JP2003054713A - 物品保管システム - Google Patents

物品保管システム

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JP2003054713A
JP2003054713A JP2001240184A JP2001240184A JP2003054713A JP 2003054713 A JP2003054713 A JP 2003054713A JP 2001240184 A JP2001240184 A JP 2001240184A JP 2001240184 A JP2001240184 A JP 2001240184A JP 2003054713 A JP2003054713 A JP 2003054713A
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Takeshi Iga
武 伊賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品保管システムにおいて、出し入れされた
特定の箱体の位置を安定して検出し、また、各箱開閉検
出手段に連絡する配線の本数を従来の本数よりも少なく
し、構成を簡単とし、また、保守点検を容易とし、更
に、耐久性を向上し、しかも、廉価とすることにある。 【構成】 各箱体に対応させてマトリックス状に各箱開
閉検出手段を設けるとともにこの各箱開閉検出手段をマ
トリックス状の配線で連絡して構成された検出構成体を
保管庫の背面に設け、複数の箱体中のいずれかの箱体が
出し入れされたときに該出し入れされた箱体の位置を検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品保管システ
ムに係り、特に複数の物品を容易に且つ確実に管理する
ことができる物品保管システムに関する。
【従来の技術】
【0002】物品を保管する場合には、例えば、物品を
収納する複数の箱体である小箱を出し入れ可能で且つ縦
横方向に組み付けて構成された保管庫を設けたものがあ
る。この場合、小箱の組み合わせによって動的に配置換
えができる物理的な利点があり、また、各小箱毎にはマ
イクロセンサ又は光センサ等の検出手段を夫々装備し、
いずれかの小箱が出し入れされたかの情報を得て、物品
を管理している。
【0003】また、物品の保管においては、物品にバー
コードのタグを付設し、物品の開閉時に、このタグのバ
ーコードを読取器で読み込んで物品を管理しているもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、物品
の保管にあっては、各小箱毎に検出手段を装備した場合
に、例えば、16個の小箱を使用する場合に、16個の
検出手段及びこれら各検出手段に連絡する16本の配線
が必要となり、よって、その配線状態が複雑化するとと
もに、保守点検が面倒となり、しかも、耐久性が低下す
るという不都合があった。
【0005】また、バーコード等を利用した場合には、
物品にタグを取り付ける行為が面倒であるとともに、労
力が多大で、且つ、人件費等が嵩んで、高価になるとい
う不都合があった。
【0006】更に、近年、病院等の施設においては、薬
品等の誤用でその管理状態が問われており、薬品等の保
管について改善が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、物品が収納される複数の
箱体を出し入れ可能で且つ縦横方向に組み付けて構成さ
れた保管庫を設けた物品保管システムにおいて、前記各
箱体に対応させてマトリックス状に各箱開閉検出手段を
設けるとともにこの各箱開閉検出手段をマトリックス状
の配線で連絡して構成された検出構成体を前記保管庫の
背面に設け、前記複数の箱体中のいずれかの箱体が出し
入れされたときに該出し入れされた箱体の位置を検出す
ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明は、保管庫で出し入れさ
れた箱体の位置が、保管庫の背面の検出構成体のマトリ
ックス状の箱開閉検出手段で検出されることから、出し
入れされた特定の箱体の位置を安定して検出することが
でき、また、各箱開閉検出手段をマトリックス状に設け
るとともにこの各箱開閉検出手段をマトリックス状の配
線で連絡しているので、各箱開閉検出手段に連絡する配
線の本数を従来の本数よりも少なくすることができ、よ
って、構成を簡単とし、また、保守点検を容易とし、更
に、耐久性を向上し、しかも、廉価とすることができ
