JP2003054761A - 輸送装置 - Google Patents

輸送装置

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JP2003054761A
JP2003054761A JP2001248954A JP2001248954A JP2003054761A JP 2003054761 A JP2003054761 A JP 2003054761A JP 2001248954 A JP2001248954 A JP 2001248954A JP 2001248954 A JP2001248954 A JP 2001248954A JP 2003054761 A JP2003054761 A JP 2003054761A
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transport
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hopper
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JP2001248954A
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Yasuo Kumakura
康雄 熊倉
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Kumakura Industry Co Ltd
Original Assignee
Kumakura Industry Co Ltd
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパー内で発生した輸送物からなる粉塵が
ホッパー外へ漏れ出る量を削減できる輸送装置を提供す
る。 【解決手段】 輸送装置を構成するロータリーフィーダ
15の上部には、輸送物を貯留するホッパー16を備え
る。ホッパー16はロータリーフィーダ15に輸送物を
供給するものであり、上部が開口している。ホッパー1
6における右側の上端近傍には貫通孔16aが形成さ
れ、貫通孔16aと空気抜き管19とを連通させる吸引
管55が接合固定されている。空気抜き管19の上部は
吸引ファンが接続される。そして、吸引管55及び空気
抜き管19を介して吸引ファンは、ホッパー16内に位
置する、輸送物からなる粉塵交じりの「ホッパー内空
気」を吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、粉体や粉
砕体などの輸送物を輸送物供給手段によって輸送通路内
に供給し、当該輸送物を前記輸送通路に圧送されている
輸送気体によって輸送する輸送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、セメントなどの粉末状の
輸送物をコンクリート製造プラントなどに輸送する場合
には、前記輸送物を輸送通路内に供給し、同通路内を圧
送される空気などの輸送気体に混合させて輸送する輸送
装置が広く利用されている。また、この種の輸送装置で
は、前記輸送物を輸送通路に供給する輸送物供給手段と
してロータリーフィーダが使用されている。
【0003】図8,図9に示すように、このロータリー
フィーダ201は、略横円筒状をなすケーシング本体2
02と、該ケーシング本体202の左右両側に固定され
る側板203,204とを備えている。前記ケーシング
本体202の上部には輸送物を取り込むための取込筒部
202aが一体的に形成され、前記取込筒部202aの
上端部には連結筒205及びバルブ収容筒206を介し
て輸送物を収容するホッパー207が固定されている。
前記ホッパー207は、上部が開口されており、その開
口を介して上方から投入された輸送物を一時的に貯留す
るようになっている。
【0004】前記バルブ収容筒206には図示しないア
クチュエータに連結された支軸208が回動可能に支持
され、同支軸208にはバルブプレート209が固定さ
れている。そして、前記アクチュエータの動作に基づ
き、支軸208及びバルブプレート209が往復回動す
ることにより、前記バルブプレート209をバルブ収容
筒206内で通路開放位置と通路閉鎖位置との間で位置
切り換えするようになっている。
【0005】前記左右の両側板203,204には回転
軸210が回転可能に支持され、同回転軸210は図示
しない電動機により回転されるようになっている。前記
回転軸210には円板状をなす一対の取付板211を介
して横円筒状をなすロータ212が固定されている。前
記ロータ212の外周面には放射状に延びる羽根板21
3が所定の等間隔ピッチで複数枚取り付けられ、互いに
隣接する前記羽根板213同士によって、複数の仕切室
Sが区画形成されている。また、前記複数の羽根板21
3は、ロータ212と共に回転し、かつその先端部がケ
ーシング本体202の内周面に摺接するようになってい
る。加えて、前記複数の羽根板213は、ロータ212
と共に回転する際、当該各羽根板213の両側縁が前記
側板203,204にそれぞれ摺接するようになってい
る。
【0006】前記ホッパー207内の輸送物は、前記バ
ルブプレート209がバルブ収容筒206内において前
記通路開放位置に位置する際に、バルブ収容筒206、
連結筒205、及び取込筒部202aを介して前記仕切
室S内に投入される。以下、前記仕切室Sに輸送物が供
給される位置を供給位置という。そして、ロータ212
が回転することにより、前記輸送物が収容された状態の
仕切室Sは側板203,204間における下方位置へ移
送される。
【0007】図9において、左側の側板203の下部に
は輸送気体の供給口203aが開口され、同供給口20
3aの外側面には高圧の輸送気体をケーシング本体20
2へ送るための供給管214が固定されている。一方、
右側の側板204における前記供給口203aと対向す
る位置には吐出口204aが開口され、同吐出口204
aの外側面にはケーシング本体202内の輸送気体を排
出する排出管215が固定されている。
【0008】そのため、前記輸送物が収容された状態の
仕切室Sが前記ロータ212の回転に伴い供給口203
a及び吐出口204aと対向する位置に移送されると、
仕切室S内の輸送物は、供給管214から供給される輸
送気体と混合された状態で排出管215へ排出される。
【0009】そして、前記輸送物を前記排出管215へ
排出した後の空の仕切室(以下、「空仕切室」とい
う。)Sは、前記ロータ212の回転に基づき前記供給
位置に向かって移送される。
【0010】図8に示すように、前記ケーシング本体2
02には、前記空仕切室Sと対向する位置に空気抜き孔
216が設けられている。その空気抜き孔216の外側
面にはエア抜き管217が固定され、同エア抜き管21
