JP2003052577A - 補助便座 - Google Patents
補助便座Info
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- JP2003052577A JP2003052577A JP2001243041A JP2001243041A JP2003052577A JP 2003052577 A JP2003052577 A JP 2003052577A JP 2001243041 A JP2001243041 A JP 2001243041A JP 2001243041 A JP2001243041 A JP 2001243041A JP 2003052577 A JP2003052577 A JP 2003052577A
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- Japan
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- toilet seat
- auxiliary toilet
- auxiliary
- seat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、収納・携帯に便利で、着座
した感触がよく安全で、便座本体を傷つけることのない
補助便座を提案することを課題としている。 【解決手段】本発明は、トイレットの便座本体上に設け
られる補助便座であって、内部に充填物を充填可能な中
空部が形成された、着座する使用者の臀部を支持するた
めの座部と、前記座部の表面に設けられ、前記中空部と
外部とを連通するとともに前記中空部に充填された充填
物を封止可能な栓部と、を備えたことを特徴とする補助
便座である。かかる補助便座は、栓部から空気等の充填
物が注入、充填され、十分に膨張した状態となった段階
で封止されると、この膨張状態を維持し、その上に着座
した使用者の臀部は、補助便座によって確実に支持され
ることになる。
した感触がよく安全で、便座本体を傷つけることのない
補助便座を提案することを課題としている。 【解決手段】本発明は、トイレットの便座本体上に設け
られる補助便座であって、内部に充填物を充填可能な中
空部が形成された、着座する使用者の臀部を支持するた
めの座部と、前記座部の表面に設けられ、前記中空部と
外部とを連通するとともに前記中空部に充填された充填
物を封止可能な栓部と、を備えたことを特徴とする補助
便座である。かかる補助便座は、栓部から空気等の充填
物が注入、充填され、十分に膨張した状態となった段階
で封止されると、この膨張状態を維持し、その上に着座
した使用者の臀部は、補助便座によって確実に支持され
ることになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補助便座に関し、
特に、体型がきわめて小さな幼児等が使用する補助便座
に関する。
特に、体型がきわめて小さな幼児等が使用する補助便座
に関する。
【0002】
【従来技術】体型がきわめて小さな幼児が安全に用を足
すことができるように、標準的なサイズの洋式トイレッ
トに幼児用の補助便座が使用される。補助便座は、典型
的にはトイレットの形状に合わせた略O型または略U型
の形状に形成されてなり、使用に際してはトイレットの
便座(以下「便座本体」という。)上に載置または装着
される。補助便座の開口部は、便座本体の開口部よりも
やや小さく形成され、用を足すためにその上に跨って着
座した幼児の臀部に当接して、臀部の入り込みを防止し
ている。
すことができるように、標準的なサイズの洋式トイレッ
トに幼児用の補助便座が使用される。補助便座は、典型
的にはトイレットの形状に合わせた略O型または略U型
の形状に形成されてなり、使用に際してはトイレットの
便座(以下「便座本体」という。)上に載置または装着
される。補助便座の開口部は、便座本体の開口部よりも
やや小さく形成され、用を足すためにその上に跨って着
座した幼児の臀部に当接して、臀部の入り込みを防止し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような幼児用の補
助便座は、強度や加工のし易さ、清潔さ等を考慮してプ
ラスチック樹脂材料により作られていた。
助便座は、強度や加工のし易さ、清潔さ等を考慮してプ
ラスチック樹脂材料により作られていた。
【0004】しかしながら、このようなプラスチック樹
脂材料で作られた補助便座では、そこに着座する幼児に