る。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜6は、この発明の第1実
施例を示すものである。図1において、2は例えば病院
等の施設で利用される物品保管システムである。この物
品保管システム2は、保管庫4と、この保管庫4の背面
で一体的に設置される検出構成体6と、箱体位置判定手
段8とを有している。
【0010】保管庫4は、物品である例えば薬品が収納
される複数(例えば18個)の箱体である第1〜18小
箱10−1〜10−18を出し入れ可能で且つ縦横方向
に組み付けて構成されている。つまり、第1〜18小箱
10−1〜10−18は水平方向の横方向(X軸)に3
列で且つ上下方向の縦方向(Y軸)に6段で組み付けら
れるものであり、第1〜3小箱10−1〜10−3が最
下段で水平方向に並んで配置され、第4〜6小箱10−
4〜10−6が第1〜3小箱10−1〜10−3の上で
水平方向に並んで配置され、第7〜9小箱10−7〜1
0−9が第4〜6小箱10−4〜10−6の上で水平方
向に並んで配置され、第10〜12小箱10−10〜1
0−12が第7〜9小箱10−7〜10−9の上で水平
方向に並んで配置され、第13〜15小箱10−13〜
10−15が第10〜12小箱10−10〜10−12
の上で水平方向に並んで配置され、第16〜18小箱1
0−16〜10−18が第13〜15小箱10−13〜
10−15の上で水平方向に並んで配置されている。
【0011】小箱10は、例えば、図4に示す如く、四
角形状の外枠部12と、この外枠部12に対して出し入
れ可能に設けた四角形状の引出部14とからなる。外枠
部12においては、左側部16に窪んだ左側蟻溝18が
水平方向に指向して形成され、右側部20に突出した右
側蟻22が水平方向に指向して形成され、底部24に窪
んだ底側蟻溝26が水平方向に指向して形成され、上部
28に突出した上側蟻30が水平方向に指向して形成さ
れ、また、図2に示す如く、前面には引出部14を出し
入れ可能(開閉可能)とする開口32が形成され、背面
に後部34が形成されている。よって、この外枠部12
は、各対応する蟻溝と蟻とを所望に係合させることで、
それ自体で縦横方向に自由に組み付けが可能なものであ
る。引出部14においては、図2、3に示す如く、上方
が開放して物品を収納する内部空間36を形成するよう
に、左側面に左側壁38が形成され、右側面に右側壁4
0が形成され、底面に底壁42が形成され、前面に前壁
44が形成され、後面に奥壁46が形成されている。
【0012】検出構成体6は、保管庫4の背面に設置す
るように、上下方向に指向する板状体に形成されてい
る。この検出構成体6の本体48には、第1〜18小箱
10−1〜10−18に対応させてマトリックス状に各
箱開閉検出手段である第1〜18箱開閉検出センサ50
−1〜50−18が組み込んで設けられているととも
に、この第1〜18箱開閉検出センサ50−1〜50−
18をマトリックス状の配線である横方向の第1〜6横
信号線52A−1〜52A−6及び縦方向の第1〜3縦
信号線52B−1〜52B−3で連絡して設けられてい
る。
【0013】つまり、横方向のX軸(X1、X2、X
3)において、第1横信号線52A−1は第1〜3箱開
閉検出センサ50−1〜50−3に連絡し、第2横信号
線52A−2は第4〜6箱開閉検出センサ50−4〜5
0−6に連絡し、第3横信号線52A−3は第7〜9箱
開閉検出センサ50−7〜50−9に連絡し、第4横信
号線52A−4は第10〜12箱開閉検出センサ50−
10〜50−12に連絡し、第5横信号線52A−5は
第13〜15箱開閉検出センサ50−13〜50−15
に連絡し、第6横信号線52A−6は第16〜18箱開
閉検出センサ50−16〜50−18に連絡している。
また、縦方向のY軸(Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、
Y6)において、第1縦信号線52B−1は第1、第
4、第7、第10、第13、第16箱開閉検出センサ5
0−1、50−4、50−7、50−10、50−1
3、50−16に連絡し、第2縦信号線52B−2は第
2、第5、第8、第11、第14、第17箱開閉検出セ
ンサ50−2、50−5、50−8、50−11、50
−14、50−17に連絡し、第3縦信号線52B−3
は第3、第6、第9、第12、第15、第18箱開閉検
出センサ50−3、50−6、50−9、50−12、
50−15、50−18に連絡している。従って、検出
構成体6には、合計9本の信号線52が配線され、これ
ら各信号線52が、例えば、第3縦信号線52B−3に
