JP2003057174A - 光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置 - Google Patents

光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置

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JP2003057174A
JP2003057174A JP2001243590A JP2001243590A JP2003057174A JP 2003057174 A JP2003057174 A JP 2003057174A JP 2001243590 A JP2001243590 A JP 2001243590A JP 2001243590 A JP2001243590 A JP 2001243590A JP 2003057174 A JP2003057174 A JP 2003057174A
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light
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Atsushi Uchiumi
淳 内海
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
Takayuki Goto
崇之 後藤
Hiromasa Inuzuka
博誠 犬塚
Satoshi Tawara
諭 田原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が単純で加工が容易であるため安価であ
り、測定精度が良く、さらに、多数の試料を同時に計測
するためにマルチ化容易な光ファイバ型表面プラズモン
共鳴センサ装置を提供する。 【解決手段】 光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ
装置20は、表面プラズモン共鳴を起こす薄膜32が配
設され且つ該表面プラズモン共鳴が生じる角度θに加工
された先端面31を備える少なくとも一つの光ファイバ
30と、光ファイバ30の先端面31に対して単色の光
ビームを照射する光源部40と、光源部40と光ファイ
バ30との間に介装されたビームスプリッタ50と、光
ファイバ30の先端面31で反射され、ビームスプリッ
タ50を介して導かれた光ビームの反射光を検出する光
強度検出器60とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生化学計測の対象
となる液体試料の微少質量変化を検出するするために、
表面プラズモン共鳴現象を利用した表面プラズモン共鳴
センサ装置に関し、特に、光ファイバを利用した光ファ
イバ型表面プラズモン共鳴センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生化学的反応の進行に伴う物
質の物理化学的な変化量を検出する方法として、表面プ
ラズモン共鳴現象を用いた表面プラズモン共鳴センサ装
置が知られている。これは、例えば、図3に示すよう
に、回折格子を備えた平行ガラス基板(またはガラスプ
リズム)1の表面に金や銀等の金属薄膜2を真空蒸着等
の成膜技術を用いて形成し、ガラス基板1の側から金属
薄膜2との界面に向かって全反射条件を満足する角度で
レーザ光線3を照射すると、特定の入射角θの時に、金
属薄膜2に表面プラズモン共鳴が励起されるというもの
である。
【0003】表面プラズモン共鳴が励起されると、金属
薄膜2上のプラズモン波に光エネルギが吸収されるた
め、平行ガラス基板1と金属薄膜2との界面で反射する
反射光5の強度が鋭く低下する。図4に、入射角θと反
射光5の強度との関係を示す。ここで、表面プラズモン
共鳴が生じる入射角θは、金属薄膜2と接触している測
定部4の試料溶液など媒質の密度(すなわち、金属薄膜
表面の質量)に依存するという関係がある。
【0004】従って、この光学系から反射され反射光5
が特異的に低下する反射角を求めることにより、表面プ
ラズモン共鳴現象の有無、並びに、表面プラズモン共鳴
現象が生じている時の入射角θを求めることができ、結
果として媒質の密度、すなわち、金属薄膜表面の質量の
変化を求めることが可能となる。
【0005】このように、金属薄膜表面の質量の微少変
化は、金属薄膜の表面プラズモン共鳴吸収による大きな
光量変化として鋭敏に検知することができるようにな
る。従って、この表面プラズモン共鳴現象を応用した計
測法では、非常に微少な量を対象として計測が可能とな
り、通常、1ピコグラムの質量変化をも検出できる。そ
れゆえ、一般的な計測方法では計測できない微少量を扱
う生化学分にも応用されている。例えば、図4のよう
に、測定部4(図3参照)におけるDNA結合の有無
が、反射光5の強度が低下する入射角θの違いとなって
現れるので、DNAの結合による質量の微少変化を検知
することができる。
【0006】表面プラズモン共鳴センサとしては、種々
のものが用いられているが、その一つに光ファイバを利
用したものがある。その一例としては、特開平11−2
23597号公報に開示されている光ファイバ表面プラ
ズモンセンサーがある。図5を用いて簡単に説明する
と、この光ファイバ表面プラズモンセンサーは、光ファ
イバ10のクラッド層11を一定長さ除去し、コアファ
イバ部分12の表面を露出させ、この露出表面を覆うよ
うに金属薄膜13を形成し、さらにこの金属薄膜13の
表面に感受性誘電体層等を形成することにより作成され
る。光ファイバ10の端面には、銀やアルミニウム等を