とってはやや硬く感じられ、着座した感触がよいとはい
えなかった。
脂材料で作られた補助便座では、そこに着座する幼児に
とってはやや硬く感じられ、着座した感触がよいとはい
えなかった。
【0005】また、便座本体上には直接的に補助便座が
載置等されるため、便座本体を傷付けやすいという問題
があった。特に、近年普及している洗浄・保温機能付き
トイレットの便座本体は、比較的柔らかな樹脂材料が用
いられており、したがって従前のものに比べて傷が付き
やすく、このような補助便座を載置するとすぐに傷が付
いてしまうという問題があった。さらに、このようなト
イレットは、便座本体の周辺に操作パネルが設けられて
おり、これが邪魔になって補助便座を載置することがで
きないといった問題もあった。
載置等されるため、便座本体を傷付けやすいという問題
があった。特に、近年普及している洗浄・保温機能付き
トイレットの便座本体は、比較的柔らかな樹脂材料が用
いられており、したがって従前のものに比べて傷が付き
やすく、このような補助便座を載置するとすぐに傷が付
いてしまうという問題があった。さらに、このようなト
イレットは、便座本体の周辺に操作パネルが設けられて
おり、これが邪魔になって補助便座を載置することがで
きないといった問題もあった。
【0006】また、補助便座は、かさばり、場所をとる
ため、使用時以外のその収納に苦労し、また、外出時に
携帯することができず不便であった。このため、かかる
不便を解消すべく、収納・携帯に便利な折り畳み式の補
助便座も種々提案されているが、折り畳み接合部分に幼
児の臀部がちょうど当接してしまい、座り心地が悪いと
いう問題や、その部分に幼児の柔らかな皮膚を挟み込み
やすいという問題があった。
ため、使用時以外のその収納に苦労し、また、外出時に
携帯することができず不便であった。このため、かかる
不便を解消すべく、収納・携帯に便利な折り畳み式の補
助便座も種々提案されているが、折り畳み接合部分に幼
児の臀部がちょうど当接してしまい、座り心地が悪いと
いう問題や、その部分に幼児の柔らかな皮膚を挟み込み
やすいという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、収納・携帯に便利で、
着座した感触のよい補助便座を提案することを課題とし
ている。
着座した感触のよい補助便座を提案することを課題とし
ている。
【0008】また、本発明は、収納・携帯に便利で、便
座本体を傷つけることのない補助便座を提案することを
課題としている。
座本体を傷つけることのない補助便座を提案することを
課題としている。
【0009】さらに、本発明は、収納・携帯に便利で、
幼児の使用においても快適かつ安全な補助便座を提案す
ることを課題としている。
幼児の使用においても快適かつ安全な補助便座を提案す
ることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、トイレットの
便座本体上に設けられる補助便座において、充填物を充
填可能な中空部が内部に形成された、着座する使用者の
臀部を支持するための座部と、前記座部の表面に設けら
れ、前記中空部と外部とを連通するとともに前記中空部
に充填された充填物を封止可能な栓部と、を備えたこと
を特徴とする補助便座である。かかる補助便座は、栓部
から空気等の充填物が注入、充填され、十分に膨張した
状態となった段階で封止されると、この膨張状態を維持
することになる。膨張状態の補助便座はトイレットの便
座本体上に載置され、そこに着座した使用者の臀部は、
補助便座によって確実に支持されることになる。
便座本体上に設けられる補助便座において、充填物を充
填可能な中空部が内部に形成された、着座する使用者の
臀部を支持するための座部と、前記座部の表面に設けら
れ、前記中空部と外部とを連通するとともに前記中空部
に充填された充填物を封止可能な栓部と、を備えたこと
を特徴とする補助便座である。かかる補助便座は、栓部
から空気等の充填物が注入、充填され、十分に膨張した
状態となった段階で封止されると、この膨張状態を維持
することになる。膨張状態の補助便座はトイレットの便
座本体上に載置され、そこに着座した使用者の臀部は、
補助便座によって確実に支持されることになる。
【0011】また、前記座部の一端部に把持部が設けら
れることが好ましい。これにより、着座した使用者は、
前記把持部を把持して着座中のバランスをとることがで
きる。
れることが好ましい。これにより、着座した使用者は、
前記把持部を把持して着座中のバランスをとることがで