7の途中には吸引ポンプ218が連結されている。そし
て、空仕切室Sが前記空気抜き孔216と対応する位置
に移送されると、前記空仕切室S内の輸送気体が前記空
気抜き孔216、エア抜き管217を介して吸引ポンプ
218にて強制的に吸引され、空仕切室S内は負圧状態
になる。この結果、内部が負圧状態の空仕切室Sが前記
供給位置に到達すると前記輸送物が前記空仕切室S内に
効率良く収容される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記ロータ
リーフィーダ201においては、供給管214から供給
される輸送気体の圧力が高圧に過ぎると、必ずしも吸引
ポンプ218により空仕切室S内を負圧状態とすること
ができない場合があった。そのため、かかる高圧の輸送
気体が残留した空仕切室Sが前記供給位置に到達する
と、その輸送気体により取込筒部202a、連結筒20
5、バルブ収容筒206を介してホッパー207内の輸
送物が吹き上げられることがあった。従って、ホッパー
207の上部開口部を介して吹き上がった輸送物がホッ
パー207外へ撒き散らされ、ロータリーフィーダ20
1周辺を汚してしまうという問題があった。
【0012】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的はホッパー内で発生した輸送物
からなる粉塵がホッパー外へ漏れ出る量を削減できる輸
送装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ケーシング内に複数の
仕切室が回転方向へ区画形成された回転体を設け、前記
ケーシングには前記仕切室内に輸送物を投入するための
ホッパーを設け、前記回転体の回転に伴う前記各仕切室
の移動軌跡を輸送気体が圧送される輸送通路に対応さ
せ、前記回転体の回転に基づき前記仕切室内に収容され
た前記輸送物を前記輸送通路内に供給する輸送物供給手
段を有し、当該輸送物供給手段から供給された前記輸送
物を前記輸送通路の上流側から圧送される前記輸送気体
により前記輸送通路の下流側に輸送する輸送装置におい
て、前記ホッパー内に吸引口を配置してなる強制吸引手
段を設けたことを要旨とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の輸送装置において、前記強制吸引手段は前記吸引口に
連なる吸引管を備え、その吸引管の途中には、当該吸引
管内を通る排出気体の流量を調節するための通風調節装
置が設けられていることを要旨とする。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の輸送装置において、前記通風調節装置は、前記吸引管
に外部から操作可能に設けられた操作手段と、当該操作
手段の操作に基づき前記吸引管内で通路開放位置と通路
閉鎖位置との二位置間を作動する通路閉塞手段とを備え
た調整ダンパーであることを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る輸送装置を具
体化した一実施形態を図1〜図6に基づき説明する。
【0017】図1には、輸送物を輸送気体に混合させて
輸送する輸送装置10の全体構成が概略的に示されてい
る。なお、輸送物には、例えば長尺な板のかけら、おが
くず、及び細かく砕いたビニール等の粉砕体や、木の粉
等の粉体が含まれている。そして、前記輸送装置10に
は、輸送通路11を構成する上流側輸送管12と下流側
輸送管13が備えられている。前記上流側輸送管12の
最上流側(輸送通路11の最上流側)には、前記輸送気
体の供給源となるブロワー14が配設されている。ま
た、前記輸送通路11の途中であって、前記上流側輸送
管12の最下流側と前記下流側輸送管13の最上流側と
の間には、前記輸送通路11内に前記輸送物を供給する
輸送物供給手段としてのロータリーフィーダ15が配設
されている。なお、本実施形態では、前記ロータリーフ
ィーダ15の配設位置を基準として前記輸送通路11を
上流側輸送管12と下流側輸送管13に分けている。
【0018】そして、前記ロータリーフィーダ15に
は、当該ロータリーフィーダ15に前記輸送物を投入す
るためのホッパー16が配設されている。なお、前記ホ
ッパー16は、上部が開口されており、前記輸送物を貯
留する機能も備えている。また、前記下流側輸送管13
の最下流側(輸送通路11の最下流側)には、輸送され
た前記輸送物を処理するための処理装置17が配設され
ている。なお、例えば、おがくずや木の粉が前記輸送装
置10において輸送される場合、前記処理装置17とし
ては焼却炉などが配設される。
【0019】また、前記ロータリーフィーダ15には、
前記上流側輸送管12を通じて流入した前記輸送気体を
強制的に吸引して排出する吸引ファン18が空気抜き管
19を介して配設されている。さらに、前記吸引ファン
18には、吸引した前記輸送気体を取り込んで当該輸送
気体に対し所定の処理を施す集塵機20が排出路21を
介して配設されている。
【0020】次に、前記ロータリーフィーダ15の具体
的構成について図2〜図6を用いて説明する。当該ロー
タリーフィーダ15は、図3に示すように、略横円筒状
をなすケーシング本体30と、図4において、そのケー
シング本体30の左右両端部に溶接固定された円板状を
なす側板31,32とを備えている。前記ケーシング本
体30は内周面が真円をなしており、このケーシング本
体30と前記両側板31,32にて有底有蓋円筒状のケ
ーシング33が構成されている。そして、前記ケーシン
グ33の上部には、輸送物取込部としての取込筒部33
aが一体的に形成されている。前記取込筒部33aの上
端部には連結筒34及びバルブ収容筒35を介して前記
ホッパー16が連結固定されている。
【0021】前記バルブ収容筒35には、図示しないア
クチュエータに連結された支軸36が回動可能に支持さ
れている。前記バルブ収容筒35内において、当該支軸
36の外周にはバタフライプレート37が固定されてい
る。そして、図示しないアクチュエータにより支軸36
及びバタフライプレート37が往復回動し、同バタフラ
イプレート37はバルブ収容筒35の通路を開放する位
置と閉鎖する位置との間で位置切り換えされる。前記バ
タフライプレート37がバルブ収容筒35の通路を開放
する位置に位置する際には、ホッパー16に貯留されて
いる前記輸送物がバルブ収容筒35、連結筒34、及び
取込筒部33aを介してケーシング33内に投入され
る。
【0022】また、前記ケーシング33の略中央には、
図示しない駆動装置(モータなど)に連結される回転軸
40が回転可能に支持されている。当該回転軸40には
前記ケーシング33内に配置されて前記輸送物を移送す
る回転体41が装着されている。従って、前記回転体4
1は、前記回転軸40から伝達される前記駆動装置の回
転動力を受けて所定の方向(図3に示す矢示方向A(時