蒸着して形成した反射材14が取付けられる。
【0007】このような構成の光ファイバ表面プラズモ
ンセンサーを用いて被検体を検査するには、被検体であ
る試料15を所定位置に置き、白色光をファイバ10に
導入し、反射光の波長分散を調べる。これは、表面プラ
ズモン共鳴の光の波長依存性を利用したもので、入射角
θが一定でも波長の変化により、図4と同様な共振スペ
クトルを示す図が得られる。従って、表面プラズモン共
鳴減少が生じている部分の波長を計測・解析すれば、上
述したように、例えばDNAの結合による質量の微小変
化を検知することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバ10のクラッド層11を完全に排除して、内部のコ
アファイバ部分12のみを露出させるのは、非常に困難
であり、また、仮にできたとしても、非常に手間が掛か
ってしまい、測定精度を維持することが困難であると共
に非常にコストが嵩み、現実的ではないという課題があ
る。
【0009】また、一般的な表面プラズモン共鳴センサ
装置は、一つの検出部位で行われる生化学反応を対象と
して個々に計測を行なうため、計測の作業効率が悪い。
そのため、多数の試料を同時に計測するための開発が行
われているが、上述した特開平11−223597号公
報に開示されている光ファイバ表面プラズモンセンサー
のように、光ファイバの側面に試料を置いて計測するも
のでは、多数試料を同時に取扱うことが現実的ではない
という不具合があった。
【0010】従って、本発明は、上述した従来の技術の
問題を解決するためになされたもので、構成が単純で加
工が容易であるため安価であり、測定精度が良く、さら
に、多数の試料を同時に計測するためにマルチ化容易な
光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置を提供する
ことを主な目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明に係る光ファイバ型表面プ
ラズモン共鳴センサ装置は、表面プラズモン共鳴を起こ
す薄膜が配設され且つ該表面プラズモン共鳴が生じる角
度に加工された先端面を備える少なくとも一つの光ファ
イバと、該光ファイバの先端面に対して単色の光ビーム
を照射する光源部と、該光源部と前記光ファイバとの間
に介装されたビームスプリッタと、前記光ファイバの前
記先端面で反射され、前記ビームスプリッタを介して導
かれた前記光ビームの反射光を検出する光強度検出器
と、を備えることを特徴とする。
【0012】前記光源部は、単色の光ビームを照射する
少なくとも一つの光源と、該光源からの光ビームを前記
光ファイバの前記先端面における検出領域全体を覆う広
さのビーム幅の平行光にする少なくとも一つのレンズと
を備えていることが好ましい。また、前記光ファイバの
先端面と反対側の端面は、斜めに加工されていることも
望ましい。さらに、前記薄膜上に、試料に接触する生化
学的反応検出部位を配設することもできる。なお、前記
薄膜は、金属薄膜、あるいは、半導体薄膜で形成するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
を、添付図面を参照しながら説明するが、図中、同一符
号は、同一又は対応部分を示すものとする。
【0014】まず、図1を用いて、本発明に係る光ファ
イバ型表面プラズモン共鳴センサ装置の第一の実施の形
態を説明する。光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ
装置20は、光ファイバ30と、光源部40と、ビーム
スプリッタ50と、そして、光強度検出器60とを備え
ている。
【0015】これらを詳述するに、光ファイバ30に
は、先端面31上に表面プラズモン共鳴を起こす金や銀
などの金属薄膜32が、例えば、イオンプレーティング
法、スパッタ法、蒸着法等の周知の方法を用いて成膜さ
れている。薄膜としては、金属だけでなく、例えばシリ
コンからなるような半導体薄膜を使用することもでき
る。
【0016】金属薄膜32の上側、すなわち開放面側に
は、計測対象の液体の試料34と接触する生化学的反応
検出部位33が設けられている。生化学的反応検出部位
33は、金属薄膜32の上に、特定の物質(試薬)を付
着することにより形成される。生化学的反応検出部位3
3に予め付着させておく物質としては、抗体や酵素等の
タンパク質、DNA等の生体由来物質、あるいは、その
他の物質を選択的に吸着あるいは物体と反応する様々な
物質が考えられる。また、生化学的反応検出部位33
は、直接金属薄膜32の上に塗布することもできるし、
金属薄膜32の上に試料34を配置させた後に、試薬を
滴下させることによっても形成することができる。
【0017】金属薄膜32が蒸着した光ファイバ30の
先端面31は、光源部40から照射される光ビームの光
反射面として機能する。また、先端面31は、その法線
が光ファイバ30の長手方向軸線に対して所定の角度θ
だけ傾斜するように角度を付けて加工されている。この
角度θは、計測すべき試料における表面プラズモン共鳴
が励起される共鳴角、すなわち、光ビームの特定の入射
角となるようにする。なお、共鳴角は、試料毎に特定の
値である。
【0018】光ファイバ30の先端面31と反対側の端
面35は、ほぼ先端面31と同じ角度に斜めに加工され
ている。このように斜めにすることにより、先端面31
において反射した反射光による多重干渉の影響を受ける
ことがなく、光強度検出器60で検出する信号の強度差
への影響を無くすことができる。そのため、測定精度が
向上する。このようにして形成された光ファイバ型表面
