JP2003056788A - 石油やガス等のパイプラインの保安システム。 - Google Patents
石油やガス等のパイプラインの保安システム。Info
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- JP2003056788A JP2003056788A JP2001304223A JP2001304223A JP2003056788A JP 2003056788 A JP2003056788 A JP 2003056788A JP 2001304223 A JP2001304223 A JP 2001304223A JP 2001304223 A JP2001304223 A JP 2001304223A JP 2003056788 A JP2003056788 A JP 2003056788A
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- Japan
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- pipe
- pipeline
- gas
- line
- sealed space
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ラインパイプの破損により地上に溢れ出た都
市ガスは微細な電気的スパークでも悲惨な大爆発事故を
生ずる危険があり、その危険や保安の苦労を除去するも
のである。 【解決手段】 ラインパイプ1の外周に外部のカバーパ
イプ3を内部のラインパイプの外周上に固着させて設け
る節部節部間ごとのラインパイプの外周とカバーパイプ
の内周とに囲まれた密封空間51,52,53を形成し
てラインパイプを保護し、漏洩噴する石油等をその破損
箇所の密封空間内に受入れ、各カバーパイプ壁にオイル
センサー等に連動の信号電波の発信装置を設けて外部に
破損事故の発生を伝え、発信する信号電波の種類が各密
封空間の各発信装置ごとに異なるようにした石油やガス
等のパイプラインの保安システムである。
市ガスは微細な電気的スパークでも悲惨な大爆発事故を
生ずる危険があり、その危険や保安の苦労を除去するも
のである。 【解決手段】 ラインパイプ1の外周に外部のカバーパ
イプ3を内部のラインパイプの外周上に固着させて設け
る節部節部間ごとのラインパイプの外周とカバーパイプ
の内周とに囲まれた密封空間51,52,53を形成し
てラインパイプを保護し、漏洩噴する石油等をその破損
箇所の密封空間内に受入れ、各カバーパイプ壁にオイル
センサー等に連動の信号電波の発信装置を設けて外部に
破損事故の発生を伝え、発信する信号電波の種類が各密
封空間の各発信装置ごとに異なるようにした石油やガス
等のパイプラインの保安システムである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油や都市ガス・
天然ガス等危険物のパイプラインの安全を保っためのシ
ステムに関するものである。
天然ガス等危険物のパイプラインの安全を保っためのシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、都市の地下に網の目状に張りめぐ
らした都市ガスパイプラインのパイプの老朽化や地震災
害等によるガスの漏洩噴出事故は、地上に溢れ出た都市
ガス特有の臭気を人々の嗅感覚で感知し、その通報を受
けた係員が検知センサー等で確認して対応するものであ
り、また石油・天然ガス等の採掘現地から船積みする港
湾施設までの長く巨大なパイプラインの安全は、多数の
保安要員が日夜隈なく巡回して上記のような漏洩噴出事
故の発生防止に努めるものであった。
らした都市ガスパイプラインのパイプの老朽化や地震災
害等によるガスの漏洩噴出事故は、地上に溢れ出た都市
ガス特有の臭気を人々の嗅感覚で感知し、その通報を受
けた係員が検知センサー等で確認して対応するものであ
り、また石油・天然ガス等の採掘現地から船積みする港
湾施設までの長く巨大なパイプラインの安全は、多数の
保安要員が日夜隈なく巡回して上記のような漏洩噴出事
故の発生防止に努めるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