きる。
【0012】さらに、前記便座本体に当接する前記座部
の当接部分の全部または一部に滑り止め部材が設けられ
ていることが好ましい。この場合、前記滑り止め部材
は、ゴム製の薄膜シートであることが好ましく、また
は、吸盤部材であることが好ましい。これにより、着座
した使用者がその上で動いた場合であっても、横滑りを
防止して、補助便座が便座本体上から滑り落ちることな
く、安全に用を足すことができる。
の当接部分の全部または一部に滑り止め部材が設けられ
ていることが好ましい。この場合、前記滑り止め部材
は、ゴム製の薄膜シートであることが好ましく、また
は、吸盤部材であることが好ましい。これにより、着座
した使用者がその上で動いた場合であっても、横滑りを
防止して、補助便座が便座本体上から滑り落ちることな
く、安全に用を足すことができる。
【0013】さらにまた、前記座部は、略O型または略
U型形状に形成されていること好ましい。
U型形状に形成されていること好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
て、図面を参照しつつ説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態に係る補助便座
の外観を示す斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る
補助便座を示す平面図、図3は図2に示した補助便座の
A−A’断面図、図4は、本発明の一実施形態に係る補
助便座を示す底面図、図5は本発明の一実施形態に係る
補助便座の使用状況を説明するための図である。
の外観を示す斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る
補助便座を示す平面図、図3は図2に示した補助便座の
A−A’断面図、図4は、本発明の一実施形態に係る補
助便座を示す底面図、図5は本発明の一実施形態に係る
補助便座の使用状況を説明するための図である。
【0016】補助便座1は、略楕円環状に形成され、そ
の内部が中空の座部2と、該座部2の手前側端部に設け
られた把持部3とから構成されている。座部2は、例え
ばビニルや樹脂フィルム等のようなある程度柔らかく伸
縮性を有する非通気性薄膜シートからなり、防水・防汚
加工がなされていることが好ましい。このような座部2
は、略楕円環状にそれぞれカットされた上側および下側
の2枚の非通気性薄膜シートの周縁端部を接着または熱
融着等することにより形成される。
の内部が中空の座部2と、該座部2の手前側端部に設け
られた把持部3とから構成されている。座部2は、例え
ばビニルや樹脂フィルム等のようなある程度柔らかく伸
縮性を有する非通気性薄膜シートからなり、防水・防汚
加工がなされていることが好ましい。このような座部2
は、略楕円環状にそれぞれカットされた上側および下側
の2枚の非通気性薄膜シートの周縁端部を接着または熱
融着等することにより形成される。
【0017】座部2には、その内部に空気等のガスを注
入、充填するために外部と連通した筒状の注入口4およ
びこの注入口4に嵌合して封止する栓5が設けられ、こ
れらが一体となって栓部を形成している。この注入口4
から座部2の内部にガスを送り込み、内部の気圧が外気
圧よりもやや高い状態(膨張状態)になった時点で栓5
を閉めることで、膨張状態が維持される。そして、この
膨張状態では、座部2は、略楕円環状に形成され、その
断面は略円形状に形成されることになる。なお、注入口
4は、ガスを注入する際には、筒状部分が座部2の表面
から突出するようになっていて、ガスを注入し、栓5に
て封止した後は、突出した筒状部分を押圧することによ
り座部2に埋め込むことができるようになっていること
が好ましい。さらに、栓5は図示しない逆止弁機構を有
していることが好ましく、この逆止弁機構は指等でつま
むことで逆止弁がはずれるようになっていることが好ま
しい。これにより、座部2の内部に注入されたガスを抜
く際には、逆止弁機構を指でつまむことで逆止弁をはず
し、外部と連通状態を保ったまま、座部2を押圧するこ
とで内部のガスが外部に流出することになる。
入、充填するために外部と連通した筒状の注入口4およ
びこの注入口4に嵌合して封止する栓5が設けられ、こ
れらが一体となって栓部を形成している。この注入口4
から座部2の内部にガスを送り込み、内部の気圧が外気
圧よりもやや高い状態(膨張状態)になった時点で栓5
を閉めることで、膨張状態が維持される。そして、この