計回り方向))に所定の回転数(毎分20回転前後)で
回転して前記輸送物を移送するようになっている。
【0023】次に、前記回転体41の構成についてさら
に詳細に説明すると、前記回転軸40には円板状をなす
一対の取付部材としての取付板42a,42bが溶接固
定されている。図4において、取付板42aは左側、取
付板42bは右側に位置している。当該取付板42a,
42bの外周縁には横円筒状をなすロータ43が溶接固
定されている。
【0024】そして、前記ロータ43の外周面には、前
記回転軸40の軸線方向に沿って延びる断面略L字状の
羽根板44が周方向に向かって取り付けられている。前
記羽根板44は所定の等間隔ピッチ(本実施形態では、
略20度ピッチ)で複数枚(本実施形態では18枚)取
り付けられている。また、ロータ43の回転に基づい
て、前記羽根板44の先端部はケーシング本体30の内
周面に摺接し、当該羽根板44の両側縁は側板31,3
2の内側面に摺接するように構成されている。
【0025】また、前記ロータ43の外周面には、周方
向に沿って互いに隣接する前記羽根板44同士によっ
て、前記ロータ43(回転体41)の回転方向(周方
向)へ複数の仕切室R(本実施形態では18室)が区画
形成されている。
【0026】前記取込筒部33aにおける前記羽根板4
4の回転方向前側に対応する内面(図3において、取込
筒部33aの右側内面)には、干渉手段としての干渉板
45がボルト46とナット47により片持ち梁状に支持
固定されている。前記干渉板45は合成樹脂により形成
されており、弾性を有している。前記干渉板45は断面
略くの字状に形成され、その先端側は干渉板45が固定
された取込筒部33aの内面よりも前記羽根板44の回
転方向後側(図3において左側)へ向け延びている。そ
れと共に、前記干渉板45の先端側は前記回転軸40を
中心とした略径方向に沿って延びるように配置されてい
る。
【0027】そして、その配置状態において、前記干渉
板45の先端部は、前記羽根板44の先端部が回転体4
1の回転に伴い移動して描く移動軌跡上に位置するよう
に構成されている。以下、羽根板44の先端部の移動軌
跡を羽根板移動軌跡Lという。そして、ロータ43が回
転すると、干渉板45は自身の先端側を撓ませながら干
渉板45の先端部を羽根板44の先端部に対して接触さ
せるように構成されている。
【0028】そのため、羽根板44の先端部に輸送物が
付着した場合であっても、その輸送物は前記干渉板45
の先端部によりかきとられ、回転体41の回転時には、
前記羽根板44の先端部とケーシング本体30の内周面
との摺接が良好に行われる。また、干渉板45の先端部
が前記羽根板移動軌跡L上に位置するように配置されて
いることで、前記仕切室R内に輸送物が山盛り状態で投
入されても、当該羽根板移動軌跡Lよりも外方にはみ出
した輸送物は干渉板45により払い落とされる。このた
め、前記仕切室Rには常に所定量の輸送物を均一に収容
できる。もちろん、前記仕切室R内に投入された輸送物
中に羽根板移動軌跡Lの外方へ突出する長尺物が含まれ
ていたとしても、そのような長尺物は前記干渉板45に
より羽根板44の先端部とケーシング本体30の内周面
との隙間へ入り込むことが確実に防止される。
【0029】前記干渉板45の先端側において、前記羽
根板44の回転方向前側の側面には、断面略くの字状の
弾性変形抑制板48が設けられ、当該弾性変形抑制板4
8にて干渉板45の先端側における撓み変形を抑制する
ようになっている。前記弾性変形抑制板48は合成樹脂
で弾性を有している。前記弾性変形抑制板48は、その
基端部が干渉板45における先端部よりも基端側部位に
対して接合固定され、その先端部は取込筒部33aの内
面に当接されている。
【0030】そして、前記干渉板45の先端部が前記羽
根板44の回転方向前側へ向けて撓むと、弾性変形抑制
板48は自身の付勢に抗してその先端部が取込筒部33
aの内面に対して摺接しながら下方へ移動するように構
成されている。このように、弾性変形抑制板48は自身
の付勢に抗してその先端部が取込筒部33aの内面に対
して摺接しながら下方へ移動することで、前記干渉板4
5の先端部の過剰な撓み変形を抑制している。なお、前
記弾性変形抑制板48は自身の付勢に抗してその先端部
が取込筒部33aの内面に対して摺接しながら下方へ移
動しても、その先端部は前記羽根板移動軌跡L内に入ら
ないように構成されている。
【0031】また、図4,図5(a)に示すように、前
記側板31の下部には扇状をなす輸送気体の供給口31
aが上流側開口部として開口形成されている。そして、
当該供給口31aと対応した前記側板31の外側面に
は、前記上流側輸送管12が接合固定され、前記ブロワ
ー14から供給された前記輸送気体が前記上流側輸送管
12を通って前記ケーシング33内に送られるようにな
っている。なお、図5(a)に示すように、前記側板3
1において、供給口31aにより形成された直線状をな
す両平面F1は、前記回転軸40を中心とした略径方向
に沿って延びるようになっている。
【0032】一方、図4,図5(b)に示すように、前
記側板32の下部にはケーシング33内で輸送物が混合
された輸送気体を吐出する扇状をなす吐出口32aが下
流側開口部として開口形成されている。そして、当該吐
出口32aと対応した前記側板32の外側面には、前記
下流側輸送管13が接合固定されている。なお、図5
(b)に示すように、前記側板32において、吐出口3
2aにより形成された直線状をなす両平面F2は、前記
回転軸40を中心とした略径方向に沿って延びるように
なっている。
【0033】そして、前記回転体41は、その回転に伴
い一定の移動軌跡上を回転移動する前記各仕切室Rが前
記両輸送管12,13と対応する位置(以下、「排出位
置」という。)に順次通過移動されるように前記ケーシ
ング33内に配置されている。従って、前記各仕切室R
は、前記取込筒部33aと対応する位置(以下、「供給
位置」という。)を通過移動する際に前記輸送物が収容
され、前記排出位置に向かって移送される。また、前記
排出位置に到達した前記仕切室Rには、前記輸送気体が
強制的に流入することで前記輸送物が前記輸送気体と混
合された状態で前記下流側輸送管13側に排出される。
そして、前記輸送物を前記輸送通路11に供給した後の
空の仕切室(以下、「空仕切室」という。)Rは、前記
供給位置に向かって移送される。このとき、前記空仕切
室Rは、前記上流側輸送管12を通じて前記輸送気体が
流入した状態で前記供給位置に向かって移送されてい
る。
【0034】図5(a)に示すように、前記供給口31
a内には、払落手段及びカキトリ部材としての2つのカ
キトリ板50が溶接固定され、前記カキトリ板50は四
角板状をなしている。前記各カキトリ板50は、回転軸
40を中心とした略径方向に沿って延びるように、かつ