述べた都市ガスパイプラインの事故で地上に溢れ出たガ
スは微細な電気的スパーク等でも悲惨な大爆発事故を生
ずる危険があり、また石油・天然ガス等の長く巨大なパ
イプラインは灼熱の砂漠や極寒の大陸を継走するもので
激しい風雨風雪にさらされ、昼と夜・夏と冬等極端な気
温変化に耐えねばならずその巡回保守の苦労は想像を絶
するものであった。
述べた都市ガスパイプラインの事故で地上に溢れ出たガ
スは微細な電気的スパーク等でも悲惨な大爆発事故を生
ずる危険があり、また石油・天然ガス等の長く巨大なパ
イプラインは灼熱の砂漠や極寒の大陸を継走するもので
激しい風雨風雪にさらされ、昼と夜・夏と冬等極端な気
温変化に耐えねばならずその巡回保守の苦労は想像を絶
するものであった。
【0004】そこで本発明は、パイプラインのパイプ
(以下単にラインパイプと云う。)の外周に余裕をもっ
て重なる外部のカバーパイプをパッキング材を介しある
間隔ごとに内部のラインパイプの外周上に固着させて設
ける節部節部間ごとの、ラインパイプの外周とカバーパ
イプの内周とに囲まれた密封空間を形成してラインパイ
プを保護し、仮にラインパイプの老朽化や地震災害等に
よりラインパイプの破損事故が発生し、その破損箇所か
ら石油やガス等が漏洩噴出しても直接地上や大気中に流
出しないようにしたものである。
(以下単にラインパイプと云う。)の外周に余裕をもっ
て重なる外部のカバーパイプをパッキング材を介しある
間隔ごとに内部のラインパイプの外周上に固着させて設
ける節部節部間ごとの、ラインパイプの外周とカバーパ
イプの内周とに囲まれた密封空間を形成してラインパイ
プを保護し、仮にラインパイプの老朽化や地震災害等に
よりラインパイプの破損事故が発生し、その破損箇所か
ら石油やガス等が漏洩噴出しても直接地上や大気中に流
出しないようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】つぎに本発明システムを
図面について詳述すると、先ず図1の説明図及び図2の
その部分詳細図に示すものは、金属或は硬質のプラスチ
ック等よりなる長い中空円筒のラインパイプ1の外周上
に同じく金属或は硬質のプラスチック等の肉厚で中空円
筒を輪切りにした短片のパッキング材2122::をあ
る間隔ごとに接着剤等で固着して節部節部を設け、各節
部のパッキング材2122::の外周にラインパイプの
全長にわたり余裕をもって重なる軟質で繊維入り等の補
強された対圧性に富むプラスチック等よりなる点線図示
のカバーパイプ3を設け、カバーパイプ3の外周上から
金属等よりなるバンド4142::で内部のラインパイ
プ1外周上のパッキング材2122::の各節部ごとに
カバーパイプ3をバンド締めして密封された各節部間ご
とのラインパイプ1の外周とカバーパイプ3の内周とに
囲まれた密封空間515253::を形成してラインパ
イプ1を保護するようにしたものである。こゝでカバー
パイプ3の外周上には、あらかじめ各節部位置に正確に
バンド締めが行われるよう内部のラインパイプ1外周上
の各節部間隔に合致したバンド締め位置が標示されてい
るものである。
図面について詳述すると、先ず図1の説明図及び図2の
その部分詳細図に示すものは、金属或は硬質のプラスチ
ック等よりなる長い中空円筒のラインパイプ1の外周上
に同じく金属或は硬質のプラスチック等の肉厚で中空円
筒を輪切りにした短片のパッキング材2122::をあ
る間隔ごとに接着剤等で固着して節部節部を設け、各節
部のパッキング材2122::の外周にラインパイプの
全長にわたり余裕をもって重なる軟質で繊維入り等の補
強された対圧性に富むプラスチック等よりなる点線図示
のカバーパイプ3を設け、カバーパイプ3の外周上から
金属等よりなるバンド4142::で内部のラインパイ
プ1外周上のパッキング材2122::の各節部ごとに
カバーパイプ3をバンド締めして密封された各節部間ご
とのラインパイプ1の外周とカバーパイプ3の内周とに
囲まれた密封空間515253::を形成してラインパ
イプ1を保護するようにしたものである。こゝでカバー
パイプ3の外周上には、あらかじめ各節部位置に正確に
バンド締めが行われるよう内部のラインパイプ1外周上
の各節部間隔に合致したバンド締め位置が標示されてい
るものである。
【0006】また、図3の説明図及び図4のその部分詳