膨張状態では、座部2は、略楕円環状に形成され、その
断面は略円形状に形成されることになる。なお、注入口
4は、ガスを注入する際には、筒状部分が座部2の表面
から突出するようになっていて、ガスを注入し、栓5に
て封止した後は、突出した筒状部分を押圧することによ
り座部2に埋め込むことができるようになっていること
が好ましい。さらに、栓5は図示しない逆止弁機構を有
していることが好ましく、この逆止弁機構は指等でつま
むことで逆止弁がはずれるようになっていることが好ま
しい。これにより、座部2の内部に注入されたガスを抜
く際には、逆止弁機構を指でつまむことで逆止弁をはず
し、外部と連通状態を保ったまま、座部2を押圧するこ
とで内部のガスが外部に流出することになる。
【0018】把持部3は、用を足すために補助便座1に
跨った幼児が把持するためのものであり、例えば幼児の
手のサイズに合った適宜の径の紐状部材で構成されてい
る。把持部3には、いわゆるトイレトレーニング中の幼
児が興味を起こすように、例えば人気のキャラクタグッ
ズや音を出す鈴等が設けられていることが好ましい。な
お、ここでは、把持部3を紐状部材で構成することとし
たが、特にこれにこだわるものではない。例えば、この
把持部3自体も、座部2と同じようにガスの注入により
膨張して、その形状が形成されるようにしてもかまわな
い。
跨った幼児が把持するためのものであり、例えば幼児の
手のサイズに合った適宜の径の紐状部材で構成されてい
る。把持部3には、いわゆるトイレトレーニング中の幼
児が興味を起こすように、例えば人気のキャラクタグッ
ズや音を出す鈴等が設けられていることが好ましい。な
お、ここでは、把持部3を紐状部材で構成することとし
たが、特にこれにこだわるものではない。例えば、この
把持部3自体も、座部2と同じようにガスの注入により
膨張して、その形状が形成されるようにしてもかまわな
い。
【0019】補助便座1は、ガスが注入、充填される
と、図1に示したように座部2が膨張して、その中央部
に開口部6を形成した略楕円環状となる。補助便座1の
略楕円環状部分の大きさは、図3に示すように、標準的
なトイレットの便座本体7の大きさとほぼ同じになるよ
うに設計され、また、その開口部6の径は、便座本体7
によって形成された開口部よりも小さく形成されるが、
幼児の臀部が開口部6に入り込まないように、使用する
幼児の年齢に応じて想定した臀部の大きさに合わせて適
宜設計される。
と、図1に示したように座部2が膨張して、その中央部
に開口部6を形成した略楕円環状となる。補助便座1の
略楕円環状部分の大きさは、図3に示すように、標準的
なトイレットの便座本体7の大きさとほぼ同じになるよ
うに設計され、また、その開口部6の径は、便座本体7
によって形成された開口部よりも小さく形成されるが、
幼児の臀部が開口部6に入り込まないように、使用する
幼児の年齢に応じて想定した臀部の大きさに合わせて適
宜設計される。
【0020】また、図4に示すように、座部2の下側薄
膜シートには、便座本体7がちょうど当接しうる部分の
その全体または一部に、例えばゴム製の薄膜シートから
なる滑り止め部材8が設けられている。この滑り止め部
材8は、便座本体7に載置された補助便座1の横滑りを
防止するためのものであり、便座本体7の表面を傷つけ
ないように、柔らかな材質が選択されることが好まし
い。
膜シートには、便座本体7がちょうど当接しうる部分の
その全体または一部に、例えばゴム製の薄膜シートから
なる滑り止め部材8が設けられている。この滑り止め部
材8は、便座本体7に載置された補助便座1の横滑りを
防止するためのものであり、便座本体7の表面を傷つけ
ないように、柔らかな材質が選択されることが好まし
い。
【0021】次に、上記のような補助便座1の使用例に
ついて、図5にしたがって、説明する。幼児の保護者
は、注入口4から空気を膨張状態になるまで注入、充填
した後、栓5を閉じて封止し、補助便座1を膨張状態に
する。膨張状態を保った補助便座1は、トイレットの便
座本体7上に、把持部3が手前に、滑り止め部材8が設
けられた側が下側に位置するように載置されることにな
る。
ついて、図5にしたがって、説明する。幼児の保護者
は、注入口4から空気を膨張状態になるまで注入、充填
した後、栓5を閉じて封止し、補助便座1を膨張状態に
する。膨張状態を保った補助便座1は、トイレットの便
座本体7上に、把持部3が手前に、滑り止め部材8が設
けられた側が下側に位置するように載置されることにな
る。
【0022】幼児は、用を足すことができるように、こ