接続した連絡信号線52Cを介して箱体位置判定手段8
に連絡している。この箱体位置判定手段8は、出し入れ
された箱体10に対応する箱開閉検出センサ50からの
検出信号を入力し、その出し入れされた小箱10の位置
を判定し、その小箱10を特定するものである。
【0014】箱開閉検出センサ50は、図2、3に示す
如く、非接触型センサであり、例えば、センサ本体54
の小箱10側の正面に、所定角度でV字形状の送信側面
56と受信側面58とを形成するとともに、送信側面5
6に送信部(素子)60を設置するとともに、受信側面
58には受信部(素子)62を設置して構成されてい
る。この箱開閉検出センサ50は、送信部60が送信し
た信号が引出部14の奥壁46の外面に反射して受信部
62に至ったときに、小箱10の引出部14が収納され
ていると検出するとともに、送信部60が送信した信号
が受信部62に至らなかったときには、小箱10の引出
部14が引き出されていると検出するものである。
【0015】この箱開閉検出センサ48の信号を引出部
14の奥壁34の外面との間で通過させるように、小箱
10の外枠部12の後部34の中央部位には、図2に示
す如く、信号通過用孔64が形成されている。
【0016】また、この箱開閉検出センサ50を、図5
に示す如く、X軸の情報とY軸の情報とを分けて検出す
るように、構成することも可能である。即ち、図5に示
す如く、センサ本体54には、X軸(X1、X2、X
3)の各情報を得るように、一対のX軸用送信部72A
・X軸用受信部72BからなるX軸用検出センサ72を
設けるとともに、Y軸(Y1、Y2、Y3、Y4、Y
5、Y6)の各情報を得るように、一対のY軸用送信部
74A・Y軸用受信部74BからなるY軸用検出センサ
74を設ける。この場合に、X軸用検出センサ72から
の検出信号とY軸用検出センサ74からの検出信号が箱
体位置判定手段8に入力され、そして、この箱体位置判
定手段8は、X軸用検出センサ72がX軸上のX1、X
2、X3のいずれかの位置を検出しているか、また、Y
軸用検出センサ74がY軸上のY1、Y2、Y3、Y
4、Y5、Y6のいずれかの位置を検出しているかによ
って、つまり、図6に示す如く、X軸上の検出された所
定のX位置とY軸上の検出された所定のY位置との交点
Mを判定して、引き出された(開動作)小箱10を特定
するものである。
【0017】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0018】小箱10の引出部14が引き出されていな
いとき(閉状態)には、箱開閉検出センサ50におい
て、送信部60からの信号が引出部14の奥壁46の外
面に反射して受信部62に至ると、箱体位置判定手段8
は、小箱10が収納されていると判定する。
【0019】一方、いずれかの小箱10の引出部14が
引き出されると(開状態)、この引き出された小箱10
に対応する箱開閉検出センサ50においては、送信部6
0からの信号が受信部62に至らず、箱体位置判定手段
8は、小箱10が引き出されていると判定する。
【0020】この結果、保管庫4で出し入れされたいず
れかの小箱10の位置が、保管庫10の背面の検出構成
体6のマトリックス状の対応する箱開閉検出センサ50
で検出されることから、出し入れされた小箱10の位置
を安定して検出することができ、また、各箱開閉検出セ
ンサ50をマトリックス状に設けるとともにこの各箱開
閉検出センサ50をマトリックス状の配線である各信号
線52で連絡しているので、各箱開閉検出センサ50に
連絡する配線である信号線52の本数を従来の本数より
も少なくすることができ、よって、構成を簡単とし、ま
た、保守点検を容易とし、更に、耐久性を向上し、しか
も、廉価とすることができる。
【0021】また、検出構成体6を板状体に形成すると
ともに、この板状体の検出構成体6には非接触型センサ
である箱開閉検出センサ50を組み込んで設けるととも
に各信号線52をマトリクス状に組み込んで設けたの
で、外観がすっきりして見栄えが良くなるとともに、そ
の構成が簡単になり、また、保管庫4と検出構成体6と
を別体的に取り扱うことができ、その取り扱いを簡便に
するとともに、保守点検をさらに容易にすることがで
き、しかも、廉価とすることができる。
【0022】更に、図5、6に示す如く、X軸の情報と
Y軸の情報とを分けて取り出すように、箱開閉検出セン
サ50を構成すれば、出し入れされた小箱10の検出を
より確実に行うことができ、また、小箱10の数が多い
ほど、その配線を簡単とし、廉価とすることができる。
【0023】図7、8は、この発明の第2実施例を示す