供給口31a内における前記両平面F1に対して近接す
るようにそれぞれ配置されている。そして、図4におい
て、前記ロータ43の回転に基づいて羽根板44の左側
縁とカキトリ板50とが対向した際に、カキトリ板50
は当該羽根板44の左側縁に接触するようになってい
る。そのため、前記羽根板44の左側縁に輸送物が付着
していても、前記カキトリ板50にてかきとられ、かき
とられた輸送物は前記輸送気体によって下流側輸送管1
3側に排出される。
【0035】一方、図5(b)に示すように、前記吐出
口32a内にも、払落手段及びカキトリ部材としての2
つのカキトリ板51が溶接固定され、前記カキトリ板5
1は四角板状をなしている。前記各カキトリ板51は、
回転軸40を中心とした略径方向に沿って延びるよう
に、かつ吐出口32a内における前記両平面F2に対し
て近接するようにそれぞれ配置されている。そして、図
4において、前記ロータ43の回転に基づいて羽根板4
4の右側縁とカキトリ板51とが対向した際に、カキト
リ板51は当該羽根板44の右側縁に接触するようにな
っている。そのため、前記羽根板44の右側縁に輸送物
が付着していても、前記カキトリ板51にてかきとら
れ、かきとられた輸送物は前記輸送気体によって下流側
輸送管13側に排出される。
【0036】ところで、前記輸送通路11のうち前記供
給口31aと吐出口32aとの間に位置する部分は受渡
通路11aとされており、同受渡通路11aの一部はケ
ーシング本体30により形成されている。前記受渡通路
11aにおいて、前記羽根板44の先端部と対向する内
周面部分(以下、対向内周面部分ということがある。)
全域には、前記羽根板移動軌跡Lよりも径方向外側へ向
け付着物除去部としての凹所52が凹み形成されてい
る。即ち、ケーシング本体30の内周面における輸送通
路11と対応した部位に凹所52が形成されている。
【0037】前記凹所52が形成されていることによ
り、前記ロータ43の回転に基づいて羽根板44が受渡
通路11aに対応する位置に移動すると、当該羽根板4
4の先端部はケーシング本体30の内周面に摺接してい
た状態から離間した状態になる。すると、前記羽根板4
4の先端部とケーシング本体30の内周面との間には隙
間ができることになり、この凹所52により形成された
隙間を輸送気体が通過することで、当該羽根板44の先
端部に付着した輸送物を吹き飛ばすようになっている。
【0038】ところで、図3に示すように、本実施形態
の輸送装置10において、前記供給位置から前記排出位
置に向かって前記仕切室Rが移送される区間は、前記回
転体41の回転方向における上流側区間に相当し、当該
上流側区間で移送されている前記仕切室R内には前記輸
送物が収容されている。そして、前記供給位置は、前記
回転体41の回転方向における上流側区間の最上流側に
位置している。一方、前記排出位置から前記供給位置に
向かって前記仕切室Rが移送される区間は、前記回転体
41の回転方向における下流側区間に相当し、当該下流
側区間で移送されている前記仕切室R内には前記輸送物
が収容されておらず空仕切室Rとなっている。
【0039】そして、前記ケーシング本体30には、前
記空仕切室Rが移送される前記回転体41の回転方向に
おける下流側区間に対応して空気抜き孔53が設けられ
ている。即ち、前記空気抜き孔53は、図2,3に示す
ように、前記取込筒部33aの下部から前記仕切室Rの
略1室分だけ前記排出位置側寄りの位置に設けられてい
る。そして、前記空気抜き孔53と対応した前記ケーシ
ング本体30の外側面には、前記空気抜き管19が接合
固定されている。
【0040】従って、前記空仕切室Rは、前記回転体4
1の回転に伴い前記空気抜き孔53と対応する位置に移
送された時に、前記空仕切室R内に残留する高圧の輸送
気体が前記空気抜き管19を介して吸引ファン18によ
って強制的に吸引されるようになっている。また、前記
輸送気体と共に、前記空仕切室R内に残留した輸送物も
吸引されるようになっている。従って、前記空気抜き孔
53は、前記供給位置となる前記ケーシング本体30の
上方開口側よりも手前側に設けられ、前記空仕切室R内
の輸送気体は前記供給位置に到達する前に吸引される。
【0041】このように、前記吸引ファン18は、前記
空気抜き管19を通じて空仕切室R内の前記残留輸送気
体を吸引するようになっている。そして、図1に示すよ
うに、吸引ファン18に吸引された前記輸送気体は排出
路21を介して前記集塵機20に取り込まれ、当該集塵
機20によって所定の処理が施される。
【0042】また、図2に示すように、前記ホッパー1
6における右側の上端近傍には貫通孔16aが形成され
ている。そして、前記貫通孔16aと前記空気抜き管1
9との間には、両者16a,19間を連通させる吸引管
55が接合固定されている。前記吸引管55の吸引口5
5aは前記貫通孔16a内に位置するように配置されて
いる。そして、前記吸引管55、空気抜き管19、及び
吸引ファン18により強制吸引手段が構成されている。
なお、本明細書では、前記吸引口55aが貫通孔16a
内に位置していることを、「吸引口55aをホッパー1
6内に配置した」ことに相当するものとする。
【0043】また、図2に示すように、前記吸引管55
の途中には、当該吸引管55内を通る「ホッパー内空
気」の流量を調整する通風調節装置としての調整ダンパ
ー56が設けられている。前記「ホッパー内空気」は排
出気体に相当する。そして、調整ダンパー56が開放さ
れている際には、吸引管55を介して前記吸引ファン1
8は、ホッパー16内に充満した輸送物からなる粉塵交
じりの「ホッパー内空気」を吸引するようになってい
る。
【0044】次に、前記調整ダンパー56の構成につい
てさらに詳細に説明すると、図6(a)〜(d)に示す
ように、調整ダンパー56は支軸57、円板状をなすバ
タフライプレート58、及び手動操作可能な操作レバー
59を備えている。前記バタフライプレート58は通路
閉塞手段に相当し、前記操作レバー59は操作手段に相
当する。前記支軸57は吸引管55に対して回動可能に
支持されている。前記支軸57は吸引管55を中心とし
た径方向に沿って延びるように配置されている。前記吸
引管55内において、前記支軸57の外周には前記バタ
フライプレート58が固定されている。一方、吸引管5
5の外側において、前記支軸57には前記操作レバー5
9がバタフライプレート58に対して平行になるように
固定されている。そして、前記操作レバー59は手動操
作により選択的に所定角度に位置決めできるように構成
されている。
【0045】図6(a),(b)に示すように、操作レ
バー59が吸引管55の軸線に対して直交する位置(通
路閉鎖位置)に位置する際には、バタフライプレート5
8は吸引管55の通路を閉鎖する。そして、図6
(c),(d)に示すように、操作レバー59が吸引管
55の軸線に対して平行となる位置(通路開放位置)に