プラズモン共鳴センサとしての光ファイバ30は、両端
面を斜めに加工するだけで形成できるので、加工が非常
に容易であり、コストも安価にできる。そのため、この
センサとしての光ファイバを再利用することなく、使い
捨てにすることもできる。また、センサとしての光ファ
イバ30は、全体の装置に対して着脱自在に取付けられ
ている。
【0019】光源部40は、光源41と、レンズ42と
を備えており、レンズ42と光りファイバ30の端面3
5との間には、ビームスプリッタ50が介装されてい
る。光源41は、単色の光ビームを照射し、レンズ42
は、光源41から照射された光ビームを、ビームスプリ
ッタ50を介して光ファイバ30の先端面31に形成さ
れた生化学的反応検出部位33の試料全体を覆う広さの
ビーム幅の平行光にする。
【0020】ビームスプリッタ50は、光源41から照
射される光ビームの光軸に対して斜めに配設されてい
る。このビームスプリッタ50は、光源41からの光ビ
ームは、総て透過するが、光ファイバ30からの出射さ
れる反射光は、総て反射するように構成されているのが
好ましい。
【0021】光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装
置20の最後の構成要素は、光ファイバ30の先端面3
1において反射され、ビームスプリッタ50を介して導
かれた光ビームの反射光を受光する光強度検出器60で
ある。光強度検出器は、一般的なものでよく、例えばC
CD検出器等を使用することができる。
【0022】なお、光源41及び光強度検出器60は、
図示しない計測部、演算部等へ電気的に接続されてお
り、光強度検出器60で検出された反射光の強度から、
表面プラズモン共鳴が励起されたか否かを解析すること
により、試料34の中にDNAの特定の成分が存在する
か否かを識別することができるようになっている。
【0023】次に、上述したように構成された本発明に
係る光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置を用い
た計測方法を説明する。最初に、検査すべき試料34を
付けた光ファイバ30を所定位置にセットする。次に、
光源41から単色の光ビームを照射する。レンズ42を
通過した光ビームは、ビームスプリッタ50を介して端
面35から光ファイバ30に入射し、計測すべき試料3
4が載せられた生化学的反応検出部位33に対して角度
θの入射角で入射して、金属薄膜32と先端面31との
界面で反射する。
【0024】反射した光ビームは、光ファイバ30から
出射して、ビームスプリッタ50で反射して光強度検出
器60で受光される。そして、受光した反射光の強度
を、計測すべき試料34毎に特有の共振スペクトル線図
(図4参照)と比較して、表面プラズモン共鳴が生じた
か否かを解析する。すなわち、表面プラズモン共鳴の有
無により、試料34の中に、生化学的反応検出部位33
に付着した試薬に反応するDNAの特定の成分が存在し
たか否かを識別する。
【0025】次に、上述した光ファイバを多数用いて、
一度に多数の試料を同時に計測するための多点計測用の
光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置を説明す
る。図2に示すように、多点計測用の光ファイバ型表面
プラズモン共鳴センサ装置20’は、構成要素として
は、図1に示すものと同様であるが、3行3列からなる
9個の光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサとしての
光ファイバ30の束を備えている点が特徴である。
【0026】光ファイバ30の束は、束として加工がで
きるため、非常にマルチ化が容易である。すなわち、所
望の数の光ファイバ30を束ねて、その先端面を所望の
角度θに足るように同時に加工でき、また、このため測
定精度が一定になる。この実施形態では、9個の光ファ
イバ30を用いているが、いかなる個数の光ファイバを
束ねることも可能であり、例えば、行または列だけのラ
イン状に整列させることも可能である。
【0027】光ファイバ30の束に光ビームを入射させ
るために、複数の光源(図示せず)及びレンズ42を備
えた光源部を配設する。レンズ42は、光ファイバの数
に対応した数だけ設ければよく、本実施例では、9個配
設されている。しかしながら、別個独立したレンズを複
数個用いることなく、1個あるいは適宜の個数のレンズ
アレイを使用することもできる。また、光源も同様であ
り、光ファイバの数に対応する数だけ設けることなく、
1個あるいは適宜の個数の光源から照射される光ビーム
をレンズアレイを介して所望数の光ビームに分光するこ
ともできる。構成要素を少なくすれば、装置全体の構造
が単純となり、組立が容易になると共に、製造コストが
安くなる。
【0028】多点計測用の光ファイバ型表面プラズモン
共鳴センサ装置20’の光強度検出器(図示せず)は、
上述したように、一般的なものを使用することができる
が、光ファイバの数に対応した数だけ配設する必要があ
る。しかしながら、例えば、光ファイバが、一列(ライ
ン)状に並んでいれば、アレイセンサを用いることが好
ましい。また、光ファイバが面状(複数行、複数列)に
配列されていれば、二次元アレイセンサを用いることが
好ましい。上述したように、構造が単純となり、組立が
容易になると共に、製造コストが安くなる。
【0029】図2の多点計測用の光ファイバ型表面プラ
ズモン共鳴センサ装置20’も、図1の場合と全く同様
の方法で計測が行われ、光強度検出器で検出された反射
光の強度から、個々の光ファイバ30において表面プラ
ズモン共鳴が励起されたか否かを解析することにより、
