JP2003054732A - 搬送用ローラコンベヤのローラ内の結露防止構造 - Google Patents

搬送用ローラコンベヤのローラ内の結露防止構造

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JP2003054732A
JP2003054732A JP2001242134A JP2001242134A JP2003054732A JP 2003054732 A JP2003054732 A JP 2003054732A JP 2001242134 A JP2001242134 A JP 2001242134A JP 2001242134 A JP2001242134 A JP 2001242134A JP 2003054732 A JP2003054732 A JP 2003054732A
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JP
Japan
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roller
motor
hollow portion
partition member
dew condensation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001242134A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Nakamura
竜彦 中村
Tomoyuki Fujimoto
智之 藤本
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Ito Denki Co Ltd
Original Assignee
Ito Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ローラAの空洞部1aに充填材6を装填し、
さらに、ローラAに組み込まれているモータMや減速機
構2やその他の部品と空洞部1aとを仕切部材9で仕切
る。 【効果】ローラAの空洞部1aに装填されている充填材6
により、ローラAの空洞部1aをできるだけ少なく(小さ
く)することができるから、空洞部1a内での結露がほと
んどなくなる。さらに、仮にローラAの空洞部1a内で水
が結露したとしてもその水は前記仕切部材9によりせき
止められ、少なくともローラAに組み込まれているモー
タMや減速機構2やその他の部品側に流れないようにす
ることができる。ローラAの空洞部1a内での錆の発生を
ほとんどなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータローラその
他各種の搬送用ローラコンベヤに用いられるローラの内
部が結露するのを防止するための機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】モータローラその他各種の搬送用ローラ
コンベヤは、従来から様々な場所で使用されている。温
度差が特に大きい所や冷凍庫内で使用される場合も多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような場所で用い
られると、温度差を与えた時に相当量の水がローラの空
洞部内で結露する。特に、冷凍庫内の入口や出口付近の
ように、温度差がきわめて大きい所では、結露現象が起
こりやすい。また、ローラは隠蔽されているから結露現
象が起こりやすく、さらに、外筒部分が長くなるとそれ
だけ空洞部も大きくなり、この空洞部内で相当量の水が
結露する。特に、モータローラのように、隠蔽されてい
る外筒内にモータやその他の部品が組み込まれている
と、空洞部内での結露はこれらの部品に悪影響を及ぼ
し、故障の原因となるのみならず、錆を生じさせる。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事態が起こら
ないようにするためには、ローラの空洞部内で水が結露
しにくくすることであり、そのための一つの策は、ロー
ラの空洞部をできるだけ少なく(小さく)することであ
る。そのために、本発明では、例えば図1に示すよう
に、ローラAの空洞部内に充填材6を装填する。これに
よって、ローラAの空洞部内の空気の絶対量を減らすこ
とができ、空洞部内での結露がほとんどなくなる。
【0005】また、上記事態が起こらないようにするた
めには、仮にローラの空洞部内で水が結露したとしても
その水が少なくともローラに組み込まれているモータや
その他の部品に達しないようにすることである。そのた
めに、本発明では、例えば図2に示すように、ローラA
に組み込まれているモータやその他の部品と空洞部とを
仕切部材で仕切ってある。このようにすると、仮にロー
ラAの空洞部内で水が結露したとしてもその水は前記仕
切部材でせき止められ、少なくともローラAに組み込ま
れているモータやその他の部品側に流れ込まないように
することができる。
【0006】そして、最も理想的な形態としては、ロー
ラの空洞部内で水が結露しにくいようにした上に、結露
した水がローラに組み込まれているモータやその他の部
品に達しないようにすることである。そのために、本発
明では、例えば図3に示すように、ローラAの空洞部に
充填材6を装填し、さらに、ローラAに組み込まれてい
るモータやその他の部品と空洞部とを仕切部材で仕切っ
てある。このようにすると、ローラAの空洞部内での結
露がほとんどなくなる上に、仮にローラAの空洞部内で
水が結露したとしてもその水は前記仕切部材でせき止め
られ、少なくともローラAに組み込まれているモータや
その他の部品側に流れ込まないようにすることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を、
図面に基いて詳細に説明する。ここには、外筒1内にモ
ータやその他の部品を組み込んだモータローラに、本発
明を適用した場合を例示する。図面に示すモータローラ
は、外筒1の内部にアウターロータ型モータMを内蔵し
たものであり、そのロータaの回転が減速機構2を介し
て出力部3から外筒1に伝えられるようになっている。
すなわち、コンベヤの一部に装着される固定軸4に対
し、ロータaの回転に連動して外筒1が回転するように
なっている。外筒1と固定軸4との間にはベアリング5
が装着されており、円滑な回転を行なうことができるよ
うになっている。なお、図示はしないが、外筒の内部に
インナーロータ型モータが内蔵され、そのロータの回転
が減速機構を介して出力部から外筒に伝えられるモータ
ローラにも、本発明を適用することができるのは勿論で
ある。
【0008】図1〜図3においては、このローラをいず
れも図面符号Aで示す。なお、各図面における符号B
は、取付軸ホルダーである。図1〜図3のうち、図1に
は、前記外筒1内の空洞部1aであって前記モータMや減