細図に示すものは、金属或は硬質のプラスチック等の定
尺長さで中空円筒のラインパイプ6162::と、その
外周に余裕をもって重なり両端に互換性を有するねじ孔
を設けたフランジ部919293::を含めほゞ同一長
さの金属或は硬質のプラスチック等よりなる点線図示の
カバーパイプ818283::と、更にラインパイプ6
162::の外周円をほゞ内周円とする円形断面のリン
グ状のパッキング材7172::とよりなり、ラインパ
イプ6162::を熔接等して接合した接合部1
11::がほゞ中央部に位置するよう配置したカバーパ
イプ818283::の夫々の両端フランジ部9192
93::のねじ止めでパッキング材7172::がライ
ンパイプ6162::の外周上に強く押付けられ、押付
けられたパッキング材7172::により設けた各節部
間ごとのラインパイプ6162::の外周とカバーパイ
プ818283::の内周とに囲まれた密封空間101
102103::を形成してラインパイプ6162::
を保護するようにしたものである。こゝで図3図4に示
す如く各カバーパイプの両端と直角交叉する各フランジ
部との角面は、相対するフランジ部のねじ止めで各パッ
キング材が内部の各ラインパイプの外周上に強く押付け
られて強固な押付け節部を形成するよう角部に曲面加工
が施されている。
細図に示すものは、金属或は硬質のプラスチック等の定
尺長さで中空円筒のラインパイプ6162::と、その
外周に余裕をもって重なり両端に互換性を有するねじ孔
を設けたフランジ部919293::を含めほゞ同一長
さの金属或は硬質のプラスチック等よりなる点線図示の
カバーパイプ818283::と、更にラインパイプ6
162::の外周円をほゞ内周円とする円形断面のリン
グ状のパッキング材7172::とよりなり、ラインパ
イプ6162::を熔接等して接合した接合部1
11::がほゞ中央部に位置するよう配置したカバーパ
イプ818283::の夫々の両端フランジ部9192
93::のねじ止めでパッキング材7172::がライ
ンパイプ6162::の外周上に強く押付けられ、押付
けられたパッキング材7172::により設けた各節部
間ごとのラインパイプ6162::の外周とカバーパイ
プ818283::の内周とに囲まれた密封空間101
102103::を形成してラインパイプ6162::
を保護するようにしたものである。こゝで図3図4に示
す如く各カバーパイプの両端と直角交叉する各フランジ
部との角面は、相対するフランジ部のねじ止めで各パッ
キング材が内部の各ラインパイプの外周上に強く押付け
られて強固な押付け節部を形成するよう角部に曲面加工
が施されている。
【0007】さて、以上本発明システムを施した図1図
2のあらかじめラインパイプの外周上に固着しているパ
ッキング材での密封空間を形成する類例と、図3図4の
順次ラインパイプの外周上にパッキング材を固着させな
がら密封空間を形成してゆく類例とについて述べたが、
前者の図1中のP1::と後者の図3中のQ1::とは
いずれも各密封空間を形成する各カバーパイプ壁ごとに
設けたセンサーに連動の信号電波の発信装置P1::Q
1::で、仮にラインパイプの破損事故が発生し、破損
箇所の密封空間内に石油やガス等が流入しはじめるとい
ち早くその流入を感知するオイルセンサーやガスセンサ
ー或は圧力センサー等はカバーパイプ壁内に、またその
センサーの感知に連動して破損事故の発生を外部に伝え
る信号電波の発信装置は同カバーパイプ壁外に設けら
れ、しかもその発信する信号電波の種類は、各密封空間
の各発信装置ごとに異なる種類の信号電波を発信するよ
うになっている。
2のあらかじめラインパイプの外周上に固着しているパ
ッキング材での密封空間を形成する類例と、図3図4の
順次ラインパイプの外周上にパッキング材を固着させな
がら密封空間を形成してゆく類例とについて述べたが、
前者の図1中のP1::と後者の図3中のQ1::とは
いずれも各密封空間を形成する各カバーパイプ壁ごとに
設けたセンサーに連動の信号電波の発信装置P1::Q
1::で、仮にラインパイプの破損事故が発生し、破損
箇所の密封空間内に石油やガス等が流入しはじめるとい
ち早くその流入を感知するオイルセンサーやガスセンサ
ー或は圧力センサー等はカバーパイプ壁内に、またその