ものである。
【0024】この第2実施例にあっては、上述の第1実
施例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0025】この第2実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、物品保管システム2において、保
管装置102を設けた。図7に示す如く、この保管装置
102において、装置本体104には、下部位に、縦横
方向に組み付けられ且つ出し入れ可能な複数の箱体であ
る第1〜18小箱10−1〜10−18が収容される箱
体収容部106を設け、この箱体収容部106の前面側
を開閉する扉108を設け、また、第1実施例と同様
に、各小箱10に対応させてマトリックス状に各箱開閉
検出手段である各箱開閉検出センサ50を設けるととも
にこの各箱開閉検出センサ50をマトリックス状の配線
である各信号線52で連絡して構成された検出構成体6
を各小箱10の背面に設け、また、上部位に、人物の情
報が記録された人物カード(図示せず)が接近されたと
きに許可する人物を読み取るとともに扉108の開動作
を指示する読取部110を設け、中央部位に、重量計1
12が組み込まれた載置台114を設ける。扉108
は、読取部110に前記許可する人物が読み取られたと
きに、後述の情報処理手段116によって開閉器機(図
示せず)を介して開動作されるものである。重量計11
2は、物品が収納された小箱10を載置台114に載せ
たときに、その物品及び小箱10の合計重量を計測する
ものである。
【0026】また、図7、8に示す如く、装置本体10
4には、情報処理手段(CPU)116が設けられてい
る。この情報処理手段(CPU)116は、小箱10及
び該小箱10内に収納する物品の初期情報(単位重量
等)を予め登録するとともに該各情報を更新して記憶す
る記憶部(メモリ)116Aと、読取部110に許可す
る人物が読み取られたときに該人物を認識する人物認識
部116Bと、読取部110に許可する人物が読み取ら
れたときにその時の日時を確定する日付確定部116C
と、複数の小箱10中のいずれかの小箱10が出し入れ
されたときに箱開閉検出センサ50からの検出信号によ
って該出し入れされた小箱10の位置を判定する箱位置
判定部116Dと、載置台114に物品が収納された小
箱10を載置したときに該物品及び小箱10を含んだ重
量によって物品の数量・個数を認識する物品重量認識部
116Eと、読取部110に前記許可する人物が読み取
られたときに扉108を開動作させるように開閉器機に
信号を送る扉開閉動作部118Fとを備えている。更
に、装置本体104には、上部位に、この情報処理手段
116での各情報を表示する表示部(モニタ)118を
設けている。
【0027】この第2実施例の構成によれば、先ず、人
物カードを読取部110に接近することで、許可する人
物及びその時の日付が特定されるとともに、前面の扉1
08が自動的に開動作され、そして、必要ないずれかの
小箱10を引き出し、物品が収納されたこの小箱10を
重量計112で計測することにより、情報処理手段11
6においては、その物品の種類及びその物品の取り出さ
れた量を減算処理し、その物品の数量・個数を自動的に
計算して認識し、そして、その内容を記憶部116Aに
自動的に更新して記憶させ、また、これら各情報が表示
部118で表示され、そして、その小箱10を元の位置
に戻すことにより、扉108が自動的に閉動作して閉じ
られる。
【0028】これにより、保管装置102においては、
小箱10内の物品を取り出した人物及びその日付を認識
するとともに、その物品の使用量を自動的に認識するこ
とができるので、いつ、誰か、何の物品を、どのくらい
の量を取り出したかを自動的に認識でき、よって、物品
の残り量等の情報を自動的に精度良く管理することがで
き、セキュリティ上の安全性を高くし、特に、病院等の
施設での薬品等の管理を、容易に且つ正確にさせ、薬品
の誤用等を防止することができる。
【0029】なお、この発明においては、上述の実施例
に限定されず、種々応用改変が可能であることは、勿論
である。
【0030】例えば、箱開閉検出センサとしては、マイ
クロスイッチを設けることも可能である。
【0031】また、箱開閉検出センサを、小箱の外枠部
の後部に直接取り付けることも、可能である。
【0032】更に、第1実施例のシステムには、第2実
施例における許可する人物を読み取る読取部や、重量計
を備えた載置台を組み合わせることも可能である。
【0033】更にまた、、病院等の施設において、箱体
位置判定手段をLAN接続しておくことにより、どこの