位置する際には、バタフライプレート58は吸引管55
の通路を開放し、このとき吸引管55内に「ホッパー内
空気」を最も多く流すようになっている。
【0046】また、前記操作レバー59が、吸引管55
の軸線に対して直交する位置と、吸引管55の軸線に対
して平行となる位置との間の所定角度位置に位置する際
にも、バタフライプレート58は吸引管55の通路を開
放する。この際には、前記操作レバー59と吸引管55
の軸線とがなす角度が小さくなればなるほど、吸引管5
5内を流れる「ホッパー内空気」の量が多くなる。
【0047】ところで、図4に示すように、ケーシング
33内の受渡通路11aにおいて、前記輸送物を輸送気
体により下流側輸送管13へ排出する際に、輸送物を含
んだ輸送気体が前記側板31,32とロータ43とのな
す隙間からロータ43内へ侵入することがある。する
と、ロータ43内へ侵入した輸送気体に含まれる輸送物
が取付板42aにおける外側面Gに付着し堆積する。
【0048】そこで、この取付板42aの外側面Gに堆
積する輸送物を取り除くべく、側板31における前記取
付板42aと対向する部分には除去手段としての四角板
状の除去板70が溶接固定されている。前記除去板70
は回転軸40を中心とした略径方向に沿って延びるよう
に、かつ当該回転軸40の上方に位置するように配置さ
れている。前記除去板70の下端は回転軸40に対して
近接するように配置され、その上端はロータ43の内周
面に対して近接するように配置されている。その除去板
70の先端部は、取付板42a(外側面G)に対して若
干の隙間を介して配置されている。そして、ロータ43
の回転に基づいて、除去板70の先端部は外側面Gに堆
積した輸送物を削り取るようになっている。
【0049】そして、前記外側面G上には、ロータ43
の回転に伴って前記除去板70により、その外側面Gに
堆積した輸送物を削り取ることで円環状の削りしろKが
形成される(図3参照)。この削りしろKの範囲内で
は、外側面Gに堆積する輸送物の厚さが最大でも除去板
70の先端部までとなる。即ち、側板31と取付板42
aとの間において、削りしろKに対応する範囲では常に
空間が確保される。
【0050】図3に示すように、側板31において、前
記除去板70の右側近傍で、且つ前記削りしろKの範囲
内に対応する位置には外気吸入口71が形成されてい
る。前記外気吸入口71は、輸送装置10の外部からロ
ータ43内へ外気を流入させるようになっている。一
方、図3に示すように、側板31において、前記除去板
70の左側近傍で、且つ前記削りしろKの範囲内に対応
する位置には外気排出口72が形成されている。そし
て、側板31の外側には、前記外気排出口72と前記空
気抜き管19とを連通させる外気排出管73が接合固定
されている。即ち、前記外気吸入口71と外気排出口7
2とは除去板70を挟んで互いに近接するように配置さ
れている。
【0051】前記側板31、取付板42a、及びロータ
43とにより形成される空間においては、図3に示すよ
うに、回転軸40の上方が除去板70に阻まれて、除去
板70の右側に位置する外気(輸送気体)と、除去板7
0の左側に位置する外気(輸送気体)との行き来がほと
んどできないようになっている。以下、前記側板31、
取付板42a、及びロータ43とにより形成される空間
をロータ内空間Cという。従って、ロータ内空間Cにお
いて、外気吸入口71から吸入された外気は、図3にお
ける時計方向回りに流れ、外気排出口72から排出され
る。この結果、前記ロータ内空間C内の外気(輸送気
体)は滞ることなく効率よく排出される。以下、外気排
出口72から排出されるロータ内空間C内の外気を「ロ
ータ内空気」という。
【0052】図2に示すように、前記外気排出管73の
途中には、当該外気排出管73内を通る「ロータ内空
気」の流量を調整する通風調節手段としての調整ダンパ
ー74が設けられている。当該調整ダンパー74の構成
は、前記調整ダンパー56と同様の構成であるため、詳
しい説明を省略する。そして、調整ダンパー74が開放
されている際には、外気排出管73及び空気抜き管19
を介して前記吸引ファン18は、ロータ43内の輸送物
交じりの「ロータ内空気」を吸引するようになってい
る。
【0053】次に、前記集塵機20について説明する
と、前記排出路21にはパルス式の集塵機20が接続さ
れており、当該集塵機20には前記排出路21を通じて
前記吸引ファン18が吸引した前記輸送気体が取り込ま
れるようになっている。そして、前記集塵機20は、前
記輸送気体から前記輸送物を分別回収し、当該輸送物を
エアの噴射により所定方向(本実施形態では鉛直方向)
に払い落とすようになっている。また、前記輸送物が取
り除かれた前記輸送気体は、前記集塵機20に設けられ
た排出管80を通じて外気中に放出されるようになって
いる。
【0054】さらに、前記集塵機20には供給管81が
設けられており、前記供給管81は前記ホッパー16の
輸送物を受け入れる上部開口に対向するように配置され
ている。従って、前記集塵機20で分別回収された後に
払い落とされた前記輸送物は、前記供給管81を通じて
前記ホッパー16内に再び供給される。そして、前記輸
送物は、前記ロータリーフィーダ15の回転体41の回
転によって前記供給位置に移送された前記仕切室Rに再
び収容される。即ち、本実施形態では、前記輸送気体か
ら輸送物を分別して当該輸送物を再び輸送装置10で輸
送させることで前記空仕切室S内の輸送気体を再利用で
きる状態で処理している。
【0055】次に、このように構成された輸送装置10
を用いて輸送物を輸送する態様を説明する。前記回転体
41は、前記駆動装置の回転動力によって図3に示す時
計回り方向へ回転する。そして、前記ホッパー16内に
輸送物が貯留された状態において、前記アクチュエータ
の回転動力によってバタフライプレート37がバルブ収
容筒35の通路を開放すると、ホッパー16内の前記輸
送物が前記供給位置に到達した前記仕切室Rに投入され
る。
【0056】前記輸送物が投入された仕切室Rは、前記
排出位置に向かって移送され、このとき、前記仕切室R
の両側に位置する羽根板44の先端部に対して、干渉板
45が接触し、羽根板44の先端部に付着した輸送物が
かきとられる。また、前記干渉板45は、仕切室R内に
山盛り状態で投入された輸送物を払い落とすことで、仕
切室R内に常に所定量の輸送物を収容した状態で前記排
出位置へ移送できる。さらに、仕切室R内の輸送物中か
ら前記羽根板移動軌跡Lの外方へ長尺物が突出していた
としても、そのような長尺物は前記干渉板45により羽
根板44の先端部とケーシング本体30の内周面との隙
間へ入り込むことが確実に防止される。なお、輸送装置
10の稼働開始と共に前記吸引ファン18及び集塵機2
0も稼働している。
【0057】そして、前記仕切室Rが前記排出位置に到
達すると、前記上流側輸送管12を通過した前記輸送気