速機構2やその他の部品を組み込んだ所以外の部分に、
充填材6を装填した場合を例示する。この充填材6を外
筒1内の空洞部1aに装填することにより、ローラAの空
洞部をできるだけ少なく(小さく)することができ、ロ
ーラAの空洞部1a内の空気の絶対量をそれだけ減らすこ
とができる。したがって、温度差が特に大きい所や冷凍
庫内(特に、その入口や出口)で用いた場合でも、空洞
部1a内での結露がほとんどなくなる。
【0009】また、図2には、前記外筒1内の空洞部1a
と前記モータMや減速機構2やその他の部品を組み込ん
だ区域とを仕切部材7で仕切った場合を例示する。この
仕切部材7がローラAの空洞部1a内に設けられているた
め、仮にローラAの空洞部1a内で水が結露したとしても
その水は前記仕切部材7でせき止められ、少なくともロ
ーラAに組み込まれているモータMや減速機構2やその
他の部品側に流れ込まないようにすることができる。な
お、図2では、取付軸ホルダーBの一端部にも仕切部材
が設けられている。空洞部1aとモータMや減速機構2や
その他の部品を組み込んだ区域とを仕切っている仕切部
材7と区別するため、ここでは、別の図面符号8を用い
て示してある。この仕切部材8により、結露した水が取
付軸ホルダーB側にも流れ込まないようにすることがで
きる。
【0010】さらに、図3には、ローラAの空洞部1aに
充填材6を装填し、さらに、ローラAに組み込まれてい
るモータMや減速機構2やその他の部品と空洞部1aとを
仕切部材9で仕切った場合を例示する。このようにする
と、ローラAの空洞部1a内での結露がほとんどなくなる
のに加えて、仮にローラAの空洞部1a内で水が結露した
としてもその水は仕切部材9でせき止められ、少なくと
もローラAに組み込まれているモータMや減速機構2や
その他の部品側に流れ込まないようにすることができ
る。なお、図3では、取付軸ホルダーBの一端部にも、
前記仕切部材9と対となる別の仕切部材が設けられてお
り、ここでは、同じ図面符号で示してある。そして、図
3に示す場合には、取付軸ホルダーBの一端部に設けら
れているこの仕切部材9と、ローラAに組み込まれてい
るモータMや減速機構2やその他の部品と空洞部1aとを
仕切る仕切部材9とにより、ローラAの空洞部1aに装填
されている充填材6を挾持した場合が例示されている。
この仕切部材9により、結露した水が取付軸ホルダーB
側にも流れ込まないようにすることができる。
【0011】このように、ローラAの空洞部1a内での結
露がほとんどなくなるようにするか、あるいは、仮にロ
ーラAの空洞部1a内で水が結露したとしてもその水が少
なくともローラAに組み込まれているモータMや減速機
構2やその他の部品側に流れ込まないようにするか、最
も好ましくは、上記事態がいずれも生じないようにする
ことができれば、外筒1内での錆の発生はほとんどなく
なる。錆の発生を防止することができれば、温度差が特
に大きい所や冷凍庫内(特に、その入口や出口)で使用
することが可能となり、また、そのような場所で使用す
るときわめて有利である。
【0012】なお、ローラAの空洞部1aに装填すべき充
填材6としては、断熱性のあるウォーミング材、例え
ば、発泡ウレタンが適している。このような材質の充填
材をローラAの空洞部1aに装填することにより、ローラ
Aの空洞部1a内の急激な温度変化を防ぐこともできる。
【0013】
【発明の効果】請求項1〜3記載の発明によれば、ロー
ラの空洞部での錆の発生をほとんどなくすことができる
から、温度差が特に大きい所や冷凍庫内(特に、その入
口や出口)で使用することが可能となり、また、そのよ
うな場所で使用するときわめて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】外筒内の空洞部であってモータや減速機構やそ
の他の部品を組み込んだ所以外の部分に、充填材を装填
したローラの一例を示す断面図である。
【図2】外筒内の空洞部とモータや減速機構やその他の
部品を組み込んだ区域とを仕切部材で仕切ったローラの
一例を示す断面図である。
【図3】ローラの空洞部に充填材を装填し、さらに、ロ
ーラに組み込まれているモータや減速機構やその他の部
品と空洞部とを仕切部材で仕切ったローラの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…外筒、1a…空洞部、2…減速機構、6…充填材、
7,8,9…仕切部材、A…ローラ、M…モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F033 GA06 GB06 GB08 GC01 GE05 3J103 AA02 AA12 AA38 AA42 AA43 AA71 BA19 BA47 CA25 CA72 CA78 DA05 FA01 FA22 GA02 GA37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラAの空洞部内に充填材6を装填した
    ことを特徴とする搬送用ローラコンベヤのローラ内の結
    露防止構造。
  2. 【請求項2】ローラAに組み込まれているモータやその
    他の部品と空洞部とを仕切部材で仕切ったことを特徴と
    する搬送用ローラコンベヤのローラ内の結露防止構造。
  3. 【請求項3】ローラAの空洞部に充填材6を装填し、さ
    らに、ローラAに組み込まれているモータやその他の部
    品と空洞部とを仕切部材で仕切ったことを特徴とする搬
    送用ローラコンベヤのローラ内の結露防止構造。
JP2001242134A 2001-08-09 2001-08-09 搬送用ローラコンベヤのローラ内の結露防止構造 Pending JP2003054732A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1780152A1 (en) * 2005-10-27 2007-05-02 Itoh Denki Co., Ltd. Motorized roller and method for producing such a roller
JP2013063857A (ja) * 2006-11-20 2013-04-11 Interroll Holding Ag バレルモータ

Cited By (4)

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US7846081B2 (en) 2005-10-27 2010-12-07 Itoh Denki Co., Ltd. Method for producing motorized roller and motorized roller produced by the method
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