センサーの感知に連動して破損事故の発生を外部に伝え
る信号電波の発信装置は同カバーパイプ壁外に設けら
れ、しかもその発信する信号電波の種類は、各密封空間
の各発信装置ごとに異なる種類の信号電波を発信するよ
うになっている。
【0008】なお、図1図2の類例に示すラインパイプ
の破損箇所の修復は、破損部両側のバンド締めされてい
る節部節部より内側の不用となるカバーパイプ部分とラ
インパイプの破損部分とをライン上から切除し、その隙
間からカバーパイプと同質の軟質でやゝ径の大きい両側
のカバーパイプの外周上を自由に摺移動させられる補修
用のカバーパイプの必要長さをいずれか一方のカバーパ
イプ上に重ねおき、ラインパイプの切除部を入念に補充
熔接等して連結後、上記の補修用のカバーパイプを所定
位置に摺移動させて内部の両側カバーパイプ共々改めて
バンド締めを行ってラインパイプの破損箇所の修復を完
了するものである。
の破損箇所の修復は、破損部両側のバンド締めされてい
る節部節部より内側の不用となるカバーパイプ部分とラ
インパイプの破損部分とをライン上から切除し、その隙
間からカバーパイプと同質の軟質でやゝ径の大きい両側
のカバーパイプの外周上を自由に摺移動させられる補修
用のカバーパイプの必要長さをいずれか一方のカバーパ
イプ上に重ねおき、ラインパイプの切除部を入念に補充
熔接等して連結後、上記の補修用のカバーパイプを所定
位置に摺移動させて内部の両側カバーパイプ共々改めて
バンド締めを行ってラインパイプの破損箇所の修復を完
了するものである。
【0009】また、図3図4の類例に示すラインパイプ
の破損箇所の修復は、破損部の外周に重なる金属或は硬
質のプラスチック等よりなるカバーパイプの中央部付近
の一部を輪切りにして先ずその輪切り部分をライン上か
ら切除し、次に残余のカバーパイプ両端のフランジ部の
ねじ止めを解除して両側のカバーパイプのフランジ部及
びそこに介在するパッキング材から引離し、輪切り部と
同様にライン上から切除して露出したラインパイプの破
損部を熔接等して入念に補修し、補修後のラインパイプ
の露出部を同部に切除以前に使用されていたのと同一形
状のカバーパイプをその中心線を通る平面で2分割或は
3分割等した分割のカバーパイプで包み覆い、両端フラ
ンジ部を夫々両側の隣接カバーパイプのフランジ部にね
じ止めしてラインパイプの破損箇所の修復を完了するも
のである。こゝで分割のカバーパイプの各分割部もパッ
キング材を使用しねじ止め施工されるのは当然である。
の破損箇所の修復は、破損部の外周に重なる金属或は硬
質のプラスチック等よりなるカバーパイプの中央部付近
の一部を輪切りにして先ずその輪切り部分をライン上か
ら切除し、次に残余のカバーパイプ両端のフランジ部の
ねじ止めを解除して両側のカバーパイプのフランジ部及
びそこに介在するパッキング材から引離し、輪切り部と
同様にライン上から切除して露出したラインパイプの破
損部を熔接等して入念に補修し、補修後のラインパイプ
の露出部を同部に切除以前に使用されていたのと同一形
状のカバーパイプをその中心線を通る平面で2分割或は
3分割等した分割のカバーパイプで包み覆い、両端フラ
ンジ部を夫々両側の隣接カバーパイプのフランジ部にね
じ止めしてラインパイプの破損箇所の修復を完了するも
のである。こゝで分割のカバーパイプの各分割部もパッ
キング材を使用しねじ止め施工されるのは当然である。
【0010】
【作用及び効果】このように構成した本発明の石油やガ
ス等のパイプラインの保安システムは、単にラインパイ
プを2重構造にして破損事故に備えようとするものでな
く、生ずるであろうラインパイプの破損事故に備え、ラ
インパイプの外周に余裕をもって重なるカバーパイプを
パッキング材を介しある間隔ごとにラインパイプの外周
上に固着させて設ける節部節部間ごとの密封空間を形成
してラインパイプを保護し、各密封空間ごとにラインパ
イプの破損事故の発生が自動的に監視できるようにした
ものである。
ス等のパイプラインの保安システムは、単にラインパイ
プを2重構造にして破損事故に備えようとするものでな
く、生ずるであろうラインパイプの破損事故に備え、ラ
インパイプの外周に余裕をもって重なるカバーパイプを
パッキング材を介しある間隔ごとにラインパイプの外周
上に固着させて設ける節部節部間ごとの密封空間を形成
