を実現することができる。
【0031】(4)請求項4に対応する作用効果
画像形成装置本体に温度情報及び湿度情報、または温度
情報と湿度情報のうちどちらか一方の情報検知手段を有
し、前記情報により画像形成プロセス制御及び定着制御
を補正することで、トナー変更等のプロセスカートリッ
ジの改善を実施した場合に、画像形成装置側のプログラ
ムの変更を別途実施することなく、環境変化に対応した
画像形成装置の高画質化・機能向上を実現することがで
きる。
情報と湿度情報のうちどちらか一方の情報検知手段を有
し、前記情報により画像形成プロセス制御及び定着制御
を補正することで、トナー変更等のプロセスカートリッ
ジの改善を実施した場合に、画像形成装置側のプログラ
ムの変更を別途実施することなく、環境変化に対応した
画像形成装置の高画質化・機能向上を実現することがで
きる。
【0032】(5)請求項5に対応する作用効果
カートリッジメモリに画像形成プロセス条件情報または
定着制御情報が記憶されていない場合に、画像形成装置
に記憶された代替えの画像形成プロセス条件情報または
定着制御情報を用いて画像形成プロセス制御または定着
制御を行うことで、カートリッジメモリの情報が見つか
らないときでも画像形成装置を動作させることができる
ことができる。
定着制御情報が記憶されていない場合に、画像形成装置
に記憶された代替えの画像形成プロセス条件情報または
定着制御情報を用いて画像形成プロセス制御または定着
制御を行うことで、カートリッジメモリの情報が見つか
らないときでも画像形成装置を動作させることができる
ことができる。
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の内部構成
の一例を示す概略図である。
の一例を示す概略図である。
【図2】 本発明の動作説明をするための要部ブロック
図である。
図である。
【図3】 本発明によるプロセスカートリッジの斜視図
である。
である。
【図4】 本発明の請求項1を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】 本発明の請求項2を説明するための図であ
る。
る。
【図6】 本発明の請求項3を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】 本発明のブロック図である。
【図8】 濃度補正、温度補正を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】 本発明の請求項5を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
1…画像形成装置、2…プロセスカートリッジ、3…感
光体、4…帯電ローラ、5…現像手段及びトナー収納
部、6…クリーニング手段及び廃トナー回収部、7…光
学系、8…給紙コロ、9…給紙カセット、10…記録
紙、11…転写ローラ、12…定着ローラ、13…基
板、14…CPU、15…ROM、16…RAM、17
…カートリッジメモリ。
光体、4…帯電ローラ、5…現像手段及びトナー収納
部、6…クリーニング手段及び廃トナー回収部、7…光
学系、8…給紙コロ、9…給紙カセット、10…記録
紙、11…転写ローラ、12…定着ローラ、13…基
板、14…CPU、15…ROM、16…RAM、17
…カートリッジメモリ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 DA11 DA14 DA26 DA27 DE07
EA01 EA02 EA03 EA05 EA18
EA20 EC06 EC07 EC09 ED03
ED06 ED09 ED24 ED25 EE02
EE08 EF01 EF06 EF09 HB01
HB15
2H071 BA05 BA13 DA06 DA08 DA13
DA15 DA31 DA32
Claims (5)
- 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
カートリッジにおいて、カートリッジに電子写真感光体
と、該電子写真感光体に作用するプロセス手段と、読み
書き可能な不揮発性のカートリッジメモリを有し、該カ
ートリッジメモリに画像形成プロセス条件情報及び定着
制御情報が記憶されていることを特徴とするプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項2】 前記カートリッジメモリに記憶される画
像形成プロセス条件情報は帯電制御情報、現像制御情
報、転写制御情報、分離制御情報のうち少なくとも1つ
以上の画像形成プロセス条件情報であることを特徴とす
る請求項1のカートリッジ。 - 【請求項3】 電子写真感光体と、前記電子写真感光体
に作用するプロセス手段と、カートリッジメモリとを有
する画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおけ
る、前記カートリッジメモリに記憶された画像形成プロ
セス条件情報及び定着制御情報を読み出し、その情報よ
り画像形成プロセス制御及び定着制御を行うことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項4】 画像形成装置本体に温度情報及び湿度情
報、または温度情報と湿度情報のうちどちらか一方の情
報検知手段を有し、前記情報により画像形成プロセス制
御及び定着制御を補正することを特徴とする請求項3の
画像形成装置。 - 【請求項5】 前記カートリッジメモリに画像形成プロ
セス条件情報または定着制御情報が記憶されていない場
合に、画像形成装置に記憶された代替えの画像形成プロ
セス条件情報または定着制御情報を用いて画像形成プロ
セス制御または定着制御を行うことを特徴とする請求項
3または4の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247529A JP2003057889A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247529A JP2003057889A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003057889A true JP2003057889A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19076847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001247529A Pending JP2003057889A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003057889A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148460A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Ricoh Co Ltd | 電源装置及び画像形成装置 |
-
2001
- 2001-08-17 JP JP2001247529A patent/JP2003057889A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148460A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Ricoh Co Ltd | 電源装置及び画像形成装置 |
US7761017B2 (en) | 2006-12-11 | 2010-07-20 | Ricoh Company, Ltd. | Power supply apparatus and image forming apparatus |
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