体が前記仕切室R内に圧送され、前記輸送物は前記輸送
気体によって強制的に前記下流側輸送管13側に輸送さ
れる。このとき、前記羽根板44の両側縁に付着してい
る輸送物は、ロータ43の回転に基づいて羽根板44の
両側縁がカキトリ板50,51に接触することで、かき
とられる。そして、かきとられた輸送物は前記輸送気体
によって下流側輸送管13側へ排出される。
【0058】また、このとき前記羽根板44の先端部は
凹所52によってケーシング本体30の内周面から離間
している。そのため、羽根板44の先端部に輸送物が付
着していても、当該羽根板44とケーシング本体30と
の間の空隙(即ち、前記凹所52内)を高圧の輸送気体
が通過することで、その先端部に付着した輸送物を吹き
飛ばす。吹き飛ばされた輸送物は前記輸送気体によって
下流側輸送管13側へ排出される。
【0059】その後、前記輸送物は、前記輸送気体と混
合された状態で前記処理装置17に向かって輸送され
る。また、前記輸送物を前記輸送通路11(下流側輸送
管13)に供給した後の前記仕切室Rは、空仕切室Rと
なり前記回転体41の回転方向における下流側区間より
前記供給位置へ向かって移送される。このとき、前記空
仕切室R内には、前記上流側輸送管12を通じて前記輸
送気体が流入して残留した状態となっている。
【0060】そして、この状態で前記空仕切室Rが前記
空気抜き孔53に対応する位置に移送されると、前記空
仕切室R内の前記残留輸送気体は、前記吸引ファン18
によって前記空気抜き管19を通じて強制的に吸引され
る。また、前記空仕切室R内に残留している輸送物も前
記残留輸送気体と共に吸引される。その結果、前記空仕
切室R内は負圧状態となり、当該空仕切室Rが前記供給
位置に到達すると前記輸送物が前記空仕切室R内に吸い
込まれるように効率よく収容され、所定量の輸送物の供
給が可能となる。
【0061】また、調整ダンパー56が開放されている
際には、前記吸引ファン18は、前記空仕切室R内の前
記輸送気体と共に、前記吸引管55を通じて前記ホッパ
ー16内で発生した粉塵(輸送物)を「ホッパー内空
気」と一緒に吸引する。また、調整ダンパー74が開放
されている際には、前記吸引ファン18は、外気排出管
73を通じて、ロータ内空間C内で除去板70により外
側面Gから削り取った輸送物を「ロータ内空気」と一緒
に吸引する。このとき、ロータ内空間Cには外気吸入口
71を介して外気を流入させることで、ロータ内空間C
内の「ロータ内空気」が吸引ファン18にて吸引しやす
くなっている。
【0062】そして、前記吸引ファン18で吸引された
前記輸送気体(輸送物、粉塵、「ホッパー内空気」、及
び「ロータ内空気」を含む)は、前記排出路21に排出
された後、前記集塵機20に取り込まれる。また、前記
集塵機20では、前記輸送気体から前記輸送物が分別回
収され、当該輸送物が取り除かれた空気は前記排出管8
0を通じて外部に排出される。一方、前記輸送気体から
分別された前記輸送物は、前記供給管81を通じて前記
ホッパー16内に逐次供給される。
【0063】従って、本実施形態によれば、以下に示す
効果を奏する。 (1)本実施形態では、ケーシング33の取込筒部33
aにおける前記羽根板44の回転方向前側に対応する内
面(図3において、取込筒部33aの右側内面)に干渉
板45を設けた。そして、干渉板45の先端部を、羽根
板44の先端部の移動軌跡(羽根板移動軌跡L)上に位
置させ、回転体41の回転時には当該羽根板44の先端
部と接触するように配置した。そのため、ロータ43の
回転に基づいて、羽根板44の先端部に付着した輸送物
がかきとられ、同羽根板44の先端部とケーシング本体
30の内周面との摺接が良好に行われる。従って、輸送
装置10は羽根板44の先端部と取込筒部33aとの間
に輸送物が挟まることを防止でき、回転体41の回転抵
抗を低減できる。
【0064】加えて、前記仕切室R内に輸送物が山盛り
状態で投入されても、羽根板移動軌跡L外方に位置する
輸送物は干渉板45により払い落とされる。このため、
前記仕切室Rには常に所定量の輸送物を収容できる。さ
らに、仕切室R内の輸送物中から前記羽根板移動軌跡L
の外方へ長尺物が突出していたとしても、そのような長
尺物は前記干渉板45により羽根板44の先端部とケー
シング本体30の内周面との隙間へ入り込むことが確実
に防止される。従って、かかる長尺物を含む粉砕体の輸
送物(例えば、産業廃棄物の粉砕体)についても、効率
よく輸送することができる。
【0065】(2)本実施形態では、干渉板45に弾性
を持たせた。このため、干渉板45を撓ませることで羽
根板44の先端部に付着した輸送物をかきとるため、羽
根板44の先端部に付着した輸送物を確実にかきとるこ
とができる。
【0066】(3)本実施形態では、前記受渡通路11
aにおいて、羽根板44の先端部と対向する内周面部分
(対向内周面部分)に前記羽根板移動軌跡Lより径方向
外側へ向け凹所52を凹み形成した。このため、ロータ
43の回転に基づいて羽根板44が受渡通路11aの凹
所52に対応する位置に移動すると、羽根板44とケー
シング本体30との間には隙間ができる。そして、この
隙間を高圧の輸送気体が通過することで、当該羽根板4
4の先端部に付着した輸送物を吹き飛ばすことができ
る。従って、羽根板44の先端に付着した輸送物を除去
し、回転体41の回転抵抗を低減できる。
【0067】また、凹所52を前記対向内周面部分の全
域に形成した。従って、当該凹所52を対向内周面の一
部に設けた場合と比べ、羽根板44とケーシング本体3
0との間に空隙ができる領域が多くなり、より確実に羽
根板44の先端部に付着した輸送物を輸送気体にて吹き
飛ばすことができる。
【0068】(4)本実施形態では、ホッパー16の貫
通孔16a内に位置するように、吸引管55の吸引口5
5aを配置した。そして、吸引管55及び空気抜き管1
9を介して吸引ファン18にてホッパー16内の輸送物
からなる粉塵交じりの「ホッパー内空気」を吸引するよ
うにした。従って、ブロワー14からケーシング33へ
供給される輸送気体の圧力が想定していたよりも高く、
ホッパー16内で輸送物の吹き上げが起こりそうになっ
ても、ホッパー16内で発生した輸送物からなる粉塵が
ホッパー16外へ漏れ出る量を削減できる。また、ホッ
パー16内に輸送物が投入された際に発生する粉塵も前
記吸引管55及び空気抜き管19を介して吸引ファン1
8にて吸引できる。
【0069】(5)本実施形態では、吸引管55の途中
に当該吸引管55内を通る「ホッパー内空気」の流量を
調整する調整ダンパー56を設けた。従って、ホッパー
16で発生する粉塵の量に合わせて、吸引管55がホッ
パー16内の「ホッパー内空気」を吸引する量を調整す
ることができる。
【0070】(6)本実施形態では、調整ダンパー56
において、操作レバー59を手動操作することで、支軸