してラインパイプを保護し、各密封空間ごとにラインパ
イプの破損事故の発生が自動的に監視できるようにした
ものである。
【0011】また本発明システムは、仮にラインパイプ
の破損事故が発生し、破損箇所から漏洩噴出するであろ
う石油やガスをその破損箇所の密封空間内に受入れて直
接地上や大気中に流出しないようにしたもので、悲惨な
都市ガスの爆発事故や石油・天然ガス等のパイプライン
の破損事故による環境汚染等を未然に防止できる効果が
ある。
の破損事故が発生し、破損箇所から漏洩噴出するであろ
う石油やガスをその破損箇所の密封空間内に受入れて直
接地上や大気中に流出しないようにしたもので、悲惨な
都市ガスの爆発事故や石油・天然ガス等のパイプライン
の破損事故による環境汚染等を未然に防止できる効果が
ある。
【0012】また本発明システムは、仮にラインパイプ
の破損事故が発生し破損箇所の密封空間内に石油やガス
等が流入しはじめると、その流入をいち早く感知し破損
事故の発生を外部に伝えるセンサーに連動の発信装置が
各密封空間の各カバーパイプ壁ごとに設けられ、しかも
各発信装置の発信する信号電波の種類が各封密空間の各
発信装置ごとに異なる種類の信号電波を発信するように
なっていて、管理棟内のラインパイプの管理者はその信
号電波の受信と、ラインパイプ全長の発信する信号電波
の種類及びそれらの発信位置等を記憶するコンピュータ
ーの検索とで、管理棟内に居ながらにしてラインパイプ
の破損事故の発生と同時に正確なその発生位置までも瞬
時に把握できるようにしたもので、ラインパイプの破損
事故の発生と同時に即座に対応できる効果がある。
の破損事故が発生し破損箇所の密封空間内に石油やガス
等が流入しはじめると、その流入をいち早く感知し破損
事故の発生を外部に伝えるセンサーに連動の発信装置が
各密封空間の各カバーパイプ壁ごとに設けられ、しかも
各発信装置の発信する信号電波の種類が各封密空間の各
発信装置ごとに異なる種類の信号電波を発信するように
なっていて、管理棟内のラインパイプの管理者はその信
号電波の受信と、ラインパイプ全長の発信する信号電波
の種類及びそれらの発信位置等を記憶するコンピュータ
ーの検索とで、管理棟内に居ながらにしてラインパイプ
の破損事故の発生と同時に正確なその発生位置までも瞬
時に把握できるようにしたもので、ラインパイプの破損
事故の発生と同時に即座に対応できる効果がある。
【0013】また本発明システムは、ラインパイプとカ
バーパイプとの間に介在するパッキング材が地震発生時
の重要な緩衝体の役目を果し、また金属製のカバーパイ
プを採用し適宜地下へのアース電線を設ければラインパ
イプの落雷の被害を防止することができる等の効果があ
る。
バーパイプとの間に介在するパッキング材が地震発生時
の重要な緩衝体の役目を果し、また金属製のカバーパイ
プを採用し適宜地下へのアース電線を設ければラインパ
イプの落雷の被害を防止することができる等の効果があ
る。
【0014】また本発明システムは、ラインパイプの老
朽化や地震災害等による破損事故でラインパイプの入替
えを行う工事地域等への部分部分への部分的な採用が可
能であること、またその採用地域のラインパイプは以後
完全に自動的に監視できること等の効果がある。
朽化や地震災害等による破損事故でラインパイプの入替
えを行う工事地域等への部分部分への部分的な採用が可
能であること、またその採用地域のラインパイプは以後
完全に自動的に監視できること等の効果がある。
【0015】また本発明システムは、石油やガス等のラ
インパイプの保安の用途以外にも、例えば毒物劇物の製
造プラントに於ける配管よりの漏洩事故の発生の通報と
その詳細な発生位置の測定とを、或は原子力発電所に於
ける諸配管よりの放射能物質の漏洩事故の発生通報とそ
の詳細な発生位置の測定とを等、夫々に適応したセンサ
ーの採用と本発明システムとの組合わせによって不測の
事故を未然に防止できる効果がある。
インパイプの保安の用途以外にも、例えば毒物劇物の製
造プラントに於ける配管よりの漏洩事故の発生の通報と
その詳細な発生位置の測定とを、或は原子力発電所に於
ける諸配管よりの放射能物質の漏洩事故の発生通報とそ
の詳細な発生位置の測定とを等、夫々に適応したセンサ
ーの採用と本発明システムとの組合わせによって不測の
事故を未然に防止できる効果がある。