病棟での薬品が出し入れされているかを検出することが
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、各箱体に対応させてマトリックス状に各
箱開閉検出手段を設けるとともにこの各箱開閉検出手段
をマトリックス状の配線で連絡して構成された検出構成
体を保管庫の背面に設け、複数の箱体中のいずれかの箱
体が出し入れされたときに該出し入れされた箱体の位置
を検出することにより、保管庫で出し入れされた箱体の
位置が、保管庫の背面の検出構成体のマトリックス状の
箱開閉検出手段で検出されることから、出し入れされた
特定の箱体の位置を安定して検出することができ、ま
た、各箱開閉検出手段をマトリックス状に設けるととも
にこの各箱開閉検出手段をマトリックス状の配線で連絡
しているので、各箱開閉検出手段に連絡する配線の本数
を従来の本数よりも少なくすることができ、よって、構
成を簡単とし、また、保守点検を容易とし、更に、耐久
性を向上し、しかも、廉価とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品保管システムの構成図である。
【図2】小箱と検出構成体との概略断面図である。
【図3】箱開閉検出センサの斜視図である。
【図4】小箱の正面側からの斜視図である。
【図5】箱開閉検出センサの変形例の正面図である。
【図6】図5の箱開閉検出センサでの小箱の位置を判定
する図である。
【図7】第2実施例における保管装置の斜視図である。
【図8】第2実施例における保管装置の電気回路図であ
る。
【符号の説明】
2 物品保管システム 4 保管庫 6 検出構成体 8 箱体位置判定手段 10 小箱 50 箱開閉検出センサ 52 信号線 60 送信部 62 受信部 64 信号通過孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が収納される複数の箱体を出し入れ
    可能で且つ縦横方向に組み付けて構成された保管庫を設
    けた物品保管システムにおいて、前記各箱体に対応させ
    てマトリックス状に各箱開閉検出手段を設けるとともに
    この各箱開閉検出手段をマトリックス状の配線で連絡し
    て構成された検出構成体を前記保管庫の背面に設け、前
    記複数の箱体中のいずれかの箱体が出し入れされたとき
    に該出し入れされた箱体の位置を検出することを特徴と
    する物品保管システム。
  2. 【請求項2】 前記箱開閉検出手段は、マトリックス状
    におけるX軸の情報とY軸の情報とを分けて検出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の物品保管システム。
  3. 【請求項3】 縦横方向に組み付けられ且つ出し入れ可
    能な複数の箱体が収容される箱体収容部を設け、この箱
    体収容部を開閉する扉を設け、前記各箱体に対応させて
    マトリックス状に各箱開閉検出手段を設けるとともにこ
    の各箱開閉検出手段をマトリックス状の配線で連絡して
    構成された検出構成体を前記各箱体の背面に設け、人物
    の情報を記録した人物カードが接近されたときに許可す
    る人物を読み取るとともに前記扉の開動作を指示する読
    取部を設け、重量計が組み込まれた載置台を設け、前記
    箱体及び該箱体内に収納する物品の各情報を予め登録す
    るとともに該各情報を更新して記憶する記憶部と前記読
    取部に前記許可する人物が読み取られたときに該人物を
    認識する人物認識部と前記読取部に前記許可する人物が
    読み取られたときにその時の日時を確定する日付確定部
    と前記複数の箱体中のいずれかの箱体が出し入れされた
    ときに前記箱開閉検出手段からの検出信号によって該出
    し入れされた箱体の位置を判定する箱位置判定部と前記
    載置台に物品が収納された箱体が載置されたときに該物
    品及び箱体を含んだ重量によって前記物品の数量・個数
    を認識する物品重量認識部と前記読取部に前記許可する
    人物が読み取られたときに前記扉を開動作させる扉開閉
    動作部とからなる情報処理手段を設け、この情報処理手
    段での各情報を表示する表示部を設けたことを特徴とす
    る物品保管システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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