57及びバタフライプレート58を回動操作していた。
従って、調整ダンパー56の支軸57及びバタフライプ
レート58をアクチュエータにより回動させる場合と比
べ、輸送装置10の構成を複雑にすることなく調整ダン
パー56の流量調整を行うことができる。
【0071】また、調整ダンパー74においても同様の
効果を奏する。 (7)本実施形態では、側板31における前記取付板4
2aと対向する部分に除去板70を固定し、その除去板
70にて取付板42aの外側面Gに堆積する輸送物を取
り除くようにした。従って、外側面Gに輸送物が堆積
し、その堆積した輸送物が側板31に接触することがな
く、ロータ43の回転抵抗を低減できる。
【0072】(8)本実施形態では、取付板42aの外
側面G上において、ロータ43の回転に伴って除去板7
0により、その外側面Gに付着した輸送物を削り取るこ
とで円環状の削りしろKが形成される。そして、側板3
1における前記削りしろKの範囲内に対応する位置に、
外気吸入口71及び外気排出口72を形成した。また、
外気吸入口71と外気排出口72は除去板70を挟んで
互いに近接するように配置した。
【0073】このため、外気吸入口71から吸入された
外気は、除去板70に阻まれて図3における反時計回り
方向には流れず、時計回り方向に流れる。外気吸入口7
1から吸入された外気が時計回り方向に流れることで、
ロータ内空間C内の外気(輸送気体)の大部分が滞るこ
となく外気排出口72へ排出される。従って、除去板7
0により外側面Gから削り取られた輸送物は、外気(輸
送気体)と共に、効率よく外気排出口72へ排出でき
る。
【0074】(9)本実施形態では、側板31の外側
に、前記外気排出口72と前記空気抜き管19とを連通
させる外気排出管73を接合固定した。そして、外気排
出管73の途中に当該外気排出管73内を通る「ロータ
内空気」の流量を調整する調整ダンパー74を設けた。
そのため、取付板42aの外側面Gに輸送物が堆積して
いないときには調整ダンパー74を閉鎖することができ
る。従って、調整ダンパー74を閉鎖することで、空仕
切室R内の輸送気体を吸引する空気抜き管19側の吸引
効率や、ホッパー16内の「ホッパー内空気」を吸引す
る吸引管55側の吸引効率を上げることができる。
【0075】(10)本実施形態では、供給口31a
内、及び吐出口32a内にカキトリ板50,51をそれ
ぞれ2つずつ設けた。そして、カキトリ板50,51に
て羽根板44の両側縁に付着した輸送物をかきとり、か
きとった輸送物を前記輸送気体によって下流側輸送管1
3側に排出するようにした。従って、羽根板44の側縁
に付着した輸送物を払い落とし、回転体41の回転抵抗
を低減できる。
【0076】また、羽根板44の両側縁に対してカキト
リ板50,51をそれぞれ接触するようにしたため、羽
根板44の片側の側縁に付着した輸送物のみをかきとる
ようにカキトリ板を設けるよりも回転体41の回転抵抗
を低減できる。
【0077】(11)本実施形態では、供給口31aに
おいて、各カキトリ板50を、回転軸40を中心とした
略径方向に沿って延びるように、かつ供給口31a内の
両平面F1に対して近接するようにそれぞれ配置した。
従って、例えば供給口31aにおける回転体41の回転
方向中央にカキトリ板50を設けた場合に比較して、輸
送気体の流れを阻害するおそれが殆ど無い。なお、吐出
口32aに配置したカキトリ板51についても同様の効
果がある。
【0078】なお、上記実施形態は以下のように変更し
て具体化してもよい。 ・前記実施形態では、ホッパー16の貫通孔16a内に
位置するように吸引管55の吸引口55aを配置してい
た。これに限らず、図7(a)に示すように、吸引管5
5の吸引口55aを貫通孔16aよりもホッパー16の
内方側へ配置するようにしてもよい。また、図7(b)
に示すように、前記貫通孔16aを省略し、吸引管55
の吸引口55a近傍をホッパー16の上部の開口部から
挿入して配置させてもよい。この場合においても、吸引
口55aはホッパー16内に位置するように配置させ
る。
【0079】・前記実施形態では、吸引管55の途中に
調整ダンパー56を設けていたが、その調整ダンパー5
6を省略してもよい。 ・前記実施形態では、調整ダンパー56における操作レ
バー59を手動操作することで、支軸57及びバタフラ
イプレート58を回動操作していた。これに限らず、調
整ダンパー56の支軸57及びバタフライプレート58
をアクチュエータ等の制御機器により回動させてもよ
い。
【0080】次に、上記実施形態及び別例から把握でき
る技術的思想について、以下に追記する。 (1)ケーシング内に複数の羽根板により複数の仕切室
が回転方向へ区画形成された回転体を設け、前記ケーシ
ングには仕切室内に輸送物を取り込む輸送物取込部を設
け、前記回転体の回転に伴う前記各仕切室の移動軌跡を
輸送気体が圧送される輸送通路に対応させ、前記回転体
の回転に基づき前記仕切室内に収容された輸送物を前記
輸送通路内に供給する輸送物供給手段を有し、当該輸送
物供給手段から供給された前記輸送物を前記輸送通路の
上流側から圧送される前記輸送気体により前記輸送通路
の下流側に輸送する輸送装置において、前記ケーシング
内には、前記回転体の回転に伴う前記羽根板の先端部の
移動軌跡近傍に位置させて、前記仕切室内に取り込まれ
た輸送物のうち前記羽根板の先端部の移動軌跡より外方
側へはみ出した輸送物に対して干渉する干渉手段を備え
た請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の輸
送装置。
【0081】(2)前記干渉手段は、前記輸送物取込部
における前記羽根板の回転方向前側の内面に片持ち梁状
に支持された干渉板であり、その先端部は前記羽根板の
先端部の移動軌跡上に対応位置している技術的思想
(1)に記載の輸送装置。
【0082】(3)前記干渉板は弾性を有しており、前
記回転体の回転時には、当該干渉板自身を撓ませながら
その先端部を前記羽根板の先端部に対して接触させる技
術的思想(2)に記載の輸送装置。
【0083】(4)ケーシング内に複数の羽根板により
複数の仕切室が回転方向へ区画形成された回転体を設
け、前記ケーシングの内周面に対して前記羽根板の先端
を摺接させ、前記回転体の回転に伴う前記各仕切室の移
動軌跡を輸送気体が圧送される輸送通路に対応させ、前
記回転体の回転に基づき前記仕切室内に収容された輸送
物を前記輸送通路内に供給する輸送物供給手段を有し、
当該輸送物供給手段から供給された前記輸送物を前記輸
送通路の上流側から圧送される前記輸送気体により前記
輸送通路の下流側に輸送する輸送装置において、前記輸
送通路のうち前記ケーシング内で前記仕切室と前記輸送
物の受け渡しを行う受渡通路は、前記羽根板の先端部と
対向する内周面部分のうち少なくとも一部を前記羽根板
の先端部との間に空隙を有する付着物除去部とした請求