【図1】 あらかじめラインパイプの外周上に固着して
いるパッキング材で密封空間を形成する類例の説明図で
ある。
いるパッキング材で密封空間を形成する類例の説明図で
ある。
【図2】 図1の説明図の部分詳細図である。
【図3】 順次ラインパイプの外周上にパッキング材を
固着させながら密封空間を形成してゆく類例の説明図で
ある。
固着させながら密封空間を形成してゆく類例の説明図で
ある。
【図4】 図3の説明図の部分詳細図である。
1、61、62 ラインパイプ
21、22、71、72 パッキング材
3、81、82、83 カバーパイプ
41、42 バンド
51、52、53、101、102、103 密封空間
91、92、93 フランジ部
111 接合部
P1、Q1 発信装置
Claims (3)
- 【請求項1】 パイプラインのパイプの外周に余裕をも
って重なる外部のカバーパイプをパッキング材を介しあ
る間隔ごとに内部のパイプラインのパイプの外周上に固
着させて設ける節部節部間ごとの、パイプラインのパイ
プの外周とカバーパイプの内周とに囲まれた密封空間を
形成してパイプラインのパイプを保護するようにした石
油やガス等のパイプラインの保安システム。 - 【請求項2】 パイプラインのパイプの老朽化や地震災
害等による破損事故で破損箇所より漏洩噴出する石油や
ガス等を請求項1記載の密封空間内に流入させて受け止
め、直接地上や大気中に流出しないようにした石油やガ
ス等のパイプラインの保安システム。 - 【請求項3】 請求項2記載のパイプラインのパイプの
破損事故で密封空間内に流入しはじめた石油やガス等を
オイルセンサーやガスセンサー或は圧力センサー等がい
ち早く感知しそれに連動して外部に破損事故の発生を伝
える信号電波の種類が、各密封空間ごとに異なる種類の
信号電波を発信するセンサーに連動の発信装置を各密封
空間の各カバーパイプ壁に設けた石油やガス等のパイプ
ラインの保安システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001304223A JP2003056788A (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 石油やガス等のパイプラインの保安システム。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001304223A JP2003056788A (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 石油やガス等のパイプラインの保安システム。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003056788A true JP2003056788A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19124173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001304223A Pending JP2003056788A (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 石油やガス等のパイプラインの保安システム。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003056788A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104019297A (zh) * | 2014-06-18 | 2014-09-03 | 马钢(集团)控股有限公司 | 一种耐高温防喷溅液压软管 |
-
2001
- 2001-08-14 JP JP2001304223A patent/JP2003056788A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104019297A (zh) * | 2014-06-18 | 2014-09-03 | 马钢(集团)控股有限公司 | 一种耐高温防喷溅液压软管 |
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