の補助便座1に跨って着座する。このとき、幼児の臀部
は、開口部6に入り込むことなく略楕円環状部分によっ
てちょうど支持された格好となり、したがって幼児は安
心して用を足すことができる。着座した幼児は、足が床
につかないので、把持部3を把持してバランスをとるこ
とができるようになっている。座部2は、その重みによ
り平衡状態になるまで圧縮され、内部に充填された空気
の圧縮弾性と座部2の伸縮性によってクッションとして
の機能を果たす。また、滑り止め部材8が設けられた座
部2の下側部分は、便座本体7に密着して、より滑りに
くくなるため、着座している幼児が動いた場合であって
も、補助便座1が便座本体7からずれにくくなり、した
がって、例えば補助便座1とともに幼児が便座本体7の
開口部に入り込むといった自体を回避でき、幼児は安心
して用を足すことができる。
の補助便座1に跨って着座する。このとき、幼児の臀部
は、開口部6に入り込むことなく略楕円環状部分によっ
てちょうど支持された格好となり、したがって幼児は安
心して用を足すことができる。着座した幼児は、足が床
につかないので、把持部3を把持してバランスをとるこ
とができるようになっている。座部2は、その重みによ
り平衡状態になるまで圧縮され、内部に充填された空気
の圧縮弾性と座部2の伸縮性によってクッションとして
の機能を果たす。また、滑り止め部材8が設けられた座
部2の下側部分は、便座本体7に密着して、より滑りに
くくなるため、着座している幼児が動いた場合であって
も、補助便座1が便座本体7からずれにくくなり、した
がって、例えば補助便座1とともに幼児が便座本体7の
開口部に入り込むといった自体を回避でき、幼児は安心
して用を足すことができる。
【0023】以上のように、本実施形態の補助便座1
は、ある程度柔軟性・伸縮性を有する座部2の内部に空
気等のガスが注入、充填されて膨張状態において使用さ
れるので、折り畳み部分がなく、幼児の柔らかな皮膚が
挟まれるといった心配もない。また、クッション性に優
れたものとなり、着座した幼児は快適かつ安全に用を足
すことができる。さらに、膨張状態であっても、非常に
軽量であるため、幼児でも持ち運びができるようにな
る。
は、ある程度柔軟性・伸縮性を有する座部2の内部に空
気等のガスが注入、充填されて膨張状態において使用さ
れるので、折り畳み部分がなく、幼児の柔らかな皮膚が
挟まれるといった心配もない。また、クッション性に優
れたものとなり、着座した幼児は快適かつ安全に用を足
すことができる。さらに、膨張状態であっても、非常に
軽量であるため、幼児でも持ち運びができるようにな
る。
【0024】さらに、注入、充填したガスを抜いてしま
えば、小さく自在に折りたたむことができるので収納性
に優れ、かつ、軽量であるため携帯性にも優れたものと
なる。さらに、ビニルや樹脂フィルム等の薄膜シートか
らなる座部2は、汚れが染み込みにくく、汚れが付着し
た場合であっても、水ぶきや水洗いをすることで、容易
にその汚れを落とすことができ、常に清潔に保つことが
できる。
えば、小さく自在に折りたたむことができるので収納性
に優れ、かつ、軽量であるため携帯性にも優れたものと
なる。さらに、ビニルや樹脂フィルム等の薄膜シートか
らなる座部2は、汚れが染み込みにくく、汚れが付着し
た場合であっても、水ぶきや水洗いをすることで、容易
にその汚れを落とすことができ、常に清潔に保つことが
できる。
【0025】また、本実施形態の補助便座1は、上記の
ようにクッション性を有し、また、便座本体7に当接す
る部分には柔らかな材質のものを選択しているため、便
座本体7の表面を傷つけることがない。さらに、ガスを
注入、充填することにより膨張させているので、ある程
度の形状変化を与えることができ、便座本体7の周囲に
載置を妨げるような障害物があったとしても何ら問題な
く載置することができる。
ようにクッション性を有し、また、便座本体7に当接す
る部分には柔らかな材質のものを選択しているため、便
座本体7の表面を傷つけることがない。さらに、ガスを
注入、充填することにより膨張させているので、ある程
度の形状変化を与えることができ、便座本体7の周囲に
載置を妨げるような障害物があったとしても何ら問題な
く載置することができる。
【0026】上記実施形態は、本発明を説明するための
例示であり、本発明をこの実施形態にのみ限定する趣旨
ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さま
ざまな形態で実施することができる。
例示であり、本発明をこの実施形態にのみ限定する趣旨
ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さま
ざまな形態で実施することができる。
【0027】例えば、上記実施形態では、補助便座1は
略O型形状(略楕円環状)に形成されたが、例えば略U
型形状に形成されたものであってもよい。
略O型形状(略楕円環状)に形成されたが、例えば略U
型形状に形成されたものであってもよい。
【0028】また、座部2の表面は、無地なものとして
説明したが、トイレトレーニング中の幼児が興味を引く
ように、カラフルな色の絵柄をデザインしてもよい。一
方、座部2を透明または半透明の薄膜シートにより形成
し、その内部に星形や花形、魚等といったさまざまな形
状の「飾り」を入れるようにしてもよい。
説明したが、トイレトレーニング中の幼児が興味を引く
ように、カラフルな色の絵柄をデザインしてもよい。一
方、座部2を透明または半透明の薄膜シートにより形成
し、その内部に星形や花形、魚等といったさまざまな形
状の「飾り」を入れるようにしてもよい。
【0029】さらにまた、座部2の内部に空気を注入、
充填するのではなく、水等を注入、充填するようにして
もよい。例えば、夏は水を注入、充填し、冬は人肌程度
の温かなお湯を注入、充填するようにしてもよい。ま
た、防寒対策として、お湯を使用するのではなく、幼児
の臀部が接する座部2の表面部分に、起毛した布を貼り
付けるようにしてもよい。
充填するのではなく、水等を注入、充填するようにして
もよい。例えば、夏は水を注入、充填し、冬は人肌程度
の温かなお湯を注入、充填するようにしてもよい。ま
た、防寒対策として、お湯を使用するのではなく、幼児
の臀部が接する座部2の表面部分に、起毛した布を貼り
付けるようにしてもよい。
【0030】また、上記実施形態では、滑り止め部材8
としてゴム製の薄膜シートを設けることとしたが、これ
に代えて、シリコン樹脂製のパッドを設けるようにして
もよいし、または吸盤を設けて、便座本体7に吸着、固
定するようにしてもよい。
としてゴム製の薄膜シートを設けることとしたが、これ
に代えて、シリコン樹脂製のパッドを設けるようにして
もよいし、または吸盤を設けて、便座本体7に吸着、固
定するようにしてもよい。
【0031】また、図6に示すように、座部2手前側、
内側周縁部分に遮蔽部9をさらに設けてもよい。この遮
蔽部9は、内部に中空部を形成し、座部2の中空部と連
通しており、空気等のガスの注入、充填により、座部2
とともに膨張し、略半円弧状の形状を形成する。これに
より、幼児の局部を視覚的に遮蔽することができるとと
もに、尿の飛散を防止することができる。なお、遮蔽部
9を独立に設けるのではなく、把持部3と一体的に形成
するようにしてもよい。例えば、把持部3と座部2とで
形成される空間を閉塞するように、薄膜シートを取り付
けるものであってもかまわない。
内側周縁部分に遮蔽部9をさらに設けてもよい。この遮
蔽部9は、内部に中空部を形成し、座部2の中空部と連
通しており、空気等のガスの注入、充填により、座部2
とともに膨張し、略半円弧状の形状を形成する。これに
より、幼児の局部を視覚的に遮蔽することができるとと
もに、尿の飛散を防止することができる。なお、遮蔽部
9を独立に設けるのではなく、把持部3と一体的に形成
するようにしてもよい。例えば、把持部3と座部2とで
形成される空間を閉塞するように、薄膜シートを取り付
けるものであってもかまわない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、収納・携帯に便利な補
助便座が得られるようになる。また、本発明によれば、
着座した感触がよく、安全な補助便座が得られることに
なる。さらに、本発明によれば、便座本体を傷つけるこ
とのない補助便座が得られることになる。
助便座が得られるようになる。また、本発明によれば、
着座した感触がよく、安全な補助便座が得られることに
なる。さらに、本発明によれば、便座本体を傷つけるこ
とのない補助便座が得られることになる。
【図1】本発明の一実施形態に係る補助便座の外観を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る補助便座を示す平面
図である。
図である。
【図3】図2に示した補助便座のA−A’断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施形態に係る補助便座を示す底面
図である。