個々の試料34の中にDNAの特定の成分が存在するか
否かを、同時に光ファイバの個数分識別することができ
る。そのため、計測の作業効率が非常に向上する。
【0030】本実施形態においては、生化学的反応検出
部位33に付着した試薬に反応したDNAの特定の成分
が、試料34の中に存在したか否かを識別したが、上述
したように、生化学的反応検出部位33に付着させた物
質(試薬)の種類により、タンパク質や核酸のハイブリ
ダイゼーション、抗体アッセイ、DNAチップ(あるい
はDNAアレイ)を検出することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る光ファイバ型表面プラズモ
ン共鳴センサ装置は、先端面を表面プラズモン共鳴が生
じる角度に加工するだけの単純な構成の少なくとも一つ
の光ファイバと、該光ファイバに対して単色の光ビーム
を照射する光源部と、該光源部と前記光ファイバとの間
に介装されたビームスプリッタと、前記光ファイバの前
記先端面で反射され、前記ビームスプリッタを介して導
かれた前記光ビームの反射光を検出する光強度検出器と
を備えるているため、光ファイバの加工が容易であると
共に、マルチ化が容易であり、さらに、構成が非常に単
純で製造コストが安くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る光ファイバ用いた
光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置の概要図で
ある。
【図2】 図1のセンサを多数使用した多点同時計測用
の光ファイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置の斜視図
である。
【図3】 表面プラズモン共鳴を利用した検出原理の概
要図である。
【図4】 図3における表面プラズモン共鳴における光
入射角と反射光強度との関係を示す特性図である。
【図5】 従来の多種類の試料成分の表面プラズモン共
鳴角を検出する装置の概要図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板、2…金属薄膜、3…レーザ光線、4…
測定部、5…反射光、10…光ファイバ、11…クラッ
ド層、12…コアファイバ部分、13…金属薄膜、14
…反射材、15…試料、20,20’…光ファイバ型表
面プラズモン共鳴センサ装置、30…光ファイバ、31
…先端面、32…金属薄膜、33…生化学的反応検出部
位、34…試料、35…端面、40…光源部、41…光
源、42…レンズ、50…ビームスプリッタ、60…光
強度検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 崇之 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 (72)発明者 犬塚 博誠 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 (72)発明者 田原 諭 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 Fターム(参考) 2G059 AA01 BB12 CC16 EE02 FF11 JJ11 JJ17 JJ22 KK04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面プラズモン共鳴を起こす薄膜が配設
    され且つ該表面プラズモン共鳴が生じる角度に加工され
    た先端面を備える少なくとも一つの光ファイバと、 該光ファイバの先端面に対して単色の光ビームを照射す
    る光源部と、 該光源部と前記光ファイバとの間に介装されたビームス
    プリッタと、 前記光ファイバの前記先端面で反射され、前記ビームス
    プリッタを介して導かれた前記光ビームの反射光を検出
    する光強度検出器と、を備える光ファイバ型表面プラズ
    モン共鳴センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記光源部は、単色の光ビームを照射す
    る少なくとも一つの光源と、該光源からの光ビームを前
    記光ファイバの前記先端面における検出領域全体を覆う
    広さのビーム幅の平行光にする少なくとも一つのレンズ
    とを備える請求項1記載の光ファイバ型表面プラズモン
    共鳴センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバの先端面と反対側の端面
    は、斜めに加工されている請求項1または2記載の光フ
    ァイバ型表面プラズモン共鳴センサ装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記薄膜上には、試料に接触す
    る生化学的反応検出部位が配設されている請求項1乃至
    3の内のいずれか1項記載の光ファイバ型表面プラズモ
    ン共鳴センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記薄膜は、金属薄膜である請求項1乃
    至4の内のいずれか1項記載の光ファイバ型表面プラズ
    モン共鳴センサ装置。
  6. 【請求項6】 前記薄膜は、半導体薄膜である請求項1
    乃至4の内のいずれか1項記載の光ファイバ型表面プラ
    ズモン共鳴センサ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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