項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の輸送装
置。
【0084】(5)前記付着物除去部は、前記羽根板の
先端部の移動軌跡よりも前記回転体の径方向外側へ向か
って凹み形成された凹所により構成されている技術的思
想(4)に記載の輸送装置。
【0085】(6)前記凹所は、前記受渡通路内におい
て、前記羽根板の先端部の移動軌跡が対向する受渡通路
内周面部分の全域に設けられている技術的思想(5)に
記載の輸送装置。
【0086】(7)ケーシングに回転軸を支持し、前記
ケーシング内に位置するように前記回転軸に対して取付
部材を介して横円筒状のロータを設け、当該ロータの外
周面には複数の羽根板を設けることで複数の仕切室を回
転方向へ区画形成し、前記ロータの回転に伴う前記各仕
切室の移動軌跡を輸送気体が圧送される輸送通路に対応
させ、前記ロータの回転に基づき前記仕切室内に収容さ
れた輸送物を前記輸送通路内に供給する輸送物供給手段
を有し、当該輸送物供給手段から供給された前記輸送物
を前記輸送通路の上流側から圧送される前記輸送気体に
より前記輸送通路の下流側に輸送する輸送装置におい
て、前記ケーシングの内面のうち前記取付部材と対向す
る内面部位には、前記取付部材に付着した前記輸送物を
払い落とすための除去手段を備えた請求項1乃至請求項
3のうちいずれか1項に記載の輸送装置。
【0087】(8)前記ケーシングには、前記ロータの
回転に伴い前記除去手段が前記取付部材に付着した前記
輸送物を削り取って形成する円環状の削りしろに対向す
るように、前記ケーシングの外部から外気を流入させる
ための外気吸入口及び流入した外気を排出するための外
気排出口を設けた技術的思想(7)に記載の輸送装置。
【0088】(9)前記外気排出口には外気排出管が接
続され、前記外気排出管の途中には、当該外気排出管内
を通る前記外気の流量を調節する通風調節手段を設けた
技術的思想(8)に記載の輸送装置。
【0089】(10)ケーシング内に複数の羽根板によ
り複数の仕切室が回転方向へ区画形成された回転体を設
け、前記回転体の回転に伴う前記各仕切室の移動軌跡を
輸送気体が圧送される輸送通路に対応させ、前記輸送通
路のうち前記ケーシング内で前記仕切室と前記輸送物と
の受け渡しを行う部分を受渡通路とし、前記ケーシング
には、前記受渡通路に対応して上流側開口部、及び下流
側開口部を形成し、前記回転体の回転に基づき前記仕切
室内に収容された前記輸送物を前記受渡通路内に供給す
る輸送物供給手段を有し、前記羽根板が前記受渡通路に
対応する位置に移動した際に、当該輸送物供給手段から
供給された前記輸送物を前記輸送通路の上流側から圧送
される前記輸送気体により前記輸送通路の下流側に輸送
する輸送装置において、前記上流側開口部及び前記下流
側開口部のうち少なくともいずれか一方に、羽根板の側
縁に干渉して、当該羽根板の側縁に付着した前記輸送物
を払い落とすための払落手段を備えた請求項1乃至請求
項3のうちいずれか1項に記載の輸送装置。
【0090】(11)前記払落手段は、前記回転体の略
径方向に沿って延びるように設けられた長尺なカキトリ
部材である技術的思想(10)に記載の輸送装置。 (12)前記カキトリ部材は、前記開口部の内周面の近
傍に設けられている技術的思想(11)に記載の輸送装
置。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜3に記載
の発明によれば、ホッパー内で発生した輸送物からなる
粉塵がホッパー外へ漏れ出る量を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における輸送装置を説明する概略
図。
【図2】 本実施形態における輸送装置の正面部分断面
図。
【図3】 本実施形態における輸送装置の拡大断面図。
【図4】 本実施形態における輸送装置の側面部分断面
図。
【図5】 (a)は、図4のA−A線矢視図。(b)
は、図4のB−B線矢視図。
【図6】 (a),(b)は、調整ダンパーを閉鎖させ
た状態を示す説明図。(c),(d)は調整ダンパーを
開放させた状態を示す説明図。
【図7】 (a),(b)は、本実施形態の別例におけ
るホッパーと吸引管との配置状況を示す概略説明図。
【図8】 従来技術における輸送装置の正面部分断面
図。
【図9】 従来技術における輸送装置の側面部分断面
図。
【符号の説明】
10…輸送装置、11…輸送通路、15…輸送物供給手
段としてのロータリーフィーダ、16…ホッパー、18
…強制吸引手段を構成する吸引ファン、19…強制吸引
手段を構成する空気抜き管、55…強制吸引手段を構成
する吸引管、55a…吸引口、33…ケーシング、41
…回転体、56…通風調節装置としての調整ダンパー、
58…通路閉塞手段としてのバタフライプレート、59
…操作手段としての操作レバー、R…仕切室。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に複数の仕切室が回転方向
    へ区画形成された回転体を設け、前記ケーシングには前
    記仕切室内に輸送物を投入するためのホッパーを設け、
    前記回転体の回転に伴う前記各仕切室の移動軌跡を輸送
    気体が圧送される輸送通路に対応させ、前記回転体の回
    転に基づき前記仕切室内に収容された前記輸送物を前記
    輸送通路内に供給する輸送物供給手段を有し、当該輸送
    物供給手段から供給された前記輸送物を前記輸送通路の
    上流側から圧送される前記輸送気体により前記輸送通路
    の下流側に輸送する輸送装置において、 前記ホッパー内に吸引口を配置してなる強制吸引手段を
    設けた輸送装置。
  2. 【請求項2】 前記強制吸引手段は前記吸引口に連なる
    吸引管を備え、その吸引管の途中には、当該吸引管内を
    通る排出気体の流量を調節するための通風調節装置が設
    けられている請求項1に記載の輸送装置。
  3. 【請求項3】 前記通風調節装置は、前記吸引管に外部
    から操作可能に設けられた操作手段と、当該操作手段の
    操作に基づき前記吸引管内で通路開放位置と通路閉鎖位
    置との二位置間を作動する通路閉塞手段とを備えた調整
    ダンパーである請求項2に記載の輸送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103950726A (zh) * 2014-05-15 2014-07-30 郑州郑源实业有限公司 卷烟滤棒成型机自动加碳系统
CN113928864A (zh) * 2021-10-09 2022-01-14 高密银鹰新材料股份有限公司 一种可调节关风量的关风阀

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