図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る補助便座の使用状況
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る補助便座の外観を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1…補助便座
2…座部
3…把持部
4…注入口
5…栓
6…開口部
7…便座本体
8…滑り止め部材
Claims (7)
- 【請求項1】トイレットの便座本体上に設けられる補助
便座において、 充填物を充填可能な中空部が内部に形成された、着座す
る使用者の臀部を支持するための座部と、 前記座部の表面に設けられ、前記中空部と外部とを連通
するとともに前記中空部に充填された充填物を封止可能
な栓部と、を備えたことを特徴とする補助便座。 - 【請求項2】前記座部の一端部に把持部が設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の補助便座。 - 【請求項3】前記便座本体に当接する前記座部の当接部
分の全部または一部に滑り止め部材が設けられているこ
とを特徴とする請求項1または2記載の補助便座。 - 【請求項4】前記滑り止め部材は、ゴム製の薄膜シート
であることを特徴とする請求項3記載の補助便座。 - 【請求項5】前記滑り止め部材は、吸盤部材であること
を特徴とする請求項3記載の補助便座。 - 【請求項6】前記座部は、略O型または略U型形状に形
成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
か一項に記載の補助便座。 - 【請求項7】全きざ部の一端部に遮蔽部が設けられてい
ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記
載の補助便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243041A JP2003052577A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 補助便座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243041A JP2003052577A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 補助便座 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003052577A true JP2003052577A (ja) | 2003-02-25 |
Family
ID=19073211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001243041A Pending JP2003052577A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 補助便座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003052577A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151997A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Inax Corp | 便座 |
JP2019017959A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | 株式会社アスタリスク | 折りたたみ携帯便座 |
-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001243041A patent/JP2003052577A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007151997A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Inax Corp | 便座 |
JP2019017959A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | 株式会社アスタリスク | 折りたたみ携帯便座 |
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